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2020-07-10

「美味しさ」も暴力

「美味しさ」は絶対善では無い。つまり、「美味しさ」も光量や音量と同じで、料理は美味しければ美味しい程良いというものではないのだ。

ということを他人に何回話しても、なかなか理解してもらえない。なので、「数学は体力だ」のようなタイトルで端的に思いを表現してみた。

多くの場合、「美味しくないより、美味しい方がいいでしょ」と返されてしまうのだが、その美味しさが自分が想定する以上に存在するのはラッキーでも何でもなく、単に邪魔だと言いたいのだ。

例えば、天才数学者がアイデアを思い浮かべながら定食屋に入ったとする。提供された料理が彼の思う美味しさをはるかに越えていて、その味に意識を奪われアイデアを忘れてしまった場合を考えてほしい。

調理者はそのはるかなる美味しさに自信を持って、評価笑顔で期待するだろうが、客である数学者に怒りの眼差しを向けられるのは当然だろう。

言いたいのはそういうことであり、必要以上の「美味しさ」を与えられることは私の意識を奪うという点で、暴力さえに値するような事項なのだ

まり食事においてはハプニングを期待していない。食事には何かを思うことで、思考リソースを割きたくないのだ。だから、逆に「美味しさ」に関する評価を求めてくるのも辞めてほしい(その非対称性から、それは「食事パワハラ」だと言える)。

その点では、「人間失格」でだったか太宰治子供の頃、家族食卓を囲むのが最も苦痛時間だったって話も理解できる。食事というのは、「美味しさ」を中心とした多大なコミュニケーションコストを伴うのだ。

というか、口に物を入れるなんて一番命に関わるリスクだ。伊藤計画の「ハーモニー」で、食事の度に、その飲食物摂取することの危険性がディスプレイに示される様子が描かれているが、今後は、酒類タバコに限らず、菓子でも野菜でも実際にそうすべきかと思う。

同書の世界では、「プライベート」という言葉性的意味合いを帯びて表現されていたが、食事という行為も性行為ぐらいの存在感になればいい。そうなれば、食事の嫌いな人が居ることや、「美味しさ」の一方的暴力性を理解してもらえるだろう。

個人的には、イーガンの「順列都市」のように、オプションで、食事不要でも生存できるスタイルが選べれば一番良いのだが、そうでなくとも、藤子不二雄のどっちかの「21エモン」で登場したような、一回の食事タブレットを何粒か飲むだけで済むという世界になればいい。

タブレットではないが、今のところは、菓子パンのカロリーの高さに救われている。カロリー÷口への投入回数、という指標において、菓子パンはコスパが良い。「美味しさ」はどうでもいいのだ。)

2020-04-03

anond:20200403075306

イーガンは実はディアスポラさえ読んでおけばいいのだけど、読み終わったらほぼ間違いなく他の作品も読みたくなっているわ。

2020-03-27

今ちょうどテッドちゃん短編集『息吹』読んでて、ソフトウェアオブジェクトライフサイクルまで来て、作品にはそんなに関係ない一文なんだけど新型インフル世界流行経済が停滞し…のあたりでドキってなった。

当該作品自体は順番に読んでる中では一番おもしろかったです。最近イーガン短編集にあったクリスタルの夜とかゼンデギといった、AI創発記でのいかにしてAIを作るか、その時の倫理的な側面についての話というか。

2020-03-10

anond:20200310112955

これを言いたかっただけなんじゃね?

言う為に前戯として僕勉を例に無駄無駄に長文をだらだらだーらだら書いたんじゃねえの

イーガンよりエフィンジャーブルーススターリングオーストンスコットカードルーディラッカーの方が好き

anond:20200309211602

オーストラリアSF作家グレッグ・イーガン信者です。この状況が嬉しくてしかたがないです。

私たち日常で多くの決断します。それはリアル人間でもフィクション登場人物でも同じです。あのとき別の決断をしていたらどうなっていただろうと,夢想することはよくありますが,それは益体もないことです。現実は一つしかありません。私たち決断をする権利とその結果を享受する義務があるだけです。

ですがもし,あらゆる決断について別の決断をした世界が同等のものとして存在したとしたら。私たち決断意味なんてあるんでしょうか。これは決して空論としての問いではありません。現在物理学で主流の考え方の一つとなっている多世界解釈が正しいのであれば,私たち生き方に関わる完全にリアル問題です。

それを提示したのが2002年イーガン短編ひとりっ子Singleton)」です。彼はその中で一つの答え(意味なんかない)を提示し,その答えにしたがったギミック意味回復するための発明)をも提案します。

もちろんイーガンは自らの結論を読者に強要しません。読者は自ら考え,答えを見つけなければいけません。

今回,これと同じ様な状況が一般コミックしかラブコメ世界で展開されます主人公ヒロインの誰を選択するのか。その選択の結果が5通り,同等のものとして実在するとしたならば,その選択意味なんてあるんでしょうか? 多くの場合恋愛という概念は唯一性をその価値根本として要求します。すんなり受け入れられるはずがありません。

この問題に,作者が物語を通してどのような結論提示するか。また読者がどのような反応をしめすのか。楽しみです。

2019-10-30

anond:20191029165916

イーガンの量子サッカーばかり話題になる『ボーダー・ガード』は、創作でよくある不死者の苦悩とか不死は呪いみたいなネタ馬鹿にしてたりとなかなかおもしろかった。

2019-10-29

anond:20191029152636

ロボものサイボーグもの視点から抜け落ちてるならオススメ

脳と身体機械でありバックアップ可能ということは、疑似的な不死であり、それを扱う作品がそれなりにある。また不死がいざ失われた時に機械自己犠牲できんのか、という展開もアツくていい。

