「学内」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 学内とは

2023-03-01

anond:20230301100121

流行りのジャンルに飛び付かず自分仕事をしなさい

ってノーベル賞取った日本人インタビューだと大体言われてるしそのままでいいと思うぞ。

学内ポストとか国の役職とか大好きな研究者より政治家になってる教授産学連携とか大好きだけど。

2023-02-19

anond:20230219201742

博士課程でリタイヤは大変そう。でもメンタルやられるのは分かる気がする。

辛い時は学内相談窓口に相談するのがいいよね

2023-02-08

研究室学生が来なくなるのを防ぐ方法

旧帝で理系研究室10年以上主宰している.

どんな学部学科でも学生の5〜10%は研究室に来なくなる学生予備軍である

そういう学生研究はうまくいかないし,就職に苦労するし,最終的には退学する.

大学院の退学なら大卒だが,卒論時に退学したら高卒である.そういうことを防いであげたい.

学生の5〜10%が退学予備軍であるとすると,10年も研究室主宰していると何名かはそういう学生が出そうだが,

今のところ一人もいない.また,研究室主宰前にポスドク助教などでいた研究室にも

くそういう学生を生み出さなかった研究室がある.

一方で2~3年に一人くらいの割合でそのような学生を生み出す研究室もある.

そういう研究室主宰者は「交通事故のようなもの = ある一定確率で発生してしまう避けられない事象」と言う.

かにそういう面もあると思う.人間人間マッチングだ.うまくいかないことはある.

でも,事故は避けられないにしても,シートベルトエアバッグのようなものもあると思う.

私の研究室や私が尊敬する人の研究室シートベルトエアバッグ機能しているのではと考えている.

サンプル事例であり,一般化はできないが,何かに有用であるとありがたい.

一応,旧帝以上の研究大学の事例であり,不真面目すぎて大学に来ないような学生の話ではない.

1. 学生を一人の人間として扱う

これをしていない研究室が多いように思う.上から研究テーマ押し付ける.研究室が書く論文出版することを至上命題としすぎて,

学生研究を進める駒としか扱っていない.学生がその研究テーマに魅力を感じていないのに押し付ける.

色々と事情もあるのだろうが,このパターンは来なくなる +退学まっしぐらである

せめてテーマ押し付けるのであれば,その助走部分,なぜこのテーマ重要なのか,自分大事だと思っているのか,

これができると将来的にどうなるのかといったことを説明しろ.先輩の論文読んどけ,とかはだめ.

こういう研究室修論卒論発表会の発表は総じてつまらん.

2. 飲み会説教くさい

飲み会説教をする先生がいる.説教とまでいかなくても,先生のありがたいお話学生たちが聞く場になっていることがある.

これはマジでだめ.みんな目が死んでるし,教授が帰ってから二次会・3次会で愚痴を吐くことになり,時間無駄だし,体力も金も無駄

自分が偉いことを認識している人こそ,飲み会では話の聞き手に回るべき.あとは早く帰るべき.

愚痴りたいなら教員以上のみの飲み会でやるべき.学生との飲み会はヤバそうな学生愚痴を聞いてあげれば良い.

3. コミュニケーションゼミや進捗報告会だけ

これもだめ.これをやると,上記と関連するが,学生自分研究の駒としてしか認識されていない(人間扱いされていない)と感じてしまう.

研究が進捗していなかろうが,飲み込みが悪かろうが,生きていていい人間である.そのことを伝えなければいけない.

私が尊敬する先生は毎週,最低でも1日は研究室メンバーと昼食を取るようにしており,そこで学生の様子を聞いていた.

ゼミや進捗報告会では言えないことも,馬鹿話をするような雰囲気の昼食会では言いやすくなる.

部活バイトの話,私生活の話なども出てきて,研究が進んでいない理由がわかるし,そのサポートもしやすくなる.

よく理系だと雑談無駄だと言われやすいが,このような社会的グルーミングこそが研究室生産性を高めると思う

4. 手間がかかる学生を嫌う

とても進捗がよく,外部発表や論文投稿をおこなっている学生と上述のような問題学生がいたとする.

問題学生相手をするのは「コスパが悪い」.

卒業できないレベル卒業できるレベルにしたところで,外部投稿は増えない.

優秀な学生時間を使えばジャーナルが1本から2本に増えるかもしれない.

ならば同じ時間を使うには…という話であるしかし,これは間違っている.

「とても進捗がよく,外部発表や論文投稿をおこなっている学生」がいきなり何らかの理由大学に来なくなる,

というのはよくあることなのだ.鬱になったり,家庭環境問題だったり.

博士課程に進学予定だった優秀な学生M22月の段階で指導教員喧嘩をして,進学を取りやめ,修士で修了,

たった1~2ヶ月で自身就職先を見つけてきてその4月から新卒として働いた例を見たことがある.(優秀すぎる)

大学としては大損失である

で,普段からコスパが悪い」問題学生相手をしていない教員が「コスパが良い」学生問題学生になったとき

対処法がわからずに,その優良学生をも社会的にも抹殺してしまうことになる.これは完全に指導力の問題である

問題学生と優良学生という二つのグループ存在し,通常の学生はその両者の間を行き来するのだという認識がないため,

悪いものはさっさと見切り,いいものだけ掬おうとするのだが,結果的学生を切り捨てる研究室という雰囲気ができてしまい,

研究室全体の雰囲気がとても悪くなる.コスパが悪い学生時間を使っていると,優良学生の一部は「なぜあんな奴に時間を使うのか」という不満を持つ学生もいるが,

全体的には心理的安全性が保たれる(この先生学生を見捨てないのだという共通認識が生まれる)

5. 学部時代などのペーパー試験の成績にこだわる

これはマジでよくわからんのだが,学部時代の成績の良い学生を異常に好きな教員がいる.

しかし,研究大学にいる多くの学生は必ずしもペーパー試験の成績とその後の研究業績に強い相関がないことは皮膚感覚で知っている.

研究は長距離マラソンのようなものなので,短期である試験では測れない知的スタミナが必要である

そして,そこでは問題に対するモチベーションや意欲,根性のようなものも併せて重要である

そのため,成績が良くてもすぐに息継ぎしたくなる学生研究がうまくいかないし,そういう学生に対する指導の仕方と

成績は悪いが,根性や意欲が高い学生に対する研究指導の仕方は異なる.

にもかかわらず,成績が悪い学生に対して,つまらない研究テーマやアホでもできる作業レベルテーマを与えたりする.

結果として,嫌になって出ていき,「やっぱり成績が悪いあいつはだめだ」と言い始める.

色々と書いたが,結局,学生一人一人を一人の人間として見ているかどうかのように思う.

とにかく同学科のある教員が退学者を出しすぎていて,嫌になる.

もちろんその教員も知能は高いので,アカハラにはならないよう正しく証拠集めをしている.

(来なくなった学生メールを毎週送っている,実家に連絡して親も含めて話し合いをした,他の学生と同じように定期ミーティングスケジュールはされているが来なかったなど)

しかし,結局のところ,怠慢だろうし,指導力不足ではないかと思う.

同じ学科で全く退学者を出さな研究室と異常な確率で退学者を生み出す研究室がある以上,

その研究室が退学者を生み出していると言ってもいいのではないだろうか.

学内での業績評価論文などの対外発表や学生の受賞に偏っている以上,

このような退学予備軍の学生を救う研究室になるインセンティブはないだろう.

でも,それでいいんだろうか?教員のほんのちょっとの手間で防げることはある.

シートベルトエアバッグを付ける程度の手間は許容できないだろうか.

その一方で,近年の学生がとても近視眼的に行動し,他責的かつ利己であることが気になる.

それらが理由大学教員仕事が増えている,という背景もある.

ただその怒りを退学予備軍にぶつけるのはなぁ,と個人的には思う.そして自分の首を絞めている.

2023-02-06

自分の父を「自分のことのように」自慢する女は多い

たとえば、「私の父は東大卒で1級建築士。すこし前に『建築士の父がセントラルヒーティングの家についてこんな問題を指摘してた』みたいなツイートしたら『それはこういう理由で間違ってる』って素人考えの浅いリプをされた。建築士っていっても東大出てるんですけどw」とか。

  

東大出たのも1級建築士なのも父親なんだけどその人の意見自分ネットマウント取ってきて、自分にリプってきた相手を「素人考え」と断じる理由も「父親が」東大卒の1級建築士から、というような。ね?

リプしてきた人は「東大卒の1級建築士意見」とは違う意見を持ってたかもしれないけど、それだけでその意見が即間違いということにはならないし、東大卒でも1級建築士でもない娘にはどちらの意見がどれだけどのように正しいのか間違っているのかは判断できない、というような状況。

  

==================================================================

    

これは関係あるようであまり関係ない話だが、数年前駐車中の自分の車がバックしてきた車にぶつけられたことがあった。

現場は当時私が働いていた大学駐車場。ぶつけた人は感心にもぶつけたという事実自分の連絡先を書いたメモを残していたので修理屋で見積もりを取った後電話すると、ぶつけた車を運転していた女性電話に出た。被害は後ろのウィンカーのカバー割れて穴が開いた程度だが、それだって部品を買って修理すれば1万くらいはかかるということなのでその旨伝えた。その場では了解とか言いつつ改めて謝罪言葉を述べていたはずだ。

  

翌日、今度は相手から電話があり修理の件で会ってお話がしたいといってきた。彼女も同じ大学院生ということで学内カフェテリアで待ち合わせた。

ぶつけられたとはいえちゃんと連絡先を残してくれたし被害も大したことはなく、こちらとしては少し面倒くさいというだけで全く怒ってもいなかったし

ここまでで怒ったような態度を取ったということも全くない。これまでと同じように「連絡先を残してくれて助かりました」のように話を切り出したのだが、今回はどうも相手の歯切れが悪い。「アノー、エットー...」とか言ってる。

