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はてなキーワード: 道東とは

2022-11-26

ロシアウクライナじゃなくて日本相手に開戦しようとしてたんだって

ロシアウクライナでなく日本攻撃を準備していた...FSB内通者メールを本誌が入手
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/11/fsb-1.php

マジで開戦したたら安倍ちゃん顔に泥を塗られるどころの騒ぎじゃなかったな。

まぁでもロシア軍部はある意味で冷静だわ。
上陸して作戦展開できる基点が北海道東部にほぼ存在しないのでロシア兵を本当に無駄死にさせるだけになったと思われる。
そうしなかっただけ物凄く冷静。

上陸して作戦展開できる基点が北海道東部にほぼ存在しないというのは根拠のある話で、興味のある人は「根室湾」や「泊湾」「根室海峡」でググって欲しい。地形を見ることが出来るはずだ。
ここでのポイント根室湾と泊湾、根室海峡の北部位置する「知床半島」で、知床半島はその半島を縦に割るように連山が形成されている「知床連山」という。
知床連山が存在するため北方領土から上陸作戦を敢行しても知床半島南北で分断されてしまうため軍事活動が著しく制限される。

ロシア複数の基点から電撃的に奇襲攻勢をかけるのがお家芸(ドイツに学んだ)で、ウクライナ侵攻のときウクライナ東側北側から同時に奇襲攻勢を掛けた。
しか北海道場合知床半島南北に分断されてしまうため、根室湾および泊湾を担当するロシア軍Aとオホーツク海担当するロシア軍Bが連携することが非常に困難なのだ
しかロシア軍にとって頭が痛いのは日本が誇る全国津々浦々、山奥だろうが離島だろうが何処にだって存在するアスファルト舗装道路網が知床半島には非常に少ない。なぜなら国立公園から開発が制限されているのだ。

知床半島有識者は言うだろう「いや待てよ・・・国道334号通称"知床横断道路"区間があるじゃないか!分断しないのでは?」と。
そして有識者は同時に認めるだろう「知床横断道路戦車走らせるってぇ?そったらもん走らせたら道路がわぁやになるっしょ!?はんかくせぇべな」と。
「んだんだ。まぁだ夏ならなんぼか良いんでね?でもよぉ冬さどうすんだ?知床の冬はなんまらしぃばれるべさぁ?アップダウン結構あるべな知床連絡道路」のように道産子がわらわらやってきて「北海道東側から侵略するの無理だべさぁ」と結論付けてくれると思う。
道東占領できたとして今度は日高山脈あるから大変だよねロシア軍。

2022-11-24

anond:20221123204204

えっ、富良野道北、襟裳は道央じゃないの?

いや、富良野道央、襟裳を道南に入れる場合もあるみたいだけど、どちらも道東に入れるのは初めて見た。

ちなみに埼玉県は5つに分ける場合、わりと南東にあるさいたま市中央地域としているせいで、真ん中へんは西部地域、西の方は秩父地域になっている。東部地域北部地域はあるけど、南部地域はなし。

