はてなキーワード: NEDOとは
スパコン開発会社PEZY Computingの前社長齊藤元章氏の助成金詐欺・脱税に対する地裁判決が3月25日に言い渡された。これに関して、PEZYはこれまで誰もやらなかった方法で技術開発の未来を守ることに成功した。
社員 そもそもの話最悪でもメモリという名目でもらった金でプロセッサーも作ってた、にしかならんのに、そもそもそれが不正受給かどうかはNEDOが判断することじゃないか。NEDOの要請なしに特捜が出る幕じゃないよ。ホンマいきなり出張ってくるならそれなりの説得力のある説明をしてみろよという。だからNEDOがはっきりと、よくみたらこの使い道はおかしいわとか言ってくれたらもうそれで結構なんだけど。
社員 立憲民主党にいつのまにか偽物のチップでだまして予算獲得してたことにされていて、僕は本当に悲しいよ(´・_・`)まともな政治家はおらんのか?
東京地裁判決文 被告が助成金の一部を本人個人の株式運用資金、負債やクレジットカード代金に充てたり、相当部分を流用している
NEDO(PEZY社は)実績報告書において、前述の虚偽の取引実績を記載するとともに、チップの開発が完了して試作品を製造した旨の虚偽の記載をして、NEDOに提出した。
被告 (詐欺罪を認める一方、)法人税法違反罪などの大部分で無罪を主張した。
弁護士 「研究で多忙だった被告には脱税の計画性や認識はなく、財務担当者らを信用しすぎていた」と述べ、脱税の一部は無罪だと主張し、執行猶予の付いた判決を求めました。
判決 被告が「架空の経費計上と認識しながら、確定申告の手続きをした」と退けた。
裁判ではPEZY社の主張が完全に退けられましたが、それは問題ではありません。この件に対する興味をほとんどの人が失うまで、認められる可能性の低い主張で裁判に時間をかけ、判決までPEZY社が徹底的に批判を否定したことが重要です。
かつて(政権批判の一環として)正しいかどうかわからない内容で激しくPEZY社を批判していた人は、時間とともに飽きて消えていきました。彼らが消える前にその政権批判のあおりを受けて、技術開発の重要性まで一緒に批判されては、技術が停滞した暗い未来しかありません。
後に消えてしまう人のまっとうでない批判に対抗するのに、正直な返答は有害であることをPEZY社は教えてくれました。正直に返答すれば、相手の批判に正当性を与えてしまいます。しかし、当事者性と専門性を盾にして批判を虚偽であっても否定すれば、多くの人が未来を守るためにその否定を支持してくれるのです。例えば「偽の半導体」に関する初期の報道を、PEZY社関係者が否定し、多くの人がその否定に賛同しました(はてブ、Togetter(削除)のアーカイブ)。例えば、第三者の id:KoshianX さんは、「これ悪質なデマでは。」と強い表現でPEZY社の反論に賛同してくれました。
その結果、批判する人は(事実である)偽の半導体について言及をためらい、やがて触れなくなりました。
後にNEDOの報告書で偽の半導体をPEZY社が本当に提出していたことがわかっても、そのことを批判する人は(興味を失っているので)もういません。そのおかげでPEZY社は現在も存続し、技術開発を続けています。
小学生のように正直は素晴らしいと、勘違いしている大人がいるかもしれませんが、そのせいで技術開発が停滞した未来になっては取り返しがつきません。科学技術を理解していない人が技術開発を批判し、未来をつぶされてはたまりません。新型コロナウイルス対策でスパコンが必要とされているように、スパコンは未来のために今必要な技術開発なのです。
政権批判の道具として、技術開発を攻撃する人に対しては、彼らが黙るまでとにかく、虚偽であることをためらわず否定し続けるという冴えた方法で、技術開発が守られることをPEZY社は示してくれました。
増田にマジレスすんのもアレだけど、山口という人物がどういう影響を及ぼしていたのかは謎だし、観測された事実と自分の妄想をごっちゃにして語るのは迷惑だからやめろと本気で言いたい
https://twitter.com/telmin_orca/status/1212927225890144256
山口とかいうクソがなんのコントリビューションしたんだコラと憤慨したい気持ちはあるし、あいつのせいで俺らの仕事がどれだけ邪魔されたと思ってんだと真剣にキレてるからはやいところ消えてくれと願っている
