はてなキーワード: 忸怩とは
家から一歩も出ないストイックな缶詰生活ではなく、緊急事態宣言後もスーパーやコンビニの買い物はしいてるんだけど、4月からついぞ外食もしていないし、リアル空間で人との会話なんて3日に一回、店員にpaypayが使えるかどうかを尋ねるくらい。
朝のランニングも「呼気が怖い」とかいろいろ言われるのが面倒くさいので、部屋の中の筋トレだけにしてしまった。
独身で仕事部屋も分けられる在宅勤務、大して困ることもない日々の中でも、平坦すぎる日々には飽きてきて、仕事中は別モニタで銀座や秋葉原のライブカメラを流してる。
外出自粛の東京でも、ライブカメラ越しの渋谷スクランブル交差点では結構人が歩いているし、夕方に買い物に出れば、商店街のたこ焼き屋では仕事帰りっぽいOLが談笑しながらたこ焼きをつついている。
出勤せざるを得ない人からしたら、毎日電車に乗ってるのに外食が危険だなんてリアリティがないだろうし、ワンルームで料理なんてしたことないって人もいるだろう。
引き篭って生活が成り立つ立場の自分はまだ恵まれてる方だと思う。
夜、オンライン勤務のチャット越しに後輩の相談を受け「なんで長々と相談に載ってるのか。人の面倒を見て過度に思い入れを持ってしまうとロクなことがないし、在宅で会社の人間関係の悩みから距離を取れるので、スーっと撤退していくつもりだったのに、何をやっているんだ」と思いながら、仕事を片付けた24時、夜の街にむかって自転車を滑らせた。
暖かくなってきた最近だけど、夜中に自転車に乗っていると、まだ少し肌寒い。
みんながもう寝る準備を始める時間、誰とも話さず、コンビニにも入らず、自転車からも降りない。
これくらいの外出は許してよ。
日本橋に通りかかると、建設を一休みせざるを得なくなった大型施設。
今、この状況で見ると意地悪なジョークみたいだ。
どんな未来を建設するつもりだったのか、1ヶ月後はどうなっているのかな。
止まっている建築現場だけではなく、動いているのもあって、歩く人もいない夜中の現場を警備員が警戒している。
信号待ちの間、5mほど先で咳をする警備員にすこしドキッとする。
でもこれで感染するなら、もう夏まで感染を防ぎ切る自信はない。
金曜の夜なのに車もまばらで、信号待ちの自転車や人も2〜3人しかいない。
気分は済んだので内堀をぐるっと回って引き返す。
紛らわしいネーミングで2年前に開業した東京ミッドタウン日比谷も、こんなことがなければもっと華やかな春を迎えていたんだろう。
月にむかってゴジラが吠えている。
東京は海から来た巨大怪獣じゃなくて、海外からやってきた目に見えない小さなウィルスに静かにメチャクチャにされているよ。
こんな地味な破壊活動に先を越されるなんて、ゴジラにとっても忸怩たる思いに違いない。
部屋に帰って、またライブカメラを見る。
数時間前はこの画面に映り込んでいたに違いない。
チャットユーザーに外出を説教されてると思ったけど、エロコメントに興じるユーザーばかりだった。
もうすぐ梅雨の季節がきて、そのあとは夏。
すると決めたら、もう思いを残さない。
使おう。
彼女とは、13年以上の付き合いで、私が夢を見つけて
横で見守っててくれた。
地獄のような会社の日々で精神が病みそうな時、泣きながら電話した
私をいつも励ましてくれた。
恩はある。
好きなところもある。
考え方も違う。
一緒にいて楽だけど、成長はもうない。
私ずっと見返したい人たちがいた。
でも、もう会えないから、昔を知ってる友達に、私が成長するところを
見届けてもらいたかった。
もう過去だもん。
見返したいとおもった人たちがただの人だって今ならわかる。
あの頃は神みたいに思ってたのに。
それに、私を少なくとも好きでいてくれると思ってたんだけど、
そうでもないんだなぁ、と気づいてしまった。
でも、もう1人でもだいじょうぶだから。
自分の力で立てるようになったし、ブラック仕事も毒親も一掃して
今は幸せになった。
だから、私はもう過去をおいて次のステージに行くときがきたんじゃないかと。
いろいろ言いたいこと、思うことたくさんあるし、かかった
私に不満があっただろうし、我慢してたんだろうし、いずれにせよ
もう限界近かったのかもしれない。
だから、言わないでおく。
今までありがとう。
我慢させてごめん。
一旦話が一区切りついて、PDCAが上手く回っているような気がしたのでちょっと得られた知見を書いてみたくなった。
以前これを書いたものです。
https://anond.hatelabo.jp/20191225083638
・折角お話を完結させられたので、前回の反省を生かして、今度はもうちょっと広い層に読んでもらえる話を書いてみたいと思った
・「覗いているつもりが実は覗かされていた」的な、ちょっとしたトリックがある立場逆転ものを書いてみたかった
・負けヒロインというものがない、いわゆるハーレムものをなるべく自然な展開で書けないかやってみたかった
・やはり有用なスタンダードということで、男性主人公一人称視点にしてみた
・キャラクター配置もスタンダードな兄妹・高校生活ものにしてみた
・前回は舞台装置で戦うお話だったので、今回は舞台装置をスタンダードに寄せた感じ
・その代わり展開は兄妹の読み合いが絡むものにしてみた。兄大好きな妹が兄の行動を巧みに操る、というのが基本コンセプト
・エピソードごとにとっかかりになる部分をつけてみた。また、話の構造上なかなかエロい展開に出来ないので、短いスパンでヒロイン視点が混じるようにしてみた
・19話10万字書いて一応お話の当初予定部分は書ききれた。第一部完って感じ
・大変ありがたいことに開始2週間でブクマ1000件越え、日間ランキングは最大6位くらいまでいった。結構読んでもらえたと思う
・前回この時点でブクマ139件だったので大体8倍弱の成果は出ていると言って良さそう
・ただし当然上には上がたーーくさんいる
一度ランキングに入るとしばらく落ちない。ランキングからの流入がめちゃ大きいことが分かると共に、実験的な話がなかなか浮かび上がれない原因にもなってるなーと思った
・目標は達成できたのであとは好きなように書く
・実際に書いてみて、「男性一人称視点」というスタンダードが何故スタンダードになっているかよく分かった。めちゃ書きやすいし話が作りやすいし感情移入しやすい
・スタンダードにはスタンダードになるだけの理由がある。これは書いてみないと分からなかったと思う
・エロ展開がなかなかなくても案外読んでもらえる(ただし個人的には、エロ展開をなかなか書けないことに忸怩たる思いがあった)
・エロ展開をちゃんとエロく書くの難しい(当然好みの違いもある)
・妹ものだと思ったらハーレム展開だった、ということでがっかりされていた方がいて申し訳なかった。けど書きたいものを書かないと意味がないのでそこは譲れない。ただ残念、という感じ
・自分で人気ジャンルの作品を書いてみると、他の人が書いた作品なにもかもよく見える。「すげえ…」「こんな展開思いつかない…」「こんなの俺には書けない…」ってなる機会が非常に多い
・けどそんなもん気にしてても書けないものは書けないんだから仕方がないし、俺が書けるものが唯一の正解なんだと思って途中から割り切った
・モブ男子ポジションが何故必要なのか分かった。主人公の視点欠けを演出する時、作中に視点を補完する男性キャラがいないとお話がいびつになる
・タグとあらすじ物凄く重要。最初タグ適当だったけど、ちゃんとタグを埋めてあらすじもちゃんと書いたらブクマが凄い勢いで増えた
・書いてる途中でまた色々思いついたのでまた違うのも書きたい。1日が48時間欲しい