2022-11-23

シリコンバレーに住んでるとか、ドバイに住んでるとかそういうのでなくても

北海道道東に住んでるとか、高知の山の中に住んでるとか

そういうのでも十分話としては面白いと思うんだが

みんな自分面白さが分かってないよな。

北海道について気づいたこ

北海道道東)に住んで、全道を走り回ったことで気づいたこと。

合理的

松前辺りを除くと街が明治以降に出来上がったものばかりなので、よく言えば合理的、悪く言えばつまらない。

近畿地方に見られるような、入ることがためらわれるようなエリア被差別部落新興宗教の町、ドヤ街など)がほとんどない。

街はどこに行っても似たような風景なので記憶がごっちゃになる。

旭川だけ和名

北海道地名ほとんどアイヌ語漢字を当てはめたものなのだが(「札幌」、「帯広」、「稚内」等々)、旭川だけ和名が多い気がする。

神楽岡」、「曙」、「常盤通」等々。

何でなのかは調べてないから分からない。

内陸部の寿司がうまくない

帯広周辺の寿司は高いしうまくない。他方、札幌は安くてうまい店がゴロゴロある。

根室釧路から札幌に魚を運ぶ過程で落としていけば良さそうなものだが、札幌に持って行った方が高く売れるのか。

内陸でどうしても魚を食いたいなら、帯広地方卸売市場2階の海鮮丼の店がベスト

ラーメンがうまくない

個性あるラーメン屋がほんとうに無い。東京大阪から観光客に「ラーメン屋でおすすめは?」と聞かれたときにいつも困る。

ちなみに「信玄」や「すみれ」に並んでいると、お水の姉ちゃんに「並ぶほどうまくねぇよ!」と煽られる。

あとは旭川の「蜂屋」や函館の「あじさい」辺りが有名だが・・・。

(車で行ける範囲だと)名勝があまりない

印象に残っているところだと、サロベツ原野知床積丹半島礼文島、襟裳ぐらい。

あと自然にできたものではないが美瑛の畑は必見。

あとは本州でも見られる景色のような気がする。登山でもすればまた違うんだろうが。

日高山脈が巨大な壁になっている

北海道はそのど真ん中に日高山脈が聳え立っており、そこを境に人・物・カネの流れがぶった切られている。

(西は札幌、東は帯広釧路旭川はなんか微妙立ち位置

北海道大好きなんです~」と言ってくる人がいると「どうせ日高山脈”以西”が好きなだけだろう」と斜に構えてしまう。

エリアけがおかし

北海道エリア分けとして札幌周辺を「道央」と呼ぶのだが、そのせいで道南函館を指し、本来北海道中央である富良野や「北海道の南」である襟裳が「道東」でひとくくりにされてしまうことに違和感がある。

からでも「道央」は富良野とし、札幌函館は「道西」、襟裳が「道南」、帯広釧路根室を「道東」とすべきと思う。


また思いついたら書く。

2022-07-03

anond:20220703125027

それもう人口自体が滅びかけてる市なんか絶望的でしょ

せめて道東で会いましょう、道南で会いましょうって単位じゃないと

2022-06-22

最寄りのサイゼリヤまで250km

埼玉に住んでいた時、家から歩いて3分の所にサイゼリヤがあった。

学生時代ドリンクバー時間を潰し、社会人になってからマルゲリータピザWチーズ、辛味チキンビールを注文して、漫画ゆっくり読むのが幸福であり、気が付けば10年経っていた。

転勤で釧路に行くことになった時、「サイゼリヤはどこにでもあるだろ」と高を括っていたが、なんと北海道札幌旭川しかなく、釧路道東方面には1店舗も無い。

恐る恐る自宅から最寄りのサイゼリヤの経路を検索したところ、表示された所要時間は車で4時間16分。

肩を落として釧路港に向かうと、そこには海面から顔を出すアザラシがいた。

2022-04-10

anond:20220410103832

ウクライナ弾道ミサイルが少ししか使われてないのは理由が分かりませんが,普通は開戦と同時に主要な軍事施設を無力化するのに使います

同様に北海道攻略に使うなら,道南鉄道破壊して本州と切断,室蘭攻撃して港湾破壊,内陸の道路破壊して交通遮断航空基地を無力化ってところですか

ロシア経済的に何発撃てるのかは最近ハテナと思わなくもないですが,このくらいはできるんじゃないですか

道東から陸路石狩方面に来るには沿岸部を通るしかないという状況ならば,哨戒機で進軍の状況を監視して迎撃するのは簡単になります

いや道東から石狩方面に行く道なんかなんぼでもあるべと思うかも知れませんが,何年か前に大雨でJR止まってかつ橋が1個流された時,マジで通れる道があと一カ所しかないという状況がありました.戦車が通れる道が内陸に少ないので,何カ所か攻撃すれば助けに来るのが難しくなります.面制圧と言うほどのことをしなくてもいいわけです.

