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2021-06-19

立憲民主党共産党の連立

自民公明の連立ができるのだから立民と共産もできるという人がいる

これは勘違いも甚だしい


政党である自民右派から中道カバーしていて小政党である公明中道タイプ政策志向しているということ

大きい側から見たときに連立相手の小政党中道であることは大きい

なぜなら大政党側が掲げる政策ほとんどはマイルドな形に修正することで小政党側が妥協するから

日本有権者中道志向が多数だ

から公明のような嫌われ者一定議席を獲得できるわけだ

公明が実力以上の票を獲得できるのは、政策立ち位置中道であることが大きい

そして数の多い中道有権者自民公明妥協したときには公明批判する

せっかく新しく法を作るのになぜ右寄りのものを増やすのかと怒るのは当然だろう


では立憲民主党共産党はどうか

立民は左派から中道カバーしている政党、そして共産党は左にかなり偏っている政党

立憲民主党にとっては右寄りに作られている社会制度や法を中道に持っていきたいと考えているのに、最も左にいる共産党との妥協点をいつも探らなければならない

枝野からするとすぐに破綻することは見えているだろう

それがわかっているか国民民主党勢力は抜けたわけだ

しかも立民の支持者で声が大きい人は左に寄っている人が多い

国民民主党勢力が抜けたことで支持者の中道左派バランスはより左に寄ってしまった


仮に枝野内閣というものが成立したら、枝野政策を実現する上で妥協点を探る相手は常に自民穏健派公明維新国民民主となるだろう

そしてそれは有権者からどう見えるか

立憲民主党共産党はなぜ選挙協力するというのかという疑問

立憲民主党共産党の連立が成立するという思い込みをしているのは共産党支持者と

立憲支持者の中でもとりあえず自民党を引きずり下ろすことができれば何でもいいと考えている連中くらいだろう

それでは民主党の失敗を繰り返すことになるから枝野には迷いが生まれるわけだ

立憲民主党の中で先が見通せる人は共産党と組んでも継続的政権獲得は無理だとわかっているはずだ

おそらく枝野が考えているのは、とにかく政権をとって実績をみせて民主時代汚名返上をしたいということだろう

今の自公政権比較してもらえるなら上手くいくと思うのも仕方ない


だが、本当にそうだろうか

私は前回、民主政権誕生したとこ自体は何も間違っていないと思う

それ以前の自公政権もかなりひどかったからだ

そして誕生した民主政権も後半はひどい状態だったから、また自公政権に戻ったに過ぎない

中道志向有権者は当たり前の選択をしているに過ぎない

この民主政権後の自公連立である安倍政権第一安倍政権と同じように美しい国日本なんかを掲げていたら有権者はすぐに安倍を引きずり下ろしただろうと思う

民主後の安倍政権は内政でも外交でも中道志向政策実行が多い

から旧民主党勢力自民政策横取りするという頓珍漢なことを言っていたわけだ

安倍政策横取りしているのではなく多数である中道志向有権者に合わせているに過ぎない

そして自分の主要支持者である右派に対して公明との妥協という丁度いい言い訳を使うわけだ

右派から批判中道から批判公明が請け負ってくれるのだから安倍にとってこんなに良いやり方はないだろう


枝野がすべきことは安倍したことと同じことではないか

左に偏ってしまっている姿勢中道に立て直すこと

自民公明の連立が成り立つのからという言い方に従うのなら、相手国民民主党維新の会ではないのか

維新なんて新自由主義ネトウヨ集団じゃないかという人もいるだろう

それをいうなら左派寄りの立憲民主党はなぜガチガチの緊縮派が多いのかという疑問には何と答えるのだろうか

敵にレッテルを貼るという行き過ぎた手法によって自縄自縛となっているのではないか


まずは国民民主党維新の会と政策協定を結べるかどうかを探ったほうが未来があるように見える

支持団体官公労のことを考えるのなら維新の会と敵対することをやめて協力するほうがお互いに得するのではないか

安倍安保法制改憲軽減税率給付金公明に譲歩している

だがそれは公明妥協しているのはなく中道有権者に合わせているだけのようにみえ

共産党との協力にこだわれば社会党と同じように有権者からの関心を失い消えていくだけではないのか

追記コメントに対して

公明党が『池田大作個人崇拝し、創価学会国教化を目指す宗教カルト政党である』事をスルーして、「中道政党」と評価する人のバイアスを疑う。

政策スタンスの話をしているので、それが多数派有権者の受容範囲にあるかどうかが論点です

あえて宗教問題論点とするなら創価学会に限らず神道でもそうですが国教化するのは、まず憲法ハードルが高すぎて現実的ではないです

そして先進国宗教を法の上においている国はないので強引に実行しようとすれば国際的地位を失います

宗教政党である公明与党でも国民安心して暮らせるのは日本立憲主義国家からです

憲法範囲内で活動しているものに対しては、たとえそれが政治的対立する相手であってもレッテルを貼るのは止めたほうがいいと考えています

なぜなら自公の結束を高め反撃のエネルギーを増やすことになるだけだからです

たとえ敵であっても最低限の敬意を払うことをしなくなったことが立憲民主党が支持を失っている原因のひとつだと思います

誕生した民主政権も後半はひどい状態だったから」後半は?

