はてなキーワード: ビジネスライクとは
・承認欲求やお金のために安い嘘なのに本当だと言い張るところが好き
・実益がないのにプライド優先でくだらない権力闘争に明け暮れるところが好き
・普段偉そうぶってる権威が盛大な事故や汚職発覚するのとかめちゃくちゃ大好き
・歴史上の偉大な人物を調べて「でもこれだけ偉大な人が沢山いても人類って未だに間違い続けてるから無意味だったね!」って思うの好き
・宗教とか最高に楽しい、何の解決にもなってないところとかお布施とか政治とかでビジネスライクにされてるところとか大好き
・人間の黒い感情が好き、どうしようもなくドロドロしてるところとか見るのが好き
・俺の心をえぐってくる作品が好き、鬱作品でもとびっきりの努力しても自分の罪のせいでパーになる展開とか好き
・ヒトが楽しそうにするのを遠巻きに見るのが好き、自分を当事者にされたら面倒で不機嫌になる
・ヒトが不幸になるのが好き、偽善者面して理想論を振りかざすやつが失敗するところが好き、特に権威の強いやつがそうなると好き
ぼっちで映画でも観に行こうかって時は、どう選んでいいか悩むと思います。
アニメみたいに1話みて切るってわけにも行かないし、何観たらエエんや、みたいな。
例えば、名古屋はわりとアニメに好意的。川崎は映画ファン向け。
思い入れがないなら、Googleマップで近所にイオンがある映画館なら無難。
まず、シネコンのスケジュールなら「新作」マークが必ずついてます。
観る映画に悩んでるなら(難しいところですが)新作は避けましょう。
「ビジネスライクに当たる」と思ってるモノです。
映画の面白さとは無関係に、PRがバンバンされてる、前評判が良いナドナド。
もし新作で観るとするならこっちかな?
「ビジネスライクに当たった」モノです。
なので、ハズレはすぐに入れ替えられます。
マークが無いのに上映回数が多くて、どの時間帯でも観られるのは、当たってる映画です。
自分にあうかどうかは別として、わりと万人向けの「最近の映画」ってことが多いです。
映画名でググって、いつ公開か調べると2種類あるのが判ります。
(時期によりますが、コケた可能性が消えるのがだいたい1ヶ月です)
上映回数は少なくて、2回とか1回だけだけど、まだやってる。
この中から自分の気になる映画を選べば損したと感じることは少ないでしょう。
1ヶ月以上やってる映画で、上映回数の少ないものを、なんとかやりくりして観る。
これが自分の知らないジャンルで「良い映画」に出会う方法の一つだと思います。
(誰かには広報されてるけど、自分に届いていない作品に出会う方法として)
公開日が1ヶ月以上前なのに5回以上(シアター1日専有状態)やってるのは、大ヒットです。
映画館はどこもヒーヒー言いながらなんとか維持してる状態なので、儲からないことはしません。
「君の名は。」は、公開が2016年8月26日と2ヶ月以上前で、まだ多くのシネコンで5回以上やってる。
それは、ビジネスライクに当たった映画で、普段映画を見ない客層にも届いた映画だと言えると思います。
(日本人は映画を観に行ける客層が幅広いので、どこかに届けば大ヒットします http://anond.hatelabo.jp/20161030202934 )
例えば「レッドタートル ある島の物語」なんかは、上映回数は少ないが上映期間は長かった。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2900992.html
・「免許」は、格差を嫌い層からバッシングを受けそうなネーミング。
・「健康ゴールド」ってワードは意味わからないけどキャッチー。(すぐ記憶できる)
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・「弱者に損を」というか(日本にある金は有限なので)効率化しましょう。という提案だと受け取った。
健康に気をつかっている人を優遇しましょう→格差つけるな。という批判がある。
だが、生活リズムがめちゃくちゃで不健康な人の保険費を健常者が払うのは健常者の自分から見たら不公平と感じる。
もちろん、運悪く、、、って方もいる。難しい。
みんな優遇されたいけれど出来ない。組織のリーダーが優先度をつけるのは、会社の給料制度と一緒。理屈はわかる。
※少数の弱者の声を拾うのは大事だけど、そのために多数を苦しめるのは良いのか。って議論は(みんな優しいから)起きない。言うとみんな優しいからボコられる。あれ?
全員をカバーできないから「そもそも不健康にならないで欲しい」というのは良いリーダー像だと思う。
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・人気取りが必要な選挙制度でなければ社会保障に金をかけずビジネスライクにさっぴかれる。というのが現状。
すこし自分の思ったことをまとめてみた
内容 | 恋人 | 風俗 | ラブドール |
---|---|---|---|
初期投資 | お金と時間と自分次第 | 2万前後 | 50万〜100万ぐらい |
維持費 | お金と時間と自分次第 | なし | なし |
総費用 | 人によって+になったり一生分以上のお金が掛かる | x回数 | 50万〜100万ぐらい |
容姿 | 運と自分次第 | パネマジがあるがある程度はお金次第 | 選べる |
劣化 | 時とともに劣化 | 選ぶ相手を変えれば解決 | 基本的には無し |
愛情 | 自分と相手次第 | 基本的にはビジネスライク | 与えるだけ |
コミュニケーション | 自分と相手次第 | お金と自分と相手次第 | 一方的 |
性交渉 | 自分と相手次第 | お金次第 | いくらでもOK |
性病 | 人によってはある | それなりにある | なし |
手軽さ | 手軽ではない | 移動と時間とお金がかかる | お手軽 |
浮気 | それなり | ビジネスですので | なし |
責任 | 子供ができてしまうと・・・ | 基本的は無し | なし |
結婚 | できる | できなくはない | 限りなく0に近しい |
子供 | 大体は作れる | 大体は作れる | 新たに購入 |
廃棄 | 人によってはストーカー化や慰謝料等 | お金の切れ目が縁の切れ目 | 業者に連絡 |