少し訝しく思ったが、話を聞いてみるとどうも「ちょっとぶつけただけでそんなにお金がかかるのはおかしい」と言いたいらしい。あらためて言うが一万円程度の額である。その内「後方に注意を払わずバックして何かが当たったような気はしたが、今考えるとあなたの車に当てたかどうかわからない」とか言いだした。

こっちだってその場には居なかったのだから実際に何があったかなど分かるはずがない。それを彼女が「ぶつけた」と言ってメモを残したか時間を割いて見積もりを取りにも行ったし、こうして話も聞きに来たのである。ここで「わからない」とはどういうことなのか?そんなことここで私に言ってどうなる?ぶつけていないと思ったのならメモなど残さず立ち去ればよかったのである

もう少し話を聞いてみると、どうやら修理や弁済に関して彼女のお父さんが「それはおかしい」と言ったということらしい。何がおかしいのかは全く要領を得なかったが「お父さんが納得できないと言った」ということだ。事故現場にいたのは彼女一人であり無関係第三者である父親が「おかしい」も何もないはずなのだが、父親おかしいと言ったら彼女も「そう言えばおかしいな」と思ったらしい。もう一度言っておくが、ぶつけたのもぶつけたというメモを残したのも彼女の方で、私はこのメモがなければ何が起こったのかなど全くわからず、彼女自身この日会うまで事故のことは認めていたのである

  

いずれにしろ唯一の目撃証人である彼女が「わからない」とか言いだしたのだから、もうこれはどうにもならない。事故は二日前で両車両ともすでに現場にはない。現場事故痕跡もないだろう。公道ではなく私有地で起こったことだし、被害額は一万円程度。警察に届けても科学捜査などして犯人特定などしてくれるはずがない。

この状況を前にして事故後初めて少し腹が立ってきたが、目の前では彼女が「ごめんなさい」と「でも私じゃないと思う」を交互に繰り返している。なんだかすべてが馬鹿馬鹿しくなって私は「あなたがそれでいいならいいですよ」と言って席を立った。彼女は少しホッとしたような顔を見せたがそれ以上何も言わなかった。

  

その場は「それでいい」と言ったが(どうせ他にできることは何もないし)この出来事に関しては「それでよくない」気持ちがしばらく残った。

あれはなんだったんだろうか?

彼女は不注意で駐車中の私の車に自分の車をぶつけ、そのことを申し訳なく思っていて、だから自分の連絡先を書いたメモを残した。

それがその場にいなかった父親が「おかしい」と言ったら何も無かったことになってしまった。

私はもちろん釈然としなかったが、彼女はそれでよかったのだろうか?彼女の表情から彼女自身自分の言っていることを信じていないように感じられたが、実際彼女はどのような気持ちだったのだろう?

あらためて言うがこれは一万円程度の弁済の話なのである。車をぶつけて連絡先を残そうと思ったときに「そんなにかかるとは思わなかった」という額では決してない。彼女大学院生とは言っても私よりむしろ年上に見えた。それが事故責任を自ら取るよりも、一万円支払うことよりも、「お父さんがそう言ってるからそうだと思う」と言うことを選んだわけである

  

事故から数年経った今でもふとした拍子にこの出来事を思い出すことがあり、その度に私はかなりイヤーな気持ちに襲われる。

彼女自分でも信じていないことを「父親がそう言ったから」という理屈で押し通そうとしたこと。そして彼女父親とは何の関係もない私に対してもその理屈通用すると思った、その事実に。

2023-02-04

弱者男性かと思ったけど違うな

恋愛とか学内ヒエラルキーでめちゃくちゃ頑張って大満足の結果に終わってるしな

就職は出来てないけど育ちの良さ見てるんでしょあれ

じゃあ俺は育ちよくないの確定してるからわざわざそんなもの気にしなくていいじゃん

就職は育ちのいい人から順に上の職業にいけるんでしょ?

なら俺は野生で生きていくから

ホームレス短期間だけやったことある

でもバカじゃないか全然生きていけるし寧ろ楽しい

一生あのまんまで抜け出せないこと以外は

から俺はホームレスやめた 飽き性だから

でもホームレスちょっとやったおかげで自分限界を知ることができてちょっとくらいお金がなくてもクヨクヨしなくなった

都会じゃなくて田舎ホームレスになりたいか

2023-02-03

不倫してしまうかもしれない(たぶんしないけど)

増田は既婚者で二児の母親でもある

夫は人格者だしルックスもいいし普通に恋愛結婚だったしお互いの実家含めて大きなトラブルもなく、別に今の生活に不満があるわけじゃない

しか自分がともすればそれらを全部捨てて逃げてしまいそうな恐怖に今怯えている

というのも最近大学部活動ひとつ上だった先輩に再会した

昨年のはじめぐらいかとある趣味にハマっていて、それ関連の社会人サークルに加入したんだ

そしたら先月そこに先輩が新人として入ってきた

懐かしさから話も盛り上がり、一気に時間が戻ったような気がした

サークル活動が終わった後、まだ話足りなくてこちから誘って飲みに行った

当時の部員が今何人くらい結婚してるとか、地味だったあの人が業界活躍してて〜みたいな話を二時間くらいしていると

ラストオーダーの時間になって店を追い出された

私の終電はまだまだ先だったし先輩は車で来ていたから、駅までのんびり歩きながら送ってもらった

でもその途中でふっと話題が途切れて、ふたりとも黙ってしまって変な感じになった

そしてその感じには憶えがあった

大学文化祭の前、部のメンバー終電すぎまでキャンパスで準備作業してて

でも学内宿泊する許可をとってなかったため追い出されて、その現場にいた6人で先輩のアパートで朝まで寝させてもらうことになった

実を言うとそのときの私は隣駅のアパートに住んでたから帰ろうと思えば帰れたんだけど、他のメンバーが気を使って誘ってくれた

私は先輩のことが好きで、それがみんなにバレバレだったのだ

六畳間に先輩の布団と来客用のダブルの布団を並べて敷いて、そこに男女六人が雑魚寝する形になった

先輩が左端で、その隣が私だった

みんながそう仕向けたのだ

私と先輩以外の四人はすでにカップルで私達は「お前らも早く付き合っちゃえよ」みたいなノリでよくいじられていた

もちろん私はそう言われるのがまんざらではなく、「え〜ちょっと〜」とかいいながら気持ち悪くニヤニヤしてしまっていたが、先輩がどう思っていたかはわからない、怖くて顔を見られなかったか

その夜は結局眠らずに朝方まで駄弁って、カップル2組は始発に合わせて「増田ちゃんは校門開くまで寝かせてもらいな! ね!!」と私を残して出ていった

その意図はもう明白で、先輩も私も変に意識してしまい、

「まあ、じゃあ寝るか・・・

「あっはい

みたいな感じで布団に戻った

先輩はさっきまでとは逆側の、ダブルの方の布団に入ってこちらに背を向けた

今思うと、私の方はさっきまで寝ていた場所に戻るだろうという想定で、距離を開けたんだと思う

それを私は何故か「えっ? えっ?! ダブルの方に?? これって誘ってるんだよね? 来いってことだよね??」と解釈して、心臓バクバクさせながらすっと先輩の隣に潜り込んだ

「えっ」

と先輩が言ったその響きを今でも覚えてる

その時はなにが「えっ」なんだろう、寝ぼけてるのかなかわいいと思ったけど、まあせっかく開けた距離を秒で詰められたらえってなるよね

でも先輩は私を追い出したり恥をかかせたりせず、そのまま背を向けて寝続けていた

私はと言えば完全に「そういうことなんだよね??私今から処女捨てるんだよね?!」って思ってたのんだけど、何しろ経験がないのでどうするべきかわからない

先輩はずっと背を向けてるし…

先輩がゴム持ってなかったら困るなとか、いやその前にシャワーじゃない?とか、先輩の後頭部をガン見しながら悶々と考えた

ただ考えてもどうにもならなくて、でもせっかくのこの時間意味あるものにしたくて

めちゃくちゃ、本当にめちゃくちゃ勇気を出して、おでこちょっとだけ先輩の背中にくっつけた

汗のにおいがした

ペンキとスプレー糊のにおいがした

隣の部室のアジア文化研究会が漬けているキムチのにおいも少しだけした

これでいいや、これでけっこう幸せだ、と思った

そう思うと眠気が来て意識が遠のいた

目を覚ますと先輩はもう起きていて、簡単な朝食を作ってくれていた

食パン目玉焼き 飲み物は水だけ

私達はそれを無言で平らげて、文化祭の準備の続きをするためにキャンパスまで歩いた

何を話してもすぐに話題が途切れてしまった

私が、同衾した(文字通り同衾しただけ)昨夜のことを思い出して真っ赤になってキョドってしまうから

起きてからも額がずっと熱いような気がしていた

先輩はいつもどおり飄々としてたけど、やはりどこか意識しているのは見てとれた

私は本当にこの人のことが好きなんだなと思った

っていう、こういうことを子持ちのアラサーおばさん増田が書いていると思うと怖くないですか?

でもそれが現実なんですよね

とにかくこのときの、朝日の中をぷらぷら歩いた数十分とその前の数時間のことを、久しぶりに再会した先輩と駅まで歩いたことで明瞭に思い出してしまった

若い頃の恋ってなんであんなに激しかったんだろうって思うことありませんか?

