はてなキーワード: パネルとは
STAP細胞疑獄の重要キーマンの一人である東京女子医大の岡野光夫教授による講演が明日行われます。
マスコミのみなさんは取材のチャンスです。
岡野光夫教授は「小保方晴子」が2011年にだした論文の共著者です(STAP細胞論文ではない)。
この論文はセルシード社の製品に関する論文で、岡野教授はセルシード社の株の大量保有者です。
論文には利益相反事項の記載義務がありますが岡野教授が株を大量保有していることが未記載でした。
http://stapcells.blogspot.jp/2014/02/nature-protocol.html
またSTAP論文の共著者である大和雅之教授は、岡野教授同様に東京女子医大に勤めていて
stap細胞論文発表に伴いセルシード社の株は暴騰して、その時期を見計らったかのようにセルシード社の
新株予約権の「大量行使」が行われインサイダーの疑いがもたれています
http://www.first2030.jp/program/
岡野 光夫(東京女子医科大学 副学長・教授、東京女子医科大学先端生命医科学研究所 所長)
14:55 パネルディスカッション 「若手・女性研究者が輝く2030年」
2030年の日本を担う今の又は未来の若手・女性研究者が、存分に能力を発揮して活躍するた
めにキャリア形成、研究環境の構築をどう考えたらよいか、また国や研究機関はどのような支援
をすべきかなどについて議論します。
http://www.ustream.tv/channel/first2030
@takenoma NHK、深夜のリアルタイムの羽生選手の表彰式は感動的だった。君が代80秒、羽生選手も♪口元が動いていてしっかり歌っていた。それと日の丸の交互のアップ。今朝7時のニュースはそれらすべてカット。日の丸表示2秒。君が代歌う19歳金メダリストは何か都合が悪いのか?
TBS系日曜朝の情報番組「サンデーモーニング」のスポーツコーナー(「喝!!」「あっぱれ!!」等で有名)内で、オリンピック映像に関する放送ルールが説明されました。その放送ルールとは、『報道番組において使用可能なオリンピックの試合映像(開会式・閉会式を含む)は、1番組において合計で3分以内でなければならない』というものでした。そのため、前述番組では、開会式の様子を写真と紙製手作り模型と写真パネルを使って説明していました。大会期間中、ニュース番組を観ていて「まず試合の映像を!!」と思うことがあるかもしれませんが、それはこの制限があるためです。
全国でも稀な、瓦礫受け入れを断固拒否した市長として、ある意味有名な我が札幌市市長(大恥)ですが、
周りについていらっしゃる方々も(ある意味)凄い方ばかりです。。。
らと、定期的に札幌「市民」を元気にする為のセミナーやらゼミナールとかを開いておられたりします・・・・・。
ちょっと、公式のInformationをさらっただけでもこのあり様。
http://www.uedafumio.jp/info.html
こんな方ですが、2007年から勝ち続けていて現在3期目、2015年春には4戦目を本人が闘うか、別の候補を立ててくるかするのだと思いますが、
既に、↓のような水面下での闘いがあったり・・・
(要するに、唯一、奴に勝ち目がある自民候補の本間奈々氏を、地元の経済関係者ら伝いに別の候補者を推させて、上田の息のかかった奴と入換え、早々に潰そうとする流れ・・・)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/515747.html
ほんと、目の前で左巻きな方々の盤石たる横綱相撲を延々と観続けさせられてる身にもなってやって下さい。。。今回の都知事選ですら日本の地方選挙に置いて、どんだけまだマシな部類だったかというね・・・。(そもそも、左巻きの候補者しか出られない地域すら多々・・・)
ちなみに、ちょっと漁っただけでも上田さんのアレな話は枚挙に暇が・・・
http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/51329026.html
http://blog.goo.ne.jp/mazuka2002/e/6cb6ed128c2a49291b48eeba0b7a8c28
以前こんな話もあったけど……
今回はそれとは別、Flare0n という作者のChrome拡張機能について。以下の拡張機能を使ってる人は注意。
――他にもあるかも。
色々なサイトやブログなどが商品を紹介する際にAmazonアソシエイト(アフィリエイト)を利用している。
自分は気になった書籍などを紹介してくれた記事からは、お礼代わりにそのリンクからAmazonへ飛んでいる。
そういったAmazonのページURLには「○○-22」というアソシエイトID文字列が付加されており、もちろん各サイトによりこのIDが違ってくる。
しかし、上記作者の拡張機能を入れて(有効にした状態で)Chromeブラウザを使用していると、そういったAmazonリンクURL内のアソシエイトIDがすべて「webkit-chrome-22」に書き換えられてしまう。
つまりAmazonリンクを貼った側ではなく、いつの間にかこの拡張機能の作者(と思われるアカウント)側にアフィリエイト収益が入るように、勝手に変更されてしまう。
調べてみると、他にも気づいている人がいる模様。また、Firefoxの拡張機能でも同じIDに書き換えられるものがあるらしい。
Mozilla Firefox 拡張機能スレッド Part78
485 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 2013/09/11(水) 10:49:50.10
「Google Translator Tooltip Expanded」
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n192625
486 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 2013/09/11(水) 10:54:58.29
Google Translator Tooltip Expanded (マウスオーバー翻訳) for Greasemonkey
http://userscripts.org/scripts/show/173851
487 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 2013/09/11(水) 11:08:25.00
それアドオン版(>>485)のほうは>>486を勝手にいじって、
amazonのリンクをアフィリンクに書き換えるアレなやつだよ
うまく書き換えができてないことが多いのかamazonのリンクがおかしくなって気づいたわ
492 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 2013/09/11(水) 12:15:18.62
xpiの中身とuser scriptとでは、コードほとんど同じで、どっちもamazon link書き換え
してるとこあるけど、アフィではなさそうだ
493 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 2013/09/11(水) 12:40:31.48
いや書き換えてるよ
userscript版はコードを1行にして分かりにくくしてるけどアドオン版は自動コンパイルだから綺麗に見える
....
if (b.href.match("zon.co.jp")) {
if (b.href.match("-22")) {
this.href = this.href.replace(/&tag=.*-22/, "&tag=firefox_latest-22").
こんな感じ
494 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 2013/09/11(水) 12:49:32.33
firefox_latest-22とwebkit-chrome-22ってアフィなのか
だったらすまん、xpiもuser scriptも両方書き換えてるね
495 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 2013/09/11(水) 12:50:30.92
497 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 2013/09/11(水) 13:03:04.23
確か国別の識別子みたいなもんで日本のだろ
498 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 2013/09/11(水) 13:05:44.43
http://userscripts.org/scripts/show/150664
↑これにアフィ加えたのが>>486>>485
500 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 2013/09/11(水) 14:20:26.20
うげげ。ホントだ、すまん。zon.co.jpで隠してたのか('A`)
firefox_latest-22ってバージョン情報かと軽くスルーしてしまった
尼に通報するは
503 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 2013/09/11(水) 15:16:14.91
2ch嫌儲 まとめ@ ウィキ - amazon用通報テンプレ
http://www6.atwiki.jp/kenmo/pages/83.html
https://affiliate.amazon.co.jp/gp/associates/contact/
・要ログイン(捨てID可)、件名は「アソシエイト・プログラムへのご意見・ご要望」にしておく
・アソシエイトID アフィリンクURLから○○-22で終わるものを探す
>>498の本家をパクり(アマゾン規約、知的財産権の侵害)>>485-486で「webkit-chrome-22」「firefox_latest-22」という2つのアフィリエイトIDを付加して書き換え、御社への正常なアクセスを阻害している、と通報しといた
Mozilla Firefox 拡張機能スレッド Part80
939 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 2014/01/06(月) 06:44:53.52
950 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 2014/01/07(火) 13:04:41.47
>>939
去年一昨年くらいに急増した、というかメジャー表面化した事例なんだが
長年多くの人間から愛用されてきたアドオンが乗っ取られることが結構あるんだよ
アドオン開発者の開発が滞ったり、あるいはほぼ開発しつくしてVerアップメンテくらいしかなくなってるものとか
そんな放置されかけてたところをFirefox本体のアップデートで使用不可能になったものとか
まあそんなディスコンしかけてたものが突然復活したりフォークして開発再開されたなと思ったら
中身にいろんな追跡関係のコード仕込まれたりマルウェア化されたりね
開発者アカウントを確認すると嘘くさいコピペプロフィールだったり
もともとの開発者からどういう経緯でアカウント譲渡されたのかわからんが全く別人化してたり
たいていはAMOが審査とかで弾いてくれると思ってガード下がってるとは思うけれど
951 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 2014/01/07(火) 13:26:36.07
2013年度総括おすすめにFasterfox LiteやAutoCopyすすめてる人とかまだいるし
いくら現状ではスパイウェア部分取り除かれたとはいえ、また信用して使いたいと思うのかな
953 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 2014/01/07(火) 13:59:01.98
WIPS.com とか ppclick(EmmaSawyersも同一人物?)あたりは話題になったよな
マルウェア注入とか、まじ勘弁してくれ
956 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 2014/01/07(火) 16:32:34.73
Scriptにもあるぞ
http://www.logsoku.com/r/software/1374211502/481-
むかし下手に紹介してみたらそれはアフィ入りできっちり通報しといたんだが(尼だけ)、
んー軽く見たら楽天アフィの書き換え+複数尼アフィIDの書き換えへとパワーアップしてやがるな
961 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 2014/01/07(火) 19:38:07.09
>>956
お同士よ
俺も通報したら尼消えてDropbox紹介リンクとヤフー楽天になっててワロタw
965 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 2014/01/07(火) 21:47:13.25
>>956>>961
尻尾掴んだかな。webkit-chrome-22でぐぐってこれ見つけた
http://b.hatena.ne.jp/YawChang/20131020
http://archive.is/MvRyY (糞アフィ作者だから魚拓)
YouTube ダウンロード・自動画質設定 - YouTubeをワンクリックでダウンロードできます。
Text Link Plus - リンク化されていないURLをリンク化する (h抜きやドメインのみにも対応)
ニコニコ動画 盛り上がりチェッカー - 再生画面の下にコメント密度を表示
Wikipedia ポップアップ検索 - 画面右上にWikipedia検索パネルを追加
パスワードを表示【マウスオーバー】 - マウスオーバーでパスワードの******の内容を表示
2ch Reader Plus【軽量】 - シンプルな2chブラウザ機能と、DAT落ちスレの自動復活機能を追加します。
このリンクを経由して購入すると、作者に協力できます。などとのたまいながら勝手に仕込むww
https://chrome.google.com/webstore/detail/ejdgfnjgcnlijkefghkklkdfdongggid/reviews (全ての言語を選択すると)
全てのウェブページのamazonへのリンクに'webkit-chrome-22'という作者のものと思われるアフィリエイトコードがついていたのでびっくりしました。勝手に書換えてるんですね。
966 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 2014/01/07(火) 21:59:28.00
>>965
http://blog.livedoor.jp/kamekameboy/archives/12795981.html
パクリ元のAuto HD For YouTubeをスパイウェア扱いにして自分のを宣伝してる
http://chiebukuro.yahoo.co.jp/my/myspace_note.php?writer=pasenave&flg=1
http://chiebukuro.yahoo.co.jp/my/myspace_note.php?writer=ankhd4455
967 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 2014/01/07(火) 22:22:58.00
YouTube ダウンロードと、2ch Reader Plus【軽量】という同一作者のアプリからwebkit-chrome-22に書き換えられるという苦情があるから間違いないだろう
2ch Reader Plus【軽量】についてにはここでも。
https://twitter.com/piwahup/status/413269595034624000
フムフム。ID書き換えはアマゾンアソシエイトプログラム参加条件の25番めに違反すんだなw
https://affiliate.amazon.co.jp/gp/associates/promo/participationrequirements?ie=UTF8
25. 乙は、本プログラムに参加するいずれのサイトのトラフィックを(ユーザのコンピュータにインストールされたソフトウェア経由を含めて)妨害またはリダイレクトしようとしたり、他のサイトから紹介料を流用しようとしないものとします。
ちなみに「このリンクを経由して購入すると、作者に協力できます」からaguseかまして尼へ飛んでみたらmaftrackingー66465-22(-は検索避け)が付与されたからこれが本アフィ垢かな?
