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はてなキーワード: 底抜けにとは

2017-12-09

他人と関わるのがしんどい

なんとなく、近くに他人がいてほしいなと思うことがあるけど

それよりずっと、自分と違う考え方とか、生活リズム人間が近くに居るのがつらい

お母さん、私に結婚して子供を生んで、っていうお母さんの考える理想幸せを掴んでほしいっていうのが年々辛い

だけどお母さんとお父さんが死んだら、私のことを第一に思って心配してくれる人がいなくなるんだな、と思ったら底抜けに寂しい。

弟は、たぶん結婚して子供をつくるから子供と奥さんが一番になる、それは当たり前

つらいのを我慢して他人と居たら、もっとつらくなってしまった

アパートの一室みたいな個人空間ものがあって、食堂みたいな集まる場所みたいなところに住みたい

救われた~い

2017-11-27

anond:20171126011045

社会課題があった場合、「ここに課題がある」ことを広く世の中に知ってもらわなければ、課題解決には至らない事が多い。

・「パフォーマンスするな」ということは、マイノリティの異議申し立てツールを奪うこと。

要するにお前は、自分常識を疑いたくない底抜けに意地汚い生物であることを心せよ。

2017-08-20

JKハルは異世界娼婦になった が面白かった

ここ数日twitterでバズってて、感想検索してみたらけっこうな数のひとが絶賛してたんで読んだ。

これね

http://novel18.syosetu.com/n4381dp/

あらすじはこんな感じ。

小山ハルは少しビッチ普通JK。同じクラスの陰キャ男子の異世界転移に巻き込まれ生活のために娼館で働くことになった。コミュ力と図太さを武器に、ハルは夜の異世界を生き抜いていく。

掲載サイトは【小説家になろう】の男性向け18禁サイトノクターンノベルズ女性向け18禁サイトムーンライトノベルズ】(※2017/08/20 14:28/指摘いただいて訂正)。

からバリバリHシーンがあるんだけどそれはこの物語が描こうとしたモノを鑑みればむしろ不可避だがそれを理由忌避せずぜひ読んでみてほしい……、というのはいったん置いといてだな。

え!? このネタをノクタでやる!? え、え……? マジで……?

というのが第1話を読んだ感想

というのはですね、なろうっていわゆる異世界転生(転移チートハーレム無双が一大人ジャンルなんですが、なろうの男性向け18禁サイトであるところのノクタでも当然人気なんですよ。で、このJKハルはそれを全力でぶった斬っていく。

どういうことかということ東京JKをやっていた主人公小山ハルが男にとってまったく都合が良くない、不都合女子……なんです。

 

JKハルは異世界に転生(転移)したはいものの何のチートももらわなかったので娼館娼婦やるしか生きていく術がない。だから1話から春(ハルっていうネーミングはこっから来てるんだろうなあ!)を売るシーンがあって、相手はあらすじに【同じクラスの陰キャ男子の異世界転移に巻き込まれ】ってある奴なんですけど、このセックスシーンがもうヒエヒエ。完全に冷めてます

というのもですね、普通なら異世界チーレムの主人公をやってるはずの【同じクラスの陰キャ男子】、千葉っていうんですがコイツが絵に描いたようなクソオタなんですよ。現実世界じゃクラスの隅っこで他のカースト下位とチョロチョロやってるだけのやつが、異世界にきていいチートをもらったことによってイキリオタククラスチェンジにし、稼いだ金を握りしめオラついた感じでハルを買ってるんです。

一方のハルは元の世界じゃ3代目なサッカー部彼氏がいたりするクラスの中心で輝いているようなイケてるJKです。だからこの千葉って男は、元の世界でたまった鬱屈を、元の世界で輝いたハルを抱くことで晴らしてるんですよ。さらにはハル自分に靡いているとか勘違いもしちゃってて、

「俺といるときは、仕事じゃなくて本当のエッチしていいよ」

とか言うんですよ、はいキモいさらには、

「はぁ、はぁ、やべ、俺、小山とやってる……関口たちに教えてやりてえ……」

とかも言うんですよ、最悪にキモい

当のハルは、そういう千葉キモいところとかメンドクセーところとかウザいところを内心で毒づきながらもキッチリ感じてるフリをして、精液を搾りとってやる。プロなので。

「あぁん、感じてるよぉっ。あたし、千葉に抱かれてるときが一番気持ちいい!」

(中略)

 はい、イッた。

 70ルバー分の精液が、あたしのマンコに支払われていく。

完全にギャグで最高にコミカルなんだけど、笑えないっていうか……。

オタクでノクタ住人の俺からすりゃあもうめちゃくちゃ身につまされるし、心の中はヒエヒエですよ。

じゃあこれそういうある種のなろう・ノクタメタ小説なのかというとそういう面はあるけどそれがメインじゃなくて、全貌が明らかになるのは2話なんです。

 

ハルたちが転生(転移)したこの異世界ってのはいわゆる中世ヨーロッパ世界で、酒場娼館を兼ねている。ハルは1階の酒場ウェイトレスとして働きつつ、客に気に入られれば買われて2階でセクロスする。で、ハルのいる街は魔王軍と戦う最前線にあって軍の関係者とか冒険者とか客で、あらくれ者も多い。

しかもこの世界完璧男尊女卑と来たもんだ。現代日本の何倍も男尊寄り。

で、2話にそんな行き過ぎた男尊女卑世界象徴するようなモブおっさんが出てくる。加虐趣味があって、ハルのケツを叩いたり、濡れてないのに挿入しようとしたり、首を絞めたりする。だけどハルはそんなクソみたいな客相手でも愛想を振りまくし、感じてるふりをするし、首絞めするなら追加料金払えとも言う。プロなので。で、コトが終わったあとには首に残った痕をリボンで隠して1階でウェイトレスやるんですよ、愛想ふりまきながら。

そうなんす、この話は東京ちょっとビッチですげー前向きなJKが、異世界のクソみたいな男尊女卑価値観の中でがんばるフェミニズムお話なんですよ。

冒頭twitterで回ってきたと言いましたが、はてなー向けに発信源を明らかにしておくと小島アジコの嫁であるところの801ちゃんです。あと高殿円

という話をした段階で、これを読んでるはてなーの8割ぐらいはブラバしたくなっただろうが、ちょっと待ってくれ、せっかくここまで読んでくれたんだ、堪えてつかーさいや。

 

これは男ってクソだよね、って話じゃないんですよ。いや、出て来る男は大概クソで、ハルはだいたいひどい目にあわされるんだが、物語が追っているのはそういうひどいとしか言い様のない状況でも力強く生きているハルや向こうの世界女性の姿なんですよ。

ハルは超がつくぐらい前向きだけどちょっとビッチJKしかいかセックスで金を稼ぐしか、誰にも頼れない異世界で生きていく術がない。だけど彼女はそれを呪わず愚痴ったりはするけど)客に愛想を振りまき、精液を搾り取り、店の嬢ランキング上位(神ファイブ)を目指して身を立てていく。

この嬢ランキング上位をハルが狙ってる話はモノローグとしてかなりの頻度で出てくるんだけど、彼女の前向きさを象徴していてとてもいいなと思う。逆に言うと状況だけど見るとかなり陰惨な話なんだけど、そういうハルの前向きさによってこの話はギリギリのところで持ちこたえている。

そしてこれは女が生きづらい異世界底抜けに前向きなJK娼婦やりつつがんばる話ではあるんだけど、もう少し広い目で見れば社会的弱者ががんばるって話でもある。弱者だしその度合がひどいので正視に堪えないほど屈辱的なシーンもでてくるけど、それでも折れずに現実的に・打算的に愛想をふりまくハルには男オタクといえど元気をもらえる(ハルの感じてるふりを信じ込んで「オラ、俺のちんぽに夢中になりやがって!」とかイキってるおっさんに、(ばーか、頭ん中がちんぽでいっぱいになってるのはおっさんだろ)とハルが内心毒づきながら受け流すシーンは最高にクールだし、(男オタとしては)最高につらいけど)。

 

でもこれだけならわざわざ増田感想投稿することはしなかったと思う。

ツイッターでいっぱい誉めてるひといるし、男オタたる筆者はそういう連中と本来的には相容れない存在なので。でも最終話にこれだけは感想を述べておきたい! って思えるシーンがあって、だからこの増田を書いた。前段までの文章はその助走みたいなもんだ。

ボカすけど、ネタバレ要素ありなので未読者は注意されたし。

 

JKハル本編14万字のうちの終盤に、けっこうな事件が起きる。で、その解決方法が筆者的には残念だった。いやわかる、そうするしかない。そうするよりほか解決方法がない。だけどそうしてしまうか、と。それじゃ強くないとダメって話になっちゃわない? と。ひどく落胆した。130点ぐらいあったのか-50点でポイント80点、みたいな。

しかし、だ。

本編最終話女子会トークでその評価がひっくり返った。

ああああああ……! と唸った。これは凄い。

 

こんな異世界に放り込まれそれでも前向きにサバイブしていけるハルはある種の超人なんですよ。そしてこの男尊女卑世界じゃ白眼視される、お外で女子だけでご飯なんてことをやってのけるハルはこの先、この世界女性地位を向上させていく活動家であり英雄なんですよ。

そこまで至ると逆に、なんだハルが凄いからそういう前向きでいられるんじゃん、という想いが湧いてくる。上記にも記した、事件解決方法鑑みると、いっそうその想いが強くなる。そこにがっかりしたんですよ、でも違ったんですよ。

本編最終話女子会トーク。その参加者ハル娼婦仲間であるルペちゃんと言う子がいる。

そのルペちゃんはハルの1個上ながら娼婦経験は3年ぐらいうえで色々教えてくれるいい子。先輩というより同輩といった感じのいたって普通女の子だ。なんならこの世界常識にとらわれていて、女の子だけで外で食事するなんて、みたいなことを最初は言う。

その普通女の子が、女子会トークさらりととんでもない発言をする。それはハルがああするしかなかった、あれにすがるしかなかったことを、別の角度から成して見せたという話なんだ。

ここが本当に見事だ。

何が見事なのか。

起きてしまったあの事件

それに対処するハルは、ある意味これまで自分たちを虐げてきた強者論理に取り込まれしまった、と俺には見えた。その怒りはまったくもって正当だと思うけど、あの瞬間のハルは、社会的弱者ながらにそれでも前向きにサバイブしてきたその全てを投げ捨て、強者と同じ方法をとった、そう見えた。強くなければあの世界では生きていけないんだ、つまり物語強者論理に取り込まれしまったのだ、とそう思えた。

