はてなキーワード: 助成とは
捜査終了記念に書いとく。なぜNEDOはPezyに補助金を出す判断をしたのか。
で、なぜNEDOがPezyに補助金出す判断をしたかを書くまえに、
Pezyが補助金を受ける前にNEDOはある大規模なプロジェクトを行っていた。
それが、「立体構造新機能集積回路(ドリームチップ)技術開発」プロジェクトだ。
開発予算は下記。5年間で 総額7,553百万円(75.5億円)
H20fy | H21fy | H22fy | H23fy | 総計 | |
---|---|---|---|---|---|
一般会計 | 1,700 | 2,452 | 1,740 | 1,661 | 7,553 |
このプロジェクトで研究されたのは下記である。(最終報告書から抜粋)
要するに半導体の積層技術を用いてメモリ、計算部を積層することを最終目標にしたプロジェクトである。
・積層接着材 ・TSV絶縁膜材
そして、最終報告書にあるとおり、実用化案件の開発はしていない。
「次のステップとしての実用化、事業化に関しては、各社の経営判断の問題で、全社が諸手を挙げて実用化に邁進しているわけではないでしょうが、」
「TSVを用いた三次元集積化技術は実用化されておらず、研究開発項目①「多機能高密度三次元集積化技術」において早急にこの技術開発を行う必要がある。」
などなど、実用化についての議論があるが、具体的な実用化案件がないことを気にしている。
(1)平成22年度イノベーション推進事業/3次元積層TSVメモリ技術を活用したメニーコアプロセッサの開発
(2)戦略的省エネルギー技術革新プログラム/バンプレス3次元積層技術を用いた省電力メニーコアプロセッサの開発
(3)イノベーション実用化ベンチャー支援事業/超広帯域Ultra WIDE-IO3次元積層メモリデバイスの実用化開発
(4)平成27年度戦略的省エネルギー技術革新プログラム/非接触型磁界結合通信を用いた高密度実装プロセッサデバイスの開発
(5)IoT技術開発加速のためのオープンイノベーション推進事業/ビッグデータ解析のための低消費電力演算チップの開発
下2つは上3つの実績(Green500のTOP3独占など)から誰もが妥当と思うので、
とはいっても、ドリームチップの説明でほぼ済んでいるが、理由は下記である。
・当時のNEDOはドリームチップで要素技術の開発に成功していたが、実用化できないでいた
・Pezyの補助金の題名を見てわかるとおり、「3次元積層TSVメモリ」「バンプレス3次元積層」
「超広帯域Ultra WIDE-IO3次元積層メモリデバイス」など全てドリームチップで開発していた技術を実用化する案件である
・当時のNEDOの中の人がTwwiterで言ったようにエルピーダからの出資があるとの情報があった
というわけで、Pezyに補助金が出たのは当時のNEDOがドリームチップの実用化を希望していた。
なるべく多くの人に見てもらって情報、反応、反論等欲しかったので煽り気味に書いてるところはある。そこが気に障ったのならすまん。
まあ私の文章に煽りや売り言葉に買い言葉がないとは言わないのでそこはお互い様ということで。仲良くマサカリ投げあいましょう。
あくまで自分の見方を紹介しているだけで理系のやることが全て正しいとも思ってない。ただ理系では日本が一流研究をしていると誇る分野が数多くある一方で、文系の多くの分野で全体としては日本の学会は二流という嘆きが聞かれるのも確かだ(もちろんどんな分野にも日本人の一流研究者はいるだろうが)。
これ[要出典]ってタグ貼るべきところ? 私は最初の増田(anond:20180217012945)で(1つだけだけど)実例挙げたし、体験談ベースの話でよければ私の見た限りでは日本の外国研究ってけっこうレベル高いと思うんだけど。外国語に訳されても遜色ないモノグラフがたくさん出てる。
理系では著書でオリジナルな発見や研究成果を発表する奴はまずいない。いるとしたらほぼトンデモだと思って間違いない。文系増田が挙げてる怪しい医学博士とか。
文系では違うのか。正直文系のガチの研究書は見たことがない。三浦瑠麗の著書も調べてみたが、タイトルや値段を見る限り一般向けだろう。大学書籍部や図書館を探せばあったんだろうか。ただ(博士論文の出版等は除いて)著書で最新の研究を発表するというやり方は、どの部分に新規性があるのかの表明や議論の双方向性等に問題がないのだろうか?新規の研究成果なら第三者の査読を経て論文にするのが正統なように思えるが。数学の証明のように検証可能性が極めて高ければホームページで発表とかでもいいんだろうけど。
そこからか。何のために研究雑誌にBook Review欄があると思ってるんだ……(和文だろうが欧文だろうがたいていのメジャーな学術雑誌にはBook Review欄はあるし、場合によっては書評に査読がつくよ)。ていうか普通、序章とか第1章とかで先行研究の整理をするし(一般向けも混在するレーベルだと編集に嫌がられることもあるらしいけど)、そこで自分のオリジナリティについても言及するよな。
あくまで一例だけど、先日出た研究書の目次はこんな感じ→http://www.unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4-8158-0871-6.html(適当なUniversity PressのHPを開いて適当な新刊をチョイスしただけなので、内容については何も言わないし、言えない。なぜなら私は読んでないからだ。あくまで「ちゃんと章立てに先行研究って入ってるでしょ」というサンプルとして受け取ってほしい。目次で明示されてないだけでちゃんと先行研究の整理をしている本もあるので気をつけて。それはそれとして面白そうな研究だと思うんで余裕があったら読んでみたい)。
駄目な研究は本として出版したってロクに引用されずにアカデミアから消えていくだろうし(もちろんあまりにマニアックすぎて引用するひとがいないという悲しい状況も有り得るのだがそういう場合は学術雑誌の書評でちゃんと良い研究ですよって言われてるからな。おべっか書評がないとは言わないけど、むっちゃ辛辣な書評も見かける)、まともな研究書なら議論の典拠は明示してあるんだから議論の双方向性に問題はないでしょ。
三浦瑠麗の著書、内容(https://www.iwanami.co.jp/book/b261983.html)を見る限りでは研究書ということでいいと思うけど。文系は割と凝ったタイトルつけるひと多いからタイトルだけで研究書じゃないと即断することはできないし(『想像の共同体――ナショナリズムの起源と流行』も『〈日本人〉の境界――沖縄・アイヌ・台湾・朝鮮 植民地支配から復帰運動まで』も立派な研究書です)、値段についても、うちの分野の研究書の半額くらいの値段で売れて羨ましい限りと思うけど、それが研究書であることを否定する材料にはならない(ていうか一般書だとしたら3000円以上ってクソ高では)。国際政治学の一般理論みたいに需要がある分野ならそれなりに廉価でも採算取れるよね。研究書は別に専業研究者だけが読むものではないので、政治学者以外の教養人にも売れそうだと判断したらこのお値段になるのは別に不思議じゃない(逆にマイナー分野では……お察し下さい。売れない→高い→売れない→高いの悪循環でございます。学術成果刊行助成でなんとか刊行できてる研究がたくさんあるんだよなぁ)。気が向いたら図書館で実物見てみるわ。