先輩が他の女と話しているだけで嫉妬に狂いそうになったり、同じ時間に同じ店にいるためにめちゃくちゃ努力したり、文房具拾ってもらっただけでその日は一日中幸せだったり・・・

あのあと私は先輩と付き合うこともなく、処女のまま就職して職場で今の夫と出会うんですけど

そこには学生時代みたいな燃える恋はなかった

お互い徐々に信頼感を積み上げていって、お付き合いしましょうなんて言うこともなく、いつの間にか休日の予定を合わせるようになっていた

はじめて泊りがけの温泉旅行に誘われたとき、そして旅先での夜・・・

緊張したけど、たしかにすごく緊張はしたけど、ボロアパートで先輩のせなかにおでこをくっつけたときのような死にそうな、体ごと命ごと爆発しそうなドキドキはなかった

もっとどこか冷静で、また一歩結婚に近づいたんだなぁみたいな感じが強かった

あんなドキドキは若い限定なんでしょうね・・・

そう思っていた時代が私にもありました

社会人サークル活動は週に2回

恥ずべきことだと思うけど、今の私は先輩に会うのが楽しみで他のことが手に付かないくらいになっている

私が好きになった先輩の魅力は今もそのままだ

これはフェイク設定なんだけど大学の頃入ってたのはギター部で、いまいるのはウクレレサークル

まあそんな感じで地続きなジャンルなんだけど

かつての先輩は本当にギターが上手かった

ものすごく努力して技術が高いとかではなく、生来のものにすら見えるセンスと発想がぶっ飛んでた

先輩の演奏する姿に私は惚れていた

そして十何年たった今も、先輩のウクレレは素晴らしい

すでに講師代理をするという話も持ち上がっているのに「でも俺は楽譜通りには弾けないか・・・」みたいなことを言って断ってる

はぁ、カッコいいよねもう

おっさんでも乗ってる車がタントでも靴がクロックスでも全然気にならないくらいかっこいい

最近は「当時の話」のストックが尽きてきて、先輩との二次会ではついに「あの日の話」が俎上に上がった

「あのときあんなだったけど、あの後どこかのタイミング告白されるかって思ってずっと待機してたんだよ俺」

ほんとですかぁ?怪しい〜なんて返したけど、もう脳内では快楽物質バドバよ

「え、じゃ、じゃ、じゃあ、今からでも?」

平静を装いながらも心臓ポンプ車になる

増田ちゃんもう人妻でしょ」

先輩がフリーなのはすでに確認済みだった

「じゃあじゃあじゃあもし人妻じゃなかったら?」

「そしたら考えるよ」

考えて〜〜〜〜!!もっと私のこと考えて欲しい〜〜〜〜😭

まあでも最愛の子供たちもいますし夫のことも本当に愛してるので変なことはするつもりないです

からやっぱりさ、陳腐な言い方になっちゃうけど恋と愛ってぜんぜん別物なんだよね

いっとき恋愛感情に踊らされて行動を起こすのは動物ですよ

まともな現代人のやることではない

でも恋の熾火はどんな場所にでもくすぶってるんだなって・・・

           〜 fin

2023-02-01

anond:20230201232707

弱者性って遺伝するのかな…学内文系人権正義活動やってる先生達と一緒につるんで、署名活動とかも回してくる遺伝生物学者人類遺伝学者は、その辺どういう対処してるんだろ

2023-01-16

博士課程を中退したい

すりゃいいじゃん、って話なんだけど。そうするために必要な行動をする気力もなくなってて、もう呼吸だけして1日が終わるだけで疲れる。

老人か?

疲れたよ、もう。いろいろと。



まず、なんで中退したいのかというと「研究がまったく進まない」からだ。まっさら白紙のほうが価値がある気がする。おそらくそうだろう。だって綺麗だもん。


(寸劇 はじめ)

来年度で修了するはずなんですよ。ああ、論文数ですか?

一応、1報は。

え、足りなくない?

終了。制作著作……

(寸劇 おわり)


という状態だ。もうやだ、泣きたい、泣いてる。

ぼかして書くけど、学際的なことしてたんだ、修士で。例えば情報科学生物科学とか、これはバイオインフォマティクスっていわれてる。こんな感じで複数学問分野をまたいだような研究をね、やってたの。

それで博士課程では修士までとは専門が違う大学院研究科に進学した。さっきの例を使うと修士(情報科学)→博士(生物科学)となる。軸足を移そうと考えての行動だった。


結果的にいうと、これが大失敗。


もうね、無理。やれると思った、あの自信はどこからきてたんだろう。

最大の原因は能力不足だと認識してるけど、それだけじゃなかった。



1つめ、新型コロナウイルス感染症。(計算したらズレてない? ってなると思うけど、テキトーに補完して)


博士課程へ進学した年に、コロナ。COVID-19.

大学への入構禁止学部生はリモート授業。院生は?

放置

そして何もできないまま2ヶ月経った。何もしてねぇ。でも大学へは行けるようになった。とりあえず机を手に入れて、片付けて、PC等の設置や設定などなどして。

始まった新しい大学院での生活。この年は、そんなに順調ではないにしても酷くはなかった。順調ではなかった、主に人間関係が。

授業はリモートがメインになったので人間研究室に来ない。会話、ほぼなし。たまに学部生とかくるけど、顔も名前もわかんない。あっちもそうだったと思うけど。会話がないと人間って関係が構築されないんだなって思った。


あと指導教員が想定より神経質だった。これが合わなかった。

研究とは関係ない部分での衝突があった。細かく書くと愚痴が長くなるから控える(=この件に関しては、相手が悪いと心の中で結論が出ているので議論しない)。

が、これでメンタルの大部分がすり減った。ガラスより脆い。いや、豆腐より脆かったのかもしれない。大学のカウセリング室へ数回ほど通った。その後カウンセラーとも合わず自力で復帰した。この間も、とくに研究の手が止まることはなかった(なお成果は……)。

これが1年目、2年目と続いた。

コロナの影響は大きかった。修士まではセミナーに参加するのが好きだったが、学内では開催されないこともあり孤立を深めていった。そもそも自分研究と近いとはいえ別分野に飛び込んだ時点で孤立していた。孤独だった。

誰にも相談できなかった。今もだけど。話す相手がいない。話していると解決できることって何故か多いのだけれど、話す相手もいない。ぬいぐるみでも、用意するべきだったのかもしれない。

とにかく、1人ということに耐えられなくなった。

にもかかわらず精神を摩耗してきた結果、コミュニケーションにたいする積極性を、さらに失った。



2つめ、精神ストレス


もう出てきてるんだけど、ストレスマッハ。こいつは加速することしか知らないらしい。帰ってくれないか、頼むから

このストレスってやつは研究が進行しないということだけが起因ではなかった。

家庭環境ってやつもよくない。

うちは父親がアレでアレなもんだから、家には安らぎってもんは少ししかない。アレがいないときは安らぐ。永遠であれ。

こいつが2つの問題を持って帰ってきた、最低。

しか自分問題のくせに、こちらに解決法を考えろ、弁護士とやりとりしろと言ってくる。消えてくれ。

こうしてストレスはとどまることをしらず、重く蓄積していく。



さて。ここまでくれば、中退するのは妥当じゃないか? となるわけである。進捗ないし、精神疲労が酷いし。じゃあ何故、中退しないのか。

アレが関わってくる。

とにかくうるさい生き物なんだけど、やることなすこと文句を言ってくる傾向にある。中退なんぞすればもうゴジラのほうが静かかもしれない。どっか暖かいところにでも行ってパヤパヤしたいなぁ(現実逃避)。


以上ことから与えられるストレスの大きさを不等式で表すと、

進捗ないです<「うるせぇ生き物」の鳴き声()

となる。


もう気力がない。呼吸しかしたくない。

いや本当は遊びに出かけたいしゲームしたいし、楽しく生きたい。

どうしよ。

フェミは僕ヤバを見て燃やせ

男子中学生同級生を視姦し学内トイレでシコるのを許すな

anond:20230115043716

2023-01-12

推しの子がどんどんかぐや様みたいなノリになっていく

原作赤坂アカって極めてタレント的な目線の人で、一般の、ファン側の考えが全く無いんだよね。かぐや様のときから

今回のアイドル仲間が週刊誌にすっぱ抜かれるという最新話でも、「ストーカーしてくる記者が悪い!!」というある種開き直るという展開。ここからかぐや様のように、自分達を邪魔する記者たちに対して一泡吹かせてやろうという流れでしょ。芸能界大御所なんかも出てきて、タレント側で結束して記者側に圧を掛けるといったやり方かもね。

かぐや様も白銀圭も学内においてタレント側の人間であり、同じく学内権力を持つ御曹司ら(タレント側)と結束して困難に対抗していくという流れだった。

赤坂アカ作品にはこうした共通項があって、極めて自己中心的自身(タレント側)の正当化ばかりするところにキモさを感じてしまい苦手である。(同時に面白さでもある)

こうした己の圧倒的正当化により無茶苦茶やるという話で思い浮かんだのは宗田理の「ぼくらの7日間戦争」だ。小学校の仲良しグループがうざい教師ボコボコにするという話で、読んだのは同じく小学生ときだが流石に先生側が可哀想過ぎて、自分達に酔っている「ぼくら」側をキショイな〜〜〜と思ったのを覚えている。

このノリは化学調味料みたいなもの面白いのだけれでも、用法を間違えるととんでもない量のキショみが生まれしまうので注意が必要だと思う。かぐや様の後半で人が離れたのはこれが理由でしょう。推しの子では気を付けてもらいたいですね。

というか近年のインフルエンサー(youtuber,vtuber)に感じるしんどさもそこにあるのかもしれない。彼らが生放送で行った発言は即座に切り抜かれて「実は〇〇してる人、無能です…」みたいな動画が出来上がる。今から真理を言っちゃいますよ…みたいな体で腹の底で思ってることが大衆開陳されてるのをみたとき、例によってキショイな〜〜〜と思ってしまう。

あれか、自惚れによる内側の開陳キモいのか。それはまた別の話か?分からなくなってきたけど、世の中キショキショのキショが多いというはなし。

2023-01-01

anond:20221231214410

「騙し通せ」という意見がある。

ただ、騙すことの善し悪しとは別に増田がずっと騙し続けられるのかという問題もある。

増田の、技量と、用心深さと、精神力にもよるが、生きている限り、バレる可能性は結構ある。

例えば、寝言や、突然の知人との遭遇を防ぐのは難しい。

自分のやってきたことに疑問を持ち、フェイクを入れていたとしても増田相談するというリスクを冒すようなタイプ人間には、荷が重すぎるのではないだろうか。

 

