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はてなキーワード: ヘッドライトとは

2023-09-12

今日の事はどこかに書き記して、そして忘れたかたから、この日記帳に記して捨てるつもりだ。

 

昨日、初めて限界を超えて酒を飲んでいた。

自分は酒を好む性格ではなく、ましてや日常的に飲むことはない。

アルコール分の苦さがどうにも好きになれないからだ。

3%の酒くらいが関の山で、それでも2,3本飲めば終わりしておく。

その先に何があるかもわからないし、知りたくもなかったから。

しかし、昨日は家で1本、それも5%のアルコール摂取した。

理由は単純でむしゃくしゃしていたから。

その原因はもっと単純で、計画中の旅行の代金をもっと安くできたはずなのに、それを選ばなかった事を後悔したこと

そして、その後悔を覆すためのキャンセルができないと知ったことだった。

 

休学中の私は、時間があるのでバイトをしている。

そこでの月の収入10万程度。

しようと思えばもっとできるのかもしれないが、そうしたならば折角の休学中の身分を活かしきれないと思っている。

それに何より、休学後、つまり来年度の内定先の月収を超えてしまうのは、何となく来年から仕事に身が入らなさそうで嫌だったのだ。

そんな我が儘による月10万程度の稼ぎ。

それを優に超える出費というのは、慎重に選ばなければいけなかった。

それなのに、キャンセル不可。ついでに変更不可。

もっと安くする手段があったはずなのに、慣れていないという理由から友人に全てを任せてしまって、いろいろと決められた時には手遅れだった。

 

数万単位の金は戻ってこない。やり場のない感情だったから、愚痴を言うほかは無かった。

私は母に対し、愚痴を言った。

母がよくそうするように。

私はもう解決しないことを愚痴って、気持ちの整理を付けようとしたのかもしれない。

から解決なぞ、ないことは端から知っているのである

もっと働いて金稼げとか、過ぎた事なんだからしょうがない、とか、そんなありきたりの回答は欲しくなかった。

ただ、同情が欲しかっただけなのである

しかし、愚痴を聞いた母の回答は私の予想以上のものではなかった。

もっと働いて金稼げとか、過ぎた事なんだからしょうがない、とか、そんなありきたりの回答をくれた。

私はその回答を予想していた。母はその通りに答えた。だから最初から、濃いめの酒を私は準備していたのだろう。

それでは足りなかった。

 

いつもは母が愚痴を言う方で、それが逆転した希少な状況。

そして、私の愚痴の原因は、数万円程度の失敗。取り返そうと思えば、いつでも取り返せる額だ。

から、私を面白おかしくいじろうとする意図が見て取れた。例えそうでなくとも、私はそう感じた。

私はすぐに酒を飲み干し、買い物に行くと言って外に飛び出した。

そして、コンビニで濃いめの酒を数本買った。

 

外は幸いにも涼しく、天気が良かった。

日はすっかり沈んでいて辺りは暗く、住宅街を抜けた先の河川敷に移動してしまえば、辺りの暗さは一層に増している。

私は住宅街の街頭から零れ落ちる光を背に、酒をあおった。

まらなかった。

すぐに酔いは回らない。酔いが回っても楽しくもない。自分を責める声だけが自分の口から漏れ出していく。

から見ればきっとこれは、小さな失敗だろう。

だけれど、その大小を決めるのは私である

フラフラと立ち上がっては、千鳥足で足を進める。

途中で何人もの人々とすれ違ったはずだ。

自転車ヘッドライトペットの光る首輪ランニングする人々。

誰も私を気に留めない。

私は道を外れ、多分、草野球場であろう場所に寝っ転がった。

発狂した。

 

私は人に気を遣うタイプ人間である

ゆえに、他人の顔色を窺いやすく、主張の弱いタイプである

から、いろいろ上手くいったこともあるし、だからこそ、上手くいかなったこともある。

休学の理由もそうだ。

研究室という閉鎖空間において、パワハラ気質教授という最悪な人間にあたってしまったが、それでも魅力的な研究をしていると思っていたから、ついていこうと頑張ってきた。

だが、そんなもので人を見るべきではなかった。

研究という科学的なプロセスにおいても、科学事実よりも人格という感情論を優先して上に立つ者を選ぶべきだったのである

幸いにも私は、その環境を脱し、色々な苦労を経て、就職先とバイト先を見つけることができた。

ただ、私の性格というものは、どうにも変わり切れていなかった。

 

私は家族にさえも気を遣ってしまっていたのだ。

今は実家に戻っていて、いわば、居候のような状況で、居心地が良いとは言い難い。

から度々、客観的には帰りの遅くなる母を思いやって、主観的には居心地の悪さを緩和するために、そして、小言を言われないように、家事を手伝った。

そして、度々、私は母の愚痴を聞いてやるのだった。

それが私なりの気遣いであるはずだった。

 

さて、発狂した私の話に戻そう。

私は発狂のあと、酷くなる頭痛を治めるために水を買いにコンビニに行った。

水のペットボトル、酒の缶。

それを買って、再び、河川敷に戻る。

はずだったが、途中の神社で座り込んでしまった。

空を仰ぎ、水を飲む。頭痛はずっと続き、私を苦しめる。

だが、この頭痛もまた、私のせいなのだった。

旅行計画に失敗し、多額の金を払うのは自分のせい。

酒を飲みすぎて、頭痛が酷いのは自分のせい。

自分が何もかもの原因で、自分のせいであり、自分が悪いんだと、私は自覚した。

 

その時、自転車が通り過ぎた。

座り込んでいる私に一瞥もくれずに。

 

私は買って来た酒の缶を地面に叩きつけた。

噴水みたいに酒があふれ出す。

私の心の中のように。

 

気が付けば時刻は夜11時を回っていた。

既に4時間程度、経っていたことになる。

私のスマートフォンは、何の通知も受け取っていなかった。

 

それからどうしたか

膨大な数のラインを母に送った覚えはある。それを受けてから、掛かってきた母の電話に出る気は無かった。

私は、私がどこにも存在しないことを、知ってしまった。

これからの私も、これまでの私も、今の私も、他人の事を思いやるくらいはできると思っていた。

他人もそうであると信じていた。

傲慢だったらしい。

 

結局、今の私には実家しか帰る場所が無いので、帰った。

帰ってみれば、母は寝る準備を済ませていた。

私は一言だけ、たぶん「ただいま」とかいう当たり障りのない言葉を取りあえず投げつけて、ベットの上で、床で、風呂で、眠れない時間を過ごした。

一度だけ、母が目を覚ましていたような気がするが、あれは気のせいだったということにしておく。

 

そして、朝日が昇った。

私はまだ痛む頭を抱えながら、外に出た。

 

清々しい朝だった。

私の気分も晴れ晴れとしていた。

 

心の枷が外れたような気がした。

自分他人の事を見すぎていた。

どうせ、他人自分のことを見ていない。

そのことに気づいただけでも、十分だった。

 

