はてなキーワード: 合理化とは
警察で事件として立件できなかったら、厳密に法律的な意味において「詐欺にあった」と言えないものの、自分の中ではもう99%クロである。
・・・長文ですが、他の人のためになれば。
【概要】
1.マッチングサイトで出会った中国人女性に、仮想通貨の取引所に誘導され、ビットコインが引き出せなくなった。
1. 大手マッチングアプリで中国人女性と出会い、ラインのアカウントを交換する。
2. 女性と何日か他愛もない会話をする。話の中で、女性が自分は仮想通貨の投資をしていると言及。あなたもやってみたら?と誘われる。
3. 仮想通貨の取引所のリンクが送られてくる。スクショなどを見ながら、サイトに登録をする。
4. 登録後、ビットコインをそのサイトの口座に送金し、USドルに換金する。
5. ラインのメッセージのやりとりで実際に誘導を受けながら、long short をする。150ドルほど利益が出る。
6. 「1万ドルくらいあれば君はもっと稼げる」と発破をかけられるが、そんな大金はないので、渋る。
7. やや女性の口調が荒くなり、もっと金額を増やすべきだと言われる。面倒なのと、long shortで儲かったので、資金を引き揚げようと思う。
8. しかし、引き出し実行をするが、withdraw failed となり引き出しに失敗する。
9. 理由がわからないので、カスタマーサービスに連絡しようと思い、サイトのメールマークにカーソルを当てても何のリンクもないただの画像。問合せ先見当たらず。
10. そういえば、資金の追加を渋ってから、女性からのレスポンスが悪いことを思い出す。
11. ここでようやく嫌な予感に襲われる。「サイト名+scam」でググって調べ始める。
12. まったく同じ事象の記述を発見。パニックになる。いてもたってもいられず警察署に相談に行く。
13. 小部屋に通される。事情を話す。「確かにかなり黒いと思う。しかし、詐欺が確定した状態ではない」と警察官。「お金も取り戻せなさそうですね・・・」
14. 「マッチングサイトで出会った女性とのトラブルは多いようですね。中国人に限らず、日本人でも」と警察官。
15. くたくたになり帰宅。気持ちの整理をつけるためと、周知をしたいので、はてな匿名ダイアリーに経緯を書く(いまここ)
【反省点】
読者は「何で初めの段階でおかしいって思わなかったの?」と思うかもしれない。私は、正直に言うと、最後の最後まで、何の疑いもなくメッセージのやりとりを続けていた。自分でも、唖然としている。まさか自分が詐欺に引っかかるとは思いもしなかった。だが、起きたことは事実なので、なぜ自分は怪しいと思わなかったのかを考察し、次に活かしたいと思う。そうすることでしか、自分を慰められない。
私は、かつて仮想通貨関連のサイトの開発などを行っていたことがあり、ビットコインやブロックチェーンについても一般的な人より知識がある。
仮想通貨の取引所が、裏側でシステム的にどういう処理をやっているのか、何となく想像がつくくらいの知識がある。
しかし、なまじ知識があることで、抵抗感なくサイトへ誘導される結果となった。「ふーん、海外にもこういうサイトはあるよね」「へえ、投資やっているんだ」というように得意になっていたのだ。
金融的な知識で生計を立てているというところに、優秀さを感じてしまった。優秀な人の言うことだから、優秀な人はこういうツールを使っているんだ、と無意識的に判断し、何も疑わなかった。
今思うと、金額を追加しろと強い語調になっていると感じるが、実際にやりとりしているときはこれは海外の女性だし、気が強いんだろうくらいしか思っていなかった。また、「これはあなたのためです」というような前振りもあったため、自分のためを思った発言なんだな、と解釈してしまっていた。
今やリモートワークでチャットとズームのみという会社の少なくない。そういう社会の流れや、マッチングアプリやSNSが当たり前になっていくなかで、テキストだけのやりとりで人を信用するということを無意識のうちに行っていた。習慣化されていた。
5. まとめ
まとめると、ほとんど自動的に行動を起こしてしまうような条件がそろっていたことがわかる。自分自身の考え方の傾向、仮想通貨そのものに対する抵抗の少なさ、習慣化されたオンラインでのコミュニケーション。様々な無意識的な癖が、今回の事件を引き起こしたと言える。
