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はてなキーワード: 戦闘とは

2019-06-03

anond:20190603224216

第一稿 沖縄戦の特徴

軍人より住民犠牲者が多い

 沖縄県の公称戦没者数字では、日本軍住民戦死者はほぼ同数となっているが、この数字はいくつかの問題点が指摘されている。実際の住民の死者は十五万人は下らない、と言われている。しかも、その多くが日米の戦闘による直接的戦没者だけではないところに沖縄戦問題の一つがあると言える。日本軍作戦には、住民を巻き込んだ戦闘意図していた経緯がある。  

https://hb4.seikyou.ne.jp/home/okinawasennokioku/okinawasenronpyou/okinawasennotokutyo.html

歴史は繰り返す

2019-06-02

鬼滅の刃アニメがなんか違う

俺は鬼滅の刃が大好きだ。

連載開始時には、好きだけど終わっちゃいそうな作品だなぁと思った。でも応援してたし、修行編がいきなり始まって、「JUMP修行編…大丈夫か?」一人で気を揉んでいた。

炭治郎が岩を切ったときには、お話しの構造センス良すぎてめっちゃ好きになった。終わってほしくないと思った。

その後いろんなキャラが出てきて、炭治郎は優しくて、その内人気が安定して掲載順が上の方になっていって心底安心したんだ。

戦闘シーンでは敵も味方もしっかり思考していて、ちゃんと考えた抜いたやつのほうが強いとこが好きだ。

個性的台詞回しが好きだ、独特の間が好きだ。

次に来る漫画大賞いつまでも取らないのを眺めながら友人と「もう来てるしな」って話してた。

からこそ、アニメ化が決まったときは嬉しかった。しかもあのufotableだ。

作画めっちゃ良くてヌルヌル動くことで有名なufotableめっちゃ期待してた。

PVも発表されるたびに見に行って、作画雰囲気の良さに友人と色めきだってた。

映画鬼滅の刃-兄妹の絆-」も見に行った。大画面でいきいきと動く鬼滅の刃キャラクターたちは大迫力で、めっちゃ作画良かったね!って友人と興奮して帰ったのを覚えてる

でも今思えばあんときちょっと思ってた。

なんか、めっちゃ、間、長くね?テンポ、悪くね?って。ギャグシリアスちゃんと分けすぎじゃね?って。

セリフが全体的に微妙間延びしてて、原作にあったテンポ感が消えてる…よね?

お堂の鬼戦も、炭治郎がリアクション芸人みたいになってて必死感なかったよね?

鬼滅の刃って、人と人との会話の間に生まれ齟齬キャラリアクションで明らかになるとこが面白いじゃん。

会話って日常場面より戦闘場面の方が切実に必要になるじゃん。そんな場面だからこそ生まれるズレが面白いじゃん。そのすり合わせが面白いじゃん。

それって、シリアスな場面でギャグみたいなリアクションする面白さじゃなくて、ズレたことによって人間性が深掘りされるからまれ面白さじゃん

昔のアンジャッシュコント(今どきの少年は見たことないかもしれないけど)の面白さってさ、今のアンジャッシュ児島の「児島だよ!」の面白さと違うじゃん!

アンジャッシュコントしたとして、「大島だよな?」「児島だよ!」ってやられたら、なんか嬉しいけど違うじゃん!俺はズレた設定のコントが見たいんだよ!ってなるじゃん!!もうアンジャッシュコントなんてやんねーだろうけどさ!!

ここまで書いてみて気づいたけどこれ、ただのこじらせた原作厨だわ。

アニメageして吾峠呼世晴先生の絵が汚いとか雑とかいコメント目に入って悲しくなって。

思うがままに書いてしまったわ。駄文失礼した。

あーあ、アニメの絵と原作絵比べて「漫画ちょっとなぁ~絵がな~汚いのがな~」ってやつ全員に「違う違う違う違う」っていって大量の血液注入してくれねえかな無残様。

2019-06-01

空母いぶきと エヴァンゲリオン(1995~1996)

『「どうやれば戦争せず国を守れるか」かわぐちかいじさん:朝日新聞デジタル』のブックマークを見ていて引っかかった。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.asahi.com/articles/ASM5W56DDM5WUCVL00W.html

日本の都合に合わせて接待戦闘してくれるし。 ”

空母いぶき」を劇場で鑑賞するのが2019年6月前半におけるもっとも贅沢な時間の使い方である婉曲表現)ことに議論余地はないが、ちょっと待って欲しい。

カレドルフ軍(東亜連邦軍)というのは広義のアレではないか

https://togetter.com/li/1195690

人類を開幕滅亡に追い込まれている状況に追いやるために設定されている正体不明で一杯湧いてくる意思疎通不可能な色々なアレ

のアレ。

初号機しか出動できないうちは、サキエルシャムシエルといった初号機だけで倒せる敵が現れ、

初号機だけでは倒せないラミエルゼロ号機と初号機が出動できるとき現れ、同じくイスラフェルは初号機と二号機が出動できるときに現れる。

サハクィエルは三機揃って出撃できるときに現れる。

いずれも薄氷勝利である

ネルフの都合に合わせて接待戦闘してくれるし。 ”

・・・何が言いたいかというと、接待戦闘であっても、面白いエンターテイメント作品は作れる。「空母いぶき」はそういうレベル作品ではない、ということ。

接待戦闘からまらない…そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ もっと恐ろしいものの片鱗を 味わったぜ…

RPG戦闘ってなんでこんなにつまらないの?

回復してバフって殴るだけ

作業しかない

その上やたら大量に戦闘させる

なぜこんなにつまらないものがこんなに流行ったのだろう

2019-05-30

RPG戦闘

なんでこんな大量に戦闘させんの?

和ゲーだけでなく洋ゲーでもやはり大量に戦闘させる

システムバランスにどんだけこだわっても単調になるしかない

今度ウォーハンマーハクスラが出るけどいつにも増してこれじゃない感があるな

ブレイ一匹殺すだけでも青息吐息返り血を浴びただけで混沌変異からスポーン落ちするウォーハンマーゲームをやりたい

2019-05-28

anond:20190528205230

意味ねえ

敬意が足りない言い方をして戦闘になることが望みならデメリットが多いだろうな

戦争をしたいなら率直に思うことを言ったほうがバトルして負けるときに公開が少ない

エーファ・アルムスターというキャラクター

※ルルアのアトリエネタバレが多分に含まれます

先日「ルルアのアトリエ〜アーランド錬金術士4」というゲームクリアした。システム的に人は選ぶけれどとても面白いゲームなのでおススメ。

ところでこのゲームの登場キャラクターの中で一番魅力的なキャラクターと言えば、そう、エーファ・アルムスターだ。一番可愛いのはメルル姫だし、一番性的なのはトトリ先生だし、レフレは通いつめて懐かれるか怯えられるかしたい衝動に駆られるが、でもやはり、魅力的なのは圧倒的にエーファなのだ。その理由を順を追って説明しようと思う。

まず発売前に公開されたビジュアルに注目したい。ピンク基調にしたエプロンドレスを着たショートカットのお人形のような女の子がゴツイ大砲を持っている姿に目を奪われることだろう。可愛い女の子がゴツくて威圧感のある武器を持っている姿に心惹かれるのはオタク本能と言われている。これを見て、すぐにエーファという名前を覚えた。ちなみに戦闘ではこの大砲の砲身で敵をブン殴る。最高。

そしてルルアのアトリエが発売される。既にちょっとエーファに心を奪われていたながらもとりあえずプレイを始めた。エーファは主人公ルルアの幼馴染として物語開始とほぼ同時に登場する、ルルアのことなら全肯定するとても良い子だ。時々投げやりだったりするけれど基本的に全肯定しようとする姿がとても可愛い。エーファは、主人公ルルアの住む町アーキュリスに佇むアルムスター孤児院の子の一人である。そして序盤のとあるイベントの中でエーファがルルアのことを(恋愛感情として)好きだと明かされる。つまり百合キャラだ。これは予測できていたし、私は百合特別好きというわけでもなく、他にも魅力的なキャラクターが登場する中で少しずつエーファへの興味は薄れていった。彼女は幼馴染百合キャラというありがちなポジションなのだと思い込んでいた。