さらにちなみに、Google Translator Tooltipの文字コードをデコードしてみたら
headerー_logo-22
footerー_logo-22
cartー_logo-22
全部ーは検索避け。これらのアフィIDもまだ暴かれてなかったからぐぐられたら簡単に見つかっちまうw どうやら2ちゃん見てるようだし。
968 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 2014/01/07(火) 22:34:30.05
>>966
うおww ひでえw
Google Translator Tooltipパクリ版のソース見て、特定サイトへのリンクで発生する問題の回避(笑)~//endまでを
コピってここに貼り付けるとある程度デコードされるから参考にして通報してみて。
パッと見ソース見えないとこに大量に隠されてるww
http://www.ahref.org/app/mozicode/index_2.html
最初の段落が楽天のアフィID書き換えで、次の段落が尼ID書き換え
969 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 2014/01/07(火) 22:37:29.66
>>965-967
GJ乙。
しかしこれは酷いな。久しぶりに虫唾が走ったわ。
971 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 2014/01/07(火) 23:59:48.30
>>969
ここみたい
Amazon アソシエイトお問い合わせフォーム
https://affiliate.amazon.co.jp/gp/associates/contact/send.html
972 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 2014/01/08(水) 00:19:31.54
>>966
2013/08/2720:20:21 DOMNodeInsertedを、MutationObserverで書き換えようと...
2013/08/2408:59:42 Javascriptで、URLを置き換えたあとでそれにrel="norefe...
2013/08/2121:13:54 Greasemonkeyスクリプトの書き方についての質問です。ht...
2013/08/0321:32:42 リンククリック時に処理を中断させ、そのURLを書き換え...
2013/07/1810:44:21 以下のスクリプトが部分的にしか動作しません。何が問題...
2013/07/1417:41:59 Javascriptの書き方についてhttp://www.programming-mag...
2013/07/1202:14:03 【500枚】GreasemonkeyのスクリプトにおけるURL置き換え...
公開してるの全部パクリだな
どうにかならないかな、こういうの。
http://anond.hatelabo.jp/20140201015142 とかの対処 via https://twitter.com/polygon_planet/status/429753156231114752
簡単な来歴的には。
23歳 初めての風俗
結論から書くと、
「童貞こじらせて頭おかしくなった奴はソープへ行って適当にやって、セックスはどーでもいいオナニー以下のゴミプレイと悟るんだ。童貞をバカにする奴は精神的におかしいバカ。童貞に卑下することは何の論理性もないし卑下してる時間はもったいない」
子供のころから、勃起をするとくしゃみが出ていた。エッチなことを考えるとくしゃみが出ていた。そのせいかエロいことを最後まで考える事ができず、オナニーをしていても最後まですることができなかった。
16歳で、おれは寮生活だったのだが、初めて夢精した。余談だが自分は20歳までずーっと寝ションベンが収まらなかったので、またおもらししたかな?くらいだった。
その後も数か月に1回夢精していて、夏休みなどで実家で寝るのが怖かった。
18歳で高校を卒業し大学へ。エロ漫画にド嵌りし、またエロ画像にもド嵌りした。1日6冊くらい中古で50円くらいのエロ漫画を買いまくっていた。エロ小説も立ち読みで書店の棚数個分全部読んでいた。毎日毎日自宅から10キロ離れたエロ本が安く売ってるところへランニング、びしょびしょの服のままエロ本を買いまくり、立ち読みまくり。
医者に行ったのだが、「そういう人は結構いるし、射精するまでの刺激が足らないのかもねえ」ということだった。
20歳ころまで、なんとかオナニーをして射精をしようと、いろいろ試した。『らきすた』にはまったのでコロネでオナニーしようとしたり。エロ画像を見ながら何時間も粘ったりしたが、全然射精できなかった。
あっさり射精できた。嘘のように射精ができた。びっくりした。風呂桶にビシャビシャと出て、今思うと嘘のようなんだけど、風呂桶の半分くらいまで出た。というと嘘っぽいが、少なくともペットボトル半分くらいの量はあったと思う。そして、すぐにオナホにまた突っ込んで、5,6回連続で射精した。
それからは、オナホにド嵌りした。多分、一生でセックスするより多い回数オナホと半年で射精しただろう。
23歳くらいまで、ひたすらオナホとのオナニーにはまった。洗えて何度も使えるオナホにひたすら朝もなく夕もなく、一日10回オナニーした。「自分は回りの人よりはるかに性で遅れをとった、俺は、一生分を今取り返さないと」みたいな言い訳で手を変え品を変えネタを変え、オナニーしまくった。
しかし、一抹の不安があった。「どんだけオナニーしようと、セックスしなければ性の遅れなんて取り戻せないぞ☆」。
そして、童貞をあおりまくるスレには顔を真っ赤にマジレスしたり。『童貞をあおる』系のエロ漫画に憎悪を込めてオナニーをしたり。非処女を叩きまくるレスをひたすらしたり。ヤリチンドキュンをあおり続けた。
だが、どーしても、「セックスをしなければ」となった。
正直、セックスでの性感染のリスクが怖すぎてセックスなんて処女としかやらなくていいやと10代のころは余裕をぶっ扱いていたのがここにきて焦りになった。
脱道程を考える場合、まず思いつくのが、「ソープへ行け」だろう。
当然わかっていたのだが、2次元に頭をやられていた俺はそもそも3次元へ移れなかった。
「2次元>>>>>3次元」という趣旨のスレというのを見たことある人も多いだろう。
俺はこれを当たり前に受け入れていて、AVすら初めて見たのは20歳のころだった。しかも、AVを見ても「3次元汚い、なんか、2次元を真似してるらしい会社とかのも見たけど、圧倒的に汚い、こんなので興奮とかバカやろ」という感じ。
喪男スレにも書き込んでいたし、夏の葬列というまとめスレも読みまくって共感していた。
(http://web.archive.org/web/20070210005503/http://d.hatena.ne.jp/SAGISAWA/)←こんな感じのアンチ女を盲信していた。
「俺だけのことが大好きな美少女、できれば外人さんで年下の超絶かわいい処女」とか、まあそれに似た、2次元系美少女そのままの娘しか、絶対嫌だと思っていた。
だがしかし、年齢的にも、「いない歴=年齢」である。焦る。一生独身率99%だろう。
焦った。焦りは世への呪詛となった。「自分ができないことを当たり前にできている奴らがにくい、皆が当たり前にやれるから俺がこんなに焦るんだ、社会が悪いんだ!!!!」と完全にくるっていた。
「かわいい外人さんとならやってもいいかな。」 「コスプレ美少女ならいいかな」 「AV女優のトップクラスならやってもいいかな」 「ロリ系は3次元でもかわいいから犯罪かよお。あ?イスラムなら小学生と結婚できるのか???」
信じられないかもしれないが、これでも真剣に考えてこれだった。かなり妥協しまくっていた。AVもたくさん見て、トップレベルのAV女優なら、まあギリギリオナニーの1ネタとして、2次元のローテーションの下位くらいには五分れるかなー?くらいな。
本当に、これ以外は無理だと思った。
ってことで、風俗に行くことにした。
最初は、とりあえずソープ。クッソ安いソープだが、とある配信者が、「激安ソープでセックスした話」で盛り上がったのを参考に行った。
出てきた女は30歳と言っていたが、40くらいか?当然、セックスなどしなかったが、おっぱいをもんだり、雰囲気を見たり。興味があった足コキをしたり。オナホで鍛えすぎたのか、射精などほど遠かった。
だが、異常につまらなかった。やっぱリアル女なんてこんなもんか。と素直な落胆とともに、「こんなクソみたいなもんで脱道程とかふざけるな、俺が二次元でやってきた脱童貞の歴史を余りにも侮辱してる」
異常に性感染が怖くなり、即効で薬局に行き、アルコールを買った、消毒のうがいも買った、公衆トイレで全身にアルコールをまぶした。ちんこにアルコールを塗るとクソ痛いのだが、ピョンピョン跳ねながら全身に塗った。
『コーラで膣内を洗えば妊娠しないよ?』みたいなのをかつて聞いていて、それを盲信してコーラで口をゆすいであなるにふりかけた。家でも何時間も消毒とかしまくった。
「三時女はクソだな」「クソみたいなもので性感染リスクとかバカじゃないか」
俺は、ソープにこりて、「オナクラ(女がほぼ手コキするだけ、おっぱい触れるかも怪しい。)」
次に、オナクラに狙いを定めた。
http://blog.livedoor.jp/nemusoku/archives/19152075.html
との熱弁スレが多かったのだ。
俺は、簡単にこれを信じて、オナクラに行った。
「AVのトップくらいかわいい子ならセックスしてやってもいい」という傲慢な気持ちで行った。
女がかわいい???
