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2023-04-30

トランス擁護=最高裁保証する女子高校生レイプされてもいい世界

森奈津子

@MORI_Natsuko

16分

面白い風刺漫画ですね。意識高い系(woke)の地域では、露出魔でも「私はトランス」と言えば(2こま目)、悲鳴をあげた女性のほうがヘイトスピーチ逮捕されるという。露出魔が肩にかけている水色・ピンク・白はトランス旗ですね。

森奈津子

@MORI_Natsuko

実際、アメリカ高校では、女子トイレ女子生徒が「自称トランス女性」の男子生徒にレイプされても、学校警察も動かず。激怒した女子生徒の父親学校に怒鳴り込み、逮捕されてしまいましたね。このままでは、いずれ日本もそうなる。だから私は声をあげ、LGBT活動家批判しているのです。

午後3:36 · 2023年4月30日

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https://twitter.com/MORI_Natsuko/status/1652562534921281536?s=20

森奈津子

@MORI_Natsuko

21時間

性自認による差別禁止」とは、医師の診断も必要なく、「私の性自認女性」と主張した男性女性と扱わないと差別だということ。埼玉県LGBT関連条例が、まさにこれ。なので、埼玉公立校では、更衣室やトイレが男女共用になる恐れがある。どちらも性犯罪性的いじめに適した場所になりますね。

https://twitter.com/ILvJpW311/status/1652550003603431424?s=20

統一教会以上

森奈津子

@MORI_Natsuko

あのとき顔写真ネットで晒されたトランス女の子は「サングラスマスク、両方していてよかった」と言ってましたよ。藤倉善郎さん、遠藤まめたさん、あなたたちはトランス女性人間不信にさせるおつもりですか? 議論ができないから、いやがらせ脅迫に走る……情けないと思わないのですか?

引用ツイート

森奈津子

@MORI_Natsuko

4月28日

私も登壇する記者会見です。一年前の院内集会では取材写真は顔出し不可の人もいるとアナウンスがあったにもかかわらず、「やや日刊カルト新聞」の藤倉善郎氏が写真修正せずツイートLGBT活動家遠藤まめた氏が「ナイス取材!」と拡散していましたが、そういう恫喝いたことはご遠慮くださいね。😊 twitter.com/savewomensspac…

このスレッドを表示

午後8:28 · 2023年4月28日

https://twitter.com/MORI_Natsuko/status/1651911155793932288?s=20

<<

最高裁保証するでしょう

くろ〄💮

@Kuron_cho

こんな感じでもTだと主張すれば、弱者扱いされて可哀想可哀想ってなるんだな😑

経産省女性職員が反対するのも分かるわ😑

怖いもん (๑•́ω•̀๑)

引用ツイート

森奈津子

@MORI_Natsuko

9時間

経済産業省身体男性性自認女性)が職場で共用トイレではなく女子トイレを使いたいと起こした裁判最高裁では女子トイレ使用OK判決が出る可能性。

この人物、異様に性的ツイートをすることで知られている。それでも、心は女性と主張すれば、女性になれる日本がすぐ目前に……いいのですか? twitter.com/asahi/status/1…

https://twitter.com/Kuron_cho/status/1652542980602093569?s=20

このままだと最高裁性犯罪を推進しそうです。

目的はカネ、公金チューチュー

Blah

@yousayblah

·

6時間

松浦大悟氏と共に米国民主党LGBTQ研修に参加したのが松中権氏。

松浦氏いわく研修で3つ教わったと。そのうちの2つが「アライを増やせ」と「法廷闘争」。味方を増やし、判例を作り、法整備を整える。

>アライを増やす

法整備への賛同

東急アメリカ仕込みの松中氏の戦略にしっかり応えている。

🇺🇸 🇯🇵Blah

@yousayblah

·

6時間

おたく企業は〇〇の運動賛同しないのか?〇〇を支援しないなんて差別的だなぁ。メディアも飛びつくだろうなぁ」とばかりに世界中大企業から寄付金をせしめたのがBLM。

2020年以来、BLMは実に829億ドル以上を企業から受け取っている。アフリカ46カ国のGDPを上回る額。「運動」はカネになる。

🇺🇸 🇯🇵Blah

@yousayblah

7時間

東急歌舞伎町タワーのジェンダーレストイレ、誰も頼んでないのに企業自治体の「LGBTQ+への取り組み」を評価する松中権氏の団体work with Prideの影響が指摘されてるね。

サイト見てるけど有名企業都市がずらり。こんなにも侵食してたのかと。

たった0~5%のために社会が大奮闘してる感すごい。

企業が儲けるために女子高校生をレイプし放題にするのがLGBT活動家とアライ。

このことを認識する必要がある。

2023-04-29

去年の今頃出産してた

病院の窓から雨でにじむサッカーコートを見ていた。

あぁ、死刑囚とはこのような心持ちかとじんわりじんわり恐怖が襲ってくる。

通された病室は分娩室も兼ねていて、隣の部屋では今まさに分娩中だ。

断末魔のような、悲鳴のような、とにかく聞いたことのない女性の声が聞こえる。

かと思えば火が付いたように泣き叫ぶ赤ちゃんの声も聞こえる。

天国と地獄が同時に訪れている。怖い。ほんとうに怖い。

女性ってあんまり大きい声を出さない気がしていて、私から見ると周りの女性ってすべてきちんとしていて、そんなきちんとしている人達断末魔をあげている。

日常だった。次は私の番かと思うと心の底から妊娠したことを後悔していた。

果たしてどんな痛みなんだ、鼻からスイカなんや、今頃独身友達は「結婚したーい!」とかいいながら酒飲んでるんだろうな、くっそ羨ましい、けつが痛い、とにかくけつが痛い。いぼ痔のラスボスが来たような痛み。もしくは1駅10分くらい掛かる特急に乗ったときに訪れた急な下痢方面の腹痛。

時折助産師さんや看護補助の方が来てくれる。その都度痛い怖い痛い怖いと言ってみるがみなさんにとっては日常、わかってはいるが「大丈夫ですよ~!」としか言われない、そらそうだ!わかっている。でも不安で怖い。本来、そういう緊急性のない不安とか痛みをピィピィ言うのは夫もしくは親なのだ助産師さんに訴えることではないのだ。でもいないのだ。コロナなのだ。誰も病室に入れなかったのだ。実質一人で産むのだ。

何度もシュミレーションした。でもなんの役にも立たない。痛い。痛い。けつからダチョウの卵がでてきそう。座っていられない。この椅子が楽になりますよ!と置いていってもらったけどとにかく留まっていることができない。

かといって歩いていてもつらい。さらにめちゃくちゃ眠たくなってきた(そういう生理現象らしい、しらんかった)。とりあえず分娩台兼ベッドに寝転ぶ。痛い。

助産師さんが来て子宮口をごそごそ確認しているうちに破水した。

この後さらにひどかった。

もう叫ばずにはいられない。下手なAV女優のようにひらすら痛い痛いと叫んでいた。

だめですよ、リラックスしてくださいと言われるがもう痛みでどうにもできなかった。

骨盤が全部折れるような、けつ穴にそれこそスイカ突っ込まれるような、もう気が狂う1歩手前まで来たと思った。

それが延々。

ほんの2、3時間ではなく13時に病室に入ったのにすでに23時になっていた。

絶対に終わることはわかっている。産むしかない。なのに経験がないぶん時が永遠に思えた。

夜中ずっと痛みと戦っているとだんだん痛みに慣れてくる。とりあえず紛らわすために痛い痛いーーと言っているが徐々にもういいや…という気持ちになってくる。

朝になってようやくいきんでいいですよ!といわれた。知らない各位に説明すると、うんこしたいのにしたらだめ!っていう状態がずっと続いていた。赤ちゃん降りて来ているので出したい!いきみたい!という欲求がすごいのだが、ほんとに産まれる段階までにいきんじゃうと出にくかったり母体が体力消耗したり、とにかくいきんじゃだめなのだうんこしたいのにしかもなんなら便座に座ってるのにうんこすんな!という状態だったのだ。

なのでいきんでいいですよ!は待ってました!ありがてぇー!行くぜおれの括約筋!ぐらいテンションあがった。ようやく出していいんだ!と前向きになれた。

そこからは早かった。うーんウーンと何回かして、でもどうもだめですねってなって吸引する器具を持ってきてくれて赤ちゃんの頭をぎゅっと引っ張ってくれてずるんと産まれた。

まれときの、あの気持ちよさったら!!

