はてなキーワード: 生憎とは
感想をネタバレまくりで書くのでまだ帰ってきていない人は見ないほうが良い。
かなり個人的解釈が含まれる上私は腐っているのでそちらもご注意。
よろしいだろうか。
~旅立ちセリフ編~
いや・・・・イメージ通りすぎるやろ・・・・・・・・・・・・・
しかも 舌 打 ち ま で し て く れ た
舌打ち「してくれた」というより舌打ち「されてしまった」という方が正しいのかもしれないが
いやはや本当にありがとうございます・・・。
しかもやっぱり黙って出ていくつもりだったんですね・・・だと思ってたよ・・・本当にありがとう・・・・
~帰還~
なんだその左腕と丸いの
右腕だけで敵を2体は屠れそうである。強さを求めてるって感じでイイな・・・
丸いのは・・・・何か元主の衣装にそういうのがあるのだろうか?
あとシルエットの時から思ってたのだがその刀の持ち方はどうなのだろうか。
つよそう(小並感)
~手紙~
手紙に宛名書かねえ上に忌々しいってなんだよ・・・・・面倒は予想してたけど・・・・
めちゃくちゃ不遜・・・・邪険にされてる・・・政宗公は筆まめだったってのに・・・
でもめっちゃうれしい・・・・そうだよ・・・・それでこそ大俱利伽羅さん・・・
政宗公については全く詳しくないのでへ~と思いながら読みました。
義伝見たくなりました。
3枚目!!!!!
これ!!
強くなるためには今の主(審神者)が必要→じゃあ利用させてもらおう
口も達者だし頭も柔軟って~~カ~~~~カッケエ~~~!!
も~~存分に利用してください・・・
私はどの刀に反旗を翻されたいかというとダントツで大俱利伽羅さんである。
~ボイス色々~
あまりの衝撃にこれは何ボイスだとかいう語彙をド忘れしているので
長くなるので衝撃を受けたもののみ。
「俺と話しても~」
ちゃんと周りのこと見てるんだね・・・余裕を感じる。
「あんたは俺に何を~」
ウッス・・・
これはクリックに関してでいいんですよね
でも呆れてる風で絶対零度ではなく生暖か~い感じがイイですね
心開いてはくれてるんですかね
「戦場は~」
ありがとう!!
前なら確認なんか取ってこなかっただろう。
でもどっちにしろ今も確認は取りつつ決定事項という感じはする。
「ようやく~」
いや声が優しすぎる・・・・・・こわい・・・・・ありがとうございます・・・・
「俺を連れて行っても~」
無理やり連れていかれた感があって非常に良い
ちょっと怒ってるし呆れてるのだろうか。
「わかったよ」
「なんだよその目は~」
なんだよその目はのトーンがスッキ
なんていうか、成長したな・・・
大人の余裕を感じた。
「先に行くぞ~」
や、やさしい~~~~~~!!!
強者の余裕を感じる。
「俺は好きに戦う~」
強者の余裕がすごい
「詰めが甘いな」
貴方の右腕はすごい鋭そうですもんね
そっちは爪だけど
「どこで死ぬかは~」
信念を感じる
ことばがでない
「敵、じゃないのか・・・。」
これスッゲーーーーーーースッゲースッゲー好き
「ほかの連中と~」
みんな違ってみんないい(?)
「刀は殺し~」
かっこいい
ことばにできない
「死にたがりって~」
語尾がやさしい
強い男って感じで最高
「・・・ふん。俺に~」
なんでドヤ気味なんだ・・・・
燭台切との畑会話で存じ上げております
恐らくないとは思っている。
あくまで戦に連れて行ってくれる、使ってくれることが主体である。
「戦場を決めるのは~」
前の長期留守セリフではイケズ(多分8割本気)言ってたのになんだこの審神者がいないと強くなれないと
知った途端の変わり様は・・・・
そういうところが好きです
~中傷グラ~
極前よりかなり破れていてすごくいいと思います。
~真剣必殺グラ~
着痩せするタイプか。
なんとなく炎で赤のイメージだったのが闇・炎みたいなカラーだった。
うちの母は25のときアパレルの店長になる話を蹴って親父と駆け落ちした。
そのおかげで俺はいるんだけど、そのせいで今の人生を歩んでると思うとちょっと申し訳なくなる。
というのも今は45で鬱と狭心症と坐骨神経痛で働けない状態にいる。
鬱の末期で親父と離婚してから生活保護で国に養ってもらいながら生活しているんだけど、俺は反抗期のときに「親じゃなくて国のお金で育てられてる」なんて心無いことを言ってしまった。
なんか話が変な方向に行ったりするけど別に人に読ませるための文書いてるわけじゃないから気にしない。
今もそのこととか引っかかってて、俺が働きだしていくらお金があれば親を幸せにしてあげれるだろうかなんて考えたりする。
本人は病床に臥して大体9年になるから、そろそろ働いて自立したいと言っている。それを自分は応援するし、サポートしたい。9年前の元気な頃と比べて母は心身ともに、あと薬のせいか病気のせいか頭の方も衰えてる。その過去とのギャップや環境の変化、周囲の風当たりや焦燥感がとても心配だ。多分俺自身が思うよりもっと本人は悩んでると思うけど。
俺は大学生。一人暮らしを初めて一年とちょっと。未だに実家には顔を出すが、最近急に親が老け込んでしまった気がする。
クソみたいな男に引っかかって、そんな親父に見た目の似た子供を育てて、自分の夢を捨てたまま死なれちゃったら母の人生は何だったんだ。
母は悪いことをしてないし、唯一間違えたことがあったとしても、無理して働きすぎたことだ。それも他人のためだし。
離婚に関しても、離婚寸前まで俺は離婚する前の生活が良かったって思うぐらい、あんまり嫌なところを見せないようにしてくれてたしそのせいで離婚当時は酷いことを言ったかもしれない。
自分も服が好きだし、服が好きな親には服に囲まれて自分の店で服を売って暮らしてほしいなって思う。
大学の生活は可もなく不可もなく。成績は結構優がある。バイトと給付型奨学金で高卒会社員並みの給料はあったからそれを半年ずっと貯めて、貯金が50万。今も奨学金をもらってて月4万の収入がある。
大学の学費を利子なし奨学金で賄ってるから、数年後の自分の生活に怯えるぐらい。
生憎、兄弟や親と助け合って生きているもんだから姉も俺も水商売だとか、土建屋で働くとか、無理に自分を削って金に替えることはしていない。
仕送りとかそういうのは全然ないけど、たまに実家に集まってみんなでご飯食べたりしている。
奨学金を返すために借りている奨学金とか自分でも変なもの借りてるなと思う。
大学入って色んな人見るし、俺より恵まれてる人でも結構壮絶な過去があって今を生きてるんだけどもやっぱり俺より恵まれてて良いなって思う。
でも大体みんな辛いのは自分が辛いんだからってわけで、別に他人より辛くないから辛くないなんてものじゃないよね。さっきの良いなとか言ったのやっぱなし。みんな頑張れ
自分よりすごい人には負けたくないなって気持ちはあるんだけど、無理をしないってことが一番大事に思ってるから頑張るってことをあんまりしてない。
それがクズならクズで仕方がない。甘えでも仕方がない。実際自分の近くに無理をしてどうなったか教えてくれる人がいたし、俺はクズで甘えの人間のままだと思う。
苦を苦に思わないものこそが自分のするものであって、それを見つけるのが人生だと考えている。
同い年や先輩で大学行きながらエンジニアしたり物作って売ったり色んなことしてる沢山の人見て本当尊敬するし仲良くしたいし負けたくないなって思うしめっちゃ嫉妬する。
俺もIT系の未経験OKのバイト行って、会社のためにプログラミングの知識高めて色んなことしたいのに、探して応募したら一切メール帰ってこねえの。なんでだろ
だいたい聞くと親のツテでプログラミングとかそういう類の物に触れるきっかけがあったりするっぽくて、まあなんかもうしゃあないなって感じ
今思うとバイトもバイトでどこ面接してもシフトぎゅうぎゅう詰めにしなきゃ雇ってくれない(そもそも条件飲んでも雇わない、連絡くれない)なんてことあるし学生の本分が何なのか理解できてないんだろうか。そもそも俺自身そんな魅力のある人間じゃないし、軽く見られてるっていうのが99割ありそうだな
海に行きたい!山も見たいね。綺麗な景色が見たいなあ。じゃああの人を誘って車出してもらうのどう?普段は来れないあの人も誘おうよ。結構きれいな形で旅行の話はまとまって、詳細は後日決めよう!でその日はおしまい。
自分抜きで。
SNSに楽しそうな写真が載っているのを見て自分の目を疑った。以前話をしていた内容もメンバーもほとんど一致している。その旅行が実行されることは一切知らなかったので、見た瞬間に頭が真っ白になってしまった。
単純に誘われなかっただけと考えれば簡単かもしれないが、普段から仲の良い友人たちだったので個人的なショックが大きく、残念なことに今日一日上の空だったことは否めない。
タイトルのような被害者意識で、このモヤモヤを「どうして誘ってくれなかったんだ!」と友人にぶつけるわけにもいかない。だが生憎、自分の中でいますぐ消化できるほどのメンタルは持ち合わせていない。
大学一年生、ちょっとぽっちゃりめの冴えない雰囲気をまとっている私さんは、どう考えてもまぁモテるタイプではないんだけど、ご老人受けは元々いい方だ。
まあそりゃそうかもしれない。にこにこしてて、ブラウスにロングスカート。話しかけやすさは半端じゃないだろう。
その日、大学の試験で思ったより解けなくて、落ち込んでたので「そうだヒトカラ行こう」って大阪の商店街に繰り出した。土曜日の昼間だからそこそこに賑わっていて、初めて行くカラオケを探しながらふらふらしていた。
不意に肩を叩かれて、振り返る。そこには自分の祖母くらいの年齢に見えるひょろっとしたおじいさん。
やたらニコニコしていて、すこし考えた。この人誰だろ……。
「昼探してんのか。奢ってやるから一緒に行くぞ」
いきなり断定だった。おじいちゃんパネェの。というかナンパだよね?私、人生初のテンプレートみたいなナンパ、ご老人に受けてしまってるよ……
花の女子大学生、なかなか残念な感じなんだけどどうしてくれんだおじいちゃん!
