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はてなキーワード: ヘッドライトとは

2022-06-23

自転車に点滅式のヘッドライト付けてるやつ

前に向けるな

刺さるんだよ、光が

ブッコロスぞてめえ

2022-06-14

山口県にある車中泊お断りキャンプ場に聞いてみました。

「ウチの施設クルマごとの乗り入れ可能ですが、クルマのなかで寝るのはお断りしています理由は、車中泊をする人はほかのお客さんに迷惑をかける人が多いからです(キャンプオーナー)」。

なんとなく抽象的な理由だったので、さらに掘り下げて理由を聞いてみました。取材対応してくれたキャンプオーナーによれば、車中泊派が起こすトラブルは「音」「光」が占めるといいます

夜中に何度もドアを開閉する音を立てたり、大きな音でカーオーディオを鳴らすといった迷惑行為をする人が多いよういです。

さらに、夏や真冬などはエンジンをかけたままエアコンを付けるといった行為もあり、周囲へのエンジン音が聞こえ続けることになります

また、車外でくつろぐときヘッドライト作業灯を点灯させ、周囲の雰囲気をぶち壊しにしているという苦情も多いといいます

しかに、自然のなかでミニマルな道具でキャンプを楽しみに来た人にとって、音や光は極力ないほうがいいものです。

その後、山梨県千葉県都内キャンプ場など数カ所に取材をおこないましたがやはり同じような理由でした。 https://news.yahoo.co.jp/articles/b112cfc7978189542bd210c58f2feb1c1c20421d

2022-04-10

レクサス 新型NXを購入した話。

 ちょうど車の買い換えの時期が来るな、と意識したのが令和3年の8月。何かと維持費がかかる某輸入車精神衛生上よろしくなく、たまたまティザー広告が目に付いたNXに乗り換えた。今回が初めてのレクサスである最近半導体不足やプーちゃん大暴れにより随分と納車は遅れたが、先日なんとかうちのNXは納車された。しかし、現状としてもっと長くかかる方が多いようである

 

 

 自身SNSアカウントであれこれ書いてもいいんだけど、何かとNXについて発信する車好きのアカウントは変な人が多い、というか、レクサスファンに変な人が多い。既に納車された層も変な偏りがある印象で、普通人間によるものとみられるレビューが少ない。絡まれたくないし、言いっぱなしにしたいこともあり、匿名ダイアリーに記すことにした。正直に言えば、せっかく新車を買ってウキウキしているので何か言いたいだけだし、こうやって何か書く私も彼らと実際変わらない。

  

 ただでさえまとまりに欠けるので、いくつかの項目に分けて記載したい。なお、納車3週間目の感想である。長期はわからん

 

 これから購入を検討される方が知りたいであろうオプションに関することは後半に記載するのでスキップを推奨する。

 

 購入グレードはNX350h AWD Ver.Lである。なお、特定を避けるためボディカラー記載は避ける。

デザイン

 

 もともと個人的に見た目は欧州趣味なのだが、今回のNXは十分に食指が動いた。先行受注のため実車を見ずに広告カタログのみで評価して購入したのだが、国産車ありがちなガチャガチャ感(例えば、トヨタならどこかのプリウスからヤンキー顔、ホンダなら少し前のガンダム顔)が和らぎ、詰め込まれる要素の数が小さくなったことにまず驚いた。先代のNXヘッドライトの下の「隈取り」的なウインカーが頗る嫌いであの(クソダサいアヴァンギャルドから見向きもしなかった。あれを欲しいと思ったことは今も含めてない。今回もフロントグリルは過剰なインパクトがあるが、ヘッドライト内にだいたいの光る物は収まり眺めたとき視線が散らず落ち着いた印象になった。また、線よりは面の構成が主になったことでゴロンとした、金属の塊から削り出されたような存在感のあるデザインに変化した。スピンドルグリルは残ったが、アイコンとしての機能は十分で、全体的に「良い取捨選択がなされたな」と思った。車の印象というものはボディカラーによって大きく変化するので納車されるまでは不安が大きかったが、初見でそれは吹き飛んだ。ちゃんとかっこいいのである。なお、ここまで書いたらおわかりかもしれないが、グリルの加飾が好きではなくそれだけの理由でFスポは避けた。NAVI-AVSパフォーマンスダンパーは魅力的であったが、本当にただそれだけの理由で見送った。見た目は大事

 

 

内装

 

 やたらとデカいナビ画面が最初に目に付くが、それ以外は概ねシンプル構成になっている。以前のモデルアナログ時計や様々な加飾があったようだが、必要ものに目がいくような、チラチラ余計なものが見えず実用の上で快適だ。契約前にディーラーで現行RXと初代NXを見たが、現行RX居住空間の余裕からラグジュアリーで加飾が多くとも伸びやかな印象で違和感がなかったが、NXでは少し小さくなるだけでゴチャゴチャして狭さを感じていたので、なんとなく「広くなったな」という印象である。TAZUNAコンセプトとして必要ものにすぐ手が届くように設計されているとのことで、確かに必要スイッチ類にはすぐに手が届いてそれも快適である構成もさることながら、リアルフェイク織り交ぜた全体としてのレザーの品質やその他部品工作精度など、全体的な製品としてのクオリティも高く「なんかいもの買ったな」と素直に思える仕上がりになっている。世間で実写をまだ見かけることが少ないのでわかりにくいが、カタログ写真よりも圧倒的に実物の印象が良いことは特筆しておきたい。

 

 

運動性能・燃費など

 

 そもそも、そんなに車の性能について詳しくないことを事前にお断りしたい。Ver.Lは標準のサスペンションモードエコノーマルスポーツに限られるが、そもそも私はスポーツ走行がわからないので十分である。前者はディーゼルターボで小型のわりに強大なトルクを発生する仕様であったために、単純に街乗りでは頗る速かった。信号が青になったときなんか、油断するとドカーンである。それと比して随分と「ジェントル」になったのだが、静かで振動が少なく、発進時はモーターの比率が高いので、遅いとか、重たいとかと感じることはまずない。ハンドリングを含めて車の挙動としてはスッスと動くので気兼ねなく車を流すのには快適だ。ある程度の余裕を以て機敏に動く印象で、峠を限界まで攻めるとかサーキットを走るとかで無い限りは全く問題にならないだろう、というか、そんなことはしたことがないのでわからない。また、見た目よりも車重が軽い印象で、剛性の高さも動かしたらすぐにわかる。私は車について素人なのだが、素人が動かす街乗りの車で言えば最強なのではないかと思わせてくれる感がある。車の素性がいいとはこういうことなんだろうなと思う。