やがてエーファのキャラクターイベントが進む。彼女イベントの内容を要約すると「実はエーファは貴族の娘だったが家督争いに巻き込まれて幼い頃からアルムスター孤児院に預けられており、その実の親から落ち着いたので戻ってきてほしいと伝えられ、半ば怒りを露わにしながら断る」というものだ。ルルアはエーファに頼まれて同行し、その中でエーファの過去や悩みを知ることとなる。またこエピソードの中で、ルルアがもともとアルムスター孤児院の子であり、エーファとは同年齢の家族であった事も明かされる。正直言ってありがちなエピソードだと思う。この時点で、私はエーファに対しておおよそ興味を失っており、このエピソード適当に読み飛ばし記憶がある。本来ならこの時点で私は気付くべきだったのだ。

エーファのキャラクターイベントが終わると、サブキャラクター冒険者エルチェとの会話イベント、そしてアルムスター孤児院の父ベノンのエピソードへと繋がる。ベノンが昔は有名な冒険者だったかもしれない、という情報を得たルルアが持ち前の好奇心で探り始めるという内容だ。このルルアの行動をエーファがたしなめるシーンがある。なぜたしなめたか。未だ孤児院で過ごしており孤児院の子の最年長として、奔放なルルアに、子供達の手本となる行動をして欲しかったのか。違う。ルルアに注意した後「誰にだって知られたくない過去があるものだ」と、彼女は一人呟く。斜め後ろからの表情を映さなカットがひときわ目に残る。

ここでハッとした。エーファはありがちな幼馴染百合キャラだと思っていた。けれど彼女とルルアの関係はそれだけではない。エーファにとってルルアは家族であり、幼馴染であり、最愛の人だ。親愛、友愛恋愛の全ての想いをルルアに対して抱いている。この二人は作中のあらゆるキャラクターよりも深い絆で結ばれているはずなのだ。にもかかわらず、エーファは自分過去を、悩みを、ルルアには話したことがなかった。具体的な事が起こるまで、自分の内に抱えたまま、誰にも言わず生きてきたのである。エーファは「誰にでも知られたくない過去があるものだ」と言った。エーファは自分過去を、家族にも、幼馴染にも、最愛の人にも言わなかった。このとき、エーファは自分他人の間に明確な線を引いているのだと、そう感じた。そう思って会話イベントを見れば、両親(正確にはその使者だが)と会う時につらくてルルアを頼ったあの一回を除いて、エーファは作中全てのキャラクターと明確に距離を置いている事が見えてくる。踏み越えるべきでない一線を絶対に超えない。無茶は言わないし、媚びる態度もとらないし(ルルアに便乗することはあるけれど)、文句も言わず全てに肯定的。物語後半になって、エーファというキャラクターがとても異質なものに見えてきたのを覚えている。

そんなエーファの性質も、よく考えれば自然な事だ。だって、エーファは実の両親に捨てられたのだから。実の両親ですらエーファにとっては信頼に足りないただの他人なのだから。だからエーファは本源的な部分で他人を信頼できない。理性的他人を信頼できても、最後の一線をどうしても超えられない。他人を信頼して裏切られた時の気持ちを、エーファは知っている。彼女そうやって生きてきたし、これからもそう生きていくのだろうか、そう考えると心がギュッとなった。

ところで、本作はマルチエンディング方式採用している。バッドエンドとノーマルエンドとトゥルーエンドそれからネタエンド、あとはパーティキャラ毎にキャラクターエンドが用意されている。また本作のやりこみステージクリア後の世界である。通常、こういったゲームクリア世界はかなりメタ的都合に配慮されていて、例えばパーティキャラの一人が旅立つと決心しても、「まだ色々やらなきゃいけない事があるからそれが片付くまではここにいるぜ」的な辻褄合わせの会話が挿入されたりする。本作にはそれがない。エンディングパーティメンバーは各々の道へ歩き出すが、それを無視してクリア世界ではみんなパーティに残っている。エンディング未来がifなのか、クリア世界がifなのか、正直どっちでもいいけれど、この仕様からエンディングのif感が強調される。

本作のキャラクターエンドはとても面白い。例えばオーレルエンドは本作ストーリーと地続きにあり得るifストーリーなのだが、ニコエンドやフィクスエンドはなかなかに突拍子がない。確かにストーリー中でそういう可能性は示されるけれど、さすがにオーレルを差し置いて彼らが選ばれる未来があるとはとても思えない。でもそれでいい。それでいいんだ。ニコフィクスも、ルルアに対して普通でない感情を抱いていることは読み取れる。なら針の先ほどの可能性だったとしてもそれを掴み取る未来。いいじゃないか。最高じゃないか。少しメタ的な言い方をするなら、キャラクターエンドはキャラクター物語に対してわがままを言えるほぼ唯一の場である。だから多少突拍子なくてもいい。彼らが望んで止まなかった未来を気兼ねなく広げようじゃないか

からこそ、エーファが何を望んだのか期待した。もしかしたらちょっと顔の赤くなるような、甘い世界を見せてくれるのかもしれないと期待した。彼女が抱えた問題を越えた先に何が待っているのか知りたかった。だからこそ、驚いた。エーファは何も望まなかった。キャラクターエンドという自分が主役のステージに上がってまでして、彼女は全てのifを否定して現状維持を選んだ。彼女はついに、ルルアとの間に引いた他人としての一線を越える事が出来なかった。彼女は何に代えても手に入れたいと思っていたものを、自身人生の中で培ってきたつまらない価値観がために、ついぞ手に入れることはできなかった。この事実が、あまりにも残酷で、美しいと感じた。

アトリエ世界ファンタジー世界だ。登場するキャラクター基本的に皆前向きで、未来を悩み模索する。そんな中でエーファのエピソードは明らかに異質だ。彼女は、とうに決別したつもりの過去をただもう一度切り捨てただけで、本質的に何も変わっていない。彼女パーティメンバーの中で唯一、物語を通して変われていない。過去を切り捨てることはできても、決別して新たに踏み出すことはできていない。物語が終わって、その先の未来になっても、彼女自分の中にある傷跡にずっと引きずられている。エーファだけが、ルルアのアトリエ世界の中で、ひときわ人間的な存在として描かれている。つまらない事で大切なものを諦め、それで仕方ないと自分に無理やり納得させ、これで良かったのだとモヤモヤしたまま生きていく。そんな気持ちで、彼女モノローグを恨めしく、淡々と語ったのだ。

エーファ・アルムスターの魅力はそこにある。

2019-05-23

anond:20190523021636

女子攻兵は?

戦闘美少女ロボットモノ+中年パイロットの悲哀+セカイ系

オタクが好きなものをこれでもかと詰め込んだ傑作だぞ

anond:20190523101833

キャンペーン開始から終了まで基本的休みなしで行軍(戦闘はしてもしなくても構わない)するのが大体長征じゃないか

英語で言うとロンゲストマーチ。一旦基地に戻って部隊解散とか挟むと長征判定消える感じ。

お勧めの完結済み漫画

特に順位無しで俺が電子書籍や蔵書として購入した、漫画喫茶で読んだ、完結済みのおすすめ漫画を紹介。

リストにない面白い漫画があれば教えて欲しい。

特に順位はつけないので出て来た順序は適当と思ってくれたら。

追記

すみません三月ライオン、終わってないんですね。リストから消しときます

追記2)

ブコメありがとうございます。いろいろ参考にさせてもらいます。そう言えば、手を出してないなぁって漫画もあるんで、Kindleで漁ってみます

読んだけど、好きでも嫌いでもないので上げてない完結漫画もわりとあったりします。ブコメに上がってるのだと、フルアヘッドココやBASARA、シュトヘル皆川作品全般は、そんな中に入ってる感じです。

ブコメに上がってないものだと、銃夢ナルトとかBLEACHとかカイジ金色のガッシュベル戦国妖狐ソウルイーターるろうに剣心とかの著名どころもそんな感じですかね。

長編漫画を始発待ちの漫画喫茶でまとめて読むのが好きな傾向があるのでメジャーどころしかないという。漫画好きの人の参考にならなかったら、すみません(陳謝)