将来性 | 人による | 考えなくて良い | AI,AR,VR等々技術の発展によっては・・・! |
相手の変更 | 年齢と収入によって難しくなる | お金でいくらでも | お金でいくらでも |
ハーレム | 基本的には難しい | お金でいくらでも | お金でいくらでも |
周りにバレると | リア充 | エロ親父 | ヤバイ |
こう並べてみると
って感じがしてきた
研究室に行くのがどんどん嫌になり研究室に行く時間も減っている
研究室鬱についても調べることが増えた。
コアタイムは無いし、毎週の進捗報告も特に進展が無ければ「特に進捗ありません。~している途中です。」で済まされる。
就活が終わってから研究を本格的に始めたが、正直最初から何をすればいいのか全然わからなかった。
わからないことがあれば教授や先輩に聞かなければいけないのだろうけど、自分の研究テーマは先輩たちとは多少分野が違ったので
自分が所属している研究室の教授は質問をしにいくと、まず「君はどう考えているの?」というように聞いてくる。
それに答えるとさらにそこから細かい部分について同様の質問が出てきて突き詰められる。
学生に考えさせたいという意図はわかるのだけどそれがプレッシャーとなり教授に質問をしに行くのが怖くなった。
質問をする前に考えをまとめるが当然わからないことがあり、でもそれを質問するのは怖く考えがまとまらない…という
悪循環になっていった。
研究室に仲のいい人がいないということもつらい要因の一つになる。
研究室の同期は俺に対してはビジネスライクな関係で、仲が悪いわけじゃないけどそんな気軽に話したりはしない。
俺以外の同期は元々仲が良かったため普段から話してるけどその輪に入れない。
研究室にいるときは基本話し相手がいなく、もくもくと研究を行っているのだが案外それが辛かった。
考えがまとまらないし話す人もいないのでストレスが溜まっていく。
実験をするときには自分以外に先輩を一人ついてきてもらわないといけない。
実験は3時間ほどかかるので先輩の時間を取ってしまうのが申しわけないと思い実験をするのを躊躇してしまう。
研究っていうのはそういうもんだし仕方ないとは思うけどこの感情は消えない。
この前の実験は失敗してしまいまた同じ内容の実験で先輩についてきてもらわないといけないのが憂鬱だ。
研究が進まず迷惑もかけて、自分はいないほうがマシじゃないかと思う感じる
比較的結果の出しやすいテーマと教授に言われて今のテーマにした。
ハード系の研究だが、シミュレーション系の研究の方が向いていたように思う。
研究がうまくいかずに自分の精神が変わったと思うことが3点ほどある
慣れないことや新しいことをし始めるとき、うまくいくか不安で先延ばしにすることが多くなった。
この日記もどっかしら間違えてそう。
対処としては小さな成功を積み重ねていくようにするといいらしいが、研究で小さな成功すら思いつかない。
家にいてゲームをしているときに、こんなことをしていていいのか、もっと実のあることをすべきじゃないのか。
無駄なことをしてはいけない、というような気持が出てくるようになった。
ネガティブなワードや人を馬鹿にしたり茶化すようなことが頭に浮かんだら
静止できずに言ってしまうことが増えた。
研究が始まってから研究関連でうまくいってることなんか一つも無い。
研究室選び、研究テーマ選び、研究室内のコミュニケーション、研究の進め方のすべてを間違えてしまった。
別の研究室やテーマならうまくいったのかと考えるけど、結局同じ道を行く気もする。
いまはただ卒業研究が終わってほしい。
結婚生活がどうやったら幸せなものになるのかについて妻と議論した。出てきたもののうち、「感謝や好意を言葉にする」とか「笑顔」とかそういう一般的なことは置いておいて、我が家ではこうだなというのを3つ書いておく。
家庭内だけで通じる隠語というものはどこの家でも自然とできてくると思う。我が家だと以下のような感じ。
なんとなく自然発生的に呼んでるうちに定着するのだと思うけど、こういう狭い共通の語彙を持つことはなんだか嬉しい。恥ずかしくてこんなこと絶対に他所に知られたくない、と思える言葉ほど良い気がする。(例で出してるのは俺の名前じゃないぞ。)
狭い半径の中で一緒に家事をすることは一番のコミュニケーションだと思う。これが家事ごとに完全に分業になると、ビジネスライクでドライな空気になり、話す時間も少なくなるし、その家事についてのちょっとしたノウハウや拘りも共有できなくなってしまう。
こういうのは意識して使うテクニックじゃなくて、なんとなくそうなったという結果でしか無い。
でも、もし夫婦関係で悩んでいる人がいたら、突然「今日はメグチャーが食べたいな」とか言ってみると案外幸せになれるかもしれない。何それキモいとか言われても当方は責任を取りません。
2015年11月24日、ジャニーズグループ・KAT-TUNの田口淳之介が引退を発表した。
2015年12月6日、ウエンツ瑛士と小池徹平の音楽デュオ・WaTが解散を発表した。
泣き崩れるファンの声を聞いた。一気に加速するTLを見た。
そしてその中で、何度も同じ単語を目にした。
許さない。
拒絶しないで。
置いて行かないで。
ゾッとした。
自担や推しグループがアイドルを辞める気持ちは痛いほどにわかる。
けれど、許さないってなんなんだ?拒絶しないでってなんなんだ?置いて行かないでってなんなんだ?
自分は好き勝手恋愛したり結婚したり転職したり退職したりするくせに、私たちファンは彼らにそれを許さない。
「○○には熱愛発覚なんてして欲しくないし、結婚なんて以ての外」と言っておきながら
自分は旦那を作り、子どもを産み、仕事を変えたり辞めたりする。
その間に彼ら彼女らが諦めてきたものの多さすら見ないふりをして。
例えば自分の好きなグループのメンバーや、自分の好きなアイドルが結婚したり引退した時、ファンは泣くれど。
「辞めないで」「置いて行かないで」「拒絶しないで」と叫ぶけれど。
果たして結婚や引退は、彼らからファンに対しての"拒絶"だろうか?
彼らはいつだって「これからも応援よろしくお願いします」と言うのに、それは果たして"拒絶"だろうか?
例え引退してメディアの前に姿を表すこともなくなって、芸能人ではなく一般人になったとして
果たしてそれは"拒絶"だろうか?