 燃費については先代程度だろうなと思っていたが、8km程度の渋滞を含めた通勤路で14km/L、信号渋滞の少ない郊外路では20km/Lにも到達するので想像以上に良かった。また、走行データ確認すると、60-70%はEV走行しているそうだ。ラバーバンドフィールはごくわずかにないこともないが、注意を向けなければアクセルの反応は良好だし、ハイブリッドカーも以前とは比べものにならないくら進化したと思うし、ハイブリッドからこそ得られる走行妙味もある。主にエコモードで動かしているが、燃費優先というわけではなく、回生ブレーキ挙動や速度コントロールが非常に楽なので積極的にそうしている。特に説明書などに記載はないが、GPS地図情報から法定速度情報を得たり、ITSで他車の速度情報を得たりしてコントロール干渉している気はする。実際は不明だが、そんなに運転中はゴリゴリ感覚を研ぎ澄ませているわけではないので、なにかと気を抜けて(抜くな)ありがたい。なお、なんとなくウェイウェイしたいときノーマルにするし、めっちゃウェイウェイブーンしたいときにはスポーツにしている。そうするとだいたい気分に合う走りになってくれる。

 今回は個人的に初めてAWD設定にしたのだが、普段はわからないが、大雨の中で高速入り口カーブが続くなかで加速を行うシチュエーションで圧倒的な接地感を感じた時にはうっかり爆笑した。「なんだこれ、全然滑らねぇ。」と。むしろこれまでのFF車が低μ路でいかに浮くように滑っていたか、を思い知らされることになった。とても安心感がだが、これが新型NXからいいのか、AWDからいいのかどうかは私にはわからない。だが、AWDにして良かったと既に満足している。

 

 

#静粛性

 

 前車と比して随分と静かになった。ディーゼルと比べたら当たり前なのだが、ただ、それ以上に風切り音や外音の遮断がよく効いていてふと窓やルーフを開けたときに「外こんなにうるさかったの?」と驚くことが多い。極端な遮音がなされると自身の体内から発生する音が気になったり、どことな不安になる感覚経験したことがあるが、絶妙不快な音だけをフィルタリングしているかのようで自然かつ快適である。また、若干のエンジン音やモーター音は入るようになっているが、それがないと車の動きが把握出来なくなって個人的には不安になるので丁度いい。もしかしたら、音というよりはハンドルアクセルペダルから伝わる振動からよく把握できるという方が正確かもしれない。この点はパフォーマンスダンパーが入ったりすると少し違ったりするだろうか。乗り比べる機会がなかなか無いのは残念だ。

 

 

運転支援装備について

 

 今回は外付けドライブ以外の実質フルオプションとしたので走行支援に関する装備も全て装着している。新世レクサスとして特盛になっているので全てに対して記載をするとキリがないし、良いと思った機能について記載する。まず、街乗りのシチュエーションではプロアクティブドライビングアシストPDA)は意外によく働く。先行車の車速などを関知して車速を調整したり、車線からの逸脱を防いだりなど、注意がふと切れるタイミング作動してくれる印象だ。初期設定では過剰な介入を感じたので設定から「遅め」を選択しているが、慣れれば程よいと感じる程度になった。

 今回の目玉装備であるアドバンスパーキングだが、期待せず面白そうだからという呑気な気持ちで導入したが、意外に使える仕様になっている。正確な画像認識のため駐めたい場所の周辺に近付いたら可能な限り徐行する、車が十分に動けるスペースを確保して周辺に柱などの障害物がないことを確認するといった多少のコツさえ身につければバシッと綺麗に駐車してくれる。そりゃ自分で入れたほうが速いのだが、自分であくせくとハンドル切り返しシフトチェンジする必要がないので気持ちは楽である。一部から怒られるかもしれないが、最近は駐車をNXに任せている間に降車の準備としてマスクを装着していることが多い。また、リモートパークも入れたら出られない駐車場使用したが、さすがに不安だったもののきちんと駐車してくれた。どちらかと言えば駐車している間に隣の車両が変な幅寄せをしてきたときに乗り込むために車をスペースから出す目的で使うシチュエーションが多そうだと思った。

 高速道路ではオートクルーズコントロールとレーントレーシングアシストでほぼ走ることにはなるが、基本的機能として問題なく軽くハンドルの一部を握っているだけで作動してくれるので感覚的には自動運転に近い。また、レーンチェンジアシストオプションで装備しているが、ウインカー一定時間保持することで周囲を認識自動車線変更してくれる。ただ、3-4秒かけてじわぁ...と車線変更するので横向きのGが発生しにくいので主たる同乗者である妻には好評だが、若干じれったく、この間に道路状況が変わらないか少々不安にもなる。そのために急な障害物や割り込みなどに対して車線変更による回避への対応もできないのでそこからLTAが作動している状況で車線変更しようとすると車が抵抗するし、その後に「もしかしてぼんやりしてますか」とナビに煽られるのは少しイラッとする。自身車線変更する際にはLTAを切る癖をこれからつけなくてはならないだろう。ただ、ネガティブな点はそれくらいで総じてよくできており、未来が来たなぁ、と感じた。

 

 

コネテッドカーとしての魅力

 

 今回のNXに限らないんだろうけど、車自体モバイルネットワーク接続できるのって使ってみると相当に便利。離れてても車の施錠などの状況が確認できたりエアコンを事前に動かしたりすることもできる。地味に楽しいのがマイカーログで、運転経路や燃費なんかも確認できる。これまでは車で直接ナビをいじってみることはできたけど、面倒くさくて見ることは正直なかった。これならどこでも手元で確認できるのはお手軽でついつい見ちゃう。あと、これはいいなと思ったのは事前にスマホで経由地や目的地を設定して車に送っておける機能。車に乗ってからナビ設定するのって時間がかかるしすぐに車出さなきゃならない時とかにうんざりするけど、例えば出先のお店で食事を摂りながら次はどこに行って...みたいな話をしながら入力して、あとは車に乗り込むだけというのは実際に使ってみると実に心地良い。ちなみにまだオーナーデスクにお世話になったことはないのでそのうち使ってみたい。

 

 

オプション装備について

 

