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2022-06-06

関東今日から梅雨入りだそうで。

今の会社転職する直前、有休消化期間中5月ににフラフラ国内旅行していた時期を思い出す。

なんだか空っぽになった精神状態で、なんか行ったことのない場所に、毎日カメラを携えて歩き回った。梅雨入り直前の時期で、どこへ行っても晴れていて、朝早く起きては新鮮な風景の中を散歩した。

京都で2泊した頃に、急に天気が悪くなって、ニュース梅雨入りアナウンスされた。1日、雨の京都を何をするでもなく荒っぽい運転バスに揺られて彷徨って、次の日に予定を繰り上げて新幹線に乗った。

何も足枷がないように感じていた、あの時に戻りたいなぁ。

2022-05-27

汚物男子諸君に聞きたいんだけど

汚物ってそんなにその辺に捨ててるの?

自分は常に持ち帰って処分してるしそれを当然だと思っている

というかあらゆるゴミは基本持ち帰るしゴミが発生する状況をなるべく作らないようにしてるよ

ゴミ箱を求めて彷徨するよりよっぽどマシ

ゴミ箱がないって常にブチギレてるぐらいなら素直に持ち帰ったほうがいいよ

2022-05-25

自分は、人間ですか

僕は自分人間なのかわからない

精神的にも、肉体的にも

自分がこの世を生きる奇跡生命体‘人間であるとは思えない

人間は、はるか昔にいくつもの奇跡が重なって出来たものなんだよね

それに比べて、僕はどうだ?

その奇跡からまれものとは思えないろくでなしクズ野郎

何も出来ない。行動に移せない。無駄言い訳をする。全て軽く捉える。

いつも誰かについていくことしか出来ない

生物は、素晴らしいもの

皆それぞれに意思を持っているんだ

皆それぞれ個性があるんだ

僕は、一体何なんだろう

少なくとも生物ではない気がする

個性があったとしても、それは要らない個性

感情とは何か知らない

感情を持ったことがない

とにかくその場しのぎの言葉を放っているだけ

何かをするとき意味を込めたことがなかった

僕は、作曲をしている

去年ごろからかな

でも、歌詞意味なんて、ない

小学五年生の時の夏休み自由工作に、曲を作った

その曲にも意味なんてない

他にも3曲ほど作った

とにかくカッコいい言葉を並べただけ

きっと、今年の夏休みにも意味のない曲を作るのだろう

きっと、ずっと、感情というものを探して彷徨うのだろう

かに同情したことがない

かに怒りを覚えたことがない

誰かを哀れんだことがない

誰かを励ましたことがない

全部全部、‘人間’になろうとして、演じていたんだ

僕がこのことをはてなに書いたのにも、特に意味はない

本当に、なんで書いたのか分からない

でも、今、書いているのは確かなこと。

最近は、体にも異常が出ている

視界に急にノイズがかかったり、パッと暗くなったり、かと思いきや急に光ったり。

体が急に動かなくなる時もあるし、動くとすぐに体が熱くなるような気がする。

生物じゃないなら、何なんだろう

感情って何なんだろう

この世界は、どうやって出来たの?

それから、この僕はどうやってここに来たの?

年を重ねるごとに、この世界に慣れていく

この感覚に慣れていく

これが普通だと思い込んでしま

しかしたら、今ここに書いたことも、全て出まかせなのかもしれない。

本当は、そんなこと一切どうでもいいのだろう。

まあ、そんなことも分からないけどね

2022-05-23

惜しいのは、まだ仕事生活をするために日中の大部分を使って従事する労働、が一般的時代に生まれてきたことか。

もちろん、戦国時代戦争中の時代に生まれるよりも遥かに良かった。そんな時代に生まれていたら、もうとっくの昔に死んでいる自信がある。

あと一歩未来社会必要労働生産自動化され、人間本来の生を存分に満喫できる時代。手放しの自由彷徨創造性の時代。そんなときに生まれることができたならば。

2022-05-14

2022年就活感想・やった方がよかったこ

めでたく一区切りついたので、現行の就活制度に対する感想と、役立ててほしいなと思うことなど。

選考関係ありません(ある)

「この面談は、選考関係ありません」の文字列をいくつ見たことか!

とにかくどの会社絶対面接」と言わずに、「面談」「OB訪問」「選考関係ない」の三点張りで通してくるのが恐ろしい。

これを言われるともう自分が今どの選考ステップにいるのか全くわからず、霧の中をひたすら彷徨う気分で就活していた。

一回限界になって、かかってきた非通知の「次回”面談”案内」の電話に、これって本当に選考関係ないんですか!?と聞いたことがある。

関係ありません」と言われたのでその場は下がったのだが、後日メールで「次回面談の案内はいつ来るのか」と質問してみたところ、「選考に関わる内容には答えられません」という返事が返ってきた。どっち!?!?!!

1回「複数人キャリアデザイン面談服装自由選考関係なし」と謳われたものラフシャツで参加してみたことがあるのだが、自分以外の全員ネクタイ締めてたし、その後その会社からの連絡はずっと途絶えている。悲しい。選考関係ないって言ったじゃん…。

自分の今している行為がどこに繋がるのか全くわからない(当然選考フローは未公開)というのは想像以上に精神に負荷がかかり、最後の方は正々堂々戦え!!と刀を振り回す炭次郎みたいになっていた。鬼滅エアプなので違ったらすみません

経団連スケジュールガバガバ

経団連広報3月選考6月からと謳っているが、上記のように「※選考関係ありません」の脱法面接がはびこるだけだし、ここら辺どうにかなりませんか?

ベンチャーとかは10月くらいに堂々と「面接」のメールをくれるのだけど、表向き経団連を遵守しているスタンス大手はほぼ脱法面接※選考関係ありません(ある) だった。

正直学生を守るどころか学生の敵だと感じる。正々堂々戦える場を作ってくれよ!!