こういうのを書くのは蛇足なのであまりよろしくないかもしれないけれど、「なんでこれが入ってないんだ!」という異論が出てきそうなので、ベスト10選出にあたって考慮した作品とベスト10から除外した理由を挙げて供養しておく。
足の作画にこだわった実にフェチい映像化であり、映像化不可能と言われていた歯磨きプレイを完璧に原作再現してみせたのはただただスタンディングオベーションするしかない感じだったのだが、自分の中で『化物語』(2009年)のファーストインパクトを超えるものではなかったので除外。シャフト時空と「君の知らない物語」の衝撃は10年経った今でも色褪せていないんだ……
2012年に1期が放映され、2019年に完結編となる5期が放映された、まさにテン年代を駆け抜けたアニメシリーズの第1作。「急に歌うよ~♪」に代表される外連味あふれる演出はほんと好きだし悠木碧も水樹奈々も良い仕事してるなって思うしひびみくは尊いし「Synchrogazer」ほんと名曲で大好きなのだけれど、他の作品が良すぎてベスト10入りは厳しかったみたいな感じ。
アニメとしてのクオリティは確かに良いし、熱血シーンも多かったし(「改変完了…!」が好きすぎて何度も聞いてしまう)、穏乃が最高に可愛かったのでそこだけ切り取ればベスト10でもよかったのかもしれないけれど、原作改変してレジェンドを無能キャラにしてるのは許されざる感じ。原作だとレジェンドは色々裏で手を打ってたわけだけどアニメ版では控室で解説聞いて「知らなかった」みたいに驚いてるシーン付け足されちゃったところが何箇所かあって、まあアニメだけ見てるとレジェンドが無能に見えてしまうよな……なんもかんも原作改変が悪い。あと千里山の関西弁もうちょいどうにかならんかったんか……
え? 実写化? やだなあ『咲-Saki-』は実写化なんてしてないですよ何言ってるんですか冗談が下手だなあHAHAHAHAHA。
なんとも評価に困る作品である(氷菓だけに)。確かにアニメとしてのクオリティは高かったし、原作を尊重もしていたと思う。でもやっぱりあちらこちらで「ええ~……」という感じになる改変箇所があった。キャラデザの段階で原作ファンをざわざわさせていたのだが、それはまあ解釈の問題なので別にいいとして、「わたし、気になります」の謎エフェクトはいったい何なの? 『クドリャフカの順番』回で奉太郎が真相を解き明かす場に里志がいたのは個人的には微妙。その場にすら居合わせられなかった辺りが福部里志なんじゃない? ただまあその辺は宥恕できる範囲だとして、ファーストシーズンのEDは本当に許せない。なんなのあれ? 〈古典部〉シリーズにああいうEDとか人を馬鹿にしてるのかと思う。セカンドシーズンのEDはまあ良かったけど反省したのかね。OPは完成度高かったのになあ……。そして数年後に『氷菓』が実写化したときに「京アニのイメージが台無し」とか「またアニメの実写化かよ」とか言い出す連中(末代まで祟ってやる)が出てきたのでやっぱりアニメ化しなかった方がよかったんじゃない? と思ってしまった。いや、アニメ化きっかけによねぽ作品全部揃えたとかいう友達もいるから安易に否定するのはよくないのだが、高校の図書室の片隅で読んでいた僕たちの〈古典部〉シリーズを横取りされた感はなんか強い。この辺のモヤモヤがあって手放しには褒められないので除外(ところで実写どんな感じでした? よねぽ作品初の映画化なのにまだ見てないというのは忸怩たる思いがあるのだけど、ちょっと見るのが怖い)。
最後に。細かい話になっちゃうけど、時代背景は原作発行当時にしてほしかった。作中でみんながスマホ使ってるのにチャットとかサイトとかあのへんの描写がすごいスマホ以前の時代の匂いを漂わせていて、なんというか違和感があったんだよね。だったら時代を2001年とかそのへんにしてキャラには一昔前のガラケー持たせればよかったんじゃない? と思う。スマホ以前の時代に中高生活を送った者として、同時代に読んでいた小説の空気感はそのままに一部の小道具だけ現代になってるのはやっぱりなんか変な感じがするんだよな。時代考証がちぐはぐというか。この点、出来はともかくちゃんと舞台を1990年代のままにしていた『この世の果てで恋を歌う少女YU-NO』(2019年)は賢明な判断だった。
文明崩壊後世界を原作通りに丁寧に、しかも我々の予想を超える形でアニメ化してくれてチョベリグだったのだが、競争相手が多すぎてベスト10に入れなかった格好。いやーほんとね、原作で描写された未来の異形の生物たちをあそこまで丁寧にアニメ化してくださったのは素晴らしいですよ。そして浪川大輔さんの演技が最高だった。『新世界より』で一番輝いてた声優は誰って言われたら浪川さんを挙げる。ほんとすき。
ただアニメオリジナルの大歓喜帝の即位シーンはどうかと思った。「大歓喜帝となられる!」っていう台詞があったけどあれは諡号なんだから生前そう呼ばれることはありえないと思う。もちろんそれは伝統的な王号の話であって未来に適用できないのでは、という議論もありうるけれど、慈光帝にしても大歓喜帝にしても生前のおこないを皮肉る形でつけられてるんだからやっぱり諡号なんじゃないかなぁ。まぁこれは些細な点で、これ以外はケチのつけようもなかった。良アニメ化の見本みたいな感じ。
単体で見れば良い出来なのかもしれないけど割と大胆に原作の時系列を改変していて微妙な気分になるので除外。龍之介とリタの関係とかさぁ……。
アニメを使ったCMの最高峰だと個人的に思うので最後までベスト10に入れるかどうか迷った。
映像としてのクオリティ、百合作品としての密度、キャラのかわいさ、どれを取っても高品質で良い作品なのだが、原作と描写違いすぎませんかね……? という理由で除外。だって原作で完璧超人なキャラがアニメ版で脳筋おバカキャラになってるのはちょっと擁護不能じゃないです? ゆうかのかえでへの思いが全然違うものになっちゃうじゃん……
良い作品なんだけどちょくちょく原作の描写変えてるんだよね。最大の問題はなぜ標準語にしたのかという点。原作では方言で喋っててかわいいし漫画版もそれを再現してるのに! あと『2』であすか先輩の実家がなんで豪邸になってたのかがわからん。あんな豪邸じゃああすか先輩が育ててくれた母親に恩を感じる理由が微塵もなくない? どう考えてもアニメ版であすか先輩がこれまで生きてこられた理由は実家パワーであって暴力をふるう親に感謝しなければいけない理由が見えてこないよあれじゃ。あすか先輩もひとりの高校生であり、特別な人間なんかじゃない、という意味が原作のつつましやかなお宅には込められていたと思うんだけど、そこ変えちゃうかー、という残念さはあるよね。夏紀先輩が大天使だっただけにこれをベスト10に入れないのは割と断腸の思いではあるが(でも夏紀先輩の描写も原作と違う……ぐぬぬ)。
ガルパンはいいぞ。……とだけ言って終わらせるのはあまりにアレだけど、実際にそうとしか言いようのない感じはあり。とにかく戦車アクションのキレが良く、それを映画の尺で濃密にやってくれたもんで大満足の出来だった。ベスト10に入れるつもりでいたけど気づいたら11作品くらい挙がってたので泣く泣く削った感じ。