日本海戦で頑張るか戦術ロケット一生懸命配備する必要があります

2022-03-29

今年の連休はさ

ここ数年コロナ騒動GWは満足にツーリングできてない。

今年は心の洗濯としてツーリングにいきたいと思ってる。当方神奈川在住。

数年前に行った北海道は感動しっぱなし、道民おっさんに「道東行かねえやつはモグリだ」と言われ、道東にいきたい。

横須賀から九州まで直通フェリーが就航したので九州ツーリングも熱い。

四国は数回フェリーで行ってるが、何度行っても美味しいうどん、そしてカルスト

オクサマの実家がある信州メジャー道路もあるのでツーリングには最適。

東北も捨てがたい。仙台から青森秋田山形をぐるっと一周も捨てがたい。

うーん、悩むなあ。どこがいいと思う?ちなみに5泊くらいのツーリングを想定してる。

金に糸目はつけないよ。

2021-10-26

anond:20211026145112

道東とか道北を徒歩とかで移動しようとしたら、装備と訓練がそろってないと普通に死にそうじゃね?

2021-02-24

anond:20210223135206

別に道東サブカルやろうと思えばできるだろ

理解はされないけどな🤣🤣🤣

2021-02-23

anond:20210220111452

北海道道東のド田舎とか、九州山地の山奥の寒村とか、いろいろあるで。

まあ、そこまで行かなくても、山陰東北山間部は、それなりに、、、

2020-12-09

anond:20201209203549

旭川には日本最北の医大があって、人口比で医者比率がすごく高いんだ

道北道東における勢力圏北大と二分しているので、旭川医療崩壊すると北海道の半分が崩壊するに近い

2020-12-03

【再掲】日本は稲作を続けるべき

日本主食であるであるが、ご存知のように(?)貿易の少ない作物である

米の生産量そのもの世界レベルで見ると小麦の2/3程度とそこまで少ないわけではない。なぜ貿易が少ないかというと理由は2つある。

1つは、米という作物には『夏に暑くなければいけない』『水が大量に必要』という特徴があり(ちなみにインディカ米は概して暑さに強く寒さに弱い。逆にジャポニカ米はある程度寒さに強い代わり暑すぎるとダメである)、

必然的栽培できる地域は熱帯系かCfa(温暖湿潤)気候、もしくはステップ気候でも雨が多い(+外来河川など)地域くらいとなる。冷夏で酷いことになった1993年平成の米騒動を覚えている人…は中年だが。

この点で小麦とはそもそも条件そのものが異なる(小麦は暑さに弱いが、温帯なら『秋に植えて春に収穫する』という手もある)。

そしてこの条件に該当するのは概ね『赤道直下~緯度15度前後』か『緯度30~40度前後』の地域だ。

なぜ回帰線(緯度23.4度)周辺は向いていないことが多いかというと、ハドレー循環(熱帯で熱せられた空気は対流となり、回帰線の周辺で下降気流を生む。当然ながら下降気流=高気圧である)の関係で雨が少なくなる傾向にあるからだ。