 運転支援については記載した通りなので、パノラマルーフプレミアムオーディオマークレビンソンについて。パノラマルーフはツートン調になることに若干の抵抗があり、特に必要性も感じなかったが換気やリセール意識した際の人気オプションである説明され導入した。実際には「開けると楽しい気持ちになる」程度であるが、朝の日差しが心地よい時や、ふと信号待ちで天井からの町並みを見上げた時には良い開放感があって装着してよかったなと思える。

 ちょっとだけオーディオ趣味なのもあってマークレビンソンの装着はあまり迷わなかった。自分オーディオ装置を選定するととんでもない手間と金銭がかかることは目に見えていたので、お手軽にメーカー純正オーディオシステム最初から入ってること自体が魅力的だった。納車まで試聴する機会はなかったのだが、カーオーディオに詳しくはないもの20万円程度のオーディオシステムとしては十分良いレベルを確保していた。具体的には解像度や定位感が良好でノイズレスダイナミクス表現にも優れており小さい音量の楽器までしっかりと表現する「普通に良い音」だった。過剰なサラウンドや低音をブーストするような安っぽい演出ではなく、どこの座席に座っても2chオーディオらしく自然に聴けるというのは実はそんなに簡単な事ではない。とてもよく練られたDSPが入っていると思う。音量を上げた時にありがちな内装共振は抑えられてる印象で、キックドラムや超低域のシンセベースフレーズでもスピード感があって無駄残響がなくキレがいい。難点があるとすれば、ピュアオーディオ的な良い音の作り方でもあるので音源に左右されがちなこと。当初はiPhoneからBT接続にしていたんだけど、有線でのApplCarPlayや、妻のXperiaでのLDAC接続では歴然とした差があったし、録音自体が良質なものは心地よいけど、そうでないものは荒が目立って気になってしまう。聴くものを選ぶようにはなってしまうけど、それはオーディオ世界では普通のことだと思うので「スピーカー自体に金をかけたことがある」層のためのオプションなのかもしれない。ただ、この音を自分であれこれ買って再現しようと思ったら3倍出しても得られない可能性はあるし、ある意味コスパには優れているし私個人では大満足で、これ以上はいらないと思ってる。キリがないから。

ネガティブポイント

 完璧な車なんてないと思ってるけどネガティブポイントは新型車なのもあってないことはない。例えば、ナビの音声認識。初期設定ではヘイレクサスで起動してあれこれ操作やナビ設定ができたりするんだけど、エアコンルーフ、窓の操作はだいたい失敗する。AlexaGoogle Assistantほど賢くもなく、反応も最近音声認識端末で経験するよりは圧倒的に遅い。なんとか使えるのは目的地設定でこれはわりと精度高くできるんだけど、まぁ時間かかるのでオーナーデスクに繋いだ方が早く設定できる可能性すらある。いや、どうせならそっち使えばいいんだけど、人間の手を直接煩わせるのに若干の抵抗があるのでナビ側でなんとかならないかなと。

 あと、エアコンやナビの地図を動かしたりという場面でナビは見やすい高い位置にあって、更に巨大なので意外に操作していると手が疲れる。リモートパッドが評判悪かったみたいで廃止されたようだけど、あっちの方が楽だとも思う。見やすさや表示範囲は圧倒的に良いのでもっと音声操作スムーズで高精度だと手を伸ばさなくとも使えて本来開発者意図した形になるのではないか。あと、再生中の楽曲情報については小さい窓でいいので地図と同時に表示できたらいいのになと思う。

 あと、デジタルキー。実は初期登録がうまくいかず、使用できていない。ただ、使う状況もいまのところないのでそのままにしてる。もうこのままでいいと思ってるくらいにどうでもいい機能だったのかもしれない。うちは運転するのが私ひとりなので共有する相手もいないからこれでいいんだけど。まぁ、いらなかったな。

 

 

 

#総じて

 イマイチな面もあるが車の素性が大変良いので吹き飛んでしまう、というのは素直な感想。なんだかんだ走らせてナンボなので現状では大変満足している。内装においてはこれまでのレクサスと比してスイッチが多い高級感とかアナログ時計とかの特徴は廃されたけど、要素を絞って現代的でシンプルに徹した品の良さは所有していると好ましく思えてくる。ただ、こう書くと北欧テイストなのかと思われそうだけど、そんなにデザインコンシャスなわけでもなく、日本的な割り切り方や合理性をうまく良い形に落とし込んだ、という感じです。まぁ、前車はボ○ボだったんだけど、正直なところ内外装はボ○ボのほうが好きだった。あれは良すぎるんですわ。でもNXはこれでいいんですよ。マイナー輸入車のあれこれに正直なところ懲りた僕は、天下のトヨタ様がパッケージングした車を買ったんです。

 これまで乗ったトヨタ車や、代車で乗ったレクサス車と比べると乗り味が欧州車っぽくなった印象だけど、個人的にはそっちの方が好ましい。メルセデスGLCと購入検討していたけど、やや世代が古めになるのとシートベンチレーターやらの欲しいけどあまり装着例がないオプション在庫車もあまりないし、注文者納期未定で値引きもないし、なんだかんだお高いんですよね。その点でNXはずいぶんとコストパフォーマンスは良いと思います。まぁ、高いんだけど。

 輸入車はそれなりにブランド力があって、レクサスイメージ的に御三家に及んでないところはあるかもしれない。ただ、実車が明らかに劣っているかと言われたら全くそんなことはなく、総合しての商品力はすごく高い。とくにNX価格でみれば価格以上の出来だと思う。トレンチコートを買うときバーバリーアクアスキュータムの名門の定番を買うのか、三陽商会の百年コートを買うのかを迷ったときに、GLCやGLBを買う層は前者だと思うし、Permalink | 記事への反応(1) | 23:58

2022-02-26

Kyiv市内のライブカメラ見ているけど

灯火管制とか全然しないんだね。車も数が少ないながらヘッドライトを照らしてどうどうと動いている。

ちょっとびっくり。

2022-02-22

橋の上から見た川は雪に覆われ、乱反射する日の光は無数の粒となってきらめいている。その上を通っていった何かの足跡が、蛇行しながら切れ目なく続いている。キタキツネか犬が夜明け前に現れ、またどこかへ去っていったのだろう。