何日も何日も便秘してたの。

ずーっとずーっとお腹が重かった。

それが全部一気にずるん!っと出た。

あの気持ちよさは他に類を見ない。いやあるか、超便秘後のするんとうんこか。そんなうんこないだろ。やはり類い希。

その後は胎盤が出てこなくて無理やり引っ張られてなんなら陣痛以上に痛かったけど産後テンションでなんとかなった。

ほんとに辛かったのはこのくらいの時間だな、病室入って数時間後。

でも不思議なんだけど、また産みたいなーと思っている。ほんとに不思議なんだけど。

痛いよ、痛いけどね。それ以上に出産てすごい経験で。人生観変えたかったら産んだらいいよ。

なので明日うちの子が1歳になります。全員祝ってね。

2023-04-27

大阪府警・元巡査長水内貴士被告 西川出身女性殺害事件は、上記記事の読み通りの報道です。前者に当たる「警察不祥事」を「警察官の身勝手な犯行」として報道しています

そしてこの報道を見て注目したいことは、「出会い悪」、「浮気悪」の常識明治以降、長い時間をかけて敷設してきた支配者層の目論みを達成していると言ってよい事象です。

たかだか浮気することが、社会的制裁になり、家庭崩壊になることが当たり前であるという、洗脳大衆に対して敷設した、世の中にしてしまったのです。(これは完成しきっていて現代では次の段階に入っています。後述)

それら敷設された常識の逸脱を恐れ、「殺人」をする人まで出てくる時代なのです。

皆が人類生物としての根源を忘れ、一斉に支配者層にとって都合のよい思考を取ることで、皆で同じ方向を向いて自爆している状態です。

それほど常識の敷設とは怖いものです。

この事件が本当の事件かわかりませんが、支配者は、人民支配する為に、このような世の中を目論み、具現化されたような事件です。 これが自然発生的に起きたのなら、支配者層は安泰でしょう。

常識の敷設」とは、核兵器以上に強力な武器なのです。

大衆従順にさせ、自分の為に動かせる為の道具(メディア)なのです。

そもそも、「浮気=悪」という概念を持つことによって、いったい誰が得するのでしょう?

よく、テレビでは男性浮気に困っている女性が出てきたり、「浮気=最低の男」という常識の敷設が盛んにされています。昨日もロンドンハーツナンパに対して、ひたすら無視するのが普通で、下画像のような対応をしたら、最低の女のような番組編成がされていました。2015年09月29日(Tue)21時12分51秒

ナンパに対して、ガン無視して、ひたすら出会いを絶つのを「良し」として、相手に思いやりの気持ちを持って接し、相手を悪い人であると頭から決め付けずに、まずは受け入れる上記画像芸人のような人を「悪」とする常識の敷設したいようですが、この方の方が前者より人間的であり、魅力がある人物であるのは言うまでもありません。

・<靖国神社>「みたままつり」で露店ダメ ナンパ横行で ~7月13~16日、靖国神社又はその周辺で見られたらまずいことが行われるのですか?

実はナンパ悪の概念は、「高槻市中学生殺害容疑者山田浩二」でも出てきました。

・<高槻中1遺体遺棄事件悲鳴や大声確認されず、言葉巧みに誘う ~容疑者を「内向的ロリコンからナンパ師」と言う設定に変えるようです。

人間として魅力がある方を「悪」とする常識の敷設が盛んにされている「良心いじめ」のようなテレビ番組が、多々見受けられます

まり報道のみならず、バラエティー番組も、常識の敷設をするために利用されているのです。

タレント芸人は気付かずに、社会空気を読み振舞うことによって利用されています

しかし、そもそも結婚 = 一夫一婦制」(以下、結婚)という制度があって初めて「浮気」という概念が出てくるわけですから、「結婚」とは何かを考えなくてはいけません。

結婚」とは支配者が、大衆のみならず、手先(為政者など)を縛り付け、コントロールする制度に他なりません。

そしてその始まりは、明治31年一夫一婦制民法で制定されてからです。

まり一夫一婦制は、1898年から現在までたった、117年の歴史しかありません。

結婚起源とは?

結婚歴史

一夫一婦制とは、NWOの為、支配者層が大衆支配やすいように決めたことにすぎません。それは聖書が巧みに大衆支配する為に機能しているという事実が、明治より遥か前の時代から欧州で行われています

監視社会を敷設しようとしている支配者層の手先と、皆様へ ~我々の幸福関係のない「常識の書き換え」を認識しなければいけない

結婚」しようがしまいが、一緒にいる人はいるし、いない人はいないわけで、自由で良いはずです。

一昔前は、大衆を縛るために「結婚していないとおかしい」という世の中にされていましたが、今はその段階は終わりNWOの最終段階の「貧窮化」に入りましたので、今後は「結婚悪」が煽られ、同性愛(少子推進)、独身賛美(個人所得の減少)を重宝がる世の中にされるでしょう。

浮気の話に戻りますと、この手の話をすると、私が男であることから、「お前が浮気したいか正当化したいだけだろ」という人が必ずいますが、浮気に執着することで損をすることは男女関係ありません。

それを考慮した上で、話を分かりやすくするために、「浮気は、男がするもの」という常識に乗っかって、話を進めますと、

男性浮気女性を苦しめているのではなく「浮気=悪」という「概・念・が・」女性を苦しめていることに気付けないでしょうか?

浮気に執着して困るのは男性ではなく「女性自身」なのです。

浮気=有無いわず悪」という概念とは、誰も得しない共倒れ概念です。

まれた時から、「浮気=悪いこと」であるという常識の敷設がされているので、それはいけない事だと、みんながお・も・わ・さ・れ・て・い・る・だけです。

「虫=気持ち悪い」という「反射」と同じことです。

これも団結を恐れ、疑心暗鬼を作り出したい「支配者層都合の常識の書き換え」なのです。

この「浮気」と言う概念も、児童ポルノと同じくらい曖昧概念であり、そこに執着することは、際限なく非建設的な行為であることに気付く人が増えれば、もっと自分人生時間有意義に使えることでしょう。

男女も虫も自然相互関係無しには生きられません。

他者にどうのこうの言う・思う時間を、自分のために使いましょう。

それが今年の夏に言った

「己の幸福追求(高次私欲)」ただそれだけでいいのです。

ということです。 ↓

・<2015年夏>さゆふらっとまうんど支援者の皆様へ 残暑見舞い申し上げます。 ~ 一般大衆傀儡の「勲章」より

そして、浮気と言う概念に執着することは、「他力本願」に他なりません。 ↓

・神と悪魔について さゆふらっとまうんどより

あなたは神を目指すべきです。

これは、己の幸福追求と同じことです。

まり、「己の幸福追求」ができない人が多発するように誘導されている。

それが現代社会です。

2023-04-21

いわゆる「無課金課金による廃課金への感謝」に関して

最近課金圧が強くなってきて辛いだか言っている人がいることに関して、

廃課金いるから高品質ゲームを遊べているので、

廃課金感謝している微課金の人がいる。

それに関して思いを巡らせたが、メモしておきたい思い浮かんだこと。

辛いといっても嬉しい悲鳴かも。

課金したくなる魅力的なキャラを多く提供するのは企業として当然だと思う。

おおまかにはみんなが自分の支払った費用肯定的な態度をとれればいい。

各人がそのゲームにかける一円当たりから得られる効用が、

他のあらゆる何かにかける一円から得られる効用以上ならば理想的には最善。

金持ちの人が廃課金するならいいのだが、

借金等で長期的な利益を損なってまで廃課金することはないほうがいい。

仮に破滅的な廃課金がいなくなったら十分な喜びを提供できないのなら、

そのゲームサービス終了することも仕方ないと思う。

2023-04-19

知り合いが大手vtuberになってて死にたくなった話

追記

しょうもない妬みぼやきのつもりが、温かいコメントをたくさんいただいてびっくりしました。

本当にありがとうございます。皆さん優しすぎる。

鬱病って本当に怖いんですが、早めに対応・休息を取れていれば絶対地獄の底まで落ちることはないし、自分が変わってしまうこともないと思っています

私の場合、体や心の悲鳴を散々無視して無理した結果、朝起きたら突然体が動かなくなっていました。

仕事に復帰できるくらいに寛解はしたのですが、油断すると希死念慮が襲ってきます

何より、頭が本当に悪くなりました!