殆どweb面談なのは

これは2022年ならではのメリットだなと思う。

オンラインから1日に複数面談予定を入れれるのも利点。

対面で呼び出されてもコロナ禍ゆえにマスクをつけたままの面接となり、個人的にはかなり気持ちに余裕ができた。

一方でカメラ越しだと表情がわかりにくくもなるため、オーバーに表情を動かす練習はしていた。

オープンチャットを使うべき

ワンキャリアとか5chとか色々あるけど、断トツで役に立ったのはオープンチャット

一般就活グルは不便。会社名入った個別グルに入ると非常に有益情報が得られる。

選考フロー質問の内容、大体の進み具合をリアタイで共有できるのはとても参考になる。ワンキャリアも便利だけど過去情報しかないのでどうしても今年とはズレが出る。

また、会社によってグループチャット雰囲気が本当に異なり、これは絶対確認しておくと良い要素だと感じる。

雑魚」などの強い言葉学歴マウント下品名前芸のアカウントが飛び交うグルがある一方で、はきはきと情報交換がなされ、励まし合うグルもあった。

そういう人たちが多く志望する(内定を貰う)会社なんだな~という視点企業を選ぶにあたって役立つと思う。

ほんとに終始レスバのようなグルもあるので、社会見学に見てみるのもオススメ

Twitter

これは逆に全く使ってない。

こう言うとなんだけど、twitter就活界隈はサロンとか陰謀論界隈と雰囲気が似ててあまり信用できない。

中にはちゃんとした情報を発信してくれる人もいるんだろうけど…。

有名な人でも現行の就活会社情報と違ったこと言ってること多々あったし、見なくて良い。

5ch、まとめサイト知恵袋

信用してはいけない。

たまに真実を言ってる人もいるけど、嘘がかなり多い。

総合職一般職を混同したまま○○会社ノルマが酷いかブラック!と言っている人がいっぱいいる。信用してはいけない。

エンカレッジなどのメンター制度について

自分はエンカレッジメンターに月イチで面談してもらってたけど、正直そんなに役には立たなかった。

メンター別に研修を受けたわけじゃないただの学生だし、ピンからキリまで

メンターに頼るよりも大学キャリアサポートセンターに頼るか、または図書館学生相談に駆け込んだ方がよほど良かった。やはりプロ添削が一番参考になる。

もしくは、市が運営してるキャリアセンターに申し込むのもあり。就活つらたんテンションの時にお話聞いていただけます

就活本を買うべきか

最初に1冊買えば十分かなって気はする。

右も左もわからない4月くらいにインターン自己分析それぞれ1冊買って、自己分析の指針にするくらいがちょうどいいかなと。

後は小論文の本とか志望動機の本とか1冊買って読んでおくと、面接で喋ることの引き出しができたりして役立つ。

インターン説明会に参加するべきか

これも1回参加すれば十分だと思う。

インターンに参加すると特別選考案内くれる会社もあるけど、特にそういう制度がないなら企業分析がてら気楽に受ければよいかと。

ガクチカ

無理にデカいことを言う必要は全くない。

課題点、その課題点をどう解決たか、周りの人にどう影響を与えたか、それらを論理的に話せばよい。

盛るとしたら「大した課題点はなかったけど課題点があったことにした」くらいの盛り方をするべきで、ボランティアやったとか海外行ったとかの事実の盛りは全くいらん。

SPIwebテスト

数学(特に計算)が得意な人、日ごろから本をよく読む人はあんまり対策しなくていいかなと思う。

自分は元々公務員勉強をしていたこともあって、特に対策なしで高得点が取れた。

今はテストセンターに出向いて密室で受けるのが主流(特に大手は)なので、替え玉とか解答集とかは活躍の場を失いつつある。やめましょう。

公務員民間どちらが良いのか

公務員筆記試験の点数と面接の点数の合算で合否決まるところが多いので、面接全然自信ない人は狙うのもアリ。

勉強は大変だけど学校で習わないことが多く、個人的には非常に楽しく受験勉強できて良かった。判例のしい。

また、体感だと大手民間説明会がはきはき!バリバリ!という人が多く登壇する一方、公務員のんびりした人が多い印象だった。

集まる人の層は明らかに違うと思うので、多くの説明会に参加して見極めるとよい。

公務員試験と民間面接時期はガッツリ被るのだが、今は民間の多くがweb面接をしていることもあって、並行するのは全く無理な話ではない。

流石に民間10社とかは厳しいけど、3~4社なら民間面接進めつつ公務員試験も対策できます

職場見学

全然やる必要はないけど、自分が働くであろう職場の周りを散策し、実際ここで長期間働けるものか…とイメトレするのは有用

企業分析をやり始めると最初の内は年収とかやりがいとか見てしまうのだけれど、「この環境長期間い続けられるか」という視点もかなり大事だと感じる。

逆質問

自分は毎回「御社の一番の課題点は何か、その課題点をどう改善していくべきか」を聞いていた。

自分志望動機の参考にもなるし、会社の特色がはっきり出る質問だと思う。

数人に聞いてみて、全員が似たような課題点を挙げ、かつ現状進む改善案を教えてくれるような会社は、方針が共有されている良い会社だと感じた。

学歴フィルター

ある。が、就活を進める中で(特にTwitterオープンチャットを見ていて)感じたのは、学歴による話し方、話題選択肢ESの書き方の明確な違いだ。

いわゆる高学歴の人が書くES論理的で、時事や社会問題も練り込んだ質の高いESになっている。

一方で低学歴の人が書くESは所々日本語おかしいこともあるし、自分なりの意見が出ているとは言い難い。仮に学歴フィルターが無かったとしても落ちるだろう。

こう言うのもなんだが、「学歴によってはっきりと能力が違う」ことを意識すると、背中の辺りがひやりとするような感覚になる。

年収の親の下に生まれ教育を受け、大手入社し、高年収を得る人々と、低年収の親の下に生まれ、あまり教育を受けられず、就活に苦しんで低年収会社に就く人々。

その事実が確実に存在するということは就活をしていて強く感じた。

そしてそのことを忘れたくないし、覚えておかなければならないと感じたのでこうして日記最後に書いたが、自分がどう行動すべきなのかは未だ言葉にできていない。考える。

2022-05-11

anond:20220511013915

どうせ死んだら意識も何も無くなって何も感じることもなく終わりのない虚無の中を彷徨うのにね

2022-04-25

日本昔話かなんかで見た話なんだけど、

美女呪い祟りかなんかですげー醜いブスに変わってしまって嫁ぎ先(裕福な家)から追い出されるんだけど、

醜い姿のまま途方に暮れて彷徨ってたら貧乏だけど心の優しい青年に助けられてなんやかんや美女の姿に戻って心優しき青年と結ばれハッピーエンドみたいなお話

なんかわかる?

2022-04-18

anond:20220418084357

選ばれなかった2人のうち一人は失望から自殺して

もう一人は今も暗闇を彷徨ってるんだってね…

anond:20220418083144

あの猫の行動を人間に当てはめたら、日向ぼっこに良い場所を探して彷徨ホームレスさんたちに該当するのだろうか?

2022-04-13

何が「ターフはトランス女性差別するな!」だよ、はてなー

トランス女性女子スポーツには入るべきではない、とするブコメ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1656939

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/news.yahoo.co.jp/articles/f68261224340ea383595041c49882873bbb132c7

未オペのトランス女子水泳選手女子更衣室を裸で彷徨くのを非難するブコメ

https://b.hatena.ne.jp/entry/blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/2013813.html

そのくせJKローリングや「ターフ」は叩くんだから都合いいよな、はてなーは。

お前らも同じようにTRAから差別者認定されて叩かれる立場だよ

そういや、「フェミニストトランス女性差別するな〜」って言ってたろくでなし子森奈津子は、TRA過激さを目の当たりにして苦言を呈して「差別者のターフめ!」と今度は叩かれる側になったな…

2022-04-02

FF14をやっているのだが

インストリーよりサブクエストのほうが好きかもしれない

それも蒼天までのサブクエストがたまらなく嵌まる

サブクエストから長くても1時間ぐらいで終わるし

舞台には出てこない人々の人生が綴られていて、満足度が高い

それに風景なども、最近出た暁月なんかより、よっぽど拘れりがある作りになっている

今日もサブクエスト求めて彷徨っていた

2022-03-25

最近読んだBLと非BLとがんばって読んだ耽美

海辺エトランゼ』(紀伊カンナ

あらすじ

 小説家志望の駿は、沖縄離島で親戚のおばさんの営む宿に間借りして住み三年になる。彼は、毎日独りで海を見つめている男子高校生が気になって仕方がない。男子高校生の実央(みお)は孤児で、いまはよその家に世話になっているというが、その家には帰りたくなくて海を眺めて時間を潰しているらしい。

 駿は実央に一目で惹かれてしまったのだが、実央は駿が自分憐れみの目でみないところに惹かれていた。

 だが、実央は本島の施設に移り、そのままほぼ音信が途絶えてしまった。ところが三年後、大人になった実央は駿のもとに帰ってきたのだった。

増田感想

 以前、続編の『春風のエトランゼ』を前提がよくわからないままなんのこっちゃと思いつつ読んだけど、こういう話だったのか。なるほどねー。

 『春風の―』を読んだ時にも思ったが実央が攻めで駿が受けなのが意外だ。でも、商業BLでは年下攻めというのは案外多いらしい。攻めが未成年場合はとくに。

 絵が隅々まで綺麗でいいけど、絵に誤魔化されている感があるというか、素敵なシーンばかり見せられている感があるというか。ゲイの苦悩葛藤がなんか取って着けたように見えて仕方がない……。実央の「ノンケだけど駿のこと好きになっちゃったから大丈夫!」っていう能天気さが、ファンタスティック過ぎて私は着いていけないのかもしれない。

 それに、北海道出身という設定の駿が家の為にゴリゴリに古風な祝言上げるところだったとか、元婚約者桜子さんの大正浪漫昭和レトロ中間的なお嬢様ぶりなところとかなー。北海道ってそんな旧態依然としたお土地柄なの? そうとは聞いたこと全くないのだが。結婚式は会費制くらいのことしか知らんけれども(そのさばさばした印象がつよいのか)。

 個人的にはあまりハマれないなこれ。絵は綺麗でかわいいけど。(だがむしろ作者は百合の方が描きたいのでは? というくらいに脇役がめたくそ百合百合していた。メインのBLが霞むくらいに。そこもハマれない原因のひとつかもしれない)

 今ならシーモアで丸々0円で読めるよ!


『鳩の栖』(長野まゆみ

概要

 短編集。男子中学生たちを主人公にした、耽美レトロ物語。ちなみに、『紺碧』と『紺一点』は単行本『紺極まる』に続いている。

増田感想

 長野まゆみ先生持ちネタが詰まっている。水琴窟とかバードベルとか義兄に恋しちゃう義弟とか。同じネタを使って毎度似ているようで違う話を作り出すのすごい。ストーリーの内容がどうとかいうよりも、物語バリエーション文章構成の素晴しさに感動してしまった。

『栗樹ーーカスタネア』の冒頭に、

瓜はめば子等思ほゆ栗はめば況して偲はゆ

と、山上憶良長歌の出だし部分が引用されているのを見て、『左近の桜』の『瓜喰めば』の章を思い出したので、再読してみた。↓

左近の桜』(長野まゆみ)の第5章『瓜喰めば』とついでに第4章『骨箱』を再読。

左近の桜』のあらすじ。

 主人公の桜蔵(さくら)は、男と男の忍び逢う宿〈左近〉の長男高校2年生。彼はゴシックな体質を持っている。というのは、彼はこの世ならざる者を拾い、交わることで相手成仏させてしまうようなのだ。そんな彼のことを、父の柾(まさき)や〈左近〉の常連客の浜尾は〈女〉と呼んでからかう。桜蔵は年上の女ともだちがいて男には一切興味がないので、〈女〉呼ばわりは不本意だと憤るのだった。

 これは桜蔵がこの世ならざる者達に引かれ、此岸彼岸の境目を彷徨う、妖しくで耽美短編連作集。

『瓜喰めば』のあらすじ。

 夏休み、父の柾に連れられて弟の千菊(ちあき)と共に池畔の別荘地にやって来た桜蔵。父との夏休み満喫する千菊。一方、桜蔵は柾に雇われ高額のバイト代目当てに雑用をこなす

 柾と千菊が出かけている間、バンガロー掃除に勤しむ桜蔵。彼の前に不器用西瓜を売り歩く男が現れて……。

増田感想

瓜食めば子ども思ほゆ栗食めばまして偲はゆ 

いづくより来りしものそ目交にもとなかかりて安眠しなさぬ

銀も金も玉も何せむに優れる宝子にしかめやも

 山上憶良長歌とその返歌だ。

 章のタイトルにこの歌を冠した通りに、柾が息子を可愛がる話なのだが、ただし柾がかまう相手は実子の千菊ばかりだ。柾の実子ではない桜蔵は柾から息子を息子とも思わぬような扱いをされているが、桜蔵も柾とは血縁関係のないことをわきまえ雑用アルバイトに徹している。……という、そのわきまえっぷりが地の文に長々~と書かれているんだけど、これだけわきまえてますから! とばかりに書かれると、負け惜しみに読めるw 桜蔵が実際に弟にやきもちを焼いて当たったり父に文句を言うような場面は、シリーズ中に一度も出てこないのだが。

 桜蔵にとっては柾は単なる父親というよりは父性あるいは大人の男という概念が具現化したような存在であって、血の繋りがない事なんて大した問題ではないらしい。だが、血の繋りがないだけに、父性への憧れがなんかこう、恋心めいているように見える。

 この章でもまた、桜蔵はこの世ならざる者に魂を抜かれて危うく死にかけたが、彼は窮地を柾によって救われたのか、桜蔵の欲求がそんな幻覚を見せただけのかは曖昧だ。

「(死人に)喰われたくなかったら、蛙のふりでもしてろ」

 と桜蔵に言う柾。これは、

人来たら蛙となれよ冷やし瓜

 という、小林一茶俳句から引用。これを私は、さすが風流なことを言いますなぁ、くらいにしかずっと思っていなかったのだが、今回再読して思った。瓜にそんな事を言い聞かせるのって何故? →自分が食いたいからに決まってるじゃん。

誰かが来たら蛙のふりでもしてろ。あとで私が食ってやるからさ(^_-)

 え、そういう!? そういう意味だったのかぁーーー!?!?