人気絶頂期に『結婚しないで』と言ってたかと思えば、『いい歳なんだからそろそろ結婚したら』と言う。
彼らが髪型を変えれば『前の方が好きだった』と言う。
彼らが自身の新しい可能性を切り開こうとすれば『○○はそんなことしない』と言う。
かつてはファンだった彼らを見れば『まだやってたんだ』『最近テレビ出ないよね』と言う。
彼らは私たちに決して「結婚しないで」「まだファンやってたんだ」なんて言わないのに。
おそらく、本当に推測の領域でしかないのだけれど、いつだって"拒絶"してきたのはファンの方ではないだろうか。
結婚することを、引退することを、髪型を変えることを、新しい可能性を切り開くことを
『なんでそんなことするの』『なんでそんなこと言うの』と自分勝手で自分本位な言葉で
彼らが変わることを"拒絶"してきたのはファンの方ではないだろうか。
きっと彼らは、たくさんの夢や希望や責任を背負うことでスポットライトの下に立つことを許されたけれど。
「アイドル」として、スポットライトの下で輝くことを許されたけれど。
じゃあ私たちファンは、彼らに何を許してきただろうか?
たくさんのことを縛ってきたくせに、たくさんのことを許さずにきたくせに、
彼らが振りまく無償の笑顔と愛にズルズルと甘えて、自分勝手な理想を押し付けて。
そんな彼らが自分の人生のためにした決断を、『なんで』と"拒絶"してきたのはいつだってファンの方だ。
彼らがスポットライトの下に立つための営業スマイルに必要以上に
多くの理想と偶像を押し付けて、塗りたくって、自分の理想と違う言動をすれば"拒絶"と叩く身勝手さ。
自分たちが勝手に好きになって、勝手に応援して、勝手に理想を押し付けて、勝手に拒絶したくせに。
別に誰に頭を下げられたわけでもなく、ジャニーズアイドルになった彼らを勝手に好きになったくせに。
ジャニオタの心底にある、宗教まがいな信仰心は本当に怖いと常々思う。
私たちジャニオタは、「私は○○のファンだから」という身勝手な信仰心で
時として彼らの足を引っ張るどころかその心を折ることすらあるだろう。
けれど私たちジャニオタが彼らから元気をもらうように、私たちの黄色い声や落とすお金が
彼らの背中を押す応援になっていることも間違いではないと思うのだ。
それはある種の需要と供給のような、ビジネスライクな関係にとてもよく似ている。
お金を積めば会いに行ける、いつだって笑顔を見せてくれる、そういうことを生業として
その「偶像」を勝手に「崇拝」しているのが私たちジャニオタだ。
「偶像」は「偶像」だからこそ尊いのであって、かっ開いて中を見て嘆くだなんてナンセンスだ。
結婚することを、引退することを「寂しい」「悲しい」と思うのは当然の心理である。
けれど「許さない」「拒絶された」と思うのはどう考えてもおかしいと思う。
自分は自分の人生を好きなように歩んでいるんだから、彼らに彼らの人生を好きなように歩ませてやれよ。
汚い男やもめのアパートの台所の下にシートをしいて
いろいろする
嬢はすごくビジネスライクに
作り笑顔で「気持ちいい?」などとたずねながらも淡々と進行する
相手も相手で素人(もしくは限りなくそれに近い立場)でされるがままに
ろくに受け答えできないで翻弄される
男がとつぜん
「お願いがあるのですがいいですか?」
「なあに?」
「最後口がいいんですけどいいですか?」
嬢は腰を振りながらも(騎乗位)
「いいわよ」と抜く
で、フィニッシュ
といったら嬢はまんざらでもなかったのか最後にビジネスじゃない笑顔をみせた
この笑顔が非常にかわいかった
歴史を知らないなあ、という印象。
企業とその従業員の間には、交渉力の差異がある。企業は一般に従業員が抜けて、しばらく代わりが見つからなくても、なんとかなるが、従業員は収入が途絶えると大変困る。だから、規制がない労働市場では、企業側に一方的に有利な契約になりがちだ。19世紀のイギリスのように。それはマクロな視点で見たら経済にも社会にとっても望ましい環境ではない。だから、労働諸法で企業の行動を縛り、交渉力の差異を埋めようとしている。現代日本では、働く女性への労働諸法の保護は十分に行き渡っていなく、そのために少子高齢化が進んでいる。
企業とその従業員に、「親も子もない、対等でビジネスライクな関係」なんて幻想だ。一部のエリートをのぞいて、そんなことが実現したことはいままでもないし、これからもないだろう。資生堂のような先進的な事例が、労働法の改善へつながっていくのだろう。
「男性社員には、身元のしっかりした良い嫁を世話して、その嫁と子供を養えるだけの給料や、その他諸々の家族に対する福利厚生を用意するよ。
企業にとって社員は『子供』のようなものだからね。それくらい当然だよ。
その代わり社員も企業に一生仕えてね。長時間労働や転勤にも文句言わず、定年まで勤めてね。
女性社員には、身元のしっかりした高収入の良い男との結婚を世話するから、専業主婦としてその男をしっかり支えてね。
夫は仕事で忙しいんだから、一人で家事育児介護をちゃんとこなしてね。」
「男女問わず、社員が仕事とプライベートを両立できるようしっかり支えるよ。育児だの介護だの、ちゃんと行えるように産休育休時短介護休云々と環境を整えるよ。
プライベートの為に仕事が出来なくても致し方ないから、それで不利益にならないようにするよ。
企業にとって社員は『子供』のようなものだからね。それくらい当然だよ。
その代わり、育児だの介護だのが無い社員も一緒にそれを支えてね。どうせ暇なんでしょ?皆『家族』なんだから、『家族』は助け合わないとね。」
or
それを支えるために非正規という名の奴隷を別に用意するよ。奴隷の人生はどうするって?いや奴隷は『家族』じゃないから、関係ないよ。」
綺麗事だなあ、という印象。
どうあったって、企業は社員に育児なんて出来ればして欲しくないし(勿論介護もして欲しくないし、本人が病気になったりもして欲しくないだろう)
育児にリソース取られる社員はそうではない社員より仕事に支障が出るもんだと思う。
その仕事に支障が出た社員に対して「育児しているんだから仕方ないだろ、それを保護するのが企業の社会的責任」とでも言いたげなブコメが気になるけど、
そもそも一私企業がそこまで面倒見なければならないものなんだろうか?