【懸念点】
1. 一番の懸念点は、身分証の画像をサイトにアップロードしてしまったことだ。他のサイトで私を騙るために悪用することは容易だろう。これはもはや止めようがない。これ以降、不審なことがないか気を付けるより他ない状況である。
2. メールアドレス、パスワードを登録してしまったこと(パスワード流出の懸念)。メールアドレスはいつも自分がメインで使っているものを登録してしまった。また、パスワードもいくつかのサイトで使いまわしにしているものである。この手のサイトがパスワードを暗号化しているはずないので、サイトの運営者からはパスワードが見えてしまうだろう。
【よかったと思える点】
・金額が25万円なのは、まだましだったか。それこそ1万ドルもつぎ込んでいたらと思うと、ぞっとする。
・重要なアカウントとそうでないアカウントで、パスワードを使い分けていたこと。アマゾンのような売買があるサイトは、長めのパスワードを設定していた。それ以外の気軽に始めるようなものは、短いパスワードを使用していた(ちなみに、私が利用しているサイトのすべてのパスワードは変更済みです)。
・重要なアカウントは二段階認証にしていたこと。このおかげで、パスワードが流出しても不正ログインが防止できる。幸いなことに、まだ知らないデバイスからアクセスの通知はない。
【じゃあ、どうする?】
一連の出来事を受けて、私はナシーム・ニコラス・タレブの『ブラック・スワン』のデブのトニーのエピソードを思い出した。
次のようなものだ(NNTとは著者のナシーム・ニコラス・タレブのこと)。
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NNT:お二人さん、ここに公平なコインがあると思ってくれ。つまり投げた時に表が出る確率も裏が出る確率も同じだ。さて、99回投げたら全部表だった。次に投げた時に裏が出る確率はどれだけだろう?
ジョン:くだらない質問だ。もちろん半分だ。オッズは50%で、一回一回結果は互いに独立だって仮定したよね。
NNT:トニー、君はどう思う?
トニー:もちろん1%もないよ。
NNT:どうして?公平なコインだと言ったでしょ?つまり確率は毎回50%ってことだよ。
トニー:てめえ、いい加減なことを言うんじゃねえよ。さもなきゃ「ごじゅっぱあせんと」商売に金を出すようなカモだろ。コインは細工がしてあんだよ。公平なんてありえねーっちゅうんだ!(翻訳:99回投げて99回表が出たコインが公平だというあなたの仮定は、間違っている可能性が高いです)
トニー:(私の耳にささやく)銀行にいたころ、こういうオタクがわんさかいたよ。こいつらトロすぎる。ちょろいぜ。みんな簡単にだませるぞ。
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私は間違いなくドクター・ジョンの立場の人間だった。私は目の前で起きた事象(仮定)そのものは疑わずに、そのまま受け入れた。
結果、詐欺師が与えた枠内でしか物事を捉えられなくなっていた。つまり、もうその時点で、術中にはまっていたのだ。
気づけるか、気づけないか。意識できるか、意識できないか。この差は無限と思えるほど大きい。
別に、これは詐欺に限った話ではなくて、日常でありふれたことでもある。私の場合は詐欺だったが、新興宗教にはまってしまう人、ギャンブルにはまる人、自分の思考の癖に気づかず溺れる人、社会構造的につらい立場に立たざるを得なくなってしまう人・・・。人生の落とし穴なんて色々なところにある。脚にヒルがくっついていても、たいていの場合、それに気が付くのは、ヒルが血を吸ってブクブクに太った後である。私は賢く振舞っているつもりだったが、25万の損失と個人情報悪用のリスクを負ってしまった。正直なところ、今後、また同じような状況に出くわしたとき、うまく振る舞えるかどうか、自信がない。しかし、これからも生活をしていかなくてはならないし、仕事もある。落ち込んでいても仕方がないので、教訓を活かして、リスクを減らすように生活を続けていきたいと思う。
【教訓】
・稼ぎたいなら自分で稼ぎなよ。一番信じられるのは自分だよ?どうして知らない人についていくのさ?(=枠を自分で創発する)
・デブのトニーの教訓。「現実」をわかっているかどうか。提示された情報、作られた状況は加工されてない?
