はてなキーワード: 城塞とは
ジョン・ミクルウェイトとエイドリアン・ウールドリッジ著『The Right Nation: Conservative Power in America』からの引用
アメリカはもはや "新しい国 "とは言えない。
アメリカには、古えの城塞や宮殿がないのは間違いない...しかし、これは若さの証拠とは言い難い。
アメリカへの最初の入植は、ジェームズ1世が王位についていた頃で、イングランドはまだブリテン/連合国ではなかった。
ガリレオは、1636年に設立されたハーバード大学の教授になることを提案された。 これはチャールズ1世が斬首される前のことである。
独立宣言は、ドイツやイタリアが統一される1世紀前に署名された。
アメリカ人の脳内で憧れられるイギリスを古い国と定義する伝統の多くは-帝国の華やかさ、チャールズ・ディケンズのクリスマスの儀式、シャーロック・ホームズの鹿撃ち帽-はアメリカ憲法制定から1世紀後に発明されたのだ。
都市の強みはなんと言っても地形を生かしつつ、
かつてどのような侵略者も一度もこれを破ることは、
叶わなかった。
要塞を出て戦ってはならぬ、
ひたすら塀を厚く高く、堀を深く大きく、
これを食い破ることはできない、、、。
絶峰のように積み上げられ、
日々更に積み上がっていった。
さてモンゴル軍、
反撃を受けると多くの戦死者を残して、
意外にもアッサリ
逃げ始めます。
ロクな装備ではありません。
敵は弱し、逃がしてはならじと追うのですが、
意外にも又攻めてきますが、
3年にわたり、
弱いのに、只々、数万の犠牲を払って
いつからか、狼どころか負け犬、ハイエナ軍団と嘲笑する声も、、。
そんなある日、
城外に討って出ることに一番反対していた、
密告により発見、
それに実は、
軍団の指揮は大いに上がり、
蹴散らし蹴散らし徹底追尾すると、
とんでもないスタミナで逃げ続けます、。
総力戦の興奮で見落としていたのですが、
各騎馬兵は数頭の引き馬まで引き連れて、
走りながら巧みに乗り換えています。
遂に追っ手の馬脚が止まった瞬間から、
遠巻きに囲み矢の嵐を降らせます。
追うと下がり、又矢を浴びせます。
各自数頭の引き馬には、
大量の矢が積まれていました。
押し問答が続くのですが、
追っ手兵士の損傷は極、軽微です。
やはりハイエナども、今日は引き上げようと号令に合わせるように
馬が泡を吹いて倒れ始めました。
馬を狙った毒矢だったのです。
城塞の方を見やると、
夕闇に紛れて蒼い不気味な土煙が、、、。
おや、更に援軍が来たのかとみやると、、
本軍に通知していました。
草原の真っ只中で脚を失った、
殲滅され、
城内の士気は多いに下がる中、
三年間をかけて開発された超大型の攻城機が投入されます。
完成間近です。
近隣では刃向かうものは無くなり、
自分たちが侮った罪を贖うように。
〜〜〜
この創作たとえ話は20年前に、
止めた方が良いのではないかと、
知人にした例えです。
「君のやっていることはこの若き王のように、
自分らしい
それに合った兵の訓練や装備を固めて、
時に備えるべきです。
漸進的な努力を、
平時の今こそ、、と、、。
ある理由があって、
飛行機の中で思い出したので書き留めておきました。
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なお、私なんかの雑な解説よりもはるかにキチンと書かれた解説文献がネット上にはごろごろあります。内容が少し古いのですが JSPORTS の「ツール・ド・フランスを知るための100の入り口:Vive le Tour!」などがオススメです。
https://www.jsports.co.jp/cycle/tour/tour_100/
100年以上の歴史を持つ、世界最大の自転車ロードレースです。町から町、村から村へと移動しながら3週間かけてフランスを一周するというコンセプトの催しです。tour は英語のツアーではなくフランス語の「一周」。定冠詞をつけて le Tour と言えばフランスではツール・ド・フランスを指します。たぶん。
「だんじり祭りのようなもの」という対比が腑に落ちると支持を集めていましたが、さりとて完全に形式的な行事というわけでもなく、UCI(国際自転車競技連合)では最上位の格式を与えられたれっきとした国際競技です。勝者には多くのポイントが与えられ、テニスやスキーのようにランキングされます。
お祭りムードなのはツールの規模や歴史がそうさせているのであって、観客にとってはお祭りだけれど選手たちにとっては重要な(そして最も栄誉のある)国際試合です。
全世界に配信されるツールの中継は観光立国フランスの観光案内の側面も持ちます。
選手たちの熱戦のあいまあいまに風光明媚なフランス国土の景観、雄大なアルプスやピレネーの大自然、中世のたたずまいをそのまま残す町並み、古い城塞や寺院等の生映像がこれでもかと挿入されます。レースの流れはいまいちわからないという人でも、数機の空撮ヘリを駆使して送られてくるそうした風景を眺めているだけでもまったく飽きさせることがありません。
自転車ロードレースには、一日で終了する単発の「ワンデーレース」と、数日かけて開催される「ステージレース」があります。
