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はてなキーワード: スコールとは

2024-02-24

anond:20240224115431

言われてみればFF8は女の絡みあまり印象に無いな

まぁこれやるとスコール物語からブレちゃう

anond:20240224115431

言われてみればFF8は女の絡みあまり印象に無いな

まぁこれやるとスコール物語からブレちゃう

2024-02-01

ゆるふわ個人事業主生き方

anond:20240131225617

オッス、オラゆるふわ個人事業主だ。

といっても無数に流派みたいなものがあって、そこらへんは十人十色なんじゃないかと思ってる。

ギグワーカーとか非効率すぎると思うしタイバンコクしか知らんけど蒸し暑くて不衛生でスコールで(略

共通点があるとすれば「自分個人事業主としてやっていける」自信があることだろう。

そこに自信が持てない奴は、悪いこと言わんから会社員でもやっておけと。

目指すものなんかじゃなく、気が付いたらこうなっていた、というのが正確かもしれない。

支出については、適当FIRE本でも開いてそこに書いてある生活費を下げる方法を全部実践する。

もし家賃を払ってるならすぐ実家に帰れ。実家以外の住所が必要ならバーチャルオフィスで十分だ。

個人事業主仕事からめた「会食」や「出張」が経費になるのは基本だが、ここでは書けないような手札も無数にある。

毎年のアップデート必要だ。昨年10月ふるさと納税ルール変更前に納税は済ませたか

今年改正された相続時精算課税制度について家族で話し合いの時間を取ったか

次に収入だ。

不労所得としてFXやら転売やら優待クロスやらが人気だが、手間やリスクを考えればいいとこトントンだ。

NISAはいいが、枠が1800万しかないので、オルカンあたりで適当に埋めておけばいい。

その上で自分ビジネスを持つ。理想ネットで完結し、元手がゼロのものを売る商売だ。

俺のビジネス他人無償で働かせた成果を加工して売っている。

文字に起こすと非道に見えるが、双方から喜ばれる持続的な仕組みだ。

人を雇ったり外注してるわけではないので念のため。

重要なのは何か? それは他人時間を使っていることだ。

自分時間は有限だが他人時間無限だ。そして不労所得他人時間からしかまれない。

ブログ記事YouTube動画を作るには労力がかかるが、他人広告を見て時間を消費することで価値生まれる。

株は相場上下配当利回りで見る人が多いが、大事なのはそこじゃない。

株を持つことで、その会社社員が汗水垂らして働いた利益自分のものにできることが重要だ。

もう分かったと思うが、会社員やギグワーカーのような賃金労働他人不労所得を増やすだけで時間無駄の極みということだ。

あ、なんか凄そうな人に見えたのならごめんだけど、普通にスタバMacいじってるだけの個人事業主からね。

2023-09-23

ネトウヨ最終兵器神原先生じゃないのでは?

垣鍔スコール翔馬

@Kakitsuba_skal

弁護士神原先生かよwww

えっぐ余命3年の時に720人のネトウヨを訴えた対ネトウヨ用最終兵器やんか。

こら暇アノン数百人は地獄行きやな、ご愁傷さまや。

「暇空茜」または「暇な空白」こと水原清晃に対する法的措置に係る神原弁護士との委任契約の締結に関するお知らせ

note.com

「暇空茜」または「暇な空白」こと水原清晃に対する法的措置に係る神原弁護士との委任契約の締結に関するお知らせ|堀口 英利 | Horiguchi Hidetoshi

午前0:20 · 2023年9月23日

https://itest.5ch.net/leia/test/read.cgi/poverty/1526203524/144

それってノースライム先生やささき先生のハズ。

余命 神原検索してもあまりパッとしない。

2023-07-27

anond:20230725073224

雨浴っていうから自衛隊で訓練しながらスコールを受ける経験をしたという話かと思った。

anond:20230727172220

毎日カミナリ鳴ってる。

夜中に鳴る日もあるよな。

スコールの合間見て帰る

福岡の天気が東南アジアみたいになってきた

2023/07/23 15時頃まで快晴でとてつもなく暑い感じだったのが、16時頃にいきなり雷がゴロゴロ鳴り響いて土砂降りになって、17時過ぎの今は曇り空ではあるが雨は一粒も降ってない。

最近よくこういう天候変化を見るようになった。

スコールかよ。

2023-07-12

異常気象に悩まされている

晴れてるのに、急激にスコール並みに雨降ってくるのどうにかならんの?