 激しく萌え散らかした。(だが、送られた当の桜蔵がそういう意味で受け取りときめいたかキモがったか、あるいは意味わからんと首を傾げたかは謎のまま、物語は終わってしまった)

 後に、何章だったかで柾は選ぶ権利は〈男〉ではなく〈女〉にある(柾ほどの男でも〈女〉から選ばれなかったこともある)と言う場面が確かあった。選ぶ権利は〈女〉である桜蔵にあるからといって、俳句なぞ送ってアッピールしたろというのが柾の魂胆なのか、単に桜蔵をからかっただけなのかは不明だが、個人的には前者に賭けたい。

次はついでに読んだ第4章『骨箱』。

『骨箱』あらすじ。

 第3章にて謎の男の手により背中一面に蝶を転写されてしまった桜蔵だが、いまだに蝶を消すことが出来ないでいる。学期末となり秋の修学旅行費用を支払わなくてはならないので、桜蔵は背中の診察もかねて柾の診療所を訪れる。旅費を出すことを二つ返事で了承した柾が桜蔵に手渡したのは、現金ではなく〈骨箱〉という銘の徳利と手書き地図。柾は桜蔵に、〈骨箱〉を質屋〈八疋〉に売って金を工面しろと命じる。桜蔵は地図を頼りに〈八疋〉を探すが、たどり着いたのは「望月」と表札のある民家で……。

増田感想、というより反省

 この章に登場するチャラ男幽霊は桜生(さくらお)じゃないか。桜生かもしれないと思ってはいたが、かもしれないじゃなくて明らかに桜生だった。なんでそんな事も読み取れなかったの過去の私……。

 桜生とは、桜蔵の戸籍上の伯父であり、過去に柾と付き合っていた人でもある。『左近の桜』の続編『咲くや、この花 左近の桜』で初めて名前が登場する(その時は高校生時代容姿で桜蔵の目の前に現れる)。柾がちょっとひねくれた男を好んで愛人にしがちだということが他の章で書かれていたが、桜生もまたちょっと、いやかなり癖のある人物だ。後に、桜生に男を寝とられた〈女〉(生物学的には男性)が、桜生への報復として柾を寝とり返すというエピソードがあったりするくらい。

 桜生のもとへ桜蔵は柾から預かった「桜生の形見の品」を持って訪ねて行くことになったので、桜蔵は柾の差金で桜生と出会わされたと読んでもいいのだろうか。

 なんの為に桜生に会わなければならないのか? 単に修学旅行費を稼ぐためばかりじゃなくて、桜蔵の背中に転写された蝶を消してもらうためだろう。

 桜蔵が桜生のもとを訪ねたとき望月家の界隈では水神祭が催されていた。また、望月家の庭には水神井戸がある。『左近の桜』シリーズに登場する〈男〉と〈女〉が水神に関する何かだというのは『その花の名を知らず 左近の桜』で書かれていたので、水神祭の日に桜生が現れるのは偶々ではなさそう。

 ということに気づかず読み流していた私の読解力やばすぎ。もっと落ち着いて丁寧に本を読もう、と反省。これまでの人生で読んで来たその他の本も大いに誤読してたり理解してなかったりしそうだから、あとで再読してみようと思った。

 桜蔵は桜生と出会言葉を交わしてそれ以上のこともするが、桜生のほんとうの相手である柾は桜生を見ることも出来ないらしいというのが、切なくていい。

長野まゆみ偏愛耽美作品集』より『狐』(泉鏡花

概要

 浮気者若旦那とその新妻の両方を狐が美女美少年に化けてだます話。


増田感想

 泉鏡花文章って私にとっては古文範疇なのだが、古文というほどに現代語とかけ離れてはいないせいで現代語訳がないので、調べながら読むのが難しい。だからとても苦手。それで、『長野まゆみ偏愛耽美作品集』のページをめくる手は『狐』のとこで数週間止まっていたのだが、せっかく買ったものを積んでおくのもなんだから、頑張って読んださ。七ページしかなくてよかった。『海神別荘』みたいにくっそ長かったら辛かったから短くてよかった。

 ちなみに、『海神別荘』を辛い辛いおめきながら読んだのは、『シャングリラの鳥』(座裏屋蘭丸)のなかで語られるおとぎ話元ネタがそれだったから。あーなるほどと思った。

 『狐』に話を戻すけど、耽美からすごいというよりはオチ面白い話だった。




その他に『僕らの地球の歩き方』(ソライモネ)も読んだけど、これはあとで気が向いたら感想を書こう。Kindleプライム0円で読めるよ!

2022-03-19

推しの癌女

20211108210514←前の記事

 ポエマー気質から文が気に障ったらごめん。急拵え吐き出し文。

 前ここに『推しの癌かもしれない』って駆け込み寺して、ジャンルを去って数年のガチ恋に終止符を打つ…打てるのかな…?終わるかな…?みたいなこと書いた女です。

 4ヶ月になんのかな?とにかく半年はいってない。ジャンル抜けてから半年も経ってないって気づいて、病みそうになった。ていうか病むとか言ってる奴はすでに病みはじめてるだろ。もう春か〜早いね〜なんてノホホンしてたのにジャンルの事考えたら全然時間経ってなくて草。草じゃねえんだわ。

 無理。無理無理。諦められない。推しが好き。(推しをA君とする)そんとき誰かがコメくれて、3年くらい経ったら忘れるうんぬん諭してくれたけど、え?3年?これから3年我慢するの?しんどくない?それがジャンル脱退ってもんなの?3年って、こんな女性向けジャンル戦国時代じゃ、下手すりゃサ終するじゃん。

 推しを探して彷徨ってた。ソシャゲインストールしては消し、早くて10分でやめた。そんな事を繰り返して、今の推し出会った。夢女になった。でも、恋はしてない。それどころか、A君に引け目を感じてなんかするたびに心臓の皮がが引き攣るような感じがする。違う、浮気じゃない。もう別れたでしょ!!!てか付き合ってすらいなかったでしょ!!!!!!!でも何年も推しに一途で他の夢小説読むのも禁止してた生活が染み付いてて、なんか気持ち悪いというか。

 つらい。推しに会いたい。サ終してしまったら絶対後悔する。貢げる時に貢ぎたい。でも彼は最近元気そうでしか運営方針的に夢女に優しく無くなった。きつい。推しの事はきっと嫌いにならないけど(そう願いたい)、運営を嫌いにならないとは限らない。

 いくら推しを産んでくれたグループでも、オタクへの搾取や『女性向けジャンル』といって腐女子女子が殴り合う修羅の国にA君の産み落とした罪は深い。と思う。でも女性向けジャンルというライト位置にあるからこそ出会えた、っていうのもあるかも。

 推しに会いたいぃぃ( ; ; )( ; ; )無理…今の推しにも申し訳ない。ごめんね、散々夢小説書いといて君を本気で好きじゃないんです。夢ってるだけなんです。なあこれ最悪じゃない?キャラクターのことおもちゃにしてる。でもキャラクターおもちゃにしてお金を稼ぐってオタク産業の基礎だから、え、無理…私がA君のことおもちゃにしてたなんて思いたくないけど絶対そうだ…無理…でもすごい毎日を支えてもらってる。感謝してる。それは事実

 ジャンル脱退したのに、ついこないだワクチンチン打つ時に頭の中でA君のこと考えてた。ジャンルにいた時みたいに、エーン( ; ; )怖いょAくーん( ; ; )( ; ; )みたいな。

 久しぶりにメモアプリ開いて、未完の夢小説読んで、すっごい辛かった。こんなに好きなのにどうして会わないでいないといけないんだろう、と思って運営の悪いところを思い浮かべ始めたから、無理。運営には感謝してるしコンテンツへの愛感じるから嫌いになりたくない。でもさ、でもさ…ちっとは夢女子に優しくしてくれてもいいじゃん…??需要わかってるんでしょ?なんで彼のあの台詞更新して無くすみたいなことしたの?

 あー無理。運営君とは長い付き合いしてきたら、嫌いになりたくない。それもこんな自分勝手理由で。無理。むり…。

 誰か助けてくれぃ…

2022-03-07

フィールド彷徨増田ポケモンも家歩の出す真鵜予マサをドルーィフ(回文

おはようございます

あのさ、

ここで何回も私言ってるかも知れないんだけど

初めて遊んでみるポケモンアルセウス

いまいちこれがポケモンポケモンしたものなのかどうだか分からないまま、

中条あゆみちゃんハーゲンダッツイチゴ味をイチゴイチゴと重ねてイチゴ味の強さと強調して大事ことなので2回言うように

これがザ・ポケモン?って言わしめるほどポケモンに対してムチムチの無知

から走って逃げ回って川に落ちて溺れて死ぬゲームだと思っていたけど、

あれって一瞬でも泳げるんじゃない?って錯覚するわよね。

コントローラー操作しても無駄抵抗全然泳げないし。

ポケモンシリーズって全般こんななんかワイルドな死と隣り合わせのゲームなのかしら?

私の想像したポケモンじゃない!

私の知ってるビックボスじゃない!って言いたいぐらいな新庄

いや違う違うそうじゃないのな心情なのよ。

あんまりポケモン育ててるって実感もないし。

驚いたのがポケモンピカチューを捕まえたらクリアって流れだと思っていたんだけど、

序盤にピカチューいるし!

しかも多数ピカチューいるし!