でもそうじゃなかった。ルペちゃんのあの台詞によって、違う道が示されたと俺は思う。

ルペちゃんはちょっと特殊なところはあるけど、ハルなんかに比べれば普通女の子だ。その彼女が、ちゃんとあのクソみたいな世界強者論理(=男)と向き合えるということを示してくれた。

それはハルからあの世界でがんばれるわけでも、ハルから生きていられるわけでもない。あの世界の弱者たちはたぶんみんながんばっていて、そうやって生きてるということなんだと思う。

そこを最後提示された瞬間、馬鹿みたいに腑に落ちて、これは【生きる】ってことを真正から描いた話なんだなーって思った。

あともうひとつ。そのルペちゃんの台詞によって同時に、あのクソオタな千葉が救われているのが凄い。それも作中において、そしてメタ的な意味でのキャラとして二重の意味で救われているのが本当に凄い。

 

このクソみたいな男尊女卑世界ハルやルペちゃんやみんなは汗水たらしてなんなら精液まみれになりながらも一生懸命に生きてる。

それは大部分がしんどいことでつらいことで時には死にたくなることだってたくさんある世界だと思う。時には疲れてへたりこむこともあろう。それでもまた立ち上がって生きていくためにこつこつと頑張り始める。そして身の回りを良くするために社会ちょっとずつ変えていこうとしている。

その姿はとてもまぶしく、なんだかとても元気がもらえることのように、思うのだ。

 

※追記

感想書いた後に番外編よんだ。すごくよかった。みんな読んでくれ……!

2017-07-03

てんかん持っててもレーザー脱毛ちゃんと受けられた話

てんかんを持っていてもレーザー脱毛はちゃんと受けられましたよ、という話。

■これから夏だし、「てんかんからレーザー脱毛できない」「やりたいけど危なそう」とお悩みの、

 全国のどこかにはいらっしゃるであろう方のために

 自分の記録をシェアします。こんな匿名日記だけど必要な方にとどいたらいいな。

理由

何かの拍子で「てんかんを持っているとレーザー脱毛できないらしい」ということを知った。

できないというのは語弊があって、ミュゼなどエステでは受け付けてない、ということ。

レーザー脱毛は強い光を皮膚に照射するので、

エステでは万が一の時に対応できない ということが理由なのだそうだ。

申し込んで断られて、初めて知った。でも理由としてはごもっともで納得するほかない。

これまで生きてきて、「てんかん」を生きていく上での深刻な問題だと思ったことはなかった。

就職先にもちゃんと報告しているし、免許センターと県警に診断書は届出済みで免許も取れた。

(そのうえ取得から全く乗ってないから、このあいだ遂にペーパーゴールドまで取得した。)

嫌な思いといえば、せいぜいがとこヤフコメでたまにブッ叩かれてるくらいだ。実生活で困難は(自分のケースだとそんなに)ない。

からビックリした。休暇もレジャー仕事だっていままで何でもできたのに、

あなたてんかんからダメ」と言われた人生初の案件が「脱毛ときた。そんなバカな。

まりエステじゃなくて、緊急時対応ができるように 病院なら施術OKってことかな?

と思って皮膚科に申し込んでみたら、同様の理由で断られた。待て待てそんなバカな。

自動車免許取得より就職より毛を抜く方が難しいなんてあってはならない。どう考えても大自然摂理に反している。

せっかくネットで申し込んで折り返しの電話をいただくのに、

備考としててんかんの旨をお伝えしたらそこでザンネン。

あなたの毛は抜けません…って申し訳なく電話で断られるのは地味に堪える。歯は抜けるのに毛は抜けないっておかしいでしょうよ

もうこの頃には完全にムキになっていた。

ところがどっこい 捨てる神あれば拾う神もいるものである

ネット情報に従い、どうやら前例があるらしき某S南美容外科

当たって砕けやがれと申し込みをしてみたところ、

拍子抜けするくらいアッサリと、無事に予約を取ることができた。最初からここに問い合わせとけばよかった!

「すげえ!!予約取れた!!!」と全米さえ涙にむせぶほどの感動にひとしきり浸っていたものの、

よくよく考えてみたら毛を抜く予約ができただけだった。

毛を抜くのってたいへん。

てんかん

脳神経がなんか勝手にいろいろするやつのこと。

時々ニュースになったりするので知ってる人は知ってるかも。

100人に1人くらいの割合でいるらしいから、たぶんわたし自分以外のてんかん持ちにどこかで会ったことあるし、

学年でも自分以外の誰かがいたことになる。

きっかけはTVアニメ

小学生の頃欠かさず見ていたアニメで、強い光の明滅シーンがあり、

家族が気付いたら泡を吹いてぶっ倒れていたという。念のため書き添えとくけどもポケモンではない。

時間テレビ画面を見すぎてたせいでは?って評も見かけたけど、

兄弟の中でも発作を起こしたのは自分だけだし、視聴時間はあまり関係ないと思っている。個人差というか運というか…?

けどポケモンより少し前に起こった出来事だったし、

母曰くそとき同じ病院に運び込まれ子供自分一人ではなかったそうなので、

あのタイミングでちゃんと事件として問題になっていれば

ポケモンはなかっただろうなあって、それは今でも思ってる。

(この件についてはなかったことになってるものと思ってたから、たまたまネット上で言及を見かけたときには感動した。

http://www.style.fm/as/05_column/shudo165.shtml

以後服薬治療を始めて、だいたい20年くらいの付き合い。

■値段

高い!すごい高い。ビックリした。

エステ脱毛なら100円とか無料とか(よく電車内の広告で見るやつ)、

それこそ駄菓子屋に並んでそうな値付けなのに、

美容外科となると途端に中古車みたいな金額になった。マジか…毛を抜くためだけにこの出費って正直ちょっとムキになりすぎた感ある…。

全身とか気軽に言うけどムリでした。青褪めて手脚+両脇までにした。

背中とかうなじとかパス。なにせ両手足のムダ毛さえ消滅すれば、これによって得られる時間プライスレス

老若男女問わず女子は身だしなみ整えて」とか気軽に言うひといらっしゃるけども

ムダ毛処理&それに伴う肌ケアって、ちゃんとやったら連日風呂に2時間かかる。

毎日2時間あったらそのぶん技術書も読めるしコードも書ける。買える時間は買うべきだ。

はいMaciPhoneが買える出費なので正直キツイ

…ま、まあ、Appleサポート数年で切れるけど、こっちは永久だし…

院内いってみた

めちゃくちゃ緊張した!でも実際行ってみたらなんてことはなかった。

美容整形医院の会員カード持つってだけで、新鮮な感じがしてちょっと面白い

建物内は最新の歯医者みたいな感じ?かな

いろいろなコースプランが壁に貼られていたのだけど、

シミけし、二重、豊胸、男性ヒゲ脱毛増毛

なんかに並んであそこをピンクにする施術であるのはちょっと面白かった。

まあふつうくろいしぐろいよね。色や形をスッキリ美しく変えられるらしい。「ふっくらとした理想の形に!」

VIOスッキリして初めて色や形状が気になるケースが多いそうだ。確かにそんなとこ気にしない。見えないし見ないし存在すら意識の外だ。

世界は広い…毛を抜くことによって生まれる新ビジネスもあるのか…。

カウンセリング

申し込んだコースの最終確認なども含めて、

事前にスタッフさん(看護師さんか)からカウンセリングがあった。

持病など健康面の確認についても歯科医院みたいな感じ。

ネット申し込みの時点でも書いてはいたけど、ここで再度の自己申告。特に問題はなく通って、本当に有難かった。

コースプラン勧誘とかもなくスムーズ看護婦さんの肌が底抜けに綺麗だったことだけ妙によく覚えている。

当然ですが「わかりやす白衣の天使ナース服」ではないです。爽やかパンツスタイル

近年スカート型が激減してる理由血圧の上がる人がいる」ってのはさすがに笑う。

施術

なんかこのあたりになると雰囲気もあって完全リラックスしてしまってた。

治療用のベッドは基本まあ病院なやつ。当たり前ですか。当たり前ですね。

診療スペース(?)は保健室カーテンみたいなやつで仕切られていて、他の患者さんと治療中に目が合うなんてことはない。

気になるレーザー光は、アイマスク装着の上での施術だったので 何の問題もなかった。

うーん…アイマスク…とはいっても馴染みある布製ではなくて、何と表現すればいいのか、

ゴムなしの水中メガネというか、視力検査スプーンを二つつなげたやつというか。

ゴムバンドなどで留めるわけじゃないけど、顔を動かすこともないのでズレる心配はなかった。

レーザー脱毛は痛い」という感想はとてもよく聞くので、

実際どうなんだろう…と内心ビクビクしてたところはあるんだけど、刺激は実際ある。

でもほんと「刺激か」「まあ刺激か」くらいの感覚。かな?そんな深刻な激痛じゃなかった。「ンムッ!…フハハ、なるほどな…」程度の軽い刺激なので身構える必要はないと思う。

でもこれはあくま自分スケールなので、敏感肌自覚があるなら+αくらいで聞き流してください。

肌に蛍光ペン?みたいなので範囲を捉えて、そこからちょっとずつレーザー光あててく感じ。

施術した肌エリアは冷タオルみたいなやつで都度冷やしてくれる。タオルなのにみたいなのって何だよ?というところだが、水中メガネしてるので見えないのだ。たぶんタオル

ワキから始まって右腕、左上、右脚・左脚(表)、左脚・右脚(裏)。

■効くかどうか

うーんまだ6回コースの2回終わったところなのであんまり…?

劇的に「肌スベスベになった!」っていう感動は今のところあんまりない。

でも手入れの回数は確実に減った!色はあんまり変わらない感じ。

薄くなった感じはないけど、逆に 濃くなった!ってこともない。

あと特にワキは生えてくるペースが格段に遅くなった。日々生活する上でのストレスが減っていることは実感する…!

プロに毛を抜いてもらうだけでこんなに風呂風呂上がりがラクになるのか…!!