これらの稲作地域にいわゆる『農業先進国』は少ない。アメリカ合衆国南部くらいだろう。

2つ目は、この『米の栽培に向いた条件』に該当する地域に、インド中国を抱える人口密集地帯が含まれているためだ。

結果、インドはまだしも(多少は米の輸出をしている)中国は最大の米生産であると同時に最大の輸入国となっている。

他の国もおおむね自給プラスアルファ程度にしか生産できていないというか、稲作が出来るから大量の人口を支えられているとも言える。

アジア以外に目を向けるなら、アフリカ赤道近辺は政情不安国のオンパレードであるから現時点では灌漑設備を維持するのが厳しいだろう。

南米ブラジル近辺ならもう少し栽培できる(現に生産量9位にランクインしている)かもしれないが、熱帯雨林を切り拓いてまで生産する必要があるとは思わない。

(余談ながらブラジル小麦生産にも向いていないため小麦の一大輸入国である

米の輸出第2位の国はアメリカ合衆国であり(1位はタイ)、『米の輸入を自由化したらアメリカ産の米が入ってきて日本の稲作は壊滅する』などと一時期言われたが、

現在では逆にアメリカの稲作がいつまで輸出を続けられるかが怪しくなっている。

アメリカの稲作といえばまず思い浮かぶのはカリフォルニアだが、実はカリフォルニアの降水量はそこまで多いわけではなく、

北部のユーレカならば967mmあるが、中部サンフランシスコで565mm、南部ロサンゼルスだと386mmである

このような地域外来河川を利用して稲作をしてきたわけだが、近年では人口増加もあってサンフランシスコサクラメントでは取水制限が発動することもあり、水を大量に必要とする稲作がカリフォルニアで持続的なのかは微妙だ。

一方、アメリカ最大の稲作地域は実はカリフォルニアではなくアーカンソー州であり、確かにCfa気候の上にミシシッピ川も流れているから向いてはいるが、

今後アメリカアジア移民が増えて米の需要が増えた時にどうなるかは未知数だ。

翻って日本に目を向けよう。『夏に暑くなければならない』『多量の水が必要』という米の特徴はまさに日本向きだ。

日本道東(海流と風の関係で霧が発生しやすい)以外の地域ではおおむね夏の最高気温は30℃を超えるし、降水量はほとんどの地域1000mmを超える。

そもそも、600mmの雨が降って『年間降水量の3~4割』などと言われる地域の方が世界的には珍しいのであるロンドンパリベルリンローマといった西欧都市なら600mmは年間降水量に匹敵するかそれ以上だったりする。

以上で述べたように米は多くが生産国で消費され、そこまで世界市場で貿易されていない。一方で日本にとっては気候的に比較的向いている作物である

しか栽培できる地域に限りがあり、今後生産が増える見込みもそこまで多くはない。アフリカの国の政情を安定させ、現地で灌漑設備を維持しながら生産…できるようになるのはいつの日か。

となると、(日本武力紛争に巻き込まれたらどうにもならないが)産地が紛争に巻き込まれリスク天災によるリスクなどを考えた時に、日本は稲作を続けた方が良いのではないか

2020-06-21

anond:20200619182655

かつて国家規模で地域まるごと巻き込んで実験してその後地域ごと放棄した例はある

道東の大規模酪農プロジェクト

日本でもプロジェクト失敗したら地域ごと放棄できる

2020-05-26

anond:20200526012803

院内感染が確かに思ってるけど、それで病床埋まってるし札幌は元々多いんだけど道東も収まってないよ。

札幌外道内は自粛解除してもいいとは思うけど、何気にリンク無し感染じわじわ増えてるんだよ。

2020-05-06

北海道ゴシップ誌

全国規模のゴシップ誌は大きな話題を生み政治芸能界まで影響を及ぼす。

かつて北海道にはこうしたゴシップ誌地域版が大きな人口圏域ごとに存在していた。

札幌拠点を持つ『財界さっぽろ』『月間クオリティ』は出版事情が厳しいと言われ続けて何十年と経つのに、北海道圏域カバーするゴシップ誌として、いまだに頑張っている。

サブの稼ぎが色々あるからこそなんだろうけど、みんなが好きな、怪しげで、しかローカル話題道民提供している。あとエッチなことができる場所も!

北海道庁、北海道警察、北海道新聞権力の中枢では時に怪しげなことをするので、『財界さっぽろ』『月間クオリティ』が書きうる話題ってのは結構ある。

それはいいんだが、各都市にあったこういう小さなゴシップ誌平成時代を経てほぼ絶滅した。

現在2000年くらいから勃興した、飲食店美容室使用クーポン割引になる(特に最近ではスマホと連動した)コミュニティ雑誌地域を席巻しているだろう。

ところが旭川だけは事情が違う。もちろん北海道第2位の都市からといってしまえばそれまでなんだが、なぜか、いわゆるゴシップ誌が少なくともまだ二つあるのだ。

月刊メディアあさひかわ』『月間北海道経済

『月間北海道経済』一応ウェブサイトがある。http://h-keizai.com/ クソローカルなゴシップ誌面白さ感じて欲しい。

道北稚内にはまだ『月間道北』が生き残り、そして道東根室には『月間新根室』(根室内陸部の大都会中標津拠点)がある。ゴシップ的なものを扱うのはこれくらいだろうか?

