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2020-12-26

中野さら無駄に停まる

中野駅は、千葉から三鷹市を結ぶ総武線や、山梨大月まで伸びている中央本線の中継点になっている。ふだん通勤新宿駅阿佐ヶ谷駅あいだ(つまり総武線のほんの一部区間)を毎日行ったり来たりしているだけの私には、中野は少しイラッとさせられる駅だ。停車時間がいつも長いからだ。中野駅電車がいったん着くと、ドアを開けたまま、再び走り出す気配すらない。思い出したように電車が再び走り出すまでの間、乗客列車の中で押し黙っている。

乗客の忍耐を承認と受け取ったのか、国鉄中野駅での停車時間を少しずつ延長しはじめたみたいだった。

2分間停車とアナウンスはいっているのに、それより長く感じる。たぶん自分が焦っているだけだろうと思い、最初の頃は気に留めなかった。数日後、やっぱり長いなと思って時計で計ると、5分を越えていた。それから日ごとに中野での停車時間は長くなっていき、20分を越えた頃にはさすがに乗客ほとんどが異変気づきはじめた。停車時間が2時間を越えた頃にはもう国鉄は隠すこともしなくなった。これから2時間停車する旨アナウンス流れると、乗客は全員降りていった。

中野毎日2時間電車を待つのはそれなりに大変だったが、しだいに慣れた。電車待ちの客をあてにした商売中野駅の周辺で増えて、時間を潰す場所には困らなかったからだ。駅前広場パブリックハンギングで人が首にロープをつけたまま落下するのを眺めたり、うずら園へ行ってお茶を飲んだり卵を拾ったりしていると、それなりにしのげた。

停車時間が2日間になったときには、もっと腰を据えて時間を潰さなくてはいけなくなった。それだけ時間があるなら歩いて阿佐ヶ谷へ帰ろうかとも思ったが、検問が行われていて中野から西へは自由に行けなかった。これほど長く乗客中野に留め置くことは疫病対策になにか関係があるらしかったが、詳しいことはわからなかった。

なんにせよ2日間は長い。食料を仕入れて寝る場所を探そうと思い、とりあえずブロードエイに行った。その名のとおりブロードエイはとても広く、20〜30mくらい幅がありそうな道路の両端にはかすかに黄色い葉を残す銀杏が並び、樹の下には雑多な屋台が出ていた。植木屋金物屋肉屋魚屋おでん、綿あめ、射的、大人のおもちゃ根付オーディオ用品、型抜き、スマートボール骨董品、ありとあらゆるものがあった。

道路脇にプロパンガスボンベを持ち込んでソーセージを焼いていたので、2本買った。真冬でも麦わら帽子かぶったおばさんが、ちぎった生のキャベツ、青い唐辛子と一緒に小さなビニール袋へ入れてくれた。この辺でどこか安く泊まれるところはありませんかとついでに訊くと、最近電車待ちの人向けにキャンプ場ができたよと教えてくれた。

キャンプ場はうずら園の裏手にあった。入口で受付を済ませると、カーキ色のテントと寝袋を借りた。米も売っていたので買った。調理場にたくさん積んである飯盒を借りて米を炊いているうちに日が暮れた。

暗くなると一気に寒くなった。このまま寝られるかどうかもわからないほど寒かったので、斜め向かいテント前でやっている焚き火にあたらせてもらった。そこにいたのは自分と同じくらいか少し上の年頃の男性で、柔らかい物言いのわりに目の奥の光が鋭かった。焚き火の上で沸かしていたお湯で焼酎を割って飲ませてくれたので、自分ポケットに入っていた南部せんべいを渡した。

これから毎回、西に向かおうとする度に足止めを食らわせるつもりなんですかね、国も呑気なもんですね、などと話し合っているうちに私たちは打ち解けた。国分寺に住むミヤシタさんというそ男性カメラマンで、戦場というよりは紛争地帯取材を専門にしているらしく、数年前、パキスタンからアフガニスタンへ入った時の話をしていた。自動小銃を持ち、黒い布で顔を覆ったタリバン兵士が乗るピックアップトラックについて村を、学校を周って子どもたちを撮影したこと。片目のない子、腿から膝にかけて爆撃の痕で肉がえぐれたままの子が珍しがって寄ってきたこと、阿片栽培関連の場所は一切撮影を許されなかったこと。暗闇の中で炎を眺めながらそんな話を聞いていると、自分東京にいることを一瞬忘れた。

テントに戻って眠りについたものの、寒さで目が覚めた。寝袋が冬用なのかどうかわからない。奥歯がガチガチ鳴るのを自分では抑えることができなかった。このまま横になっているのに限界を感じて外に出ると、空がかすかに明るくなり始めていた。バラックトタン屋根が、木が、電柱が、金色紫色の混じった光から現れてきた。今日一日をどうするかはまだ決まっていなかった。

 これから書くことは、すべて本当のことです。

嘘をつく人が嫌いでした。しかしながら、人間だれしも嘘をつく生き物でありましたから、僕は億劫でなりませんでした。この世界には、いったいどれほどの嘘があるというのでしょうか。それとも、嘘というものは、人間人間である以上、離れることのできない、いわば、足枷のようなものではないのか、などと考え、毎晩、眠ろうとも眠れぬ気持ちに駆られて、それから、戸棚の天板を外し、隠していた薬を口に運んで、それでようやく眠れる、というような生活を続けていたのでした。困窮した作家というのは、概してそのような生活をする生き物なのです。

知り合いの大塚くんが、わざわざ電車タクシーを乗り継いで、東京郊外にある小さな学生向けのアパートの一室にやって来て、金が無くなった、3万でいいから貸してくれ。貸してくれなければ、僕は明日にでも死んでしまうだろう、というのです。分かりきった嘘でありました。ははん、きっと彼は僕の弱さに付け込んで、競馬か、あるいはパチンコの軍資金を手に入れようとしているに違いない。僕はそう踏んで、やれ、お前のような人間に貸す金は、一円だって無い、と突っぱねました。しかし、大塚は酷くやつれた顔に、今にも死にそうな、それこそ、病床に伏した末期がんの患者のような姿で、半分泣きながら、僕にそれをねだるのでした。僕には、それを断る勇気がありませんでしたが、しかし、彼のそれを嘘であると見抜く自分の目が、また自分に嘘をついているのではないか、という疑念に駆られて、ひどく怖くなるのでした。

 とうとう、僕は彼に金を貸す決意をしたのでした。いいえ、正確には、彼の求めた額の、ほんの数分の一でしかありませんでしたが(何しろ、このとき自分も、金には困っていたのです)、しかし僕は、その、天性のだまされやすさ、とでも言うべきか、はたまた、お人よしとでも言うべきものに従って、彼にそれだけの金を、預けたのでした。そうして、しまいには、雨の降る寒空の東京に、感謝言葉……それも、見え透いた嘘でした…を口にしながら、いそいそと出ていこうとする彼を見て、僕は彼に、

「利子はいらんよ。きっと、君はい画家になる」

といって、小さくお礼の言葉を繰り返しながら、彼の背中が消えていくのを見送る始末なのでした。

 そんな小さな嘘をつく日々が、やがて行きつけの喫茶店のツケの催促状となって、僕の生活を、ゆっくり侵食し始めたのは、今年の夏になってからのことでした。ちょうど、大陸産の……はて、確かなんとかという、新種のウイルスだったと覚えています……が、巷の人々の生活を、ゆっくりと変えていくのと同じくして、僕の生活も変わっていきました。

 まずは、ある風俗嬢の話をしましょう。僕が住んでいる町は、決して良い場所ではありません。いや、僕の住むアパートの窓からきれいな太平洋の姿が見えることを除けば、とても人が住む場所とは言えないのです。人気のない、寂れた街。住んでいるのは老人ばかりで、皆、学生運動の時代の人々です。僕のような若い人は、確かに住んでいるのもいますが、しかし、数は、とても少ないでしょう。そんな場所で、僕はもう3年も住んでいます。住めば都、とはよく言ったものですが、あれがもし日本の都であるというならば、この国は、もうおしまいです。

