はてなキーワード: 最後の夜とは
言葉はまるで雪の結晶 君にプレゼントしたくても 夢中になればなるほどに 形は崩れ落ちて溶けていく 消えてしまうけど
でも僕が選ぶ言葉が そこに託された想いが 君の胸を震わすのを諦められない 愛してるよりも愛が届くまで もう少しだけ待ってて
ハッピーで埋め尽くして レストインピースまで行こうぜ いつかみた地獄もいいところ 愛をばらまいて
努力 未来 A BEAUTIFUL STAR 努力 未来 A BEAUTIFUL STAR 努力 未来 A BEAUTIFUL STAR なんか忘れちゃってんだ
戯れるSlowly Flowing Day 愛してるも通り越して 似た者同士こうして 年老いるまで笑っていたいね
君がいなきゃLonely lonely Day 夢の中Fall Asleep In Bed 起こすからMorning Callで I'll protect you from nightmares, baby
昨夜、僕たちは酒を飲んで話したよね。何を言ったか全部は覚えていないけれど、確かに全部を話したんだ。
君は、僕と出会わなければよかったと言った。
自分のために花を買うことができる。砂に自分の名前を書くことができる。何時間でも自分と話せる。あなたには理解できないことを言う。
21、ひとつ頼めるか? おまえの成功を見せびらかしてくれないか?
それと21、もうひとつ頼めるか? 俺の元カノに向けてラップしてくれよ。
そして21、もうひとつ頼めるか? 敵対する連中にひとことカマしてくれないか?
21、やりたいことをやれ。21、やりたいことをやれ。やりたいことをやれ、21、わかったな?
アメリカは病んどるなあ…
ニュウは元々、タイの田舎の花畑で有名な街に暮らしていた。しかし、観光として産業が成り立つ様なものではなく地元では仕事がなかった。そして彼女は仕事を求めてバンコクに行き、日本料理店で職を得た。
彼女はそこで懸命に働きつつ、タイ人の男性と恋に落ち子どもが生まれた。可愛い男の子だ。
しかし、彼女の夫は不幸にも交通事故で愛する2人の元を去ってしまった。彼女は途方に暮れた。
幼い子どもと自分の2人ではバンコクで生きていくことはできず、彼女自分の子どもを故郷の花の街の母に預けて仕送りをする為にバンコクからパタヤに移り住み、花を売る仕事を始めた。
「一晩私を買ってくれない?」
パタヤに旅行に来ていた自分に繁華街で彼女は日本語で話しかけてきた。とても流暢な日本語に惹かれて食事なら一緒に行こうと言い、パタヤの外れにあるバーベキューで有名な店に移動して話を聞いた。そこで彼女は上の様な話を僕に聞かせてくれた。
お金を貯めて彼女は故郷の花の街で息子と暮らせる様に小さな家を買い、店を開いてそこで暮らしたいのだと教えてくれた。
交通ルールも未整備で無免許運転や飲酒運転も多く、危険に溢れている。こんな身の上話は残念なことにタイ中にありふれている。
僕は彼女に家を買えるほど多くはあげれないけど、旅行期間中のガイドを依頼して報酬を支払った。サンクチュアリオブトゥルース、タイガーパーク、アートパラダイス、各所の観光地を彼女と一緒に回った。彼女との旅は楽しく、旅の中で見せてくれる彼女の日常の表情は悲しい事故が起こる前のはつらつとし未来に希望を持って進んでいた時のままなのだと思い、時間が経つほどに惹かれて行った。
「どうして私の花を買ってくれないの?」
「私に魅力がないの?」
と涙ながらに聞いてきて、言葉に詰まった。
もちろん彼女は十分魅力的だし、僕は彼女に惹かれている。正直に言えば欲情の対象としても見ていた。
でも日本社会で培った中途半端な倫理観と、形にはならない罪悪感が僕に最後の一歩を踏ませずにいた。
僕はニュウに魅力的に思っていること、間違いなく惹かれていることを伝えた。そしてそれを言葉に伝えていなかったことを謝り、その夜初めてニュウと一緒に寝た。翌日、次の街へ行く為にバスターミナルに向かった。彼女は見送りの際に、
「また会いに来てね。」と言い、別れた。
彼女の身の上話のうち、全てが真実かもしれないし全てが嘘かもしれない。もちろん、そのどちらでもないかもしれない。でも彼女と出会えたことで得たものは間違いなくこの心に残っている。
https://anond.hatelabo.jp/20240107070705
雨の涙
で、その次の日もさ、まだ職員旅行は続いてたんだよ。今日の予定は、バスで観光地を巡るツアーみたいな感じだった。俺、お姉さん先輩、メガネくん、そして派遣のおっさんも一緒にバスに乗ってさ。
最初に行ったのは、めちゃくちゃ古い神社。お姉さん先輩が「ここのおみくじ、当たるらしいよ」って言って、俺らもおみくじ引いたんだ。俺は「大吉」、めちゃ嬉しかったわ。メガネくんも「中吉」で、お姉さん先輩も「吉」。でも、派遣のおっさん、何と「大凶」って出てきてさ。
おっさん、すごい不機嫌になって、「こんなもん信じない!」って言ってた。俺ら、ちょっと笑っちゃってさ。
次に行ったのは、海沿いのレストランで昼食。ここでさ、メガネくんがずっとカメラを持って写真を撮ってたんだ。「写真、趣味なの?」って聞いたら、めちゃくちゃ熱く語り始めて、実はすごいカメラマニアだってことが判明。
派遣のおっさんも少し機嫌が直って、カニ料理に舌鼓。お姉さん先輩と話も弾んでた。
で、最後に行ったのは港町の小さなマーケット。ここでお土産を買って、バスに戻ることに。ただ、派遣のおっさんが何故か消えててさ。
バスの出発時間が迫ってるのに、おっさんが見当たらない。俺とメガネくんが探しに行ったら、なんとおっさん、地元のおっちゃんたちと釣りをしてるんだよ。
「何やってんだよ!」って言ったら、おっさん「ここで一生過ごす!」って冗談交じりに言ってた。結局、無事にバスに戻って、旅館に向かった。
旅館に戻って、最後の夜は打ち上げみたいな感じで宴会が開かれた。派遣のおっさんも、なんだかんだで楽しんでたし、メガネくんはカメラで写真を撮りまくってた。