また、京大は色々な意味ネタになる大学から、内部の話題を知っている人間結構いる。

思いもしないタイミング卒業生に会って「マジ!?俺も!どこにいた?俺パラケー!w」とか言われることもある。

入試の時や在学中の折田先生が誰だったか、授業に乱入してくる寮生、学食南北格差学内の馬、楽勝科目、等々……増田はどの程度対応できるだろうか。

心身が万全な時ばかりでもないだろう。

いつでもごまかせる状態自分を保ち続けるのは、かなり難しい。

 

から、嘘を吐き続けるのはお勧めしない。

難易度が高く、リスクも大きく、割に合わない。

可能なら、会社転職してしまった方が良い。

突然バレてクビになり、失業給付も受けられない状態で放り出され、離婚による慰謝料等を支払い続けるより、本当の経歴で転職先を探して、そこでは正直に生きる方が、ずっと安全だ。

詐欺は、マジで素人には厳しすぎる世界だ。

2022-12-25

ぼっち・ざ・ろっく#12話で結局ぼっちコミュ障のままだった

これ、凄い良い所だったと思うんですけど皆イマイチ言及してない気がします。

ボトルネック奏法での一発逆転は盛り上がりましたし、そこに行く流れとしての「アル中迷惑客が一番前に陣取って酒瓶を散らかしていた」というシチュエーション瓢箪から駒の二重構造を産んでいたのも話作りとして緩急があって良かったので話題になるのは当然なんですが。

でもあそこで一番大事なのって「結局ぼっちはこの土壇場でコミュ障が治ったりしない」っていう所で、強烈なインパクトのあるボトルネック奏法はどちらかというとそれを物語に組み込むためのバーター脱臭のための要素に思えるんですよね。

ぼっち・ざ・ろっくって「ギターを凄い練習したコミュ障承認欲求モンスター物語」という設定を裏切ること無く丁寧に進めているか面白いというか、主人公コミュ障なのを超絶ギター技能を持つ学内ヒエラルキー底辺というスタートを成立にするためだけの「スタートダッシュ台」にしてないのが売りなんですよね。

どんなにバンド仲間と一緒に過ごしても持って生まれ陰キャ性は絶対に失われないっていうのを、物語の都合よりも優先しているからこそ作品リアリティリアルかどうかではなく実在してる感覚があるかの意味)を持って鑑賞できるわけで。

もしもここで「ライブ回なので気合入って後藤ひとりが覚醒して完全無欠になりました」だと物語の作り上げてきた世界観が一気に色褪せていたんだろうなと。

ボトルネック奏法の直前で崩れていく後藤ひとりを結束バンドメンバーアドリブで間をつなぐ、まさに結束だなーってシーンは#8話にて失敗に終わりかけたライブギターソロで持ち直させた後藤ひとりに対しての恩返しのような側面もあるんですよね。

でもその両者において後藤ひとりが結束バンドに対して捧げたのは結束というよりも「自分中心の世界になったことで解放されたギターヒーローとしての超絶技巧」によって答えるんですが、これは結局のところ後藤ひとりにとってのベスト状態アニメ終盤においてもソロプレイであるという事なわけです。

これって要するに#1話の完熟マンゴーの頃からまだ脱皮しきれてない、というか、ここまで来てもこうなら最後までぼっちにとってのベスト状態ギターヒーロー状態の時なんじゃないかという疑念さえ湧いてくるわけです。

そこに追い打ちをかけるように喜多郁代は「皆と合わせるのは得意なのでバッキングが上手くなった」と語っているのがまたなんとも。

まり後藤ひとりのぼっち性はバンドをやって仲間ができた所で変化しておらず、陰キャ陰キャとしてバンドに貢献する形は、陽キャのそれとは違った形で現れる、結論としては「陰キャはどこまでいっても陰キャ」が文化祭ライブまでにおけるぼっち・ざ・ろっくのストーリーとなるわけです。

完成品を見てしまうと当たり前に感じるんですけど、作品の中での山場を超えても主人公を「主人公らしい物語を盛り上げやす人格」に成長(矯正)してしまわないというのは決して簡単じゃないと思うんですよね。

普通だったら分かりやすい盛り上がりの一環として主人公人格をまるっと陽キャに入れ替えてしまうんじゃないかなと。

でもぼっち・ざ・ろっくはそこに逃げること無く「機材トラブルを言い出すことも出来ずアタフタする」→「仲間が助けてくれる」→「超絶技巧で殴ってきり抜ける」というスタイルを貫き「ギターの上手なコミュ障」のまま主人公に山場を切り抜けさせてるんですよ。

白状すると私はぼっち・ざ・ろっくのことを最初「都合よく性格レベル-100にした主人公を雑に成長させて、性格レベル±0からスタートした時との差分で状況を大きく見せるよくある陰キャ文化盗用」ぐらいに思ってたんですよ。

でも実際に蓋を開けてみると全く違っていて、ぼっちは少なくとも文化祭段階まではほぼ全く変わらずにぼっちなんですね。

特定性格やそのステレオタイプに対する雑な偏見を組み合わせて物語を作り、そこから雑に成長させて終わらせるのって実際の所、作劇の仕方としては王道とも言えるんですが、それをやると物語寓話性に飲み込まれリアリティを失うという欠点があると私は考えています(逆にディズニーなんかは意図的寓話的な話にすることでリアリティラインをコッソリ下げるのに利用してたりする気もします)。

でもぼっち・ざ・ろっくはそれをやったらおそらく作品として「死ぬ」んですよね。

私はそれを勝手危惧していました。

折角面白いアニメなのに、フィナーレを飾るためという安易理由自分から死んじゃうのかなって。

でもそれは単なる杞憂で、実際には貫くべきものを貫くことで守るべきものを守って終わらせたわけです。

いやこれって凄いことですよ。

変な話、大体の作品は途中で勝手自分から死にがちですからね。

なまじ期待の大きい作品ほどそういう所があるので本当に怖かった。

でもそうじゃなくてよかったなと。

あ、そんだけっす。

2022-12-13

印鑑無断使用ってバレないものなのかな?

一応犯罪だが、気になったことがあるので書く。

私は、修士課程のころ、指導教員印鑑勝手に買って使ったことがある。

他人印鑑勝手使用することは有印私文書偽造罪と立派な犯罪だが、なぜかバレなかった。

卒業からかなり経った今も全く何の追及もない。

しかしたら印鑑無断使用ってバレないものなのかな?

きっかけと経緯

その研究室は、専攻分野の中でも際立った研究をしており、かなりの実績を出していた。

担当教員もかなり力のある人物で、設備も充実していたことに魅力を感じた。

研究テーマも、他の学生と全く異なるものを任せてもらい、やりがいもあるだろうと思っていた。

そこで論文執筆国際学会発表をたくさんこなして博士課程まで進み、アカデミックに残りたいと思っていた。


だが、研究室に入ってすぐ、そんなことはできるわけがない現実に直面した。

まずコアタイムが厳しく、コアタイム外のゼミ会が毎週あったり、それ以外の時間暗黙の了解で残らせるところだった。

夏休み学部生が1カ月以上あるのに対しこちらは長くて1週間、春休みはなし。

書かれていないことは暗黙の了解に過ぎないと無視していたら、指導教員直々に「お前やる気なさすぎ」とまで言われた。

雑用当番や研究室行事も頻繁にあり、ただですら研究疲弊しているところに追い打ちをかけるようだった。

また、研究室が優秀ならメンバーも非常に優秀ですぐについていけなくなった。

そんな中、研究成果をうまく出せず、指導教員に叱責される毎日を送っていた。

指導教員は言うことが頻繁に二転三転するうえ、こちらの意見は全く聞き入れられず、ストレスが溜まっていった。

うまくいかない実験に関しこちらが改善案を出しても一切認めず、ただやり直せと言うのみでにっちもさっちもいかなくなった。

学生相談制度で別の教授と会ったときも「ここまで緩い研究室すら無理なら退学すべき。就職も今は人物重視だから問題ない」と言われた。

学内相談員も同様に、遠回しな言い方ではあったがやたらと退学を勧めてきた。もしかしてそういう校風だったのだろうか。

そしてある日、ついに限界を迎えてしまい、半ば喧嘩別れの形で研究室を飛び出してしまった。


その後は好きな講義を受講するなど学部生に準じる生活を送っていた。

ところで、私は学内で国際教養認定するプログラムに入っていた。

それは対象講義いくらか受講し、さら留学すると大学から認定証とともに国際教養お墨付きがもらえるというものだ。

もちろん国家資格とかじゃないからこれで食えるわけではない。ゆく先々話のネタにはなる程度だ。

そんな中、ふと留学プログラムのお知らせがメールで届いた。

ちょうどお金もたまっていたのでそれに応募しようと思った。


しかし、大学院生は何をするにも教授許可がいる。授業の履修だけでなく休学・退学ですら例外ではない。

もちろん留学にも指導教員許可必要で、願書には指導教員の記名押印をもらう必要がある。

しかしその時の私は指導教員と仲違いしており、のこのこと研究室に出て「ハンコ下さい」なんて言うわけにもいかなかった。

実際、これまでのことを謝罪しに行ったことはあるのだが、取り付く島もなく追い返された。

となるとどうにかして印鑑を押してもらったことにするしかない。

研究室へ行くとバレてしまう。ならば指導教員と同じ苗字印鑑を買って押すしかない。

ダメで元々店に赴くと、かなりメジャー苗字から簡単に入手できた。

指導教員名前Wordで印字し、買った印鑑を押したら問題なく受理された。

(後で知ったが「記名押印」は印鑑さえ押していれば氏名は印字やハンコでもOKだという。氏名も手書き必要なのは署名捺印」)

なんとなく犯罪意識はあったが、これしか選択肢はなかった。

申し込むとすぐに「学内選考合格。返済不要奨学金付きで先方に推薦するので応募手続きを進めるように」という返事が来た。

そのまま応募手続きを進めたところ、留学先による選考にも合格してしまった。

ちなみに、一番大変だったのは英文履歴書と志望理由書の作成だった。インターネットで調べて何とか出来たが。

留学担当部署合格を報告すると、選考だけでなく留学にあたり書く申請書にも指導教員印鑑必要だとわかった。

ここまできて引き返すわけにはいかないが、同じことをすればいいので良心の呵責はなかった。

なんでバレなかったんだろう?