旭川は謎の都市で、地域メディアが異常に多い。如上で述べたものの他に、『グラフ旭川』(マイルド地域雑誌)や『あさひかわ新聞』などがある。

理由考察しようと材料を集めているが、旭川特に他と異なるのが人口規模くらいでまだ説得力のある話をすることができない。釧路とか函館とか、苫小牧くらいにもあっても良さそうなものだ。

色々意見があるだろうけど、もうなくなってしまった他の都市ゴシップ誌は戻らないから、メディア多様性がある旭川は羨ましいし、面白い。

あとこういう「インターネットっぽさのないメディア」って今後どうなっていくんだろうかと思う。意外にネットが普及すればするほど独自性が出てきてなんだかんだ生き残るのかもしれない。

皆さんの街はローカルなくくりをするゴシップ誌、ありますか? 本州とかどうなんだろう。

2020-02-23

anond:20200223013831

根室患者出ていて網走釧路患者出ないのは不自然

自然理由中国映画「非誠勿擾(フェイチェンウーラオ:邦題 狙った恋の落とし方。)」にある

道東中国人観光客が増えた原因が非誠勿擾で、これの撮影地日本も含まれていて釧路阿寒湖網走厚岸、斜里、美幌なんだよ

釧路道東観光ハブとして周辺市町村を巡るツアー形態が大半なんだ(JR特急スーパーあおぞら、釧路空港があるため)

根室感染が拡大しているなら釧路ではコントロール効かないレベル感染拡大が確認されていなきゃいけない

増田の推論は不可解がすぎる

ちなみに非誠勿擾は中国レッドクリフを超えたバケモノヒット映画

2019-10-28

日本は稲作を続けるべき

 日本主食であるであるが、ご存知のように(?)貿易の少ない作物である

米の生産量そのもの世界レベルで見ると小麦の2/3程度とそこまで少ないわけではない。なぜ貿易が少ないかというと理由は2つある。

1つは、米という作物には『夏に暑くなければいけない』『水が大量に必要』という特徴があり(ちなみにインディカ米は概して暑さに強く寒さに弱い。逆にジャポニカ米はある程度寒さに強い代わり暑すぎるとダメである)、

必然的栽培できる地域は熱帯系かCfa(温暖湿潤)気候、もしくはステップ気候でも雨が多い(+外来河川など)地域くらいとなる。冷夏で酷いことになった1993年平成の米騒動を覚えている人…は中年だが。

この点で小麦とはそもそも条件そのものが異なる(小麦は暑さに弱いが、温帯なら『秋に植えて春に収穫する』という手もある)。

そしてこの条件に該当するのは概ね『赤道直下~緯度15度前後』か『緯度30~40度前後』の地域だ。

なぜ回帰線(緯度23.4度)周辺は向いていないことが多いかというと、ハドレー循環(熱帯で熱せられた空気は対流となり、回帰線の周辺で下降気流を生む。当然ながら下降気流=高気圧である)の関係で雨が少なくなる傾向にあるからだ。