おすすめ出来る完結漫画

H2

夏が来ると必ず読みたくなる。傑作揃いのあだち作品の中でも最高傑作だと思う。タッチみゆきクロスゲーム、どれも感動しますけどね。

趣味野球?てめえらにゃ一生ムリだ。

じゃじゃ馬グルーミンUP

三角関係がほのぼので好き。ゆうき作品もたいがい読んでるけど、一番好きなのはこれですかね。俺はパトレイバーよりも好きです。

プラネテス

自分の夢や目標を見つめなおしたくなる。ほろ苦い大人の味。

狂四郎2030

微妙エロくてNTR属性覚醒させられるかもしれない。隠れた名作だと思う

シドニアの騎士

弐瓶作品の中では一番良かった。つむぎかわいいよつむぎ

うえきの法則

異能バトルものゴミを木に変える能力一つで、何が出来るかって発想の豊かさが面白かった。

MAJOR

主人公クズっぷりにヒロインの寿くんが振り回される姿に震えろ。

MONSTER

1回読んだだけでは何が何だかからないけど、とにかく引き込まれ何度でも読み返す、そんな漫画

エアマスター

僕は金次郎になりたい。色んな格闘技が出てくる異能各党漫画だけど、キャラが濃くて立ってて捨てキャラってのがいなかった。だから最初から最後まで面白い

彼岸島

多分九州くらい大きな島なんだろうな。二度読むと絶望する矛盾だらけ、勢いだけの酷い漫画なんだが、しか丸太無双すぎて最高のギャグマンガなんだよ。酔ってる時に読んでくれ。

結界師

異能バトルもの。単純な能力を使って工夫をしながら戦っていく展開が、どうも俺は好きらしい。決壊で妖を囲んで消滅させるというシンプル能力の奥深さと世界観が好き。

嘘喰い

最後の方はダレまくりだったけど、単なるバトル漫画になるまでは面白かった。

ACMAGAME

少年漫画の知恵比べ系ギャンブルゲーム漫画の中では、テンポの良さとゲームの設定の面白さが異色でお勧め。照朝ほげ

BabyStep

終わり方には納得いかないが、超天才テニスプレーヤー主人公があり得ない速さで強くなっていく漫画。もう少し才能のない所を見せて欲しかったなぁとは思うけど、戦略的に戦っていく展開が好きだった。

Capeta

熱い天才を描かせたら並ぶものがいない作者の名作カーレース漫画天才が順当に天才っぷりを発揮して周囲を驚かせてくだけなのに、全然しらけないし、なんか熱いものが残るんだよねぇ。シャカリキめ組ダイゴ、昴と、作者に天才を描かせたら本当に熱いし、どれも面白いけど、Capetaが一番熱かったです。

クレイモア

人間を食う化け物を倒すため、自ら化け物となって戦う少女たち。圧倒的過ぎる強敵、仲間たちとの友情、受け継がれる意志主人公覚醒ジャンプらしい王道漫画ですね。アリアドネも化けてくれ。

カフス

喧嘩最強のヤクザの魂が、貧弱小僧に乗り移って大あばれ。格闘技漫画の癖に格闘シーンがつまら漫画も沢山ある中、バトルの描写と工夫に特徴があって、トリッキーな動きと工夫が楽しいです。

DANDOH

天才が順当に天才っぷりを発揮するだけのゴルフ漫画。でも、Xiまでは面白かった記憶あんま覚えてないけど。

EDEN

人類結晶化させるウイルスとの戦いと、人類同士の覇権争いに翻弄されながら、沢山の大切な人物死ぬ鬱展開の連続でヤク中になりながら成長していく主人公が魅力的な漫画。周辺キャラが魅力的で、設定も詳細で面白かったですね。

天才クライマー三歩が、山岳レスキューに命をかける漫画。前向きで真剣ストイックな三歩を通じて山と人生のすばらしさを教えられる漫画です。読了後の感動がいつまでも消えず、いつか南アルプスコーヒー飲みたいって気になりました。

現代医師江戸時代タイムスリップして、チートっぷりを発揮する漫画。様々な病を現代知識を使って解決する無双展開の中で、女性作者っぽいベタだけど心地よいロマンスもあり、医療知識とか歴史を学べて、その辺りが気に入ってた理由ですかね。

マギ

シンドバッドの冒険モチーフにした異能バトルものではあるんだけど、バトル描写だけ見れば少女漫画で。薄く面白くはないです。設定と世界観キャラクタの理想同士のぶつかり合いが、練りこまれていて結構良かったなぁという記憶

マスターキートン

砂漠では背広がいい、ナイフは銃より近距離では強い、とか謎のサバイバル技術を駆使しながら、時には伝説軍人として、時には保険調査員として様々な事件解決しつつ、考古学者として自らの研究を追い求める主人公活躍も楽しめる大人漫画ですね。

無限の住人

不死身の剣士が、多彩な剣士色物と言っていい厨二武器厨房剣術にぼろ雑巾にされる漫画ですね。キャラクターが魅力的過ぎるんですよ。特に尸良w あん無茶苦茶な奴、見た事ない。クライマックスに向かうにつれて、登場人物戦闘がカッコよくなっていくのが最高ですね。吐鉤群がカッコよすぎ。

Psyren

メルゼズ・ランス! 岩代さんの漫画ブレークしない理由が俺には分からない。謎のテレホンカードを使って異世界へいき、超能力を駆使して訳も分からず敵と戦う。戦いの日々の中で、異世界真実が明らかになり・・・面白いのになんで打ち切りなんや

アホガール

タイトルに偽りなし。アホすぎて爆笑必死ヨシコみたいな友達が欲しかった。彼女には欲しくない。

からくりサーカス

藤田作品は全て好きです。邪眼も好きだし、短編から長編に至るまでハズレがない。中でも、からくりサーカスは最高傑作だと思うよママ

スラムダンク

言うまでもなく名作。もっと褒めてくれ?いや、お前は叩けば伸びる男だ。

やったろうじゃん

原作品は好きなものが多い。恋愛ドラマの切なさ、涙なしでは読めない苦しい展開の中で、自分を許せない主人公甲子園を戦うクライマックスH2にも匹敵するくらい心揺さぶる名作です。ほんとうに皆に読んで欲しい。泣け!

愛がゆく

超能力バトル漫画。遥か未来から文明を持ってやってきた未来人が、謎の装置で知能の低い奴を無差別虐殺していくって設定が衝撃的でした。

がんばれ元気

グダグダ言わんと読んで泣け!元気があまりにも不幸で健気で報われなくて、がんばれって応援しながら、俺も頑張ろうと泣きながら思える。そんな漫画です。

めぞん一刻

「お願い...一日でいいから、あたしより長生きして...。もう、一人じゃ、生きていけそうにないから...。」管理人さんと出会って結婚したい人生だった。

蒼太の包丁

駆け出しの和食料理人の蒼太が様々な出会いをしながら、料理人として成長していく物語。いいから雅美と蒼太を結婚させろって!

大使閣下の料理人

ベトナム大使公邸料理人大沢公が料理を通じて政治ベトナム文化に関わっていく漫画政治料理を関わらせながら、料理に込めた人の思いが織りなすエピソードが爽やかで読後感のいい漫画。フォアかわいいよフォア。

沈黙の艦隊

わずとしれた名作。潜水艦独立国家になる。その設定だけで熱狂した思い出があります

勇午

超人交渉人勇午が様々な無理難題解決していく漫画物語根底にある各国の文化歴史と、事件解決に向かう推理を楽しむのが本筋なんだけど。絶対拷問される主人公と、関わった女は全員惚れる勢いのジゴロ属性も見どころ。

魔王 JUVENILE REMIX

超能力バトルなんだけど、主人公能力がしょぼい。「他人自分の思っていることを話させる力」とかいう、どう考えてもバトルに不向きな能力で戦っていくってんだから、どうなるんだか気にならないはずがないでしょう。20巻位に膨らませて欲しかったですね。

ぼくらの

戦闘ごとにパイロット死ぬロボットを操って地球を守る少年少女たちの物語少年少女の割にはあまりにも濃すぎる人生を送るパイロットたちの物語を中心に、謎のロボットや戦う理由が明かされていくスリル面白かった。しか最後は鬱展開でした。