こちらの行動がバレるきっかはいくつかあったが、追及は全くなかった。その原因を考えてみたい。

まず印鑑を使った段階についてだが、これは簡単だ。印鑑を買って押したところは目撃されていないのでわかるわけがない。

書類受理した側についても、建前上指導教員許可必要としているが、実際は印鑑の有無を事務的に見るだけだからだ。

銀行ではないのだから印鑑登録をしたり、その真正性の判定や所有者への確認はしない。

もし不備が見受けられるのなら書類を突き返して作り直しを命令するだけでよい。

受理された後も、書類関係する諸手続きしか用いない。つまり用が済んだら即時破棄が普通だ。


そこで一番バレる原因になりそうなのが教授会だ。

国際教養プログラム担当教員によると、プログラム修了認定の議題を教授会に出したという。

となると、配布資料または口頭で私の名前が出ており、それを指導教員認知しているはずなのだがなんの追及もなかった。

不思議に思ったので原因をいくつか考えてみた。

私としては、ありそうなのは順に③、①、②だと思う。

①国際教養プログラムの参加には指導教員許可不要と思っていた。

かに指導教員許可を要する物事は数多く存在するが、そうでないものも多い(証明書の発行、通学定期の購入など)。

従って、国際教養プログラム参加には指導教員許可不要と思っていた。

当然、私が無断でやったことにも気づいていない。

印鑑無断使用含め、私が不正行為に手を染めていたことに気づいていたが追求しなかった。

講座の受講や留学には指導教員許可として記名押印が必要である

指導教員許可などした覚えがないのに私が勝手に受講を始めてプログラム修了まで至っている。

となると、私が何らかの不正方法で事を進めたに違いない。

しかしながら、それを立証する証拠がない。留学の応募書類などを開示してもらうことはできるがこれでも立証は難しい。

(なお、卒業生については事務局学位単位の修得状況だけ保有し他は破棄するため、現在教員による立証は不可能)

私を呼び出して話を聞こうにもいくらでもすっとぼけられてしまう。教授会の開催も私の修了間近と追及する時間的余裕もない。

もし事前に立証できているなら、学科内のエライ教授に話をつけて懲戒処分に持っていけるはずである

とはいえ、私がこんなことをしていようとも指導教員自身研究室には何の実害もない。

それに、ヒエラルキーの非常に強いアカデミック世界だ、こんな不確かなことで騒ぐのはもったいない

下手に騒いだせいでお偉いさんに目をつけられるとキャリア台無しだ。

特に、私を大学から追い出さないといつまでも居座られる。ならば研究成果が不十分でも修了判定を出すしかない。

(一応、学生放置することで在籍可能期間を満了させて除籍に持ち込むことはできそうだが、問題になるのだろう)

そもそもこの話題に興味がない。

大学教員は如何に予算を取ってきて研究成果を出し出世するかが大事

こんなことどうでもいいし、私がやったことについて調べるのも面倒。

余談・その後

書類申請がうまくいったので留学へ出発。楽しい留学ができた。

帰国後は残りの単位を修得し、国際教養プログラム認定要件クリアした。

学内カウンセラーの方に仲裁してもらい、無事研究室にも戻れた。

研究室には指導教員とは別にもっとエライ教授がいたが、私が不在にしている間、何の前触れもなく退職した。

私以外のメンバーにも退職日や理由などを事前に知らされなかったそうだ。

そういえば私が研究室に入る前、その教授は「近い将来指導教員を独り立ちさせる」と言っていたので、それ絡みだろうか。


研究室に来なくても研究を進められるようになった。連絡は口頭でなくチャットソフトを使うことになった。

研究生活面、あらゆることでこちらを詰めてきたはずの指導教員対応事務的になった。

今までは研究報告でさんざん貶されていたところを、提出したらすぐに「よいと思います」と言われるようになった。

高圧的に命令してきたところが、丁寧語提案するような口調になった。

「どんなことよりも研究を優先せよ」だったのが、「やりたいことがあるならそちらを優先した方がよいです」と言うようにもなった。

ただ、「発言が二転三転する」と言われたのが心外だったのか、何度も「研究ですので変更もありえます」と言うようになった。

発表資料も何度も突き返されたところを、指導教員が大枠を作り、こちらはデータだけ書き加えればよいことになった。

雑用当番やゼミ会、研究室行事免除となり、学部生に準じる夏休みももらえた。


研究は順調に進み、要件もすべて満たし修了できた。

修士論文は序論として先行研究に続いて自分研究背景をまとめ、あとは研究報告書を要約していけば完成した。

その代わり、

・私の研究ポスターや発表実績を外部(研究室ホームページ研究棟の廊下など)に公開しない

卒業アルバムの撮影は私抜きで行う

・修了間近に私のデスクを片付けに行ったら、そこが荷物置き場になっていた(最も、研究室を飛び出す前からよくこうなっていたが)

など、私をいなかったことにしたいようだった。


学位記授与式を過ぎ離籍しても、就職先への出社日前日まで研究をさせるところだったが、私は修士論文を出した時点で解放された。

(本当はこれ、部外者研究従事させているので万が一のことがあった時を考えるとマズいことなのだが…)

結局、修士学位記と認定証、そして「修了おめでとうございますさようなら」とそっけない言葉をもらい大学から去った。

(なお、博士課程については、1年次後期の時点で指導教員直々に「テメーはダメだ」と言われたので断念していた)

何のつもりか研究室からの寄せ書きもくれた。数人はメッセージしか当たり障りのない内容だったけど。


一応研究ノートとかは返してないが、こちらも特にとがめなし。まぁ「門外不出にする価値もない」ってことなんだろうけど。

研究室感謝する義理もないので、研究室パソコン内のデータ研究実験ソフトなどを全消しするプログラムを仕組んでおいた。

バレにくくするため、研究室を去ってから数か月後に全消しプログラム作成してから消えるパッチファイルだけ入れておいた。

全消しプログラム生成からさらに数か月後、そのプログラム作動パソコンダメになるというわけだ。

今頃どうなっているか気になるが、今は部外者研究室とも仲が悪かったため覗きに行くことができないのが残念だ。


ところで、私が去った後の研究室や専攻の方針がどうなったのか気になるところである

私のような学生ニーズに最大限配慮した研究進路指導をするようになったのか。

研究室の都合を最優先できるか、志望理由書や面接確認するようになったのか。

単に私の一件は「例外」として忘れ去られ、今までと変わらない日常に戻ったのか。

2022-12-12

学内規定なんて知らねーよ

大学教職員ポスドク公募でよく「給与は本学の給与規程に基づく」ってあるけど、こちとらお前らの大学給与規定なんて知らねーんだわ

会社採用ページで「給与本社給与規定に基づく」としか書かれてなかったら求職者から総スカンだろ

やましいことないなら具体的にいくらなのか書いてくれよ

なぜ大学だけこんな治外法権が許されてるのか

2022-12-04

旧帝大も,もう限界です

anond:20221204111742

元増田じゃないけどブコメ見て思ったことつらつらと.増田は不慣れなので読みにくいと思います.ごめんなさい.

秘書雇えば?

真っ当な人雇おうとすると最低でも年400万,ツテとかなくてWDBとか人材派遣会社経由とかになると年600万が"最低"のスタートライン

(人事やっている人ならわかると思うけど保険代とかもあるので労働者の額面以上の金額必要,その分まで含めて研究からさないといけない)

また,単年度当たりの予算が百万とか数百万の研究費は他の予算の合算使用できないものも多いため,総額で600万ぐらい研究費稼いでいても一人の秘書を雇うことができないこともある.

合算して人件費支出して良い予算を取りに行くか,学内制度使って研究室横断秘書(週2とかだけ来てもらう)みたいなのがあればそれで雇う方法などはあるけど,そもそも事務作業研究の主たる作業ではないので,その人件費だけしか支出していませんというのは使途として不適切扱いされるし,そういう人件費支出できない予算もある.

そのため,建前上は研究補助者や謝金払いとしてやりくりするとかよくきくけど,これも表にでたら不正使用扱いになるので,例えばそのような雇用連続で2ヶ月しか不可というルールがあるところもある.

なので秘書雇うには人件費以外も十分に予算ある1課題研究費で単年500万以上ある研究費(科研費でいえば基盤Bでギリギリ,真っ当に研究するには基盤A以上)を取りにいかないと厳しい.

それも,研究費は数年から長くて5年程度なので一度途切れるとその度に解雇→人探し直しになるため,いか予算を途切れさせないか課題になってくるけど,そうすると予算申請研究期間終了に伴う報告書作成業務が毎年のように発生するようになってくる.

また,科研費db見てもらえるとわかるけど科研費など税金が元のものは,だいたい研究費の30%は大学側の事務に行き残り70%の直接経費が実際に使える研究費となる.

そのため,教員が「科研費100万円当たったわー」といっても,実際教員判断で物品購入や人件費で使えるのは70万円だったりして,基盤B当たっても大きな研究やろうと思うと普通に秘書1人雇うお金はない.

またそもそも人件費の優先度でいえば研究ちゃんとやってくれる研究者(ポスドク助教)が欲しいのでそっちを優先したくなることが多いけど,そのポスドク助教が増えたらそのポスドク助教研究事務作業も増えるし,その事務作業の一部の責任を負わされることも少なくない(科研とか個人研究個人責任ではあるものの,事務レベルでは大学本部から雇用責任教員(准教授以上)が怒られる).