仮にそれが収入の低下などをもたらし生活に支障が出るというのなら、それは国が(例えば児童手当という形で)補填すべきものであって
企業は従業員の育児生活、つまり私生活まで面倒見るべきというのは、
かつての日本企業が伝統的に「企業は従業員の『親代わり』として私生活まで面倒を見るもの」とされていた故の発想だと思うけど。
それこそ昔は企業は従業員の結婚まで面倒見ていたわけで、育児生活まで面倒見るべきってのはその延長の発想だよね。
でもそういうのは「従業員も子として親=企業を尊敬し一生仕えるべき」ってのとセットだったわけで、
そういう発想が古臭いだの社畜だのと言われ、企業と従業員の関係はただ仕事上の雇用関係があるだけだ、ビジネスライクでいい、
仕事以外の関わりなんかいらん、転職も自由だという世の中になりつつあるのに
福利厚生部分だけが相変わらず「企業は従業員の『親代わり』として以下略」って発想が残ってるのは、ただの子=従業員側の甘えではないだろうか。
まるで普段は「親の言う事なんて聞かねーよwww」と言いつつ、いざ困ったら親に頼って当然・親は助けてくれて当然と思っている、
それとは逆に、福利厚生はろくすっぽ与えないのに社畜として一方的にこきつかう、ブラック企業もある訳だけど。
これは例えるなら「毒親」なんだろう。
まあ、過度期なんだろうね。
最終的には、昔通りに子=従業員が親=企業に社畜として一生仕える代わりにその恩恵としての保護を受け取るか、
資生堂は前者に傾きつつあった所を「いやこれでは『子』を甘やかしスポイルするだけだ、もっと仕事に責任を持って貰いたい」と言う後者に近い発想に転換したのか。
追記
「優秀な人材を確保する為に福利厚生を充実する」ってのはむしろ「対等でビジネスライク」な発想だろう。
昭和の日本企業の福利厚生も本来はそういう目的のものだけど、「一度雇った社員=『子』は出来が悪くても『親』として一生面倒みてやらねば」的な発想もあったから
無能な社員でも首にならず年功序列で役職給料も上がって福利厚生も使えたわけだ。
それが可能なのは有能な社員が会社の為に必死で働き、無能な同僚の尻拭いもするような社畜だったから。そんな社畜が大量にいたから。
でもそんな時代は終わりつつある。
資生堂のあれも、「手厚い福利厚生を用意していたのは優秀な人材を確保したいからであって慈善事業でやってるんじゃない、
時短社員だろうとキャリアを積むようそれなりの努力をして結果を出すべきだし、それが出来ない社員は要らない」と言う意思表示だろう。
恐らく制度を作った当初は時短社員でも自発的に努力する事を期待していたんだろうけど、結果的には努力もせずただぶら下がるだけの人が大量発生してしまった、
中学生くらいからコスプレを始めて、リアルの充実等で離れたりした期間も含めて10年近くなる。
もともとギャルゲーなどの美少女モノが好きで、コスもそういった作品が多かった。
それから、おそらく見た目も悪くないので、SNSの被お気に入りやファン数もそれなりにいる方だと思う。
会社でも後輩ができたり、周りの友人が結婚し始めたり、とにかくそんな年齢になっていて、
それでもコスは大好きだから続けているわけだけど、特に最近カメラマン(いわゆるカメコ)とのアフターが苦痛でしょうがない。
お金がなかった学生時代とは違うので、撮りたい場所で撮り、カメラマンの参加費も負担して撮影をお願いしている。
確かにデータはすぐ確認したいけれど、自分と2周りくらい歳が離れているようなおじさんと2人きりで食事にいくことがいやすぎる。
それでこの前適当に理由をつけて断ったら、なんかちょっと期限を損ねたようで。
別にだからといって罪悪感はわかないし、むしろ「なんで撮影とアフターが絶対セットだと思ってるの?」「下手したら娘くらいの歳の女子と、割り勘で1対1で食事できることが当たり前だと思ってるの?」というギモンがふつふつと湧いて出た次第です。
こんなこと、どこにも誰にも言えないので、はてなに書いてみたのだけども。
レイヤー複数人のカメラマン1人とかならまだ平気なんだけど、個撮をしているレイヤーさんは、撮影後の食事などどうしているんだろう。
周りのお客さんは同年代で楽しく盛り上がっている中で、2人きりで夕食をとるのがいやだと感じたりしないのだろうか。
もし全額おごりであっても、時間がもったいないと思うのは私だけじゃないと思いたい。
オタク的な意思疎通のとれなさとか、馬の合わなさはあっても、別に相手も悪い人じゃない。
でもそこはビジネスライクに、お互い利用しあえばいいと思う。
私はお金を払って撮影をお願いしてるんだから、気をつかってアフターまで行く必要は感じない。
エージェントから「私服で良いですよ」と言われたから馬鹿正直に私服で行こうか迷ってます。
それからググると私服派とスーツ派で半々に分かれてるから、どうしようか本当に考えてる最中なんですよ。
履歴書を手書き指定して来ない所はパソコン打ちで良いのかどうか?というような質問に対する回答がどっこいどっこいだった
事例があるから一様にこれだと私服で行こう、あるいはスーツで行こうにはならないはず。
ちなみに今受けてるのはリクルートエージェント。
基本ですよね。
私の情報がまだでしたね。
だけどスーツはこれまで一度も来た事ないです。
なので困ってるんですよ。
エージェントから「私服」と指定されて馬鹿正直に私服で行っていいものかと。
あれを正直に受けて私服で行く人っていないと思う。
それなのに転職サイトの面談でも同様のマナーをすべきですかね。