東京喰種

連載中は好きではなかったんだけど、一気に読み直してみると面白かった。ヒナかわいいよヒナ

殺し屋イチ

変態変態変態変態!それだけなんだが、変態が突き抜けすぎてて面白い

寄生獣

わずとしれた人類の宝。

ジョジョ

4部までと、STEELBALLRUNは面白かった。神父、お前は要らん。

蒼天航路

曹操が好きなんで、演戯視点よりは全然好き。曹操ってのは中国史10指にはい天才だったと思う。軍事政治文化それぞれ単体なら、もっと上が居るけど。総合能力の高さは天才のもの。地味に法政に注目してくれたのも嬉しかった。作者の勢いと画力の高さが魅力でしたね。

ブルーワールド

SF漫画ブルーホールという次元を結ぶトンネル現代から恐竜時代タイムスリップした軍人科学者サバイバル物語原作があるだけに物語と設定は重厚面白いです。星野さんのSF漫画はどれも面白いけど、一つあげるとしたらブルーホールかな。

華麗なる料理人

カレー知識が増えていいのと、女の子可愛いのと、ストレスなく読める作品で読みやすいのとで、時間を潰したい時にお勧め作品

赤ちゃんと僕

赤ん坊から時に理不尽にふるまう弟と、しっかりものに見えて時に子供らしく暴発するお兄ちゃんと、その心優しい父親物語。温かい缶コーヒーを握りしめた弟が「にーちゃああったかいねー」って言うシーンで号泣

狼の口

あの糞野郎のケツに杭がぶっ刺されて貫かれて死んだシーンで、ザマァアアアアアアと叫んでしまう位、野郎は憎たらしかったし面白かった。

あんま好きじゃなかった漫画

ファンもいると思うので理由は書かない。

一騎当千
GANTZ
DEATH NOTE
鋼の錬金術師
らんま1/2
アイシールド
封神演義
3×3EYESサザンアイズ
ホーリーランド
アカギ
ファイアパンチ
エリアの騎士
エアギア
BTOOM
アイアムアヒーロー
バキシリーズ
20世紀少年

今も追っかけてる漫画

ワールドトリガー

復帰してくれてありがとうゆっくりでいいんで丁寧に頼んます

人形の国

だんだん微妙になってる気も・・・二瓶ワールドすな

ベアゲルター

完結する気がしないけども。

ベルセルク

活きてる間に完結する気がしないけども、糞展開化したかと思ってたら、最近、再び盛り上がっててよい。

未完のまま終わってしまったのが悲しい

ソードゲイル
ドクターコトー

はじめは見てたけど、もう読むの折れた

色々な理由でついていけなくなったけど、途中までは好きだった

キングダム
弱虫ペダル
ろんぐらいだぁす
ワンピース
ジャイアントキリング
青の祓魔師
進撃の巨人
はじめの一歩

2019-05-18

「Let's go baby」ってどういう意味英語自信ニキ教えて

PUBGやFORTNITEといったバトルロイヤルゲームで、最後に優勝したとき外国人ゲーム実況者が「Let's go baby」と叫びます

道中の戦闘勝利したときに叫ぶならわかります。その後も次の戦闘がありますし、この調子でどんどん次に行こう、といったニュアンスだろうと思います

しかし優勝時に「Let's go」とはどういうことでしょうか。そこで試合は終了です。どこにgoするのでしょう。

「やったぜ」なら「I did it」とか「Yes」だと思います

「Let'go baby」は明らかに「やったぜ」のニュアンスで発せられていますが、だとするとなぜ「Let'go baby」が「やったぜ」になるのでしょうか。

yahoo知恵袋にも同様の質問がいくつかありますが、回答者ニュアンスを汲み取れずに的外れな回答ばかりになっています

バトルロイヤルゲームで、優勝したとき(試合が終了したとき)に叫ぶ「Let'go baby」とはどういう意味合いでしょうか?

2019-05-16

メギド72の協奏

私はメギド72が好きだ。

初期からプレイヤーで、課金もまぁまぁしている。

新しいメギド(メギド72ではユニットの事をメギドと呼ぶ)が実装されるたび、ある程度までは課金してきた。

  

そんな大好きなメギド72だが、謳い文句に「レアリティが無い」というのがある。

まり、どんなユニットであっても「完全に使い道が無い」とか「完全に他のユニット劣化」というのが無いという事だと思っている。

公式生放送でも「どんなメギドでも役割があるのがいい所」と言ってるぐらいだし。

また、配布ユニット課金しなくてもイベントストーリーを進めると手に入るユニット)が強いというのもユーザー間では言われていた。

かに強い配布ユニットも多いと思う。

しかし、上記二つが真実かというと実際には違う。

使い道がなかったり、他ユニット劣化だったりする事は結構ある。もちろん完全に劣化というのは少ないが。

配布ユニットに関しても、ガチャから出るユニット劣化だったり使い道がなかったりもする。

まぁよくある事だ。

  

そして、メギド72にはタクティカルソートという概念存在する。

これは普通の行動とは違う行動全般を指し、同じタクティカルソートを用いるユニット同士でパーティを作ると一風変わった戦い方ができるというものだ。

その中の「協奏」というタクティカルソートについて思ったことがある。

メギド72はいわゆる「課金すればするほど強くなる」ソーシャルゲームとは違う事を盛んにアピールしていたように思える。

ユーザー間でも「配布だけで戦える」とか「配布が強い」とか言われていた。(配布ユニットの中にも特に強いユニット存在する)

そして、「戦闘の奥深さ」に関しても盛んにアピールされている。

プロデューサー自ら「メギドではユニットが増えるたび戦闘選択肢が増えるゲームを目指しています」と言っていたぐらいには戦闘に重きを置いている。

ユニットが増えるたび、敵に対して取れる戦略の幅が広がり、ユーザーはその中から適切なものを選ぶ事を楽しむ。

そういうゲームだったと思う。

  

4月の新ユニット実装で、前述した「協奏」を使うユニットが追加された。

「協奏」では音楽に関するユニットを用いる事で、「音符」を溜めることができ、溜まった音符の数に応じて技の性能が増減するというものだ。

同時に行われたイベントで「協奏」を用いるユニットは配布されたが、同じ頃に行われているピックアップガチャから排出される「協奏」を用いるユニットの方が明らかに良い性能をしていた。

ここまで露骨に配布ユニットとそれ以外で性能格差を付ける事はなかったので驚いたが、そういうものだろうと思った。

そして、この「協奏」が非常に強かった。

間も無くしてメインの方のストーリー更新されたが、「協奏」で大体進めてしまう程度には。

この「協奏」というタクティカルソート、強いのだが動きが固定化されており、最初の方はその圧倒的な性能を楽しめたが、そのうち戦闘のものを楽しめなくなってきた。

だが、せっかく強い手段が使えるのにわざわざ弱い手段を用いる気にはならなかったので、結局「協奏」で出来るところは全部終わらせた。

配布ユニットの「協奏」との差に運営への不信感を募らせながら。

  

そして5月に入り、新しいイベントが始まったが、やはり「協奏」で全部突破できてしまった。

ストーリー自体面白かったが、戦闘自体面白くない。

でもわざわざ「協奏」を捨てて別の手段を用いるのは、なんだか無理矢理メギド72を楽しもうとしてるみたいで嫌だった。

そして何故「協奏」はここまで強いんだ?運営バランス調整を間違えたのだろうか?と疑問に思うようになった。

だが冷静に考えたら、運営が「協奏」をどういうものにしたいのか気づいてしまった。

  

「協奏」は音楽に関するユニットを同時に使う事で本来の強さを発揮する。

そして、音楽に関するユニットほとんどがガチャから排出されるユニットなのだ

たとえ4月のピックアップで「協奏」を用いるユニットを手に入れたところで、それを支える音楽に関するユニットを持っていなければ使えない。

「協奏」の最大の力を引き出すために必要ユニットは全部ガチャから排出されるユニットである課金して手に入れるユニットである

「協奏」が強いのは私がそのユニットを持っているからであり、つまり課金たから強いのだ。

課金たからこそ何も考えずとも敵を倒すことができ、脳死で戦う事ができたのだ。

課金すればするほど強くなる」そのものだった。

  