この職員旅行で、いろんな一面を見れて、みんなとの絆が深まった気がする。派遣のおっさんも、普段は節約家だけど、ちょっと面白いやつだった。
最後に、みんなで記念写真を撮って、旅行は終わり。もう、めちゃくちゃ楽しかったわ。これからもこんな感じで仲良くやっていきたいもんだよな。
全幅20m全高60mの壮麗たるキャンプファイヤーを円形に囲んだ中高一貫私立セルフクンニ軟体開発女学院の生徒1919人はこの日修学旅行最後の夜を迎え全員が現代の戦化粧とも言われる病み系地雷メイクを自らに施し全校一斉セルフクンニの儀に勤しんでおり初日に奈良での鹿クンニ体験を修了し体内の水分を最大で10%圧縮し一気に射出することで鹿の頭蓋骨をも貫く殺人潮吹きを体得した全生徒が一斉にキャンプファイヤー目がけ潮吹きを行うことでその豪炎を見事鎮火させるという非常に困難な課題を与えられていて何としてでも成功に導こうと緊迫した空気が場を支配していたが突如虚空から現れた超大型ウーマナイザー型飛行物体によって儀式は中止に追い込まれキャンプファイヤーの神聖な炎は飛行物体にみるみるうちに吸い込まれていき辺り一面が暗闇に包まれると現場は一気に騒然となって混乱の最中円列最外周の生徒が絹を裂くような悲鳴を上げ引率の教員がすぐさま駆けつけるも既に彼女たちの陰核は付け根から切断されており如何にトー横界隈ホス狂糞メンヘラと揶揄される存在であろうと将来はこの地球の未来を背負う立派な防人に育ったであろうことは疑う余地もなく再起不能になったその哀れな姿に教員たちは涙するが今度は最前列から怒声が響き渡り首席卒業候補と目される彼女らは既に襲撃者の正体を突き止めており敵はかつてセルフクンニ軟体開発女学院に在籍していたが成績が振るわず落第し同学院を除籍後裏社会に潜伏し熊田曜子泥沼離婚裁判の裏で違法な改造ウーマナイザーの製造販売を行い公安監視対象になっていた勢力がセルフクンニ軟体開発女学院への復讐のために作り上げた陰核切除特化型ウーマナイザー型ドローンであることが判明しすぐさま上空を高速で旋回飛行するドローンを警戒するがこの闇夜の中目視で捉えるのは極めて難しく次の攻撃の瞬間を狙って仕留める他無く生徒達はすぐさま地対空フォーメーションを組み敵を迎え打つがその攻撃手段は誰も予想出来なかったもので親機となる大型ドローンが吸引したキャンプファイヤーの炎を収束して逆噴射し辺り一面を薙ぎ払うという悪魔のような所業であり迫りくる業火に向けて一斉に放たれた生徒たちの殺人潮吹きも虚しく蒸発し異臭を放つばかりで次々とかけがえのない若い命が真っ赤に燃えて灰燼に帰していくが獄炎に照らされた仇敵の姿がこの惨劇の夜空にようやく浮かび上がり伏兵として潜伏していたセルフクンニ軟体開発女学院首席卒業者のOBが自らの命と引き換えに体水分の全てを収束して噴射する最大出力の殺人潮吹きで正確に親機ドローンを貫き制御を失った陰核切除専用子ドローンも次々と墜落していき流石は手首太腿に余白が無いくらいの自傷跡を持ち多重整形で顔面も崩壊し過食嘔吐と喫煙酒焼けで20代でババアみたいなガラガラ声になってるトー横の伝説と言われたOBであるが既にその身は完全に水分を失いミイラ化しており何とか生き残った1492人の生徒たちも引率の教員たちもこの夜の惨事に三日三晩咽び泣き癒えぬ心の傷を負って暗澹たる思いの中その手首に無数の刃傷を復讐の誓いと共に刻み付け新たに427人の新入生を迎えたセルフクンニ軟体開発女学院は今日もセルフクンニを極めるべく過酷なセルフクンニ訓練に臨むのであった
彼は長男として色々な期待と重圧を受けながらも、両親からとても愛されて育ってきたのだろう。
従兄弟だった彼は、幼かった頃は隣県に住んでいた事もあり、盆や正月には叔父と共によく遊びに来たものだし、私達も両親と一緒に遊びに行ったものだった。
ところが私が中学に上がった頃、叔父の転勤と共に簡単に往復できる距離ではなくなったことから、“もっとも、当時の我が家の状況を鑑みると、理由はそれだけではないようだが”彼との音信は完全に途絶えてしまい、無事就職が決まって今は勤務先の新潟に居るらしい、という事を叔父から伝え聞いていただけだった。
彼の訃報を受け、私は両親と共に叔父の元へ赴くことになったのだが、私達が斎場へ到着した時にはまだ親族関係者の誰の姿もなかった。
斎場の職員に案内された通夜会場には故人の亡骸が納められた棺だけがあり、叔父の到着を待たずに棺の窓を開けて故人と対面した。
驚いたことに、十数年振りに見る故人は少なくとも私の記憶にある幼い丸顔の彼ではなく、彫りが深くてひげの濃い、独身だった頃の私の兄と瓜二つの容貌だった。
甥の顔を久しぶりに見た両親も、死に化粧の所為かもしれないが、と前置きしつつ、本当に寝ている兄のような顔だと。
気がつくと叔父は私達の後ろに立っていた。
正確に言えば会釈するまで、“少なくとも私は”叔父だということに気づかなかった。そのくらいにやつれてしまっていたのだ。
故人の仕事を後押しして遠方に送り出した叔父は、何度も何度もうわ言のように後悔の言葉を口にするばかりで、先に到着していた私の兄と叔母の弟に辛うじて支えられているような状態だった。
その日の夜行われた通夜には、身内だけだと言いながらも、叔父夫婦の関係者のみならず、沢山の故人の同級生や友人達が訪れ、予想していなかったのであろうか、叔父は引きつった表情ながらも、その日一度だけ笑顔を見せた。
通夜が終わった夜遅くに私達は叔父夫婦に家へ招かれ、二人は故人の思い出話、そして故人の最後と、再び自分の後悔の言葉を口にした後で、長男に先立たれた現実を、まるで自分達に言い聞かせるように話してくれた。
実は私の両親は、今日まで叔父の家を一度も見たことがなかった。
叔父には、一度だけでも兄夫婦に自らが努力の末に築いたささやかな城を見て欲しい、そういう思いがあったのかもしれない。
実は数年前、私は一度だけ妹を連れ、叔父の家に遊びに行ったことがある。その時故人はおらず、叔父夫婦が私達の相手をしてくれた。
当時の記憶は薄れ掛けていたが、部屋を案内されて少しずつ思い出してきた。