これらの稲作地域にいわゆる『農業先進国』は少ない。アメリカ合衆国南部くらいだろう。

2つ目は、この『米の栽培に向いた条件』に該当する地域に、インド中国を抱える人口密集地帯が含まれているためだ。

結果、インドはまだしも(多少は米の輸出をしている)中国は最大の米生産であると同時に最大の輸入国となっている。

他の国もおおむね自給プラスアルファ程度にしか生産できていないというか、稲作が出来るから大量の人口を支えられているとも言える。

 アジア以外に目を向けるなら、アフリカ赤道近辺は政情不安国のオンパレードであるから現時点では灌漑設備を維持するのが厳しいだろう。

南米ブラジル近辺ならもう少し栽培できる(現に生産量9位にランクインしている)かもしれないが、熱帯雨林を切り拓いてまで生産する必要があるとは思わない。

(余談ながらブラジル小麦生産にも向いていないため小麦の一大輸入国である

 米の輸出第2位の国はアメリカ合衆国であり(1位はタイ)、『米の輸入を自由化したらアメリカ産の米が入ってきて日本の稲作は壊滅する』などと一時期言われたが、

現在では逆にアメリカの稲作がいつまで輸出を続けられるかが怪しくなっている。

アメリカの稲作といえばまず思い浮かぶのはカリフォルニアだが、実はカリフォルニアの降水量はそこまで多いわけではなく、

北部のユーレカならば967mmあるが、中部サンフランシスコで565mm、南部ロサンゼルスだと386mmである

このような地域外来河川を利用して稲作をしてきたわけだが、近年では人口増加もあってサンフランシスコサクラメントでは取水制限が発動することもあり、水を大量に必要とする稲作がカリフォルニアで持続的なのかは微妙だ。

一方、アメリカ最大の稲作地域は実はカリフォルニアではなくアーカンソー州であり、確かにCfa気候の上にミシシッピ川も流れているから向いてはいるが、

今後アメリカアジア移民が増えて米の需要が増えた時にどうなるかは未知数だ。

 翻って日本に目を向けよう。『夏に暑くなければならない』『多量の水が必要』という米の特徴はまさに日本向きだ。

日本道東(海流と風の関係で霧が発生しやすい)以外の地域ではおおむね夏の最高気温は30℃を超えるし、降水量はほとんどの地域1000mmを超える。

そもそも、600mmの雨が降って『年間降水量の3~4割』などと言われる地域の方が世界的には珍しいのであるロンドンパリベルリンローマといった西欧都市なら600mmは年間降水量に匹敵するかそれ以上だったりする。

 以上で述べたように米は多くが生産国で消費され、そこまで世界市場で貿易されていない。一方で日本にとっては気候的に比較的向いている作物である

しか栽培できる地域に限りがあり、今後生産が増える見込みもそこまで多くはない。アフリカの国の政情を安定させ、現地で灌漑設備を維持しながら生産…できるようになるのはいつの日か。

となると、(日本武力紛争に巻き込まれたらどうにもならないが)産地が紛争に巻き込まれリスク天災によるリスクなどを考えた時に、日本は稲作を続けた方が良いのではないか

2019-10-24

レンタカーカーナビってすごく不便じゃない?

レンタカーカーナビって走行中は音量とか以外の操作が出来ないようになってるんだよね。

この間それを使って道東走ったんだけど、

・やたら細い道路農道)に案内する。

通行止めしてる道路に案内する。

・到着時間が遅い道を案内する。(別に大きい道路を案内するわけじゃない)

・山奥で崖(行き止まり)に案内する。

ってなっててすごくストレスだった。

え、間違ってる!!この道きっと違うって思って別のルートを通ろうとすると

しきりに間違った道に戻そうとして新しいルートさない。

まあ、それはそれで仕方ないかナビだしなと100歩くらい譲って思うんだけど

走行中に設定変更できないのがさ・・・信号いから止まらないし

止められそうな店とかも無いし、道の端もそんなに広くないわから止められない

なんで、こんな仕様なの逆に危なくないか

2019-07-19

anond:20190718183707

大声をあげることは犯罪じゃないけど、暴動扇動することは犯罪だよね。たぶん未遂でも。意図があれば。

暴力革命なんて20世紀化石なんだから、やり方を考えた方がいい。

資本主義がきらいなら、道東の方とかでコミューンを作って、自給自足でもやってみたらいい。

権力側はそっちの方が恐ろしいと思う。

2019-06-15

北海道の広さに対して道東道南道北道央という区分け

大雑把過ぎない?