私は今、「協奏」を封印してメギド72をプレイしている。

課金すればするほど強くなる」なんて嫌だし、運営がそんな事をするなんて信じたくないからだ。

こんなところに書き込んだって何にもならないだろうが、吐き出さずにはいられなかった。

願わくば第二の「協奏」が現れん事を。

2019-05-13

anond:20190513231548

普通普通

子供一人でもアスペADHD気味の男児とかだと普通に重労働

親の言う注意なり指示は全くきかない(きこえてないのがアスペで、聞いても秒で忘れるのがADHD)ので

親が24時間あとを付いて歩いて、相手しまくり片付けまくるしかない

いわばスタンドになってやる感じ ウリィ手が8本ほしい~

その戦闘のあとがその状態

2019-05-08

anond:20190508172339

ビームライフルばんばん撃ち合ってる中で「機動性なら戦闘機のほうが良いっしょ」って言ってトリアーエズ迎撃戦闘に行けって言ってるようなもんやぞそれ…

ファイナルファンタジーX-2クソゲー呼ばわりしてる奴らに物申したい

 タイトルの通り。

 FFX-2クソゲーとして批判してる奴、ただのキモオタだろ。

 だいぶ極端で偏見に満ちたことを言ってる自覚はあるが、大体上の一行のようなデカ主語偏見で書いていくので、お気を悪くされても知らない。

 あとネタバレ注意。

 「Xのユウナが好きだったのにX-2のユウナキャラが違いすぎて嫌い」という意見が非常に多く散見されるが、そもそもXのユウナを本当に愛していればX-2のユウナも愛せるに決まっているのだ、という主張をしたい。

 あんなに名作であるX-2がやれ「ストーリー寒い」だの「ギャルゲー」だのボロクソに批判されていて悲しくなってしまったので、X-2がいかにXファンにとって無くてはならないゲームであるかを語ろうと思う。

 Xでは「召喚ユウナ様」としておしとやかに言うなれば清楚に、落ち着き払って振舞っていたユウナだが、それは召喚士として周囲から丁重に崇められている状況であるから、そう意図的に振る舞っていたであろう節が見えた。

 召喚士の使命(=いずれ死ぬ運命)が重圧となり、沈痛な面持ちだったユウナだが、そもそも当時17歳だったのである

 自ら選んだ道とはいえ、いつか死ななければならないという状況は17歳の子供にはあまりにも酷だ。そりゃあんな暗くもなるわ。

 そんな中、同世代ティーダと一緒の時間、(割と寒いと言われがちなイベントの)ルカでの「笑顔練習」の時に無邪気に笑うユウナこそ、本来の年頃のお嬢さんとしてのユウナなのではないだろうか。

 そして2年後、問題のX-2。

 シンという脅威は消え、召喚士として死ぬ必要も無くなり、その代わりにティーダアーロンといった大事な仲間がいなくなった世界

 Xのエンディングで、「いなくなってしまった人たちのこと、時々でいいから…… 思い出してください」と残したユウナ

 そのユウナあんなにお転婆になって、同世代女の子と一緒になってはしゃいでいるのである

 いや、泣くだろ。勿論いい意味で。

 前作のラストではあんなことになって、悲壮漂う面持ちだったユウナが、たくさんの物を失ったユウナが、数々の喪失を乗り越えてあんなに明るく仲間と笑っているのである

「ほんと、よかったねえ…」と泣くしかない。

 普通メンタルだったら、一緒に冒険してきた大事な仲間(兼・好きな男の子)が急に目の前で消滅したとなれば、下手したら一生塞ぎ込んでも仕方がない。

 それを、ユウナは(周りの助けもあって)乗り越えて、歌姫として、また快活なスフィアハンターとして空を飛び回る暮らしを送っているのであるユウナは相当強い。いやあ、ほんと、よかったねえ……。立派になって……。

 

 ギャルになったんじゃない。チャらくなったんじゃない。ユウナは強い子なんだ。

 極め付けは語尾の「っス」だ。最早言わずもがなだろう。「いなくなった人たちのことを思い出している」のだ。

 彼女がそれを心掛けるために、意図的に語尾に付けているのだとしたら本当に涙ぐましい(勿論、いい意味で)。

 

 相当の精神力が無ければ、再び旅をすることなんてできないだろう。でも、ユウナは旅をすることを選んだ。

 何故なら、成長したユウナが、喪ったものを取り戻すためのストーリーなのだから

 だから、X-2のストーリー全然寒くなんかないし、薄っぺらくなんかない。

 終盤のヴェグナガン戦の前、犠牲を出すしかないと判断したヌージに「納得しないで、却下です」ときっぱりと言い放ったユウナ

 召喚士の旅で、たくさんの犠牲を背に向けて進むしかなかったユウナ

 その誰かを犠牲にしなければならない運命に立ち向かうことができるようになったユウナ

 彼女は2年の月日を経て成長した。

 

 そもそも、X-2で最も賛否両論分かれている、あのユウナの派手な服装

 あれも「リュックがこれまでの荘厳な大召喚ユウナ様のイメージを変えるために、180度印象の違う衣装を用意してきた」という設定がある。

 だからちゃんと理に適っているのであるユウナあんな服を着ているのには理由があるのであるスタッフユウナおっぱいたかたからとかじゃない。いや分かんないけど。

 確かにXのあの袴の衣装デザインが完成されすぎているというのもあるけれど。

 好きですよ、あのガンナーの衣装。似合ってるし。そもそも人間2年も経てばヘアスタイル服装趣味もガラッと変わるだろ。ましてや17歳から19歳だぞ。お洒落したい真っ盛りだろ。今まで召喚士として慎ましく振る舞っていたのから解放されたんだから、それくらい好きにさせてやれよ。

 髪型を外ハネにしてティーダに似せているのも、「いなくなった人たちのこと(以下略)」なのだと思うと感慨深いものがある。

可愛いじゃん。X-2のユウナ可愛いじゃん。現代的だけど、ちゃんFFらしいデザインだし。

 

 何が「大人しかった清楚な子がギャル化した」だよ。お前らが陰キャすぎてギャルが怖いだけじゃねえか。

 

 余談だけどX-2のリュックデザインも好き。シンがいなくなって明るくなったスピラを端的に表している感じがしてとても可愛い

 ユウナは強い。強いからこそ、己を内側から変えたんだ。勇気がなければ、あの慎ましい和服を脱ぎ捨てて露出のある派手なあの服装に着替えることなんてできなかった。

 2年前の、召喚士としての旅をしている頃のユウナだと決して似合わなかったと思う。

あの派手なパーカーショートパンツ姿、ヘアアレンジは、ユウナが前に進むための決心の証なんだ。

  

 それを「大人しかった女の子ギャルになった」とかいうくだらないニュアンスで片付けないでほしい。

 そして、X-2の冒険の果て。コンプリート100%を達成した先に待ち受けているもの

 つまりティーダの復活である

 あれは紛れもなくユウナや、Xのパーティーメンバーティーダ自身、そしてプレイヤーへもたらされた救済だ。

 あのエンディングがあるだけで、X-2をプレイした価値があると言い切っても過言ではない。

 「はぐれた時は、指笛で」をちゃんと覚えていたユウナティーダ

 ご都合主義とかでもなんでもいい。ティーダユウナが報われるというだけでなんでもいいのだ。

 ティーダユウナが再会した瞬間なんてボロボロに泣きすぎて画面が見えなかった。

 本当に、X-2を作ってくれてありがとうと言いたい。


 総括すると、X-2は「前作の喪失の悲しみを乗り越えて成長したユウナ物語」ひいては「今までシンに怯えていたスピラの人々の平和日常」なのである

 正直、Xでボロクソに泣いてしょげた自分はX-2で救われた。

 立ち直ったユウナを、平和なスピラを描いてくれてありがとう

 それでもなお、「X-2のユウナの変わりぶりが受け入れられない」とか「あの和装でおしとやかで清楚(笑)ユウナ様がよかったのに」とかいキモオタは、所詮ユウナの顔しかきじゃないのだと思う。