ツール・ド・フランスに代表されるステージレースは一日一日のレースが独立したひとつのレースで、その都度優勝者がひとりいます(これをステージ優勝といいます)。が、それとは別に、すべてのステージを通して通算ゴールタイムが最も短かった人が総合優勝となり、基本的にはこの総合優勝がそのレースでもっとも名誉のある成績となります。
ツール・ド・フランスはステージレースの中でも最長のもので、途中で2度の休養日を挟みつつ全21ステージを戦います。
勘のいい方なら、ステージ優勝と総合優勝はそれぞれ個別に狙うことができることにお気づきでしょう。
その通り、総合優勝を狙うほどの実力がない選手でもステージ優勝は狙えるし、逆に、大会の最後まで通算トップタイムを維持できれば、必ずしもステージ優勝を獲らなくても総合優勝することができます。
このように、同じひとつのレースを走っているように見えても「ステージ優勝したい選手」と「総合優勝したい選手」とが入り混じって走っていて、それぞれの思惑、それぞれの戦略、それぞれに警戒すべき競争相手がいるという重層構造がステージレースにはあるのです。
総合優勝、ステージ優勝のほかに、ツール・ド・フランスには「ポイント賞」や「山岳賞」といった名誉も同時進行します。
毎日のコースにはそれぞれチェックポイントが設定されていて、そこを上位で通過すると通過順に応じた点数が与えられます。
ポイント賞はスプリンター(短距離を全力疾走する力にすぐれた人)のための賞で、ステージ中間の平地や、平坦なステージのゴール地点に点数が設定されています。
山岳賞はその名の通りクライマー(山登りが得意な人)向けの賞で、上り坂のしんどさに応じて点数が設定されています。
これらの各賞争いのゆくえもレースの進行に奥行きを与える要素となっています。
ツール・ド・フランスには総勢184名の選手がエントリーしていますが、マラソンなどのように「個人参加が184名」ではなく、「8名チームが23組」です。
23のチームは
「ウチはめっちゃ強い選手がひとりおるけん、こいつを総合優勝させたるんや」
「ウチは総合優勝を狙えるような選手はおらんけど、ステージ優勝をいくつかカッさらうつもりやで」
といったように、それぞれに異なる思惑を持って大会に参加しています。こうした目的意識の違いから、あるステージでは空気のようにおとなしくしていたチームが別のステージでは突然はりきりだす、といったことがあります。
このように、どのチームも「ある選手を勝たせる」ことを目標としてチームを作り、作戦を練っています。8人で参加していても、ステージ優勝も総合優勝もワクはどっちみち1人なので、たった1つのそのワクをチーム員8人に互いに競争させて争わせるよりも、かつぐ1人を決めて残りの7人でその選手をバックアップしたほうが勝率は上がりますよね。
かつぐ選手をエースといい、バックアップする選手たちをアシストと言います。
エース格の選手はふだんはアシストたちから様々なサポートを受けながら自分のポジションを守り、ここぞと言う時にその実力でライバルと勝負をします。
アシスト格の選手は自分の体力やタイムと引き換えに(いわば捨て駒として)エースをサポートしつつ、出番がなければ体力を温存したり、エースの出番がないステージならステージ優勝を狙って名前を売ったり、というスタンスでレースに参加しています。
マラソンなどと違い、自転車ロードレースは集団走行をします。これは空気抵抗と大きな関係があります。
前面投影面積の自乗に比例とかそういう難しい話は省略しますが、とにかく平均時速40km/h以上という自転車のレーシングスピードにおいて、もっとも大きな走行抵抗は「空気抵抗」です。
そしてこの空気抵抗は誰かの真後ろを走ることで劇的に軽減することができます。これをスリップストリームとかドラフティングといいます。
長時間長距離となる自転車ロードレースでは、誰かが風よけとなって先頭を走り、みんなでその後ろをついていく省エネ走行をします。たまに風よけ役となる選手を交代しながら、身を寄せ合うようにして走ります。
集団の人数が多ければ多いほど、すなわち風よけ役となる交代要員の数が多ければ多いほど集団走行のメリットは大きくなるので、敵対関係にあるチーム同士でも「今は一緒に走ってたほうがトクだよね」と利害が一致することになり、敵同士なのでまるで味方同士のように全員で仲良く集団走行をすることになります。
レースの中でもっとも大きな集団をメイン集団とかプロトンと呼びます。
(7/6:今日読み返して間違いに気づきましたが「前面投影面積の自乗に比例」ではなく空気抵抗は「速度の自乗に比例」です)
平坦基調のコースでは、多くの場合「ゴールスプリント」がステージ優勝を決めることになります。瞬発力と最高速度に優れたスプリンターたちがゴール前の数百メートルをお互いに肩をぶつけながら猛ダッシュして着順を争う、とてもエキサイティングな勝負の場面です。
なので、有力なスプリンターを擁するチームの目標は「我がチームのスプリンターをゴール前まで無事に・いい位置で連れて行くこと」になります。
しかしゴールラインは200km先です。スプリンターをゴール前まで無事に連れて行くことが目標のチームばかりだと、レースは終盤近くまで非常にのんびりと穏やかな集団走行になってしまいます。
そこで、抜け駆けを狙う選手が出てきます。長距離を比較的ハイペースで走ることに秀でた選手たちがステージ優勝を狙って一発「逃げ」を打つのです。