ピカチューを捕まえるイコールそれがポケモンって訳ではなかったのよね。

なんか主人公が一人でフィールド彷徨って、

シンボルエンカウントフィジカルでも私の得意な飛び込み前転で避けつつ

フィールドに落ちているアイテムを拾いまくって、

ある程度アイテム持ちきれなくなったらコトブキムラに戻って

アイテム作って

また再びフィールド彷徨ってって。

でもあのアイテム持てる数増やしてくれる人、

お金とか足元見やがって感唯一のポケモンの中では商売上手ねって思うし。

そうこうしてたら、

なんか夜になったりしてサブクエスト火の玉みたいなものを集める任務も任されて、

そこでまた次に見たことのないポケモン発見して

あれこのポケモン初めて見るかも!って

夜のポケモンって言ったらなんだか下ネタみたいな感じになることが強まっちゃうけど、

気付いたら操作がいつの間にかしゃがんで近づくってことにもすっかり慣れてしまった自分がいるのよ。

そんで、

地味にフィールド彷徨っているだけだけど、

たことないポケモンを見かけると

ミステリーハンターの1回の放送分の出題する問題をあの人たちは時給でハントするかの如く、

私もあのポケモン捕まえなくちゃ!捕まえられるかも!とかなんか色々考えて近づいたり、

ストーリー全然進めてないけど

フィールドワークのポケモン収集研究みたいなことはできて楽しめているのかしら?

こういう楽しみ方?

実地で慣れろ!ってこと?

そんでさ、

スゴい殺気だって目が血走ってる近寄りたくないデカめのポケモンフィールドにいるんだけど、

あれって鎮め玉を投げて沈める要所要所に現れる的のボス的なポケモンより圧倒的に強いんだとあのただならぬ漂う殺気と目が千葉真一っている感じを感じてるんだけど、

でね、

そのフィールドの周りにはその目が千葉真一の同じポケモンの通常版がてくてく歩いているのよね。

そのてくてく歩いているポケモンと相性のいいこっちのポケモンを調べるために戦わせて、

相手の苦手な攻撃でぶっ込んで組めるこっちのポケモンチームを作って

あのスゴい殺気だって目が血走っているデカめのポケモンに挑んだら勝てるんじゃね?

そのためには相性を研究研究!って

これってれっきとして知らず知らずのうちにポケモンを楽しんでいるってことのになるのかしら?

あんまり敵にやられたくないのよね。

だってやられるときは一撃でやられてしまうじゃない、

これがポケモンたる所以なの?

ポケモンこそ戦闘醍醐味みたいなところだと思っていたんだけど、

なんだかジャンケンみたいじゃない?

一発で決まっちゃうというか。

タピオカ事務所総出で!じゃないけど、

私のチームのポケモン事務所総出で戦って挑む!

ポケモンだけにフジモンも参戦ってぐらいの

団体戦じゃないのね?

一対一がポケモンたる所以なの?伝統なの?

これが由緒正しい香椎由宇さんかポケモンなの?って。

いまさらだけど。

ゲームのそれぞれのテイストってあるじゃない。

強くて勝てなかった敵でもレヴェルアップしたら体力ゴリ押しテクニック関係なく勝てるとか、

体力とか武器とか強くても敵の攻撃を真面目にちゃんパターン組んで避けないと勝てないとか

なんかもっと緻密に真面目に考えないと勝てないオメガ戦みたいな感じかと思ったし。

だったら研究して相手の弱点を突けるこっちのポケモンチームを組めば逆に一撃で倒せるんじゃね?って

全く全然ポケモンとは?って一切なにもポケモンを知らなかったのに、

地味に遊んでいるとひょっとしたら!?ってハケーンがあるのよね、

ポケモンの中でポケモンを学ぶと言うか、

そう言った発見をしつつ、

私が序盤の序盤の物語が始まる前の祠を4つ見付けてクエストを凧もらわなくちゃいけない、

オープンワールドゼルダも、

しかしたら今再プレイしたら先に進めるんじゃないの?って微かなる希望を持って

あのゼルダの大地に再び私が降臨するの待ったなし!なのかしら?

あれ以来ゼルダって何をしていいのか、

ただただフィールドを歩き回って探検して楽しむのでいいのかしら?とも思うし、

たぶん再プレイ始めからから開始しても最初の塔で張り切りすぎて足踏み外して落ちて死ぬんだわ。

落ちて死ぬってオチでまた初っぱなゲームオーバーしちゃいそうで

ゼルダはそうかも知れないけど。

でさ

ポケモンクラフト工房では

瀕死状態になったポケモン回復するアイテムを作るのは得意になったわよ。

ゼルダではぜんぜん焼き鳥と焼きリンゴと焼きプリンに焼きナスしかできなくて、

私の得意なゼルダ焼きシリーズのフルコースをさぁ召し上がれ!ってやかましーわーい!って

あれって組み合わせのレシィピがめちゃくちゃ難しいし、

もうあれって創作料理の域じゃないかしら。

ネットバレバレの公開レシィピを見てやりたくもないし、

ラッパーのスヌードッグさんの大麻抜きのレシィピ本が!って言ってるけど

逆に大麻使ったそんな物騒な料理がこの世の中にあるの?って

恐る恐る検索してみたら

ネットフリックスで大麻を中心に使った料理を食べてまるで何々の宝石箱やーってある意味キマっていて大麻をキメる料理番組とかあってさすがにまだ見てないけど。

興味はあるわね。

でも

それに比べたら料理

絶対ゼルダの方が難しいわ!

噂で聞いたハートの器が増えるレシィピがあるって噂よ!

それに

弓矢もちゃんと真面目に狙わなくちゃいけないし、

でもあれはあれで、

敵地の上から笛吹いてこっち振り向かせた途端にバクダンの弓矢をお見舞いする非道な遊び方をするオープンワールドでもいいのかしら?って

ちょっと笑っちゃうけど。

ポケモンフィールドでは真面目にポケモンボールを狙って投げないといけないけど、

戦闘中にボケモンボール投げるのは敵に狙いを定めなくていいのね!って。

そこはご都合主義なんだって

あいいけど、

あんまりストーリーをどんどん進めるより、

歩き回って見たことのないポケモン見付ける方が、

それが私のポケモンの遊び方なのかしら?って

正しいかどうか分からないけどね。

からあんまりストーリーが頭ん中に入ってこないというか

ムラの中では何かこう大変な出来事が起こっているんだけど、

ほら私って空から落ちてきている少女体裁じゃない?

からなんかそんなに大事なの?ってキョトンとしちゃう感じ。

ムラの人々との深刻さの温度差がリアルと同じで全然違うのよね。

そこがネックだわ。

あの任務リストが次どこ行ったらいいの?って

ふと我に返ったときに役立つのよね。

どこ行っていいかってガイド距離も出るしさー。

さんざんフィールドで走り回って遊び回っても、

次行くところが分かって見失わないし。

あとあんまりコンプリート欲もないので

ポケモン図鑑の項目にさ、

夜に捕まえた!とか技を何回見た!とかってのを躍起になってマスを埋めるほど躍起に満ちあふれているそういう所はあんまり感心ないんだけど

フィールドを無邪気に走り回って彷徨っている方が

なんだか様にあっているような気がするわ。

こんな楽しみ方でいいのかしら?

自由にやりたいことやったもん勝ちなゲーム勇気100パーセントでいいのよね。

そう思い始めたわ。


今日朝ご飯

タマサンドしました。

今日は忙しそうなので、

事前にもう隣の会社部署のことを手伝えって言われると思うので、

今日は1日諦めて借り出されることにするわ。

デトックスウォーター

ホッツ白湯ウォーラーインレモン

ホットレモン白湯ウォーラーです。

なんだか

ちょっと暖かくなってきた感じかしら?

春近しね。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2022-03-03

ショッピングモール増田旅するように紆余留守日正す間をルーも群ぴっょし(回文

おはようございます

あのさ、

宇宙図鑑とかで、

太陽より大きな星のイラスト

こんなに大きな星があります!ってのあるじゃない。

うそイラストの中では太陽ごま粒みたいなセサミストリートもを彷彿させるような感じで、

小さい小さい太陽よりも馬鹿かい星があるのか!って

そう言うページを思い浮かべてイメージして欲しい印象なんだけど、

一旦それを記憶にとどめて置いてメモリーして欲しい矢先、

私ってたまに大きなサティーやらジャスコやらイオンやら旅するように巡りたい時ってあるの。

近所のイオンモールもとてつもなくシャッター商店街をもうイオンモールの中に作れば焦点が痛い勝利必至必勝!ってぐらい大きいんだけど、

私の近所のイオンモールというか、

検索して出てきたイオンモールのデカ長者番付

そのイオンモールは大概デカい!と思っていた私の近所のそのイオンモールなんだけど

それをも凌ぐ広さ且つデカさ且つ大きさの三拍子揃い持ち合わせている

さらデカいところがあるのよ。

そこでさっきの

宇宙図鑑太陽よりデカい星があるイメージを思い出して欲しいんだけど、

そういう感じで、

太陽よりデカい星があるんかーい!って

うちの近所のイオンモールよりさらデカイオンモールあるんかーい!って

驚愕事実が分かったのよ。

私の近所のそのショッピングモール的なところも

本当にたいがいにデカいと思っていたけど、

それをも上回るショッピングモールが有ることにクリビツギョウテンだわ!

その宇宙図鑑太陽より大きな星の紹介ページを私が喰らった感じなのよ。

何を言ってるか言葉意味はよく分からないと思うけど、

とにかくスゴい自信なのよ!

そのデカさは!

から

私がいつも行く近所のショッピングモール以外に

旅気分でちょっと行ったことのない太陽よりもデカイオンモールに行ってみたいところなのよ。

でさー、

あいうお店に行ったところで普通にデカさに驚愕するだけで、

結局近所の行き慣れたショッピングモールしか買わん!しか勝たん!ってなるじゃない結局のところ。

あんまりデカいから、

逆にどこ行っていいのか分からないし、

今いるお店の一番遠いお店に行ってまた戻ってきたり、

本当にデカショッピングモールは歩き回ること請け合いよ!

ただただ旅目的のついでに

イオンモールのデカいやつを喰らうと

旅した気分になるから

今旅出来ない昨今の中、

旅したと思ったらショッピングモールへ行く!って言うことぐらいしか現実逃避することが出来なくて、

私が遊んでいるポケモンもぜんぜん物語を進めないで

フィールド彷徨って、

なんか見たことのないポケモン発見すると、

あれ?これまだ捕獲したことないポケモン

以前捕まえたかどうか分からないし

いちいちポケモン図鑑を開いて確認する暇もないし、

とりあえず捕まえるかー!って

なんだかデカポケモンからビーボールを投げようと思って投げたら全然距離が伸びなくて目の前にボトッと落ちて笑っちゃったわ。

そんで、

それに気付いてポケモンには逃げられちゃうし、

あのヘビーボールが遠くまで投げられる鍛錬はどうやってつけたらいいのかしら?って

もうなにごとにも

デカけりゃいいって今回言いたいことに共通する事実なのよね。

そいで、

普通のさ

ノーマルボールを投げてもデカいからぜんぜん捕まえられなくて笑っちゃうわ。

なんの話をしていたか忘れちゃったけど

まあ

旅の恥はかきすてって事かしら?