・これまで交流のあった友人と話す機会を作ろうよ。他者の視点を入れよう。今までは何事も自分は一人で考えがちだった。
【その他】
・詐欺だと半ば確証したのは、このサイト(https://sites.google.com/site/cryptokarakuchi/index)を見つけてから。これを見つけて、ようやく詐欺だと気が付いた。
・「まだ会ったことのないチャットだけでのやりとりの人を安易に信じるべきではなかったですよ。画面の向こう側に誰がいるか知りようがない」と警察官から言われたとき、ようやく目が覚めた思いがした。こんなこと昔からずっと言われていたのに。
・犯罪が国境をまたいで複雑化している。犯罪は身近にある。悪の法則という映画を思い出してしまった。怖い。
【追記】
・確かに写真は美人でした(笑)。下心はないと言えばウソになりますが、ガツガツはしていなかったですね。そもそも、コロナだし、気軽に出歩けない雰囲気もあったですね。冬が過ぎたら飯でも行こうくらいの感じです。
労働だって昔は奴隷だったのが奴隷解放が起きて人権ができ、資本家に搾取されていたのが労働革命で法的に規制されるようになり、労働法や企業法によって使用者の権力に制限が設けられ労働者の権利が守られるようになってきたわけじゃん。
子育てについてはその労働者であるところの親の権利保証みたいな話にはなっておらず、それどころか社会の要求水準の上昇と格差の拡大で教育負担は増すばかりで、ダウン障などの子供を産んだ日には原則的に人生全部突っ込んで一生面倒見てくださいねという感じになってるわけじゃん。
労働基準法の名目としては一応、どんな人間でも1日最大8時間労働したら生きていけるということになってるわけだけど、子育てはそういうの無いじゃん。まあ労働の方も実質的にはあんまりないからニートとかいるわけだけど。
知らないけどたぶん、奴隷の時代にもいたんじゃないかと思うよ。生粋の奴隷一族で、奴隷としての生き方を心理的に合理化し内面化していて、それに反発する人に「働けるならきちんと奴隷として働いておくべきだ」みたいなことを言っていた人が。
コンピュータプログラムに係る種々の権利とその煩わしさ。それを回避するためにクリーンルーム設計は存在する。まったく中身を知らないものが元のプログラムを実装すれば、できあがった新しいプログラムは権利関係をクリアしているという理屈だ。
しかし、ソフトウェア開発とノウハウやソース共有の合理化が行くところまで行った昨今、「まったく中身を知らない」なんて奴はいない。そう、シルバー人材以外は。
彼らは医学の見地から、完全にボケており、記憶力が0であることを保証されているプロのボケだ。さらに、彼らは元IT奴隷であり、記憶力がなくてもコーディングの所作は身に染みついているのだ。
今日もシルバークリーンルーム開発者はキーボードを叩く。何をさせられているかも分からず叩く。惰性で叩く。奇しくもその光景は、診断書が鬱かボケかという違いだけで、まったく現役時代と同じなのだ。出来上がったものがめちゃくちゃで、詰められ、償いをさせられるところまで。彼らは死してなおIT産業の軋轢、コミュニケーションの誤差率の体現であり続けるのだ。
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今の40台位の人々は、バブル絶頂機を小学校高学年から中学生くらいの間に経験し、大学を出た辺りで超絶的な氷河期に入った、という経験をしている。俺もその中の一人だが、日本社会で印象的だったことをなんとなく懐古してみる。そして、今の時代の伏線は30年前にすでにはられていたのだな、というふうに感じた、ということも書いておきたい。