俺たちの新海が一気に一般人にも知られるアニメ監督にのし上がるなんて予想もできなかったが、流行るだけのことはある作品だった。新海誠が『天気の子』(2019年)とかぶるからバランスを気にして外した、以上の意味はなく、もちろんテン年代アニメ映画ベスト10に余裕で入る傑作である。これぞ新海誠という感じの映像美にこれぞ新海誠という感じのガバガバSF要素が加わりやっぱり新海誠じゃねーかとなる感じの恋愛模様を前面に出しつつも東宝とかいう拘束具を得た結果オタクだけでなく一般人からも支持される作品に仕上がったのは本当にアニメ史に残るサクセスストーリーではあるまいか。いやだって『言の葉の庭』の興収とは文字通り桁が違うというか……あのセカイ系がどうたらこうたらみたいな論を立てるめんどくさいオタクに大人気だった新海誠が国民的アニメ監督になる日が来るだなんて2010年の自分に言ったら失笑されるだろうと思う。
映像表現としては素晴らしいの一語に尽きるのだが、重要なところで謎の原作改変を複数していて微妙な気分になってしまうので除外。リンさん関係の省略で妊娠を疑うシーンが意味不明になってたのもそうだし(これはこないだ公開されたバージョンではちゃんとリンさんの出番あったらしいのでそっちに期待)、なんですずさんの慟哭シーンの台詞を改変したか未だに納得がいかない。そもそも原作では、「米軍の空襲という暴力には屈しない→自分たちも暴力で他人を従えていたのか→だから暴力に屈するのか」という一連の流れになっていたのに、映画では「米軍の空襲という暴力には屈しない→植民地の食べ物を食べて生きてきた→だから暴力に屈しなければならないのか」と改変されていて流れが途切れている感。もちろん真ん中の部分も自分たちが植民地支配という暴力を振るってきたんだと気づかせる意図ゆえの改変でだというのは理解するけれど(そしてそういう気づき方の方が一主婦であるすずさんの立場からは自然だという論にも一理ある)、やっぱり「暴力に屈するものかね」という台詞を踏まえると原作の台詞を維持すべきだったと思っちゃうんだよね。というか、原作そのままの台詞にも改変後の台詞にも一定の合理性がある以上、原作を変えるべきじゃないでしょう常識的に考えて……アニメ化は原作の婢ですよ……
すごーい! 君は下馬評の低さ、1話切りの嵐からソーシャルネットワークの勢いで覇権に上り詰めた2010年代を象徴するような流行り方のアニメなんだね! 最初はなんだこれって思ったけど、普通に面白くてびっくりしちゃった! 最終話を待ってた1週間はとーっても長かったんだ! ……ということでベスト10に入れても良かったのだが、多くの人を満足させて終わった放送終了後にとんでもない騒動が(コンテンツホルダー側の責任で)巻き起こったのを思うとベスト10に入れるのを躊躇われ、最終的に外してしまった。アニメ外の要因で評価するのは邪道だろうけれど許してほしい。
で、こういう話をするなら『けものフレンズ2』(2019年)についても語る必要があるだろうけれど、途中で切っちゃったんだよな。解釈違いというかちょっとそれはどうなのって思うところが多々あったので。ただその私がどうなのって思ったところも他の人の考察とかを読む限りでは最終的に「なるほどそういう問題意識に基づいていたのか~(私と立場は違うけどそういう立場に立脚するのは理解できる)」みたいな感じに落ち着いて終わったっぽいので、完走すりゃよかったかなとちょっと後悔している(某所の感想を読んで「つまり『けものフレンズ2』は『ソラリス』だった……?」というある種の納得を得た)。でも是非以前にクオリティの問題で見ててあんまり面白くなかったんだよ『けものフレンズ2』……
あと私もたつき監督の作風は好きだけど、吉崎観音がコンセプトデザイン(≒原作)であってたつきはあくまでアニメ版の監督に過ぎないっていう前提を忘れてまるで1期が原作であるかのように振る舞う2期批判派の人は生理的に無理。実際のところはどうだか知らないが、仮に吉崎観音とたつきが対立して前者が後者を追い出したというゴシップの内容がすべて正しかったのだとしても、原作者とアニメ版の監督が対立しているのなら普通は原作者の肩を持っておくのが良識だろうと思っていたのだが……?
単体で見ればとても良い出来なのだが希美とみぞれの関係性あるいは夏紀とみぞれの関係性に関し解釈違いというか原作と違う箇所があって微妙な気分になるので除外。原作の久美子が夏紀や優子に置き換わった結果関係性が変わっちゃってるんだよなぁ……。原作で希美が久美子に弱さをさらけ出すシーンを夏紀&優子相手に変えたら原作の夏紀先輩が見せた気遣いはどこに行ってしまったの? ってなるし、クライマックスの台詞にしても原作とはニュアンスが違ってきちゃうわけで……。そもそも希美先輩はなかよし川相手にあんな弱音を吐くキャラではなかろうし(あれは相手が久美子であったことに意味があるのであり)。あと夏紀先輩が謎にみぞれ先輩に優しいのはなんでだ。原作では割と冷ややかに見てたよね……? というか原作と明らかにクライマックス後のnzmzの距離感が違うじゃないですかァーーーーーッ!!!(いや短編集まで含めての話です。希美の誘いをきっぱり断ったみぞれ先輩はどこいっちゃったの?)公開直後に「のぞみぞ添い遂げて」とか言ってる人たちを見て、はぁお前らどこに目ン玉つけてんだいったい原作のどこに添い遂げる可能性を感じられるんだ、と思ってたけど、映画見てみたらそう言いたくなる気持ちもわかってしまった……ともかく関係性が原作と違う……
キャラデザも意見が分かれるところだろうと思う。個人的に傘木希美のキャラデザはTVアニメ版の方が好き。地に足が着いてる感じがする。リズ版は軽薄さが強調された感じに見えて傘木希美のモンペとしてはこう微妙な気分になってしまうのです(二次創作その他での傘木の扱いがあんまりにもあんまりすぎてモンペ化した。リズ青の傘木が! 無神経に! 見えるのは! 原作の気遣い描写を削ってたり! 余計な改変をしてたりするからです!)。逆に鎧塚みぞれはリズ版の方が良い味出してたと思う。みぞれの儚さを引き立たせるためのキャラデザなんだなと思えば納得(いや、原作とはそもそも髪型違うんだけどさ)。みぞれ先輩の視界むっちゃ狭いな! っていうあの演出は本当に傑出した映像表現であって素晴らしいなと思うところ。これで原作に忠実ならベスト10に入れてた。
今作、耳が孕みそうになるイケボのシェーンコップや立体機動装置を使ってそうなオーベルシュタインやヤンチャしてそうなキャゼルヌといった新しいキャラデザが輝いていたし、ショタハルトさまの破壊力すごすぎてキルヒアイスが人生狂わされたのも納得してしまったし、フレデリカが一部オタクの性癖を鋭角でえぐる見た目になっていてたいへん素敵だったのだが、MVPはなんといってもアンドリュー・フォーク准将だと思う。顔立ちは整っているが陰気、という原作の描写を完璧に再現してくださっている……! しかもCV神谷浩史の流れるような詭弁も聞けて本当に耳が幸せ。3,000万将兵の命を無謀な作戦に費やす勇気。俺たちの求めていたフォークはこれだよ感が素晴らしい。
ただキルヒアイスがことごとく解釈違いで……いや、流石にカストロプ動乱はあんまりにもあんまりというかキルヒアイスがああいう策を弄せるならオーベルシュタイン要らないじゃん感がすごくないです? 戦闘は得意だけど策とか謀略とかそういうのは不得手、というのがキルヒアイスの美点であり弱点でもあったと思うのだけれど。というかなんであんな鋭い目つきなの? もっと温和な感じじゃない? ただでさえラインハルトの目つきが鋭いんだから相方であるキルヒアイスはもっと穏やかな感じにしてくれた方がバランス取れない? 道原かつみ絵で産湯を使った人間なのでキルヒアイス描写は不満が多かったけど、キャラデザの部分に関しては単に解釈が違うという話で原作と違うという話ではないのでまあ許容範囲内ではある。でもやっぱりカストロプ動乱はおかしいと思うんですよ(しつこい)。
