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はてなキーワード: 消し炭とは

2021-06-28

結局リスペクト云々の話でなく、元ネタをしっかり消化した上で燃やしにかかってないか消し炭になるんだよね

ファンでもぐぬぬ、ってなるおちょくり方なら味方も付いたはずなのに

2021-04-23

anond:20210423151119

この増田消し炭になるまで燃やされるかもしれないけど

それぞれの人が出会ったn=1の不快感理不尽は確かにそこにあったのだということは大切にしていきたい

痴漢しか

パワハラクソ上司しか

2021-04-10

anond:20210410203310

おおらかないい時代だった

ちょっとイキってポロリしちゃった失言を取り上げて消し炭になるまで追い込もうとするから生きづらいわ

2021-03-22

又三郎

風の又三郎

宮沢賢治


どっどど どどうど どどうど どどう

青いくるみも吹きとばせ

すっぱいかりんも吹きとばせ

どっどど どどうど どどうど どどう

 谷川の岸に小さな学校がありました。

 教室はたった一つでしたが生徒は三年生がないだけで、あとは一年から六年までみんなありました。運動場もテニスコートのくらいでしたが、すぐうしろは栗くりの木のあるきれいな草の山でしたし、運動場のすみにはごぼごぼつめたい水を噴ふく岩穴もあったのです。

 さわやかな九月一日の朝でした。青ぞらで風がどうと鳴り、日光運動場いっぱいでした。黒い雪袴ゆきばかまをはいた二人の一年の子がどてをまわって運動場にはいって来て、まだほかにだれも来ていないのを見て、「ほう、おら一等だぞ。一等だぞ。」とかわるがわる叫びながら大よろこびで門をはいって来たのでしたが、ちょっと教室の中を見ますと、二人ふたりともまるでびっくりして棒立ちになり、それから顔を見合わせてぶるぶるふるえましたが、ひとりはとうとう泣き出してしまいました。というわけは、そのしんとした朝の教室なかにどこから来たのか、まるで顔も知らないおかしな赤い髪の子供がひとり、いちばん前の机にちゃんとすわっていたのです。そしてその机といったらまったくこの泣いた子の自分の机だったのです。

 もひとりの子ももう半分泣きかけていましたが、それでもむりやり目をりんと張って、そっちのほうをにらめていましたら、ちょうどそのとき川上から

「ちょうはあ かぐり ちょうはあ かぐり。」と高く叫ぶ声がして、それからまるで大きなからすのように、嘉助かすけがかばんをかかえてわらって運動場へかけて来ました。と思ったらすぐそのあとから太郎さたろうだの耕助こうすけだのどやどややってきました。

「なして泣いでら、うなかもたのが。」嘉助が泣かないこどもの肩をつかまえて言いました。するとその子もわあと泣いてしまいました。おかしいとおもってみんながあたりを見ると、教室の中にあの赤毛おかしな子がすまして、しゃんとすわっているのが目につきました。

 みんなはしんとなってしまいました。だんだんみんな女の子たちも集まって来ましたが、だれもなんとも言えませんでした。

 赤毛の子どもはいっこうこわがるふうもなくやっぱりちゃんとすわって、じっと黒板を見ています。すると六年生の一郎いちろうが来ました。一郎はまるでおとなのようにゆっくり大またにやってきて、みんなを見て、

「何なにした。」とききました。

 みんなははじめてがやがや声をたててその教室の中の変な子を指さしました。一郎はしばらくそっちを見ていましたが、やがて鞄かばんをしっかりかかえて、さっさと窓の下へ行きました。

 みんなもすっかり元気になってついて行きました。

「だれだ、時間にならないに教室はいってるのは。」一郎は窓へはいのぼって教室の中へ顔をつき出して言いました。

「お天気のいい時教室はいってるづど先生にうんとしからえるぞ。」窓の下の耕助が言いました。

しからえでもおら知らないよ。」嘉助が言いました。

「早ぐ出はって来こ、出はって来。」一郎が言いました。けれどもそのこどもはきょろきょろ室へやの中やみんなのほうを見るばかりで、やっぱりちゃんとひざに手をおいて腰掛けにすわっていました。

 ぜんたいその形からが実におかしいのでした。変てこなねずみいろのだぶだぶの上着を着て、白い半ずぼんをはいて、それに赤い革かわの半靴はんぐつをはいていたのです。

 それに顔といったらまるで熟したりんごのよう、ことに目はまん丸でまっくろなのでした。いっこう言葉が通じないようなので一郎も全く困ってしまいました。

あいづは外国人だな。」

学校はいるのだな。」みんなはがやがやがやがや言いました。ところが五年生の嘉助がいきなり、

「ああ三年生さはいるのだ。」と叫びましたので、

「ああそうだ。」と小さいこどもらは思いましたが、一郎はだまってくびをまげました。

 変なこどもはやはりきょろきょろこっちを見るだけ、きちんと腰掛けています

 そのとき風がどうと吹いて来て教室ガラス戸はみんながたがた鳴り、学校のうしろの山の萱かやや栗くりの木はみんな変に青じろくなってゆれ、教室のなかのこどもはなんだかにやっとわらってすこしうごいたようでした。

 すると嘉助がすぐ叫びました。

「ああわかった。あいつは風の又三郎またさぶろうだぞ。」

 そうだっとみんなもおもったときにわかにうしろのほうで五郎が、

「わあ、痛いぢゃあ。」と叫びました。

 みんなそっちへ振り向きますと、五郎が耕助に足のゆびをふまれて、まるでおこって耕助をなぐりつけていたのです。すると耕助もおこって、

「わあ、われ悪くてでひと撲はだいだなあ。」と言ってまた五郎をなぐろうとしました。

 五郎はまるで顔じゅう涙だらけにして耕助に組み付こうとしました。そこで一郎が間へはいって嘉助が耕助を押えてしまいました。

「わあい、けんかするなったら、先生ちゃん職員室に来てらぞ。」と一郎が言いながらまた教室のほうを見ましたら、一郎はにわかにまるでぽかんとしてしまいました。

 たったいままで教室にいたあの変な子が影もかたちもないのです。みんなもまるでせっかく友だちになった子うまが遠くへやられたよう、せっかく捕とった山雀やまがらに逃げられたように思いました。

