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Twitter新オーナーのイーロン・マスク氏「昔サヨクだったはずなのにいつの間にかネトウヨになってた」メカニズムを解説
aa_R_waiwai 2022/04/29
自民党が「侮辱」の範囲を明示しないことは批判するのに、自分たちは萌えコンテンツの許す範囲を一切、明文化しようとしないのが、リベラルだ。他人がネトウヨになったのではなく、自分がネトウヨになったのだ。
「国際卓越研究大学」に教職員1700人反対署名 研究者ら「大学の自治壊される」「研究費支給に政治関与の恐れ」:東京新聞 TOKYO Web
aa_R_waiwai 2022/04/29
日本に大学の自治は無い。「自衛官がいるぞ!」と石を投げつけ、大学から追い出した歴史が証明してる。今は違うって? 謝罪がない以上、変わったと見なすのは難しい。それがリベラルの理屈だった筈だ。
日曜日は金・土・日(昼間)の約三日分のドリンクの補充作業をオーナーから押し付けられた。オーナーから来たLINE、
「今日はドリンク補充をしてもらうことになると思うので、上着があった方がいいと思います」
これでオーナーは「ドリンク補充をやれ」と命令したことになると思っているのが常なのだが、Aさんは「これは命令ではないと思います! やってほしいならそうはっきり明言すればいい!!」と大反発。Aさんは一度怒り出すと本当に面倒くさい。私が自分の仕事を一個省略して、ドリンク補充するねと言うと、やっと納得してくれた。
ウォークイン冷蔵庫に入ったら、出入口の端までギチギチに物が詰まっていて、悲惨な状態だった。Aさんの主張通りに翌日の昼勤のパートさんに押し付けたら、めちゃめちゃ恨まれそうだ。
セール品のドリンクが一本も陳列されていない状態。一体いつからこんな状態なのか。真面目に商売する気あんのかオーナーめ。
一時間半くらいかけて、25ケースを開けて表側に陳列し、余りをストック棚に突っ込んだ。
その間、レジはAさんが一人で担当していたのだが、Aさんは一度も私をヘルプに呼ばなかった。まあ、呼ばれたところで、冷蔵庫内で私は段ボール箱の間に埋もれるようにして仕事をしていたので、すぐにはホールに出ていけない状態だったのだが。この一時間半の間、そんなに暇だったのか? とAさんに聞いたところ、結構混んで客が並んだけど大丈夫だったとのこと。お客様も店内に従業員の姿が一人しか見当たらないと、諦めるらしい。
翌日、今までにないほどの腰痛になった。狭いところで無理な姿勢で作業したのが祟ったっぽい。
火曜日。オーナーが急遽予防接種3回目を受けた。そのまま休んでりゃいいのに、シフトの調整をしなかったらしく、19頃に出勤してきた。
案の定、20時にはオーナーは辛いもうダメだと騒ぎ始めて、21時には、
「Aさんが22時に出勤することになっているけど、なるべく早くに来てって頼んであるから、Aさんだしきっと21時半頃には来てくれると思います」
と言い出した。よっぽど「ねーよ。」と口答えしようかと思ったが、辛い辛い言いながら居られても面倒くさいだけなので、「わかりました」と答えた。オーナー、そそくさと退勤。
幸い、21時から22時まで、珍しいほどの暇っぷりだったので、米飯とチルド商品の品出しを一人でやりつつ、レジ接客もこなせた。
21時56か7分頃、Aさんが出勤。私が一人で米飯の品出しを終えようとしているところを見て、ショックを受けていた。
「え、それ一人でやったんすか? オーナーは?」
「9時には帰りましたよ。きっとAさんが9時半には来てくれるとか言って~」
Aさんはしばし絶句した。
「俺、10時からじゃないとダメだって言ったのに……何でそんなことに……」
「オーナーのいつもの手口ですよ。自分が楽するために従業員を騙して、従業員同士の揉め事にすり替える。毎度の事なんだから、いい加減読んでください。早く来いとは言わないけどぉ」
Aさんが制服に着替えてフロアに出て来たのと入れ違いで、私は上がり。
「パンの品出しがまだ残っていますけど、これは今日は私はやらなくていいみたいなんで、あとは頑張ってくださいねー♪」
Aにショックを受けているようで立ち尽くしていたが、私、容赦なく退勤。
前日、オーナーから水曜はなるべく早くに出られないかとしつこく聞かれたので、
「せいぜい15分前ですかね。せいぜい15分前ですかね!」
と私もしつこく断言した。これはオーナー、私のせいにして17時に退勤してしまう、いつものパターン。だが、だからといって「なるべく早く」になど言ってやらん。本日の相棒はAさんだし。
17時45分に出勤した私を、Aさんの驚愕顔がお出迎え。昨日の今日で自分はなるべく来ないとか!? と言われるより前に、
「なるべく早くとか無理です。私、フリーターではないんで」
と言い切った。
オーナーはやっぱり、予防接種の副反応が辛い辛いと騒ぎまくって、「増田さんがなるべく早く来るって言ってたから!」と言い残して、17時にそそくさと帰って行ったとのこと。ほらね。
私が水曜日にシフトに入るのは珍しいことなのだが、比較的暇な曜日と聞いていたのに、私が出のときに限ってやたら混んだ。
木曜日。数週間前からの計画通り、私は昨日のぶんの代休で、予防接種3回目を打ちに行った。1回目・2回目共に副反応が大したことがなかったので、今回も大丈夫かなと思ったら、とんでもない。夜、急に全身の関節がバキバキに痛み出し、力が入らなくなった。風邪症状は全然ないし、体温も平熱なのに、インフルエンザの一番酷い時みたいな倦怠感だ。寒くないのに背中がぞくぞくするので、布団を何枚も被って寝た。
金曜日。倦怠感はだいぶましになったと思ったら、今度は酷い頭痛。せっかく日曜の午前中まで休みなのに、どこにも出掛けられなさそう。子供達は「ママが毎日家にいる!」と大喜びで、寝込み中の私の背中に突進してくる。
プロ野球の審判って、一軍のジャッジをする人間は最低保証年俸750万円プラス出場手当(球審が3万円で塁審が2万円)っていう薄給で働いてる。
サラリーマンならそれなりにもらってんじゃんと思える額だけど、審判は単年契約の個人事業主だから、収入が安定しない。
佐々木朗希(推定年俸3000万円)どころか、下手したら松川虎生(推定年俸1300万円)より白井の方が給料安い可能性もある。
日本に50人もいない、プロ野球の一軍の試合をジャッジできる人間がこの程度の給料で雇われてるのはおかしいだろ。
クソ審判を生み出す最大の原因は、この状況を放置しているNPBであり、ケチ臭い12球団のオーナー達なんだよ。
お前達も、白井みたいな態度が悪くて無駄に目立ちたがり屋で冷静な判断が出来ない人間を叩くぐらいなら、何も手を打たないNPBに文句を言えよな。
「そんな格好良い仕事じゃないんだぞ?だから俺は外で働いてんだし」と狩猟の話をしてとねだるたびにそう言っていた
そんな彼と先日キャンプをしていて何処からかイノシシが迷い込みキャンプ場を闊歩している
私や周囲の家族連れがヤバくない?とザワザワしはじめイノシシが移動するたび警戒して距離を取った
イノシシは1つのテントに目を付けて物色を始めると彼氏が「あぁ・・・はぁ〜っ」と深くため息をついたら「仕方ねぇか」と呟いて、薪割り用の刃物を握り締めて普通に歩きながらイノシシへ近寄っていった
