はてなキーワード: ゲストハウスとは
きょうは26回目の誕生日だ。
私は今まで家族以外に誕生日を祝ってもらったことがない。いや、おめでとうは言ってもらえるし、プレゼントもたまにもらうけど、当日何か計画してもらったりご飯食べたりってのはたぶんない。
26歳だし正直誕生日なんてどうでもいいと考えたりもできるけど、いままでちゃんと祝ってもらったことがないから祝ってもらいたい気持ちがある。祝ってもらってればこんな気持ちになってないとも思う。
友達が私に会わずに彼氏やほかの友達と会ってて寂しい。みんなにとってはなんでもない土曜日なんだろうけど、私にとってはいつもと違う土曜日なのに。
今回は家族が祝ってくれようとしたけど、恥ずかしくてきょうは帰ってこないって嘘ついた。
予め宣言しておくと 皆が口を揃えて言う「雪質が最高だから」という理由は当たり前すぎて聞き飽きているだろうから、それ以外のことを書く。
自分はバックパッカーでアジアの遺跡や寺院巡りを中心にいろいろと旅している。寒いところは大の苦手だ。
その数々の旅の中で印象的で記憶に残っているのが5年くらい前にミャンマーかラオスかのゲストハウスのドミトリーで同室だったオーストラリア人との会話。
会話前略
豪人「Yeah! I went トーキョー アァンドゥ ヌィスィクォ」
ニセコが外人に人気だということは当時知らなかったし、確かまだ民主党政権下の円高で訪日外国人客もそんなに多くない時代だった。
(・・・・・逆にバックパッカーにとっては円高の恩恵を受けて非常に楽な時代だった)
東京はさておき、京都でも沖縄でも奈良でも広島でもなく謎のピンポイントの地名らしき名前を言われて混乱した。
最初は聞き間違えかと思ったが何度か聞き直した挙句、北海道のニセコという超マイナーなスキー場ということがわかった。どうやら雪質が良いらしい。
当時は「ほーん、雪質が良いってだけでわざわざ赤道超えてはるばる来るんやなぁ スキーヤー、スノーボーダーの熱意は大したもんやな」程度に捉えていた。
しかし、今年ようやく念願叶ってニセコに行くことが出来たことでほとんどの疑問が解決出来た。 これは確かにニセコに外人が押し寄せるわけだ・・・。
卵が先か鶏が先か、というツッコミを受ける話になってしまうのだが・・・・
スキー場スタッフはおろか 山小屋 レストラン 町中のタクシー ホテル 温泉 飲食店に限らないスキー場周辺の一般住民 ほとんど全てのに対して英語が通じる。
メニューや標識看板、放送などもほぼバイリンガル。 英語が公用語ではないアジアの他の観光地と比べても遜色ないレベルかもしれない。
そのへんのホテルの中にある売店(ビールとかおつまみを買うところ)でも使える
たしか、ゲレンデのレストランはSuicaだのEdyだのiDだのも使える機械があったと思う・・・けどちょっと曖昧。違ったらごめんなさい。
ゲレンデに適切に配置されたロッジの中に暖かくて清潔で広いトイレがあり、かつ十分に数があって全く並ばない。
個室の中もそれなりに広く、重ね着していても快適に用を足すことが出来る。
スキーウェアを着ながら用を足したことがある人にしか伝わらないかもしれないのだけれども・・・
うんこを愛する増田達にはきっとこの素晴らしさは伝わると願っている。
単に広いというと禿山に広がる広大な斜面を想像されるかもしれないのだが
独立した4つのスキー場がところどころで繋がっていてかなり自由に行き来することが出来る(特に東から2番めのヒラフは桁違いに広い。完全立ち入り禁止のとこも勿論あるので全部が全部入れるわけではない。)
コースとコース、スキー場とスキー場の間に生えている木々がちょうど良い塩梅の間隔でコース間滑走が楽しい。
この木々の間隔をうまく伝える語彙力の低さを強く自覚していて、非常に歯がゆい。死語だがボキャ貧。
全部が全部ではなく一部のリフト等は15時半あたりから終わってしまうのだが、かなりの広範囲のコースでナイターが楽しめる。
そして、友人曰く珍しいことなのだがリフトのみならずナイターでも一部ゴンドラが動いている。
朝に羽田から新千歳に飛んで、昼過ぎとかから20時半とかまで滑れる、しゅごい。
他にもフードが着いていて雨風を避けられるリフト(座ってても寒くない)をはじめとするスキー場のインフラ面が他のスキー場と比べて秀逸。
4つのスキー場を結ぶNIZEKO UNITED シャトルは、全スキー場共通のリフト券を持っていれば無料で利用可能。 時間もスキー場によっては23時過ぎまである。
例えばナイターのないニセコ花園リゾート近くの宿に宿泊していても、夜までナイターのあるヒラフで滑ってそこからバスで晩飯食べに行ってからバスで温泉行ってバスで帰ってくるみたいなことが可能。
あとは若干行動に制限が生まれて不自由ではあるが、スキー場とスキー場の間にある宿であってもだいたい近くに停留所はあるので宿の選択肢を広く持てる。
需要があるから供給もあるという話ではあるが、温泉や日帰り温泉を受け付けているホテルが多い。朝6時から24時までやっているところも。
私が行った温泉はすべて休憩室が完備されており、湯上がりにビールでも飲みながら暖かく快適に友人を待つことが可能だった。(仮眠も可能)
余談になるが、温泉が好きなのは日本人だけであって"西洋人は公衆の場で裸になるのに対して恥ずかしいと感じる"という思い込みがあったのだがニセコで完全にそのバイアスが崩れた。
あいつら温泉に酒持ち込んでめっちゃリラックスして楽しんでやがる・・・・もしかして日本に来る人は特別なのだろうか。
もう一つ余談。 温泉等に良く付いている有料のマッサージ機について。
私の観測範囲内では今まで国内旅行においてほとんど誰も使ってるところを見たことがなかったのだが、ニセコでは外人が凄い高い頻度で利用していた。 技術立国、クールジャパン!
コンビニのセイコーマートがあるヒラフ十字路近辺には流しのタクシーが高頻度で走っているし、電話したら各ホテルやレストラン、温泉まで来てくれる。
湯上がりに外を歩くと髪の毛が凍るレベルの外気なのだが、23時を超えて温泉から宿までのわずか数百メートルのためにタクシーが来てくれた時は有り難さで涙が出た(初乗り+割増の660円だけで申し訳ない気持ちだった)
「北海道なんだから当たり前だろ!」と思われるかもしれないが、スキー場から歩いて行ける範囲内で美味しい店が多いという条件って実は意外と難しい。
繋がってるスキー場を渡った上で、理由6のシャトルバス運行をうまく絡めると無料でさらに選択肢が広がる。
"「雪質が最高だから」という理由以外のことを書く" と言ったな あれは嘘だ
正直雪質が良いって言われても初心者だからそんなんたいして違いとかわかんないわー 関係ないわーって思ってたんス
でも、初心者こそパウダースノーで雪質の良いところで練習すべき! こけても全然痛くないし、痛くないからちょっと大胆なことも練習出来るし上達も早い!何より滑るのがチョー気持ちいい!
毎日大量に雪が振るからシーズン中(2月途中くらいから悪くなるらしい)は新雪でフカフカだし、朝に頂上まで行ってそこからヴァージン・スノーのみを使って下まで降りるのが至福の快感。
絶対に人生で一度は行ったほうがいい。凄い貴重な体験が出来る。超絶オススメ!!!!!!思いっきり背中押すから若いうちに行っとけ!!!!
http://tech.s-cubism.jp/blog/archives/3723
以下、ニセコに限らず日本全体に当てはまることではあるのだけれども理由追加。
10の理由と言ったな あれも嘘だ
オーストラリアとは2時間差、ニュージーランドは4時間差らしい。
たしかになーと納得。
日本人が軽井沢に行く感覚・・・というよりは夏にスイスやフィンランドに行く感覚?
自分の経験だけど、今シドニーとかメルボルン等の都市部ではランチでお高くない普通の店でも2000円を軽く超えてくる。(だからこそ日本のラーメンが1杯1000円超えてても人気だったり)
あとは本題と外れるけど、ホノルルのワイキキで丸亀製麺に行列が出来てたりで現在海外における日本料理の一部は所謂日本にとって一昔前のマクドナルド的な存在だったり。
日本人からするとスキー場のラーメン1000円とかカツカレー1500円って 「うげぇぇぇぇぇえ」ってレベルだけど、彼らからしたら安いのだろう。
らしいのでそうなのかな。他の観光地も組み合わせた上で、夏も寄ってみたいって思いました。
おそらく最大の理由。全ての理由を経て、来訪した経験者の満足度が高かったんだろうね。
その満足度の高さが、さらに客を呼び好循環を産み出している最強の状態。
台湾やタイ、マレーシア他東南アジア等暑い国々のお金持ちが涼みに来る とか
そういうのではなく、ニセコは本当に肌感覚として明らかに白人が多いんです。英語も超綺麗な発音でネイティブ。
純粋にスキー、スノーボードが大好きな欧米人が遊びに来てるな!!って今回の旅行で印象を受けました。
若干日本人と比べてマナー悪い部分とかも無くはないんですが(セイコーマートのコンビニの灰皿とかゴミが投げ入れられていて惨状だった・・・・) 文化の違いも体験出来るし素晴らしいところです。
重ね重ね、一度は冬のニセコに訪れて見ることを強くオススメ致します。
乱筆失礼致しました。
気付かぬ間に400近くもブクマが!!