https://twitter.com/telmin_orca/status/1207303862899527681
https://twitter.com/telmin_orca/status/1207303964732952576
俺らの成果だとか業績を疑い始めたら助走つけて殴るからな。伊藤某の判決で騒ぎたい連中はそこら辺考えて発言しろよ
https://twitter.com/telmin_orca/status/1207304400600887296
詐欺と脱税は齊藤元社長の犯行で裁判中。脱税は会社設立当初から毎年で確定。 山口敬之は詐欺にも脱税にも無関係。
山口敬之と政党や財団を立ち上げた齊藤元章元社長が悪い。山口敬之のコントリビューションがなければ元社長の見る目がなかった。山口敬之に損害賠償とか、事実と妄想を区別できない人間しか言わない。
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捜査終了記念に書いとく。なぜNEDOはPezyに補助金を出す判断をしたのか。
で、なぜNEDOがPezyに補助金出す判断をしたかを書くまえに、
Pezyが補助金を受ける前にNEDOはある大規模なプロジェクトを行っていた。
それが、「立体構造新機能集積回路(ドリームチップ)技術開発」プロジェクトだ。
開発予算は下記。5年間で 総額7,553百万円(75.5億円)
H20fy | H21fy | H22fy | H23fy | 総計 | |
---|---|---|---|---|---|
一般会計 | 1,700 | 2,452 | 1,740 | 1,661 | 7,553 |
このプロジェクトで研究されたのは下記である。(最終報告書から抜粋)
要するに半導体の積層技術を用いてメモリ、計算部を積層することを最終目標にしたプロジェクトである。
・積層接着材 ・TSV絶縁膜材
そして、最終報告書にあるとおり、実用化案件の開発はしていない。
「次のステップとしての実用化、事業化に関しては、各社の経営判断の問題で、全社が諸手を挙げて実用化に邁進しているわけではないでしょうが、」
「TSVを用いた三次元集積化技術は実用化されておらず、研究開発項目①「多機能高密度三次元集積化技術」において早急にこの技術開発を行う必要がある。」
などなど、実用化についての議論があるが、具体的な実用化案件がないことを気にしている。
(1)平成22年度イノベーション推進事業/3次元積層TSVメモリ技術を活用したメニーコアプロセッサの開発
(2)戦略的省エネルギー技術革新プログラム/バンプレス3次元積層技術を用いた省電力メニーコアプロセッサの開発
(3)イノベーション実用化ベンチャー支援事業/超広帯域Ultra WIDE-IO3次元積層メモリデバイスの実用化開発
(4)平成27年度戦略的省エネルギー技術革新プログラム/非接触型磁界結合通信を用いた高密度実装プロセッサデバイスの開発
(5)IoT技術開発加速のためのオープンイノベーション推進事業/ビッグデータ解析のための低消費電力演算チップの開発
下2つは上3つの実績(Green500のTOP3独占など)から誰もが妥当と思うので、
とはいっても、ドリームチップの説明でほぼ済んでいるが、理由は下記である。
・当時のNEDOはドリームチップで要素技術の開発に成功していたが、実用化できないでいた
・Pezyの補助金の題名を見てわかるとおり、「3次元積層TSVメモリ」「バンプレス3次元積層」
「超広帯域Ultra WIDE-IO3次元積層メモリデバイス」など全てドリームチップで開発していた技術を実用化する案件である
・当時のNEDOの中の人がTwwiterで言ったようにエルピーダからの出資があるとの情報があった
というわけで、Pezyに補助金が出たのは当時のNEDOがドリームチップの実用化を希望していた。
NEDOの不正は、NEDOでキチキチの枠組みを作らないといけなくて、それに外れたから不正という代物だから、柔軟であればそもそも不正ではなかったと思うね。
ipsの不正も、もっと落ち着いた長期の研究予算であれば、焦っての不正も発生しない可能性が高い。
どちらも、これができなかったら本当に「殺される」という状態で、ギリギリでなんとか逃げようとしたがやっぱり殺されたというものに見える。
はじめから殺されるような戦場に行かない(研究者になろうとしたり科学技術ベンチャーを起こそうとしない)のが正解なんだろうなと思ったりもするよ。