 そんな街にも、歓楽街はあるのでした。僕はそこにある風俗店の、とある嬢と関係があって、それも、お金を払わずとも会ってくれるような、いわゆる「セックスフレンド」というやつでした。髪の毛を長く伸ばした、雅な彼女は、僕のことを襲っては、あなたとならどこまでも行きたい、というので、僕は困っていたのでした。僕からすれば、自分欲求を満たせさえすれば、他のことはどうでもよいのでした。それに、彼女もきっと、自らの境遇を少しでも良くするために、僕にすり寄っていたのです……いや、しかし、作家生活するというのは、彼女生活よりも、はるか地獄らしい地獄であることは、言うまでも無いでしょう。

 浮浪者の数、それが増えたという些細な事実に神経が過敏に反応したのは、その彼女が、ひどくやつれた顔で、いつもは情熱的な行為も半ばに、半分泣きながら、僕の方によりかかってきた時だったのです。

「どうした?」

彼女は、僕に抱き寄りました。乳はそれほど大きくありませんでしたが、悲しくありました。華奢な体が、いつの間にか、皮膚と骨だけのようになっていました。寒かったので、リモコン暖房つけました。部屋は暗く、ぼんやりとしていました。

仕事……無くなりました」

お金か?なら僕が」

「いいえ、いりません」

 彼女はぼそりと言いました。言葉が空中で、飽和しました。

「困っているのだろう? 大丈夫。僕は作家だ」

貧乏な人に恵まれるのは、嫌なんです」

 貧乏な人。

 僕はその言葉に、ただぽかんと、宙を見つめることしかできませんでした。

「そうか…」僕はそう言って、立ち上がろうとしましたが、彼女が僕の男根を触ってきたので、そのまま動かないようにしました。

彼女は、一流でした。芸術家でした。きっと、マネも、ゴーギャンも、彼女を見たら、モデルにしたいと思うでしょう。僕は彼女なすがままに、身を任せました。気が付けば、僕の横で、彼女が倒れているのです。そう、一流の芸術は、それを見ているときには、芸術とは思えないものなのです。すべてが終わった後になって、それがそうだったと気が付いて、それで、唐突に称えるものなのです。

から僕は、称えようなどとは思いませんでした。同時に、彼女を貶めようとも思いませんでした。ただ、せめて何かの助けにならないかと、思ったのです。僕は、彼女が一流の芸術家であることは知っていたのです。僕は、隣で静かに眠る彼女を起こさないように体を持ち上げると、枕元に、なけなしの現金を添えて、着替えをして部屋を出ていきました。ホテルの受付で、彼女がまだ寝ていることを告げ、足早に去りました。

寒い朝でした。僕の心も、冷たく冷え切っていました。口から吐く息が白く濁って、真っ白な東京に溶けていきました。きっと、その息の中に、僕の魂も溶けているのでしょう。あと何十万回と息を繰り返せば、僕はやがて倒れてしまうのでしょう。そんなことを思いながら、僕は行きつけの喫茶店へ向かいました。毎朝、彼女と寝た日の翌日には、その店で一杯のコーヒーを飲んで、焼き立ての目玉焼きを食べるのが習慣でした。

彼女自殺をしたと知ったのは、その翌日のことでした。

もともと、払う金もなかったのだそうです。部屋で、薬を飲んで死んでいたのでした。ベッドの上で。僕は、そう、きっとあの時、僕が目覚めた時には、彼女は部屋で、既に死人となっていたのでしょう。「この世で最も重いものは、もう愛していない女の体である」という言葉は、案外的を射ているのかもしれません。実際、彼女の体は、ひどく重かったのです。あんなに華奢で、弱弱しかったのに、です。

彼女体重は僕が最後彼女の…生きている彼女…つまり、生き生きとしているという意味での…彼女に会ったときよりも、20キロも痩せていました。彼女の住んでいる安アパート大家さんも、同じことを言っていました。僕が作家であると言って、なけなしの三流小説のいくつかを持っていくと、取材とのことであれば、と言って大家さんは僕を家に上げてくれました。初老女性でした。しわの多い、低い声の、優しそうな老婆でした。

過食症ですよ、ご存じですか」

「いいえ、まったく」嘘。この春、僕もなったばかりでした。

「食べては吐くのです。精神的な病です。この前、私のところで、彼女のために飯を作ってやったのです。彼女は一人で、5人前も食べましたが、その後すぐに、全部吐き出しました。きっと、胃袋の中身は空っぽなのでしょう。私はそれを全部ふいてやって、それから今日は遅いから早く寝なさい、と言いました。彼女も、いくらかそれを理解したようで、その日は早く眠りました。えぇ、目の色が、死んでいましたよ。あぁ言う人は、良くこのアパートを借りるんです。きっと、そうして、死ぬのです。ここは、自殺の名所なんです。あの樹海なんかよりも、ずっとね」

 いつの間にか、僕は老婆の話に聞き入っていました。滅びゆく人間の話を聞くのが、好きだったのです。枯れていく花を見つめるのを、趣味としていた僕にとって、それは当然でありました。

「ほかにも、死んだ人が?」

「いますよ。伝染病流行ってから、もう3人目です。みんな孤独ですから、私が代わりに葬式に立ち会っているのです」

 一人は、サラリーマンでした。職を失って、いわゆる、リモートワークというやつになったのだそうです。画面越しに仕事をしているうちに、あぁ、彼は、自分が、他人に見られない場所にいられることに安堵したのだ。そうして、ふと、見られないならば、死んでもいいと思ったに違いない。アパートの二階で、首を吊ったらしい。大家の話によれば、彼の部屋に入ると、糞尿を垂らしていたという。きっと、すべてをあきらめた死刑囚と同じ気持ちだったに違いない。

 もう一人は、哀れ、まだ若い女子大生。彼女は、部屋のドアノブにひもを括り付けて、死んだそうです。生気を失った人というのは、ちょうどゴム人形のようなのだとのことでした。体液で、部屋の床が変色するのです。皮膚は、とても冷たい、冷たい。彼女遺言は、ただ一行だけで、それ以外には、何もなかったといいます

寂しい

 この一行に、どれだけの言葉がないまぜになっているのか、きっと君ならわかってくれるはずです。僕も、同じことを、何度思ったのか分かりません。

 彼女は、卒業を間近に控えていました。卒業論文を書けば、良かったのです。しかし、彼女は、家庭の都合から、泣く泣く大学を辞めたのだといいます。僕とは大違いです。たくさんの猶予をもらった、モラトリアム人間とは大違いです。彼女はまじめで、多くの人に悲しまれたといいます。それも一度だって彼女のことを見たことのない人も。

 特にテレビ報道はひどいものだったといいます。僕は、もうずいぶん長いこと、テレビなんて言うものは、俗悪で、卑猥ものと一蹴して、見てもいませんでしたから、そんなニュースを知りもしませんでした。彼女の死は、政権批判タネにされたのでしょう。大家も、今の政治はだめだ、と漏らしていました。その言葉を聞いて、僕は悲しくなりました。

 一人の死です。これほどまでに、あっさりと、人が死ぬのです。

 僕は、大家に礼を言って、その帰りに、例の少女の墓を聞きました。近くの霊園にありました。立派な墓だったのです。きっと、僕は死んでも、こんな立派な墓は立ててもらえないでしょう。立ててもらえるとしても、僕は断るつもりです。

 雨が降っていました。カエルが、一匹、彼女墓石にできた水たまりで、ゲコゲコと鳴いていました。名前は、よく見えませんでした。僕も泣いていたのです。帰り際に、僕は一輪の花を見ました。何の花かは覚えていません。でも、とても、寂しいことだけは、覚えています

949。

 この数字が、何を表すのかは、ご想像にお任せします。きっと、僕のこの文章を読んだ人の多くが、ピンと来るはずです。だってあんなに毛嫌いしていたテレビが嫌でもついていて、そうして、毎日のように流れてくれば、誰だって敏感になるのですから