若者のスノボ離れとかウィンタースポーツの国内人口現象とか言われてるけど、なんだかんだ皆さん興味はあるということでしょうか
(それともはてな村の平均年齢が・・・・・ おっと誰か来たようだ)
https://www3.nhk.or.jp/news/business_tokushu/2017_0227.html
やっぱ資本の力が大きいんですね。やや不動産価値がバブってるってのも含めて理解が深まりました、URLの紹介、有難うございます。
他の方が指摘されてるように、日本人にとってのハワイみたいな位置付けがオーストラリア人他外人にとってのニセコなのかもしれませんね。
>超マイナーうんぬん
釣るつもりは全くなかったのですが、寡聞に付き大変失礼致しました。
当時まだ若く、関東からちょっと足を伸ばせる範囲の群馬長野新潟のスキー場数個(白馬、湯沢、水上など)くらいしか知らなかったので完全に無知でした。
あとなんか積雪量の関係で新潟とか日本海側が最強で北海道は劣るとか思い込んでました・・・・。
無理に他のスポーツに例えるならばサーフィンをほとんどやったことない人が「青島?どこそこ?」みたいなレベルの話です。
完全に東京中心の悪い意味での中華思想でした、お詫び申し上げます。
釣るつもり・・・・・といえば逆にトイレの項目で、はてな村の皆さんが大好きなうんこネタを振ったのに誰も食いつかなくて寂しいです(`;ω;´)
やはり漏らさないと駄目なのか。
東京で生まれ育ち、大好きだけれど、海外からの訪問者をそれなりの数受け入れる世界都市の一つとして、どうしても気になることがある。
というか、直接海外の方に「これをどうにかしてほしいな〜」と言われたものばかりです。
クレジットカードが使える店がとても少ない。徐々に改善しているとはいえ、欧米主要都市は基本的にほぼクレジットカードのみで生きていけるのでそれと比較すると……。
海外で進んでいるところは、ここでも使えるの!?というような小規模な店、屋台なんかでも普通に使える。
海外から来た方はただでさえ紙幣や小銭を扱うのが難しい。クレジットカードが使えればなんの問題もなく楽に支払えてレジもスムーズなのに、手間をかけさせてしまっている。
海外の方はベジタリアンが多い。厳密な意味のベジタリアンでなくとも、「なるべくなら野菜だけ食べたい」というヘルシー志向の方も多い。
でも東京の食べ物やさんは本当にベジタリアンに優しくない。普通の店でベジタリアンメニューなんてほぼ見ない。
欧米の一部都市では、別に「ベジ」を謳った店でなくても、ピザ屋でもメキシカンでもイタリアンでも中華でもインド料理でも、普通にベジメニューがあったりする。
自炊できる定住者はそれでいいんだけれど、外食の多くなる旅行者にとっては結構死活問題。
「日本食って思ってたほどヘルシーじゃない」「東京はベジタリアンが多くないとは分かっているけれど、国際都市なんだし、せめてホテルに入っているレストランとかはもう少しがんばってほしいかな……」とがっかりさせてしまっている。
入ったら全面喫煙可だったりするとげんなりする。特に居酒屋などは辛い。
日本に喫煙文化があるのは分かるけれど、せめて全面喫煙可の店は店外にピクトグラムとかでわかりやすく表示して欲しい……と言われた。
ホテルはたくさんあるが、ハイクラスホテル・ビジネスホテル・ゲストハウス、という感じで特に「ハイクラスとビジネスの間」のホテルが少ない。
特に「ラグジュアリーではないがちゃんと清潔でおしゃれ、値段は中間くらい」なホテルは本当に少なくて、これは欧米だけでなく、アジア主要観光都市とくらべても少ない気がする。
なんでだろう、「若い人」向けのホテルが少ないんだろうか……。
これは私は正直自分ではきちんと把握してないんだけれど、とにかく全然駄目。と言われた。笑
使えても、登録が必要でめちゃめちゃ使いにくかったりするそうな。
意外と言語問題はわたしは言われたことがない。もう皆諦めているのかもしれない。
もちろん東京は東京で、他の都市と同じになる必要はないし、ここがいい!!!ということもたくさん聞いている。
でも、個人的には上記のことは是非良い方向に変化していくといいなと思っている。
イケハヤが飼ってるアシスタントは現在3人。全員2016年3〜4月に高知に移住した。シミラーウェブで調べたここ半年の月間PV数も乗せてみる。
「北のウォーリー」を自称し、ウォーリールックで高知市内をうろついてる大卒1年目。中央大卒。有名な弁論部に所属していた。ウォーリーには似ていない。
元々精神的に脆い部分があった上に就活に失敗してしまい、新卒カードを捨て逃げるように高知へ移住した。
普段はゲストハウスでバイトをしながらたまにブログを書いている。更新回数が少ない理由は明らかではないが、仲間と遊ぶのが忙しい様子。
自称ローカルライターとしての活動として普段仲間と飲んでる居酒屋を紹介する傍ら、地元北海道を紹介するエントリーを書いているが、北海道エントリーは内容が薄い。
ブログやTwitterを少し眺めるだけで突っ込みどころがたくさん見つかるのが悲惨。1月7日に「昨年度はお世話になりました」とツイートする頭の悪さ、プロフィール欄の年齢やブログタイトルの変更に伴う諸々の修正を怠る詰めの甘さ、エントリーのもくじすらまともに作れない能力の低さ、立ち上げた企画を2〜3日も持たずに投げ出す飽きっぽさが就活失敗の原因だと思う。
収益報告はなし。
マイナーイケハヤアシの中では数少ない「自称」炎上経験者。高知へ移住する際、東京から自転車で向かおうとして失敗したことが話題(3ブクマ)になった。
涌井メディアデザインという事業を立ち上げ、Webアプリ、iOSアプリ、Androidアプリのリリースのサポートをしてるらしいが、儲からない様子。
彼の目標はうつ病を治すこと、事業を軌道に乗せること。どっちも高知で貧困に喘いでいる間には達成できなさそうなのが悲しい。ブロガーとしてやっていく気がないのは独自ドメインを取得していないことからもわかる。
事業やうつ病の影響で更新回数こそ少ないが、この人にしか書けなさそうな精神病についてのエントリーがたくさんある。3人の中では一番読んでみたいと思わせるようなことを書いてる。
イケハヤのブログで記事を書いた経験があるので、多分気に入られている方なんだと思う。
高知のスティーブジョブズを自称する男。埼玉県に在住していたころからブログを熱心に更新しており、内容は3人のなかで一番薄っぺらいがとにかく更新回数が多い。でも毎日じゃない。
ブロガーとしての実績はゼロだが、経験はあるため新規ブロガーを支援する活動をしており、何度か実績報告エントリーが投稿されている。
地元新聞からミニマリストとして取材を受けたり、仲間と旅行に行ったり毎日楽しそうだが、収益報告はなし。
ここ半年は月間9〜12万PVで推移しているので、副業としてはまあまあのレベルで稼げてそう。
私の住んでいる街は観光客なんて来ないミカンの産地なんだけど、
まあ、珍しいのよね。
どこに行くのかしらと思って、
後をついて行ったら、
よく分からないけど、
こんな片田舎のところにもできたなんて驚きだわ。
街の宿泊施設は一杯なので、
ところでさ、
でも、まあ何もしないからほっといたんだけど、
バケツに直接首突っ込んで魚くわえて持って行っちゃった。
大胆ね。
猫だってそんなことしないわよ、
猫だったら
「いやーすいやせん、あのその、もしよろしければお魚1匹くれないでやんすか?」
ってじーっと見てるじゃない
「いや、そうですか?もらってもいいんですか?
どうしてもと言うなら仕方ないでやんす、いただくでやんすよ」
てな具合かは知らないけど。
またまたイチゴ1パック100円とプチプラベリーがあったので、
隠し味に塩をほんの一つまみ入れるの
水のpH値と浸透圧をつかって最大限に果肉の美味しさを引き出すわ!
すいすいすいようび!
今日も頑張りましょう!
