はてなキーワード: 思い入れとは
某配信サービスでは「カリオストロの城」が無料で見られるらしい。
あれは、いい…。(-_-)
…だった。(過去形)
先週、と言っても数日前になるのだが、
「戦姫絶唱シンフォギアAXZ」の8話を見た。
ここに「カリオストロ」というキャラクター(CV:蒼井翔太)が出てくるのだが、
壮絶なバトルの末、散ってしまわれた。
そのバトルの数分間の声がとても素晴らしかった。
女声→男声へ微妙に変化していく様が圧巻だった。
仲間思いの熱いヤツだった。
正直、泣けた。
そして、今日まで、録画を何度何度も見返している。
こういうのが「ロス」というやつだろう。
そして「カリオストロ」と聞いて思いつくのは
「可憐な美少女」ではなく、「中身おっさんの巨乳」になってしまった。
まさに、
である。
実は死んでなくて復活…とかありませんかね?(^-^;)
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余談であるが、
中の人である蒼井さんは先週の音楽DVDランキング1位だったらしい。
いろいろすごいな。
シンデレラガールズでは15〜17歳がボリュームゾーンなのですが、そのド真ん中の16歳、見た目もキュートなアイドルとなっています。アニメ付近でモバマスをCuで始めた方は17コスの「[ファンシーガール]今井加奈+」のお世話になった方も多いのではないでしょうか。
この今井加奈ちゃんですが、メモ帳を持ち歩き、買い物の内容からアイドルとしてどうしたら魅力的になれるか、可愛くなる秘密のメモ、そしてプロデューサーについてのメモなど色々とメモしていく習性があります。可愛いですね。デレステでは大量のメモ帳を持ち歩くあまりどのメモがどんな内容か忘れてしまう、といった一コママンガがあったりします。可愛いですね。このメモ帳について語り始めると文章量が5倍くらいになるので、ぜひカードを集めてセリフを確認してみましょう。
あとは、「かなかなファイファイ」「かなかな童話」といった「かなかな〇〇」という珍妙な(可愛い)言葉をたまに使うことがあります。発する機会は実はそこまで多くないのですが、その使いやすさと可愛さから主に今井加奈ちゃん担当プロデューサーの間で使われていたりします。
ここで、6周年記念も近く、おそらくスカウトチケットが発売されるので、オススメの交換カードを紹介していきたいと思います。
まずはイラストが強い[南国バケーション]です。水着です。可愛いですね。今井加奈ちゃんは実はB81とそこそこのものをお持ちなので、特に特訓後でそのスタイルを遺憾無く発揮しています。こんなに可愛いのに自分が可愛いアイドルである自覚が少し薄いのが末恐ろしいですね。庇護欲が掻き立てられます。劇場603話では寝ぼけたあまりセットと自分の部屋を勘違いして大慌てする様子が描かれています。とても可愛いのでぜひ一度見ていただき、スカチケで交換して欲しいと思います。
22コスが対象になった場合は、即戦力にもなり得る[ワンダーホーリーナイト]もオススメです。このカードはクリスマスの今井加奈ちゃんがプロデューサーにプレゼントを渡そうとする場面を描いています。もう可愛いですね。書きすぎるとネタバレになってしまうので控えますが、特訓前には今井加奈ちゃんがプレゼントを渡す瞬間まで描かれており、特訓後では「かなかな童話」に沿って今井加奈ちゃんが感謝の気持ちを伝えてくれます。プロデューサーの隣にずっといさせて(意訳)という言葉まで発する独占欲まで芽生えちゃった今井加奈ちゃんはとても可愛いですね。
今井加奈ちゃんを語る上で、いくつか有名なユニットを紹介することは避けられません。
まずは初期衣装ユニットである「イエローリリー」が挙げられるでしょう。最近デレステでメロウイエローのイベントがありましたが、それの母体とも言える服装のユニットです。メンバーはゆかゆかのりこのメロウイエロー3人に加え、間中美里さん、今井加奈ちゃんの5人となっています。比較的露出が少ないユニットなので語るのが難しいですが、プロデューサーとしては初期衣装というのはやはり思い入れがあるので、この5人で何かあれば良いな、と思っております。
正式名称はないユニットになるのですが、「かなみう」も有名なユニットです。このユニットは今井加奈ちゃんと「みうさぎ」こと矢口美羽ちゃんとのユニットになっています。モバマスで同時に編成した時にセリフが変化する「アイドルトーク」の対象にもなっています。彼女らは個性派というよりは「普通」に近く、それでいてアイドルとしてどういうようになるべきか、といった方向性の模索を続けているという共通点があります。その方向性は違うものの、共演や言及の機会も多く、お互いに影響を与え合いつつ成長してることがわかりとても微笑ましいです。矢口美羽ちゃんから今井加奈ちゃんへの呼び方である「加奈ちゃんさん」もとても特徴的で可愛いです。細かい説明はPixiv百科事典が詳しいのでそちらに譲ります。
最近のイベントでは、「ビビッドカラーエイジ」「かな☆かな☆ファンシー」といった昔に登場したユニットが再登場、ということも増えています。「ビビッドカラーエイジ」はPaから高森藍子ちゃん、Coから藤原肇ちゃんと組む3色ユニット、「かな☆かな☆ファンシー」は今井加奈ちゃんのカード中で「ふたりのかなユニット」と言及されている、今井加奈ちゃんと三村かな子ちゃんのユニットです。あとは「スケルツォ・プリマヴェーラ」という、今井加奈ちゃん・村松さくらちゃん、大原みちるちゃんのユニットが今年頭に結成されていたりします。新旧共に夢が広がっていきますね。二次創作だと島村卯月ちゃんとの「かなうづ」などがあったりするのですが、さすがにキリがないのでこの辺りで留めておきます。
最近の悩みは「そばつゆ」が楽曲Near to Youを指す言葉になってしまったことで話が通じにくくなってしまったことです。一方で多くのプロデューサーの脳にそばつゆが染み込んでいるのでサブリミナルそばつゆ効果で今井加奈ちゃんも浸透させやすくなったとも言えますね。
今現在では一ノ瀬志希ちゃんとのユニットは存在しないと思うのですが、純粋で騙されやすそうな今井加奈ちゃんとつかめなさそうな独特の雰囲気をもつ一ノ瀬志希ちゃんはユニットとして考えると面白いのではないでしょうか。志希にゃんが無茶振りをして、今井加奈ちゃんがあたふたしている様子は想像するだけで微笑ましいですね。もしくは志希にゃんの言葉を信じ込んでメモを取ってしまうボケ殺し的なこともあるかもしれません。
こんな今井加奈ちゃん、第五回シンデレラガールズ総選挙までは51位勢だったのですが、第六回総選挙でなんとCu7位・全体21位と大躍進をしています。勢いがありますね。これは第七回総選挙で今井加奈ちゃんに投票することで勢いに乗れることを表しています。すごいですね。心に決めたアイドルがいらっしゃる方はそのアイドルと今井加奈ちゃんのふれあいを妄想してください。そしてそれを世界に発信してください。それが今井加奈ちゃんとあなたの担当の勢いに繋がります。それが無理でもどうか名前だけは覚えていただけると担当としてはこの上なく嬉しいです。
まず初めに言うが、私自身は過去にコミケにも、その他の同人誌即売会にも行ったことがある。
その上で、最近の会場問題や権利問題含めて思うことを書いていきたいと思う。
単に同人誌を不特定多数の人に見てもらいたいのであれば、ネットで無料公開するなり、電子版を委託すればいい話だ。
でも、そうでない何かを求めているから人は同人誌即売会に行く。
そうでない何かっていうのは何なんだろう。
コミケに行く人に、なぜコミケが好きなのかと聞くと、毎回のように決まった答えが返ってくる。
それはそうだろう。でも、それって、コミケでなくてはならないの?