なお,秘書として働く側もできれば良い給料で長く働きたい時代なので,雇用から「最低レベルの400万で予算が切れたら次年度雇えません,でも次の研究課題が採択されたら引き続きお願いしたいです,採択結果が出るのは3月でそれまでわかりません」だと労働者として不安しかないので,能力ある人は普通賃金では応募してこない.

そうなってくると雇用が安定していれば400万で雇えるような人も,600万円出さないと雇えないような状況とかに陥り,より秘書を雇うコストが高くなる.

ただこれも科研費は採択結果の通知が今までは4月だったのが前倒されたので親切になったほうで,これまでは4月に入ってから科研費落ちた,金なくて雇えない,すまん,遅くとも4月末までに辞めて欲しい,マジすまん……」みたいなのもあったとかなかったとか(誇張だけど遠からずこういうことはあったし今も予算の採択結果公表時期によってはある).

大学側で秘書用意してくれたらいいのに

大学側は各研究からあがってきたものをチェックする人達はいるけど,その人達システムに上がってきたデータのチェックなどは手伝ってくれるけど,システム入力領収書スキャンして添付してシステムで提出して原本学内便で送付や,請求書予算入力して振込先の確認と未登録場合は先方へ登録依頼書の作成手配など)は各教職員責任持ってやれ,というスタンスで手伝ってくれる人は用意しない.

っというのも,そもそもこのチェックするだけの事務員も現在不足しつつある.

これはさっきの研究費の話しにも繋がってくるけど,大学側がこういう事務員を継続的に雇う資金がなく,国立でいえば運営交付金が減り続けている影響が大きい.

競争資金場合はその採択課題に関連した人を5年程度雇うことはできても大学事務員を雇うことは目的使用なので雇えず,予算人員不足が深刻化していて下手すると稼いでいる研究室よりもお金ない.

仮になんらかのプロジェクト予算(だいたい研究とセットで研究機関側の整備がついているもの)で雇用できたとしても数年から5年程度が限界であり,そういうの活用していると上の秘書雇用継続問題に直面するし,

学外から見ると雇い止めしているのとほぼ変わらないちうか雇い止めのもの(原資がないのでどうしようもできない)状態になる.

また,上で話した間接経費は,30%入るとはいえ研究課題が増えることによる負担増に比べたら圧倒的に金額がたりないし,年度によって総額がかなりかわるので安定した人の雇用に繋がらない.

極端なこといえば100万の予算で30万入ってくる研究課題雑用の量と1000万の予算で300万入ってくる研究課題雑用の量はあまりかわらない(人件費でぽーんと600万ぐらい消えたりもするので経理作業も比例関係にない)ので,細かい研究費が増えると崩壊まっしぐらである

民間財団などの研究費も増えてきてはいものの,間接経費を認めていないケースも多く,その場合事務負担けが増え事務方へお金が回らないのでツラい.

共同研究も基本は間接経費お願いしているのはこういう背景があるけど,企業から理解は得られず,間接経費0でとごり押しする例も少なくない.

そりゃまぁ会社からみたらその教員協同研究するための予算用意したのに,教員側で自由に使えず大学事務で30%勝手に使いますって言われたら企業からしたら納得しづらいのも理解はできる.

それでも,共同研究契約契約書の草案を用意したり法務契約確認したり,NDA(NDA単体は結ぶこと自体金銭は発生しない……)は大学側がやっていて,間接経費ないと人雇えずこういう契約業務も遅れがでる.

そもそも教員側にも0円の共同研究といった意味不明な持ちかけをしてくることもあり,教員をただ働きさせたい,教員はその企業と共同研究しているネームバリューが欲しい,みたいな,経済がまったくまわっていないのに仕事だけ激増する謎な話しもあるとかないとか.

じゃあ何が必要なの?

簡単に言えば人を雇う金.

具体的には各研究室に面倒を見るURA職員(1研究室1人,すぐにそれは無理でも2,3研究室に1人)の人件費.※URAとは https://www.mext.go.jp/a_menu/jinzai/ura/

はっきり言って大学側もカツカツでかく研究室も教員教育やその他学務やりながら研究費獲得は事務負担が増える一方で,URAがいないとまわらなくなってきている.

実際URAがいる研究室をいくつか知っているけど,いるのといないのとでは効率が天と地ほど差が出るといっても過言でないケースが少なくない.URAマジすごい.

URAが各研究室に配属されることにより,大学側へ渡る事務書類の精度があがり,事務方の大幅な負担軽減に繋がる.研究室の教員ハッピーになり,事務方もハッピーになる.

URAのいる研究文化形成をまずは国立大学から運営交付金2004年の水準に戻してURA育成・雇用に充てる.今の物価を考えれば1.5兆円まで増やしても良いとすら思う.

運営交付金は「安定的・持続的に教育研究活動を行っていくために必要な基盤的経費」であり,もはやこれが達成できなくなっているので,それを下支えする人員を増やすのは急務.

ようするに国立大学役割を良く考えるべきで,国として「安定的・持続的に教育研究活動」を国民に広く平等に,その機会の提供国立大学役割のはずで,少なくとも企業経営などではないはず.

経団連などから国立大学企業経営努力を期待する声や運営交付金に頼っていてはダメだという声はあるけど,その声を聞いた結果の20年の研究力の低下である

研究力があがってた頃に一度立ち戻るべきで,国立大学役割観点から企業経営を求めた方が良いという声は今後一切無視するべきである

そしてURAのいる研究文化形成に5年,形成後その研究からドクターが出て他大などへ行く5年(修士博士で5年)後,10年後から私立大学向けのURA整備事業を始めれば良い.

教育研究短期的に見ることができず,さらにその文化を創り上げるとなると正直10年以上かかるので,このような取り組みの評価20年は必要だろう.

そう,国立大学法人化から20年をむかえる今,はっきりいって教育研究は何一つとして良くならなかった.もう失敗だったと素直に認めるべきで,成功していた頃にいったん立ち戻るべきではないだろうか.

河野太郎は本気で研究者のことを考えているなら予算増と大学雇用改革に取り組んで欲しい

https://www.taro.org/category/blog/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%ae%e5%9f%ba%e7%a4%8e%e7%a0%94%e7%a9%b6

河野太郎事務作業の手間を確かに減らしてくれたし,一部で改革は進んでいるものの「簡素化」とはいえ教員への負担は残り続けているのが現状である

事務レベルでいえば良くなった点はたしかいくらかあるが,上述の通り人不足が加速しており,正直なところ,河野太郎ブログで盛り上がってから5年間経過した今,楽になっている印象はまったくない.

上記の通り,人を増やす必要があるので,人を増やせるお金必要である

雇用という観点からいえば,各分野,団塊の世代がまだ居座っているケースが多いので国立では65歳以上はきちんとクビにして団塊Jrちゃん世代交代,もしくは定年伸ばしてちゃんと残すかどっちかにするべき.

承継教授としては退いても特任の教授研究員(雇用関係有り)その後は客員の教授研究員(雇用関係無し)で居座るケースも少なくなく,承継教授第一線退いた偉い人の顔色伺いながら研究運営するケースがある.

大学からみたら知名度ある先生が大型予算とってきてくれるとかもちろんメリットはあるけど,そのせいで下の世代(団塊Jr世代)がいまいち育っていない.

私立なら「企業経営努力」の一環でそういうのはやれば良いけど,実態として承継教授に掛けている負担は計り知れず,国立大学必要な「安定的・持続的に教育研究活動」の妨げになっている側面は無視するべきでない.

また,そういう第一線退いた先生方こそ,色々好き勝手研究費使ってきた時代を生きてきた世代で,今でも時代錯誤な無理を事務へ言う先生が多い.

これはもう40年とか50年そういう仕事のやりかたやってきていたから急に変えろといっても難しいのはしかたない,昔はOKだったものOKであって,それを否定するつもりもないし,.

ただ,今のセキュリティコンプラ研究不正防止の取り組みを批判的な態度をとるのは,残念ながらあなた方がそうやって好き勝手やってきたから厳しくなり予算が減らされてきたので,

クビをしめた当事者という意識を持ち,むしろ自分たち世代迷惑を掛けて教育研究力の低下に繋がった20年となったと反省するべきで,今の事務方に文句をいうのは筋違いなのである

国立大学毅然とした態度で現役の学生を守るために現役の教員を守る必要があり,国立大学側でそのような自浄ができないなら,(個人的にも政治大学介入は反対だが)国策として教育研究保護する政治判断を入れる必要もでかねないだろう.

政治介入を一番反対しているのが団塊の世代からこそ,立つ鳥後濁さず国立は去り,研究続けたいなら他所に行くべきではないだろうか.

退官した大学じゃなきゃ嫌というような未練はただの我が儘でしかないので,そのような我が儘が通らないなら研究活動継続しないという程度なら,きっぱり辞めるべきだろう.

大学教員だけど、もう学生にお給料払えない

大学教員だけど、もう学生雇いたくない。理由お金がないからじゃない。労務管理がめんどくさすぎるしペナルティが重すぎるから

給料の原資となる研究費はたくさんあるんだよ。自分科研費で年百万円近くもらってる。

研究補助で学生雇うじゃん?でもって、その学生になにか仕事頼むじゃん?何時から何時まで学生大学に来て仕事たか、記録つけたり訂正したりするの全部教員仕事になるのよ。で、実際学生が働いてるかチェックされて、もしその時間サボってたり学校来てても研究室にいなかったりして記録が間違ってると、教員研究不正をした扱いになるわけ。捕まると科研費取れなくなって事実上研究廃業

こっちは一ヶ月以上かけて何年も前から必死科研費申請書出して、数年がかりで血眼になってようやく取ってきた研究費なのに、ヘラヘラ学生バイト入りましたーとか言ってドタキャンされて、仕事従事した時間の変更が必要になって、それで数年がかりで組み立てた研究危険さらされるわけ。

リスク高すぎて学生研究に参加させたくない。見せてあげるのと卒論修論の面倒見るのは科研費研究関係ない教育業務からやるけど、科研費研究学生関わらせたくない。研究リスク晒すだけで、なんのメリットもない。学生雇う金あったら、しっかり見積請求書納品書が出る機械を買いますわ。どうせ高々数十万円だし。

記録を正確につけるための手間暇や、学生研究説明するための手間暇考えると、結局、学生わず全部自分でやった方が研究進む。

…というのが、国立大学の現状です。こういう原状を理解してほしい。

追記

予想外に人気なので、返答返していくね。

秘書を雇え

規則上は雇えるよ、秘書さんの雇用費用も年百万円の予算から出せればね!