洗濯物はびちょびちょ、

暑いから窓を開けておくとサッシが水没するほど部屋はびちょびちょ

湿度いから涼しくもならんし、いい加減うんざりなんだが

2023-06-02

雨すげー。

雨すげー。スコールみたいなの来てる。すごい。本物のスコール知らんけど。

2023-02-26

anond:20230225151403

スコール。ボロい自販機かに売ってるの見かけるとお!ってなる

2022-09-18

増田♂52歳のナントカ

(´・ω・`)「…数日前に酔った勢いで数本コンビニでカゴに放り込んだ500mlペットボトル清涼飲料水最後の1本をとくに期待もせず夕飯後に開けたのだが、コレがメチャクチャ好みの味だったのよ!!ナニコレどこで作ってんの?!てラベルをよくよくスキャンし直したら、ワイくん大学時代からフェイバリットの『スコール』のとこだった~!ごめんよ『ヨーグルッペ Liteちゃん「ッペ」でバカにしてて~(泣)…でも困ったは、普段の行けつけのコンビニで目にしたこといからおもわず手にとって買ったもんだから、どこのコンビニで買ったのか思い出せないのやよ

(´;ω;`)」ヨウトッタシナァ

2022-05-26

日本にはもう四季がない

と言ってる外国人がいるというのを聞いたことあるけど

5月に夕立降ってるからマジかも。

これって亜熱帯スコールじゃん

雨季

雨季

冬…

になってるかも。

2022-05-24

チップとデールの大作戦 レスキューレンジャーズ」への落胆

5月20日ディズニー+で配信された作品ネタバレ有り感想になる。

未見の方は注意してほしい。




前提として、本作は1989年放送された「チップとデールの大作戦 レスキューレンジャーズ」の続編でもリブートでもない。

現実人間アニメキャラクターが同じ世界共存しているという「ロジャーラビット」風の世界

・「各アニメ作品キャラクター達が演じて作られたもの」であり、その舞台裏を描くという「シュガー・ラッシュ」等と似た構造

チップとデールもお馴染みの高い声やコミカルな動きは演技であり、主演作の「レスキューレンジャーズ」終了から時間が経って二人の人気や知名度が落ちている、というところから物語が始まる

以上のような挑戦的な設定ながらストーリー王道で楽しめたし、ディズニー内外のアニメキャラが大量にカメオ出演するため画面の中から自分が知っているキャラを探すという「シュガー・ラッシュ」や「レディ・プレイヤー1」のような楽しみ方もできる愉快なお祭り作品だった。

しかし、出演キャラや元作品へのリスペクトに欠けると感じる描写が多々あった。

中でも受け入れ難かったのがラスボスに据えられた「ピーター・パン」の描かれ方だ。

永遠少年であるはずのピーター中年になり(彼はただの役者なので普通に歳を取る)悪事に手を染めているというだけで元作品ファンにはショッキングだが、メインはそこではない。

彼は「ピーター・パン」への出演で栄光を掴むが、思春期への成長に伴い役者として上手くいかなくなり、犯罪の道へ進む。

これは、「ピーター・パン」の声優であった実在人物ボビー・ドリスコール」の生涯を元にしている。

http://ja.wikipedia.org/w/index.php?curid=2031989

ボビー子役として「ピーター・パン」を含む様々なディズニー作品に出演するが、成長して子役でなくなるとディズニーから突如契約を打ち切られ、薬物中毒になり31歳の若さホームレスとして亡くなる。

これを話のネタとして使い、あまつさえ悪役の人生と重ねて描くのは、あまりにもむごいと感じた。

作中のピーター・パンは何の改心もせず、救いもなく、下衆のまま物語は終わる。

これをよりによってボビー人生を狂わせた張本人であるディズニーがやるのか?