少し後退って、苦笑いで返す。
「いえ……昼は……。カラオケに行こうと思ってて」
基本私はとてもいい子。角をたてないように断ろうと頑張ってみていた。ちなみに昼は今日は抜こうかな、その分でカラオケ行こうかな、なんて考えていた矢先のことだった。おじいちゃんは私を見つめたまま、にかっと笑ってこう言う。
おじいちゃん!!!!!!その娘の曲選はつまらないと思います!!!!!!!!!歌えるのは生憎いきものがかりとか大塚愛とかなんです!!!!!!!東方とかゲームのも歌いたい!!!!アニソンも歌います!!!!!あとKPOPも最近気になってるのあるから歌いたいかな!!!!!!TTいいよね!!!
頑張って捻り出しても三年目の浮気とか恋のロマンスでいっぱいいっぱいです!!津軽海峡冬景色ならいけるかもしれません!!!厳しい!!!お母さん世代はともかく、おじいちゃん世代は厳しいよっ!
いいから!!!諦めて!やんわり断ろうとしたこの小娘の意図を汲み取って!!!
おじいちゃんはニコニコ隣のお店を指さす。カラオケスナック。いやいや、私まだ未成年なの。オサケ イズ ノメナーイ。
かなり内心動揺しながら「いえ、いいです」と答えて、それからすこし考えた。このおじいちゃん、カラオケに着いてくるぞ。やばい。ろり声作ってきゅぴきゅぴ歌うとかできなくなる。本気のスコアアタックで異常な声量を出すとかもできなくなる。何と断るべきなのか。
「み、見知らぬ方に奢ってもらうわけには……」
「奢るのがだめなのか?」
「はい、奢られるのは……」
「じゃあ奢らないから一緒に行こう」
……は?
はい?
違うやん!そうじゃないやん??
奢らないならもう着いてく意味ないやん?ついてくわけないやん?
わざわざ一人で、友達も誘わずカラオケ行く奴が、おじいちゃんと二人を楽しそうに希望するわけないやん?
おじいちゃん?おじいちゃん??
「……いえ、行きません」
真顔で返似たような問答を数回繰り返す。賑やかの大阪の町並み。大阪のおばちゃんよりおじいちゃんが怖い。助けを求めるように通行人をちらっと見る。あ、これ、みんな見て見ぬふりのやつだ。お姉さんそういうのよくないと思う。
「彼氏と待ち合わせなんでぇ」とか言っておけばよかったと後悔した。この子は大人しそうだし、明らか彼氏いなそうだし、断れないとでも思われていたのかもしれない。こないだまでいたもん!!!!独り身で悪かったな!!!
……何とか断りきって踵を返した。振りきるように商店街を離れる。まだ行こうと思っていたカラオケの場所がわからなかったから駅へ一旦引き返そうと思ったのだった。
名残惜しそうなおじいちゃんの視線を背中に感じた。ごめんねおじいちゃん……私、パパとママにしらないひとにはついてっちゃだめっていわれてるんだぁ。
そんな私の背後から別のおじいちゃんが近づいてきた。若干自意識過剰に体を強張らせると、彼はすれ違い様、私の肩をぽん、と叩いて足を止め、こちらを振り返った。
「あかんぞ、あーいうのについてったあかん。知らん人にはついてったあかんからな。」
そのまま颯爽と駅へ歩み始めるおじいちゃん。私はあっけにとられて口をぽかんと開けながら、その背中に小さくありがとうございます、と呟いた。
同じおじいちゃんでも前者のナンパさんは私を若い女の子、後者の達観さんは孫くらいの女の子、って捉えていたんだろう。あのおじいちゃんの孫はきっと幸せ者だ。
ため息を着いて、私も歩き出す。今日のことを多分忘れない。
……とりあえず、ナンパ経験できたよ、やったね!自慢できるね!!!!
とりあえずお家帰ったら妹に、あと大学の友達にも話そうかな。そんなことを思って、またカラオケ目指してふらつく。
真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。
いい質問だ。
と思ったが、考えてみれば修正はされるものの陰部の描写自体はしっかりとあるのでこの例えは不適切だな。
パブリックドメインになっていて手軽に観れるものもあるから、興味があるなら自力で探したまえ。
今でこそ医学の進歩で治る病気は増えたが、昔は不治の病だといわれていたものも多い。
その時代の人々はどうしていたと思う?
立ち向かっても勝てない病は、受け入れたのさ。
死に至る病であっても、人によっては笑いの種にしたものもいるほどだ。
さしずめ、その時代の意志を受け継いだ“不治の病”が、重課金なのではないだろうか。
生憎、私は医学には明るくないので、それが不治の病かどうかは分からないのだが。
描く必要はない。
正確に言うなら、チキンライスにケチャップを使っているのだから、かける必要がないということだ。
誤解して欲しくないので念のため言っておくが、ケチャップなどのソースをかけていないオムライスはあるからな。
もちろん、ライスにケチャップを使わずに、卵部分にのみケチャップかけているオムライスも店も実際に存在する。
私の店ではない。
私は嘘は言っても間違いはしない。
真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。
どこが笑って、どこで泣くべきか、それを担保してくれる。
更に、そうすることで感情は増幅する。
より楽しめるということだ。
自分のセンスを信じろっていうが、実のところ皆どこかで他人の顔色を窺わないと楽しめないのさ。
そりゃあフルチンさ。
おっと、「別の凶器の方が目立つからですね」みたいなクソつまらんジョークを言ったら脊髄を引きずり出してやるからな。
生憎だが私は神様じゃないし、人間は基本的に争いが好きな生き物だからな。
だが対症療法でよければ答えよう。
要は先ほどの回答の応用だな。
毛が生えているなら尚よし。
なんで死にたいなんて思うんだろう。一人夜中にポツンと何もない自室で椅子に座ってぼんやりとしている時、朝目覚めて外に出るまでの三十分間等々。どうしてか死にたいと思う。どうしてかなんて言っているけれど本当はその原因が分かっているような気もしていて、それでも夢みたいになんだかぼんやりとしていて時間が経てば晴天で、低気圧がやってくればまた雨が降ってそんなことを考えての繰り返し。本当はいつも曇りみたいにどんよりしてるけど、何だか仮面を被っていろんな風に頑張ってる。そういう生きづらさがあるのかな。きっとそうだ。
どうして死にたいんだろう。世の中には恵まれているのに死にたいと感じる人が多い。日本では特にそういう人が多いと聞くけど、どうしてだろう。何が不満なんだろう。何が怖いんだろう。何をしたくないんだろう。きっと何かを拒んでいるけど、それを受け入れないといけない環境にいて、そして誰もその気持ちを汲んではくれないんだろう。そして苦しい。認めてもらえない苦しさ。分ってもらう前に順応を指示される暗黙の日本。典型的な善と悪と英雄を作り上げてそれを祭り上げる世界。そしてそれを自分のみならず他者に望む世界。そういう望みあいに疲れてしまったのかもしれない。往々にして人に対して感じる不満は自分への不満だったりする。人に対しての希望もまた自分への希望で。人はそうして互いに自分を押し付けあって、押し売りして生きていかなくちゃいけない。それは特に日本では共通の認識、常識のように何か目に見えない糸でもあるのか、なにか集団的に抱いている希望のようなものがある。それが古き良きと称される至言たるものなのかは分からないが、そこに違和を感じた人間は生きづらい。この際何も正しくなくて何も間違ってないと言えれば、堂々と言えればいいのに。何も区別などしなくて、徳のあるなし、善と悪、あるべき姿あってはならない姿、対立軸なんてなければいいのに。せめてそれを共通の何かではっきりと示すのならそれは法律でもうお腹いっぱいだ。
何だか時々ここにいると具合が悪くなる時がある。ひどく自分が醜く、他が美しく、そこに向かって努力する美徳が目の前にいつもちらついているような、そんな世界を他者から映しだされ垣間見るとき、すごく気分が悪くなり、悲しいようなやるせないような、とてもとても深い深い気持ちになる。
そういう時決まって、久しぶりにつけたテレビのニュースで、なんてことのない交通事故のニュースを見て、「すごい。」と車の衝突による損壊状況に驚く父のわきで、なんだか画面に目を向けるのが苦しくなって、右耳から入ってくる死亡という文字で何だか視線を変に泳がせながら僕はご飯を食べていて、何だかそんなよくある話を急に想像してみたりして、胸の奥がぎゅっと縮んで苦しくなる。いつもロボットみたいに淡々としているくせに。