前向きな方向で行けば、そもそも、長期の案件を認める。あるいは、減額しても継続できるようにするということだろうね。
近年とにかく、こんな短期間でできるか!?って予算ばかりになっているからな。
pezyは、別の助成金でもらっていたが、それが完了しなかったのを、別の助成金で開発継続しようとしたというもののように見えるし。
https://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00383027.html
立憲民主・初鹿衆院議員「融資をする条件になっている性能が、きちんとあるのかの確認がされているのか」
経産省職員「架空の外注については、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の職員が検査に行った。報道にあるように、偽物を突きつけられ、それが本物と見抜くことはできなかった」、「半導体ウエハーというのは、外観では性能や構造を見ることができない」
初鹿衆院議員「動かせばいいじゃない」、「性能が優れているからお金を出しているわけで。テレビを見たときに素晴らしい性能だなんてわからないから、普通はつけてみて、いろいろいじってみて、性能はこうですねと確認をして、申請通りのものがここにありますねというのが、普通だと思う」
なので、ウェハーを見せられたっぽいよ。
朝日の記事でもフジテレビの記事でも、立憲民主党のヒアリングで経産省が話したことをそのままベタ記事にしてるだけで、今までの捜査経過の流れやその内容の意味が解説されてないから「朝日と立民がデマを~」って馬鹿な流れになるんだろうね。
今回の記事の肝は、「ペジーが開発を外注したウルトラメモリ社に新メモリを開発した実態があったか」に関する経産省(NEDO)の証言が出たということなんだな。メモリ開発実態があればモノがなくても、助成金返還だけで済むが、実態がないのであれば完全に犯罪になる。でも「開発できてる」と言って偽物を見せて助成金を受け取っていた場合はどうなんだろう、と。そういう証言が出ているぞ、と。
それに対して「メモリ偽物なら今のペジーのスパコンの性能も偽物なのかw」と怒ってる人がいるが、別に今のペジーのスパコンには従来のメモリ使っていて新開発のメモリは使ってないんでしょ? そもそもスパコンの現在の性能を否定した記事じゃないじゃない。
いやいや、なんか再逮捕してるけど、時間稼ぎのために逮捕するのいい加減やめろよ。
今回のって↓これだろ?
戦略的省エネルギー技術革新プログラム/実用化開発 「バンプレス3次元積層技術を用いた省電力メニーコアプロセッサの開発」(2012年度~2013年度)
Pezy-SC1は28nmで400㎠超だぞ。
補助金は3億円程度/件・年(NEDO負担率:2/3)で2年で6億、これだけでこんなCPU作れんのかよ。
マスク代だけでも少ないだろが。約2億円が詐欺って、たった6億円(補助金4億円)で作れんのか?どれだけ開発者は天才なんだよ。
これでまた素人たちが騒ぐだろが。
↓これにもあるけど特捜は見せしめで逮捕はいい加減やめるべき。リニアの件もだけど。
参考リンク:
スパコン開発の社長ら 別の助成金詐欺容疑で再逮捕 | NHKニュース
PEZYがNEDOからの助成金を不正に取得したと報道され,社長が逮捕された.
作っていたスパコンが実は汎用性に乏しいものであったとか,ベンチマークに特化していて実用性がないとか,ちょっと無理のある批判も聞く(開発中のスパコンなんてだいたいそうだろう).
一方で,成果物は素晴らしいのだから不正経理くらい許容するべき,流用した金もスパコンに使っているのだから実質無罪,といった無理のある擁護も聞く.少なくともこの擁護はダメだ.
私は大学教員として長らく文科省の科学研究費助成事業(いわゆる科研費)やその他省庁の助成金,公益財団法人や民間企業による助成金を受けたり,あるいはその審査員を務めたりしてきた.
恥ずかしい話だが,私の身の回りでも,今まで不正経理で何人かの教員が逮捕・解雇されている.その殆どは私的な使用ではなく,今年度分と次年度分を合算して高価な器具を買うとか,一つの予算で購入できない高価な器具を購入するために領収書を業者側に書き換えてもらうとか,少なくとも当人にとっては研究を効率的に進めるための不正経理だった.だが,そんな言い訳が通じた試しはない.