彼氏は猟師の家の子だ。でもまさか本当にイノシシの相手をするとこを見るなんて思わないだろう
傍目から見ると彼氏はまったく躊躇なくスルスルと自然な感じで近付いていく
散歩か?と言いたくなるような自然さでイノシシと肉薄する距離まで近付いた瞬間にドッと鈍い音が鳴った。彼氏が刃物を一閃しイノシシへ当たったのだ
息をする間もなくイノシシは即座に反撃の体当たりをするけど彼氏は後ろ歩きでゆっくりと距離を取りつつ刃物を何度か振り回した
ピギィとイノシシが鳴くと彼氏は突然走り出し、その勢いのままイノシシへ強烈なキック
イノシシは横転してしまい彼氏はすかさず刃物を大きく振り落とした
キャンプ場はシーンと静かになっていて彼氏は私に振り返り「終わったよ」と目線だけで訴えてきた
キャンプ場の事務所にそのことを報告するとオーナーなのか事務所の一番偉い人なのかわからないけれど感謝されてキャンプ場タダの権利とビールを貰った
彼氏は「女に見せるもんじゃねぇぞって親父に言われて育ったから見せたくなかった」と落ち込んでいたけれど、私はこの人についていけば餓死はしないだろうと安心感を得た
大層なタイトルをつけたが、これをノンバイナリーの総意として言いたいわけではない(総意として言えるなんて全然思っていない)
また、自分がノンバイナリーだからといって、仮にトランスフォビックな内容があったとして、無罪になると思っているわけではないことも言っておきたい。
ただ、いちノンバイナリーの目からは、一部の“トランス活動家”の発言や“トランスジェンダリズム”は現実からかなり乖離しているように見えるし、また、容易に他者を『差別者』呼びすることにウンザリしての愚痴。
トランスジェンダリズムに救われるトランスジェンダーもいるだろうが、自分はそうではなかった。
そういうトランスジェンダーもいるんだなくらいの気持ちで読んでほしい。
トランス女性は女性です。それに異論はない。トランス女性が女性ではないのと同様に、私も性別がないので。
だけど、トランス女性は女性だけど、世の中には『トランス女性のフリをして女性スペースに侵入したがる、一部の迷惑なオートガイネフィリア』もいるじゃないですか。それをどうしていこうか、という話がしたいのに、そんなことをTwitterで言おうものなら、『トランス女性は女性です』(そんなことはわかっている)『トランスを犯罪者扱いするのか』(そんなことは全く言っていないし、犯罪者扱いされるのはノンバイナリーとしても迷惑だが!???)って言われるから世知辛いし、あまりの噛み合わなさにもしかして、トランス活動家の人達はトランスと(一部の迷惑な)オートガイネフィリアの区別がついていないのか…?(※)とかなり疑念を抱いている。
確かに私はノンバイナリーでトランスジェンダーに分類されるが、オートガイネフィリアと同じだと思われるなら、違うが????とキレ気味に言いたくなる。
※実際区別がついていない人のブログも見たことがある。トランス活動家全員が全員だとは思いたくないが。
子供がトランスだというその人によると、オートガイネフィリアはトランスフォビア的な思想から生まれた分類らしい。
Twitterで『女装男子』『巨大ディルド』とかそういうワードで画像動画検索すると女装オナニスト達(オートガイネフィリアの人達)の無修正自撮り動画がいっぱい出てくるから、そういう人には是非そういう動画を見てもらいたい。
(※一応言っておきたいけど、女装オナニー自体はそれぞれの趣味でいいと思うし、インターネットで公開するのも(フィルタリングの問題はあれ)本人の好きにしたらいいと思う。しかし、それを自宅などの私的スペースでやるのと、公共の女性スペースで行うことは全く意味が違うと思う。念のため)
オートガイネフィリアとトランスの区別もついていないその人に育てられるトランスの子が、生きづらさを覚えないよう、遠くの方から祈るばかりだ。
女性と呼ばれるのも嫌だが、生理のある人って呼びかけられるのも私はすごく嫌だ。無理。
生理の話の時だけとかそういうの関係なく、いついかなる時も嫌だ。じゃあ何がいいっていうのもあるわけではなく、「生理のある人でありたくない」が答えなので、たぶん子宮を取るしかない話だと思っている。
『生理のある人』呼びで救われたノンバイナリーは良かったね、とは思うけど、自分はそうじゃなかったってだけ。
「生理のある人」「ま●さん」「子宮オーナー」なんでもいいけど、こういう呼び方でいついかなる時も呼びかけられたくない。キモい。キモすぎる。
雌性体とかそういう風に言われる方がまだマシ。
自分は女性ではない(しかし男性でもない)と思っても、結局はそこを、よりにもよってそこをピックアップされるのか…という絶望感。
駄々こねだとわかっている。早く子宮を取って、「『生理のある人』?ああ、私には関係ありませんが」という涼しい顔で議論から下りるのが、自分の精神の安定には1番いいのかもしれない。
・リア•トーマスについて
何故彼女が、『トランス女性の選手権を作ろう』とする方向に行くのではなく、女性選手権で戦っているのか本当にわからない。
これに関して、「彼女の現在のテストステロンの量は基準値以下で〜」とかそういう意見も見たが、スキャモンの成長発育曲線から言って、成長期に発達した筋肉のアドバンテージが早々に失われるとも思えない。
レゴブロックのように臓器を入れ換えて(取り外して)『今日から私は男性(女性)です』って世界だったら、苦悩もなにもなかっただろうし私もそんな世界の方が良かったけど、人間の身体は副作用や後遺症なくレゴブロックみたいに、簡単に取り外したら、入れ換えたりできないので、彼女や彼女を無邪気に賞賛する人達にはトランスで苦しんだことを馬鹿にされているように感じて、怒りをおぼえる。
性別とそれに伴う身体的特徴の違いが歴然とあるから、ホルモン治療や性別適合手術で簡単に性別を変えたりなくしたりできないことを知っているから、こんなに悩んでいるのに、ふざけるな、と言いたい。彼女がホルモン治療のみであることも、また怒りの炎に火を注ぐ。
トランスジェンダーの大会を新しく作るにはスポンサーも見つけないといけないし、トランスジェンダーの競技人口は(女子競技人口と比べると)少ないから評価されない(かもしれない)ので、女子の大会で無双してるだけにしか見えない。
リア•トーマスの存在で、トランスジェンダーはああいう卑怯な奴ら、と思われるのも非常に嫌。迷惑。
・Twitterでよく(?)見る「トランス差別者だとわかったので、RT取り消しました」のツイートについて
どういう信条でTwitterやるのも自由だけど、トランス差別以外で見たことない気がする。
トランス差別に対してセンシティブなのは良いことだと思うけど、基準が全然わからないし、そうやって世界を「トランス差別者」と「トランス差別者以外の者」に二分した結果、溜まった怒りとかヘイトが向かうのって結局トランス当事者なんじゃないかな…………という不安。
そういう分断を煽っておいて、『私はトランス差別に理解があります』って顔されても、怖い。
心強い!と思うトランスもいるかもしれないけど、少なくとも私は「この人、分断を煽るだけ煽っておいて、その結果、起きそうなことはなんも想像してないんだなー…」という感想しか抱けないので、離れます。
後ろから援護するように撃たれても、その、嫌だし…