彼女とは昨年宮古島で出会いました。何かの打ち上げで知人に連れて行ってもらったスナックで、別テーブルで飲んでいたところ、彼女から私たちの席に移りたいと希望して、言わば逆指名のような形で席に着いたのが彼女でした。
細身でハスキーボイスの整った顔立ちにコテコテの関西弁。場を盛り上げるのも上手でリアクションも大きく、笑い転げた時に、「あ、パンツ見えた?」などと言ってくる開けっぴろげな女性でした。その後席を立った彼女がトイレに行く際、「これ、私のLINEのID」と言って私の胸ポケットに小さな紙を差し入れてきました。
店が終わった後、みんなでもう一軒飲みに行き、閉店まで飲んだ後、私が彼女を寮まで送って行きました。歩きながら彼女は私の事を、「一目見た時からタイプやった。なんの得もないのに自分から席を移るって言ったらボーイからなんで?って聞かれて困った。」などと話してくれました。
私は指輪が苦手で、普段から結婚指輪をしていませんでしたので、なかなか所帯持ちだとは言い出せなかったのですが、寮まで送り届けた時にその事を告げると、「なんや、結婚してたんか。残念やわ。」と彼女は泣き出しそうな顔になりました。
正直言って少し下心があったので、もう少し飲んで話さないかと彼女を家に誘いました。少し考えながらも彼女は了承し、着替えてくるから待っててと言って寮へ戻っていきました。
階段の下で彼女の着替を待つ間、妻が留学していて不在である事をいい事に浮気をしている自分に罪悪感を感じていましたが、私の頭の中はこんなチャンスは人生にもう無いかも知れない、と思ういやらしい心の方が理性よりも比重を占めていました。
しばらくして着替え終わった彼女は白地に花柄のサマードレス姿で現れました。階段から降りてくる彼女の姿を見て、息を飲むほど美しかった事を今でも覚えています。
夜明けまで一緒に過ごした後、彼女を寮まで送り届けました。お互い口に出したりはしませんでしたが、この関係は一夜限りという認識だったと思います。
彼女は今の店のママさんと折り合いが悪く、もっと条件のよいお店で働くため、店を無断で辞めて今日の飛行機で石垣島へ行く予定だと教えてくれました。
私は彼女の存在が妻にバレると面倒な事になると思い、彼女のLINEも電話番号も削除しました。
その後、仕事で石垣島へ行く事になり、そういえば彼女は元気でやってるかなと思い出しました。次に働くと言っていたスナックへ酔った勢いで一人で入ってみたところ、接客中の彼女は私にすぐに気づき、照れとも喜びともつかぬ笑顔で迎えてくれました。
電話番号を消してしまった事を告げ、もう一度番号を聞いた後、店が終わったら後で行くからと、別のバーで待つようにと彼女は言いました。バーで落ち合った後、その後彼女の家に泊まりに行きました。その後また石垣島に行った際も、ずっと彼女の家に泊まりました。
いけない事だとは分かっていましたが、それでも彼女の事が好きでした。しかし卑怯な私は、いつも最後には浮気という罪悪感にかられ、別れ際にハグやキスをして欲しそうな彼女の表情に気付きつつも、いつも逃げるように石垣島から帰っていたように思います。
そして、私が妻の留学先へ訪ねて行く事になったので、その期間は連絡しないで欲しいというニュアンスを遠回しに彼女に伝えたところ、彼女は短い文章で、「他に好きな人ができたから、連絡してこなくていい。奥さんと仲良くやって。」と伝えてきました。
確信はありませんが、私はこれが彼女の優しさで、嘘をついてこの関係を終わらせようとしてくれているのだと思いました。「ありがとう。元気で。」と返信し、私は彼女のLINEを削除しました。
でも電話番号は残しておきました。登録の名前は彼女が可愛がっていた犬の名前にしました。
妻を訪ねては行ったものの、離れて過ごす時間が長かったせいか、再会した直後から違和感を感じ、結局口論の末に離婚する事にお互い同意しました。予定を切り上げ、私は帰国しました。
帰国後、離婚する事を彼女にSMSで送信しましたが、返事はありませんでした。私は離婚を機に宮古島を離れ、誰も知り合いのいない場所で一からやり直そうと思い、福岡に引っ越しました。
引っ越して一月ほど経った頃、急に彼女がLINEに復活し、また頻繁にやり取りをするようになりました。その頃、彼女は喜界島に住んでいるとの事でした。
「福岡はなかなかいいところだから、今度遊びにおいで。」と誘い、「気に入ったら引っ越してくればいいよ。」と伝えると彼女は色々と福岡の事を調べ始めたようで、あの店に行きたい、あれが食べたいなどと私よりも福岡に詳しくなっていました。
「犬もいるし、まだ仕事先の店を変わったばっかりだから、お金を貯めてから遊びに行く。」と彼女は言いました。
私も彼女が訪ねてくるのを楽しみにしていました。
福岡に来る日程が大まかに決まってきた頃、私は仕事で大阪に行った際にバーに居合わせた女性Sさんと意気投合し、頻繁にやり取りをするようになりました。
Sさんとも大阪に行く度に会い、家に泊まるようにもなりました。Sさんとは何でも話す仲だったので、彼女の事も話していましたし、今度福岡に遊びに来る事も伝えていました。
しかし、次第にSさんに独占欲のようなものが芽生えたのか、彼女を家に泊めないで欲しい、彼女に自分の事を伝えて欲しいと言われ、私はSさんを選び、彼女に「新しいパートナーができたから家に泊めてあげられなくなった。ゲストハウス紹介するから遊びに来るのは歓迎するよ。」と伝えると、彼女は「わかった、もう会わなくていい。」と返してきて、その後LINEからいなくなりました。
なぜ彼女でなくSさんを選んだのか。僕の犯した最大の過ちでした。喜界島よりも大阪の方が便がよく、頻繁にSさんと会って飲み歩いていたのが楽しかったんだと思います。でも会う度に何か違うと薄々感じていた自分もいました。心のどこかではやっぱり彼女の事が引っかかっていました。
その後Sさんは福岡に引っ越して来ましたが、私の心は既に離れつつあり、二週間の同棲を経て、Sさんは他にアパートを借り、その後Sさんとは別れました。
Sさんは住環境まで変えてついてきたのに、別れを切り出してきた私を激しく憎み、修羅場となりましたが、今はお互いに納得して近所に住んでいるけど疎遠な知り合い程度の関係に落ち着いています。
私はSさんの事が解決し、仕事がひと段落したら彼女を訪ねて喜界島へ行こうとずっと計画していました。
寝袋とテントを抱え、ツーリングをしながら喜界島を目指す。それだけで詳細な計画は立てず、私は旅に出ました。
唯一の準備として、事前に喜界島のスナックをリストにし、一軒づつ電話をかけて彼女が働いていないか聞いていきました。
私は彼女の名前を聞いておらず、LINEの名前しか知りませんでしたので、彼女の出身と犬を連れているという特徴で聞いていくと、あるお店で以前働いていた事が分かりました。
店を辞めた時期もLINEのやり取りから推測すると合致したので、一歩前進したと思いましたが、結局電話だけでは現在働いているお店は見つけられませんでした。
しかし、以前石垣島で再会できたように、現地に行けば彼女に会えるような気がしていました。
実はこの過程で、一つ気になる掲示板の書き込みを見つけました。「あるスナックで県外から来ていた女の子が殴り殺されたらしい。新聞にもニュースにもなってない。みんなで隠蔽してる。」
私の脳裏に一瞬嫌な考えがよぎりました。酔っ払った彼女は少々トゲのある言動をする事があり、よく「どついたろかと思った」と言うような事があったからです。
そんな不安はいざ旅に出るとすっかり忘れていました。途中、高千穂神社に立ち寄った際引いたおみくじには、「待ち人来る。驚く事あり。」とありました。私は偶然道で再会するなど、驚くほど簡単に彼女を探し出せるのものだとばかり思っていました。
鹿児島からフェリーに乗り、まだ辺りが真っ暗な早朝に喜界島に着きました。この暗闇の中ではとてもキャンプ場は探し出せそうになかったので、コインランドリーで夜が明けるのを待ちました。彼女は明け方に必ず犬の散歩に行っていたので、ひょっとしたら歩いてないかなと足音がする度に目を凝らしていましたが、そのどれも彼女ではありませんでした。
辺りが明るくなった頃、キャンプ場に荷物を置いて島をバイクで一周しました。「あ、このビーチは彼女が写真で送ってきたところかも知れない。あっちの場所にもきっと遊びに来た事があるんだろうな。」などと想像しながら島を散策し、お昼にある喫茶店に入りました。
旅行者と地元民のよくある普通の会話を一通り終え、私はこの島に来た本当の理由を話しました。「大阪出身で、犬を連れてて…」。お店の人から返ってきた言葉が、払拭しきれなかった不安を再び思い起こさせました。
「そう言えば、少し前にあった事件で亡くなった女性は大阪だったかなぁ。」
噂レベルでしか情報が出回ってないらしく、誰も真相を知らないとのことでした。気になるなら警察へ行って聞いてみればとのアドバイスを受けて、派出所に出向き、人を探している旨を伝えると応接室に通されました。
彼女の情報と言えば、出身と犬の事しか知らなかったので、親族でもないに他人という事で逆に尋問のような形式でまず自分自身の事を聞かれました。少々イライラしたものの、警察官三人を目の前にして素直に答える以外ありませんでした。
一通りの尋問が終わった後、こちらが質問しても個人情報の問題で何も答えられないの一点張り。私も諦めて帰ろうとしたところで、先ほど同席していなかった責任者の警察官が代表してもう一度話を聞きますと高圧的な態度で出てきました。
面倒臭いし、態度も腹が立つので普段の私なら結構ですと立ち去りそうなものですが、なぜか素直に応接室に戻りました。この警察官の鋭い眼力が私をそうさせたのかも知れませんが、不思議と親しみの持てる眼でもありました。
先ほどと同じ内容の質問をされ、結局最後は「言えない事がありますから。」の一点張りでした。「じゃあ、逆に何が言える事何ですか?」と質問したら、彼女の名前とかが分かるのであれば状況は違うとの事でした。
私は彼女の名前を聞いた事はなかったのですが、一度スマホの設定で分からない事があると渡され、操作をしている間に開いたブラウザのショッピングサイトの画面に名前が表示されていたのを記憶していました。
