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2018-09-04

家族と一緒にいるのがしんどい

突然だが結婚ができない。

私は女である

30歳は数年前に通りすぎた。

姉と弟には配偶者がいて、どちらも子どもをもうけている。(おめでとう)

だけど私は結婚ができない。

婚活を二回ほどやってみた。

彼氏もできなかった。

最初自分でも「理想が高いんだろうか」「そんなつもりはないけどイケメンが良いとか思ってるんだろうか」などと考えていた。

でも違っていた。

私は、誰かに特に恋愛的あるいは性的な意味で)「好意を寄せられること」が苦手なのである

恋愛対象男性である

格好いいなぁと思う俳優さんや有名人の人もいる。

でも、その「格好いいなぁ」と思っている相手が、いま目の前に現れて「結婚してください!」と言いだしたらどうだろう。

無理無理無理。

ごめんなさい。

絶対に断る。1000パーセント断る。

そして二度と「格好いいなぁ」などとは思わない。

学生の頃、所属していたゼミ教授告白された。

「きみが夢の中にも出てきてね」

「妻とは離婚したんだ」

離婚の時期は不明なので、私と出会う前に終わっていたことを願いたい。

告白された場所は、教授の車の中だった。

なんで車に乗ってたかって?

教授から卒論テーマにした自治体へ、お礼を持って行く必要がある。楽だから先生の車で現地へ行こう」と言われたからだ。

その自治体田舎電車の駅から役場まで遠かったからなんの疑問もなくついていった帰りだった。

あと少しで有料道路に乗るという場所だった。

車を停めてください!と何度も叫んで車を降りた。

気持ち悪くて吐き気がして、最寄りのショッピングセンタータクシーを呼んでもらって泣きながら帰った。

これがトラウマなのかもしれない。

いずれにせよ、どんなに好きだと思った相手でも、相手気持ち自分に向くと途端にサッと熱が冷めるのである

というようなことを婚活でも繰り返してしまい、今に至る。

あと、関係いかもしれないが男性の脛が苦手だ。

腕は大丈夫なのに、脛が苦手だ。

あと、妙な男臭さも苦手だ。

独身男性の車って、なんであんなに妙な匂いがするんですかね?

(既婚者の車はいつもすごく爽やかなのに、独身者の車は独特の匂いがすると思う)

いやまぁ、そんな感じで、私の性的対象男性なのに、女性といるほうが落ち着くし、周りの女性が優しい人ばかりだから、一時は「私って女性の方が好きなのかも」と思ったこともある。

でもやっぱり、性的対象男性なんだなぁ。

もともと私は人と同じ部屋にいるのが苦手で、実家でもなるべく家族のいない部屋で一人になっていることが多かった。

趣味読書ゲーム、いわゆるオタである

オタクは楽だぞぉ。

推しお金をつぎ込んでも相手から認識されることはないし(二次元に限る)、三次元相手でも近づきすぎなければ向こうからこちらに向けてアンテナが向くことはないから。

そっと応援して自己満足にひたり、供給される喜びを噛み締めていればいいだけなのだ

オタクから結婚できないんじゃ…と思った人は全国のオタク既婚者を見てものを言ってください。

色々書いたけど、とりあえず私は結婚ができない。

最近はそのことによって家族に対する劣等感を抱くようになってきた。

家族ものすごく平凡で平穏で、全員が既婚者で子どもがいる。

子どもができて一人前」という価値観で育ってきた私には、唯一それが達成できていない自分が一番駄目なやつだという意識がある。

生き方なんて千差万別結婚しない人も、結婚したけど子どもがいない人も沢山いるし、他の人がどういう生き方をしていても、それを貶そうという気持ちにはならないのに、なぜか自分だけは「すごくダメだ」という考えになってしまう。

からだろうか、実家に帰っても居心地が悪く、家族はまったく普通に接してくれているのに、私だけがギクシャクした対応を取ってしまう。

最終的には「これ以上ここにはいられない」と、逃げ出すように実家から一人暮らしの自宅へ戻ってしまうのだ。

から姉弟からも奇異な目で見られて情けない。

数日間くらい我慢して一緒にいればいいのに、どうして家族と一緒にいると、モヤモヤした気持ちになるのだろう。

今年のお盆も、泣きながら逃げ帰ってしまった。

悪いのは私だという認識はある。だってべつに、「まだ結婚しないの?」と言われたわけでもないのだ。(最近言われなくなった)

あえて波風を立てるようなことをしなくても良かったはずなのに。

そうやって、どうしようもなく居た堪れない気持ちになることが増えてきている。

それが嫌で、親からの連絡を見るのも近頃億劫になってしまった。

家族と一緒にいたいなぁと思うのに、一緒にいるのがしんどい人、私の他にもいますかね。

もしいたら、私たち、もう少し強く優しく生きれるようになれるといいですね。

2018-07-28

ゲーム脳って駄目っていうか、仕事中は切り替えが必要

ミーティング中に資格取得の説明会も兼ねて話し合ってたら突然一番若い子(といっても参加者はみんな20代)が「そういうスキルってMAXにしないといけないんですか」なんていうからMAX?」ってみんな首をかしげて苦笑。

スキルMAXなんてゲームじゃないんだからwww」とあちこちで聞こえてきたんだけど、そりゃそうだよな…スキルMAXってなんだよって話。

ゲームじゃないんだから仕事との言葉の使い分けは大事だろう。

その若い子は常日頃からアプリゲーばっかりやってて、一般的話題などでは話が続かないいわゆるオタク部類の子なんだけど

あぁ普段からゲームにどっぷりハマっているからなのか…?とこちらも困惑

まぁあれです。

うち、実のところゲーム会社なんだけど、仕事ゲームは割り切って話してるのでスキルMAXとか言われても困っちゃうんです。

プライベートゲームするのは構わないんだけど、仕事中はね。

2018-07-09

から愛されたくてしかたがない。

投稿です。

から愛されたことがない。

そして人の愛し方が分からない。

からも誰からも愛されたことがない人間なのだから仕方がないのかもしれない。

そもそも、私が、性同一性障害他者から恋愛対象として見られず、また、女性に惹かれることが多いため、女性として過ごしてる私は、出会いがないからなのか。

私が機能不全家族の出であることがいけないのだろうか。

私が発達障害やBPDの症状を軽度ながら持っていることがいけないのか。

死ねば楽になるのかな?

精神崩壊しそうだ。すでに崩壊してるのかもしれない。

助けて欲しい。


=====

以下は、乱文であるが、私の過去を書かずにはいられなくなったので、ここに書こうと思う。(多少のフィクションは含んでいるが。)

私は男→女の性同一性障害の現役大学生である

日常生活女性として暮らしていて、初対面の人と話したり、ショッピング空港等で元男性と見抜かれることはほぼ無く、また容姿もそこそこいい方であるという自負はある。(ガタイ無駄にいいのはコンプレックスだが。)

幼稚園児のときに母と父が離婚した。その時の母と父の喧嘩記憶していて、私にとっての一緒に暮らしいたこのろの父親像は母親に向かって怒りをぶつけているところと、仕事で疲れて寝ているところしか残っていない。そして、離婚後、親権母親に移った。

そして、仕事に一辺倒になった母からは面倒を見てもらえず、妹と共に子供会保護者祖母に面倒を見てもらっていた。

祖母は優しい人ではあるものの、愛情表現をする人ではなく、また同じ家にいたわけではないので一緒にいる時間は限られいた。

私はこの頃、植物に興味があり図鑑をよく読み漁っていた。また、ピーターラビットシリーズを好んでいたことを記憶している。

小学生に上がったときピアニカの色やランドセルの色が"私の望む色"出なかったことを記憶していている。

小学生2年生になると強迫性障害の症状を起こすようになった。ともかく、家の外のすべての物が不潔に思えた。1度病院に連れて行かれた記憶がある。幸い、小2のうちにだいぶ良くなり日常生活に支障をきたさなレベルには回復した。ただし、潔癖症自体中学生くらいまで強い意識が残った。

また、この頃から学校オカマとヤジされることが増え、友人は決して多いとは言える状況にはなかった。

この頃でも父親とは電話を通して時々話しており、またたまに合うことがあった。(よく上野国立科学博物館鉄博に連れて行ってもらった。)

ただ、一度、ファインディング・ニモに連れて行ってもらった。はじめての映画館で見た映画だったのだか、個人的に楽しめなく、父はそれに対して非常に怒っていたのを記憶している。

また、この頃から母親父親の間で伝言を伝えるような役割となり、お互いの悪口を聞かされ、また経済状況についてと揉め事を聞く立場となっていった。

小3になった時、母親再婚した。

相手子供が3人いたが1人はインフルで亡くなっていた。(ただし、継父に親権はなく未だに継姉・兄と顔を合わせたことはない。)

母はTVを厳しく時間を決める人であったが、継父はそうではなくよく妹や従姉妹テレビを見せていた。それについて、母親と揉めることが多く、私がママっ子であったため母親側についた事により、私は継父から見せてもらえなくなり、次第に顔を合わせるだけで睨まれるようになった。

小4になると母と継父の間に子供が生まれ、何もしない継父と仕事しかしない母の代わりに祖母と私と妹がよく面倒を見ていた。

そして、この頃から、継父と私の関係は更に険悪になり、私が継父から身を隠すように家で過ごすようになった。

幼稚園児のころから高いところから飛び降りたらどうなるのだろう、という気持ちはあったものの、この頃には明確に死にたい、という気持ちがあった。

また、夢の中で継父を刺し殺す・絞め殺す夢を見るようになるようになった。(この夢は大学生1年の頃あたりまで続いた。)