・一部の“トランスジェンダー”や“トランス活動家”の言う『シス女性特権』なるものについて
私の子宮と卵巣と膣をあげたい。
怒らまいと思いながらダラダラ書いたけど、最初から苛立ってしまってダメだった。これでも抑えている。
トランス差別に敏感な人達、トランス活動家の人達に、あなたが言ってたり、やっているそれ、誰のためですか??ってのが言いたかった。
あなたの近くにいるトランスが望んでるならそれでもいーよ。私は違うけど。
トランスをふんわりと『迫害されている悲劇の登場人物(或いは、地上にときたま現れる儚い生き物)』みたいに偶像化しないでほしい。世の中によくいる、生きづらさに「うぇ〜くそがよ〜〜」とかなんとか言いながら生きてる人間達の一部です。
あとトランス当事者でトランス活動家の人達の言うことを、まるでトランスジェンダー全体の総意みたいに言う/思うのも割とマ〜ジでやめてほしい。
そう思ってないノンバイナリーもいるよ。
別にノンバイナリーだからトランス活動家についての愚痴を言っただけで、トランスジェンダリズム、反トランスジェンダリズム、どっちを見ても割と地獄なので、『わたしには関係ない話ですが』って涼しい顔していられるのが1番楽だったと思う(そしてそれは別の差別問題について、もしかしたら私がやって来たかもしれないことだと思う)
これ以上なんか言って私自身が、それぞれの陣営間の憎悪を煽っても嫌なのでやめます。
ただ、どういう主張であっても、自分の主張が間違っている可能性を疑いながら議論してほしい。
私も別に自分の言うことこそが正しいだとは全然思ってないんで。
ただ、「こんなことを言うお前はトランスジェンダー(ノンバイナリー)ではない」と言う人間には、箪笥の角に小指を盛大にぶつけ、その衝撃で上から落下してきた豆腐の角で脳挫傷を起こす呪いをかけます。
聞いてくれてありがとうございました。
聞いてくれた人には休憩時間中にネコチャンが寄ってくる的ないいことが明日起こるし、来世の私はインド映画に出てくるような、イケメン(無性)の姿に転生します。
ちょうど車の買い換えの時期が来るな、と意識したのが令和3年の8月。何かと維持費がかかる某輸入車が精神衛生上よろしくなく、たまたまティザー広告が目に付いたNXに乗り換えた。今回が初めてのレクサス車である。最近の半導体不足やプーちゃん大暴れにより随分と納車は遅れたが、先日なんとかうちのNXは納車された。しかし、現状としてもっと長くかかる方が多いようである。
自身のSNSアカウントであれこれ書いてもいいんだけど、何かとNXについて発信する車好きのアカウントは変な人が多い、というか、レクサスのファンに変な人が多い。既に納車された層も変な偏りがある印象で、普通の人間によるものとみられるレビューが少ない。絡まれたくないし、言いっぱなしにしたいこともあり、匿名ダイアリーに記すことにした。正直に言えば、せっかく新車を買ってウキウキしているので何か言いたいだけだし、こうやって何か書く私も彼らと実際変わらない。
ただでさえまとまりに欠けるので、いくつかの項目に分けて記載したい。なお、納車3週間目の感想である。長期はわからん。
これから購入を検討される方が知りたいであろうオプションに関することは後半に記載するのでスキップを推奨する。
購入グレードはNX350h AWD Ver.Lである。なお、特定を避けるためボディカラーの記載は避ける。
#デザイン
もともと個人的に見た目は欧州車趣味なのだが、今回のNXは十分に食指が動いた。先行受注のため実車を見ずに広告やカタログのみで評価して購入したのだが、国産車にありがちなガチャガチャ感(例えば、トヨタならどこかのプリウスからのヤンキー顔、ホンダなら少し前のガンダム顔)が和らぎ、詰め込まれる要素の数が小さくなったことにまず驚いた。先代のNXはヘッドライトの下の「隈取り」的なウインカーが頗る嫌いであの(クソダサい)アヴァンギャルド顔から見向きもしなかった。あれを欲しいと思ったことは今も含めてない。今回もフロントグリルは過剰なインパクトがあるが、ヘッドライト内にだいたいの光る物は収まり眺めたときの視線が散らず落ち着いた印象になった。また、線よりは面の構成が主になったことでゴロンとした、金属の塊から削り出されたような存在感のあるデザインに変化した。スピンドルグリルは残ったが、アイコンとしての機能は十分で、全体的に「良い取捨選択がなされたな」と思った。車の印象というものはボディカラーによって大きく変化するので納車されるまでは不安が大きかったが、初見でそれは吹き飛んだ。ちゃんとかっこいいのである。なお、ここまで書いたらおわかりかもしれないが、グリルの加飾が好きではなくそれだけの理由でFスポは避けた。NAVI-AVSやパフォーマンスダンパーは魅力的であったが、本当にただそれだけの理由で見送った。見た目は大事。
#内装
やたらとデカいナビ画面が最初に目に付くが、それ以外は概ねシンプルな構成になっている。以前のモデルはアナログ時計や様々な加飾があったようだが、必要なものに目がいくような、チラチラ余計なものが見えず実用の上で快適だ。契約前にディーラーで現行RXと初代NXを見たが、現行RXは居住空間の余裕からラグジュアリーで加飾が多くとも伸びやかな印象で違和感がなかったが、NXでは少し小さくなるだけでゴチャゴチャして狭さを感じていたので、なんとなく「広くなったな」という印象である。TAZUNAコンセプトとして必要なものにすぐ手が届くように設計されているとのことで、確かに必要なスイッチ類にはすぐに手が届いてそれも快適である。構成もさることながら、リアル・フェイク織り交ぜた全体としてのレザーの品質やその他部品の工作精度など、全体的な製品としてのクオリティも高く「なんかいいもの買ったな」と素直に思える仕上がりになっている。世間で実写をまだ見かけることが少ないのでわかりにくいが、カタログの写真よりも圧倒的に実物の印象が良いことは特筆しておきたい。
そもそも、そんなに車の性能について詳しくないことを事前にお断りしたい。Ver.Lは標準のサスペンションでモードはエコ・ノーマル・スポーツに限られるが、そもそも私はスポーツ走行がわからないので十分である。前者はディーゼルターボで小型のわりに強大なトルクを発生する仕様であったために、単純に街乗りでは頗る速かった。信号が青になったときなんか、油断するとドカーンである。それと比して随分と「ジェントル」になったのだが、静かで振動が少なく、発進時はモーターの比率が高いので、遅いとか、重たいとかと感じることはまずない。ハンドリングを含めて車の挙動としてはスッスと動くので気兼ねなく車を流すのには快適だ。ある程度の余裕を以て機敏に動く印象で、峠を限界まで攻めるとかサーキットを走るとかで無い限りは全く問題にならないだろう、というか、そんなことはしたことがないのでわからない。また、見た目よりも車重が軽い印象で、剛性の高さも動かしたらすぐにわかる。私は車について素人なのだが、素人が動かす街乗りの車で言えば最強なのではないかと思わせてくれる感がある。車の素性がいいとはこういうことなんだろうなと思う。