何度も言うけど、中身は知らない。ひょっとしたらダメダメな内容かもしれない。でもそれは、査読通ったちゃんとした学術論文でも中身がショボかったりオリジナリティが希薄だったりすることがありうるのと同じで、ダメダメだから研究業績にカウントされないということにはならない。たとえそれがサラミ論文であったとしても、英語で書かれた査読つき論文だったらそれは業績としてカウントされるべきだよね。公募で採用されたり学術界で優れた研究者として認知されるためには内容が優れてないといけないし、こんなサラミ論文しか書いてないやつがなんで○○大の講師なんだ! という批判はされていいと思うけど、それはあくまで内容を見た上での話であって、形式だけを見て業績じゃないと言うことはできないはず。今回の元増田の批判が内容を見た上での話なら『シビリアンの戦争』を未読の私は何も言ってないし言う資格がないけど、理系増田も読んでなくて、ここではあくまで形式の話をしてるんだよね。形式の話をするなら彼女は学術業績としてカウントされるべき本を書いていますとしか言いようがない。
一般論からすると著書はオリジナルな研究業績であり得るが、逆も然りで著書は必ずしもオリジナル研究業績とはみなされないというべきなのでは。門外漢は著書数もオリジナル業績数とみなせという主張は言い過ぎだろう。
「著書はオリジナルな研究業績(でありうる)」「研究書は立派なオリジナルの研究成果」と私は書いてるよね? それで前段へのアンサーになってると思うし(そのうしろでちゃんと「一般向けの本」と「研究書」を分けて記述してるよな)、そもそも私は最初の増田(anond:20180217012945)で「新書2冊はおいといて」って書いてるので、“すべての著書”がオリジナルの研究業績なんて端から主張してないってことは読めばわかってもらえると思ってたんだけど(オリジナルな研究を書籍化したものを「研究書」と呼ぶわけだから、“すべての研究書”はもちろんオリジナルな研究業績です。一方で著書のすべてが研究書というわけではないので、“すべての著書”が研究業績というわけではありません。こう書けばわかるかな?)。
後段、著書はオリジナルの学術業績とはみなされないという理系のローカルルール持ち出して他人を業績が少ないと批判する方が言い過ぎでは。いやもちろん他分野の常識に詳しくあらねばならない必然性はないけど、他人を「業績が少ない」と批判する以上は他分野の「業績」の基準も知っておくべき、って、そんな無茶な主張? 文学でも歴史学でも政治学でも社会学でも教育学でも文化人類学でも哲学でも法学でも、おおよそメジャーな文系の研究分野ではだいたい研究書はオリジナルな研究業績としてカウントされるんだから(これは英語圏でも変わらないと思うよ。少なくとも私の専門分野や隣接分野では英語だろうがフランス語だろうがドイツ語だろうが韓国語だろうが研究書はオリジナルな研究業績です)、文系からするとその常識が通用しない方が非常識ですよ。理系のローカルルールを勝手に学術界の一般ルールに敷衍するのやめてもらえます?
院生だろうが単著で論文を発表するのがふつうの分野の人間からすると、理系では指導教授が論文の著者に名前を連ねるのか、変わった慣行だなぁ、って思うけど、それは理系の慣行なんだなとして受け止めてるし、この研究者は自分の学生の論文に名前を連ねて論文数稼ぎしてる! なんて主張しないよ(もちろんギフトオーサーシップは批判されるべきだけど、理系では自分が指導してる学生の論文の共著者になるのはギフトオーサーシップではないんだよね? このへん詳しくないので間違ってたらごめん)。分野が違うと業績のカウントの仕方も違うんだなぁ、って受け取っておけばいいじゃない。
その上で現在日本語の地位が低い分野や日本語でやる意義がまるでない分野まで、日本語で最新の論文を書いてもよい、あるいは日本語の地位を高めていこうなんていう理由がよくわからない。例えば挙げてくれた西洋古代史の最新論文を日本語で書くことに何の意味がある?日本全然関係ないのに?解説書や教科書は別だ。日本語で多くの人が学べることには意味がある。でも論文なのだとしたら欧米の研究者が読まなければ学問の進歩に乗らないんだからただの自己満足だろう。アマチュアの研究者だとしたらそれでもいいんだが、大学の研究者はプロだろう。国から研究費貰って英語が中心の分野で日本語しか書かないのは国民が納得しないだろうから税金泥棒としか言えない。
将来英語が中心じゃなくなることもありうるだろうという論を挙げているがそれは詭弁だ。理系だってラテン語から現代語への変化やドイツ語、フランス語の凋落を経ているが、最新の論文を主流の言語で書かない理由はない。(欧米の科学力を中国が圧倒的に上回ることは考えにくいが)将来中国語になるんだとしたらそれもいいだろう。もし仮に日本がその学問分野で覇権国家になるプランがあってそのためのリソースを投じているっていうなら別だけど、そうじゃないなら英語に圧倒的に負けてる分野はさっさと降伏して英語ベースにしたほうが世界中の学者のためになるし日本人が世界に認められる学問的成果をあげるためにも効率的だと思うんだけど。国際政治学についていえば英語圏の研究が中心だという知識は増田にもあって、反米主義だったり日本の世界覇権を夢見ていたりといった特殊な思想的背景があるわけでもない研究者が英語論文を書かないのだとしたら、怠慢あるいは研究の先進性の不足の誹りを免れないであろう。
これ最初にも書いたけど、主要国のアカデミアでは文系の研究の多くの部分を自分の国の言語でやってます。たとえそれが自分たちとは縁遠い地域のことだとしてもね。日本語と英語以外の言語で書かれた日本学の論文なんて日本人研究者はあまり読まないんじゃないかと思うけど、たとえばポーランド人はポーランド語で日本学の論文書いてるし(https://ci.nii.ac.jp/naid/120006355425。ちなみに、このポーランド人みたいに、日本人の外国研究者がその国の言葉で日本での研究状況を紹介するっていうのは既にあちこちでやられてます)、それは日本のアカデミアで読まれていないとしても日本学の発展に寄与しポーランドのアカデミアを豊かにしていて、仮にポーランドで極めてオリジナリティが高い研究が出てきたら日本人の日本学者も何らかの方法でそれを読まないといけないだろうと思うわけですよ(別に自分で読む必要はない。他人に読んでもらえばいいんだから。翻訳ってそういうことだよね)。ポーランドのアカデミアは当然ポーランド固有の問題意識を持っているし、その土壌から日本にはない新鮮な日本観が生まれてくるかもしれない、という点で、色々な国のアカデミアがそれなりに独自の発達を遂げていることは重要だと思うけれども。
当たり前だけど西洋古代史の論文が日本語で書いてあっても最新の研究動向は反映されているわけ。書いてるひとは西洋諸言語読めるわけだしね。向こうがそれを読めない、または読もうとしないからといって先進性がないわけではない。読まれる/読まれないという尺度と研究が先進的である/先進的でないという尺度は別だよね? 混同すべきじゃない。そこにはちゃんと研究蓄積というものが存在しているんだよ。明治期以来、主要文系分野では日本語の分厚い研究蓄積がある。もちろんそこには西洋の猿真似だったり「横のものを縦にした」だけの研究もたくさんあるかもしれないけど、それらは日本のアカデミアを間違いなく豊かで質の高いものにしてきたと思う。
で、哲学の本場はドイツとかフランスとかイギリスとかだと思うけど(イメージが貧困すぎたらごめん。正直哲学のことはよくわからないんだ……)、日本人哲学者が優れた哲学書を発表すればそれはちゃんと英訳されてオックスフォード大学出版会から出版されていたりするのね(https://en.wikipedia.org/wiki/Kojin_Karatani)。これは日本語圏で外国人に読まれない研究を積み上げていても、良いものを書けば「日本の研究者面白いことやってんじゃん。翻訳して読んでみようぜ」ってなる実例なんじゃないかと。