しかし、リビングやキッチンに荷物が散乱した様は几帳面な筈の叔母のそれではなく、二人の心境をそのまま表しているのが見て取れた。
その後、叔父は一人葬場へ戻り、冷たくなった息子と一緒の最後の夜を過ごした。
翌日の告別式の席上、叔父は喪主挨拶の途中で言葉を詰まらせ号泣したが、振り絞るような声で最後まで読み上げ、叔父、叔母、叔母弟の家族一同で深々と弔問客へ頭を下げた。
皆で献花台の花を分けて棺に詰めて故人を飾ったのだが、沢山の花と思い出の品で個人の顔以外が埋め尽くされた棺の蓋を、叔父夫婦は中々閉じることができなかった。
火葬前にもう一度お顔を見られますから、と葬儀屋に促されてようやく蓋を閉じ、友人と親族で棺を黒い霊柩車まで運んだ。私も棺を持った一人なのだが、両手で抱えた棺は青年となった故人が納棺されているとは思えない程に軽かった。
故人と喪主は黒い霊柩車に、その他はマイクロバス揺られ、住宅街を抜けた郊外にある広い霊場に到着した。
途方も無く広くて、幼い子供たちが芝生の広場で遊んでいる、公園と見紛うような穏やかで緑豊かな風景が.だからこそ余計に、冷たい打ち放しコンクリートの壁で覆われた霊場の中で、故人の棺を囲む我々との落差を大きく感じさせる。
最後に皆で別れを告げ、叔父夫婦もしばらく名残惜しそうに棺の蓋の窓を開けて顔を見つめていたが、叔父が意を決したように閉じ、そのまま故人は荼毘に付された。
火葬が終わった後に行われる骨上げは、当然ながら丁重に死者を敬って厳かに執り行われる儀式であるが、この霊場における骨上げは、霊場の職員がステンレス製の台に乗せられた遺骨の部位一つ一つを細かく説明しながら骨壷に納めていく、という正直なところ厳かとは少々距離を、いや、ある意味では場違いなエンタメ性すらも感じさせるもので、さながらテレビで見る検死のワンシーンか、解剖実習のようにも見えた。
詰め込み始めて間も無く、若かった所為もあって立派な故人の遺骨は骨壷に納まりきらないだろうことが、誰の目にも明らかに映った。
目の前で全てを納めるように親族一同懇願したのだが、霊場の職員は、納めるには遺骨を砕くしかないですが、と説明し、少々躊躇った後で、遺骨を擂り粉木のような棒を使ってバリバリ音を立てて潰しながら骨壷に詰め込み始めた。
“恐らくこれは霊場ではよくある光景に違いない”とはいえ、私でさえギョっとしたそれは、叔父夫婦にはたまらなく暴力的に映ったのだろう、叔母は声にならない悲鳴を上げて顔を真っ青にし、叔父はたまらず席を外してしばらく骨上げの場に戻れなくなってしまった。
しかしながら、骨になって無残に打ち砕かれた息子に背を向けて震える叔父にも、今にも卒倒してしまいそうな叔母にも、声を掛けられる者は、私を含めて誰も居なかった。
ただ骨を潰す不気味な音だけが響き、霊場の職員は黙々と骨壷に遺骨を詰め込み、皆無言のままそれを見つめる他無かった。
来場した時と同じバスに揺られながら、来た道を骨壷を抱えて斎場まで戻るとすぐに、父は叔父夫婦に手短に別れの挨拶を告げ、足早にその場を後にした。
時間が迫る訳でも無い筈。いくらなんでも実の弟になんと冷やかな…そう私は思いながらも叔父達に頭を下げ、父の背中を追って車に乗り込んだ。
すると父は、私の気持ちを察したように車内で私と母に、こう諭した。
冷たいかもしれないが私達が居ても何の慰めにもならない。他の親族の足止めになるだけだ、と。
実は、集まった親族の顔ぶれは叔母関係者が中心を占め、叔父側で駆けつけたのは私達と兄だけという、どちらかというと叔母側の意向が強く見て取れる葬儀と、叔父夫婦の現在の関係性は薄っすらと私にも理解できていたが、父はこの場においてもその事について一切触れなかった。
そして悲嘆に暮れる弟に対する同情の言葉を口にし、人のために涙する父の姿を生まれて初めて見た。
故人の命日は何の因果か誕生日の前日、24年と364日の本当に短い人生だったが、彼にとっては辛くて長い戦いの日々だったのかも知れない。
実家に戻ると家を空けていた間に、少々痴呆気味で放って置けない祖父の面倒を見ていてくれていた妹が迎えてくれた。
両親に促されて、“もっとも、父も母も叔父と会話できるような心境になく、私にこの役目を押し付けただけなのかもしれないが”無事帰宅したことを叔父に電話で告げると、本当に良かった、と喜んでくれたが、これから色々と大変でしょうが…と言ったきり私は言葉が続かなかった。
私の様子を察したのか叔父は、今日はありがとう、それじゃあ、とだけ言い、電話は切れた。後日私の兄から聞いた話では、電話の後すぐに叔父は眠ってしまったらしい。
叔父が長男との淡い思い出を夢に見ながら目を閉じたのか、それともこれから差迫るであろう、暗い現実を想像しながら横になったのかは、私にも分からない。
おとわっかのヒット以来ワッカスレに関する説明がいくつかのwikiやウェブサイトに記述されているが、多くが誤った内容を含んでいる。
この記事にも調査ミスや勘違いによる誤りはあると思うので、そのときは指摘して欲しい。
FF10と10-2がセットになったリマスター版はSteamサマーセールになれば2000円以内で購入できる。
ワッカはその露出度の高い容姿などから元々4chanなどの一部海外コミュニティではゲイ扱いされており、2011年にはそのネタを基にしたと思われる画像が投稿される。
https://www.deviantart.com/zigge13/art/Tidus-x-Wakka-Wallpaper-255514020
2013年にHDリマスター版で主要キャラクターのモデルが作り直されたが、
リマスター版のワッカのモデルはさらにゲイのようになったと話題になる。
(参考:https://www.youtube.com/watch?v=ZfO4cgCrnMQ)
ふたばにおけるワッカに関するミームは2016年以前にも存在していたとされmayのワッカスレも2016年以前から存在していたとされているが、
今回調査した限りではログが残っておらず詳細な検証ができなかったため今回は扱わない。
2016年10月5日、それまで画像しか投稿できなかったふたば二次裏mayでwebm動画を投稿できるようになりワッカスレにも本編切り抜き動画などが投稿されはじめるが、そこにワッカの動画を大量に投下するとしあきが現れる。
後にEbon Juと名乗る事になるこのとしあきの登場によりワッカスレはmayの中でもっともwebmを活用しているスレと呼ばれるようになるほど大量のwebmが投稿されるスレッドになった。
この順位はFF10のパーティメンバーの中では低い(ユウナ、ティーダ、アーロン、リュック、ジェクトの次)が全体の順位としては比較的高く
「ごみ」とも読めるため、以来ワッカはゴミ扱いされることがある。
なお元祖FF10不遇キャラキマリは87位、ワッカスレにおいてワッカと並んで扱われることのあるFF7のバレットとFF15のグラディオラスはそれぞれ198位と91位であった。
エボンジュは大量の祈り子によって夢のザナルカンドを召喚したが、
Ebon Juは大量のワッカ動画によっておとわっかを召喚したと言える。
一時期引退していたが復活。現在も断続的に新作動画を投下している。
ニコニコ動画でゼERO動画(ロックマンXシリーズを題材にした下品なMAD作品群)の多くを一人で投稿している634と対比されることがある。
熱心なエボン教徒であるワッカのアルベド族(教義に反して機械を使っている)に対する態度をネトウヨのそれになぞらえたもの。
実際、ワッカはユウナ(母親がアルベド族)やリュックの目(アルベド族の目には螺旋模様がある)に気づかないなどアルベド族のことをよく知らない。
そもそもワッカが機械やアルベド族を憎むようになったのはブリッツボールの道を捨て討伐隊に参加し亡くなった弟チャップが原因である。
シンを倒すための旅路でエボン教の裏の部分(本拠地のベベルで機械を使っていること、アルベド族のホームをグアド族が襲撃し虐殺したこと、指導者が死人であることなど)
を知る事でワッカの態度も変わっていき、最終的にアルベド族長のシドに謝罪しワ解する。素敵だね。
プラネタリウムのサビの1フレーズの詩・メロディ(特に『いきたいよ』の部分)とPV内容が素敵だねやFF10の内容と似ているという疑惑がCD発売当時2chなどで話題となっていた。
このことから真実はともかく大塚愛はFF10を剽窃した敵という事になっている。(敵だね)
例:
大好き!
つよくて
かっこいい
愛してやまないキャラクターです
スマホゲー、DFFオペラオムニアでワッカが実装されたときのユーザーの感想。
こんなのまで育ててたら無課金じゃやってられない。
見た目もダサイし。
この歌の歌詞が途中から六尺コピペの「大介」となるコピペが2015年以降流行した。
久しぶりにお前の顔見たら やっぱ俺の気持ち 自分で良くわかった 嘘じゃないって
子供も出来て幸せそうに見えるけど 俺のことも 忘れてないんだろ
俺だって お前のケツが恋しい
前みたく 俺に甘えてこいよ 素直になって
「男同士でこんなこともう無理っす」 って泣きながら言ったよな
ゴツイお前を胸に抱いて めいっぱい お前の頭 撫でてやった 最後の夜
その後だったよ 最初聞いたときびっくりした お前が親父になるって
お前を忘れようと わけもなく いろんな奴とやったけど
やっぱお前が一番だった
お前のケツ お前のチンポ お前の毛深カラダ そして可愛い笑顔
俺は待ってる いつまでも お前のいないこの部屋で
主に大塚愛のことを指す。
ワッカや本編中でもっともキモい行動を取っているシーモアのことを指すことが多い。
きも
>ちよ
>すぎ
>だろ
とレスを繋げることもある。
2018年のDISSIDIA FINAL FANTASY NTのWEB広告「ティーダのコンボ気持ちよすぎだろ」が改変されたもの。
なおこのゲーム中でのティーダのコンボは広告で言われるほど気持ち良くないという。
このころのFF関連のWEB広告は香ばしいものが多く、FF15の広告と並んでファンの顰蹙を買っていた。
この広告はこのほかにも「クラウドの超究武神覇斬を超究武神破斬に間違えている」「ラムザは原作(FFT)でもディシディアNTでも言うほど投石しない」など突っ込みどころが多い。
エボン教の指導者のこと。転じて製作スタッフや声優、動画作成者のことを指す。
2018年にワッカスレが隔離(スレッド一覧であるカタログから見えない状態となること)された結果
ティーダスレと偽装してワッカスレが建ち、そこで張られるWebmもそれに対応してワッカの姿や声にモザイクがかかった内容となった。
Ebon juはワッカの登場シーンの全てにモザイクをかけたまとめ動画を投稿している。
「ワッカさんが産むわけじゃないんだよ」が改変されたもの。
腫物の切除。神経通ってる部分に繋がってるかもというので要全身麻酔。短期入院となった。
日程決めるのが大変。1週間前にはPCR検査。手術日の前日から入院しなくてはならない。
書類多い。費用は現金払いだと要保証人。クレジットカード払いだと保証人不要。5000円で保証会社と契約するのもある。
賃貸住宅の家賃の保証会社は増えているけど、入院費にも導入されてるのかと驚き。
全身麻酔の説明。気管を確保するので管を通すので「あー」とかで喉奥見られる。骨の形を見てるのか「アイーンみたいにしてください」がツボに入って笑ってしまう。麻酔科医は真剣。
16時までにシャワーを浴びる。手術当日、翌日は浴びれない。
手術前にT字帯という紙のふんどしみたいのをつける。付け方がわからないのでググる。あってよかったインターネット。
8時に手術室へ。手術室は病室と違って、冷たくて無機的な部屋のつくり。
手術用のストレッチャーに乗せられ移動。動きながら天井を見るって不思議な気持ち。もう自力では何もできない場所に来ている。そのまま手術台へ。
医師とあいさつ。上から顔を覗かれるのも最近なかったな。甘い酸素を吸い込み、「眠くなりますよ〜」で記憶がない。