燃費については先代程度だろうなと思っていたが、8km程度の渋滞を含めた通勤路で14km/L、信号と渋滞の少ない郊外路では20km/Lにも到達するので想像以上に良かった。また、走行データを確認すると、60-70%はEV走行しているそうだ。ラバーバンドフィールはごくわずかにないこともないが、注意を向けなければアクセルの反応は良好だし、ハイブリッドカーも以前とは比べものにならないくらい進化したと思うし、ハイブリッドだからこそ得られる走行の妙味もある。主にエコモードで動かしているが、燃費優先というわけではなく、回生ブレーキの挙動や速度コントロールが非常に楽なので積極的にそうしている。特に説明書などに記載はないが、GPSと地図情報から法定速度情報を得たり、ITSで他車の速度情報を得たりしてコントロールに干渉している気はする。実際は不明だが、そんなに運転中はゴリゴリに感覚を研ぎ澄ませているわけではないので、なにかと気を抜けて(抜くな)ありがたい。なお、なんとなくウェイウェイしたいときはノーマルにするし、めっちゃウェイウェイブーンしたいときにはスポーツにしている。そうするとだいたい気分に合う走りになってくれる。
今回は個人的に初めてAWD設定にしたのだが、普段はわからないが、大雨の中で高速入り口のカーブが続くなかで加速を行うシチュエーションで圧倒的な接地感を感じた時にはうっかり爆笑した。「なんだこれ、全然滑らねぇ。」と。むしろこれまでのFF車が低μ路でいかに浮くように滑っていたか、を思い知らされることになった。とても安心感がだが、これが新型NXだからいいのか、AWDだからいいのかどうかは私にはわからない。だが、AWDにして良かったと既に満足している。
#静粛性
前車と比して随分と静かになった。ディーゼルと比べたら当たり前なのだが、ただ、それ以上に風切り音や外音の遮断がよく効いていてふと窓やルーフを開けたときに「外こんなにうるさかったの?」と驚くことが多い。極端な遮音がなされると自身の体内から発生する音が気になったり、どことなく不安になる感覚を経験したことがあるが、絶妙に不快な音だけをフィルタリングしているかのようで自然かつ快適である。また、若干のエンジン音やモーター音は入るようになっているが、それがないと車の動きが把握出来なくなって個人的には不安になるので丁度いい。もしかしたら、音というよりはハンドルやアクセルペダルから伝わる振動からよく把握できるという方が正確かもしれない。この点はパフォーマンスダンパーが入ったりすると少し違ったりするだろうか。乗り比べる機会がなかなか無いのは残念だ。
今回は外付けドライブ以外の実質フルオプションとしたので走行支援に関する装備も全て装着している。新世代レクサスとして特盛になっているので全てに対して記載をするとキリがないし、良いと思った機能について記載する。まず、街乗りのシチュエーションではプロアクティブドライビングアシスト(PDA)は意外によく働く。先行車の車速などを関知して車速を調整したり、車線からの逸脱を防いだりなど、注意がふと切れるタイミングで作動してくれる印象だ。初期設定では過剰な介入を感じたので設定から「遅め」を選択しているが、慣れれば程よいと感じる程度になった。
今回の目玉装備であるアドバンスドパーキングだが、期待せず面白そうだからという呑気な気持ちで導入したが、意外に使える仕様になっている。正確な画像認識のため駐めたい場所の周辺に近付いたら可能な限り徐行する、車が十分に動けるスペースを確保して周辺に柱などの障害物がないことを確認するといった多少のコツさえ身につければバシッと綺麗に駐車してくれる。そりゃ自分で入れたほうが速いのだが、自分であくせくとハンドルの切り返しやシフトチェンジする必要がないので気持ちは楽である。一部から怒られるかもしれないが、最近は駐車をNXに任せている間に降車の準備としてマスクを装着していることが多い。また、リモートパークも入れたら出られない駐車場で使用したが、さすがに不安だったもののきちんと駐車してくれた。どちらかと言えば駐車している間に隣の車両が変な幅寄せをしてきたときに乗り込むために車をスペースから出す目的で使うシチュエーションが多そうだと思った。
高速道路ではオートクルーズコントロールとレーントレーシングアシストでほぼ走ることにはなるが、基本的な機能として問題なく軽くハンドルの一部を握っているだけで作動してくれるので感覚的には自動運転に近い。また、レーンチェンジアシストもオプションで装備しているが、ウインカーを一定時間保持することで周囲を認識し自動で車線変更してくれる。ただ、3-4秒かけてじわぁ...と車線変更するので横向きのGが発生しにくいので主たる同乗者である妻には好評だが、若干じれったく、この間に道路状況が変わらないか少々不安にもなる。そのために急な障害物や割り込みなどに対して車線変更による回避への対応もできないのでそこからLTAが作動している状況で車線変更しようとすると車が抵抗するし、その後に「もしかしてぼんやりしてますか」とナビに煽られるのは少しイラッとする。自身で車線変更する際にはLTAを切る癖をこれからつけなくてはならないだろう。ただ、ネガティブな点はそれくらいで総じてよくできており、未来が来たなぁ、と感じた。
今回のNXに限らないんだろうけど、車自体がモバイルネットワーク接続できるのって使ってみると相当に便利。離れてても車の施錠などの状況が確認できたりエアコンを事前に動かしたりすることもできる。地味に楽しいのがマイカーログで、運転経路や燃費なんかも確認できる。これまでは車で直接ナビをいじってみることはできたけど、面倒くさくて見ることは正直なかった。これならどこでも手元で確認できるのはお手軽でついつい見ちゃう。あと、これはいいなと思ったのは事前にスマホで経由地や目的地を設定して車に送っておける機能。車に乗ってからナビ設定するのって時間がかかるしすぐに車出さなきゃならない時とかにはうんざりするけど、例えば出先のお店で食事を摂りながら次はどこに行って...みたいな話をしながら入力して、あとは車に乗り込むだけというのは実際に使ってみると実に心地良い。ちなみにまだオーナーズデスクにお世話になったことはないのでそのうち使ってみたい。
#オプション装備について
運転支援については記載した通りなので、パノラマルーフやプレミアムオーディオのマークレビンソンについて。パノラマルーフはツートン調になることに若干の抵抗があり、特に必要性も感じなかったが換気やリセールを意識した際の人気オプションであると説明され導入した。実際には「開けると楽しい気持ちになる」程度であるが、朝の日差しが心地よい時や、ふと信号待ちで天井からの町並みを見上げた時には良い開放感があって装着してよかったなと思える。