だからこういう問いは本当に困る。
クリスマスとは無関係に平日を過ごされている皆さん、お疲れ様です。
さて、ハイスコアガールから恋愛要素を完全に引いた形で青春を過ごし、
過去の殺伐とした記憶が上書きされるくらい身悶えするような甘ったるさを
完全に枯れたジジイの目で暖かく見守っていたファンも多かろうと思います。
「ああ、これ売れ残ったらオレが買わされるんだろうな……」と寒空の下、
声を張り上げるコンビニの売り子よりは幸せだと思う貴方に送る怪文書です。
末端価格は同じなのに、街の小さな本屋と、都市部の大型書店とで、卸値が違います。
カネとモノの流れは取次が超高効率で仕切ってますが、営業は出版と本屋でほそぼそと行います。
そして、膨大な作業量の割に、日本の商習慣が結晶したようなビジネス機構で動いています。
つまり、口約束が多く、事なかれ主義で、担当者の約束は会社のソレと一致しなかったりします。
(このあたり「真吼えろペン」が誇張や脚色も入って適度に生臭くてオススメです)
が、産業になるにつれて官僚的でビジネスライクになっていきます。
ローカライズや世界展開が早かったこともあり、まあ、普通になったと言って良いでしょう。
法律を守り契約書を作り、それなりにガチでやりあうこともある世界です。
任天堂の法務は世界一との評判も名高い、それなりに蓄積のある業界です。
引用を理解するには、ミッキーマウスを漫画に登場させるにはどうすべきか?を想像するのが早いでしょう。
例えば、夏目房之介さんは法律上認められた引用を漫画に対して行い批評をすることで有名ですが、
これが有名なのは、慣習的に絵の引用は相手の許諾をもらってから、という業界の風習に切り込んだからです。
また、逆に他からネタを持ってくることは「コピーしない」範囲内において普通に行われています。
水木しげるのようにうまく取り込むこともあれば、久米田康治のようにパロディーにすることもあります。
しかし、アイデアのパクリやトレースなどに対しては、自粛も含めて相当に敏感です。
ここでのポイントは、法律とは全く無関係の慣習で業界が動いていることです。
ジャニーズは異様に著作権管理にうるさいことで有名ですが、それはそれで正しい訳です。
また、過去のドラマシリーズの出演者に連絡がとれず、ソフト化出来ない、なんてのも良く聞きます。
一方で、アニメに関しても、「これぐらいなら良いだろう」という甘えが見える分野もあるにはあるわけです。
有名なところでは「ワクドナルド」でしょう。デニーズやロイヤルホストにそっくりな店舗も良く見ます。
(象徴的な「あの花」のインタビューを張っておきます。http://toyokeizai.net/articles/-/18789?page=2)
また、古くは企業戦士YAMAZAKI、最近でもへうげもの等に、実在の芸能人がそっくりな形で登場することがあります。
今のところ、闇のイージスにリュック・ベッソンがクレームを入れたとの報は入ってきておりません。
ただまあ、ムダヅモ無き改革もハリウッドで映画化されたら、意外に国際問題になるかもしれません。
さて、ゲーセンでカツアゲされた記憶のある人なら覚えはあるだろうSNKの筐体。
ハイスコアガールでもわりと重要なエピソードに絡んで登場します。
どっちがビッグサンダー・マウンテンに多く乗れるか勝負だ!みたいな使い方をしていれば、
第一生命やオリエンタルランドからクレームぐらいは付くかもしれません。
が、劇中に登場するのはSNKの対戦格闘ゲームで、残念ながらSNKは倒産しました。
そして、版権管理業務を行うプレイモアがSNK破産時に知財を取得し、SNKプレイモアに商号変更しました。
「NEO GEO X」でドライにライセンス契約を解除した件で記憶している人も多いでしょう。
つまり、牧歌的な時代を引き継いで緩い企業も多い中、ワリとガチな企業なわけです。
さて、今回ハイスコアガールに関して、刑事になったことに驚いたゲーム関係諸氏も多かろうと思います。
なぜなら、普通に考えてSNKプレイモアって企業は、取り扱い注意系の企業だと認識しているからです。
パチスロメーカーのアルゼとやりあった裁判は相当に有名で、1件は4億で和解しているものの、
現在もガチガチにやりあっている、いわば「あそこ怖いよね」という企業なわけです。
本事案、田中圭一が本宮ひろ志にぶちギレ金剛されたのとは違い、ビジネスライクな話です。
つまり、あまり言いたくは無いのですが、ルーズな出版業界が一般的な法律の世界に疎かったという話になります。
「は?普通にまず侵害をやめて頂いて、被害額の算出、それから著作権使用料の支払いと慰謝料ですよね?」
というのが、世間一般の日の当たる企業にお勤めの皆様の感覚なわけです。
菓子折り持って七重の膝を八重に折り、許諾頂ければお金の話は儲かってからで、みたいな感覚と違う世界ですね。
時系列で見てみましょう。
至る現在。と言う状況ですね。
9番の、連載停止差し止め回収からはちょっと厳しんでは、というのは、だいぶ感覚が毒されてます。
版権で食ってる会社の版権を勝手に使ってるので、まずは不快感を示されるわけですね。
ここはまだ法律的・金銭的にどうのではなく、商習慣として信義的にありえんでしょう、から始まってるわけです。
あと「聞いてくれるな、聞くのならば不許可」という会社も居ます。
商業誌でまんまジバニャンをバリバリ出してどこにも話し通してないとか、ちょっと想像つかないでしょう?