「◯◯さん、終わりましたよ」名前を呼ばれて目覚める。夢を見ていた気がする。予定より30分延長したらしい。うまく処置できたらしい。気管の確保もできたらしい。ちょっと朦朧としている。
そのまま病室へ戻る。
自分の後の人の手術が長引いて、同じ日に手術した同室の人は夕方スタートとなっていた。新しい患者が入院してきていた。
点滴?の管をいっぱいつけられている。指先で酸素測るやつ、足にエコノミー症候群防止するやつ、いろいろついている。ひたすらうなされながら寝ていた。微熱が続いて、麻酔の影響か吐き気がする。
一度だけ胃液のようなものを専用の容器に吐いてしまう。二日酔いでしか吐いたことないのに。すごく辛くて心細い。
同室の患者が夜に戻ってきて、自分の比ではない辛さのようだった。自分も出ていたのかもだけど、夜は呻き声がすごかった。
看護師にはトイレに行きたくなったらナースコールをと言われる。「今日、水一滴も飲んでないんで出ませんよ(キリッ)」って返したら、「点滴打ってるから出ますよ……」「えっ!」ってなった。その説明を呻いてる彼にもして去っていく。常識?
夜中に点滴の管がついたまま、付き添ってもらいトイレへ。
きのうは何も食べなかった。朝食を貪るように食べる。なぜだかエヴァの食事シーンを思い出していた。
朝は給食みたい。パンに牛乳、チーズ、ジャム、スープ、フルーツ。栄養バランス。
病院食は味がとにかく薄い。わー卵焼きだ→味うっす、ネギだー→味うっす。普段が塩分摂りすぎなのか。まー好き嫌いないので全部食べる。
食べたら寝るを繰り返した一日。点滴ついてると動きづらいのもあるし、病室って眠くなるようにできてる気もする。
微熱続く。汗めっちゃかいて、そのあと急に寒くなって。温度調整が難しい。
スマホを触っては寝る。点滴の針が刺さってて、文字が打ちにくい。Wi-Fiがないので、7ギガあったのに退院時には2ギガになってた。
手術を甘く見ていたので、仕事用パソコン、読みたい本数冊持ち込んだけど、メールは数通返したのみ。本は寝るために読んでた感じ。そういう作業をする場所、できる場所ではない。
4人部屋で3人入室。なんていうか、いきなり共同生活を強いられる感じが落ち着かない。シャワー、トイレ、洗面台……。他人に配慮しながら使う。プライベート空間のありがたみをめっちゃ感じる。
一方で医師、看護師の献身的な姿勢には感謝しかない。数値異常だと駆けつけるし、夜中に点滴とかチェックしてくれるし。自分がそういうことをできない人間というのもあるけど、本当にすごい仕事だと思う。
最後の夜だけ寝付けなかった。天井を眺めてミスチルを聴いた。「365日」「口笛」「Sign」……。桜井さんの声が沁みる。病室のミスチルはいいぞ。
Slacker
A person who does anything they can to avoid doing work. A person who doesn't do a big project till the last night, and then does it half-assed and turns it in. A person who writes urban dictionary definitions instead of studying for his finals. A person who would rather smoke weed and play video games all day than do anything else.
https://www.urbandictionary.com/define.php?term=slacker
Deepl翻訳
仕事をしないために何でもする人。大きなプロジェクトを最後の夜までやらず、中途半端にやって提出する人。期末テストの勉強をせずに、都会の辞書の定義を書く人。他のことをするよりも、一日中マリファナを吸ったり、テレビゲームをしたりする方が好きな人。
https://anond.hatelabo.jp/20200323025005
――ところで、わたしは昔から、最後のスタンザは少し弱いのではないかと思っていたのですが……。
( ・3・) 弱い? 「リング」と「スプリング」とで韻を踏むのはありきたりだとか?
――弱いというよりは、ピンとこないといったほうが正確かもしれません。「彼女は春に生まれたが、わたしは生まれるのが遅すぎた」――これはどういうことなんでしょう。
( ・3・) 彼女のほうが歳上だったんじゃないか? 50歳くらい。
――それはたしかに too late な気がしますが、もし年齢が離れていることが問題なら、彼女が三月生まれであれ、七月生まれであれ、一年のうちで生まれた時期に言及する意味はないはずなんです。
( ・3・) 春に生まれようが夏に生まれようが誤差みたいなものだからな。
( ・3・) ははは、まさか。
――ここに一枚の写真があります。1975年に撮られたものです。
https://twitter.com/kedardo/status/1242030916232339458
( ・3・) ボブ・ディラン、本を読む。
――何という本ですか?
( ・3・) 『クリスタル・マジック』と書いてある。マジックのつづりが変だけど。
――目次には次のような言葉が並んでいます。「ケンタウルスが獅子を狩る」「シャンカラの理論は現実をどう捉えるか」「ハクスリーの知覚の扉」「アジュナチャクラあるいは第三の目」「カバラの諸相」
( ・3・) 神秘主義のロイヤル・ストレート・フラッシュという感じだな。
――星座が何であれば、支配星は何、エレメントは何、という表も載っています。
( ・3・) 本を読め、ただしまともな本を、と釘を刺したばかりだというのに。
――まともな本も読んでいますよ。このころディランはチェーホフやコンラッドに傾倒していたはずです。 [3] [4]
( ・3・) じゃあ『クリスタル・マジック』はたまたま手にとっただけで、内容を真に受けたとまではいえないんじゃないか?