VIOデリケートゾーンなため照射器の出力をだいぶ落としているそうで(そりゃあ仕方ないよね)、

6回ではちょっと難しい、9回はほしい…と、

最初カウンセリングしてくれた看護師さんも仰っていた。検討中の方は参考にどうぞ。

値段は少し手を出しづらいというか、実際やっぱエステ脱毛よりすごく高いけど、

看護師さんに全身ケア(毛)してもらうだけで「ハァ~~ありがたい…」って心地になってたし、高いとは思わなくなったかな。

いやほんと、無事に毛を抜くことができてほんとうに嬉しい。一時はどうなることかと思ったが、こうして人並みに毛を抜けた。

看護師さんありがとうございました。

■そろそろ夏なので、ここらのタイミングで調べ始めて

 ショック受けてるような人がいたらなんなので

 記憶がとどまっているうちに書いておきます。なにかの参考になったら嬉しい。

■とはいえ、あー、予約はほんと全然取れないです…

 肌周期にも合わせなきゃなわけだし2週間後とかがむりなのはわかるんだけど

 3ヶ月後とか4ヶ月後とか、ほんと、そんなん。だからから始めたら完了来年?とかそれ以降になるんじゃないかな。

 そういうわけで彼氏ができてからだと間に合わないので、

 レーザー脱毛彼氏いる組よりも我々彼氏いない組の方がやるべきなんじゃないかなと思います

 気が向いた人は来年の夏に向けて一緒にがんばろっ☆

2017-06-24

優しさと知性の化身の友人

1人の親友がいる。

お互いの大学進学で離れ、数年に一度しか会わなくなったが、なんでもない会話をして、家で考えを練り直すと、霧が晴れるように悩んでいた答えがわかる、彼と過ごした後なら、3倍くらい脳が回転する、大好きな友人。

まず彼はとても賢い。

学生時代、異常とも思えるくらい数学が強かった。

適切なたとえ話をすると、完璧理解して、それはつまり、と正解を返してくれる。

逆に、間違ったたとえをすると、エラーを吐き出す。

時に、自分が想定しなかった答えをくれ、自分の話のなかに隠れた情報垣間見る

彼と話すということは、自分思考の整理になる。

そして、自分でも気が付かなかった答えを得ることが出来る。

そして、彼は底抜けに優しい。

優秀さゆえか、出し抜こうとか、言いくるめようとか、そういう発想が全くない。

与えられた条件から、答えを吐き出す、本当にそれだけだ。

コンピュータのようだ。

なにを言われても、なにかを強制されても、気にも留めない。

最後にもう一つ、彼の長所は、異常なほど記憶力がない。

よっぽど興味あることでないと、記憶出来ず、どんな話も忘れてしまう。

これらの特性により、先入観や、固定観念経験や勘による補正というものなく、その場で与えられた前提条件からだけ答えを導く。

そして、その会話が終わって、一日経つとすっかり忘れてしまう。

もう少し具体的に話そう。

彼はかなり敬虔クリスチャン結婚した。

マスオさんをして、義理の父の介護をしてる。

彼の底なしのやさしさは、とても好評だそう。

奥さんの家は、折につけて彼にキリスト教教育したが、糠に釘のようで、諦められたようだが、優しさの化身であることはわかってもらえているようだ。

食事の前にお祈りをするくらい、敬虔クリスチャンの家にいて、前に彼に会ったときに話した会話は

ジーザスイエスって同じ人だって知ってた?」

である

見事なまでに、興味がなければ、なにも憶えない。

ひょんな話の流れで、マリア処女懐胎という話になった。

マリア様のことは知っていたけれど、処女懐胎については知らないようだった。

しばらく話して、彼と私の結論はこうなった。

ヨセフは優しい。許婚自分以外の子妊娠したけど、別れずに結婚した」

念のため、そんなことをお前の嫁にいったらぶっ飛ばされるから絶対に言うな、と釘を刺しておいた。

したり顔で議論をふっかけるようなことは絶対にしないタイプだし、それにどうせすぐ忘れるはずだから問題はないと思うけれども。

2016-10-26

Are You Happy? 感想

毎年楽しみにしてる嵐のアルバムがやっと発売になったので適当感想

とりあえずアリーナツアー入ったので魂は当然のように落選で、あ〜この曲生で拝みたかったってなってます

じゃあ早速↓(※wの使用&後ろ向きな意見もあります ご注意下さい)

01.DRIVE

すごい気だるさが漂ってる曲だな〜。伊豆半島の海沿いの道をオープンカーでたらたら走る嵐が脳裏をかすめた(地味)

80年代90年代の曲の雰囲気があって耳馴染みはいいしコーラスとかオシャレ。ただ一曲目のつかみの曲としては地味目な気もする、、

竹内まりあさんの曲みたいってうちの母が言ってる

02.I seek

シングルカットの曲だしいろんなとこで歌ってたからやっぱ安心感ある。

どうでもいいけどAメロの山のシンメトリーダンスとても好き

03.Ups and Downs

カップリングにありそうなアップテンポ人生いろいろあるぜ曲。

1番も2番もサビ前の大宮の高めの声で曲を引き締めてる(?)のがいい

この曲最初まったく自分的にはピンとこなかったけどラスサビ前の大野くんソロで印象がガラッと変わった

あそこからラスサビに入る時のドラムとか嵐の曲にしては珍しい感じしたんだけどどうなんだろう

04.青春ブギ

太鼓の音聞こえてきた途端耐えきれずにワロタ さすが相葉くん監修の曲だなって感じですごい楽しい

まず曲の入りの電子音80年代アニメっぽくてすごい好きw個人的にはタッチのオープニングいける

コンサートではコーレス絶対盛り上がるのが想像ついてほんと羨ましい;

歌詞純粋な(?)ラブソングで「もう一回」からのサビも最高だし早口のとこもたまらない

サビはみんなが応援団服きて前後左右に真顔で手を振ってるイメージしかわかない

05.Sunshine(櫻井ソロ)

去年とは打って変わってこのままもっと的な路線パブリックイメージ櫻井翔!って感じの爽やかな曲

翔くんソロにしてはキー高めかなって感じた

とにかく"おはよう!"って言いたいめっちゃ評判のいい英語教師って感じ ほんとにサビがかわいいし、底抜けに明るい歌詞で元気になる

いい日ってのは君次第だよ〜的なことを繰り返して言ってくれるのも頑張ろって気分になれるしとにかく朝に聞きたいからあしたは朝聞く!

06.復活LOVE

山下達郎さん作曲竹内まりあさん作詞の曲

とにかく山下さんが音にこだわって作ってくださっていてしかコーラスギターもやって下さってるとか強すぎ

自分スルメソング みんなが仮歌山下さんの歌い方につられてるのが面白い

アリーナでのスタンドマイク持って出てくる演出めっちゃよかった(今更)

07.Amore(相葉ソロ)

最初バラードかと思ったけど結局はすごいアップテンポの軽薄な感じの(褒めてる)ラブソング

これすごいコンサートで盛り上がりそうで行きたかった欲しか湧かないw

盛り上がってんの?とか相葉くんそのもので聴いててウキウキする

相葉くんの曲はfriend shipが不動のno.1だけど毎年変わった曲調のソロを用意してくれてほんとに楽しいありがとうございます…(合掌)

08.Bad boy(大野ソロ)

ほんとに意外すぎる曲調

PPAPとパーフェクトヒューマンカンナムスタイルをかけて3で割るとこれになりそうで、とにかく耳にはすごい残る

すごい難しそうな曲だし大野くんの低音から高音まで楽しめる曲ではあると思うんだけど…

もとからこういうケロケロした曲があんまりきじゃなくて;

大野くんの明るいソロバラードがまた聞きたいと思ってしまって…すみません

聴き込んでるうちに印象が変わるといいなと思ってます

09.WONDER-LOVE

Love Wonderlandの兄弟(違う)

二宮くんが監修っていうのわかる〜すごいわかる〜って曲

1番のサビの前半部分を相葉くんソロにしたのも面白いな〜って思った

10.また今日と同じ明日が来る(二宮ソロ)

なにこれ病んでる…曲調とか歌詞とかボーカロイドの曲ぽい

突然のウィスパーボイスで椅子から落っこちたけどほんと二宮くんは曲に表情をつけるのがやっぱとっても上手いなって感じた

11.Daylight

翔くんラップと他メンの歌の掛け合いの部分が好き

ずーっとピアノ伴奏でついて来るのも好き

12.愛を叫べ

別ににのあい担ではないけど初披露時のMステのラブ&ピースリピート不可避だった

13.Baby blue

途中

2016-10-22

何人か底抜けにやべーのがいるのがよくわかったし、まあそういうのもいるのが正常ではあるのだろう。はてなー全員がはてサってわけじゃないのと同じで。

偏見に基づいて中立を装うという振る舞いが、すさまじい醜さをまき散らすのもわかった。自分で嘘ついちゃってるのわからなくなるんだな。

でも不快や反対なブコメからって非表示にするのが一番駄目だと思う。

それではtwitterブロック神拳使いのアレやソレと同じレベルに堕してしまう。

2016-09-14

手を握り返された世界の僕への私信

生憎の雨はまるで自分の心の中から滲みでたかのように思えた。

まとわりつく湿度はまるで全身が呼吸するかのように心の外と中とを行き来している。

あの角を曲がった先の居酒屋で、女性と会う約束をしていた。

曲がり角の手前に立ち、呼吸を整えようとする。

これから断崖絶壁を覗きこむような覚悟と緊張感で足元がおぼつかない。

こんな状態では踏み外して奈落に真っ逆さまになってしまう。

すこしでも落ち着こうとケータイを取り出すとメッセージの新着を知らせるランプが光っていた。

素早くロックを外すとメッセージが表示された。

”お店が臨時休業でした。駅まで戻ります。”