ガチSFならイーガンとか。ラノベなら『エスケイプスピイド』。ゲームじゃ最近は『ニーアオートマタ』があったな。

2019-08-05

イーガンファンタジー小説書いたら、やたら物理に詳しい主人公が無茶な世界設定による矛盾に延々突っ込んでくんだろうなって前々から思ってたけどビットプレイヤーがそんな感じで笑った

2018-11-21

anond:20181121143952

話ズレるけども、イーガンは当初はディアスポラハードすぎるSF代名詞に上げられてたけど、その後のクロックワーク・ロケットかのこ世界物理法則とは違う世界描写だの、シルトの梯子の一応この世界の遠未来ではあるけども遠未来すぎて少し登場人物の考えについていけないところがあったりするのを読むとあれでもまだすごい読みやすかったんだなって思えてしまう。

2018-05-18

エウレカセブンを見終えた

少しずつ見続けて、ようやくエウレカセブン全50話を見終えた。

感想

面白かった!!」

巷で名作!名作!と謳われているのにも実に納得。

というか、平易に言って「これって綺麗なエヴァ?」と見終えてまず思ったけれど、むしろそれは良い意味であって「エウレカセブンを未視聴のエヴァファンは、もう新劇に期待するのをやめて、これを見ろよ!」って思えるぐらいには満足した終わり方。

そして小ネタも満載で、「イーガンとかティプトリーJrって、登場人物名前そのままだけどいいのかよ!てか電気羊のパロもあるじゃん」なんて拙いSF好きとしても笑える箇所も多くて楽しめた。

かにオマージュ的なネタは多く感じたし、それを探すのだけでも楽しめそう。そんなオマージュたっぷりでも色物的な感じはなく、王道として十分な面白さ!

いやあすごい名作だった!もっと早くに見てもよかったかな、なんて本当に思えた作品

あとアネモネエヴァアスカモチーフにしているのかな?そのキャラ性は似て感じたけれど、このキャラの結末もあわせてエヴァ好きにもっと知ってもらって良い作品には思えた。

2018-04-19

我々の住んでる宇宙が徐々に飲み込まれ消滅してるってカタストロフィに、お決まりのその災害のなかで描かれる愛と別れの物語やその現宇宙災害をどうにか止めようとか消滅させようという科学者たちの奮闘というのが主役でなくて、消滅させるなんてもってのほか研究したりするほうが大事って派閥のほうが主役になる辺りがイーガンだなあと思いました。

2018-02-13

anond:20180213104422

仕方ないなあ。元増田お姉さん信組勤務29歳と一緒に考えましょう。

俺は一度に全員覚えられないから、印象に残ったキャラクターを主軸に見ていっています

ビルとか有能そうじゃん。すぐ死にそうな気もするけど。ビルはどうして船に乗って来ているのか。同じように乗ってきた連中はどんなのがいて、どんな服を着ているのか。

オイト王妃めちゃ可愛いじゃん。寝起きとかめちゃ最高。王妃は他の王子王妃をどう考えているのか。

バビマイナ、敵勢力なんだけど良いやつそうじゃん。死にそうだけど。バビマイナはどんな勢力に属していて、どんな衣装を着ているのか。

あと個人的に、ベンジャミン王子の部下の色が浅黒い禿げのマッチョがめちゃ気になっていて、出番少ないけど注目している。

気になるキャラシチュエーションをいくつか設定して、そっから網の目状に手を伸ばしていくのがコツだと思うぞ。

漫画にマジになってどーすんのって感じだが、仕事とかでもそーでしょ?

んで、わからない所は飛ばししまっていいし気にしなければいい。漫画なんだから深く考えることもないだろ。イーガン小説とかとおんなじだ。

大事なところだったら、その内連載で明らかになったりする。

どうしても気になったら他の人の考えを自分で調べてみれば良い。

40歳係長の俺が言えることはそんなところだ。

2017-12-26

法則から構築された

世界とかSFとかないとか定期的に上がるじゃん。

てっきりみんなイーガン程度じゃ満足できないって事か、読むのに常時計算しながら情景を把握するのなんて楽勝って事か凄いじゃないか、って思ってたんだけど。

まさかの未読なのか。

ディアスポラ程度ならまだいい。白熱光も引っかけに引っかかったけど二回目でわかる。だが直交三部作あの世界でこの世界と同じような熱力学を成立させる方法が未だに思いつかない。同レベルに面倒なシルトの梯子はどこら辺がヨタなのか気付けば意外とするりといける。

訳出の時期からし直交三部作は読んだ上で増田に書いてるのかと思ってたよ。

ちなみに最新作の「Dichronauts」は更にギアが上がり2+2次元になり、真面目に計算して読む作品になってる。回転に対して不変なので、作中の情景を感覚的に推測するより計算した方が馴染みやすい。

何を読んでたのか疑問に思い出すからオススメだぞ。世界構築の堅固さや新規性ならイーガン読もうぜ!

2017-10-21

anond:20171019231042

イーガンを勧めたいところだが、このラインナップなら「カエアンの聖衣」をお勧めしとくか。

新しい作品だと、今度映画化もされる「全滅領域」が良かった。SFかどうか微妙ではあるが。

2017-09-19

https://anond.hatelabo.jp/20170919135353

ブコメにもあがってるけどイーガンの「暗黒整数」(『プランクダイヴ』に収録)だと思われる。

ルミナス」(『ひとりっ子』および『90年代SF傑作選 下』に収録)はその前日譚なのでこちらを先に読んだ方がいいかも。

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