90年代までこの手の不正は横行しており,一度文科省が「今までの不正経理を自白しろ,自白した分は目をつぶる,今後一切するな」という通達まで出した.それでも続けた教員は見せしめとして逮捕された.結果的にここ十年ほどで大学教員のコンプライアンス意識は急速に改革されたと思う.だからPEZYの報道を見ても「逮捕されない訳がない」としか思えないし,「研究のためなら目的外使用は許される」という主張は時代に取り残された老害教授にしか見えない.少なくとも研究している大学教員なら同じ感想を持つのではないか.
確かに国の助成金は使いにくい.昔は完全な単年度決済で最後の一円まで使い切る必要があったため,年度末はみんなでクリップを大量購入していたものだ.しかし今では多くの場合で繰越が認められるなど,少しずつ改革が進んでいる.
もちろん,より使いやすく助成制度を改めるべきだと国に訴えることは大事だ.しかし助成を受けるにあたって省庁が出した使用ルールに同意した以上,ルールに反した不正経理は許されないし,逮捕されるのも当然である.それが嫌なら研究助成など受けるべきではない.
専門家どころか業界関係者でもない奴らが適当言ってる記事が多すぎて見てられないから、とりあえず業界関係者の端くれとしての私見をまとめておく。
断っておくと、業界関係者ではあるので素人よりは知っているつもりだけど、PEZYを直接触ったとかいう立場ではない。
だから中の人やPEZYに直接携わっている関連組織の人ほどではないけど、古い考えに振り回されていたり、
全く見当違いなことを偉そうにほざいてる某とか某よりは全然詳しいはず。
論理的な反論・質問なら歓迎、政治的なことはわからんからそれはよそでやってくれ。
中の人や関係者のTwitterは監視しているつもりなので、反応次第では色々追記するかも。
Q1.
A1.
簡単に言えば、「NEDOのメモリプロジェクトで取ってきたお金を別のことに使った」ということ。
国プロで取ってきたお金は、本来はそのプロジェクトの範囲内でしか使ってはいけないのに、
それ以外のことに当ててしまった、いわゆる目的外使用というのが逮捕理由。
Q2.
A2.
過去にはもっと少ない額における研究費目的外使用での特捜案件もある、とは断言しておく。
https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG25045_V20C13A7CC1000/
これで終わりなのか、余罪があるのか、もっと大きな事件を追っているのかは分からないけど
Q3.
どうしてNEDO側は気付かなかったの?何をやってるの?
A3.
1つ言えることは、NEDOは過剰なくらいに監査が厳しいことで有名。
資産や人件費はもちろん、消耗品で購入したものも1つ1つチェックしていて、
「NEDOは(二度と)取らない」と言ってる研究者・企業は少なくない。
今回の事件は社長が経営する別企業への外注するという手段を使っていたようだけど、
発注先は適切であるか、納品物はちゃんと存在するのかをNEDOがチェックしないわけがない。
よほどやり方が巧妙だったのか、NEDOとしては問題ないという判断があったのか、
Q4.
A4.
今現在国内大メーカーでスパコンをやっているのは富士通とNECだけど、
富士通はPEZYグループのExaScalerと取引・出資実績があるし、
最近のNECは別路線に進んでいる。彼らがPEZYを潰しにかかる理由はない。
http://journal.jp.fujitsu.com/2016/08/15/01/
Q5.
A5.
それはない。量子コンピュータでできることと、PEZYができることは全く違う。
古典的(?)なスパコンが得意で、量子コンピュータには苦手なものというのはいくつもある。
そんな中で古典的なスパコンを全力で排除しにいくほど役人は馬鹿じゃない。
Q6.
A6.
Green 500はかなり信用ベースで運用されていて、厳密な審査が行われているわけではないから、
非常に高い技術力を持っていることで入社前から有名な人が何人もいるという事実があり、
私は彼らが嘘をついているとは思えない。
Q7.
結局PEZYのプロセッサって使えるの?Green 500/TOP 500専用プロセッサじゃないの?
A7.