 「和服で可愛くておしとやかで清楚なヒロイン」にしか興味が無いのだろう。X-2なんか触れずに一生清楚なユウナ様にブヒブヒ言ってろよ。

 別にXのユウナdisっているわけではない。Xのユウナが好きだからこそ、X-2のユウナも好きなのだ

 というか、XのユウナもX-2のユウナも、どっちも同じユウナだ。同一人物なんだ。

 「あんなビ○チ、ユウナじゃない」って言うな。X-2のユウナは、紛れもなくXのユウナなんだ。

 ようは、ユウナ本質とは清楚で大人しくておしとやかなところなのではなく、その内側に秘めた芯の強さや熱い心なのであると言いたかった。

 あと、戦闘システムもX-2は全然悪くなかった。というか素晴らしかった。スピーディー疾走感のあるバトルシステムだったし、ドレスフィアをチェンジする時に挿入されるムービーも美麗だった。

 新キャラパインも、シンがいたスピラの闇を抱えていた一人でとてもいいキャラだった。ぽっと出とか言われてて悲しい。

 確かに100パー完璧ゲームではなかった。シューインとレンの設定とか、たった2年でユウナ様銃の扱い上達しすぎやろとか(まあFFだし…ガンナーだし…)、途中どうしても粗のある物語進行はあった。アンラ=マンユの理不尽すぎる強さとか。

 けれど、「X-2のユウナユウナじゃない」「X-2は寒いだけのオタクゲー」と批難している奴らは、お前はちゃんとXのユウナと向き合ってからそんなこと言ってるのかと、声を大にして言いたい。

 「X-2のユウナはただのギャル」とか。エアプか?

 これを読んで、少しでもX-2を見る目が変わる人がいれば嬉しい。

 ただ、「Xの仲間を喪ってひっそりと悲しみに暮れるユウナ像を大事にしたい」という人がいたら申し訳ない。

 Xが好きだけどX-2は受け入れられないという人も、X-2の成長したユウナに向き合う気持ちができればそれだけで嬉しい。

 これは決して「X-2をやれ!」と強制しているわけではない。ただ、薄っぺらクソゲーなんかじゃないということを言いたいだけだった。

 

 あと普通音楽が神。「久遠」もそうだし、倖田來未女史の「Real Emotion」「1000の言葉」は名曲聴くべし。

 X-3ももし出るなら楽しみでしかない。

 今度PS4買ったら、XもX-2も両方最初からやり直して大泣きするかー。

 以上、ここまでオタク早口でした。

2019-05-06

原作読者映画キングダム感想

最近レンタルで全巻読んだので映画も見に行った

感想

登場人物ビジュアル再現度高すぎ

信そのまんます

ずっと叫びすぎ

政美しすぎそしてまつげ長すぎ

漂の笑顔天使すぎて泣く

実写映画ありがちなコスプレ感がない

王騎はその再現度の高さゆえに話の重厚からちょっと浮いてる感

というか序盤の王騎で笑ってしま

初期のゲテモノ敵をあそこまで気合い入れるて作り込んでるのやばすぎ。特にムタまんまやんけ!

脇役も似てる人集めすぎ

せいきょうハマり役すぎ

りょうてんの初期設定そんなのあったなって感じ

ようたんわ足出し過ぎ

信が山の民ダンスに混ざるとこ好きすぎ

戦闘シーン怖すぎ痛そうすぎ

軍隊の動きはこんな風なのか!と感動。漫画では想像のしづらい部分だったからこれはかなりよかった

ランカCGすぎ

ストーリーは2時間全力で突っ走ってる感あって疲れた。つまり全編通して盛り上がりすぎ

若干削ってるとこ&細かな変更点はあったもののほぼ原作通りの進行

かなりシリアスに振っててギャグシーン少ないので原作読んでない人だと信のキャラがわかりづらいかも?

政、せいきょうを殴りすぎ

結論

面白かった

イケメン&美女祭りで福眼だった

2019-05-05

anond:20190505212057

多くのJRPGキャラクターHPゼロになるとステータスを気絶や戦闘不能としており、HP0と気絶はそれぞれ因果関係にあり、比較対象ではない(違いではない)。

それはさておき、古典的コンピュータRPGであるウィザードリィ1作目の説明書では、HP説明として「死ぬまでに受けられる傷の量」との定義がある。このゲームではHPゼロになったキャラクター死ぬ。けれども、説明書定義に従うならばHPゼロ状態とは、0ポイントダメージまで耐えられる(死なない)ということになり、解釈上、生死は不明である

そうなると、HPゼロ状態は死亡しているべきか、生存(気絶)しているべきかという別の疑問が出てくる。

なんで私が地方勤務に?大手メーカー総合職女の悲哀

いま彼女らのtweetエモい特に以下に合致するほどエモさが加速する(増田調べ)。

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研究所や都会の本社で働くことを夢見て入社(総合職正社員)

・配属ガチャ地方工場に着任後2-3年が経過

研究所や都会の本社で働く同期女性との境遇差に不服、劣等感

・知らない土地で頑張る自分を、自身で認めることで精神を保っている

セクハラパワハラ不具合への突発対応などに疲弊転職検討中

バリキャリハイスペは幻想自分とは違う世界線という価値観

実家は太くなく、むしろ少し毒親気質

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私はこれまで、外銀・外コンに勤める戦闘女性や、自身は大したことないのにハイスペ旦那を捕まえて"#年収2000万円の世界"などつぶやく女性を中心にフォローしてきた。

だが、なんというか、心が苦しかった。いろんな意味で"強い"彼女らの姿、私には少々刺激が強かったのかもしれない。

そんな時、ふと琴線に触れるtweetを目にしてbioを確認すると「僻地工場勤務、メーカー女子」の類の文字が。

気付いたら指が動いていた、フォローフォローフォローおすすめユーザーには似た属性がどんどん表示される、フォローフォローフォロー

いいぞーメーカー勤務の女性は。

嗚呼、安寧、浄化カタルシス

1999年春アニメ1話ほぼ全部観たか感想書く

∀ガンダム

 放送局フジテレビ

 5年ぶりの富野ガンダム。今の所ガンダムというよりもイデオンブレンパワードに近い匂いがする。牧歌的世界観とは裏腹に随所に不穏な空気が漂っているが、登場人物の表情には活力を感じる。1話ラストの「地球はいいぞー」のシーンからものびのびとした爽やかさがあり、Vガンダム終盤にあった抑うつ気分に満ちた作風からすっかり立ち直ったのを感じる。同時に、この穏やかな世界をこれから戦争という火の海に投げ込もうとすることへの恐ろしさもある。物語が終わったとき地球がどうなっていることやら。

 メカニックデザインブレードランナースタートレックで知られるシド・ミードが迎えられており、今までに発表されたMSはどれも艶めかしさとレトフューチャーが混ざりあったどこか人間味溢れる機体ばかりだ。1話冒頭に登場したフラットも手足の動きから人間じみた表情が伺え、「相手ザクなら人間じゃないんだ」と斬りかかるのは躊躇われるような作り込みがされている。

 1話は戦闘シーンではなく徹底した日常シーンの描写により、登場するキャラクター戦争ゲームの駒ではなくあの世界で生きる1人の人間たちであることが強調されていた。ロボットアニメありがちな、まず最初ロボットがあり、その為に戦争が生み出され、最後にそれを行わせるための人間が生まれるという作品とは一線を画している。時代時代なら玩具メーカーから怒られそうな作品だが、これが作れる所まで来たのだからアニメ業界もまだまだ捨てたものではないな。

To heart

 放送局UHF

 恋愛シミュレーションゲーム原作とする恋愛アニメPS版も発売されて勢いにのる中でのアニメ化。お色気要素よりも幼馴染との恋愛をじっくり描く方向にシフトして純愛っぷりをアピールする戦略の模様。

 現状の展開が続くようなら、神岸あかりが好きじゃないとこのアニメはそこまで楽しめないんじゃないかなって気がする。まだ話は始まったばかりなんだけど本当に強くそう思う。正直言うと自分マルチの方が好きなんだけど、ここからマルチ志保が入ってきてハーレム展開になって、それで最後マルチが選ばれたとしても、俺は素直に喜べない気がする。このアニメ見て改めて思ったんだけど、ギャルゲーの幼馴染は皆が心の中にある「俺にも居たかも知れないメインヒロインとしての幼馴染」の幻影を描いているんだよね。両腕がくっついたミロのビーナスの幻影の如き、もしかして自分の傍らに居たかも知れない幼馴染の幻影を。妹ゲーが「俺にも居たかも知れない最高の妹」っていう幻影を描いているの同じかそれ以上に。作品によってはそれをあえてひっくり返してくる天の邪鬼もいるんだろうけど、それもこの基本があってのことな訳で。