他人他人しかなく、私には誰も興味はない。

私だけが私であり、これは私の人生だ。

思いやりは、最小限で十分だと気が付けた。

2023-08-19

anond:20230819071717

でもヘッドライトは前につけなきゃだしナンバーも前につけなきゃいけない

球体の乗り物とか指向性のないデザインにはできないよ

空気抵抗があるから

2023-07-28

もうここまで行くと病気だろ

このLINEとかなんか精神をやられてる人のそれだよ

病院に入れて経済活動に関わらせないのが本人のためにもなるのではないだろうか

https://friday.kodansha.co.jp/article/324024

そんな中、「利益至上主義」へ大きく傾倒する出来事があった。’15年に息子の宏一氏が取締役就任したのだ。

「この頃から、たとえば保険を使って修理する車1台あたり14万円の利益を出すといった強引なノルマが横行し始めました。過剰な要求に応えるため、私の店でもヘッドライトハンマーで割るとか、普通中古車と偽って水没車を売るといった行為がありました」(前出・元店長

さらハラスメント行為常態化していたようだ。下のLINE画像を見てほしい。これは本誌が入手した、宏一氏と幹部たちのやりとりの一部とされるものである。宏一氏が「死刑」という言葉を使い、一方的罵声を浴びせている。幹部たちは平謝りするしかない。

このやりとりの真偽についてビッグモーター質問状を送ったが、「問い合わせには順次対応しております」と繰り返すだけで、具体的な回答はなかった。

7月28日発売の『FRIDAY 8月11日号』では、宏一氏が人事権私物化していたという驚きの実態や兼重親子の自宅、別荘、高級クルーザーなどの資産について詳報。さらに有料版『FRIDAY GOLD』でも複数写真を公開している。

2023-06-22

アルファードとかレクサスとか

あのギラギラした押しの強いデザインが苦手。

スピンドルグリルとか、下品だよね?

なんでもっと上品デザインにならないのかと思うけど、あれ受けてるんだよね?

日本小金持ちのセンス分からん

押しだしが強くてヘッドライトキツネ目の人相の悪い車が増えて、ほんと日本の街中の空気は悪くなったと思う。

なんとかしろトヨタ

2023-04-02

『1979』 The Smashing Pumpkins 和訳

https://www.youtube.com/watch?v=4aeETEoNfOg


1979年 人生がようやく動きはじめたとき

流行を追いかける少年時間なんてあるわけなかった

路地裏に張り巡らされた電線のうえで

君と僕出会うはずだったのに

ビートルが小石みたいに跳ねて

ヘッドライトの光が夜明けの景色を照らす

すべてがずっと

このまま続いていくんだと思い込んでいた

でも僕は 気になんてしない

いくら焦燥感に煽られても

どうなるかなんてわからない

どこに骨が埋められるのか

どうせ忘れ去られて 大地へと還っていくだけ


空虚と退屈を裏切った僕らが

何に備えているのか 彼らにはわかってない

感覚麻痺した街は ツケが溜まって

報いを受ける

でも僕らは 気になんてしない

いつまでも落ち着きがないまま

みんな引き寄せられていく

数えきれない罪と セメントで塗り固められた

あの場所へと


足元に広がる街の明かりに

嘆きながらも 安堵して

音速よりもはやく

考えるよりもはやく

希望の音を仰いでいく

ジャスティンはルールを守るのが嫌いで

薬中やひどい連中と一緒にいた

上辺の謝罪なんていらなかったのに

嘘をついてみせても 僕はよく知ってるから

でも僕は 気になんてしない

いくら焦燥感に煽られても

どうなるかなんてわからない

どこに骨が埋められるのか

どうせ忘れ去られて 大地へと還っていくだけ


街はサイレンの音で騒がしくて

見ての通り

みんなもういない


anond:20230331204811

2023-02-25

新人船乗り必見!持ち物一覧表

#外航船員に限る。

#宅配はないものとする。

#自分用のリストに、適当メモをつけてる。

荷物入れ

100L程度のスーツケース

登山バッグ

キャリーオンバッグ

外地乗船の場合も含めて考えると、キャリーオンバッグは過剰かも。

PCC場合はランプウェイ(車の通り道から乗り込めると思うから、気にしなくてもいいけど、

その他はギャングウェイ(狭い階段)だからスーツケースが重くなりすぎないようにしよう。

ギャングウェイワッチ部員クレーンを動かしてくれることを期待しつつ見上げてみよう。多分気づかないけど。

キャリーオンバッグはパソコン書類を入れておくと吉。

取り出しやすいところに作業着トーチと安全靴機関士場合)、デジカメメモ帳は入れておこう。

書類

海技士免状 (日本パナマ等)

・船員手帳健康診断証明は1年以内であることを確認

パスポートアメリカ行くならVISA確認

・黄熱病、ワクチン接種証明など

・基本訓練とか防火訓練の証書等(会社確認

忘れたら取りに帰らされるぞ!その他書類会社が忘れることもあるから、先輩にも確認

何が何でも書類だけは肌身離さず持っといて、ロストバッケージしても仕事できるようにしとこう。

仕事

作業着 2着 既に会社指定を持っていれば1着はマスト

トーチ タンク点検もあるから航海士機関士わずヘッドライトも便利っちゃ便利だけど、トーチは必須

・革手袋又は軍手 軍手は基本船内に落ちてると思う。

作業帽 ヘルメットは船内にある。

メモ帳 スマホメモ死ぬ冗談ではなく)

ボールペン ログブック関係で赤黒は必須

デジカメ 重油に落としても使えるものがいい。

耳栓 2,3セット

腕時計 安物複数持ちか、頑丈なもので。

電子辞書 中古の安いやつでいいから。

ホイッスル 航海士マスト機関士もごく稀に。

・予備メガネコンタクト関係

・ゴーグル 時たま使うけど、船内にも基本ある。

ヒートテック 船内は時々夏でも寒い

海技士問題集 データでもいいから持っとくと楽しい

船内備品は粗悪品も多いから(買付地の関係)、耐久性が求められるもの自分で持っておくとよい。

そういう意味ではボールペン必須職務手書きが多いから、新品で使えないゴミ

つかまされると悲しい気分になる。

生活日用品

下着類 4,5日分(節水オーダーが出ると怠いから多めに)

普段着 4,5着(作業着の下に着る用と普段使い用) 乗船時の恰好は綺麗目にして上陸でも着れるものが吉

タオル 5枚ぐらい

歯ブラシ歯磨き粉2本くらい 電動歯ブラシ時短に良い。

・髭剃り 日本人来るなら身だしなみを整えとこう。

・ゴシゴシタオル

石鹸 ボディーソープだと嵩張る。

シャンプー

洗顔

・洗剤 柔軟剤はよりけり

運動靴 運動しなくても何かと便利。居住区内の仕事とかで。

サンダル 普段生活はみんなサンダル

・寝巻 着ている人を見たことないけど、寝るときは基本動きやすもので。

・目薬 船内乾燥してるので

・薬 酔い止めとか腹痛用とか。飲料水よろしくないこともあるから

・保温コップ 部屋で仕事するときとか便利

生活日用品は、乗船後の私物品買い付けや上陸地で手に入るから心配せず1セットで。

ただ、こだわりがあるなら下船まで持つように入れておこう。

その他

ノートパソコン

USBメモリ及び大容量SSD

スマホ 通信会社海外プラン確認

・充電器 CタイプBタイプライトニングカメラ用、パソコン用と忘れないように

コンセント変換アダプタ 下船地が読めないなら1個持っとこう。

・延長コード 部屋には2口くらいしかない。

外貨 10万円分ぐらいドル

クレジットカード VISAとか海外でも使えるやつで

・POKEFI 通信安いし、窓際に置くルーターとして使えるから便利。

娯楽

楽器 エレキ単音なら隣室に聞こえないと思う。レクルームならアコギとか弾いても怒られない。

ゲーム オンラインはもちろん不可能

映画ドラマ 船内では一番多い趣味

Youtube プレミア登録してダウンロードできる。

釣り 沖待ち中とかならお好きにどうぞ。

運動 運動ルームもある。

お酒

次の乗船に持って行ってみるものをこっそり追加(2023年3月13日

ティファールミニ

・缶クーラー(缶サイズの保冷温機)

リングフィット

プラスチック袋(ジプロクタイプ)

消臭剤

以上。足りないものがあったら教えてね。

2023-02-05

どうして女は男の大事ものを捨てたがるのだろうか?