たいていの場合逃げ集団は数名から20名ほどの小集団で、「逃げたい」という思惑の一致した色んなチームの選手から構成されます。敵対関係にあるはずの選手同士ですが、「メイン集団から逃げる」という利害関係が一致している間はお互いに協力し合って、メイン集団を突き放そうとします。
一方、メイン集団はスプリンターを勝たせたい人たちの集まりですから、彼らをまんまと逃げおおせさせるわけにはいきません。ただ、上でも書いたとおり集団は大きければ大きいほど有利です。なので、逃げ集団をいつでも捕まえられる位置に泳がせておいてほどよく追いかける、という展開になります。
なぜ逃げを許さずに早々に捕まえてしまわないかと言うと、捕まえてしまって集団がひとつにまとまってしまうと、またそこから逃げを打とうとする選手が出てきて、そのたびに追いかけたりなんだりの悶着があってペースが乱高下し、大事なスプリンターを消耗させてしまうからです。
逃げ集団は多くの場合ゴール寸前でメイン集団にとっ捕まってしまいます。これはレースの力学上しかたのないことなのですが、それでもなお逃げ屋が逃げを打つのはなぜかというと、「絶対にとっ捕まるとは限らないから」です。風向きの変化など様々な要因によってメイン集団が思うように逃げ集団との差を詰められないことがたまにあり、「確率は低いものの狙ってみる価値はある」くらいの勝機があるのです。
今日の放送時間が迫ってしまいました。とりあえずここまでで一旦投稿します。後ほど続きを書き足していきます。
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山岳ステージは峠道の上り坂をコースのメインに組み込んだステージです。1つのステージでの標高差(垂直方向への移動)が2000mから3000m以上にもなります。ツール・ド・フランスではアルプスとピレネーのふたつの山岳地帯が必ず日程に組み込まれていて、大会のハイライトとなります。
当然ながら山岳賞争いが展開しますが、同時に総合優勝候補同士のぶつかり合いになるのが山岳ステージの見どころです。
まず山岳賞を狙うクライマーたちが集団を抜け出してヒルクライム競争をします。一方、メイン集団では総合優勝を狙う選手同士がガチンコの直接対決をし始めます。先頭と後方でふたつの戦いが同時進行するような感じです。
ヒルクライムは走行速度が低くて空気抵抗があまり問題とならないため、アシストを動員した集団走行のメリットが少なく、チーム力よりも個人の登攀力が勝負の鍵になります。山登りの得意な、あるいは調子のいい総合優勝候補にとって、そうでないライバルをふるい落とすチャンスなのです。
大集団の中で体力を温存する(ある意味サボる)ことができない山岳ステージでは選手ひとりひとりのコンディションの良し悪しが表面化するというのもひとつの見どころかと思います。
書いたのはおとといなんだけど今ごろになってブクマがつき始めたぞ?
しばらくブクマもトラバもまったくなかったので投げ出しちゃったんですよね。寄せられたコメントを見る限り、現時点でも読んでくださっているのはすでにサイクルロードレースをよくご覧になっている方々ばかりのようなので、紹介記事という体裁ではありますがのんびりと書き足していきます。
しくみの項で述べたとおり、ステージレースの最終目標は総合優勝です。各ステージのゴールタイムの合計がいちばん短かった人。
総合タイムは毎ステージ加算されていきますので、第1ステージから先は常に「今のところ持ちタイムがいちばん短い暫定首位」が一人いて、この選手は真っ黄色のジャージを着て走ることになっています。いつでもどこでも、あの選手が暫定トップなのね、ということが一目瞭然です。この黄色いジャージをマイヨ・ジョーヌといい、ツール・ド・フランスはこの黄色いジャージの争奪戦と解釈することもできますね。
緒戦第1ステージをいいタイムでステージ優勝すればまずはリーダージャージを着られるので、序盤のうちは総合優勝など全然狙っていない選手が着用するなどリーダージャージのゆくえは流動的です。
ですが、レースも中盤に差しかかってくると各チームの本命選手たちが総合タイムの上位を占めるようになり、ジャージ争奪戦の様相が濃くなっていきます。
2位以下の選手はトップ選手から突き放されないように、トップの選手はライバルに出し抜かれないように、互いが互いをマークしながらレースを進めることになります。
リーダージャージを着てしまえば、あとはずっと2位の選手にぴったりくっついて走ることできればタイム差は縮まらないのでそのまま総合優勝できてしまいそうな気がしますが、これは半分正しくて半分正しくありません。
リーダージャージ防衛の基本戦略はたしかにそれなのですが、必ずしもそう簡単に事は運びません。アシストに守られながら集団のままゴールできるステージばかりではありません。大会中1~2回設定されるタイムトライアルのステージは一人ずつ走るので駆け引きの余地がありませんし、山岳ステージではアシストを使い果たした本命同士の一騎打ちや複数チームが包囲網を敷いてリーダーに波状攻撃をかけたりと、リーダージャージを奪い取るチャンスは時おり訪れます。
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中継が始まったので今日はここまで
そういう制度にすると人は集団であつまって1地域に住むようになっちゃうんじゃない?