 このアニメToheartにおける神岸あかりはまさにその「居たかも知れない幼馴染」が描かれてる。運命の恋が物凄いゆっくりと、そして確実に進行していってる様子が伝わってくるんだよ。これでくっつかないはずがないと分かるんだけど、それがいつなのかは分からないじれったさ。

コレクター・ユイ

 放送局NHK

 電脳空間舞台にした魔法少女モノ。CCさくらアキハバラ電脳組中間みたいな感じ。狙ってる客層的にもCCさくらと一緒で大きなお友達子供の両天秤の模様。戦う魔法少女モノは昔から全年齢層向けで鉄板っちゃ鉄板だよね。

 サイバー系の作品には珍しく主人公パソコンおんち。一昔前はこういうのってパソコンマニア主人公になるって法律で決まっているような状態だったので新鮮ではある。デジタルがそれだけ身近になってきたということなんだろうけど。作品としても「コンピューター世界に、悪いことをしている人達がいる」という設定であり、今までによくあった「悪いコンピューター世界」を舞台としているようなデジタルのものを悪し様に描くような作風でなくなってきているのも時代の流れを感じる。

ベターマン

 放送局テレビ東京

 ガオガイガー世紀末の怪電波突然変異したようなアニメ。なんかよく分からないけど多分最後までよく分からない系のアニメで終わりそう。シリーズ構成To heartと同じ山口宏なんだけど……多芸だなあ。

 







やあ (´・ω・`)

ようこそ、バーボンハウスへ。

このテキーラサービスから、まず飲んで落ち着いて欲しい。

うん、「また」なんだ。済まない。

仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。

でも、このマスタイを見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない

「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。

殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい

そう思って、この増田を立てたんだ。

じゃあ、注文を聞こうか

2019年アニメ1話ほぼ全部観たか感想書く その4

2019年春アニメ1話ほぼ全部観たから感想書く その3 からの続き )

 

みだらな青ちゃん勉強ができない

 津田がいない「生徒会役員共」。思春期謳歌し始めた女子ラブコメショートアニメ制作はSILVER LINK

 監督はSILVER LINK制作アニメ「すのはら荘の管理人さん」助監の人。エロとラブとコメバランスはアレくらい、だと思っていた時期が私にもありました。2話から本番が始まる。横手美智子脚本ほんとキレッキレで好き。主人公かぐや様くらいウブ(ただし英才教育済み)なので、何気ないモノローグがひっどいことに。でも思春期ってこんな感じだった気がする。

 キャラかわいいキャラデザ:大島美和)。今期1,000個さんのキャラデザも同氏が担当していて、しかメインヒロインの声を共に和氣あず未担当しているという偶然の一致。声でいうと親父の声(CV.津田健次郎)で笑った。しわがれた声とイケボ駆使して笑かすのやめろぉ!

 

異世界かるてっと

 異世界転生の異世界生モノ。角川資本の4英傑によるちびキャラアニメ。参加作品

・このすば(劇場版公開予定。響ラジオステーションラジオ配信中)

幼女戦記劇場版が評判良いらしい。音泉ラジオ不定配信中)

オーバーロード(3期が放送終了)

・リゼロOVA劇場版に続き2期制作決定)

 本編のクロスオーバーというより、各アニメの本放送と並行してようつべ配信されたちびキャラアニメ作品クロスオーバーという感じ(なおこのすばだけちびキャラアニメ化は初)。この4作品に限らず、各ちびキャラアニメ監督はすべて「怪獣ガールズ」でおなじみ芦名みのる。ということで本作の監督も同氏が務めている。

 基本的ギャグアニメなんだけど、とにかくこのすばみが強い。意外と順応してんな!と思ったんだけど、よく考えると主人公は全員異世界転移経験者っていう性質を利用したシナリオになっているのが面白かった。異世界転移モノが現代価値観をモノサシに使って異世界を測るお話なのに対して、これは異世界人(元現代人)が、現代のモノサシを使って理解した異世界価値観をモノサシに使ってこの世界を測るお話という入れ子構造に。基本的に「俺、異世界転生人でーす」的な身バレNGという共通常識のせいで、お互いに腹の探り合いをするコメディだった。2話クッソワロタ

 芦名みのる作品は元作品の読み込みが丁寧で好き。本作でめぐみんエミリアを演じる高橋李依自身ラジオで語ってたのは「エミリア自身ハーフであることや髪の色が白いことでずっと迫害を受け続けていたので、こっちの世界で様々な種族の人たちが(一部を除き)同じ教室で仲良くしていることがすごく嬉しそうに描かれていて、いちファンとして嬉しい」とのこと。これに限らずセリフの一つ一つに各作品バックグラウンドを感じさせる。監督ももっと俺めっちゃ拘ってるんですよアピールすればいいのに。

 

超可動ガール 1/6

 大人トイ・ストーリーショートアニメ制作は「フレームアームズ・ガール」で3DCG担当したstudioA-CAT。

 FAGは主人公素人なので「プラモってなあに?」という視点から語られてたけど、こっちはオタク強度の高い主人公なので、視点ガチ。あとこっちはフィギュア

 FAGやトイ・ストーリーと違い主人公大人なので「主人公少年から青年になる過程で成長する姿」とかは無く、あらゆるトラブルに対していい感じにやってくれている。トイ・ストーリーが「身バレ=死」だったのに対して本作は主人公教育済みなので安心。観やす日常アニメ

 FAGの3DCG担当したスタジオによる作品ゆえ、3DCGの動きに拘りを感じる。周りをキョロキョロして何かを見つけ、そっちに駆け寄るとことか、頭の上に持ってたマグカップをよっこいしょして置くとこが特に好き。

 

RobiHachi

 銀魂みたいな水曜どうでしょう制作美男高校地球防衛部シリーズでおなじみスタジオコメット。

 本作のテーマSF東海道中膝栗毛とのこと(東海道中膝栗毛江戸時代流行った水曜どうでしょうみたいなやつ。弥次さん喜多さんという呼称でもおなじみ)。無一文なのにやたら調子のいい主人公一行が、遠路はるばるイセカンダル(「イスカンダル」と「お伊勢参り」を掛けたジョーク?)を目指す。

 銀魂美男地球防衛部監督による作品ということで、あんな感じのノリ。特にSF描写銀魂っぽい。借金取りに追われ命からがら宇宙に逃げ切ったと思ったのも束の間、追いかけてきた鯱に捕縛され絶体絶命の主人公が突然スーパーロボット大戦を始めるシーンとか、2話のラストがまさに「あーそうそうこういうノリだったわ」感。口コミ評価を参考に食べ物買ったり旅館に寄ったりするSF宇宙旅行とか合間にちょくちょく挟まる劇中CM監督センスが光る。

 キャラデザは八尋裕子。キツめの目つきがすごくツボみたい。とじみこ然り、グラクレ然り、かぐや様然り。特に借金取りのアニキが好き。アニキCV.杉田智和)の歌に感動した。

 

群青のマグメル

Netflix独占

 夢追い人のケツを拭くダークヒーローの話。原作中国漫画で、ジャンプ+でも連載されている。というわけで制作ぴえろプラス

 本作がトリコとかハンターハンターから強く影響を受けていることを原作自身公言してるらしく(ソース中国語だから良くわかんなかった)、あんな感じの異界に挑戦する人々の群像劇になっている。出てくるモンスターデザインあんな感じ。

 決定的に違う点として主人公探検家ではなく「無謀な探検家を連れて帰る」という一歩引いた役回りなので、夢追い人の人間模様を俯瞰する立場という語り口になっている。なのでクソみたいな探検家を切り捨てたりクソみたいな研究者が異界を荒らすことを諌めたり、比較世界バランスについて重きを置いたシナリオに。

 序盤のぬるい感じと後半の戦闘パートとの振り幅が大きい。アクションシーンの作画熱量が高く、さすがぴえろプラス

 

賢者の孫

 苦労してない方のハリー・ポッター。SILVER LINK制作のなろう系はデスマ以来?エスタブリッシュメント日常アニメデスマOPがランガで、これはIRIS。そういう感じ?