最近パソナの某がどうしたとかそういう企業による国民の搾取が問題になっていると思うんだが、「こうなるための準備は30年かけて着々とされてきた」ということだ。我々の親の代にはすべて始まっていた、と言ってもいいかもしれない。
まず、自分にとって最も印象的だったのは以下の2つだ。
1. 職業選択の自由アハハン
2. バイト探しが週二回
この2つを覚えている人は多いだろう。つまり、「なにか特定の仕事をやるんじゃなくていろんなこと片っ端から好きなようにやっていこうぜ」という社会的な機運づくりだ。たしかどちらもリクルートがやっていたと思う。リクルートは賄賂かなんかで大変なことになったという印象が強いのはこの辺のせいだと思う。
これまでは、一つの会社に新卒から定年まで勤め上げていく、ということが美徳であり、給料も年功序列、会社はアットホームだった。今でいうとどれも警戒されてしまう単語になっているのだが、この頃の会社は本当に一種の共同体として機能していた。バブルでお金に余裕があったからというのもあったとは思うが、この点は本当で、誰一人ここに疑問を持っていた人はいなかったと思う。
会社で運動会をやり、社員旅行があり、ゴルフ大会なんかもあったりと今では信じられないような状況だった。だが、同時に過労死であるとか、24時間働けますかとかの過剰労働が問題視され始めた時期でもある。
まだ、軍国主義の発想も強かった時代で、過労死した社員は2階級特進で部長待遇で退職したことにするみたいな、会社がそれに報いるとか、なんかそんなこともしていた気がする。この頃は俺は小学生だから、テレビで見た印象、ドラマで見たネタなんかも多分に混ざり込んでいるかもしれない。
タクシーなんかも無礼で、乗車拒否の嵐だったとか、彼女がほしかったらなんとかいうアクセサリーのゴールドを渡さないとだめとか、とにかく金、金、金、の社会だった。なんたら言うアクセサリーのシルバーだと女に「だっせ!どっかいけよ!」とか罵倒されていた。
この頃になると、あまりお金を持っていない男性たちはアッシー、メッシーとか言われて単なる移動手段や金づるにされていた。この辺りフェミニストの女性陣はどう思ってるんだろうか。とにかくひどいのだ。ある女性が彼氏とデートするので自分のことを好きらしい別の男性に長時間列に並ばせてチケットを買わせるとかそんなのをドラマでやれて問題視されない程度にはこのへん行き届いていた。
この頃は女子高生がブルセラショップなる店で自分のパンツとか売っていた気がする。この辺から確か援助交際とかに続いていっているのかもしれない。とにかく老若男女ブランド物しか目に入らない、ブランド物が手に入らないことは恥、春を売ってでも手に入れるべき、みたいな価値観は蔓延していた。この辺は今もづついているかもしれない。
新築マンションも棟の単位で10億円とかで売っていたし、ゴルフ会員権とかも何百万円で取引されていた。とにかく金が余って仕方ない、金を使わなくては、という時代だ。
今若者たちが努めている会社にいる50代60代はこういう社会で生きてきた人たちだということは肝に銘じたほうがいいかもしれない。
さて、バブル崩壊だ。バブル崩壊、という言葉自体は自分にはなんの印象もない。当時の経済状況をバブルと言っていた人はテレビには出ていなかったと思う。そもそもガキ過ぎてニュースを見ていなかったというのもあるだろうが。なんにしてもバブルが崩壊した直後に起きたのは「リストラ」だ。
この辺りで自分たちは家族だと言っていた企業が突然社員に牙を向き始めた。
いきなりやってきて「君クビね、さよなら」くらいカジュアルに社員をクビにし始めた。バブルで家を買ってローンもかなり高いものを組んでいた家庭の大黒柱がいきなり収入を断たれる、という状況だったのだが、社会としてそもそもリストラをきちんとルールにしていないので、とにかくやったもんがちだと言わんばかりにどの会社も社員をクビにし始めた。そして代わりに台頭したのが「職業選択の自由を謳歌していた人々」だ。
彼らはとにかく働いた。アルバイトを何個も掛け持ちして月収100万円なんていう人もいた。いつねてるのかはわからないが、バイトがとにかく儲かっていた。彼らは企業に雇われてしまうと自由がない、自由に職業を選べて好きなときに好きなだけ働けて、休みたければ休めばいい、こんな人生最高じゃないですか、というように言っていたが、彼らが今も息しているかはわからない。
バブル崩壊を契機に正規雇用から非正規雇用に企業は主軸を移し始めた。正規雇用はクビにしようとすると大変だが、非正規雇用は単に契約を打ち切れば終わる。正社員への登用をちらつかせることで企業は優位に立つこともできる。多分この辺は今も残っている。制度だけ残して給料は極限まで減らしているということでもありそうだが、移行期間というのは企業もお金を出すので、この頃はバイトは結構儲かった印象が強い。当時の経済状況でも時給800円くらいだったのだから、結構出していたと思う。考えてほしいんだが、携帯電話、インターネッとと言ったものは無いのだ。生活にかかるコストなんかそんなに高くなかったのだ。
同時に問題になったのは銀行の不良債権だ。バブルのときには土地の値段はとにかく上がっていくので、銀行も土地にどんどん融資をした。この辺金融機関としてリスク管理できていなさすぎだと思うんだが、とにかく金を貸した。例えば土地を買うので1億円貸したとする。この1億円はもはや回収できなくなった。なぜなら土地を売っても数千万円にしかならない。日本の不良債権問題は銀行がこの状況を受け入れてしまうとどの銀行も債権が取り返せなくなるのでどんどん倒産してしまう、というところにある。この頃になると俺もある程度ニュースを見たりするようになるので、なんとなくだが覚えている。
返してもらうこともできない、精算してしまった時点で大損確定する債権が大量にある、という状況だ。この辺りはよくわからないんだが、よくある含み益、含み損、と言うやつのことを言っていた。そして、債務者もお金を返せない。債務者は破産していき、債権者はどうしようもない債権ばかりが溜まっていく。そこで何が起きたか、国による救済だ。この不良債権に対して国は税金を注入して銀行を救ってしまった。資本主義の世界であれば、この辺は銀行の自己責任で倒産するのが正解だが、もしそうしたら、日本に銀行は一行も残らなくなってしまう可能性が高い。
銀行は金融庁による介入を受け入れて国は銀行を救済した。とはいえ、いくつかの銀行や証券会社は倒産してしまった。
このときに銀行は「もうこれで銀行は倒産しないことになった」という認識を得たかもしれない。国による救済というのは、ある意味で半分銀行を国営化するようなものだからだ。今後銀行が倒産すれば、国が損を被ることになる。そして熾烈な不良債権処理が開始された。
とにかく債務者から引っ剥がす。貸し剥がしというのが確かそれだ。銀行は自分たちが損したくないのでとにかく徹底的に国民から搾り取った。国民がどうなろうがお構いなしだ。少なくとも日本において債権者と債務者は全く公平ではないということがここに現れる。