ちょっとだけオーディオ趣味なのもあってマークレビンソンの装着はあまり迷わなかった。自分でオーディオ装置を選定するととんでもない手間と金銭がかかることは目に見えていたので、お手軽にメーカー純正のオーディオシステムが最初から入ってること自体が魅力的だった。納車まで試聴する機会はなかったのだが、カーオーディオに詳しくはないものの20万円程度のオーディオシステムとしては十分良いレベルを確保していた。具体的には解像度や定位感が良好でノイズレス、ダイナミクス表現にも優れており小さい音量の楽器までしっかりと表現する「普通に良い音」だった。過剰なサラウンドや低音をブーストするような安っぽい演出ではなく、どこの座席に座っても2chのオーディオらしく自然に聴けるというのは実はそんなに簡単な事ではない。とてもよく練られたDSPが入っていると思う。音量を上げた時にありがちな内装の共振は抑えられてる印象で、キックドラムや超低域のシンセベースのフレーズでもスピード感があって無駄な残響がなくキレがいい。難点があるとすれば、ピュアオーディオ的な良い音の作り方でもあるので音源に左右されがちなこと。当初はiPhoneからのBT接続にしていたんだけど、有線でのApplCarPlayや、妻のXperiaでのLDAC接続では歴然とした差があったし、録音自体が良質なものは心地よいけど、そうでないものは荒が目立って気になってしまう。聴くものを選ぶようにはなってしまうけど、それはオーディオの世界では普通のことだと思うので「スピーカー自体に金をかけたことがある」層のためのオプションなのかもしれない。ただ、この音を自分であれこれ買って再現しようと思ったら3倍出しても得られない可能性はあるし、ある意味コスパには優れているし私個人では大満足で、これ以上はいらないと思ってる。キリがないから。
完璧な車なんてないと思ってるけどネガティブポイントは新型車なのもあってないことはない。例えば、ナビの音声認識。初期設定ではヘイレクサスで起動してあれこれ操作やナビ設定ができたりするんだけど、エアコンやルーフ、窓の操作はだいたい失敗する。AlexaやGoogle Assistantほど賢くもなく、反応も最近の音声認識端末で経験するよりは圧倒的に遅い。なんとか使えるのは目的地設定でこれはわりと精度高くできるんだけど、まぁ時間かかるのでオーナーズデスクに繋いだ方が早く設定できる可能性すらある。いや、どうせならそっち使えばいいんだけど、人間の手を直接煩わせるのに若干の抵抗があるのでナビ側でなんとかならないかなと。
あと、エアコンやナビの地図を動かしたりという場面でナビは見やすい高い位置にあって、更に巨大なので意外に操作していると手が疲れる。リモートパッドが評判悪かったみたいで廃止されたようだけど、あっちの方が楽だとも思う。見やすさや表示範囲は圧倒的に良いのでもっと音声操作がスムーズで高精度だと手を伸ばさなくとも使えて本来開発者が意図した形になるのではないか。あと、再生中の楽曲情報については小さい窓でいいので地図と同時に表示できたらいいのになと思う。
あと、デジタルキー。実は初期登録がうまくいかず、使用できていない。ただ、使う状況もいまのところないのでそのままにしてる。もうこのままでいいと思ってるくらいにどうでもいい機能だったのかもしれない。うちは運転するのが私ひとりなので共有する相手もいないからこれでいいんだけど。まぁ、いらなかったな。
#総じて
イマイチな面もあるが車の素性が大変良いので吹き飛んでしまう、というのは素直な感想。なんだかんだ走らせてナンボなので現状では大変満足している。内装においてはこれまでのレクサスと比してスイッチが多い高級感とかアナログ時計とかの特徴は廃されたけど、要素を絞って現代的でシンプルに徹した品の良さは所有していると好ましく思えてくる。ただ、こう書くと北欧テイストなのかと思われそうだけど、そんなにデザインコンシャスなわけでもなく、日本的な割り切り方や合理性をうまく良い形に落とし込んだ、という感じです。まぁ、前車はボ○ボだったんだけど、正直なところ内外装はボ○ボのほうが好きだった。あれは良すぎるんですわ。でもNXはこれでいいんですよ。マイナー輸入車のあれこれに正直なところ懲りた僕は、天下のトヨタ様がパッケージングした車を買ったんです。
これまで乗ったトヨタ車や、代車で乗ったレクサス車と比べると乗り味が欧州車っぽくなった印象だけど、個人的にはそっちの方が好ましい。メルセデスのGLCと購入検討していたけど、やや世代が古めになるのとシートベンチレーターやらの欲しいけどあまり装着例がないオプションは在庫車もあまりないし、注文者は納期未定で値引きもないし、なんだかんだお高いんですよね。その点でNXはずいぶんとコストパフォーマンスは良いと思います。まぁ、高いんだけど。
輸入車はそれなりにブランド力があって、レクサスがイメージ的に御三家に及んでないところはあるかもしれない。ただ、実車が明らかに劣っているかと言われたら全くそんなことはなく、総合しての商品力はすごく高い。とくにNXは価格でみれば価格以上の出来だと思う。トレンチコートを買うときにバーバリーやアクアスキュータムの名門の定番を買うのか、三陽商会の百年コートを買うのかを迷ったときに、GLCやGLBを買う層は前者だと思うし、 Permalink | 記事への反応(1) | 23:58
それぞれの会社に良いとこ悪いとこ色々あるんだが、転職後の会社の方が、本業で成長してるという前提なのか、ちょっとした金の使い方の思い切りが良く、末端従業員にとってはすごいありがたいことが多い。
勤務中、いつの間にかオーナーが事務所で誰かと話していたから、面接かなと思ったらいつだったかに産休を取るとかでいなくなったSさんだった。復帰するらしい。うぇぇ。Sさんは私にとっては今の当店の従業員の中で最も組んで仕事をしたくない人なのだ。
何でSさんが嫌なのかというと、彼女はシンプルに物凄く口が悪いのだがその自覚がなく、見た目もまさか秒で人をイラッとさせる天才とは思えないほどのおっとり系なのだ。なんと言ったらいいのか……皮肉って感じもなしにするすると暴言が口から出てくる感じ。言われた方は思わず耳を疑ってしまう。
オーナーがSさんと話している間、私は一人で店番をしていた。そしたら事務所のドアが開いて、制服姿のSさんが出て来たから驚きだ。Sさんは昼勤なのだが、復帰を機に夕勤にシフトを変えたのか、単に慣らしで「暇そうな時間」(平日の夕勤、暇じゃありません)に今日だけ入ったのかは不明だ。
「お客さんから、私と同じ年くらいの女の人が夕方にいるって聴いたんですけど、それってたぶん、増田さんのことですよね。他に女いないし。増田さんって本当は一体、何歳なんですか?」
「38歳(当時)」
と答えたら、
「えーやだ、すごく失礼……。38歳の癖に私と同じくらいの歳って……うそぉ、私、こんなに老けてるって思われてるの……」
しかも今にも倒れそうな蒼白な顔で言われた。
「増田さんのお子さんって今の何歳なんですか?」
「8歳と5歳(当時)」
という会話からの、
「そんな小さい子を置いて、よくこんな時間に働いていられますね」
そういうおめえ様の御令嬢は2歳でございましたね。
「あんまんッッッ!!」
何の前ふりもなく。私が出勤して事務所のドアを開けたとたんにそれ。私は黙ってあんまんを什器から取って包んみ、お客様に「あんまんお一つでよろしかったですか?」と確認してから出した。突然の命令にもイラッとしたが、その後なぜかSさんが言い訳をし始めたのにもかなりイラッとした。その言い訳とは、
「私はあんまんを見てと言っただけで、取ってと言いたかったんじゃないんです。増田さんが取ってくれなくてもよかったんです。私、自分でやれるんで」
ついつい意地悪な気分になったので、
「なるほど。で、『見て』とは!? 何の為にですかな!?!?!?」
と聞き返したら、Sさんはしどろもどろになって「だからぁ、あんまんがまだ残っているかどうかぁ、確認して欲しくてぇ」と言い訳を重ねた。中華まんの什器はあなたのすぐ真隣りにあるのですがね!