こんなところにオメガラーメンはあるのか。

麻布十番の店はシャッターが閉まっていた。貼り紙も何もなかった。あの味は永遠にこの地上から失われてしまったのか。喪失感にさいなまれ続けるよりは、かすかな希望にでもすがって失われたものを追い求めた方がよい。とは思っていた、が。

噂だけを頼りにやってきた土地。雪原。夏の間は田んぼか畑なのだろう。トタン屋根木造の物置か家かわからないものがまばらに建っているほかは何も見当たらない。道路は山に向かって真っ直ぐ伸びているが、車は通らない。雪で段差のわからない歩道を歩く人もいない。

雪を踏みしだく自分足音以外に音のない世界。冷気が頬にひりつく。マスクを顔からはがすと、自分の呼気で湿った内側からすぐに凍り付いて固くなる。

茶色スズキアルト。路肩に止まって。テールランプの点滅。道から少し離れたところに、髪を後ろにまとめたロングコートの人が、こちらに背を向けてしゃがんでいる。近づいていっても動く気配はない。

すみません

「あ、すみませんちょっと待って」

その女性は立ち上がりざまにスカートパンツをたくしあげてからこちらを向いた。足元の雪には、黄色い尿が深く穿ったばかりの穴があいていた。

すみません、このへんにラーメン屋って」

「ありますけど、歩くとちょっと遠いですよ」

「どれくらい……」

「10km?」

「……」

「今行くところなので……乗ります?」

「すいません」

車は山に近づき、周囲が針葉樹林に変わり始めたあたりで脇道に入ると、木造小屋の前で停まる。小屋の壁からは黒ずんだL字型の煙突が出て細い煙が立ち上る。ガラス引き戸を開けて女性が入っていく。

「ばあちゃん、お客さん!」

小屋の中心には大型のストーブがあり、中は暑いほどだ。小さなカウンターの向かいは小上がりになっていて、樹脂製の天板を金属で縁取りした座卓が置いてある。

カウンター席に座ると、毛糸チョッキを着た老婦人が現れ、こちらを一瞥してから、車を運転してきた女性の方を訝しげに見る。

「お客さんだよ!」

「あら。いらっしゃいませ」

「すいません、オメガラーメンありますか」

「あ?」

「オ メ ガ ラー メン!」

はいオメガいっちょう」

油っぽい台の上のテレビがつく。また誰かの車がコンビニに突っ込んだらしい。店内に半分以上めりこんだ車体。散乱するガラス片。

さっき乗せてくれた人は店主の孫かなにかなのだろうか。割り箸の束を出してきて補充したり、カウンターをふきんがけしたりする。戸が開いて、海老色のジャンパーにニッカズボン姿の二人連れが入ってくると、いらっしゃいませええと声をかける。二人連れは小上がりに座る。孫は注文を取りに行く。

味噌大盛ー オメガ大盛ー」

店主は寸胴鍋からアルマイトのひしゃくで黒い液体をすくい取り、丼に注ぐ。湯気が立ち昇る。

出てきたラーメン東京でよくあるオメガ系のラーメンとは少し違っていて、輪切りのネギと肉厚のチャーシューが大量に載っていた。黒いスープは今まで食べたオメガ系のどのスープよりも熱く、油の層が表面を完全に覆っていた。北国にありがちな昔懐かしい醬油ラーメンに、どことなスパイシーな風味が混じっていた。チャーシュートロトロに柔らかく、甘辛く仕上がっていた。

食事を終えて店を出ると、外は吹雪いていた。地面から吹き上がる粉雪。前を向くと顔に雪が吹きつけて歩けないので、うつむいて頭を前に突き出すようにして進んだ。歩けば、市街行きのバス停があるだろう。歩き続けることができれば。

背中の方からクラクションの音。振り返ればヘッドライトに照らされて。茶色アルトの窓が開く。もの問たげに見つめてくる目。

すみません。行きも帰りも」

バス夕方まで来ないから、駅まで行った方がいいですよ。この吹雪だし」

ワイパーはひとときも停まらずにフロントガラスの雪を掻き落とし続けるが、数メートル先は真白で何も見えない。何の番組かわからないラジオの音がかすかに聞こえる。

「次の列車は二時半だから、待合室にいるといいですよ」

ありがとうございます

車はすぐに白の中へ飲み込まれる。

辺り一面真白で、何も見えない。風はさらに強まり、歩き回ろうとするとなぎ倒されそうになる。もう一度辺りを見回す。駅らしいものは見当たらない。白。白。白。食後の身体の火照りはすでに取れて、雪の冷たさをじかに感じ始めた。

2022-02-16

煽り運転に遭った時の不思議お話【昔話】

煽り運転問題となって暫く経つけど、これは今から10年以上前特に問題視されてなかった頃のお話

現在私は30代半ば。今は落ち着いた感があるけど当時はサーキット走行が大好きだった

サーキット走行を終えてお疲れモード帰宅する道中、オラついた黒いミニバンにバチクソ煽られてた。マジでダルい

高速に乗ろうと国道からインターに入っても煽る煽る。車間距離1mくらいしか無かったんでないか

そこで不憫に思ってゆっくりと速度上げたげた。加速してると気付かれないくらい穏やかに

そうこうしてるうちに合流のカーブが近付いてきた。その時はSタイヤ履いてたっけな

カーブハンドル切り込みながら浅くリアが出てた。理想的な高速コーナーリングがキマって気持ち良く本線へ合流

なんか後ろですごい音がしてたけど何だったんだろう?怖っ‼

黒いミニバンは本線に合流する事無く2度と視界に入る事は無かった

これはまた別の日の話

その日もサーキット帰りでバチクソに煽られてた。なんでこうもDQNを惹き付けるんだろう…

真っ暗で街灯一つない山の麓の田んぼ道を異常な車間距離で走る2台

後ろのクルマは暗いし車間近すぎだしで何のクルマかは分からなかった

その時不思議な事が起こったの。Rのキツいカーブ差し掛かる直前でワイのクルマヘッドライトが突如、消えた

パニックになってアクセル踏み過ぎてドリフトみたくなっちゃった。泣きたくなるくらい怖かった

カーブを抜けたら急にヘッドライトが点灯して安心したんだけど、後ろ走ってたDQNが道が無いハズの山の中に消えてった

あれはオバケだったんだと思う

2022-02-01

GRAND TOURで学ぶフランス

GRAND TOURとは、Amazonプライムビデオにて配信されている自動車番組で、イギリスの50歳児1人60歳児2人がお送りしています

元はTOP GEARというイギリスBBC番組をやっていた3人で、ご存じの方も居るでしょう。

現在の最新話が、フランスに関するお話なので、番組で紹介されたフランスに関する豆知識を見ていきましょう。






フランスって楽しい国ですね!(一部、厳密には正しくなかったり、誇張表現があります)