読み切ると同時に声が掛かる。

「あ!ちょうどよかった!早かったですね!」

意表を突かれて取り繕った笑顔を返すのが精一杯だった僕の心に、底抜けに明るい声が鈍く刺ささる。

突然会いたいと言ってきたのは彼女の方からだった。

お互いが人の親になり、忙しさを理由に連絡を取らなくなって3年が過ぎた頃だ。

こちらの気持ちなど構う様子もなく、一方的熱量に溢返った言葉たちが並べられていた。

逢いたい。声が聞きたい。話を聞いて欲しい。

その言葉どれをとっても、今の疲れ果てた自分には麻薬のように魅惑的だった。

僕が結婚をする前、彼女とは不倫関係にあった。

結婚を条件に上京してきた彼女にとって、都会での生活は何もかもが苦痛だったそうだ。

しかし、仕事接待に明け暮れる夫は彼女を癒やそうとはしなかった。

そんな彼女が僕に対して癒やしを求めてきたことが、二人の関係の始まりだった。

働き盛りだった僕も疲れていたが、僕に癒やされる存在がいるということが、僕にしてみれば最大の癒やしになった。

そもそも独り身が長い僕にしてみれば彼女の重荷にならないように付き合うことは簡単だったし、今までの生活やしがらみに疲れた彼女にしてみればそこから離れて素直になれることだけで十分に癒やされていたのだろう。

夫の仕事の帰りが遅いことをいいことに、一緒に食事をしたりカラオケで歌を歌ったりする毎日を過ごしていた。

ただ、身体関係はたったの一度しかなかった。

その一度もあったといっていいかは難しい。お互いが裸になって抱き合っただけで終わってしまったのだ。

なぜだか分からないが、いざそういう関係になろうとしたときにお互いが急に冷静になったのだ。

求めていたことはこれだったのだろうか。それをしてしまうことでこれからの付き合いが慣れ合いになってしまうのではないだろうか。

もはや戻れない所まで来ているつもりだったが、高いと思っていたハードルを不意に超えてしまったことで拍子抜けしてしまったというのが正直なところかもしれない。

ただ、彼女に対する愛が本物なのだという確信に変わったのはむしろこのことがきっかけだった。

略奪愛は何度も考えた。慰謝料がどれほどになるかわからないけど離婚させたいと真剣に考えていた。

しか彼女は何度も結論をはぐらかし、それを理由に会うことを拒んでもいつの間にか現れては、気付いたらまた一緒の時間を過ごしていた。

そんなふうに憎めないところが彼女の一番やっかいなところだった。

自分に素直だといえば聞こえがいいが、自分がそうだと思ったら相手の考えなどお構いなしに真正から突っ込んでくるのだ。

いつまでたっても彼女結論を出す様子はなく、つかず離れずの日々ばかりが過ぎていった。

それもこれも自分がしっかりしないのが悪いのかもしれない。そう思って、別の女性との結婚真剣に考えるようになった。

程なくして、知人の紹介で知り合った女性とまさにトントン拍子で縁談がまとまることになった。

まさに奇跡的な出会いで、実に出会いから結婚まで半年もかからないほどだった。

その事実彼女に伝えると、僕の期待とは裏腹に彼女は無邪気に喜んだ。

そして、彼女から妊娠を聞かされたのはそれからすぐのことだった。

結婚してからは順調に子供を授かることができた。

彼女とは忘れた頃に送られてくるメールでほそぼそとつながっていたが、ある日生まれ子供を見たいと言い出した。

妻とも会いたがっているようで、いわゆるママ友が欲しいというのだ。

冗談ではないと思いつつも、いつも通りの押しの強さに僕はあっけなく折れてしまった。

はたして当日はい地雷が爆発しないかと生きた心地がしなかったのだが、母親になったことで責任感が目覚めたのか、そもそも僕に興味をなくしたのか全ては杞憂のまま時間は過ぎ去っていった。

結局ママ友になったわけでもなく、それっきり連絡もよこさなくなりこのまま自然と離れて忘れていくのだと思っていた。

ある日テレビを見ていて心臓が止まるほど驚いたことがあった。

CMで人の良さそうに振る舞う無名女優彼女にそっくりだったのだ。

大げさに目を見開いて驚く様子や、目尻のシワを構う様子を感じさせないような満面の笑顔、肉厚な唇を表情豊かに動かす大きめの口。

忘れていたはずの感情血液が注ぎ込まれて鼓動を始めるかのように、彼女を求める気持ちが目覚めていくのが分かった。

妻は子育て疲弊しながら結婚生活に慣れ、僕をないがしろにし始めた。

僕は妻から愛され続けられるように家事子育て積極的に参加したし、妻の疲れを少しでも癒せるように外に連れ出したり話に耳を傾けたり妻が楽しめそうなものは何でも用意した。

同時に、僕は妻のことを好きで居続けようと毎日努力をし続けた。妻の何が魅力なのかを考え、思い出し、再確認する毎日だった。

でも、妻が僕のことを好きでいてくれる努力をしてくれているかは疑問だった。

結婚して7年。二人目の子供を授かってから4年になるが、それ以来身体を交わすことはなかった。

何度か誘ってみたものの、願いが受け入れられることはなかった。

こんな状況だからこそ彼女からの誘いははっきりと断ったのだが、熱量と無邪気さに押し切られてこの日に至ってしまった。

今足を踏み外せば僕は全てを失って奈落に落ちるだろう。

こんな憔悴した状態で崖の上を歩くのが危険なことだというのは子供でもわかることだというのに。

僕のそんな気持ちもつゆ知らぬ様子で、彼女は無邪気に自分のことを話し続けた。

僕の話す言葉一つ一つを本当に嬉しそうに聞いては、無邪気な笑顔を見せていた。

僕の精神は何度も僕の身体を離れ、彼女の手を握ろうとしていた。

その度に僕の手は空を切り、彼女の手は蝶のように気ままに舞い遊んだ

長い長い綱渡りを終え僕らにタイムリミットが訪れた。

お互いには家庭があり待っている人間がいるのだ。

この日彼女に会うことは当然妻にも伝えてある。むしろそうしたほうが自分が足を踏み外さな保険になると思ったのだ。

それに、隠れてコソコソ会えるような器用なことは自分にはできない。

楽しくなかったといえば嘘だ。でも、それを楽しんでいいのかどうかはずっと疑問だった。

大げさな話をすれば自分人生は何のためにあるのかという話になる。

でも、そんなことをいちいち考えたい気分ではなかった。

彼女は満足できたのだろうか。彼女が望んでいたのはほんとうにこうして気軽に話すことのできる状況だけだったのだろうか。

僕の気持ち彼女はどう思っているのだろうか。

僕がどんな気持ちでここに来たのか、彼女はわかっているのだろうか。

そんなことを考えていると、いつの間にか僕の手は無意識彼女の方へと伸びていた。

いや、本当は彼女気持ちを試したかったのかもしれない。

僕の手は、彼女の胸の高さまで来ると平を上にして開いた。

彼女はその手を不思議そうに見ている。

そのまま数秒の時が過ぎ、僕は苦笑いとともにその手を引っ込めた。

彼女もつられて笑い、別れの挨拶とともに改札へと消えていった。

僕が今いるこの世界は、彼女がその手を握り返さなかった世界だ。

からほとんどのことがいつもの通り進んでいる。

今朝はまたリビングで眠り込んでしまったことに対する小言を妻に言われ、問題が起きるまで大してやることのない職場でこうして文章を書いている。

彼女が僕の手を握り返した世界では何が起こっているのだろう。

大げさな話をすれば自分人生は何のためにあるのかという話をもう少し落ち着いて考えてみたいと思う。

2016-07-03

[] 2016春アニメ(視聴済)感想

クールが始まると、ほんとに光陰矢の如しというのを感じる。

とりあえず、見ていたアニメメモ

仕事でつかれた頭を休める最高の癒やしだった。4月ごろ本当につらい時期だったので、救われた。アニメ前半の艶かしい映像美の描写

http://nikkan-spa.jp/1143071

記事が良かったので、参考にメモしとく。うんうん。このアニメの良さはこの文章に凝縮されてる。

クールの前半でトランス神楽したり、しまむらに行ってたころは本当に一話づつもう一度見返したいと思ういいアニメだった。

中途半端な成長話や毒親グマのエピソードなんていらなかったんだ。ただ、癒やされたかったんじゃー!!!

TVCM制作エピソードで、よしおが編集CMの内容をスポンサーに作り変えるシーンをみていたら仕事上司に板挟みになった苦い記憶フラッシュバックしたのでそこはNG

シュールだけど、ポジティブ主人公に元気づけられる。アホみたいにテンション高いの良いよね。だけど、クラブなんか行ったことがないので、DJがどんなもんかわからない。

東山奈央の「きゅ」「きゅきゅー」とかアイスペロペロを聞けるので、それだけで幸せ動物系の可愛さをアピールするアニメが増えてほしい。これも底抜けに明るい感じがとってもいい。

2016-05-31

[]

エロチック街道を読んだ。筒井康隆はわざと読点を使わないようにしているのかなって思った。

偏在と日本地球ことば教える学部と遠い座敷とジャズ大名面白かった。特にジャズ大名エンターテイメント性が高く、あらすじに底抜けに楽しい傑作と書いてある通りの読書感を得られた。

偏在はキュビズム文学表現したことが面白かったし、日本地球ことば教える学部ハチャメチャなギャグ小説として読み進められた。

遠い座敷は分類としては幻想小説なんだろうと思う。少しホラーチックな描写だったので、最後が少し呆気なく感じた。もしかしたら主人公は無事に家まで辿り着けていないのかもしれないけど、よくわからない。

かくれんぼをした夜みたいなほのぼのし作品もあるんだけど、全体的にハチャメチャなギャグが多かった印象を持った。一についてとははまだしも、歩くとき早口ことばは突き抜けすぎててちょっと苦痛だった。

解説にもあったけど、言語いじめ過激小説集だったと思う。表題作エロチック街道は、なるほど確かにエロかった。

2016-01-19

尻をもっとポップに呼べないものか。

私は無類の尻好きである

ラテン系の上向いた尻などが特にまらない。

許されるならばずっと女性の尻に顔をうずめていたい。

尻を枕にして1日中過ごしたい。

そんな私だが、形容することばのキャッチーさに関しては尻よりも胸のほうが刺さるものを感じている。

"ちち"

下町のかおりがする庶民的な響きだ。

たまに年いった方々が使う(らしい)"ちちバンド"などなかなかポップな響きがする。

"ちぶさ"

ことな文化的香りがする上品な響きだ。

きっと優しいパイズリをしてくれることだろう。

しかし、そうした言葉よりも素晴らしい響きのことばがある。

おっぱい”だ。

ザ・ポップ。

なんと悲壮感のない響きだろう。

促音と破裂音の絶妙ハーモニー

その底抜けに明るい響きには心踊らずにはいられない。聞いた瞬間皆思わず「ウェーイ!」と叫んでしまうことだろう。

一方で、尻を形容することば達の体たらくはどうであろう。

"おしり"