小5になると母親仕事軌道に乗り始め、経済状況は一気に良くなるが、継父との関係は最悪になり、一度私が勉強机の下に逃げたところを継父に顔を蹴り飛ばされたことがあった。(ここらへんの記憶曖昧で正確な時期を覚えてない)

また、私は元々書物を読む子供であったが、学校男子からオカマや(容姿を指して)キツネと呼ばれ、女子から女子の中心グループ犬猿の仲だったため、更に書物を読み漁るようになった。(ハリーポッターを1日の放課後で2冊を読みきる勢いだった。)

小6では学校はだいぶ落ち着いてきたもの、継父との関係は相変わらずだった。

また、妹もこの頃から継父との関係悪化してきており、不登校気味となっていった。

中学では寮生の少人数の学校に入った。これにより、家族とも同級生とも離れることができ、私にとっての人生の転換点てなった出来事であると思う。

ただ、男子野球部に、女子バレー部強制的に入部であり、内心でバレー部に入りたいと思っていたが、叶わぬ願いであった。(幸い丸坊主は避けれた。)

中2になると寮の中で私が最年長となったためリーダーシップを取ることとなった。

完璧主義だったため自他ともに厳しく、今では後輩にもっと優しく接すればよかったなと感じる。

中3では男子として野球することが嫌で地元中学に戻り、そこで小学校の時の数少ない友人と家庭科部をしていた。

またそれ以外については受験勉強をする日々であった。受験に関してはもともと勉強はできていた為もあってか、地域公立高校の2番めに良いところに合格できた。

家での生活はこの頃、継父は単身赴任であったため、実家が一番平和な時期となっていた。(また、妹も私のいた寮にはいった。)

寮で過ごしたことにより、色路学べたおかげもあってか、継父と小学校の時ほどは酷い関係ではなく、お互いに最低限以外の会話をする程度にはなっていた。

高1では理系クラスであったため、いわゆるオタクが多く、私にとって天国のような環境であった。また、寮の時の後輩と文通をよくしていた。(寮は電話メールは基本禁止だったため。)

また、中学生の頃から留学に興味があり、そのための準備をし始めた。

高2で、海外高校に転校し、海外生活が始まった。

高2,3ともそれなりに優秀な成績で学校生活も楽しめたが、学校福音派学校でありLGBTに対して差別を行うというほどではないものの、聖書引用して厳しい態度をとったこと、食事が不味いこと、男子寮で生活すること(アメリカ大学では基本寮生活)にストレスを感じ、アメリカ大学受験はしなかった。

進路は迷ったもの帰国した年度中に大学工学部合格しそこに入学することとなった。(親元にいたくなかったので実家から通えない距離大学のみ受験した。)

大学学業については、アメリカの授業の進度が遅く苦労はしたものの、なんとかついていくことができそこそこの成績を収めることができた。

ただ、1年目に男子寮に入ることとなり、それで精神病み、このままでは学業に支障が出たり自殺しかねないという事で、精神科(ジェンダークリニック)を尋ねた。

また、この頃に同じ性同一性障害彼女遠距離であるができた。(ただし、どちらかというと共依存のほうが近い関係であったと思う。)

B2になるとアパートぐらしに移り、またホルモン注射をするようになったため、見た目も女性的になりつつあったため、精神的に非常に安定するようになった。

学業についても学科の上位1割に入っており、勉強の遅れを鑑みれば非常に良い結果出会ったと思う。

ただ、この頃に彼女との関係共依存に近いものであったこともあり、それが崩壊し分かれることとなった。

大学3年生の現在自己労働力頭脳以外の"人間としての価値"を自分自身で見出だせなくなってしまった。

他大の友人との交流もあり、より良い環境の院に行きたいし、自分のやりたい研究仕事もある。けど、それ以外の人間的な将来について何も想像ができないし、強い希望を持つことができない。

自分自身の事なのに自分だけではにもできない事でつっかかかってしまった。

来年までに戸籍の変更もできるだろう。だいぶ恵まれている方だ。

けど、戸籍を変更したら私は結婚という選択肢を捨てることとなる。(そもそもパートナーなぞできないが)

変更しなければ就活で奇異の目で見られ苦労し、キャリアに影響が出るだろう。

なのにどうしたらいいのか分からない。

ホルモンバランスの崩れのせいもあるのだろうが、また自殺願望が湧いてきてしまう。

薬物への知識も多少あるため合法な乱用の仕方も知っている。そこに逃げてしま可能性が否定しきれない自分が怖い。

精神科・心療内科に行ったところで薬が出るだけだろう。それで一体何になる。

根本解決はできないじゃないか

肉体的快楽に身を任せりゃどうなのかと思ってしまう。

どうしたらいいのか。

助けて欲しい。

2018-06-27

いじめられる側っていうのは結局社会の決めてるルールの中で排除されるクズなんだよね

いわゆるオタクもそうだし、一部の人種や言語圏もそうだし、ある種の民族もそう

社会の和を乱すクズ排除することは当たり前だけどコミュニティ必要ことな

法律っていうのはいじめのためにあるんだよ

2018-06-22

オタク恋愛すゝめ

38歳で結婚したオタク趣味男性

20代後半から交友のある女性と30代半ば頃から恋人関係となり、38歳で入籍した。

結婚当時の妻の年齢は32歳で、特にオタク趣味ということはない。多少ディズニーへ平均よりも執着してるかな?という印象は持つけれど、持ち物がディズニーで溢れているということもない。

ただ、ディズニーに行こうと誘うと非常に喜ぶので、結婚記念日みたいな特別な日にディズニーへ連れて行くという感じだ。

オタク趣味の内容

オタクとしてイメージやす模型アニメゲームアイドル別にマイナージャンルを持っているオタクではない。

メインの趣味模型コンプレッサーを持っていてエアブラシで塗装が日課になっている。

レンタル倉庫に生きてる間に組み切れない程度は在庫を抱えてる。

ということで、いくつかのステップにわけてオタク恋愛のすゝめを語っていこう。

恋愛ステップ1 清潔感社会人としてのマナー

清潔感は非常に大事、というかむしろ同好の士であっても不潔な人とは関わりたくないというのは社会人として当たり前の感性なのではないだろうか。

毎日風呂に入ってヒゲを剃って、月に1回は床屋に行ってと身なりを整えるのは大事だ。

恋愛ステップ2 ファッション

オタクとして結構悩むのはファッションなんじゃないだろうか。

もちろん私も結構悩んだのだけれど、一番簡単解決方法Pinterestを使うことだった。

いきなり高度なお洒落は出来ないので、テックニュースサイトに出てくる企業経営者エンジニア社員の中で「何かお洒落な人だな」「これなら真似できそう」という人の写真Pinterestへ保存して行く。

するとPinterest空気を読んで保存した画像と似た雰囲気画像オススメしてくれるようになるので、オススメ画像を参考にユニクロエディー・バウアー、H&M辺りで似たようなものを探して購入するというのを今でも繰り返している。

恋愛ステップ2.5 メガネ

自分でもよくわからないけれどオタクは何故か堅い印象を覚えるメガネを好みやすい。

私も例に漏れず堅い印象を与えるメガネをずっと使っていたのだけれど、店員さんへ「印象を柔らかくしたい」と相談した。

店員さんはちょっと考えて、どう考えても自分には似合わないと思い続けていた丸メガネを案内した。

芸人みたいだ」と悩みに悩んだけれど、覚悟を決めて購入し身に着けるようになったら、会社の同僚や友人、親兄弟から評価をたくさん貰うという意外な結果になった。

ずっと似たようなデザインメガネをかけているオタクメガネ屋さんで「印象を柔らかくしたい」と店員さんへ相談してみてはいかがだろうか?

恋愛ステップ3 オタク趣味を隠さな

大切なことから先に言うけれど「ところ構わずオタクトークしろ」という意味ではない。

単にこれはいゆるオタバレを恐れるなという意味で、むしろオタク趣味を隠すことは恋愛において卑怯選択であると思う。

こちらが正確な情報を取得し恋愛対象選択したいと思うように、相手女性も正確な情報恋愛対象選択したいはずだ。

オタク趣味を隠していて後からオタクであることを告白するというのは騙していることに他ならない。

オタク趣味恋愛フィルタリングを掛けてくる女性オタク男性が上手く行くはずがないし、逆にオタク趣味を公開しておくことがこちら側の恋愛フィルタリングとして機能するので恋愛対象選択が楽になる。

恋愛ステップ4 恋愛バイブル純愛少女漫画

別に少女漫画に登場するようなイケメンの行動をトレースせよということではない。

注目すべきは主人公女性キャラの方で、様々なシチュエーション主人公がどういう言動男性へ求め、男性言動にどういう風に感じるのか?というのが少女漫画には描かれている。

少女漫画ではシチュエーションが若すぎると思うなら、ちょっと上の年齢を対象とした純愛女性向け漫画でも良いと思う。

ちなみに純愛系と限定している理由は、純愛系じゃない少女漫画は参考にならないどころか、参考にしたら下手すると犯罪行為に該当するからだ。

ステップ5 良い人であることは最低条件

恋愛対象と見ている女性コミュニケーションを取っても「良い人止まり関係が発展しない」というのはよく聞く話だと思う。

アナタがもし「良い人」という評価恋愛対象女性から得られているのならスタートラインにやっと立ったのだと認識しよう。

そもそも、逆に考えると良い人じゃない女性と付き合いたいか?という話だ。わざわざ悪い人と付き合いたくはないだろう。

恋愛ステップ6 いきなり2人きりは無理

いきなり2人きりでランチやディナーを楽しもうと思っても、それは無茶な話だ。

少なくとも最初共通の友人知人同僚などと何かを企画(それこそ皆でランチとかで良い)してスタートラインの良い人へ立とうとしないと無理だ。

そしてゆっくりレジャーイベントを楽しむコミュニティ形成するとランチやディナーだけでなく休日も一緒に遊べるようになるので、自然と2人きりで遊ぶ約束が取れそうなチャンスが巡ってくる。チャンスが来たら逃すな。