その手の記憶の一番最初のは幼稚園児だった頃、お正月にババから送られて来たみかんの箱を車に見立てマジックヘッドライトなんかを描いて、毎日のように箱の中に入って大喜びで遊んでいたのだがある日帰宅したら無くなっていた。なんで、あんなことするんだろうな?宝ものほど捨てたがる。女のあの病はなんなんだろうな?

2023-01-05

暴走族車両デザインの源流を説明する(2/2)

https://anond.hatelabo.jp/20230105180645 の続き

 

60年代カフェレーサー

カフェレーサーというのは1960年代イギリス流行ったロッカーズという街道レーサー達の乗っていた改造バイクで、ハンドルを下げて前傾姿勢にしてロケットカウルを付ける。因みに当時の英国ではモッズという改造VESPAやランブレッタスクーター乗りのもいて、両者は反目して喧嘩ばかりしていた。モッズとはmodern+sである

カフェレーサーで使われるロケットカウルはセパレートハンドル通称セパハンとの組み合わせが前提だ。フロントフォークの上に付く一本バーハンドルを取っ払って両方のフロントフォークに直接短いハンドルを付けて高さを下げるのがセパハンだ。

このロケットカウルを族車ではプレスライダー由来の上向き絞りハンドルと組み合わせてしまう。

すると、カウルハンドルの逃げの切り欠き位置が合わないのでハンドルが切れない。

そこでハンドルの逃げの位置が合うようにカウル高さを上げる→族車の珍奇なデザインの完成だ。

珍奇とは他と違うという事だから所属を表す象徴作用が出てきて、要するに「カウルがより高い方が暴走族である」という文脈が出来てくるんである。「過剰」の意味付加である

これはバックミラー鬼のように付けたモッズベスパも同じだな。歌舞伎のすみとりとか戦前祭り山車の高さとか豪華なのに耐火性が消えたうだつとかもそうだ。実用や元の文脈から切り離されると非実用であることが意味を持つので「過剰」が持て囃され時には粋の評価がされる。

 

一方で上り龍のようにとんでもない高さにカウルを上げる族車バイクもあるが、これは実は実用問題が絡んでいる。

カウルの真ん中にはヘッドライトがあるので、ある程度の高さまでカウルが上がると前が見えなくなるんである。当たり前だ。

から更に上げたい場合は前が見えるように目の位置より上にヘッドライトが来る高さまで上げるって事である

あんな高い所にカウルヘッドライトがあったら、スラロームしたら慣性が凄そうなんだが、スラローム中に取れちゃったりしないんですかね?ハリボテエレジーの悲哀再びである

 

コルク帽(ヘルメット

車両からは離れるんだが、google:image:コルク帽とかコルク半と呼ばれるヘルメットについて。被ってると暴走族に狩られるってやつ。

これは確か昔、増田かどっかで詳しい説明エントリがあったはずだが忘れてしまった。

ここで説明したいのはコルク帽の由来だ。

もともとレースでの保護帽というのは革帽子だった。保安性は余りなく、頭を強打すれば脳がやられて死んでしまう。

次に出来たのが半帽で、半球型のプラスティック保護帽に革の耳当てと顎ひもが付いたもので、1950年代60年代バイクレースで使われた。クロムウェル(Cromwell)というメーカーが有名だ。ヤマハSRなどに乗る人らに好まれている(危ないから使うべきではない)。

これは内装材がコルクだった。発泡スチロールが普及する前の製品だ。

次に保護面積が大きくなったジェットヘル→フルフェイス進化してきて、内装材は発泡スチロールと発砲ウレタンになった。

まりコルクとは半帽ヘルの事を指していた。

現在ヤンキーの間でコルクと呼ばれているのは、半帽にツバ(前バイザー)がついて端をビニールテープで巻いてあるという簡素製品(但し端部の始末はクロムウェルなども同じ)で、元々主婦向けである

1968年富士重工ラビットスクーターディスコンにし、イタリアのランブレッタも1971年ディスコンになるとスクーターベスパ以外製造されない時期が続いた。

ホンダはここにバイクと無縁な主婦市場があると見抜き、1976年ラッタッタでお馴染みのソフトバイクロードパルを開発した。因みにラッタッタというのはエンジンスタート用のゼンマイを足でキックして巻く動作の事で、軽量化低価格化の為にバッテリーを搭載せず、キックスタータより楽な始動方法としてゼンマイスタータを採用したのだな。足でゼンマイを巻いてハンドル部のボタンリリースする。

この当時、原付にはヘルメット装着義務はなかったが、広告などでは安全の為にヘルメットを被る写真が使われた。当時はすでにジェットヘルが一般的だったがそれだと軽快感がない。気軽に乗れますバイクとは違うものですってイメージにならない。

そこで採用されたのが「70年代の半帽」だったのだ。50~60年代の半帽と違うのはポップでツバ付きになってる事。更に旧型品なので安価。どういうのかについては1972年発売のカワサキマッハⅢの広告を見てもらった方が早い。

http://captain-alfred.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/post-6b6e.html

歴史上のバイク広告で一番カッコいいんじゃないかこれ。モデル小川ローザだ。

それで主婦層が乗るソフトバイクの激安ヘルメット=このタイプの半帽というイメージが出来た。主な販売場所スーパー自転車屋であってバイク屋ではない。内装ナイロンベルトやプラスティックと布、発泡スチロールなど。

ヤンキー層はその頃はノーヘルやフルフェイスを使っていてこのタイプのは使われていなかった。

1986年原付ヘルメット義務化されるとノーヘルだったヤンキー層は一番安くてノーヘルに近い効果のこの半帽を被らずに首の後ろにぶら下げて走るというスタイルになった。

こんな安全性が無くて昔の主婦向けのダサいヘルメットを被るのなんて暴走族ヤンキーしかいない。なのでまた所属象徴である。それで90年代にはヤンキー暴走族象徴するアイテムになった。

 

からロードパルが発売されて主婦向けマーケアイテムとして流行した頃から10年以上経っている。「ダサい」が一回りして肯定的意味が出る現象の一つなのだ

更にこのヘルメット内装にはコルクは使われていない。使われていたのは60年代だ。呼称60年代を借用して実体オリジナル70年代にある、という錯綜した現象なんである

 

族ヘル

ついでなんだが、マッドマックス1の暴走族が被ってるようなフルフェイスヘルメットgoogle:image:族ヘルという。今のものと違って下側の首回りが丸くすぼまっていなくて寸胴になってるのが特徴だ。

70年代末~80年代前半の暴走族もフルフェイスを被っていたので、バイク免許実技試験参考書(大型は教習所では免許が取れなかった)などには「フルフェイス暴走族的なのでジェットヘルにしましょう」などと書かれていた。安全性より暴走族的でない事の方が重要だったのだ。