「またいつか」という言葉の空しさを知ります

僕は狭い6畳のアパートにいます学生向けの小さなアパートです。大の大人が、借りているのです。近所の人はみんな、学生です。

若い人というのは元気です。今日は、お隣の音楽学校の生徒が、バイト先の人たちと、ちょっとした遊びをしに行くのだといいます。僕がそれを知っているのは、アパートの部屋の壁が、とても薄いからです。前は、男と女の、汚い喘ぎ声が聞こえて、僕はいつも、すぐに部屋を飛び出して、近くの銭湯へ行き、用もないのに、やれ、世間話に花を咲かせる老人たちと、碁を打ったりしたのです。ですが、ここのところは、彼女たちの電話する声しか、聞こえてきません。あるいは、その、例の「リモート授業」とでも言うべきものを、受けているのでしょうか。

コロナ禍において[判読不能]、あるいは、私たち自覚を持つべきです。若者が[判読不能]なことをしているために・・私たちが悪い…また今度。

そんな内容のことを、表では言いながら、例の、「遊び」には、行くのです。きっとこう書いて、そう、君、この文章ネット上で見つけた下世話な君は、ここだけを切り取って、「若者の乱れた考えが云々」という、お決まり文句を言うのでしょう。僕がこう言っても、きっとそういうに違いない。お好きにしてください。僕は何もしませんし、それも見ませんから

 大人には、彼らの気持ちが分かるはずありません。きっとあなたは、この文章を読んで、そんな気持ち、皆同じだ。お前だけ特別なことのように語るな。それに、何だこの下手糞な文章は。お前は、太宰治にでもなったつもりか、というでしょう。

 みんなと同じ。

 そうです。その通りです。僕は、みんなと同じです。みんなと同じく、孤独なのです。きっと、あの病院で遅くまで働いているナース彼女も、同じです。きっと、街中へ出て、夜まで飲んでから帰る政治家も同じです。みんな孤独なのです。孤独から、寂しいから、みんな、死んでいくのです。

 みんな同じなのです。みんな同じ気持ちなのです。ですから、みんな同じなのです。

 なんとか、なる。

 そう書いた作家もおりました。みんな同じです。

 みんなで耐えましょう。みんなで耐えれば、良くなります。今こそ、農村地帯の、あの共同で助け合う気持ちが、大切なのです。みんな、そういいます

 僕の故郷では、旅人が殺されたそうですよ。バレないように、死体は埋めたそうです。ドラム缶でよく燃やしてから、埋めたそうです。みんな同じです。

 僕は作家です。ですから、僕は今、目の前で起きたり、耳で聞いたりしていることしか、書いていません。それ以外のことは、妄想は、一行だって書いていません。僕の知り合いが、首を吊りました。僕の知り合いが、電車飛び込みました。もうすぐ、始まります。みんな、合掌しながら飛び込むのです。こんな世界に、何の希望があるというのでしょうか。

 みんな「またいつか」と言って、去りました。そのいつかに、用があるのに。そのいつか、は、もうやってこないのに。

 いつか、という言葉は、とても面白いのです。いつ、という疑問の言葉に、か、という呼びかけを付けるだけで、日本人は、未来を指せます。そして、いまでないどこか、今でないどこかに、この「現在から伸びる直線上に、架空の点を置いて、それを呼ぶのです。ひもを引っ張り続ければ、必ず訪れる、「いつか」をです。

 でも、これを英語で言うと、とたんに「See you again」という言葉になって、変わります。「またお会いしましょう」というのが、直訳です。また、というのは、いつのことなのでしょうか。僕には、わかりません。

 経験は、僕と未来の僕の間に、差を作ります。もしも僕が生きていたとすれば、そこにいる僕は「彼は昔の彼ならず」という言葉通りになります。何か大きな災害が起きて、僕は死んでいるかもしれません。何か、特別なことがあって、僕は生きているかもしれません。

 一般化された苦しみを、言葉に起こしてみました。

 それでも、あなたは、大人という生き物は「みんなと同じだ、我慢しろ」というのですか。

 僕はそんなこといいません。「僕も同じです」といって、そばにいます

 それが、今の僕が吐くことのできる、精いっぱいの嘘です。

anond:20201224180146

同じ立場だがほぼ同意できる、的を射た助言。

見落としてはいけないのが田舎地方都市、の部分だ。とにかく製造業理系地方勤務になる。理系修士以上が新卒本社勤務とかあり得ないからな?東京希望ならITマスコミを狙え。

この地方都市の質は分散デカいが、ざっくり人口20万人、出来れば30万人いれば一般的趣味サークルを見つけられる程度の文化的生活が送れる。

国内工場地帯で言うと浜松岐阜富山、呉、四日市下関あたりはずっと都市に住んでた奴でも満足できる。むしろ車や家が持てて満員電車に乗らなくてすむパラダイスだ。首都県民なら新幹線駅に近ければ帰省が楽だぞ。

宇部ひたちなか野田、燕あたりになるとキツい。東京大阪に出やすいというのはあまり当てにするな。ちなみに俺はフィールドエンジニアなので結構あちこち行くが、人口減少サイクルに入っている町は行くたびにさみしくなっていて心が荒む。あくまで俺の感覚なので適当コメントしてくれるとうれしい。

あと結婚はするつもりで越せよ、地方都市メーカー勤務なら身の程を知った上で真剣に探せば相手は見つかる、同期とワイワイやれるのは3〜5年であとは孤独だぞ。

2020-12-25

彼女結婚したいといったが断わった

正直本気で信じられないと思ったからここで書き出したい

スペックは俺35歳で外資系ITエンジニア年収は1200万くらい、まぁITエンジニアとしてはそこそこってくらいだとは思う

彼女は21歳で飲食で働いてる、2年くらい前から付き合ってたけど、結婚匂わせたから即日別れ話切り出したらなんでだって言われて懇切丁寧に理由説明したら泣き崩れられた

泣き崩れたいのはこっちだよ、まったく

理由としては俺はIT系ではそれこそ70年代からこの業界に携わっている両親の元で生まれて、苦行の様な勉強学生生活を送り、常にひりつく緊張感やミス一発で沽券にかかわる仕事ITエンジニアとしてやってきた自負があるんだよ

幸い、周りにも認められて責任ある立場任されて億単位ののプロジェクト回してる中で、もし結婚したとして、その両親、兄弟、知り合いに一人でも訳のわかんねえ底辺やキ〇ガイDQNが混じって意味不明インシデント起こされたら、親の名前にも会社にも俺自身プライドにも傷がついてて迷惑まらねえんだよって話、お前らが束になってかかってきても生涯賃金ベース人生10回分くらいの金を回したプロジェクトやってるんだから、そういう人間と付き合ってる自覚あんの?って

このクラスエンジニア領域になれば、それこそ付き合う相手も周りはそれにふさわしいことさえ求められるっつーのに、川崎とか八王子貧困地帯とか北九州のウエイスランドみたいなところの人間がもし知り合いに言て、かかわりになったってだけでいらんインシデント抱え込むわけで、そんなことITエンジニアとして許せるはずもない、付き合うくらいならいいが、結婚するのなら今すぐ両親の仕事年収、そして周りに変な奴がいないかどうかを調べて書面でエビデンスとして提出しろ、って机蹴っ飛ばしながら言ったらでも別れたくない、どうしてそんなひどいこと増田くんは言うのさめざめと泣き始めたか

「本当にやる気があるのなら今すぐにでも着手できるはずだろ、泣いてないで何でエビデンス出せないのか理由を言え」って詰めてたら答えないの、論理的に考えられないこういう文系脳の奴俺すげー嫌いなんだよな、てかエビデンスって意味さえ理解してなかったみたいだし、これだから高卒は嫌なんだよ、教育投資いからさ