結局のところ何を置いて生きていけばいいのか僕は分からないのだ。だから僕はいつも当たり障りのない生き方を演じている内に、いつのまにか体のいたるところがオートマチックへと化して、そして最後には正真正銘のロボットになる。
この先の途方もなく長い人生のことを考えると頭が痛くなる。運の悪いことに100歳まで生きてしまったらどうしようか。あと80年も生きなくてはいけないではないか。少なくとも長寿は全く持って僕に健康的じゃない。どうやって人生をやり過ごしていこうかと考えてしまう。
ただ僕にはまだ家族がいて、この世に存命している。そして僕はいつかその恩を返したいが、どう返せばいいだろうか。母や祖母は「あなたが自立して幸せに暮らしてくれればいい」と言ってくれるが、僕には到底、少なくとも後者の部分は主観的には難しいかもしれない。ごめんなさい。でも、お母さんやおばあちゃんたちが生きている間は僕はなるべく恩を返したい。そうなれるように努力してみるよ。
何ができるだろうか。こんなどうしようもない人間に何が出来るんだろうか。それを探すのが生きるということなら、僕にはとても難しい。
「死にたい」と希死念慮をもつひとたちを理解できないという人がいる。そして自殺は絶対悪だと言う人がいる。うちの兄はそうで、実際に自殺をした同僚の葬儀に出席し、泣き崩れる母の姿を見てそう思ったみたいだ。僕の母もまたそれには賛同しているようだった。むしろ僕がそのことを、それだけがすべてではないと言った時に、ものすごい反発を受けてそれ以上は僕も何も言えなかった。母が言った、「自殺してそのあと取り残された人に対して想う気持ちはあんたにはないの?」という言葉に対して、なんと言っても屁理屈になりそうで、伝えられなさそうで、何も言えなかったのだが。僕の中でこういうものの考え方は正直決着をつけたり答えを求めるのはあまり必要だとは思っていないからかもしれない。だからこそ、それを否定する人にたいして、もっと弛緩してと訴えるのもこの件においては難しいことも分かっている。だが、敢えて考えるなら、僕は死にたいと思って自殺をする人に対して想う気持ちも持ってほしいと思った。それは自分がそっち側の人間だからということかもしれない。あるいはまだ他人事で想像の域を出ていないからかもしれない。だが、どうか、自殺した息子に取り残された遺族に対して同情と憐憫の念を持ち、ともに泣き、想像することができるのなら、自殺した本人のことも想像してほしい。何故やめる。なぜみんなそこで思考をやめてしまうのか。いや、そうやってストップをどこかで価値観によって歯止めを聞かせなければ際限がないという不安は分かる。だから人は決めたがる。答えを見つけたがる。だが、それもいいとしても、ただそれはそれとして、そうじゃない、もっと想像をしてほしい。思考をしてほしい。毎日のように流れる死亡者のニュースも、想像も出来ないような場所で起こる悲惨な実態を、綺麗に見えるものの側面を。もっとよく想像してほしい。そしてどうか決めつけないでほしい。そうしたうえで答えが見つかったと思えばそれは運のいいことかもしれないし、悪いことかもしれない。何故ならそれを証明することが恐らく叶わないからだ。自分という人間の人生で正当化してもそれは答えと思っている本人とってしか答えにはならないからだ。
思うに人生はやっぱり苦しむことだと思った。それは僕にとっての人生の形で恐らくこれからも昔から抱いてきたようにこの印象は変わらないと思う。どんなに幸運で、幸福で、満たされたと感じてもそれは、一時のものでまたすぐに欲しくなるのが人間だと思っているからだ。結局のところ僕は任げがよく分からないのだ。僕は僕という一人の人間を通してしか人間を語ることはできない。そしてこれは先入観とも価値観ともいってこれは絶対的に取り払うことの出来ない壁だと思っている。一方でこう生きることを運命づけられているという粋な言い方もできるだろうか。つまり、いくら推論をかざしたところで無駄に終わる可能性の方が高いのだ。この手の考えは特にそうだ。企業の会計監査のように正確さを求めるような類ではない。
だからある程度僕は僕として生きていくことを開き直って、仕方ないにしても認めていかなくてはいけない。僕が僕と言う人間の醜さから世界の醜さを見出すような愚かな人間であっても、僕は己を巣食う愚かな人間を自らが救ってやり、時には救われる覚悟も持たくてはいけない。決して足元をすくわれないように。
初めから愚かな人間だからこそ、僕はこう愚かなことを考えているのだと認めてやるのだ。
セカイだとかタシャだとか、ほかのものに何かを求めることははなからやめて、自分が愚か者だということを認めて、いっそ認めず自分だけを頼りに生きたっていい。
生きれれば何よりではないのだろうか。もし、生きれるならそれは何よりだろう。そう言い聞かせていくしかないのだから。僕らには生きていくしか道は残されていないのだから。そうだろう。そうだろう。
真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。
昔のワルさ自慢なんていい大人のすることじゃあないが、まあ答えよう。
「こちら側のどこからでも切れます」を切れにくくするイタズラをしていた。
何を隠そう、君がたまにアレを上手く開けられなかったのは私の仕業だったのだ。
もちろん、あくまで子供の頃の話なので、もし未だに開けられない袋に出会うことがあるならば、それは君の問題だ。
噂では生業としてやっている奴も未だにいるらしいが、残業代は出ないらしい。
せいぜいサムズアップしつつも皮肉のあるレビューをすることで、不評を賛否両論に押し上げている程度のことくらいしかしない。
そういえば、Amazonレビューとかでも似たようなことはしたことがあるな。
レビューにかこつけた「隙あらば自分語り会」や、「知識お披露目会」とかを開催したことはあるな。
これが意外と参加者が集まってな。
今は私の元を離れて別の人たちが主催しているが、内容はほとんど変わっていないから大丈夫だ。
そうすることで、他人の評価なんぞアテにするもんじゃないってことを遠まわしに伝えてやっているのだよ。
……なんていうこともなく、単に自分本位にやっているだけだが、皆そんなもんさ。
2回戦。
またも知り合いで、この番組の規模の小ささに他人事ながら不安になる。
「マスダ、生憎だが僕には勝てないよ。このゲームの必勝法に気づいたからね」
タイナイは相対すると俺にそう言い放つ。
どうやら何か秘策があるようだ。
だが、それを2回戦で、しかも対戦相手にわざわざ言うメリットがあるのだろうか。
「それではマスダさん。解答をどうぞ」
会場がざわつく。
タイナイはそれでも得意気といった様子だ。
俺はなるほどと思いつつも、緩む頬を手で覆い隠す。
考えれば分かる問題だが俺はそんな気はさらさらなく、解答タイムが始まるとすぐさまデタラメな解答をする。
このゲームにおいて、分からない問題を解くことに時間を割くほどリスキーなことはないからだ。
「分かりません」
「残念、不正解!」
タイナイの戦法は読めた。
つまり簡単度による減点は捨てて、難しい問題を出すことで不正解のペナルティを狙ったのだ。
仮に答えられるにしても、考える時間がかかるものにすることで減点を大きくできるというわけだ。
タイナイはどうだと言わんばかりに、俺に不敵な笑みを浮かべる。
どうやら、これがタイナイの秘策だったらしい。
「解答までにかかった時間1秒。不正解ペナルティ。そして簡単度は5で、計40点のマイナスとなります」
「……え、減点それだけ?」
解答による減点はペナルティを加味しても、簡単度より低めに設定されている。
今回の俺のように不正解覚悟ですぐさま答えれば、このとおり減点は大したことない。
つまり難しい問題を出して不正解を狙うというタイナイの戦法は悪手なのだ。
まあ、このゲームのコンセプトは「簡単な問題を出し合うこと」であるのだから当然の話だが。
ルールをちゃんと把握していれば、タイナイのような発想は絶対にしない。
裏をかきたければ、表が何かってことをちゃんと知っておかなければならないのだ。
そのために人の家の庭を無惨にしたことが何よりもショックだったが。
「どう、これで信じてもらえた?」
口調と表情が自信満々であることが明らかであったが、俺はため息を吐かずにはいられなかった。
「えー……生憎だが、オーバースペックなアイテムを持っていて、それを使って見せたからといって、お前が未来人ということにはならない」
「なぜ!?」
「まず一つ。そのアイテムが未来のものかどうかは分からない。俺が今まで知らなかっただけで、現代でもありえる代物な可能性も考えられる」