これは言いたいことはわかります最初から最後までひどかったと言いたいのだろうと思います

民主政権は3年3ヶ月でしたが、私としては最初の1年半は大目に見たいと思っています

完璧を求めればきりがないし、それは自公政権でも同じことです

鳩山政権の失態は菅政権野田政権で取り戻すべきでした

特に野田政権コロナ後の安倍菅よりもひどいものだと思います

菅野田両方とも行き詰まった最大の原因は消費税問題です

これが決め手となって選挙に負けています

雇用問題でジワジワと有権者の不満が溜まっているところに消費税増税の話をするという流れです

そして今またもや曖昧消費税のことを扱ってしま突っ込みどころになってしまっています

多くの有権者消費税に関してはどの政党のことも信用していないと思います

自公を潰せるんなら何でもいいよ。イスラエルでは、ネタニヤフを潰すために極右極左が手を組んだくらいなのだから

消極的自公支持者や無党派層から見れば、そのフェーズ新進党民主党とすでに2回も機会を与えているではないかという気持ちではないでしょうか

今の立憲民主党のやっている方向性新進党より前の8党派連立政権期まで後退していると思います

新進党を作るときにさきがけと社会党離脱して公明党は参議院が合流しないという敵に塩を送るような振る舞いをしていた頃を思わせます

逆に下手なのが労組系で組合員の数が力になってない。

大阪都構想住民投票を思い出しま

維新大阪公明が支持者である創価学会員を軽んじて、まさに集票の道具であるかのように扱った結果が反対派の勝ちに繋がったのでしょう

主要支持団体である労組がついてこれないような政策選挙戦術を掲げれば勝てるわけがありません

脅したり宥め賺したりというような支持者の扱い方が通用するような時代ではないです

自民党でさえ通用しなくなってきている手法です

支持者が納得できるような政策選挙方向性を示さないで支持者はどうやって選挙運動をするというのでしょうか

この支持者を軽んじる傾向はすべての政党で起きていることです

最も数が多い支持層の扱いが雑で選挙活動エネルギーが低下しています

から投票率が下がっていくわけです

支持者がまっとうに盛り上がっていくから無党派層に広がっていくものだと思います

応援するのに値しないような不正をする人倫理観のない人を引っ込めもせずに党の推薦を出すというのは支持者を馬鹿にしている証拠です

数の多い主要な支持層を丁寧に扱わないでおいて、皆さん投票に行きましょうは虫が良すぎるというものです

2021-05-24

憲法なんてもうとっくに尊重されてない。象徴憲法制だ。

平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼」してる人っているの?

今やほとんど居ないんじゃない?

現在日本国憲法は嘘と見て見ぬふりによって成り立っている。

法は世の中の変化に合わせてアップデートしていかなければならないにも関わらず、解釈改憲で誤魔化している。

冷戦期に積もり積もった矛盾

これは日本の政治を大きく歪めて、憲法から力を奪った。

憲法法律ではなく、単に象徴しかない。

立憲主義はとっくの昔に破られている。

2021-04-20

anond:20210420142811

立憲主義」「人権」というのは国民の全てが「健康文化的な最低限の生活を送れる」ことを政府が最優先課題にする、と約束するものだよ。

「景気を良くする」というのは「一部に喰えない人が出ても、全体として景気が良くなるならその方がいい」という考え方だろ。

しかも、ほっておくと「喰ない一部」の割合は際限なく上がると思うけどね。竹中平蔵を重用するというのはそういうことだ)

anond:20210420093800

そもそも「踏みにじられている」という認識が支持者と他の有権者の間で共有されてない

立憲主義大事します、結果として景気が悪くなりました失業率上がりました、じゃあ何の意味もない

まずは国民を食わせることが政治一丁目一番地

立憲主義だの何だのはその次の話

これを民主党系の議員理解してないんだよな

https://anond.hatelabo.jp/20210420170314

↑な?全然理解してないんだよ

anond:20210406061320

立憲主義とか人権とか、そもそも本来ならば言うまでもないけど、政権に踏み躙られているからわざわざ言っておく羽目になった大前提」を明言すると「バラモン左翼」扱いなのか。

2021-04-06

立憲民主党バラモン左翼

答え:圧倒的にバラモン左翼

いくつかの政党の重点政策ウェブページ確認し、バラモン左翼度を判定してみました。バラモン左翼政策定義は、「正社員非正規中小企業高齢者子供農家大企業のどれにも目に見える利益が4年以内にない政策外交を除く)」としています環境多様性行政改革典型的バラモン政策です。

立憲民主は明らかにバラモン度が高いです。立憲民主は、最初の3つの政策がほぼバラモンですが、自民党バラモン政策最後に一つ、国民民主にはバラモン政策はなく、共産党ですら最初の2つの政策バラモンではありません。自民党憲法改正最後に置いているのは、押し出したい執行部と選挙に勝ちたい宣伝部隊綱引きの結果じゃないかと思うんだよね。立憲民主には国民の関心によって重点政策を柔軟に変えられるような体制は整ってないんだろうか。トップページジェンダー平等を置いて経済福祉も置かないのセンスない。それとも過半数とかあきらめてバラモン極振りのニッチ政党になるつもりなんだろうか・・・

立憲民主党
立憲主義に基づく⺠主政治バラモン
人権尊重した自由社会バラモン
多様性を認め合い互いに支え合う共生社会 おおむねバラモン
人を大切にした幸福を実感できる経済バラモンでない
持続可能安心できる社会保障 バラモンでない
危機に強く信頼できる政府 おおむねバラモンでない
世界平和繁栄への貢献 バラモンでない


自民党
外交バラモンでない
経済バラモンでない
地方バラモンでない
福祉バラモンでない
防災バラモンでない
憲法改正バラモン


国民民主
福祉バラモンでない
教育バラモンでない
地方バラモンでない
外交バラモンでない


共産党
消費税バラモンでない
外交バラモンでない
原発ゼロバラモン
米軍基地バラモンでない
社会保障 バラモンでない
日米FTAバラモンでない
農業バラモンでない
防災バラモンでない
差別撤廃バラモン

2021-03-24

anond:20210324123359

2000年前の中国に、これと同じことを言った人がいます。それは老子です。老子儒家批判してこう言いました。

「お前らのやってることって、仁とか言って相手レッテル貼って反対意見封じ込めてるだけだろ」

現代でも、政権与党が何をするにも、立憲主義崩壊だとか、軍靴の足音が聞こえるとか言っている人たちがいますね。彼らがファシストなんですよ。

2021-02-14

日本共産党を支持することができない理由

・党名に共産党名称を含むこと

マルクス・レーニン主義(一名に「科学的社会主義」とも)が放棄されていないこと

・党の体制として、民主集中制採用し、及びそれが放棄されていないこと

高齢の実力者が、未だに重職を占め、重大な意思決定に関わっていると見なせること

1922年の22年テーゼ以降に採用又は確認された二段階革命論並びに暴力革命企図

及び選択肢放棄されていない、又は放棄されたと見なすことができないこと

1961年以降に採用されたいわゆる「敵の出方」論が放棄されていない、又は放棄されたと見なすことができないこと

日本国憲法を廃棄する意図等が全く無いと見なすことが困難であること

(例えば、二段階革命論)