何か昨日から着信何十件も入っててうぜーんだよ、効率下がるだろうがって話

まぁこの時点で感情論で隠そうとしたんだから、マトモな人間しかいないって保証を出せないってわけだし、別に俺の年収スペックなら後で幾らでも女なんか選べるわけだけど、まさか自分の周りの人間ちゃんとしているって保証も出せない奴と2年も付き合ってたことが、俺にとってはショックだわ、返せよ、2年間の時間をよ

被害者はこっちだっつの時間とらせやがってよ

やっぱちゃんとした家柄の子がいいと思うんだよな、自由恋愛なんてロクなもんじゃないし、男女双方不幸になるだけだろうって思うよ

2020-12-21

呪われし魂 転売ヤー

転売ヤー蔓延するのは捌ける場所があるから

似たような例だと、豚とか農作物盗難も同じ国同士のコミュニティという売れる場所があるから起きる。

転売を起こす人たちを取り締まるのではなく転売を出来ない環境を作らないといつまでたってもなくならない。

フリマサイト側は手数料が入れば転売だろうと知ったことではない。企業良心というか、品格が問われる。

現状、場所提供する企業側の良心が期待できないので、法規制をしないと解決しないだろうね。

あと、商売の基本は転売とか言って転売行為正当化する人それなりにいるけれど、小売店メーカ製品流通に乗せる窓口というサービス提供している。

せどり地方の店や小さい店などから人の目に付きにくい商品を発掘して入手しやすくしているという付加価値提供している。

転売ヤーは正常な物流の流れを塞き止めて法外な価格要求するだけ。紛争地帯井戸に毒投げこんで「水が欲しけりゃうちの井戸を金払って使え」というマフィアとやっている事同じ

「これはビジネスです!ノウハウ教えます!」とか言ってる転売ヤーなど特に救いがない。褒められた行為じゃないよ。

本人たちに転売をやめろと言っても、もうすでに取り返しのつかないところまで精神が腐ってしまっているので無駄

人間、一度楽して利益享受できる甘味を知るとまともな道に戻るのは難しい。ギリシャとかナウルの話有名だよね。

そんな転売ヤー、調べると地獄にぴったりの場所があるという。如飛虫堕というエリアらしい。

【如飛虫堕処(にょひちゅうだしょ)】

人々から得た物品を高額で販売し、しかも儲けがなかったと嘘をついて自分だけ大儲けした者が落ちる。獄卒が罪人を斧で切り裂き、秤で計って、群がる犬達に食わせる。

2020-12-16

亡くなった猫の思い出

・いつも居間の隙間だったり冷蔵庫の上からだったり、パッと見つからない場所で寝ていた。朝起きててどこにいるかな?と探しているとか細い声でニャーと鳴いた。朝の居場所いる時知らせる専用の声だった。

ウンコすると猫砂ぶっかけたあと、トイレ横に置いてあるスコップを猫砂地帯にわざと落としていた。したぞという合図らしかった

運動神経がわるかった。細いといっても幅20センチ以上はあろう箇所で立ち往生してしまい、前にも後ろにも進めなくなってしまい大声で助けを呼ぶ。別の猫も飼っているがそいつは平然とuターンかませる場所運動神経が悪いというか怖がりなんだと思う。危なそうだとやらない。

・毎朝ニャーと専用声で泣いていたが、亡くなる数カ月前から自分居間に降りてきても、目を覚まさなくなった。寿命が尽きようとしているのだなぁと感じて悲しくなった。それ以後も精一杯一緒に過ごしたがある朝亡くなった。寂しい

2020-12-10

エロゲー歴史から考察するネットスラング地雷」の意味変化

ネットスラングにおいて「地雷」とは、かつてはエロゲー用語のことだった。私の知る限りでは二十年ほど前から使用されていた。

腐女子がよく地雷って言うけどさ。』

ttps://anond.hatelabo.jp/20201209101046

当時のエロゲーは一本8,800円が基本で、タイトル名とパケ絵とエロゲ雑誌わずかな情報だけで購入を判断していた。購入前情報作品クオリティ乖離が大きいこともしばしばで(端的に言ってクソゲーであること)、そうしたゲームを買ってしまうことを地雷を踏むと表現していた。次第にそうしたゲームのことを地雷ゲーム地雷ゲー、あるいは単に地雷と呼ぶようになった。アニメ地上波放送なら無料漫画ラノベは高くても1,000円なのに対して、エロゲー価格が8,800円と高額であり、しかも購入しなければ内容がわからないことから金銭的な損失のショックを地雷を踏むことに例えたのだろう。

地雷ゲームを防ぐにはメーカー名(ブランド名)や製作スタッフシナリオCGクレジット名)で判断をすればよい。しかし、新興ブランドの新作に対してはそうした戦略をとれないので、2ちゃんねる等の掲示板感想を見てから購入を決めることが賢い判断だった。だからこそ、地雷可能性があるエロゲーを予約するだの発売初日で購入するだのと宣言することは勇者として崇められたことだったし、感想が「〇〇は地雷だった」でもその情報は重宝されたのだ。

二十年ほど前のエロゲー業界では「はじめてのおるすばん」[2001年](以下はじるすと略す)が話題だった。発売元ビジュアルアーツ傘下のZEROというブランドであるが、ZERO製作スタッフ名を伏せて実験的なゲームを発売することが多く、内容がクソゲーであることもしばしばだったので地雷メーカーとも呼ばれていた。当時、国際NGO紛争地帯での地雷ゼロキャンペーンを推進していたので、それになぞらえて地雷ZEROなどと揶揄されていた。当然「はじるす」も発売前は目に見える地雷と評されていた。しかし、児童ポルノ法制定[1999年]から続く規制強化の論調に反発するかの如くに幼く見える女の子が18歳以上と言い張る公式ホームページによる紹介ページが大好評になり、エロゲー業界を超えた大きなムーブメントとなった。当時ネットサーフィン死語)をしていた人は、「はじるす」紹介ページのパロディを見たことがあるはずだ。この「はじるす」、想定を超えたブームによる品切れが続き、なおかつゲーム内容がおおむね前評判通りでもあったので(メインヒロインゲーム開始時に非処女であることに物議を醸したが)、地雷ゲーム汚名返上するほどの人気作となった。発売後2~3か月ほどは、「はじるす」を求めて各地のエロゲーショップ巡回する「はじるす難民」が続出したという。今日でのネットスラングとしての「難民」の意味は、きらら系の癒しアニメ最終回を迎えることによって、アニメによる癒しに強く依存したファンが新たな癒しを求めて彷徨うことである。「ゆゆ式」や「きんいろモザイク(1期)」が放映されていたころに「難民」の用語流行り始めたが、その元祖は「はじるす」だと思っている。

地雷意味が変化したきっかけは、同じビジュアルアーツ傘下のイージーオーから発売された「うちの妹のばあい」[2003年](以下、うちいもと略す)であろう。当時のイージーオーは知名度は低く大きなヒット作を出していなかったものの、シナリオCGシステムともに一定以上の品質を保持していたので、知る人にはある程度の評価をされていた。「うちいも」は発売前の公式ホームページによる宣伝に力を入れており、なおかつ当時は妹ものブームだったこともあって大きな評判となった。しかし、イージーオーは「寝取られ」のジャンルで知られるブランドでもあったので、古参ファンと何も知らない新参者との間で大きな議論を呼んだ。「イージーオーのことだから、また寝取られ描写があるのだろう」、「いや、公式情報によると妹との純愛しか見えないので、寝取られはありえない」という具合であった。結論を言うとバッドエンドルートでヒロイン寝取られがある。それも、ご丁寧に攻略ヒロイン全員分にだ。今でこそある程度の市民権を得た「寝取られ」だが、当時はまだ理解できる人が少なかった。純愛を望んだ多くのユーザーにとっては意図せずに「寝取られ」を見せつけられる結果になったので、作品としては不評や反感の意見が飛び交うこととなった。しかし、「うちいも」が「地雷」と呼ばれることはあまりなかった。と言うのも、「うちいも」は前作の「雨やどり」を超えるボリュームシナリオCG量があり、バグ不具合もなかったので「クソゲー」ではなかったからだ。シナリオの内容についても、分岐によってはハッピーエンドもあり、そちらでは「寝取られ」も無く概ね好評を得ていたので、作品全体は「地雷」ではないもののバッドエンドが「地雷」と評されたり、「鬱ゲー」と呼ばれるジャンルを好むユーザーからはむしろ高い評価を得たりもした。これが「地雷」の用語クソゲーを踏むことから変化して、ジャンルシチュエーションユーザーの嗜好と不一致することに対して用いられてきた最初の例だと思われる。ちなみに、イージーオーは「うちいも」の賛否両論騒動を受けて、公式ホームページで「純愛宣言」をすることとなった。内容としては、今後リリースするすべてのゲームで「寝取られ描写をしないというユーザーに向けての宣言であるしかし、イージーオーは失った評判を取り戻すことができず、ブランド解散することとなる。