「百歩譲って、仮にそのアイテムが未来のものだとしよう。だが、それでもお前が未来人かどうかは確定しない」
「どういうこと?」
「例えば、それをお前はたまたま手に入れたって可能性もある。本当の未来人がうっかり落としたのを拾ったか、或いは奪い取ったか」
「そんなことしないよ!」
「だから『信じさせてみろ』って言ってるんだ」
「いや、分かるでしょ。この見た目、持っている技術力、どこをどう切り取っても未来人だよ」
アイテムの効果だって、超能力者や魔法少女、ロボットを見慣れている俺からすれば目新しいものではないのだ。
そのような問答が何度も続き、平行線を辿る。
いい加減諦めればいいのに、何ともしつこい奴だ。
行政にでも頼ろうとも考えたが、こいつがトチ狂って(既に狂っている気もするが)俺を攻撃してきたら危険である。
何とかして、取り付く島がないってことを分からせないとダメなようだ。
あれは俺が、今のお前と同じくらいの年齢のときだ。
かしこまった態度で、父と母がこんなことを言ってきた。
「息子よ。弟か、妹は欲しいか?」
どういう経緯でそういう話が出てきたのかが、俺は分かっていないからだ。
「俺が欲しいといったら手に入るものなの?」
「いや、そういうわけじゃない」
「なんだよそれ。だったら俺に聞く意味ないじゃん」
「家族が増えるかもしれない話だから、あなたの意見も参考にしたいのよ」
妙な話である。
現状、目の前にいない存在を欲しいのかと聞かれて、仮に答えたとしてその意見がどれほど参考になるというのか。
「どちらか選べるの?」
「生憎だけど選べないわ」
「うーん……時期は何時ごろ?」
「追って報告する」
「なんだ、あまり融通は利かないんだね」
「そうだ。これはカテイの話だと考えてくれ」
「カテイ?」
父はそう言ったものの、それにしてはかなり真面目な雰囲気だったことは当時の俺ですら分かった。
それを踏まえて奇妙だと感じたのは、ほぼ重要なプロセスは両親次第と説明している割に、俺の意見を参考にしていることだ。
つまり、この場で俺の意見を参考にするということは、とても重要な意味を持つことになる、と解釈した。
「……ちょっと考えさせて」
それにしても父と母も大概である。
翌日も考えを保留したままだった。
その日は友人たちとドッジボールで遊んでいたが、どうにも身が入らず早々に脱落した。
そんな俺の様子は明らかだったのか、心配してタイナイが話しかけてきた。
「どうした、マスダ。今日は調子悪いじゃないか。風邪か何か?」
「課題? そんなの出たっけ」
「カテイの話だ」
「カテイ?」
「そうカテイの話。俺の弟か妹が欲しいか、って聞かれたんだ」
「そうなんだ。でもカテイの話だろ? そこまで重く考えなくていいんじゃないか?」
「カテイの話だからこそだ」
話したところで仕方がないのだが、俺は何でもいいからヒントが欲しかった。
「タイナイは妹がいるんだっけか」
「ああ、いるね。一つ下の」
「うーん……聞かれてないね。多分」
答えを期待していないからなのか、我ながらナンセンスな質問である。
「まあ、子供を生むのはお母さんだしなあ。ボクに聞く必要なんてないだろうし」
だが、それでは答えにならないのだ。
「マスダは、キョウダイいらないの?」
「そういう話をしているんじゃない。俺の意志はどれほどの意味を持つかって話だよ」
俺自身が欲しいとか欲しくないとかで考えられない以上、何かそれを判断すべき物差しがいるのだ。
或いは俺の意見を聞くのがどうでもよくなるほどの、煙に巻く何かが……。
「そうはいっても、そういうの聞くべき相手って家族くらいしかいないだろ」
肝心なことを失念していたのだ。
「答えは見つかった?」
「俺よりも聞くべき相手がいたことに気づいたんだ。俺の答えは、それを聞いてから決めても遅くない」
タオナケの序盤の妨害も結果的に弟とその他の参加者の差を広げることとなり、ドッペルの意外な助けもあってダントツトップを維持し続けた。
その後のアトラクションは逃げ切りを防ぐため、先行する人間に不利な仕掛けが多く施されていたが、それでも弟との差を他の参加者が縮めることは出来なかった。
「いいぞ、息子よ。そのまま逃げ切ってしまえ!」
その勇姿に、プレゼントを突っぱねた両親すら声援に熱を帯び始める。
こうして弟は、最後のアトラクションを潜り抜け、サンタのもとにたどり着いたのであった。
弟がサンタに真っ先に言うべきことは決まっている。
息を荒げながら、サンタに満面の笑みで言う。
「バーチャルでリアリティのやつをください。ボーイのやつじゃないですよ」
弟はそう言った後、アトラクションへの達成感と、その成果を得られる喜びを噛みしめていた。
「頭が悪くなるぞ。あと目とかも」
さて、このサンタが実は父だった、という展開なら話としては綺麗だが、生憎別人である。
両親は、俺の隣で一緒に観戦しているからだ。
つまり、サンタもまたつまらない大人の理屈で、子供の願いを突っぱねるような人間だったということさ。
サンタなんていないと気づかされるか、サンタが理想とは違った人格だったか、いずれにしろその時の弟にとっては残酷であることには変わらない。
こうして、弟は結局目当てのものを手に入れられなかった。
だが、意気消沈して帰った自分の部屋に、まさかの代物があったのだ。
「管轄?」
「いや、お前のではないからな?」
弟の勇姿に胸を打たれたのか、実はそのイベント後に両親はアレをこっそり買っていた。
だが一度、突っぱねた体裁がある以上、直接プレゼントとして渡すのは甘いと思ったのだろう。
なので名目上は俺が自分のために買ったということにしたのである。
まあ、俺はあのテの玩具に興味がないので、実質的に弟のモノというわけだ。
大人と子供の境界を反復横とびしなきゃいけない俺ならではの役割ではある。
当然これをネタに、俺は両親から相応に色をつけてもらうつもりだが。
どうしても欲しいならバイトをしているから買えるんだが、プレゼントってのはまた別の話さ。
何を贈るかってのも大事だが、誰が送るか、どう送るか、つまりそこに込められた思いも大切だ。
その点で、弟の手に入れたアレは、サンタから貰うよりも遥かに特別な意味を持っているといえる(当事者に自覚があるかはともかく)。
もしかするとサンタはそこまで考えて、最もよい方法で弟のもとに目当てのものを届けた……ってのは深読みしすぎか。
いずれにしろ、一見すると無駄な遠回りをしながらも、弟にとって素敵なクリスマスとなったのだった。
彼は気骨のある若者であると同時に、反骨精神溢れる若者でもあった。
手ごろな棒を片手に村を闊歩して、時にそれを振りかざして見せたり、或いは素振りをして見せたり。
しかし、そんな彼の粗野な振る舞いを、いつまでも村長が見逃すはずもなかった。
「貴様は何をやっている」
少年は怯まず、取り繕うこともなく、屈託のない表情で答える。
「見れば分かるだろう」
小癪な態度に年長者たちは色めき立つが、村長は依然として訊ねる。
村長の毅然とした返しに、若者はフンッとあからさまに不機嫌そうな鼻息を吹き付ける。
周りを威嚇するかのように、大きな体で腕を広げて見せて答えた。
「棒を持って村を歩いている。それだけだ」
「それだけ?」
「振りかざして見せたり、素振りをしたこともあるが、当たらないという確信があるときだけだ。実際、これで人を殴ったことは一度もないし、そんなつもりもない」
実際、嘘を言っていなかったし、故に心から自分に否がないとも確信していた。
「まあ、それでも当たる人間がいるとするならば、それは自ら当たりに行くくらいだが、それは自業自得だ。俺は悪くない」
どうだとばかりに口元を緩めるが、村長は依然としてたじろぐ様子も見せない。
「ふむ、無理やりやめさせてもよいが、出来ればワシもお前に納得してもらった上でやめてもらったほうがよい」
すると、おもむろに町長は近くにあった小枝を拾い上げると、少年の顔のまえに突きつける。
当たることはないのだが、その勢いに怯んだ少年は後ろに倒れこんでしまった。
「さて、貴様の真似をしてみたが、どうかな?」
すぐに立ち上がると、「ふざけるな!」と怒号する。
「異なことを。腕を目一杯伸ばしていたのに、それでも小枝はお前から離れておる。その状態から腕だけ振ったのだ。貴様も、そのつもりで振りかざしたり、振り回したりしていたのだろう?」
「貴様は『殴っていない、殴るつもりもない』などといっているが、本来そんなものを振りかざしたり、振り回す時点で問題なのだ」