現在日本国採用する統治上の基本的方針としての、民主主義自由主義並びに立憲主義を廃棄する意図等が

全く無いと見なすことが困難であること

(例えば、二段階革命論)

基本的人権を、日本国憲法及び法律規定し、及び最高裁判例に判示される範囲から

更に制限する意図等が全く無いと見なすことが困難であること

国家統治等に関する具体的な構想を示していないか、又は示しているが何ら実際的ではなく或いは実際性に欠けること

政権を獲得できる見込みが全く無いか、又は政権獲得が極めて困難であると予想されること

2021-02-10

[]ブクマカが何度も書いてしまうほど伝えたかたこ




何度も書いているけどと書いてあるのを適当ピックアップしただけで本当に何度も書かれているか確認していない

2021-02-01

anond:20210201121221

あのさ、「法律」と「現実」が矛盾しているのなら、①法律現実に合わせて変える(明文改憲)か、②現実法律に合わせて変える(自衛隊組織変更?)かのどちらかが正道でしょ?

立憲主義国家民主主義国家として。

それを憲法改正の発議すらせずに解釈の変更で変えるのはどうなのってことじゃないの?

元増田も「明文改憲対応すべき」って言ってるじゃない?

2020-10-24

正直に言う!俺はスガーリンこと菅総理大臣を支持したくなってる!

俺は第二次安倍政権以降の自民党下で選挙権を獲得した20代男性だけど、これまでずっと野党に入れてきた

それは俺自身保守的イデオロギーとの親和性が少なく、またアベノミクス恩恵を賜れなかった人間の1人だったからだ

正直俺は恩恵を賜ってたら支持してた可能性が高い

あと様々な政治スキャンダルにおいて文書主義立憲主義に反してるといった反感も、一応はあった

しかし後述するように俺はインテリに反感を覚えているので、文書主義立憲主義といったインテリが築き上げてきた価値観擁護することに心理的抵抗があったのも事実

表題の話に戻すが、ぶっちゃけると俺はスガーリン学術会議インテリどもを弾圧する様を見ていてめちゃくちゃ痛快だったんだわ

いわゆる大学人達が俺みたいな(俺は高卒である)大勢有象無象の非インテリが払った血税を原資に学術会議等という大層な看板を掲げた象牙の塔に集ってなにやら難解な言葉遊びに終始していたわけで、スガーリンはそんなインテリどもが積み上げていた言葉遊びジェンガを横から派手にぶっ壊してくれたんだよね

そりゃ痛快でしたよ正直に言って!!

俺はこれまで会社新卒が入ってくる度に学歴コンプレックス拗らせてきたんだよね

俺は高卒中途採用組なんだけど、MARCHくらいの人達がよく入社してくる会社なので俺の学歴コンプレックス高まる一方だったんだよね

それで俺もコンプレックス補償する様に小難しい新書を読んだり朝日新聞取ったりしてきたわけさ

だけど根本的な部分でインテリに見下されてるっていうコンプレックスは解消されなかった

話変わるけど俺の同期にも高卒がいて、そいつは俺と違って大卒へのコンプをかなり明け透けに口にするんだよね

MARCH卒の新卒の後輩に対しても「大学なんて遊ぶ為に入るやつばっかでしょう?」みたいなことを言ったりする

俺はそれを端で聞いててソワソワするわけだけど、それ言われた後輩の表情には余裕が見て取れるわけ

「こいつステレオタイプ高卒野郎だなぁ」って感じの余裕がね

「まあそういう人もいますね」とか言って同調してみせるんだけど明らかにアカデミアの内情を知らない高卒への余裕を感じて取れるわけ

こういう余裕に俺はとても敗北感を覚えるんだよね

まあそんな話はともかく、俺はスガーリン学術会議虐めに正直言って喝采を送りたいよ

こういうこと言うとインテリどもは「菅政権新自由主義政権だぞ!お前みたいな弱者が支持するのは肉屋を支持する豚に等しいぞ!」みたいなご忠告をして下さることが多いけど、じゃあお前らは俺達みたいな非インテリの為にどんなビジョンを打ち出してくれるの?って思うわ

インテリどもが支持してる立憲民主党だってマイノリティ貧困層への視点こそ分厚いものの俺みたいな能力的に劣る非インテリへの態度は多分に新自由主義的なんじゃねーの?

どうせどっち選んでも相手にされないなら俺はインテリどもが嫌がる政党を支持するね

デービットアトキンソンでも竹中でも三浦でもインテリが嫌がるなら大いに結構

橋下徹だろうと高須委員長だろうとどんどん呼び込めばいいと思うね

まあ実際はインテリ馬鹿じゃないから大半のインテリ空気に逆らわず文書改竄とかするわけじゃん

からスガーリン粛清できるインテリっていうのは自己の主張に意固地になる堅物なインテリ限定されるんだろうけどね

まさかだって現代日本ポル・ポトみたいなインテリ大粛清が叶うとも思わなければ望んでもいない

ただ学術会議みたいなインテリもの巣窟粛清される様には溜飲が下がる思いがしたよ

選挙はわかんない

正直また野党に入れるかもしれないし初めて自民に入れるかもしれない

ただ今はスガーリンを支持したがってる自分がいる

それは事実なんだよ

2020-09-15

anond:20200915093102

今更わざわざ立憲なんてつける時点でどうやら枝野立憲主義などどうでもよかったらしい

2020-09-01

憲法改正論議における安倍晋三の華々しい業績

改憲派の先鋒でありながら護憲の要石を地中深く打ち込んだ安倍総理が辞意を表明された。改憲に向けて日本がやってきた道のりをガキの泥遊びで全て台無しにした安倍閣下護憲派にとって駐印イギリス軍にとっての牟田口に等しい。

ここにその輝かしい業績を記したい。

 

まずは安倍晋三以前の状況から

WWII以後も熱戦の時代は続き、世界民族自決植民地独立冷戦下での大国介入に伴う戦争経験してきたが、敗戦武装解除された日本関係のない話で、経済成長に邁進してきた。この路線を決めたのは吉田茂である(吉田ドクトリン)。

その冷戦下で9条改正を目指すのが自民党護憲革新という図式が定着した。数で劣る革新だが思想的には優勢で、冷戦後期には自民党改憲路線を表に出せなくなっていた。冷戦により国際政治的にも日本の専守路線固定化されていた事と他国では熱戦が続いていて海の向こうでは若者戦死が伝えられていた事もある。憲法学者と言ったらほぼ全てが革新護憲派だった。

 

ところがここに「憲法フェティシズム」的な趣向が定着して行く。つまり憲法は良いものから朗読しましょう的な考えだ。反リアリズムである

その為護憲=お花畑空想平和主義という評価が出てくる。そして冷戦終結により日本立場は流動的となった。

そこに降って湧いたのが湾岸戦争で、ここで戦後初めて日本戦争への協力を求められる事になり、世論右往左往する事になった。秩序維持の為の戦争であるという大義名分もあるし、憲法9条が前提にしていたのは国連軍が結成されて国軍は縮小されるというカント的な世界である多国籍軍国連軍とは違うが名分的には相似だから護憲派も一概に否定しにくい。

 

湾岸戦争を戦費拠出という形でお茶を濁した日本だったが、戦争に寄らず国際貢献をすべきとの議論が高まってPKO活動自衛隊が参加するようになった。その第一弾はカンボジア民主選挙監視である

また同時にそれまでタブー化されていた改憲の機運も上がり、護憲派ばかりだった憲法学者にも改憲派が現れ、メディアに出るようになってきた。その筆頭は小林節である

 

先に書いた憲法フェティシズムのせいで、憲法学には「微妙」な空気が取り纏っていた。

憲法法学なので法学部で扱う。だが法学一般は最終的に実学接続しているのに憲法はそうではない。例えば国民主権自由主義的な思想意味が延々とこね回されたりする。

国民主権主権は元は絶対王政国家正統性の為のフィクションであって、統治権外交権交戦権などを示すが、こういう肝心な事はスルーされて国民主権思想的に称揚されるばかりだったりする。

一言で言うと左翼神学的な評価がされていたのである

 

例えば国際政治での人権の扱いなどが憲法学周囲から出て来ない。国際政治では人権国家に対する対外的権力だ。

統治問題主権の壁によって外部から干渉できない。この前提が共有されないので人権がその壁を突破できる国際権力となっているという事が扱えない。特にコソボ紛争ではNATO軍事介入理由人権が挙げられた。国民主権は扱うのにこっちに接続できない憲法論というのはリアルを欠いている。

 

コバセツはこんな左翼神学的な憲法学に割り込んで行って安楽椅子を蹴り飛ばして塗り替えたと言って良い。

 

改憲問題エポック的な出来事があったので紹介しよう。2003年の朝ナマで西部邁がコバセツに追い返されたのである

西部改憲派テーブルに座り「憲法9条や前文の精神日本人に悪影響を」と長々語っていた。これはモロに憲法フェティシズムだ。憲法を唱える事で精神浄化され理想的市民国民が出来ると言う考えだ。

それでイライラMAXとなったコバセツは「そんなの相手にしなくていいから」と侮辱。衆前で面子を潰された西部は退出した。

これは左翼神学の単に裏返しで、コバセツはそういう神学的安楽椅子を蹴散らしてきたんだぜ。そんなを見たら撃てと訓練されたコバセツの前でそんな事言ったらバカ扱いされるに決まってる。

 

それでリアリズム的にもう9条一国平和主義は困難だし、ちゃん改正しようという機運が高まっていたのだが、これに疑問符を付けたのがイラク戦争であった。

当初から戦争理由疑問視されていたのだが賛同者達は「アレは最初から予防戦争だった」等と誤魔化していた。だがISIS勢力伸長すると彼等も黙りこくるようになった。

これによって米国主導の国際秩序維持に付いて行くという路線留保すべきという流れになるのは当然だ。しか国連の影響を抑える為の政策米国しまくった。この為に国連路線を旨としていた日本国際貢献イマイチリアリズムを失ってしまった。国際貢献路線の空白である

 

そこに颯爽と現れたのが我等が安倍晋三閣下であった。

改憲旗艦となった彼は新右翼学生運動流れの学者を重用、党内の勉強会でコバセツは対立するようになった。

彼等の憲法観は嘗ての左翼神学の裏写しであった。コバセツが蹴散らした椅子に座りだして頭の悪い理想論を語るようになったのだから当然だ。

すると2007年にコバセツは自民党憲法勉強会に呼ばれなくなった。パージである

ここでリミッターが外れ、改憲論というのはお笑いリアルと全く接続しない理想論を語るだけのものとなっていく。

例えば若者がチャラチャラして国家について考えないのは怪しからんので徴兵するなど。

日本会議の中枢に居るような新右翼学生運動家には就職せずに大学に残った者も多い。また六本木にあった生長の家などで寮生活を送った者も多い。その集団的生活史が投影されている。

吉田茂は後に吉田ドクトリン撤回して海軍力を増し海洋国家となるべきだと主張していた。これは日本海岸線は長いので防衛力をそこに集中すべしという考えと、当時の日本重厚長大産業国で造船がその筆頭だった事もある。

徴兵海軍に向かず陸軍歩兵に向く。つまり海兵隊のような外地でのの占領などが多い事が前提になるが彼等にはそんな考えは無い。国家意識希薄若者は怪しからんから集団生活をさせろ、国を守るのは美しい行為から戦争従事させろというだけだ。

 

またいつのまにやら立憲主義否定されて憲法国民が守るべき事柄になっていった。

コバセツを追い出して何年も顔をつき合わせて「現憲法には国家を統制するような事ばかりかいてある、おかしい」とやっていたのである

何年も何百時間も掛けてバカの思いつきを言い合って論議のつもりだったんである機械ばらして直せなくなるガキかよ。

それに対する言い訳は「家族愛は良い事だ」などであった。良い事だから朗読しましょうというのが憲法だと思ってたんである。良い事を書くと良い国になると思ってるんである

まり彼等は憲法どころか毎日やっている立法の仕組みも判っていない。法律が肉付けされて権力を持つ仕組み=政令省令の事や閣法の提出過程も判っていない。

これは左翼神学的で実学接続しないので憲法学者微妙な扱いされていた20数年前の完全に裏焼きであろう。

そういえば日本会議の活動家たちが動いて成立させた国旗国家法や年号法などには政令が無い。普通立法プロセスが付いていないのである

 