私は語彙力に自信があって、トーク配信を盛り上げていたのですが、今はド忘れがひどくてパッと話したいこと、単語が浮かんできません。

ゆっくり書ける記事ならいいけど、瞬間的な反応が問われる配信活動には致命的。

どうか皆さん、体や心のヘルプを聞き逃さず、自分に優しく甘くあってください。

鬱病は怖いけど、早めに休んで対処すれば大丈夫です!

私はまだちょろっと仕事して生きるので精一杯だけど、ゆっくりして元気が出てきたらまた配信したいって思える時があるかもですね。

その時はぜひ応援してください!笑

本文

よくある話だとは思うんだけど、どーーしようもなくモヤモヤしてたまらいから吐き出させてほしい。

キラキラしたおもろい話ではなく、おばさんの妬みと羨望です。

配信活動アングラ文化だった頃って、もう大分昔の話なのかな。

とにかくそれくらいの時代、まだYouTubeじゃなくてニコニコ動画が主流だった大昔、私はとある配信活動を行ってそれなりに数字を稼げていた。

当時は配信を行う女性ってまだまだ少なくて物珍しかったんだろうね。運もあって同接もそれなり、動画再生数もそれなりに行けてた。

その時に知り合った人達が今、みんな大手vtuberになっている。一緒に活動していた同級生コラボした実況者、記念日に凸してくれた配信者。

今何してるかな?って軽い気持ちで調べたら、まぁみんな売れっ子になっていて驚いた。

みんな素晴らしい才能の持ち主だったから当たり前なんだけど、それはもう驚いた。

大手大手雲の上の存在。きっと私のことなんて忘れてしまっただろうし、手を伸ばす気にもならない。

私はというと、リアル仕事で病んで鬱になって数年間床に臥せていた。

ちょうど2018年から2021年vtuber文化の過渡期に私は鬱で毎日死にたくて外から何も情報仕入れられなくなっていた。

当たり前だけど配信活動失踪した形で引退した。配信で知り合った人たちとの連絡も絶えた。

数年前に寛解して、配信をもう一度やろうと、知り合いのことを調べた結果が冒頭だ。

vtuberすらよく分からなかったけどひたすら羨ましかった。アングラではなく表の世界で、当時の何倍もの数字を引っ提げてみんなキラキラ活躍してる。

私が死にたいって、無生産で生きてるうちにこんな世界が変わってるなんて思わなかった。

結局、配信活動は復帰できていない。

vtuberになりたいとも思えない。

鬱になる前の私は情熱もあったし、色々な企画アイデアやワクワクが沸いてきたけど、今の私の脳内は真っさらで、何もやりたいことも浮かばないし、冷めてて、みんなと比べてしまって、やっぱり早く死にたくなった。

鬱にならなかったら、みんなみたいに私も活躍できたんだろうか。

配信健康で続けられることもきっと努力と才能なのだろうけど、そんな妬みの気持ちがしんどすぎて、いまだにvtuberさん達の配信を見られずにいる。

新社会人の皆さんは、本当に!!疲れたらすぐ休んで、無理しないでと伝えたい!!!辛かったら辞めよう!一回壊れた脳みそと心は絶対に前みたいには治らないから!

anond:20230419140045

ワイも猫カスボコスカに虐待されるやつ大好き!!!

ニギャギャワワ!!っていう悲鳴と絞り出されるうんこの対比が神がかったギャグとして最高~!!!

おすすめ猫ちゃんの命の輝き動画も教えて!!

2023-04-16

育児中社員の仕事巻き取るの限界すぎて会社を辞めた

結論。子持ち同僚のフォローがしんどすぎて会社辞めた。

大変だなあと思うから急な子供発熱学校行事にも快く送り出していたんだけど。

もうダメだ。

というか、もう嫌になった。

ずっと、本当ーーーーーにずっと、週の半分以上は遅刻、 中抜け、早退。

それも当日に。

いや、仕方ないんだよ。仕方ないんでしょ。

病気は当たり前に子供全員移る、何なら親も感染して、卒業式だ、入学準備だ、面談、送迎、春休みからお昼は長めに取りまーす、明日入学式でーと、びっくりするほど業務時間内に来ない。

当然、その人の仕事はこっちに降りかかる。

大事会議も当欠。

話し合いの場にそもそも来ないのに、あとからノコノコやってきて「あの件どうなりました〜?」と始まる。

議事録読めと突っ返したこともあったが、読ませても何かと質問してくるのは変わらないのでやめた。

弊社は残業業務時間補填できるシステム

なので配偶者バトンタッチしてから仕事の続きをするらしいけど、ドシンプルにそんなのフルタイムならやって当たり前なので、わあ夜中に頑張ったのえらいすごいありがとー、とは全く思わない。

当然、夜中でもやっといてくれれば良い事務処理だとか、一人で勝手に進められるような雑な仕事しか任せられなくなる。

じゃこっちは?というと、自分仕事だけじゃなく、その人を頭数に入れられない分もやるしかない。

そのうえ、会議にいないワーママワーパパ社員情報連携するために、わざわざ丁寧な補足を議事録に書き足すだとか、口頭でちゃちゃっと話して合意を取りたいのにいちいち個別メールで聞かないとだとか、地味なコストまで降り積もってく。

いない間の決定事項を教えてる最中に「あ、ごめんちょっと電話が!」と走り去って行ったとき自分の中で何か目が覚めたような気分になった。

作業再開した自分の元へ、ごめんごめん続きお願い〜と言いながら駆け寄ってこられた時、自分はワーママだとかワーパパだとかい人間搾取される側だと自覚したのが臨界点だった。

疲れたパトラッシュ

もちろん給料据え置き。残業代?そんなもんはない。

仮にあったとしても、他人の子供が育つまで長時間労働するのは無理だ。

経営からは、いつの間にか部署代表自分ということにされていた。

全員平なのに、育児中社員への期待値をしれっとこっちにスライドしてきやがったなという感想を持った。

そういう制度にした会社が悪い?無能会社上司?ワーママワーパパに言うのは間違い?

そりゃそうだ。会社が悪いよ。

から辞めることにした。

本人には何も言ってねえよ。

先週だって、Xくん入園式だったんすねー写真見してくださいよーうわ制服可愛い大きくなったすねーとかお世辞言って、最後までニコニコ応じたよ。

去り際、退職理由として会社には文句の一つでも言ってから出ていこうと思ったけど、言ったところで変わらないし、幸い知り合いの会社にツテもあるしでさっさと退職届を出した。

何も言わない増田が悪いって俺がいつ経営陣に現場の不満として一度も文句言ったことないなんて書いた??