次に「地雷」がキャラクターに対して用いられた例も述べる。エルフの「下級生2」[2004年]であるエルフは今でこそ解散してしまったものの、かつては老舗の有名ブランドであった。「東のエルフ、西のアリス」と呼ばれ、業界大手アリスソフトに匹敵するほどの人気があった。エルフは「ドラゴンナイトシリーズ「同級生」シリーズで知られるブランドで、エロゲーをやったことのない人でもタイトル名だけは知っていることだろう。昨年アニメ放送された「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」も原作エルフにより発売されたエロゲーである。「下級生2」の発売当初はエルフの人気シリーズ続編ということもあって当然多くの期待と注目を浴びることになった。しかしながら、「下級生2」も「寝取られ」(正確には寝取り?)が原因で不評を買う結果になってしまった。メインヒロインの「柴門たまき」は主人公の幼馴染だがゲーム開始時点で医大生の彼氏持ちという、学園もの恋愛アドベンチャーとしては斬新な設定であった。「たまき」を攻略することは、彼氏持ちの女が幼馴染の男(主人公)と二股デートをすることと同義でもある。そして攻略を進めると「たまき」は二股がバレて彼氏に捨てられることになる。その後もシナリオを進めると、主人公との情事を重ねる際に「たまき」は医大生と肉体関係を持っていたので非処女である告白するのだ。そのうえ、「たまき」は情事の内容をいちいち元彼氏と比較をするのだ。ゲーム序盤では、「たまき」は主人公の幼馴染でクラスのマドンナ的な存在として描かれていたにもかかわらず、その本性は性悪ビッチ女だったという展開にピュア童貞エロゲーマーの精神が耐えられるはずもなかった。激怒したエロゲーマーは、エルフファンクラブを退会しゲームディスクを真っ二つに割った画像をアップした。これが「たまきん事件」の顛末である。「下級生2」が「地雷」と呼ばれたことはもちろんだが、それと同じくらいに「たまき」も「地雷」と評された。これがゲームではなくキャラクターに対して「地雷」が用いられた最初の事例かと思われる。

ちなみに、00年代中頃になると地雷ゲーム呼称はあまり使われなくなってゆく。その理由としては、体験版公式ホームページによる情報公開が進み、発売前からある程度内容を推測できるようになってきたからだ。さらに、アリスソフトの「妻みぐい」[2002年](定価2,800円)を契機に廉価ゲーム流行って、エロゲーは一本8,800円という常識が崩れたこともある。それにより、新興ブランドクオリティ不明エロゲーを8,800円で発売することもなくなったので、エロゲーマーが地雷を踏むことも無くなった。次第に地雷ゲーム言葉は廃れていった。さりとて、クソゲーが消えたわけではない。クソゲー愛好家の間ではHYPERSPACE(通称:超空間)というブランドエロゲーは有名だが、「地雷」ではなく明らかな「クソ」なので地雷ゲームと呼ばれることはなかった。

なぜ「地雷」の歴史を長々と述べたのかというと、冒頭に述べた増田にて、同人界隈で腐女子地雷という言葉を用いることを知ったからだ。今でこそ「地雷」は「下級生2」の例で述べたように、キャラクター人物に対して用いられるのが常である実在人物においては、合コン相手交際相手風俗嬢などに対して使うことが多いだろう。しかし、腐女子同人作品の受け入れられないジャンルカップリングなど嗜好の不一致という意味で用いているのだ。これは「うちいも」における地雷用法と同じである。そうした観点からみると腐女子が用いる「地雷」はむしろ原点回帰と言えなくもない。そうした意見を述べてみようかと思った。しかしながら、エロゲーとは関係ない文脈で「地雷」を用いている場で長々とエロゲー歴史を語っても尋常者は嫌悪するだけとなるので、ツリーに表示されないようにh抜きでURLを張ってこのように長々とした文章を描いた次第である

私は「地雷用法本来意味に立ち返るべきだと言及するつもりなど毛頭ない。ただ単に、インターネット黎明期の頃から続くネットスラングが用いられた当初の時代雰囲気を主張したくなっただけである。かつてネットスラングエロゲーマーをはじめとしたヘビーなインドア男が生み出すのが常だった。インターネットは、現在のようにWi-Fiで楽チン接続するのとは訳が違った。高額で場所の取るデスクトップPCを用意し、プロバイダ契約にも金を払い、様々な配線を床や壁に絡ませて、頻繁にフリーズするWindowsで面倒なインターネット接続設定をする。このような芸当は、注ぎ込める時間と金の全てを家の中で消費するヘビーなエロゲーマーにしかできないことだ。手間暇をかけて接続したインターネットの利用方法はもちろんエロゲー情報収集である。だから、当時生まれネットスラング現実では全く使い道の無い言葉となるのも当然のことだった。逆に、現実言葉エロゲーマーにとっては違う意味を持つこともある。2007年に月探査衛星の「かぐや」が世間ではニュースになったが、当時Googleで「かぐや」と検索するとエロゲーブランドの「アトリエかぐや」が最上段に表示されるというありさまだった。今では到底信じられないことかもしれないが、もしも日本インターネット文化構成したのが引きこもりエロゲーマーばかりだったらというおぞましい現実が、インターネット黎明期実存していたのだ。

もちろん私もヘビーなインドアエロゲーマーだ。しかし、エロゲーから離れてもう十年以上も経つ。エロゲーとはもはや無関係の私が、「地雷とは元々エロゲー業界で用いられてきた言葉で…」などと述べたところで、誰の代弁にもならない無意味な話にしかならない。GHQ最高司令官ダグラス・マッカーサーは「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」と演説したが、その言葉を借りれば「エロゲーマーは死なず、ただ消え去るのみ」と言ったところであろうか。しかし、職業軍人とは違い私はただの一消費者に過ぎず、しかもその趣味現実世界では誰にも公言できないので、演説どころかこのような匿名ブログしか述べることができない次第だ。それに、こうして長文を書くこと以外に自身エロゲーマーであったことの証明ができないので、もはや消えていたも同然だ。

エロゲーマーは死なず、とうの昔に消え去っていたのだ。

陰キャ技能実習生のいる職場やその近隣で働くのはお勧めしない

陰キャ技能実習生差別ではなく使役側への批判…というより「陰キャへの注意喚起」ぐらいだと思って読むものです。

短めに言えば「トラブルになったときなど人間性のひどい高圧的な相手対峙しなければならないからやめとけ」ということで、陰キャASDなどの障害持ちや過去うつ病にかかっていた人がまた精神崩壊を招かないための回避方法ひとつとして覚えていてもらえるといいなあ。たしかに「ソースは私!」系と言われればそれまでですが、一応仮説はそれなりにあります

技能実習生制度採用事例が飲食業だったり介護だったり、もしくは工場などが思い出されることからセンス、才能、事前の膨大な学習が不可欠と言い切れない」ようなものが多くなる…職業蔑視とも言われかねないですが、冷静に考えれば、国力につながるような産業自国ならではの強さを国際的アピールしたい技術研究にはあまり外国人間を入れたくならないのは日本のみならず先進国はどこも似たようなことを考えるのが自然です。たぶん財界とかもそれくらいのことは考えてますよね?そうじゃなかったら本当のバカなんですけれども…