これまた出勤した直後のことだが、制服に着替えた時点で、まだ仕事開始時間まで10分以上。余裕だなと思った瞬間、事務所のドアが荒々しく開いてSさんが現れた。
「レジを見てくださいッ!!」
「……なんで?」
「レジが壊れたんで見てって言ってるんです。そんな事もわからないんですかッ!?」
いや知らんがな。明らか私のせいじゃないし。
そんなSさんが復帰してきてしまった。どうか産休という名の一時的雇い止めの最中に当店の存在を忘れてどっか他のもっと美味しい仕事を見つけて転職してくれないかなと思ったが戻って来てしまわれた。
今日は一時間くらいシフトが被ったのだが、私がカフェマシンの部品を洗っていると、客足が途切れたタイミングでSさんが私のところへとことことやって来きて言った。
「おぉ、覚えてるよ!」
「本当ですか? うれしー。あーよかったー覚えてくれていてー。あ、そのボールペン、貸してくれたりします? 無いんで」
Sさんは相変わらずだった。
「いつ以来だっけ、一年、二年?」
「一年です。子供がやっと一歳になったんで。使えるお金なくて、早く稼ぎたくて居てもたってもいられなくて、戻ってきました」
神妙な顔でいきなり重い。この人の旦那さんのお給料が三倍くらいに増えて、こいつがコンビニでバイトなんかせずに遊んで暮らせるようになりますように……。
警察呼んで話した直後は静かになるけど、30分もしないうちにまたドッタンバッタン。
週末には怪しげな車が数台集まってくることもあるし。
管理会社に来てもらったけど、遠まわしに「あまり刺激しない方がいいと思います。」みたいな説明されたよ。やばい。
ヤンキー漫画に出てくる気が弱い先生みたいな台詞をリアルで聴くとは思わなかった。
家賃は23区にしては安いうえ、築年数が古いからってオーナーの意向で10年くらいずっと家賃据え置きにしてたらしい。
周辺の地価が上がってるのにここだけ家賃据え置きってなると、相対的に割安になるから変なのも湧くんだなぁ。って勉強になった。
管理会社も面倒見たくないんだろうな。
「私、最近歳のせいか痩せにくくなっちゃって、あまり食べてないのに太っちゃって。増田さんはこの時間(夕方~夜10時まで)に働いていて、夕飯はどうしてるんですか? お腹空いて夜に沢山食べちゃったりしないんですか? 私は朝普通に食べて昼は軽めで、仕事から帰ったらご飯丼2杯食べておかずはガッツリ食べるんですけど、それだけなのに太っちゃって」
と言われたので思わず、
「シンプルに食いすぎィ!」
で、先日二週間ぶりにシフトリーダーに会ったら、シフトリーダーは見違えるほどに太っていた。夕飯丼2杯生活、続けてたのか……。せめて茶碗2杯にしておけばよかったものを。
その日は月末だったので、オーナーが女子フリーターアルバイトさんにAさんへの伝言を託していったのだが、女子フリーターアルバイトさんはAさんを恐れておりあまり話しかけたくないらしく、私に「Aさんに伝えておいてください」とオーナーの書いたメモを渡してきた。
オーナーのメモはいつもダイイングメッセージレベルでざっくりとしていて、むしろ口伝の指示が本体だったりするのに、私にメモだけ手渡されても。
「Aさんって月末の仕事をルーチンとは思ってないし、言われてないことはやらない主義だから、大事な伝言は本人に直接言わないt」
まで言ったところで、
「それは有能なAさんにしては珍しい!」
と女子フリーターアルバイトさんは被せてきた。人の話は最後まで聴けって。しかも謎にAさんを買い被っているな。まあ私の言い方が9割9分9厘悪口だったのがいけないのか。
女子フリーターアルバイトさんとAさんは必要最低限の用件以外のことで口を利いたことが一度もないらしい。それも「トイレ掃除行ってきます」みたいな一方的な宣言に限るそうだ。すごい、仕事とは思えないやり取りだ。報連相、存在してない!
私が朝、交差点で旗振り当番をしているのを見た、という事をきっかけにしていやに親しげに話しかけてくるようになった男性客がいる。その人はうちの子供達よりも幼い子供が何人かいると、訊いてもいないのに話した。しかし、その男性客は夕方頃に当店にやってきて、何かちょっと軽食と飲み物を買って駐車場に停めた車のなかでずるずるだらだらしているか、店内で立ち読みするかで時間を潰し、20時過ぎに帰って行くのだ。もしかして子供が寝付くまで家に帰って来るなと奥さんから厳命でもされているのだろうか。
「昼間は何してるの?」
と聞かれたので、
「はい、な・に・も、していませんっ!」
と馴れ馴れしい男性客は早口で言ってピュウ! と去って行き、以来見かけない。
日本語で解説されてるアメリカの世論を整理するとこうなんだろうか?
→「たとえ相手が誰だろうと」言ってはいけない冗談がある。ってのが日本的な考え方なんだろうね。その人の社会的地位がなんであれ、その人だって感情のある一個人だっていう日本の考え方のが好きかな。
ノブレスオブリージュって良い考えだとは思うけど「多く持ってるんだから多く供出しろ」ってのはわかるけど、「多く持ってるんだから嫌なことも文句言わずに引き受けろ」ってのは違うんじゃないか
→黒人スタンダップコメディアン(?)というのの立場がよくわからんが、彼は守られるべき弱い立場の人間。というのもよくわかんない。アメリカ的考え方なのかな。ステージに立ってるちゃんとした大人で、守られるべきってのがよくわからん。ステージに立ったら大御所も端役も子役も、みんな一人前の一人の仕事人ってなるのが日本的考えな気がする。というか自分はそうだ。
誰だって言っちゃいけない事言ったら、言い返されるべきなのでは? 彼はXXだから彼の発言を否定するな。って、その考え方こそ、「XXな彼」を対等な人間扱いしてないと思うんだけど。
黒人というカテゴリがないからよくわからんのか…そもそもこれ、黒人が黒人を殴っているから、日本で言うならネパールカレー屋の裏でネパール人オーナーがネパール人バイト殴ってるみたいなもんで、欧米世論的には自分とは別のパッケージの中の出来事なんじゃないか…(ネパール人さん、例に出してごめん)
→日本人、いうて平手打ちくらいはいいだろって思うよね。まして成人男性同士なら別にいいだろって。向こうの人にはこれは「成人男性同士」という同じカテゴリ同士の出来事とは見られてないみたいだけど
そうか。
アメリカは自分の考えよりずっと「強い方の行動を制限して弱い方に保護と免除を与えよう」って考え方なのかもしれん。
あの二人にそもそもそんなに格差があるというのがよくわかんない。というか、守られるべき弱い立場ってのがまったくピンとこないんだけど。
それは日本がアメリカよりは平等だからなのか、それとも自分が弱い側だからなのか、それはわかんないですね。
アカデミー賞授賞式という公の場で、その発言は許せなかったという個人の感情を主張するな。
→これはわかる。心底ムカついても我慢しなきゃいけない場面はあるよな。
節電のためにサインポールを消灯、エアコンも着けず、FF商品は夜を待たずに終了、という営業。私が出勤した時は謎に出入り口の自動ドアまで開けたまま停止されていたが、お客様よりも私よりも先にオーナーが「寒すぎて無理!」とねを上げて、自動ドアは通常通り稼働することになった。
停電の危機の最中にあっても来客数は普通に多かった。というか、見かけたことのないお客様達がけっこう多かった。
2月末からやたら若いカップルが多く来店するようになった。当店は中高年ばかり来る店ではなかったのか。一体何が起きたのやら。
以前、何かのブコメで、最近の若者の間ではラフなファッションの中に一点だけ高価なものを身につけるのが流行っているとあったが、それが本当で、パーカーにジャージのズボンという服装で、ブランド物の財布またはハンドバッグを持っている若者をよく見かける。でも、ラフな格好っていったって、今時はちゃんと着れるパーカーは10000円くらいするし、ジャージのズボンだって7000円以上はしそうだ。まあ、値段はともかく見るからにし●むらやユニ●ロではない。生地の厚みが違う。
オーナーが20分に一度くらい「いつ停電するのか前もって知らせてくれねえかな」と愚痴を言いにきた。前もって停電するのを知らせるだけのむだな電気ってあるのかなと思いつつ「うふふ、そうですねー」と返事をした。
先週の地震の時、当店のある地域は停電したらしい。その夜はAさんが一人で夜勤をしていたが、明かりが落ちて非常灯が点いたと思ったらあらゆる什器のアラーム音が鳴り始め止められなくなったとか。お手上げ状態になったAさんはオーナー夫妻に電話で助けを求めた。すると、オーナー夫妻はすぐに駆けつけてくれて、Aさんは帰らされたらしい。
そこまではAさんから聞いていたが、昨日はオーナーから「あの日は夜勤の仕事が何も終わってなくて大変だった」と愚痴られた。何も終わってなかったとは。地震が起きたのが夜勤帯ではまだ早い時間だったとはいえ、Aさん何やってたの。
以前にも落雷かなにかで当店のある地域が停電になった事が何度かあるのだが、当店からそんなに離れていない我が家の辺りは無事だった。送電のルートが違うのだろうか。何でやたらあの一帯ばかり停電するのか不思議だ。
私はe-Sportsチームに所属している配信者の妻です。(以下の文章には念の為身バレ防止のフェイクを含みますが、概ね事実です。)
私達は結婚して数年経ちますが、結婚している事はチームのオーナーさんにしかお話しておらず、部門責任者さんにも伝えていません。
結婚するまで数年同棲していましたが、結婚のタイミングまではオーナーさんにもお伝えしていませんでした。
そういう経緯があるため、自分の周りには似た境遇の方がいないので少しでも問題提起出来ればと思い、内緒で書いています。
e-Sportsチームの女マネージャーさんってどうしてあんなに恋愛脳なんですか…?