別に、電車にのって、見渡したらいる女のレベルってあるだろ?アレが来る感じだよ。
確かに、ピグモンはいないかもしれない、モンスターハンターは無い。
が、かわいい子???いねーよ。AVの中堅レベルですらいねーよ。
1度めは騙されたかな?と思ったが気を取り直して2、3回行ったのだが、全然ダメだった。
というか、はずれを引いたので、オナホでその場でオナニーして帰った、3回とも。
最後には、女の方が、「おっぱいを見せない」という基地外行動に出たので、流石にブチ切れた。
二度とオナクラには俺は行かないと決心した。
次に、ヘルスに行くことにした。
というのも、無料案内所に行ったんだが。前回の反省を込めて、「お勧めのおっぱいを教えてくれ」とお願いしたところ「この時間早くっておっぱぶとかまだなんですよ、イメクラはおっぱいつきますよ?」と教えてもらったからだ。
来た女の子は普通だった。AV底辺レベルか?まあ、普通の女だな。
あらかじめ、どんなプレイをするのかは決めていた。総合格闘技が俺は好きで、その技をかけまくった。
また、69の時のちんこの入れ方のフェラで、思いっきりつきまくった、クンニはせずに。
「ほお!中に入れる以外はたいていのことできるのか!!!!!」
そこから、ヘルスに若干はまった。初めての口内射精も楽しかった。性病が怖かったが。
自分的には、「やってみたかったプレイ全般」+「オナホでオナニー」という場所だった。
一般的なAVでは見れないような様々なプレイを俺は妄想するのが趣味だったので、ここでやりまくった。
嬢からは必ず、「お客さんおかしいよ」的なことを言われまくった。
エロ漫画を持っていって朗読とか、「妊娠させるからね!?いいね!?孕め!孕め!」とエロゲみたいなことをやっていた。
金髪の外人とやれるヘルスにも行ったのだが、「パネルと違うババア」が来た。しかも異常な臭さを香水でごまかすが香水がクソくさい、おっぱいは整形で硬い。
やれるもんじゃなかった。5分程度で飽きて、目の前でオナホでオナニーした。
コスプレをさせてやるのだが、う~んという感じ。
嬢がコスプレのアニメを見てないどころか、アニメに興味が無いんだよなあ。
と思ったが、好きなアニメのコスプレが数個あったので、数回イメクラに行った。
が、が、が、。
こんだけやったが、不安があった。「俺、こんだけ三次元嫌いだったら、童貞卒業できないし、俺の望むような理想の道程卒業とかできんやん」
「飛田新地」。そう、日本で一番レベルが高く、料金も高く、『女の子を直接見て選べるので、超絶美人とやれる』という。
25歳、焦っていた。「一生童貞じゃん俺」という危機感が半端なかった。
「一生独身ジャン」ってのは、そりゃそうだろwとしか思わないが、一生童貞は風俗で解消できるはずなんだ。
飛田新地に行くことにした。
「脱童貞は妊娠させるつもりで射精、超絶美少女、気持ちいいセックス」
信じられないかもしれないが。
AVっていえば、今やアイドルよりかわいいのが当たり前。そのレベルだった。
直接見て選べるのだ、当然だろ。
だが、飛田新地は料金が高く、30分で数万。
射精できなかったようにオナホは当然用意したし、嬢を選ぶ前に何度もipadでエロ画像を見て勃起できるか、射精直前まで行けるか確認した。
そして、超絶美少女を選んだ。(後で聞いたところ俺より年上だったが)
そして、騎乗位。
騎乗位、気持ちがよかった。少なくとも、オナホで感触が微妙な時くらいの気持ちよさはあった。
ちんこへの圧迫が巧いんだろう。床オナになれた人でもいけるんじゃないか?っていうくらい圧力を尿道にかけるが、決して痛くはなかった。
ちなみに、キスをして、ディープしようとしたが、ここではキスは禁止だということだった。
バックや正常位をためした。がしかし下手で気持ちよくない。
「孕ませるつもりのセックス?」OK!
こんな美少女に中田氏して、妊娠さるんだ!という興奮があった(ゴム突きだけど)。
これでだめだったら、AV女優を買えるデリヘルで10万くらい払って生本番やるつもりだった。(AV女優のデリはあるが、クッソ高いが、めっちゃ美少女もたまに居るので安心して買える)
そう、これが『普通のセックスなんだな』という感じで、くだらないなと感じた。
そこで読んだことには、「脱童貞できてよかった、かわいい相手でよかった!」 「道程を早く卒業するとか意味がない童貞なら童貞でいい」 みたいな感じだった。
必死感が感じられなかった。
だから書いた。
あと、安心してほしい、「脱童貞もの」は今でも普通に楽しめる。杞憂だった。
あと、「女への憎悪」は消える。なんというか、「道程をネタにバカにしてるやつってどんだけ精神レベルが低いんだよ」っていうごくごく当たり前の理屈にたどり着く。
個人的には、童貞を卒業したほうがいいと思う。童貞であることのプレッシャーは年齢がたつほどヤバイから。回りに完全に遅れるってのは恐怖だ。
ソープと簡単に言うが、ソープがある場所ってのはかなり限られているしわかりにくいし、初めてのソープで適当に卒業しても、全然よくない。
俺と同じく童貞で苦しんでいる人もいると思う。童貞こじらせて頭おかしくなった人もいると思う。
ハッキリ言って、下手な女のセックスはまったく気持ちよくないし、童貞をバカにするとかくだらない話だし、童貞であることはなんの心理的不満を感じることでもない。
が、童貞を卒業するってことで、「本当に大したことが無い」ってのがわかる意味で、童貞を卒業したほうがいい。
書かなかったが、エロ画像漁り、エロ動画漁り、エロ漫画読み、AV漁り、オナホ漁り。エロゲー。 どれもこれも、ものすごく時間を使ってものにした。それぞれの分野を、「もう十分やった」と思えるまでには相当時間がかった。この作業をやらないと俺は童貞を卒業できなかったが、これは本当に修行僧なみに時間がかかる。
今期最強端末との呼び声も高い(と思っている)
http://www.sonymobile.co.jp/xperia/docomo/so-02f/
https://www.nttdocomo.co.jp/product/smart_phone/so02f/index.html
(スマートフォンデビューを考えている人も金額的に同じになる)
この割引が使える機種は5つしかない
それらは5インチあるいは4.6インチと大型端末だがZ1fだけ4.3インチ
https://www.nttdocomo.co.jp/campaign_event/xi_otorikae/index.html?icid=CRP_TOP_cp_xi_otorikae
家電量販店で現金一括購入をすると、その量販店のポイントが10%分もらえます
8万円の端末を現金一括で購入すると、8000円分のポイントが手に入るため
ここでは実質1割引きされるとみなします。これで8000円お得
Xperia Z1fに元々ついてくる月々割は約4万円
これらの割引を総括すると
Xperia Z1fの端末代金 | 約80,000円 |
10年スマホ割 | -10,000円 |
Xiデビュー割 | -10,000円 |
家電量販店のポイント | -8,000円 |
月々割 | -40,000円 |
計(2年運用実質) | 12,000円 |
導入コストの高さや、2年運用実質12,000円に対する是非はあると思うが
ちんこやおっぱいより触る頻度の高いスマホの端末代金をケチって
0円で投げ売りされているクソ端末で最低のエクスペリエンスをするより健全であると思う
コ○割使えばもっと安くできるけど、ここでは触れない
毎日仕事ができなくて凹んでます。元増田の2年目が羨ましいです。
研究室では解析アプリケーションを作るのにC,C++,Fortranをいじってました
また趣味でサーバの立ち上げやWeb系のJavascriptやPHP,Pythonなどもいじっていました。
まったく違う。組み込みとWebとアプリケーションで文化が違ったわけです。
ここからはあくまで私の体験ですが…
まず、組み込み系はハード(接続図)を読めないと話になりませんでした。
CPU、FLASH、SRAM、FPGA、CPLD、アナログ回路、バッファ、それらをつなぐバス、電源、接点、コネクタ、スロット、A/D、D/Aなどなど、
これらがどうつながってるか意識しなくてはいけません。SoCとか行っても接続図読めないと意味ありません。
次に、FPGA・CPLDの設計があります。言語はVerilogかVHDLです。Xilinx、Altera、Actel等のデバイスに書き込みます。
PLDって言うのは言語で書けるハードです。似ているようでCPUと違うので設計にはスキルが必要です。
この段階でシミュレーション(modelsim等)をしてもらいます。
次にCPUです。言語はC,アセンブラ、C++です。でもほとんどがCです。デバイスはルネサスのSHとかです。自分はここで見習いをしてます。
CPUに直接入ってくる信号(接点・バス等)もありますが、前述のFPGA・CPLDから入ってくる信号のほうが多いです。
で、アプリケーション・Web系と何が違うかといえば、ものすごい短期間にいろんなことが起こります。
リアルタイム処理っていうのでしょうか。割り込みとか聞いたことありませんか。