車に関する部分は、やはり車のドキュメンタリーですので、実際に見て頂いた方がよろしいかと。

グランドツアー シーズン4エピソード4ルナージュ・ア・トロ

https://www.amazon.co.jp//dp/B08BYZGWHL/


Amazon Primeにご登録中の方、是非みてくださいね

2022-01-18

anond:20220118162306

なんかクラウンヘッドライトユニット交換しようとしたら部品代だけで20万超えるとかなんとか

2022-01-06

日が落ちて一時間ほどが経っていた。交差点の近くにあるバス停は、車のヘッドライトのおかげで暗くはないが、かと言って駅前のような明るさはない。

私は両手に買い物袋を持って、バスを待っていた。ほかにバスを待つ人影は五人ほど。

ベンチには小柄なおばあちゃん手押し車に片手を掛けてちんまりと座っていた。お疲れだろうか、帽子かぶった頭はわずかに前に傾いでいる。

イヤホンを装着して私は音楽を聴いていた。

ふいに、おばあちゃんが何か言葉を発した。私に話しかけられたのかと思い顔を上げたが、実際は私の隣にいる眼鏡女性ターゲットだったらしい。女性が聞き返すとおばあちゃんは繰り返す。

「40番のバスを待っているのだけれど、もう行ったんやろうか」

そのバス停はいくつかの路線が通る場所にあるからか、近いうちに来る5本ほどのバス運行状況がディスプレイで見られるようになっていたが、おばあちゃんの目では見えなかったのだろう。話しかけられた女性ディスプレイを見上げたし、私もつられてディスプレイを見た。40番は表示されていなかった。

もう行ったみたいですねえ、と眼鏡女性が答えると、おばあちゃんは「(40番が来たところを)見逃したんだろうね…」と力なく答えた。女性スマートフォンで次に40番が来る時間を調べている。

「次に(40番のバスが)来るのは15分後ですね…」

きっとここまで15分ぐらいは待っていたのだろうに、この寒い中、この小柄なおばあちゃんが更に15分待つのかと私は傍で聞いているだけなのに暗澹たる気持ちになった。

ここで私の乗るバスが来てしまい、私は暗い気持ちを抱えたままバスに乗り込むしかなかったのだが、何か出来ることはなかったのだろうかとしばらく気持ちが落ち込んだままだった。

考えても考えても、何も出来ることはなかったのだ。私は両手に荷物を抱えていたし、40番は私が乗る路線でもなかった。

イケメンなら、おばあちゃんの隣に座って15分間の話し相手にでもなっただろうか?

2021-12-16

車の純正パーツとオプション高すぎ

フロアマットとかあんななんでもないものが5,6万するの狂気

社内のLEDも取り付けるだけでうん万とかイカれてるよ

ヘッドライト用じゃねーから本来いくらもしないじゃん

原価厨ってわけじゃないけど相場おかしいと思うわ

2021-12-15

トヨタは今は禁止されたリトラクタブル・ライトという族車もどきを作っていた会社

もちろんヘッドライト収納できようとできまいと、狙った車に後ろから体当たりし路肩に押し出して衝突させ逃走する族はいるし

そういうのが車を持っているということで自分を大きく見せつつ、佐〇急便の見習いドライバー標榜していたりして、警察国交省に媚を売る

不動産屋は東京都人口が減ってもあの派手なホイールキャップで古い家屋を買いたたきに回るかね

・かつて深夜労働者酷使により格安綿製品を輸出し開戦直前の貿易摩擦引き起こし業界EV移行で何を企むのか?

明治時代にはカウキャッチャーのない汽車があり著名人人身事故もあった、車もまたプロテスタントカルト恐怖政治武器として使われていた可能性は当然にある

バブル崩壊以降、2005年ごろまでの交通事故負傷者の激増は携帯電話普及のためという理由づけは、プロテスタントカルト政策だったのか?

犯罪は主に自白により裁判されているというが、そのような環境組織犯罪摘発することができるのか?

陰謀論なくしては説明できない物事とはなんだろうな

2021-12-04

俺「車のエンジンがかからないの……」女友達「あらら?バッテリーかな?ライトは点く?」

俺「ヘッドライトルームライトダメだね」

女友達バッテリーだね、ジャンプスターター持ってくよ。今どこにいる?」

俺「ありがとう、自宅の近くの駐車場

女友達「いつも止めてるところね、今行くわ」

俺「飯おごるわ」

2021-10-11

anond:20211011133601

フォルクスワーゲンビートル初期型をはじめ、1920~1950年代までは、

電装品が少なく、バッテリ用途ヘッドライトウインカー始動用ぐらいだったので車載バッテリ電圧は6Vだった。

1950年代後半から電力を使ったパーツ(補機類)が多くなり、12Vへの移行が始まり

現在まで50年ほどの間、乗用車電圧は12Vが定着している。

2021-10-04

黒猫にガン睨みされました。

夕方住宅街運転してました。

とある交差点左折をしたところ

黒猫が道の真ん中に座っていました。

もう日も暮れて暗かったので

ヘッドライトをつけていたのですが

猫は瞬きもせず此方を見据えたまま動きません。

幸い対向側、右側に車を寄せると

猫を避けれる程度のスペースがあったので

そちらを通って行き過ぎました。

 

それにしても猫があんな風に車から

逃げないというのは初めての経験ですし、

黒猫ですし、少し嫌な感じがしました。

なんで逃げなかったんだろう?

車にびっくりし過ぎて

体が固まってしまった、とかだったのだろうか?