 風がまたどうと吹いて来て窓ガラスをがたがた言わせ、うしろの山の萱かやをだんだん上流のほうへ青じろく波だてて行きました。

「わあ、うなだけんかしたんだがら又三郎いなぐなったな。」嘉助がおこって言いました。

 みんなもほんとうにそう思いました。五郎はじつに申しわけないと思って、足の痛いのも忘れてしょんぼり肩をすぼめて立ったのです。

「やっぱりあいつは風の又三郎だったな。」

二百十日で来たのだな。」

「靴くつはいでだたぞ。」

「服も着でだたぞ。」

「髪赤くておかしやづだったな。」

「ありゃありゃ、又三郎おれの机の上さ石かけ乗せでったぞ。」二年生の子が言いました。見るとその子の机の上にはきたない石かけが乗っていたのです。

「そうだ、ありゃ。あそごのガラスもぶっかしたぞ。」

「そだないでああいづあ休み前に嘉助石ぶっつけだのだな。」

「わあい。そだないであ。」と言っていたとき、これはまたなんというわけでしょう。先生玄関から出て来たのです。先生はぴかぴか光る呼び子を右手にもって、もう集まれのしたくをしているのでしたが、そのすぐうしろから、さっきの赤い髪の子が、まるで権現ごんげんさまの尾おっぱ持ちのようにすまし込んで、白いシャッポかぶって、先生についてすぱすぱとあるいて来たのです。

 みんなはしいんとなってしまいました。やっと一郎が「先生お早うございます。」と言いましたのでみんなもついて、

先生お早うございます。」と言っただけでした。

「みなさん。お早う。どなたも元気ですね。では並んで。」先生は呼び子をビルルと吹きました。それはすぐ谷の向こうの山へひびいてまたビルルルと低く戻もどってきました。

 すっかりやすみの前のとおりだとみんなが思いながら六年生は一人、五年生は七人、四年生は六人、一二年生は十二人、組ごとに一列に縦にならびました。

 二年は八人、一年生は四人前へならえをしてならんだのです。

 するとその間あのおかしな子は、何かおかしいのかおもしろいのか奥歯で横っちょに舌をかむようにして、じろじろみんなを見ながら先生のうしろに立っていたのです。すると先生は、高田たかださんこっちへおはいりなさいと言いながら五年生の列のところへ連れて行って、丈たけを嘉助とくらべてから嘉助とそのうしろのきよの間へ立たせました。

 みんなはふりかえってじっとそれを見ていました。

 先生はまた玄関の前に戻って、

「前へならえ。」と号令をかけました。

 みんなはもう一ぺん前へならえをしてすっかり列をつくりましたが、じつはあの変な子がどういうふうにしているのか見たくて、かわるがわるそっちをふりむいたり横目でにらんだりしたのでした。するとその子ちゃんと前へならえでもなんでも知ってるらしく平気で両腕を前へ出して、指さきを嘉助のせなかへやっと届くくらいにしていたものですから、嘉助はなんだかせなかがかゆく、くすぐったいというふうにもじもじしていました。

「直れ。」先生がまた号令をかけました。

一年から順に前へおい。」そこで一年生はあるき出し、まもなく二年生もあるき出してみんなの前をぐるっと通って、右手下駄箱げたばこのある入り口はいって行きました。四年生があるき出すとさっきの子も嘉助のあとへついて大威張りであるいて行きました。前へ行った子もときどきふりかえって見、あとの者もじっと見ていたのです。

 まもなくみんなははきもの下駄箱げたばこに入れて教室はいって、ちょうど外へならんだときのように組ごとに一列に机にすわりました。さっきの子もすまし込んで嘉助のうしろにすわりました。ところがもう大さわぎです。

「わあ、おらの机さ石かけはいってるぞ。」

「わあ、おらの机代わってるぞ。」

「キッコ、キッコ、うな通信簿持って来たが。おら忘れで来たぢゃあ。」

「わあい、さの、木ペン借せ、木ペン借せったら。」

「わあがない。ひとの雑記帳とってって。」

 そのとき先生はいって来ましたのでみんなもさわぎながらとにかく立ちあがり、一郎がいちばんしろで、

「礼。」と言いました。

 みんなはおじぎをする間はちょっとしんとなりましたが、それからまたがやがやがやがや言いました。

「しずかに、みなさん。しずかにするのです。」先生が言いました。

「しっ、悦治えつじ、やがましったら、嘉助え、喜きっこう。わあい。」と一郎がいちばんしろからまりさわぐものを一人ずつしかりました。

 みんなはしんとなりました。

 先生が言いました。

「みなさん、長い夏のお休みおもしろかったですね。みなさんは朝から水泳ぎもできたし、林の中で鷹たかにも負けないくらい高く叫んだり、またにいさんの草刈りについて上うえの野原へ行ったりしたでしょう。けれどももうきのうで休みは終わりました。これからは第二学期で秋です。むかしから秋はいちばんからだもこころもひきしまって、勉強のできる時だといってあるのです。ですから、みなさんもきょうからまたいっしょにしっかり勉強しましょう。それからこのお休みの間にみなさんのお友だちが一人ふえました。それはそこにいる高田さんです。そのかたのおとうさんはこんど会社のご用で上の野原の入り口へおいでになっていられるのです。高田さんはいままでは北海道学校におられたのですが、きょうからみなさんのお友だちになるのですから、みなさんは学校勉強ときも、また栗拾くりひろいや魚さかなとりに行くときも、高田さんをさそうようにしなければなりません。わかりましたか。わかった人は手をあげてごらんなさい。」

 すぐみんなは手をあげました。その高田とよばれた子も勢いよく手をあげましたので、ちょっと先生はわらいましたが、すぐ、

「わかりましたね、ではよし。」と言いましたので、みんなは火の消えたように一ぺんに手をおろしました。

 ところが嘉助がすぐ、

先生。」といってまた手をあげました。

はい。」先生は嘉助を指さしました。

高田さん名はなんて言うべな。」

高田三郎さぶろうさんです。」

「わあ、うまい、そりゃ、やっぱり又三郎だな。」嘉助はまるで手をたたいて机の中で踊るようにしましたので、大きなほうの子どもらはどっと笑いましたが、下の子どもらは何かこわいというふうにしいんとして三郎のほうを見ていたのです。