まじめに働きに来ている実習生のみなさんには若干申し訳ないですが、実習生制度を利用する勤務地は「人間性に難があれども昇級ができてしまう」可能性があり、ほとんど半グレのような責任者が立っていることも十分視野に入ります。そんな郷に入って従うことになっても地獄コミュニティに近接しただけでも関わりあうならこちらの豆腐メンタルなぞすぐ見破って潰しにかかってくることでしょう。

数多ある働く場所から安寧の地を探すのは難しいですが、少しは危険地帯を避ける助けになれば…

2020-12-08

anond:20201208121540

ナイキだってすぐ助けられそうな所から助けているだけ。

今はまだ販路を構築したアメリカ日本マイノリティしか支援できてないけど、十分に余裕が出てくれば香港中国内陸部の人々も支援するつもりだよ。

一帯一路と言ったら語弊があるけど、そこからさらユーラシア内陸部まで救いの手を広げ、アルメニアアゼルバイジャンといった紛争地帯マイノリティ支援する。

2020-12-07

anond:20201207002458

草津町議会セクハラ発言が酷かったか泥仕合で見るに堪えない

頭がおかしいにしても集団で一人を口撃でボコボコにしてれば過剰攻撃だわ

排他的攻撃性の高い危険地帯には見える

やはり手作りの槍持って鋼鉄戦車に立ち向かうだけの土地ではある

2020-12-06

何怖がってんのとかうるせえよ……今すぐ壊れたボットン便所地帯一人暮らししてみろっつうの……

2020-12-05

コロナは大したことない経済せとかいってる増田はその身をもって証明してくれよ

人に対して経済回せコロナ風邪だと喚くのならその身で証明してくれよ

なんかヤバい後遺症死亡事故すっげー起きてるワクチンとやらバンバン身体に打ってクラスター多発地帯ノーマスクでいって風俗で3件はしごとかして金落として遊びまくって

そんでコロナ感染した後に血液鉄分不足で黄色くなるくらいアビガンたらふく飲んで復活したうえでそれでもなお「俺を見ろなんともないぞ」って主張したらコロナはただの風邪って信じてやるよ

まさか口だけ出して自分の身で証明できないとは言うまいね?

2020-12-03

【再掲】日本は稲作を続けるべき

日本主食であるであるが、ご存知のように(?)貿易の少ない作物である

米の生産量そのもの世界レベルで見ると小麦の2/3程度とそこまで少ないわけではない。なぜ貿易が少ないかというと理由は2つある。

1つは、米という作物には『夏に暑くなければいけない』『水が大量に必要』という特徴があり(ちなみにインディカ米は概して暑さに強く寒さに弱い。逆にジャポニカ米はある程度寒さに強い代わり暑すぎるとダメである)、

必然的栽培できる地域は熱帯系かCfa(温暖湿潤)気候、もしくはステップ気候でも雨が多い(+外来河川など)地域くらいとなる。冷夏で酷いことになった1993年平成の米騒動を覚えている人…は中年だが。

この点で小麦とはそもそも条件そのものが異なる(小麦は暑さに弱いが、温帯なら『秋に植えて春に収穫する』という手もある)。

そしてこの条件に該当するのは概ね『赤道直下~緯度15度前後』か『緯度30~40度前後』の地域だ。

なぜ回帰線(緯度23.4度)周辺は向いていないことが多いかというと、ハドレー循環(熱帯で熱せられた空気は対流となり、回帰線の周辺で下降気流を生む。当然ながら下降気流=高気圧である)の関係で雨が少なくなる傾向にあるからだ。

これらの稲作地域にいわゆる『農業先進国』は少ない。アメリカ合衆国南部くらいだろう。

2つ目は、この『米の栽培に向いた条件』に該当する地域に、インド中国を抱える人口密集地帯が含まれているためだ。

結果、インドはまだしも(多少は米の輸出をしている)中国は最大の米生産であると同時に最大の輸入国となっている。

他の国もおおむね自給プラスアルファ程度にしか生産できていないというか、稲作が出来るから大量の人口を支えられているとも言える。

アジア以外に目を向けるなら、アフリカ赤道近辺は政情不安国のオンパレードであるから現時点では灌漑設備を維持するのが厳しいだろう。

南米ブラジル近辺ならもう少し栽培できる(現に生産量9位にランクインしている)かもしれないが、熱帯雨林を切り拓いてまで生産する必要があるとは思わない。

(余談ながらブラジル小麦生産にも向いていないため小麦の一大輸入国である

米の輸出第2位の国はアメリカ合衆国であり(1位はタイ)、『米の輸入を自由化したらアメリカ産の米が入ってきて日本の稲作は壊滅する』などと一時期言われたが、

現在では逆にアメリカの稲作がいつまで輸出を続けられるかが怪しくなっている。

アメリカの稲作といえばまず思い浮かぶのはカリフォルニアだが、実はカリフォルニアの降水量はそこまで多いわけではなく、

北部のユーレカならば967mmあるが、中部サンフランシスコで565mm、南部ロサンゼルスだと386mmである

このような地域外来河川を利用して稲作をしてきたわけだが、近年では人口増加もあってサンフランシスコサクラメントでは取水制限が発動することもあり、水を大量に必要とする稲作がカリフォルニアで持続的なのかは微妙だ。

一方、アメリカ最大の稲作地域は実はカリフォルニアではなくアーカンソー州であり、確かにCfa気候の上にミシシッピ川も流れているから向いてはいるが、

今後アメリカアジア移民が増えて米の需要が増えた時にどうなるかは未知数だ。

翻って日本に目を向けよう。『夏に暑くなければならない』『多量の水が必要』という米の特徴はまさに日本向きだ。

日本道東(海流と風の関係で霧が発生しやすい)以外の地域ではおおむね夏の最高気温は30℃を超えるし、降水量はほとんどの地域1000mmを超える。

そもそも、600mmの雨が降って『年間降水量の3~4割』などと言われる地域の方が世界的には珍しいのであるロンドンパリベルリンローマといった西欧都市なら600mmは年間降水量に匹敵するかそれ以上だったりする。

以上で述べたように米は多くが生産国で消費され、そこまで世界市場で貿易されていない。一方で日本にとっては気候的に比較的向いている作物である

しか栽培できる地域に限りがあり、今後生産が増える見込みもそこまで多くはない。アフリカの国の政情を安定させ、現地で灌漑設備を維持しながら生産…できるようになるのはいつの日か。

となると、(日本武力紛争に巻き込まれたらどうにもならないが)産地が紛争に巻き込まれリスク天災によるリスクなどを考えた時に、日本は稲作を続けた方が良いのではないか

anond:20201203091230

・車移動社会でみんな目的地が同じ工場地帯から普通に渋滞するよ

通勤ラッシュ回避のために結局かなり早めに家を出た方がいいよ

・×東京ではポンコツ学歴でも地方では評価されるよ

地元高校名前しか見ないとこ多いからそんなに役に立たんよ

大卒」「東大(すごっ)」のくくりくらいしか無いし、大学院なんてものはないよ

モテるかはわからんよ。ホワイトなとこだと社内婚が結構ある印象だけど

2020-12-02

俺が田舎から出たのはクソ人間に対する恐怖感からだった

それ以外では田舎しかできないような趣味があり自然が好きだったからで、もし田舎人間キチガイが少なければ別になんの問題もなく都会に出ることはなかっただろう

考えて欲しい、増田みたいな自己認識が完全に狂ったエコーチャンバー気狂いな奴らが職場にいる恐怖を、マトモな社長でさえ業務を任せる以上キチガイ忖度せざるを得ない、どんなに首にしたがってもだ