なんら引っ掛かりのない語感だ。

きっと貧尻に違いない。

"ケツ"

粗雑で卑猥だ。ヤリ捨てたくなるようなギャルの尻という感じだ。

嫌いではないがポップさに関してはかけらも感じない。

"臀部"

人体図鑑でも読まされているのか。

アカデミックな響きはあれど文化的ニュアンスは感じない。

尻を形容することばはその魅力をポップに表現するに十分な言葉存在しないと思うのだ。

もっとポップに形容できることばはないものだろうか。

尻が好きだと高らかにポップに叫びたい。

いちもつを擦りつけたい。

2015-12-27

森見登美彦よつばと!関係

森見登美彦氏のブログを読んでいる方なら御存知だろうが、彼は「よつばと!」の熱心な読者である

たびたびブログよつばと!言及し、絶賛している。

2011年11月26日

■[日々] 登美彦氏、更新にそなえる。

http://d.hatena.ne.jp/Tomio/20111126

2013年03月12日

■[日々] 登美彦氏、『よつばと!』を読む

http://d.hatena.ne.jp/Tomio/20130312

2014年10月06日

■[日々] 森見登美彦氏、新刊を待つ。

http://d.hatena.ne.jp/Tomio/20141006

はじめは意外にも思えたが、しばらく考えてみると、登美彦氏がよつばと!愛読者であることになんとなく合点がいった。

彼の書く小説世界観よつばと!には通ずるものがあるのではないか?と感じるのだ。

もちろん、好きなのだから影響を受けた部分も大いにあるのだろうと考えることはできる。

実際のところ、「ペンギン・ハイウェイ執筆の際にはよつばと!が手元にあったようである

2010年06月16日

[読書] 『ペンギン・ハイウェイ』が助けられた本たち

http://d.hatena.ne.jp/Tomio/20100616

ペンギン・ハイウェイ」では、主人公のアオヤマ君が「理論は知っている」と発言する箇所があるのだが、それがよつばの「りろんはしってる」を踏まえたものなのかどうかはわからない。

だが、「子供視点」という点で、よつばと!は大変に参考になったのだろうと推察できる。


登美彦氏がどれだけよつばと!が好きかということは、あるインタビューを読むと非常によくわかる。

――今誰かに何かコミックおすすめするとしたら何にしますか?

森見 相手にもよりますが、現在連載中の作品いちばん自分おすすめするのは、やはり『よつばと!』ですね。新刊が出たときいちばん胸が躍るんです。『よつばと!』は本当にいい作品だと思います。ああいうのが書けたらいいなとも思うんですよ。なんでおもしろいのか、なんであんなに読後がいいと思えるのか、はっきりとはわからなくて説明できないのですが、すごく好きです。毎回何事もない日常を描いているかのようで、何かはちゃんとあるんですよ。ストーリーがはっきりしてるとか構成が凝ってるとかじゃなくて、登場人物たちが作品世界の中で生きてる感じがすごくする。『よつばと!』に限らず、どんな作品も上手に作品世界の中で登場人物たちが生きている感じに描ければ、実はそれだけで充分おもしろいんだと思うんですけど、そうすることはとても難しいことでもあると思います。だからストーリーで凝ってみたりいろいろな仕掛けをしたりする。でも『よつばと!』は本当に上手に作ってあって、日常の小さな波をきちんと捉えて描いているんですね。そこに感動するんだと思います。すごいなあと思いますよ。…ああ、でもやっぱり『よつばと!』の魅力はうまく説明できないですね(笑)。僕よつばがホットケーキをひっくり返したところで泣きましたからね。あとクマぬいぐるみをあさぎお姉ちゃんが直してくれたときも。なんていうんだろう、すごく美しかったんですよ。悲しいとかじゃなくて、すごく美しいものを見て感動するみたいに、『よつばと!』を読むとなってしまう。どうやったらあんないい感じのものが書けるのかよくわからないので、本当にすごいと思います

勝手に読書伝説Vol.5.5 特集 ゲストインタビュー | ひかりTVブック

登場人物たちが作品世界の中で生きてる感じがすごくする。」

これが重要な点なのではないかと私は思う。登美彦氏の理想とする作品像がここに表れているのではないか。

たとえば「夜は短し歩けよ乙女」。

この作品が語られる時は、腐れ大学生である「私」の捻くれた語りと、天然な「黒髪乙女」のかわいらしさについて言及されることが多い。

特に黒髪乙女」は作者の理想女の子像を詰めたものではないか、と言う者もおり、人によっては願望詰め込みすぎでキモチワルイ!と言うそである

しかし、個人的には「乙女」はそういうものではないのだと主張したいところである

実はこの作品ものすごくよつばと!に似ているのではないかと思うのだ。

まず、あるインタビューでの発言引用したいと思う。

……女の子の目から見ても主人公乙女かわいいですが、これは森見さんの理想女性像も含まれていますか?

森見……確かに理想ではありますけど、僕が書いているので僕の部分も入っています(笑)こういう女の子が単体でいてもしょうがないんです。この女の子がいて、その周りにこういう賑やかな世界があって全部ひっくるめてひとつなんですよね。こういう女の子が無事に生き延びていける世界だったらいいなという思いもあります

http://www.quilala.jp/fbs/old_from_bs/interview23.html

理想としているのは「乙女」でなく「世界なのだ

この言葉、実はよつばと!にもぴったり当てはまるのではないかと思うのだ。

「よつばが単体でいてもしょうがないんです。この女の子がいて、その周りにこういう賑やかな世界があって全部ひっくるめてひとつなんですよね。こういう女の子が無事に生き延びていける世界だったらいいなという思いもあります。」

乙女」と「よつば」の役割は実は近いところにあるのではないか。それをなんとなく私は感じているのである

優しい世界を描いていると言うこともできる。優しい世界といっても、登場人物がみんな善人であるという意味ではなくて、個性的キャラクターがすべてその世界でちゃんと生きていられる世界ということである。「寛容な世界」と言っても良いだろう。


それは「有頂天家族」にもよく表れている。この作品には狸・天狗人間の、本当に様々なキャラクターが出てくる。

そして、善人であったり、悪人であったり、阿呆であったり、よくわからないものだったり、とにかく個性的というほかないほど個性的キャラクターばかりである

阿呆底抜けに阿呆だし、悪人底抜けに悪人なのである

そして、そういった人物たちが、(たとえ悪人であっても)その世界に受け入れられている。どこまでも魅力的で、排除されない。


太陽の塔」「四畳半神話大系」は、所謂リア充」憎しで書かれている作品のように思われているが、別にそれは本当に憎んでいて排除したがっているというわけではないというのは最後まで読んだ方ならお分かりであろう。リア充であってもそうでなくても、作品世界の中で生きているのだ。


お話構造で見たら森見登美彦氏の小説よつばと!は全く違うように思えるのだが、読んで感じるのはなんとなく似た感覚であるように思う。

それがどういった感覚なのかといったことは、登美彦氏ですら上手く説明できないのだから、私が言い表すことなどなおさらである

2015-12-08

口を開けば誰かの受け売り

気づかれないとでも思っているのか

お前が思うほど世の中の人間は馬鹿じゃないよ

お前だけが底抜けに馬鹿なんだ

お前には自分の考えなんてないもの

空っぽ人間だもの

一度だって自分ものを考えたことがない

自分に問いかけてみろ

何も返ってこないだろう

お前には自分がない

今までそうして無為に過ごしてきたツケだ

考えがないなら意味がない

どんなに馬鹿らしいものでも

誰にも理解されなくても

ごくありふれたことでも

お前のような空っぽ人間よりずっといい

真っ白なキャンバスに絵が描けるか

いくら画材を変えたって無駄

空っぽ人間空っぽのものしか生み出せない

それは誰の心にもひっかからない

伝えたいことなんてないくせに

言いたいことがあるような振りをする

哀れな空っぽ人間

2015-09-29

私が勝手でんぱ組.incをすきになった話

でんぱ組.inc出会ったのは2年くらい前だった。

当時の私は就活中、1次選考をずっと落ちていた夏のこと。

ひとりで鬱々としていてほとほと嫌になった時、

疲れた時に聴くアイドルソング麻薬」なんて言葉ネットで見て、ああちょっとそういうドーピングでもして気を紛らわしてみようかな、と

そういえば最高の離婚名前を知ったでんぱ組の曲が面白そうだとyoutube検索してみた。

そこでえいたその「少しでも力になりたいなぁんて、思ったんだよぉ〜」ってセリフ出会い

底抜けに明るくて、人を照らしてくれるえいたその声に勝手に励まされてなんどもなんども聞いていました。

きらきらと輝くその光は重く沈んだ心を優しく温めてくれるようだなあ、と思いながら。

結果としてなんとか就活も終え、また仕事でくじけながら、それでも彼女たちの明るさを頼りにしながら聞き続けるんだろう。

2014-12-13

安倍嫌いだけどアベノミクス支持な人が悩むスレ

この文章は、例えば【総選挙2014】首相が「どの論点を避けているか」にも目を向けてみる(山崎雅弘)に深く共感するものの、一方で民主党支持者としての執行部のアベノミクス批判への愚痴な感じでアベノミクス(というかインフレターゲットおよびその手段としての金融緩和政策への支持)は有効である判断してて、じゃあ選挙で何処に投票すんだよ!って人向けにウダウダ書いてみる。

(この手の話をブログに書くのも抵抗有るんで匿名で)

取り敢えず選挙での行動(比例と総選挙区の違いを言うとややこしくなるんで、自民を選択するか非自民を選択するかで分ける)と、選挙後の経済状況が改善/悪貨した場合について利得行列を作ってみる。

選挙での行動/その後の景気 自民投票(安倍支持) その他へ投票(安倍不支持)
景気が改善した場合 △「ま、アベノミクス成功したな。でもやっぱ安倍思想否定されるべきなんじゃね?」 △「アベノミクスの結果はどうあれ、安倍思想否定されるべきだ。」
景気が後退した場合 ×「やっぱアベノミクスは駄目な上に、思想風土まで悪化しちまった。完全敗北orz ○「やっぱアベノミクスは駄目な上に、思想風土まで悪化しちまった。やっぱ不支持は正しかった」