それこそずっと言ってたわ。変わってたら辞めてない。

だってガキの頃は毎月熱出したし、親というその人を責めても仕方ないからそうはしないってだけ。

ただ、もっと工夫して効率化してくれとか、調子に乗んなとは心のどこかでずっと思ってたんだろうな。

例えば夏休み期間、子供の昼飯ごときのために毎日2時間3時間、本当に使う必要あるのか?前の日にカレー作っとけば1時間で帰ってこれるんじゃ?とか、それこそ電話が鳴るたびに電話優先すんのやめろとは思ってた。こっちの話終わってから掛け直すじゃダメなん?親だからって仕事適当にしていいわけじゃない。

でもそんなん俺たち外野が言っちゃいけない世の中になってんじゃん。

家庭ごとに事情あんだろ、育児にはとっくに創意工夫こらしてんだろ、その結果たどり着いた仕事との両立方法が「会社の風潮にズブズブに甘えて仕事に穴作りまくっても気にしない」なんだろ。

お察しの通り有給ははちゃめちゃに余ってるから、辞めることは消化開始日ギリに育児中社員に伝えてやった。

今まで我慢してきた分、ここだけは明確に悪意を向けさせてもらった。

頑張ってるワーママは沢山いるとか、お前もいつか分かるよとか、社会全体で子育てしようとか、他人綺麗事は何も聞きたくない。

あの「うちの子が〜」と言われたら何もかも許さなきゃいけない感じ、もう全部嫌だ。

増田本音書くことすら「ブラック企業容認、子持ちを生きづらくさせるメッセージ」と叩くなら、それこそ「俺にどうにもできない無理難題責任転嫁すんな、俺の口を塞いで子持ちを生きやすくさせることばっか考えてるから子無しを生きづらくさせてんだろ」と俺は言い返す。

==========

こんなんバズったのか。

俺が責任感強いかダメフォローしないで仕事コケさせろ、もっと手抜いてやらないと〜とか言ってる人。給料下がるの俺だから黙って。

残業代の違法性説いてる人、訴えろと言ってる人、俺疲れたから代わりにやってくれ。

全ての子持ちを一緒にするな分断するなって人。そんなこと俺書いてないけど大丈夫そ?

俺の効率が悪い、会議録画しといて見させれば良いじゃん、子持ちのフォロー増田仕事なんだからやれよって人。ド正論ごちそうサマデース。じゃあお前が会議録画できるよう経営陣の説得、予算獲得、社内システム構築してマニュアル作成してツールの使い方を全社員に丁寧に教え頭の固い経営層にガンガン申し入れしお前が説明責任負って、お前の考えた最強の組織改革してくれ。あ、もちろんワーママとワーパパのフォローも手抜くなよ、だってお前の仕事なんだから

夏休みカレー食中毒心配で作り置きは無理〜!とか例え話通じない人、笑いをありがとう

自分に読解力が無いだけなのに俺の論理破綻だと思い込んでドヤってる人、サポート必要そうだから当該の箇所に補足したよ。そうそう、こういう作業で俺は疲弊したんだよなってほっこりしたわ。

子持ちだけどあの手この手で穴作らないように自分は頑張ってるよって人。俺はあんたみたいな人のことは今でも応援してるよ。

最後退職祝ってくれた人、俺の幸せを願ってくれた人、どうもありがとう

人類お互いお疲れ。

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2023/08/23

誰も興味無いだろうけど報告しとくな。

俺は新しい職場幸せに働いてる。

何かしら事情のある人、子供がいたり持病があったりはもちろんいるが、だからと言って組織他人甘ったれる人もいないし、甘やかす経営者もいない。

子供が熱を出せばスパッと休むし、休んだのだから仕事になってない、だから評価は上がらない。全員それでいいと思っている。

正直、たったそれだけでストレスフリーになるとは思わなかった。俺、例の育児中社員のことけっこう嫌いだったんだな。

今は給料も上がったし人間関係も良い。

仕事自体簡単じゃないが、やれることもやり甲斐もあり、何より集中して働けるのがデカい。

転職して大正解だった。

俺が辞めたのが損失になってそう、とまで言ってもらってたようで有り難い。

損失かどうかは向こうが決めることだが、現場悲鳴は正直漏れ聞こえているので、役に立ってたとは実感してるよ。

転職して忙しくしてるうちに、育児中社員のことなどどうでも良くなり、俺の中でこの件は終わったので、これを最後とする。

人類お互いお疲れ。

2023-04-12

人間赤ちゃん、育てるの大変すぎん?

いま隣に8ヶ月の子が寝てるんだけど、毎日毎日気が気じゃないの。

意思疎通できるようになるの何歳くらいからだっけ?泣く時は、おむちゅぅぅぅ!!!とかハラヘリィィィ!!って泣いてくれたらこっちも対応やすいのにな……。せめて「眠いから泣く」とかい理不尽はやめてほしい…。*゚(PД`q゚)゚*。

ついでにトイレも行きたいときに行かせて欲しい。トイレまで追いかけてこないで…((´д`)) 抱っこせがまれながらのかき込み飯もいつまで続くの…。

鹿とかは生まれて30分とか1時間とか?で歩けるのに人間は1年かかるよね…。もうちょっとその辺なんとかならんかったんかな。最近変なところでつかまり立ちして本当あぶない。

それに爪がちっちゃいからすぐ伸びちゃって、二の腕の肉やら首の皮やらつかまれると悲鳴が出そうになる。そのくせ爪切りするのは難しい。

鼻くそもすぐため込む。※寝てるとき鼻くそ取るのは楽しい。大きいの取れるとなお嬉しい。

可愛くて愛おしいんだけど、手がかかりすぎるよ人間赤ちゃん……。他の動物のお母さんも、(種族によるだろうけど)子どもに抱きつかれながら(重すぎるし体痛いわ…両手使えないのしんどいわ…)とか思ってるのかな??

2023-04-10

ヘタミュが苦手すぎてTLの居心地が最悪

8年目くらいのヘタクラです

ヘタミュが苦手すぎるから、新しい舞台が始まってすごく辛い

評価が高いのは知ってるけど、三次元人間がヘタキャラを演じているのが本当に無理すぎて受け付けない

元々コスプレダメから2.5次元なんて画像を見るのも無理

昔、演者キャラになり切ってツイートしてるのも見たけど、嫌悪感しか湧かない。調子に乗るな、お前はそのキャラじゃないんだよ!と叫びたくなった

今はヘタミュ関係アカウントつぶやきブロックミュートを駆使して、できる限り目に入れないようにしてる

でも、時々フォロイーがブロマイド写真入りのグッズ、演者イラスト軽率にアップするから心臓に良くない

「ミュ」としか書いてなかったり、そもそも何も書いてないツイート対処のしようがない

下手に評価が高いから、ついったでもヘタミュが地雷、苦手、無理!って言いづらい

楽しみにしているフォロワーに水を差したいわけでもないから、観劇報告や楽し気な悲鳴にもじっと耐えるしかない

同じようにヘタミュが苦手な人と、こっそり愚痴を言い合いたい

いっそのこと、ヘタミュが駄作で大コケして黒歴史になればよかったのにと思う時すらある

早く講演が終わって、みんなの興奮の波が過ぎないかな…と思ってる

2023-04-09

絵描き悲鳴上げてるのメシウマ

チヤホヤされて調子乗ってた絵描き達が悔しい虚しい悲しい~って悲鳴上げてるの最高に愉悦からもっとAIには発展して欲しい

AI負け惜しみしながらヘラったツイートして更新途絶えてる絵師アカウント見るたびにニッコリしてしま

SNS遺書でも残して自○してくれると尚良い

人が転げ落ちて滅ぶ様は美しい

2023-04-05

anond:20230321193707

ゲットした武器拡声器女の子が島中に悲鳴を聞かせながら殺されるシーンが精神を削ってきたぜ

2023-04-01

馬鹿トマト悲鳴をあげるからヴィーガントマト食べるの禁止ね」

ヴィーガンアンチの「野菜だって命があるし痛みを感じてるんだぞ!だから動物食わないなら野菜だってくうなよ!」っていう謎理論、どっから出てくるんだろうな

ヴィーガン野菜悲鳴あげようが何も困らないし矛盾もしないぞ

ヴィーガン定義すら知らない馬鹿ってトマト以下だよな

2023-03-28

anond:20230328112654

イノベーション競争勝利するにはその価値観ベットするしか無い

さもなきゃ、AI駆逐される絵師悲鳴あげてるように、既得権益が次から次へと破壊されていくんだから

2023-03-27

女をあてがえっていうけどさ

おまえら20台以下の女を想定しているだろ?