例えば、コミケが晴海で開催されていた時期から参加しているような、古参の人ならば何らかの思い入れのある場として重要だろう。
でも、そうでない人にとっては?他の、地方で開催されているような同人誌即売会では充足感を得られない理由はなんだろう。
確かに、コミケは年に2回のお祭りであり、特別な非日常というブランドはある。
では、コミ1(一応書いておくが、コミ1の会場がビッグサイトなのは承知している。あくまでその他の例)やサンクリではいけないのだろうか?
私はそうは思わない。コミケの役割は、他でも十分に代替可能だと思ってる。
日本の知的財産権や著作権の基準を、国際的なものと照らし合わせたときに、仮にコミケが不適当なものだと判断されたとしても、私は仕方がないと思ってる。
とは言え、コミケ参加者のほとんどは赤字で回しているからこそのグレー。
しかし、コミケは近年目覚ましい変貌を遂げている。企業ブースが極端に注目されたり、芸能人が同人ブースを開いたりとだ。
単に、"ファン"アートの場として一括りにするのは難しいと思う。
中小零細の多い印刷業者、展示会として使う製造業者にとっては、会社自体の存続問題に関わることだ。
その点に関して言えば、ビッグサイトの利用について明確な答えを出すべきだと思う。
舞台「あんさんぶるスターズ!」Judge of Knightsのチケットが取れない。
本当に全然取れない。
KnightsPじゃない、
脚本家のファンでも演出家のファンでも音楽や歌のファンでもない、
先日ヘタミュの転売が学級会の話題になったけど、あんステのチケットを持っているファンじゃない彼女達は、不正なんて全くしていない。
「とりあえず申し込んでみた」ら当選しただけだから、複数の先行に挑戦したり一般発売で戦ったりすることもない。
例え濡れ衣で転売チケットだと当日劇場で言われても、正真正銘彼女ら本人が購入したチケットなので、問題なく観劇できる。
でも観劇できる彼女達は、現状あんステJudge of Knightsのファンではない。
おそらく観劇後も公式にお金を落とすファンになることはないよ。
私は、
ジャッジメントは不在だったリーダーのレオがついに登場した興奮と、イベントストーリーで喜んだり戸惑ったり闘ったりするKnightsメンバーに共感して、もっともっとKnightsを大好きになって、クッソ高いボーダーのために課金しまくり寝食を惜しんでダイヤと時間と気力を振り絞ってスマホをタップしまくった、思い出満載のKnightsPにとって大事な大事なエピソードの1つで、
キャスティングされた役者さんだって奇跡みたいに私の好きな人たちで、
舞台上でKnightsを観れるのが、楽しみで楽しみでしょうがなかった。
チケットが取れた彼女らには、そんな思い入れも、これ程の期待も、まったくない。
これを呪わずしていられる?
本人確認とか、購入者以外絶対に譲渡できないとか、そんなこと全く関係ないよ。
そんなこと取り締まっても、ファンじゃない人がチケット持ってて、観たくて観たくて死にそうなファンにチケットがご用意されない地獄は変わらないよ。
私は、あんステのチケット代が1枚10万円ぐらいで公式から販売されてほしかった。
だってそしたら、ファンじゃない人が「とりあえず買う」問題はだいぶ減るでしょ?
その理由って、きっと「ファン以外の人も気軽に観れるようにするべき」ってことなんだと思う。
でもさぁ、もう既に「ファンすら気軽に観れない」じゃん。
ファンに対してチケットの枚数があまりにもあまりにも異常なほどに少なすぎて。
狭すぎる劇場での上演、短すぎる公演期間、少なすぎる上演会場、設定した舞台プロデューサーに悪意すら感じる。
プレミア感を煽って、今後の商売の箔付けにするためだけに、大好きなあんスタを、大好きなKnightsを、利用されたような気持ちになる。
あんステ前作DVDのリリイベで、Judge of Knightsに出演するキャストさんが、「観たくてもチケットが取れなかったファンの方のためにも、SNS等での活動で楽しませてみせる」と気遣いの発言をしてくださったそう。
そのお気持ちは嬉しいけど、私はコスプレ男子の二次創作が見たいんじゃなくて、舞台の上で役者さんが魂込めてお芝居してくれるステージが観たいんです。
役者さんの本分は芝居を見せることだと思うんだけど、十分なチケットが用意されない(上演期間が足りない・上演会場が足りない・会場のキャパシティが足りない)以上、興行主は芝居を見せる気が無いとしか思えない。
あんスタの転校生(プロデューサー)なら、きっと少しでも多くのファンが公演を観られるように、もっとあらゆる可能性を考えてくれると思う。
もっとあんスタを愛してくれる、あんスタのことを知っているプロデューサーにあんスタを舞台化してもらいたかった。
上演期間が開いても良いから(ファンじゃない人が「とりあえず」また買うほど年月が開くと本末転倒だけど)、追加公演をするだとか、
ライブビューイングを千秋楽以外も開催してくれるとか(1日だけじゃ都合がつかない人も居るし、そもそもライブビューイングですら地域によっては全くチケットが取れない)、
既存ファンも十分観劇できて、新規ファンも獲得できる余裕があるような、舞台をプロデュースしてください。
どうか、どうか…
今月後半、晩夏の信州をクルマで筑摩山地越え、具体的には軽井沢~下諏訪の中山道伝いに和田峠(美ヶ原と霧ヶ峰の間の鞍部を通る感じ)越えを計画している。
ちなレンタカーで、行きの中山道武州路・上州路は新幹線、帰りの甲州街道はあずさを使う予定。
お土産は茂田井の明鏡止水と御園竹はマストとして、他にも見所や名産品をぼちぼち調べるつもり。
国鉄時代から何度もルートを変えつつ残ったという意味ではあけぼのといい勝負だったが、あけぼの無き今、そういう「しぶとい」列車は希少かも。
実を言うと北陸新幹線金沢開業後の金沢行列車名に、横軽廃止とともに消えた白山が復活するかと期待してたんだよね。
でもふたを開けてみたらはくたか続投!最初は白山の名前が半永久的に復活しないことが確定して悲しんだ。
確かに白山は東京から北陸方面を担うメインの特急だった。しかし横軽にリソースを取られまくって、微妙に近代化に取り残されていた路線の特急ということもあってか、長野方面への最速達手段という地位を築いたあさまに比べると、イマイチぱっとしなかった。横軽ファンとしてはちょっと悲しいけど。
だからあさまが新幹線になっても名称続投になった理屈で、白山が金沢行新幹線に返り咲けば結構な出世?という気持ちもあった。
しかし時間がたつにつれ、次第にはくたかのしぶとさを思うようになった。
そもそも東京-北陸ルートを担ってきた歴史は白山よりも長いしね。
最初に信越本線ルートで始まったはくたかが上越線に引っ越し(?)、ほくほく線経由を経て再び信越ルートに還ってきたわけだし。
湯〜園地に行ってきた。
新聞テレビネットニュース、多くのメディアが取り上げ、初日には指原莉乃も来園。
収支の部分はわからないが、動画が再生されたら実現→再生されたので本当にやります→地元のさびれた遊園地を活用して実現しました、というストーリーはもちろん、露出・評判ともに素晴らしく、大成功といっていいと思う。
実際、行ってみてとても楽しかった。
アトラクションは古い遊園地のそのままだけど、ちょっとの工夫で「湯〜園地」ナイズドされていたし、
1000人規模のボランティアスタッフはおじさんもおばさんもいて、めちゃくちゃに親切だった。接客に慣れていない人も多かったけれど、とにかく楽しんでもらおうという気概であふれていた。
薬剤師会の腕章をつけた人たちが経口補水液を沢山配っていて、熱中症予防につとめているのが伺えるし、
そもそもの別府のコンテンツ力、コンテンツを活かす発想力、発想をかたちにする実現力、すべてが備わった地域活性の手本となる好例だったと思う。
別府市長の自治体を動かす力は知らないけれど、彼自身のキャラクターも素敵だった。
でも、湯〜園地が成功した理由はやはり、クラウドファンディングで支援した人、事前に公式サイトで購入した人だけが入園できる仕組みだったからではないだろうか。
これから書くことは私の偏見だし、決して自分のSNSでは書けないようなことだが、はっきりと感じたことなので残しておきたい。
先ほど私が書いた「成功した理由」とは、報道やソーシャルでポジティブな反応がほとんどで、来場者の満足度が高い理由を指す。つまり開催中にうまくいった要因である。
こういったイベントは、大々的に開催が報道されることで、興味を持ち始める層がいる。
イベントを開催するまでのストーリーや努力を知っている事前購入者とは情報格差がある。思い入れや支援の想いが違う。
端的に言えば、前者は往々にして民度が低いんだろうと私は考えた。