根本的な話をするなら、「国際政治学」という分野の標準言語が英語である必然性はどこにもないわけだよね。それは英語圏で優れた研究が積み上げられてきた帰結であって、英語圏の人が自分たちの言語で研究成果を積み上げた結果それが参照されるべき言語になっているだけの話。要するに彼らは先行者利益を得ているわけ。現代思想の分野でフランス語が大手を振って歩いているのも、フーコーやその他の人たちがフランス語で優れた成果を書いてきて、それが受け入れられてきたから英語や日本語にフランス語の文献が訳されまくっているという現状がある。日本語がこの高みを目指してはいけない理由はないよね。
私はここまで書いてきたような理由で日本語で論文を書くのも重要な営為だと思う(加えて、執筆言語が自国語であることは東アジアや欧米の主要国の文系アカデミアとしての標準に則っているので、ことさら日本のアカデミアだけが批判される謂れはないよな、とも思う)。ただ理系増田がそれにどうしても同意できないなら、それを説得する言葉を私は持たないなぁ、とも思う。私の論拠はだいたい言い尽くしたので、執筆言語の問題についてこれ以上理系増田に答えようとは思わない。なんと言って終わらせればいいかわからないけど、とりあえず、お互い研究頑張りましょう。
ほんの一瞬の出来事だった。
両親が海外旅行へ行くので、空港への送り迎えに実家へ車で向かった。玄関先に車を止めて、両親を呼びに行く。
そう言われて、数分だし、すぐに荷物積むし、と思って車の鍵をかけずに家の中へ入った。
数分後、トランクに荷物を積んで、いざ出発しようと思ったら、後部座席に置いていた私のマタニティマーク付きリュックサックが忽然と消えていた。
リュックサックは普段から持ち歩いているもので、中には財布からスマホやら免許証、保険証も入っていた。
更に、私は妊娠中で母子手帳やエコー写真も全てリュックサックの中に入れて持ち歩いていた。
一瞬で、全て無くなった。
安産祈願のお守り、健診結果、分娩予約金の控え、産科医療補償制度の申込控え、妊婦健診の助成券、その他もろもろ。全て。
私はパニックになりながら、110番通報をした。警察の人が駆けつけてくれるという。
早くしなければ飛行機の時間に間に合わないので、両親は弟の運転で車で空港へ向かった。
駆けつけると言うわりには悠長に、40分ほどかかって警官たちがやってきた。
開口一番に「はぁ、車はないんですか?」と。
「両親が空港へ行くために使っています。戻ってくるにはしばらく時間がかかります。」と気が動転しながら伝えた。
「困るんですよね、そういうの。こっちも車がないと何も出来ないんで。」と一蹴された。
私は必死に訴えた。
「車がなくてもできることはないんですか?何か少しでも手がかりを探すとか、周囲の人に話を聞くとかできませんか?」
呆れた様子で警官が「はぁ。そんなこと言われても車がないと指紋が取れないので、何もできません。こっちも一件だけに関わってられないんで帰ります。」と私の訴えを切り捨てた。
最低だ。人の話を聞く態度ではない。そう私は思った。
結局、警官たちは一人を残して帰った。残った一人に私は事情を全て話した。
調書を作成するために事細かに話をすると思いの外時間がかかり、既に盗まれてから数時間が経っていた。
両親を送り届けた弟が戻ってきた。先程帰った警官たちが戻ってきて、状況の検証を始める。
そして、「あー、これじゃあ指紋が擦れてて個人特定は無理ですね。」とあっさり言ってのけた。
指紋を取らなきゃ何も出来ないのに、指紋を取っても何も出来ないの?という言葉をすんでのところで飲み込んだ。
結局、被害届を出したが恐らく捜査はしてもらえないだろう。指紋が擦れてて役に立たないのだから。警察は指紋でしか捜査しないのだ。近所に話を聞くとか、近所の防犯カメラを確認するとか、そういったことはこちらから提案しても全く応じてもらえずに話にならなかった。警察なんて役に立たないところに連絡したせいで、被害に遭った日の午前中を無駄にした。(ついでに書いておけば、被害届の受理番号すらこちらから聞かないと教えてもらえなかった。)
その後、警察に捜査してもらえないことを悟った私は、夫と弟にリュックサックを探してもらうことにした。スマホを探す機能は、GPSをオフにしているため使えない。リモートで着信音を鳴らすことはできたため、着信音を鳴らしながら近所を探し回ってもらった。見つからない。
夜になり、無くしたものを書き出した。
ここにも全て書いておく。
診察券
財布
カード入れ
分娩予約金領収書
産科医療補償制度の申込控え
安産祈願のお守り
家の鍵
実家の鍵
これらが全て無くなった。
家の鍵はすぐに夫が取り替えた。
リュックサックは、去年のクリスマスに夫からプレゼントしてもらったものだ。妊娠中の私に負担がないように、軽いものを選んでくれた。
財布は、結婚前に夫が誕生日プレゼントとしてくれたものだ。私は財布の開きかたにこだわりがあり、苦労しながら選んでくれた。
カード入れは、職場の後輩が異動のお祝いにくれたものだ。私の好きな色を聞いて、こっそり準備してくれていた。
エコー写真にはお腹の赤ちゃんの成長が記録されている。最初は豆粒みたいなものだったのが、だんだん人の形になり、近頃は顔も分かるようになってきたところだった。
安産祈願のお守りは2つあり、1つは夫婦でお参りに行ったときのもの、1つは弟が旅行先で買ってきてくれたものだった。
全ての思い出が一瞬で手元から消えた。
次の日、免許証等の再交付をした。必要最低限のものは再交付できるが、思い出は戻ってこない。
再交付する際も、必ず事情を書かされる。その度に自分の犯した過ちの大きさに潰されそうになる。
「鍵かけなかったんですか、この辺りは車上狙いが多いんですよ。」
盗まれてから何十回、何百回も考えたことだ。あの時鍵をかけておけば、カバンを置きっぱなしにしなければ。考える度に傷が深まる。
生きている価値なんてない、そう思う。
たったリュックサックがなくなっただけ、それでも死ぬほど後悔するし、傷ついた心は死んでいく。
もし、この記事を読んでいる人で、その辺に落ちているカバンを見かけた時は、無視せずにそっと中身を確認してみてください。
大事な思い出の品が入っているときは、手間はかかりますが、交番へ持って行ってください。荷物になって持っていくのが大変であれば、交番に連絡してもらえるだけでもいいです。
軽い気持ちで車上狙い、置き引き等をする人は、相手の心を殺していることを知ってください。適当に盗んだカバンは、あなたには価値なんてなくても盗まれた人にとっては守りたいものがたくさんたくさん入っています。マタニティマークを付けているリュックサックを盗もうという気持ちは、私にはさっぱりわかりません。正直気持ち悪いです。
「軽犯罪」という呼び方をされるけど、盗まれた人からしてみれば人殺しと同罪です。心を殺されているので。
気持ちの整理のために長々書き殴りました。これを書いている今もリュックサックは見つかってません。死にたいです。
PEZYのメモリ開発予算をCPU開発に使ったから不正なんて案件は
「は?なんでそんな制約設けるの?バカじゃないの?」と、不正認定したほうが馬鹿にされる案件のような気がする。
外国は目的(この場合ベンチャーとして自立すること)に対してどうか?をかんがえるが、日本の場合は手段が目的化するから。
まあ、それより、技術があるがぼろぼろになってるのを、二束三文で買い取って、うちの国の技術ウマーになるだろうけどな。
これほど美味しい買い物ないだろうし。
人材に窮してる?