実際にこどおばをあてがわれたら悲鳴を上げるんじゃねえのか?

2023-03-24

KKOですが最近ポエムを書いてます

KKO叫びが聞こえてくる

この世に生まれしまった

社会は報いてくれなかった

場所なんてなかった

その声をKKOが笑って聞いた

KKO悲鳴が聞こえてくる

誰にも必要とされなかった

誰にも愛されなかった

かに愛されたかった

その声を誰もが聞こえないふり

KKOの嗚咽が聞こえてくる

何もなせなかった

どうしようもなかった

何もかもが足りなかった

その声は自己責任と捨てられる

KKO呪詛が聞こえてくる

消えてしま

死んでしま

もうたくさんだ

その声に誰も彼もが距離を置く

KKOの声は届いているか

どこかに届いているか

anond:20230324112106

でも「電車内で注意してきたおっさん社会的抹殺してやるために大声で悲鳴上げて鉄道警察呼ばせて名誉棄損、殴ってきたら傷害罪で訴えてやろうと思った」と発言した植田佳奈大炎上しましたよね?

2023-03-23

兄弟葬儀

彼は長男として色々な期待と重圧を受けながらも、両親からとても愛されて育ってきたのだろう。

兄弟だった彼は、幼かった頃は隣県に住んでいた事もあり、盆や正月には叔父と共によく遊びに来たものだし、私達も両親と一緒に遊びに行ったものだった。

ところが私が中学に上がった頃、叔父の転勤と共に簡単に往復できる距離ではなくなったこから、“もっとも、当時の我が家の状況を鑑みると、理由はそれだけではないようだが”彼との音信は完全に途絶えてしまい、無事就職が決まって今は勤務先の新潟に居るらしい、という事を叔父から伝え聞いていただけだった。

彼の訃報を受け、私は両親と共に叔父の元へ赴くことになったのだが、私達が斎場へ到着した時にはまだ親族関係者の誰の姿もなかった。

斎場職員に案内された通夜会場には故人の亡骸が納められた棺だけがあり、叔父の到着を待たずに棺の窓を開けて故人と対面した。

いたことに、十数年振りに見る故人は少なくとも私の記憶にある幼い丸顔の彼ではなく、彫りが深くてひげの濃い、独身だった頃の私の兄と瓜二つの容貌だった。

甥の顔を久しぶりに見た両親も、死に化粧所為かもしれないが、と前置きしつつ、本当に寝ている兄のような顔だと。

気がつくと叔父は私達の後ろに立っていた。

正確に言えば会釈するまで、“少なくとも私は”叔父だということに気づかなかった。そのくらいにやつれてしまっていたのだ。

故人の仕事を後押しして遠方に送り出した叔父は、何度も何度もうわ言のように後悔の言葉を口にするばかりで、先に到着していた私の兄と叔母の弟に辛うじて支えられているような状態だった。

その日の夜行われた通夜には、身内だけだと言いながらも、叔父夫婦関係者のみならず、沢山の故人の同級生や友人達が訪れ、予想していなかったのであろうか、叔父は引きつった表情ながらも、その日一度だけ笑顔を見せた。

通夜が終わった夜遅くに私達は叔父夫婦に家へ招かれ、二人は故人の思い出話、そして故人の最後と、再び自分の後悔の言葉を口にした後で、長男に先立たれた現実を、まるで自分達に言い聞かせるように話してくれた。

実は私の両親は、今日まで叔父の家を一度も見たことがなかった。

叔父には、一度だけでも兄夫婦に自らが努力の末に築いたささやかな城を見て欲しい、そういう思いがあったのかもしれない。

実は数年前、私は一度だけ妹を連れ、叔父の家に遊びに行ったことがある。その時故人はおらず、叔父夫婦が私達の相手をしてくれた。

当時の記憶は薄れ掛けていたが、部屋を案内されて少しずつ思い出してきた。

しかし、リビングキッチン荷物が散乱した様は几帳面な筈の叔母のそれではなく、二人の心境をそのまま表しているのが見て取れた。

その後、叔父は一人葬場へ戻り、冷たくなった息子と一緒の最後の夜を過ごした。

翌日の告別式の席上、叔父喪主挨拶の途中で言葉を詰まら号泣したが、振り絞るような声で最後まで読み上げ、叔父、叔母、叔母弟の家族一同で深々と弔問客へ頭を下げた。

皆で献花台の花を分けて棺に詰めて故人を飾ったのだが、沢山の花と思い出の品で個人の顔以外が埋め尽くされた棺の蓋を、叔父夫婦は中々閉じることができなかった。

火葬前にもう一度お顔を見られますから、と葬儀屋に促されてようやく蓋を閉じ、友人と親族で棺を黒い霊柩車まで運んだ。私も棺を持った一人なのだが、両手で抱えた棺は青年となった故人が納棺されているとは思えない程に軽かった。

故人と喪主は黒い霊柩車に、その他はマイクロバス揺られ、住宅街を抜けた郊外にある広い霊場に到着した。

途方も無く広くて、幼い子供たちが芝生の広場で遊んでいる、公園と見紛うような穏やかで緑豊かな風景が.だからこそ余計に、冷たい打ち放しコンクリートの壁で覆われた霊場の中で、故人の棺を囲む我々との落差を大きく感じさせる。

最後に皆で別れを告げ、叔父夫婦もしばらく名残惜しそうに棺の蓋の窓を開けて顔を見つめていたが、叔父が意を決したように閉じ、そのまま故人は荼毘に付された。

火葬が終わった後に行われる骨上げは、当然ながら丁重に死者を敬って厳かに執り行われる儀式であるが、この霊場における骨上げは、霊場職員ステンレス製の台に乗せられた遺骨の部位一つ一つを細かく説明しながら骨壷に納めていく、という正直なところ厳かとは少々距離を、いや、ある意味では場違いエンタメ性すらも感じさせるもので、さながらテレビで見る検死のワンシーンか、解剖実習のようにも見えた。

詰め込み始めて間も無く、若かった所為もあって立派な故人の遺骨は骨壷に納まりきらないだろうことが、誰の目にも明らかに映った。

目の前で全てを納めるように親族一同懇願したのだが、霊場職員は、納めるには遺骨を砕くしかないですが、と説明し、少々躊躇った後で、遺骨を擂り粉木のような棒を使ってバリバリ音を立てて潰しながら骨壷に詰め込み始めた。

“恐らくこれは霊場ではよくある光景に違いない”とはいえ、私でさえギョっとしたそれは、叔父夫婦にはたまらなく暴力的に映ったのだろう、叔母は声にならない悲鳴を上げて顔を真っ青にし、叔父はたまらず席を外してしばらく骨上げの場に戻れなくなってしまった。

しかしながら、骨になって無残に打ち砕かれた息子に背を向けて震える叔父にも、今にも卒倒してしまいそうな叔母にも、声を掛けられる者は、私を含めて誰も居なかった。

ただ骨を潰す不気味な音だけが響き、霊場職員は黙々と骨壷に遺骨を詰め込み、皆無言のままそれを見つめる他無かった。

来場した時と同じバスに揺られながら、来た道を骨壷を抱えて斎場まで戻るとすぐに、父は叔父夫婦に手短に別れの挨拶を告げ、足早にその場を後にした。

時間が迫る訳でも無い筈。いくらなんでも実の弟になんと冷やかな…そう私は思いながらも叔父達に頭を下げ、父の背中を追って車に乗り込んだ。

すると父は、私の気持ちを察したように車内で私と母に、こう諭した。

冷たいかもしれないが私達が居ても何の慰めにもならない。他の親族の足止めになるだけだ、と。

実は、集まった親族の顔ぶれは叔母関係者が中心を占め、叔父側で駆けつけたのは私達と兄だけという、どちらかというと叔母側の意向が強く見て取れる葬儀と、叔父夫婦現在関係性は薄っすらと私にも理解できていたが、父はこの場においてもその事について一切触れなかった。