人口が減ってきた地域の弱者から順番に都市の中心に住むようになるよね
それって中央部分が寿命などで終わりを迎えていく順に都市構造自体が死のヒエラルキーへ吸い上げられるかたちで終わっていくと思うんだけど
だってね 人との関係が密で人力でなんとかなるからその分お金かけなくていいのってお金かせげない人が納税しなくていい分軽減することになるわけじゃん
人力がどの方面でも調達しやすいのってその地方が麻痺する理由の利用頻度の低さとか整備の不十分さとかあるわけじゃん
それを都市の中央部という機能の高くて利用率の高いところに入れ替えるとその手間賃がへるわけでしょ
働く若者が一番外側で一番かせいで一番納税しないといけない 一番納税できるわけだから一番税金の投入があるところに行くわけだよね
ダーツの的みたいな都市構造ができて 城塞みたいな人口分布になったとして 中の人口が中心部分にむかって歳を取ったら移動していって
中央で死んでいく状態になっていまみたいな人口減少がおきたら 外郭が徐々に小さくなっていくよね
すると統治とか管理に必要なへき地がほんとに人の住んでないへき地になるよね 北方領土みたいなところとか管理もできなくなっちゃうのであげたほうがいいみたいになるとか
しらないうちに外国人住んでたとかあるかもね
その円の形をした都市構造になれば若者は多く働いて多く納税するのでやる気がでて生活が向上して人口が増えるっていう理由があるなら増える方向でもいいけど
少なくとも増える理由もないので現状をあてはめると減るって方向に考えるほうが自然だと思うからそうしてみた
どうかな地方も都市部も同じく国が面倒を見ることが それが起きる頻度とか確率は根本的に違ったとしても同じように対処するのでよくない?
40年前くらいのSF映画でもそういうのを倒す戦略は出てたと思う
吸気口から入るとか搬入口から入るとかしてから自分もろとも敵陣をふっとばす
自分が人気Vtuberになってバカを騙して馬鹿どもが死滅するように億とか稼いじゃえばいいよ
そういえばこないだ億稼いでる日本のVtuberみたいな記事 ホッテントリしてなかった?
1から立ち上げるのもなんだし Vtuberさんたち彼氏彼女の大ファンになって馬鹿どもを崖まで率いて全員まとめて海に落下させちゃえばいいんじゃない?
今人気の雑談してるだけで億かせぐVtuberの一番のファンを名乗ってほかのファンを凌駕する投げ銭で馬鹿どもを率先して寄付額を煽って馬鹿どもの財布を焼き尽くしちゃえ
くれぐれも馬鹿どもなんかより先に一人で焼け死んで 馬鹿どもが消し炭になった貴方を遠巻きにみて反省してまともな思考にもどったりしないようにちゃんとやつらが全滅しつくすまで最後の一人のファンとして寄付額トップを維持してね
最後の一人のファンが破産した最後をみてあなたが作戦終了を高らかに宣言するその時 きっとみんなあなたの功績をたたえるよ
もしかしてもうそんな取り組みで上限額寄付してる人もいるかもしれないよね
がんばって
細い橋の上に敵が群がっているが、走り抜けの際にドラゴンが追いすがってきて路上を焼き肉パーティーにしてくれる素敵な場所。
ラスボスはPS5版のプレビューに出てきた規格外にでかい騎士。塔の騎士というらしい。
彼は遠距離攻撃で魔法エンチャ剣をぶっ放してくるほか、盾によるバッシュ攻撃をかましてくる。
その範囲が異様に広くて離れていても削られまくる。
ただ、一旦城壁に登ってしまうとそれほどでもなく、一匹づつ弓兵を始末してゆけば城塞そのものは丸裸になる。
本題はここから。地面に降りて戦うこと三度。近づくこともままならず一撃死を繰り返す。
コツは相手が振りかぶりモーションを掛けた瞬間にソウルの矢か弓矢を放ってすぐさまローリング。
彼女が留学しているブダペストに二回行って、計1週間くらい過ごした
印象的だったことを書く
フォリントの方が円より安い
しかし物価も全体的に安い 俺は6万フォリント(2万円くらい)両替してしまい、結局かなり余ったので彼女に余った分を渡して帰った
ハンガリー語では単体のsの発音はシュであり、ブダペストではなくブダペシュトの方が正しいらしい 首都だけにブダペ首都、的な(?)
青く美しきことで有名なドナウ川(実際はドブ色で美しくない)によって街は2つに分かれていて、片方がブダでもう片方がペシュト…というのはまあ常識か でも実際目にしてみると実感がある ブダがオールドタウンでペシュトがニュータウンって感じだった
オールドなブダ側にある小高い丘の上にちょっとした城塞があって、チタデラと呼ばれてるらしい(この名前はフランス語由来か) 登ってみたがなかなかいい感じだった 丘なんでわりと陸の孤島なのだが、唯一ある公衆トイレが使用料1ユーロをせしめていて悪どかった(ヨーロッパは使用料のかかる公衆トイレが多いが1ユーロはハンガリーの物価からしてみても足元を見てる感がある)
デカイ動物園があるのだが、温室っぽいのもあればちょっとした水槽もあったりでかなり充実していた 魚は弱いがアシカ?とかがいて哺乳類系はかなり強い印象 コモドオオトカゲとオオアリクイがかっこよかった