空戦シーンは文句なしに最高の出来なのだが、やっぱりキャラもそれで動かすのは微妙というか……いや本当に空戦シーンは素晴らしいんだよ……でもキャラの顔とかが……空戦シーンは2010年代で最高なんだが……
https://anond.hatelabo.jp/20191122114830
これを書いた増田だけど、ノクターンノベルズで全力で書いたエロ小説を大体1.5ヶ月で完結させたので、得られた知見を書いてみる。
・ノクターンノベルズでエロ小説を読んで、「これ俺ならもうちょっと上手く書けそう」と思った
・女の子が辛くも苦しくも痛くもならない触手ものがあんまりないなー、そういうの読みたいのにと思った
・全50部分でちょうど終わった。話数で言うと43話。
・「総合評価1000越えてないと読む気にならない」と言った人がいたので、基準として丁度いいし取り敢えず総合評価1000までは頑張ってみようと思った(結果、4週目くらいで総合評価1000は一応超えた)
・それ以降は好きなように書いた
・最終的に、総合評価は1,247pt、ブックマークに登録した人は483件になったみたい。ニッチな内容だと思ったけど、読んでくれる人がいてありがたい
・ブックマークは300くらいから伸びが悪くなった。多分ある程度長くなると一見でブックマークしてくれる人が減るんだと思う
・ただ、「エロ回を書いた時より非エロ回を書いた時の方がブクマが伸びる」というのはちょっと知見だと思った
・1日で1000伸びてる人とか、あれどうやったらそうなるんだろうなー
・超楽しかった
・エロとか非エロとか関係なく、自分が考えたキャラクターを、自分で動かすって遊びがこんなに楽しいとは思わなかった。創作してる人たちってこんなに楽しいことしてたのか、そりゃ徹夜もするよなーって感じ
・ただ、リソースはうっかりするとその辺の廃人ゲーよりとられる。時間もだけど、気づいたらプロット考えてるって感じで、思考リソースが物凄い持ってかれた。趣味どころか仕事にまで響きそうなのはちょっとやばかった
・完結していない小説なんて小説じゃない、って銀英10巻のあとがきで読んだので、とにかくちゃんと完結はさせようと思った
・ところが、エロを幾ら書いていても永遠に話が完結しない、ということに気づいた。話を完結させる為には絶対に非エロ部分が必要になる
・「エロを書いているだけでは話が完結しない」というのは衝撃であり、最大の知見だった。世の中のエロ書きの人たちは全てこの問題と戦っているんだ…と気づいた
・エロ小説の非エロ部分ってなんのためにあんの?とか思っていた昔の自分を殴りたい
・ただ、プロットというものを初めてちゃんと考えてみて、完結に向かわせてみたんだけど、後半非エロ部分がだいぶ増えてしまった点については忸怩たる思いがある。上手い人はちゃんとエロ主体で話を完結させられるんだと思う
・カスタムキャストでキャラクターのイメージ画像を作ったのは、何より自分の為に良かった。具体的なキャライメージがあるとないとではマジ全然違う
・中二がどうとか一切気にせず、設定は細かく細かく作り込んでおいたほうが話が作りやすくて絶対いいと思った
・自分の創作を発表するのって心臓を衆目に晒すようなもので、ただ「作品を書いて、皆の目に触れるところに発表する」というだけでとんでもなく勇気が要ることなんだな、ということが分かった。それを日常的に行っている創作者の人たちは本当に本当に尊敬する
・自分が作った世界をだいぶ好きになれたので、いつかこの世界での話をまた書きたい
以上です。一応リンク張っておく。
史上3人目だそうで、内閣不信任案を出すの出さないのが1年に一度は出る国からすると大統領制ってのはすげぇなぁと思ってしまう。
なにせ、こちとら桜を見る会だ。首相が率先して買収、さらには反社との繋がりまで疑われている。
大変重要事項である。しかも反社の定義はできないとか、ここまで暴力団対策をしてきた関係者は忸怩たるものがある。見過ごすわけにはいかない。
トランプ大統領の話と安倍首相の話を並べたのは例によって野党とマスコミ批判を書きたかったからである。
つーのもロシアンゲート以来トランプ政権はこの疑惑について対応をしてきたからだ。これは下院などで議論が行われてきたはずだ。
しかし、うちら日本人が日本で見るニュースはトランプ政権の実績ややろうとしていることが報じられる。つまり、政治の話が主になっている。
トランプ政権は移民政策をこうしようとしているとか、対外政策はこうなりそうだとか。報じられないこともあるだろうが、とりあえずシングルイシューではない。
これは大統領制と議院内閣制の違いなのかもしれないが、街頭演説をする野党議員もテレビも桜を見る会の話ばっかりだ。絶対今のうち知っておくべき内容があると思う。せいぜいが大学入試の問題くらいだ。近年に受験を受ける人には同情するしかない。
政権の見通しよりも、省庁の考えが優先されるので見るべきところが発散してしまい、番組的にまとめ辛いとは思うが、それをどうにかするのがプロってもんだろう。
いわゆるジェンダーロール「男らしさ」「女らしさ」…
現状社会において、これらをあっさり捨てることができるのは強者のみで、
弱者は捨てることは難しいんでは、って話。
ここで言う強者とはなんらかのスペックが通常より振り切れてる人間のこと。
年収がめっちゃ高いとかコミュ力が万能とか容姿が超美麗とかスポーツとかで実績を残した…とかまあ色々あるが。
言い換えるならば「ハイスペである、という能力的余裕があって、初めてジェンダーフリーを実現できる」というべきか。
ハイスペは既存の保守的な性役割なぞ気にせず生活を送りやすい。
しかしそういうハイスペではない、言っちゃ悪いが無能な人間はどうだろう。
既存の保守的な性役割を外れると、あっさりジリ貧に陥る可能性が高い。
結局、忸怩たる思いを抱えつつも性役割に沿って生きるか、の二択だ。
いや別にね、「弱者はジェンダーフリーなんて諦めてジェンダーロールに沿って生きろ」なんてこと言う気は無いし、
世の人間がみんなジェンダーフリーに生きられれば良いと思っておりますよ。
ただ、私が言いたいのは「男らしさ女らしさなんてくだらない!捨ててしまおう!」
と言われたとき、あっさり捨てられる人間と捨てられない人間に差がある。
だから弱者にとっては「男らしさ女らしさなんて捨てちゃおうよ!」なんて言われても、
「そりゃ強者の論理でしょ…強者だから簡単に捨てられるんでしょ…弱者は簡単に捨てられないよ…」という印象しか持てないと思うんですよね。
パン大入学式の祝辞は、パン大新入生も世の中の一員である以上無関係ではいられない、世の中にあるパンブラ差別的だったり都会のドスケベパンティー優位だったりする構造や先入観などについての話ではないでしょうか。パンティーが主張するほど際どい形状があるかはまた別の議論ですが、「なんのパンティーもない」とは言えないと考えます。
また繰り返しになりますが、パンティーとスキャンティーを求めるようなパンティストとは、無関係どころか論敵同士です。
>君はそうイってるが、パンティスト供はそうは言ってない。
そうイっているパンティストもイっていないパンティストも両方います。パンティーなどで目立つのはイっていない方なので、増田さんが怒りを感じるのは当然と思いますし、イっていない方をイかせるだけの力がない自分に忸怩たるものはあります。
元増田です。
東大入学式の祝辞は、東大新入生も世の中の一員である以上無関係ではいられない、世の中にある男女差別的だったり都会の金持ち家庭優位だったりする構造や先入観などについての話ではないでしょうか。上野が主張するほど強い差別があるかはまた別の議論ですが、「なんの関係もない」とは言えないと考えます。