年百万円は少なすぎる

大多数の大学教員自分より少ないと思うよ。特に若手は。理系文系によらず、科研費若手研究は数年で五百万までなので、1年約百万円だよ!

あと、基盤研究個人で出してあたりやすい基盤Cも同額だよ!年一千万とかある研究費も、よく調べてみると研究分担者がたくさんいて、科研費一人年百万円は平均より上だと思うよ!

科研費以外の研究費も合わせると年百万円以上はもらってるけど、人件費や謝金を複数予算から出すのは、聞いたことないしできたとしても労務管理倍ぐらい大変そうだからやりたくないよ!

もちろん、年一千万もらえる研究費があるのは知ってるよ!ITぐらいの広いくくりで、旧帝大や国研の助教准教授クラスの人が激戦の末、日本全国で年10人〜30人ぐらいがもらえるのがその額だよ!旧帝大ポスト取れなくてごめんね!

年百万円は人を雇う予算ではない

もらえる研究費の額が少ないから、実質、家庭教師飲食店アルバイトと同程度の額しか出せないよ!それでも、大学内で給料が出るバイトができるので、交通の移動時間考えれば嬉しい学生にはメリットだよ!

もちろん、ポスドクや特任助教がこの額で雇えないことは分かってるよ!だから研究以外の仕事もやってもらわないと、大学からお金出せないよ!(科研費大学じゃなくてJSPSという別の組織から出ているお金だよ!)

できれば、授業とかもできる特任教員として入ってくれると嬉しいな!

なぜ科研費テーマの一部を学生やらせ学位論文書かせないの?

まだ僕の研究室には博士学生いないからだよ!今後5年で来てくれる人がいるかもわからいから、そんなのあてにできないよ!あてにして学生論文書かせてる教員がいるのも知ってるけど、そうすると、焦って研究させたい教員学生との間で衝突が起こりやすいし、アカハラになりやすいよ!アカハラ起こすと最近はクビだからリスク高すぎだよ!最初から学生は一切あてにしないで孤高の研究者徹したほうが、学生教員もみんな幸せって思ってるよ!僕の考えだけどね!

何度も言うけど、旧帝大みたいに一年に一研究室十人近く院生が入ってくる環境は、また全然別だと思うよ!そういう環境なら、学生研究してもらうのが必須だね!でも、そんな環境旧帝大しかないと思うよ!旧帝大准教授ポストはたいてい今はテニュアトラックで、任期なしになれるか不安だよ!それを受け入れられる人もいるのは知ってるけど、僕は受け入れられなかったよ!ごめんね!

勤怠管理システム入れればよくね?

バズったから、もっと恐ろしいことを書いていくよ!勤怠管理システム科研費以外の何らかの予算で導入したとして、それが科研費雇用する研究補助員の勤怠管理に使えるかは、勤怠管理システム請求したとき予算との兼ね合いになるから、すぐにはわからないよ!

教職員」の勤怠管理のためのシステム科研費研究補助員を登録したら、本来教職員管理のためのシステム科研費という全く別の目的使用した事になるから規約上、システム不正使用した事になる可能性が結構あるよ!

後は、勤怠管理システム管理してしまうと、学生大学の間の雇用関係を認めたことになりかねないよ!「労務管理」と書いたけど、おそらく、学生が何時から何時まで研究室にいたかを記録するのは、納品書と同様に支出の証憑を作成しているだけであって、大学学生の間に雇用関係は成立しておらず、謝金という扱いでお金出ている可能性が割とあるよ!詳しくは裁判してみないと誰も分からないと思うけどね!

「これ冗談で言ってるのかわからんが、年100万で上位とかいってるのだいぶひどいな...よく学生雇う気になるな...無理でしょ、分野は知らんが」

冗談じゃないよ!分野によらず、若手研究や基盤Cなら、3~4年で上限500万円程度って決まっているから、科研費だけなら約年100万円になるよ!

若手研究も基盤Cも採択率は20%~30%台だから、全大学教員の中で見れば、「科研費だけで年100万円」は明らかに上位の方だと思うよ!後、文系だと自分よりもっと少ないと思うよ!

もちろん、研究費は科研費以外にもたくさんあって、分野によっては科研費じゃやっていけないかもっと高額の研究費がもらえたり、共同研究もっと高額の研究費が簡単に出る分野があるのは知ってるよ!

あなたの分野はたくさんお金が出る分野でよかったね!全大学教員で見れば明らかにあなたは上位の方だから認識改めた方がいいと個人的には思うよ!そうじゃないと、同じ大学の他の分野の先生からねたまれるかもしれないよ!

旧帝大も,もう限界です

そうですか!ぶっちゃけ自分の業績ではもう旧帝大ポストを持てることはないと思うし、仮に「任期付きで学内研究費もたんまりあげるからおいで」って言われても、せっかく、なけなしの研究費で何年もかけてそろえた研究設備捨てて移る気もないし(研究室の移転費用は、自腹の事も多いと聞くよ!)!旧帝大就職できたのは、10年に1人レベル天才男性か、女性ばかりだし!要するに、旧帝大自分程度の人間必要としていないと思うよ!実際、自分は、昔、任期付き助教ポスドクも、旧帝大は全部落ちたよ!だからぶっちゃけ、そんなに同情できないよ!今度10兆円ファンドもらえるらしいね!あれで、トップジャーナル基準満たすためにトップジャーナル以外に学生論文出せなくなったり、期待されている水準の利益を獲得するために問題頻発で、日本旧帝大は壊滅すると僕は個人的に思っているけど、僕にはどうしようもないよ!年100万円の研究費の使い道で、これだけ色々考えて怖がっているのだから、10兆円とかストレス半端じゃなさそうで、旧帝大ポスト見つからなくてよかったとすら思ってるよ!あんまり同情できないから、旧帝大中の人勝手に頑張ってね!

「なんでずっと座視してるの?」

大学教員からは言ったって何のメリットもないよ!そもそも科研費もらってなくて研究全然していなくて業績ないけど、授業・教務・大学運営積極的に受け持って、皆からありがたがられている先生もいるんだよ!そういう先生に頭を下げて、研究のために教務や大学運営負担ちょっとずつ減らしてもらっているんだよ!旧帝大以外は研究成果なんてどのみち、あまり期待されていないし、世界を変えるような成果はそうそう出ないし、国立大学は何もしなくても学生は来るし、研究は、他の大学教員事務職員に大して利益にならないので、「研究頑張る」という教員は、他の大学教員事務職員に迷惑かけて頭下げて「研究させてもらっている」側なんだよ!文系理系関係ないよ!僕の研究理系だよ!そんな状況で「事務のやり方がおかしい、変えてくれ」なんていったら、「わがままばかり言うな」と反感買われて、来年から入試委員仕事をたくさん押し付けられて、研究時間が取れずに研究破壊されるよ!もっとこわいのは、「労務管理が面倒くさいなんて、何か不正でもしてるんですか?」みたいな疑いを他の教員からかけられることだよ!そんな疑いかけられたら、また、研究破壊されるよ!年百万円が上位といったら結構馬鹿にされているみたいだけど、それでもうちの大学じゃ明らかに上位だよ!研究的にはすごくないけど、ご自身研究能力理解したうえで積極的に教務や大学運営負担してくれる先生いるから、僕が年百万円でも結構研究できているんだよ!自慢じゃないけど、これでも、狭いテーマに絞れば、旧帝大の大型予算ラボと同程度の業績出せてると思うよ!

まぁ、ごちゃごちゃよく分からないという人は、小学校PTAで誰も委員をやりたがらなくてうつむいているのと同じだと思うといいと思うよ!

随分伸びたね!まだ追記するよ!

先輩方がやらかしたから…

まず、認識が間違っているよ!「先輩」じゃないよ!やらかし世代の人らは、今自分が勤めている大学に入った時から任期なしだと思うよ!一方、僕らは誰もかれも、任期付きの恐怖を味わってきているよ!研究失敗して一年でも棒に振ったら5年任期の末までに論文成果が出なくて雇用継続されないみたいなのを見てきたよ!正直、任期付きの恐怖を味わったことがない人が同じ職業だとも先輩だとも思えないよ!一般向けにコンビニで例えていえば、僕らはバイトリーダーから雇われ店長になったのに、彼らは最初からオーナー店長だったよ!オーナー店長が昔やらかしたから云々言われても全く納得も同情もできないよ!

だいたい、本筋は労務管理教員仕事にさせするなってことだよ!先輩たちがやらかしたなら、なおさら教員みたいな信頼できない人たちに労務管理させないのが普通問題解決策だと思うよ!レジお金ネコババした新米店員がいたら、指導役の雇われ店長責任にするっていうのがおかしいよ!コンビニですら、そういう事案がおこったら、新米店員には弁済させて、雇われ店長評価にはそんなに響かないんじゃないかと思うよ!その意味では、大学教員コンビニ雇われ店長以下の仕事だよ!