(○: 俺様大勝利、△: 微妙、×: 負け)

今回の選挙自公が(あるいは自民単独でも)多数派となることはもう確定しているという前提で、内心での勝ち負けだけを評価した。あと、勝ち負けってのは完全に個人の主観なんで各自で置き換えてもらいたい。この勝ち負け基準他者押し付ける気は無いし、押し付けられるべきではない。

あと、「アベノミクス成功・失敗」ではなく「景気が改善・後退」ってなってるのは、まあ国内金融政策だけではどうにも成らないイベント上海市場が暴落したりロシアあたりで景気底抜けになって世界恐慌再びとか)も有るしなーという意図個人的にはやっぱ金融緩和策取ったほうが上手く行く可能性ははるかに大きくなると判断してるけど、サイコロは振ってみないと結果が分からん

とりあえずゲーム理論っぽく考えた場合、「絶対損しない」選択は「その他へ投票(安倍不支持)」に成るわけだ。ただしこれは上で書いたように「俺が選挙で一票入れようが入れまいが自民が勝ってアベノミクスが実行される」ってのが大前提。仮に同じような事を考える人が予想外に大きくて、アベノミクス実行できないような結果になった場合には「景気が後退した場合」となる可能性が高くなり、生活に跳ね返ってくる。あとまあ、排外主義なり国粋主義なりが国家レベルエクストリーム暴走するのは(1930年代日独あたりのように)経済状況が絶望的な場合であって、経済状況が悪化する事で「安倍以上に安倍的なナニモノか」が出現するんじゃ無いかなーという危惧もある。

そうなると、経済状況が良くなる可能性を少しでも高めるために、(内心の勝ち負けでいうと負けである事はともかく)自民投票した方が良いんじゃ無いかという気がする。

ここまで考えた事をまとめると

という頭を抱えたく成るようなどうしよもない選択を強いられる事に気づいた。

オチとか安易結論は無い。

2014-12-05

90年〜アニメOP個人的ベスト10

やっぱアニメOPっていいよな〜と思っていたら私的ベスト10を決めたくなったので書きます

筆者は20代男性なので90年代以降の作品が主になります。今回はOPテーマ限定しました。

曲、映像、本編の面白さ、本編との関係性など総合的な評価ランキング付けしています

10位:ゆずれない願い / 魔法騎士レイアース

https://www.youtube.com/watch?v=1Qaro191qIg

田村直美さんの名曲です。CDシングルミリオンヒット、紅白も出場していてアニソンというよりは曲単体で有名ですね。

個人的には女の子カラオケで歌ってもらいたい曲ランキングベスト5くらいに入っている素敵な曲です。

レイアースリアルタイムで視聴していた女性等ならもっと評価になるのではないでしょうか。

第9位:恋愛サーキュレーション / 化物語

https://www.youtube.com/watch?v=M2MgatKXyQ0

かわいい。それにつきます。一時期エンドレスリピートしてました。

しかしクソ音t…ゲホゲホ、もとい、あまり歌唱力に定評があるというわけではない花澤さんがまさかのこんな大ヒット曲を飛ばすとは驚きです。何があった。

第8位:Shangri-La / 蒼穹のファフナー

https://www.youtube.com/watch?v=UWxqjgzcG8g

圧巻の歌唱力。初めて聞いたときは衝撃でした。聞いたことのない人は是非一聴をオススメします、なんかすごいです。ほんとに。

OP映像はというと、前半は情緒あふれる世界名作劇場のような緩やかな雰囲気かと思いきや後半一気にど迫力なロボットバトル感を出してくる面白い構成

惜しむらくは私がアニメを全編見ていないことでしょうか。勉強不足ですみません。途中までは見たんですけど。いつか見ます

第7位:The Biggest Dreamer / デジモンテイマーズ

https://www.youtube.com/watch?v=RM6Ox7YEtoQ

デジモンアドベンチャーデジモンアドベンチャー02ときて三作目のOPがこちらです。

一作目のOPButterfly」は名作として有名ですが、同じく和田光司さんが歌っておられる熱い曲です。

よりアツさが増していて、映像もよりシリアス気味で私はこちらの方が好みです。特にサビへの入り方がアツい!シビれます

第6位:Give a reason / スレイヤーズNEXT

https://www.youtube.com/watch?v=OUkg51SjoF0

はい名曲出ました。あの林原めぐみ姉さんです。もうこの辺りの時代の曲はアニメとか関係なく単体でも名曲なんですよね。

かといって映像ドラマチックで迫力ある素敵な展開ですし個人的には外せない作品の一つです。

第5位:future gazer / とある科学の超電磁砲OVA

https://www.youtube.com/watch?v=Hb19dcmM5YM

アニメ本編のOPであるOnly my railgun」がわりと有名ですが、こちらはOVAOP

本編では途中からシリアス展開が多かっただけに、日常の一コマのようなOP映像が心にしみるのです。

そしてこの曲展開。なんていうかこう、泣かせに来てますよね。好きです。

第4位:Northern lights / シャーマンキング

https://www.youtube.com/watch?v=6K_hQzRnLpc

シャーマンキングといえば1つ目のOPOver Soul」の方が有名かも知れませんがこちらはその次のOP

いやぁかっこいい曲です。この頃の林原めぐみさんは歌声が力強くて素敵ですね。

OP映像も曲とシンクロしてグリグリ動いて素敵です。曲と本編の雰囲気も合っていて◎。

第3位:WORLD END / コードギアス R2

https://www.youtube.com/watch?v=4TJWguxfI6w

とにかく映像がカッコいい。アニメ本編が非常に好きだったのもあいまってテンション上がります

OP映像が見たいがためにカラオケで入れたことは数知れず。

曲もアニメ世界観マッチしていて良いです。やはり思い入れのあるアニメOPも印象深いですね。

第2位:Super Driver / 涼宮ハルヒの憂鬱

https://www.youtube.com/watch?v=qT0mpN_2Ppg

ハルヒ第二期のOP。第一期OPの「冒険でしょでしょ?」の方が有名ですが、私はこちらが好きです。

曲、映像ともに底抜けに明るくてPOPで、ハルヒ自身を表したかのようなテンションの高い映像歌詞。なんだか元気をもらえます

映像クオリティが非常に高く、さすがは京都アニメーションさんといったところでしょうか。何回も見てます

第1位:残酷な天使のテーゼ / 新世紀エヴァンゲリオン

https://www.youtube.com/watch?v=3nQNSLB3Lpk

定番過ぎるかもしれませんが、やはりこれ。断トツです。

曲、歌唱力演出、本編との関連、どれをとっても素晴らしいですね。

フラッシュカットや黒背景に白文字で出てくる謎の言葉など、全ての演出がカッコよくて震えます

そして歌詞はもはやエヴァのものを表しているといっても過言ではありません。脅威のシンクロ率

つかこれを越えるような素晴らしいアニメOPが生み出されるのを楽しみに、これからも生きていきたいと思います

いかがだったでしょうか。

よろしければ皆さんの好きなアニメOPも教えてください。

2014-11-10

陰毛との一夜

高校修学旅行の夜、シティホテルに友人と宿泊したのだが、

その友人は陰毛のような髪をした底抜けに陽気な男で、

おい君、君はどんくらい腋毛が生えているか、としきりに尋ねてくる。

尋ねてくる分には可愛げがあるが、なあ少し腋をあげて見せてくれ、としきりに強請ってくる。

もう寝ようと提案するが、駄目だ見るまでは寝ないと駄々をこねる。これには閉口した。

僕がいやだよ、腋毛なんて他人に見せるもんか、と云うと、

じゃあ無理にでも見てやろうと、がっぷり四つに組み敷いてくる。

この陰毛男は、ひょろっとした体つきのくせして存外握力が強く、嫌がる僕の腕を

強引に持ち上げ、腋をじろじろ凝視してくる。

ふうん、なかなか毛深いね、とばかにしたように云うから、かっとして、

じゃあ君のも見せてみろと云ったら、やっこさん、喜んで万歳姿勢をとる。

その腋毛が髪質とおなじ縮れた陰毛状だったから、

わず、なんだ腋の下までチン毛が生えてるじゃないかと口にしてしまい、

えらく不興を買った。

その件はそれで収まったのだが、その晩、陰毛と枕を並べて寝ようとするも、どうにも眠れない。

陰毛のやつのいびきがうるさく、寝ようとしても寝つけない。

静かにしろと怒鳴りつけてやりたくとも、相手は夢心地なんだから仕方ない。

そんなら先の仕返しをしてやろうと、細かく裂いてぬらしたティッシュを相手の鼻に詰めこんだ。

するとなんの拍子か、やっこさん、ずぞぞと下品な音を立ててぬれティッシュを吸い込んでしまった。

このままでは窒息するかもしれん、と大わらわでティッシュを除くが、

破れた欠片が鼻の奥に吸い込まれ、もはや手の施しようがない。

まさか鼻をほじくる訳にもいかず、翌朝変死体発見されたらどうしようかと気を揉んだが、

だんだん考えるのが億劫になり、ええい、どうとでもなれと自分のベッドに戻って不貞寝した。

結局、陰毛は朝まで目覚めることなく、翌朝も元気はつらつとしていたが、

吸い込まれたティッシュのかけらがどうなったのかは、ついに分からずじまいである。

2014-11-01

18禁F4U好奇心は猫をもアレする』感想下品注意】

ループする世界意味こじつけなくたって、ポストモダン動物化しなくたって、何かで性欲を正当化する必要なんかなく、いつだって僕たちにはオナニーする権利はある。

F4Uの新作『好奇心は猫をもアレする』は、ひとたび開けば一気に理性なんて吹っ飛ばし、声に出して読みたい日本語と限りない法悦が襲い掛かる、そんなステキ作品である

この一冊を開いて、一番初めのコマに書いてあるのは「ヘルス部だぁ!?」の一言である。変な部活ものがこの世の春を謳歌する現代において、逆に禁じ手なのではないか。

僕はこれから自分を打ちのめすであろうF4Uワールドへの期待に、床上手な処女のように打ち震えた。

手際よくぴゅっぴゅする導入を経て、「偏差値15学園」連作は開始される。ヒロインレイプが横行する偏差値15学園において先述のヘルス部を立ち上げ、貯めたお金で塾に行くことを夢見る黒ギャルである。奇想である。どこへ行くんだこの話。その先は是非あなたの目で確かめてほしい。その果てで、あなたはきっと「偏差値」という単語の持つポテンシャルを知ることとなるだろう。