 先生はまた言いました。

「きょうはみなさんは通信簿宿題をもってくるのでしたね。持って来た人は机の上へ出してください。私がいま集めに行きますから。」

 みんなはばたばた鞄かばんをあけたりふろしきをといたりして、通信簿宿題を机の上に出しました。そして先生一年生のほうから順にそれを集めはじめました。そのときみんなはぎょっとしました。というわけはみんなのうしろのところにいつか一人の大人おとなが立っていたのです。その人は白いだぶだぶの麻服を着て黒いてかてかしたはんけちをネクタイの代わりに首に巻いて、手には白い扇をもって軽くじぶんの顔を扇あおぎながら少し笑ってみんなを見おろしていたのです。さあみんなはだんだんしいんとなって、まるで堅くなってしまいました。

 ところが先生別にその人を気にかけるふうもなく、順々に通信簿を集めて三郎の席まで行きますと、三郎は通信簿宿題帳もないかわりに両手をにぎりこぶしにして二つ机の上にのせていたのです。先生はだまってそこを通りすぎ、みんなのを集めてしまうとそれを両手でそろえながらまた教壇に戻りました。

「では宿題帳はこの次の土曜日に直して渡しまから、きょう持って来なかった人は、あしたきっと忘れないで持って来てください。それは悦治さんと勇治ゆうじさんと良作りょうさくさんとですね。ではきょうはここまでです。あしたかちゃんといつものとおりのしたくをしておいでなさい。それから四年生と六年生の人は、先生といっしょに教室のお掃除そうじをしましょう。ではここまで。」

 一郎が気をつけ、と言いみんなは一ぺんに立ちました。うしろ大人おとなも扇を下にさげて立ちました。

「礼。」先生もみんなも礼をしました。うしろ大人も軽く頭を下げました。それからずうっと下の組の子どもらは一目散に教室を飛び出しましたが、四年生の子どもらはまだもじもじしていました。

 すると三郎はさっきのだぶだぶの白い服の人のところへ行きました。先生も教壇をおりてその人のところへ行きました。

「いやどうもご苦労さまでございます。」その大人はていねいに先生に礼をしました。

「じきみんなとお友だちになりますから。」先生も礼を返しながら言いました。

「何ぶんどうかよろしくねがいいたします。それでは。」その人はまたていねいに礼をして目で三郎に合図すると、自分玄関のほうへまわって外へ出て待っていますと、三郎はみんなの見ている中を目をりんとはってだまって昇降口から出て行って追いつき、二人は運動場を通って川下のほうへ歩いて行きました。

 運動場を出るときの子はこっちをふりむいて、じっと学校やみんなのほうをにらむようにすると、またすたすた白服の大人おとなについて歩いて行きました。

先生、あの人は高田さんのとうさんですか。」一郎が箒ほうきをもちながら先生にききました。

「そうです。」

「なんの用で来たべ。」

「上の野原の入り口モリブデンという鉱石ができるので、それをだんだん掘るようにするためだそうです。」

「どこらあだりだべな。」

「私もまだよくわかりませんが、いつもみなさんが馬をつれて行くみちから、少し川下へ寄ったほうなようです。」

モリブデン何にするべな。」

「それは鉄とまぜたり、薬をつくったりするのだそうです。」

「そだら又三郎も掘るべが。」嘉助が言いました。

又三郎だない。高田三郎だぢゃ。」佐太郎が言いました。

又三郎又三郎だ。」嘉助が顔をまっ赤かにしてがん張りました。

「嘉助、うなも残ってらば掃除そうじしてすけろ。」一郎が言いました。

「わあい。やんたぢゃ。きょう四年生ど六年生だな。」

 嘉助は大急ぎで教室をはねだして逃げてしまいました。

 風がまた吹いて来て窓ガラスはまたがたがた鳴り、ぞうきんを入れたバケツにも小さな黒い波をたてました。

 次の日一郎はあのおかし子供が、きょうからほんとうに学校へ来て本を読んだりするかどうか早く見たいような気がして、いつもより早く嘉助をさそいました。ところが嘉助のほうは一郎よりもっとそう考えていたと見えて、とうにごはんもたべ、ふろしきに包んだ本ももって家の前へ出て一郎を待っていたのでした。二人は途中もいろいろその子のことを話しながら学校へ来ました。すると運動場には小さな子供らがもう七八人集まっていて、棒かくしをしていましたが、その子はまだ来ていませんでした。またきのうのように教室の中にいるのかと思って中をのぞいて見ましたが、教室の中はしいんとしてだれもいず、黒板の上にはきのう掃除ときぞうきんでふいた跡がかわいてぼんやり白い縞しまになっていました。

「きのうのやつまだ来てないな。」一郎が言いました。

「うん。」嘉助も言ってそこらを見まわしました。

 一郎はそこで鉄棒の下へ行って、じゃみ上がりというやり方で、無理やりに鉄棒の上にのぼり両腕をだんだん寄せて右の腕木に行くと、そこへ腰掛けてきのう三郎の行ったほうをじっと見おろして待っていました。谷川はそっちのほうへきらきら光ってながれて行き、その下の山の上のほうでは風も吹いているらしく、ときどき萱かやが白く波立っていました。

 嘉助もやっぱりその柱の下でじっとそっちを見て待っていました。ところが二人はそんなに長く待つこともありませんでした。それは突然三郎がその下手のみちから灰いろの鞄かばんを右手にかかえて走るようにして出て来たのです。

「来たぞ。」と一郎が思わず下にいる嘉助へ叫ぼうとしていますと、早くも三郎はどてをぐるっとまわって、どんどん正門をはいって来ると、

お早う。」とはっきり言いました。みんなはいっしょにそっちをふり向きましたが、一人も返事をしたものがありませんでした。

 それは返事をしないのではなくて、みんなは先生はいつでも「お早うございます。」というように習っていたのですが、お互いに「お早う。」なんて言ったことがなかったのに三郎にそう言われても、一郎や嘉助はあんまりにわかで、また勢いがいいのでとうとう臆おくしてしまって一郎も嘉助も口の中でお早うというかわりに、もにゃもにゃっと言ってしまったのでした。

 ところが三郎のほうはべつだんそれを苦にするふうもなく、二三歩また前へ進むとじっと立って、そのまっ黒な目でぐるっと運動場じゅうを見まわしました。そしてしばらくだれか遊ぶ相手がないかさがしているようでした。けれどもみんなきょろきょろ三郎のほうはみていても、やはり忙しそうに棒かくしをしたり三郎のほうへ行くものがありませんでした。三郎はちょっと具合が悪いようにそこにつっ立っていましたが、また運動場をもう一度見まわしました。