このタイプデザインは今でもレトロアイテムとして人気があるが、危ない代物である。下側がすぼまっていないので、高速で下や後ろを確認すると風圧でヘルメットが浮き上がり、顎ひもで引っかかって脱げ掛かった状態になってしまう。デザインが変更されたのには理由があるのだな。

 

「○○レーシング」「スペクター」のようなチーム名

暴走族が振り回す旗やステッカー見ると、○○レーシングみたいな峠ドリフト小僧的チーム名と○○聯合のような画数が多い漢字名前と分かれている。

これは前述の通りに街道レーサーチームから変化してきた名残で、別にレースしなくてもレーシングという名前や峠小僧的なカタカナ名前を使う。

一方、時代が下るにしたがって硬派=学ランや右翼に傾倒してきて、軍国主義モチーフ漢籍的な名称が好まれるようになる。夜露死苦とか漢籍じゃない訳なんだがそこは偏差値問題である

 

街道レーサーから右翼標榜へと変化した為に、時代が下るに従ってメカ音痴になっていったという面もある。初めは自分エンジンも改造してその技術も先輩から後輩へと受け継がれていたが、やがて改造は外見に留まり工具も持っていない、という風になっていく。

 

世界に広がる暴走族の輪

こういう風に族車デザインは当初はスピード象徴であったもの文脈から切り離されて過剰になり、「過剰」それ自体価値を持つという現象である

特に大きい影響を残したのがバイク便の前身で「PRESS」や新聞社旗をはためかせてすり抜け爆走していたプレスライダーだった。

カウル昇竜拳みたいなデザインも組み合わせ不可のプレスライダーロケットカウル組合わせ、その珍妙さがそれ自体意味を持つようになった為である

 

こんな珍奇な族車だが、実は日本キッチュを好む人々というのは世界中に居て暴走族もその一つとして愛好されているのだ。

試しに「google:image:bosozoku」で画像検索してみて欲しい。多数がヒットするばかりか、自国でBosozokuカスタムをしている変態愛好者もいる。しかもその竹槍出っ歯の車がランボルギーニだったりするのはいかがなことなのか?

日本でも一時流行った巨大フルエアロパーツフェイクファー敷き詰め、巨大スピーカー搭載で浜崎あゆみを流すハイエースもBosozoku Vanとしてカスタムカーの一ジャンルになってる上に、タイでは社会現象に近いくらいのブームになっている。バンコクのあちこち大黒パーキング状態なんである。というかタイ人は日本キッチュ大好き国民なんじゃないかな?

更にebayで探せばBosozoku刺繍特攻服もわんさか出てくる。 https://www.ebay.com/sch/i.html?_nkw=bosozoku

結構な人気ジャンルなのだ

出品&発送元が中国企業のケースが多い。日本暴走族ファッション中国で作って発売して世界中に出荷しているというビジネスだ。色々とおかしい。レディース特攻服着物特に人気のようだ。

 

そういう訳で、英語が出来る人らは是非海外でBosozoku愛好してるトンチキ変態さんらに、デザインの源流が報道の爆走バイクである事やシルエットフォーミュラの事などを教えてあげて欲しいと思う。

2022-12-17

anond:20221216144610

すれ違う ヘッドライトに君かさね その輪郭を金にみそめる

anond:20221216144610

すれ違う ヘッドライトに君かさね その輪郭を金にみそめる

[] 『月の満ち欠け』

正確には覚えていませんが、(劇中ではテロップで明示されていた)1990年代から2010年代までの近い過去舞台で、ストレート携帯電話PHSかも)やカセットテープ再生機(ウォークマン)が出てきます

1990年代にその時代にはなかったものが映らないようにするために高田馬場BIGBOXなどの建物CG処理されています

問題自動車で、LEDヘッドライトで青エンブレムEVを写さないという狙いはいいのですが、カローラマーチなどの一般的な車ではなく、ホンダBeatリトラクタブルヘッドライト外車など「カーマニア大事に保存していた」みたいな車が目立つんですよね。

交通事故死の出てくる映画スポンサーCM関係地上波放送しづらいそうです。本作もガチャンと交通事故します。事故死は当時のVWゴルフトラックの衝突ですが、交通事故の原因となる暴走ゴルフを追いかけていた犯人運転していたのはトヨタ日産ホンダマツダ三菱米国車でもなかったので、スポンサー問題にも気を遣っていたのかもしれません。

2022-11-08

自動車整備士だけど人生つらい

自動車整備士不足だとか、給料安すぎぃぃぃとかいニュースもあり、それもまぁたしかにつらいんですが、

部品オイルの値上がりがつらいっすね。

車の高性能化・コンピューター化で部品の値段がバキバキ上がってるんだよね。

有名な話ではトヨタ クラウンヘッドライトランプ片方の部品代だけで20万円を超えるとか。

BMWバッテリーがモノだけで10万超えるとか。

トラックでも車載コンピューター壊れたんで交換ですね、15万ですとか。

それに伴って部品問屋からレス率も下がっていってるし、メーカーによっては「問屋からは卸させません。ディーラーから定価で買ってね。」ってところもあるし、

さらに言えば「町の整備工場には交換部品売りません。修理したければ車両所有者がディーラーに持ち込んでください」っていうところもあるね。

お客様への請求額は倍になったけど、整備工場の儲けは半分になりました。っていう話なわけですよ。

あーやだやだ

2022-11-03

親に犯されるということ

性的虐待は見つかり難い。

ぱっと見優しそうな善良そうな主婦サラリーマンに「ところでお子さんを犯してますか?」などと聞けるはずもない。

扉も窓ももちろん鍵も閉まった"家"という密室に忍び込むわけにもいかない。

顔や体にアザでもあれば「やや、これは何事か」と第三者が介入しやすいが、怪我もなく心を傷つけられている子に気付くというのは難しいと思う。

残念なことに実父から性的虐待が1番多いそうだ。

(ふらい先生ニュースレター参照https://flight.theletter.jp/ )

公園や道端やどこか"外"であれば誰かが助けてくれる、気づいてくれる可能性は家よりは高いけれど実父に家の中でだと気付くのは困難だ。

本当に卑劣だと思う。

感情抜きに話すのがとても難しい。

というのも私は母の彼氏から性的虐待被害者からだ。

実父とは生まれてこのかた会ったことはないので実父から被害については語れない。

私が被害に遭ったのは3〜5歳の間、おむつが取れたばかりの未就学の頃の話である

母は気付いていたと思う。気付かないはずがない。

毒を煮詰めて濃縮したような母なので敢えて生贄にしていたのではと思わなくもない。

母を目当てにではなくペド幼女を目当てに母と交際していたのかもしれない。

そんなことはどうでも良いが。

子どもに逃げる術はない。

家庭が世界だ。親が世界ルールだ。

私の場合は誰かに言ったらママを殺しちゃうよと言われた。

今でこそどうぞ殺してくださいと思えるが当時は母が殺されるというのは世界崩壊だった。

犯されたわけではなく乳首を舐めろとかそういうオナニー のお手伝いをさせられたのを覚えている。

母が残業から帰ってくる頃に私を抱き上げ太ももをつねりながら内緒だよと言い、2人で母の車のヘッドライトが近付くのを手を振りながら見ていた。覚えている。早く帰ってきてとママ逃げてというふたつの気持ちでぐちゃぐちゃで、でも笑ったことを覚えている。