こうして「改憲」は厨房タームとなり、現実に即した意見を言う人との評価が欲しい人は避けるようになってしまった。「南京虐殺朝日新聞捏造によるもの」とか「地政学的にナンタラ」と類似コンテンツとなってしまった、

 

安倍閣下の華々しい業績はこれだけではない。

南スーダンPKO日報破棄はその最たるものだ。

南スーダンの情勢が悪化自衛隊PKO活動をしている地域危険に晒された。他国から派遣されている軍を置いて撤収していいのか?これは改憲上の一番重大な局面だ。

今回は撤収するにしろしないにしろ国民の皆さん、憲法の枠内に納まるよう戦闘地域では活動しないという区切りPKO活動をしてきましたが、コソボ以後のPKOは変化し、戦闘状況では積極的な介入により平定を維持するというポリシーになっています。今後もこのように情勢が悪化して危害射撃をする必要に至るでしょう。憲法PKOポリシーを変える為の議論をする時です」というのが改憲派の筋である。そしてその時である

なのにたかがその場の政局が荒れる事を忌避した聖帝閣下はそんな事に興味は無かった。日報を破棄させる圧力をかけたのである現実に即した改憲に至る正統な道筋と思わなかった。改憲は既にガキ臭くて老害じみたルサンチマンを集合させる事でその手の固定票を集めるフワついた寝言であったか自衛隊憲法問題なんて気にも留めなかったんであるな。そしてその寝言化を成し遂げたのも聖帝閣下とお仲間の努力の賜物であった。牟田閣下前線から離れて芸者遊びを続けたような血の滲む努力の。

 

更にこの件では防衛大臣が辞任する運びとなった。

だが隠蔽責任を率先して取ったのではない。後から無くなった筈の日報が出てきたのだ。

まり自衛隊に後ろから刺されたのである制服軍人スーツ政治家が統制するのが文民統制であってこれが失われると国家破滅に突き進む。そんな憲政上の大問題だ。

だがこの自衛隊が成した暴露は正当な行為である。やってはならぬ不正を成さしめそれを是正した事で文民統制上の問題となった。

しか自衛隊活動が蓄積された一部であって、改憲への正当な道筋ど真ん中の事を無きものにするという不正であって改憲派として正気の沙汰ではない。

だがこの時既にこの政権にまともな責任を取らせようという国民意識は無くなっており、子供の間違いのように擁護されて忘却された。

ど真ん中改憲問題はこうして消え去り「家族大事とか良い事が書いてある憲法朗読しましょう」という流れは保護された。

アイドルのような還暦女性ポストを与えた防衛大臣が軍に後ろから刺されるという事態の深刻さにも晒されずに相変わらず神学徒達は安楽椅子ロリポップを舐め続けることができた。

 

安保法制憲法解釈変更問題本来なら改憲問題だ。

だが集団的自衛権への移行に就いて憲法論議国民に投げかける事はしなかった。

この理由時系列を辿ると判る。

2013年に盛んに言っていたのが「戦後レジームからの脱却」だ。更に年末靖国神社を参拝したところ、日米関係戦後最大の冷え込みとなった。

太平洋地域戦後レジームが米国のなした国際秩序という事に気が付かなかったんである靖国参拝英霊への感謝という言説に自家中毒になりA級戦犯合祀から問題化したという事を忘れていたんであるバカな…と思うがそれが聖帝閣下とその友達だ。

因みに日本会議中枢などの「新右翼」とは反米主義右翼の事だ。戦後体制はYP(ヤルタポツダム)密談による分割であるから打破するというのがその趣旨だ。

こうして2014年には聖帝はオバマに擦り寄るようになった。そんな中で米議会で発表されたのが集団的自衛権への転換である

議会であるのも理由がある。湾岸戦争以後、日本憲法改正させて米国戦争サポートさせるというのは共和民主わず共同認識になっていたのだ。

こういう経緯なので改憲論議という手順を踏まずにやったのだ。

集団的自衛権が必要なら当然改憲の重大な理由の一つになる。だが解釈変更という形で現憲法合法としてしまったのだから改憲カードは無くなった事になる。

 

カンボジア独裁化に関しても何も言っていない。

PKO歴史を知っていたらそのエポック性は無視できない。「日本軍事的国際貢献への一歩とした国であり憂慮している」ぐらいは言うべきだがそうはしていない。

尚、日本民主選挙以前は外国に逃げたポルポト政権承認していた。あの虐殺国民の半分近くを殺しまくったポルポト国家承認したままだったのだ。選挙監視にはそういう理由もある。

 

こういう風に改憲上の最大の障害は聖帝閣下とお友達なんであるが、この状態は方々に都合がよろしい。

護憲派は憲法9条が国際状況にそぐわなくなっている事を考えずに済む。あんだけのバカ草案を出したら改憲反対は当たり前であって、PKOポリシーの変化にどうするかなんて問いを考えなくて済む。コバセツ含む嘗ての改憲派憲法学者も全て護憲派に寝返った。

一方、米国主導の軍事秩序賛同派はイラク戦争賛同の総括をせずに済む。ISIS支配地域にあの連中置いてくるべきだ、なんて意見に晒されずに済む。

そんな情況空白地帯で先人の積み上げた蓄積の意味判らんかった聖帝閣下友達と泥遊びに明け暮れ、田んぼをぐちゃぐちゃにしてしまったが意味が判っていないからなんという事もない。お友達稲田防衛大臣制服に後ろから刺されたのににこやかに軍事パレードを行い、胸に手を当てて国家への忠誠を示したので上機嫌で去っていった。