その割には余裕のある表情でジッと睨まれたから、

違うかなあ。

2021-08-26

夜に出歩くすべての人へ

私は先ほど日課ウォーキングを済ませてきた。

夕飯を食べた後、少し休憩して時間は7時ごろ。

すっかり日は落ちて暗くなっている。

しかし私の日課時間で全て決めているので、暗かろうが明るかろうがウォーキングに出かけるのであった。

暗がりというものは、事件を起こすのだ。

私は暗い季節には必ず白いTシャツに反射たすき、懐中電灯を手にして行く。

これは自分のためであり、すれ違うすべての人のためだと思っているかである

まぁそれも、暗がりから現れた人には関係がないようだ。

?「なにすんだ!」

私「こっちのせりふじゃぼけぇ!」

人とぶつかった。

ぶつかった瞬間に何かが地面に当たる音がした。

わず大きな声が出てしまった。

そんな気はなかったのだが相手を委縮させてしまったようだ。

地面には落下したのは画面の付いたスマートフォン

もちろん私のものではない。

相手はそのままスマホを拾って走って逃げていった。

その後ろ姿を懐中電灯を当てながら観察する。

上下黒い服、反射材なんてどこにもついてない。

良く焦げた両腕もまた闇に溶けている。

懐中電灯ヘッドライトなんてものももちろんない。

スマホで明かりを取っていたわけでもない。

まりは、暗がりから足音立てずに出てきたのである

忍びか。

今日に限ってはこれだけではない。

これまた上下黒の男性が黒いわんちゃんを連れて散歩している。

その向こう側からランニングしている男女が来た。

すれ違う寸前にわんちゃんが吠えた。

女性が驚いてよろけて地面に倒れ込んでしまった。

わんちゃんの飼い主は何も言わずにその場を去った。

この人も、スマホを見ていた。

犬はなおも吠えている。

女性の方など一切見ない。

周りは一切見えていないのである

この場を借りてお願いしたい。

夜に歩くのであれば、明るい服を着てくれ。

着ることの出来ない事情があるなら反射たすきやベルトを付けてくれ。

自分のためにも懐中電灯を持ってくれ。

けっしてスマホを持つな。

自分身体のためにもつながると思うのだ。

そして前を向いて歩いて欲しい。

下ばかり見ていてもあるのは自分の脚だけだ。

自分以外の人間がこの世にいることを忘れないで欲しい。

以上

言いたいことまだくあるが、今はここまで。

皆、安全健康習慣を。

2021-08-04

アニメOPEDで好きな演出

ぼくらの OP

イントロのなんか線がのびてタイトルがでることろ

サビのウシロ走り

あの花 ED

サビ直前でアニメが止まってサビはじまると同時に背景の灰色の花にいっせいに色がつくところ

放浪息子ED

EDイントロピアノアニメラストに重なって余韻残しつつEDに入るのがとてもいい

でもピアノアレンジの歌はアニメしか聞けないからほんと残念

オリジナル全然違うなんかシンセっっぽいのはいってるし・。。

サビの直前で走り出す感じの演出すき

サビの最初フレーズのあとくるりんって回るところ好き

キテレツED はじめてのチュウ

リアタイでみてたのもあるけど

イントロコロ助ちょんまげゆれるのが楽しい

サビのチュウのところではずかしげにふりむくコロ助かわいい

2回めのサビのウフフで合わせてわらうコロ助かわいい

ナルトED wind

歌の雰囲気映像がすげーマッチしてて好き

プラネテスED

イントロの入りがいいアニメの1つ

だんだん成長していくとこがい

サビ2回めでギアチェンするのも芸コマ

神様家族ED

そんなのあるわけないか自分コツンするのかわいい

頭にドーナツのせる歌詞にあわせる演出すき

ちびキャラかわいい

歌全体かわいい

苺ましまろTVOP 

すべてがかわいい

歌とあわせた細かい演出がすごすぎ

おジャ魔女どれみ初代OP

イントロエレキぎゅいぎゅいぎゅいーんにあわせて太陽が光る演出すき

がみがみおじさんで妖精がいがみあってるのかわいい

スクライドOP

奪え全てこの手でに合った絵すき

風俗店みたいに手で顔かくすシェリスえろすぎ

サビ直前の、明日へと手を伸ばすう~チャッ!ってところで手をぐっとにぎりしめるのカラオケで同じことやっちゃう

無限のリヴァイアスOP

イントロおしゃれ タイトルばっくすげーあっててかっこいい

次々とキャラフォーカスする演出いい

サビの光をあたえてってところでみんながてをのばしてそれが船につながる操り人形の糸みたいになってるの好き

無限のリヴァイアスED

静止画を下からなめるようにみていくだけだけど歌の荘厳さ、静謐さと合ってる

ガオガイガーED いつかほしのうみで

ラストまもるのパパママっていうのがすごくいい

ゴルドランOP

イントロエレキぎゅいぎゅいぎゅいーんにあわせてアドベンジャーヘッドライトが光るのがすごく好き

つづけてイントロドラムがまさに機関車の動く音のように車輪が動く絵とあわせてくるのもすごく好き

すごい明るくて冒険にでるワクワク感があるOPいい

自分学校なんかいかずに冒険したいとすごく思ったもの

七つの海のティコED

ほいくえんのときだった

これをきくと日曜がおわる感じがしていやだった

あと絵がリアル調でティコ感があんまなくて地味でつまらんなーと思ってた

歌はすごくいい

七つの海のティコOP

最初幕が開くように魚の群れが左右に泳いで視界が開いて、そこにティコがとびこんでくるのめっちゃ好き

サビ直前で音楽にあわせてナナミのいろんなシーンがでて最後わらうの好き

ロミオの青い空OP

イントロ煙突から一気に空を見せてタイトルバック好き

町並み見下ろすところすき

全体的に本編とあんまあってないけどすき

ロミオの青い空ED

イントロに合わせて雲が踊るのすき

歌にあわせてステップしたりはねるの好き

Bメロ入るときのつなぎのアニメがない雑さすき

2021-08-03

ご当地フラペチーノが終わったら、一等地フラペチーノを飲んでみたい

エレベーターをおり、長めの廊下をすぎた先にあるいつもの店。

案内された席に座ると、すっと黒猫が膝に乗ってくる。

右手に白い布をかけた黒服のウェイターが

銀のお盆に乗った少し大ぶりのグラスに入ったフラペチーノ

カウンターの反対側にいる髪の長い

派手な色のそれでいて品の良さを感じさせるワンピースを着た女が

手持ちぶたさなのかストローで水溜りを作っている。

窓の外、視線の下には行き交うヘッドライト

昨日の夜のちょっとした言い争いを思い出しながら

僕は、ちからいっぱい口をすぼめて、

生クリームを吸い込む。

[]ヘッデン

登山用語で「ヘッド電灯」の略。つまりヘッドライト / ヘッドランプのこと。

2021-07-22

五輪自転車コースアスファルトぶちまけの背景を説明したい

府中市内の五輪自転車コースアスファルトが撒かれていた廉で会社員逮捕された件で、報道警察発表の素通しな為にミスリードされてる人が多いので説明したい。

報道はこれ

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20210722/1000067668.html

ブクマ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20210722/1000067668.html

 

