ワンピースとコナン、両者とも100巻を超えたということで迎えたこの対談。なおコナンのほうが話数はちょっと多い。
ファンとしても青山剛昌がたびたびワンピースの名前を出していたこと、100巻が同じタイミングで来るのでそこで対談をしたいと言っていたこと。コナン100巻のときに尾田が青山を戦友だと祝ったことなどがあったので、かなり楽しみにしていたのだが、ついに初対面!
なんとつながる表紙!声優の祝福コメント!コラボ動画!看板!などなどお祭りムードが漂った中でサンデーの編集長は尾田に名刺を渡していつでもこっちに来いと言わんばかりの熱だ。
多分青山はこんな大事になるなんて思わずに提案したに違いない。
そんな対談では読者が初めて知る新情報も散見された。作品ファンは要チェック!なのだが本当に面白いのは二人のスタンス、そして雑誌の色がわかる部分であった。
常にアンケート順位を気にしている。そして他誌のことはライバルだと思っていたそうだ。ワンピース連載当初というと灰原哀が出てきた頃でコナンは人気爆発を始めたころ。だからコナンは敵でライバルであったので読まなかった。しかも「推理漫画が少年漫画の一位であってはならないと思ってた」などの超失礼発言が飛び出す。現場のジャンプ編集長はここで胃が焼き切れたであろう。
そんな尾田に対して青山はジャンプはサンデーの味方だったと話す。仏か?
そもそもジャンプは自分の描く漫画と共通点が無いのでライバルになりえないらしい。
元々ジャンプは漫画家が入れ替わる漫画雑誌だ。それに対してサンデーは漫画家を据え置きで漫画が変わっていく風潮がある。
このあたりが二人のスタンスを大きく分けた部分でもあり、二人がその雑誌の色にハマった部分でもあるのだろう。
そしてジャンプとサンデーの違いを青山が指摘し、尾田が解説した部分が興味深かった。
ジャンプはラブコメはラブコメ、バトルはバトルと分かれている。それに対してサンデーにその境目はない。殺人もラブコメも同じ場所で起こるのだ。
ジャンプは恋愛を挟まずヒットした作品が成功体験としてあるのだろう。尾田自身もラブを挟むと人気が落ちると思っている。
しかし青山は即答で否定する。むしろ燃え上がって応援してくれると言う。これは青山やサンデーがラブコメを挟んだ作品で成功体験があるからだ。
ジャンプ側の前編はそれが如実に現れており、尾田が「あの頃のジャンプを語ってくれ」と頼むと青山は「マガジン派だった(見てない)」と返すのだ。
ジャンプの第一線でずっと戦ってた大手企業勤めの尾田とサンデー特別顧問的立ち位置でアホほど稼ぐフリーランス青山と言った感じ(干支が一回り違うのもある)。
そんなバチバチジャンプ対談から後編サンデー対談になると、一気に空気が緩和されるのだ!こんなところにも雑誌の色が?と思ったのだが、狂犬の尾田が仏の青山に心を開いていくのだ。
・ファンレター嬉しい
・考察厨の扱い方
・周囲だけ変わっていく
・映画に関わりすぎた感がある(忙しい)
・一作品で好きなこと全部やってる
・一応終わろうとは思ってるが約束しきれない
狂犬尾田が最後には「せーので一緒に終ろう」とか言い出すほどなのだ。
正直なところ青山はいろんなジャンルの漫画家と対談する機会も多いのと超がつくマイペースなので、どこでもこんな風ではある。
しかし尾田のこの感じはなかなか見れないものだった。とくに少女漫画大好きの青山にラブコメを後押しされてしまった今後の最終章ワンピース!いたる所でカップルが生まれるかもしれないし生まれないかもしれない!
そのきっかけとなるかもしれない対談、何度も言うが必見である。
なお大量に入荷したらしい近所のサンデーがもう売り切れているので注意が必要だ。電子もあるがポストカード欲しいなら急ぐように。
尾田栄一郎はジャンプ読者がそのままジャンプ漫画家となったジャンプ至上主義者の態度がそのまま現れててキャラが立ってたな 「ジャンプ以外は興味ねぇ!!」って大声で言える風格 ...
小学館は編集がクソだからなあ
長期連載の漫画家ってなんかプロ意識感じないんだよな。そんな長いストーリーがベストなわけがない。 その点、進撃の巨人とか、鬼滅の刃は潔かった。
稼いでこそプロだよ 長く続けると周りにも多大な利益が出る 人のためになればもうプロっすよ
キモい。 チャンネル桜あがりのチンピラ代議士となんで対談してんだ? あれか、表自戦士繋がりか。 それで面白い面白い、って言えるんだからお前らほんとチョロいな。
もしかして 青山繁晴
>> 自分の年齢もだが声優の年齢も心配 << ジジイのションベンみたいにダラダラダラダラやってるからな。
ジャンプ買った人がサンデー買ったら数足りないだろ!
初期の青山は独特な絵を描く人で好きだった
ジャンプしか読んでないけど対談面白かったわ サンデー買ってみよかな
サンデーには高橋留美子・あだち充というメディアミックスの権化がおり青山も追随したわけだが、 ワンピース、尾田の同時期に脂が乗った漫画たちはクールジャパンの導火線になった...
ジャンプとサンデー買ったわ