湯〜園地の中はゴミなんて全く落ちていなかったし、ボランティアスタッフにいちゃもんを付ける客や、トラブルを起こすような客、列をきちんと守れない客がどこにもいなかった。
頭の悪そうな人はおらず、理解のある人ばかりだったと思う。
スタッフのオペレーションが悪いだの、待ち時間が長すぎるだの、衛生面が気になるだの、MAPがわかりにくいだの、別府駅-ラクテンチ間の誘導がよくないだの、悪いことを言おうと思えばいくらでも言える。
でも事前購入者は、どれだけ別府市民ががんばって、工夫を凝らしてくれたものだかはよくわかる。
ちょっと至らなくても、かなりの手づくりでも、ただただ実現したことに驚くし、嬉しいし、なんだって目をつぶれるのだ。
当日券を求めるような層は、他の遊園地と同じようなスムーズな対応、洗練されたおもてなしを求めるのではないだろうか。
クラウドファンディングを触ったこともないようなリテラシーの低い層は、正直なところ民度も低いのではないか。
シャドウバースっていうのは、エロメンコだとか、コイントスだとか言われているCygames産の本格スマホカードバトルだ。(注意 DTCGではない)
このシャドウバースは同社の神撃のバハムートというよくあるポチポチゲーの世界観をカードバトル(注意 カードゲームではない)に落とし込んだハースストーンライクだ。
私はあまりBlizzardのゲームが好きではない。(オーバーウォッチはすき) なぜかというと、やはりアメコミ強さがあるからだ。アメコミが嫌いなわけではなくいちいちキャラクターが濃いのが苦手で特に、オーバーウォッチは大好きなんだけど、ソルジャー76もリーパーも大好きで、「やめて!争わないで!」という平和ボケ思考の俺には刺激が強く、そういうのがあたりまえにあるのでBlizzardのキャラクターは苦手なのである。
でも、神撃のバハムートは昔、アイドルマスターシンデレラガールズのコラボから触っており、スライムを重ねてエロいスライムを作ったりした程度には思い入れもあるのですんなりとシャドウバースは受け入れることができた。
システムとしてはほとんどハースストーンのパクリなので面白くないはずがない。コインとヒーローパワーが無いだけで大きくシステムは変わらず、進化という神撃のバハムート特有のシステムもしっかり引き継いでいる。
冥府エルフが流行る前までは、ビショップがパワーが無いかな?ってぐらいで大体のリーダーでバランスが取れていて「これは流行るぞ」と感じ取り、即座に課金しデッキをたくさん作って遊んだ。
新パックの「ダークネス・エヴォルブ」が実装されて、冥府エルフ以外はほとんどバランスが取れていた。まぁ、その時は天敵のビショップがかなり強くなり自分がよく使うネクロマンサーは長きに渡り不遇を迎えることになるのだが。
ここまではいい。ここまでは素晴らしかった。1枚1枚のカードが価値があったように思えるし、極端につよいカードはもちろん会ったにはあったがカードゲーム(注意 カードバトルではない)の基本の「アドバンテージ」や「バリュー」の概念があった。ひっくり返せない盤面になることも当然あるが、そうなるのも基本的に7ターン目以降だった。そして、流行るデッキが変わるたびに採用カードも変わっていってデッキをいじる楽しさがあった。メタが回っていた。
まず第一に上げられるのが「ドロシー」だ。このカードはすごい。どの角度からみても、どういう視点から見ても「強すぎる」と感じるカードなため、このカードは次弾パックがでるまで大した弱体化もされずに猛威を振るうことになる。
そして、「バハムート」や「サラマンダー・ブレス」といった全体効果もこの時に出てきて、「アドバンテージ」や「バリュー」の概念はなくなり、バリューを意識し猛威をふるった乙姫ロイヤルはこの頃から完全に姿を消す。この時から「エロメンコ」と呼ばれだす。ハースストーン信者が流行らせようとした「ヘンタイストーン」は全く呼ばれなくなる。
「今回のパック担当がちょっとカードゲームわからなかった人間なのかもしれない」
「遊戯王だって、2チームあって片方が悪行を繰り返すけどもう片方は楽しいカードを出している」
今となってはそんなことはなかったが、ディレクターがシャドウバース初期に「勝率からしっかりカード調整をする」「極端に強いカードはださない」「CPUの思考はプレイヤーのカードプレイの質を高めるためのものにする」などを豪語していたので期待していたのである。
そして、「神々の騒乱」によって「ネクロ・ドラゴンの2強環境」が出来上がり、調整能力のなさを露呈してしまう。
不遇だったネクロマンサー使いの俺は狂喜乱舞し、果ての果てまでBPを貯めてこの時にマスターランクに昇格する。でも周りの人からの評価は散々であった。
「軽くて強いフォロワーを横に並べて戦うロイヤル」の特性をネクロマンサーは奪い、横に並べるのはネクロマンサーの十八番になる。
ドラゴンはもともとマナアップの特性を持っていたのだが、そこにさらにビショップの「回復してしぶとく生き残る」を奪う。
迷走。
そして1枚のカードに強い効果を入れたがためにどんだけ「バリュー」や「アドバンテージ」はどんだけ積み重ねいようが返されるようになる。安定した爆発力。エロメンコに拍車をかける。
今回実装された「ワンダーランド・ドリームズ」。まさかの「ヴァンパイア1強環境」である。
しかしその蓋を開けてみればヴァンパイア1強の下には「不思議の探求者・アリス」の存在があった。
このカードはすべてのデッキに入れることの出来る「ニュートラル」で、このカードのせいで、ほとんどのリーダーの序盤の動きは「123アリス」といわれる動きになる。
この動きをしないリーダーも居るにはいるが、先行をとった「123アリス」はもともと「先行有利は後攻のほうが進化を一回多く使えることで打ち消せる」といったゲーム展開を完全にぶち壊す。
詳しくは各自でググって動画とか見てもらえばわかると思うが、このカードのせいで「後攻はプレイミス」と言われるほどになった。これが今の状況でまさに「コイントス」と呼ばれ「じゃんけんのほうがまだ駆け引きができるので難しい」と言われる。
私はシャドウバースが好きだ。大好きだ。神撃のバハムートが好きだし、アニメの神撃のバハムートなんかみてるとやっぱりケル子が可愛いって思うし、ルシフェルが出てきてテンションがあがったりする。
でも、残念なことに、その神撃のバハムートの生み出したCygames、シャドウバースを生み出したCygamesが、シャドウバースを殺しているのだ。
7/30にカード調整の詳細が発表される。しかし、その知らせは滑稽なもので「レジェンドを含めた5枚以上」とのことだ。
そもそも壊れたカードがあるならそれのレアリティが何であっても調整をするのが当たり前なのに「レジェンドを含めた」とかわざわざいっているのが不安にさせる。
そして今の状況はどれだけ好意的に見ても「バハムート降臨」から壊れているのに「5枚以上」という宣言。少なすぎる。残念だが、最初のパックも含めて調整が必要なの状況なのだがどうやら理解ができてないように思える。
なので、今回の調整は間違いなく「ワンダーランド・ドリームズ」で実装された5~8枚ぐらいを調整するぐらいだろう。
もう一度いう。
そして、今声を上げて「今のシャドウバース」を批判している人間も「シャドウバースが大好き」だろう。
大好き故に、楽しく遊びたいのだ。私たちはシャドウバースを批判する。批判するがそれはゲームの批判ではない。シャドウバースというコンテンツの批判でひいてはCygamesへの恨みの声なのだ。
○朝食:なし
○昼食:助六寿司(太巻きが一つなくなり、細巻き三つになったことに絶望してたんだけど、細巻きは細巻きで美味しかった)
○間食:チューハイ
○調子
はややー。
仕事は会議やら調査やら、調査の過程でアホらしい製品バグを見つけて面倒なことになった。
●3DS
○ポケとる
ゲンガー、ヒードラン、ギガイアスで潜ってるけど、3回に1回はクリアできない。
スーパーゲットチャンスきたらスパボ投げてさっさと終わらせたい。
ログボのみ。
○FGO
水着イベントの第二部のシナリオをクリアして、スカサハが正式加入。
あとは宝具レベルだけど、スカサハに思い入れがないからか、やる気がわかない。
特に苦労したのがアーチャーの三段階目進化に必要な「無間の歯車」を8個。
これはイベント報酬にはなかったので、これをドロップする雑魚敵を倒すことで入手するんだけど、
スタミナ回復アイテム使いながら、かなりプレイしてようやく入手できた。
ただこれ、サーヴァーント自身のレベル上げだけじゃなくて、スキルのレベル上げにも必要なんだよなあ。
アーチャーが使うかはわからないけど、とりあえずマシュのレベル7には必要だから、近いうちにまた集めないとなんだけど、さすがにしんどい。また何か別のイベントで報酬になったりするのかなあ?
そんなことも思いながら、スキルより先に進化だと思いアーチャーを三段階目まで進化、あと一回進化させれば最終形態。
・蛮神の心臓4個
ただ、これはイベント報酬にないので、普段の曜日クエストで地道に集めよう。
さらに、フォウくんも集めて、クーフーリンとアーチャーのATKをまずは限界まで上げた。
わかってなかったんだけど、この限界を超えることもできるみたい。
ただ、それにはかなりレアな星4フォウくんが必要みたいなので、当分先になりそう。
そろそろ、育成の方針を決めていこうと思う。
基本の7種からバーサーカーを抜いた6種のクラスから、それぞれ二人育成する方向で行くことにした。
というのも、このゲームはクラス間の属性が大事とはいうものの、敵PTが複合クラスで来ることもよくあるから、
五人PTを全員同じクラスで揃えるのは難しいゲームなんだと、ようやく理解できた。
マシュ、ジャンヌダルクの二人を固定枠。
さらに、ほとんどのクラスに弱点をつける、バーサーカー枠も一人。
で、五人の枠の残りの二人を状況をに応じて使い分ける。
という、方針に決めた。
間違ってるかもしれないけど、とりあえず決めた。
当然、大切になるのは、この二人の選出なんだけど……
強いとか弱いとかまだよくわからないので、キャラの見た目とかでまずは選んで見た。
完全に消去法。そもそも三人しか持ってなくて、残りの一人のZEROキャスターのセイバーVerは宝具がバフで使いづらそうだからという理由。
水着玉藻はまだ育成始めたばかりだからよくわからないけど、星5だから強いと思いたい。
これも消去法。アーチャーを三人しか持ってなくて、残りがフラグメントのアーチャーなんだけど、この人は星1なので、星3のライダーのお姉さんを優先させた。わけではなくて、ステイナイト関係者の方が思い入れがあるだけです。
これも消去法。ライダーも三人しか持ってなくて、最後の人はブーディカさん。
2章で活躍したから使おうかと思ってたけど、宝具が防御アップで、マシュやジャンヌと被ってるのでやめて置いた。
メディアさんはステイナイトの中でもかなり好きなほうのキャラなので、絶対育てようと思う。
女の子キャラだと桜が一番好きで、次がキャスターが好きです。(氷室さんも好きなんだけど、ステイナイト枠じゃなくて、氷室の天地枠で好きなので)
残りの一人は悩み中、というのも星4のニトクリスとナーサリーライムのどちらも強そうだし、見た目で大笑いしたチャールズバベッジもいるし、クーフーリンのキャスターバージョンもいるしで、子安ボイスのショタもいるし、ZEROキャスターも好きだしで、育てたい候補が多すぎる、まだほとんど誰も育成できてないから、メディアさんを育てながらゆっくり考えよう。
この人、こんなに忠義にあついいい人なんだね、大好き。
もう一人は小次郎と悩みつつも、なんかもう「ハサン」という概念自体が好きになってきたので、合わせでこの人にした。
まだ持ってないけど、フラグメンツのハサンもいるみたいだから、育てたい。
かわいい、百合ヤンデレ好き、この子がいるとマシュが嫉妬するのも好き。
今プレイしている水着イベントでも活躍したキャラで、メインの一章にも出てて、かなり気に入った。
こんな感じで行こうと思う。
ただ、セイバーとライダー、あとアーチャーのもう一人は消去法で選んだだけなので、いいキャラが引けたら方針を変えるつもりでいる。
方針を決めたので、今日はもう寝ようと思ったんだけど、呼札を一枚手に入れたので、運試しで単発ガチャを引いたら……
な、なんと!
昨日に続いての最上位レア、ライダーの「オジマンディアス」さんを引きました!
わー、これで星5は水着玉藻、オジマンディアス、ナイチンゲール、ジャンヌと四人目。
星4がイベント配布のスカサハを除くと、アーチャー、ニトクリス、ナーサリーライムと三人しかいなくて、しかもアーチャーはゲーム開始したときの星4確定ガチャでもらったやつだから、明らかに星5の方が多く引けている。
ビギナーズラックなんだろうけど、嬉しくなるね。
○朝食:なし
○調子
はややー。
アホみたいに暇だった。
11時ぐらいからあまりにもすることがなくて、暇な人もう一人とパフォーマンスチューニングについて語り合うという、仕事なのか雑談なのかわからない会話をして過ごした。
十万件データの処理に五分かかるプログラムを、十万件を2秒にチューニングできることがわかったが、
日平均五件、最大でも四十件という全く使われていない処理だったことが最後に判明して、二人でゲラゲラ笑い合って終わった。
(いや、二人とも薄々気づいてたんだけど、暇だから別にいいかって感じでそこをあえて無視して喋ってた)
●3DS
○ポケとる
・サファリ攻略中(ミノマダム(ゴミ)、ミノムッチ(ゴミ)、モルフォン、キャタピーを捕獲、残り2匹)
サファリ楽しくない。
あと、そうえば、色レックウザのランキングイベント参加し忘れてた。
ログボのみ。
「大型アップデートのざっくりとした概要をお知らせする日」だった。
なんじゃそら、そんなの予告すんなや、しかも概要がざっくりしすぎててなにもわからん。
テンション一気にダウン。
○FGO
2章のストーリーは、ネロへの思い入れがないからいまいち乗り切れなかったかなあ。
とはいえ、キャラクタは気に入った、特にブーディカさんはクリア報酬でもらえたこともあって、育てたい。
けど、こういう防御アップのキャラはマシュがいるし、「ローマ特攻」ってローマ人に効かないスキルは覚えるのが面倒臭そうでいやだなあ。
ライダーのクラスはいまいち誰を育てるか決めかねてるので、もう少し悩もう。
それと、育成の方も色々と進めた。
クーフーリン、アーチャー(ステイナイト)の二人は現状できる最大まで上げたので、この二人のクラス、
ランサーとアーチャーのクラスの他のサーヴァントを育てる方針で行くことにした。
これは、どうもイベントをこなすには幅広いクラスのサーヴァントを育てるより、まずどれかのクラスに絞ってサーヴァントを揃えた方がよさげに思えたから、しっくりこなかったら方針は変える予定。
今日は、
マシュを40、アーラシュを40、エウリュアレを40まで上げた。
アーチャーはステイナイトの人に加えてこの二人を育てようと思う。
ランサーは、水着玉藻の前、プロトの予定。(このゲーム、編成のコストの締め付けが苦しいから星5の水着玉藻の前はまだ難しいかも)
きちんとけじめをつけたくて、吐き出しの見苦しい文章ですが記録します。
ツイッター上では色んな情報が飛び交っていて、どこまでが真実なのか判断が難しかった。
本当なのだろうか。誰かが、悪評を広めようとわざとやっているのではないだろうか。
そんな疑心暗鬼もあって、あまりどちらにも寄らないよう経過を見ていた。
少しして、公式から謝罪があった。外部の弁護士も呼び、権利上問題があることが発覚したと。
よって該当するものに対しては差し替える。という内容だった。私の中でその問題は、一度終わったことになった。
だって対応したから。他の盗用ジャンルよりはマシだと思っていた。
公式からなんのアナウンスもされず差し替えを行ったりしていなかった。
少しして、何がきっかけだったか、まだ盗用問題に言及している人がたくさんいることを知った。
驚いた。公式が対応しているのに、まだ引きずっている人がいるのかと。
けれどwikiを見て、関連した問題がひどく増えていることに驚いた。
普通はまず、作品名と盗用で検索をかけても個人の感想程度しかひっかからない。
キャラクターの雰囲気が似てるだとか、見た目が似てるだとか、その程度の話題だ。
作品名と問題で検索をかけて、色んな炎上騒ぎがひっかかってくることもおかしい。
確かに信者のやらかしはどこにおいても起こりうることだ。人気があるから、そういうものなのだろうか?
けれど他に人気のある作品と問題で検索をかけてみると、様子が全然違う。
有志が作ったのであろう、作品に関する問題を掲載して、いかにその作品を読み込んでいるかを競うようなサイトがひっかかったりするのだ。
じゃあ、どうして。
改めて問題を振り返ってみた時に、いくつか引っかかる点があった。
だから、アンチと呼ばれてしまう方々の意見をもう一度、自分なりに考えてみたのだ。
・UIについて。
実用的なデザインを追及すれば、ある程度被ってしまうことはあるのだろうが、判断が難しいようだ。
ただし、ソースコードが丸々同じだとか、流用であれば問題になるらしいが。
アンチの方々が引用している元の開発者の方の発言だけではソースまで丸々同じなのかどうか事情がわからない。
あいにく私はソースコードを検証できるだけの能力がないので、白黒を決めることはできない。
・キャラクターデザインについて。
写真のポーズを参考にして(ほぼトレス?)いるだろう件について。
これもあくまで参考といえる範囲で行われていることだと、弁護士は判断したのだろう。
写真が表現するものの独創性を認めるかどうかは難しいところに感じる。
ただ、カタログなどに掲載されている商品を撮影した写真や、被写体が自然物であってもそこに独創性が認められるとした判例も存在している。
よって写真の権利元が、写真によって表現したものを悪用されたと判断し主張するのならまた事情は変わってくるのかもしれない。
けれど恐らく写真の権利元はそうは主張していないのだろうし、争う様子もないのであれば白黒つけがたい。
ご友人のキャラクターデザインを流用しているのではないか、という疑惑も浮上しているが、
謝罪文にも法的な判断は済ませ対処したが、創作倫理に関しては判断しかねるとしているのだから。
つまり問題が収束しないのは、倫理的な部分のけじめがついていないからだ。
ある意味で私刑に近いものではあるのかもしれない。だから、アンチと呼ばれてしまう方々の意見に反発する人もいる。
倫理的な部分を問い詰めることは、相手の人格を攻撃することに似ているから、賛同しづらいのだ。
最近改めて最初から最後まで謝罪文を読んで驚いたのは、確かに権利元への謝罪がきちんとされていないことだった。
関係者とひとくくりにし、心配させて、不安にさせて、報告に時間がかかって、ご迷惑をおかけしたことにお詫びを、と。
あげく、謝罪文の最後には、他にも関係者でご迷惑が発生している方は、こちらまで問い合わせください、と。
これは権利元への謝罪をしていると、そういう行動をしていると判断できることなのだろうか?
あげく盗用問題を起こし、今後改めていくとしたはずなのに、敬意を払うべき使用しているモチーフのデザインを取り違える。
それを差し替える時には、旧デザインに思い入れがある方やプレイヤーに謝罪するだけ。
虚しくなってしまったのだ。私はこんな企業に加担していたのかと。
退会した。関連グッズなどは処分した。自分が公開した二次創作を削除した。
ブックマークやお気に入りも全て整理した。そうして少しずつ、後始末をしている。
自分の名前で、意見を発信することもしたつもりだ。感情的になったり言葉を選んだりで、うまく伝わっていないかもしれないが。
最後にこのブログを残そうと思う。私の罪滅ぼしだ。加担してしまった自分を許すための言い訳。
そして、創作者のはしくれとして二度とこういうったことに加担しないよう、決意を込めて。
おおむね同意。
大方、大音、大象との並列から、大器も「これから出来る。出来るのに時間がかかる」ではなく
「もう既にそこにある」とするのが妥当だと思う。「もうそこにあるのに、完成しているように見えない」。
もう少し突き詰めると、これも大方、大音、大象との並列から「成」も「完成。おしまい」ではなく
器が物理的に「閉じている様」ではないかと思う。「大きい器は閉じた空間のようには見えない。大きい器は果てがないようにかんじる」。
「器の形は閉じるのが『完成』だ」でも「器は『人格』の比喩だ」でもいいんだけど
大方、大器、大音、大象と並べた中で「大器」のみが「生成の過程の話」だったり「人としての器の話」だったりするのは
逆に言えば、元の文が抽象的なものであるだけに「大方、大器、大音、大象」の四つ全てを「人間の資質の比喩」と考えることも可能なはずだ。
現代日本人は「器」という単語にだけ強い思い入れを持ちすぎる傾向があるのではないか。
加えて「最終的に何かになること」に偏重した価値観と「いまここにあるもの」の軽視。悪く言えば「完成の概念に依りかかった現実逃避」。
人に完成は有り得るのか?
なんかもー、最近これのことでぐるぐるしてお腹痛くなってきたから吐き出します。長いです。
弱虫ペダル二年目開始~現在までの、手嶋ゴリ押し展開に対する批判です。
一行で言うと、「私は手嶋が好き。でも、だからこそ、これ以上作者のえこひいきでゴリ押しするのはやめて」。
日光IH山岳リザルト争いでの手嶋の扱いに満足、感動した、もっと活躍して!と思っている方には不快な内容かと思われますので、読まれない方が無難です。
それでも読んでくださる方は続きへどうぞ。
なんでかなって思ってたんですよね。私手嶋のこと大好きだったはずなのにさ。二年目合宿も、IH山岳リザルトも、せっかく手嶋がメインで活躍してるのに全然面白くないんだもん。
合宿、対古賀戦の決着時は、「手嶋勝ってよかった!」とは思ったけど、感動したかと訊かれたら、しませんでした。少しも。だって違和感の方が大きいから。
何か策があって勝つのかと思ったのに。古賀が手嶋を消耗させるためにペダルを回している間、手嶋の作戦(古賀の癖を見抜いていてそれを利用するとか)は進んでいて、それが功を奏して最後のわずかな差を生んだ―――ってなるかと思ったのに。それが策士の手嶋らしい勝ち方かと思ってたのに。
結果は、「ひたすら必死でもがいたら勝てました」。根性勝ちです。
まあ、手嶋は今まで日陰にいたキャラだし、たまには根性で勝つことがあってもいいか……。と、自分を納得させ、その時はスルーしました。インターハイが始まったら今度こそ手嶋らしい活躍が見られるだろうと信じながら。
そしてIH。山岳リザルト争いを読んでる間も、違和感はずーっと消えませんでした。決定的になったのは決着後の真波の台詞。
「手嶋さん。ありがとうございました! 待ってくれて」
へ?