ところでなんでこんなにひどいことになったのか、というはなしだ。どの国でもバブルが崩壊することはあるだろうが日本のそれはとにかく深刻だった。国が支配力を強めるためのシナリオでもあったのかと思うくらいにひどい。
おそらく当時の人々は何も考えないで借金して先物取引していたんだろう。借金と先物取引の組み合わせの極悪さは想像すればわかるだろうが、当時の人々はとにかく酔っていた。国はちっとも諌めなかった。
この辺は都市伝説だが、あるときにユダヤ系資本が急に日本から引いてしまったらしい。日本がアメリカの重要なものまで買い取り始めたからかもしれないとかいろいろ言われているが、俺の中にある投資に対する不信感はこの辺にあると思う。「ある時更に力を持つものが食い荒らすだけ食い荒らしていなくなってしまう」ということだ。
さて、このリストラが吹き荒れたことで企業は正規雇用を徹底的にダンシャリして非正規雇用に走った。就職氷河期というが、これは正規雇用を企業がひどく渋ったことによる。使い捨てのバイトがたくさんいたほうが企業としては助かる。だが、国民のメンタリティは社員になってなんぼ、というのが強かった。
更にこの頃になるとITも一般的になり、これまで10人でやった仕事が1人でできるくらいに合理化されていった。もはや人間はそれほど必要ない、という時代に突入したと言ってもいい。コンピュータならぶっ壊れるまで酷使しても違法じゃない。この大きく時代が変わるときにプログラミングが少しでもできた人は大いに特をした。20年後の今は結構苦しんでいるが。周囲が仕事のなさにあえいでいるときに適当な会社で仕事を手に入れることができた。多重請負地獄があるとも知らずに。
時代が変わるときは、大きく得する人と大きく損する人が出てくる。就職氷河期に仕事を見つけられなかった人々の現状はさんさんたる物だ。変な話だが、WORDとEXCELができれば仕事があったのだが、それを受け入れられなかった人(ここには仕事はEXCELカタカタやるもんじゃないという反発する人もいたかもしれない)との間で命運が別れたと言ってもいいかもしれない。
この頃になると、旦那の小遣いなんか0でもいいがそれだと死んでしまうから一日500円くらいは渋々許す(収入の殆どは旦那なのに!)という変な歪みが出てきたように記憶している。お金は子供の習い事や塾、そして、日々家事に忙しい奥様のたまの贅沢に主に使われるようになった。旦那は家に収入の100%を吸い取られるようになった。お金がない旦那似合わせて飲食店も値下げを始めた。ワンコインランチというのを出すようになった。
この辺は鶏と卵の話かもしれないんだが、男性が社会に還元するお金を持てなくなったこととデフレの開始は無関係ではないかもしれない。もうちょっと言うならば、お金の行き先が特定の業務に行くようになってしまい、ほかは旦那の少ない小遣いの獲得合戦になっていったように思える。
そして値下げ合戦が始まる。マクドナルドなんかは何でもかんでも100円とかで出すようになった。アルバイトたちが激務になることはお構いなしだ。値段を下げる、商品もしょぼくなる、デフレスパイラルの開始だ。
デフレスパイラルに入り、企業はお金が手に入らなくなった。手に入らないのだから給料も支払えない。年功序列型の給料をもらっていた中年層が今度は槍玉に挙げられた。日本ではリストラは絶対にできないと言われているが、実はできる。