統計公文書も無くなった国に護憲の要石を深く打ち込みやがて聖帝閣下も去る。

anond:20200901012507

いや、問題意見の不一致が起こるたびに法律ができるんですよ。

これおかしくない?人権侵害じゃない?、という個人の声が集まって大きくなって、規制になることがあるんですよ。これって民主主義立憲主義だと普通のことだと思いますよ。

2020-05-12

anond:20200512021208

安部はだいぶ立憲主義関係、過ちを犯さないための法の枠組みへの理解が足りんからぼこぼこにたたく。

けど、例えば給付金周りで、ただでさえ緊急で食い詰めるのを防止しないとならないのに、いらん制約をつけようとか、枠を狭めよ見たいな方向で批判されてるとき政権擁護派になる。

それから経済第一なのでれいわ、MMTまわりのことをいってるやつは擁護するし、政権側が緊縮姿勢を見せてるときはぼこぼこにたたく。

まあ、MMTウヨサヨ論争に取り込まれるのが面倒だから自民安藤西田名前も出してな。

経済第一だし、そのうえで各種の過ちを犯さない法の枠組み第二。中国韓国関係ごみ論争は意識的には無視して、たまにバカにして叩いてほっとく。

2020-05-03

ブコメ民に感じる不思議

安倍国民の声を聞け!」系

ブコメからしたら、安倍バカサイコパスでどうしようもない奴なんでしょ? そういえば、ブコメ以外でも昔に似たようなものがあったね。脱原発SEALDs関連でも、山口二郎法政大学教授の「お前は人間じゃない」、宮崎駿の「愚劣」、広渡清吾専修大学教授の「バカか嘘つき」、奥田愛基の「バカか、お前は」など。で、「バカで愚劣でサイコパス」な安倍に「立憲主義を守れ」だとか「民主主義ってこれだ」といった訴えを、国会前で叫んだり安倍Twitterリプライしたりブコメ投げかけたりしているわけだけど、「バカで愚劣でサイコパス」な安倍なんだから、当然そんな高尚なお話が通じるわけがないじゃない(笑)

なんで言葉を紡いでいくんだろうねぇ……美徳シグナリング駄々をこねて小遣いをせびる小学生みたいに見えるんだけど。安倍政権に影響を与えたいなら、安倍さんのお友達にでもなることから始めたら?

2020-03-15

新型インフル対策特措法改正案に反対した山尾しおり氏をなぜ批判

立憲主義」とは”政府統治憲法に基づき行う原理で、政府権威合法性が憲法制限下に置かれていることに依拠するという考え方。”(wikipediaとある

では、今回の新型インフルエンザ対策特措法は立憲主義に即しているだろうか?

答えは、否である

山尾志桜里氏は、Twitterでこのように指摘している。

『報告さえすれば、宣言も延長もし放題。宣言や期間や措置根拠を正すための市民イベントも開催禁止できる。外出自要請も、保育園老人ホーム使用禁止も指示できる。

これが、国会承認までは不要国会報告で足りる「抑制的な私権制限」なんですか?私はそう思わない。』

https://twitter.com/ShioriYamao/status/1236832421967888384

しかもこの特措法の発動要件は「新型インフルエンザ等の感染が拡大していると疑うに足りる正当な理由」という極めて解釈余地が広いものです。

パンデミック抑止のため初動の柔軟性を重視してこの要件を維持するなら、入り口が広い分だけ民主的統制や期間制限が強く要請されるはず。』

https://twitter.com/ShioriYamao/status/1236832502951510016

また、山尾氏は私案の骨子として、

① 緊急事態措置を行う期間(現行法は2年)と延長の上限(同1年)を6か月する。

② 緊急事態宣言する前に、国会承認必要とする。

③ 延長する場合国会承認必要とする。

④ 実施区域の変更も速やかに国会承認必要とする。

⑤ ④に関して国会不承認議決があった場合、効力を失う。

⑥ 実施状況を国会に報告する義務

を出している。

https://twitter.com/ShioriYamao/status/1235845649779707906

まりは、政府の行動を監視し、チェックできる機能を強化する方向性だ。

これは、立憲主義的と言える。

山尾氏は問題点をこう指摘する。

『「危機管理法制法律で十分。憲法緊急事態条項は不要野党の多くはそう主張してきた。

その法律国会統制や説明責任ゆるゆるだったら、説得力なくすでしょう。

昨日枝野代表は、安倍総理に対し国会質疑の確保などを求めたけれど、言質をとるだけじゃ足りないから「法」がある。』

https://twitter.com/ShioriYamao/status/1235449170598617089

『ましてや強力な私権制限を伴う法案事実上の歯止めでは全く不十分。

民主党政権法律だって言われたら、だからこそ足りなかった部分が分かると返せばよい。すぐさま具体的な改善策を提示すればよい。そんなに複雑な作業じゃない。

時間切れの妥協を待つより、私は法案つくります。』

https://twitter.com/ShioriYamao/status/1235449306477285378

また、3月11日には「総理民放放送内容変更・差し替え可能。」という政府側の答弁が出てきた(3月13日撤回)。もはや異常である

解釈次第でテレビ局放送内容を指示できてしまうようなものを、出来ないよう明記して防ぐべきではないか政府解釈わずか二日でまるっきり変わってしまうような状況。であればこそ、法律内で明文化することが大事であり、それが出来ていない法律は許さない、というのが立憲主義的ではないだろうか。

必要なのは権力側が”やろうと思えばできてしまう”ものを、明確に禁止出来るようにすることなのだと思う。そのことを山尾しおりさんはずっと訴え続けてきた。枝野代表ツイッターにも間違いがあると指摘し続けてきた。

また、異常だと思うのは、異論を言うのを認めない空気だ。ある野党支持者は山尾氏の行動が「野党バラバラな印象を与える」などと言っていた。ならば、野党議員は党執行部のゆうことを聞くロボットほうが良いのだろうか?おかしいことを自分政党がやっているのに、何も言わないことが正しいというのだろうか。問題点の指摘、さらには改正案の私案まで出し、発言を続けてきた人に対して、口を塞ごうとするのは、同調圧力しかない。

今回の場合、山尾氏の主張自体に反対する意見は少ない。であれば、どうしてこれほどにまで拙速に審議と成立を目指す必要があるのか?政府与党の出した法案に対して、審議を通じて、良くない点を指摘し、改善し、出来る限りの努力を行うことが野党議員責任ではないだろうか。安倍首相も「今すぐ緊急事態を出す状況ではない」と発言している。審議を伸ばす時間はあったはずだ。