村長は畳み掛けるように話を続ける。
「さて、貴様が納得した上でここでそれを置いて帰るならよし。できぬなら、これから毎日貴様の前で我らは振り続けよう。もちろん当たらないように。貴様のほうから当たりに行くなら話は別だが、それは自業自得なのだろう?」
若者はとうとう観念し、八つ当たりするかのように持っていた棒を地面に突き刺した。
それからも少年は気骨溢れる生き方をしたが、棒だけは二度と持つことすらなかった。
後に彼が村長となったとき、子供たちに「棒を持つな」と言い聞かせていたという。
http://anond.hatelabo.jp/20161028050302
翌日の金曜日は朝礼中に急に涙がこみ上げてきて朝礼終わりと同時にトイレで泣いた。午前中の間は涙が溜まってる状態だったと思う。
そして、やっぱりもうこの人のところで働くのは無理だなって思った。また怒られるようなことはなく小言的なことを言われる程度だったけど、顔をもう見ることができないし声を聞くだけで心臓が縮む。それでもそんなのはおくびにも出せず、つまらない冗談を言われて媚びへつらうかのように御愛想笑いをするしかない自分に反吐が出る。
もうダメだなーって思ってからやっと、そもそも自分と上司の間で仕事の考え方が全く違うことに気付いた。
そもそも自分はエンジニアになりたかったし、そういう仕事がしたかった。だから、という訳でも無い(全てのエンジニアがそうだとは思わない)けど、出された要望に対して技術的にどう解決するか、何ができるかという観点で考えていた。
しかし上司にしてみれば金=利益=仕事を取ってくるのが私の仕事で、それが全くできていないという叱責だった。私の認識では、仕事を取ってくるのは営業の仕事であり、部や課の予算なんていうのはそれこそ管理職の仕事だ。一般職が口を出すことではない。だから金や会社の仕組みに疎い自分は口や手を出さないようにしていたのだが、それは上司からすれば受け身と見られ怒られる。
そりゃ、仕事ができないわけだ。http://anond.hatelabo.jp/20160823230616 を書いてた時はこれほどのギャップに本当に全く気付いてなかった。いや勿論お題目(即ち組織目標)として認識はしていたが、それはあくまでもお題目。自らのやることリストには入っていないも同然だった。理由は先の通り。
しかしこれ、冷静に考えて技術者の仕事なのだろうか。フリーランスであれば勿論、避けて通れない領域になるが生憎自分はフリーランスじゃない。書類を書いて判子を押して判子を貰う、売上が足りなかったら頭を下げて仕事を回して貰うようにお願いする、仕入元が急な値上げをしたら折衝して何とかする、等が必要な仕事なのは理解するが、こんなことばかりやるのが技術者なのだろうか。
情報処理技術者試験の勉強なんかよりも簿記や経理の勉強の方が余程役に立ちそうだ(が、興味を全く持てないし理解もできない)。
順当に行くなら同じ仕事でもせめて別の上司にしてくれという話にしたいが、自分の前任者は喧嘩同然のやり方で管理職一同を敵に回して派手に異動していったらしいので荒れそうで怖い。また、こんな話を今までしたことがない(上司や環境に恵まれていたのかもしれない)ので誰にどう言うのかもよくわからない。そもそも相談できるような相手もいない。
「情報ソースは?」
「生憎、取り扱っていないな」
「はい、毎度」
「そうだね。ちなみにそいつの家族みんな、似たような口癖があるよ」
「兄なら、『俺、男だけど』みたいなか?」
「それもあるけれども、『俺、兄だけど』っていうほうが多かったかな」
「うぅん? それだと母は『私、母ですけど』ってことか?」
「そうそう」
「法則があるかすら分からないが、その口癖には何か意味があるのか」
「あるから言っているんだと思うよ」
「あの子はその……アレなのか?」
「酷いボキャブラリーだね」
「いや、むしろ可能な限り語彙力を駆使して、最も不適切じゃないと思う言葉選びをしたのだが」
「ちなみに、あいつはアレじゃない」
「そうか」
つい最近まで、ある地下アイドルを応援していた。地下アイドルにしてはまぁまぁ大きい規模のところで、それなりに大きい会場でライブもしてくれたし地下アイドルだから握手会やチェキ会もたくさん開催してくれた。本当にそのグループが大好きで大好きで、自由に使える時間とお金はほぼ全てそのグループに使っていた。推しくんの事が世界で一番好きだった。ステージできらきら輝く推しくんが、グループの仲間と笑ったり泣いたりする推しくんが、握手会で私の事だけを見つめて私の名前を呼んでくれる推しくんが、大好きでたまらなかった。世界で一番かっこいいと思っていた。いや、今も思っている。
でも、ぶっちゃけこのグループに未来は無いなと思っていたし、これ以上このグループが大きくなる事は無いなと思っていた。でも推しくんが大好きだったし、グループで活動する推しくんは楽しそうだったし、そんな思いには蓋をして見ないふりをしていた。
そしてある日、公式からTwitterで21時からのツイキャスで重大発表があるといわれた。かなり嬉しいお知らせなので期待していてください、とまで言われた。生憎その日はバイトが21時まで入っていて、しかも週末で混むだろうから時間ぴったりに上がれるとも思えない。まぁすぐにTwitterで情報が出るだろうとツイキャスを諦め、重大発表に期待しながらその日のバイトに励んだ。
しかしバイトを終えた私を待っていたのは、嬉しいお知らせなどではなかった。見た瞬間、目の前が真っ暗になって涙が止まらなくなった。
内容は、メンバーの中の3人が、名義を変えユニットとしてメジャーデビューする、というものだった。
その3人の中に私の推しくんはいなかった。
確かに選ばれた3人は、グループの中では実力も知名度も他のメンバーより頭一つ抜き出ていて、3人組としてのバランスも良い。きっとこの3人なら、メジャーでもやっていけるだろう、と思った。
でも、私の推しくんは、今まで頑張ってきた私の大好きな推しくんは、選ばれなかった。
メジャーデビューする3人は、僕達がこのユニットでメジャーデビューして有名になって、母体のこのグループのことを宣伝して色んな人にこのグループを知って欲しい、そのために努力する、どんな活動をしていても全てこのグループのための活動だ、信じて付いてきて欲しい、と言っていた。
3人の中に推しがいる人は、それはもうすごい喜びようだった。私だって推しのメジャーデビューが決まれば泣いて喜ぶだろう。
Twitterを見たところその3人以外推しの人も概ねユニットには好意的なようで、我がことのように喜んでいた。頑張れ、応援する、そんなリプを飛ばしまくっていた。
でも、私はどうしても、ユニットのデビューを喜べなかった。今までメンバー全員で肩を並べて一緒に走ってきたのに、いきなり3人だけ抜けるなんてそんなの有り得ない。ていうか推しくんはなんでいないんだ。世界で一番かっこいい私の推しくんは何故メジャーの世界で輝けないんだ。あの3人はこれから大きな世界に羽ばたいてたくさんの人に見てもらえるのに、何故私の推しくんは見てもらえないんだ。私の推しくんが世界で一番かっこいいのに、なんで。
その時開催していたツアーをもって、メンバーの1人が怪我を理由に脱退が決まっていたのも大きかった。せめてこのツアーの間は、メンバー全員で頑張って欲しかった、そんな思いもあった。
もう、私にグループを応援する気力は無かった。失望した。ていうかどうせこのグループ応援してても、きっと将来性無いし。持っていたライブのチケットは殆ど売り払った。3桁単位で集めていたメンバーのチェキも、本当にお気に入りの数十枚だけ手元に残して、全部手放した。
でも、推しくんの事は好きだった。というか現在進行形で大好きだ。だって推しくんは何も悪くないし、推しくんは今日も世界一かっこいい。Twitterでメンバーのフォローを外す時、推しくんのフォローだけは外せなかった。リプ垢も消せなかった。これからも推しくんの事は大好きでいると思う。それでも、私はもうあのグループを応援することもお金を払うことも無いだろう。
今までありがとう。みんなのことが本当に大好きでした。みんなを応援できて、本当に幸せでした。これからも頑張ってください。いつか大きな舞台できらきらと輝くみんなが見たかった。さよなら。
近所の神社で比較的大きいお祭りがあった。的屋が山ほど出て、中学生くらいの男女がこぞってお金を落としている。
子供を連れて嫁と参加してたのだけど、子供が遊んでいる間に一服しようと少し離れた本堂に続く石段の途中に腰を掛けた。