道東・道西・道南道北・道中・道・道武蔵美園道くらいに分けてもよくない?

2019-06-07

anond:20190606222012

ターゲットが絞り切れていないようなので、道東いいんじゃないでしょうか。

釧路IN女満別OUTまたはその逆。レンタカー借りる。

釧路網走観光しながらでも1日でそれほど無理なく移動できる距離。途中で泊まれさらに余裕。

摩周湖阿寒湖屈斜路湖釧路湿原、等々。知床道東からでもちょっと遠い。

温泉弟子屈川湯温泉が、硫黄が嫌いでなければおすすめ

2018-10-19

釧路市の発展の要因をさぐる

本稿では、下記ブログで軽妙に紹介される釧路市の停滞について歴史的経緯から振り返ってみようと思う。

https://www.kansou-blog.jp/entry/2018/10/18/173838

http://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.kansou-blog.jp/entry/2018/10/18/173838

漁業築港

近世期には、釧路は「クスリ場所」という漁場が設定され、松前藩から委託された業者がそこから利益を独占していた。

そこでは鮭や昆布、鰊などの海産物のほか、内陸やその他獣の毛皮が収集されていた。

釧路には港がある。というか、大きな港を構築できた。これが大きかった。

函館から太平洋側に航路をとると、日高の小さな諸港を数えるばかりで、大きな築港ができない地形が続く。

例えば十勝国広尾港の小港を除けばずっと遠浅の地形が続く。内陸に続く十勝川河口も例外ではなく、ついに十勝では大規模な漁港を構築しえないまま現在に至っている。

苫小牧港は、実は昭和の初めから計画されたもので、陸地を魔改造した港。自然にできたものではない。

立地

釧路道東地域に程良く近い。厚岸にもいけるし、白糠にも近いし、内陸を通って今の北見国にも通ずる。

港を基点に色々なところに行ける。

採炭地と鉄道敷設

近世末~近代初期にかけて、釧路では石炭が取れることがわかってきた。

こうなると船舶だけでなく、鉄道敷設が期待されるようになる。

そもそも北海道鉄道濫觴は、採炭メインで三笠市小樽市とを接続したものファンが多い分野だからあえてここでは雑に触れる)。

っつーことで、明治34年釧路駅ができる。そこから十勝方面鉄路が伸びて、日高山脈と言うでかい山脈越えるのが明治40年

これで札幌小樽函館本州方面鉄路でモノを送れるようになる。

明治40年にここまで行けたのは結構重要結果的に、大正3年~の第一次世界大戦好景気に間に合う形になり、色々な階層を潤わせた。

林産と製紙工場

鉄道ができると、海産物石炭以外にも物資を運べるわけだ。

となりの十勝の連中は昔から今まで農畜産物本州輸送し続けてやがる。

釧路は何を集散したかというと、木材だ。

北海道森林資源豊富だが、でっかいどう過ぎて、山奥から運べないし、そもそも北海道から運べない。

鉄道ができたことで、山奥から何とか駅まで運べば何とかなることになった。

で、木材を運んだ先の釧路製紙工場ができる。

製紙業が発展するのが大正時代第一次世界大戦好景気後に「なんだ? 釧路工場作って船や鉄道で運べば産業になるじゃん」と本州資本が本腰入れ始めるわけだ。

王子製紙富士製紙なんかの巨大企業木材の切り出しか工場生産まで取り仕切るようになる。つまり、カネを投下してゴリゴリ生産し始める。まぁ切出しは下請けに任せるんだが。

また、水産加工業もまた、この時期にこうした大規模化がはかられる。ビートでんぷん工場も本格化する。

観光

昭和の初めになると、全国的観光ブームになる。すごいねJTB(の前身)。

そうなると、阿寒ですよ。成熟した鉄道路線の観光利用が始まる。

こうした中で、食品釧路ブランド化の萌芽が見られる。最近B級グルメブームまで尾を引いている。

まとめ 全て去ってゆく

さて、読んでいてわかる通り、釧路を支えてきた要因が全て転換期を迎えている。あるいは既に転換してしまっている。

魚は食が多様化してしまったし、石炭は使わねえし、紙はIT化で打撃を受けた。阿寒に行きたい? ちょっと一回くらい行きたいかなぁーーーくらいでしょう?