 それからぜんたいこの運動場は何間なんげんあるかというように、正門から玄関まで大またに歩数を数えながら歩きはじめました。一郎は急いで鉄棒をはねおりて嘉助とならんで、息をこらしてそれを見ていました。

 そのうち三郎は向こうの玄関の前まで行ってしまうと、こっちへ向いてしばらく暗算をするように少し首をまげて立っていました。

 みんなはやはりきろきろそっちを見ています。三郎は少し困ったように両手をうしろへ組むと向こう側の土手のほうへ職員室の前を通って歩きだしました。

 その時風がざあっと吹いて来て土手の草はざわざわ波になり、運動場のまん中でさあっと塵ちりがあがり、それが玄関の前まで行くと、きりきりとまわって小さなつむじ風になって、黄いろな塵は瓶びんをさかさまにしたような形になって屋根より高くのぼりました。

 すると嘉助が突然高く言いました。

「そうだ。やっぱりあい又三郎だぞ。あいづ何かするときっと風吹いてくるぞ。」

「うん。」一郎はどうだかわからないと思いながらもだまってそっちを見ていました。三郎はそんなことにはかまわず土手のほうへやはりすたすた歩いて行きます

 そのとき先生がいつものように呼び子をもって玄関を出て来たのです。

お早うございます。」小さな子どもらはみんな集まりました。

お早う。」先生はちらっと運動場を見まわしてから、「ではならんで。」と言いながらビルルッと笛を吹きました。

 みんなは集まってきてきのうのとおりきちんとならびました。三郎もきのう言われた所へちゃんと立っています

 先生はお日さまがまっ正面なのですこしまぶしそうにしながら号令をだんだんかけて、とうとうみんなは昇降口から教室はいりました。そして礼がすむと先生は、

「ではみなさんきょうから勉強をはじめましょう。みなさんはちゃんとお道具をもってきましたね。では一年生(と二年生)の人はお習字のお手本と硯すずりと紙を出して、二年生と四年生の人は算術帳と雑記帳と鉛筆を出して、五年生と六年生の人は国語の本を出してください。」

 さあするとあっちでもこっちでも大さわぎがはじまりました。中にも三郎のすぐ横の四年生の机の佐太郎が、いきなり手をのばして二年生のかよの鉛筆ひらりととってしまったのです。かよは佐太郎の妹でした。するとかよは、

「うわあ、兄あいな、木ペン取とてわかんないな。」と言いながら取り返そうとしますと佐太郎が、

「わあ、こいつおれのだなあ。」と言いながら鉛筆をふところの中へ入れて、あとはシナ人がおじぎするときのように両手を袖そでへ入れて、机へぴったり胸をくっつけました。するとかよは立って来て、

「兄あいな、兄なの木ペンはきのう小屋でなくしてしまったけなあ。よこせったら。」と言いながら一生けん命とり返そうとしましたが、どうしてももう佐太郎は机にくっついた大きな蟹かに化石みたいになっているので、とうとうかよは立ったまま口を大きくまげて泣きだしそうになりました。

 すると三郎は国語の本をちゃんと机にのせて困ったようにしてこれを見ていましたが、かよがとうとうぼろぼろ涙をこぼしたのを見ると、だまって右手に持っていた半分ばかりになった鉛筆を佐太郎の目の前の机に置きました。

 すると佐太郎はにわかに元気になって、むっくり起き上がりました。そして、

「くれる?」と三郎にききました。三郎はちょっとまごついたようでしたが覚悟したように、「うん。」と言いました。すると佐太郎はいきなりわらい出してふところの鉛筆をかよの小さな赤い手に持たせました。

 先生は向こうで一年の子の硯すずりに水をついでやったりしていましたし、嘉助は三郎の前ですから知りませんでしたが、一郎はこれをいちばんしろちゃんと見ていました。そしてまるでなんと言ったらいいかからない、変な気持ちがして歯をきりきり言わせました。

「では二年生のひとはお休みの前にならった引き算をもう一ぺん習ってみましょう。これを勘定してごらんなさい。」先生は黒板に25-12=の数式と書きました。二年生のこどもらはみんな一生

2021-03-07

DW馬場記事次世代ポリコレウェーブ予兆だ、直ちにオタクは止まれ

たかゲーム

繰り返す、たかゲーム

たかゲームスタッフが何故ここまで追われるのだ

まらゲームを作って炎上した、ま、そりゃ炎上するね

そもそもサクラ革命ヨクシランけどね俺

だが、現代再チャレンジの時だ、安倍総理再チャレンジを掲げて勝利した、妨害するのはパヨクくらいだ

お前らはパヨクでいいのか?精神パヨクでいいのか!?

安倍総理は次も必ず帰ってくる!世の中は再チャレンジが勝つんだ!認めろ!

繰り返す!

精神パヨクでいいのか!?


はっきり言おう!これはゲーム業界にとってあらたポリコレ棍棒となる!!

ただかがゲーム業界人が何故政治家のようにストーカーされねばならない?

皆が政治家のように追及され、政治家のように一挙手一投足を追われ!

マスゴミと化したにわかオタク市民に追われ続ける!

そんな殺気立った世の中で才気あふれるゲームクリエイターがのびのびと創作が行えるか?

わけないだろう!!!!!!

百歩譲る、馬場記事通りクソ無能としよう、だがそんな無能は往々にして面の皮が厚い

効果→減

そして委縮するのはDW無関係で才気あふれる若手なんだ、

かに似てるよね?!

そう、リベラル差別を叩いて若手が委縮する

そう、かのノーベル文学賞カズオイシグロ懸念した自主検閲がこれから起ころうとしているのだ

そう、あのカズオイシグロだぞ!?世界が誇るカズオイシグロだぞ!

あの カ ズ オ  ・  イ シ グ ロ 先生も怒っているんだぞ!

なお俺は読んだことな

まらいから叩かれて当然だ?

そりゃその通りですわ、だが叩きの規模が大きければ委縮が起きる、言論弾圧が起きる!

滅ぶ!滅ぶ!滅びますぞ!

すべては灰燼に帰す!!