12番の部分ですが、この辺は「600円で累計100万部なら、ウチが半分で3億ですかね」の可能性も微レ存な状況です。
まあ、いずれにせよ「役員は把握していた」としないと、普通書類送検時に起訴相当と意見はつかないので。
18番のスクウェア・エニックス側が民事で「著作権を侵害していないことの確認」を大阪地裁に提訴したのは、
恐らく金額でケリをつけたいから、なんですよね。
チョット不可解に見えるかもしれませんが、この辺はロジカルなんです。
万が一、著作権侵害無しとされれば丸儲け。
よしんば著作権侵害有りとされても、どの部分が侵害していて、全体の何割、という具体例の把握になるわけです。
SNKプレイモアは、「著作権侵害なんかねーよ」と言われているので反論しないといけないわけです。
つまり、「このコマとこのコマとこの部分、全体で3割だね」みたいな形でスクウェア・エニックス側は敗訴するわけです。
すると、販売価格600円のうち、出版社利益が3割で、そのうち3割がSNKプレイモアの版権物のおかげになって、108円です、
100万部なんで、5千4百万円で手を売って下さい、みたいな形になるわけです。(+通常の著作権使用料。この辺は慣習が考慮される)
ここまでいけば、どのコマかは明確なので、修正&再販売&アニメ化にはいけるわけです。
そうガンガンとドル箱作品は生まれないので、これでも損益分岐点を割らないと踏んでの行動でしょう。
たらればいってもしかたがないんですが、本事案に発展するまでに、いくつも止められるタイミングがありました。
ご協力願えませんかと声をかけていって、OKでたところだけでやる。
「もやしもん」がビール会社との協賛してましたね。あれは金銭発生してないと思います。
(例えば脱衣麻雀を描くならスーパーリアル麻雀は外せないハズだが、作中には出てこない。セタ解散してるけど)
PCエンジンを描いた6-CREDITは、ほぼ改変せずに書き写しなので、これは民事にはならない(と判断する弁護士が多い)ハズ。
引用の要件を満たしていなくても実質的にカネが取れる民事訴訟は避けることが出来るというグレーで行けた。
あそこで、対外的な理由はなんとでもつけてよくて、「連載休止」「回収」「アニメ化は未定」にするだけでずいぶん違った。
日本の司法は実は「十分な反省」「真摯な態度」など、「情」を重視するので、誠意ある態度と見なせる行動を起こすだけで違ったはずです。
法人の著作権侵害は意外に重くて、刑事罰は最高3億です。ただし、刑事罰は故意の侵害時のみなので、
法廷戦略として「著作権侵害の認識はなかった。誰かが許可を取ってると思っていた」は徹底するよう弁護士から言われてるハズ。
おそらく刑事で「過失によるもので故意ではない」として刑事罰は無し。
平行して民事で侵害部分が特定されて、損害賠償と慰謝料で和解。
ハッピーケースで、著作権使用料を払って漫画は再開、再販売。アニメ化。
ベターケースで、SNK関連を削ってスト2を主軸に据えてアニメ化。漫画はリブート。
いずれにせよ、5,6回で結審、控訴せずに1年未満で決着、と言ったところではないでしょうか。
民事でケリをつけるべきなのに、刑事から入るの良くない、みたいな声明が出てますが、
版権持ちからとりあえず連載止めろと言われている時に、ド直球で「真サム」と「KOF95」を題材にして、
日高とハルオとの対戦を描けば、そりゃ刑事告訴もされるだろうよ、相当悪質だろうよ、とは思います。
(ただSNKプレイモアも嫌な裁判慣れをしているので、引っ張れるだけ引っ張るつもりかも知れませんが)
裁判では不利に働くであろう捜査期間中の連載を40-creditまで強行したのは、
社内の法務部門でも「許諾されない場合の再販売は難しいだろう」と判断されていたからでしょう。
逆に言えば、その態度(2014 vol.07まで連載継続)が家宅捜索にまで発展してしまったわけです。
単行本組は残念ですが、連載組はギリギリ、一応の区切りまでは観ることが出来ています。
http://www.amazon.co.jp/dp/B00P4X25HO
これね。最初に要約しておくと、書かれてる事はだいたい合ってた。
風俗は通って10年くらいになるけど、こっちは全然だったので、恐怖感(最悪、職を失うくらいまで考えた)もあったけど、好奇心がそれに勝って、試してみることにした。
まあ散々だったわけだけど、いろいろ勉強になって面白かった。あと、サンプル数が1なので、この話を一般化する気は全くないし、また気が向いた時に利用してみて、サンプル数を増やしてみようと思っている。
かなり長くなる、長文失礼
日曜の夕方、自宅近くのタバコ屋で女性店長と他愛ない話をしていた。
暇な時はだいたいタバコ屋にいるのだ。
お茶とか出してくれるんだよね。
まぁ昨今タバコ屋も暇なんだろう。
大変そうな仕事だな、と思った。
可愛らしい、女子高生だろうか。
化粧もまだ知らないんだろうけど、スッピンでも十分美しいんだ。
そう、私はこの女の子を知っている。
ほぼ同時に「「あっ!!」」と叫んだ(携帯小説的な演出すまぬ)
JK「警備員さんじゃないですか!」
少し昔の私の話をしよう。これもまた長くて申し訳ない。
20代前半の頃
ひたすらモンスターを狩猟するのが主なライフワークだった。完全に社会のゴミである。
そんな私に、仕事の依頼があった。
で、JKが言っていた「警備員さん」という仕事をしていたのだ。
とは言えインドアで貧弱な私が「警備員」などという物々しい仕事をしていたわけではない。
要するに田舎すぎてバスもないような地域で、しかも高齢者が多いと
不便過ぎるこの地域をなんとかしたいって事で「便利屋」みたいな器用な人を
別にどこをという事ではなく、ワンボックスで町を走って何かトラブルないかとか
車出して欲しいって言われたら出したり、あとはPCのトラブルなんかも多かったな。
そんな感じで不便な所を無くすっていう仕事だ。よくわからないだろう。俺も今思い返してもよくわからないんだ。
で、事務所なんてオシャレなものはなくて基本的にやる事がない場合は交番にいたんだ。
田舎の交番なんで、駐在さんが一人いるだけで、駐在さんが外出してる時に
なんかあった時に誰か対応してくれる人がいると助かるって事で
それが今回の件の女の子
曰く、「学校に行けば同い年の人はいっぱいいるけど、地元に若い人がいなくて寂しい」という事だった。
町の警備員さんとしてそこそこ顔も広くて、場所が交番という事で
別に私としてもいかに若い女性がいない地域だからって女子中学生をどうこうしようなんて思わない。