さてさて話はかわるが、読者諸賢もご存知の通りエロ漫画において女の子行為に及ぶエクスキューズは数多く存在する。そして、どの「なぜ」を選ぶかには、作家性が色濃く現れる。

らぶらぶえっちがあり、無理やりから快楽堕ちがあり、悪堕ちがあり。中には、極端に人口上の男女比が崩れ女は牝奴隷と化している、機械人類の観察のために性行為を模するなど、世界法則を歪めるレベルエクスキューズSFというジャンルに一歩も二歩も足を踏み入れた作品も少なくない。

好奇心は猫をもアレする』では、凌辱系にしろらぶらぶ系にしろ、とにかく女がペニス(作中の言葉をひくなら“そう、それは――ちんぽと呼ぶには、あまりにもペニス”)を求めて堕ちてゆく。

エロ漫画ってそういうものでしょう、と紳士たるあなたは思うかもしれない。

しかしそこはF4U真骨頂、堂々たる男根で牝を盛らせ、攻撃的なまでに擬音を響かせながら堕としていく様は迫力すら感じられる。中出しした後に膣から溢れ出る精液から生命匂い立つ。

言葉で、絵柄で、セックスに至る過程を暴力的なまでに納得させられている。その独特な言語感覚に支えられた強烈なドライブ感に、F4U作家性があらわれている。

思うにF4Uの凄味は、可愛い女の子描写(頭身高め、ヤンキー優等生、地味子、巨乳貧乳何でもアリ)、ダイナミックな構図作り(魅せるための体位作り!)だけではないのだろう。

それらに加えて、底抜けに力強いちんちん賛歌があるのではないか。どいつもこいつも血管の浮き出た逸物をビキビキイキり立たせ、牝を思うがままに喘がせている。

F4Uの描くちんちんは、物言わずともその在り様で雄弁に語る。早く挿入れたいと切なげに、女を牝に引きずり堕としたいと猛々しく。

「カラオーケストラ」では優等生らしいJKに自ら笑顔でチンポを求めることを強要して内側から精神破壊し、「忘れ××もの」では処女からセックス中毒に堕とした元カノに真の絶頂を思い出させている。

F4Uの作るエピソードには、どれにもチンポへの畏敬の念が通底している。本作のカバー下でも、チンポ作画に関するこだわりを見せている。そのチンポへの飽くなき追求、はもはやちんちん賛歌の域にある。

これは私見なのだが、エロ漫画可愛い女の子ちんちん賛歌の両輪で駆動する地獄であるエロスナルシシズム幸福マリアージュと言い換えてもいいだろう。

性的欲望を向けるに足りる対象と、欲望やその持ち主自身肯定する象徴としての力強いペニス特に後者は、露出された欲望を雄々しいもの女性から欲望されるもののものとして描いていることで、読者から理性を引き剥がすための後押しとなりうる。僕たちはヒロインたちに欲望を肯定され、ガチガチ男根背中自分を重ね、ひととき獣に戻る。男根によって世界に没入し世界と繋がり、猫をもアレしているのは、きっと僕たちだ。

理屈をこねまわすのは終わりだ。サタデナイトオナニーフィーバーキャノン先生も言っている。

さあ諸君。知恵の実なんて吐き捨てよう。猫に戻ろう。めくるめく夜を始めよう。

https://www.wani.com/4862693318/

2014-08-25

http://anond.hatelabo.jp/20140825020117

東大生が考えたって言ってるくらいだから、そんなこと計算済みかもしれんけど。

東大生だろうと、京大生だろうと、馬鹿な奴は底抜けに馬鹿だぞ。知らないの?

2014-08-05

最近アニメソングエントリがよくホッテントリ入りしてるけど

小さい時にほとんどアニメを見せてもらえなかった自分からすると、そういう思い出が少なすぎてものすごく悔しい。

小さい時にみてたのは、勇者シリーズドラえもんキテレツハウス名作劇場くらいだった。

なんつーか、基本平日はアニメ見たらいけない感じだった。

金曜夜のドラえもん、土曜の勇者シリーズ、日曜のキテレツハウス名作劇場だけ。

平日夕方時間帯にこそ面白いアニメたくさんやってたはずなのに。

ごはん食べるときも基本テレビなしの家庭だったし。

から数少ないそれらのアニメの歌はかなり心に残っている。

俺のソウルソングと言えば、やはりロミオの青い空の「空へ…」だ。

物悲しく切なさを帯びた青空イメージは一生覚えている。

エンディングSi Si Ciaoロマナの丘で~も捨てがたい

ただ肝心のアニメ自体が、途中でロミオ奉公先ですっごい暴力受けてる次回予告見て怖くなってみるのやめちゃったんだよなあ。もったいない

それから七つの海のティコSea loves you底抜けに明るい。朝の目覚めのようなイントロAメロから、外のまぶしい日差しを受けながらサビへ!イルカウォッチングかいきたくなるね。

そんでエンディングがこれまた・・・すっげー子守唄チックで聞いてると眠くなるのよ。twinkle talkだったか。星のささやき。まさに。

小学校低学年の俺には麻酔だったね・・・

ナナミみたいに泳いでシャチと通じ合いたいと思ったわ・・

キテレツはじめてのチュウは不気味さを感じてそこまで好きではなかったけど、OPのお料理行進曲は最高だった。コロッケすっげー食べたくなる。

すいみん不足の放送時は見てなかったはずだけど、改めて大学生とかになってから聞いたらかなりよかった。

勇者シリーズは5歳くらいのときファイバード原初記憶だ。

歌が記憶に残ってるのはゴルドランから

OPの僕らの冒険のワクワク感はすごい。

ガオガイガーOPは正直放送当時はだっせえと思ってた。ガガガガガガッて。

あとダグオンのOPも古臭すぎてダメだった。いつのアニメだよって思ってた。

ドラえもん・・・なんかもう良し悪しじゃねーよ。OPドラえもんのうた。アンアンアンってなんだよ。エンディングは俺が見てるときはずっとキミョウキテレツマカフシギキソウテンガイシシャゴニュウホンワカパッパだったよ。このエンディングでシシャゴニュウって言葉覚えたよ。

たったこれだけしかない。

もっと当時充実してた子どもアニメあったはずなのに。

悲しい。

2014-07-17

父と母と私

父は毎晩アルコール漬けになって暴れて、母を殴る蹴るするような人だった。

仕事も不まじめで借金があり、外には浮気相手もいたそうだ。

なんとベタな、と思われるかもしれないが、この点は疑いようのない事実からしょうがない。

母は私と2人きりになればいつでも父の事を話した。

昨夜も暴れて大変だった、泥酔して部屋の中がめちゃくちゃになった、今度こそ警察を呼ぼうと思った。

はいつも頭に十円玉くらいの禿げがあったし、時折顔や腕にアザが出来ていたから、幼心に父が本当に恐ろしいモンスターのようだと思っていた。

母の話の〆はいつもこうだ。

「お父さんが早く死ねば良いのに」

このセリフはもう何百回、何千回と聞いたと思う。

から自然、私も父の死を望むようになった。

そして先日、本当に父が死んだ。

明け方、母から電話でその事を知った。

聞いた瞬間、やったと思った。

これで遂に母の願いが叶った、母はもう今日から自由の身なのだと心底喜んだ。

ところが電話口の母の様子が明らかにおかしい。泣いている。おとうさん、おとうさん、とうわ言のように呟いて泣いている。

最初は嬉し泣きかと思った、でもすぐに違うと気づいた。

母は父の死を心底悲しんでいた。

思い切り頭を殴られたようなショック、虚しさ、裏切られたと言う気持ち。

あんなに父の死を望んでいたはずなのに、母はいざそうなったらみっともなく泣いて悲しんでいる。

私の気持ちは宙ぶらりんで、底抜けに晴れやかな気持ちと、吐きそうなほどの絶望感との間で発狂しそうだった。

さなから父を恐れ、母に従い、母の幸せを願い、父の死を願っていた。

これでみんな幸せになれるはずだったのに、どうして私も父も母も不幸になってしまったのか。

消化しようにもあまりに長い年月をかけて積もった感情はちっともうまく消化できない。

しかしたらもうずっと前に私の頭はすっかりおかしくなっていたのかもしれない。

そもそも誰かの死を望んで幸せになんてなれるはずもなかったのだ。

2014-03-13

放射脳定義って

「わかるように説明してみろ」といいながら、底抜けにものわかりが悪い。

でも不安がる。

で、よろしいか?

2013-05-07

ふと.....

ゴールデンウィーク最終日。

終日家に居るのも何だと思い、彼女はいないけど、ふとカップル聖地横浜みなとみらいに行ってきた。

関内で降りてまずは大桟橋方面へ。

目に飛び込んできたのは巨大な客船

その客船の脇には広大な木のデッキ?(甲板みたいな?)が。

吹き抜ける風がとても心地よかった。

続いて山下公園へ。

花のアート?みたいなのがあってとても綺麗だった。

う〜ん。それにしても周りはカップルだらけだ 笑

ちょこっと小腹が空いたので、阪東橋辺りのラーメン屋へ。

こういう時、彼女がいたらオシャレなパスタとか一緒に食べられたんだろうなー 笑

食後、そのまま帰るのも何だと思い、再び大桟橋へ。

「あ、そういえば赤レンガ倉庫見てなかったな。」と思い、そちらへ。

ビール祭りやってた。

みんなでワイワイとても賑やかだった。

でも流石にそこでひとりで呑むなんて図太いことはできなかったので、雰囲気だけ頂戴した。

その足でワールドポーターズ方面へ。

でもふと「まだもうちょっと客船と港を眺めるか。」と思い、再び大桟橋の方へ。

大桟橋の隣の広場に到着。

水辺に面する欄干に肘をついてボーッと港を眺めていた。

5分くらいかな。物思いにふけっていたが、さてそろそろ帰るかと思ったその時。

から

「すいません。」

女の子2人組みだった。

小綺麗な格好をしたかわいい女の子たちだ。

ハタチちょっとぐらいの子たちだろうか。

「すいません。写真撮ってもらっていいですか?」

「あぁ、いいですよ。」

満面の笑みで応えた。

「いい思い出になるね。」なんて思いながら「ハイチーズ!」

女の子たち「ありがとうございました。」

自分「いえいえ、どういたしまして。ちゃんと撮れてます?それで大丈夫ですか?」

女の子たち「あ、はい大丈夫です!ありがとうございました!」

可愛らしいなぁ〜 笑

自分「じゃ、すいません.....」とその場を離れようとした時、

ふと「あ、俺も撮ってもらおう。」と思った。

彼女がいれば、彼女に撮ってもらったり一緒に写ったりできたんだけど 笑

自分「すいません。最後自分も撮ってもらっていいですか?」

iPhoneを渡してお願いした。

女の子たち「え?あっ、はい!いいですよ♪」

多分、変なヤツって思われただろうな 笑

客船と港をバックに立った。

その時、女の子が、

「私も一緒に写っていいですか?」

.........