2階のコメント

2階が何かわからない人はググるといいと思うよ!読んだけど、頑張れば大きな予算もらえるから我慢しろみたいになだめられても、あんまりさらなかったよ!労務管理はしっかりしないといけないと思うけど、教員に大して研究不正にするぞって脅して恐怖で押さえつけることによって事実上学生を雇えない仕組みが作られているという事を学生の人にも知ってもらって、将来、日本のどこかで「あの先生はたくさん科研費もらっているからたくさんバイト代出るのに、どうして先生の所はバイト代出さないの?先生ケチなのか、先生が何か悪い事してるのかな?」とか考える勘違い学生が出てこないようにするのがこの記事を書いた目的だよ!

自分自身は本当に、今の自分環境では、学生をあまり科研費研究には参加させない方がwin-winになると思っているので、科研費について労務管理が大変以外は大きな不満はないよ!学生に教えるのは楽しいけど、別に科研費研究に関わらせることだけが教育じゃないからね!学生には科研費研究じゃないことを研究としてやってもらえばいいと思っているよ!

「ここは2階ではないのでは」

知ってるよ!これまで書いた中で、「2階のコメント

100万円で人を雇うという発想が不思議。それ消耗品代だよ。しか学生を?1,2年しかできないから教える手間の方が大きいでしょ。無駄

そうだね!でも、何度も言ってるけど、(大学にもよるけど)世の中の国立大学大学教員の8~9割は年間100万円程度しか研究費をもらえてないよ!それが「選択と集中」の意味からね!そこを批判した所で、「スーパースターになれないお前が悪い」と言われているようにしか聞こえないよ!

学生以外を雇用しようと思ったら年間1,000万円程度の研究予算×5年ぐらいは必要になると思うけど、そのレベル研究費が継続的に取れている大学教員は、旧帝大とか研究大学かにポストを取れた1分野数人の人たちだけなんじゃないかな!そんなごく一部の例外の話をしてもしょうがいから、大多数の大学教員の現状を知ってもらいたかったよ!事実上、「アルバイトの代わりに大学お金が稼げる」というところをウリにして、学生アルバイトで年間100万円程度の予算雇用するしか手がないよ!逆に、確実に年間100万円で回せるようにしておけば(それだけでも全大学教員の半分以下だと思うけど)安定操業できるでしょ!学生にとっても、あらかじめどの程度の額でどの程度の働きが期待されているのか予測がつくから、親切だと思うよ!

「その数人になれなかったお前が悪い!低業績!」とあおられているようにしか聞こえないよ!批判するなら、まずは、自分がその数人の1人になってから言ってね!

ちなみに100万円といってもうち30万円くらい間接経費として事務方に取られている

知ってるかもしれないけど、大学によっては、そのとられた間接経費の中から科研費取った教員学内研究費として再配分してくれる大学があるよ!一回大学お金になっているから完全に合法だよ!その辺は、大学によって完全に制度バラバラで、採用前には一切外からはわからいから、入ってみてからのお楽しみだよ!もし知らなかったらあなたは損しているよ!

長くなってきたので続きはこちらに: https://anond.hatelabo.jp/20221217001728

2022-11-30

筑波大学言論封殺し、言論の自由と学問の自由犠牲にしている。

東京都立大学宮台真司教授が何者かに襲われたという衝撃的な事件が起きた。言論暴力によって封じることは当然許されない。強い憤りを覚える。

さて、大学構内で大学教員が襲われたという事件で有名なもの中大事件、そして筑波大学の「悪魔の詩訳者殺人事件だろう。

サルマン・ラシュディの『悪魔の詩』に対してホメイニ師が反イスラーム的とし、関係者死刑を宣告するファトワーを発令し、日本語訳訳者であった筑波大学助教授が何者かに殺害されたという衝撃的な事件だ。最終的に迷宮入り犯人が捕まっていない。

ラシュディも近年アメリカで襲われたりといまだに尾を引いている事件である。なおインドムスリムとして生まれラシュディの『真夜中の子供たち』は最近岩波文庫入りして読みやすくなり、とても面白いので是非読んでみることをお勧めする。

中大事件個人的怨恨であるのに対し、本事件は明確な言論の自由、学問の自由への挑戦であるし、多くの人の印象に残っている事件だろう。

当然、学問の自由言論の自由を守るべき大学としては語り継いでいき、定期的なセレモニーなどを通して大学として言論の自由、学問の自由を再度確認すべきメモリアル事件である


……が、筑波大学は明確にこの事件無視している。

筑波大学歴史が浅い大学ブランド力の弱さを気にしているらしく、前身である東京高等師範学校東京教育大学権威を借りようといろいろと嘉納治五郎(師範学校教授)の銅像を建てたり、朝永振一郎顕彰したりしている。そんなに東京教育大学が素晴らしかったというなら潰すなよ。

それはともかく、その最たるもの筑波大学ギャラリーなのだが、ここには筑波大学の「悪魔の詩訳者殺人事件の展示・記述は一切ない。誰もが認める大学史、言論史上に残る大事であるにもかかわらずだ。

https://www.tsukuba.ac.jp/about/campus-gallery/

秋野豊博士というタジキスタン国連政務官として平和維持活動中に凶弾に倒れた先生の展示はある。

寡聞にしてこの秋野先生という方は存じ上げないが大事な方だったろうとは思うが、ニュースバリュー・事件重要性を考えればここに並んで悪魔の詩訳者殺害事件で倒れた五十嵐助教授の展示がないのはかなり解せない。

遺族側と仲悪いのか?とも考えられるが、近年出た記事では遺族側は事件の風化を気にされており、大学側の顕彰を拒むとは思えない。

では、何故筑波大学歴史からこんな重要事件が葬り去られているのか。その答えは、近年の大学(ひいては文科省)の方針にある。

筑波大学指定国立大学として、国から高い目標を掲げさせられている。その中で重要KPIとして設定されているのが留学生数だ。

留学元は大抵の大学がそうである通り、アジア圏が多い。中国韓国はもちろんだが、筑波大学中央アジアアラブ圏とのつながりも強く、学内でもイスラーム圏の留学生を観ることは多い。

これで答えが出ただろう。イスラームから留学生を受け入れ大学として数値目標を達成するためには、殺された五十嵐助教授は闇に葬られなければならないのだ。

本来であれば、大学として許されざるテロであることをイスラームから留学生にも理解してもらう努力をすべきだと思うのだが、その努力放棄大学言論の自由と学問の自由犠牲にして大学としての達成目標をとったということだ。

学生運動渦巻く東京教育大学を潰して、文科省肝いりで作ったトップダウン大学である以上、仕方ないかもしれない。だけれども、五十嵐助教授大学短期的な利益のため大学からも葬られていることに強い憤りを覚える。

2022-11-22

anond:20221122234601

妥当説明がついてて公表されてたならOKやろ 説明がつけばな

どこまで記事を読んでそこまで強硬ピュアな心を信じられるのかわからないが、そもそもあのオッサン本人が「腹の中で何を思っていようが自由だが表立って門戸を閉ざすのはダメなのよ」って言ってるだろ

書かずに結果として偏ったと言われれば誰も文句言いようがなかったし(そういうことをする人は学内普通にいるが表立って問題にはならないしできない)、最初から妥当説明がつけば大学から擁護があって問題なかったがどっちでもなし、説明がつかないんだよ

しろなんでそんなにピュア気持ちで見れるの・・・・?

女子確認してからメール飛ばすとかやり方はいろいろあったやろ

2022-11-19

anond:20210512142829

同じ組織に通常枠で採用された女性と、女性枠で採用された女性がいて、表向きの待遇は同じなのに後者はいくつかの学内お仕事免除されていたりして、そのあたりはモヤモヤした。

2022-11-16

東大って学内男子学生加害者と見做される冤罪事件が起きたらどう処理するの?

学内ジェンダー問題に詳しい教授名誉教授などが当事者から事情聴取して、法的にも妥当処分男子学生に行うの?

東京近辺だと、暴言を発する英語教員アウティングがあった一橋大に嫌気がさした男子受験生や、東工大狙いだったけど一般枠の再編で合格ラインギリギリになってしまった男子受験生が、一念発起して東大を受けようとすることもあるかもしれない。

一工が拾いきれなかった男子学生最後の砦である東京大学くらいは、彼ら・彼女らの心理的安全性が保たれるキャンパスであってほしいな。

2022-11-15

anond:20221115085719

今は年に20回くらいかな。

コロナ前の大学在学時は週に1度は行ってたけど。(学内から

東工大女子枠は仕事してるフリにすぎないよ

東工大だけではなく、どこも工業大学ってのはとんでもない男子学生がウジャウジャいる

普通科高校なら多くともクラスに1人か2人しかいないような、異性を「まんこ」とか「まんさん」とか呼ぶような奴らが学内圧倒的多数派だ

さすがに女子学生がいるところでそんなことを言うマヌケは滅多にいないけど、日頃の言動から漏れ雰囲気バレバレ

賢い受験生受験前にそれを察知してさりげなく進路変更するから女子が少ないの

でもあのバカ共は「まんさんは頭が悪いからうちの大学には入れないんだよw」とか考えてるんだよな本気で

中途半端女子枠なんて作ってみろ、「あぁ、やっぱりおまんこはバカから特別扱いされないと受からないんだねw」なんて言われるのがオチ

余計に女子学生が居づらい状況になるんじゃないか

やるなら男女比を無理矢理1対1にするぐらい徹底的にやらなきゃダメ

自分達が少数派だって気付いた途端、インタビューされるsyamu_gameみたいに大人しくなるんだから

ただ、個人的にはこういうのやってほしくないんだよな

あいつらは間違いなく人間としてクソで、同じ空気を吸うのも嫌なんだけど、やつらにもこの先の人生があるわけ

クズだけど受験勉強だけは人よりちょっと上手くできるよ、という人間でもそこそこ生きていける救済措置なんだよな工業大学ってのは

それをあいつらから奪うんであれば、代わりの救いを用意してやらなきゃいかんでしょ

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん