はてなキーワード: 加藤和彦とは
原子力発電に安全神話があるように、太陽光発電にも安全神話がある。安全安心でメンテナンスフリーという神話である。
普通の一軒家に設置するような光発電システムは、10年も使っていると5軒に1軒ぐらいはパワーコンディショナが修理か交換になってしまう。7軒に1軒ぐらいは、ソーラーパネルも1枚以上交換している。果たして、投資の一環としてはじめた屋根借りるタイプのにわか太陽光発電業者や、元が取れると家主に設備を買わせようとする施工業者は、利益率の計算にその費用をちゃんと入れているのだろうか…?
ソーラーパネルの製造元は、10年保証や25年保証と言った長期保証をつけるから大丈夫だ、と思うかもしれない。ところが、システムが完全にダメになる前に、出力が落ちている、というのに気づくのは困難なのだ。
太陽光発電は設置したら終わり、と思われている。だから、ほとんどの場合、点検は太陽光発電システムのオーナーが自腹で点検をよばないとしてもらえないのだ。しかも、点検項目はパネルがしっかりと設置されていてゆるみがないか、配線はしっかりしているか、などであり、パワーコンディショナやパネルの性能チェックや故障チェックをする項目がないのだ。これでは、長期保証がついていても交換してくれとメーカーに言うことすらできない。だって、気づいていないのだから。
一つ一つのソーラーセルは、半導体製造装置からそのまま出てくる代物で、確かにそれだけならかなりメンテナンスフリーである。ただ、ひとつ0.6Vぐらいしか電圧がないので、かなりの数を直列に接続してモジュールにしたてないといけない。ここに、壊れる要因が潜んでいる。それぞれのセルを表・裏・表・裏とつないでいく配線にたいへんな電流が流れるので、長年使っていると弱いところから発熱に負けてハンダづけしたところが外れたりして断線が起こってしまうのだ。一箇所切れると、切れなかった配線に電流が集中し、発熱し、また一番弱いところが切れていく。それが全部切れると、パネル1枚無効になってバイパスダイオードに他のパネルで発電した電流が通る。それを長年続けると、バイパスダイオードが切れて、パネルの残りに電流が流れていく…
パネル全体が急にダメになれば、普段から出力をこまめに知っていれば普段と違うのでわかる。一部ダメになっているのは、なんと屋根から1枚ずつはがして検査しないと、メーカーでもわからない…
ハンダが溶けて外れるぐらいの熱を出している、壊れたソーラーパネルが屋根にのっていたり、屋根に組み込んであったりしても、安全なのだろうか?
まあ当然、まったくもって安全ではない。家ごと燃えることもある。国内事例だと消費者庁のサイトに一件だけ公表されているのがあるそうな。欧米では結構ばんばん燃えているらしい。日中燃えると、水をかけることができないので燃えっぱなしになるそうだ。消防士感電しちゃうからね。
家が燃えている時、水をかけたいから発電を止めたい、と思っても太陽光発電はとまらない。光が当たると絶対に電気が出てしまうのだ。原子力発電とは違った意味で、太陽光発電も人間の都合では止まらない。ほったらかした太陽光発電は、安全でも安心でもないのだ。
点検をしよう。モジュールの劣化に気づくような点検をしようよ。
発熱からの火災が怖いんで、調子悪いところはもともと発熱しているわけだし、温度を調べればいい。かといって屋根全体を温度計くっつけてまわるわけにもいかないから、ここは赤外線カメラ、サーモグラフィの出番だ。まあ、安いのでも20万円以上、高いのはコンパクトカーの新車ぐらいと、ちょっとしゃれにならない金額なんですけどね…
こまめに温度を測って点検することで、異常に早く気づいて対処することができるようになる。パネルの一部に影が落ちたり、汚れがあったりするだけでパネルの温度は均等ではなくなって部分発熱したりするようだから、素人が撮影して「うわー発熱してるー火事だー故障だー」っていうのはまずいらしいけど、点検できる人材を一定量確保して、定期点検するように、公共としてはしないと火事がヤバイと思うよ。
ブコメで指摘する人が出たので。そう、元ネタは産総研の加藤和彦先生の講演。
みんな、俺の文章なんて読んでいないで加藤先生の本「太陽光発電システムの不具合事例ファイル」を買うんだ。
http://www.enecho.meti.go.jp/saiene/renewable/solar/index.html
感電の証拠ね。言うと思ったんだ。ぐぐるぐらいしかできないし間接なんだけど。
http://www.enecho.meti.go.jp/energy/jutaku/hyoujun/hyoujun1/yousi22-1.pdf
http://www.zaimu.metro.tokyo.jp/syukei1/zaisei/23jigyouhyouka1/02_jiritu/23jiritu104.pdf