正しいかどうか分かりませんが、と前置きしてその名前を言ってみると、その警察官の眼光が更に強くなったように感じ、「⚪︎⚪︎さんが喜界島で働いていたという事実はあります。」と即答しました。
私はとっさに反応する事ができず、間をおいて「何でその名前を知ってるんですか?働いている人の名前はみんな知ってるものなんですか?」などと質問攻めにしてしまいましたが、既に私はその返答に期待はしておらず、ただ血の気が引いていく自分を冷静に観察していました。
その警察官の瞬きもしない力強い眼が全てを物語っていたからです。あの眼の奥の優しさは、職務上教えてあげられないのだけれど、わざわざ探しに来た私に何か伝えてあげたい、そんな思いがあったのかも知れません。
信じたくはない。人違いの可能性を探るにはどうしたらいいかと考えていると、彼女がよく名前を出していた友人の事を思い出しました。
彼はヘルパーをやっていると彼女が言っていたので、喫茶店の人の勧めで社会福祉協議会へ出向き、彼女が唯一送ってくれた写真に一緒に写っていた彼の顔を見せて聞いてみました。すると、すんなりと彼に会う事ができました。
わざわざ仕事の合間を縫って会いに来てくれた彼に写真を見せ、彼女の名前を言うと、彼は直ぐに「場所を変えて話しましょう。」と切り返してきました。人違いであって欲しいと、一縷の望みを繋いでいましたが、もうこの時点で私も全てを悟りました。
彼は海岸へ行きましょうと言い車を走らせましたが、私が自己紹介を終えると同時に急に泣き崩れて、「貴方の事、いつも話してた!」と言い、車を止めました。
彼は知っている事を全て話してくれました。彼女は泥酔して勤務先の店で客と口論になり、暴力を受けたそうです。その後奄美大島へ逃げましたが、居場所がバレたため、鹿児島へ再度逃げ、宿泊先のホテルで亡くなっていたそうです。しかし、事件の真相は分からないそうでした。
彼女は福岡に行く事を本当に楽しみにしていたようで、私の負担にならないように、急に押しかけたりするのでなく、ちゃんと準備したい、いつかは福岡に呼んで欲しい、と毎晩のように彼に語っていたそうです。
飼っていた犬を看取るまでは自分は死ねない、と彼女は言っていたのに、その愛犬を残し、彼女は亡くなってしまいました。
私にもっと甲斐性があれば、彼女を直ぐに福岡に呼ぶ事ができ、今回のような事態を招かなかったかも知れません。
予定通り彼女が福岡に遊びに来ていたら、彼女は亡くなる事はなかったかも知れません。
棒のように細かった彼女を殴り、全身打撲、鼻骨と肋骨骨折、顔に傷までつけた男を私は許しません。最低の人間だと思います。
しかし、私は彼女を殴った男に復讐をしようとは思いません。憎しみからは憎しみしか生れない事を私は学びました。
しかし、私はこれからべらぼうに金を稼ぎます。そして、力を持ち、弱い立場の人々を救えるような人間になります。そう決めました。
以前、東京ポッド許可局でとあるリスナーが絶賛していた「こども論」の収録されている回を購入して聴いてみました。
私には子供がいませんでしたので、むしろの結婚に関する「結婚は作品、二人で作る舞台だ」という考え方に感銘を受けました。
もしこの回を離婚前に聴いていたら、結論を急がず、二人の関係を修復しようと努力したかも知れませんが、今その作品をもう一度一緒に作ってみたいと思ったのは、彼女でした。
彼女は慢性的に血圧が高く、いつも薬を服用していました。出会った頃は寝られないらしく、睡眠薬を飲んでもいました。「もう酒を飲む仕事は辞めたい。次は携帯ショップの店員とかがいい。」と言っていました。
一緒に住んだら彼女の体を気遣い、血圧を抑える食事を作ってあげよう。徐々に酒もタバコも制限していき、将来的に子供を作りたい。不器用でも、地べたを這いずり回ってでも、二人で一つの作品を作っていきたい。そんな風に思っていました。
とても宿泊する気持ちにはなれず、結局早朝に島に着き、その日の夜のフェリーで鹿児島に帰ってくる事にしました。おみくじ通り、驚くほど早く全てが繋がって、彼女にたどり着くことができました。
待ち人は来ませんでしたけれども。
いつも口癖のように「私はブサイクやけど、お姉ちゃんと妹は美人」と言っていた彼女は、僕が人生で出会った中で、最も美しい女性でした。いつか彼女の実家を探し、お墓参りをしてあげようと思っています。
超長文に付き、最初に結論を書いておく。
・あまり1人旅には向かない。4人くらいで行くべし。 飯の選択肢やコスパが圧倒的に変わる。 1人で食べれるような飯は基本不味い。フィリピンクオリティ。
・かかる金額としてはマニラから4人で二泊三日で行く場合は貧乏旅行の場合に移動費等全部混みで一人あたり最大1万ペソ程度(3万円弱)、ある程度宿や飯にお金を使う場合でも2万ペソ前後(6万円弱)を見ておけばOK。
・旅のコスパはフィリピンの中でも上のほう。ただし、時間対効率は並程度。 もしも乾季中に三連休があれば是非行って欲しい。
・トップ10に選ばれただけあって景色の美しさは保証出来る。 が、ダイビングやシュノーケルが主目的だったらもっと良いお手軽な島が比国内に多々あるのでそちらへ。
・2015年4月現在、混雑は全く心配しなくて良い。
・ネット環境は思ったよりずっとずっと良い。SmartのPocket wi-fiを持って行こう。 なお市街地、北端の港近く、パラウイ島の主要地 どこでも電話が通じる。
・タガログ語は問題なく通じる。 英語もまぁ田舎の割に思ってたよりは多くの人に通じる。
・港近くの中華系リゾートの中にCityBankのATMアリ。 MEGALINK対応カードであればBDO等他銀行のカードでも現金を下ろす事が可能 *1
2009年末からメトロマニラに住み始めたアラサー男性。 日本に行ったり帰ったりもあってフィリピン滞在歴は合計4年弱。
12歳時にタイのプーケットでダイビング免許取得。モルディブ、パラオ、沖縄、サイパン、ロタ 等世界各国の海に加え、 エルニドやボホール、パラワン等フィリピンのリゾートを多々経験しており海やビーチに対して目は肥えている・・・つもりだが、欧米に行ったことがない。 *2
2013年5月にCNNが世界のトップ100ビーチを発表した。(下記日本語記事は7月の日付)
今年こそ行きたい、世界の厳選ビーチ100
この結果が在比邦人(フィリピン在住の日本人)の一部界隈で密かに話題になった。
他にフィリピンからランクインしたボラカイやエルニドは在比邦人にとって非常に有名である。
また海外ではあるが、19位に入ったタイのピピ島なんかも レオナルド・ディカプリオ主演の映画「ザ・ビーチ」の舞台になったので知ってる人は知ってるだろう。
しかし、このランキングにアジアで唯一トップ10に入ったパラウイ島は旅好きな日本人の誰もが知らなかったのである。(なおCNNはアメリカの放送局なので、ランキングに欧米系のバイアスがかかり上位に大西洋や地中海近辺のビーチが多くなるのは納得行く。)
さらに日本人の間だけではなかった。 なんと各々の職場の同僚のフィリピン人に聞いても誰も知らなかったのだ。
果たして一体どんな島なんだろうとずっと恋焦がれていた。
パラウイ島についてはネットにおける日本語における情報が完全に不足しており、9割が英語の情報、1割が中国語及びタガログ語である。
おそらくだが行ったことがある日本人は私を除いて2,3人しかいないのではないだろうか。 *3
更にいうとトリップアドバイザーやGoogleMap等における近辺のレストランや宿についてのレビュー情報も圧倒的に不足している。存在する情報はパラウイ島が観光地として素晴らしいということだけである。
そんなわけで最近行った私が知っていること全てをアウトプットすることにした。 今回一人旅をしたことで色々な地雷も踏み抜いたし、世界一詳しい日本語でのパラウイ島旅行解説を目指している。
おそらくこの日記を見る人の中で実際にパラウイ島に行く人は1万人に1人以下、フィリピンに住んでいたとしても100人に1人というレベルの場所だが、将来パラウイ島に行く日本人の変わり者の君のために文を綴ろうと思う。
超マイナー観光地かつ残念糞長文ゆえ、ブコメやスターが集まるとはあまり思っていないが、願わくばグーグルで「パラウイ 行ってきた」と検索した時に1ページ目に出るようになることを切実に願っている。
初日にまずマニラからトゥゲガラオまで飛行機で移動することになる、基本的には。 *4
セブパシフィック航空(セブパシ)とフィリピン航空(PAL)でマニラ発トゥゲガラオ行きがある。どうしてもPALが好きなんだ、という人でなければニノイ・アキノ国際空港(NAIA)のターミナル3(T3)を使えるセブパシを選ぼう。 *5
チケットを取るタイミングやプロモの有無にもよるが、11時15分発、12時15分着でだいたい2000ペソ弱(5000円くらい) 帰りは14時発、15時着で1000ペソ強(3000円くらい) +空港使用税などもろもろでチケット代は往復1万円前後と考えておこう。
なおマニラ発トゥゲガラオ行きの飛行機は左側の窓際の指定席が個人的にオススメ。 *6
飛行機の搭乗時間は1時間弱。 そこからバン乗り場まで移動する。
距離にして1キロ程度、歩いて15分程度だが、トゥゲガラオはフィリピンの最高気温の記録がある街。
標高が低く周囲が山に囲まれている盆地のため、気候は暑くなりやすい。3月の平均気温は38℃である。フィリピンで記録された最高気温は1912年4月29日のトゥゲガラオ市で42.2℃である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%82%A5%E3%82%B2%E3%82%AC%E3%83%A9%E3%82%AA
日本で言う埼玉県熊谷や岐阜県多治見のような内陸部の盆地に付き、3~5月の乾季の一番暑い時期の昼下がりは晴れてれば40度近く軽く行く。
無謀に歩こうとせずに、是非トライシクル(二輪車にサイドカーが付いた三輪車風の乗り物。タイ等でいうトゥクトゥク)を利用することを勧めたい。
値段もたったの15ペソ(40円程度)なのでケチらないほうが良い。 *6
バン乗り場ではトゥゲガラオ発、サンタアナ行きのバンが30分~40分に1本出ている。 地元住民の需要もかなりあるらしくすぐに次の便が出る。 人数が揃い次第or次のバンが来次第出発な感じなので時刻表なんてものは勿論存在しない。
11人乗りのバンに15人とか16人とか詰め込まれ3時間の行程を行くことになる。値段は行き帰りともに180ペソ(500円弱)
もし可能ならば1本遅らせても良いから助手席に座るべき。値段は同じなのにも関わらず後部座席とは快適さが全く違う。 特に帰りは前半右側に海の景色が見えて綺麗なので是非。
道はデコボコじゃなくて案外乗りやすい。あと窓を開けっ放しでスピード飛ばすので意外と暑くない。
サンタアナに付いたらバンの運転手さんにお願いして先端の先端のサンヴィンセンテポートまで行ってもらうように。(20ペソ程プラスしてチップを渡すと良いでしょう)
もしもサンタアナの市街地に降ろされてしまった場合はトライシクルを捕まえて15ペソ程度で港まで行ける。 市街地から港まで4キロ以上あるので歩いて行こうと思わないように。
先端の港では翌日のパラウイ島の入島許可証を買ったり、ボートの手配。 宿のチェックインより先にやってしまいたい。
基本着いて翌日の朝6時に港集合なので、徒歩で港まで行ける上二箇所が安全だと思う。
勿論もっと南のサンタアナの市街まで候補地を広げれば相当宿の数は多くなるが、早朝にもしトライシクルが捕まらないと詰む可能性があるのがちょっと怖い所。
今回筆者が利用した格安宿。GoogleMapに載っていない、やばい。(同じような名前のCostales Lodgeがもっと東のほうにあるが、そこではない)
場所的には先端の港から1本道のDugo-San Vicenteロードをまっすぐ南下。 途中それなりに曲がりつつも道なりに進んで10分弱で見えてくる右側のガソリンスタンド(PETRON)の手前を右。 明らかに1本道で迷わない。
前述の通り港まで徒歩で10分程度。 朝は5時45分に宿を出れば6時の船に乗れる。
水シャワーだが1泊800ペソ程度。 一番安い部屋だと二段ベッド×2なので4人で行けば1人あたり200ペソ(500円強)で泊まれる。
とにかく旅にお金を掛けたくない人向け。 夜の娯楽等については後編にて。
Cagayan Holiday & Leisure Resort 北端の町の西側の海岸一体がリゾートな感じ。中華資本だが、普通に超綺麗だった。
港まで徒歩で15分程度。 先述の安宿よりやや南下するが、港までは十分徒歩圏内。
一番安い部屋で1泊3000ペソ前後(1万円弱)。コテージの中は見ていないが複数人で旅するならアリな選択肢だと思う。
なお、ホテルのフロントのあんちゃん曰く、中国人が泊まるのは2割程度とのこと。
後編の飯の所でも書くが、北端の港町でまともといえる料理があるのはこのリゾートの敷地内(厳密には同じ資本でオーナーは違うらしい)にある中華料理レストラン1軒のみ。
筆者は貧乏旅かつ1人なので食べに行かなかったが、メニューを見たところお値段は普通にマニラ首都圏と変わらないくらいする。(おそらく1人1000ペソ前後行くのではないだろうか) 中華料理の性質ゆえ、ここで食事するときは複数人で行くことを進めたい。
またこれは完全に未確定情報だが、おそらく リゾート所有の送迎のバンが存在する。 町を歩きまわっている時にリゾートの中に入っていくバンを何度か見たので。
ただそのバンが一体トゥゲガラオからなのかサンタアナなのかはわからなかった。 また、早朝や昼の港への送迎をやっているかどうかもわからなかった(≒聞くのを忘れた)
電話で予約した時に是非送迎について聞いてみて欲しい。
"世界一詳しい日本語でのパラウイ島旅行解説を目指している。"と最初に宣言しつつも、この項だけは非常に非常に信頼度が怪しいので眉唾ものとして聞いていただきたい。
だいたいが現地民の話を継ぎ接ぎで作り合わせた推論(及び自分が実際に訪れた場所の感想)なので、前者2つの選択肢に比べてハイリスクである。ご了承頂きたく。
まず、Anguib Beachという非常に綺麗なビーチが東のほうにある。実際に筆者は船で訪れた。
ここにあるFirst Cagayan Leisure & Resortは浜にコテージがあるタイプのビーチリゾートで、1泊2300ペソ(6000円くらい)で泊まれる。
いかにもコテージといった感じの宿で、可も不可もなくといったところ。
https://plus.google.com/102147166564377320070/about?hl=ja&gl=jp
ここには筆者は訪れていないので何も言えない。
これらビーチリゾートに於ける疑問点としては
1.おそらくリゾートから港はトライシクルで行けるような距離ではない。 バン等の交通機関が早朝からあるのだろうか。
2.リゾート所有の船が砂浜に何艘かあったが、もしかしたら港を使わずあの船を使ってそのままパラウイ島へ行って帰ってこれるかもしれない・・・・?
3.飯についての情報が完全に不明。 北端の港町だと南へトライシクルで10分行けば市街地にそこそこ食べられる料理があるのだが、(市街地から離れている)リゾートの場合、リゾート内の料理が不味かったら逃げられない可能性が微レ存。
普通に人が大勢泊まっている時点で船や車については大丈夫だとは思うのだが、是非電話で予約するときに確認して欲しい。
なお、パラウイ島自体にはホテルやリゾートは存在しないのでどうしても泊まりたければ砂浜にテントを張ってキャンプするか地元住民の掘っ立て小屋のようなところにホームステイすることになるらしい。
テントの貸出しサービスがAnguib Beachにあった。 アクティブな人は是非キャンプして見て欲しい。
⑤CNNの”ベスト・ビーチ100”に ボラカイ、エル・ニド、パラウィ 掲載日 5 31
CNNは、ボラカイ島プカ・ビーチ、パラワン島エル・ニド、カガヤン州パラウィ島を世界でも最高のビーチにリストアップした。 中でもパラウィ島は第10位に
ランクされ、トップ10では唯一の東南アジアのビーチとされた。 白砂・溶岩・青緑の海水・珊瑚礁に恵まれたダイバーの天国で”未開発の美”と絶賛する同島
には、アクセスも開拓されず リゾートもホテルも無いが、星空の下でのキャンプと民宿が素晴らしいとしている。
→ パラウィ島はルソン島北部のカガヤン州サンタ・アナ町にあり、バブヤン水道沖にある。 94年に国立海洋公園に指定。 エル・ニドは 14位、プカ
"リゾートもホテルも無いが、星空の下でのキャンプと民宿が素晴らしい"
とあるので、タガログ語の交渉が得意な方は是非現地住民と交渉して、ホームステイをトライして頂きたい。
飯や買い物、パラウイ島の素晴らしさ等は明日の後編に続く。
驚くことにここまで肝心のパラウイ島の旅行記について全く書いていない。
*2 いつか紅の豚に出てきたギリシャ・ザキントス島のナヴァイオビーチ行ってみたいなぁ・・・。
*3 なお、2年弱前の時点で相当探したが0人だったと私の中では確信している。CNNの結果を受けてようやく知ったという人ばかりだろう。
*4 帰り道に台風4号の影響もあって、トゥゲガラオからマニラまでバスで移動したが非常に大変だった。値段は700ペソで12時間程度かかる。 マニラ市内のバス停の位置も不便だしそこをお金ケチる必要は無いので行き帰り共に飛行機を使うのを強く強く推奨したい。
*5 使用する滑走路や当日の風向きにも寄るだろうが、晴れていればマカティ、ボニファシオ、オルティガス、ケソンシティあたりまで綺麗に上空の景色が見ることが出来るだろう。
*6 もしフィリピンについて全く詳しくない人がいたとしたらT3はめっちゃ便利でT1とT2は若干使いにくいと覚えておこう。極端な話だと中心地からの移動時間的にT3が羽田空港で、T1とT2が伊丹空港と関空を足して二で割ったくらいな感じ。
去年の夏、大学院1年の時に院を休学。それから、公務員試験をら受けまくるも全落ち。
どうしようもなくなり半年ほど家に引きこもっていたところ、
こんな感じでできるだけ安く抑えてるよ、というのを紹介してみる。
時期によって値段は異なるが、最高でも1万円ちょいあれば片道の東京行きの航空券が手に入る。(成田だけど)
安い。
安い。
気になる滞在先だが、都内で随所に存在するゲストハウスというものがある。
個人スペースはドミトリー(2段ベットの1スペース)が基本だと思う。料金は一ヶ月18000円〜30000円くらいとものすごく破格である。
リビングやシャワーなども完備してあるし、何よりもキッチンが使えるということが大きい。
何かとかさむ食費が自炊するだけでだいぶ抑えることができる。これは本当に嬉しい。
ところで、飛行機に乗る前にエントリーシートが通ってたとある会社から電話がかかってきた。
「以前、面接日が決まったらお知らせしていた⚪︎⚪︎(会社名)ですが」
「君、履歴書の住所が◯◯県になってましたよね…?」
「今回は関東近辺の方を中心に採用しようと思っているので、本当に申し訳ないんですが今回は…」
突然の宣告。
もちろんこのようなことは募集ページには一切も書かれていない。
もしも、この電話主のおっさんが僕の履歴書を見間違えてなかったら、ESすら通ってなかったのだと思うと、
三年前まで俺はひきこもりだった。
どんな組織にもなじめず三年毎に退職と転職、ひきこもりを繰り返していた。
そんな俺に転機が来たのは三年前のことだ。
後先は考えてなかった。
もう、帰ってきたらナマポでゾンビのような生活でいいやと思った。
大手の金融機関で勤めているエリートサラリーマンでフェラーリを乗り回しているらしいが、なぜか安宿に止まっていた。
なんでそんなエリートが?と思ったが数日後に理由がわかった。ゲストハウスに泊まる女の子をつまみ食いしていたのだ。
おれはその人から女を扱うノウハウを教えてもらい何とか嫁を捕まえることはできた。
そこでいい女に出会う。
この子は目がすごく素敵で全然物怖じしない。かと言っても他人に気を使えない人でもない。
是非とも付き合いたいと思って旅行に誘ったらOK。一緒に旅行にいくことになった。
[앵커]
미국에 유학 중이던 일본 공무원은 지난달에 국제 학술행사에 참석한다면서 한국을 찾았습니다. 서울에서 보낸 8일간의 행적을 박상현 기자가 추적해봤습니다.