こうしてみると、今の状況は変な話だがバブル崩壊から始まっていると思う。もっと言うなら明治時代から始まっているかもしれない。パソナの竹中平蔵に対するバッシングが最近すごいが彼の経済学者としての歩みを見ると、1990年くらいから始まっている。彼はおそらくバブル崩壊経済とそれが崩壊することの意味をわかっていたのかもしれない。
小泉内閣から急に出てきたように見えるが、実は小渕内閣の頃にはすでにいろいろやっている
びっくりするくらいブクマされてんのね。
よく調べてかけとか言う人々、嫌だよめんどくせえ。
はっきりいうと自分の記憶と印象だけで書いている文章だから、間違いや事実誤認、正確性の欠如、だらけだろうね。気になるならこの辺の正確な経緯でも書いてみてくれ。
私は男だけど、女性差別の解消を目指す人が男性に憎悪を向ける理由は理解できる。
成功している人らのコミュニティって、酒の席にもなると高校生や大学生のような会話をする。
表では神妙な面持ちで社会問題の解決に熱意を注いでいる姿勢を見せるけど、
裏(仲の良い本音を語るグループ内)では、やれ美女と何人やったとか、車のランクや不動産の価格がーなどと、
それを切磋琢磨とも捉えることができるかもしれないが、社会を変え得るほどの立場にいる人ですらそれに囚われていて、
自分のマウンティングでの勝利と弱者救済とを天秤にかけた結果、ライバルに勝ちたいという気持ちを取ってしまう。
そうして、自分が降した決断を合理化するために、弱者の粗や個人主義の正しさばかりを集めて取り入れていき、
最終的には私利私欲にまみれた、演技の上手な妖怪のような存在になっていく。
そんな様子をみて非常に吐き気がするのだけど、彼らのコミュニティに入るにはやはり共感や類似性が必要で、
彼らの価値観を否定しないように、新参者も蜜を吸うために、力を手に入れるために同じような価値観を内面化せざるを得ない。
もちろん、女性の成功者でもそういう人はたくさんいる。彼女らを見た男性はやはり憎悪するかもしれない。
だが、一般的な男性の多くは弱いやつが悪い。弱い奴は努力をしていない。そんな偏見を持っていることが多いだろう。
だから女性の成功者を批判する男性の声は男性からは支持されない。
弱者を救う、格差を是正する、そんな価値観を綺麗事の良い子ちゃん。真面目くん。優等生。
そんな言葉で茶化してしまい、茶化した以上後に引けなくなった妖怪たちを、実情を見ていなかったとしても外側から見て悪だと断じる人々に加担したいと私は思う。
もう1個増やしたよ anond:20201006200122
けど、以前も書いたけどなんやかんや働くかもしれん
あるいは新たな仕事を得るための勉強や訓練を始めるかNPO活動するかもね
2018-12-26
■もしもベーシック・インカムで月に10万円入るんだったら (anond:20181226001826)
↓
これやるべきやでマジで
ただこれやったら適材適所化が進むのでワイは職を失うだろうけどね
適当にそれっぽいことやって適当にそれっぽいとこに潜り込んでた連中はワイ含めて淘汰される
まぁ失ったら失ったで適当に考えるけど
↓
まさにそれが経済発展への道
世の中には働くべきでない無能さんが多すぎる
↓
キミもその無能側かも知らんぞ?
ワイはおそらく淘汰される側であろう自覚があるが
これで飯が食えなくなるなら別だけどね〜、食えるならまぁいいかってなる
なんとか他に金稼ぐ方法を考えなきゃやで
10万貰ってもなんだかんだでワイは結局好きなことをやらんかも知れん
↓
重要なことは無能が必要な分しか働かなくていい社会が実現するっていうこと
↓
爆上げはしないと思うやで?