要はOSがないので自分でなんでも考えなきゃいけないわけです。
CPUの検証はMISRA-Cや専用のカバレッジテストツールで行います。
接点の調整とかLCDパネルとかメンテナンスのツールだとかがないと装置に指令を出せません。
これらにもCPUが入っているわけなので別にコードを書く必要があります。組み込み系の仕事です。
これは言語でかけるリレー回路です。リレーってのはスイッチです。
スイッチを操作することで接続されている機械を操作(電源の入り切りとか)します。
これもCPU,PLD等とは全く違う方式(ラダー)で書きます。十分組み込みの仕事です。
ユニット試験では通っても、組み合わせ試験で動かないというのは100%あると思います。
試験の仕事じゃないと思われるでしょうが、自分はここも立派な組み込み系の仕事だと思ってます。
などなど一言で組み込み系の仕事といってもいろいろあるわけです。
上の中の2つ3つを仕事に使えるレベルまで持って行くには10年、20年はかかると言われました。
ここで表題の件なのですが、元増田の人は経験8年なので、例えばFPGAを8年やってきてCを書けと言われても大変だと思います。
特にその後にWeb系の仕事(これも一言で表すにはいろいろジャンルがあると思いますが)をされてきたとのことなので
いろいろとあったのだと思います。逆にずーとやっていた分野のことを任せるといいかもしれません。
まずどんなことをやってきたのか聞いてみたほうがいいと思います。
エレベーターには割とたくさんの人が乗っていて、自分は開閉パネルのところにいた。
そしたら、「ブーッ!!」とブザーが鳴った。
定員オーバーの知らせだ。
常識的に考えると、最後に乗り込んできた2人のどちらかが降りるべきだったと思う。
だが、2人は降りようとしない。
定員オーバーを知らせるブザーは鳴り続ける。
ドアが閉まらず動かないエレベーター内で無言の人々(自分も含む)。
「定員オーバーみたいです」と言おうとした。
その時。
その男性が降り、ブザーは鳴り止み、エレベーターは動き出した。
自分は定員オーバーな状態で、「定員オーバーみたいです」と言って、
後から乗ってきた2人にそれとなく「降りて欲しい」というメッセージを伝えようとした。
だけど。自分は降りようとしなかった。
自分の小ささに悶々とした。
それから、社会はこの降りた男性のような人がいるからバランスが取れて成り立っているんだと思った。
だけど、きっと楽な生き方は後から乗ってきた2人なんだと思う。その事に悶々とした。
あー、なんだか悶々とした週末だなー。
タブレット端末で予習、佐賀県武雄市の市立小学校で「反転授業」試行へ http://biz.bcnranking.jp/article/news/1310/131002_134681.html
墨田区教育委員会、NECのWindows 8タブレットを300台導入 http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/20130905_614221.html
「進研ゼミ」にタブレット一斉導入 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1310/04/news121.html
よく分からない。
タブレットって基本的にはViewer.
AppleはiWorksタダでリリースして「Editorとしても使えますよ」と言ってるけど、真に受けちゃダメ。
メーカーはハード売りたいから何でも言うけど、パネルちょんちょんつついてドキュメント作るの?
私、Pages落としてiPadで使ってみたけど、しんどくて30分でギブした。NumbersもKeynoteも無理だった。
ノート取ったり、資料閲覧したりするなら、1.5kg以下のB5ノートPCが便利だと思う。
スリープからの起動は数秒。SSDなら電源落ちてる状態からの起動にもそんな時間かからない。
Editorとしての利便性、拡張性、コスパ考えたら、ノートPCじゃない?
一時期、日本中の学校に作られた『コンピューター室』を思い返さずにはいられない。
「パソコンは温度変化、特に夏の暑さに弱いんですよ」なんてメーカーに言われ、冷暖房完備の教室を作っちゃった。
それでほとんど使わないゴミソフトが多量に詰まった、馬鹿高いパソコンをしこたま買わされた。
あのパソコンたち、今はどうなってるんだろう?
Linux Mint のベースである Ubuntu でも同じかな?
過去のバージョンでは、設定(Windows でいうコントロールパネル)の "Network Connections" から指定できたようだけれど、Mint 15 では設定ファイルをいじる必要があるらしいです。
プロキシサーバを利用するには、システム共通の設定をしなくても FireFox なら GUI の設定から個別指定ができるけど、Google Chrome は 「コマンドライン引数で指定するか、システム共通設定をしてください」とのことで、共通設定をせねばならないようです 。
で、そのシステム共通の設定は "dconf-edit" (Windows でいうレジストリエディタのような存在?)というツールをインストールすると、そこから設定ができるみたいですが、このツールは標準ではないのでネットからダウンロードせねばならない。apt-get でダウンロードしてインストールさせるものの、この apt-get にプロキシ設定をしなくてはならない。
/etc/apt/に apt.conf という名のファイルを作成して
Acquire::http::proxy "http://<プロキシサーバ>:<ポート>"
で
sudo apt-get install dconf-tools
(パッケージ名は "dconf-edit" や "dconf-editor" ではない)でインストール。終わったら "dconf-editor" とたたけば、GUI で dconf-editor が表示される。ツリーの System > proxy で mode を manual に、さらに http のなかにある host, port, enabled に登録(除外設定や、各プロトコル共通化は System > proxy の Ignore-hosts, use-same-proxy で)。
で Google Chrome を起動、あれ、だめじゃん。。。再起動もさせた。Firefox ではシステム共通設定を読ませてうまくいく。Chromeよ、あんたのために調べもの含めて2時間かけたんだぞ。こんなんばっかで嫌になるよ。「嫌なら使うな」が基本だろうが、業務のために Linux で Flash Playerの動作試験をするために Chrome を使うしかなかったんだ。どうやって日報に書けばいいんだ?Googleから給料分もらってくれと書きたい。
と書いたあと、もう1回再起動させたらFirefoxもだめになった。いじわるだよまったく。日報に「Firefoxではうまくいきます」なんて書かせて恥をかかせたかったのかと勘繰りたくなるよ。
とりあえず、Google Chrome についてはコマンドシェル (Terminal) から
google-chrome --proxy-server=http://<プロキシサーバ>:<ポート>
と指定して、とりあえずプロキシサーバを利用させることはできたけど。
export http_proxy=http_proxy=http://<プロキシサーバ>:<ポート>
などと実行させて、次に
や
で、除外判別とかはどうするのだろう? Linux 起動時にこの環境変数の内容を自動で設定させる方法とか、どんな方法が標準なのだろう。
デリヘルにいった。
はじめてだった。
錦糸町なんていう街に降り立った。
これから、遊ぶんだと思うと、知らない街も昔から知っている街に見えた。
それはひどく切ない情景で。
胸の大きな目のくりっとした女の子を頼んだ。
待ち合わせ場所にきた彼女は、少しパネルマジックが入っていた。
でも、手をぎゅっと握って優しく話しかけてくれるからそれだけでよかった。
正直、洗ってくれるだけでイキそうだった。
一緒にイソジンでうがいをしながら、風呂場の小さな窓から漏れる夏の音に耳をすました。
とても切ない音がした。
けだるげな平日の昼間にこんなことをしている僕らは何なんだろうと思った。
彼女は最高に気持ちよかった。
剃った下の毛の後が切なかった。
あそこをせめると痛い痛いといった。
なんだか、ひどく疲れているみたいだった。
僕は一晩中、攻めてもらっていた。
両親と夕食を囲んでいて、隣のお宅の話題になった。
そのときの話を書こうと思う。
いつの間にか沖縄の梅雨が明けたというけれど、私の住む西日本の県はこのところめちゃめちゃ渇いている。
梅雨だというのに2週間も降らない。
庭の木を見れば、ただでさえ薄い葉の端々が、潤いが足りないと言わんばかりに茶色くなってしまった。近所の山の松なんかも、もともと生育が良くないのに加えてますます立ち枯れてきた。
やっと降ったと思った翌日にはもう、忘れたかのようにカンカン照りだ。
もー、夏ってことでいいですかね?
