2013-08-29

多分、本物はすごく、きっと、思った以上に辛辣

デリヘルにいった。

はじめてだった。

錦糸町なんていう街に降り立った。

これから、遊ぶんだと思うと、知らない街も昔から知っている街に見えた。

それはひどく切ない情景で。

胸の大きな目のくりっとした女の子を頼んだ。

待ち合わせ場所にきた彼女は、少しパネルマジックが入っていた。

でも、手をぎゅっと握って優しく話しかけてくれるからそれだけでよかった。

ホテルについた彼女は慣れた様子でお風呂に案内した。

正直、洗ってくれるだけでイキそうだった。

一緒にイソジンでうがいをしながら、風呂場の小さな窓から漏れる夏の音に耳をすました。

とても切ない音がした。

けだるげな平日の昼間にこんなことをしている僕らは何なんだろうと思った。

彼女は最高に気持ちよかった。

剃った下の毛の後が切なかった

平日昼間だけのシフトという彼女が少し名残惜しかった。

ほかの日は違うアルバイトなのだとか。

違う日に、女子大生を売り物にしてるデリヘルを呼んだ。

あそこをせめると痛い痛いといった。

なんだか、ひどく疲れているみたいだった。

僕は一晩中、攻めてもらっていた。

確かに来たのは女子大生だったし、気持ちよかったけど、あの犯罪めいたけだるさは、そこにはもうなかった。

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