というか、故 矢口高雄先生自伝でこの辺の描写あるから是非見て欲しい

東京ならキチガイなんか自分から関わりにいかなきゃ警察呼ぶかサッと逃げれば終わる話

粘着質な基地外でも追ってこれないし、そんな専門技能持ってる諜報員みたいな奴なら無能故に暇を持て余しキチガイになんてならないからだ

勘違いしないでほしい、東京だって嫌な奴は沢山いる

だが関わっただけで人生に致命傷なレベル基地外なんて歌舞伎町六本木神奈川川崎市とか八王子貧困地帯にでも行かない限りは会うことはない、逆にいえば、田舎にいっぱいいるキチガイは、東京でいえばこの辺に住んでるDQNクラスなのだ

究極的な話、交通インフラを超高速&安価化させて、九州青森くらいからでも土曜日の朝出れば2時間位で東京に3000円くらいで行けて遊んで帰れるようになれば、こんな問題解決されるだろうと思う

それができないから難しいんだが

2020-11-24

anond:20201124061226

排ガスまみれの工場地帯スーパーならともかく

ゴム手袋の添加剤が商品プラスチックと何度も接触してるとブリードが発生して

黒く汚れているように見えているだけだと思う

定期的に交換すべきというのは確かだけど

2020-11-21

anond:20201121103537

かつて日本人の9割は農民でした。

明治近代化戦後の高度成長によって田畑宅地商工業地帯に変わっていくのを見てお百姓さんたちはどう感じたでしょう。

諸行無常。すべては移ろいゆきます時計の針は戻りません。ただ懐かしむだけ。

2020-11-15

ITスキル経営学と金工学知識さえあれば人生一発逆転も可能っていうネット民意見

ITスキル経営学と金工学知識さえあれば人生逆転してチー牛で性格も歪んだブサイクでも金と億ション暮らし

名声と地位おっぱいでかくて女子高生くらいの美少女と付き合えて囲いまくれるって

よく考えたら神奈川県貧困地帯とか北九州ウェイストランドDQNがなんでもいいかBIGになっていい芸能系とかモデルの女侍らせてえとか言ってんのとレベル全く一緒だよね

2020-11-12

anond:20201111071618

半分正解であると思える。残り半分は「当たり前でしょう」という話。

戦車を活かせたのがアルメニアではなくアゼルバイジャンであった、という点で

重要だった兵器戦車」という主張は正しい。


だがそもそも領土を奪い合う地上戦において戦車重要なのは当たり前の話である

占領とはそれ即ち軍事力による領土の確保であり、地上における軍事力の最たる物が装甲戦闘車両の王である戦車からだ。

なので「地上戦重要だったのは戦車だった」と言われると「当たり前でしょう」としか言えない。



肝心なのは戦車を活かすことができた要因であり、そこにアルメニアアゼルバイジャン最大の差があったのだろう。

その要因は主に次のような理由であると思う。


アゼルバイジャンが戦力で優勢だった
ドローンによる敵防空網破壊/航空優勢確保
アルメニア軍の杜撰な戦力運用



アゼルバイジャンが戦力で優勢だった


近年のアゼルバイジャン軍事費増大により、軍事バランス的にはアゼルバイジャン側が優勢であった。

対するアルメニア側はナゴルノ・カラバフ自治州東部に対アゼル陣地を構築していたが

後述のドローンにより防空網が崩壊

航空偵察により陣地の位置・陣容が露見し航空爆撃や砲撃で陣地が無力化、または放棄余儀なくされる

(後述する杜撰運用による陣地の脆弱性も無力化に寄与したものと思われる)

機甲部隊の進攻により部隊兵器放棄して後退


といった具合で徐々に都市を失い、最終的に自治州首都ステパナケルト直前までアゼル軍が迫る事態となっていた。

なお、アゼル軍は当初ナゴルノカラバ自治州北部南部から攻勢を開始したが

北部高山地帯では陣地に阻まれ思うように進軍できなかったものの、比較平野部の多い南部突破成功していた模様。

詳しくは戦況の変化を調べてもらいたい。



②「ドローンによる敵防空網破壊/航空優勢確保」

本戦争において最も注目すべき点であり、アゼル軍進撃最大の立役者無人戦闘航空機(UCAV/ドローン)の活用だった。


そもそも両国はまともな戦闘機を保有していない。

アゼル軍はMiG-29戦闘機、Su-25攻撃機を十数機程度。アルメニアに至っては戦闘機ほぼ0、Su-25攻撃機が数機程度)

アルメニア軍はS-300長距離地対空ミサイルSA-8/SA-15短距離地対空ミサイル等のロシア製地対空ミサイル合コンプレックス保有形成しており

これら防空ミサイルアゼル軍が保有する少数の航空機破壊するのは困難であり、アゼル軍側は航空作戦を実行できないと戦争前なら予想されていただろう。


ところがアゼル軍は外国から多数のドローンを購入し実戦に投入した。

アルメニア側は当初健在であった地対空ミサイルシステムにより、投入されたドローンの大半を撃墜したものと思われるが

それでもアゼル軍はドローンを投入し続け、ついにはアルメニア防空網の破壊成功したのである


活躍が目立ったのは次のような機種だ。

バイラクタルTB2

トルコ製時間滞在型UCAV。1機約5億円くらい

 遠隔操作または自律飛行が可能で、対戦車ミサイル誘導爆弾等の各種対地兵器運用できる。

 カナダ製の高性能なイメージセンサを(勝手に)搭載しており、偵察機としても優秀な性能を持つ。

 ※勝手に搭載しているのがバレたのでカナダからトルコへは輸出停止に。現在トルコ製国産センサに切換中らしい


ハーピー/ハロップ

イスラエルIAI社製の「カミカゼ特攻ドローン」。1機辺りの値段:諸説あり(1000万円~1億円程度?)

 ステルス形状の機体そのものに爆破弾頭を内蔵し、自律飛行により目標近辺を徘徊・滞空。

 対空ミサイル等の電波発信源を探知すると機体ごと突入自爆攻撃する。

 またイメージセンサも搭載し遠隔操作可能目標識別して攻撃する事もできる。


バイラクタルTB2は射程10km以上の誘導爆弾運用可能であり、

SA-8やSA-15の射程外から攻撃することができた。


ハーピー/ハロップは地対空ミサイルレーダーが稼働していればそこに向かって突っ込んでいく。

レーダーを漫然と運用していれば、これらのドローンには容易に探知されてしまうし、ドローンが近くにいる事に気付かずレーダーを起動してしまっても探知されてしまう。

特にSA-8/SA-15短距離防空ミサイルレーダーと発射機が一体型の車両なので、ミサイルごと破壊されてしまえば戦闘続行は不能である


これらドローン攻撃により空いた短距離ミサイル防空網の穴に入り込み、長距離防空を担うS-300までも破壊成功

さらアルメニア地上戦力をドローン一方的攻撃することができたのだろう。



アルメニア軍の杜撰な戦力運用

前述の短距離地対空ミサイルそもそも、地上付近を飛行するヘリコプター巡航ミサイル迎撃目的として運用されるものだ。

それが何故、同じく地上付近を飛行するドローンの探知に失敗し攻撃を受けたのか?