ハンガリー、実はフランスに次ぐフォアグラの産地らしく、物価が安いのも相まってかなり気軽にいいフォアグラが食えた
いいフォアグラっていっても初めて食べたんで厳密には善し悪しなんて分からないのだが、うまかったので便宜上いいフォアグラと呼んでいる
2000円くらい出したらフォアグラと付け合わせだけ食って満腹になれる フォアグラは脂でヘビーなんでグロッキーになれるといってもいい
ルスヴルムっていう有名なカフェでクレーメシュっていうお菓子?ケーキ?を食べた
あっさりしたクリームが主体のちょっとしたケーキで、安い割に美味しいし腹にたまる感じでよかった 店の立地も高台で散歩にいい
ドイツ資本のSparというスーパーが幅をきかせていて、そこら中にある
そんなに日本と変わらないが特徴的なのがベーカリーで、プレーン系のパンが18円とかで売ってる(全然食える味)
余談だが彼女はこれをスパーと呼ぶのかシュパーと呼ぶのかをずっと気にしている
ハンガリーの伝統的ストリートフードらしい 揚げパンの上にタマネギやチーズ、ベーコンなどを載せたもの
揚げパンが結構ヘビーな感じで、500円もしないくらいなのに1.5食分くらいのパワーがある
Kolhelyっていうレストランにて興味本位で頼んだ鴨肉乗せラーンゴシュってやつが死ぬほどうまくて、なんなら人生で食べたあらゆる食べ物の中でも屈指だった
鴨肉の旨みを揚げパンが支えて持続させ、添えられたサラダが爽やかに流す マジで最高 2000円くらいしたけど二千円であれが食えるなら全然安い
今ちょうどJoJoの5部でそういう展開になってるけど、何でやねん。大魔王バーンとかも。
ボスなんてボッチになったら終わりだろ。
話が安くなるだよそういうの。
この組織は結局ラスボス個人の戦闘力で保ってたのかって印象になる。
引いては、敵の全体像が安くなる。
そんな楽な話があるか。
隕石が降って来るみたいな話なら、隕石壊せば解決するかもしれんが、
相手を暴力で殴り倒して解決するって、不良の喧嘩か。どんだけ問題がシンプルなんだよ。
負けが込んだ野党みたいなんだよ。悪いやつ倒せば何もかも良くなると思ってる辺り。
究めれば「敵のトップ一人を殺せば万事解決」って所まで問題が矮小化する。
・フツーの軍隊が戦争してる所に、フツーの軍隊ではどうにもできない奴が出て来る。
今期の「かつて神だった獣たちへ」を見始めたが、ある部分で停止ボタンを押して続きを見る気を無くしてしまった。
どこだか分かるだろうか?
そう。冒頭2分辺りの、砲撃の嵐の中を白服の連中がシズシズと歩いて来るシーンだ。
あーもう先が分かる。こいつら強いんだろ。砲撃が効かないくらい。
お前ら無理やり歩兵出してリアルっぽく悲惨な戦場を演出してんじゃねえ。
先日、関ケ原を読んだ。2017年の夏、渋谷の本屋で映画化されたタイミングで平積みされていたところ興味を惹かれたので手に取ったのだった。
うちは買った本で部屋が傾きそうな状態がずっと続いているので、紙の本を買うときには捨てる時のことを考えて、遠からず捨てることになるのだと納得したうえで買うようにしている。電子書籍であれば場所を取らないので良い。Kindle版が出ていたのでそちらを買った。渋谷の本屋さんでは雑誌を買った。
買った後、しばらく読まずに放っておいた。他に読むべき本がいくつかあったので。1年以上そのままだったかな。先日、ふと買っていたことを思い出して読み始めた。面白くて驚いた。司馬遼太郎ってこんなに面白かったのか。
むかし読んだ竜馬がゆくとか、坂の上の雲はたしかに面白かったが、ここまで洞察に富んだ文章を積み重ねるような作家だったのか、と驚いた。知らなかった。認識できていなかったのだ。
自分が問題だったのだ。受け止められなかったのだ司馬遼太郎の洞察を。40も半ばを過ぎ、この歳になって初めてそれを味わえるようになったということなのだろう。
徳川家康の悪党っぷりが素敵である。魅力たっぷりの悪党である。今は続編といえる城塞を読んでいる。小幡勘兵衛が良い味を出している。真田幸村がものすごく格好良い。下巻に入った。いや面白いなあ。
中国では100万人以上餓死するなんてよくあることで、毛沢東の躍進政策大失敗して、「穀物を食い荒らす雀は人民の敵だ」とやっちゃって軍隊まで動員したとき、少なくとも2千万人が餓死して、病気も合わせると4千万人ほど死んだらしい。
海沿いの洞窟、岩の絶壁の最上段まで登って、滑落したら確実に死ぬのに、「海ツバメの巣は美味しい」「卵も燕も取れなかったけど、海藻で作った巣は食える」のを学習。
勿論、凍る海に飛び込んで、海藻と貝だけでも収穫。トバ火山吹っ飛んだ時は、残りの人類千人ほど実際にそうした。今より100メートルも海面上がってた時もそうした。
毒全壊のフグでも、内臓が毒なだけで身は食べても死ななかった、と学習。
様々な毒草でもキノコでも、死んだ奴が馬鹿で、生き残れた奴が食えるか食えないか、少量齧って薬になるか食えるか毒が無いか確認。
腐った人肉にでも噛り付いている隣人を見て、絵にかいてある「餓鬼」が本当に存在していたのも確認。
秀吉の餓え殺しとか、施餓鬼餌で供養して寺化神社立てないと地獄の門が開くぐらいの餓死者続出。