よくある「こいつは愚かだったから他のやつをすげればうまくいくんだ」病の方ですか?
「教育でおだてればいいやつが来るんだ」病の方ですか?
いくらバカが大量に増えたってまともな人材は来ません。ブラック企業の人材募集と一切変わらんのが今の日本の科学研究の実態。
いませんよそんなもの。いたところで、途中で潰れるね。
おだててバカが進んで、石を投げて潰しまくってるのが今でしょうが。
不正を何故しないとならないかということを見据えたほうがいい。
むしろ、最近の研究助成不正も、大半は必要な研究に金を回すためという実態。
時間を作ろうとしないと、子育てと両立はできないだろうし、子育てを舐めているわけでもない。
家事と初めての子育てでそんな余裕できないかもしれない。実際、産後2週間で悪露もひどいし起き上がるのも一苦労してる。
でも、産休に入る前の自分がダメすぎてもう少ししっかりしろよ、と自分に喝をいれたい。
だって、うちの子は天使が舞い降りたかと思うほど可愛くって可愛くって。仕事がんばって、しっかり稼いで、子どもに良いべべ着せてあげねば!という気持ちになっているのです。服でなくてご飯でも良いです。とにかく、幸せにしてあげたい。
そして、幸せには一定のお金が必要です。お金がなくても幸せとは、口が裂けても言えない。そして私の稼ぎは底辺。いつも通帳は真っ赤だし、今回の出産も、国の助成ギリギリ。そんな私が子どもを産むのが間違いだって?ほんと、そう思う。でも両親は喜んでくれたので良いのです。あと、私がすごく幸せです。
底辺の私の話だった。
現在の職業は底辺プログラマ。いろんなものを少しずつかじった結果、何のプロフェッショナルにもならないままプログラムは組める程度。年収は下層階級レベル(格差でなく、階級だって。賢い人たちはいつも私を新しく定義していく)。
調べたら次の資格が良さそうだなぁ、と思いつつ、どれがいいものだか。
主に情報技術者系。
基本情報はもっているので、その次のやつ…。一番順当かもしれない。
Web系を少しかじったものの、かじっただけなので体系づけて勉強し直す意味も込めて。
JavaやORACLEくらいしか浮かばない。MicrosoftやSalesforce,AWSまわりもありだけど、やっぱり高い。
2.生きることに活かせそうな資格
資産運用さっぱりわからないので。また、仕事で金融機関に関わることもありそう。現状は仕様に従って作ってるだけなので、基礎知識として。
FPと同じく。
そもそも会計関連もかじっただけなので売り掛け買い掛けといった一部分だけわかるけど、基礎がすっぽぬけている。
3.転職を見据えて
持ってたら安心できるけど、どうなんだろう。
さて、何にしよう。
そして、私は座学が死ぬほど苦手だ。
それでも、喝を入れる意味も含めて頑張りたい
PEZYがNEDOからの助成金を不正に取得したと報道され,社長が逮捕された.
作っていたスパコンが実は汎用性に乏しいものであったとか,ベンチマークに特化していて実用性がないとか,ちょっと無理のある批判も聞く(開発中のスパコンなんてだいたいそうだろう).
一方で,成果物は素晴らしいのだから不正経理くらい許容するべき,流用した金もスパコンに使っているのだから実質無罪,といった無理のある擁護も聞く.少なくともこの擁護はダメだ.
私は大学教員として長らく文科省の科学研究費助成事業(いわゆる科研費)やその他省庁の助成金,公益財団法人や民間企業による助成金を受けたり,あるいはその審査員を務めたりしてきた.
恥ずかしい話だが,私の身の回りでも,今まで不正経理で何人かの教員が逮捕・解雇されている.その殆どは私的な使用ではなく,今年度分と次年度分を合算して高価な器具を買うとか,一つの予算で購入できない高価な器具を購入するために領収書を業者側に書き換えてもらうとか,少なくとも当人にとっては研究を効率的に進めるための不正経理だった.だが,そんな言い訳が通じた試しはない.
90年代までこの手の不正は横行しており,一度文科省が「今までの不正経理を自白しろ,自白した分は目をつぶる,今後一切するな」という通達まで出した.それでも続けた教員は見せしめとして逮捕された.結果的にここ十年ほどで大学教員のコンプライアンス意識は急速に改革されたと思う.だからPEZYの報道を見ても「逮捕されない訳がない」としか思えないし,「研究のためなら目的外使用は許される」という主張は時代に取り残された老害教授にしか見えない.少なくとも研究している大学教員なら同じ感想を持つのではないか.
確かに国の助成金は使いにくい.昔は完全な単年度決済で最後の一円まで使い切る必要があったため,年度末はみんなでクリップを大量購入していたものだ.しかし今では多くの場合で繰越が認められるなど,少しずつ改革が進んでいる.
もちろん,より使いやすく助成制度を改めるべきだと国に訴えることは大事だ.しかし助成を受けるにあたって省庁が出した使用ルールに同意した以上,ルールに反した不正経理は許されないし,逮捕されるのも当然である.それが嫌なら研究助成など受けるべきではない.
Pezyの件はいろんな報道がでてるし、少し調べたこともあるのでメモする。
陰謀論者は↓みてね
超広帯域Ultra WIDE-IO 3次元積層メモリデバイスの実用化開発 (2013/04 NEDOイノベーション実用化ベンチャー支援事業に採択)
ここにあるPezyに払われた下記の金額のうち③が高すぎると問題視されてる。
報道によると「助成金約4億3100万円をだまし取った疑い」とあるが、全額が不正だと見ているわけではない(後述)。
分かりづらいが、助成金4億3100万円を受取るための事業費申請額が不正だとしている。
費用 | 使途 | 金額(百万円) |
---|---|---|
①機械装置等費 | 機械装置等製作・購入費 | 54 |
②労務費 | 研究員費 | 10 |
③その他経費 | 消耗品費 旅費 外注費 諸経費 | 436 |
計 | 500 |
2013年1月(平成25年)「日本経済再生に向けた緊急経済対策」(平成25年1月11日閣議決定)で、ベンチャー企業への実用化助成事業を実施することとされた。
2013年4月(平成25年) 平成24年度 NEDOイノベーション実用化ベンチャー支援事業に採択
NEDO:「イノベーション実用化ベンチャー支援事業」に係る助成先の追加採択の決定について
勘違いしている人がいるが、平成24年度の事業として、平成25年度に事業を行っている。
事業内容の詳細は下記。これ以上の詳細が見つからない。事業結果含めて。
事業名:超広帯域Ultra WIDE-IO3次元積層メモリデバイスの実用化開発
事業事業概要:WoW(Wafer on Wafer)バンプレス積層技術を活用することでJEDEC WIDE-IO規格に対し帯域性能とランダムアクセス性能を4倍に高め、開発費用と積層コストを大幅に削減したUltra WIDE-IO型3次元積層DRAMデバイスを実用化する。
2014年2月(平成26年) 実績報告書をNEDO職員に提出し、助成金額はほぼ上限の約4億9900万円に確定した。この実施報告書内の「約7億7300万円とした内容が虚偽」と見られている。
2014年3月(平成26年) すでに支払われた約6800万円を除いた約4億3100万円が同社に支払われた。
この事業の実績と思われるものは下記。勘違いしている人がいるが、何もしないで金を搾取したようなものではない。
2013/12 40ボルトの低電圧で動く次世代超小型冷却装置を開発 | 東工大ニュース | 東京工業大学
2014/6 300mmウエハーを厚さ4マイクロメートルに超薄化 | 東工大ニュース | 東京工業大学
3D多積層WOW応用のための40nmノード2Gb DRAMによって証明された300mmウエハを用いた4μmまでの超薄層化 | 文献情報 | J-GLOBAL 科学技術総合リンクセンター
複数のマスコミから特捜は下記のストーリーを持ってるらしいと推察できる。
とここまで書いてたら、追報のリークでは資本金流用についてトーンダウンしている。特捜もしかして狙い外してる?
追報でも社員が認めているのは「別事業の開発資金に使った」部分だけだし。
というか、外注費の適切な額ってなんだろう?事業費用に利益を足した額が適切と判断する材料は何だ?別取引でもあれば分かるけど、ないなら利益の適切な額とは?
あと、厳しい予算運用をNEDOの現場運用で柔軟にしていた可能性はあるかも?
今回のもPezyとNEDOはCPUとメモリで一つの予算と見ていた?これなら詐欺にはならなそう?
そもそもPezyの実績がすごくていろいろ調べてたら、この事件なのは、ほんと残念。誰か何とかして。
けっきょく、雰囲気で金を出す政府じゃなくて、民間のベンチャーキャピタルに助成してもらえってことかな。
おれは基礎研究の立場だからいまいちピンと来なかった部分もあるのだけど、産業応用の場合はたしかに
売れるものができたかどうかのみが成功の指標になるかもしれない。ただそれは事業者側の都合であって、
税金がソースの助成金だと国民がそっちの考えに寄り添って納得するのは難しい。特に失敗した場合は。
基礎研究の場合はもっと面倒で、目標を達成できたかどうかははっきりしないことも多々あるし、
それを逆手に取って全体的に見ればあきらかに失敗なのにやりっぱなしで終わらせることもある。
理想の評価方法があるかどうかじゃなくて、金は出したけど何の指標もなくて効果が分かりませんでした、
ではいつまでたっても金の無駄遣いになるからそこはちゃんと具体的に説明しろと言ってるわけ。
ビッグサイエンスだと最初から手段のための箱物を作ることが目的にしちゃって、すごい箱が完成したから成功だ、
みたいな本末転倒なプロジェクトも多い。政府のスパコン事業も産業への波及効果があることを装いつつ、
やってることは利用する立場の研究者が別に求めていない、豪華でなんかすごそうだが使いにくいスパコンと、それを納めるための施設を作るという側面が強いでしょ。
どこかに「理想の評価方法」なんてあるようなこと言ってるから違うといってるように見えますが、そんなものありません。
むしろ誰かの思い付きの理想の評価方法で、さらに書類が増やされ、さらにポスドクやベンチャーあたりが苦しんで失敗に終わる。
それを見てきたやつは博士課程に進学するとかベンチャーなんて絶対やってはいけないんだと逃げる姿しか見えません。
客観的な事後評価なんて、NEDOで支援するような高度技術なんて、そもそも、やってることについて、意味や先行事例を完全にわかる人自体が少数です。
研究開発のピアレビューで近い分野の判定でもちゃんと説明しないとわからないのに。
評価をできるクラスで信頼のできる大学教授、准教授クラスで10-20人ぐらいじゃないか?どの分野も。
で、その人たちは自分の研究や学生指導があるため、評価の仕事なんて雑用極まりない。
むしろ、自分の研究を真剣にやったら、自分の分野の大御所になってそんな評価の話なんて来るようになった。
でも、自分の研究あってこその大御所なんて、そんな雑用自体面倒なもの。適当にちゃちゃっとやって終わりの評価ってのは永久に変わらないよ。
さらにビジネス面なんて、それこそどう売れるかどうかわからない。
例えば、はがれまくるノリが開発された。こんなもん使い物にならんと思ったが、付箋に使ったら大化けした。それがポストイットな。
知識としては商学部2回生レベル。ビジネスコンサルタントも根本はその程度の知識
なんだが、多大なビジネスを見てきて、経験を積んだ、結果、国プロ審査にお呼びがかかるようになった。だが、やっぱり自分のビジネスこそが大事。
文科省の役人は技術も営業も全くわからんよ。いや、本当に。研究も、ビジネスを客観的に指導してきた経験なんて皆無だから。
そもそも、大学の先生だって自分の分野からそこそこはなれたらただの頭の回転が速いだけの素人よ。
なので、あんたの言う評価方法はやってくれる人がいないのでできません。
何より、ベンチャーの最大の評価、成果は「売り上げと利益」自体には何ら変わることはありません。
そもそも、個別の事例以前に人間として苦手な分野は逃げる。そして、研究端の人間にとって営業と、マーケティングが苦手なのはどうしようもないです。
それにきちんと立ち向かわせ、自分の技術の派生で儲かる方法があるのなら、儲かる方向に転換させ、助成金ゾンビを減らすのが一番です。
フィードバックするのならまさにそれなんだけど?