コミュニティに本当に信頼できる男友達が居たら協力をお願いするのはアリ。

しかし、女友達場合は本当に信頼できても協力をお願いするのは絶対ダメ

本当に信頼できる女友達であっても異性であり、男性女性の心の動きを読み切るのは非常に困難だ。

恋愛ステップ6.5 いきなり2人きりで遊ぶことになった

非常に少ない確率で2人きりで遊ぶ約束が取れてしまうこともある

2人きりで遊ぶことを了承してくれている時点で間違いなく悪い印象はないけれど、恋愛対象と見てくれているかは別の話だ。

こういうときは下手に攻めずに次の約束を取り付けるのが最大の目的設定くらいにしたら良いと思う。

次の約束は「皆で遊びに行く」で良く、そしたらステップ6をこなして再び2人きりで遊ぶ状況を作り出そう。

2回目の2人きりで遊ぶ約束を取り付けられているなら、良い人よりは評価が高くなっている。

恋愛ステップ7 告白

頻繁に2人きりで遊ぶようになっているのなら脈アリと判定して良いと思う。

結局、恋愛最後は運次第であって受け入れて貰えるかどうかは、それまでの行いによる。

ただ、男の矜持として直接会って男側から告白したいものだ。

ちなみに告白に関して変に演出する必要はない。行けると思ったタイミングアナタらしく告白したら良いと思う。

2018-06-09

十代の男女に直接聞いた話。

二人共アニメとか好きないわゆるオタク系なんだけど、

昔のアニメと今のアニメをどちらも見るのが好きな子たちで仲良くなった。

先日、今のアニメは色彩が豊かだよね~なんて話題だしたら、二人共昔のアニメの方が色がはっきりしてて良いと言う。

以前、別の若い人に今のアニメの方が良いって言われたので驚いた。

ライトノベルとかの表紙とかも色が豊富じゃない?表現力が豊かなんじゃないの?と聞いてみたら、

多色で綺麗なんだけど、ぼかしたりしていて優柔不断な感じがするっていう返答が男。

色彩はすごいんだけど、所々はっきりしない所はもやもやするという返答が女。

今どき…とは言っちゃいけないんだろうけど、今どきの若い子たちの返答にしては珍しいなと感じた。

今は一周りしてはっきりした昔風の色彩がいいのだろうか。

単純にこの子たちの考え方が違うだけなのだろうか。

どちらにしても、昔の色彩も好きな自分にとっては良い友人だなと思う。

2018-05-30

Vtuberの界隈を見て、わかったことやわからない事。

バーチャルユーチューバー

これは、今に始まった事じゃない。キズナアイと名乗るキャラクターYoutubeで2016/11/29に動画投稿して活動した所からはじまる。

動画の内容は、二次元キャラクターが3Dで動いていて、VRを使った仮想現実を基に自分が思うままの動画投稿していた。

から見れば、ユーチューバーが3Dのキャラを通していろいろやっているだけだ。

2017/6まではいゆるオタクと言われる人に大方騒いでいるだけだった。

現に、キズナアイ動画からも伺えるが、再生数も基本10再生である。(記載日頃の再生数)

2017/7~2017/12にいわゆる四天王のと言われる人が活動を開始し始めた。

だが、ここでねこますというバーチャルユーチューバーに着目する。

見た目はキツネ擬人化した女の子だ、だが再生すると声が男性だったのである

彼は、自分の3D技術動画にして頑張っているところをYoutube投稿することで意欲を維持したかったようだ。

そして、クリエイターお金が無いという事を嘆いていたねこます氏は、

突然仮想通貨モナー融資が降ってきて今後の自分クリエイターとしてのスキルを上げる事が出来てるようだ。実際に動画にその節がみられる

ここで、ようやくクリエイター自分が頑張りで報酬が出るかもしれないと思うようになったのだろう。

次々とバーチャルユーチューバーが増えてきたのである

クリエイターだと絵を描くVtuber声優をするVtuber、歌を歌いたいVtuber作曲をするVtuber

3Dを作りたいVtuber自主制作ゲームを作りたいVtuberアイドルになりたいVtuber

かには、特撮系、擬人化系、LGBT系、ゲーム実況系、宇宙人系、ロボット系、執事メイド

ナース系、薬剤師系、兄弟姉妹系、学生系、ロリショタ系などなど、上げると限がない。

そりゃ既に3000人も居るわけだから仕方ない。

だが、こうやって増えていく中で非常に残念なことに、自分に迷走する人が目立ってきた。

何故Vtuberを始めたのか、そして、始めていく上で何か目標があったはずだ。

挑戦することは何も悪い事じゃない。だが、まだ周知もされていない程度で自分の実力の無さを嘆くのはどう考えてもおかしな話だ。

そもそもゲームクリエイターだってゲームリリースして、初めて人々の目に映り、人気へと繋がるはずだ。

作曲だって、曲を発表して販売してからファンの動向を知ることができる。

ユーチューバーYoutube動画投稿して初めて完成するのではないだろうか?

人気や利益動画投稿する前に気にしている人は抑々Vtuber界隈の人に失礼だと思ってほしい。

ちゃんと行動し、頑張りがちゃんと帰ってくる所、それがVtuber世界だと思ってほしい。

そもそも自分卑下しないでちゃん応援する人が居るという事を考えてほしい。

ファンは間違いなくあなたの味方なのだから

2018-05-20

昔を思い返してみる

30歳を迎えて、友人も彼女もいない孤独社畜の日々を送っているわけだが、

幼少期からずっと孤立していたかと考えると、どうもそうでもなかったと思う。

幼稚園小学校の頃はゲーム好きだったこともあって

ゲームきっかけにして色んな人と友達になっていた。友達の家でお泊りとかも普通にしていた。

周りの人達とずれ始めたのは中学の頃から

その頃からゲームはいゆるオタカースト趣味となって

クラスメートたちは部活に精を出したり、ファッション誌とか読んでみたり、異性でお付き合いしたりなんて

いわゆる思春期に入ったようだった。

それまで皆とのコミュニケーションツールだったゲームが幼稚とされるものとなり

周りがどういったものに興味を持って、どういう付き合い方をすればよいのかが全く分からなくなった。

かと言って、オタクカーストコミュニティに入っても全然話が通じない。

名作RPG攻略の話をしたいのに、ギャルゲーだとかガンダムキャラクターの話を延々としてるような空気

そのうち、自分の頭がおかしいから周りに馴染めないと思うようになった。

頭のおかし自分が考えることはおかしい、ゲームの話をしてもバカにされるだけだ、他人と関わらないようにしよう。

空気になろう。与えられた宿題や授業だけ参加して、一刻も早く家に帰って一人になれば傷つけられない。

そうして月日を重ねるほど、自分は何をどう他人に伝えればコミュニケーションを取れるのかが全く分からなくなった。

今思うと、周りが見えてない幼稚なくせに保守的プライドばかり高くて

周りの子たちがどんな事に興味を持ち始めたのか、どんなことを考え始めたのか、っていう事に関心を持つ共感力みたいなもの

俺には欠けていたんだと思う。

きっと健全な人は親だとか、周りの友達だとかと交流する中で自然に学んでいく事だったんだろう。

一般人10年以上も精神年齢に差をつけられてしまった現状

今更たやすく追いつけるものでもないし、中学高校生ぐらいか人生をやり直すわけにもいかない。気づくのが遅すぎた。

2018-05-17

自分趣味迷惑をかけない死にかた

いわゆるオタ趣味を持っている大学生なんだが、

自殺とか事故とか犯罪とかもろもろ不祥事起こしたら、

俺のせいで同じ趣味を持つひと達が困ってしまう状況にあると思う。

(マスコミとかのオタク批判批判するわけじゃなくてね)

そう考えたらどんな趣味を持っている人でも趣味や周りの人達のこと考えたら"いい人"か"無害な人"でいるしかいねんな

こう考えたら自分はこれから長い間いいオタク無害なオタクを演じ続けなければならないと思ってしんどくなっちゃうな~

別に犯罪願望とかがあるわけでもないんだけどね

2018-05-16

好きだった先輩の話

8年経った今も忘れられない先輩がいる。

私は高校卒業してすぐ、地元の小さい商社営業事務として入社した。女性社員は私を含めて7人、男性社員は30人ほど、同期はおらず、新入社員は私だけだった。

その先輩は経理をやっていた。3歳年上の彼女は色白で少しぽっちゃりした体型、背は私よりも少し低いけれど顔立ちはキリッとしていて美人女性だった。

出会った瞬間「好き」と思った。私は昔からかっこいい女性が好きで、先輩の容姿雰囲気ドンピシャに好みだった。私より背が低かったのも逆に愛おしいと思った。

同期がいなかったこともあり先輩たちと話す機会がどんどん増え、先輩、先輩の同期の女性、私の3人で食事に行ったり遊んだりするようになった。年が近かったこと、

私も先輩もアニメ漫画が好きないわゆるオタクだったことが良かったみたいだ。先輩も先輩の同期の女性もとても気さくに話しかけてくれた。すごく嬉しかった。

先輩の恋愛対象が“普通に男性であることも知った。

入社してから初めての秋、3連休を使って長崎に行く予定があると先輩が話していた。一人旅が好きでよく行くらしい。私は「へ~いいですね~」なんて相槌を打っていた。

増田さん、長崎行ったことある?」

「いえ、ないです」

「そっか…じゃあ一緒に行く?」

願ってもいないチャンスだった。意中の先輩と2人きり、しかも泊まり旅行だなんて。

しかった。嬉しいどころの騒ぎじゃなかった。楽しみで楽しみで、2人で旅行会社へ行くときには「新婚旅行みたい」と思うほどに浮かれていた。

夢見る10代だった私は少しだけ馬鹿だったのだ。いや少しじゃないかもしれないが。

そんなこんなで旅行の日がやってきた。観光スケジュール電車時間などを、私のスケジュール帳のフリースペースに先輩が手書きで記してくれた。

(ちなみに今もそれは捨てずにとっておいてある。たまに引っ張り出しては眺めて、ノスタルジックな気分に浸っている。)