SF作家スタージョンのいうには世の中の9割の作品はクソだ

クソ作品を叩きつ続けるという事は、創作界の9割が炎上してすべて灰になってしまうんだ!

あははははは!ぜーんぶ燃えちまう!

全部焼けちまうんだ!

作品も人も全部文化大革命が起きちまう!

ああ、まるでボーナスステージだな!

ハァ~

これ書いてる今もリベラル差別叩きのボーナスステージを楽しんでいる、そう世の中の9割は焼けていくんだ

ポリコレ棍棒世界9割の消し炭を灰にすべくドンドンドコドコ殴りつけてる、

ドンドンドコドコドンドンドコドコ

ドンドンドコドコドンドンドコドコ

ドンドンドコドコドンドンドコドコ

きっと止められないんだ

ドンドンドコドコドンドンドコドコ

ドンドンドコドコドンドンドコドコ

ドンドンドコドコドンドンドコドコ

すべてがポリコレだしゲハになる

ドンドンドコドコドンドンドコドコ

ドンドンドコドコドンドンドコドコ

ドンドンドコドコドンドンドコドコ

最悪の二乗

ドンドンドコドコドンドンドコドコ

ドンドンドコドコドンドンドコドコ

ドンドンドコドコドンドンドコドコ


ハァ~

はちまJINやらおん衰退どころか

ますます元気♪

ナカイドとかいう新星が現れて♪

世の中どんどんクソゲハ化するな~♪

ハァ~♪(ドンドンガ(太鼓の音))

もううんざりだろう?!!

こいつら実質クソリベラルの仲間だ!いい加減に一緒に叩かれろ!!!

うんざりだ!

つぶし合え!

消えろ!

やさしいせかい!!(最強魔法

現実を見るんだみんな!!

世界の9割が焼けるんだ、そんなディストピアに向かって突き進む気か?

未来を変えよう!未来を変えるしかない!!変えるんだ俺たちは!!!

繰り返す!!!

これは新たなポリコレ棍棒!!!オタク直ちに足を止めろ!!手を止めろ!!!

取り返しがつかなくなる!

正論に恐れ若手はのびのびと創作できなくなる!!!

繰り返す!!!

これは新たなポリコレ棍棒!!!オタク直ちに手を止めろ!!足を止めろ!!!


でもDWソシャゲ馬場Pのゲームはこれまでもこれからも遊ばない

俺みたいな単細胞には4096くらいがちょうどいいんだ

でも今更でもどうぶつタワーバトルは遊んでみようと思った人生枯れた酔っ払い明け方ですわ

2021-01-03

anond:20210103194747

女の子魔法を身に着けて

その気になれば人間一人を消し炭にできるような力を得ればいい

2020-11-18

anond:20201118040213

40年前くらいのSF映画でもそういうのを倒す戦略は出てたと思う

もっと前の神話時代くらいにもあったと思う

要するに鉄壁城塞の中に入り込んで破壊する方法でしょ?

吸気口から入るとか搬入から入るとかしてから自分もろとも敵陣をふっとばす

自分が人気Vtuberになってバカを騙して馬鹿どもが死滅するように億とか稼いじゃえばいいよ

そういえばこないだ億稼いでる日本Vtuberみたいな記事 ホッテントリしてなかった?

1から立ち上げるのもなんだし Vtuberさんたち彼氏彼女の大ファンになって馬鹿どもを崖まで率いて全員まとめて海に落下させちゃえばいいんじゃない

今人気の雑談してるだけで億かせぐVtuberの一番のファンを名乗ってほかのファン凌駕する投げ銭馬鹿どもを率先して寄付額を煽って馬鹿もの財布を焼き尽くしちゃえ

くれぐれも馬鹿どもなんかより先に一人で焼け死んで 馬鹿どもが消し炭になった貴方を遠巻きにみて反省してまともな思考にもどったりしないようにちゃんとやつらが全滅しつくすまで最後の一人のファンとして寄付トップを維持してね

最後の一人のファン破産した最後をみてあなた作戦終了を高らかに宣言するその時 きっとみんなあなたの功績をたたえるよ

もしかしてうそんな取り組みで上限額寄付してる人もいるかもしれないよね

がんばって

2020-11-09

消し炭になった村民たちへ

しんどい情報バーーーっと公開されて、うちの村は消し炭になった みんな彼の人生に想いを馳せてしんどいしんどい…と言ってる

でもなんかそれ、そのしんどい人生、手放しでかわいそうかわいそうってしてて良いのかっていう…

かわいそうな人生エンタメとして消費することの是非、難しいよね 架空人間だし 架空人間であることを除けば24時間テレビと一緒じゃん?と思う 感動ポルノも人に何かを与えないわけではない………と思ったけどいま記事読んだらちょっと感動ポルノ意味誤解してた ごめん

https://news.yahoo.co.jp/byline/usuimafumi/20160905-00061835/

社会的制度の中で落ちこぼれしまう人がいることを伝えたかったのかもしれん どうなんだろう 確か前に「このキャラを作者があまりにかわいそうな人として書くからなんとなく苦手」という声をどこかで聞いたことがある それはちょっとわからんでもない

まあここまではなんかまあ微妙だねで済んでるんだけど、かわいそうな境遇からかわいい、かわいそうな境遇からエロい、まで来ると倫理的にアレでは?とマジで思う 特に子供対象としていると…………………… 

作者めっちゃ子供の扱い気遣ってるのになあってなってしまう ちゃんとクソガキだけどそれでも大人子供を守ってるだろ 作者は少年誌にしては相当倫理大事にしてるじゃん、それも数年前に掲載された第2話から、全部ちゃんと読んでんのか?推しのとこだけ見てない? 原作ファンなら作者が大事にしてること大事に欲しかったなあって思ってしまうよ…

不快だとかお気持ちだとかで片付けられてしまうことではあるしそれでいいけど、だとしても批判はさせてほしい (増田なので批判にはなってない)

みんなちゃんと鍵掛けたり多少伏せたりはしてるけど だからまあ責められはしないんだけど だとしても社会的にとても弱い立場にいる子供が性暴力に遭う作品を嬉々として書いてるやつら本当に無理だし、そいつらにめちゃくちゃファンがいるし、みんな大絶賛だし、なんなん? 本当にお前ら無理だよ 何で作者が大切にしてるもの大切にしないの?性癖原作への愛は別だというのはそれはそうだけどなんかこうもうちょっとなんか無いの? っていうかうちのジャンルガッツリ作者に見られてること分かっちゃったけど、息してますか?