そして悲嘆に暮れる弟に対する同情の言葉を口にし、人のために涙する父の姿を生まれて初めて見た。

故人の命日は何の因果誕生日の前日、24年と364日の本当に短い人生だったが、彼にとっては辛くて長い戦いの日々だったのかも知れない。

故人の御冥福を謹んでお祈り申し上げます

実家に戻ると家を空けていた間に、少々痴呆気味で放って置けない祖父の面倒を見ていてくれていた妹が迎えてくれた。

両親に促されて、“もっとも、父も母も叔父と会話できるような心境になく、私にこの役目を押し付けただけなのかもしれないが”無事帰宅したこと叔父電話で告げると、本当に良かった、と喜んでくれたが、これから色々と大変でしょうが…と言ったきり私は言葉が続かなかった。

私の様子を察したのか叔父は、今日ありがとう、それじゃあ、とだけ言い、電話は切れた。後日私の兄から聞いた話では、電話の後すぐに叔父は眠ってしまったらしい。

この3日間殆ど眠れていなかったのだから当然だろう。

叔父長男との淡い思い出を夢に見ながら目を閉じたのか、それともこれから差迫るであろう、暗い現実想像しながら横になったのかは、私にも分からない。

※ 一部修正しました。

2023-03-22

画像生成AIの洗練により、表自クラスタは試練の時を迎える

ネットにいる表現の自由擁護派(特にツイフェミとの抗争で表自を自称するようになった連中)には、「表現の自由」のことを「俺好みのイラストコミックやその他のコンテンツを制約なく供給してもらえる権利」と思っている層が一定数含まれている。そいつらの動向を見ていると、画像生成AIが、ネット上やオフライン著作権者マテリアルを「学習」することで、その著作権者が築き上げてきたスタイル模倣した表現無限に生成して出力することも、「表現の自由」の範囲にあると考えている連中が予想外に多い

CivitAihttps://civitai.com/)やHugging Face(https://huggingface.co/)には、すでに特定作家絵師スタイルを(もちろん当事者に無断で)集中的に学習させたモデルが続々と公開されていて、作家にとっては直接の脅威になりつつある。以下は、自分の画風をモロパクされ、しかも「○○(絵師名) style」と銘打って公開されている絵師さんの悲鳴。これは、長年の修練を経て自己作風確立してきた「表現者の権利」に対する冒涜・挑戦だと言ってもいいだろう。

https://twitter.com/pottsness/status/1637930835746910208

そういう傾向があまりに加速している結果、今度は対抗手段として、画像コンテンツに、AI機械学習を阻害・撹乱するノイズウォーターマーク的に埋め込む「Glaze」 というソリューションが登場した。Glazeの開発コミュニティは「AI IS THEFT」(AIは盗人行為)、#supporthumanartist(人間アーティストを支えよ)という標語を謳っているが、目下の所、日本語圏で鋭敏に支持・歓迎しているのは権利侵害への防衛策を模索していたクリエイター側ばかりで、非クリエイター側の「表現の自由」派だと思われる層からの反応は鈍い

画像生成AIプロテクター「Glaze」の意義と使い方まとめ(https://note.com/freena_illust/n/n3aa65e414d08

さらに「表現の自由」派の中には、自分好みの出力(絵)に対して、その生成に使われた具体的なプロンプトの公開を執拗要求する一団が生まれつつある。いま画像生成AIに食わせるプロンプトは、精度向上を目指すにつれて、ますます長大な、生成者自身個性経験ノウハウなどを反映したテキスト(≒著作物)になっているが、ネット上にはプロンプトの著作性すら認めず、「その俺好みのコンテンツを作るためのプロンプトを、公共資源として俺に自由に使わせろ」と考える連中が増えている。

https://twitter.com/knshtyk/status/1638015041885868032

こういう連中にとっては、表現の自由」とは、とどのつまりは「俺好みのコンテンツを制約なく供給してもらえる権利」=「消費の自由だった。そして、自分がそれを消費するためには、人間クリエイターがそれを「表現」し、さら社会においてその「流通」が許される必要があったからこそ、彼らは「表現の自由」と「表現者の権利」を擁護していたのである

表現者の権利」と「表現の自由」が対立するような局面でも、彼らは最終的には「消費の自由」が確保されるかどうかを意識して、自分たちの立ち位置を決めていた。たとえば同人表現に対して著作権者が課す自主規制要望は、一般的意味での「表現の自由」を一部侵害しているが、(それで著作権者がぶんむくれて同人活動に対して法的攻撃を加えるようになったら、そのコンテンツ継続的供給されなくなって俺たちが困る、という意味で)二次創作の「消費の自由」にダメージを与えるから、「やむをえない」ことだったのだ。

だが、いまや彼らは、人間クリエイターなしでも「自分が求めるコンテンツを消費する自由」を享受できるようになりつつある自分好みのクリエイターの画風・作風をパクったモデルに、自分性癖に刺さるような(他人からパクった)プロンプトを食わせれば、その時に自分が求めているコンテンツを、無償で、容易に得ることができるようになる。今は彼らの消費欲を満足できるレベルの出力が得られるのは、せいぜい二次絵・三次絵・テキストストーリーだけだろうが、遠くないうちに、そうした水準に達する対象範囲はボイス・コミックアニメなど、より複雑で高度な表現手法にも広がっていくだろう(左の3つはどれも実際に研究が進んでいるし、不気味の谷を越えるうえでの技術課題特にない)。

「消費の自由」が欲しいからこそ、建前上は「表現の自由」と「表現者の権利」を守ろうとしてきた表自クラスタ流派は、これからどこに向かっていくのだろうか。生成系AIの洗練によって「消費の自由」と「表現者の権利」がますます鋭く対立するようになる時代に、彼らはこれまでのように「表現者の権利」を守ろうとするだろうか。それとも、人間表現者がいなくても(短期的には)享受できるようになった自分たちの「消費の自由」を、とめどなく拡張しようとするのだろうか。

たとえば、赤松議員が「クリエイター権利を守るために」として、生成系AI機械学習データ収集掲示範囲に法的規制をかけるような法案を出そうとしたら、彼のサポーターたちはどんな反応をするだろうか。

表自クラスタは、試練の時を迎えている。

2023-03-16

anond:20230316201313

いまだに学者とか

もちろん政治家とか

日本を牽引する職業に、ほとんど女性がいないよね

それは男性が止めてるからでしょ。

重要ポスト女性に渡さないのに、

セルフケアしません。

性的消費はします。

セルフネグレクトします。

なんかさ。

なんで男って大人になっても甘えんの。

まさかひょっとして、甘えと悲鳴を同じだと思ってる??