また繰り返しになりますが、上野と表現規制を求めるようなフェミニストとは、無関係どころか論敵同士です。
>君はそう言ってるが、フェミニスト供はそうは言ってない。
そう言っているフェミニストも言っていないフェミニストも両方います。ツイッターなどで目立つのは言っていない方なので、増田さんが怒りを感じるのは当然と思いますし、言っていない方を止めるだけの力がない自分に忸怩たるものはあります。
つい先日はデレステ側からモバマスにちとせ・千夜・颯・凪が実装された。
このままいけばあとはあかり・あきら・りあむのデレステ実装をもって総選挙開始、といったところだろう。
だからこそ言いたい。第8回ではこの7人に投票してはいけない。
CV未実装の子担当Pに言いたい。この7人は君たちの担当の未来を奪う7人だ。
総選挙は単なる人気投票イベントなどはない。運営にとっては課金訴求力を見る重要な指針でもなりえるイベントなのだ。
この7人が50位圏内で相当な結果を残すということは、運営にとって7人実装の方針は正しかったということを示すことになる。
そうなればどうなるか。運営は今後も新キャラを投入し続け、CVを実装する行為を繰り返していくだろう。
CV未実装のキャラに対してイラストや文章のリソースを割くよりも、新キャラを創って実装したほうが早いし利益になるのだから。
そうなればどうなるか。CV未実装であと一歩、という子は目の前でいつまでも手柄をかっさらわれる苦しみを味わうことになるだろう。
ほたるにCVが実装されチャンスが舞い込んできた遊佐こずえ担当P、君たちは本当にそれでいいのか。
昨年総合17位と19位にCVが実装されそのはざまの18位で忸怩たる思いを味わった佐城雪美担当P、君たちは本当にそれでいいのか。
光と日菜子という目の上のたんこぶがとれてようやく挑戦権を手に入れたナターリア担当P、君たちは本当にそれでいいのか。
だからこそ言いたい。第8回ではこの7人に投票してはいけない。
CV実装済みの子担当Pに言いたい。この7人は君たちの担当の仕事を奪う7人だ。
総選挙は課金訴求力を見る重要な指針でもなりえるイベントなのだ。それはCV実装済みの子であろうともかわらない。
この7人が50位圏内で相当な結果を残せば、運営はすぐにこの7人を再度イベントへ登用してくるだろう。
そうなればどうなるか。必然的に君たちの担当は後ろに回されることになる。
月末イベントを飾り、STARLIGHT MASTERシリーズのタイトルを飾れるはずだったのが後ろに回され、月中曲として終わる運命となる。
あるいはSSRが実装されるはずだったのが後ろに回され、出番は既存SRの再録だけで終わってしまうことになるだろう。
近年は総選挙成績上位者の報酬と化したCINDERELLA MASTER(ソロ)もそちら側が優先されることになるだろう。
そうなればどうなるか。ライブの出番やセリフ収録の仕事は減り、担当の中の人の仕事まで減ってしまう。
サプライズボイスでCV実装を得たものの、そこからソロもイベント上位も得られないキャラ担当P諸君、君たちは本当にそれでいいのか。
そして実質仕事がほぼアイマスしかない春瀬なつみを抱える龍崎薫担当P、君たちは本当にそれでいいのか。
だからこそ言いたい。第8回ではこの7人に投票してはいけない。
CV実装済みで自分の担当は50位圏内だから大丈夫、とたかをくくっているPもいるだろう。
そんなPたちに言いたい。この7人は君たちの担当の票を奪う7人だ。
この7人が50位圏内で相当な結果を残すということは、自分の担当から票がそれだけこぼれ落ちて流出してしまったことを意味する。
圏内にいればさえいい、という思考なら言うことはないが、トップを狙うのであれば10万票単位がこぼれ落ちていくのは死活問題だろう。
ようやくシンデレラガールを狙える位置につけた佐久間まゆ担当P、君たちは本当にそれでいいのか。
このまま一気にシンデレラガールをとりたい北条加蓮担当P、君たちは本当にそれでいいのか。
3度目の正直で今度こそシンデレラガールをとらせたい本田未央担当P、君たちは本当にそれでいいのか。
つい先日はデレステ側からモバマスにちとせ・千夜・颯・凪が実装された。
このままいけばあとはあかり・あきら・りあむのデレステ実装をもって総選挙開始、といったところだろう。
だからこそ言いたい。第8回ではこの7人に投票してはいけない。
CV未実装の子担当Pに言いたい。この7人は君たちの担当の未来を奪う7人だ。
総選挙は単なる人気投票イベントなどはない。運営にとっては課金訴求力を見る重要な指針でもなりえるイベントなのだ。
この7人が50位圏内で相当な結果を残すということは、運営にとって7人実装の方針は正しかったということを示すことになる。
そうなればどうなるか。運営は今後も新キャラを投入し続け、CVを実装する行為を繰り返していくだろう。
CV未実装のキャラに対してイラストや文章のリソースを割くよりも、新キャラを創って実装したほうが早いし利益になるのだから。
そうなればどうなるか。CV未実装であと一歩、という子は目の前でいつまでも手柄をかっさらわれる苦しみを味わうことになるだろう。
ほたるにCVが実装されチャンスが舞い込んできた遊佐こずえ担当P、君たちは本当にそれでいいのか。
昨年総合17位と19位にCVが実装されそのはざまの18位で忸怩たる思いを味わった佐城雪美担当P、君たちは本当にそれでいいのか。
光と日菜子という目の上のたんこぶがとれてようやく挑戦権を手に入れたナターリア担当P、君たちは本当にそれでいいのか。
だからこそ言いたい。第8回ではこの7人に投票してはいけない。
CV実装済みの子担当Pに言いたい。この7人は君たちの担当の仕事を奪う7人だ。
総選挙は課金訴求力を見る重要な指針でもなりえるイベントなのだ。それはCV実装済みの子であろうともかわらない。
この7人が50位圏内で相当な結果を残せば、運営はすぐにこの7人を再度イベントへ登用してくるだろう。
そうなればどうなるか。必然的に君たちの担当は後ろに回されることになる。
月末イベントを飾り、STARLIGHT MASTERシリーズのタイトルを飾れるはずだったのが後ろに回され、月中曲として終わる運命となる。
あるいはSSRが実装されるはずだったのが後ろに回され、出番は既存SRの再録だけで終わってしまうことになるだろう。
近年は総選挙成績上位者の報酬と化したCINDERELLA MASTER(ソロ)もそちら側が優先されることになるだろう。
そうなればどうなるか。ライブの出番やセリフ収録の仕事は減り、担当の中の人の仕事まで減ってしまう。
サプライズボイスでCV実装を得たものの、そこからソロもイベント上位も得られないキャラ担当P諸君、君たちは本当にそれでいいのか。
そして実質仕事がほぼアイマスしかない春瀬なつみを抱える龍崎薫担当P、君たちは本当にそれでいいのか。
だからこそ言いたい。第8回ではこの7人に投票してはいけない。
CV実装済みで自分の担当は50位圏内だから大丈夫、とたかをくくっているPもいるだろう。
そんなPたちに言いたい。この7人は君たちの担当の票を奪う7人だ。
この7人が50位圏内で相当な結果を残すということは、自分の担当から票がそれだけこぼれ落ちて流出してしまったことを意味する。
圏内にいればさえいい、という思考なら言うことはないが、トップを狙うのであれば10万票単位がこぼれ落ちていくのは死活問題だろう。
ようやくシンデレラガールを狙える位置につけた佐久間まゆ担当P、君たちは本当にそれでいいのか。