自社の作品に命を吹き込んでくれた実在人間に対して、感謝リスペクトといったものが一切感じられなかった。

本作には「デザイン変更前の(キモいと言われた方の)実写版ソニック」がそこそこ出番のあるキャラクターとして登場しており、彼はこの作品で新たに命を授けてもらったように感じられた。そこには救いがあった。

どうして自社のキャラクターに、それを演じてくれた人にその救いを与えてやれなかったのか。

ディズニーたるもの夢と希望世界を崩すような作品を作ってはならないと言いたいわけではない。

ただ過去作品への愛と尊敬が感じられなかったことに非常にがっかりした。それだけだ。

2022-05-18

スコールとかセブンアップとかはちみつレモンとか売ってないよな

なんで。頭悪いの?

2022-01-24

anond:20220124164836

スカトロジーという語は、

古代ギリシア語で糞便を意味する「スコール(σκωρ)」に由来する語幹 scat- と、

「〜学」を意味する 英語: -ology の合成語である

学問としてのスカトロジーには、

排泄という生物基本的機能に関して研究する生物学的研究のほか、

哲学心理学的な研究

糞便にまつわる文化芸術に関して研究する社会学研究

文化圏毎の糞便のあり方を研究する文化人類学や民俗学研究等が存在する。

2021-09-19

いろいろ間違っています

国語警察です。増田書き込みはいくつも間違いがあり、看過できません。

1つめ。まずお茶ペットボトルに書いてあったのならそれは川柳ではなくおーいお茶伊藤園主催する俳句大賞です。夕立という季語を入れているので、作者は俳句としての読み取りを求めていると解することができます俳句解釈はいくつかフォーマットがあるので、読み取りにはある程度それを知っておく必要があり、簡単に云々するのは適切ではありません。

2つめ。件の句は大変面白い句です。やや読み口が未熟ではありますが、賞に選ばれるだけの作品だと言えます。以下、少しだけ解説します。

まず、夕立季語として用いているので、季節は夏。象は「夕立」が降る日本でよくいる動物ではありませんから場所動物園とほぼ確定できます。夏の夕方に作者は動物園を訪れているわけです。事情はさまざま、ですが、一般的にいってどんな心境だと想像できるでしょうか。夏休み家族連れ?詠み手子供?親? 確実に言えるのは、詠み手はそう不幸な状況にあるわけではないと考えられるということです。不幸な人は、夏のさ中に動物園に来たりしませんし、夕立の中でぼーっと象を眺めたりもしません。むしろ想像できるのは、それなりに幸福な人で、新鮮な心と驚きをもって周囲に向き合っている人だということです。そこで、そういう心で、目の前の情景に向き合ってみましょう。

何も心配することのない子供のころの心で、夏のさ中に動物園にやってきた状況を想像してみてください。いろいろな動物のむせかえるような匂いに少しへきえきしながらも、非日常感に心躍らせる思いで時間はあっという間に過ぎ、気づけばもくもくと黒雲が辺りを覆っていて、不意に夕立が訪れます。象はいつも動物園の人気上位です。目の前の象の圧倒的な非日常感は、この日一日の中でもとりわけてあなたの心を喜ばせたでしょう。そして、夕立。遮るもののない中で、夕立普段よりもいっそう激しく感じられます。雷もなってあなたは少しひるんだかもしれないし、あるいはワクワクしたかもしれません。ですが、目の前の象はどうでしょう。象舎に入るでもなく、動じるでもなく、まるで心地よいシャワーでも浴びるかのように、何物にも動じません。そんな象の姿は、あなたの心を揺さぶらないでしょうか。それが、象への感動なのか、夕立への感動なのか、二つが混ざった状況は、目の前の柵の存在すら忘れさせて、ふと見たこともない遠いアフリカスコールを浴びる象の野生すら幻視させるかのようです。象が夕立を浴びている風景を、主語を逆転させ、夕立が象を洗っている、と見たのは、夕立に象に劣らぬ存在感や主体性詠み手が感じたことを表しています。そして、夕立というあまりにもありふれた題材が、象という、俳句にはなりにくそうな題材と出会うことで、なんと生き生きと、生々しく荒々しい存在感を生み出していることでしょうか。異質な二つが出会うことで取り合わせの妙が生まれる、つかず、離れず、のこの関係を「不即不離」と言います。上質な俳句に欠かせない、新鮮な感動だけが生み出す言葉マジックです。

最後の「またたく間」もとても素晴らしい。夕立は短いものですが「またたく間」というほどかというと少し誇張なので、このあたりやや詠み手の未熟さ若さと捉えられるかもしれません。しかし、この「またたく間」は、まさに瞬きも忘れるほどこの情景に見入っていたこども心の「またたく間」であり、必ずしも一瞬とは限らないとも言えます。また、ウォッシュされた結果クリーンになるのがまたたく間だった=それほど激しい夕立だった、と取ることもできますし、さらに読みを深めれば、これらの幻視、ひいてはこの日一日の非日常の全てがこの瞬間に込められており、夕立とともに非日常ははかなく消え去っていく、ただし、後に残るのは夕立の後のような爽やかさで、この一言とともに、象と夕立幻視に閉じ込められていた詠み手が再び現世に返り、我々読者もその爽やかな読後感を共有できる…そんな終わり方です。幻は一瞬であり、一瞬であるがゆえに永遠。この句はそんなことまで感じさせてくれます

そんな、まるで壮大な幻を一編の短編映画に仕立てたような幻想を、わず17字に詰め込む、これこそが俳句の妙であり、これはそんな俳句という表現形式の魅力を存分に発揮した作品だと言えるでしょう。実に見事というほかはありません。

3つめ。これは一番勘違い修正いただきたく、返信をしようと思った最大の理由ですが、「分け入っても分け入っても青い山」は、種田山頭火俳句です川柳ではありません。無季自由律であってもそこに俳句スピリットがあればそれは俳句だ、というのが彼らの主張であり、その主張自体をどう取るかは人それぞれの考え方にもよりますが、「あれは俳句ではない」と主張するならまだしも違うジャンル呼び名で呼ぶのは、俳句に対して、川柳に対して、そして山頭火に対して、あまりにも失礼で不当です。この勘違いは、即刻修正していただきたいです。

最後に、俳句川柳面白さはまた違うところにありますが、川柳面白さはもっと言葉の響きや並びの妙といった所にあるので、「情景が浮かばないとダメ」といったような狭い(ある意味俳句的な)縛りの下にあるものではありません。その点も、増田勘違い修正された方がよいと思います俳句世界川柳自由さは、それぞれに面白いものであって、それぞれの特長をきちんと知ることで、それらの作品をより深く味わうことができるようになります。知らないで否定することは簡単ですが、それはあなた世界を狭くしてしまます。分かったつもり、の人生より、世の中にはまだ知らないことがたくさんある、という人生の方が、楽しいと思いませんか。お茶ペットボトルを飲み捨てることなく、そこに書かれた一言に目を向ける精神は素晴らしいと思います。どうかそのように、物事簡単に切って捨てるのでなく、小さなところにも発見のある人生をお送りください。

anond:20210918185654

2021-08-15

泥まみれになった靴を洗って思った、水害の大変さ

水害にあったわけではないことを予め書いておく

  

熱帯地域スコールのような雨が降ったときに、川沿いの砂道と、冠水した道路自転車に乗って家に帰った。

川沿いの砂道は一部川近くまで降りて、それからまた土手まで上るような箇所を数カ所含むところであり、道路冠水した部分は自転車ペダルを下まで下ろしたら、くるぶし上まで水に浸かるような深さであった。

当然、砂だとか泥だとか、あるいは地面に落ちているホコリなども含んだ水が否応なしにかかってくることになる。

家に帰って、服やスニーカーを脱いで洗濯機にかけたけれども、どうも服や靴が泥臭い

臭いというのは、字面だけ見ても正直わからないが、ドブのような臭いに近いものである

まあまあ気に入っているスニーカーだったので、どうにかならぬものか、と、温水に溶かした洗剤に漬け込んで、それから大量の水をシャワーでかけて、すすいだ。

そしたら細かい砂やら泥やらの粒が出ること出ること。

すすぎを何度繰り返したかからない。

これだけで十分とも思えなかったので、今オスバンを希釈したものに漬け込んでいる。

  

水害になったら、土砂などが流れ込んできて臭くてかなわん、とは聞く。

正直なところ、よく分からなかったけれども、今回靴を洗って細かい泥が繊維の奥まで入り込んでいるのを知り、ああこりゃ泥を全部なくしてしまうのは無理だなあ、水害になると家の隅々まで土砂が入り込んでどうにもならないんだなあ、と想像した。