子どもがどうやって外に救いを求められるだろうか。

何をされているかもわからないまま尊厳を踏み躙られているのを誰になんて説明すれば救われるのか。

これはそういう行為だとわかってから周囲に助けを求めるのはどれだけ勇気がいることだろうか。

今はもう大人になった私が今被害にあっている子ども達のために出来ることは全くないのだろうか。

子どもへの性的虐待性的加害に対してもっと怒りませんか。

絶対に私が俺が社会が許さないぞともっと発信しませんか。

勇気を出して助けを求めた子ども絶対に守るし助けるぞと声を大にして言いませんか。

被害ニュースになった時に被害者の落ち度をあれこれ非難したり加害者理解を示したり茶化す前に絶対に許さないと声を揃えて言えないものでしょうか。

私はここと匿名SNSさらっと告白した以外、誰にも被害の内容も受けたことも告白していません。

当たり前に警察の発表する数字に私が含まれることはありません。

同じようなかつて子どもだった人達は少なくないと思います

私が被害者だったということは加害者だった、今も加害者かもしれない人間がこの世にしれっと顔して生きているということです。

私が被害を訴えていればその訴えを周りが掬い上げて許さないと加害者を裁いてくれていれば、被害者は私だけだったのかも。

私を加害した昔の一時的に私がパパと呼んだ男性には今可愛い娘さんがいます

幼い私にオナニー の手伝いをさせた男が娘を育てています

幸せ暮らしていると願いたいけれどそうでなければ被害を訴えられなかった私もまた加害の一端を担ってしまっているのではないかと考えずにはいられません。

感情的になると全くまとまりのない文章になってダメですね。

どうか加害者を許さない、じゃあどうしていく、子ども安全に暮らせる国にしたい、じゃあどうしていくと当たり前に大人達が話をする社会になりますように。

2022-10-27

anond:20221027220707

この流れでそうはならんやろ

けど自転車ライトはド田舎の街灯がないエリアを想定した作り・位置にあるから

15万弱した自転車でもヘッドライトみたいに角度調整する機能もない

自分で下向きに付け直してねって自転車屋が言ってるくらいやで

市街地では眩しいというか光に過敏な人は自転車邪魔くさくて仕方ないのでは無いだろうかという気はする

商店街とか街灯あるところでは自動ライトが消える仕組みだといいかもだが

車に位置を知らせるの役目はどうやって果たすよ?だからなぁ

2022-08-12

最近の車はオートライトが義務化されている。

オートライトというのは暗くなったら自動的にヘッドランプが点灯する仕組みだ。

周囲が〇〇ルクス以下になると点灯するとか厳密に法律で定められている。

これによりランプの点灯忘れなどが防げれるのだがひとつ困ったことにこのオートライトはオフにできない。

いや、オフにできたらオートライトによる点灯忘れを防ぐという目的が果たせないので当たり前といえば当たり前なのだ

困ってしまうのはちょっと高架下に入るだけでヘッドライトが点灯してしまうことだ。

その高架下から右折する場合などで対向に同じく右折車がいる場合などモロにヘッドライトの光を浴びせかけることになる。

停車中には一時的ライト消すということはかろうじて出来るものの少しでも動けば再点灯するので不便極まりない。

その他にも夕暮れ時など光量が安定しない時間帯にはライトがパチパチと点灯消灯を繰り返してしま場合によってはパッシングしてるように勘違いされるケースも有る。

というわけで運転者の方々でオートライトの義務化を知らないかたもいると思うがどうか意味不明ヘッドライトの点灯の仕方をしている車を見かけても怒らないでいただきたく願います

2022-06-23

自転車に点滅式のヘッドライト付けてるやつ

前に向けるな

刺さるんだよ、光が

ブッコロスぞてめえ

2022-06-14

山口県にある車中泊お断りキャンプ場に聞いてみました。

「ウチの施設クルマごとの乗り入れ可能ですが、クルマのなかで寝るのはお断りしています理由は、車中泊をする人はほかのお客さんに迷惑をかける人が多いからです(キャンプオーナー)」。

なんとなく抽象的な理由だったので、さらに掘り下げて理由を聞いてみました。取材対応してくれたキャンプオーナーによれば、車中泊派が起こすトラブルは「音」「光」が占めるといいます

夜中に何度もドアを開閉する音を立てたり、大きな音でカーオーディオを鳴らすといった迷惑行為をする人が多いよういです。

さらに、夏や真冬などはエンジンをかけたままエアコンを付けるといった行為もあり、周囲へのエンジン音が聞こえ続けることになります

また、車外でくつろぐときヘッドライト作業灯を点灯させ、周囲の雰囲気をぶち壊しにしているという苦情も多いといいます

しかに、自然のなかでミニマルな道具でキャンプを楽しみに来た人にとって、音や光は極力ないほうがいいものです。

その後、山梨県千葉県都内キャンプ場など数カ所に取材をおこないましたがやはり同じような理由でした。 https://news.yahoo.co.jp/articles/b112cfc7978189542bd210c58f2feb1c1c20421d

2022-04-10

レクサス 新型NXを購入した話。

 ちょうど車の買い換えの時期が来るな、と意識したのが令和3年の8月。何かと維持費がかかる某輸入車精神衛生上よろしくなく、たまたまティザー広告が目に付いたNXに乗り換えた。今回が初めてのレクサスである最近半導体不足やプーちゃん大暴れにより随分と納車は遅れたが、先日なんとかうちのNXは納車された。しかし、現状としてもっと長くかかる方が多いようである

 

 

 自身SNSアカウントであれこれ書いてもいいんだけど、何かとNXについて発信する車好きのアカウントは変な人が多い、というか、レクサスファンに変な人が多い。既に納車された層も変な偏りがある印象で、普通人間によるものとみられるレビューが少ない。絡まれたくないし、言いっぱなしにしたいこともあり、匿名ダイアリーに記すことにした。正直に言えば、せっかく新車を買ってウキウキしているので何か言いたいだけだし、こうやって何か書く私も彼らと実際変わらない。

  

 ただでさえまとまりに欠けるので、いくつかの項目に分けて記載したい。なお、納車3週間目の感想である。長期はわからん

 

 これから購入を検討される方が知りたいであろうオプションに関することは後半に記載するのでスキップを推奨する。

 

 購入グレードはNX350h AWD Ver.Lである。なお、特定を避けるためボディカラー記載は避ける。

デザイン

 

 もともと個人的に見た目は欧州趣味なのだが、今回のNXは十分に食指が動いた。先行受注のため実車を見ずに広告カタログのみで評価して購入したのだが、国産車ありがちなガチャガチャ感(例えば、トヨタならどこかのプリウスからヤンキー顔、ホンダなら少し前のガンダム顔)が和らぎ、詰め込まれる要素の数が小さくなったことにまず驚いた。先代のNXヘッドライトの下の「隈取り」的なウインカーが頗る嫌いであの(クソダサいアヴァンギャルドから見向きもしなかった。あれを欲しいと思ったことは今も含めてない。今回もフロントグリルは過剰なインパクトがあるが、ヘッドライト内にだいたいの光る物は収まり眺めたとき視線が散らず落ち着いた印象になった。また、線よりは面の構成が主になったことでゴロンとした、金属の塊から削り出されたような存在感のあるデザインに変化した。スピンドルグリルは残ったが、アイコンとしての機能は十分で、全体的に「良い取捨選択がなされたな」と思った。車の印象というものはボディカラーによって大きく変化するので納車されるまでは不安が大きかったが、初見でそれは吹き飛んだ。ちゃんとかっこいいのである。なお、ここまで書いたらおわかりかもしれないが、グリルの加飾が好きではなくそれだけの理由でFスポは避けた。NAVI-AVSパフォーマンスダンパーは魅力的であったが、本当にただそれだけの理由で見送った。見た目は大事