PEZYには得意な処理、不得意な処理の差がはっきりとあって「汎用性が低い」というのは間違いではないけど、
「全く使い物にならない」は言い過ぎ。
実際にPEZYを使った脳のシミュレーションや、宇宙物理関係のシミュレーションが行われていて、
これらはPEZYの特徴に馴染んでいるからうまくいく。
Graph 500でやられているようなビックデータ解析みたいなPEZYが苦手とする分野もあるというのは事実で、
彼らもそのことを重々理解しているはず。
これはPEZYに積まれているメモリの性能があまりよくないからなんだけど、それを解決するというのが
加えて言うなら、プロセッサの計算性能と比べた時のメモリ性能が悪い、というのはPEZYだけじゃなくて最近のプロセッサ業界が直面している問題。
この問題はPEZY誕生以前から言われてて、中国のスパコンなんかはその問題を潔く諦めて他の手段をとることで、
メモリ性能が悪くてもGraph 500上位に食い込むことに成功している。
だからPEZYのプロセッサ技術の方向性は全くおかしな方向に向いているとは言えない。
とはいえ、個人的にはPEZYはマーケットを開拓できるのかが疑問なんだけど、まあそれは技術と分けて議論されるべきなので割愛。
Pezyの件はいろんな報道がでてるし、少し調べたこともあるのでメモする。
陰謀論者は↓みてね
超広帯域Ultra WIDE-IO 3次元積層メモリデバイスの実用化開発 (2013/04 NEDOイノベーション実用化ベンチャー支援事業に採択)
ここにあるPezyに払われた下記の金額のうち③が高すぎると問題視されてる。
報道によると「助成金約4億3100万円をだまし取った疑い」とあるが、全額が不正だと見ているわけではない(後述)。
分かりづらいが、助成金4億3100万円を受取るための事業費申請額が不正だとしている。
費用 | 使途 | 金額(百万円) |
---|---|---|
①機械装置等費 | 機械装置等製作・購入費 | 54 |
②労務費 | 研究員費 | 10 |
③その他経費 | 消耗品費 旅費 外注費 諸経費 | 436 |
計 | 500 |
2013年1月(平成25年)「日本経済再生に向けた緊急経済対策」(平成25年1月11日閣議決定)で、ベンチャー企業への実用化助成事業を実施することとされた。
2013年4月(平成25年) 平成24年度 NEDOイノベーション実用化ベンチャー支援事業に採択
NEDO:「イノベーション実用化ベンチャー支援事業」に係る助成先の追加採択の決定について
勘違いしている人がいるが、平成24年度の事業として、平成25年度に事業を行っている。
事業内容の詳細は下記。これ以上の詳細が見つからない。事業結果含めて。
事業名:超広帯域Ultra WIDE-IO3次元積層メモリデバイスの実用化開発
事業事業概要:WoW(Wafer on Wafer)バンプレス積層技術を活用することでJEDEC WIDE-IO規格に対し帯域性能とランダムアクセス性能を4倍に高め、開発費用と積層コストを大幅に削減したUltra WIDE-IO型3次元積層DRAMデバイスを実用化する。
2014年2月(平成26年) 実績報告書をNEDO職員に提出し、助成金額はほぼ上限の約4億9900万円に確定した。この実施報告書内の「約7億7300万円とした内容が虚偽」と見られている。
2014年3月(平成26年) すでに支払われた約6800万円を除いた約4億3100万円が同社に支払われた。
この事業の実績と思われるものは下記。勘違いしている人がいるが、何もしないで金を搾取したようなものではない。
2013/12 40ボルトの低電圧で動く次世代超小型冷却装置を開発 | 東工大ニュース | 東京工業大学
2014/6 300mmウエハーを厚さ4マイクロメートルに超薄化 | 東工大ニュース | 東京工業大学
3D多積層WOW応用のための40nmノード2Gb DRAMによって証明された300mmウエハを用いた4μmまでの超薄層化 | 文献情報 | J-GLOBAL 科学技術総合リンクセンター
複数のマスコミから特捜は下記のストーリーを持ってるらしいと推察できる。
とここまで書いてたら、追報のリークでは資本金流用についてトーンダウンしている。特捜もしかして狙い外してる?
追報でも社員が認めているのは「別事業の開発資金に使った」部分だけだし。
というか、外注費の適切な額ってなんだろう?事業費用に利益を足した額が適切と判断する材料は何だ?別取引でもあれば分かるけど、ないなら利益の適切な額とは?
あと、厳しい予算運用をNEDOの現場運用で柔軟にしていた可能性はあるかも?
今回のもPezyとNEDOはCPUとメモリで一つの予算と見ていた?これなら詐欺にはならなそう?
そもそもPezyの実績がすごくていろいろ調べてたら、この事件なのは、ほんと残念。誰か何とかして。