攻城戦で包囲された中国の城塞では「子を変えて食べる」習慣があり、自分の子供を食べるのは気が引けるが、体の大きさが同じなら交換して食う歴史があります。
聖人と呼ばれる孔子は、人肉の塩漬けが大好物でした。市場で売ってます。
もちろん自分の子供を調理して皇帝にささげた中華料理人もいます。
腐った果実は酒、腐らせた米も酒、腐らせた麦とか旨すぎてごっくごっく飲んでわざと腐らせたものを食う、飲む。
腐った牛乳なんか楽勝ですよ。
モンゴルで馬乳酒飲ませてもらったカルピスの創業者が、「どうにかしてあの味を?」と色々と苦労して、アルコール醸造無しで作ったのがカルピス。
中国では100万人以上餓死するなんてよくあることで、毛沢東の躍進政策大失敗して、「穀物を食い荒らす雀は人民の敵だ」とやっちゃって軍隊まで動員したとき、少なくとも2千万人が餓死して、病気も合わせると4千万人ほど死んだらしい。
海沿いの洞窟、岩の絶壁の最上段まで登って、滑落したら確実に死ぬのに、「海ツバメの巣は美味しい」「卵も燕も取れなかったけど、海藻で作った巣は食える」のを学習。
勿論、凍る海に飛び込んで、海藻と貝だけでも収穫。トバ火山吹っ飛んだ時は、残りの人類千人ほど実際にそうした。今より100メートルも海面上がってた時もそうした。
毒全壊のフグでも、内臓が毒なだけで身は食べても死ななかった、と学習。
様々な毒草でもキノコでも、死んだ奴が馬鹿で、生き残れた奴が食えるか食えないか、少量齧って薬になるか食えるか毒が無いか確認。
腐った人肉にでも噛り付いている隣人を見て、絵にかいてある「餓鬼」が本当に存在していたのも確認。
秀吉の餓え殺しとか、施餓鬼餌で供養して寺化神社立てないと地獄の門が開くぐらいの餓死者続出。
攻城戦で包囲された中国の城塞では「子を変えて食べる」習慣があり、自分の子供を食べるのは気が引けるが、体の大きさが同じなら交換して食う歴史があります。
聖人と呼ばれる孔子は、人肉の塩漬けが大好物でした。市場で売ってます。
もちろん自分の子供を調理して皇帝にささげた中華料理人もいます。
腐った果実は酒、腐らせた米も酒、腐らせた麦とか旨すぎてごっくごっく飲んでわざと腐らせたものを食う、飲む。
腐った牛乳なんか楽勝ですよ。
モンゴルで馬乳酒飲ませてもらったカルピスの創業者が、「どうにかしてあの味を?」と色々と苦労して、アルコール醸造無しで作ったのがカルピス。
地元が戦場となっただけに背走する軍隊からは大量の脱落者が生じる。
だが、その一方で増田家は致命的な一撃を敵にむけて放っていた。
増田中弐にひきいられた船団は、彼の旧領をめざして一路、西進。
途中で嵐に遭い、三万人のうち一万人しか残らなかったが、
指揮官の不屈の闘志に牽引され、満月の大潮を活かし軍勢を増屋近くに上陸させた。
このことを増田家(士)東征軍はまったく察知していなかった。
老兵ばかりの居残り部隊が送った急使は旧増田家(九)の陸橋部分で片っ端から始末された。
これは、忍びたちの働きによるものだ。また、占領されて日の浅い現地住民も増田家(士)に非協力的であった。
そして、西方での驚くべき活動が、当主たちの耳に入る頃には、みやこ周辺の情勢も、のっぴきならないものに化けていた。
増田軍の手癖の悪さが原因である。常に文明の先進的地域を占領し続けてきた増田軍には略奪癖がついていた。
それがみやこを前にしても発揮されてしまい人々の恨みを買った。
最悪なのは宗教施設にまで手を出してしまったことで、増田軍は強烈な反発を招いた。
前の支配者向けに用意されていた一揆が新しい支配者向けに発動され、占領軍に出血と分散を強いる。
しかも、旧増田(七)領の西方国境城塞群は整備しなおされ、一揆勢を招き入れて強力な迎撃体制を整えていた。
増田軍は進退窮まった。一度も負けていないのに、増田島の覇権をめぐる戦争を失おうとしていた。
逡巡の後、現実を認められない家臣たちを物理的に排除して、増田家の当主はみやこからの撤退を決意する。
だが、すべては遅すぎた。
今度は増田家(八)の南海岸側の船団が三万の上陸部隊を満載して陸橋部に突進、かつての経験を活かして上陸を成功させたのだ。
そこに増田家(九)の旧臣が続々とあつまり、臨時の砦を築き、破却された山城を修繕した。
本領を回復した増田中弐も援軍を送り込んできた。彼の船団から嵐ではぐれた二万から合流する者もあった。
本拠への帰還をいそぐ増田軍は一揆勢の追撃を受けながら、この足止め部隊と衝突した。
彼は八万から五万に減った敵の鋭鋒を受け止めず、陣地を活用して逸らし続けた。
勇猛で後のない敵の攻撃で陣地は次々と陥落したが、そのかわりに敵は貴重な時間を失った。
しかも、陸橋の後方では新しい陣地が建設されつづけていた。さながらアキレスと亀の状態である。
武具が傷つき、腹を減らした増田軍(士)の有様は無惨なもので、ついにやせ我慢の限界を超えた。
陣地ではインフレが発生し、ひとにぎりの食料が非常な高値で取り引きされた。
ちょっとしたことでの諍いから殺し合いが発生するのも日常と化してしまう。
そんな有様も増田同盟軍の忍者は逐一上司に「ウェーイ」「キィヤー」☆報告「……」等と報告した。