一瞬「え?」と思った。

そりゃなるよね。笑

誰でもなると思う。

まぁでも僕もいい歳なんで、そこまで驚くこともなく、

「あぁ、じゃあぜひ。」と笑顔でお願いした。

若い女の子って本当に無邪気で明るく積極的なとこあるよね。

特に集団になると底抜けに明るくなって積極的になるっていうか。

そんな感じだから、一人目の女の子と撮り終わったら、

もう一人の女の子が「じゃあ私もいいですかぁ〜?♪」と言ってきた。

自分「ははは。じゃあぜひお願いします。」なんて。

二人と撮り終えて、じゃあこれで帰ろうと、

最後冗談でふと「良かったらこれ、フェイスブックとかに載せていいですか?」って聞いたら、

「いいですよ〜♪」だって

女の子たち「じゃあ名前教えてください♪友達申請します♪」

........

こんな展開あるんだ 笑

こんな展開あるんですね 笑

二人とも可愛らしい子たちだったし、もしかしたらもしかするかもしれない 笑

今、自分には彼女はいないし、もしかしたらこの出逢いが運命の出逢いになるのかも.....なんて 笑

....…

今日横浜散策はほんの思い付きです。

ただ、ふと横浜に出掛けて、ふと大桟橋に寄って、ふと欄干に肘をついていたらこんなことになりました。

人生、ふとしたことがきっかけになるようです。

意図していない『ふと』したことが。

それはいつどこでどんなタイミングで始まるかわかりません。

今日、家にいたらこんな素敵な出逢いはなかった。

『ふと』家を出て『ふと』横浜に出掛けてみたから始まった出来事。

大袈裟かもしれないが、今日のこの出来事が今後の僕の人生を変える転機になるかもしれない。

今日、ふとあの子たちと出逢えたおかげで、何か人生が素晴らしく色づくような気がした。

今日の出逢いは僕の一生の宝物になるかもしれない。

ふと、そう思った。

2013-05-05

プライドばっかり高い自分は何をやってももうだめなんだろうなあ

そういう風に思っている。自分にはできることなんてほとんどなかったり、何かができるようになるまで努力することもできないのに、なぜかプライドばっかり強くて、これは自分のやるようなことではないとか、必死に頑張って何になるのとか考えている。

だけど、大学とかに通ったりしていると、もう時間がないことが頭の中でどんどん大きくなっていって、何も手につかなくなる。一応、シューカツとかでしゃべられる程度には課外活動をがんばったりしたのだけれど、学問に打ち込めない自分がやっぱりいやになったりしていた。友達とのつきあいも、一時のものだと思いつつも、割とよく会って、楽しく話をしたりする。

中学校くらいまでは世界が狭かったから、自分は何にでもなれると思っていた。

高校の時にはそろそろ世の中のことがわかってきたけど、まだ大丈夫だと思っていた。

大学の時には、就職難とか言われていたけど、自分だけは何とかなると思っていた。

今はそこそこに働いていて、まわりに鬱になってしまう人とかがいるけど、自分だけは大丈夫だと思っている。

それにしても、一度でいいから「突き抜けた」と思える体験をしてみたい。でも、頑張るのは嫌だ。

一度底抜けに頑張った経験があれば、どんどん前に進める気がするけど、集中力3分しかもたない。

そして、恋人が生まれてこの方いないのも、そろそろ苦しく思うときもでてきた。

自分なんて、代替可能な「何か」なんでしょ。ただし、親にとっては替えられない子供(ひとりっこだし)なので、消えることはできないなあと考えたりしたこともあった。

やりがいってなんなんだろ。今の仕事には特に不満はないけど、そこまでこだわってやることとも思えない。

ちなみにこれが好きで好きでたまらないという趣味もない。お金にも執着はない。あなたじゃなきゃだめなんですと思えるヒトもいない。

どうやって生きていくのが一番楽しいんだろう。考えていることを文章にしたら気持ちの整理ができるかなと思ったけど、逆にはっきりした。

自分はもう、何をしてもだめだんだろうなって。でも、親は悲しませたくないし、できることならなるべく「自慢の子供」でありたいと漠然と思っている。

2013-04-05

小沢健二について 1

「終わらないで欲しいものが実はもう終わりつつあること」に気付きながらも、なおもダンスを踊ること。だがしかし、それがけっして希望未来に繋がりはしないこと、一方では完全に分かってしまってもいて、だからそこには明らかに一種のメランコリーが隠されているのだが、では「終わりつつある」が、遂に「終わってしまった」に変わり、そのことをもはや認めざるを得ないのだとしたら、一体どうしたらいいのだろうか?

「当時、彼の書く歌詞や曲の世界は、あまりにも楽観的で表層的だと揶揄されたりもしたが、そこに同時に苦悩と諦念と、それでもなおそれらに何とかして撃ち勝とうとする「強い気持ち」を見出せなければ、彼のことをわかったことにはならないだろう。阪神淡路大震災地下鉄サリン事件が起こった年に「さよならなんて云えないよ」と「痛快ウキウキ通り」を発表する人間の、何ともいえない複雑さに気付けなければ。」

以上は佐々木敦オザケン論の抜粋だ。

年末あたりから小沢健二を頻繁に聴いている。一言でいえばハマってしまったのだ。いや、というよりも心酔してしまった、といったほうが正確かもしれない。僕の生活を傍から誰かが覗いてみればおそらく気持ち悪がることだろう。とにかくここ最近毎日小沢健二漬けだ。自分生活が、人生が、小沢健二に溢れている。ここには些かの誇張も比喩もない……。

なぜ小沢健二なのか。無論彼の音楽が素晴らしいからで、それは後追いで彼の音楽を知った者としては「今現在聴いても」というような注がどうしても付随するが、事実彼の音楽全然古びていないし、それどころかむしろいまのほうが当時より一層重要性を帯びているとすら感じられるから、なのか……。そう断言したい気持ちもあるのだけど、自分でもよくわからないというのが率直なところだ。ここでいう当時とは彼の活動が全盛を極めた90年代半ばを指すが、その後彼はメディアから急速に姿を消し、CDリリースも絶え絶えになる。これは周知の事実。では小沢健二はいったい何者だったのか/なのか。もちろん彼を過去形で語るのは正しくないし、絶対に間違っているとすら思うけれど、とりあえず90年代の彼の音楽家としての活動とその意義などはひとまず暫定的に総括されて然るべき問題だろうと強く思う。小沢健二はそれぐらい大きな存在だと思うし、その大きに比べると彼は「まだまだ語りきられていない」と思われるのだ。

 

小沢健二音楽リアルタイムではじめて聴いたのは、たぶん「ラブリー」だったと思うし、それ以外はほとんど記憶がない。というのはその当時(94年頃)の僕はまだ小学生音楽のものにあまり興味もなかったし、もしあったとしても彼の曲の良さを感受することは出来なかっただろう、おそらくは。そして物心ついた時には彼はすでに音楽の場から遠のいていた。何れにせよ今まで聞き逃してきたわけだ。といっても今までに何度かニアミスはあった。物心ついてそれなりに音楽を嗜むようになり、そのなかには渋谷系と称される音楽もいくつかあり、とりわけ渋谷系と称されるジャンルにおいて小沢健二は中心的な存在だった(はずだ)。だけど、それでもなぜか意識して小沢健二を聴くことはなかった。なぜだろう、とふと考える。というのも、つい最近まで彼のことを意識して考えたことすらほとんどなかったので自分でもよくわからないのだけど、ひとつ思い当たるふしがあるとすれば、それはやはり当時耳にはさんだ「ラブリー」の印象が大きかったかなのだと思う。もちろん、「嫌い」といえるほど彼の音楽メディアでの振る舞いを見ていたわけではないけれど、それでもやっぱり「ラブリー」のあの底抜けに明るい(今でこそ違う表現ができるのだけど)感じをリアルタイムでは軽薄なものとして受け止めた気がするのだ(いまでも彼の音楽をそういうものとして受け止めている人たちが大勢いる)。だからなんとなく避けてきたというか、ちゃんと聴かなかったのだと思う。そんな僕が小沢健二意識し、興味を持ったのは、彼が所謂反グローバリズム運動に関わっている(らしい)と聞いたからだった。だからはじめは音楽とは関係ない。いやあんなポップな歌を歌っていた人がそんな活動をしてるんだ、という意外性によるものから関係はあるのだけど(そういえばセリーヌに興味を持ったのも彼がべらぼうな反ユダヤ主義者(らしい)と聞いたからだったのだ)。

そんなこんなである何気なくyoutubeで「ある光」を聴いた。そして一瞬にして胸を打ちぬかれた……。真摯、としか形容することができなかった。そこにあるのはなんの修辞もアイロニーもなく、ただひたすらに真摯敬虔な歌だったからだ(それゆえになかなか危険な曲だと思う)。そして続けざまに聴いた「ラブリー」で嗚咽した。この「ラブリー」という曲の持つヘビー級の重さに僕は小沢健二という存在が理解できたような気がした。一見とてもポップで底抜けに明るいこの曲のいったいどこがどう重いのか。彼の音楽は多くの人たちから多幸感溢れる音楽」云々と形容されてきたのだけど、それは正しくない。正確にはこうだ。小沢健二音楽は多幸症である……。多幸症。そう、これはある種の症状であり、とりわけ「ラブリー」に顕著に見られる明るさは明らかに病的である、と。「ラブリー」にはそういった趣を感じるのだ。小沢健二音楽を聴くことは、すなわち完全なる多幸症を生きることを含意するといってもいい。

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