こんな感じなので、推しファンを愛せない だから推しも愛しづらい 最近つのジャンルの中の細かな界隈のことを村という表現が広まっているけど、村というのはまじで村で、村社会なのよ 私はきっと異端 村にもよるだろうけど だからこの国を出てどこか違う村へ向かうか、この村の神さまになるしかない 新しい神さまになって新たに入ろうとしてきている村民信者にするしかない まあこんな状況だから需要はなくはないと思う でもそれだけの熱量時間技術と対人スキルはない あーあ

まあTwitterなので好きにやってほしいですし、私も好きにやればいいけど、ブロックすると交流が死にそうだしやりたくない 村だから あと怒りが創作原動力なので、反対の解釈見てキレたいというのもある それはどうなんだ?まあいいか




村民へ 原作分かるように書いてあるからまあ分かるよね 文体で私と分かるかもしれない まあ私が不快に思うようにこの文章不快だろうから適当ブロックしてください でもちょっとでもなんか気づいてくれたら嬉しいです 

2020-07-31

anond:20200731024507

残念ながらかわいいんです。

……と言いたいが残念ながら既にBBA なんでそういや昔はかわいかったな…って郷愁。すでに現実の性欲消えて久しい消し炭デブスより最悪なパターンでごめんやで。

2020-05-18

Twitterをやめて初めて鋼の錬金術師の結末が腑に落ちた同人字書きの話

自己陶酔長文

同人界隈のくだらない話です

ハガレンあくま個人的感想、感慨、そういうものの中で引き合いに出しただけです。こじつけというか、たまたまこういうものの中で自分がしっくりくるのがハガレンだっただけです、うまく言えないのですが。ハガレンが好きな方は閲覧気をつけてください。

※以降、鋼の錬金術師の重大なネタバレを含みます

鋼の錬金術師」という有名な漫画がある。鋼の義肢を持つ兄のエドワード・エルリック通称エド)と、鎧姿の弟、アルフォンス・エルリック通称アル)が、「真理」(神様的な存在)に奪われた自身の体を取り戻すための旅をする中で賢者の石をめぐる壮大な陰謀に巻き込まれていくダークファンタジーである

私はこの漫画が大好きなのだが、一つだけ「あんまり気に入らないなあ」という展開があった。それは、物語最後主人公エドがアルを取り戻すためにとった手段のことである

そもそもなぜ兄弟は体を奪われていたのかというと、死んだ母親を蘇らそうとして人体錬成を試みた結果、錬金術の「等価交換」の法則により、代わりに自分たちの肉体を奪われてしまたからだった。二人の肉体を取り戻すには万能のエネルギーである賢者の石」が必要だったのだが、エドとアルは賢者の石が生きた人間材料にして作られていることを知ってしまう。

経緯をまるっと端折るのだが、結局物語の終盤、エド賢者の石を使わずに二人の肉体を取り戻す方法気づき、実行する。エドの決意に、「真理」は「正解だ」と言って笑う。

エドが全てを取り戻すために差し出したのは、エド錬金術を使う能力のものだった。

私はその展開に正直もやっとしていた。

鋼の錬金術師」の見どころの一つは、エドが繰り広げる巧みな錬金術の数々だったからだ。それに、「最年少国家錬金術師」という厳つい肩書きや手を合わせるだけでどんどん色々なものを作り、意のままに動かすバトル、錬金術知識を使い炭素硬化の能力を使う敵をもろい消し炭に変えてしまう展開……。錬金術エドというキャラクターアイデンティティだった。

実のところ、錬金術のような便利なものに頼らず額に汗して自力で生きろという作者のメッセージは作中で示唆されてはいた。エド師匠のイズミは凄腕錬金術であるにも関わらず、「錬金術に頼っちゃいけない」と言って近所の子供の壊れたおもちゃを手作業で直す。そしてエド最終回、「錬金術がなくてもみんながいるさ」と、金槌を手に清々しい笑みを浮かべる。

だが、やはり読者からすると、「それでいいの⁉︎エドあんたすごかったのに」と思わざるを得なかった。

しかし今、Twitterをやめたことで、エドの清々しい笑みの理由がわかるようになった気がしたのだ。

前置きが長くなってしまった。

私は同人の字書きであるTwitterpixiv二次創作小説をアップするとそこそこバズるジャンルではまあまあ人気の字書きだ。

小説を書くのが好きなぼっちオタクの私にとってTwitterは、ジャンル情報推しの素敵な二次創作、実社会ニューストレンドリアルタイムでたくさんチェックすることができる大切な情報ツールであると同時に同人友達を見つける出会いの場であり、萌え語りができるコミュニケーションツールであり、どのような傾向の話を書けば芳しい反応が返ってくるのがすぐにテストできる巨大な実験場であり、お手軽に承認欲求を満たしてくれる蜂蜜の壺のようなものでもあった。

しかし、同人界隈でTwitterをやっていると、疲れることもたくさん出てくる。人間関係承認欲求ジャンル学級会。三者三様に歪められたキャラ二次創作がどっと流れてくるタイムラインに疲れ、私は果たしてこのキャラを本当に好きなのだろうか?それともみんなで口をそろえて「〇〇ちゃんえっち」とか「可愛い」とか「エモい」とか言わなければいけないような集団意識のせいで好きだと思い込んでいるだけなのだろうか?と悩むこともあった。Twitterキャラグッズを次々と大人買いする人々や、論理が通っているのかよくわからない考察ツイートを見るたび、胸焼けするようになってきた。創作でも、いわゆる「互助会」に組み入れられるのが重荷になってきた。

それでも、同人SNSが私の生活の中心にあり、そこでの中堅字書きという立ち位置が数年の間私のアイデンティティだったから、Twitterをやめられなかった。情報を追えなくなったり、忘れられたりするのが怖かった。

(一応リア友もいないわけではないけど、就職を機に皆地方に散ってしまってあまり会えないし、しょっちゅうはやりとりしないため「居場所」感はあまりなかった)

冴えないぼっち日常生活を送る私の唯一のきらきらしい社交場が失われることへの不安から、私はTwitterを続けていた。

だけど、限界が来た。

きっかけは、私が、おそらくリモート飲み会で、ジャンルの顔的な人の不興をかったことだった。このことについては何を言っても主観になってしまうのでうまく説明できない。特別粗相をしたつもりはなかった。ただ、今まで仲良くしてくれていたその人が、飲み会を境に急に全く絡んでくれなくなったので、何かしてしまったのかな天…と思った、というところだ(他の飲み会メンバーからハブられてはいなかったけれど、わざわざ「私なんかやらかしました?」なんて鬱陶しがられる自意識過剰質問しづらかった)。強いて言えば最初、私のスマホ電波があまり良くなくてもたついたせいで若干場を乱してしまったとか、その人が話しているとき一度トイレに立ったとか、そういうことはあった。もしかしたらとんでもない粗相無意識のうちにしていたのかもしれないし、あるいは全く別の理由かもしれない。

とにかく、その人が絡んでくれなくなった瞬間、その人の取り巻き的な人たちがほとんど反応してくれなくなったのだ。

Twitter彼女たちがワイワイ盛り上がっているのがやたらと目についた。彼女たちの創作をヨイショすれば機嫌を直してくれるかもしれないけれど、不純な動機同人を利用するのはもう嫌だと思っている自分がいた。

私は、何をすればいいのかよく分からなくなってしまった。彼女たちより有名な字書きになって見返してやろうと憤ったり、自分を責めたりと、このご時世において生活に困っていない恵まれた身でありながらバカみたいな理由メンタルがぐちゃぐちゃになった。ジャンルの顔的な人や、それに媚びている取り巻きたちのかい推しを目にするたび、推しのものが嫌いになり始めている自分がいた。

(また、同人界隈がきっかけになって仲良くなり、LINEを交換して旅行などにも行った人たちがジャンル移動していたため、TwitterでやりとりすることがほぼなくなったというのもTwitterをやめるきっかけの一つでした)

楽しいこと、心が慰められることよりも、つらいことの方が上回っていると気づいたとき、やめようと思った。

そして私は、ずっと私の生活の中心にあった同人アカウントを消した。消す前から、このご時世における自分の悩みの卑小さ、不毛さには気づいていたが、消して改めて、自分が長い間スマホの中の小さな世界を首を縮めてのぞきこむばかりで、顔を上げてきちんといろいろなものの広がる世界を見ていなかったのだと気がついた。

思えば、どこかに観光に行っても、何を食べても、Twitter投稿することばかり考えていた。何を書けばウケるかとか、通知の数とか、そんなことで頭がいっぱいだった。いつのまにか自分自身で、同人アカウントしか場所がない状況を作っていた。

世界の命運や肉親の志を背負って闘うエドと、ただの同人字書きの私では月とすっぽんよりさらにかけ離れており、同じ括りで語るのはおこがましいこと限りないということは分かっている。

しかし、そのとき私は確かにエド最終回での清々しい笑みの理由がわかった気がしたのだ。

エドは、錬金術能力を手放すとき、「思えばずいぶん踊らされたよな」と口にした。錬金術師として活躍したエドは、しかし、錬金術母親を蘇らそうとして大切な家族を奪われ、錬金術を使い倫理にもとる悪事をはたらく者たちを数多く見てきてもいた。錬金術は、壊した物を直すこともできるし、武器にもなる、一見万能な術だ。しかし死んだ人間を蘇らせることはできないし、錬金術頼みでは解決できないこともたくさんある。

Twitterも同じである日常のあらゆる情報リアルタイムで発信する。Twitterを使えば全世界の人々と繋がれる。しかし、日常に入り込むそれらは、同時に、日常を強大な「それ」(錬金術/Twitter)なしではいられなくさせてしまう。「それ」を利用しているはずの私たちは、いつのまにか「それ」越しでしか世界を見られなくなってしまう。

錬金術しろTwitterしろ、便利ですごいものは良くも悪くも影響力が大きくて、世界もの見方を変えてしまう。それに振り回され、人間の作った枠組みの中でおだてられて自分はすごい人間なのだと慢心し、甘い汁を吸ったかと思えば虚しい思いもする、そんな力の渦から脱却したから、エド最後、笑ったのだと思う。

Twitterを退会し、同人交流をやめてできた時間の中でやりたいことは意外と早く見つかった。小説映画など色々なものに触れてみたい。資格を取ってキャリアアップしたい。今は難しいが、時勢が安定したら小説カルチャースクールに通いたい。どうにかして、ネット頼みでなく新たな交友関係を築けるよう模索していきたい。

たぶん、徐々にTwitterをやめたことに対する寂しさや後悔は増していくのだろう。それでも、私のなりたい未来の姿は小さな世界局所的人気者ではないから、寂しさを糧にしてふんばりたいなと思っている。

最後に。

鋼の錬金術師は最高だからみんな読もう。

2020-05-15

貧乏暇なしの自炊なんぞ最悪鶏肉に火を通せればいい

硬く仕上がっても消し炭になってないなら焼肉のたれでもかけときゃ食えるわ。

火が通ってるか自信なければ、途中で半分に切ってみて焼き具合を確かめればいいしな。

慣れてきたら野菜の下ごしらえの方法を調べる。調理方法なんてまとめて煮詰めて麺つゆぶち込めばいいんだよ。

とにかく、健康損なわない程度に食えるもん作れりゃいいんだ。

2020-05-10

歳を取るごとにどんどん摩耗していく

30代でこれじゃ40代はもう消し炭しか残ってない気がする

回復期がほしい

ずっと摩耗してる

2019-12-05

anond:20181017213622

商品の青いコーヒー消し炭みたいな味なのは一体、どういうことなのだろうか。匂いもなんか、香り高いというか、木炭っぽいなと思ってしまった。

2019-06-06

ムカつく奴がいる

ムカつく奴がもてはやされててムカついてたけど、そんなとき、どうも心の奥で「そんなこと思っちゃいけない」とか「負け犬の遠吠え」とか、自分感情ブレーキをかけるように感じていることに気づいた。