成立した改正法には、付帯決議がつけられたが、付帯決議があったとしても、それは努力義務以上の何の意味も持たない。立憲主義に鑑みれば、明文化して権力を縛るもの法案のものに書き込むべきではないだろうか。それが出来ないのなら、反対の意思を示すべきだ。

将来、時の政権解釈を変更し「テレビ局に指示できる」としたらどうするのか。その時「当時の野党法案に賛成したじゃないか」と言われれば、何も反論できない。法案に反対をすることは、”おかしなことがある”という意思を示すことになる。賛成をすることは、その意思を示すことを放棄している。立憲主義に反する法案に反対せず、事実上白紙委任に等しい賛成を行うことは、立憲主義を捨てたに等しい。

そんな野党は、”立憲野党”とは言えないし、政府与党の出す法案白紙委任をする野党は、存在価値のない、それこそ「いても仕方がない」存在しかない。

山尾氏を批判する、立憲支持者たちにとっては、立憲主義などどうでもいいのだろうか。立憲主義は、”立憲野党”にとって絶対に譲ってはならないものだし、”一度妥協したら死んだも同然”ではないだろうか。

特措法の問題点を指摘し続けた山尾しおりさんや、反対の意志を貫いた議員の方々に敬意を表したい。

2020-03-10

anond:20200310101713

日本立憲主義で、基本的人権尊重する国なので。どんな人にも生きる権利はあるという考えなんじゃないかな。

それに賛同できない場合改憲するか、基本的人権尊重しない国に移住するか、あきらめるかになると思う

2020-03-06

法律のことを勉強してみたい!」と少しでも思ったあなたへ

法学をかじった者として,法律に興味を持ってくれる人が増えるのは嬉しい。

ただ,独学での法律勉強は,険しい道である

ささやかながら,勉強に関するアドバイスをしたい。

どの法律を学ぶか

日本には,現在有効ものだけでも,約1万の法令がある。

初めて法律に興味を持った人は,その中でどの法令から学ぶべきか。

答えは,「上三法(うえさんぽう)」だ。

六法」という言葉を聞いたことはあると思う。

六法全書の「六法」だ。

六法」とは,憲法民法刑法商法会社法)・刑事訴訟法民事訴訟法を指す。

これらが基礎的な法律である

また,この六法のうち,憲法民法刑法は,まとめて上三法(うえさんぽう)と呼ばれる。

学者は,この上三法のどれかから勉強するのがとっつきやすいと思う。

では,憲法民法刑法のうち,どれから勉強すればよいか

それは,各自の興味や相性によって選べばよい。

参考までに,それぞれの印象を書いていこう。

憲法

押しも押されもせぬ「最高法規」。

学者にとってうれしいところは,時事問題との関連性だ。

性的ポスター表現の自由ヘイトスピーチ憲法9条,同性婚夫婦別姓緊急事態条項

などなど,憲法に関する時事問題はあふれている。

こうした時事ネタがとっかかりになるので興味を持ちやすいだろう。

デメリットは,条文の文言とはあまり関係ないところで解釈論が展開されるところ。

憲法だけ勉強して「法解釈ってこういうものか」と思うのは,ちょっと誤解を生むかもしれない。

民法

学者にとってうれしいところは,日常生活の関連性。

物を買うのも,部屋や金を借りるのも,民法上の契約だ。

交通事故やご近所トラブル民法問題になりえるし,親権相続民法の話である

暮らしの中で法律を生かすなら民法が一番良い。

また,民法債権法)は,制定以来120年振りの大改正がされており,改正後の民法は,2020年4月1日から効力を生じる。

そういう意味でも注目度が高いといえるだろう。

学者に厳しいところは,条文数や学習内容の多さだろうか。

親族相続を抜くとしても,なかなかに多い。

興味あるとこから勉強していっても良いかもしれない。

刑法

学者にとって良いところは,捜査公判ニュースへの理解が深まるところ。

どんなとき犯罪が成立して,どんなときに成立しないかを学ぶことが出来る。

学者に厳しいところとして,刑法総論は理論的側面が強く,最初は分りづらいかもしれない。

どんな本を読むか

大きく分けて,予備校系の本,学者系の本,その他の本がある。

これもどれしも一長一短がある。

予備校系の本

なんといっても分りやすい。

学者の独学は,何より挫折する可能性が高い。

その点,予備校には,初学者がどういうところでつまずきやすいか?どう教えればわかりやすいか?というノウハウが蓄積されており,それが本にも反映されている

例えば,伊藤真の入門シリーズオススメ

より深く学びたければ,その後,試験対策講座シリーズシケタイ)に進むのも良い。

予備校本の難点として

最先端議論カバーされていない

学説の良いところどりをして全体の整合性がとれていない場合がある

などがあるが,初学者は気にしなくてよいと思う

学者系の本

理論的に緻密(人にもよるが)。

参考文献からどんどんほかの本を読み進めていくこともできる。

難点は,難解で読みづらいところ。

最近は読みやすものも増えたが,それでもやはり予備校本などにはかなわない。

オススメは,以下のとおり。

芦部信喜憲法

高橋和之立憲主義日本憲法

内田貴民法Ⅰ」「民法Ⅱ」「民法Ⅲ」

佐久間毅「民法の基礎1」「民法の基礎2」

裁判所職員総合研修所「刑法総論講義案」

西田典之刑法各論」

山下純司ほか「法解釈入門」

・弥永真生「法律学習マニュアル

その他

読売新聞社会部「ドキュメント弁護士

久保利英明磯山友幸破天荒弁護士クボリ伝」

大岡昇平事件

横山秀夫半落ち

中嶋博行検察捜査

黒木亮「法服の王国 小説裁判官

・フェルディナント・フォン・シーラッハ「コリー事件

ジョン・グリシャム法律事務所」「ペリカン文書」ほか

法学が取り扱うは「○○法の解釈」だけではない。

興味があれば,個別法の解釈論とは違う側面から勉強するのも良い。

マイケル・サンデルハーバード白熱教室講義録+東大特別授業」

小林秀之 編「交渉作法 法交渉学入門」

福井秀夫「ケースからはじめよう 法と経済学 法の隠れた機能を知る」

森村進自由はどこまで可能か リバタリアニズム入門」

漫画で学ぶ

本を読むのが辛いという人は,漫画雰囲気をつかむのも良い。

オススメは以下のとおり。

ナニワ金融道

そこをなんとか

弁護士のくず

家栽の人

今度イブニングで連載が始まる「リーガルエッグ」も期待している。

傍聴に行く

百聞は一見に如かず。

実際に裁判の傍聴に行ってみるのも良い。

傍聴は誰でもできるし,予約なども必要ない。

ニュースで大きく報道されるような事件は,傍聴希望者がたくさん来て抽選になったりするが,それ以外の普通事件は,ふらっと行って自由にみられる。

ただし,事件の選び方などちょっとしたコツはあるので,あらかじめ下調べをしていったほうが有意義だろう。

傍聴マニアの人が本を出していたりするので,それで予習するのも良い。

おわりに

色々と書いてきたが,学校試験資格試験を受けるのでなければ,細かい条文や判例を覚えることにあまり意味はないと思う。

法律法学の考え方全体の根底にある基礎的な考え方や発想(大げさに言うと「リーガルマインド」)を身に着けることができれば素晴らしいと思う。

私自身も法曹にはなったものの,まだまだ勉強することだらけだ。

一緒に楽しく頑張りましょう。

anond:20200226015326


追記

特別法の方が興味持てるなら、たしか特別から勉強しても良いか

(ただ、理想はやっぱり一般法から

・憲民刑は広義の法令という意味では同一カテゴリでは?

リーガルクエストシリーズも好き

・誤字脱字を修正しました

2020-02-22

そろそろ国民被害者ではなく共犯なのだと認めたらどうか

でなければもう話が始まらない気がする。

国民は今現在自分の、せめてもの安定が、政権交代によって破壊されるのを恐れ “多少の不正” には見て見ぬフリを決め込んでる。

立憲主義民主主義の正しさよりも、自分生活の方が大事だなんて当然だよね。

もちろん「現実派」は非正規労働者外国人技能実習生犠牲の上に、自分現在地位が守られていることは分かってるんだろう。

それでもギリギリ生活だっていうのに。なんとか中流にしがみついていると自認しているけど、中流なりのゆとりがないことくらい無意識には気付いてる。自分より更に下の「下流」、非正規派遣を見下して自分安全確認してるだけ。ハケンにはそういう役割があり、まさに江戸時代穢多非人のものだ。

から安倍自民政権がそのまま継続してもらわなければ困るということになる。良くできてるわ。

2020-01-19

花畑リベラル派は死刑が多くの人権を守っている現実を受け入れろ

死刑が抑止効果を持つことはこの世論調査から明らかだ。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200118/k10012250051000.html

死刑を恐れるから凶悪犯罪を犯さないのだ。抑止力はある」と回答する死刑存置派は、

凶悪犯罪者の心理想像しているつもりなのだろうが、実のところ彼ら自身心理投影しているに過ぎない。

彼らは死刑という最高刑がなければ、人を殺しうる存在なのだ

人を殺した報復として自らが殺されるという恐怖から、人を殺さないのだ。

人権擁護に熱心な先進国データを出して抑止効果などないという日本リベラル派はここを理解できていない。

リベラル派はたとえ死刑がなくとも誰も殺さない。なんとなれば人権尊重するからだ。

人は人であるというだけで尊厳をもって生きる権利があると信じているからだ。報復としての死があるからではない。

だが日本人の過半数はそうではない。

この事実を受け入れて考えなければならない。死刑いか日本治安を維持しているかを、多くの人権を守っているかを。

社会殺人が増え、治安悪化しようとも、死刑のもの残酷人権侵害する刑罰なのだからやはり認められない」と、

理想主義リベラルはいうだろう。だが死刑なき社会は、殺人という究極の人権侵害が多発する社会なのだ

矛盾しているようだが人権擁護すればこそ、人権意味も知らない彼ら蛮人が文明人となるまでは

死刑による社会統治必要性は認めざるを得ないだろう。

ちょっと話は変わるが、死刑制度問題のみならずとかく日本リベラル派は現実の人や社会を見ないで理想ばかり語り、

空想的な話ばかりしていることにうんざりしている。リベラリズム大家、J.S.ミルも、

自由原理とは成熟した文明社会の成人にの適用されるもので、後進国野蛮人適用できるものではない」といっている。

「蛮人が成熟した文明人になるまでは専制こそふさわしい統治方法なのだ」と。

日本立憲主義法治主義三権分立民主主義、代議制、自由主義、人権思想等について理解していない人間

圧倒的多数なのだから自由原理を広く適用できる環境ではない。日本リベラル自称する人々は

いい加減このあたりの現実を踏まえて議論をしてほしい。全ての日本人が自分と同じだけの理性を持っているとの

前提でものを言うのはまさにリベラル派の傲慢だし、お花畑理想主義も甚だしいと言わざるを得ない。

2020-01-10

anond:20200110200940

三権分立がまともに機能してる国なら、いくら行政府が都合の悪い人間起訴しまくろうとしても司法府はきちんと無罪判決を出すし、行政府に都合の悪い人間だけを狙い撃ちにするようなおかし法律立法府が通さない。そもそも立憲主義機能してたら行政府もそんな↑みたいなおかしなことはしない。

「国」ってあいまいワードに逃げずに、具体的にそれぞれのアクターがどういう役割を担ってるか考えよう。

2019-12-20

立憲主義とか無視して「多数決こそが民主主義だ!」としか言わん奴ら、法治そもそも向いてなさそう。

ホモ・サピエンスサピエンス啓蒙思想10万年はやかったんやなあ…

2019-12-18

anond:20191218104507

法治主義という元増田言葉が正しいかどうかは知らんが、

民主主義の結果でも憲法違反はできないという説もあるし、すくなくとも立憲主義国家の下では

法治によって民主主義が損なわれることもあり得ると思うが……

本部分は憲法改正もできないという説にたてばなおさら。まあ革命権との兼ね合いでいろいろあやふやだけど。

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