先輩と温泉に行ったりおいしいご飯を食べたり教会を巡ったりした。可愛い雑貨屋さんもたくさん覘いた。先輩は歴女に片足を突っ込んだオタクだったのでそういう所にも行った。

ホテルで寝る際、先輩は学生の頃のジャージを持参しており、上着をズボンの中に入れていたのがちょっとダサくて可愛かった。

先輩とよく話すようになったといっても、端から見たら2人で泊まり旅行をするような仲には見えなかっただろうし、正直私もそう思う。

知り合ってからまだ半年ほど、2人きりで出かけたことは一度もない。だけど旅行では気まずくなることもなく、相性がいいのかな、なんて考えていた。

むこうも同じことを感じていてくれたのかもしれない、この旅行を境に、2人だけで遊ぶことが増えた。小旅行もどんどんした。

共通ジャンルオタクイベントに行ったり、おいしいものを食べに行ったり、休みの日に意味もなく集まったり、先輩の車でよくドライブにも行った。

ギアチェンジ時の男性の腕に惚れる」とよく聞いたけど、私は先輩の細くて綺麗な白い手がギアチェンジする様に見惚れていた。

仕事中は勝気で、少し無愛想で舌打ちが多く、一見怖そうに見えるのに、プライベートではちょっと抜けたところがあるひとだった。

例えばBBQに行ったときなんて白いシャツで参加していて驚いた。絶対汚れるだろうに。案の定汚していてなんだか可愛かった。「何やってるんですか~」って2人で笑いあった。

入社して2年が経った頃、先輩が転職されることを聞いた。

から少し悩んでいる様子を見ていたのでそこまで驚くことはなく、ついに来たか、と思った。当たり前だけれど寂しさのほうが大きい。

先輩が退職する日は一緒に帰った。

帰り道で先輩が「増田さんのこと、後輩としてというより…人間として本当に好きだよ。正直私って少しめんどくさい性格だし怖がられることも多かったから、ここまで仲良くなれた友人は増田さんくらいかも」と話してくれた。

しかった。嬉しくて嬉しくて泣きそうだった。でも泣き顔を見せたくなくて、「私も先輩と出会えて本当に嬉しいです」って笑った。

もう告白しようかとも思った。私も先輩のこと好きです、1人の女性として好きですって。でも言えなかった。

あと少しの勇気がどうしてもでなかったのだ。別れた後にたくさん泣いた。

先輩の仕事が落ち着いた頃、1度だけ日帰りの旅行に行った。数ヶ月会わなかっただけなのに、先輩が少し変わってしまったように思えた。

それからはたまにメールで近況を報告しあっていたけれど、だんだん疎遠になってしまっていった。

先輩と話したいなと思うときもあったのに、なんとなく会う気が起きなかった。変わってしまった先輩を見るのが少しいやだったんだと思う。

今でも、あの日告白しなかったことはずっと後悔している。今も好き、というわけではないけれど、なんとなく未練が残っているし、先輩との事を引きずってしまっている。

お久しぶりです、覚えてますか?よかったら今度、ご飯でも行きませんか?」

そんなことをメールしようとしては躊躇し、ためらいながらとうとう8年目に突入してしまった。

10代の恋心と決別するためにも一度どこかで会いたいなと思いつつ、今日今日とてメールの下書きを削除しています

2018-05-11

anond:20180511121936

おっおっお前

あの時みんな!ありとあらゆるオタクが

考察をUPしていたのになー

なかったことにするのはなー

いまだにサイト残ってるところあるやんけ

あれは本当に楽しかった…

2018-03-23

創作物への形容について思うこと

物書きをしている。

小説映画ゲームなどまんべんなく楽しむいわゆるオタク。

作品に対してリスペクト比較ではなく

自分知識を結びつけただけの「ジェネリック〇〇」、「マジ〇〇だよね」、

といった表現があまり好きではない。

無意識にしがちな表現ではあるが

それぞれにいいところがあるならそれぞれの文脈で語りたいし

そのために色々なものを見て幅を広げたい、と

そういった発言を見るたびに思う。

だって嫌じゃない?

自分作品に対して共通点を結びつけただけで「〇〇みたいですね!」って言われるの。

2018-03-18

anond:20180317223206

たぶん少数派ではあるが、それであるが故に多くの人と悩みを共有できないこのような考え方を、自分もずっと持っていた。別にかに読んでほしいわけでもないが、もし仮に僕が慣れない筆をとることによって誰かの心に少しでも寄り添えることができるなら、また他の誰かからしたら到底理解不能な考え方であるかもしれないけれど、それでもただ貶すためではなく、僕たちのような存在の頭の中を少し覗き見してみたいという好奇心を持ってくれる方がいたら、と思い文字を起こしてみることにする。重ね重ねいうが、書き物をするのが初めてで、稚拙表現も多いと思うが、ご理解いただきたい。そして、他人に言われるまでもなく自分が一番よくわかっているのだが、この文章を書いているのは蟻地獄に落ちた蟻のように、何年もこの考え方に雁字搦めに縛られている本当にダメな奴だということも、どうか頭の隅に置いていただきながら読み進めていただければと思う。

本当は語りたくもないのだが、簡潔にでも語っておかねば正しい背景を理解できないかもしれないので、述べておこうと思う。何はともあれ、この記事を書くきっかけになったの一番の理由は、元記事を書いた方のエロゲー経験という共通点があったかである。この単語を聞いて、女性の方は嫌悪感を催すかもしれない。もちろん、無理に読み進める必要もないのだが、私にとっては私の恋愛観と切っても切れない関係性なので、これを語らずには話が先に進まないのである

元々、小さいこからPCを使っていた私がそういったゲームを遊ぶことになるのは至極自然な流れであった。いわゆるオタ男子という奴である。私はプレイした本数自体は少なかったが、それでも買ったゲームは大切にじっくりとプレイした。エロゲーには様々なジャンルがあるが、私は"泣きゲー"というものを好んでプレイしていた。こういったゲームは、理想女性が望むような行動をとってくれて、性欲の発散の手助けのために作られた所謂抜きゲーとは違って、僕にとってはそういうシーンはむしろおまけであり、濃厚で綿密に練られたシナリオに没入することであたかも別の人生青春をやり直してるかのような感覚になり、私が中高生のころに味わえなかった経験追体験させてくれる稀有で貴重なものであった。

私のプレイしたゲームだけかもしれないが、このころ"泣きゲー"には大体のおきまりがあって、ヒロインは大体誰でも何かしら問題を抱えていた。そしてもちろん、恋愛経験のない方向けのゲームのため、知る限りほとんどのヒロインが未経験女性ばかりであった。主人公シナリオを進める中で、好感度をあげ、特定ヒロインルートに入ることによって、ヒロインが直面している問題を一緒に背負うことになる。好感度一定基準まであげ、かつ彼女たちが何かしら抱えている問題解決に導くことができれば晴れてヒロインと結ばれトゥルーエンドである。そして、そのどちらかの条件が満たせなければ、対応したバッドエンドに入る仕組みになっている。(例外もあるが話の本筋とずれるので詳細は省く)何より私が面白いと感じたのは、そのゲームの中で私が恋した女性と二人で困難を乗り越えながら絆を深め、問題解決できたときに用意されている感動的なシナリオ、そして愛する人とお互いが初めて結ばれる幸せ、これは当時の私のようなオタク人間現実ではとうてい味わうことのできない幸福感であった。

しかしながらあくま仮定ではあるが、恋愛経験がないままこういうゲームばかりをしていれば、中には恋愛観をこじらせてしまう方もいるのではないだろうか。自覚はなくとも、何度もそういったゲームを繰り返すことによって、お互い初めてどうしの人間が結ばれるのが至上の幸せ、いや唯一の幸せという価値観が力強く形成されてしまうのである。多感な時期に強くインプットされてしまえば、その感覚から抜け出すのはなかなか難しい。

少なくとも僕にとっては、恋愛とはそういうものだと強く印象付けられてしまった。

からこそ奥手なのだと、自分万年童貞だとのたまいながら、こころのどこかではいたいけな少女もびっくりのロマンチストな、自分ぴったりのプリンセスが私の目の前に通りかかって私に助けを求める場面を自覚なきまま何年も求めていたのである。そして、その相手と耐えがたき困難を抜けたそののちに、相手自分のことを愛してくれて初めてそこで、自分の初めてを捧げるにふさわしいと本気でそう思っていた。自分で書いていながら、少々うすら寒いしかしながら、これが私の恋愛背景である