「手嶋さん、あなたは強かった! 俺のアタックにもついて来た」
はあ?
「フツウ待ちません残り300メートルで。すぐ直るメカトラだ、運が悪かったで片づけられる。ついてなかったそれだけです。誰だって勝利は欲しい、目の前にある! クライマーの勲章が! なのに止まった! 誰にもできないことをできる人は、強い人です!」
真剣勝負なのに、脚止めてくれてありがとうなんて言うような奴だったっけ……?
私、真波に別に思い入れはないけど、単純に疑問に思ったよ。自由奔放で物事に執着しなくて、そんな真波が一目置いてるということが小野田の価値の一つだと思ってたんだけど。なんで何の因縁もない、実力拮抗しているわけでもない手嶋をべた褒めよ。不自然だよ。
そして続く総北メンバーズの反応。もう引用めんどくさいから要約するけど、ご存知のとおり「全員が全力で手嶋を称賛」。
なんか、おかしくない?
青八木(ずっと手嶋と組んで来た親友)とか小野田(結果が出なくても努力を認めたいタイプ。杉元敗北時ももう一回チャンスをあげてと申し出ていた)ならまあわかるよ。けど、総出で称賛の嵐はいくらなんでもおかしいだろ。しかもその誉め台詞がどれもこれも、本気で誉めてるとは思えない薄っぺらいものばかりです。今泉、「有言実行、努力の男だ!」って。有言実行の意味わかってる? 「勝つ」って宣言して出て行って実際勝って戻って来るのが有言実行ですよ?
鏑木は鏑木で、「震えてます! 熱いです!」。ついさっき僅差でリザルトを逃して悔し泣きしてた男が、態度を急変させて二位の手嶋をベッタ誉め。
みんななんでそんな不自然な誉め方すんの? これじゃあ御堂筋の言う通り、今年の総北は仲良しサイクリング部だよ。
山岳リザルトが始まってから、いや、合宿の時から何かがおかしいのです。
コイツこんなこと言うキャラだったっけ? と思うことの連続なのです。
この疑問と違和感への答えはただ一つ。
これに尽きます。
なぜ、坂道のライバルであるはずの真波と手嶋が対決しているのか?
なぜ真波は手嶋を手放しで誉め、勝利の叫びまで上げているのか?
なぜ総北の面々は勝敗そっちのけで手嶋をべた褒めするのか?
なぜそういう不自然な状況に疑問を持つキャラが一人たりともいないのか?
作者は手嶋が大好き。持ち上げたい。目立たせたい。おいしい役を与えたい。誉めたい。他のキャラにも称賛させたい。だから不自然な展開や台詞が続くのです。
モブもそう。「5番が一番すごいんじゃね? ガンバレ!」と言うために配置された役者です。山岳序盤で「あいつ凡人だな。ププ」という下げ発言をしているのは、称賛の前フリ。だってこれもおかしいもん。一瞬で通り過ぎて行く選手を見ただけで「凡人の走りだな」って、観客どれだけ玄人なの。
正直、ここまで書いた内容なんて、匿名掲示板や書籍通販のレビューで指摘し尽くされたことです。それを知ってる人からすれば「おまえ今さら何言ってんの?」って感じだと思います。
でも今まではさ、信じたくなかったんだよ。1年目合宿編読んで、手嶋というキャラを好きになって、手嶋に陽が当たる時をずっとずっと望んでいたはずなのに、いざ活躍し始めたら全然楽しくないなんて。でも実際、6,7巻はしつこいぐらいに繰り返し読むのに、38,39巻は読み返したいと思わない。
なんでかなーおかしいなーって思いながら、偶然2ちゃんねるのペダルスレを見たら、作者の手嶋ゴリ押しがもの凄く批判されてて。手嶋は主将になってから魅力なくなった、作者が手嶋贔屓するせいでストーリーも他のキャラも崩壊している、手嶋は弱虫ペダルの癌だとまで言われていて。
なのに手嶋好きなはずの私は、手嶋を擁護する気になれなかった。だって書いてあること全部正論なんだもの。ちゃんと根拠も説得力もある意見だったんだもの。
そして、ああ、私が最近の弱虫ペダルを読んで感じていたモヤモヤはこれだったんだ、って遅ればせながら気づいて。
私が、「ストーリーも他のキャラもどうでもいい! 手嶋が目立ちさえすれば!」って言えるぐらい手嶋狂なら楽しめたんだろうけど、幸か不幸かそうじゃない。他のキャラにも魅力を感じているし、ストーリー展開にも感動したことが何度もある。
だから、手嶋が活躍しているせいで弱虫ペダルがつまらなくなってるって、悲しいけど納得してしまったんだよ。
手嶋ゴリ押しの煽りを受けているのは、まず真波(前述のとおり)、次に今泉、泉田、小野田、そして誰より手嶋自身です。
今泉については、「こいつ手嶋の信者になってるな」と思うことは今までにもありましたが、今年の山岳序盤で違和感が爆発しました。
今泉「俺はこの一年、あの人が努力を怠ってるのを見たことないす」
…………え?
その言い方だと、まるで「手嶋さん以外は努力を怠ってる」みたい。
今泉は手嶋ほど努力してないの? 違うよね。御堂筋に負けて悔しい思いして、リベンジ誓って努力して去年のインハイ走ったんでしょ?
今泉だけじゃない。この場にいる人みんな最大限努力してるでしょ? なんで手嶋の努力だけ価値あるもののように言われるの? 才能ある人の努力は凡人の努力に劣るとでも?
体が小さいから負け続けて、人の倍がんばってやっと勝てるようになった鳴子の努力は?
坂道に負けて泣いて、インハイ優勝を逃した責任を感じて苦しんで、先輩に励まされてようやく立ち直った真波の努力は?
洗濯係ってバカにされて泣きながら日誌つけて、それでも諦めずにエースの座を掴んだ葦木場の努力は?
それぞれに努力してるキャラをみーんなスルーして、「手嶋さんは努力の男!」だなんて。盲信、という言葉がよく似合います。それを言う役として今泉が選ばれたのは、彼がエリートだからでしょうね。去年は手嶋を負かしたエリートが、今は凡人の努力に感服している。それが手嶋の格を上げるんだと作者は思っているのでしょうか。
私には、特に理由もなく手嶋信者に成り果てた今泉くんが、白々しいおべんちゃらを並べて手嶋にへーこらしている、という風に見えます。手嶋の格も今泉の格も急降下です。
泉田は、真波を追って飛び出した手嶋をバカにしたよね。「プフッ」とかって小物悪役みたいな笑い方で。
でもこれって泉田らしくないよ。だって泉田は、去年田所さんのために怒ってくれたじゃない。田所さんをバカにする御堂筋に向かって「誰でもバカにしますねあなた。あの人は強かった!」って言ってくれたじゃない。
私はあの場面で泉田のこと、凄く好きになったのに。泉田自身が最初は田所さんや鳴子のことを見下していて、でもアクシンデントをものともしない心身の強さを認めたから、自分の慢心を反省したはずでしょ。
その泉田がこんなこと言うなんて。人の努力を笑うなんて。泉田自身も伸び悩んで苦しんでいた時期があるのに、どうして?