 

 

内装

 

 やたらとデカいナビ画面が最初に目に付くが、それ以外は概ねシンプル構成になっている。以前のモデルアナログ時計や様々な加飾があったようだが、必要ものに目がいくような、チラチラ余計なものが見えず実用の上で快適だ。契約前にディーラーで現行RXと初代NXを見たが、現行RX居住空間の余裕からラグジュアリーで加飾が多くとも伸びやかな印象で違和感がなかったが、NXでは少し小さくなるだけでゴチャゴチャして狭さを感じていたので、なんとなく「広くなったな」という印象である。TAZUNAコンセプトとして必要ものにすぐ手が届くように設計されているとのことで、確かに必要スイッチ類にはすぐに手が届いてそれも快適である構成もさることながら、リアルフェイク織り交ぜた全体としてのレザーの品質やその他部品工作精度など、全体的な製品としてのクオリティも高く「なんかいもの買ったな」と素直に思える仕上がりになっている。世間で実写をまだ見かけることが少ないのでわかりにくいが、カタログ写真よりも圧倒的に実物の印象が良いことは特筆しておきたい。

 

 

運動性能・燃費など

 

 そもそも、そんなに車の性能について詳しくないことを事前にお断りしたい。Ver.Lは標準のサスペンションモードエコノーマルスポーツに限られるが、そもそも私はスポーツ走行がわからないので十分である。前者はディーゼルターボで小型のわりに強大なトルクを発生する仕様であったために、単純に街乗りでは頗る速かった。信号が青になったときなんか、油断するとドカーンである。それと比して随分と「ジェントル」になったのだが、静かで振動が少なく、発進時はモーターの比率が高いので、遅いとか、重たいとかと感じることはまずない。ハンドリングを含めて車の挙動としてはスッスと動くので気兼ねなく車を流すのには快適だ。ある程度の余裕を以て機敏に動く印象で、峠を限界まで攻めるとかサーキットを走るとかで無い限りは全く問題にならないだろう、というか、そんなことはしたことがないのでわからない。また、見た目よりも車重が軽い印象で、剛性の高さも動かしたらすぐにわかる。私は車について素人なのだが、素人が動かす街乗りの車で言えば最強なのではないかと思わせてくれる感がある。車の素性がいいとはこういうことなんだろうなと思う。

 燃費については先代程度だろうなと思っていたが、8km程度の渋滞を含めた通勤路で14km/L、信号渋滞の少ない郊外路では20km/Lにも到達するので想像以上に良かった。また、走行データ確認すると、60-70%はEV走行しているそうだ。ラバーバンドフィールはごくわずかにないこともないが、注意を向けなければアクセルの反応は良好だし、ハイブリッドカーも以前とは比べものにならないくら進化したと思うし、ハイブリッドからこそ得られる走行妙味もある。主にエコモードで動かしているが、燃費優先というわけではなく、回生ブレーキ挙動や速度コントロールが非常に楽なので積極的にそうしている。特に説明書などに記載はないが、GPS地図情報から法定速度情報を得たり、ITSで他車の速度情報を得たりしてコントロール干渉している気はする。実際は不明だが、そんなに運転中はゴリゴリ感覚を研ぎ澄ませているわけではないので、なにかと気を抜けて(抜くな)ありがたい。なお、なんとなくウェイウェイしたいときノーマルにするし、めっちゃウェイウェイブーンしたいときにはスポーツにしている。そうするとだいたい気分に合う走りになってくれる。

 今回は個人的に初めてAWD設定にしたのだが、普段はわからないが、大雨の中で高速入り口カーブが続くなかで加速を行うシチュエーションで圧倒的な接地感を感じた時にはうっかり爆笑した。「なんだこれ、全然滑らねぇ。」と。むしろこれまでのFF車が低μ路でいかに浮くように滑っていたか、を思い知らされることになった。とても安心感がだが、これが新型NXからいいのか、AWDからいいのかどうかは私にはわからない。だが、AWDにして良かったと既に満足している。

 

 

#静粛性

 

 前車と比して随分と静かになった。ディーゼルと比べたら当たり前なのだが、ただ、それ以上に風切り音や外音の遮断がよく効いていてふと窓やルーフを開けたときに「外こんなにうるさかったの?」と驚くことが多い。極端な遮音がなされると自身の体内から発生する音が気になったり、どことな不安になる感覚経験したことがあるが、絶妙不快な音だけをフィルタリングしているかのようで自然かつ快適である。また、若干のエンジン音やモーター音は入るようになっているが、それがないと車の動きが把握出来なくなって個人的には不安になるので丁度いい。もしかしたら、音というよりはハンドルアクセルペダルから伝わる振動からよく把握できるという方が正確かもしれない。この点はパフォーマンスダンパーが入ったりすると少し違ったりするだろうか。乗り比べる機会がなかなか無いのは残念だ。

 

 

運転支援装備について

 

 今回は外付けドライブ以外の実質フルオプションとしたので走行支援に関する装備も全て装着している。新世レクサスとして特盛になっているので全てに対して記載をするとキリがないし、良いと思った機能について記載する。まず、街乗りのシチュエーションではプロアクティブドライビングアシストPDA)は意外によく働く。先行車の車速などを関知して車速を調整したり、車線からの逸脱を防いだりなど、注意がふと切れるタイミング作動してくれる印象だ。初期設定では過剰な介入を感じたので設定から「遅め」を選択しているが、慣れれば程よいと感じる程度になった。

 今回の目玉装備であるアドバンスパーキングだが、期待せず面白そうだからという呑気な気持ちで導入したが、意外に使える仕様になっている。正確な画像認識のため駐めたい場所の周辺に近付いたら可能な限り徐行する、車が十分に動けるスペースを確保して周辺に柱などの障害物がないことを確認するといった多少のコツさえ身につければバシッと綺麗に駐車してくれる。そりゃ自分で入れたほうが速いのだが、自分であくせくとハンドル切り返しシフトチェンジする必要がないので気持ちは楽である。一部から怒られるかもしれないが、最近は駐車をNXに任せている間に降車の準備としてマスクを装着していることが多い。また、リモートパークも入れたら出られない駐車場使用したが、さすがに不安だったもののきちんと駐車してくれた。どちらかと言えば駐車している間に隣の車両が変な幅寄せをしてきたときに乗り込むために車をスペースから出す目的で使うシチュエーションが多そうだと思った。

 高速道路ではオートクルーズコントロールとレーントレーシングアシストでほぼ走ることにはなるが、基本的機能として問題なく軽くハンドルの一部を握っているだけで作動してくれるので感覚的には自動運転に近い。また、レーンチェンジアシストオプションで装備しているが、ウインカー一定時間保持することで周囲を認識自動車線変更してくれる。ただ、3-4秒かけてじわぁ...と車線変更するので横向きのGが発生しにくいので主たる同乗者である妻には好評だが、若干じれったく、この間に道路状況が変わらないか少々不安にもなる。そのために急な障害物や割り込みなどに対して車線変更による回避への対応もできないのでそこからLTAが作動している状況で車線変更しようとすると車が抵抗するし、その後に「もしかしてぼんやりしてますか」とナビに煽られるのは少しイラッとする。自身車線変更する際にはLTAを切る癖をこれからつけなくてはならないだろう。ただ、ネガティブな点はそれくらいで総じてよくできており、未来が来たなぁ、と感じた。