そこを、助成金の期間が長すぎたとか、今回、類似助成を繰り返すという裏技があったのがだめだとか言うベンチャーをつぶす方向ばかりの改悪ばかりが盛ん。
だいたい、助成金ゾンビって技術自体はあって、でも商売には微妙につながりづらい大概おしい技術なんだよ。
なおかつ、期間終わっても売りまでつながらなかった。だから失敗、そうは言いたくない。
だから、役人もちょっとした裏技として、近い分野で応募したらみたいなことをしていって助成金ゾンビになる。
で、きれいな「助成期間が終わったら、その金は完全にストップ」なんてやったら、まあ潰れまくるね。で、できた範囲のことをまねてよその企業がやるでしょう。
つぶれるベンチャーはもう金がないからあと少し何かできるなんてことももうできないけど、それをはたから見てるやつには金があるから続きができるやつも多いだろうし。
いくらかけようが、ベンチャーに対するものである以上、結果は売り上げと利益。
予算の額は正直関係ない。ただ、でかいネタはそれなりの金をかけないとチャンスすらもつかめないが、それでも当然失敗する者は失敗する。
「ベンチャー」である以上、百発百中なんてありえない。しかも、企業やVCすらも懸念するクラスのものを役所の研究開発助成は出す。
VCが出すのが一般的に10件に一軒大成功で10倍以上になるというのが目安だ。国プロは100軒に一件大成功で100倍以上になるようなネタを狙わないとならならない。
とすると、当然大量の死屍累々の嵐なんだよ。それでも何とか自立してくれる企業を作る必要がある。
それに必要なのは、とにかくそのネタ使って副次的効果でもいいから売れるところ見つけて来いということ。
なおかつ、研究開発助成のみならず、技術系ベンチャーの人間というのはどうしてもプライド高くて営業に及び腰。
だからそこを市場を見ろ、恥かいてでも飛び込み営業行って来い、ケツたたいて売って来いということが必要。
最初狙ってたターゲットが、別のアプローチでなした業者に奪われるなんてのも当然。逆に、思いもよらなかった用途に応用でき、売り上げが出ることもある。
なおかつ、何らかの形でベンチャーが自立してくれればそれ以上国が金を突っ込む必要もないわけだ。税金の節約にもつながる。
成果は出している売り上げが出ない。でも会社を続けたいし、可能性がある技術だから、助成金ゾンビが誕生する。
助成金ゾンビが誕生するから書類を増やして、しかも期間をどんどん短くする。ゆえにベンチャーのエコサイクルが成り立たないような予算になってる。
そこで、似たような技術での研究開発名目で出すということが行われてたが、その搦手がつぶされてますますうまくいかない方向に行ってると思うがね。
・評価
研究がらみの「書類の調査」って完全に機能不全になってるよね。誰が評価するんよ?
国プロの審査にかかわれるくらいの教授やビジネスコンサルタントなんて、めちゃくちゃ忙しいよ?
だから、大量の書類を作らせるが、それも斜め読みして適当に点数つけて終わり。
外部から見たらわかるとか言っても無駄に何十ページとなって、文鎮としての重さを競うようになってるような書類なんざ誰も読まない。今でも国民みんなに公開されてるよ?
そもそもそれなりの高度で特化した技術なわけで、読めるだけでもどの分野もそれぞれ数百人いたらいいんじゃないぐらいだと思うけどね。
その重さをどんどん増やせといってるようにしか見えないんだけどね。
むしろ、ただでさえマンパワーが少ないようなベンチャーの誰かがその大量の書類を作るわけだ。その「大量の書類を作らせるという行為」がベンチャーの足かせになるんだよ。
この評価のために大量の書類を作らせて研究を阻害するのは大学についてもいえることだね。バリバリ研究をできるはずの教授、准教授、助教、ポスドク、博士学生収支学生の時間を拘束する。
特に、ポスドククラスは時間が限られて成果を出さないと首を吊るのに、弱い立場だからそこにしわ寄せが行く。それを見ていた修士学生は博士課程に進まなくなる。
それこそが日本の研究開発力を落としてると思う。金もそうだが時間がなければいい研究成果作れないし、
時間を日本人研究者が拘束されるということはその分脚に鎖をつけてマラソンすることを求められてるようなもの。
開発遅れて、他の受かって実用化ねらってるだけだろ。
開発間に合わなかったらどうするか?
搦め手として、似た内容の助成を応募して通して開発を続ける。
でもあくまで、新テーマとしての助成であって、元のテーマのではない。
でも、元のテーマが完成すれば社会にやく立つ。何で暗に勧められることもある。
で、その搦め手が犯罪としてあげられた話。
とすると、小さくて、まだまだどうなるかわからないようなものに大量に撒くより、まあ、大こけはしないだろうなというでかいのに一本出したほうが安全パイ。
さらに、失敗しないようにと現場に大量の書類を押し付けて、「担当者が俺が悪くない」といいうための予防線だけいっぱい張っておく。一番割を食うのは現場でがりがり研究したい研究者。
それでもまさに「竹やりでB29を打ち落とせ!!!」的な「イノベーションだ!起業だ!」って話だけ盛り上がらせようとする。
この国のメンタルは本当に第二次世界大戦前から変わってないなーと思うね。でも、その二次大戦の話をを美化しようとするがねぇ。
俺(日本人)は悪くないんだ見たいな。ぷーたれた女子高生かよwww
まあ、政府ファンドや小規模資金がこれだけ失敗してるのが多いんですよ!みたいなのが不祥事として記事が新聞で展開される。
ああいうのはもともと一部大成長したらいいものなんだよ。特に、民間VCや企業なんてそこまでリスク取れないし。
今でこそ星の人の山中教授だって、一番最初の公募助成なんて数百万の数年だろ?担当者もこんなんほんまにうまくいくんか?と思いつつ出してたって話だろ?
「なんだ認可保育園入れろよ、それが親子の最も幸せな選択じゃないか」
ってことだった。
でも初めて知ったんだが、市議会って月にせいぜい5回しか開かれないのよね。
まあ実際は陳情聞くやら調査するやら色々あるんだろうが、実際会議場に行くのはそんなもんみたいだ。
http://kumamoto-shigikai.jp/kihon/pub/detail.aspx?c_id=8&id=399&pg=1
この時点でまず認可保育園は無い。
熊本の事情は知らないが、普通の政令指定都市ならパートタイマー以下の「保育に欠けるとは認められない状況」。
じゃあ認可外保育園か施設付きの託児所かベビーシッターって選択肢になる。
ここまでが前提。
まあこの時点で
っつってるけど、月に4、5回の出勤で・・・?っていう思いはある。
けど我慢して整理してみる。
もともとはこういう要求だったよね。
妊娠報告をして「長男が生まれたら一緒に議場に連れていきたい。
議会内に託児所を設置するか、予算が厳しいならベビーシッターの手配または部分的な補助を出してほしい」
と要望した。
一歩でも子育て世代の議員を増やすための環境整備を進めたいとお願いしたが、市は
「議員さん個人でベビーシッターを雇って、議員控室で見てもらってください」という答えだった。1、2時間話しても平行線だった」
https://mainichi.jp/articles/20171129/mog/00m/040/002000c
「議会職員、議員、傍聴人が利用できる制度を作るためにベビーシッター手配や
ってことだよね。
で、その先遣隊が自分だと。
じゃあ議員報酬月額674,000円だけど、その中から出さないのはなぜ?
条例とか作らずに公費を私的に利用しようとするのは公費の私的流用(舛添のシルクの服とか)とは違うの?
議会に関わる人が使える託児所やシッター代は、今後熊本市が出していきましょうよ、って交渉してたの?
どっち??
私も、将来的には保育所無償どころかベビーシッター代も助成してくれる世の中になればいいと思ってる。
公務員や議員があるべき世の中の提示をして、先に自分たちに対して実現していくのは結構だけど、
現状、保育料なんて自営業のための経費としても認められない。
その中でベビーシッター代を出せとか出さんとか言うのは、熊本市の予算案をどうこうしたり、条例を作ったり
「あんたのあの議題、賛成してやるからちょっとこの託児の議案そっちから出してくれん?」
とか言って偉い人に取り入ってやるんじゃないの、政治家だから。
なんでそんな鈍くさいやり方なの、ハウス・オブ・カード見ろや!
認可外保育園、平成29年6月1日現在熊本市内に50ヶ所ある。
ちょっと驚いた。
うち半数の認可外保育園23ヶ所が熊本市議会のある中央区に存在している。
それ使わないのなぜ??
私が目指すのはさまざまな子育てや働き方のスタイルを認め合うこと。
一緒にいるのは赤ちゃんにも母親にも大切。赤ちゃんの発達にも必要で、
大事な部分でもある。産休後は「預けなければいけない」ではなく、
母子を分離しない働き方もできるようにしてほしい。
https://mainichi.jp/articles/20171129/mog/00m/040/002000c
なるほど、様々な働き方のスタイル…
結局、個人的に「母子が一緒にいるのが、預けて仕事に出るより大事で幸せだと思ってるから預けなかった」ということ?
個人の感覚だからなんとも言えないけど、私は仕事のあいだだけでも、保育のプロが真摯に面倒見てくれるのが一番幸せだと思うわ。
子供にとっては。
私が自営の仕事の片手間に世話するより何倍も幸せだと確信してる。
入園してしばらくしてから保育所にお世話体験に行ったんだけど、
先生は常に歌ったり(凄まじい数のレパートリー)、絵本読んだり、リズム遊びしたり。
まだしゃべらない子の代弁をして、決して怒らず、栄養満点の食事をみんなと食べて
大きな遊具で体をいっぱい使って遊んで、外に行っては砂や落ち葉にまみれて転げ回る。
ありがたくて涙出そうだった。誇張じゃなく。
7ヶ月の活発になる段階の子供を、静粛を要求される議会に連れてきてずっと抱いて座らせておくのが、
それでも親子の幸せに寄与する。なぜなら母子が分離されないから。
って言うなら、そりゃもうこの人の考え方だし仕方ないよね。
個人的には「できると言えばできるが能率は3割減くらい」という感覚。
意外に新生児の方が楽で、6ヶ月~2歳くらいは指示が通らないけどムチャ動くので本当に過酷。
カフェで子供を抱いて座ってるのすら落ち着けないのに、議会で子連れはどうだろう。
あと、そもそも「100%の力で仕事しなくてもいいじゃない」っていう意見。
これ、実は分かる。
うちも従業員の方々には「7割くらいの力でやってくれたらええでー」と言っている。(従業員が子連れで来ることもある。)
忙しいんだよ現代人は。
ただ議員ってどうだろう。
議員にならないその他大勢に「私の代わりに頼む」って言われてその席に座ってるんだよね。
体調不良で欠席、わかる。
でも月に4~5日出てきてその席に座ってる時に、あなたが代表している市民のために100%の力を出して
集中して仕事して下さい、って言うのはそんなに非道で、子持ち議員に厳しい要求だろうか。
パフォーマンスだ。本人もそう言ってる。
https://mainichi.jp/articles/20171129/mog/00m/040/002000c
青い芝の会の事だよね。
移動の自由という基本的人権に関わる事を不退転の決意で成し遂げた「パフォーマンス」と同一視すんの、
自分を、という感じだけど。
政治家が政治的パフォーマンスをする事を悪いとは私は思わないし、テロとかいう人もいるけどそれは物事を悪意ある
単純化に貶めていると思う。
だが、
こういうやり方は限界と分かっていて、みんなが悲鳴をあげているのに、
訴え続けても何も変わらない。
声を聞いてもらうにはもう議場に我が子と座るしかない。
これが分からんのよ。
誰のどんな声を代弁してるの?
議員控室で子供を預けてもいいと言われたが、母子を分離したくないという自分の思いを快諾して貰えなかったこと?
少なくとも、職場に子供を連れて行って仕事をする事はぜったいにムリ、っていう私の声は入ってない。
子連れ出勤が世の中に広く認められるようになったら、フリーランスや経営者は認可保育園のポイント
減らされてもおかしくないけど、その悲痛な声は代弁してくれんの?
自営業になる前は上の子供を職場に連れてって、タブレットでアンパンマン見せながら必死にコード打ってたけど
あの時の私の悲痛な声は「夫はよ帰ってこいや」でしかなかった。
父親はちゃんと母親と同じように子連れで仕事する負担を(残念ながら負担なんだよなあ)負ってくれんの?
昨日もうちの子は風邪で保育所Removeだよ!助けて駒崎さん!!
一体何を訴える、誰に利益をもたらす想定のパフォーマンスだったの?