――1974年、コンサート・ツアーを再開した理由を、ディランは次のように語っています。「わたしの惑星系 (my planetary system) において土星が障害となっていた。その状態がしばらく続いていたが、いま土星は別の場所へ移動した」 [5]
――1976年のアルバム『ディザイア』のバック・カヴァーには、タロットが描かれています。
( ・3・) タロット! イタロ・カルヴィーノの『宿命の交わる城』は何年だっけ。ちょっと待って――第一部・第二部の合本が出たのが1973年。英訳は1977年だ。
――1978年のインタヴューでは、占星術を信じているのかと単刀直入に訊かれています。
PLAYBOY: OK, back to less worldly concerns. You don't believe in astrology, do you?
DYLAN: I don't think so.
PLAYBOY: You were quoted recently as having said something about having a Gemini nature.
DYLAN: Well, maybe there are certain characteristics of people who are born under certain signs. But I don't know, I'm not sure how relevant it is.
PLAYBOY: Could it be there's an undiscovered twin or a double to Bob Dylan?
DYLAN: Someplace on the planet, there's a double of me walking around. Could very possibly be. [6]
( ・3・) 信じているかといえば、信じてはいない。星座と人間の気質とのあいだには何か関係があるかもしれないが、どの程度なのかは分からない。――うーん、言質を取られるのを避けているみたいだ。
――もともと質問に率直に答える人ではないのですが。
( ・3・) 思い出した。昔、日本の有名な批評家がイェール大学に文学を教えに行ったんだが、向こうでは占星術が流行っていて、同僚の学者の生年月日がどうのこうのと書いていたっけ。あれも70年代半ばじゃなかったかな。
――期せずして、アメリカにおける神秘主義の流行、というテーマに足を踏み入れてしまいました。
( ・3・) ……引き返そうか。
――「彼女は春に生まれたが、わたしは生まれるのが遅すぎた」の意味をめぐって脇道にそれてしまいましたが、実は、意外なかたちで問題が消滅します。
――いえ、問題自体が消えてなくなってしまうんです。アルバム発表から一年も経たないうちに、歌詞が書き直されて、最後のスタンザは大きく変わります。1975年のライヴ録音を聴いてみましょう。
To know too much for too long a time
She should have caught me in my prime
Instead of going off to sea
And leaving me to meditate
( ・3・) ジェミニを連想させる "she was my twin" も含めて、占星術につながりそうな表現はなくなったな。詩の問題の解決を、人は問題の消滅によってうやむやにする。
――「彼女はわたしの双子だった」も、考えてみれば謎めいた表現です。「本当の恋人だった」と「双子だった」とが置き換え可能かといえば、そうではないと思います。
( ・3・) 歌詞だけじゃなくて、コード進行も旋律も変わっているぞ。
――そうなんです。これまでわれわれが検討してきたことの少なからぬ部分が、このヴァージョンには当てはまらなくなっている。ディランにしてみれば、もう「わたしはそこにはいない」んです。
( ・3・) うなぎみたいなやつだな。
――歌詞の変更は1975年以降も続きます。「彼」と「彼女」とが入れ替わったり――
( ・3・) 体が?
――立場がです。第一スタンザで「孤独を感じ」「まっすぐに歩いていればよかった」と願い、第二スタンザで「夜の熱気に打たれるのを感じ」るのは、「彼」ではなく「彼女」になります。80年代にはさらに全面的な変更があり、90年代には――
( ・3・) もはや原形を留めなくなった?
――いえ、それが――。
( ・3・) それが?
――おおむね元のかたちに戻りました。
( ・3・) ……。
――……。
( ・3・) 「彼女は春に生まれたが、わたしは生まれるのが遅すぎた」も?
( ・3・) 抑圧された占星術の回帰……。なくなったはずの問題の再燃……。まるで人生のようだ。
――これで「運命のひとひねり」は概観できました。全体について何かありますか?
( ・3・) 英語は易しめだったな。
( ・3・) 「彼」と「彼女」との間に何があったのか、曲のなかでは詳しく語られないけど、これは、その、いわゆる一夜の関係というやつなの? [7]
――なぜそう思ったんですか?
――ただ、それだと、彼女がいなくなったときの彼の傷心ぶりや、「指輪をなくしてしまった」のくだりはうまく説明できません。
( ・3・) そうなんだよな。じゃあ、ある程度つきあった恋人たちの最後の夜だったんだろうか。
――第一スタンザに、「体の芯に火花が走るのを感じた」とありますが、これは恋に落ちるときの表現だと思います。まあ、よく知っている相手に対して改めて火花を感じる、という可能性もゼロではありませんが。
( ・3・) すでにつきあっている恋人同士なら、見知らぬホテルの前でまごまごするのも不自然だしな。うーん、こんがらがってきた。一方では、彼と彼女とは一夜の関係に見える。ある日の夕暮れに物語が始まって、翌朝には彼女は姿を消している。その一方、物語の後半では、彼は生涯の伴侶を失った男のように見える。
――常識と観測結果とが矛盾するときは、常識を捨てなければなりません。
( ・3・) 何を言いだしたんだ急に。
――ある日の夕暮れから翌朝まで、と考えて矛盾が生じるのであれば、そう考えるのをやめればいいんです。
( ・3・) いや、でも、ある日の夕暮れから翌朝までじゃないの? ネオンの輝く見知らぬホテルに長期滞在して、数年後の朝に彼女はいなくなりました、なんていくらなんでも無理があるだろう。
――キュビズムの絵画では、ある対象を複数の視点から捉え、平面のキャンバスに再構成して描きます。
( ・3・) 何を言いだしたんだ急に。
――ある日の夕暮れから翌朝まで、という枠組みのなかに、出会いから別れまでの一切が凝縮されたかたちで描かれているとしたら?