[리포트]
내각부 공무원 S씨는 지난달 8일부터 서울에서 열린 학술회의 참석차 입국했습니다.
[녹취] 스가 요시히데 / 일본 관방장관(어제)
"세미나에 참석하기 위해서 입니다. 1월 7일부터 12일까지 예정이었습니다."
하지만 실제 행사에 참석했는지 여부는 파악되지 않고 있습니다. 7일부터라는 일본 발표와 달리 이미 지난달 4일 입국한 사실이 확인됐습니다.
[녹취] 게스트 하우스 관계자
"체크인을 4일날 돼있고요. 체크아웃이 11일로 돼있어요."
S씨는 한국에 들어오기 전 미리 예약한 이곳 서울 용산구의 게스트 하우스에 투숙했습니다.
한국 도착 사흘째인 지난달 6일, 한국인 유학생 친구에게 연락합니다. 다음날인 7일은 경복궁 등 서울 관광을 함께 했습니다.
[녹취] 한국 유학생
"그 다음에 저녁 다 먹고 나니까 8시, 9시 됐나? 그래서 그 친구를 숙소까지 내려준 게 마지막이었거든요."
친구를 만나기전 사흘과, 헤어진 뒤 나흘 간의 행방이 묘연합니다. 서울에 머무는동안 누구를 만났는지, 무슨 일을 했는지 궁금증이 커지고 있습니다.
일본 내각부 공무원은 11일 체크아웃을 했고, 그날이후 부산으로 향했습니다.
[アンカー]
アメリカに留学していた日本の公務員は、先月の国際学術行事に参加すると言いながら韓国を見つけました。ソウルで過ごした8日間の行跡をパク·サンヒョン記者が追跡みました。
[レポート]
内閣府の公務員Sさんは、先月8日からソウルで開かれた学術会議の参加のために入国しました。
」のセミナーに出席するためです。 1月7日から12日まで予定でした。 "
しかし、実際のイベントに出席したかどうかは把握されずにいます。 7日からという日本の発表とは異なり、既に先月4日に入国した事実が確認されました。
"チェックインの4日の日になっていて。チェックアウトは11日になっています。 "
Sさんは、韓国に入って来る前に事前に予約し、ここソウル市龍山区のゲストハウスに宿泊しました。
韓国到着3日目の先月6日、韓国人留学生の友人に連絡します。翌日の7日は景福宮などソウル観光を一緒にしました。
「その次に夕食食べんだから8時、9時を失う?だから、彼を宿まで降りてくれたのが最後だったんです。 "
友人に会う前に三日と、別れた後4日間の行方がはっきりします。ソウルに滞在中に、誰に会ったか、何をしたか知りたい事が大きくなっています。
結婚式を挙げたいだけならば、数万円から、そこそこ本格的な結婚式があげれます。
周りから凄いっておもわれたい場合、例えばゲストハウスで挙げるなら400~500万円くらいかかります。
海外であげると割りと安いです。
「お金がない」を理由にするのは、結婚することに懐疑的だからでは?
あと、人をいっぱい呼んで、そこそこな値段の所でやると、ご祝儀でプラスになったりします。
結婚後>
23で社会人になって最初は月19万、今は25万。ボーナスはもらったことがない。
これまで貯金一切せずに飲みやら遊びやらで使ってきた。
それなりに遊びもセーブしたりしてきたんだが、結婚式やらなんやらには程遠い額しかない。
親にかりるったって、例えば100万なんて普通無理でしょ。
周りの友人はホテルやら式場やらゲストハウスやらで80人とか呼んで式上げて、
その金はどっから調達してるわけさ。
みんなコツコツ貯金してるってこと?月50万以上貰ってたりするわけ?
親から援助してもらったりしてるってこと?
自分は確かに浪費する方だと思うが、でも、社会人になってお金があったら使う機会はそれなりにあって。
後輩出来たりするとおごったりさ。
一度虐殺器官を読んだ人(=自分)が内容を思い出すためのもの。
第一部
1
死者の国の夢と、そこに現れる死んだ母さん。
2
僕は「濡れ仕事屋(ウェットワークス)」として、二〇一〇年代後半に頻発する内戦をおさめるため、「レイヤーワン」を殺してきた。レイヤーワン――罪の多寡とは無関係に、それを殺すことでもっとも効率的に争いを終結させられる標的。
仕事で殺してきた数多くの(時に罪のない)標的のことは少しも心に留まらないのに、プライベートでの、母に対する医療行為の打ち切りを決断したことで、僕は気を病んでいる。
3
仕事で、二人の標的AとBを殺すように命じられ、異国に入る。標的Bについての情報は、上司から与えられているはずなのだが、それが上司の意図により隠されている。
4
標的Aはその国で虐殺行為を率いていた為に、ぼくの手により暗殺される。
ぼくは標的Aに、なぜそのようなことをしたのかをきくが、彼はしきりに「わからない」と繰り返す。
標的Bはすでにそこにはいなかった。
第二部
1
彼はしばしば「地獄は頭の中にある」と言っていた。
ぼくの父も、かつて自殺したのだった。
標的B――ジョン・ポールを追って、僕らは殺しを繰り返してきた。彼は内戦から内戦へ渡り歩いているようだった。
だが、ぼくらが暮らすアメリカは、「ドミノ・ピザやペイムービーのリピートの平和」か支配し、戦火とは無縁だったのだ。
2
ペンタゴンに召集される。
そこで「ジョン・ポールは軍とは無縁の文人、学者でいる」、「しかし、彼が関わった国は決まって内戦が起こる」と聞かされる。
彼は今度、ヨーロッパに入ったらしい。
ぼくの新たな任務は、チェコで彼を追跡すること。
3
死者の国の夢――「死体は物質にすぎない、生きた人間も」と母さん。
幼少時、僕は家の中で母さんの視線を感じ続けて育った。その視線から逃れるために、「濡れ仕事屋」を始めたのだった。
4
ジョン・ポールと関係を持つらしい女、ルツィアと接触する。チェコ語の講師をしている彼女の生徒として。
ルツィアに、「言語は進化によって獲得された『器官』である」という話を聞かされる。
5
チェコ・プラハで行方をくらませた人間(ジョン・ポールもそうかもしれない)のIDの追跡可能性はゼロらしい。
9・11のテロとの戦い以後、認証を繰り返さなければ買い物も交通機関を利用することもでしないのに。
ルツィア曰く、「ジョン・ポールはもともとMITの学者だったが、いつからかDARPAの研究(ぼくが使う武装、SOPMODを作ったのもDARPA)をするようになった」
6
ルツィアの部屋からの帰り、若者におそわれるが返り討ちにする。おそらくは、ジョン・ポールの協力者。
IDトレースによれば、かつてジョン・ポールとルツィアが密会していたとき、彼の妻子はサラエボで核に吹き飛ばされた。
第三部
1
死者の国の夢――夢の中のプラハでは、例の虐殺が発生していた。
その夢でも、母さんが現れる。
「母さんは意識はなかったけど、内蔵は動いていた。そして、ぼくが医療行為の中断を認証した。
……母さんが死んだのは、ぼくが認証でイエスと言ったときだったんだろうか?」
「あなたは、任務での殺しでは「それは政策が決めたことだ、自分が決めたことじゃない」と、責任の重みから逃れられた。
でも、医療の中断の責任からは逃れられない。あなた自身の決断だから。
……そう思っている。もしくは、中断をする前から私は死んでいたと信じたがっている。
けれど、本当は、私だけじゃなく、あなたがころしてきたすべての人々が、あなたの決断によって死んだ。
私を殺した罪を背負い込めば、あらゆることが帳消しになると思っているの?」
2
夢の虐殺後の静けさとは裏腹に、プラハのあるクラブには、生き生きとした騒々しさが満ちている。
そのクラブでは、IDを認証せずに支払いできる紙幣(みなくなって久しい!)を使うことができる。
「プライヴァシー(認証されない)自由と、テロの自由からの恐怖はトレードオフ。自由の選択の問題」
3
ジョン・ポールの妻子がサラエボで核の熱で蒸発したとき、彼女はジョン・ポールと不倫し、セックスを楽しんでいたという罪の告白。
罪悪感の対象が死んでしまうということは、いつか償うことができるという希望を剥奪されること。
死者は誰も許すことはできない。
4
「濡れ仕事」で数々の骸を見、中央アジアからワシントンに帰ってくると、母さんは事故で死んでいた。が、彼女の心臓は再び動き出した。――危険な軍隊へ行ってしまったぼくへの復讐として、ぼくに生き死にを決断させたかったから?