唯一の望みは工場敷設。釧路には、近隣の農水産物を加工する工場があるわけだが、そこも絶対的に振るっているかというとそうでもない。

輸送技術輸送ルート多様化して、釧路固有性が薄れてしまった。この辺りは正直詳しくない。

最近日本製紙釧路工場が規模縮小するというニュースがあった。また人口が減るねえ。

https://www.fukeiki.com/2018/05/nippon-paper-stop-production.html

ただし、釧路が栄えるにも衰えるにも、こうした地勢と歴史的要因にヒントがある。すべては地理とそこでの人の営みだ。

誰かがこうした地勢と歴史的経緯を持つ「クシロ」に、新たなビジネスの種を見出すことがあるかもしれない。

2018-08-13

十勝毎日新聞社花火大会害悪

毎年8月13日は、私の故郷北海道帯広市で大きな花火大会がある。

近年では全道的・全国的に名の知られるようになった花火大会だ。

タイトルの通り、この花火大会はそれなりに問題を孕んでいる。


凶悪渋滞を引き起こす

開催場所市街地に近すぎて、市内にアホみたいな渋滞引き起こしている。

最近は、札幌からも客を呼ぶので、なんど道東道まで渋滞していると言う。

帰省中の人、退勤者、道東への物流に重大な被害が及んでいる。


近隣住民迷惑

トイレ貸してくれ。と、見ず知らずの酔った人に言われる。大便もある。

とこんな感じ(他にも花火演出がクソださい、花火の前の企業宣伝がクソ長いなども問題がある)なのだが、

最大の問題は、こういう花火大会開催に当たっての問題点や課題が、毎年開催されるにもかかわらずクリアされにくい構造にあるのだ。

その理由は単純で、主催者十勝毎日新聞社と言うこの地域ブロック紙からだ。

十勝地方新聞社は、長い淘汰の歴史を経て、この十勝毎日新聞社一社のみが現在生き残っている。

地域ミニコミ誌経済誌出版文化の低迷により絶滅した。

現在ミニコミ誌は、十勝毎日新聞社北海道新聞社系列誌だ。

すなわち、十勝管内の言論がほぼ一社に占められている。

新聞だけではない。十勝毎日新聞社ケーブルテレビを展開し、観光事業にも手を伸ばし、ホテルやガーデンを系列会社経営している。

十勝毎日新聞社のすごいところは、開拓時代から多角経営していてもう100年もこの地域新聞屋をやっているところ。

この寡占状態ゆえに、だれも地域反論を上げられない。上げるための器がない。

花火大会自体経済効果があるからいいのだが、特に反省がなされることなく、だんだんと規模だけでかくして「来年もやりましょ」的に膨張している。

のしわ寄せを、だれも反対できないし、だれもケアしようとしない。というか、できない(十勝毎日新聞社もただ自分事業を行なっているに過ぎない)。

十勝毎日新聞社ライバルがいないから、深いところまで気にしなくていいのだ。そして実際気にしていない。というか、できない。他社(他者)の眼がないから。

その構造こそが最大の問題点だが、それゆえに解決は難しい。

十勝は昔から農産物生産地で、モノカルチャー雰囲気がある。実は産業だけでなく、観光出版言論もまたモノカルチャーなのだ北海道らしいと言えばらしいのだが。

釧路市苫小牧市なら、こうはならないと思う。

この花火大会が孕む問題はぼやっとしている。だれも地域でそれを認識できない。私も別にいいのでは? と思う気持ちもある。

誰もこれでいいかどうか解らない。誰も問題推し量る尺度すら持っていない。

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