そこからは境内が一望できて、みんなが遊んでいる姿をよく観ることができる。
何の気なしに振り返ると、何段か上に普段着の特別特徴のないおっさんが座っていた。
誰かと一緒なわけでも、お祭りらしい格好や所持品を持っているわけではない。
それほど気にせずに、視線をまた祭りに戻して子供の姿を追った。
どうやら祭りに参加している人間たちを見て、思ったことを口にしているようだった。
そんなに祭りが気になるなら降りていって参加すればいいのに。
なんとも居心地が悪い気がしてさっさとタバコを消してその場を後にすることにした。
子供の金魚すくいを手伝いながら、ふとさきほどのおっさんが何かに似ているような気がした。
生憎の曇り空。彼の頭上に星は一つも見えなかった。
まとわりつく湿度はまるで全身が呼吸するかのように心の外と中とを行き来している。
曲がり角の手前に立ち、呼吸を整えようとする。
これから断崖絶壁を覗きこむような覚悟と緊張感で足元がおぼつかない。
すこしでも落ち着こうとケータイを取り出すとメッセージの新着を知らせるランプが光っていた。
読み切ると同時に声が掛かる。
「あ!ちょうどよかった!早かったですね!」
意表を突かれて取り繕った笑顔を返すのが精一杯だった僕の心に、底抜けに明るい声が鈍く刺ささる。
お互いが人の親になり、忙しさを理由に連絡を取らなくなって3年が過ぎた頃だ。
こちらの気持ちなど構う様子もなく、一方的に熱量に溢返った言葉たちが並べられていた。
逢いたい。声が聞きたい。話を聞いて欲しい。
その言葉どれをとっても、今の疲れ果てた自分には麻薬のように魅惑的だった。
結婚を条件に上京してきた彼女にとって、都会での生活は何もかもが苦痛だったそうだ。
しかし、仕事と接待に明け暮れる夫は彼女を癒やそうとはしなかった。
そんな彼女が僕に対して癒やしを求めてきたことが、二人の関係の始まりだった。
働き盛りだった僕も疲れていたが、僕に癒やされる存在がいるということが、僕にしてみれば最大の癒やしになった。
そもそも独り身が長い僕にしてみれば彼女の重荷にならないように付き合うことは簡単だったし、今までの生活やしがらみに疲れた彼女にしてみればそこから離れて素直になれることだけで十分に癒やされていたのだろう。
夫の仕事の帰りが遅いことをいいことに、一緒に食事をしたりカラオケで歌を歌ったりする毎日を過ごしていた。
その一度もあったといっていいかは難しい。お互いが裸になって抱き合っただけで終わってしまったのだ。
なぜだか分からないが、いざそういう関係になろうとしたときにお互いが急に冷静になったのだ。
求めていたことはこれだったのだろうか。それをしてしまうことでこれからの付き合いが慣れ合いになってしまうのではないだろうか。
もはや戻れない所まで来ているつもりだったが、高いと思っていたハードルを不意に超えてしまったことで拍子抜けしてしまったというのが正直なところかもしれない。
ただ、彼女に対する愛が本物なのだという確信に変わったのはむしろこのことがきっかけだった。
略奪愛は何度も考えた。慰謝料がどれほどになるかわからないけど離婚させたいと真剣に考えていた。
しかし彼女は何度も結論をはぐらかし、それを理由に会うことを拒んでもいつの間にか現れては、気付いたらまた一緒の時間を過ごしていた。
そんなふうに憎めないところが彼女の一番やっかいなところだった。
自分に素直だといえば聞こえがいいが、自分がそうだと思ったら相手の考えなどお構いなしに真正面から突っ込んでくるのだ。
いつまでたっても彼女が結論を出す様子はなく、つかず離れずの日々ばかりが過ぎていった。
それもこれも自分がしっかりしないのが悪いのかもしれない。そう思って、別の女性との結婚を真剣に考えるようになった。
程なくして、知人の紹介で知り合った女性とまさにトントン拍子で縁談がまとまることになった。
まさに奇跡的な出会いで、実に出会いから結婚まで半年もかからないほどだった。
その事実を彼女に伝えると、僕の期待とは裏腹に彼女は無邪気に喜んだ。
そして、彼女から妊娠を聞かされたのはそれからすぐのことだった。
彼女とは忘れた頃に送られてくるメールでほそぼそとつながっていたが、ある日生まれた子供を見たいと言い出した。
妻とも会いたがっているようで、いわゆるママ友が欲しいというのだ。
冗談ではないと思いつつも、いつも通りの押しの強さに僕はあっけなく折れてしまった。
はたして当日はいつ地雷が爆発しないかと生きた心地がしなかったのだが、母親になったことで責任感が目覚めたのか、そもそも僕に興味をなくしたのか全ては杞憂のまま時間は過ぎ去っていった。
結局ママ友になったわけでもなく、それっきり連絡もよこさなくなりこのまま自然と離れて忘れていくのだと思っていた。
CMで人の良さそうに振る舞う無名の女優が彼女にそっくりだったのだ。
大げさに目を見開いて驚く様子や、目尻のシワを構う様子を感じさせないような満面の笑顔、肉厚な唇を表情豊かに動かす大きめの口。
忘れていたはずの感情に血液が注ぎ込まれて鼓動を始めるかのように、彼女を求める気持ちが目覚めていくのが分かった。
妻は子育てに疲弊しながら結婚生活に慣れ、僕をないがしろにし始めた。
僕は妻から愛され続けられるように家事や子育てに積極的に参加したし、妻の疲れを少しでも癒せるように外に連れ出したり話に耳を傾けたり妻が楽しめそうなものは何でも用意した。
同時に、僕は妻のことを好きで居続けようと毎日努力をし続けた。妻の何が魅力なのかを考え、思い出し、再確認する毎日だった。
でも、妻が僕のことを好きでいてくれる努力をしてくれているかは疑問だった。
結婚して7年。二人目の子供を授かってから4年になるが、それ以来身体を交わすことはなかった。
何度か誘ってみたものの、願いが受け入れられることはなかった。
こんな状況だからこそ彼女からの誘いははっきりと断ったのだが、熱量と無邪気さに押し切られてこの日に至ってしまった。
今足を踏み外せば僕は全てを失って奈落に落ちるだろう。
こんな憔悴した状態で崖の上を歩くのが危険なことだというのは子供でもわかることだというのに。
僕のそんな気持ちもつゆ知らぬ様子で、彼女は無邪気に自分のことを話し続けた。
僕の話す言葉一つ一つを本当に嬉しそうに聞いては、無邪気な笑顔を見せていた。
僕の精神は何度も僕の身体を離れ、彼女の手を握ろうとしていた。
その度に僕の手は空を切り、彼女の手は蝶のように気ままに舞い遊んだ。
お互いには家庭があり待っている人間がいるのだ。
この日彼女に会うことは当然妻にも伝えてある。むしろそうしたほうが自分が足を踏み外さない保険になると思ったのだ。
それに、隠れてコソコソ会えるような器用なことは自分にはできない。
楽しくなかったといえば嘘だ。でも、それを楽しんでいいのかどうかはずっと疑問だった。
大げさな話をすれば自分の人生は何のためにあるのかという話になる。
でも、そんなことをいちいち考えたい気分ではなかった。
彼女は満足できたのだろうか。彼女が望んでいたのはほんとうにこうして気軽に話すことのできる状況だけだったのだろうか。
僕がどんな気持ちでここに来たのか、彼女はわかっているのだろうか。
そんなことを考えていると、いつの間にか僕の手は無意識に彼女の方へと伸びていた。
僕の手は、彼女の胸の高さまで来ると平を上にして開いた。
そのまま数秒の時が過ぎ、僕は苦笑いとともにその手を引っ込めた。
彼女もつられて笑い、別れの挨拶とともに改札へと消えていった。
僕が今いるこの世界は、彼女がその手を握り返さなかった世界だ。
今朝はまたリビングで眠り込んでしまったことに対する小言を妻に言われ、問題が起きるまで大してやることのない職場でこうして文章を書いている。
真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。
私一人でルールを決められない以上、月並みなことしか言えないが、まあそれで構わないのなら答えよう。
交通機関は移動が目的なわけで、それを阻害する行為でないのだから、ヘッドホンの音漏れがダメなことに合理的な理由はないといえる。
だが、それでもいけないことだと認知されているのは、有り体に言えば「多くの人が不愉快だと感じる」からだ。
そう思う人間が一つの環境に一定数いるのならば、それをいけないことだとしてルール化される。
こうして、電車内は「大半の人にとって最高ではないけれど、それなりには快適な場所」へと近づいていくわけだ。
……どうした、そんな理由では不服か?