決断の材料を探す為に、母さんのいえ――ぼくの生家でもある――に行く。
かつてそこでも母さんの視線を絶え間なく感じながら、ぼくは育った。
見つめられることの安堵は、(認証され続けることの安堵は、)息苦しさの表面にすぎない。
結局、母さんの残したログは見ずに(ロックがかかっていて、他人が見ることはそもそもできなかった)、ぼくは母さんの「死」を決断する。
――母さんの視線の「気圧」から逃れたくて、ぼくは母さんを「殺した」んじゃないのか。
5
僕の告白に対してルツィアは、
「人間は生得的に善ね利他行動を行える。あなたの、お母さんを「殺した」決断も、本能による利他の行動。だから、あなたは許されるべき」
ルツィアとの帰り道、気を失う。
ジョン・ポールによる電撃を食らって。
6
とらえられた僕は、ジョン・ポールと会話をする機会を得る。
虐殺の言語は、僕の装備を作ったDARPAが協力した研究により生まれ、僕の殺す対象を選ぶのと同じシステムを利用してる。
7
ルーシャスは、〈計数されざる者〉という、ポールの協力者集団の一人だったのだ。
〈計数されざる者〉は認証を嫌う。プライバシーと平和はトレードオフの関係にあるはずなのに、実際は、認証をすればするほどテロが増加している。
それは、世界の人々が、自分のことにしか興味がないから。ドミノ・ピザとビデオクリップの平和に浸っているから。すぐに手にできるはずの現実に手を伸ばそうとしない奴らばかりだから。
ジョンとルツィアは去る。
僕はルーシャスに殺されかかる。その寸前のところで、ウィリアムズに助けられる。
第四部
1
旧印パ国境地区。そこにいるらしいジョンをとらえるように命じられる。
2
痛いと「感じる」ことはなくても、痛いと「知覚する」ことはできる。人をためらうことなく殺せても、その殺意を自分のことのようには感じない――僕は「濡れ仕事」をこなせるように、DARPAによって、そのように調整されている。
――「殺される」前の母さんと同じ、希薄な意識だ。僕が「濡れ仕事」をするために必要な、意識の希薄さ。
この殺意は、本当に僕のものなのか、僕が「殺す」前、母さんが本当に「死んで」いたのか、僕にはわからない。
3
4
ジョンを文化顧問として雇った、ヒンドゥー原理主義国、ヒンドゥーインディア。
その少年・少女の兵を、「他人の殺意」で殺しながら、ジョンのもとにたどり着き、彼をとらえる。
5
ジョンは、
「私が行っている「虐殺の言語」と、きみが施されている「「他人の殺意」による殺人」は同じだ。どちらも、良心を抑制する」と。
ぼくは、
「あんたには内通者がいるな。政府部内に。僕らの面子か、もっと上のほうだ」
ぼくらアメリカと同等の技術を持った敵によって、列車が襲われる。ジョンは僕たちによる拘束から逃れる。
僕たちも敵も、痛みを「知覚」するが、感じない。体の部分が吹き飛ばされても、戦闘は続く。お互い、「ハンバーガーになるまで弾と火薬をたたき込むしかない」。
リーランドはミンチになりながら、死の間際まで、冷静で希薄な意識で戦い続けた。
第五部
1
インドでミンチになったリーランドは、商品と違ってメタヒストリーを持たないから、つなぎ併せて一つにして、棺に納めるだけでも一苦労だった。
それでも、ミンチにさえならなければ、認証によるメタヒストリーを僕らは持つ。母さんもそうだった。
母さんのメタヒストリーがプロテクトされていなければ、僕は母さんを「殺す」か否かの決断を、認証の蓄積によるライフログを手がかりに探すことができた。
リーランドがミンチになった戦いがきっかけで、ジョンとの内通者が発覚する。
2
発覚した情報を手がかりに、ヴィクトリア湖へとジョンを追う。そこは、誰も追おうとしない人工筋肉のメタヒストリーの行き着く先。
〈ヴィクトリア湖沿岸産業者同盟〉は、人工筋肉の利権を得るために、独立しようとしている。
3
ジョンがいるはずのゲストハウスにルツィアを見つける。
ルツィアを探してゲストハウスに入ると、ジョンが待ちかまえていた。
4(物語のコア)
ジョンは、
「虐殺も利他も、進化によって得たモジュールという点で同じ。むしろ両立すらできる。生存のための大量虐殺というのもありうる。たとえば、食料を多部族から奪って自部族の仲間を生きながらえさせるためだったり」
ルツィアは、
「あなたは、サラエボの奥さんや子供を失って絶望しているから虐殺の言語をばらまいているのね?」
ジョンは、
「いや、愛する人々を守るためだ」
――そうだ。ジョンがいたどの国も虐殺に見回れていたはずなのに、彼の過ごしたアメリカとチェコでは、それが起きていない!
5(物語のコア)
ジョンは、
「人々はみたいものしか見ない。だから、いくら認証しても、テロはなくならない。
ならば、テロで爆発するはずの憎しみがこちら、アメリカやチェコといった先進国に向く前に、彼ら同士で憎しみあってもらおう。――そのために、虐殺の言語をふりまいた」
ジョンは、ぼくらの世界へのテロを未然に防ぐため、虐殺の旅を重ねた。
ルツィアは僕に、ジョンを殺さずに逮捕するように言う。僕らの世界の平和は、ジョンによる無数の死者の上に成り立っているのだと、みんなが知るべきだと。
と、ルツィアがヘッドショットを決められて死ぬ。
ウィリアムズによって。
「なぜ殺した」と僕。
「妻と子のためだ。彼女らは、この世界が虐殺の上に成り立っていることを知らなくていい。
ドミノ・ピザを認証で受け取る世界、くそったれの平和な世界を、俺は彼女らのために守る」
ウィリアムズはジョンを殺したがっているが、僕はルツィアの最後の言葉の通りに、ジョンを生きてアメリカにつれていき、証言の場に立たせたい。
ジョンとともに、逃げる。
「おまえを逃がせばまた、虐殺の言語を振りまくのだろう?」と僕。
「いや、死んだルツィアの望んだ通り、世界に真実を知らせよう」
タンザニア兵と合流しようとするが、それはタンザニア兵になりすました、僕の「濡れ仕事」の仲間だった。
彼がジョンを射殺し、僕の任務は(アメリカからすれば)成功裡に終わる。
〈エピローグ〉
……僕は、プロテクトがあるためにライフログを見られなかったのではない。ただ、漠然とした恐怖があって、ライフログの閲覧を申請しなかっただけだ。
僕は幼いころ、常に母さんに監視(ID)されているような気でいたが、母さんのログを読んでみると、必要最低限にしか、僕の存在が記述されていない。
母さんの記録の中に生きていたのは、圧倒的に父、自殺したはずの父だった。
僕は、ジョンからもらった手帳を元に、虐殺の言語を語る。虐殺の言語でもって、ルツィアの願い通り、真実を世に知らせるのだ。
そして、世界にとって危険な、アメリカという火種を、虐殺に突き落とす。
僕はこの決断を背負う。ジョンがアメリカ以外の命を背負おうと決めたように。
☆改変版
ジョンは、
「いや、私は米国内の後ろ盾を失った。深層構造の原理を知られれば、たかが言葉だ。応用されるのも時間の問題だろう。マスコミや政府公報で、いくらでも虐殺の言語を打ち消せるさ。
だが、私は〈計数されざる者〉という新たなバックアップを得られた。認証に対して憎悪を抱く、世界的な組織だ。この力を使えば、私たちのすむ「こちら側」を静寂に保つことができる」
「なにをするつもりだ?」
僕の「濡れ仕事」の仲間が、僕がジョンの答えを聞く前にジョンを射殺し、僕の任務は(アメリカからすれば)成功裡に終わる。
〈エピローグ〉
僕はジョンに、「真実」が書かれたテキストファイルを渡されていた。
それを世界に知らしめ、僕たちが虐殺の上にたっていることをみんなが理解することがルツィアの願いなら、僕はそうするべきなのだろう。
公聴会で、ぼくはジョンの件で見聞きしたものを語る機会を得る。
ジョンから渡された「真実」をオルタナに浮かべて話そうとする。
すると、僕が見ずにいた、母さんのライフログをオルタナに突きつけられる。――これが、〈計数されざる者〉、ジョンが最後に得た力か。
幼少の僕は、母さんに監視(ID)され続けていたと思っていた。しかし、母さんのライフログには、あまりにも父ばかりがいる。彼の死語ですら。
それを皮切りに、次々に、アメリカの全議員、いや、オルタナをつけているすべての人々の視界に突きつけられる、真実のログ。世界からアメリカに憎悪の数々が向けられているという真実。〈計数されざる者〉のルーシャスは言っていた。プライバシーの提供と、テロとのトレードオフの不均衡は、みたいものばかりを見ることによって起こると。認証の中に閉じこもり、ドミノ・ピザとビデオクリップの平和の外を知ろうとしないことで起こると。
ふと、アメリカはもう死んでいるのだと思った。母さんに視線を返せない、父さんのように。憎悪を浴び続け、しかしそれを無視しているアメリカは、死んだ父さんと同じだ。
……だが、アメリカに憎悪を向ける小国とて、自分の窮状をしらしめようと騒ぐばかりで、他の小国を知ろうとすらしていないのだ。僕が母さんのログを見ようとしなかったように。
ジョンが行った、〈計数されざる者〉の力の改変。それは、小国の内部で争いを起こす虐殺の言語よりも規模が大きなものだった。互いに無視しあっていたずの、小国と小国の視線をぶつけ合わせる。そして、小国同士で戦争を起こすことで、「こちら側」の平和を保とうとするものだった。
ジョンの考えと僕の考えは違う。
母さんが僕を見ないのは、父さんというすでに存在しない項があるからだ。アメリカからの存在しない視線を小国が期待するように。