2023-03-15

わかり手の大谷批判と白饅頭同調は、弱者男性論の転回

わかり手こと小山晃弘も、白饅頭も、弱者男性のことを収入容姿コミュ力モテなどが不足した社会的弱者ととらえてきた。

そしてその層の生きづらさと鬱屈責任を、弱者男性と対をなす強者男性」ではなく、「弱者男性相手にしない女性」に結びつけてきた。

声なきマイノリティのあり方に耳を傾けるテイを取りつつ、彼らの声を聞き届けないのはあくまで「女」だということにしていた。

こういう風に「女性」に矛先を向ける議論は、多くの弱者男性当事者にとって心地よい、受け入れやす議論だった。

自分弱者男性だと考える人が「強者男性」の格差について正面からかい合ったら、そこには自責余地生まれる。

自分は「彼らより」収入が少ない。容姿が劣る。コミュ力がない。なぜそうなのか。どうすればいいのか。

考えても解決するわけではない「劣り」について考え続けるのは、緩慢な自傷行為だ。

それとは真逆に、「女性」に矛先を向ける議論は、他責の矛先を提供してくれる。

弱者男性が救われないのは、彼らの弱さに配慮しない社会、彼らの弱さを受け入れない女が悪いから。

そこでは「弱さ」は所与の前提になり、ことさらに「なぜ」を問われるべき課題ではなくなる。

ところが去年、白饅頭医療従事者を社会強者として叩いて炎上した。

https://togetter.com/li/1926636

今回、わかり手が大谷容姿ネオテニー中性的だとdisり、白饅頭がそれを擁護して炎上した。

https://togetter.com/li/2098940

どちらも、これまで彼らがあえて焦点化してこなかった「強者男性自体を直接射程に入れた議論だ。

医者もっと強者であることを自覚して(医療負荷について悲鳴を上げたりせず)わきまえろ」「大谷の顔は小綺麗で知的ブルジョワっぽいかキモい」「SAPIXっぽい」「高学歴エリート層と同じ」「実家経済的に豊かであり、幼いころから潤沢な英才教育を受けていたアマチュアエリート出身者」「メス化」…。

ここで語られていることが事実かどうかはさておき(たぶんだいぶ事実と違う)、

彼らの批判はいまや直接「強者男性」に向かっている。

それも、「強者男性にはもっと旧来のマスキュリニティを発揮してほしい」という、倒錯した批判だ。

医者強者から女々しい泣き言を言うべきではない。

(「白饅頭の言う「かわいそうランキング」で下位に位置する強者医療従事者の訴えが世間に聞き届けられるのはおかしい」と言いかえてもいい)

大谷スポーツ選手からもっと雄々しく無頼でいるべきだ。

彼らがこれまで語ってきた世界観と、世間活躍する「強者男性」たちの実像のズレが露呈しつつある。

から彼らは、そうした現実ファンタジーの方に合わせようとして、

彼らの先入観と違う振る舞いをする「強者男性」を批判している。

彼らは強者男性いつまでも「古き良き強者男性」らしくしていてほしい。

雄々しく、力強く、堂々としていて、だからこそ思うままに「メス」を手に入れられる、

そうした軸において弱者男性がかなわない「アルファオス」であってほしいのだ。

この数年プチバズり続けているタワマン文学(窓際三等兵など)は、

こういう「おとぎ話のような強者男性」像に対するアンチテーゼにもなっている。

そこで語られるのは、端的に言えば、教育就職先・文化資本社会階級をめぐる堂々巡り自意識だ。

そこでの「成功者」は、マッチョでもないしモテるわけでもないしコミュ力が高いわけでもない。

単純に「親が金持ちで人脈があってSAPIX鉄緑会に入って良い大学を出て良い会社に入って

高収入を得て美しい妻を娶って生まれ自分より目鼻立ちの整った子を自分以上のレールに乗せられる男」が

人生勝ち組であり、その中でも新参者中途半端位置づけの人間は「さらに上」への嫉妬に身を灼かれる。

この世界観の中でも女性は相変わらず「トロフィー」ではあるが、

トロフィーを手に入れられる人間とそうでない人間の差はほとんど宿命的な筆致で描かれ、

そこにはもはや「女性弱者男性に目を向けるべき」などという主張が介在する余地は全くない。

一億総中流と言われた社会解体しきって、日本でもペアレントラシーによる

階級再生産のサイクルが強固に確立したことを苦々しく再確認する物語だとも言える。

わかり手や白饅頭らは大谷批判の中でこうした論点を取り込もうとして、失敗してしまった。

その白饅頭自身が今やnoteで稼いだ金で買ったタワマンに住んでる勝ち組から、という皮肉現実はさておいても、

そもそもこうした露骨階級社会論は、これまでの「女性が悪い」系の弱者男性論とすこぶる相性が悪いからだ。

タワマン文学時代強者男性とは、すなわち階級強者であり、自らがずっと勝ち続けるための盤石の基盤を整えた勝ち組たちだ。

そうしたペアレントラシーによる階級固定化を緩和するなら、再分配すべきは、女ではなくカネと教育だ。

でも、こんな野党みたいな話をして、弱者男性を自認する当事者が「そうだそうだ」と溜飲を下げるだろうか。

そんなわけがない。「いま」弱者男性である当事者が、カネと教育の再分配によって階層を浮かび上がれるはずがない。

語ってはいけない真実、語れば絶望しかもたらさな真実というものがある。

永遠の嘘をついてくれ」(中島みゆき

君よ 永遠の嘘をついてくれ いつまでもたねあかしをしないでくれ

永遠の嘘をついてくれ 一度は夢を見せてくれた君じゃないか

人はみな 望む答だけを聞けるまで尋ね続けてしまものから



から彼らは階級格差自体批判することができず、

大谷階級強者たちの「マスキュリニティの欠如」をこそ批判する、というおかし論点に向かっていく。

大谷という存在は、弱者男性論者の「永遠の嘘」のほころびを露わにするのだ。

知能検査を受けることにした

思い返せば中学生ぐらいから「人と違うこと」に強い違和感を感じていた。

母も変わり者と言われていて、自分は「変わった親を支える健気な息子」という謎のラベルで分類されてて同級生からは「変なやつ」扱いされていじめを受けることもあっても地域家族や親戚から普通に接せられたため学校けが特殊空間だと思っていた。

父は吃音症を持っていて古希を迎えた今でも時々電話口で吃ったりしている。母は母で何の病気か分からなかったが精神的な何かを患っていたようだった。母の実家は、どうやら部落歴史を持っている地域らしい。母方の祖母看護婦だったが、民生委員の方と何か地域活動もしていそうだった。母方の叔父は、なかなか定職につけないと言われていた。政治絡みのニュースを見たときや何かしら挨拶などを求められると「共産主義がどうのこうの」と呪文を唱え始めるので近寄り難かった。ボソボソ話していたので内容は全然記憶にない。母は若くして亡くなったがその葬儀の席でも呪文を唱えていたので憤慨したことを覚えている。母方の祖母も数年後追うように亡くなり、この叔父施設保護されているそうだ。

父方の祖父戦時中に亡くなっている。父が1歳のとき、父方の叔母が祖母の胎内にいるとき満州戦死したと聞いている。そういえば母方の祖父にもあったことはない。どちらも祖母はきっと女手一人で二人の子供を育てたのだろう。今、身近にいる子育て世代を見ていると恐ろしい時代だなと思うけど。

自分は昔から不思議と「良き先生や良き先輩」に恵まれると言われる。これは34年間はっきりと発達障害認識するようになるまで酷いストレス下に晒されて精神を壊されるという経験をしてこなかったことが紛れもない証明のように思う。震災とき大学卒業して、無い内定だったときは凄い絶望感だったが当時はそれほどなかった「就職支援サービス」に助けを求めたら1年以内に上場企業事業子会社という良縁に恵まれたこともあった。

年末、父は家族同伴を求められる大きい手術を受けた。その関係実家居住地を往復するなど体力的に厳しい日々を送った。加えて昨年下半期、所属部署人員整理対象になっていて転職するかどうするか本格的に検討を求められていた。人がどんどん減っていく中で責任ばかりが増大するそんな日々を送ったので年が明けてからとうとう体が悲鳴をあげるようになり休職することになった。

心療内科に初めて通ったのでついでに色々と検査もしてみたが、その中で「発達障害の疑い」も見つかった。

それからASDADHDについてあれこれ調べたりする中で、昔から違和感について発達障害だとすると説明がつくようなことが実に多い。ようやくはっきりとしたものが見つかりショックを受けるより今は安堵している。

担当医師によると診察の僅かな時間をみるだけでも「多動障害」のような動きが見られるらしい。しっかり診断するには知能テストを受けてもらう必要があるということなので高額ではあるが一生付き合うだろうし受けることにした。