合材のこと

アスファルト舗装の為の建材の事を合材と呼ぶ。小石や砂とアスファルトを混ぜたもんである石油精製塔で軽い方からLPGガソリン灯油と抜いていって一番下に残ったのがドロドロのアスファルトだ。

冬にはカチカチだが真夏にはぐにゃぐにゃする、それ位のちょう度を持っている。屋根の防水には素のアスファルトを使うが、道路舗装には砂と砕石を混ぜたものを使う。これが合材。

 

合材をそのまま撒いてロードローラーで固めても一応の舗装にはなるが非常に脆く直ぐにボロボロと崩れてきてしまう。だから舗装に使う合材は150度位のアチアチな状態にして現場に持って行く。

砂や砕石などの土木用資材を扱う卸業者砂場と呼ぶが、アスファルトはこの加熱の要があるので専門の業者の扱いになる。砂場結構あちこちにあるが、アスファルト屋は数が少ない。

工事の流れ

 

道路工事の流れはざっとこんな感じになる

  1. 午後8~9時に現地集合、工事開始
  2. バリケード工事帯を作る
  3. ユンボで掘る
  4. 埋設物の交換など、工事目的作業
  5. 埋め戻し このあたりでダンプで合材を取りに行くか電話して合材班に指示
  6. 合材到着 ロードローラーで転圧
  7. 午前6時までに作業終了

 

合材は冷めたらいけないので直前まで取りに行けない。また持ってくるときカバーをかけて冷めないようにする(量が多い場合は表面積/体積比が大きくなり冷めにくいので省略することもある。)

工事が終わらず通勤時間にずれ込むと渋滞の原因になり、工事許可を出す警察署に怒られるので前倒しの計画にする。つまり工事自体は3時とか5時に終わって合材待ちの状態にすることが多い。

 

この事件場合、合材の散乱が見つかったのが明け方なのでばら撒きはその直前のやはり明け方だろう。

するとこれは通常の工事で合材を持ってくる時間である。なので意図的に撒いたとする可能性は低くなる。

合材の種類

日本生活していて雨の日に車が跳ねた水被ったという経験がある人は居ないのではないか?少なくとも20年前からは無いと思われる。

また真夏の日にアスファルトがドロドロに溶けてしまったり、バス停停車場所に出来た轍からバスが抜けられずに四苦八苦した事も見た事がないだろう。

雨の夜の運転で路面が光ってどこが車線だか全くわからんっていう経験も。

 

これは90年代の中ごろに合材の技術革新があり、浸透性舗装というのが開発され日本ではそれの採用例が増えてきた為なのである

これを開発したのはアメリカ会社で水はけを良くするのが主目的だが多くの利点がついてきた、かなり画期的ものなのである。利点はこういう感じ。

  

路面に水が溜まらないので水撥ねもしない。雨が降ると従来型舗装では路面に水膜が張られ、それが対向車線ヘッドライトを反射するので車線がどうなっているのか判らず雨の夜の運転危険だった。その危険も無くなった。

従来型舗装の上を車が走るとタイヤの水捌けの為の溝によりゴムの角が打ち付けられるのでゴーーというロードノイズが発生する。浸透性舗装では路面が穴だらけなのでそこに音が吸収され渋滞型と比べると無音に近いと言っていいほど静かだ。録音スタジオなどの吸音ボード構造が似ているからだね。

従来型舗装が熱せられるとアスファルトのちょう度が下がり、砕石から遊離して表面の方に寄ってくる。この為酷暑では路面表面がドロドロ化するのが常態化しそこに重量のある車が止まると凹んでしまう。特に停止線前での轍が酷くバイク事故の原因になっていたりした。バス停では毎度同じ場所バス車輪が止まるので4か所が凹んでしまい、出発時にバスがそこから抜け出すのにシーソーのように何度も車体を揺するユーモラスな光景が良く見られた。浸透性舗装技術評価では従来型に轍掘れ耐性は劣るとされているが、実際は酷暑アスファルト緩みに起因する事が多いので段違いに浸透性の方が良い。

夏の日光も乱反射するから照り返しが穏やかだ。しかも路面の下の水分が蒸発する時の気化熱で路面温度も下がる。

摩擦表面はつるっぺたの方が表面積が高くてブレーキ理論的には良く効くのだが、実際はほこりや水など不安定要素が多く、浸透性舗装のように引っかかる角が連続するような構造の方が安定して制動力が得られる。

 

いい事ばかりだが欠点もあって

 

普通の合材はアスファルトと砂、砕石を混ぜただけだが、それでは浸透性のような雷おこし構造にならない。

そこでポリマーに水と乳化剤を吸わせ、それをアスファルトに混ぜて砕石にまぶすという方法で雷おこし構造を実現している。石同士が柔軟性のあるアスファルトで接着されているが、石同士が噛み合っているので転圧されても潰れないって状態だ。美味しんぼの銀五郎もこの構造真似すれば良かったね。

こんな特殊構造なのでかなり高額な上にホムセンなどには卸されていない。専門の卸業者からトン単位で買わなきゃならない。

道路は上から見るとアスファルト舗装しか見えないがその下には必ず50cm位の砕石層を入れなきゃならない。

一番下は砂でそれを転圧、その上に砕石を50cm入れて転圧、最後に合材を撒いて転圧だ。浸透性舗装では水が路面の下にじゃんじゃん行くので特にこの辺りをしっかりやっておかないと砂が流れて陥没してしまう。この辺もコスト高の原因だ。

この辺の構造知ってたらこういうニュース 

https://www.asahi.com/articles/ASP7M6FXVP7MUTIL04W.html

見ると「豊島区区道路整備課アホやろ」と思ってしまう。路面の下の砂が流れちゃってるのが原因なのだよ。それが路面下の施工不良のせいなのか水道管破損のせいなのかが問題朝日記者も突っ込めよ。

 

この合材を使ってるのは日本の他限られた国だけだから外国に行った時には雨での路面水撥ねやスリップ、路面光りなんかは解消されていない事もあり注意が必要だ。雨の夜に特段の注意をしなくて済むのは日本他その合材採用した国だけなのだ