存在しないものを、存在しないと意識させること。僕にはそれができる。ジョンから得た「真実」の欠片、虐殺の言語と、僕のマザータン、アメリカで語られる英語によった。
先々週、5年ぶり2回目の台北旅行に逝って北。旅行者として台北という街に感じる魅力はメシが美味いとか時差がほとんどないとかいろいろあるんだけれど、今回改めて気づいたこの街のイケてる点として、街並に感じるゾワゾワ感ってのがある。工場萌えやダム萌えと並列で語れるものかどうかは確信が持てないし、台北だけの特徴というわけでもないだろうけれど。そんなわけで自薦ながらゾワゾワくる写真をまとめた。
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ビンビンきますね
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今回の旅で宿をとったのが士林駅そばのゲストハウス。白菜や角煮で有名な 國立故宮博物院へは士林からバスで。士林觀光夜市へは、士林より1駅南の劍潭が最寄りなので騙されないように
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士林駅周辺の路地とか店とか
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故宮博物院の向かいにあるマンション? みたいなのがすんごく気になった
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博物院の脇に至善園っていう庭園があって、博物院の半券を見せると無料で入れる
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劍潭駅
河を挟んで淡水の対岸にある街。リア充多い。氏にたい
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やっぱりリア充多い。氏にたい
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重建街っていう通りがムッチャ萌えた
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紅毛城っていうスペインが作った城があるんだけどその敷地からの周りの風景
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路地とか河とか
悲情城市。千と千尋。
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ゾワゾワとはちょっと違うんだが、市民大道に沿ってある地下街でなんかイベントやってて、同人誌売ってたりコスプレーヤーが集結してたりしてビビッた。メイド喫茶、執事喫茶もあった
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このエントリーは
のつづきというか改訂版として書きました。
パスポートが8月下旬にexpireなcircumstanceなので切れる前にどっか行っとこうと思い立ち、5月11日(水) 〜 5月16日(月) という5泊6日の日程で、5年ぶり2回目の台北旅行に逝って北。夜着・朝発のスケジュールだったため実質4日間の旅であったが、なかなかに充実していたと思われ。
なぜ台北なのかっちゅうと、あまり金を使いたくないcircumstanceなので物価が安いところがよかったこと、台湾が親日国 (地域) であること、前回訪台時は存在すら知らなかった九份へ逝ってみたかったこと、そしてTOKYOとの時差がほとんどないため排便 (メイク・シット) のペースを乱さなくて済むからである。最後に挙げた理由がfirst and foremostってわけでは決してないが、かと云ってignoreできないことは想像に難くない。
そんなわけで
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5/11(水)午後6時ごろ発のUA853便で台北へ出発。ちょうどユナイテッドがアジア各都市行きのキャンペーンをやっていて、今回NRT - TPE往復が燃油サーチャージ等もろもろ込みで約35,000JPYであった。探せばっと安い航空会社もあっただろうが、
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機内でスタバがタダで飲めるのはユナイテッドだけのゆとりである。
なぜか予定時間より30分も早く
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桃園国際空港に到着。機内で見るためにiPadへ映画をレンタルしておいたのだが、離着陸やメシ喰ってる時間のロスがあったため映画1本のうちの半分強しか見終わることができなかったというくらいのメカッ早さである。ほんとに海外なのかここは
到着が早まって助かったことがあって、空港内の午後9時で閉まってしまうケータイショップに滑り込みで間に合ったことである。ここで台灣大哥大 (Taiwan Mobile) の3GプリペイドSIMを購入し、持参したPocket WiFiに装着・設定すればiPhone/iPad/MacBook Airでデータ通信し放題なんである。気になるお値段、5日間 (120時間) でたったの350NT$。少なくともここ台湾においては、海外パケットし放題はアス・ホールだと断言できる。
Pocket WiFi x 台灣大哥大の最強コンボについて詳細を知りたい諸兄はBingってもらえば数々の先人たちのレポートを目にすることができると思うが、what 拙者 experiencedからは2点お伝えしたい。まず、3GプリペイドSIM購入にはパスポートに加えもう1つの身分証の提示が必要になることは広く知られるところであり、日本からの渡航者の場合は日本の運転免許証が有用なのであるが、運転免許を持ってない拙者のような草食系はどうすればいいのか。私は顔写真付きの住基カードを提示したのであるが、案の定、受付ガールは「え... なにこれ... っ!? 」という反応。日本ですら「誰もそんなの使ってねーよ」なブツなので仕方がないといえば仕方がないんだが。私の場合、たまたま隣のキャリアの兄さんが日本人だったので、中国語で住基カードとはなんぞや? を台灣大哥大の姉さんに説明してくれて購入することができた。運も実力のうちである。そしてたまたま居合わせたその兄さんにはfrom the bottom of my heartな感謝を捧げる。
次に、私が持参したPocket WiFiは多数のブロガーがレポートしているイー・モバイル版ではなくソフトバンク契約版なので、使えるという確信のないままの挑戦であったが結果なんの問題もなく接続できた。少なくとも海外SIMに関してロックフリーであることはイー・モバイル、ソフバン共通のようである。
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リムジンバスで移動。わざわざ10倍の値段を払ってタクシーを使う甲斐性がないというのも大きな理由だが、私は旅行では、少なくともその都市を初めて訪問する際は、ホテルまでの送迎付プランやタクシーは使わない、という縛りを自らに課している。なぜなら、空港から鉄道・バスといった安価な交通手段でダウンタウンへ移動しホテルにたどり着くことが、その街を訪れる者へ最初に与えられるチュートリアルだからだ。
桃園からのリムジンバスは、目的のバスのチケットを購入し目的のバスに乗り込むところまでは簡単だが、目的地で降りることが非常に難しい。台北市内の路線バスであれば電光掲示板に停留所名が表示され、「次、降ります」ボタンもあるので簡単だが、リムジンバスの場合は運ちゃんが中国語で停留所名をシャウトし、「降りるぜ」という意思表示も運ちゃんとのコミュニケーションである。英語は通じないと思った方がいい。今回、私は見事に降りたい地点を通り過ぎてしまい、中国語もできないので「次に誰かが降りる地点で降りよう作戦」に出た。台灣大哥大のSIMのおかげでパケット通信を湯水のごとく使えるので、こういうときにiPhoneのマップで現在位置を常にトラッキングできることが心強い。近くに捷運 (MRT) の駅があると確信した上で降車すれば、いくらでも巻き返しが可能だ。もしデータ通信が使えない状態でバスに乗り込む場合は、いっそのこと割り切って台北車站まで行き、そこから捷運でホテルを目指す作戦でもいいかもしれない。
そんなわけで淡水線圓山から捷運に乗り込むはずが2駅南の雙連まで行ってしまったが細かいことは気にしない。宿は士林站そばのゲストハウス。バス・トイレは共用だが部屋は贅沢にシングルを予約した。それでも1泊あたり700NT$。5泊で1万円くらいであった。ドミトリーでもよければ1泊500NT$で泊まれるので、甲斐性のない旅人にはうってつけである。詳細は「パピヨンステイ」でBingっていただき、先人たちのブログを参照されたい。
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↓ おまけ写真集
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