生憎だが、ここで君個人の「気になる」、「気にならない」にさして意味はないぞ。
「気にするな」で済む事柄ならそれは結構なことだが、「それでも気にする人間」が一定数いるからルール化されるんだ。
君が快、不快で物事の是非を判断した経験がない、というのならば不服の申し出に説得力が出てくるだろうけれど。
まあ合理的な理由があるのならば、それはそれで結構なことだとは思う。
でも、皆が皆ルールにある合理性を理解して運用しているかといえばNOだよな。
そのような側面も出てくるということだが、むしろそういう層でも運用できるようにするためにルールがあると考えるといい。
つまり、合理性があるかどうかと、それをルールとして運用するかに必ずしも関わりはないんだ。
教え子たちに説明するときは、「皆が嫌がることを出来る限り失くすことが社会を回しやすくする」とかなり噛み砕いた言い方をする。
まあ、当然その中には「その『皆』の中に含まれない人もいますよね」と聞く子もいるが。
そのときは、「『皆』が嫌がることを分かっていて、それでもしなければいけない理由がその『含まれない人』たちにあるのなら、『皆』も分かってくれるだろうし、そのルールもなくなるだろう」と答えている。
仕事で頭が疲れた時、リフレッシュするための何か良い方法ある?
いちいち休憩挟むの効率悪すぎる。
""分かる""
おいやめろ
時間かかりすぎワロエナイ。
やったあと眠くならない? 当方、男。女人は知らん。
奇遇だな、私も小説カキカキしとるのよ。
お、おう……
上級者向けすぎる。
安定の瞑想。
なんだこれ面白そうだゾ。
短い睡眠が効果的だっていう話はよく聞く。でも、自制心ない人は長時間寝ちゃうんだよな。
ひんやりしているせいかちょっと目が覚める。
座りっぱなしでこわばった身体をほぐすのに良い。
何を言ってるんですか?
かわいいビジュアルだゾ。女子との会話のタネになりそう(下心) https://www.kaerumon.jp/img/goods/C/500_H160556.jpg
潔い。
土日はビール飲まなくても気分爽快なんですよね。……離職!(錯乱)
上司への憎悪で仕事してるから、頭の同じ部位使うことになる。却下。
どうしてボールペン推しなんですか?
そんな人ゎいない
えまたそ〜
ごめんな。おじさんパワータンク派なんだ。 http://www.mpuni.co.jp/products/ballpoint_pens/ballpoint/powertank/standerd.html
リズム? えらく単調じゃないか?
見境ない。
欲しいもの見つけたらその場で買うっていうライフハック実践してるから、任意のタイミングで衝動買いできない。
それ鬱病だよ。
経緯が全く不明だが何故か俺が見知らぬ赤ん坊を保護していて、早く警察かどこかに連れて行かねばと思っていたら、不注意で頭に後遺症まで残りそうな大ケガさせちまって、慌てて救急やってそうな近所の病院に走る途中、病院まで行く無人タクシー的なものがあったので、思わずそこに赤ん坊だけ入れて俺は帰って来ちゃった。おそらく病院には届いて緊急治療は受けられたと思うけど、名前も状況も請求先もわからなくて病院は困ってるだろうし、何より親が無茶苦茶心配しているだろうと気が気でない。この事は俺しか知らず、家で悩んでると家族が普通に食事を用意してくれたが喉を通らない。俺のやった事は明らかに不適切の連続であり、悪意はないとは言え何らかの責任を追及されるのは必至で、ひどい怪我をさせたことでその子の親には憎まれるだろうし、世間からは悪者にされ、最悪では逮捕まであり得るだろう。病院も親も警察に連絡するだろうからそのうち再会でき身元もわかるだろうが、何故か夢の中の俺はそのことに思い至らず、俺が何らかのアクションをしないと親子は一生会えない、が下手に名乗り出ると自分の身が社会的に危ないというジレンマに陥ってしまった。このまま黙っていて人でなしとして生きるか?リスクを冒して親子のために動くか?
さてどうするか?と無茶苦茶困った所で目が覚めた。目覚めた時にこれほど夢でよかったと安堵したのは久しぶりだ、夢だった事が嬉しくて涙が出た。よく悪い事が起こると「これが夢だったら良いのに」と考えるがその願いが叶った気分だ。
しかし夢って内容メチャクチャだから文章化難しいな。久々に大分キツい思いをしたから書き留めてみたが、他人にどこまで伝わるのかわからない。
2017/04/12 追記
http://anond.hatelabo.jp/20170412233837
↑お久しぶりです。書きました。
先日「寝ぼけてピンクローターを買ったかも知れない」とこちらに書き込んだ25歳処女ですが、今朝方、無事にピンクローターが届きましたので、早速試して使用感をご報告したいと思います。
まず、注文したのが23日、この日は祝日ですので、まあ実際買っていたとしてもしばらくかかるだろうと思っていたら24日の朝には注文確定メールが届いており、また夕方には配送完了メールも続けて届きました。迅速すぎる対応に恐れおののきつつもメールをよく読むと、ラブグッズの使い方を具体的に説明してくれるページや、エッチな漫画が読めるページなどへのリンクが貼ってあります。商品が届く前から気分を高めてもらおうというショップ側の気概に涙が滲みます。エッチな漫画は私の好みの作風ではなかったのでエロ広告を見るのと同じ目で流し読みました。バイブを使用してひとり感度を磨いていた女性が「こんなに乱れる○○、見たことない……エッチで可愛いね……」と彼に耳元で囁かれてビクビクと達するシーンには思わず私も震えました(バイブだけに)。私もこんなふうになるんだろうか。正直怖いしこの彼氏もなんか怖い。
さて、世間が緑と赤と性欲と怨念に包まれに包まれた本日、神のひとり子イエス・キリストがきったねー馬小屋で産声を上げた聖なる日に、とうとう私の住むアパートの宅配ボックスにその包みが授けられました(所在無く家にいましたが、真顔で出られる自信がなかったのです)。ぱっと見Amazonと大差ない小さな段ボール箱ですが、よく見ると随所に配送業者へのメッセージが仕込まれています。ピンク色の「大切に届けていただき、ありがとうございます!」という先回り感謝メッセージは公共のお手洗いで散見するものと同種で、しかし何か暗い思念のようなものを感じます。考えすぎでしょうか。とにかく「受け取る本人以外にバレない」ための工夫がこれでもかと仕込まれており、「優しさの塊」が届いたと言って過言ではないでしょう。「っていうか、箱についてグダグダ長々書いてねーで、さっさとそれを体に当てがってあんあん言ってるところを実況しろよ」と思われている既に履いてない紳士諸君には大変申し訳ないのですが生憎私は本日死ぬほどヒマなのです。なるべくこの事実から目を背けていたいのです。実は、この部分を書いている時点ではローターの電源を入れてすらないので、この先私がどうなるかは私でも分かりません。とりあえずリスカしたくなっても思い止まるように、カッターの刺さったペン立ての横に家族の写真を置いてみました。有効であるかは定かではありません。っていうかね、この時点でだいぶキテる。正気を取り戻して続けます。
お気に入りのムーミンのふわふわの部屋着を着て、「生活の木」のアロマを焚いて、ホットカーペットに寝転がりました。いまだ湯気を立てているホットミルクには甘〜いはちみつをたっぷり溶かしてあります。無骨な蛍光灯は消してしまって、間接照明の柔らかな橙の灯りを点けました。BGMはEllie Gouldingの"Love me like you do"です。女子力の過剰摂取で吐きそうです。箱の中から今日のおともだち、ピンクローターを取り出しました。パンパカパーン。ピンクローターの名の通りピンク色です。当たり前ですね。私は何を言っているんだろう。ころんとしていて、可愛いかたちをしています。えっちなくせに、清純そうな顔ちゃって、こいつぅ〜。電池を入れて、いよいよスイッチを押してみましょう。寝ぼけた私は高級志向だったようで、この1200円のローターは三段階に振動の種類を変えることができる高性能です。まず一段階。ぶいぶいぶい、と予想以上に大きなモーター音を立てながら、ピンク色のカプセルが振動を始めました。いやほんと、すごい震える。びっくりして思わずカーペットの上に取り落としてしまうと、ローターはぶいぶい言いながら少しずつ前進を始めました。えっ。可愛い。そういう小動物みたいになってる。ハムスターを飼いたいな(でも一人暮らしでハムスター飼ったら終わりかもしれない)と考えていた私には少し嬉しい発見でした。カーペットの上を蠢くローターを暫し鑑賞します。引っかかったら、おしりを押してあげたりして。なにこれ、かわい〜〜!! 母性本能がくすぐられたところで、えっちな気分も高まってきました。高まってきている、ということにしないと、進みませんので、便宜上そういうことにしておきます。