 1話のあらすじ:不慮の事故によって命を失った主人公記憶を持ったまま異世界で幼子として生を受ける。が、またまた不慮の事故によって第2の両親を失い命も風前の灯火。そんなとき彼は一人の老人に拾われる。実はその老夫婦は名だたる大賢者で、孫同然に寵愛を一身に受けながらすくすく育った主人公はいしか天武の才にも恵まれ大賢者の友人であり主人公とも親交があった国王の助力を受け学徒となり、社会人としての一歩を踏み出す。学校では素晴らしい友人にも恵まれ、弱々しかたかつての幼子はいしか立派な孝行息子となっていたのであるめでたしめでたし

 それにしても、なぜに学校生活。ファンタジー作品基本的に「ここがどんな世界なのか」を描くのがテーマになっていることが多いけど、本作はあくま学校の中でのお話がメインみたい。ハリポタみたいな感じ?

 異世界転生自体が極端なチートということも無くはないけれど、それ以上に多様なチートを授かってて草。才能(魔法体術)はまだしも、師(賢者王国きっての剣士)、親(優れた思想資産)、人脈(王様と親戚)とか、現代におけるチートってこういうことだよね的なやつを授かるってちょっと斬新。

 主人公チート具合を端的に表している魔法の練度。主人公科学の申し子だった頃の記憶をもとに外法を編み出していくのだけれど、それらが全部世の理を逸脱していて「めっちゃ強い」というより「オーパーツ」になっている。1話サブタイが「世間知らず」と銘打っていることからわかるように、実は主人公魔法を見ててもこの世界普通理解することができず、「世界を識る」という縦軸の上では主人公は実質ゼロスタートだったりする。その上で、主人公の別ゲー魔法は「いやいや、魔法ってそういうもんじゃいから!これが普通魔法だよ」っていう比較のためのモノサシになっていて、例えば主人公どこでもドアを使えば「ねえよ、そんなもん」というリアクションをもって「この世界ワープ魔法は無いのね」ってなる。ノリは基本的に軽めかつサクサク進む。主人公存在自体ギャグみたいなもんなので実質ギャグアニメ

 主人公外法学生魔法に差がありすぎて好き。入学試験のあれ(風よ踊れ!)めっちゃかっけーじゃん。中二病て、君も大概やで。魔法作画演出にこだわってるところを見るに、お話の中心は魔法魔法使いなのかな。

 

真夜中のオカルト公務員

 魑魅魍魎跋扈する街こと新宿区日常アニメED歌わないんかい。って歌うんかい!「公式サイトURL初見音読するのが難しい今期のアニメ」暫定1位。

 公務員として、人間妖精境界管理するお仕事を描く。1話新宿御苑騒音問題を地道に調査するお話。途中で「新宿御苑複数の区にまたがってるので、一部が別の管轄になってる」というガチ解説が入るとことか、よその管轄公務員に連絡するシーンとか、リアルな背景(特に役所の中の廊下めっちゃリアル。背景:スタジオ・ユニ)とか、あくま新宿日常の一コマというリアリティを大切にしているみたい。調査に訪れる場所も、どうして妖怪がそこに居着くのかちゃん理屈説明してくれるところが好き。

 本作と同じくライデンフィルム制作アニメでいうと「Phantom in the Twilight」に似ている。ただあっちは自警団なので、組織的に街の平和を守っているわけではなく突発的な事象に対して武力制圧デフォ。一方こっちは公務員なので総じて組織的事務的に街の平和を守っている。ちなみにどちらも結構大事件が多い。

 本作での呼称は「アナザー」で、日本古来の妖怪だけではなく海外妖精とか天使とか色々出てくる。彼らは基本的にはよそのアナザー共存するための対話ができる程度にはインテリジェンスを持っているので、概ね平和。さすが新宿ダイバーシティ

 音楽めっちゃ好き(音楽Evan Call)。同氏が去年担当したアニメ劇伴と比べてかなりJAZZY。こういう日常感の演出もいいよね。

 

八十亀ちゃんかんさつにっき

 秘密ケンミンSHOW内で流れる茶番ドラマみたいな名古屋県日常ショートアニメ。d’アニメストア等でロングバージョンが公開されており、内容はリアル名古屋の紹介動画

 基本的に(トーキョーモンの)主人公と八十亀ちゃん対話形式で進む。本作が名古屋観光文化交流特命大使に任命されていることから会話内容がほぼ名古屋県ご当地ネタ紹介。赤福美味しそう。原作4コマ漫画なので、4コマ特有テンポ感を失わない怒涛の展開。

 

ノブナガ先生の幼な妻

 あの時代現代における婚姻制度の違いをテーマにしたラブコメショートアニメ。「超可動ガール」「女子かう生」とこれの3作品が、双葉社アニメ作品を扱うTV枠「ふたばにめ!」として放送されている。制作は3つともアニメーションスタジオセブン

 よく考えたらあの時代における奥さんって「幼な妻」という表現が適切だよね。ジト目かわいい。「好意の有無と婚姻関係はない」と明言している通り、あくま信長を落とすことを重視しているスタンスなので、煮え切らない信長に対し「は?こいつ何いってんだ?」という視線を向ける嫁かわいい。2話は「どうやったら13歳と罪悪感を感じずにSEXできるのか」という話。こと恋愛に関しては経験ゼロの二人なので、急にドギマギしだすの好き。

 

なんでここに先生が!?

 シチュエーションエロアニメ。内容はタイトル通り。ウルトラCシチュエーションによって外堀が埋められていく主人公先生お話ショートアニメ規制のゆるいバージョンが各種配信サイトで見れるけど、ぶっちゃけあんまり変わらない。

 OP上坂すみれ 音楽:吟(BUSTED ROSE)という組み合わせはポプテピでおなじみ。1話からEDM全開の劇伴すき。ていうかこの組み合わせにこの作風、これじゃまるでSYDやらシモセカ等でお馴染み須藤孝太郎プロデュースアニメみたいな・・・クレジットにいたああああああああああああああ

 

女子かう生

 無声?ショートアニメ。「超可動ガール」「ノブナガ先生の幼な妻」と共に構成されている双葉社アニメ枠の一つ。うち本作とノブナガ先生監督も一緒だったりする。

 まさかの全編セリフ無し(一応声優が何らかの声を当てている)。京アニ「日常」にあった無声フィルムめっちゃ好きなんだけど、あんな感じのシュールギャグ。そうはならんやろ。

配信アニメ見る人向け情報

消滅都市:FOD独占配信

この音とまれ!:FOD独占配信

ULTRAMANNetflix独占配信(全話配信済み)

7SEEDSNetflix6月から独占配信開始

見るタイツ:各種配信サイトで5/11配信開始

メルヘン・メドヘン映像修正版):各種配信サイトで5/1~配信開始

続・終物語:各種配信サイトで5/20配信開始

四月一日さん家の:Paravi独占配信

最後

 増田感想を書くのはこれにておしまい。全てのきっかけこそ「最近アニメおもんないやんけ」みたいな言説に対してカウンター意味を込めて書き始めたものの、いざアニメを観始めたら当初の予想に反してその尽くがあまり面白かった。気づけば「ねえねえ!このアニメ見て!めっちゃおもろいねん!」という内容に終始した感想になってて、正直カウンター云々なんてどうでも良くなってしまった自分がいる。今まで世論や風潮に対する不満や反論を書く場として増田が適切だろうという建前で書き続けてきたので、現状もう増田で書く理由がない。

 今まで書いた感想としては「こいつどんだけアニメ好きなんだよ」に尽きる。逆説的だけど「これだけアニメのことで文章かけるくらい、この人はアニメが好きに違いない」という自己認識の仕方をもって、多少胸を張って「私はアニメが好きです」と言えるようになった事は大きな進展だと思う。と同時に、「好き」を伝えることの難しさを痛感した。面白いと思ったはずなのに、なぜか言葉にすることが出来ない不思議。「面白い」って、どうやって書けば良いんだろう。

 ともあれ、これまで書いた増田をもって「最近アニメおもんないやんけ」に対する私なりの反論ということで(これでも不十分だとは思うけれど)ご査収ください。お目汚し失礼しました。今後もし書くならブログかな。

 

 

いかがでしたか

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