( ・3・) 時間の流れが一律ではなかったということか?
――いいですか、時計の秒針が聞こえてくるのは、彼女がいなくなった後です。それから彼にとっての永遠の現在が始まり、彼女がいた過去は、彼の記憶のなかで遠近法的な奥行きを失うんです。
( ・3・) 時計を一種の仕掛けと見立てて、内在的に解釈するわけか。理屈は通っているかもしれないが、常識を捨てさせるには、まだ十分ではないと思うぞ。
――では、時間の流れが一律であるとは限らないという外在的な傍証を。1978年のインタヴューです。
Everybody agrees that that [Blood on the Tracks] was pretty different, and what's different about it is that there's a code in the lyrics and also there's no sense of time. There's no respect for it: you've got yesterday, today and tomorrow all in the same room, and there's very little that you can't imagine not happening. [8]
( ・3・) おい、詩に暗号が隠されていると言っているぞ。
――その点は保留にしてください。
( ・3・) 時間の意識は失われている。過去、現在、未来が同じ部屋に混在して、想像しえない出来事などほとんどない。
( ・3・) 「運命のひとひねり」の解題ではないんだな?
( ・3・) そうだな、まだ腑に落ちるとまではいかないが、時間の扱いは気に留めておいたほうがよさそうだ。
――はい。実は、キュビズムの絵画や、時間の意識をもちだしたのは、次に聴く曲「タングルド・アップ・イン・ブルー」でも同じ問題がでてくるからなんです。邦題は「ブルーにこんがらがって」。ディランの重要な曲を挙げるとしたら、まず10位以内には入る。人によっては1位かもしれない。というわけで、ウォーム・アップは終了です。次は少し難しくなりますよ。
そのようにして彼らは「タングルド・アップ・イン・ブルー」を聴き、「シェルター・フロム・ザ・ストーム」を聴いた。窓のかたちをした陽だまりが床を移動し、寝ていたストラヴィンスキーの首から下が影に入ってしまった。もう次の曲に進む時間は残っていなかった。デレク・ベイリーのCDを持って帰らなければ、と彼は思った。マイルス・デイヴィスやビル・エヴァンスならいつでも買い直せる。しかしベイリーは品切れのまま再発されないことだってありうるのだ。
「もう帰るのか?」と上司は言った。
「はい。それで、デレク・ベ」
「おまえの家は一戸建てだったな、たしか。陽当たりと風通しは良好か?」
「陽当たり? まあ、それなりには。それで、デ」
「窓からの眺めは?」
「眺め? まあ、壁しか見えないということはありませんが。そ」
「じゃあ、決まりだな」と上司は言い、リムスキー=コルサコフの両脇を後ろから抱えると、目の高さまで持ち上げた。
「新しいパパだよ」
かくして予言は成就し、わたしは持っていったもの以上を持ち帰ることになる。小さなモフモフと、モフモフの当面の生活に必要なモフモフ用品とを。
まずはこの子に、猫としてまっとうな名前をつけよう。このままだと、もし何かの拍子に迷子にでもなったら、「リムスキー=コルサコフ! リムスキー=コルサコフ!」と大声で呼びながら近所を捜し回らなくてはならない。獣医にかかるときだって、きっと問診票に名前を書く欄があるだろう。常軌を逸した飼い主だと警戒され、信頼関係を築くのに支障をきたすかもしれない。
しかし、猫に名前をつけるのは難しい――T・S・エリオットの Old Possum's Book of Practical Cats にもそう書いてある。クラシックの作曲家では大仰すぎる。ジャズ・ミュージシャンではどうだろう。わたしはCDとレコードの棚の前に立ち、名前の候補をピック・アウトしていく。チェット。論外である。マタタビに耽溺してばかりの猫になってしまいそうだ。ドルフィー。才能も人格も申し分ないが、早世の不安がつきまとう。ベイリー。デレク・ベイリーのCDを取り戻すまで、わたしはあとどれだけの道を歩まなくてはならないのだろう。
わたしは気づく。予言は成就していない。少なくとも完全には成就していない。人知を超えた力によって予言はねじ曲げられ、わたしは持っていったもの以上ではなく、持っていったもの以外を持ち帰ったのだ。新しい家の探検を終え、お腹を上にして眠る小さなモフモフよ、おまえのしっぽが曲がっているのも、運命のひとひねりのせいなのか?
[1] 実際にはEより少し高く聴こえる(テープの再生速度を上げているため)。
[2] これ以降、歌詞の引用は2小節ごとに改行を加えている。
[3] Bob Dylan. Chronicles: Volume One. Simon and Schuster, 2004. p. 122.
[4] Sam Shepard. Rolling Thunder Logbook. Da Capo Press, 2004. p. 78.
[5] https://maureenorth.com/1974/01/dylan-rolling-again-newsweek-cover-story/
[6] Interview with Ron Rosenbaum. Playboy, March 1978; reprinted in Bob Dylan: The Essential Interviews. Wenner Books, 2006. p. 236.
[7] 草稿では、第三スタンザは以下のように書かれたあと、大きなバツ印がつけられている。"She raised her weary head / And couldn't help but hate / Cashing in on a Simple Twist of Fate." 初めは娼婦として描かれていた点を重視することもできるし、その構想が放棄された点を重視することもできる。
[8] Interview with Jonathan Cott. Rolling Stone, November 16, 1978; reprinted in Bob Dylan: The Essential Interviews. Wenner Books, 2006. p. 260.
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
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00 | 90 | 18479 | 205.3 | 77 |
01 | 56 | 8255 | 147.4 | 59.5 |
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1日 | 3038 | 298486 | 98.3 | 38 |
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時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
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6753362(5507)
29歳もあともう少しで終わり。
私は間もなく30歳になる。
恋人すらも居ない。
この文言は、私が幼稚園のときにもらったおたんじょうびの本に書いてあったおかあさんからのメッセージと全く同じ文言だった
お母さんは、覚えてたのかな?