NHKさんさぁ

合材の技術革新すげぇんよって事言いたくて長くなってしまったがNHKのこの映像最後のシーンを見て欲しい。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210722/k10013153791000.html

落ちてる粒と歩道舗装の粒が同じじゃないか歩道舗装は浸透性だ。対比として従来型舗装がこれだ。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%83%88#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Asphalt.jpg

故に撒かれた合材も浸透性合材である。浸透性合材はホムセンとかじゃ買えずに専門卸でホカホカのを買うしかいか五輪嫌がらせの為に撒いたという可能性は低くなる。

しか道路工事で合材取りに行く時間だ。これは工事業者が誤って落としたのではないかという気しかしない。

ダンプ普通トラックと違い後ろアオリが上ヒンジになっていて、下側にロックがある。そのロックをし忘れると下側からザラザラーと流れ落ちてしまう。それで落としたんじゃないか

逮捕はやり過ぎじゃね

まず逮捕するには居場所不定で逃亡や証拠隠滅の恐れがある時(罪状が重い場合も逃げる動機が大きくなるので加重評価される)に限られる。合材を道路に落とすと言うのはかなりの迷惑行為なのだが、それにしたって逮捕はないだろう。

植物油に「コレステロール0」表記みたいな報道

この報道は「間違っている事を書いていないがミスリード」の典型だ。「アスファルトの粒が」となったら浸透性舗装合材だしそれは普通の人は買えない。そこは説明しないと視聴者の多数は判らない。未明に通行となったら道路工事で合材を取りに行く時間と重なる。これも説明なくば視聴者多数は判らない。

そこで「会社員が」と言われれば昼はスーツ着て働くリーマンが夜に撒いたってイメージになる。土木会社作業員や運転だって会社員から間違ってはいないが視聴者認識は間違いだ。

因みに植物油には植物性レストロールが含まれるがこれは体内に吸収されずに排出されるのでコレストロール0と表記しても間違いではない。しかし全ての植物油はその故にコレストロール0なのでその表示を見て買う顧客優良誤認している。

 

「間違っていないかミスリード起きててもヨシ!」みたいな報道は止めて欲しいもんである。それはまるで浸透性報道といった趣だ。浸透性舗装は優れているが浸透性報道は劣後なものだ。

 

最後トリビアだが、昔のミシン機械などは真っ黒の艶てか処理がされていたがこれにはアスファルトが使われていて「ジャパン/ジャパニング」と呼ばれていた。

チャイナ陶器ジャパン漆器だったのでその延長で言われたのだが、アスファルト日本は切っても切れない縁なのであった。そんな日本で足元のアスファルト技術革新が起きてるのに気が付かないのはよろしくない。

2021-07-09

anond:20210708202016

三年目の車検を先月済ませたデミオ乗りが通りますよ。

こちらは15MB。競技ベース車両というくくりだけど、実態ほとんど商用車カーナビオプションにもなし。内装は色も模様も選択余地なし。ヘッドライトは3年前の「今どき」ハロゲン

そう言えば、センサー感知の警告装置の類は、全グレード共通装備だから一通り付いてたね。最初ピーピー煩いのに閉口したもんだ。

走りに直結する部分は、一応モータースポーツベースの片鱗をうかがわせるところもあって、エンジンハイオク仕様でちょい高馬力(でもロードスター用ほどのチューンではない)。あとフロントブレーキディーゼル用と同じ大径。このあたり、競技用と謳いつつも、欧州向けを持ってきただけなのでは、という気もしなくもない。

買った時点でこの型が出て4年弱が過ぎてたから、最初車検前には旧モデルになるかと思ってたけど、ご時世やメーカー事情もあってか、一応現行のまま(車名はデミオからMAZDA2に変わったけど)乗り続けられて、なんとなく今年も新型は出なさそうな空気で、ちょっと得した気分。

競技とかするわけでもなく、普通に乗れるMTが欲しかっただけのニーズベストマッチで、不満なく日常のアシとして転がしてるよ。

2021-06-21

どうして昔のバイクルックスにできないのか

性能追求と各種規制が原因の大半だが、度々話題になる割にはいちいち答えるのが大変なので誘導

ヘッドライトの変遷

丸目ヘッドライトガラス製)>スポーツバイクカウルが付く、丸目2灯が主流へ(80年代)>樹脂製レンズとなりさまざまな異形ヘッドライトが生まれる>LED化によりフルカウルスポーツバイクでは逆スラントノーズばかりに

 

フレームの変遷

ダブルクレードルフレームアルミツインスパーフレームダイヤモンドフレーム他いろいろ

 

タイヤサイズの変遷

前が大きく後ろが小さい(フロント19、リア17など、特に大型バイクに多くどっしりとした感じ)>スポーツバイクで旋回性を高める為フロントタイヤが小さくなる(フロント16)>バランスのいい前後17インチ統一される

またバイアスタイヤラジアルタイヤへの変遷により、タイヤ幅が広く扁平率の高いものとなる

 

リアサスペンション

二本サス>モノサス

 

マフラーの変遷

4気筒エンジンには4本出しマフラー>集合管マフラー排ガス規制により巨大な触媒通称弁当箱)が引っ付く

 

ホイールの変遷

ワイヤースポークホイールキャストホイールホンダコムスターホイール)>レーサーレプリカでは3本スポークキャストホイール流行る、その後6本に>最近は複雑な形状かつ細身軽量なキャストホイール

 

エンジン冷却方式の変遷

空冷>油冷(スズキ)>水冷

排ガス規制により2stは全滅

吸気の効率

ダウンドラフト構造によりエアクリーナボックスが上に伸びる、それによって減少したタンク容量を稼ぐ為に上か横にタンクが膨らむ

 

ABS搭載の義務

ABS化しにくいドラムブレーキが全滅

 

チャコールキャニスター搭載の義務

最近になってタンクの下に変なのがぶら下がってたらだいたいコレ

 

マスの集中化

バイク中心部に重心を寄せると旋回性がよくなるという理論だが、これによって尻の切れ上がったバッタみたいなバイクが増える

 

以上の各部変更の為、現在バイクに昔のバイクのガワを載せようとしてもZ900RSのような「よく見るとコレジャナイバイクが出来上がってしま

間違ってるとか追加あればコメント願います

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