 

 

コネテッドカーとしての魅力

 

 今回のNXに限らないんだろうけど、車自体モバイルネットワーク接続できるのって使ってみると相当に便利。離れてても車の施錠などの状況が確認できたりエアコンを事前に動かしたりすることもできる。地味に楽しいのがマイカーログで、運転経路や燃費なんかも確認できる。これまでは車で直接ナビをいじってみることはできたけど、面倒くさくて見ることは正直なかった。これならどこでも手元で確認できるのはお手軽でついつい見ちゃう。あと、これはいいなと思ったのは事前にスマホで経由地や目的地を設定して車に送っておける機能。車に乗ってからナビ設定するのって時間がかかるしすぐに車出さなきゃならない時とかにうんざりするけど、例えば出先のお店で食事を摂りながら次はどこに行って...みたいな話をしながら入力して、あとは車に乗り込むだけというのは実際に使ってみると実に心地良い。ちなみにまだオーナーデスクにお世話になったことはないのでそのうち使ってみたい。

 

 

オプション装備について

 

 運転支援については記載した通りなので、パノラマルーフプレミアムオーディオマークレビンソンについて。パノラマルーフはツートン調になることに若干の抵抗があり、特に必要性も感じなかったが換気やリセール意識した際の人気オプションである説明され導入した。実際には「開けると楽しい気持ちになる」程度であるが、朝の日差しが心地よい時や、ふと信号待ちで天井からの町並みを見上げた時には良い開放感があって装着してよかったなと思える。

 ちょっとだけオーディオ趣味なのもあってマークレビンソンの装着はあまり迷わなかった。自分オーディオ装置を選定するととんでもない手間と金銭がかかることは目に見えていたので、お手軽にメーカー純正オーディオシステム最初から入ってること自体が魅力的だった。納車まで試聴する機会はなかったのだが、カーオーディオに詳しくはないもの20万円程度のオーディオシステムとしては十分良いレベルを確保していた。具体的には解像度や定位感が良好でノイズレスダイナミクス表現にも優れており小さい音量の楽器までしっかりと表現する「普通に良い音」だった。過剰なサラウンドや低音をブーストするような安っぽい演出ではなく、どこの座席に座っても2chオーディオらしく自然に聴けるというのは実はそんなに簡単な事ではない。とてもよく練られたDSPが入っていると思う。音量を上げた時にありがちな内装共振は抑えられてる印象で、キックドラムや超低域のシンセベースフレーズでもスピード感があって無駄残響がなくキレがいい。難点があるとすれば、ピュアオーディオ的な良い音の作り方でもあるので音源に左右されがちなこと。当初はiPhoneからBT接続にしていたんだけど、有線でのApplCarPlayや、妻のXperiaでのLDAC接続では歴然とした差があったし、録音自体が良質なものは心地よいけど、そうでないものは荒が目立って気になってしまう。聴くものを選ぶようにはなってしまうけど、それはオーディオ世界では普通のことだと思うので「スピーカー自体に金をかけたことがある」層のためのオプションなのかもしれない。ただ、この音を自分であれこれ買って再現しようと思ったら3倍出しても得られない可能性はあるし、ある意味コスパには優れているし私個人では大満足で、これ以上はいらないと思ってる。キリがないから。

ネガティブポイント

 完璧な車なんてないと思ってるけどネガティブポイントは新型車なのもあってないことはない。例えば、ナビの音声認識。初期設定ではヘイレクサスで起動してあれこれ操作やナビ設定ができたりするんだけど、エアコンルーフ、窓の操作はだいたい失敗する。AlexaGoogle Assistantほど賢くもなく、反応も最近音声認識端末で経験するよりは圧倒的に遅い。なんとか使えるのは目的地設定でこれはわりと精度高くできるんだけど、まぁ時間かかるのでオーナーデスクに繋いだ方が早く設定できる可能性すらある。いや、どうせならそっち使えばいいんだけど、人間の手を直接煩わせるのに若干の抵抗があるのでナビ側でなんとかならないかなと。

 あと、エアコンやナビの地図を動かしたりという場面でナビは見やすい高い位置にあって、更に巨大なので意外に操作していると手が疲れる。リモートパッドが評判悪かったみたいで廃止されたようだけど、あっちの方が楽だとも思う。見やすさや表示範囲は圧倒的に良いのでもっと音声操作スムーズで高精度だと手を伸ばさなくとも使えて本来開発者意図した形になるのではないか。あと、再生中の楽曲情報については小さい窓でいいので地図と同時に表示できたらいいのになと思う。

 あと、デジタルキー。実は初期登録がうまくいかず、使用できていない。ただ、使う状況もいまのところないのでそのままにしてる。もうこのままでいいと思ってるくらいにどうでもいい機能だったのかもしれない。うちは運転するのが私ひとりなので共有する相手もいないからこれでいいんだけど。まぁ、いらなかったな。

 

 

 

#総じて

 イマイチな面もあるが車の素性が大変良いので吹き飛んでしまう、というのは素直な感想。なんだかんだ走らせてナンボなので現状では大変満足している。内装においてはこれまでのレクサスと比してスイッチが多い高級感とかアナログ時計とかの特徴は廃されたけど、要素を絞って現代的でシンプルに徹した品の良さは所有していると好ましく思えてくる。ただ、こう書くと北欧テイストなのかと思われそうだけど、そんなにデザインコンシャスなわけでもなく、日本的な割り切り方や合理性をうまく良い形に落とし込んだ、という感じです。まぁ、前車はボ○ボだったんだけど、正直なところ内外装はボ○ボのほうが好きだった。あれは良すぎるんですわ。でもNXはこれでいいんですよ。マイナー輸入車のあれこれに正直なところ懲りた僕は、天下のトヨタ様がパッケージングした車を買ったんです。

 これまで乗ったトヨタ車や、代車で乗ったレクサス車と比べると乗り味が欧州車っぽくなった印象だけど、個人的にはそっちの方が好ましい。メルセデスGLCと購入検討していたけど、やや世代が古めになるのとシートベンチレーターやらの欲しいけどあまり装着例がないオプション在庫車もあまりないし、注文者納期未定で値引きもないし、なんだかんだお高いんですよね。その点でNXはずいぶんとコストパフォーマンスは良いと思います。まぁ、高いんだけど。

 輸入車はそれなりにブランド力があって、レクサスイメージ的に御三家に及んでないところはあるかもしれない。ただ、実車が明らかに劣っているかと言われたら全くそんなことはなく、総合しての商品力はすごく高い。とくにNX価格でみれば価格以上の出来だと思う。トレンチコートを買うときバーバリーアクアスキュータムの名門の定番を買うのか、三陽商会の百年コートを買うのかを迷ったときに、GLCやGLBを買う層は前者だと思うし、Permalink | 記事への反応(1) | 23:58