その仕事は結局、採算が取れないという事で(まぁ基本的に全部無料でやって私に安いけど給料払っているのだから当然だ)
一年もたたずに無くなってしまったが、その時は町内の皆さんに随分と惜しまれたものだった。
正直悪くない経験だった。
その後、上京してベンチャーでWEB周りの仕事を色々とこなしているうちに
気づけばインターネット系の一部上場企業でWEBを主体としたコンサルタントをやっている。
まぁ当時のニートあがりの貧弱ボーイが
数年ぶりの再会という事である。
今は寮みたいな所に住んでいるらしい。
正直、典型的な「田舎の女の子」がこんなに垢抜けるとは、女ってのはわからんもんだ。
JK「お仕事中ですか?」
突然お客さんから呼び出される事もあるというのと
私「いや、普段着がこんなもんだよ。服のセンスないからね(笑)今日はお休み」
ここまでで、数年ぶりの再会で色々と話していたわけで
JK「あ、ここの配達したらそのまま直帰なんです」
やはり都会というのはすごい。
話は延々と弾む
私「長々と話に付き合ってくれてありがとう」
連絡先とか聞いてもよいものか、アラサーのおっさんが女子高生に連絡先を聞くというのは、客観的に見てどうなんだ。
と、思考していたら、ふと気づいた
足に包帯を巻いている
私「その足はどうしたの?」
JK「練習中にやっちゃって・・・部活出れないからバイトしているんです」
おいおい・・・。怪我しているなら療養してないとダメじゃないかと思いつつ、そこはあくまで紳士的に
私「じゃぁその寮とやらまで送るよ、都会とは言えこんな時間に女の子一人じゃあれだし荷物持つよ」
JK「いえ、そんな悪いです!」
本当に悪いと思っているのか、嫌なのか・・・。悩む
店「送ってって貰いなよ。やっぱり女の子一人は不安だし、この人ちょっと変だけど不埒な事はしないから、ねっ?」
Jk「警備員さんは不埒な事なんてしません!ただ本当に申し訳なくて・・・」
私「申し訳ないと思うなら是非送らせて欲しいな。ここで君をそのまま放り出す方が私には負担になってしまうよ」
いや、下心がないかと問われれば、ないとは言い切れない。
礼儀正しい娘である。まぁ言っても彼女の両親の事も、なんなら両親のなれそめまで知っているわけで
幸い嫌悪感は本当にないようだった。
JK「こっちですよ?」
私「あぁ、いやタクシー探しているんだ」
JK「私タクシー代なんて払えませんよ!」
JK「ダメです!警備員さんにタクシー代払ってもらうわけにはいかないです!」
ううむ、まぁ言わんとしている事はわかるのだが、タクシー代なんて気になる額じゃないのだが・・・。
私「じゃぁ寮までお姫様抱っこする?」
JK「無理無理無理!なんですかそれ!」
私「いや冗談だけど、じゃあ荷物持つのと、私の肩を杖代わりにするぐらいで妥協して貰えないか?」
JK「そ、それなら・・・わかりました。」
という事で歩き始める
寮とやらは歩いて20分ぐらいだと言う
帰り道も色々な事を話した。
私は相槌を打ちながら、雑談を噛み締めていた。
ずっとこうしていたいな、と心底思ってしまうゲスな自分がいた。
金銭的に厳しいようだ。
そりゃ親元離れた学生なんて生活に余裕がないだろうなぁと思いつつ
なんとか自分が力になってあげれないかと提案を考える。
提案は仕事のうちだ。得意分野だ。
しかし、どんな提案しても援助交際みたいなトークになってしまうのは
どうしようもない。
そこは諦めよう・・・。
ついに寮に到着した。
意外な事に、そこそこ立派な一軒家だった。
この一軒家に部活仲間と暮らしているそうだ。ルームシェアみたいな事なのか、一応学校公認という話だが、どんな学校なんだ?
JK「よかったら上がってください」
私「え、いや、普通に考えて学校公認となると男子禁制だったりしないのかい?」
JK「基本はそうです。でも警備員さんならいいんです」
入ってみると、きちんと手入れがされている、普通の一軒家だ。
そんなに悪くないのかと思案した。
JK「ここが私の生活スペースです」
絶句した。
『ここが』と言われた、そこは
そこにベッドと狭い机がかなり無理な感じで並んでいるだけだ。
GTOかな?
バカな事を考える。
私の思っている事がモロに顔に出ていたらしく
JK「確かにちょっとあれですけど・・・こんなに高そうな物件で家賃2万なんです。住めば都ってもんですよ」
確かにこのあたりで一人暮らしをしようと思ったら
どんなに安いアパートでも6万はかかって、さらに光熱費がかかるから
2万を私に払って2DKとかに一緒に暮らさないか?と提案したくなる。
それはいくらなんでもNGな事ぐらいわかっているから思っただけ。
色々と思案していると男の声がした
「なんだこの怪しいおっさんは?おいJK、部外者は立ち入り禁止だろ」
JK「この人は私の恩人なの!あんたこそここは男子禁制なんだからね!」
DK「つってもMTGとかここでやるのに男子禁制も糞もないだろう」
運用上そうもいかないというのが実情といったところか
私「はじめまして、DKさん。私は○○○という会社でコンサルタントをやっている警備員と申します。名前だけでも覚えていただければ幸いです」
DKは明らかに動揺している。それはそうだ。ビジネスライクな物言いされたのなんて初めてだろう。
別に怪しいおっさんと言われた事に腹を立ててわざとやっているわけではない。恐らく。
彼はどうやら聞いた事のある会社名と、コンサルタントというよくわからないけど、普通のサラリーマン以上の何かである事は察したようだ
罰が悪そうに言う。
こいつ殴っていい?
って言うわけにはいかないので、JKにアイコンタクトしてみる。
JKは申し訳なさそうな顔をしながら胸の前で小さく指でバッテンをしている。
どうやら奇跡的にアイコンタクトが通じたようだ。あるもんだな、こういう事って。
JK「もう、いいから!私の個人的なお客さんに失礼な事言わないで!あんたこそMTG終わったんだから自分の寮に帰ってよ!」
DK「ちっ、わかったよ。」
と言って、私を睨む。可愛いもんだなぁ。嫉妬しているんだろう。
睨みながら階段を降りていく。器用だな。あ、こけた。
バーカ
JK「すいません。あいついつもあんな感じで・・・失礼しました」
私「まぁ彼の気持ちもわかるよ。意中の娘に変な虫がついたんじゃないかって危惧しているんだろう」
JK「いちゅうのこ?どういう意味です?」
気づいてないようだ。
好きな女の子に冷たい態度とっちゃう思春期特有のアレである事は一目瞭然だが・・・。
落ち着くわけがない。
私「晩ご飯とか、どうしているの?」
JK「誰かが作る事もありますけど・・・誰も作らないならパスタとか茹でで食べますよ」
出た!パスタ!