どうしてチームは女マネージャーさんを管理してくれないんですか…?
e-Sportsチームはオーナーさんの次に各チームの部門責任者さんやマネージャーさんと言った方が付いて、その部門責任者さんやマネージャーさんがチームのスケジュールを管理しています。
大体はチームの社員さんが部門責任者として勤めて、その下にマネージャーさんや、チームによってはマネージャー業務兼アナリストさんという形でゲームに詳しい方を公募していると思います。
そのマネージャーさんの質が悪すぎると個人的には感じています。
そして、マネージャーという形でチームに関わるようになった事で、ファンの方に偉そうにしていたり、職権乱用して出会い厨になっていたりします。
勿論、真面目にお仕事として取り組んでいる方もいらっしゃいます。
私の夫が現在のチームに所属したのも、そういう事を色々考慮した結果です。
最近の交流大会の裏で出会い厨ガチマッチが行われているのが本当に本当に本当に無理で困っています。
Vtuberさんとプロゲーマーさんや配信者さんの恋愛が話題になっていますが、個人的にはVtuberさんの方が配信者という立場があるため、まだ節度があります。
ただマネージャーさんは裏方なので本当にやりたい放題しています。
私の夫の元に来た例を一部公開致します。
違いました!
要はスケジュールの前にモーニングコールをしますという意味でした!
(夫が遅刻をした事はこれまで一度もないので、生活態度に苦言を呈されたわけではありません。)
ただ、そういう個人マネージャーを経由して恋人になる(?)という文化があるのをTwitterで調べました。
「今度キャリーしてください!」
これ!!!!この間Vtuberさんとプロゲーマーさんで話題になったやつ!!!!!!!
ファンの子達は純粋に見て応援してくれているのに、マネージャーという立場を利用してプロゲーマーさんや配信者にプライベートで接触しようとするのは役得なのかもしれませんが、あまり良くないと感じます。
炎上はしてしまいましたが、Vtuberさんやプロゲーマーさんが個人的にやるのはまだわかります。
でもマネージャーさんとやってもお仕事に繋がる可能性はほとんどないです。
配信者さん
これはお仕事ではなく、ただの姫プでは?
そこで気になったので、このe-SportsチームCのマネージャーさんのTwitterを見てみました。
自分の行動にもドン引きですが、Twitterにもドン引きしました。
サーチに引っかからないように一部文章は変更しますが、ツイートを公開します。
「今日も〇〇くん(チームBのプロゲーマーさん)がいっぱい遊んでくれた!」
「うーん、やっぱり□□の声が一番安眠できる」
えっ?これファンの人いいの?と思いましたが、一番びっくりしたのは夫の恋人のようなツイートをしている所でした。
びっくりしました。
名前は出していないものの夫とデートしているようなツイートがされているのです。
夫が先月から一歩も外出していない引きこもりでなければ、不倫だと思って大喧嘩になったと思います。
営業妨害です。
他のチームの女マネージャーさんのTwitterも見てみました。
もう一人別の女マネージャーさんのTwitterを見てみました。
この方も出会い厨でした。
そういうわけで、何人かの女マネージャーさんのTwitterを見てみましたが凄かったです。
マネージャーさんって他のチームのプロゲーマーさんとお付き合いしていいんですね。
夫は配信者なのでプロゲーマーさんの契約書やマネージャーさんの契約書を見た事はありませんが、他チームの方と交際するのは契約違反にならないんですか…?
昨今、プロゲーマーさんのSNSが問題になりますが、一番酷いのは女マネージャーさんだと思いました。
10代から20代の初め頃、ツタヤにはお世話になったので、少し寂しい。
みんなNetflixとかSpotifyとか、サブスク契約だろう?
その偉大なサービスを紹介してみたいと思う。
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あれは、全部オレのものだ。
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ツタヤ阪急伊丹駅前店にあるDVDとCDは全部オレのものである。
ツタヤは、コンテンツ特化型資産管理業をやっていて、オレのDVDやCDをぜーんぶ管理してくれていた。(書籍や一部ゲームソフトは除く)
今考えてもすごいビジネスモデルだと思う。
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音楽好きとか映画好きな輩が自宅の棚に膨大なCDやDVDコレクションを並べて悦に浸る、みたいな趣味あるけど、
オレからしたら、そんなの比じゃないね。コレクションのボリュームがそもそも違う。
あれだけの量のコンテンツを普通に購入したら数千万円はかかるんじゃない?
にもかかわらず、ツタヤのサービスを契約すれば、初期費用は、入会金の200円だけ。
それを払うだけで、あの広大なフロアに並ぶ大量のDVD/CDたちがオレのものになった。
しかも地味にすごいのが、このコレクションは徐々に増えていく。
新作が発売されれば、自動的にコレクションに追加される。特にこちらからオーダーする必要もない。
このサービスと契約するだけで、オレは常に歴史的名作から皆が注目する最新作まで、いつでも手中に収めている状態になるわけ。
サブスクだったらそんなの当たり前やん、ってなるけど、DVD/CDという物理メディアが全部自分のものになるっていうのは、
ある一定から上の世代にとっては、すごい夢というか憧れが現実になった感があるんよね。
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そうそう、ツタヤの店舗は店舗ではないと言ったが、実は、あれはオレの貸し倉庫だ。
それなのに、オレは貸し倉庫のオーナーに家賃を払っているわけではない。
ツタヤのすごいところは、ツタヤがそれを立て替えてくれているという点。
しかし、ツタヤはオレに毎月その立て替えた家賃を請求することはない。
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じゃあツタヤのキャッシュポイントって何? ってなるんだけど、実はツタヤは手数料ビジネスをやっている。
貸し倉庫に保管されているオレの膨大なコレクションの中から「今日はこれ観たいor聞きたいな」っていうタイトルをピックアップし、
枚数に応じて、払い出し手数料を払う。タイトルのリリース時期によって手数料の金額は変わるが、
最新作でもなければ、1枚1回300円だ。
初期費用200円、払い出し手数料を300円/枚/回払うだけで、あの膨大なコレクションが全部オレのものになったと思うと、
このビジネスやってるツタヤは慈善事業かな? って思うちゃうぐらい。
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それにだ、ツタヤは、なんと貸し倉庫にオレ専用のスタッフを配置してくれている。
払い出しの手続きはもちろん、膨大なコレクションをジャンル別に陳列してくれたり、
スタッフに聞けば丁寧に場所を教えてくれたり、一緒に探してくれたりもする。
オレが、いつ貸し倉庫に行ってもいいように、シフトを組んで複数人体制で対応してくれる。
正直、この手厚いサービス、こんな安い手数料でここまでやっていいの? って思ってしまう。
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あと、大きな問題ではないのだが、ツタヤと契約し、サービスの提供を受ける上で注意しておくべきポイントもいくつかある。
例えば、払い出し期間だ。新作なら2泊3日、旧作は7泊8日というように、貸し倉庫へ戻す期限が設定されている。
これは、所有者であるオレがDVD/CDを借りすぎて、自宅に溜め込んで汚部屋にならないように、という配慮だと思う。
せっかく貸し倉庫があるんだから、自宅に溜め込まず、ちゃんと元の場所に戻しましょうね、ってことなんだろう。
しかも戻し忘れないよう、期限をすぎた場合は追加料金が発生する料金形態になっている。
人間誰しも損はしたくない。これはヒトの心理を突いた、うまい仕組みだな、と思った。
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次に、たまに払い出そうとしても払い出せない時がある。
世間ではこれを「レンタル中だったから借りれなかった」と言ったりするそうだが、
オレにはよくわからない。だって、オレの所有物である。手数料を払うのに、払い出せない訳が無い。
これはオレの想像だが、ツタヤのスタッフがディスクのメンテナンスをしてくれているのだと思う。
馴染みのスタッフが定期的に、汚れたディスクは読み取りエラーになるので、定期的にクリーニングしている、と言っていた。
こういう時は、数日待てば払い出し可能になるので、特に問題はない。
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たまに、めちゃくちゃコアでマニアックな知名度の低いタイトルを払い出したくなることがある。
流石にツタヤが管理してくれているオレのコレクションにもない場合がある。
オレのコレクションに追加してくれるようオーダーを頼むことができるのだろうか?