ここまで説明して、どうだろうか。所謂エロゲー全盛期の頃にプレイしていた諸君は、どのような価値観を持っているだろうか。

今思えば、自分童貞だと自嘲するのは、自分童貞はそう安くはないという表現の裏返しであり、簡単にはくれてやらないぞという誰も聞いていないのに勝手にしゃべりだす迷惑自己主張であったのかもしれない。そして、恋愛必要以上に自分自身の中で神格化させてしまったが故に、性行為というのは本当に為すべき相手しかしてはいけないという意固地な考え方になってしまい、初めて付き合った彼女経験人数を知ってからは、そのことを思うだけで胸がきゅっとなる毎日を過ごしていた。ちなみに為すべき相手しかしてはいけないという考え方について、具体的には私にとって人生においてたった一人の相手のみをその行為パートナーとすることである

おそらく、我々は、いや私だけかもしれないが、過去の男と比べられるのが怖いのではなく、そういう経験を汚いものと思ってるわけでもなくて、その行為自分だけでなく相手にとってもとても特別なことであって欲しい、というちょっとわがまま押し付けがあるのだと思う。過去プレイしたゲーム主人公のように、自分けが相手にとっての特別存在になることができ、自分けが相手の抱えてる問題解決することができ、自分けが相手の、自分以外の誰にも見せることのない色々な表情をみることができる、そんな彼女にとって随一の関係でありたいと。

でもそれはゲームの中に作られた砂上の楼閣のようなもので、現実というのは私にはそう甘くなかった。私も最近やっと理解したのだが、性行為というのは何も特別なことではなく、相手問題解決したり、一緒に困難に立ち向かう必要などもなく、もっと言えば恋愛関係になる必要すらなく、ただただ当事者同士のきちんとした合意さえあればできてしまことなのだと。そしておそらく、水が流れる川のように、風になびく木々のように、自然の営みの一環として、我々の目に見えないところではあるがごく自然に平然とそういう風に行われているものなのであると。ただただ我々だけが、ひどく特別ものだと、神聖であるべきだと、簡単には触れてはいけないところだと思っているだけで、現実の多くの人はここまで頑なに守り固めた価値観を持ち合わせていないのだ。

そして、だからこそ苦しいのだ。こんな価値観、そうそう持っている人などいない。持っていたとしてもそれを口に出す人などめったにいないだろう。

我々が愛読していたのは、シンデレラの結末のその後が少しだけ書いてある、ちょっとおませな絵本にも等しい。

そんな絵本ストーリーを、少なくとも私は本気で望んでいたのだ。

私も彼と同じように、初めて付き合った彼女とのそういった部分での価値観の違いに直面し、結婚を考えるにつれてとても暗い気持ちになった過去があるので、彼の気持ちはすごくよく分かる。私がどれだけ思っていることを素直に伝えても、正直彼女との価値観の違いを嫌というほど知らされお互い不幸になるだけであった。

でも一つだけ言えることは、あなた彼女の今までの経験に対してとても辛く思うということは、少なくともあなたにとって彼女はとてもとても大切で、特別存在で、彼女にたいして君は他の人に見せない部分をたくさん見せているのではないだろうか。こんな言い方するのも卑怯ではあるかもしれないが、過去僕を受け入れてくれたゲームヒロイン達は、僕が仮に未経験ではなかったら受け入れてくれなかったのだろうか。もちろん全員が受け入れてくれるかはわからないが、きっと多くの子がそんなこと関係なしに僕を受け入れてくれたはずだ。もちろん性は繊細な問題であり、三大欲求の一つにも数えられるぐらいだから、そこに関しての価値観の違いというのがとても重要なのは確かだ。しかしながら時として我々も譲歩しなければならない。我々の人生あくまゲームの中ではなく、現実というリセットセーブもできない世界なのである。そんな僕たちにとって非情で冷たい世界からこそ、自分を受け入れてくれる存在に対して行動するときは後悔しないようによくよく考えて欲しい。

もちろんこのまま付き合い続けて、一生その悩みに苛まれ人生最後最後で後悔することもあるだろう。

いつか時間解決し、あの頃どうしてあんなことばかり気にかけていたんだろうと思う未来もあるだろう。

彼女と別れることで、自分の悩みを解決してくれるような新たな存在出会えることも当然ながらあるだろう。

きちんと彼女存在に向き合って、自分にとっての彼女がどれだけの存在か、そして自分がどうするべきかゆっくりゆっくり考えて欲しい。

この世界はやり直しもなければ、二週目もないのである。私と同じく悩めるあなたへ、どうか後悔のないように生きて欲しい。

私はあなたのどんな決断も、支持しよう。

2018-03-11

オタ友とちんこは、いつ失うか分からない。

はいゆるオタクという生き物、しかも基本好きになるのは主要ではなく脇なんかでひっそり生きているか主要でも女性人気の低いマイナーキャラだ。見目麗しいキラキラしたイケメンよりも、一癖も二癖もいやもう五癖くらいあるキャラの方が好きだ。

例えるとすればアンパンマンより天丼マン工藤新一より毛利小五郎ハウルよりクロトワ、サトシよりタケシ徳井より福田ハンバーグよりクレソン…みたいな感じだろうか。ハンバーグに至ってはクレソンが乗っていない時の方が多いだろう。


そんな癖がある決して正統派とは言えないキャラを気付けば好きになってしまう。

付き合いたいとかは微塵も思わない。何気無い彼らの生活を己が干渉すること無く、空から見守りたい。

お気付きの方もいらっしゃるかもしれないが、ここまでは前置き。ずっとこんな調子で続くから耐えて欲しい。


遡ること数年前、私はやっぱりしがないオタクだった。あるアニメ放送が始まりなんとなくで観始めたら最後、どっぷりとハマってしまった。

毎週の放送が楽しみで、おのずと好きなキャラ…いわゆる推しも出来た。決してグットルッキングガイとは言えなかったが、性格立ち位置セリフ回しなんかが凄く好きだった。いつもは筋肉むきむきのキャラばかり好きになるのに、「痩身も悪くないな!」と思えた。

そのキャラが出る回は例え一瞬でも何度も何度も繰り返し観た。

そんなこんなで推しが出来ると、今度はそれを語り合う相手が欲しくなる。

現代にはツイッターなんていうオタクに優しいコンテンツがあるので、私はそれで仲間を探した。…が、やはりマイナーなのである。私が好きになるキャラは基本マイナーなのである全然仲間がいないのである

人気アニメで、沢山のオタクが楽しげにひしめき合っていると言うのに、その人混みを掻き分けども掻き分けども見つからない。カバンの中も机の中も探したけれど見つからない。

同士はいないのかー!

そんな叫び声をあげていた時、光明が見えた。

腐女子お姉さま方だ。

もう全然良い、腐女子でも貴腐人でもなんでも良い。それより私と踊り狂って欲しい。

そんなこんなで私は腐女子お姉さま方という素敵な語れる仲間を見つけ、幸せ推し語り生活が始まる……はずだった。はずだったんだけど、いや始まってはいた。でもね、そのお姉さま方は一番好きなキャラ別にいた。

推しが違った。

ではどうして私の呼び掛けに彼女達は応えたか。……そう、そこでカップリングという問題が発生するのである

カップリングとはつまりキャラ同士がイチャイチャするに当たっての男性役と女性役の掛け合わせだ。

掛け合わせるキャラによって名称も変わる。アンパンマン男性役で天丼マン女性役ならアン天みたいな。知らんけど。

基本一番好きなキャラ…最推し女性役にする人が多い(勿論逆の人も沢山いるけどその傾向が強い)。

私が繋がったお姉さま方はみなさん私の推し男性役に置いていた。そこで認識齟齬が生じていたわけだ。ついでに男役と女役を逆にした所謂「逆カプ」の人口はほぼ無かった。

あとなんかカップリング名称ウンコみたいだった。

悪口ではなく比喩でもなく、本当にウンコみたいなカップリング名だった。もうどう擁護も出来ない程にウンコだった。(その後あまりにもウンコなので名称が改良されたらしいけど、それはまた別のお話)


そんなわけでどうにも腑に落ちないままずるずるとアニメを見てツイッターなんかで感想を漏らしていた時、一人の同志と繋がった。

彼女もやっぱり腐女子で、しかも最推し別にいる。私の推し男性役の方に置いて腐った生活を楽しんでいるような人だった。しかし話していくうちに彼女は彼らをBLとしてではなく、キャラ同士の精神的な繋がりが好きだと吐露するようになった。

性別ではなく、彼らの関係性が好きなのだと。

……分かる、分かるよ。物凄く分かる。

そう私も同意した。

というのも、彼女の最推しと私の最推しは協力者であり主従であり静と動であり、また一種の腹心の友のような複雑な関係だった。それが好きなのだ彼女は言う。私も全く同じだった。

それからと言うもの彼女とめちゃくちゃ二人の考察を語り尽くした。とても楽しかった。アニメ最終回を迎え、各々考えさせられる様なラストではあったがそれでも私達の熱は冷めず、毎日毎日推しは違えど二人の関係性を語って盛り上がった。

こんな時間いつまでも続くと、私も彼女も思っていたことだろう。多分。


そんな中、事件は起きた。

アニメ最終回から数ヶ月経ったある日、一冊のスピンオフ本が出版された。なんと私の推しがメインキャラだった。しかアニメ本編よりも前が舞台。つまり彼の半生を知ることが出来る。

まりに嬉しくて号泣した。

発売日を手帳書き込み、わくわくしながら待ってそして満を持して小説を手に入れた。フォロワー腐女子お姉さま方もみなさん手に入れていたし、もちろん彼女も「スピンオフ買ってきた!」とはしゃいでいた。また沢山語れるネタが増える!嬉しい!私は素直にそう思っていたし、フォロワーさん達も彼女も同じ気持ちだっただろう。

そう、読むまではね。

その日の夜、ツイッタータイムライン死屍累々だった。本当にあれは地獄だった、誰も全く幸せじゃ無かった。さながらお通夜。全員喪服着て泣きながらお焼香あげてる。

みんながわくわくしながらページをめくり、余す所無く読み込んだであろう私の推しスピンオフにはとんでもないことが記されていた。


私の推しには、ちんこが無い。


ちんこが無い……?