子育て世代の悲痛な声が、私のところにはたくさん聞こえています。
って語ってるけど、毎日新聞では
--いつから子連れで議場に入りたいと議会事務局に要望していましたか。
ってある。
後付けでもなんでも社会がいい方向に行くなら、って考えもあるだろうけど、
これはいい方向だろうか。
子持ちにとって、子無しにとって。
もちろん弁護士は入れなくてはなりませんね。今準備をしてるところですが、東京から遠いところですので、地元で探します。
以前外の金を入れないほうがいいと言われた方と同一の方かなと思ったりします。
その指導はわかりますが、国の助成が入っている以上、売り先となるところと組むことを求められてるんですよ。
世の中の売ること、そもそも商品としての意識が足りない起業家もどきみたいなの多く見ています。
なら、それなりの販売網を持っている売る人と組むことを求められるなと。場合によっては奪われる覚悟で。
外部の資金を入れるとその時点で会社は必要であれば売っぱらう物として扱わないとならないんだろうなという気持ちになっていました。
それでも買い取るなら、こちらが抱えてて、個人保証つけることになるであろう借金のケツも吹いて欲しいですし、
多いのでちょっと噛みしめるのが難しいですが、とにかく国の金+役人のメンツを建てるように頑張りたいと思います。
次については返済の義務はないです。その次で1/3自分の金をいれる必要があって出資を募るか、自分で売上を立てた金を使うか、、、、。
ここまで書くと、どの助成狙ってるのかわかってしまうかもしれませんが。
でもやっぱりちょっとでも早く自分で稼いで自分の金で回せるようになるのが一番ですよね。
次でもう簡単なところで商売成り立たせるようにという気になってきました。
こちらの情報については違う部分も多いです。バイオと違ってうちの分野は注目度はあるが、
もうプレイヤーがすくなってるところなので、ガチで特定されかねないのでノーコメントです。
高度というより、単に多くの分野にまたがるテーマなのです。
ただ、逆に役所のJ社の名前が出てくるということはやはりVCがらみの人なのでしょうね。
あえて言うなら、先週のイベントIと、23日夜の某起業イベントには参加しました。某起業イベントの方では質問したうちの一人です。
あるいは、イベントIのVC側の方であれば、お会いしたかもしれません。
知識が豊富+示されたリンクの一つから、23日の夜のイベントの方のような気がします。
イベントIや、他にあるいは会った人や友人とかのアドバイスで少し混乱+疲れてたこともあります。だいぶ疲労も回復してきました。
半分は知識を請いたいというのがあるけど、半分はやはり起業支援、起業を取り巻く人というものの胡散臭さではある。
経路がわからないというより、信頼を持って手伝ってくれる人がいるか?これから先現れるか?そもそも、そんなもの期待せずに進みたいということではある。
残念ながら僕のもITは絡むけど、ITよりは開発資金と時間がもっと大量にかかる。けど、国好みのネタではあるから国の金は狙える。
けど、企業の立場でやってるとどうしても調達できる選択肢が少ないわ、結果を出すための期間が異様に短いなと。
融資に2−3ヶ月、人を育てるのに3ヶ月なのに、1年以下で結果を出すのを求められる。その上で公費の手間も入る。
人を使うためには設計と目的をきちんとすれば使えるかもしれない。けど、その体制を整えるにも手間がかかる。
自分一人であれば、落書きレベルと、大雑把な勉強を元に、このあたりざっとこんな感じか?で整えて突っ走ればいい。
けど、人を絡める、かつ、それで手伝ってもらうのが大手企業だと厳密な書類を整えて、それで動きが遅いとかが見える。
更に、僕自信大雑把な勉強の積み重ねでやってるから、能力不足見透かされて馬鹿にされる。馬鹿にされるのだけならともかく、邪魔や仕事にならない懸念がある。
僕も設計能力も勉強してるが付け焼き刃。リミットがある中で試作を次々作ってるから、ところどころ厳密にせずにやり続けている。
結局、右も左もわからんような部分は、恥かいても構わんようなオレのような馬鹿が突っ走って、預けれる部分を切り出して、人に預けるしかねーよなと思ってる。
アカデミックポストで、ポスドククラスの肩書がとれた上で狙える助成であれば、はるかに幅が広い。
むしろ、今能力不足なのはわかっていて、時間さえかければ技量を身につけられるとも思う。完成もできる。
アカデミックポストとしての研究であればきちんとしたものが狙える。
自分自身の事業としてやるより、確実にまず完成させてこういう可能性が世の中にあると示し切るのが大事なのかな?という気もする。
ということで、経路を作っても、時間が足りなくて、やってくれる人がいないと役に立たないんよね。預けれる人がいないからルートは役に立たない。
起業を進めたいという人の胡散臭さといえばそうだけど、やっぱりITだよね。投資もいらないし、雇われの自己資金でできるから。
で、起業家のスタンスの人か。うん。たしかに、その範囲で支援できる範囲でやるのならあなたは正義なんでしょう。
まあ、あなたがITで支援したいというのはわかる。けど、昔ITベンチャーブームがあって、けど、それが後の大量のブラックIT企業を産んで、
前項で述べたように様々なマネジメントスキルなしで、いや、マネジメントがなくても、なんとか物を完成させようとしてブラックになったんだよなとも。
でも、前にも述べたとおり、日本人は人のアドバイスを聞かないし、指摘もできないから、
あなたが途中で見捨ててさらに多くのブラックIT企業が作り続けられるのかなという気もする。
ごめんなさいね。貴方自身に夢があってやってるというのもわかる。今少し修正したら幸せになる人がいるかもしれないというのもわかる。
僕自身自分の足元が固まっていないのにしてはいけないというのもわかるけど、では、成功した暁にまた誰かを支援したい?というとどうだろうと思ってしまう。
気が早すぎるが。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/14/346926/101101158/
https://anond.hatelabo.jp/20171012165214
市町村役場で大規模開発が必要なシステムと言えば住記・税・福祉系の3つだが、この中でも福祉系がぶっちぎりで地雷。
住記:住民票の管理。住民票はほぼ全国統一のフォーマットなのでシステム移行は容易。
税:市町村の税で大きいのは住民税・固定資産税・軽自動車税。細かい税率は違うが基本の計算式はほぼ全国統一されてるのでこれも移行は容易。
○国民年金:運営は日本年金機構が行っているが、申請受理や審査の窓口業務は市町村。
○障害者福祉系:障害者手帳の交付・自立支援医療の給付・通所サービス・その他医療費助成(重心)等。
○児童福祉系:児童手当・児童扶養手当・保育(保育園幼稚園)・妊婦健診・その他医療費助成(小児慢性や養育医療)等。
これらの業務それぞれが国・県からの権限移譲されたものと市町村独自のものが混在している。
市町村ごとに千差万別と言っても過言ではない。また、普通の市町村と中核市と政令指定都市でも、どこまで権限があるかは異なる。
これらの業務を全て1つのメインフレームで運用しておりそれを新しいものに入れ替えるだけ、
これらの業務は根拠法令が成立して制度が始まった時期がバラバラなため、そのたびに入札を行って新たにシステムを構築する羽目になる。
そのため、役所内にメインフレームと、異なるベンダー・異なる言語のパッケージが乱立する状態になる。
京都市は今回そんな状態を解消すべくシステムの一括更新を試みたがプロジェクト炎上した、と推測する。
パッケージに業務を合わせろという指摘、業務が役所の内部だけで完結するシステムなら簡単。
人事給与や財務や決裁のシステムであればどこの役所も業務を適宜修正してる。
問題は仕様変更が住民に影響を及ぼす業務(印刷物を送って申請をしてもらわなければならない類のもの)。
毎年送られてくる役所からの文書が変わると混乱してしまう住民の方はものすごく多い。
もちろん事前に今年からこのように変更になります、とお知らせはするんだが読まない方は読まないので。
京都市レベルの大都市で役所からの書類が全部いっせいに変更なんてことになったら、
なので、対外的に住民に出す文書の様式は従来のものから変更はなしで、という仕様になりがち。