そのせいでムカつきがさらに倍になっていることにも。

そいつのことがムカつくし腹立たしいます消し炭になってほしい。

純粋気持ちでそう考えていることを認めたい。

ますそいつ四肢がもげてほしいし50年くらい生き地獄を味わってほしい、純粋にそう感じている自分自分否定しないでいたい。

2019-05-29

anond:20190529004521

俺様だ。

女性物証無しに男を貶めること』

これが本当ならお前などとっくの昔に消し炭だと言ったんだ。お前だけじゃないぞ。男の殆ど死滅しているだろうな。

ちなみに物証なんて一般市民がそうそう用意出来る物じゃないので、それを考えるのは警察検察裁判所仕事だ。

一般市民被害を受けたら訴えればよい。それだけ。

anond:20190529002714

じゃあお前もう生きるなよ…

女が本当に本気で男を陥れるつもりなら、お前なんかとっくに消し炭になってんだよ…

ちな横

2018-09-05

anond:20180905091336

日大問題しろ、これらの炎上機構には飽きっぽいファイアスターターの他に「消し炭となって潜伏し続ける」アレな人っていう存在が必ずいるからな。

スマイリーキクチ事件のああいう人な。増田で言う安倍bot

この人たちが法や論理倫理無視して毎日組織フラックスを塗って行ってくれる。

この存在こそが本質的問題であり、排除しづいからこそ炎上を起こしたくないというのがあるのだろう。

なお、ヘイトスピーチ関連法だと以下の法があるみたいだけど主語が「国」「地方公共団体」だから微妙営利企業には適用できないみたいだな。コンプラ方面からつんつんしたい人はもっとほかの法律を探してみよう。

http://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=428AC1000000068

2018-04-14

やはり人類は滅びるしかない

何もかも駄目だ。全て消し炭になってしまうがよい。

2017-06-09

ネットの速度が早すぎる

shi3zがヨッピーへの煽り記事を書いたのが朝7時、それにツイッターFB反論が入り丁々発止、昼過ぎには追記や訂正が何度もなされ、マストドンコメまで拾い上げられ、ハゲがまとめはじめて、俺が仕事から家に帰って今日始めてはてブを見るころには敗北宣言に100近いブコメがついて消し炭しか残ってねぇ。

流れ早すぎだろ。お前らネットに住んでんのかよ。朝起きてまずはてな、休憩時間はてな、昼飯食いながらはてなかよ。はてな生命体かよ。まともな人間は働いてるか勉強してるか陽の光の下で遊んでる時間だろ。なんでオッサン同士が小競り合いやってる画面をグリグリいじってんだよ。やっぱ普通じゃないわお前らはよ。

2017-04-12

はじめて揉めてしまった

フリーランス5年目だけど、はじめてクライアントトラブルを起こしてしまった。

普段はなるべく穏便に進めようと調整するので、揉めたりすることがほとんどない。とても人に恵まれていたのだと思います

日常でも怒ることはほとんど無い。

問題プロジェクトは前任者が炎上させて消し炭になった状態リリース直前で何もできていなくて、みんな困っていたのを、

数ヶ月間、数日しか休まずに色々頑張ってなんとか形した。お世話になっている人たちだったから、なるべく良くしてあげたかった。

でも、やっぱり急造だったので、リリース後も不具合も多いんだ。


で、クライアント担当者が変わったんだ。その担当とは一回しか会って打ち合わせしていない。

でも、その担当の態度や言動・行動すべてが私の中の一線を超えてしまっている気がしたんだ。

数ヶ月ずっーと作業していたので、不満も溜まっていたのだろう。

打ち合わせ後のグループチャットのやり取りでブチ切れてしまいました。怒り慣れていなので加減がわからず、

全部契約破棄してしまった。引き継ぎも何もしていない。チャットメール電話拒否した。

でもきっと不具合は続くだろう。

大人としてだめなことをしたのはわかっている。私にも非はあるのはわかっている。

でも、どうしてもあの担当の態度や言動や行動が許せなかったんだよ。

後悔はしていない。

そんな初体験をした今日このごろ。ドキドキして眠れそうに無いです。

怒って辞める人ってメンタルいね。私には無理だ。

2017-01-22

ペリリュー楽園ゲルニカを最新話だけ読んだんだけど

絵が見やすかったから三月のライオンのついでに読んだのよ

内容は大まかに言うと

過酷環境ペリリュー島米軍の掃討部隊と戦う絶望的な日本軍を書いた漫画

それの雑誌掲載の最新話だけ見たんだけど、ラスト洞窟に隠れてた軍人達が見つかって入り口から火炎放射機で焼かれるシーンで終わっててな

そこで昔なにかで見た火だるま自殺は最も苦しいみたいな文を思い出して、そういや原爆で全身の皮が爛れてもすぐ死なない訳だから火炎放射機で焼かれても即死出来ないのでは?と思うとゾッとして

火傷って小さい水ぶくれでも破れたらメチャクチャ痛いのに、全身焼かれてもなかなか死ねないのは地獄すぎないか

火炎放射機で殺されるのって一瞬で消し炭くらいの威力があるのかな

こええなぁ

2017-01-15

スーパーサラリーマン左江内氏めっちゃ怖い

家族リビングで観ていたから、途中から何気なく観たスーパーサラリーマン左江内氏。

主人公が可愛そうで観ていられなかった。

コメディドラマと言えどもそんなに罵るかってくらい罵られてた……。

特に高校生の娘に、作ったご飯めっちゃまずいって言われてた……。

演出する上で主人公が作るご飯が絵に書いたようなダークマターだったらまだ分かるものの、皿の上にはちょっと焦がした程度のウインナーと黄身が潰れて火が通り過ぎた目玉焼きだった……。

そんなん全然イケるやん……、消し炭になってなきゃ食べられるじゃん……、娘が思春期の設定なのかなと思ったけど、小学生の息子にも苦言を言われてた……。

奥さんは1日15時間睡眠必須の自堕落ママ……、怒るとめっちゃ怖い……、そんなん離婚してまえ……。

もちろんコメディドラマだし、第一話だし、これから話が展開していく上での導入部でしかないのは分かるけど、最終的には幸せになるんだろうとも思うけど。

シンデレラの結末を知っていても話の冒頭継母と姉妹いじめ抜かれるシーンをまともに見れない私には、いくらコメディです笑いどころですって言われても人が虐げられてるのを観て笑えるわけもなかった。

怖いなー、怖いなー、と思う反面、原作ではどんなふうに主人公の冴えなさが表現されているんだろうと気にもなりもする。

F先生のことだから、きっとこんなに辛辣じゃないし、きっと面白いんだろうなあ。

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