旅するように息をしたいってことかしら。

うふふ。


今日朝ご飯

カフェオレしました。

いつもの自分で好きなミルクの量を入れられるカフェオレよ。

まあ朝はヒーコーぐらいは飲みたいじゃない。

目玉焼きは2つのタイプ優雅な朝の朝食に憧れるわ。

デトックスウォーター

ホッツ白湯ウォーラーよ。

朝さ、

起きて頑張ってお湯を沸かすところまで行ったらもう起きたも同然なので、

眠たい目を擦って這い上がって湯を沸かすと沸いた頃には

なんかもう目覚めちゃってるわ。

早く暖かくなってほしいものね。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2022-03-01

早く人員が復帰して欲しいと願う増田住まうがねと井シホテ師キッ富岩員軸屋は(回文

おはようございます

今日も隣の会社部署人員自己自宅待機のコロナ禍の中、

今日も私は借り出されて

全く時間がないったらありゃしない物語よ。

この物語!私が主人公じゃないみたいな感じがして、

いっこうに自分時間が取れないとか!?

どんだけーって感じよ。

今日だってからランチに行けるのかどうだか?

からないので

もうカバンに忍び込ませておいたおにぎりもう食べちゃったので夕方まで持つかな?ってピンチ

いやピンチはチャンスって言うけど

これはなんのチャンスに繋がるのかしら?って思うわ。

忙しいと本当に時間が経つのが早かれ遅かれはやいのよ!

ポケモンだってぜんぜん進められてないし、

私がやっているポケモンがなんかぜんぜんポケモンらしくないんだけど、

ってボスに鎮め玉を投げてぶつけるゲームなのかしら?

弱ってきたボスに相性のいいポケモンで一撃で倒したしまうほど、

私はフィールド彷徨ってネギ集めに翻弄しているんだけど、

強くなりすぎてしまったようね。

いやいやこんなこと言ってられないのよ。

超悠長なこと言えないなんてポイズン!とも言わないけど、

早く復帰してきて欲しいわ!って

本当になんかドラゴンボール

ナメック星編で悟空早く着てくれー!って感じを地で行く感じがまたナッパ避けろ!って感じよ。

はーもう時間いくらあってもおてつだいの仕事は減らないわー

世の中の人はこんなに仕事しているのかしら?って思うほど

仕事仕事!ってばかりよ、

でも

かんばるわ!


今日朝ご飯

タマサンドよ。

今日もこんな日になるなんて分かっていたので

予めテンションの上がるモノを取り入れて

乗り切るって寸法よ!

あーもういやだわー!って大きな声で声を大にして言いたいほどよ。

デトックスウォーター

ホッツ白湯です。

夜遅いからなんか買い物にも行けない始末よ。

早く戻ってきて欲しいわ人員


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2022-02-28

気持ち悪いので吐きに来た。

世界とどこかでつながっていたい気持ち。でも完全につながっているんじゃなくて、安全なところに隠れて、そっと伺い見るような、そんなのを望んでいる。誰かが話しかけてきたら逃げてしまうだろう。いや、そんな気取られることすら嫌だ。そっと、屋上の物陰とか、屋根裏の隙間からとか。

ぼくは出て行っていいのかな。挨拶をしたり、話しかけたりしていいのかな。ぼくのような出来損ないが。

 

LIVE東京新宿駅ライブカメラ Shinjuku, Tokyo JAPAN - YouTube

 

あの新宿南口は、何度も行ったり来たり出たり入ったりしたところ。高校生の頃からおなじみの場所予備校の帰りとか、入試日のチキンライス弁当とか。

受験弁当を駅の西口コンコース階段の広い踊り場にある売店で買って、いつも唐揚げチキンライス弁当で。30年以上前のこと。

ほんとうに、ぼくはどうしてこんなに無駄に回り道ばかりしているんだろうか。それとも回り道じゃなくて彷徨っているだけなのか。目的地すら知らない。もしかしたらずっと東の彼方に見える海峡の向こう、もしくは夜の黒い平原の彼方の光の粒に向かっているつもりなんだろうか。

降る雨が窓ガラスに降りかかり、細く開けた窓枠の横の隙間から右手を肘まで出して、手には何か棒状で平らなもの、たとえば定規とか持って、バスのワイパーになったつもりで動かす。扇形に。5歳、6歳のぼくだ。

あの頃、目的地なんて知らなくて、そんなものなくても平気で。でも、毎日から叱られるのは嫌だった。脚を持たれて逆さにぶら下げられたり、床の上を引きずり回されたり。お母さんはいつも寝ていて、話しかけても叱られるだけで、そして仕事から帰ってきたお父さんに告げ口して、同じことでお父さんから叱られて、それも毎日時間、2時間、立ちっぱなしで。晩ご飯を食べながらお父さんは叱り、食べ終えても叱り。

知らないおじさんおばさんのくせに。

 

家の前の石段で苔の盛り上がりを撫でたり、側溝の流れに揺れるご飯粒と、白くなったミミズの死骸の生臭さをかいだりしていた頃。自分のつま先よりも大きな石が転がる砂利道を歩いて、道端のコンクリ製のゴミ箱の中をのぞき込んだりしていた頃。台所の電灯の笠のスイッチを回す「キュッ」という音で夜がやってきていた頃。

 

ぼくはずっとあの町で過ごしたかったのに。あそこが一番素敵だったのに。寝台特急サンドイッチと、そして車窓から射し込む朝日コーヒー匂いで騙されるようにして、知らない町、知らない大人のところに連れてこられた。そして、学期途中から入った幼稚園初日、園庭の遊びの途中に他の子に触られて吃驚して、ぼくはその女の子を叩いて、そしてぼく自身が泣き出した。

通園バッグのパイピングは、ぼくの噛み痕ですぐにぼろぼろになった。ワイシャツも、吊りズボンも、蝶ネクタイも、カンカン帽も嫌いだった。

小学校も知らない町だった。卒業するまで、両手指は深爪のままだった。だって、通園バッグを噛むわけにはいかないから。「よくできる真面目な子」が通り相場だった。十本の手指だけでは足りなかったが、幸いなことに体は柔らかかった。ニ十本で何とかなった。

中学校友達のいない遠くの私立で、中高生友達も出来ず、大学受験宅浪で、でも共通一次は頑張った。しかし、それをお父さんは認めてくれなくて、国大で最底辺の遠くの学校しか許してくれなかった。入学しても受験勉強して大学を受け直せとお母さんには言われた。

そんなぼくに、何ができただろう。

 

靴は指を丸めて履くんだと思っていた。だから、駈けっこはいつでもビリだった。中学生になるまで、両足指の関節は丸くタコのようになっていた。靴は指を伸ばして履くもんだと知ったのはいつだったろうか。

 

うん。

中高生とき、ぼくは何をすればいいのかわからなかった。大人は「テストで点をとれ」とばかり言うだけで、それにはどうすればいいのか、そんなことは一言も教えてくれなかった。「勉強しろ」としか言わなかった。勉強って何? 何をどうすればいいの? という質問すら思いつかず、おそらく思いついたとしても質問自体が禁じられていただろう。「そんなこともわからいかダメなんだ」って叱られただろう。もしかしたら物を投げつけられたり、殴られたりしたかもしれない。教師は笑って相手にしてくれなかった。

勉強する、身につける、試験でそれなりの成績をとる――そこへ向かうには、幾重もの疑問や課題障害不安ひとつずつ解決していかねばならないというのに、それを一気呵成にぶち破れるような幻想を抱かせる言葉しか手許にないとしたら、夢の中に暮らすしかないじゃないか

そして、ぼくは夢の中に逃げ込んだ。

東の窓。黒い平原。地平線の光の粒々は未来都市宇宙港。ほら、横切る点滅は惑星からの到着便だ。低く流したAMラジオハチミツたっぷり紅茶大学ノートに青インクの極細サインペンで思いつきを書きつけていく。お手本は稲垣足穂

そうか、40年も同じことを続けているのか。

大したもんだ。

夢の中に40年間も暮らしている。

おかしくもなる。中も外も。

ぼくの人生復讐か。復讐する相手は、もういないけど、居る。だから、ぼくは自分自身復讐する。

道理で苦しいわけだ。

 

息子には味わわせたくない。

2022-02-18

増田メンヘラにとって救済をもたらすサービスであり続けて欲しい

私は「インターネット上で故人のブログが閲覧できる」ということを知り、廃墟サイトまとめを閲覧していた。

そもそも一体なぜ私が故人のブログに興味を持ったのかということについて述べたいと思う。中学生の頃、図書館南条さんの本を借りた。当時私はリスカアムカを常習的に行っていた。そのような自傷行為きっかけで南条さんの本に辿り着いたと記憶している。

本には、南条さんという人物について、また彼女インターネット上に残したものについて書かれていた。


「死んだらインターネットで公開したものが残り、さらには書籍化されるパターンもあるらしい」

衝撃だった。

南条さんは、生存した証をインターネット上に残して死んだ。いや、「生存した証がインターネット上に残ってしまった」と言い表した方が正しいのかもしれない。


さて話を戻すと、インターネット上で閲覧できる故人のブログというのが、二階堂さんの「八本脚の蝶」という日記サイトだった。利用されていたのは「@niftyホームページサービス」で、このサービスから推測できるように、当時はまだ世の中に気軽に開設可能ブログサイトは広まっていなかったのかもしれない。

二階堂さんもまた、南条さんと同様にに生存した証をインターネット上に残して死んだ。特筆しておくべき点が、二階堂さんは南条さんと異なり「自らの意志生存した証をインターネット上に残して自殺した」という点である