西日もあんまり強いしで、父に頼んで、「すだれ」を買ってきてもらった。
窓に吊るして日差しを遮るアレだ。父の部屋も二階でめちゃめちゃ暑いので、自分の所にも付けたという。
それで午前中に作業をしていたら、隣家のMさん(主婦)がその様子を見かけ、父に声を掛けてきたそうだ。
「うちにも付けられたらなぁー」
父は「すだれを付ける作業は難しいことじゃないし、忙しいのかいな」くらいに思って、軽く受け流したそうなのだが、話を聞いた母が、食卓のかつおのたたきをつつきながら言った。
「あの家はどうにもならんじゃろうねー」
そういえば今日、父が私の部屋の窓を開けてホイホイと引っ掛けていたのを思い出す。
うちの家は祖父が建てた日本家屋だが、土木屋をやっていた祖父がかなり手を掛けて基礎から作り、家屋はこだわりの材木・土なんかで出来ている。
床が桜の木で出来ていて、塗りの知識がなかった祖父はリビングをペンキ塗りしてしまい、大失敗したのだけど、キッチンの床は色は塗らずにニスみたいなつや仕上げがうまく出来ていて、素足が気持ち良い。
建って35年経つが、水場の壁に几帳面に埋め込まれた四角いタイルは、一枚もひび割れずに整然と壁を飾っている。
風呂などは当初ソーラーパネルで沸かせるように作ったが、作って10年くらいでパネルが壊れてしまい、今は灯油のタンクを入れて、ボイラーで沸かしている。
屋根瓦はときどき割れるが、日本瓦なので、吹きつけなどのメンテナンスをしなくて良い。割れたら、予備と交換するだけだ。
細かいところをいろいろ言えば不便もあるが、なにせ神経質な祖父がすみずみまで目を光らせて作った家なので、やっぱり良くできている気がする。
祖父が死んでから、わたし達家族は祖母の一人住むこの家に移り住んだ。しばらくして、庭の一部を潰して増築した。
増築した別棟はあまりお金をかけずに作ったので、母屋よりは少しグレードの低い感じに仕上がった。
具体的に何で安かったのかは、当時中学生だったのでよくわからない。
母屋に比べて、というだけで、十分にいい建物だと思っていたし、都内のマンションやアパートを数件移り住んで大人になった今も、ひどく安い建物だとは思わない。
ただし、なぜか床下が白アリに食われてメンテが必要になったこともあるし、
帰省した時にいつの間にか一階の内壁に洒落た木材が貼られていたので、北欧気分で内装を変えただけかと思っていたら、カビが生えたのだということだった。
建って4年目の夏のことだ。
このとき初めて、裸の木材が湿度を調節することを知った。靴箱に活性炭を置くのと同じ要領だ。
別棟をお願いした土建屋さんは祖父の古い知り合いなのだが、仕事は毎度きっちりやっていたと思うし、手を抜いたからトラブルが起きた、というわけでもないと思う。
ただ、白アリ対策を施したはずの木材に運悪く入り込むスキがあったのだろうし、締め切った部屋の角にカビが生えるほど、断熱材やサッシの性能が良すぎたのだろうし、風通しの問題でもある、という風に家族はその件を受け止めている。
そういえば、母屋はめちゃくちゃ窓が多い。ほとんど四方にあるか、ない面は、どことなく気が遣われていて意外と通気が良い。
一軒家は窓が多くて戸締りが大変だ、なんて言うけれど、だからといって窓を少なくしないのは、やはり理由があるということかしら。
わたしの部屋はその増築したほうの二階にある。夏は当然暑いのだが、西日の入る窓に軒(のき)があるので、そこに、どうにかしてうまいこと掛けてもらった。
父は梯子も使わずに窓の外に乗り出して、手を伸ばしてフックを掛けたりしていたので、まだ若いもんだと思った。
さて、Mさんのお宅は某有名ハウスメーカーで作られた注文住宅だ。
数年前に越してくると同時に建てられ、2人の可愛らしいおにゃのこが砂場や自転車でよく遊んでいる。
道路に面した一階に大きなリビングがあり、ときどき食器の音や、子どもの無邪気な声が聞こえてきたりする。
庭というか、地面はコンクリートでまっさらに固められており、道路に向かってゆるやかなカーブを描く駐車場になっている。
パーキングブロックも置くつもりはないようで、あまりにいさぎよい面っぷりに、竹を割ったような感じ?と住人の性格を勝手に想像してしまったりしていた。
夏は照り返しが暑そうだな、と思ったこともある。
そのリビングがとても暑いのだそうで、窓を開け放すとリビングが丸見えになってしまうこともあり、毎年毎年、何とかしたいと思いつつ、実際何もできないのだそうだ。
母が言うにはどうも、リビングの窓にはすだれをかける軒がないので、よしず(縦に立てかけるすだれのようなもの)を考えるだろうけど、よしずを立てかけると風が吹いた時などに地面のカーブで倒れる具合になってしまうし、たぶん無理だと。
グリーンカーテンを作るには、やはり上方にネットを留めるところがない。
サッシに付ける金具とかで何とかなればよし、無理なら家の内側に屏風的なものを立てるか、ブラインドを付けるか…。
物干し台みたいなセットを建てるのも、安くあがるかもしれない。
毎年のことだから、きちんとやるなら外のコンクリートに穴を開けて、柱を刺し、棒を渡すしかないのでは、といった意見に落ち着いた。
家の壁に穴をあけると不都合を招きまくるので、壁改造はやはり話題にも上がらない。
もちろん、これはぜんぶ他人の勝手な意見であって、Mさんを交えた会話ではない。
昔、システム屋に勤めていた時、会社の上司が自宅を新築するということで、確かその某ハウスメーカーに発注していて、既製のユニットを組み合わせて半注文住宅に出来るんだ、それがSIerの提案のやりかたと似ていてとても参考になるんだ、と言っていたのを思い出した。
何か出来るように機能を考慮すると、料金も持ち上がる、積み木のようなシステムだと言っていた。
これはこれでコストダウンとのバランスを取った、とても革新的なビジネスアイデアだと思う。
メタボリズムって考え方は好きだし、建築の側から考えると、とてもワクワクするものを持ってるとも思う。
ただし、閉じやすい、完成された(建築家側にだけ開けた)性格を持っているので、居住者(ふぜい)がどうにかできる隙がまったくないケースもあるということだろう。
注文住宅に比べて日本家屋がとても優れている、なんてつまらないことを言いたいわけではないけれど、ハウスメーカーの提案するユニット式は、気を遣って作らなければいけないんだな、みたいなことを思った。
29歳が昨日見た夢の話。
10代後半であろう僕はね、きっと7個くらい上だろう兄と暮らしてるわけよ。親らしきヒトは見当たらない。
そしてたぶん近所に住む兄と歳の近い幼馴染みであろう「ねえさん」て呼んでるヒトがいて、その3人で農場?みたいのをやりくりして生計を立ててた。
いつからなんだろう、たぶん、ずっと長く。
農場は近所の人達と共同で使用しているような農場でボロボロではないけど、僕ら3人がいるから、いるからというか3人を育ててくれるために続けているような状態に思えた。
近所の人達は僕らよりだいぶ歳上の人たちばかりで子育ての延長のような想いもあってかよく面倒を見てもらってた。
芋と豆を一緒に育てたり、農場だけどお茶を液体の状態で出荷したり、全員がゴルフウェアを着たセレブな家族が来て農場内での犬の散歩を手伝ったり、その土地の偉い人っぽい高齢の老夫婦のおばあさんと喋ったり、近所の人達と休憩の合間に楽しくご飯を食べたり。
若い3人ではなんだか危なっかしい感じだったんだろう、いろんなヒトが手伝ってくれてた。
若い僕が見てるのは、最高の理想ではないし刺激なんて皆無だけど、みんないつも笑顔のそんな暮らしだ。
兄は顔は整ってるが聡明ではなく、時折バカが染みだしてしまい、けしてかっこいいわけじゃない。
でも不思議と周りに人が集まる人望のある人で、いつも明るくて人を気遣って寂しい雰囲気を出さなかった。愛嬌のある性格だった。僕を不安にさせないようにしてたのかもしれない。
ねえさんは自分から楽しく喋るわけじゃないが話している側が楽しくなってくる不思議な魅力のある、地域でもトップクラスの美人だ。
いろんな人と話ができて無理してる訳じゃなく笑顔を絶やさない人で、いつも明るくて兄よりももっと人を気遣って寂しい雰囲気を出さなかった。達観してるというか、芯の強いヒトなんだろう。
まわりのひとは、僕もそうだったけどいつか兄とねえさんが結婚するんだって思ってた。
3人で生計を立てていてそれが自然だったから疑ったことなんてなかった。なにより2人はだれがどうみてもお似合いのふたりだった。
今朝はねえさんが農場に来る前から兄がいつもより元気だ。
自分たちの農場で生産しているモノを多分だがベタ褒めしている。多分というのはその表現方法に擬音が多すぎて意味不明だからだ。
ああ、バカになってるな。
そうかやっと勇気を出したか。僕のことなんか気にするな。本当におめでとう。
兄の一大決心は農場で芋と豆を選別中に僕もいる前でさり気なく言ってみたつもりだったんだろうけど不自然全開だった。
ねえさんは黙った。どうしたんだろう。
兄はバカだが理解した。兄と同じ血筋の僕はすぐに理解できなかった。
兄が「そうか」とつぶやきにしてはでかい声で仕事を放り出して走って結構な速度で視界から消えた。僕はその時にようやく理解できた。
いつのまにかねえさんもいなくなってた。
少しぼーっとしてしまった。近所の人達が手伝いに来てくれる頃だな。
そんなことはどうでもいい、どう考えてもねえさんを探すのが優先だ。
事務所らしきところに向かった。農場中に響く放送でねえさんに向けてとりあえず事務所に来てと呼びかけなければいけない気がしてる。
途中、探してないけど兄を見つけた。今朝元気だった男がアロハを着て猫背でこちらを見ながら立ちすくみ号泣していた。そして近寄ってくる。
泣いている理由を話している。擬音が多い。
どうやら沖縄のダイビングスクールに行く気らしい。号泣しながらなぜか多言語で「沖縄に連れて行って」と書いたヒッチハイク用のパネルを首から下げて号泣しながら走って農場の正面口とは逆の方角に消えていった。
そういえば前に農場で芋を全滅させた時も兄は号泣して近くの海で泳ぎまくってたな。と、冷静に思い出した。
走り去っていくアロハの兄を見て、僕といつのまにか手伝いに来てくれた近所の人達は笑いながら「まーた始まったよ」みたいな空気でそれでも兄の性格を知ってるから、あれならどこに行っても大丈夫だろうと放っておいた。たしかに兄はバカになれる人だから大丈夫だろう。
そんなことより問題はねえさんだ。老夫婦のおばあさんに事務所から呼びかけてもらい、僕は農場内を必死に探した。
ねえさんは正面口付近で仕事としての犬の散歩を頼まれている最中だった。セレブ家族よ、空気を読まずによくそこで止めた。偉いぞ。
「ねえさん!大丈夫か!」 声がいつもより大きくなってた気がする。
「今日はもういいから、それと明日からのこと気になると思うから後で連絡する。あいつは大丈夫そうだったから気にしないで」というと
ねえさんはいつもどおりの笑顔になろうとして「別に私は大丈夫だから」とセレブ犬を引き連れたまま農場の正面口から出て行った。
追って呼び止めればいいのに「どう見ても大丈夫じゃねえだろ、明日からあんたどうすんの?」なんて考えている間にねえさんを見失った。
頭のなかとは言え、ねえさんを初めてあんた呼ばわりした。兄のことを聞かず、話を切るためにいつもどおりに振舞おうとしたねえさんの態度に冷たさを感じてちょっと腹が立っていた。
ねえさんに明日からのことどうやって伝えようか考えながら事務所に戻った。
3人ともまだどうにでもなる年齢なんだ。将来を気にしながら生きなきゃいけないけれども希望も夢も可能性もあるし、なんとでもなるんだ。と普段はあまり喋らない土地の偉い老夫婦の夫が言った。たぶん僕を慰めてくれたんだろう。
明日から僕自身、生活できなくなるわけだが、そんなこと考える余裕は頭のどこにも無かった。
農場を閉めなきゃいけない時間だねと近所の人に言われ、そんな時間かといつもどおりに道具を片付けに行こうとしたら
29歳に戻った。
「ちょっとおもしろいいい夢だったなー」とぼんやり思い出して断片も拾い集めてニヤニヤした。それから寂しくなって後悔した。
兄とねえさんにお礼を言っておけばよかった。近所の人にも。
兄には「またね」それとねえさんに「フラレた方は皆が慰めてくれるしなんとでもなるから、フッた方は必要以上に傷つけてしまった、もっと早くどうにかできてたなんて思ったり気に病むことなんてないんだからね」と言っておけばよかった。
兄はきっと夜には旅行者の車に乗っけてもらって話を聞いてもらって慰められながら南下し、旅行者のいい思い出になってるだろう。あいつは大丈夫だ。
ねえさんはきっと普段を取り戻すまでに時間がかかるのだろう。
ヒトの幸せな生活を壊してしまった、時間を奪ってしまったという自責の念に捕らわれるタイプの性格だ。
ねえさんはどうして断ったんだろう。僕が知らない、兄が知らない所でなにか考えてたんだろうか。肉親関係でなにかあったんだろうか。
今の生活の限界を感じ取ってたのかもな。いま考えると兄をあの農場から解放するための勇気だったかな。なんてったって刺激がない。
なにか理由があって一緒に行けないというのもあるんだろう。
いやそれは今の僕の願望で、きっとずっと前からその気なんて全然なかったのに周りの期待を裏切れなかったんだろうな。
兄の性格を知ってるからってのもあるんだろうけど、同情をしないように流されないように肺の奥を押し殺して返事をしないようにして断ったんだと思う。芯の強い人だから。
こんな記事を読んだ。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130307/dst13030708270005-n1.htm
形県酒田市で3日、住宅の一部が焼け、75歳の女性が4日に死亡した。山形県警酒田署が出火原因を調べたところ、女性は自宅の居間にある電気こたつを裏返して使用しており、その上にかぶせられていた布団に引火したとみられることが6日、分かった。女性は普段からこたつを裏返して直接、暖を取っていたほか、こたつのヒーター部分で調理をしていたという。
石山さんはこの家に1人暮らし。体調がすぐれず歩行が困難で、日常品の買い物などは、定期的に訪れる民生委員に依頼するなど、ほとんど外出することはなかった
これさあ、サンケイスポーツ案件だしおもしろおかしくキチガイ婆が自滅みたいに嗤われてるけど結構深い問題なんだぜ。現実的にどうにかしないといかんわけよ。いや、俺も実体験がなけりゃ笑ってたかもしらん。
一応守秘義務があるんで。そう言う事で聞いてくれ。
俺は地元で消防団なんてのを押しつけられてやってるわけ。消防団なんつっても、まぁ常備消防もあるし? 今時は体のいい便利屋なんだがさ。普段は道具の整備とか貯水池と消火栓の管理とか。そんな仕事の中に独居老人の見回りなんてのがあんの。家族や本人の要請があった独居老人の家を定期的に見回るってわけね。名目は一応火災起こさないでくださいねーっつってワケなんだけどようは何かあったときのために顔繋いどけ運動さ。これもまぁ一時独居老人宅の火災が問題になったから始まったんだけどさ。
で、ある日爺さんの家に言ったのよ。おいジジイ生きてるかー消防団様が来てやったぜツラぁ出せや。ついでにトマトがなんか病気っぽいんですけどどうしたらいいですか消毒ですか肥料とかやった方がいいんですかね相談に乗ってくださいみたいなつもりで言ったらジジイ出てこねえの。嫌な予感がしたね。玄関は開いてんのに。大声出したら奥からどんどんどんどん、ってかすかに物音が音がするわけよ。まぁ爺さんとはそれなりに付き合いもあったんで、勝手に上がらせてらったらなんと爺さん階段の下に倒れてんの。
救急車呼んだね。直ぐに名簿にあった民生委員に連絡してご近所の人に連絡して。民生委員は娘にも連絡したみたいだったがつくのに半日かかった。
階段から落ちて腰の骨が折れ、それが神経に触っていたため動けなかったらしい。聞いたら倒れてから1日動けずにずっとこのまんまだったとか。ずっと叫んでたらしく声も枯れててさ。
あーあ爺さんももう駄目かねえ……おいはたけとかどうするんだよ……とか思ったんだが、その後詰め所でうだうだしてたらお礼と称して娘さんが酒を持ってきてくれたワケよ。(消防団と言えば酒ってのやめてくれねえかなあ…まぁ料理に使えるからいいけどよ)で、話を聞いたら爺さん医者からは歩けなくなるかも知れないって言われたのに、娘さん家近くのリハビリ専門病院? だかに入院して、超リハビリがんばって歩行器つかえばなんとか歩けるようになったんだとよ。へえこりゃすげえあの爺さん根性あるな俺は無理。と思ったら驚いたのはその後。
また一人暮らしの家に帰ってくるからまた顔出してくださいとか言うんだぜ。マジでか。娘さんは施設に入ってくれって頼んだみたいなんだが、介護保険の等級が低くて保険は使えないし、介護サービス付き住宅とかそんなのは都会型で田舎には無い。するとフルサービスの民間介護施設か、あるいは地元を離れなきゃならないってんで、爺さん嫌がったんだそうだ。うーん、それは家族で決めたことなんだろうし、まぁ仕方が無いよなあ…。ええ、いいですよ戻っていらっしゃるなら今まで通り回りますよ、と言う事でその日は済んだ。
爺さん帰って来たんだが、やっぱり心配みたいで、娘は初めのうち結構な頻度で来てたようで、よく家の前に他県ナンバーの車がとまってた。要支援1がついて、住宅改修もされたようで、玄関先はこれ一体どこの手すりのショールームよってぐらい手すりだらけになってた。ただ、あんまり長い距離歩くことは出来ないみたいだったが。ただ歩行困難でも軽トラックは運転できるし、買い物が出来てるみたいだった。
一方、畑は維持出来なくなったようで、ほとんど近所の人に貸したようだった。古いながらも整備されてたトラクターはいつの間にやらいなくなってた。
それからも月に2回程度回っていたんだが、見ている限りは普通にやっているように見えた。ちょっと前よりもこう…覇気がねえなとは思ったが…。
ある日、火事の一報が入った。おい俺の部署の地域じゃねえかと職場からすっ飛んでいったらその爺さんの家だった。
小火で済んだ。常備消防が既に消してた。爺さんは家から逃げていて怪我は無かった。
ぼやとはいえ、消防の高圧大送水量のポンプで水をぶっかけられた室内はぐっちゃぐちゃで、そのままでは住めない。本当は消防団の本来業務ではないんだが習慣として火災が起きた地域の担当部署は片付けを手伝う見たいな事になっていていろいろとやったのだが、爺さん当然酷く落ち込んでいた。ただぽつぽつとその後聞いた話を総合すると、原因が分かった。
爺さんそれを引っ繰り返してうわむきにして使っていたらしい。転倒防止スイッチの所はガムテープで塞いでいた。そしてそれを電気ヒーター代わりにしていたという。
爺さん、後遺症で足にしびれが残っていたらしい。さらに冬寒くなるとしびれが強くなる。その状態で超時間立っているのがつらくて、台所仕事はほとんど出来なくなっていたようだった。また冬になると足のしびれから外出もだんだんおっくうになっていって、インスタント食品や、練り物のようなおつまみのような物ばかり食べていたらしい。そこで思いついたのがハロゲンヒーター。
爺さんにとってはストーブの上にヤカンを置くような感覚だったのかも知れないが、これが原因だったらしい。
爺さんは、そりゃあ一人暮らしだし、歳もそれなりに重ねてきているから多少は反応は鈍くなってきている。だが話をしていると特におかしいと言う感じもしないし受け答えはしっかりしてた。しかし一人で暮らしていると、これで大丈夫だ、これはいいアイデアだと思うと、誰にも突っ込まれないままに思い込んでしまって誰もそれを訂正しないと言う事が起きてしまうのだそうだ。
爺さん、周囲に大丈夫だ、大丈夫だと言い続けていた。俺にもそう言ってた。だけど娘さんに聞いた話だと、どうやら実態はそんなもんでは無くいろいろと無理をしていたらしい。また、ぽろりと爺さんが話したことによると、娘の家には娘の義理の両親が同居しており、いろいろと難しいのだがそれでも近くに家を借りるから来ないかと言う話があったりしたそうなのだ。しかし娘に心配をかけたくない、負担をかけたくない、周りに迷惑をかけたくないということでできる限り取り繕っていたという事らしかった。