「そろそろか……」
増田大学は増田中弐から送ってもらったある部隊に連絡を取った。増田匿兵衛に授けられた計略を実行するときだ。
その夜、前線の陣地からは増田家(士)が多用する戦闘用熊、武熊の雄叫びが繰り返し響いた。
こうして、彼らの本拠地が占領され、帰る場所もないことを敵に知らしめたのだ。
実際はまだ縁辺部を侵しただけだったのだが、心理的な効果は絶大だった。
ちなみに本来武熊を使役する立場の増田軍では武熊は食料に化けてしまっていた。
絶望した増田軍からは自殺者や脱走者が続出し、当主も弟に後をたくして腹を斬った。
一週間後、増田家は完全に降伏した。最弱の将と軍が、最強の将と軍を倒したのだ。
前回
http://anond.hatelabo.jp/20160616041243
次回
これを藁人形論法と呼ぶ。
だが、ナメクジも数万を集めれば、ギザギザの舌歯によって藁人形を食い尽くしてしまう。
負け続き、不祥事続きの増田家が希望をたくしたのは、この圧倒的な数のパワーであった。なにせ人口だけは有り余っている。
社会全体が不安定な時代だけに職をもとめて都にあがってくる人間も多かった。
そんな連中にも声をかけて増田家があつめた兵力は八万!国力の限界に迫る根こそぎ動員に、他の方面をまったく無視した兵力集中で増田軍は鉄壁で知られる増田家(七)に攻め込んだ。
西の国境を接する増田家(九)は、みやこに関心がなく、北東の増田家は複雑に絡み合った東国の戦いに手を取られている。
その好機をついた侵攻だった。
攻められた増田家には自慢の国境城塞群があったが、その配置は西以外にも北や東に及んでおり、守備兵は広く分散している。
しかも近年何度も撃退されている増田家を甘くみて西側は大規模な攻勢への警戒が甘くなっていた。
だが、人の海となった増田軍は落とせない城は迂回し、落とせる小さな城だけを攻めつぶした。
増田家領内が増田家でも随一の豊かさを誇るのをいいことに、現地調達で兵糧を補いながらどんどん奥地に進んでいく。
余力のある国境城塞は出撃して、敵の小部隊をいくつも撃破したが、続々と送り込まれる敵増援部隊のなかにいつしか埋没していった。周囲を敵に満たされた恐怖に脱走する兵もあいつぐ。
さすがに今度は増田軍が勝ちそうだとみた野武士勢力までもが掠奪の果実をもとめて勝手に加わり、増田軍はその司令官にも把握できない状態に膨れ上がった
増田家(七)は多くの兵を国境に張り付けていたことが完全に徒となった。
想像以上の規模で攻撃を受けてしまったため、国境要塞地帯を超えて浸透してきた敵を各個撃破できるのは、本拠地の親衛部隊しかない。
当主は豊かな領地を守るためには一刻を争うと判断した。そこで機動防御部隊を送り出すと同時に、比較的安定している東方の国境地帯から守備兵を本拠地に呼び寄せる。
だが、この判断は大失敗だった。本拠地が手薄になった絶妙なタイミングで海から増田水軍が現れたのだ。
それはほとんど偶然だったけど、防衛側の士気を阻喪させるのに十分だった。まるですべての手が敵に読まれてしまっているように感じたのだ。
築城にこだわりのある増田家の本拠地は豪華絢爛大規模すぎて少数の兵で守るにはまったく向いていなかった。
なお、増田水軍には滅亡した増田家(十)の船団が加わっている。根拠地をうしなった元当主はうまく潜り込んで家を乗っ取ってやろうと、増田家に入り込んだ。
ところが計画には誤算があった。
当主の肛門並にゆるみきった増田家中には同じ野心を抱く人間が多すぎて、
誰もがどうにも身動きがとれない状態になっていたのだ。
(これでは脱糞するのも無理はない)と元当主は妙に納得したのだった。
しかたがないので家中での地位を地道にあげるべく、戦働きをしている。
桟橋にせまる増田軍(士)から逃げる地獄をくぐり抜けた増田船団は上陸作戦の手際もよく、
増田島最高の格式をほこる六層七階のメタブ天主に、いの一番に取り付いた。
そして自慢の手銃を撃ちまくる。メタブ天主の漆喰がつぎつぎと砕けて飛び散った。
いつもはそろばん勘定にいそしんでいる死の商人も流石に観念した。
「是非もなし……火を放て。雑魚ナメクジを侮りすぎたわ。やんぬるかな」
人生雑魚ナメクジ 下痢のうんちに比ぶれば 雪マシュマロのごときなり
前回
http://anond.hatelabo.jp/20160603183156
次回
増田島。モンスーン気候に含まれ大陸の東岸に位置するその諸島では多くの家が覇を競い、謀略と決戦による離散と集合を繰り返したあげく、十一の家が生き残っていた。
一つ目は増田家。
増田島の北端部に位置するこの家は北方の豊かな資源を中継する立場にあり、回船によるすいすい水上交易で莫大な財産を築いていた。威信財を重視する家風がもたらす物欲のせいか増田家では内乱が起こりやすく、せっかくの資金力を安定して外征に投じることができなかった。厳しい冬の気候も遠征の障壁となっている。しかし、大量動員されたときの傭兵軍団の力は本物であり、革新的な当主にひきいられて都へ上ったことも何度かある。
本拠は増湊。