ここからは予想されている事に過ぎないが、防空システム運用の失敗として

 ・防空ネットワーク存在せず、ミサイル発射機ごとに単体で運用されていた(=ミサイル部隊連携ができていなかった)

 ・電波管制(EMCON)が徹底されておらず、逆探により位置が容易に露見していた

 ・ミサイル発射車両偽装がされておらず、ドローン搭載のイメージセンサで容易に発見できた

等が考えられる。


いくらドローンとはいえ、それよりも小さくて速いミサイルを探知できるレーダードローンを探知できないという事はないだろう。

(低速すぎて探知できない、あるいは探知するが閾値以下の反応でノイズとして弾かれる場合はある)

形状やレーダーの種類により探知性は変化するし、迎撃ミサイルとの位置関係によって迎撃確率も変わるので単純な比較は禁物であるが、

従来の巡航ミサイルドローンスペックを書いてみるとこんな感じである


トマホーク巡航ミサイル全長5m/直径50cm/巡航速度800km/h

バイラクタルTB2:全長6.5m/幅12m/巡航速度130km/h


山頂付近に設置されたレーダー早期警戒機ルックダウン能力があるレーダーを持つ第4世代以上の戦闘機なら低空目標も探知できるであろうし

ネットワークを通して友軍防空部隊位置情報を伝達、レーダー起動無し・もしくはミサイル発射直前の照準時のみレーダーを起動しミサイル発射・迎撃可能であろう。

こうしたミサイルシステム以外の警戒網がアルメニア側には不足していたと思う。



偽装については地対空ミサイルだけでなく車両全般や陣地にも同じ事が言える。

SNSネット上で出回っているアルメニア軍兵器が撃破される、ドローン空撮とおぼしき映像をいくつか見てもらいたい。

その殆ど偽装をしていない、あるいは偽装はしているが中途半端バレバレなのである

車輪の跡が残ってる、周囲の植生や地形に溶け込んでいない、赤外線暗視装置対策が皆無)


電波管制偽装アメリカロシア中国、そしてもちろん日本自衛隊においても、現代軍隊における基本中の基本であり

ネットワーク化は現代の高度化した戦争において優位性を保つための必須条件である

これらが徹底されていなければ、敵部隊の偵察により自軍存在は容易に発見されてしま

各種の長射程兵器により一方的攻撃を受けてしまうだろう。


逆に言えば、これらを徹底することで偵察に対する被探知性は低下し、

ドローン画像センサ/赤外線センサに対しても発見される確率は低くなる、

もしくは発見するために接近しなければならない距離は短くなり、自軍ドローンの接近に気付く機会も増えるというものである


自衛隊の演習で隊員がヘルメットや服に草をボーボーになるまで貼り付けたり、車両が草にまみれすぎて草そのものが動いてるような写真映像を見た事があるだろうか。

あれらはふざけているのではなく、偽装という戦闘必要技術実践しているのである

また最近では偽装網(バラキューというらしい)にも赤外線放射を抑える物があり、これを使用すれば赤外線暗視装置にも効果があるようだ。



今回のナゴルノ・カラバフ戦争ではドローン活躍が華々しく喧伝された。

だがその活躍も、一つ一つ紐解いてみれば軍事的には常識と思える要素の集合体であり

それらの対策を強化していくことでドローンへの対処可能だと考えられるのである


懸念しなければならないのは、ドローン戦闘機よりは安価で数を揃えやす

アゼルバイジャンのように多数を集中運用することで十全な防空網でも突破されてしまうかもしれないという事だ。

自衛隊としては、従来通りの偽装野戦築城等の戦闘技術を磨き、電波管制ネットワーク化を徹底、推進しつつも

電子妨害マイクロ波レーザー兵器等の新しい迎撃技術を導入して対応する必要もあるのだと思う。

2020-11-08

トランプが負けた後

どうやらバイデン選挙勝利する事が確定したみたいだが、この後どうなるんだろう?

トランプ訴訟しても恐らく結果は変わらないかバイデン大統領誕生まではわかるのよ。

その後のトランプの扱いと行動が読めない。

このままだと破産とか収監まで見えてくるじゃない?

そしたらトランプも暴れるでしょ。例えば国家機密を大公開とか、長年隠していたアメリカの暗部を資料付きで証明ちゃうとか。

もっとエスカレートしてロシア中国亡命もあるかも知れない。

韓国大統領任期満了すると逮捕される恒例行事があるけれど、なんやかんやで特赦が出てナアナアで終わってるぽい。

でもアメリカじゃ国民が許さないよね?

とことん追い詰めたら暴発する負け犬の扱いはとても難しい。

アフリカ紛争地帯では、武装勢力を無力化する為に虐殺の罪を問わず財産保証するみたいな取引が有るらしい。

今回は世界の中心アメリカでそんな取引が発生するのかな?

それとも、致命傷を負うかもしれないリスクを取って徹底的に潰すのかな?

2020-11-05

anond:20201105190925

噛みつかないというよりは紛争地帯すぎて迂闊に口を出せないというのが正確

2020-11-04

anond:20201104170348

名古屋を中心としたある種の大都市産業文化の人たちと、豊田を中心とした製造業主義文化の人たちとでは結構違う気がするけどなあ

しろ名古屋通勤してる尾北民のほうが都心文化の人たちの仲間な気がする。

特に刈谷豊田で大きくズレるってのは違和感大きい。

まあどっちにしろ農村部からしたら別って意味では大差ないのかもしれんが。

尾北その他にも農村地帯もあるっちゃあるけど、それ行ったら豊橋だってあるわけで。

2020-11-03

タイツ発狂してるフェミの女の人たち見てて思うんだけど

こういう人らって社会制度歴史的経緯のせいでモテたり結婚できないし相手にされないんじゃなくて

そうやって被害者意識バリバリで喚いて単に性格が悪いし他害性バリバリ危険人物から社会から相応しい扱いでエンガチョ扱いされてるだけだよね

無知と性悪と発達障害アスペが軽度入ってるの3重苦で苦しんでいるように見える

単純なアホさによって他者尊敬を跳ねのけて

性格の悪さによって社会と異性の同情を跳ねのけて

精神病によって周りの人たちや異性の理解共感を跳ねのける

どんな角度から見ても嫌悪感しか沸かない、そのお互いがお互いを補い合うかのような至高のクソさは

まるで3本に束ねられた矢のように隙がない、俺はこういう現代社会が生んだ憐れな悲しいモンスターを育てた親が逆にすごいと思う

神奈川県とか北九州貧困地帯で育ったったとしたって、ここまで至高の糖質モンスターにならないよ、真面目に軍隊とか人間兵器として研究すべきだと思うよ

2020-11-02

[] #89-5「わたし超能力者

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ビリの人が応援されるシーン

あるでしょ?

「がんばれー」とか

そのまま受け取っちゃダメ

あれは「さっさとゴールしろ」とか

ノロノロする位ならリタイアしろ

そーいうメッセージなのよ

暖かい声援じゃないわけ

極寒地帯雨あられなの

心を読める超能力者がいたけど

彼はその事実に凍えたわ

まりアンタが心がけるべきは

少しでも速くゴールすること

そーいう気概をもって挑むのよ

コーチの指示は絶対

……はっきり言わなきゃダメ

これから何を話しても

アンタは辛抱強く聞けってこと

いくつかが余計に見えても

必要に思えても

そこに意味見出して走るの

返事は結構

答えは態度で示しなさい


さもなくば引導を渡すから

わたし眼鏡を外したら最期

アンタのシューズ破壊される

数秒後には裸足の大将

それ結構いい靴でしょ?

古くさいけどちゃんとしてる感じ

ヴィンテージってやつかしら

ブタ真珠

デブダイエットコーラ

アンタには過ぎたものだわ

その靴がどれだけ大事かだとか

そんなの知ったこっちゃない

馬が念仏を唱えるんじゃないわよ

嫌なら証明しなさいな

走り抜けるの

実績を解除するの

人生背中で語りなさい

言っとくけど

「男は背中で語るもの」とか

そーいうんじゃないか

アンタが男でも女でも関係ない

これは物理的な話よ

バックボーン背骨のこと

いまアンタの背中は見えてないの

みんな前を走ってるんだから

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2020-10-26

anond:20201026165042

何件かついてるトラバと同じこと言うけど、都内コンビニ乱立地帯大手3社が同じくらいの距離にあったらセブンに行く。商品開発力が半端ない。あとは店員教育も他の2社よりしっかりしていると思う。とにかくファミマローソンエクスペリエンスで水をあけられまくってる。

たぶんマクロの勝因はエゲツない搾取と密集的な出店戦略なんだろうけど、企画力も開発力がすごいのでファンが離れないのはあると思う。

悪いニュースを聞くたびにセブン断ちを試みるけど、しばらくすると行ってしまう、というよりファミマローソンで凌ぐの無理。ファミマなんか金あるんだからちゃんと開発とか企画に力入れてくれマジで

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