私は、南条さんも二階堂さんもインターネット上でリアルタイムにて追うことができなかった。そのことについてなぜか「残念だ」と感じてしまうの自分自身気持ち不謹慎でたまらなかった。

インターネットではブログサービスの代りに増田流行り始めた。私は主にメンタルヘルスについて発信している増田を好んで見ていた。そのうちそのクラスタ内のある増田について「どうやらあのアカウントの持ち主は自殺したようだ」と囁かれている場面に何度か遭遇するようになった。

このような場面を目撃し私は、非常にモラルの欠けた発言になるのだが「インターネットに生きた証を残して伝説になるのも悪くはない」と感じるようになっていた。


さて、『八本脚の蝶』は2020年2月に文庫化され河出書房新社より発売された。文庫化されるという情報を得た時点で既に私は、自分の心の中で妙にひっかかるものを感じていた。故人の尊厳について考えた。

前置きは長くなったが、本編の日記を読んで感じたことを述べていこうと思う。



その日記は2001年6月13日水曜日から始まっている。

はいつの間にか、2001年当時自分が何をしていたかということについて思いを馳せていた。2001年6月13日水曜日、私は小学6年生だった。私は6年生のゴールデンウィーク旅行先で体調を崩し、風邪をこじらせてしま入院した。自宅で寝ていると熱がぐんぐん上がり、布団に包まっても寒くて寒くてたまらなかった。後になって改めて親とその話をしていると、どうやら熱性けいれんを起こしていたらしい。

ところで北海道運動会は春に行われる。私は運動会当日までに退院することができた。当時の担任先生が「持久走どうする?」と確認してきたので、私は「徒競走だけ出ます」と答えた。グラウンド5周の1キロなんて走りたくなかったのである

私にとってそんな小学最後運動会が終わり、初夏なのか蝦夷梅雨北海道にも一応梅雨のような時期が一瞬だけ存在する)なのかわからない曖昧気候の中で、小学生活を送っていた。おそらくそれが、私の2001年6月13日水曜日だったのではないかと思う。


2002年4月8日、月曜日。おそらくこの日に私は中学1年生になった。中学校に進学したといっても、私が通っていたのは小中併置校だった。わかりやす説明すると、小学生の教室が校舎の2階にあって、中学生教室が3階にあるということだ。つまり中学生になると階段を上る段数が増えるだけのことである

私は新学期の校舎の何とも言えないにおいに敏感な子どもだったので覚えているが、小学生のフロア中学生フロアとでは、においが異なっていた。中学生の階の廊下教室は、やはり中学生らしい大人っぽいとでも言ったらいいのか、とにかく少し変なにおいがしたのを覚えている。

4月も8日頃となると、多くの会社にとっては新年度区切りを迎えてから日経過したというところで、まだ新しい環境には慣れていないという時期ではないだろうか。

2002年4月8日の月曜日二階堂さんにとってのこの日は、ある本に引用されていた詩を見つけることができた日ということになっている。どうしても読みたくて探していたのだという。彼女にとってのちょっとした記念日であるように感じられる。


2002年の3月末~4月初旬の彼女日記確認してみると、すっぽりと更新されていない空白の期間になっていることがわかった。年度末から年度初めは、やはり忙しかったのだろう。

彼女文学部哲学科を卒業した後、編集者レビュアーとして働いていたようだ。新年度が始まって早々しかも平日に、ずっと探していた本が見つかったという出来事日記に書くほどに、彼女は本に対してかなり熱心な人物だったんだろうとぼんやり想像する。


2003年4月1日火曜日、この日は平日だ。

平日だが、二階堂さんの日記は「その一」「その二」「その三」「その四」「その五」「その六」「その七」、これに止まらず「その八」「その九」、さらに続き「その一〇」「その一一‐一」と綴られている。私はそのことに気付き、なんだか雲行きが怪しくなってきたと感じた。「その一一‐二」「その一二‐一」「その一二‐二」と日記は続くが、いくら新年度決意表明にしても長編すぎやしないだろうかと思う。「その一二‐三」の日記の次に、彼女はやっと翌日の4月2日を迎えられたようだ。

しかしその4月2日水曜日日記タイトルは「その一」とある。この日は「その七」まで綴られているが、分割されている記事もあることを踏まえるとトータル9回更新されたということなのだと思う。おそらく当時はスマホなど普及していなかったはずなので、勝手個人的な予想になるが、彼女は自宅で夜中になるまで複数回にわたってブログ記事投稿したのではないかと考える。もしくは、職場PCから小分けして投稿していたという可能性も考えられる。しかし、2002年4月8日月曜日日記から判断する限り、彼女であれば絶対にそんなことはしないのではないかと思う。


投稿あたりの文字数は、今でいうブログ(いわゆる収益化を目的としたブログ)と比較するとかなり少なく感じられる。

しか彼女複数回に及ぶブログ投稿現代増田で例えるなら、短文の増田をかなりの回数にわたって連投しているという状態に置き換えられるのではないかと思う。多くの人はそのような増田のことを、はてなーもしくはいわゆる「病み増田メンタルヘルス系の内容を扱う増田の中でも特に思春期中高生が該当するように思う)」に分類すると思う。事実私も、一晩にかけてそのように連投しているアカウントを見かけると、どうしてもメンタルヘルス系の悩みでも抱えているのだろうかと見なしてしまう。

さて連続して投稿された日記の内容はというと、私が生きてきた中でそのタイトルも作者も聞いたことがないような本から引用である。また、彼女が数年前に受け取ったと思われる知人から手紙引用している投稿も見られる。


ふと私は、おそらく二階堂さんは思考の整理のためにブログを使うというやり方をとるタイプ人間ではないだろうかと感じた。というのも私も時たまTwitterをそのような用途に用いるかである。そしてどういうときにその思考の整理をするかというと、それは「ものすごく死にたいが、どう対処していいか方法が見当もつかないときである。これについては、もしかするとピンとくる方もいるかもしれない。そのようにしばしば私はTwitter思考の整理を行う。なぜなら自分自身脳内の回転及びそれによって生じる思考インターネットに吐き出さなければ、到底処理しきれない状態に陥っているからだ。

そしてなぜあえてインターネット吐露するのかというと、リアル社会には私の話を聞いてくれる人が存在しないからだ。私にとって、リアル社会相手の様子を窺いつつ的確なタイミングでふさわしい言葉相談を持ちかけるという動作は、極めて難しい。過去に何度も相談時のコミュニケーション挫折する経験を重ねたことがきっかけで、そのような事態に辿り着いてしまったのではないかと疑っている。


彼女本心は今となってはわからない。そのため私のような人間が、勝手彼女自身を重ね合わせ、どこかに類似点があるのではないかとあれこれ想像してしまう。

ふと、彼女の死とはこのような在り方でよかったのだろうかと思わず考えてしまう。死後に自分作品が残るとは、そういうことなのだと思う。


2003年4月に私は中学2年生になり、無事に厨二病発症した。インターネットに本格的に参入したのは、この時期だったか記憶している。休み時間には、情報担当教諭ヤフージオシティーズアカウント取得を手伝ってくれた。

やはり、当時はまだブログがそこまで一般的ものではなかった。私はまずは無料レンタルスペース(現代でいうレンタルサーバーのようなもの)を契約個人サイトを作っていた。そしてレンタル掲示板を設置し、同盟バナーハッシュタグで繋がる文化など当然存在しなかったため、共通趣味で繋がる同盟という文化が主流であった)を貼り、繋がっていた。あの頃はそのような時代であった。

私は夜な夜な日記(これはノートに綴った日記であった。というのも夜はインターネットができない家庭環境にあったのだ)を書き、アムカをするようになっていた。田舎特有地域性、そこで生じた問題、そして本来の私の性格と一体何が根本的な原因であるのかはわからないが、ちょうど家庭内でもそこそこ大きな出来事が発生し、私は混乱のさなかにあった。

やがて私は個人サイトの別館を作るようになった。それはおそらく現代でいうTwitter複垢サブアカウント)のような類に非常によく似ているのではないかと思う。私はやがて、いかにも「メンヘラポエム(笑)」と晒されそうな文章を拙いながらも公開するようになっていた。


私は日本におけるインターネット内でポエム馬鹿にされる風潮にいまいち納得がいかないので補足するが、あの頃は「テキストサイト」とカテゴライズされる個人サイトが充実していた。現代詩ともエッセイともいえない、インターネットならではの文章ポートフォリオのようにまとめた個人サイトは、当時かなり多くみられたように思う。

このように、思春期も相まって私は何かと思いつめて過ごす時間が多かった。先に述べたアムカをするようになったのは、確か半袖を着なくなった秋頃だったか記憶している。


二階堂さんの日記は2003年4月26日の土曜日更新が途絶えている。4月26日というと私の誕生日の翌日なのだが、そんなことなど今はどうでもいい。4月26日の日記は、6回更新されている。「その一」「その二」「その三」、そして「お別れ その一」「お別れ その二」「お別れ その三」という題で投稿されている。

そしてその後に、おそらくこれは投稿時間を設定したことによる自動投稿なのではないかと思うのだが、「最後のお知らせ」が更新されている。その内容は、「2003年4月26日のまだ朝が来る前に自ら命を絶ちました」という旨を報告するものである


人の死についてあれこれ憶測することが心苦しいが、おそらく夜中のまだ朝が来る前に、最期のまとめとお別れの言葉を、何人かの対象に向けてそれぞれ投稿したのではないかと思う。そして、2001年から更新が続いていた日記ありがとうございましたという言葉で締めくくり、パソコンシャットダウンしたのかどうかはわからないがきっと彼女ことなら身支度を整えてどこか高い建物へ向かい、そして亡くなったということだと思う。


インターネット死ぬとはこういうことなのか。


断っておくと、私は『八本脚の蝶』すべてを読破したわけではない。二階堂さんが好んだ幻想文学などの専門分野について私は詳しくないため全文の理解が困難であるという言い訳により、私は挫折した。しかし何とも言えないモヤモヤとした疑問が残った。