前述の増田家の南東に位置する増田家では、婚姻外交が盛んであり、周辺諸国や有力家臣のほとんどと血縁関係を有している。送り込んだ夫人とその侍女団によるもはやスパムめいた文通による諜報活動が増田家の地位を巧みに保ってきた。反面、他家の内輪もめに巻き込まれることも多く、いまいち地域の主導権を掌握できないでいる。
結婚はそろそろ分家に任せておけ。戦争せよ。が、新当主のモットーである。本拠は増谷。
三つ目は増田家。
増田家の南西、そして増田家の西に位置する増田家は、古代先住部族の血が濃く、やや異質な存在である。増田家内部でもその意識が強いため、かえって先進文化を取り入れることに熱心であり、増田海を利用した通商が盛んに行われている。北の増田家とは海上交易権をめぐるライバルでもあり、自分たちの土地よりも交易先の港で激しく干戈を交えている。ぶっちゃけ非常に迷惑である。両家の争いは都の外港である増瀬を炎上させたことがあり、そろって出入り禁止を言い渡された。
前代当主は大の鯖好きであり、そのために港を手に入れた。
本拠は増浜。
四つ目は増田家。
入港禁止を言い渡された増田海側北方の二家の縄張りに横から失礼する形で頭角を現してきたのが増田島の背側にある増田家である。もともと繊維の有名な産地であったが、一般には無骨な武人と思われながら実はトップセールスに優れた一面をもつ当主によって、繊維の染色から加工、納入までもこなす重商国家へ変貌を遂げつつある。
植物性繊維の染色に欠かせない明礬の鉱山の帰属を巡って、二つ目の増田家の南にある増田家と激しく争っている。
本拠は増館。
五つ目は増田家。
増田島最大の平野部を領有する増田島南東部の増田家は比較的あたらしい家であり、この時代を象徴する存在である。高度にシステム化された統治機構と徹底的な遠交近攻策によって平野部を平らげて来た。
しかし、近年は領土拡大に伸び悩みはじめており、また農業以外の産業育成にも苦戦している。四つ目の増田家と泥沼の戦乱状態にあるが、敵の求めているものをいまいち理解できていない( ・ิω・ิ)。
六つ目は増田家。
古くからの名門である増田家は、いわいる主語が大きくなった例としてよく知られる。きわめて機会主義的で行き当たりばったりの外交政策をとって来たため周囲に味方がまったくなく、いままでのツケを払わされつつある。それでも、他家の当主を低能とやたら罵倒する。
増田家が攻め込んできた時だけは、普段はいがみ合う増田家も同盟を結んで侵略者を撃退したという。そして撤退する増田軍の背中に塩をまく。敵に塩を送るの由来である。
本拠は増台。
七つ目は増田家。
商業の結節点である増津をおさえる増田家は財政的に非常に豊かであり、宗教と結びつく禁断の政策によってますます富を集積している。本来は宗教施設にしか使用できない角度とかにうるさい石垣技術をもちいた国境城塞群は難攻不落であり、増田家の富に垂涎する敵の侵攻をにべもなく、はねのけ続けている。女装癖の当主は勤勉で、年中むきゅうで働いている。しかし、増田島を統一する意欲には乏しい。
長く続く戦乱が武器産業に利益をもたらし、彼らが共依存する宗教にも信者獲得の機会を与えているからである。
本拠は増津。
八つ目は増田家。
都の周辺を押さえる増田家はいちおうは天下の号令者の立場にある。だが、前代未聞の宮中脱糞事件を含む不祥事続きで尊敬を完全に失っており、洛書にあざけられない日はない。結果、「都の地方勢力」に堕している。
支配する人口は非常に多いが文化的な反面、戦争に向かない人材の割合が多く、暴力による意志の強制にも成功していない雑魚ナメクジである。
本拠は増居。
九つ目は増田家。
増田島の長く狭い陸橋部を支配する増田家は律令制時代の駅長にはじまる豪族の出であり、社禝を守りじわじわと支配地をひろげていった結果、豪族からの二段JUMPで西増田島一の勢力と謳われるまでに成長した。
彼らが都の増田家を制圧してしまわないことは長年の謎とされている。下手に関わっても火中の栗を拾うだけであり、遷都などすれば柔弱な気質に染まると中興の祖が言い残したことが影響しているらしい。西方には年々攻勢を強めており、完全制覇がなれば都を抑えにでるとの観測もある。
本拠は増州。
十番目は増田家。
古代から大陸に対して開かれた湾港都市、増屋を支配する増田家は渡来人の血が濃く、一族の中には毛の色が増田島人一般とは異なる者までいる。大陸から導入した兵器を大量運用することで戦術や武勇の不足をおぎない周囲の弱小勢力を打倒した増田家であるが、より大規模な九つ目の増田家と十一番目の増田家との戦争では、文明力の差を軍事技術で埋められ、苦戦している。最後の三家の争いを特別に増田三国志と呼ぶこともある。
本拠は増屋。
十一番目は増田家。
増田島南端に位置する増田家は武勇の誉れ高く、それ以上に攻勢を一方向に集中できる利点を駆使して、勢力を拡大してきた。なお、家中は新参者に限らず犠牲になる粛清の嵐であり、酒の席はいつもピリピリしていたと言う。大喜利に滑った人間には容赦がない――が大喜利を強要する。
本拠は増林。
さあ以上、十一家の中で増田島の支配権を握るのは、どの家だ!?きみも当ててみよう。
次回