今月後半、晩夏の信州をクルマで筑摩山地越え、具体的には軽井沢~下諏訪の中山道伝いに和田峠(美ヶ原と霧ヶ峰の間の鞍部を通る感じ)越えを計画している。
ちなレンタカーで、行きの中山道武州路・上州路は新幹線、帰りの甲州街道はあずさを使う予定。
お土産は茂田井の明鏡止水と御園竹はマストとして、他にも見所や名産品をぼちぼち調べるつもり。
国鉄時代から何度もルートを変えつつ残ったという意味ではあけぼのといい勝負だったが、あけぼの無き今、そういう「しぶとい」列車は希少かも。
実を言うと北陸新幹線金沢開業後の金沢行列車名に、横軽廃止とともに消えた白山が復活するかと期待してたんだよね。
でもふたを開けてみたらはくたか続投!最初は白山の名前が半永久的に復活しないことが確定して悲しんだ。
確かに白山は東京から北陸方面を担うメインの特急だった。しかし横軽にリソースを取られまくって、微妙に近代化に取り残されていた路線の特急ということもあってか、長野方面への最速達手段という地位を築いたあさまに比べると、イマイチぱっとしなかった。横軽ファンとしてはちょっと悲しいけど。
だからあさまが新幹線になっても名称続投になった理屈で、白山が金沢行新幹線に返り咲けば結構な出世?という気持ちもあった。
しかし時間がたつにつれ、次第にはくたかのしぶとさを思うようになった。
そもそも東京-北陸ルートを担ってきた歴史は白山よりも長いしね。
最初に信越本線ルートで始まったはくたかが上越線に引っ越し(?)、ほくほく線経由を経て再び信越ルートに還ってきたわけだし。