冒頭で私は「インターネットに生きた証を残して伝説になるのも悪くはない」と述べた。再度ここで明記するが、『八本脚の蝶』は2020年2月に文庫化された。

しかするとインターネットに生きた証を残して自殺するということは最悪な選択肢なのではないかと私は思った。というのも、自らの意志に構わず書籍化され、需要編集者の熱意があれば数年後に改めて文庫化されるというパターンもあり得るということが今回わかったかである


果たして彼女はそのようなことを望んでいたのだろうかと、厚かましくも疑問に感じてしまう。世に広まるということは、全く想定していないターゲット層にまで届いてしまうということだ。もしかすると「自殺なんて弱い人間が行うことだ。自殺をする人間は敗者だ」などと主張する層に触れ議論を呼ぶこともあり得るかもしれない。

事実書籍化された『八本脚の蝶』は私のような読者にまで届いたし、加えて私は今こうしてこのような文章まで書いている。果たして私のこのような行為は許されるものであろうか。


文中で軽く触れたが、私にとって増田思考の整理のためのツールとして役立っている。

私は物心ついた頃より、「この子ぼんやりと過ごしているねぇ」と周囲から見なされることが多かった。しかしその一方で、「あなたは随分と真面目だね」などと言われる場面もたびたびあった。その理由について私は、私の脳は必要以上に過剰な思考を行っているためではないかと考えている。


私にはストレスや言いたいことを溜め込む傾向がある。「我慢しちゃだめだよ」とかなりの数の人たちから言われた経験がある。しかし、言える相手に言える範囲相談をし、さら増田で大量に噴出しても追いつかないのが残念ながら現状なのだ

私は、増田を含むインターネットとは「最後の砦」であると考えている。リアル社会で捨てきれない期待をインターネットに託している。もし私がインターネットに見捨てられたなら、どうにかして確実な方法で間違いなく命を絶つと思う。それほどまでに私はインターネットに縋り付いている。


果たしてインターネットは苦しみの最中に置かれた人間にとっての救いとなるのだろうか。

今となっては、様々な利用目的によりインターネットは利用されている。インターネット事業を興し収入を得る個人も随分と多く見かけるようになった。しかインターネット上に人が増えたわりに、一向に私はそこで救われることがないように感じる。

私はリアル社会の中で、絶望絶望を重ねている。冷静に振り返ると自滅して傷ついている場面が多いようにも感じられるが、何らかの救いを求めてインターネットに入り浸っている。もしも私がインターネット絶望しきってしまったのなら、それは完全に終了の合図だ。「死」以外に何もあり得ない。


インターネット彷徨っていると、「死ぬ以外の選択肢が無いために死ぬという選択を取った」という人間が多数存在することに気付かされる。

二階堂さんが一体どうして「八本脚の蝶」というウェブサイトを立ち上げたのか私にはわからない。もしかすると彼女日記のどこかで触れられているのかもしれない。  

しかし、私にはそのことについて何時までもこだわっている時間は無い。正直に言うと、小康状態を保ちながら生きていく上では、他人のことを気にかける余裕など皆無なのだ。そして当然なことであるのかもしれないが、健康人間にとっても同様に、いわゆる「生きづらい人」を気にかける余裕というものは本当に無いらしい。最悪の社会だと思う。

しかしその「最悪な社会」だからこそ、インターネットは救済希望者を受け入れて欲しい。私の意図することをより明確に言い表すなら、「すべての利用者インターネットを通じて他者を救済する世界であって欲しい」。


相変わらず私はぐちぐちと思考の飛躍や感情上下運動に振り回される様子を、増田のしかも匿名披露している。どうかこのことに何らかの意味があって欲しい。

私は自分自身人生について、「あまりにも辛く、ほとんどの時間を疲れ果てた状態で過ごし、さらに今にも死にたくなる瞬間がたびたび勃発してしまう」ものであるように感じている。それならば、私の不幸によって同じようにどこかで苦しい思いをしている誰かが救われて欲しい。


自分自身とよく似たパーソナリティ人物言動思考を知ること」は、抱えている苦しみを解消することにかなり役立つのではないかと思う。そのような情報医療機関提供してもらう機会が少なく、私はインターネットに救いを求めている。そういうわけで私は毎日欠かさずインターネットを利用している。

私はインターネットヘビーユーザーのまま亡くなっていったすべての人たちを観測したわけではないが、目にした限り彼らは社会に対する憎しみを叫ぶことなどせずにこの世を去っていったように思う。彼らに共通することとしては、後世に何らかの表現方法アドバイスを残し、そして希望を託して亡くなっていったように感じられる。


私は彼らから希望を託された側として生を続けたいと思う。そしてそれがいつまでの期間になるかはわからないが、インターネットに救いを求めつつも、積極的自分自身の不幸を開示していこうと考えている。

増田には、メンヘラにとって永遠に救済をもたらすサービスであり続けて欲しい。

2022-02-16

回転寿司で食ったアワビがクソ不味かった話

自分回転寿司が好きで、週1かそれくらいの頻度でどこかしらの回転寿司屋へ行く。

特に行く店は決まっていなくて、くら寿司だったりスシローだったりそれ以外だったりする。

先日行った店は久々に行く店だった。

店に入って、回転寿司屋に入ったら必ず頼むセットを注文した。

ぶり、まぐろサーモンビントロ稲荷

ひとしきり食べた所で、今日はぶりとサーモンが美味いと確信して追加で注文した。

その日はやたらと空腹だったのでついでにサイドメニューフライドポテトも注文した。

ぶりとサーモンを食べ尽くし、それからフラフラと注文用のタブレットの「次へ」ボタンを押してメニューの海を彷徨っていた所で、そこにヤツはいた。

アワビ 100円 期間限定

内陸県生まれではないのだが、何だかんだ人生で食べた貝はアサリハマグリ・カキ・ホタテ、ややレアものマテガイくらい。

そんな自分にとって、新たな冒険がそこにあった。

アワビと言えば高級貝ではないか、と。

美味しい貝なのだろう、と。

1皿注文し、ポテトを待ちながらアワビを待っていた。

ポテトが到着して、バター味の粉をかけて混ぜているとほどなくしてアワビがやってきた。

その時の第一印象は、「小さくね?」だった。

シャリの上にちょん、と乗ったそいつは、シャリを覆うには足らず、シャリ上面が見えてしまっている。

横にしっかりシャリの隠れたマグロが流れてきたために、このボリューム感の差は歴然だった。

しかしここで冒険をやめるわけにはいかない、と皿を取った。

醤油を2滴シャリに染ませて、箸で口に放り込む。

舌でシャリを受け止めたのち、アワビが舌に触れる。

その瞬間、自分アワビを食べるという冒険は終わった。

生焼けの腐った鶏肉に酢を染ませた味。

鶏の軟骨、あるいは砂肝の銀皮のような、噛むと歯に納豆のような滑りを残して自ら割れるかのように噛み切れる食感。

不味い。

十数回の咀嚼ののち、飲み込むにはまだ形が残っていて喉につまらせる頃合い。

しかし、口の中にあるこれを1秒でも早く胃に流し込んでしまいたいという条件反射に負けて、飲み込んだ。

食道にやや詰まっている感覚がする。

納豆を食べた後のそれに近い滑りと、悪臭が口の中に残る。

滑りと悪臭を茶で流し込み、それでも残る舌の感覚を消し飛ばす為にまだ温かいポテトを口に放り込む。

普段より圧倒的に早くポテトは空になった。茶も飲み干してしまった。

その後、ぶりとサーモンを食べられるだけ食べて、その場を後にした。

家に帰宅してからアワビについて検索して、そこで初めて磯臭いだとか、人を選ぶなどという記述を見た。

なるほどあれこそがアワビだったのか、と一人ボヤいた。

しかし同時に、どうすればアワビを上手く食えるのか、そう考えている自分が居た。

どうやらアワビの探求は簡単には終わりそうにない。

2022-02-14

ポケモンの楽しみ方が分からず進めている増田寿丸いてメス鈴良川香美市のたのんも家歩(回文

おはようございます

ポケットモンスターコツコツと進めているんだけど、

なんだか話しで聞いていた私の知っていたようなポケモンとは違うのは気のせいかしらとは思わずはいられない感じで遊んでるんだけど、

時代江戸時代みたいな感じ?

みんな着物着てるし。

私の思って想像していたのは

ポケットモンスターセンターっての

近未来よろしく

近代ビルに偉い博士がいて

ポケットモンスター研究に協力してくれ!って

あのボールを渡されて

探しに行くと思っていたのよ。

結構全部自分ポケモンゲットしないといけないのね。

で、

あとお気に入りのずっとポケモンと一緒にいても

戦闘の時、

野生のポケモンとの相性があるみたいで、

力押しでは戦いで負けてしまうので、

得意な相性のいいポケモンを一緒に連れて行かないとダメみたい。

でさ、

戦闘駆け引きと言うより、

相性で一発でキメられて、

まあこれは逆もしかりなんだけど、

戦闘が一瞬で終わるけど、

相性が悪いポケモンしかいないと一気に全部やられてしまいかねないので、

結構もしかして真面目に相性とか

あのポケモンにはこのポケモン!ってしないといけないのかしら?

ちゃんと考えないとこれから先苦戦しそうよ。

あと、

ピカチューいたわよピカチュー

張り切ってつかまえたんだけど、

実際は鳴き声可愛くないのね。

あれはファンタジーなんだわ、

それにあんまり強くないことない?

ポケモンイコールピカチュー

あれは最強のポケモンじゃないの?

なんかいきなり序盤でピカチューゲットしちゃたので、

もうこれでクリア!って達成感があるんだけど、

ピカチューはまだ物語の途中以下でしかないのね。

クララが立ったからアルプスの少女ハイジが感動の最終回じゃないのと同じように

クララが立ったからってあれで最終回じゃないってことなのよ。

ポケモンゲームの最終目的別にピカチューじゃないってことなのかしら?

それでさ、

見掛けは可愛いけどピカチュー進化すんの?