爺さんはその後、流石に一人暮らしは無理だという事になって施設に入る事を考えたようだったが、要支援1程度の等級では優先度は低くく施設入居もままならないし、施設はどこも一杯だと言う事で難しいかったそうだ。結局どうなったかというと、貸していた畑を売り、その金で家を直して、地元の社協に貸しだした。そして爺さんの家は今は畑付きグループホームになっている。
爺さんはそのまんまグループホームの大家兼住人になり、住み続けている。
結果的にはいろいろと上手く言ったと思う。爺さんの家は立派な家だし、田舎だから無駄に広くて余裕を持った作りでほどよく中心部に近く、ほどよく住宅街ではない場所だったと言う立地もよかった。爺さんの畑は家の周りに集中していて、駐車場の確保や、菜園付きに出来ることも大きかったのだと思う。あと時期もよく、爺さんは地元の一貫水路管理組合で世話人をしていたなど、怪我をするまではそれなりに地域で知られた人だったことも関係しているのかな。
爺さんは畑付きグループホームと化した我が家で「畑の先生」などを言われてそれなりに楽しくやっているように思う。
これはキチガイ婆が自滅したって事ではなくて、社会構造的にぽこっと生まれた構造的問題の一つの結果だよ。
一見してそれなりにやっている人でも、ちょっと深いところまで入り込んだ支援…と言うほどのもんじゃない「これ危ないから辞めた方がいいよ」「今だったら卓上IHとかもっと便利なのあるよ」そう一言言うだけで多分回避できたかと。だけどプライバシーの問題とか、爺さんはわりと素直な話の分かる人だったからこんなもんで済んだが、そうじゃなければ余計なお世話だってんで、上手いこと支援が出来ない場合もある。
じゃあどうしろって言われても困るんだが…。ほんと、どうしたらいいんだろうな
ミクシのコピペコミュより再コピペ(なお表記上の都合により一部改変)
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予期せぬ時に予期せぬ出来事が起きると、どうして良いか分からなくなる。
これは、俺が先日体験した話。
俺はその日、市内のデパートに買い物に行った。
デパートと言っても大手のところではなく、ちょいと古い小さなデパート。
雨が降っていたこともあり、平日の昼間、お客はあまり居なかった。
俺は5階にある紳士雑貨で目当ての物を買い、さて帰ろうと思ってエレベータに乗った。
上から降りてきたエレベータには、2人のお客が乗っていた。ちなみにエレベーターガールなんて洒落たものは居ない。
4階に着き、お客は2人とも降りる。エレベータには俺1人。
そのまま下がっていき、3階を過ぎたときだった。
どうやら停電のようだった。
これには焦った。「うぉっ」とか素で言ってしまった。
誰も聞いてなくてよかった。
しばらくすればすぐ動き出すだろうと思ったが、どうにも落ち着かない。
なにしろこのエレベータ、窓がない。しかもなぜか非常灯もつかないので完全に真っ暗。このオンボロデパートめ。
ぼうっと明るくなる。なんとなく落ち着く。
エレベータ内の奥に立っていた俺。
よくある、髪の長い白い服を着た・・・というものじゃなかった。
暗くて色はよく分からなかったが、ワンピースを着たショートカットの女性だった。
俺以外乗っているはずがないのに、そこに居た。
俺は固まった。ほんの数秒だろうけど、俺は動けなかった。
それを見たくなかったが、なぜか視線をそらせなかった。
心の中で、お願いだから振り向かないでくれ、と祈った。
声も出さないでくれ、動かないでそのままじっとしていてくれ、と祈った。
もしそいつがこっちを向いたり、何か、きっと恐ろしい声で何か言ってきたら、
俺は携帯を切った。今度は明かりが怖かった。
馬鹿げてるかもしれないが、その明かりのせいで、そいつがこっちを向いてしまうのではないかと考えた。
徐々に暗闇に目が慣れてきた。そいつは相変わらず、角に頭を付けるような格好で、こちらに背中を向けて立っている。
俺はじっと固まっている。嫌な汗がたくさん出てきた。
・・・するとそいつが動いた。
背中を向けたまま、操作パネルの方に動いていった。歩いている感じではなかった。滑るように、音もなく動いた。
俺はなんとか叫ぶのを堪えた。声を飲み込んだ。
俺はもう、ガタガタ震えていたと思う。もうダメだ、もう限界だ、と思った。
暗かったはずなのに、そいつの指はよく見えた。爪も剥がれてボロボロの指だった。
そしてゆっくり振り向いて、低い、低い声でこう言った。
俺「君との恋に落ちたいね」
霊「ステキ!抱いて!」
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千野アナが1月8日に起こした事故について、
何をどうしてそうなったのかはまだ詳細に報道されていないが、
日暮れ時の無灯火運転を推測する記事もあった(ソースがJ-CASTで申し訳ない)。
この事故に限らず、少なくとも都心では最近確かに無灯火運転が多い。
日中のトンネルの中などの場合は面倒がっているのかもしれないが、
夜も更けてからの無灯火はたぶん意識しての無灯火ではなく、不注意からの無灯火だ。
ご存知のように最近の車のメーターパネルは、
ヘッドライトのオンオフに関係なくライトアップされている。
またカーナビも、ライトオンとオフで変化はするものの、
基本的には煌煌と光を放っている。
最近の無灯火運転増加の理由は、たぶんそのせいだ。
自分の運転する車のライトが点灯しているかどうか直感的にわからない。
明るい都心の道路では、自分の車が無灯火でも
さほど運転に支障がないからよけいに、
ライトが点いているかどうかに対する関心が希薄になっているんだと思う。
なぜ車のメーターパネルがそんな風になったかというと、きっとその方が売れるからだ。
もともとはヤン車の電飾あたりが発端だろうけど、
視力の落ちた年寄りにも好評だったのかもしれない。
とにかく、車メーカーは売るために安全装備を一つ省いたのだ
(フォグランプアイコンの親戚みたいなあの点灯マークでは代わりにならない)。
でも、国としても車が売れないと困るから仕方がないね。
車メーカーを刺激したくもないしね。
それとは逆にHIDとかにしてクソ眩しくしてる奴は死ね。
奴らのせいで消失現象を何度体感したことか。
ハイビームが非難されるのにハイビーム並みに眩しいロービームが許されるはずがないっつの。
安全とか言ってんじゃないよまったく。
そうでなきゃ見えないトリ目なら免許返上しろタコ。
「このおばあさんを見捨てたらぼくの夢は叶わなくなる」と思って、住所を聞き、日程を調整して出かけました。屋根に上がるための二連はしごを買い、電車や軽トラックでは運べないので運送屋さんに頼みました。当日は、おばあさんから連絡を受けたメーカーの社員も2人来ましたが、テスターしか持ってきておらず、ぼくが送ったはしごで上がっていました。
メンテナンスがお金がかかるからいやだと考えるのではなく、積極的にメンテナンスすることによって太陽光発電システムをなるべく長く使い、そして経済性も出せるという風潮ができてきてくれればいいなと思っています。
「現状太陽光発電は決してメンテナンスフリーではないと思います。将来的にメンテナンスフリーになってほしいと思いますけれど、そのためには、今はメンテナンスフリーではないということが、将来のメンテナンスフリーにつながるものだと思っています」
この動画に限って言えば、火災の原因が太陽光パネルかどうかはよくわからないようです(ってコメントが下の方についてました)。晴天の中、じゃんじゃん水かけてます。
消防士さん向けの太陽光パネル対策教科書(英語 PDF 全68ページ)。こんだけしっかりした教科書が作られてるのに、感電するから消せないって、ちょっと失礼な感じ。
序文には、メーカや業者と消防が協力して安全性を高める努力をしてる、みたいな話が書いてありました。その辺までしか読んでないので後はわかりませんが(だいぶ失礼な感じ)、消火不可能で燃えっぱなし、とは書いてなさそうです。1ページで終わっちゃうし。
http://anond.hatelabo.jp/20121208223959
ありがとうございまーすー。釣られた!
資料ざっと見ました。リスクがある、という点についてはおっしゃるとおりだと思うんですが、消火できなくて燃えっぱなしって話は見つかりませんでした、、。やっぱり放水で感電しないのでは?
日本では、太陽電池が原因の火災はほとんどない。ただし、他の原因で昼間に火災が起こったときに、太陽電池パネルを破壊することによって消防士が感電する可能性もあり、周知を含めて何らかの対策が必要である。
強調は引用者によります。「他の原因で昼間に火災が起こったときに」「太陽電池パネルを破壊することによって」
残火処理活動中に太陽光発電システムに起因する感電事案が発生した。また、がれきとなった太陽電池パネルが通電している事例があり、火災鎮火後の再燃危険も懸念されている。
残火処理活動中ということなので、この時は消せていますよね。火災の原因が太陽光パネルではないために、運良く感電せずに消せたのでしょうか。
消防法との関連について議論をする必要性はないか。海外では太陽電池が設置された建物 が日中に火災になった場合、消火活動者の安全面の問題から消火活動を行わない場合があるとの話を聞いたことがある。
海外では太陽電池による火災が発生した事例がある。日本でもモジュールの裏が焦げるなどの事例は発生している。リスクとしてある程度は想定する必要がある。
火災の原因として増えていくことが予想されており、予防のための議論も始まっている、というのはよくわかりました。
でも、消せない火事がバンバンっていうのは言い過ぎでは?講演で、消防士さんが感電するから消せない、と説明されていたのでしょうか。
原子力発電に安全神話があるように、太陽光発電にも安全神話がある。安全安心でメンテナンスフリーという神話である。
普通の一軒家に設置するような光発電システムは、10年も使っていると5軒に1軒ぐらいはパワーコンディショナが修理か交換になってしまう。7軒に1軒ぐらいは、ソーラーパネルも1枚以上交換している。果たして、投資の一環としてはじめた屋根借りるタイプのにわか太陽光発電業者や、元が取れると家主に設備を買わせようとする施工業者は、利益率の計算にその費用をちゃんと入れているのだろうか…?