だいたい水泳なんて体が資本じゃないか、そんな食生活でいいのか。
それは知っているが・・・。
奢るというとまた、あんな感じになるのは明らかである。
私「私は、君にとって親戚のおじさんのようなものなのかと思っているのだけど、親戚のおじさんにご飯奢られるのは嫌?」
JK「いえ、そんな事はないですけど、警備員さんは親戚のおじさんじゃないし・・・・」
私「例えばの話だよ。でも私がおじさんだろうが、おばさんであろうが、例え私でなくても大人の人とご飯行ったら素直に奢ってもらうのも子供の仕事じゃないかな?」
JK「もう子供じゃないですよ!!」
超カワイイ
私「これは失礼しました。ではレディーの嗜みとして私にご飯を奢らせていただけないでしょうか」
私「まま、久しぶりに会った、他人というほどお互いの事知らないわけじゃなしに、気軽な感じで行こうよ」
JK「わかりました・・・」
さて、どこでご飯食べようかな。
JK「あそこのサイゼリアとかどうです?」
私「ごめん、サイゼリアは親の敵だから行けないんだ。」
JK「は、はぁ?そうなんですか・・・。」
もちろん嘘だ。
サイゼリアとか勘弁してくれ。
不味いとは言わないが、男の品格を下げる。
JK「好きですー!時々贅沢して友達とくら寿司とか行きますよ~」
JK「でもお高いんでしょう・・・?」
意味をわかって使っているわけじゃないんだろうけど、クスリときた。
私「銀座の寿司とかだとさすがに二の足踏むけど、これぐらいは大丈夫だよ」
JK「そうなんですか・・・?」
やはりというか、値段を見て引いている。
私「何か食べれないネタとかある?」
JK「ありませんけど・・・・・?」
私「じゃ、大将~お任せで二人分握って貰えます?」
大将「あいよー」
JK「ちょちょちょ!お任せなんてしたら平気でいちまんえん超えちゃいますよ!」
いちまんえん・・・
私「あ、好きなものあったら別で頼んでもいいよ」
ここは無視してみる
私「今日は気分がいいから、大吟醸貰おうかな、辛めのやつあります?」
「ありますよー」
JK「聞いてください警備員さん!」
私「この大吟醸一杯で2000円するからいちまんえんなんて普通だよ」
JK「私、帰ってもいいですか?」
私「もう頼んじゃったし、私は小食だから二人分も食べれないよ?」
JK「でも・・・」
私「ここで帰っても支払う額は変わらないよ。お土産に包んでもらう事はできるだろうけど」
JK「本当にいいんですか・・・?」
ようやく納得したようだ。
気にしない事にした後は、さすがに回らない寿司のクオリティーに満足しているようだった。
JK「そういえばDKに渡していた名刺、私にも貰えませんか?」
JK「有名な会社ですよねー?コンサルタントってどんな事をするんですか?」
私「頑なに色々な事を断る女子高生を無理矢理に寿司屋に連れて行ったりするお仕事」
って言ったら『ぷくー』ってしてた。カワイイ。
私「でもね、本当にそういう事なんだよ。臭い言い回しだけど、お客さんに喜んで貰える為ならなんでもするって事なんだよ」
そう言って、彼女は何かに納得したようだ。
JK「あの、LINEとかでもいいので連絡先教えて貰えますか?」
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
会話しながら、お寿司を食べる。
彼女は大変満足したらしく、もう10時を回ろうかって時間になったのでお会計をした。
お会計の値段は伏せようと思ってたけどピッタリ張り付いて伏せさせないぞと目が語っている。
本当は失礼なんだよ、それは・・・。
まぁ彼女がそれで納得するならそれでいいかと思ってたが
予想以上の値段だったらしく、また平謝りした。
私「あのね、食べた量は半々かもだけど、私が飲んだ分があるからこれぐらいの値段なの、気にしないの、もうやめようよそういうの」
JK「ううう・・・・。頭ではわかっているのですけど、なんとも言えない気持ちが・・・」
まぁこれも社会勉強だとかなんとか言って、とりあえず納得させた。
店を出るともうすっかり夜もふけてほとんどの人は帰宅すべく歩を進めている。
私「寮まで送っていくよ」
JK「それは申し訳ないです」
何回このやり取りをさせる気だろう。
私「じゃぁ帰宅する君の後ろを寮までピッタリついていく」
JK「それはストーカーですよ!」
渋々と納得したらしい。
知られている事自体を嫌がられたわけじゃなくてよかった。
寮の前に着いた。
彼女は照れくさそうにこちらを見返した。
JK「今日は本当にありがとうございました。警備員さんとお話できて嬉しかったです。またご飯に行きましょう」
私「うん、また行こう」
私「そうか、サイゼリアは親の敵だけど、私はミラノ風ドリアが大好きなんだ」
二人とも、別れを惜しむかのように子供みたいなやり取りが続く
私「もう遅いから、私は帰るよ」
JK「あ、そうですよね・・・」
彼女は何かを考えているようだった。
私「答えられる事であれば、なんでもどうぞ」
ドキっとした。
まぁいないんだけど。
なんて答えたもんだろう。そしてこの質問の意図はなんだろうと考えると
JK「あ、そうなんですね」
私「私からもお願い聞いて貰えるかな」
JK「は、はい」
私「そう、だから、お願いしているの」
彼女はしばし思案した後に、私が遠回しに伝えた事を理解したらしく
赤面していた。
JK「私じゃ・・・」
私「そう、私にしてみれば君はまだ子供なんだよ。それは事実だから」
JK「???」
不思議そうな顔をしている。
私「君が、自分が子供じゃないと言っていたけど、そう言うのはまだ子供な事を自覚しているんだと思う」
JK「そうなんですか?よくわかりません・・・。」
私「そういう事にしておこう、で、もしも君が自分はもう子供じゃないって自覚したら、その時に私がさっき言った事を思い出して欲しいんだ」
JK「よくわかりません・・・」
私「そうだよね・・・。うん、はっきり言うと、今の君と私が付き合うのは私が犯罪者になっちゃうからそれまでは待とうと思うんだ、そして君が高校を卒業した時に改めて私は自分を売込みに行くよ。コンサルタントとして」
JK「わ、わかりました!」
サイゼリア好きなんだな。
私「じゃぁまた・・・。あ、そうだ」
JK「はい?」
私「私はもう警備員じゃないけど、あの頃のように君が困っていたらすぐ駆けつけるよ。困った事があったら相談してください」
JK「わかりました!警備員さんはいつまでも警備員さんなんですね!」
私「そういう事だね。じゃぁ名残惜しいけど、今日はこれで」
そして私は道路の前でしばし何かを探す。
それを見つけたので手を上げる。
彼女は複雑な顔をしている。
私「また怪我している君にあったらもう文句を言わせないよ」
そう言って、私はタクシーに載って帰路につく
JK「やっぱり警備員さんは意地悪だ」
彼女は満面の笑みでそういった
バックミラーを除くと