2022-02-26

Kyiv市内のライブカメラ見ているけど

灯火管制とか全然しないんだね。車も数が少ないながらヘッドライトを照らしてどうどうと動いている。

ちょっとびっくり。

2022-02-22

橋の上から見た川は雪に覆われ、乱反射する日の光は無数の粒となってきらめいている。その上を通っていった何かの足跡が、蛇行しながら切れ目なく続いている。キタキツネか犬が夜明け前に現れ、またどこかへ去っていったのだろう。

こんなところにオメガラーメンはあるのか。

麻布十番の店はシャッターが閉まっていた。貼り紙も何もなかった。あの味は永遠にこの地上から失われてしまったのか。喪失感にさいなまれ続けるよりは、かすかな希望にでもすがって失われたものを追い求めた方がよい。とは思っていた、が。

噂だけを頼りにやってきた土地。雪原。夏の間は田んぼか畑なのだろう。トタン屋根木造の物置か家かわからないものがまばらに建っているほかは何も見当たらない。道路は山に向かって真っ直ぐ伸びているが、車は通らない。雪で段差のわからない歩道を歩く人もいない。

雪を踏みしだく自分足音以外に音のない世界。冷気が頬にひりつく。マスクを顔からはがすと、自分の呼気で湿った内側からすぐに凍り付いて固くなる。

茶色スズキアルト。路肩に止まって。テールランプの点滅。道から少し離れたところに、髪を後ろにまとめたロングコートの人が、こちらに背を向けてしゃがんでいる。近づいていっても動く気配はない。

すみません

「あ、すみませんちょっと待って」

その女性は立ち上がりざまにスカートパンツをたくしあげてからこちらを向いた。足元の雪には、黄色い尿が深く穿ったばかりの穴があいていた。

すみません、このへんにラーメン屋って」

「ありますけど、歩くとちょっと遠いですよ」

「どれくらい……」

「10km?」

「……」

「今行くところなので……乗ります?」

「すいません」

車は山に近づき、周囲が針葉樹林に変わり始めたあたりで脇道に入ると、木造小屋の前で停まる。小屋の壁からは黒ずんだL字型の煙突が出て細い煙が立ち上る。ガラス引き戸を開けて女性が入っていく。

「ばあちゃん、お客さん!」

小屋の中心には大型のストーブがあり、中は暑いほどだ。小さなカウンターの向かいは小上がりになっていて、樹脂製の天板を金属で縁取りした座卓が置いてある。

カウンター席に座ると、毛糸チョッキを着た老婦人が現れ、こちらを一瞥してから、車を運転してきた女性の方を訝しげに見る。

「お客さんだよ!」

「あら。いらっしゃいませ」

「すいません、オメガラーメンありますか」

「あ?」

「オ メ ガ ラー メン!」

はいオメガいっちょう」

油っぽい台の上のテレビがつく。また誰かの車がコンビニに突っ込んだらしい。店内に半分以上めりこんだ車体。散乱するガラス片。

さっき乗せてくれた人は店主の孫かなにかなのだろうか。割り箸の束を出してきて補充したり、カウンターをふきんがけしたりする。戸が開いて、海老色のジャンパーにニッカズボン姿の二人連れが入ってくると、いらっしゃいませええと声をかける。二人連れは小上がりに座る。孫は注文を取りに行く。

味噌大盛ー オメガ大盛ー」

店主は寸胴鍋からアルマイトのひしゃくで黒い液体をすくい取り、丼に注ぐ。湯気が立ち昇る。

出てきたラーメン東京でよくあるオメガ系のラーメンとは少し違っていて、輪切りのネギと肉厚のチャーシューが大量に載っていた。黒いスープは今まで食べたオメガ系のどのスープよりも熱く、油の層が表面を完全に覆っていた。北国にありがちな昔懐かしい醬油ラーメンに、どことなスパイシーな風味が混じっていた。チャーシュートロトロに柔らかく、甘辛く仕上がっていた。

食事を終えて店を出ると、外は吹雪いていた。地面から吹き上がる粉雪。前を向くと顔に雪が吹きつけて歩けないので、うつむいて頭を前に突き出すようにして進んだ。歩けば、市街行きのバス停があるだろう。歩き続けることができれば。

背中の方からクラクションの音。振り返ればヘッドライトに照らされて。茶色アルトの窓が開く。もの問たげに見つめてくる目。

すみません。行きも帰りも」

バス夕方まで来ないから、駅まで行った方がいいですよ。この吹雪だし」

ワイパーはひとときも停まらずにフロントガラスの雪を掻き落とし続けるが、数メートル先は真白で何も見えない。何の番組かわからないラジオの音がかすかに聞こえる。

「次の列車は二時半だから、待合室にいるといいですよ」

ありがとうございます

車はすぐに白の中へ飲み込まれる。

辺り一面真白で、何も見えない。風はさらに強まり、歩き回ろうとするとなぎ倒されそうになる。もう一度辺りを見回す。駅らしいものは見当たらない。白。白。白。食後の身体の火照りはすでに取れて、雪の冷たさをじかに感じ始めた。

2022-02-16

煽り運転に遭った時の不思議お話【昔話】

煽り運転問題となって暫く経つけど、これは今から10年以上前特に問題視されてなかった頃のお話

現在私は30代半ば。今は落ち着いた感があるけど当時はサーキット走行が大好きだった

サーキット走行を終えてお疲れモード帰宅する道中、オラついた黒いミニバンにバチクソ煽られてた。マジでダルい

高速に乗ろうと国道からインターに入っても煽る煽る。車間距離1mくらいしか無かったんでないか

そこで不憫に思ってゆっくりと速度上げたげた。加速してると気付かれないくらい穏やかに

そうこうしてるうちに合流のカーブが近付いてきた。その時はSタイヤ履いてたっけな

カーブハンドル切り込みながら浅くリアが出てた。理想的な高速コーナーリングがキマって気持ち良く本線へ合流

なんか後ろですごい音がしてたけど何だったんだろう?怖っ‼

黒いミニバンは本線に合流する事無く2度と視界に入る事は無かった

これはまた別の日の話

その日もサーキット帰りでバチクソに煽られてた。なんでこうもDQNを惹き付けるんだろう…

真っ暗で街灯一つない山の麓の田んぼ道を異常な車間距離で走る2台

後ろのクルマは暗いし車間近すぎだしで何のクルマかは分からなかった

その時不思議な事が起こったの。Rのキツいカーブ差し掛かる直前でワイのクルマヘッドライトが突如、消えた

パニックになってアクセル踏み過ぎてドリフトみたくなっちゃった。泣きたくなるくらい怖かった

カーブを抜けたら急にヘッドライトが点灯して安心したんだけど、後ろ走ってたDQNが道が無いハズの山の中に消えてった

あれはオバケだったんだと思う

2022-02-01

GRAND TOURで学ぶフランス

GRAND TOURとは、Amazonプライムビデオにて配信されている自動車番組で、イギリスの50歳児1人60歳児2人がお送りしています

元はTOP GEARというイギリスBBC番組をやっていた3人で、ご存じの方も居るでしょう。

現在の最新話が、フランスに関するお話なので、番組で紹介されたフランスに関する豆知識を見ていきましょう。






フランスって楽しい国ですね!(一部、厳密には正しくなかったり、誇張表現があります)

車に関する部分は、やはり車のドキュメンタリーですので、実際に見て頂いた方がよろしいかと。

グランドツアー シーズン4エピソード4ルナージュ・ア・トロ

https://www.amazon.co.jp//dp/B08BYZGWHL/


Amazon Primeにご登録中の方、是非みてくださいね

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