可愛くなくなっちゃったら嫌だなーと思いつつ、

ててるんだけどなんか進化する気配が今のところないわ。

フィールドのあちこちネギが生えてるので

回復材の原料になるのでクラフト工房でのために

一所懸命フィールドに生えてるネギを引っこ抜いて集めてるところよ。

新しいクエストの行き先も記されるし、

これって記しちゃっていいのかしら?って冒険簡単になるんじゃない?って反面

マップ上に次ここ行きなさいって印がないと

到底どこに言っていいか彷徨ってしまうこと請け合いなので、

それはそれでありなのかしら?って思って進めているし、

なんか崖とかぜんぜん登れないので、

マップに次行くところを記されても簡単にいくことが出来ないので

行く!って言っても簡単には行けないところが

そうは問屋が卸さなシステムの仕組みになってるのねーって

だんだん

つかまえたポケモンが多くなってくるとまんべんなく育てたり

戦闘の相性をちゃんと考えないと太刀打ち出来なくなったり、

なんか

急に面倒くさくなっちゃってきてるけど、

なんとかヒットポイント力押しでどうにかしたいところよ。

無理そうだけど。

あと戦闘は全部ポケモンに指示しまくって主人公左手ウチワで楽チンだと思っていたけど、

え?私も戦うの?てーか

戦うと言うより、

新庄さんビッグボスばりとは言わないもの

ボスみたいなポケモンというか敵が出てくるんだけど、

え?私が戦って怒りを収めるの?ってあたふたするわ。

さすがに非力すぎて正面突破では瞬殺されてしまうけど、

なんだか厄介なことが多く出てきそうでこれからどうなることやらって感じだわ。

あと、

新庄さんビッグボスばりとは言わないもの

フィールド中ボス的なデカポケモンもいるので、

力を付けて勝負したいところね。

戦闘中に移動ができて、

戦ってるポケモンの間に割って入ったらどうなるのかしら?って思ったら

主人公がまともに野生のポケモン攻撃を喰らってしまったわ。

それに

うかうかしてると本当にフィールド上で主人公も死んでしまうので、

ポケモンってこんなゲームだったの?って

だれか私の落としたモノを拾ってくれないかなーって

ネギことクスリソウがたくさん入っていたのにーとか。

たことないポケモンを見付けたら、

すかさず隠れて忍び寄ってゲットしようと試みるのはもうポケモン感出せてる証拠よね?

でさ、

他のポケモンのでは知らないんだけど、

ポケモンって通常フィールドでゲットするものなのかしら?

よく分からないけど、

どれが正攻法なのか全く分からないわ。

とりあえず、

始めて見るポケモンを見付けたらションテンが上がるわ。

こういう遊び方でいいのよね?

まあピカチューがそんなに鳴き声が可愛くなかったのが衝撃だったわ。

うふふ。


今日朝ご飯

カフェオレよ。

最近カフェオレ率高しね。

勝たん!の次に「高し!」って流行って欲しいわ。

そのぐらい朝のカフェオレ率高し。

デトックスウォーター

寒いのかそうでないのか微妙な気温で

外出たら寒かったわよ。

起きてすぐ今日炭酸冷え冷えのレモンウォーラー

目覚ましがわりに景気よく飲んだけど一気に身体が冷えてしまうから

逆にあまりオススメしなこと請け合いよ。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2022-02-11

メタバースとか言ってる人たちさ

結局Tiktokとかの輪に入れない拗らせ陰キャとそういうのについていけなくなったシニア自分たちの居場所を作るために逃げ込んだ先がメタバースというかVR CHATなんだよ。

自分たちTiktokなどの先にいる、という自負で武装して楽園を守るのに必死

動機動機だけにこの先メタバース一般化したときに彼らの居場所はなくなり、楽園を奪った大衆呪いながら次の居場所を求めて彷徨うのだろう。

2022-02-09

レッド・デッド・リデンプション2はなぜクソゲーだったのか

レッド・デッド・リデンプション2(以下RDR2)をいまさらプレイしたので感想を述べる。プレイした機種はPS5である

最初に断っておくと、私がプレイしたのは本当に序盤までだ。雪山を降りてキャンプを設営し、最初の町であるヴァレンタインに行って、あとはその周囲を探索してみた、という程度。そこでもうどうにもやる気がなくなってしまってゲームアンインストールしてしまった。この記事を書いているのは、もちろんただの愚痴という面もあるが、RDR2のファンの皆さんにゲームを再開するよう説得してもらいたいからでもある。私としても、こんな序盤で脱落したくはなかった。ぜひとも私の考え違いを指摘してもらいたい。

まずプロローグである雪山の章を終えて私が思ったのは「こんな強盗団なんかさっさと抜けたい」ということだった。こちらは主人公がこの強盗団のなかでどう育ってきたのか知らないし、強盗団の親玉過去にどんなカリスマを発揮してきたのか知らないし、それがなぜ雪山に追い込まれたのかも知らないし、他のメンバーたちの人間性も知らないのでまったく愛着を持てない。どうも主人公は冷静沈着で頼りがいのあるナイスガイのようだが、それがなぜあん陰湿犯罪者集団所属しているのかわからなかった。まったく彼には相応しい場所でないような気がした。しかし、この壮大な西部劇シミュレーターにおいて、強盗団を自由に抜けることはもちろんできないのだ。

ロールプレイングゲームには二種類あると思う。「自由キャラクター作成した上でそれを演じる」タイプと、「既に作成されたキャラクター押し付けられて演じる」タイプだ。RDR2は強烈にキャラクター押し付けてくる。いやキャラクターだけじゃない。プレイヤーには「主人公にどういう人生を送らせるか」という選択肢が与えられない。製作者が用意したストーリーをなぞらされるだけだ。これは「ロールプレイング」ですらない。

同じ感覚を『ウィッチャー3』にも覚えたことがある。あのゲームが言う「自由度」とは、製作者が用意した2つか3つほどのレールのうち、どれを走るかを選ばされるというだけのものだ。いちどクエストに入ってしまえば、どこをどう移動して何を調べるかまですべて決まっている。プレイヤーはそれをなぞるだけだ。「ああ、これはロールプレイングゲームではなくアドベンチャーゲームなんだな」と感じたものだ。

話をRDR2に戻すと、進行の不親切さにもうんざりした。ストーリー押し付けてくるのにもかかわらず、プロローグを終えても、主人公やその周囲の人間がこれまでどういう人生を送ってきて、いまどういう状況に置かれており、これから何を目指していくのかよくわからない。それはつまりストーリーテリングに失敗しているということだ。よくわからないままイベントが起きてよくわからないままイベントが終わる。強盗団にいたか分からん仲間に言われて、なぜ起きたかさえ知らない喧嘩をして、いろいろ終わったらなぜか指名手配されている。「思うままに探索する」というより「わけがからないまま彷徨っている」というほうが近い。

RDR2を絶賛する感想を見てみると、「操作は不便だがそれがリアルなんだ」というようなことがよく書かれている。しかし私はRDR2をリアルだとは感じない。なぜなら現実人間アイテムの前で「これを拾うのってどのボタンを押せばいいんだっけ?」などとは悩まないかである。狩った鹿の肉をどうすればいいかからなくてキャンプをウロウロしたりしないかである。RDR2の操作の複雑さ不便さを「リアル」だと言うのは、ただ重苦しく残酷なだけのストーリーを「リアル」だと評するようなものだ。『Hand Simulator』というゲームでは、手の動きを細かく操作できるようになっているが、本物の手のようにはまったく動かせない。RDR2の「リアル」はそれと同じである

結局のところ、RDR2がつまらないのはその「不自由さ」にあるのだ。ストーリーの面でも、操作の面でも、プレイヤーがしたいようにさせてくれない。あるいは「プレイヤーがしたいこと」を「製作者がさせたいこと」と一致するように誘導するのが下手くそだと言ったほうがいいかもしれない。その不自由さを我慢しながら何十時間プレイし続ければ、そのうち慣れてきて「プレイヤーがしたいこと」と「製作者がさせたいこと」が一致するようになり、そうなって初めてこのゲームの真の面白さを味わえるのかもしれない。私はそこまで我慢できなかったのだが。

2022-02-06

anond:20220206112149

何言ってんだよ。あそこは質の悪い監獄みたいなもんだぞ!

言ってみれば、禁固刑

彷徨く老人に「座っててください!」つって椅子に座らせっぱなしにするんだからな!

(勝手に歩くとコケ骨折から。ついて歩け?バカ言ってんじゃないよ。老人と職員が同数居るなら可能だけどな!)

レクだの体操だのなんか、大した運動量じゃあない

(そもそも禄に参加出来ない。認知エグいから。参加出来る様な老人は禁固刑を食らわず自由歩いてる井戸端会議などしている)

することもなく、ひたすら椅子に座らせられる。

夜寝ない奴は夜も座っている。

普通人間には無理だよ。

2022-01-31

リラックスできる音楽』、だいたいうるさい

ゆったりしたジャズ、うるさい

ローファイ、うるさい

ピアノ、うるさい

なんかふわーっとしたやつ、うるさい

環境音も駄目だった

雨音、うるさい

波の音、うるさい

カフェの音、うるさい

鳥の鳴き声、うるさい

もうこれは無音で作業するべきなのか?と思ったが、それが寂しい時というのも頻繁に訪れるのである

いろいろ動画彷徨った結果、かろうじて焚火の音なら気が散らないことがわかった。

同じ状態の人は試してみて。

2022-01-22

GAME日記(昨日)

1/21

Apex

ずっとゴールド4を彷徨い続け居ているのだが、最近ゴールドの立ち回り方みたいなのが見えてきた

戦闘する時は、仲間二人に突撃させて敵の体力を削ってもらい、さらに他の敵がいないことを確認したら出て行って殺す

これの繰り返しだ、仲間の生存なんて気にしないで、自分のキルだけ確保したら隠れる、大活躍しようなんてゆめゆめ考えないこと

生きていれば、仲間は生き返らせられるしね

ブリゲイダー装甲強化版

よくSteamセールしている見下ろしがたアクションゲーム

反政府組織を退治するのが目的マップにあるオブジェクトをすべて破壊出来る

破壊すればするほど賞金がもらえる

操作が難しいが、やり出すとはまる、街も人も踏み潰せ

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ようこそ ゲスト さん