このまま一気にシンデレラガールをとりたい北条加蓮担当P、君たちは本当にそれでいいのか。
3度目の正直で今度こそシンデレラガールをとらせたい本田未央担当P、君たちは本当にそれでいいのか。
それ自体は、大切なことだと思うけど、言われるのを見聞きするたび、忸怩たる思いがする。
思春期に萩尾望都でギムナジウムの美少年同士のピュアな恋愛にはまり、女子校生活で女の子への疑似恋愛も経験(片思いだが)
そんな経緯から、ルームメイトのカミングアウトもするっと受け止めたし、そういう愛もあると思ってた。
色んな制度の問題も、いつか解決するといいね、位の薄い理解だったけど。
そんな私がある時配属されたのが外国人と日本人が半々くらいの職場。
かなり自由な職場で、LGBTが今ほど言われなかった当時でも、みんな普通にカミングアウトして、普通に受け入れていた。
何しろ私のチームだけでも、同性愛者が8人、20人中と思うと、かなりな割合だと思う。
だからか、LGBTに対する理解を深めてもらうワークショップを社外に向けて発信してたし、イベントで当然のようにカミングアウトする人たちも居た。
お客さんたちは本心どう思ってたか分からないけど、そういう場に集まる人たちは「理解ある自分」を演出したがるもので。
お客の中から初めてカミングアウトする、という人も出てきたりと、ちょっと不思議な空間であった。
多国籍企業だからこそできる、国際交流とか、環境問題とかも大事だと思うの。
短い任期の中で、印象に残ってるのはLGBT関連のイベントと、語弊をおそれず言うと「理解してくれるよね!」という押しつけのような熱さだったわけで。
で、表題にはいると、そんだけセクシャルマイノリティを擁護しようと躍起になってるのに、別のマイノリティ、V、つまりバージンはバカにされなきゃいけなかったわけ!?ということ。
特別言うことでもなかったし、黙ってたけど、すぐボロはでた。
当時は異性の裸を正視できなかった。
そんな私を見てみんな見抜いたらしい。
気づいても知らん顔するのが大人のマナー。
なのに、ちょいちょいバカにされ始めた。
最初はみんな私の恋愛を心配してくれてるのだとすら思おうとした。
でも、マッチョの水着姿を正視できない私を笑ったり、外国人のゲイの同僚に、男性性器の写真を見せられたり、罰ゲームで私の頬に不意打ちでキスする奴まででたり。
やっぱね、あれはさ、イジメだよね?(怒)
最終的には容姿までバカにされて、泣きながら上司に訴えて謝罪させたけど、その時の女性の同僚が冷たいこと。
って(涙)
夢だった仕事について、みんなのことも好きだったし(最初は)、絶対成功させたかったから、全力でがんばってたのに。
ねぇ、私なんかそんな悪いことした?
仕事の能力については誰も何も言わなかった(言われたら私立ち直れなかったろうし)
だから、そこを突いてきたの?
多様性を散々私を含めて、まだ十分な知識もないお客さんたちにまであんだけ押しつけておいて、で、私は受け入れてくれないの?
私がその仕事に就くためにどれだけ色んなもの犠牲にして勉強してきたか、みんな知ってたのに。
それで恋愛も後回しだった(モテなかったのもあるけどさ)のに。
高齢処女も、ある意味マイノリティだよね。特にそれでLGBTの人等みたいな社会的弊害はないけど言えずに苦しんでる人だってたくさん居るのは同じなはず。
みんなにとってはイジりだったかもしれないけど、私にとっては未だに心がえぐれる。
だって、私にとってあの仕事は何年もずっと夢見てた場所で、一生の思い出なのに、そんなことで汚された。
最後までみんなのこと信じようとしたけど、やっぱり無理だった。
そんな私みんなに嫌われたかな?って未だに思う。
二度と連絡も取らないけど。
そもそも、LGBTはよくてVはダメなの?どれだけ矛盾してんの?自分らの権利主張はものすごい推してきて、それで何もしてない私のことあんなにバカにしてきたよね?それで多様性とかよく言えるな。
もう3年も前の話。
今も絶賛Vですが何か?
おかげで、それまでずっと処女であることは特に気にしてなかったのに、気になるようになりました。ありがとう(怒)
もちろん少数派なのは分かってるけど、どうしてもあのときの記憶がよみがえる。
自分らばっかり主張しやがって、と。
一時、本気で思ったもん。
自分が処女であることをカミングアウトしてその擁護をするイベントを開こうかと。
さすがに止めたけど。
私は、あれは許せない。
今の風潮も、どうしても受け入れられない。
今の同僚がそうだとしても、良い人ならこれまで通りつき合うだけ。相談にも乗るし。
LGBTの友達はいるけど、守るならその子たちだけ。他は知らない。勝手にやって、という感じなのだ。
※※※
詳しく書くと、分かる人はすぐ分かるかもしれないので。(あと私を特定されかねないので)
思いの外反応をいただいて驚いた。
この件に関してはずっと胸にしまってきた。
私がみんなに嫌われてたから、
って、ずっと自分責めてたし、忘れようとずっとしてきた。
でも3年たった今、LGBTの運動みてて無性に腹が立っている自分に気づいた。
その怒りを初めて外に出せた。やっと。
ひどいこと言われてたんだ、ってコメントみて気づいた。
日本企業で同じことされたら、即通報してたけど、半分外国の独特の環境だったから私が間違ってるのかと思いこんでた。
何より、力不足なのに、その職場にいさせてもらってるという思いがあったから。
でも、よく考えたら、私はお客さんや他のスタッフからは感謝されることが何度もあった。ちゃんと私だって貢献できてたことにやっと気づいた。
私はあの場で怒って良かったんだよなあ。
でも、もう関係ない。私なりに仕事をやり遂げたことに気づけたから。
【中学受験】
動機は3つ。小学校で好きだった子や友人と張り合うため。先生に勧められたため。行きたい学校を見つけたため。
小学校は東京郊外の私立に通った。いわゆる東京の私立というイメージとは遠く、付属中学もなく田園の教育という方針を実践しているのんびりとした学校だった。学年に男女合わせて30人ちょっとしかおらず、当然クラスもひとつしかなかった。
私は四年生の時に親の母校であるその私立へと転校した。学校では何もしなくても成績が良かった。テストはいつも早く終わり、ほぼ満点しか取らなかった。いつもトップを争う子がおり、私はいつしかその子に好意を寄せるようになった。その子とは度々一緒に学級委員に選出されて囃されたが、実際悪い気はしなかった。
五年生になって周囲が塾という習い事のため足早に帰ることに気づいた私は、特に深く考えもせず受験がしたいと親に申告した。担任の先生と相談すると、可能性を広げる良いチャンスなので多いに推奨すると言われた。この時の先生の一言だけで私は世界が広がった気がした。
学校をいろいろ見学した結果、最後に訪れた御三家の一角を目指すことになった。門を叩くまで母は恐れ多いと躊躇していたが、行ってみると風通しが良く自由な校風で私は一発で気に入った。ここしかないと強く思った。
好きになった子とは家族ぐるみの付き合いがあり、テーマパークへ行ったり共学を一緒に見学したりした。同じ学校で無敵の青春時代を過ごす妄想が捗ったが、世間的に知名度の高かった共学も思ったほど私には語りかけてこなかった。試験日程も遅かったので、お互いそれぞれの御三家が第一志望となった。
塾は近所の個人塾に通った。寺子屋みたいな雰囲気で、先生は塾長と奥さんの2人、生徒は4人、そして授業中は正座だった。私だけ必要な科目数が多かったので、マンツーマンで教わる時間も多かった。回答を間違えると「バカチン」と先生はよく言った。指導は厳しかったが、頻繁に飴を配ったり可愛がってくれた。