http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/houdou/h24/2403/240327_1houdou/01_houdoushiryou.pdf
まあ、本当の根拠をとうとうと回答できるのは加藤先生な。最近、講演でひっぱりだこだそうよ。
あっ
第1章 新しいプログラミング・パラダイムをめぐって (井田哲雄) 1.1 はじめに 1.2 プログラミング・パラダイムの形成 1.3 プログラミング・パラダイムの展開 1.4 パラダイムと作法と構造化プログラミング 1.5 構造化プログラミングを超えて 1.6 関数型プログラミング,論理型プログラミング,対象指向プログラミング 1.7 新しいプログラミング・パラダイム 1.8 まとめ 第2章 ラムダ計算と高階プログラミング (横内寛文) 2.1 はじめに 2.2 ラムダ計算 2.3 最左戦略 2.4 コンビネータによる計算 2.5 まとめ 第3章 マルセイユProlog,Prolog Ⅱ,Prolog Ⅲ 3.1 はじめに 3.2 準備 3.2.1 述語 3.2.2 項 3.2.3 項の単一化 3.2.4 節およびHorn節 3.2.5 論理式の意味 3.2.6 論理的帰結と導出 3.3 マルセイユProlog 3.3.1 Prologの記法 3.3.2 Prologの計算規則 3.3.3 Prologプログラムの例 3.3.4 カット・オペレータ 3.3.5 DEC-10 Prologとの相違 3.4 Prolog Ⅱ 3.4.1 difオペレータ 3.4.2 freeze 3.4.3 ループ構造 3.4.4 Prolog Ⅱのインプリメンテーション 3.5 Prolog Ⅲ 3.5.1 制約の枠組 3.5.2 Prolog Ⅲのプログラム例 3.5.3 束縛の領域と制約系 3.5.4 Prolog Ⅲのインプリメンテーション 3.6 まとめ 第4章 制約論理型プログラム (相場 亮) 4.1 はじめに 4.2 制約プログラミング 4.3 制約の分類 4.4 プログラムの実行 4.5 制約の評価 4.6 まとめ 第5章 オブジェクト指向 (柴山悦哉) 5.1 はじめに 5.2 モジュラリティと抽象化 5.2.1 抽象化 5.2.2 手続き抽象 5.2.3 データ抽象 5.2.4 オブジェクトによる抽象化 5.2.5 並列オブジェクトによる抽象化 5.3 共有 5.3.1 多相型 5.3.2 継承 5.3.3 多重継承 5.3.4 Self 5.3.5 動的束縛の意義 5.4 対話性 5.4.1 クラスの再定義 5.4.2 表示機能の一体化 5.5 オブジェクト指向の弱点 5.6 まとめ 第6章 型推論とML (横田一正) 6.1 はじめに 6.2 LCFの超言語からMLへ 6.3 プログラミング言語と型 6.4 MLの表現と型宣言 6.5 MLの型推論 6.6 LCFへの応用 6.7 まとめ 第7章 Miranda (加藤和彦) 7.1 はじめに 7.2 Mirandaの概観 7.2.1 等式による定義 7.2.2 基本データ型と基本演算子 7.2.3 ガード付き等式とスコープ・ルール 7.2.4 高階関数とカリー化 7.2.5 パターン・マッチング 7.2.6 ノンストリクト性と遅延評価 7.2.7 ドット式とZF式 7.3 型 7.3.1 強い型付けと静的な型付け 7.3.2 多相型 7.3.3 型類義 7.3.4 代数データ型 7.3.5 抽象データ型 7.4 処理系 7.5 まとめ 7.6 文献の紹介 第8章 項書換えシステムと完備化手続き (大須賀昭彦) 8.1 はじめに 8.2 項書換えシステム 8.3 TRSの停止性 8.3.1 意味順序 8.3.2 構文順序 8.4 TRSの合流性 8.4.1 完備なTRS 8.4.2 危険対 8.4.3 危険対を用いたTRSの合流性判定 8.5 Knuth-Bendixの完備化手続き 8.6 KBの応用 8.6.1 帰納的な定理証明への応用 8.6.2 等号論理の定理証明への応用 8.7 まとめ 第9章 等式プログラミングから融合型プログラミングへ (富樫 敦) 9.1 はじめに 9.2 等式プログラミング 9.2.1 等式プログラム 9.2.2 代表的な等式プログラム 9.2.3 プログラミング技法 9.2.4 正則プログラムと正規化戦略 9.3 条件付き等式プログラム 9.3.1 条件付き書換え規則 9.3.2 条件の種類 9.3.3 利点と問題点 9.4 融合型プログラミング 9.4.1 AMLOGシステム 9.4.2 向付き等式 9.4.3 実行戦略の変更 9.4.4 代入操作 9.4.5 合流するプログラムへの変換 9.5 まとめ