答えは簡単、「手嶋称賛のための前フリ」。後の手嶋スゴイ手嶋最高展開を盛り上げるために、手嶋を不当に下げる悪役をやらされたんだよ泉田は。「凡人の手嶋くんの努力なんて無駄無駄~」と言わせておけば、その後の手嶋祭りが盛り上がるもんね。その代償として泉田の魅力は地に落ちるけど。
「そんな大げさな~、泉田は元々こういうキャラだよ~」という意見もあるかもしれません。でも、東堂からも「インハイの苦い経験を知る男が主将。これなら負けまい」って評価をもらっているわけですが。東堂さんの目は節穴ということになりますね。手嶋ゴリ押しを容認すると、こうして泉田を信頼して主将を任せた旧ハコガクメンバーの格まで落ちる。弊害だらけです。
小野田については「手嶋に主人公の座を奪われている」。合宿は手嶋のためのものだったし、IHでも小野田の代わりに手嶋が真波と戦うという展開。小野田が集団に飲まれた時は「去年もそうだったのに学習しないな坂道。しっかりしろよ~」と思ったものですが、考えてみればこれも手嶋が活躍するための前フリです。「小野田が不在だから俺が行くぜ!」と手嶋が前に出るための布石。そのために小野田は、二年連続で同じ過ちを繰り返すアホと化したのです。追いついてきたと思ったら「手嶋さんを応援しに来ました!(自分は真波とは勝負しない)」。
小野田と真波って宿命のライバルだと私は思ってたんですけど、認識が間違ってたんでしょうか。小野田は手嶋さんに夢中で真波のことを見てない。真波は小野田との勝負を熱望していたはずなのに、なんの因縁もない手嶋に勝って満足げに叫んでいる。
誰より株を落としているのは手嶋自身です。
2ちゃんねるだってアマゾンだって、手嶋ゴリ押しを批判する声はあっても、手嶋自身を叩いてる人なんてほとんどいなかった。
「なんで策士というキャラを生かしてやらないんだ」
「勝ちに貪欲な手嶋が好きだったのに、残念だ」
そんな、手嶋の本来の魅力を惜しむ声ばかりでした。甚だ同意です。
ゴリ押しで無理やりな活躍をさせなくても、手嶋にはいいところがたくさんあったじゃない。自分が凡人だってことを知っていて、それでも自転車が好きで勝ちたくて、必死で努力して、努力で足りない部分は知恵を絞って補って、チームワークを駆使して勝ちに行く。
知恵、チームワーク。それが手嶋の魅力だったでしょ。相手の弱点をうまく突いたり、味方が最大限に力を発揮できるように策略を練るのが手嶋らしさだと私は思う。そしてそういう戦い方は、小野田にも真波にも東堂にも巻島にもできないことでしょ。手嶋が一番になれるとしたらそこでしょう。どうして自分の強みを忘れて、俺が俺がって無策に飛び出す奴になり下がっちゃったの。
「手嶋本人がリザルト争いに絡まないと不満」って考えなのかな、作者は。作者自身が描いていたはずの、「優勝すればチーム全員が讃えられる」というロードレースの魅力も忘れてしまったのかな。青八木が「俺ばっかりゴメン」って謝っても「二人で掴んだ勝利だ!」って喜んでいた手嶋はどこに行ったの。
そして口を開けば、長い長いポエムと、努力は俺の専売特許みたいな表現の繰り返し。「俺は努力で登るんだ!」、「(真波が勝った要因は)才能ってヤツか……」。
手嶋が1年目合宿で今泉や鳴子に向かって「俺だって努力してんだぜぇ~」とイヤミ言ってたのは、作戦だと思ってました。天才だって努力していることは百も承知だけど、勝つために敢えて相手を怒らせようとしていたのかと。でも、今年の手嶋を見てると、「凡人の俺は努力してるけど、天才のおまえらは努力を怠ってる」と思ってるようにしか見えない。2年生の頃の手嶋の魅力すら崩れていきます。
手嶋はこんな奴じゃなかったのに。
読者みんなが知ってることだけど、IHメンバーじゃなくても手嶋はチームに貢献してました。シューズとペダルを渡して小野田の1000キロ走破を助け、落車した小野田の背中を押し、補給にマッサージにと地味だけど大切な仕事をしていました。相手のメカトラを待ってあげた、優しい優しい手嶋さん~なんて白々しい展開使わなくたって、手嶋はこんなに優しかったのに。手嶋の優しさが、チームの勝利につながっていたのに。
今はどうですか。手嶋ゴリ押し展開の結果チームはどうなりましたか。小野田は手嶋を支えるために疲労、鳴子と今泉はクライマー不在の中チームを引いて疲労、手嶋本人は考えなしに無茶してリタイア寸前まで疲労。チーム全体が手嶋のせいで疲れてる。
手嶋はこんな奴じゃなかったのに。魅力に溢れてたはずなのに。作者は忘れてるの? こいつはゴリ押しでしか目立てないって思ってるの?
誰よりも手嶋をバカにしてんのは作者なんじゃないの。
我ながら気色悪いけど、これ書きながらずっと泣いてる。
ただひたすらに悲しいよ。がっかりだよ。
関わったキャラの魅力をことごとく下げて回るクラッシャーになってしまった手嶋にも。
ゴリ押しで前に出すことでしか手嶋を活躍させられない作者にも。
せっかくの手嶋の出番を素直に喜べない自分にも。
デレステ配信当時からずっとずっと話題になっている、本家モバマスとの差異。
今回のLMBGの件で更に議論する人が増えたように思う。
ここで私からは1つ、生まれたキャラのギャップについて、視点を提供したい。
まず、アイマスの大元であるバンダイナムコエンターテインメントは企業だ。それを最初に理解してほしい。取引すべき相手企業がおり、賃金を支払わなければならない従業員がたくさんたくさんいる、一般的な大手企業だ。
一人一人がいくらそのキャラクターに対して思い入れようと絶対に変わらない関係である。
そして、企業にとって商品は商業的価値を持たなければならない。
当たり前のことだ。顧客を獲得し、お金を稼がなければならない。
モバゲー版アイドルマスターシンデレラガールズはそれに成功した。
そしてこのコンテンツはさらなる商業的価値をえるため、アニメ化、そして音ゲーアプリ化を果たした。
言い換えれば、生産した商品が売れたので、更にたくさん売れるよう、新たなターゲットの獲得を試みたのだ。
当たり前だが、新たなターゲットと既存の顧客では商品に求めるものがズレてくる。
既存の顧客のニーズに応えていては商品価値はそこでストップする。売り上げも伸びない。ユーザーも増えない。
そこで、更に多くのユーザーを集められるよう、元々のシンデレラガールズからもっともっと大衆向けに、キャラは可愛くわかりやすくリメイクされたものがデレステ版だと考えている。
ここで皆が憤慨してる件について立ち返ってみてほしい。何の話でも結構だ。そのキャラクターは、「わかりやすく」されたんじゃないだろうか?
お嬢様はわがままに、個性的なキャラはキャラ付けをしてる設定に。
それらの変化は、アイドルマスターシンデレラガールズというコンテンツが新たな市場(音楽ゲームアプリ)へ飛び出すにあたり、より多くのユーザーに受け入れ、理解されやすいよう生まれたものではないだろうか?
ハンバーグの味付けがだし醤油の香りから照り焼きに変わったような、多くのユーザーにより大きい範囲で愛されるためのシフトチェンジではないだろうか。
「このキャラはこんなんじゃない!」
という声ももちろんわかる。
しかしながら相手はプロだ。コンテンツ作成で多額のお金を稼ぎ、多数の社員を雇っている企業だ。
だから、今一度商業的価値、市場の変化から起きたものとして、考えなおしてみてほしい。
この考えが受け入れられなくてもいい。他に理由を探してもいい。
でも、デレステではそれは起きてしまった変化で、これからもずっと続いていく変化だと思う。
どうしても受け入れられなかったら、悲しいけれどモバゲー版だけ触る方が精神衛生上いいだろう。
でも、デレステだってせっかく好きなコンテンツから生まれたゲームなんだから、どこかで「こういうことなんだな」と思えるようになった方が幸せだと私は思う。
https://anond.hatelabo.jp/20170619161802
つーかヤマカムは矢吹や赤松の発言を引き合いに出して「つまり、「真中=おれ」だったわけです。」って言ってるけど根本的に違います。
あ な た は 真 中 で は あ り ま せ ん 。
あなたは「俺が真中だったらなあ~~」という願望を持っているだけの人間で 「真 中 イ コ ー ル 俺」 は あ り え ま せ ん 。
いや、さすがに何言ってんだお前は
「あれは漫画だ!お前は主人公じゃないんだ!正気に戻れ!」って
真面目な話で、
「なにマジになってんの」「あれはフィクションだとわからないの」式の反論する奴いるけどそれ反論になってねーから
誰かの作品評論に「なにそんなマジになって読んでるの!ばーかばーか!」なんて反論が成り立つフィールドは中学校ぐらいまでにしかありません
真中クローンの中間くんは「東城が恋してるのはあくまで真中とかいう奴で、俺(中間)は真中の代わりだと思われてる」っていうところの自覚はしっかりもっていて、そのジレンマを乗り越えるのが続編「EAST SIDE STORY」の主題であるはずなんだが
北大路も同じ理由で中間くんにアプローチしかけますが、直後に「やっぱお前真中とちげーわ、真中こんなやつじゃないわ」つって速攻でフラれるんだけど
真中とそっくりな理由については何一つ考察もせず、「真中クローンと恋する発想がきもいいいいいいい」って独占厨丸出しで風評同然の叩き方をしている。
だからヤマカムの人は前作主人公にシンクロして前作に深く思い入れをもってるわけで
無理矢理続編やる為にどんな主人公を出して一生懸命理由付けしてもそれはノーって言ってるだけでしょ
まあぶっちゃけ俺個人はあの漫画にそこまで興味ないし東城さんとかとくに1番つまんねー女だなと思った印象しかのこってないんだけど
でも彼や大勢いた彼の同類による鑑賞法(主人公に憑依した上で独占的なハーレムを楽しむ)が王道だったのは分かるし
「それは幼稚な独占慾だ!」っていってもしゃあないじゃん
独占厨丸出しで独善的な思考を垂れ流して一方的に作者キモイ女の発想キモイと性差別ヘイトしているヤマカムさんこそが この世で一番気持ち悪いです。
そう
お前はなにもいえてないし馬鹿丸出し
どうやら、俺は偉い人からそれなりに評価されていたらしく、色々とお褒めの言葉をいただいた。
もちろん、悪い気はしなかったが、別に自社の上司ではないので、酒の席の世辞だなあ、とも思っていた。
ただ、その中で、ざっくりというと
「会社員やるよりフリーランスの方が稼げるし、君には向いていると思う。年収倍は余裕やよ」みたいな話をされた。
正直、そういうお金や契約の話に、極端に弱いし、お酒を飲むとたださえも緩い頭の中の知識の繋がりが、だだゆるになるので、
はやーそうなんだー、とぼけーっと聞いていた。
そりゃまあお金がたくさんもらえるにこしたことはないけど、当然それに伴って責任も増えるだろうし、面倒なことも多いだろうし、
なにより、今でも結構精一杯だから、これ以上なにかやらなきゃいけないことが増えるのはしんどいなあ、と思った。
一晩あけて、休日なので昼まで寝て、近所の台湾料理屋で麻婆豆腐定食を食べ、洗濯でもしようかなあ、と考えつつ、iPhoneを触りながらラジオを聴いていた。
そうしたら、ニュースが飛び込んで来た。
はっきり言って、そのガシャにお金をつぎ込むことはできない。
なぜなら「0.6%」という確率を見れば、出るまで引くことは明らかに俺の月給では不可能だし、
今貯金もある程度頑張っているが、この貯金は親に借りた金を返すためであり、
好きなアイドルが出るかどうかもわからないガシャにつぎ込むためではないからだ。
何より、自分の中で、そこまでこのコンテンツが好きなわけでもなかった。
他にも好きなコンテンツはたくさんあるし、今日も中学生の頃から好きな城平京というミステリ作家の新刊を買いに行きたい。
XboxOneXも欲しいし、ポケモン本編が出るならスイッチも欲しい。
俺にとって、そのコンテンツは数多くの好きの一つで、
しかも、元祖の声優さんが好きがスタートということもあり、派生は、そこまで思い入れがあるわけでもない。
というか、元祖の声優さんのラジオの構成作家が好き、という紆余曲折を経ているせいで、そのラジオすらも最近はまばらにしか聴いていない。
CDも視聴して気に入ったものを選りすぐって買うだけで、無尽蔵になんでもかんでも買ってもいない。
それでも。
まあそもそもポチポチする方のアカウントの所在がわからなくなってるとか、そういう、うっすい、ペラペラで、他人から見たら
その程度でとか、本当のプロデューサーなら、とか言われてしまう程度の低い思い入れかもしれないけれど、
女の子のやわかい部分が好きだって語るその彼女の生き様を見て、格好いいなあ、かわいいなあ、素敵だなあ、って思って。
だけど、どうしたって、健康保険のお金も、厚生年金も、所得税も、住民税も、家賃も、水道も、電気も、ガスも払わないといけないし、
ご飯だって節約すればそりゃ節約できるかもだけど出来る範疇があって、
けど……
そのゲームはアイドルのお歌やダンスが観れて楽しいゲームだけど、
いっつもセンターにおいてる彼女がほかのみんなと違う彼女だけのお洋服で踊ることは、
やっぱり特別で、
そんな特別な彼女を見ることができるって思えると、すてきだなあって、かわいいなあって、格好いいなあって……
そんな嬉しい気持ちをお金で表現できない自分の今の生活が情けなくて……
彼女に、俺はプロデューサーだからプロデュースさせてください、って言えない自分が情けなくて……
辛くて……
愛海に……
え?
スカ……チケ……?
なんですか、それは?
恒常SSRの好きなアイドルと交換できるチケットで、年に何回か開催されるイベントのときだけ売ってくれる?
なにそれ、そんなすごい仕組みがあるんだね!
で、愛海は恒常なの?
恒常なんだ!
えーーーー、まじで、すごいじゃん、そんなのあるなら、今ここでアホみたいにお金使わなくても我慢すればいいじゃん!
そりゃ、ほかの人がコミュを読んだりSSR衣装でプロデュースしたりするのに遅れちゃうけど、いつかそれが来れば決められたお金を払うだけでプロデュースできるんだ!
しゅごいね!
バンダイナムコゲームズってもしかしてユーザーのことをこんなにも親身に考えてくれる超優良企業じゃん!
そっかあ!
うんうん、そっかあ、楽しみだね!
わー、よかったー!
お金なくてもよかったー!
はーあ、悩んで損したー。
よおし、悩んで損した分、ポケモンのガチャにお金使っちゃうぞー! なーんちゃって!(てへ)
ないない! そんなのないない!
世紀末だって過ぎれば昨日だし、恋もできないで死ねるわけないもんな!
はーあ、気分が落ち着いたし、Amazonでもながめようかなー
このあいだのポイント祭りでポイントがちょっとあるから、何かかおうかなー
おっ、咲-saki-の実写映画のディスクが出るんだー、へードラマ版とまとめ買いしちゃおっかなー!
それとー、そうやあカオチャのファンディスク買うの忘れてたんだよねえ、One版だせっちゅうの! もういっそPS4proごと買っちゃうー? いやいやーさすがにそれはやりすぎかー! Vita版かっちゃおー!
あ、それで思い出したけど、YU-NOとデザイアは積んじゃってるなあ、ここはいっそPS4版のソフトとPS4買っちゃう〜? いやいやー、ないない! やりすぎー!
あー、げらげらー!