ちんこが無いって……?

ちんこが無い……?

どういうこと……?

比喩……??

いいや、比喩ではない。

本当にちんこが無かった。

正確に言えば拷問のすえ去勢されていた。正直、どう自分の中で処理すれば良いかからなかった。だって今まで推しちんこが無いなんて状況、一度だって経験して来なかった。というか考えたことすら無かった。そらそうだ、もしかしていかも?なんて日常的に考えてたら危ない人だ。

何時だってそこにあって然るべきのちんこ

世界男性の大多数に付いてるちんこ

でも、やっぱり、現実推しにはちんこが無い。

まあね、別に私はそれでも良かった。

ちんこがあろうと無かろうと、推し推しであることに変わりはない。別にちんこ必要性とか無かったし。ただトイレとか立って出来ないのかなとは思ったけど。いつも個室に入らなきゃいけないわけだから推し小学校高学年の多感な時期じゃなくて良かったなみたいな。え、小学校高学年の推し想像したらか〜わ〜い〜い〜!

だが、腐女子お姉さま方は違った。そりゃそうだ、だって男性役に据えてた男にちんこが無かったんだもの

じゃあ今まで私達がしてた妄想ってなに???あのちんこはなんだったの???まぼろし???

そんな感じでみんな死んでいた。現実について行けず、一部ハイテンションな人もいて逆に悲しくなった。

そんな、無理すんなよ…泣きたい時は泣いて良いんだぞ…。

そうやって私が肩を抱いてやる前に、1人また1人とお姉さま方は別のカップリング、もしくは別の推しを見つけジャンルから去っていった。随分と人が少なくなって廃れ、ダムに沈んだ街みたいになった。

でも、私にはあの子がいた。

そう、彼らの精神的な繋がりが好きだと言っていたあの子が。

やったー!あの子なら別に私の推しちんこがなくても変わらず語ってくれる!だって精神的な繋がりが好きなんだもの!そう思い、私はウキウキでその子アカウントを覗いた。

もう、全然彼女は呟いていなかった。

明らかにツイートが減ったのは推しちんこが無いと判明した時期。当初はそれでもぽつぽつと呟いていたようだが、次第にそれもなくなり「すごい」という呟きを最後更新がなくなっていた。何がすごかったのか、それを聞くことは金輪際叶わないだろう。

なぜなら、彼女それから暫くしてアカウントを消してしまたから。


ああ、ちんこか。


私はそう思った。

ちんこか、ちんこなのか。

お前もちんこなのか。

私は信じていたのに、結局ちんこなのか。

精神的な繋がりが好きだと言っていた彼女リプライを思い出し、そしてまた思った。

好きだったの、ちんこ的な繋がりじゃん。


なぜ突然こんな話をしたためたか

それは、つい最近公式で大きな発表があったからだ。どうやら、私に天国と地獄両方を見せてくれたその作品映画第2段が制作されるらしい。きっと私の推しは出ては来ないだろう。それでも、あの時感じた失意とそれを上回る楽しかった記憶とを思い出し記録しておきたいと思ったのだ。

映画公開が待ち遠しい限りである

しかしオタ友とちんこは、いつ失うか分からない。

みなさんもどうか気を付けて頂きたいと切に思う。



追記

女性キャラおっぱいがないなんて事良くあるよとのコメントを頂いたが、良く考えてみて欲しい。私の推しにないのはちんこだ。つまり男性である。ならばそこで消失すべきは女性器の方ではないだろうか。

貴方の大好きな女の子女性器が無いのである、じゃあ今までの甘い妄想はなんだったんだ!?あの穴は幻想だったのか!?何処に出し入れしてたんだ!?なんて思わないだろうか。

私は推しの事をそういう目で見てはいなかったのでノーダメージだったが、そういう目で見ていた腐女子お姉さま方には大ダメージだったのだ。きっと今まで自分の中で育んできた彼らの記憶幻想だったと悟り、とんでもない喪失感に襲われたのだろう。ご理解頂きたい、彼女たちも私とは別角度で心に傷を負ったのだ。

2020.追記

このアニメの3期が今年放送、また配信されました。もちろん見ました。大好きな彼は当たり前ながら出て来ないですが、非常に面白かったです。とくに敵のトップが最高でした。これからもこのコンテンツ繁栄していく事を願います

2018-02-25

anond:20180225083842

いわゆるオタクともまた違う人たちな気がする。

二次元キャラブヒるタイプオタクだけを「オタク」というならまあそうだが

オタクにもいろいろいるんよ。

ゲームオタクとか活字オタクとか鉄オタとか。

ボードゲーム会とマルチ

社会人になって少し経ったぐらいから、色々な人からボードゲーム会に誘われるようになった。

カタンとか好きだし面白そうだなぐらいなつもりで参加したんだけど、なんかもう、マルチめっちゃ多いのな。

ボードゲーム自体マルチ勧誘パターンがあった。キャッシュフローゲームというやつで、ルールサイコロ転がすだけで脳死プレイできるゲーム

なんでわざわざこんなゲームをやるんだ?と不思議に思っていたら、会自体マルチだった。

主催者参加者マルチはまっているケースも多い。

これは別にボドゲに限らない話ではあるが、ことボドゲという名目で集められたメンツだとそういう人間へのヒット率が異様に高い。

「今度飲みに行こう」などと言われた日には、ほぼ100%マルチである宗教というケースもあったが。

最近わかったがボドゲ会にいる人たちって、いわゆるオタクともまた違う人たちな気がする。

アニメとかは少し見るけど〜、みたいなライト層と言われればそうなんだが。

2018-02-24

サブカルオタクの扱われ方が結構あいまいになってきてる気がする

Twitterで流れてきたこ記事

女子高生タイプを7つに分類「新世JKリアル図鑑」公開

https://www.fashionsnap.com/article/2018-02-20/jk-7type/

とそのレポート

http://www.kogoma-brand.com/report/7632/


を読んだんだけど、ここで扱われてる「サブカル女子」が


ファッションには興味がなく他人から何を思われようが関係ない。服は親に買ってきてもらう

ネットで購入することが多く化粧品には興味が無い。自分の”推しキャラ”のモノ(アイドル

ライブやグッズなど)には惜しみなくお金を使う。時間をかけていることは、「ゲーム」

読書部活はしていない。一人の時間が好きだが、同じ趣味を持っている仲間のコミュ

ティを持っていて学校以外に自分の居場所がある。”


ってなってるんだけどこれぶっちゃけただのオタク女じゃん


サブカル女子って自分周辺の人の話だけど、

ファッションと化粧にはオシャレ云々抜きにしてかなりこだわりあって、いわゆるオタカルチャーではなくて音楽とか読書かいろんな場所に行ったりしてるイメージなんだよね


もちろん女子高生からって言うのもあると思う。しかし、「オタク」と「サブカル」をごっちゃにするのはなんか違うんだよね。


https://zip-fm.co.jp/program/sck/

愛知ラジオ番組の「サブカルキングダム」とかい番組


”SCK(サブカルキングダム)。週末深夜にお届けする若者世代のためのプログラム!「マンガ」「アニメ」「アイドル」「ボカロP」「歌い手」など、世界が注目するクール・ジャパンカルチャーをいち早く、深く紹介!”

だし。


あと自分オタク友達も「サブカル」って言っててモヤる


俺が思うサブカルJKバイトを頑張って買ったドクターマーチン履いてバンドライブに行きまくり岡崎京子マンガ読んでるような女の子なんだよ!!!


もちろんアニメなどのオタク文化日本サブカルチャーなのは理解してるし、むしろサブの中のメインだと思うけど

オタク」と「サブカル」って明らかにのものだった気がするんだよな


ものすごくどうでもいい話なのは分かってるけどすげーモヤモヤする

2018-02-16

嫌悪を表明する権利」を尊重しよう

いわゆるオタクコミュニティ特に女性向け界隈なんかでは「みんなが好きなもの(この場合では何かのコンテンツなど)を尊重してなにかの悪口絶対言わないようにしよう」みたいな風潮あるよな。それ自体は極めて道徳的で素晴らしいと思う。みんながそれを守れたらいいよな。でも実際ヒトは好き嫌いってものがあるわけで、みんながみんな好きになるなんてもの存在し得ないわけだ。そしてつい「これ嫌い!」って言いたくなる瞬間もある。そこでどうするかって言うと単純に「嫌い!」とは言えないから、その何かが倫理的、もしくは道徳的に間違っているのではないか、あるいは「ルール」に反しているのではないか、というふうにあくまで「善意の指摘」という形に変えてそれを否定するようになる。これが一部から「学級会」なんて揶揄される所以とも言える。ここでよく考えて欲しいのは、その指摘の正当性などは置いておいて、それが好きな人がどう思うか、ということだ。ある人は自分倫理的に間違っているモノに良い感情を抱いてしまった、なんて自責の念に駆られるかもしれない。一方でそのような大変に複雑なステップを踏まずに「これ嫌い!」という「個人嫌悪の表明」であれば、「まあ好きな人も嫌いな人もいるだろうな」というように納得することができるだろう。つまり不文律を気にして遠回しに否定しようとするほうがむしろ、誰かをより傷つけているかもしれないのだ。「実際に問題があるのにそんな個人の好みの問題矮小化して語れって言うのか!」なんて思う人もいるだろう。もちろん、この種の指摘を全て否定しているわけではない。しかしこのような風潮がより議論対話を複雑化させているのは明白だ。タイトルではすこし語弊を招きかねなかったかもしれないが、もちろん特定人種宗教信者などへの嫌悪までもを許せと言っているわけでもないし、いちいち好きな人に嫌い嫌いとわめきにいくのを許せとも言っていない。言うなればピーマンが嫌い!」と言う人に、「その発言は全てのピーマン好きな人生産者人格否定しているぞ!」なんて詰らずに、「嫌いな人もいるよね」と、「個人の嗜好の違い」を私たちは受け入れられるんだってのに気付こうという話だ。