この30年、本当にいろいろあった。
お父さんの病気、おじいちゃん、おばあちゃんが亡くなったこと。
私は不登校になって、やがて復活してちゃんと高校にも行って最高の友達が出来た。
それどころか、自立もせず実家にいて。
親孝行なんて何にもできてない。
それなのに、かわいいと言ってくれる母親の愛情に涙が出てしまう。
包み込んでくれた
私は早く親孝行をしたい
何が出来るんだろう?
もう30だし、母親もいい歳だ
時間が無いよ
誰か、教えてください
いろいろコメントありがとうございます。
鬱病の薬飲みながらフルタイムの派遣で働いて、実家にお金入れています。
父親の病気からくるモラハラに、私ら子供のために耐えて耐えて離婚しなかった母親の気持ちを踏みにじることはできないんだ。
でも自分の人生としても子供は欲しいのでダイエットがんばります。。
仕事終わって見てみたら。
みんな、みんな優しいな。
こんななんの取り柄もない、若さの取り柄すら失った私に
こんなにも優しくしてくれるなんて。
本当にありがとう。
本当にありがとう。
Day,6
6日目
『おいしい』街へようこそ
初日の到着の時は機内でほとんど眠れなかったうえに、そのまま素通りに近い形でマラッカに行ったので、今日がクアラルンプールで迎える初めての朝だ。
しかし、この街の散策はほとんどせずに、今日は美食の街イポーに向かう。
当初、高速鉄道で向かうつもりだったが、本数が少ないために売り切れており、バスで向かうことになった。
よくバスに乗る旅だ。
「すごい渋滞だね」「今日は酷い、バスセンターからはどこに行くんだ?」「イポー」「ビジネス?」「観光」「何日前にクアラルンプールに来たんだ」「4日前(これは間違って伝えた)。KL、マラッカ、シンガポール、で、今日はイポー」「とんでもないな!」英語というのも使っていると慣れるのもので、簡単なタスクにまつわるコミニュケーションなら7割くらいの確度で成立するようになってきた。
これだけ会話が成立すると、多少の予想外は対応ができるので達成感と安心感がある。
「Thanks a million, have a good day.」タクシー運ちゃんに礼を言ってバスセンターの受付をすませる。
3時間ほどの乗車になるので、食事を済ませておきたく、フードコートにいった。
ローストした鳥のもも肉と揚げ豆腐、スパイシーでバジルと共にカリカリに炒め合わせた瓜っぽい何かとご飯。
何系料理だろう。
よくよく聞いてみると中国語。
「広東話?」「你識廣東話嗎?」しまった、広東語といえば香港旅行のとき軽く勉強して手に負えなかったやつだ、首を振る。
外国でなんとかコミニュケーションが成立して喜んでいたが、意識の外から来るボールは取れなかった。
プラットフォームで待っていると、やがてイポー行きのバスがやってきた。
途中、スコールを窓の外に見ながら、バスはマレー半島を北上し、3時間余りの乗車をへてイポーのアマンジャヤバスターミナルに到着した。
この近辺に多くの飲食店がある。
駅に降り立つ頃には雨も風もいよいよ激しい。
この旅程で初めて本格的な雨に当たった。
雨を避けながら、この街での大きな目的の一つ、イポー・オールドタウンホワイトコーヒーショップに入る。
マレーシアはコーヒーもよく飲まれており、特に名産とされるのがここイポーのホワイトコーヒーだ。
席に座って注文すると、やがてレンゲを添えられて泡立ったコーヒーが供された。
じんわりと甘い。
クラシカルな店内でコーヒーをすすりがなら、ひとときゆっくりする。
そうしているうちにさすが南国、雨もほとんど上がってきた。
美食の街、イポーを堪能するために、店を出て飲食街へと向かった。
目的の店は老黄芽菜鸡沙河粉。
ここイポーはマレーシアでも中華系が特に多い街で、名物の美食はほとんど中華か、中華風マレー料理らしい。
席に座っているとオーダーと関係ないおばちゃんが声をかけれきた。
「日本から?イポーは『おいしい(日本語)』よ」「イポーにはおいしい食べ物がたくさんあると聞いています」今日はいろんな人がめっちゃ話しかけてくる。
モヤシ炒めを食べてみる。
しっかり太くてシャキシャキしており、味付けもあっさりめだが食べ応えがある。
驚いたのはチキンだ。
近縁のシンガポールチキンライスを日本でも食べた事があるが、ちょっと比較できない程の旨さだ。
さすが美食の街。
感動を噛み締めながら店を後にし、立ち寄ったデザート店の豆腐花で締めた。
完璧だ。
帰りのバスの時間の関係で非常に短時間の滞在となるが、大満足だ。
小さな一歩は役に立つ
イポーのアマンジャヤバスターミナルは出発ゲートが1つで、どのプラットフォームのバスが正解なのか分かりづらいので一瞬焦ったが、受付のお兄さんに聞くと教えてくれてなんとか正しいバスに搭乗することができた。
バスが出発すると降り出す雨。
マレーシアは今は雨季に入った頃なので、雨が多いのは当たり前なのだが、尽く乗車中に当たるのは運がいいのかもしれない。
3時間半の乗車ののち、バスはクアラルンプール中央バスセンター、BTSに到着した。
しまった、昨日の夜チェックインして翌朝直ぐにイポーに向かってしまった為、部屋番号がうろ覚えだ。
「Your room No?」「1937・・・・Probably.」流石に怪訝な顔をされたが、個人的には面白いやりとりだった。
その後、カードキーが作動しなくて、フロントに静電気を取るか磁気を復活してもらうかするなど、一悶着あって、しっかり1937番の部屋に帰ってきた。
朝の高速鉄道の予約失敗から、小さなエラーの多い1日だったが、コミニュケーションをとる事で概ね対処できた。
1ヶ月半ほど、Youtubeの英語レッスンの5分ほどの動画をできるだけ毎日見る程度のことしかやっていなかったが、旅行で使うくらいの初歩基本文法は身についていたし、なによりヒアリングにもスピーキングにも慣れていたのが大きかった。
本当に小さな努力でも、毎日に近いペースでやれば役に立つものだ。
【7】2019 秋、マレーシア・シンガポール 7日目 |This journey is my treasure. へ >>