はあ。だいたい、こんないかにも性欲掻き立てられたいで〜すみたいな電子機器を手にしているだけで目眩がします。塾や習い事、部活だって滅多にサボったことのなかった私です。真面目ちゃんなんです。それは私の「25歳処女」という肩書きが何より雄弁に物語ってくれているわけですが。まあ、とにかく、「いきなりデリケートゾーンには当てずに、身体中をゆっくりとマッサージしましょう」と解説にあったので、とりあえず一番弱い設定で、体のあちこちに押し当てていきます。しかし、デリケートゾーン、という遠回しな言い方は何でしょう。女性誌なんかでオナニーのことをセルフプレジャーだの、セックスのことをラブタイムだのと呼んでるのを見るにつけ、そっちのほうが卑猥というか、シュールじゃないかと思ってしまいます。腰、おなか……振動が下の階に響いていませんように……脇、胸の周り……うーん、くすぐったいような、そうでもないような……そして首まで来て、私は、とうとう気づいてしまったのです。これ……むっちゃ肩こりに効くわー!!! そうでした。もともとこういうグッズは通販などでは「小型マッサージ器」として販売されていたのでした。この頃肩こりに悩まされていた私は、いつもボールペンのノックするところで刺激していた首の付け根や肩にピンクローターを思い切って押し当てました。きっ、きっ、きくうぅ〜〜!!! 堪らずスイッチを二度押しして、フルパワー振動に切り替えます。ぎちぎちに張った私の肩の筋肉を容赦なく責め立てるピンクローターの前になす術もありません。ほわ〜〜!!! ンギモッヂイイ!!! こめかみや顎に当ててもキモチイイので、美顔器のようにも使えるかもしれません。なんて子なの、ピンクローター。肩こりも解消できれば小顔効果まで期待でき、更にはえっちに乱れることさえ可能にするなんて。たまげたなあ……。
しばらく肩に当てて堪能したところで、私はハッと我に返りました。いかんいかん、これでは釣り増田だと思われる。そういえば昔、今よりもっと暇だった学生時代、それこそハタチそこそこピチピチの頃、ボトルメールアプリで捕まえた男とちょっとえっちなやり取りを幾度か交わしたあと、実は50過ぎの禿げたキモい童貞オッサンでした〜!!! と嘘暴露して相手を絶望に陥れる遊びに熱中した時期がありました。相手は50過ぎの禿げたキモい童貞おっさんに「ねえ、どんなこと想像してひとりえっちしてるの?」などと聞いて時間を無駄にしたと思って後悔しますが、実際は彼はハタチそこそこのピチピチの女の子とメールを交わしていたわけです。時間を無駄にしていたのは誰でもなく私自身であったことに気付くのにはしばらく時間がかかりました。
さて、とうとうここまで書いてしまったので、もはやこの性欲掻き立てられたいで〜すみたいなピンクの淫乱かわいこちゃんを自らのデリケートゾーンに押し当ててセルフプレジャーに浸りビクビクしないわけにもいかなくなって参りました。クリスマスです。ヤマトのおじさんが大切に心を込めて運んでくれた優しさの塊です。これを使って25歳独身処女のシケたクソのような12月25日をサイコーにハッピーなメリメリクリスマスへと華麗に変身させねばなりません。もう逃げられない。クソッ、彼氏欲しい。来年は、2016年こそは、寝ぼけてクリスマスにピンクローターを買うような人間にはならないと、ここに宣言致しまして、私はしばらく、失礼させて頂きます。
結論:
6/14のことだ。仕事が終わり、かねてより約束していた飲み会が大阪某所であった。
酒に弱い自分も、今日は久々だからとそこそこ飲酒もし、解散後も日本橋の店やカフェを巡って楽しい時間を過ごして実家へと家路についた。
最寄り駅を降り、駅舎を出て歩きはじめ、自宅までちょうど半分くらいに差し掛かった頃、急に猛烈な便意を催した。
今まであまり感じた事のない、急激な下痢の予感。飲み会での飲酒飲食、その後のカフェでのコーヒー摂取がかなり負担になっていたのだろう。
深夜でもあり、周りに人気はほぼゼロ。もしこれが自宅そばでなければ、迷わず茂みに飛び込んでそこで放出する事も出来たが、生憎と遮蔽物も無い住宅地。
いくらなんでもそんなところでのグソは出来ないし、万が一ご近所に視られたら…無理な注文であった。
これまでも間の悪いタイミングで催し、限界ギリギリで難を逃れた経験は比較的あった。今回も何とかなるだろうと、お尻の筋肉に喝を入れて自宅に急いだ。
しかしこれがいけなかった。判断力も鈍っていたのであろう、あまりに急激に動きすぎてしまったのだ。
アルコールも回っているせいか、一歩一歩がとてもしんどい、ぜーぜーと息も上がってきた。
自宅前に立ちふさがる20数段の階段が非常に恨めしい、なんとか耐えきり、登りきった。
後は30数メートルまっすぐ進めば、実家が見えてくる。視界にそれが入ったとき、安堵感からふっとお尻の筋肉が弛緩してしまう。
突然、むりゅむりゅっとひり出されてくる感触に戦慄する・「ああ・・・!あああああああっ・・・・!!!!!」
無意識にお尻に手を当てて走る、もうなりふり構ってられない、とにかく走る、ちょっとくらい出てしまうのは仕方ない、とにかく鍵を開けてドアを開け、便所に駆け込むその一心だった。
自宅前のポーチに辿りつこうとした時だった、遂に粘ついた下痢状のモノがいよいよ溢れ出す感触が尻全体を覆い、太ももを伝って、靴の中にぬるっと入る感触を覚えた。
思わず、夏目漱石先生がうんこを漏らしてしまったくだりが頭に思い浮かんだ瞬間であった。
終わった、全てが・・・
汚れきったお気に入りの白いズボン、まだ新しかったベージュの皮靴、おろしたての靴下、全て見事に下痢便に染まってドロドロであった。
深夜なので、誰も外に居ない。放心状態でそれらを脱ぎ捨て、下半身裸の状態で、そばの排水溝で残りをすべて出し切り、もはや一人ではどうにもならないと悟って実家のインターホンを押した。
父親が出た。事の顛末を伝えて助けを呼ぶ。静かに出てきてくれ、後始末に使う雑巾、ビニール袋、水遣り用ホースなどなどを府一派りだしてもらい、下半身を洗い流した。
複雑な表情を浮かべつつ、時折怒りが抑えられず私の頭を殴りつつも、後始末を献身的に手伝ってくれた。全く頭が上がらない、情けない気持ち、消え入りたい気持ち、感謝の気持ち、アタマがぐるぐるした。
先に寝ていた母親と妹も起き出してきたので、全てが露見した。さすがに外には出てこなかったが、翌朝から今に至るまで一言も私と会話を取ろうとしない。家の中ですれ違うと露骨に避ける。妹にいたっては、私を汚物を見る目そのものであった。
父親にはここ最近の外出、生活態度からありとあらゆるお叱りを受けた。元々、あまりに出来の悪い息子なため、こういう事態になると日頃押さえている言葉が続々出てくるのも致し方なく、私はただ無言でうなだれ続けるしかなかった。
漏らしたブツの後始末すら、自分一人でやりきれず手伝わせたのだから、全く以て情けないの一言なのである。風呂の中で思わず、ほろりと泣いた。とにかく情けなかった。そして唯一叱ってくれる父親に対する感謝も。
その夜は全く眠れず、夜が白み始めた頃を見計らい、暗すぎて出来なかった後始末の残りを、一人庭先で手早く済ませ、汚れ物はすべて新聞紙にくるみ、ビニールを何重も被せ、ちょうどゴミの収集日という事もあり、ゴミ捨て場に。
記憶を総動員し、漏らし始めた当たりの場所もくまなく調べ、落ちていた汚物を回収し、雑巾と水入りバケツで手早くアスファルトをこすり続け、水を流し続けた。懇意にしているご近所さんのそばで零していたのだから、間違っても放置なぞ出来ない。
全てをやり終え、もう一度風呂に入り直した。上がった頃、父親が起きてリビングで待っていた。
表情は相変わらずの渋面だったが、日課の新聞を読み終え、外に出て汚れや臭いがまだ目立っていないか、共にチェックをしてくれた。
なんやかんやで気を回してくれる父親の存在が、本当にありがたく感じた。恐らく、今日の出来事は一生、言われ続ける事であろう。
願わくば今後、この私の失態が、笑い話に出来るようになるよう、少しでもマシな息子になれるよう、頑張ろうとちかいつつ、その朝も出勤した。(終)