2018-02-08

これから上京するオタクたちへ

これはもうすでに都会を離れてしまった地方オタクが、これから上京してくるであろうオタクたちへ向けて思ったことを書き記します。

他界隈のことはよくわかりませんが、オタクというのは根底は一緒だと思うので、これを読むあなたに参考になる事があればうれしいです。

■住むなら職場or現場の近くに

会社から交通費が出るなら遠くに住んで居住費を節約しよう!と考える人が多いと思います

固定費の多くを占めるのが家賃光熱費ですので、安くしたい気持ちはすごくわかります

もちろんその考え方も一つです。

オタクお金がかかります

チケ代、グッズ代、飲食代など1回の現場に使う金額は安くないです。

都内に住んでいるオタク関東近郊に住むオタクとでは居住費は3万円以上違うなんてことはザラにあります

その3万円があれば舞台プラス3回行けてグッズも買える…そんな計算をするのは当たり前です。

でもよく考えてほしい。

Time is moneyという言葉意味を。

AiiAまで30分の所に住むオタクと2時間かかるオタクだったらどっちが現場に通いやすいか

日比谷まで20分の乗り換えなしと1時間半で乗り換え2回のだったらどっちが楽か。

この差はむちゃくちゃでかい

楽、というのは、回数が増える、にもつながると思うわけで。

行きだけではなく、帰りも同じ時間が掛かることを考えると、楽しい現場の帰り道の地獄たるや。

だりー1限さぼっちゃおー、な学生ではない社会人の辛さたるや。

私は上京して8年間、都区内にしか住んだことがないです。

それはたまたまなんだけれど、今思うとそのたまたまは本当にありがたかったです。

東京ドームから30分で帰れる場所に住んでいて、22時前には自宅でレポ漁れるのは最高に楽でした。

現場の近くでなくても、都内勤務のオタクならせめて職場まで乗り換えなしで30分以内の所に住むと劇的に楽だと思います

移動の間に本とか読むから時間でも全然苦じゃないなんて、都内交通網死んだ時にもそれが言えるのか?と思います

朝なんて満員電車だし、電車すぐ遅れるし、すぐ止まる。

出勤するだけで汗だく疲労困憊で、これが週5あるのかと思うと本当にげんなりです。

家が近ければすぐにエスケープして自分時間が作れます

睡眠時間も増やせるしいいことずくめです。

家が近いと1時間は多く寝れる、本当にこれに尽きます

今は家賃補助が出る会社も多いと思うので、ぜひ少し無理しても近くで探してみてください。

出来ればターミナル駅から無理して歩ける所で。(歩いて1時間くらいなところがベター

電車が死んだとき威力を発揮すること間違いなしです。

個人的オススメなのは品川浜松町の周辺です。

ジャニオタなら分かると思いますが、どこの現場に行くのも楽で仕方ないです。

それに加え、遠征もしやすいという素晴らしい環境です。

羽田成田、どちらにも行きやすいし、新幹線にもすぐ乗れます

高いと思われがちですが、探すと意外と安い物件があったりします。

ただ、スーパーとかは少ないかもしれないです。(私はローソンでよく野菜を買っていました。)

以上、地方ゆるオタから一言でした。

2018-01-18

かつて私たちは地下に暮らしていた

特に何を主張するでもない駄文です。1級暇人の方はどうぞお読みください。



昔々ある人間たちが、誰の目にもとまらないような陽の射さない地下で他人との交流を細々と持っていた。顔も見えず声も聞けないそのコミュニティには、陽の当たるところへは出せないような声が星の数ほど集まって、カオス文化が生まれた。

それは大抵の場合根暗で、ウジウジドロドロして、「何だこんなもの」と地上の人々に馬鹿にされていた。が、確かに光るものがあったこともまた事実で、そんな一期一会フラフラした心地よい集まりを求めて多くの人間が暗がりへとやってきた。

おとぎ話ではない。他者との交流ネットワーク一般に拡がり始めた頃の話である

インターネット私たち生活に深く入り込んできてからの年月はまだ浅い。日本へ今の形の原型となるネットワークが入ってきたのもたった30年ほど前。それ以前からあった今は亡きパソコン通信も、全盛期は2、30年前あたりだ。ましてや冒頭のような光景掲示板などで繰り広げられていたのだって、(今の現役ネット世代若者が考えるとけっこう昔に思えるが)20年やそこらではないか

パソコン通信というクローズドネットワークからインターネットというオープンネットワーク時代が移る中、個人サイトやら電子掲示板やらがぽつぽつと栄え始めた。顔も見えない声も聞こえない文章だけのコミュニティは、この時地上の現実からひとつ階層を落とした地下世界を構築したのだろうと思う。決して表には出せない愚痴嘲笑も争いも裏事情も何もかもを内包したカオス空間だ。

まもなくインターネット上にはその場の思いつきや便所の落書きレベルからなぜ本気を出したと言わんばかりの美文やイラスト企画まで、さまざまなもの漂流し始めた。地下世界スラム街のような様相を呈し、いわゆるオタクを中心に物好きな人間たちを取り込んでブクブクと膨れ上がっていったわけである

その頃の地上世界では「ネットなんて」「掲示板なんて」「オタクなんて」みたいな認識が当たり前だった。相手の顔も見えない世界なのに、現実を見もしないで貴重な時間をムダにして、と。基本的に地下世界の住人も生身は地上に置いているから、そんな後ろめたさを背中に抱えて、それでもただのらくらと面白いものを求める。

漂う気配には地上世界で吐き出せない陰があり、カキコによる争いは絶えずどこかで起こって燃え上がり、でもたまにいいものを見つけて嬉しくなるような、全くもってグチャグチャの空気が流れていた。

当時の地下世界において人々の理性や社会性は普段より3~8割減っていたと見ていいだろう。感情の赴くままに場を荒らしてはゲラゲラ笑い、煽られては顔真っ赤にして怒る、老若男女が子どものように感情を表せる場だったと言える。そこに地上世界倫理を持ち込むのはお門違いなのであった。

嘲笑・叩きはお構いなし。グロ画像やら有名人やら見知らぬ一般人写真までもがジャンジャン流れ、肖像権何それ美味しいの状態である淫夢の語録やクソコラなども、そのあたりの流れによって大きくなったものニコ動などに共有されて爆発したようなものだろう。そういうアングラ文化電子掲示板界隈からニコ動mixiTwitterといった拡散力の強いサイトへ流れこみ、2000年代に大きく盛り上がった。

さて、今は2010年代もそろそろ終盤である。この日記タイトルで、かつて私たちは地下に暮らしていた、と書いたのは、今やインターネットは地下世界ではなくなったのだと個人的に思ったからだ。

インターネットで出されたコンテンツが瞬時に世界中へ回る時代。昔だってそうだったが、今では拡散スピードが違う。LINEFacebookInstagram若者たちコミュニティを作る。「微レ存」が女子高生にまで浸透したりして、一般人といわゆるオタクとの境界線も昔に比べると曖昧になりつつある。

もはや掲示板にもTwitterにもニコ動にも、陽の当たらない場所はほぼない。全てが地上世界に引き上げられ、インターネットはれっきとしたひとつ社会として君臨するものになったのだ。

れっきとした社会として認められるということは、当然利用する人々の意識・行動にも倫理や理性、ルールが付きまとう。今もかつての地下のノリは受け継がれ、クソコラ炎上煽りも健在だが、「そういうのはどうかと思う」というような理性的意見によって自主的規制されることも増えた。

からと言ってそれが悪いと言うつもりは全くない。むしろ当然の結果である人間が一つ所に固まれば、そこに独自ルール生まれる。ルール文化となって拡がり、人が大きく増えればひとつ社会になる。そうなれば法や倫理が、社会における不都合を放っておくはずはないというものだ。

ただ少し寂しいとは思うが。

冒頭で言ったように、私はこれに関してどうこう主張したい訳ではない。ある日何となくネット窮屈だな」と感じ、地下世界文化の流れを思い、ちょろっと考えをまとめてみようか、となっただけの戯れ言である批判意見も大いに結構だし、むしろここまで読んでいただけていたらそれだけで驚きだ。よっぽど暇なのか。

これからインターネットひとつ社会として、ちょっとの闇を内包しつつ地上世界に在り続けるだろう。さらに月日が流れて、今の世の中では想像もつかないような新しいネットワークが出てきたら、また物好きな誰かがそれを使って地下に新しい世界開拓するかもしれない。