ソーラーパネルの製造元は、10年保証や25年保証と言った長期保証をつけるから大丈夫だ、と思うかもしれない。ところが、システムが完全にダメになる前に、出力が落ちている、というのに気づくのは困難なのだ。
太陽光発電は設置したら終わり、と思われている。だから、ほとんどの場合、点検は太陽光発電システムのオーナーが自腹で点検をよばないとしてもらえないのだ。しかも、点検項目はパネルがしっかりと設置されていてゆるみがないか、配線はしっかりしているか、などであり、パワーコンディショナやパネルの性能チェックや故障チェックをする項目がないのだ。これでは、長期保証がついていても交換してくれとメーカーに言うことすらできない。だって、気づいていないのだから。
一つ一つのソーラーセルは、半導体製造装置からそのまま出てくる代物で、確かにそれだけならかなりメンテナンスフリーである。ただ、ひとつ0.6Vぐらいしか電圧がないので、かなりの数を直列に接続してモジュールにしたてないといけない。ここに、壊れる要因が潜んでいる。それぞれのセルを表・裏・表・裏とつないでいく配線にたいへんな電流が流れるので、長年使っていると弱いところから発熱に負けてハンダづけしたところが外れたりして断線が起こってしまうのだ。一箇所切れると、切れなかった配線に電流が集中し、発熱し、また一番弱いところが切れていく。それが全部切れると、パネル1枚無効になってバイパスダイオードに他のパネルで発電した電流が通る。それを長年続けると、バイパスダイオードが切れて、パネルの残りに電流が流れていく…
パネル全体が急にダメになれば、普段から出力をこまめに知っていれば普段と違うのでわかる。一部ダメになっているのは、なんと屋根から1枚ずつはがして検査しないと、メーカーでもわからない…
ハンダが溶けて外れるぐらいの熱を出している、壊れたソーラーパネルが屋根にのっていたり、屋根に組み込んであったりしても、安全なのだろうか?
まあ当然、まったくもって安全ではない。家ごと燃えることもある。国内事例だと消費者庁のサイトに一件だけ公表されているのがあるそうな。欧米では結構ばんばん燃えているらしい。日中燃えると、水をかけることができないので燃えっぱなしになるそうだ。消防士感電しちゃうからね。
家が燃えている時、水をかけたいから発電を止めたい、と思っても太陽光発電はとまらない。光が当たると絶対に電気が出てしまうのだ。原子力発電とは違った意味で、太陽光発電も人間の都合では止まらない。ほったらかした太陽光発電は、安全でも安心でもないのだ。
点検をしよう。モジュールの劣化に気づくような点検をしようよ。
発熱からの火災が怖いんで、調子悪いところはもともと発熱しているわけだし、温度を調べればいい。かといって屋根全体を温度計くっつけてまわるわけにもいかないから、ここは赤外線カメラ、サーモグラフィの出番だ。まあ、安いのでも20万円以上、高いのはコンパクトカーの新車ぐらいと、ちょっとしゃれにならない金額なんですけどね…
こまめに温度を測って点検することで、異常に早く気づいて対処することができるようになる。パネルの一部に影が落ちたり、汚れがあったりするだけでパネルの温度は均等ではなくなって部分発熱したりするようだから、素人が撮影して「うわー発熱してるー火事だー故障だー」っていうのはまずいらしいけど、点検できる人材を一定量確保して、定期点検するように、公共としてはしないと火事がヤバイと思うよ。
ブコメで指摘する人が出たので。そう、元ネタは産総研の加藤和彦先生の講演。
みんな、俺の文章なんて読んでいないで加藤先生の本「太陽光発電システムの不具合事例ファイル」を買うんだ。
http://www.enecho.meti.go.jp/saiene/renewable/solar/index.html
感電の証拠ね。言うと思ったんだ。ぐぐるぐらいしかできないし間接なんだけど。
http://www.enecho.meti.go.jp/energy/jutaku/hyoujun/hyoujun1/yousi22-1.pdf
http://www.zaimu.metro.tokyo.jp/syukei1/zaisei/23jigyouhyouka1/02_jiritu/23jiritu104.pdf
http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/houdou/h24/2403/240327_1houdou/01_houdoushiryou.pdf
まあ、本当の根拠をとうとうと回答できるのは加藤先生な。最近、講演でひっぱりだこだそうよ。
あっ
繫留流産といって、成長が止まったまま妊娠組織が体内に留まっている状態。
いま、待合室で手術を待っている。全身麻酔だって、ちょっとこわい。
なんだろう、もちろん望んで妊娠したし、どういう気持ちかと言われればもちろん悲しい。
とても悲しい。
けどなんか、わあっと泣き出す感じでもない。経験したことのないできごとで、気持ちの収まりがつかない。
初診から約1カ月、ずっと心拍が確認できなくて、断続的な出血があり切迫流産との診断。
先々週くらいからおそらく無理だろうと思ってたし先生にもそう言われていた。
初診後に出血があったとき、すぐに病院に来なかった。そんなものなのかなと思って。
でももしかしたらその段階から投薬治療を受けていれば違ったのかも。
もう、それ以降にどれだけ安静にしてても、意味なかったのかも。
でも、初期流産は15%くらいの可能性で起こり、
手術してその原因を突き止めようとすると数十万かかるというので
結局は分からないのだが、6-7割は”本体”、つまり胎児側の問題らしい。
10代の頃、家でごたごたあって、精神的に危機的な状況に陥った。
いまは家族とも和解したけど、あの暗い冷たい孤独な状態よりもしんどいのは
もう近しい人が亡くなることくらいだろうと思ってた。
今回のできごとが、あの頃よりもつらい、とは思わない。
でも軽いわけじゃない。
あ、いってくる。
手術終わった。いま、全然なんともない。なんともなくてマックで続き書いてる。
麻酔がかかっている間、幻覚を見ていてこわかった。そうなる人が多い種類の麻酔らしい。
なんかね、自分の体が足先からほどけて、すごい数の白色のLEDのパネルみたいな切片になって
それが一方向にウロコができるみたいに光速でどんどん重なって進む。ジェットコースターみたいに。
自分という存在ってなんだっけ、いまこの瞬間はどれが自分なんだっけ、
いますごい速さでうねって進んでる意識の集合体が自分なのかな、とか思ってた。
これは覚醒する直前だったのかな、こわい、とか、せんせい、とか、うわごとを言っていた気もする。
酩酊状態で四角い白いのと丸い月みたいのを裸眼で認めたのが15:15。
ぐわんぐわんとなりながら、処置室に入ってきた看護師さんに時間を訊ねたので。
そのあと、さっきのは幻覚だったんだ、と思った。自分はちりぢりになってもう元には戻らないと思ってた。
いちばんに現在時刻を知りたかったので、自分は現実につなぎとめられていると知りたいのだと感じた。
四角い白いのは明かり取りの天窓で、曇ってた。月は室内灯だった、消えてたけど。
”本体”はエコーで分かっていたとおり、推定7週くらいの大きさで成長を止めていて
このまま待っても仕方がなかった、ということだった。
この1カ月間って、いったいなんだったんだろう。
初診から今日の処置まで全部で10万円弱を費やして、三度のメシより好きなお酒をやめて、
仕事をなんとか調整して安静にし、遊びの予定もキャンセルした。
快楽主義の自分がそうやって、生存がわからない血のかたまりを抱えて、じーっとしていた期間が
なんだったのかなって、かきわけて、なにか手応えをつかみたい。ような気持ちがする。
流産したらそれは「お空に忘れ物をしちゃっただけ」「またすぐ戻ってくる」などと言われている。
「妊娠できるよ」と教えにきてくれたんだ、とか。
最初に読んだとき、そういう考え方もあるんだと、少し救われた気にもなった。
子、でもない。先生が言っていたように。そう強く感じるのは、自分が臆病だからなのか。
比較していけば、それよりも妊娠後期で残念な結果に終わるほうがつらいだろうし、
そのあとは、つまり子どもを亡くすことで、わたしの想像にとても及ばない。
それから、不妊治療の末にというわけでもないので、その結果の流産ともまた違うだろう。
書いていけば延長線上になってしまうけど、これらのケースと今回は比較にならない。
だからといって、まだまし、と思いたいわけじゃない。
発生学上、初期のfatal errorはどうしようもない。
自分のせいである可能性は拭えないけど、擬人化してごめんねと思うことにもあまり意味がない気がする。
冷たいのかな。
結婚しておよそ半年。年齢も若くないし、互いの両親も孫を待っている。
自分自身の仕事も、ぎりぎり、こうした状況でも対応できる体制を整えられるようになった。
高齢出産は当たり前になってるけど、30代の妊婦はやっぱり警戒するよ、と
初診時に先生に言われて自分の来た道を振り返ったりもしたけれども
過去を変えられるわけじゃないし、やり直したって20代は仕事に費やすのだろう。
親を待たせていることについて、しかし夫は
「子どもをもつのは『誰のために』っていうわけじゃないでしょ」と言った。
ほんと、そう。
強いて言えば、夫に父親の顔をもってみてほしいという気持ちはあるけれど
親はもとより自分たちのために子どもをもうけたいわけでもない。
主に仕事との両立について大きな不安はあるけど、それはおいといて
やっぱり、夫とわたしの子どもに会ってみたい。
ああ、会ってみたかった。ということなのかな。
今回はただ、実現しなかった。いつの時点で実現可能性が消えたのかわからないけど
じーっと抱えていたものを排出していま「実現しなかった」という結果がある。
なんにでも結果はやってくる。
さっき、手応えをつかみたいと書いたけど
希望が叶わなかった、という結果を手にした以上でも以下でもない、たぶん。
ひとことで言えばやっぱり悲しいわけで、これから家に帰ったらわあっと泣くのかもしれない。
この先も、そんなことあったっけ?と忘れることはないだろう。
それはそれで、それとして、
繰り返すのはこわいけど、次は会って一緒に生きられるといい。な。