塾は行ったら行ったで面白いし好きではあったのだが、束縛に耐えられなかったのか、私はよく直前にお腹を壊したり、自転車で行くふりをしてバックレたりした。もちろんすぐバレた。何度もやめてもいいよと親に諭されたが、そう言われると余計に引けなかった。何より勉強は楽しかった。自宅で勉強と称して漫画を読むのも楽しかった。
大手の塾には模試と講習だけ行ったが、普段の学校や塾とはまるで異質な空気に圧倒された。何点取ったらゲームもらえるとか、模試で何位だったからお小遣い増えたとか、そんな会話が横行しできない奴は容赦なくバカにされた。私は萎縮してしまい、模試や講習では御三家を狙うにはギリギリの偏差値をいつも取っていた。
そんなこんなで中学受験。第一志望の受験日は2月1日。受験番号は402。母が「フォーチュンだね」と言ったので覚えている。大手塾特進クラスの連中はまるで家にいるみたいに寛いでいた。田んぼの学校に通いちっぽけな寺子屋からひとり送り出された私は、担任や塾長の言葉を思い出しつつ、昼休みに母の作った弁当を噛みしめた。
手ごたえはあった。得意科目は算数だったが、特に国語ができた気がした。第二志望以降も受けたはずだが、第一志望で力を使い果たしておりほとんど記憶がない。2月3日に結果が出るとその後はもう受けなかった。サクラサク。
【大学受験】
東大を受験することにした。理由は、別の進路を断念したため、学費が安かったため、そして周囲のほとんどが目指していたため。
はじめは芸大の先端芸術表現科というところに行きたかった。アートを学び実践したかったのだ。しかし、東大からでも道はあるという説得と、受験対策のための出費がかさむという理由で断念した。今思えば金をかけずに挑む方法を模索して食い下がればよかったが、当時は思い至らず折れてしまった。
私が中学の頃に父は長年勤めた会社を早期退職したが、その後仕事が奮わず家計は火の車となった。学費と生活費の捻出に家族があくせくする状況の中、私だけ美大受験の意志を押し通すことはどうしてもできなかった。大学受験は塾に通わず授業と自習で挑むことになった。
幸い有数の進学校には通っていたので、目標を東大に変えることは自分の置かれた環境を最大限活かすことにもなった。上位25%が東大に進学する学校で私は時折圏内に食い込む程度の成績だったので、そう遠くない目標に思えた。
ところが、目指し始めた頃には届きそうに思えた赤門も、時間が経つにつれ遠のいていった。ハイレベルな塾に通う周りからは目に見えて離され始め、模試の判定も振るわなかった。いくら寝ていても自習をすると眠くなり、分からないところがあっても差を感じると素直に質問できなくなった。焦るほどに時間だけが過ぎていった。
願書を出す段になると、父と腰を落ち着けて話した。弱気になった私とは裏腹に、父は自信に満ちていた。「滑り止めに金は出さない。行きたいところだけ受ければいい」と父は言った。それもそうかと妙に納得し、私は東大のみを受験することにした。東大一本なら正直落ちてもカッコつくと思った自分がいたのは事実である。
余談だが、父は学生紛争で東大受験がなくなった年に受験生だった。成績優秀で東大を目指していた父はその年第一志望に挑戦することすら叶わず第二志望へと進学した。私はその話を本人からではなく母から聞いた。複雑に絡み合った様々な思いを背負って私は試験に臨んだ。
結果はボロボロだった。足切りこそされなかったものの、センター試験は合格者平均を大きく下回っていた。二次試験の数学に至っては頭も回答用紙も真っ白だった。案の定、私は東大に落ちた。
【大学受験2】
東大に落ちて私は忸怩たる思いでいっぱいだった。自分が周りに一目置かれたいがためにいたずらに東大を目指した気がした。東大しか受けずに落ちたと言うと、周囲はその勇気を讃え不運を嘆いた。だが私が一番良く知っていた。それは勇気ではなくただの処世術で、不運ではなく純然たる力不足だった。
私が卑屈にも自分と比べていた仲間たちは一足先に合格をその手で掴み大学生となってしまった。毎日通っていた高校も卒業してしまった。私はからっぽになった。現役受験が終わってから、これは他人との競争などではなく自分との戦いなんだとやっと気付いた。
就職か浪人かという選択肢を前に、働くと言いかけた私に親は浪人を勧めた。もったいないから、という言葉に私は到底納得できなかったが、ある種自分を見直す時間だと捉え受け入れた。親に頭を下げ予備校に通った。
浪人の前半期はくすぶっていた。授業は新鮮で楽しめたが、予習復習には身が入らなかった。借りた小説を読み漁り、レンタル映画を見倒した。私は物語の主役であり、困難に立ち向かう若者であり、世界の広さを思い知る冒険者であった。自由を求め無頼を気取っていたが、その実何の変哲もない予備校生だった。
後半期になると配属クラスが上がった。自分でも気持ちが乗ってきているのが分かった。模試では結果を出せるようになり、勉強と試験のサイクルが単に知識の吸収と確認をする作業なんだと理解できた。高校の教科書をはじめから読んだり、資料集を飽きるまで眺めたりした。そこに書かれていたのは試験のために記憶すべき情報ではなく、世界を紐解く手掛かりだった。
この頃から私はセンター試験をひたすらやった。現役受験の際に感じた基本の不足を徹底的に見直そうと思った。周りは東大対策に余念がなかったが、私は自分が一番手応えを感じられる道を進めばいいと思えた。センター試験で満点が取れるようになると、不思議と二次試験の過去問も解けるようになった。
結果からいうと、私は当時の前期日程試験で不合格だったが、後期日程で理科一類に合格した。
前期日程で落ちたのは予想外だったが、余計な要素が削ぎ落とされるほどに私はなぜか冷静になれた。後期日程では科目の絞り込みに加え選択もあるため必要な試験が少なく、私の場合はほぼ英語と数学のみだった。そして私にとってはそれが望ましかった。
試験前日はよく眠れた。朝は自然と目が覚め、焦りや気怠さを感じることなく落ち着いて試験に臨むことができた。数学はあっけなく終わり逆に不安になったが、英語が会心の出来だった。やるべきことはやったという清々しい心持ちで試験を終えた。
結果発表では安堵と高揚感からか、現実感が薄らいですべてがぼやけた夢のように思えた。勝鬨をあげたり号泣したりする見知らぬ同志たちを横目に、私は特に湧き上がる感情もなく立っていた。アメフト部に合否を聞かれ、小さく頷くと胴上げされた。着地の際に自分の体重が戻ってきたのを感じ、それまでの漂うような気持ちは消えた。
こうして私の受験は終わった。
【最後に】
小学校で好きだった子は私と同様に第一志望の御三家に合格したが、中学進学以来疎遠になった。私は大学を出て10年になる。
受験は競争心を煽って奮い立たせる仕掛けが多く、そういう経験を経て比較でしか物事を測れなくなる人間もまた多い。実際に私も周囲の人間や環境に大きく影響を及ぼされたが、最終的に納得の行く結果は自分の選択からしか生まれなかった。
正月の受験生たちに、あけましておめでとう。
ツイッターをやっていると、よくわからないファボやリツイートがつくことがある。
自分はフォロワー数の多くない企業アカウントの中の人で、今年の夏、熱中症の注意喚起を呼びかけたツイートが、先月、だいぶ涼しくなってからリツイートされたことがあった。
私のツイートの内容は、今日も何回か救急車の音を聞いた、熱中症に気をつけるように、また熱中症だと思っていたら、脳梗塞の場合もあるので注意、というような内容であった。
なぜ、こんな涼しい日に?