また新しいカオスが生まれて膨らんでいく過程を、できればこの目で直に見届けてみたいものだ、と考えているところである

2018-01-08

空っぽな私の半生を記す

小学生

バスケミニバス)をやっていました。

小さい頃から根暗で引っ込み思案。バスケというチームスポーツでは迷惑存在でした。

ある日、監督メンバー全員の前で、「お前チームで浮いてるぞ。」と苦笑いしながら言われました。

自分普通にしてるつもりなのに、みんなと仲を深められない。どうすれば浮かなくなるのかわかりませんでした。

元々私にとっては居心地の悪いクラブでしたが、監督一言があってからは、練習が終わったあとの後片付けの時間に、いつも倉庫に隠れて泣くようになりました。

辞めたかったのですが親に「辞めたい」と言う勇気すらなく、卒業しました。


中学生

ブスと言われ、クラスでいじられるようになりました。

私の行動や発言クラス中が逐一ネタにする、という、よくあるやつです。

幸い完全に孤立してはいなかったので、なんとかやっていけました。

私とよく一緒にいてくれたグループは、いわゆるオタグループなのですが、私はアニメ漫画ほとんど見ない人間でした。

グループ流行ってるアニメを見たりして、最低限の知識は抑えていましたが、オタク話題にはその程度の知識では通用しません。しかほとんどが腐女子だったのでもうちんぷんかんぷんでした。

ですので、話はすれど友達にもなりきれず、孤立を恐れた私は金魚のフンのようにグループにくっついて回りました。

部活は、経験のあるバスケをやりたかったのですが、小学校での苦い経験と、バスケ部メンバーが軒並みスクールカースト上位のいじめっこだらけだったので入りませんでした。

進学は、そこそこの進学校に行きたかったのですが、自宅から距離があったのでやめました。

こうやって、やりたいことをすぐ諦める人間でした。


高校生

いわゆる自称進学校入学しました。

友達がとうとう1人もできなくなり、完全に孤立しました。

この頃から、なぜか、本気で死にたいと思うようになりました。

1年生の後期くらいか学校を少しずつサボるようになり、2年になった頃には不登校になりました。

何もかもどうでもよくなり、自殺のことしか考えられない。1年生の頃はトップだった成績も、最下位レベルに落ちました。

担任心療内科受診を勧められ、鬱と社交不安障害と診断されました。数年通いましたが全くよくなりませんでした。自殺を図りましたか未遂に終わりました。

出席日数が足りず進学できなくなったため、通信制高校に転学して卒業しました。

昔は大学に行きたかったけど、この頃はもうすっかり頭が悪くなり、これまでの経験から学校生活でうまくやっていける気もしなかったので、大学進学は考えられませんでした。

高校卒業から現在

メンタル調子が悪いままだったので、社員として働けそうにないと思い、実家寄生しながら短時間バイトを始めました。バイト先でも浮いていました。

2年ほどバイト生活をして、「いい加減就職しないと」と思い就職活動を始めた矢先、精神科入院することになりました。閉鎖病棟で数ヶ月過ごしました。

そして先日退院しました。

特に良くなってはいません。

治らないのは、病気でもなんでもなく、ただの甘えでこうなっているからだと気付きました。

こうして振り返ってみると、私の人生に不幸なんて何一つありませんでした。家族もいたし周りも優しい人ばかりでした。全部自分の甘えや選択が招いた結果です。

周りの人は、「私はこれを頑張った」「努力した」と言い切っていて、心底尊敬します。

私は頑張ったことや苦労したことがありません。何もない半生になってしまいました。

私より怠惰な人はあまりいないと思いますが、もしいたら、福本伸行の熱いぜ辺ちゃんでも読んで頑張ってください。


死にたい

2018-01-03

anond:20180103160658

エロは数あるオタクというか趣味ジャンルわからんけど鉄道とか裁縫とか筋トレとか、の内の一つと言えるかもしれない

いわゆるオタクじゃなく全く無趣味ですなんて人でもおそらくエロ普通に当たり前のようにたしなんでるエロオタクなんだろう

もちろんオタク(とくにアニメゲーム系)でかつエロオタクでもある人、エロとの抱き合わせにウハウハというかそれが当たり前だと思い楽しんでいる人も多いだろうが、オタクだがエロオタクではないという人がいてもおかしくない

エロけりゃいいって人もいればエロなだけで嫌な人がいるのも事実

2017-10-10

出会い系で知り合った、ある同人女絵描きの話

今後、記憶曖昧になるし人と接することもないため、日記として残す。

ここ数年ヒキニート仕事のため、15年ぐらい他人と接することがなかった。

友達も欲しかったのもありで、マッチングアプリである女と知り合った。

全体を通して3ヶ月程度だったが毎日通話したりで、仲良くなっていった。

初めてあった日のあともライン告白して欲しいなどと言われ、その後、好き好きも連呼される。

外見的にはやや太めのブスだったが、何より人は中身、人柄や話しやすかったのもあり

また、人間と何十年も親しくなることがなかった自分には、新鮮で信用してしまい好きになっていった。

結論から言うと、既に決別

最後の日に全てを聞き、この人の本性がわかった。

数ヶ月毎日のように向こうから電話をかけてきて、好き好きアピール

友達のままが良いと言ったが、なぁなぁになるのがいやだからきちんとしたい自分

乗せられたとは言え告白して、ハイとの返事

ある日パッタリと連絡がこなくなる。なぜか?面白くなくなったからとのこと、ようは飽きた模様

そして、人生面白い楽しい、それが全てで基準と言っていた。

何百時間、話しても人によっては情みたいなのすら湧かないらしい

付き合っての告白はして返事は何だったの?と聞くと、その時は多分好きだったんじゃないかなと

あっけらかんに答える。付き合うとか別れるにいつもこうなのか聞くと人によるなど、お茶を濁す

薄情な人と今まで関わったことがなかったため裏切られたような感じでショックを受けた

世の中って付き合うや別れるってもっときちんとしてるものじゃないのか!

23歳なのに9人ほどと付き合ったと言ってたが、容姿からするとおかしいとは思っていたが

この人は付き合うの定義はいい加減でまともな恋愛はしてきていなかったようだ。

どうも、絵をかけることで中学からいわゆるオタサーの姫であり、

常に男からチヤホヤされて生きてきたみたいだ。


人の薦めるものには一切共感を示さないし、興味を持ってくれなかったなそうえば

色々指摘すると世間を知らないと言われてしまった。

いや、あなたより3回程度は就職転職しては違う業界にもいたのに…

その後、この人は至る出会い系サイト登録しており、その時々で遊んでいたみたいだ

自分生活で会わない人と遊んで嫌になれば会わずに捨てられるからとも言っていた。

プロフィールも嘘ばかりだった。

タバコは吸わない→たまに水タバコ電子タバコ

病歴なし→心療内科通い

心療内科デパスやらをもらいに行ってたが

自殺願望があるからセロトニン必要言ってたが

これだけ自分が好きなのになぜ自殺したいと思うのか。

自己中心的わがままエゴの塊なのに

絶対、死なない精神だと思うけども、これが唯一の不思議だった。


ただ、やることもなく生きてる人は生きている意味がない

自殺をなぜしないのと言ってたけど、よくそんなこと言えるなと思った。

この言葉でこの人の人間性を疑った。

キミはよくそんなヘラついて生きてるのに何様なんだと…親の家で何もせず絵書いてるだけで

準備会おっさんやら、接待して壁サークルになって

実力やその性格じゃいずれボロが出ますよ今は若さの力のおかげだと思う


最後に話した日、既に社長彼氏がいるとか言ってな

凄すぎる

情けない3ヶ月を過ごしてしまった自分への戒め

何十年も人とお店に行ってなかったか最初会った日はとても楽しかったな

信頼できて誠実な人と知り合いたかった

2017-10-01

anond:20170930051452

現状見えている情報からは、成功した企画になったと言っていいでしょうが

「同じようなことが今後もあるのは嫌」というのをヤオヨロズへの窓口としてのKADOKAWAに強く言った可能性は高い

現状で12.1話成功した(差し引きプラスだった)と認識できているなら、「同じようなことを今後もぜひ起こしてほしい」と考えるのが非常にシンプル利益欲求であるはず。

もちろん現実シンプルではなく、程度の差はあれ、KADOKAWAは「12.1話は非常に幸運にも成功したけど、これはまぐれであって、2度目の期待値差し引きマイナスである」と考えて、ファンは「たつき信じろ」と考えたのだろう。

さて、本当に2度目の期待値差し引きマイナスなのだろうか?

いわんや、当然予想された「たつき降板によって被るマイナス」を確定させてもなお、避けたいほど大きなマイナス期待値だったのだろうか?

(「プラス10マイナス5で差し引きプラス5」の結果よりも、時として「プラス3」だけのほうが好まれ場合があるのは承知していますしかし、今回の問題差し引きされる数字は、1020どころではなかったでしょう)

以下、本筋からそれた蛇足

増田は「業界の慣習を破壊させることの巨視的な損失が大きい」と考えるかもしれないけど、わたしはその慣習こそが時代にそぐわないと考えています。いわゆるオタク界隈で「グレーゾーン」とされる活動の多くは、巨視的に見れば差し引きプラスになっているはずで、著作権親告罪であることを最大限経済合理的解釈すれば、「黙認」という言葉さえそぐわないと思っています

理想だけで言えば「差し引きプラスマイナスかを神の視点で判定して、マイナス活動だけを親告する」べきところを、個別に判定するのが現実的ではないので、一括して禁止したり、「黙認」したりしているのが業界の現状でしょう。しかしもうひとつ方法として、「一括して基本自由宣言しつつ、マイナスが著しく目立つ活動があれば、可能範囲で親告していく」ほうが最終的なプラスが大きいのではないか、というのが、わたしの考えです。けものフレンズプロジェクトA二次創作に関するガイドラインも、少なくとも業界平均値よりは、どちらかと言えば後者の考えに寄ったものでした。

どちらが正しいか証明はできませんが、古くは北風と太陽近世では落語ラジオ放送最近では欧米を中心にしたアーティストライブでの撮影許可の例が挙げられます。幸いにも自由と開放のほうが儲かる世の中であるようで、わたしはうれしいです。

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