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あとはそうだな、せいぜい対応時間が限られるところ。24時間やっている(やっていた)ところもあるらしいが、
多くの場合、深夜早朝はオープンしていない。まあ、これは普通の人にとっては特に困る問題でもないだろう。
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それぐらいである。
それぐらいのことを気をつけてさえいれば、初期費用200円、都度課金の払い出し手数料300円で、
今のサブスクサービスとは違う。視聴しようがしまいが、月々数千円取られるのとは違う。
もし、その月に払い出ししなければ、かかる費用は0円だ。
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正直、ツタヤはどこで儲けているのか謎だ。
いくつか客側に制約があるとはいえ、それがキャッシュを産むような制約とは思えない。
コンテンツの購入費用、貸し倉庫の家賃、光熱費、スタッフの人件費…
オレの払い出し手数料で賄えていたのだろうか?
その謎のからくりも、時代の趨勢とは合わなくなってきたのかもしれない。
寂しい限りだ。
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ところで、ツタヤはレンタル業を装いながらレンタル業ではないというのがここまでの話だが、
あれが実は本当のレンタル業というのも、あまり知られていない事実だろう。
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結論から言うが、メルカリのアプリに並んでいる商品。各商品には販売者とされるユーザー名が付されているが、
あれはその商品の担当スタッフであって、あのユーザーの所有物ではない。
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例えば、初めてメルカリでモノを売るユーザーを想定してみよう。
最初の段階では、そのモノ、なんでもいい、機種変更して余ったSIMフリーのiPhoneでも売ることにしよう。
そのiPhoneは正真正銘、その売ろうとするユーザー、ここではAとしよう。Aその人のものである。
しかし、これに買い手がつき、Bというユーザーに販売が成立すると、所有権はメルカリに移る。
Bが買い、Bのモノになったのではないのか?
そうではない。Bは、デポジットをメルカリに支払い、そのiPhoneを無期限でレンタルするのだ。
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次に、そのiPhoneを買ったBが、そのiPhoneに満足しなかった場合や、必要がなくなった場合はどうすればいいか。
簡単である。メルカリに出品すればいいのである。そうすると、また別のユーザー、例えばCとしよう。
ここで、最初に支払ったデポジットより安く売れた場合、その差額が、BのiPhoneレンタル使用料ということになる。
例えばBがAから50,000円で買ったiPhone。これをCに40,000円で売ったとしたら、BのiPhoneレンタル使用料は10,000円だったいうことだ。
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この仕組みのすごいところは、レンタル料が無期限という点にある。
通常、レンタル品は期限が決められている。1泊2日◯円、といった具合だ。
次のレンタル希望者との間でディールした金額との価格差がレンタル使用料なのである。
レンタル期間によって変動はしない。
この姿勢が、ユーザーのメルカリ参入をここまで促したのではないだろうか。
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不思議なことに、メルカリはレンタル品の返却を義務付けていない。
ユーザーが壊したり、捨てたりしても、弁償する必要はないのだ。
ただし、その場合は、先程の例で言えば、BのiPhoneレンタル使用料は50,000円ということになる。
このレンタル使用料を低く抑えるためには、メルカリに返却(出品)することが最短の近道なのである。
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さらに、先程のケースではレンタル使用料をBが払う形になっていた。
だが、時としてレンタル費用がゼロか、あるいはマイナスになることもある。
Bが50,000円で買ったiPhoneを、Cが60,000円で買うこともあり得るということだ。
この場合、BはiPhoneをメルカリからレンタルしておきながら、メルカリから10,000円をもらうことになる。
この費用の名目は定かではないが、逆にメルカリがiPhoneの保管管理費用として支払うのか、
あるいは管理CへiPhoneを発送する配送手間賃として払っているのか。
いずれにしても、こういうワンチャンもあるため、メルカリに参入するユーザーは多いのだろう。
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メルカリサイドからすると、ものすごく旨味のあるビジネスである。
まず、在庫を抱える必要がない。最初に商品をユーザーから買い取った時点で、
いつレンタルされるかわからない商品を仕入れて、いつ倉庫から捌けるかヤキモキする必要がない。
これは物販やレンタル業の経験がある人間からすれば、とてつもなくストレスフリーな状況だと言える。
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メルカリのシステムやアプリそのものを開発したり保守管理するエンジニアが必要だが、
商品を登録したり、商品の写真を撮ったり、商品の解説文を用意する商品管理スタッフ。この人件費がスパッと要らなくなるのだ。
2021年12月の時点で、累計流通商品が25億品を突破したという。
累計なので、ある時点でのアクティブ在庫数は不明だが、それにしても、それだけ大量の商品を出品するには、
通常であればかなりの人数のスタッフを用意しないといけない。
それをユーザー負担とすることで、バッサリコストカットに成功したわけだ。お見事である。
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在庫していれば、経年劣化するし、劣化しないように倉庫の温度湿度管理などがシビアな商品もある。
先述の通り、在庫しない、倉庫も不要なので、メンテナンスコストも必要ないわけだ。
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最後に、手数料。先程のユーザーA・B・Cの例では、わかりやすくするために手数料を省いた。
実際のところは、次のレンタルが成立する時点で、成約した金額の10%をメルカリ側が手数料として徴収する。
これは、いわゆる天引きという形になるので、取りっぱぐれがない。
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世の中の形ある製品。
それはメーカーが開発し、製造し、販売することで商品となり、最初の顧客の元へ届く。
ここまでは、一般的なことだ。
しかし、最初のユーザーがメルカリへ出品した途端、それはメルカリの所有物となる。
あとは、メルカリのプラットフォーム内で、ぐるぐるとレンタルが続けられるだけである。
たまにレンタルが成立せず、ユーザーが廃棄することもあるかもしれない。
それはユーザーがデポジット=レンタル料として確定するだけのことだ。
メルカリを覗けば、こんなものまで売ってるの? と思わせられるほど、多種多様な、