自分は安堵しているがこれを家族や勤務先はどう受け入れるのかは謎だ。ただ私に早い段階から心療内科受診を強く打診してくれた同僚は、1年前に休職したときに同じように知能テストを受けたらしい彼はグレーゾーンという結果だったそうだけど自分は恐らくはっきり診断されるんだろう。多動障害は多くは大人になると解消されるそうなので相当根強い何かがあるんだと思うし、多分遺伝的なものもあるんだと思う。

父は母についても認めたくなさそうだったから、息子も病気があると認められるとショックを受けそうで対面でじっくり話さないと駄目だろうなあと思っている。

恋愛については避けていたが、紹介したい人がいるという話をありがたいことに頂いてからこういうことが明らかになっている。父もいつまで元気じゃないということがわかった今、診断を受けて次のステップに動ければいいなあと思う。

anond:20230315112944

潰せるものから潰してるのと、悲鳴を聞くのが楽しいからに決まってんだろ

2023-03-11

被災地じゃない私の震災の記録

当時高校生だった私は、とある理由で全校生徒が体育館に集まっていました。

ある時、携帯電話からいたことのない音が鳴り響きました。校内持ち歩き不可のはずの携帯電話男子生徒の制服の内ポケットからスマートフォン女子生徒のカーディガンポケットから、そして渡り廊下の奥の教室から、けたたましく鳴る不快な音。

そしてズズズというこれまた聞いたことのない大きな低い地響きの後に、突き上げるような揺れが起こりました。体育館という建物はバネが効いているので、観測された震度の何倍もの揺れを身体に感じていました。

女子生徒の悲鳴、頭を覆えという教師の怒号、ギシギシと動く体育館の壁、そして見たこともないくらい左右にぶらんぶらんと揺れる天井の照明、何が起こったかからないと口を開けたままの友人の顔。

大きな揺れは収まりましたが、集会は中止になり即座に帰宅指導がありました。地元が同じ人間は一緒に帰って欲しいと先生が言っていました。電車は動いていなかったので、電車で通っている人たちは親の車を待つことになり、しばらく校内に残っていたといいます

この時、電波はなく、また不幸なことにこの地域だけ停電と断水が起こっていました。私たちは大きな地震が近くで起こったのだということしかわかりませんでした。

私は比較学校の近所だったので、歩いて帰りました。雪が残る道を必死に帰りました。家に帰ると、祖母が外で近所の人たちと話をしていました。咄嗟に外に出たと言います。着の身着のままで、寒さからなのか、揺れの怖さなのか、身体が少し震えていました。それは私も同じでした。あの体育館で感じた恐怖がまだ残っていました。

家の中はぐちゃぐちゃでした。食器棚が全て開き、割れた皿はなかったものの、倒れたものが床に散乱していました。

祖母病気後遺症で目が悪く、なにも触らなかったと言います。私はそれを片付け、両親が帰るのを待ちました。父も母も小学校教諭でしたので、我が家にすぐ帰ることは出来ませんでした。2人とも、自分学校の生徒をすべて家に帰し、家まで送り、その後に家に帰ってきました。

私の住んでいた県は断水が少なかったと、後から言われましたが、私の家のある地域は断水しました。そして停電も続きました。

雪国3月上旬オール電化だった我が家は非常に冷たく、静かで、怖かったことを覚えています。家がこんなに寒かったのだと、靴下を履いて眠ったことは初めてでした。

それまで肌が乾燥することはありませんでしたが、寒さにより乾燥し、頬が粉を吹きました。クリームを塗りなさいと親に言われたのは人生で初めてで、そこで寒いと肌は乾燥するのだと知りました。

全く暖房がないわけではありませんでした。石油ストーブがありましたが、この後どうなるかが分からないので、居間ひとつだけ点火し、大事に使おうと決めました。

父が帰宅して、仏壇用の蝋燭の火を囲み、家族4人でスープを飲みました。

その時に、宮城県が揺れたらしいと教えてくれました。父も母も私も、携帯電話電池が惜しくてネットを見ていませんでした。電波はかろうじて復活していたようでした。

明日になれば電気は戻るだろうと、その日は早くに寝ました。何もすることができず、寝るしかなかったのです。

眠る前、ストーブ灯油を入れるために外に出ました。その時、見上げた空を一生忘れないでしょう。私の住んでいた土地田舎で、普段でも晴れた夜は星が綺麗に見えていました。何度か旅行に行った東京の何倍も星が綺麗だなと思ったものでしたが、その日だけは違いました。星しか見えないのです。大きな星が爛々と瞬き、小さな星たちが埋め尽くし、いつもの星空とは全く違うものでした。

あんなに暗い田舎でも、明るかったのです。真に光がない夜はこんなにも星空を輝かせるのだと、心が震えました。そして、とても怖くなりました。知りたくなかったのです。こんなに星が美しいことを、災害で知りたくなかった。冷えた空気が鼻腔を凍てつかせたので、早く家に戻りました。

家に戻ると、父と母が携帯電話を見つめていました。母は手で目を覆っていました。ほら見ろ、と見せられたのはワンセグ放送でした。そこに映し出された映像を見て、足がすくみました。津波映像でした。仙台空港が波に飲まれていく、その映像でした。私は仙台空港自体には行ったことはありませんでしたし、仙台市にもあまり行ったことはありませんでしたが、石巻名取市閖上地区気仙沼には何度も行っていました。仙台空港がこのような状況なら、私たち旅行に行っていたあの場所はどうなっているのか、これはどんな被害なのか、何が起こったのか、全ては分かりませんでした。父の充電はギリギリで、それ以上は見ることができず、その日は諦めて横になりました。私はしばらく寝られませんでした。

閖上のサイクルセンターのどでかい合宿所みたいな部屋に家族4人で泊まり、その施設飲食店晩ご飯を食べたことが昨日のことのように思い出され、その建物は、そこの人たちは、どうなってしまったのか、怖くて怖くて堪りませんでした。

人が死んでしまうような災害だったのだろうかと、それすら曖昧でした。

情報がないというのがこんなにも不自由なのだと思ったのもこの日でした。

翌日電気が復活し、テレビ報道津波被害を目の当たりにしました。

あとはもう、ご存知の通りです。

断水復活までは少し時間がかかりましたが、私の地域はそんなに被害がありませんでした。建物に大きなヒビが入ったり、道路割れたり、といったところでした。余震は続きました。

ただ、普段明るくおちゃらけ雰囲気の友人が、宮城県単身赴任をしている父親と連絡が取れないと瞳と口の端をぶるぶる震わせて話す姿が目に焼き付いています彼女父親津波で亡くなったと聞きました。

私は大学生を経て、社会人になり仙台に転勤してきました。もっと生々しい震災の話を聞くことが多くなりました。

南三陸女川出身の子達は皆、口を揃えて言います。家は流されて実家はないのだと。仕事がなくなって仙台の街中に出てきたのだと。避難中に津波に巻き込まれて、電柱にしがみついて生きながらえたという人もいました。

私の仕事スーパーゼネコン施工管理でしたので、震災復興事業が主の時期でした。真新しいコンクリートの壁が海を阻みます防波堤は高く高く、そびえ立っていました。ひび割れだらけの建物が、そこらかしこらにありました。そして、本丸と呼ばれたあの地にも行きました。人の住まなくなった家は、あんなにも朽ちるのが早いのかと今も恐ろしく思います

なにより、この地域はよく写真展を開きます震災前の写真、直後の写真、今の写真、それらを並べて展示するのです。私はその写真を見て泣いてしまますイオン一角で、震災を知らない子供たちが走り回るイオンの中で行われていた写真展を見て、泣いていました。

今でも、その地に行くと、津波最高到達点という線が刻まれ建物があります。ここまで津波が来たぞという標識があります

どうか忘れないで。風化しないで。思い出して。

今日だけでいいです。

被災地じゃなくても、地震被害はありました。

お願いです。

忘れないでください。

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