2021-07-18

これ見てからウナギ食えなくなった

こんな一生懸命生きてる生き物をかっさらって食うなどできない

生命尊重をしたい

みなさんは「ウナギ」と聞いてどんなことを思い浮かべるでしょうか。蒲焼などの料理、「うなぎのぼり」といった慣用句、「掴みどころがない」といったイメージなど様々あると思います最近では「おはよウナギ」なんて言葉流行りました。

 しかし、生き物としてのウナギ生態系は謎に満ちあふれています。川や近海で捕れたり、近年では養殖も盛んになったりしていますが、どこで生まれ、どのようにして日本にやってくるのかがわかっていませんでした。

 しかし、塚本さんを始めとする調査チームが始めてウナギの天然受精卵の採取成功しました。今回は長い間見つからなかったウナギの卵が発見されるまでの壮大な物語を話していただきました。

 ウナギ孵化までおそらく1日半、仔魚になるまで半年、合わせて約1年を海水中で過ごし、あとは淡水で生活するそうです。ウナギ図鑑で調べてみると、ほとんどが淡水魚図鑑に載っていて、海水図鑑には載っていないのはこのためだと塚本さんは話します。

 では、ウナギはどこで産卵しているのか。これが最大の謎でした。調べ初めは本州近海でしたが、それが沖縄の南、台湾沖、フィリピン近海だんだん推定場所が南下していきました。中でもフィリピンではウナギ変態であるレプトケファルスが見つかるなど期待が高まりましたが、しかし卵は見つかりません。

 そこでウナギを捕って調べてみると、あることがわかりました。冬だと思われていた産卵時期が、実は夏だったのです。ウナギは「耳石」を見ればいつその個体が生まれたかがわかるそうです。塚本さんはこれが調査成功の一因だと語ります

 調査対象は、西マリアナ海嶺南端部に移ります東西に伸びている塩分フロント海嶺との交差地点です。塩分フロントとは、異なる塩分濃度の境界のことです。この地点はスコールが多発するため、急に塩分が薄くなる場所があるそうです。調査チームは、ウナギサケのように海の"ニオイ"を幼い頃に刷り込まれることで産卵するためにこの場所戻ってくるのではないかという仮説を立てました。

 そして2009年、4回目の網でついに受精卵が見つかりました。最初深海の底にあると考えられていましたが、実際は深海の淵の浅いところ(海抜160m程度)にピンポイントに網をかけて見つかったそうです。卵は1日半で孵るのですが、幸運にも孵化直前の56mmの卵が採れました。

 ここからウナギの行動や産卵の流れなどが明らかになってきました。あるホルモンの分泌をきっかけに、川にいるウナギが昼夜を問わず泳ぎ続ける「ナイトレストレス状態になり、一目散に産卵場所に向かいます。昼は外敵から身を守るために深海を、夜は精巣や卵を成熟させるために温度の高い表層近くを泳ぎますウナギは意外と俊敏で、長距離を泳ぐのに適した泳ぎ方をするそうです。また、60gというわずかな脂肪の量でなんと6000kmもの距離を泳ぐそうです。そして産卵期になるとオスの体は精巣だらけ、メスの体は卵だらけになり、1年の産卵期に複数回産むそうです。新月の夜に乱婚をすると考えられ、新月くるまではその地点で滞留していると考えられています。そして産卵期を終えると、ウナギはその一生も終えます

 塚本さんがこれから調査したいこととして、「受精直後のタマゴが見たい」とおっしゃってました。今回の卵が採れた付近の水深6000m地帯調査チーム内で通称ウナギ谷」と呼ばれていて、そこにウナギの骨の化石耳石が溜まっているはずであり、「しんかい6500」に乗って調査したいという次の目標を話していただきました。

 「そもそもどうしてウナギ研究対象にしようと思ったのか」と参加者から問われ、塚本さんがこれまで研究してきた魚たちを紹介しました。最初アユ、次にサクラマス、そして今のウナギです。アユは産卵場が淡水にあるのであまり謎が深くなかったのに対し、ウナギ場合は産卵場がわからなかったため、研究が長期化したそうです。

 塚本さんの研究とそのエピソードの数々は、「なぜ動物は旅をするのか」というとても壮大な問いであるというお話しが印象的でした。たいへん興味深いお話を伺うことができました。

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