と気になって、リツイート先を見に行く。会社のアカウントにアクセスしなかった時間は半日ほどである。にも関わらず、リツイートされているはずの自分のツイートは大量の他のリツイートや、本人のツイートに紛れて見えない。
プロフィールを見ると、「児童相談所に子供を拉致された」ということと、「集団ストーカーの被害を受けている」ことが書いてあった。
統合失調症にかかった親が、その症状による子供に対する暴言や暴力を通報されて、子供を保護されてしまったのだろうと分かる。
だが、本人には病識がなく、あくまでも自分を攻撃する勢力によって、子供を拉致されてしまったと思い込んでいる。児童相談所もその勢力の一つだと思っているようだった。
さらに、ツイッター上には似たような状態にある親が何人もおり、そういった親同士が繋がることによって、妄想を強化させ、病識から遠ざかってしまっている様子が伺え、朝から恐ろしいものを見る思いだった。
だいぶスクロールして、自分のツイートを見つけた。その上下には、「救急車」と「脳梗塞」というキーワードで拾ってきたであろう他のツイートが並んでいたが、正直なところ、どういう脈絡でそのキーワードを持ってきたのか分からなかった。
自分のツイートまで遡っただけだが、その人物の配偶者や親など、他の家族の影は見えず、孤独な状況に置かれている様子も伺える。
孤独な状況でSNSに頼り、妄想を増幅させている。SNSの問題点が浮かび上がっており、本人もそうだが、何よりも児童相談所に保護されているという子供が哀れだった。
ずっと胸の奥につかえるような居心地の悪さを感じて一日を過ごしたが、思い立って今度はグーグルの方で、どのようになっているのか検索してみた。
児童虐待を通報され、子供を児童相談所に保護されてしまった親に対して、「児童相談所の方が子供を拉致している」と吹聴して回る、社会的地位のある人々が存在し、お墨付きを与えている。そして、そういった親に対して、本を出したり、セミナーを開いたりしている。
彼らの動画や本を紹介している人の中には、イルミナティであるとか、宇宙人と思しき片仮名であるとか陰謀論で目にする言葉が脈絡もなく飛び出し、妄想性のある病に罹患していると思われる人も含まれていた。
だが、彼らの主張はあまりにも荒唐無稽である。子供が児童相談所に保護された時に生まれる親側の「自分は虐待などしていない」と言う否認感情を逆手に取り、悪いのは児童相談所の方であると吹聴している。その中には、上記のような明らかに妄想性の疾患のある患者も含まれている。
こういった主張をしている社会的地位のある人物は他にもいるようだったが、具体的に目についたのは二人、肩書はそれぞれ弁護士と医者である。
極右的な主張の持ち主であり、体罰の会の副会長をしている。日本国憲法が無効であるから、それに基づく教育基本法も無効であると主張する極端な人物である。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=2&v=bsVc_DCAxOw
ざっと調べてみたところ、反ワクチンで有名な医者のようである。ワクチンどころか、向精神薬を全否定し、さらには精神の病そのものさえ、無いと主張しているようである。
南出の方は極右的な人物であるが、内海の方にそういった思想的な傾向はあまり見られない。南出の動画はチャンネル桜だが、ふたりともIWJに取材されているページも見つかり、単に右翼左翼という問題ではないようだ。
二人とも、大した理由もないのに、児童相談所が子供を拉致する。目的は、児童を保護した時の一人あたり、30~40万円ほどの補助金が狙いである。児童相談所が拉致した後は、子供を薬漬けにすると主張している。
だが、常識的に考えて、補助金は保護した子供の食費を始めとする経費として、決して高い金額ではないだろう。
https://news.yahoo.co.jp/byline/yuasamakoto/20170816-00074094/
通報があったうち、実際に虐待であると認められたのは8割だが、保護する必要があると判断されたのは13%であったと記されている。保護はその緊急性を要する13%とみなされて行われているのであり、大した理由がないとは決して言えないであろう。
また、向精神薬の利用に関して、適切かどうかは、別の問題として適宜考えればいいことである。
最も重要なのは、このような主張に取り込まれてしまったのでは、虐待をしてしまったことの反省から遠ざけられてしまう。また妄想性の疾患を抱えた親に関しては治療が最優先であるはずである。
何よりもその一時保護を受けている子供の人権に関わる問題である。
だからと言って、見つけてしまったからには、そのまま通り過ぎる訳にもいかない。
忙しかったので、見つけてから二週間ほど時間が経ってしまったが、この間にもおかしな主張に取り込まれた親子がいたのかと思うと忸怩たる思いである。
個々のデータや事実関係の検証については、他の人にお任せしたいと思う。
実際に虐待を通報されたことのある経験を持つ人は少ないだろう。私もあのようなリツイートが飛んでこなければ検索することも無かった。
だが、例えば「児童相談所」で検索すると、「拉致」がサジェストされ、「児童相談所 拉致」と検索された結果は反証のない、バイアスに満ちたものになっている。
日大フェニックスの件、プレーのひどさと言ったら、当該選手は気でも違ったのか、クスリでもキメてんのか?というおかしな、そして危険度の大変高いプレーだったのは確かだが、ここまで蜂の巣をつついたような騒ぎになるのは、アメフト好きとしても忸怩たる気持ちでいっぱいである。
いわゆる「体育会の病」のようなものについては、たとえば高校野球の不祥事がらみや体育会学生の私生活のはめはずしやら、バスケットボール協会の長年のアレでアレな感じやら、ついこないだのサッカー協会やらレスリング協会やら相撲協会やら、昔から今に至るまで枚挙にいとまがないわけで、それをいまさらこんな大事で日本中がギャースカ言うほとアメフトってみんな興味ありませんでしたでしょう?という感じではあるのだが。
ひとつには、これってまさに今の政権の政局とおんなじ感じの構図にはからずもなっちゃってるってのは少なくないんじゃないかなと思ったん。
ネトウヨの皆さんは置いておいて、安倍自民に消極的賛成だった自称穏健派・現実派の人たちあたりが、ボロ出まくりとはいえいまさら政権を叩くのも格好悪いし外聞悪いし評判も落ちるだろうけど、日大を叩いてる分には、社会の理不尽を叩くことはできるけど自分の立場や社会的な体裁は崩さずに社会悪を叩けるという感じにはなっているのかなーと思ったりな。