社会に必要だが社会的に給与が抑えられている職が適正な給与になるだけやで (給与分はそれらのサービスの利用料金として跳ね返る)
適材適所に就くし、自己実現のために趣味で働く人が増えるわけだが
例えば、24/365で海外サイトの英語対応含めた案件があったのね、しかし予算はゴミカス
これをオフィスへ通いで16万で頼むわって言ったら全国どこでも氏ねってなるんだけど、
在宅ならやるって人が出るんだよな
思ってるよりも様々な理由で表に出てこないハイスキルな人たちはいるぞ
言いたいことは何か分かるけど、適度に人の手を経由した方がやりやすいこともあるんじゃないかな。
例えばスーパーの自動支払い機の例だけど、私は導入されたときに嬉しかった。小銭を使おうとして店員の目の前で財布の中を引っかきまわす居心地の悪さや、大した買い物でもないときに一万円札や五千円札を出すときの気まずさから解放されたから。コンビニだと商品を自分でピッと読み込むセルフレジまで出てきたけど、結局慣れてる店員さんにレジで処理してもらう方が早かったりする。
どこの業界でも人手を減らす一方で、手間のかかることはやりたがらないし、細やかなサービスを求めると結局時間がかかってしまう。賑やかな居酒屋で、なかなか来ない店員を待つより、タブレットで好きなタイミングで注文できる方がお互いに幸せではないだろうか。
別に今のシステムが最高だとは思ってないし、職場のシステムなんか使いにくいところだらけだけど、いろいろなシステムをつないで自由にデータのやり取りができるようにすると重要情報が漏洩すると思い込んでいる人たちがシステム構築を牛耳っているからそうなってしまうのだと思う。
特に役所系は、縦割りがひどすぎて特別給付金の支給や新型コロナの感染者数把握などに手こずったわけだが、何で同じ仕事をするのに自治体によって別々のシステムを使ったりするのか理解できない。
結局上の人たちが自治体の垣根を超えて、統一的なシステムを作ろうとしないと今の非合理的な仕事のやり方は改善出来ないと思う。結局ITの技術や知識がどうこうの前に、それぞれの仕事を合理化するのにどんなシステムを採用するかを考え直さないかぎり、どうにもならないと思う。
まず1つ謝罪しておく.以下の文章は単に非モテが夜中のテンションで,半泣きになりながら書き殴ったものだ.だから大した収穫はないし,きついなあやめたいなあ,で終わる.
僕のスペックは22歳男性(異性愛,体の性は男性)大学生である.留年を1度経験した.これまで恋愛に全く縁のない暮らしをしてきたが,それゆえに渇望している.
だが生憎僕は出っ歯で一重でエラが出てて,そのうえニキビがひどい.プロ○クティ○を買って試したこともあったけども,あれは少しでもやめるとすぐに戻ったし,効果だって覿面ではなかった.
とても恋愛なんて望めるスペックじゃない.頭だってあんまりよくない(中の下).教養も知識もないし,女性を喜ばせるためのトークスキルだってたぶんない.
ウジウジしててごめん.でもこうするしかないんだ.僕がかろうじて人間としての心を保つためには,たまに文章で発散するしかないんだ.
そしてそんな僕が
https://ch.nicovideo.jp/hosirin/blomaga/ar1936473
を読んだ.ニコニコ動画のブログマガジンというものらしい?初めて知ったので驚いている.こういうプラットフォームもあるのだな.
そんな感じで書かれたものらしいが.
自分も恋人が欲しい、恋人とセックスがしたい、なのに恋人が出来ない、セックスできない、という欲求不満が、憎悪や憤懣と現状合理化がない混ざになって醜い言論を生み出す。
見た限り、この手の弱者は理屈に走りやすい傾向がある。そういう人は立場は弱者であっても頭の中はなぜかマッチョなので、屁理屈もりもりのマッチョマンになっていく。
ミソジニスト(だったっけ)の多くがインセルになる理由に,この人は恋人がほしいのにセックスしたいのにできないというのを挙げているようだ.
なるほどそれは僕も否定できないところがある.さすがにTwitter垢を取得するほどにミソジニストということはない.しかし欲求不満が醜い言論をと言わても否定すること能わず.
とあるtwitterアカウントで「レイプ男の方が恋愛競争において有利というのは妥当性の高いファクト」とツイートしてる奴がいて
○○も氏と思う.統計資料やレポートをもとに,女性に対する啓蒙活動?女性は男性にあんまり夢を見ないでほしい,と述べているからだ.僕はそれについてどうとも思わない.
「誠実に生きていればパートナーは見つかる」というのが私の持論
誠実に,ってのの定義があんまり頭に入ってこなかったんだけど,これってつまり僕ら非モテにパートナーがいないのって誠実でないから,ってことなのか?それとも僕が言い訳をしているから?
もしかしてこの発想が既にミソジニストってことかい.それなら確かに救いはないんだろうな,って思ってしまう気持ちが,僕には否定できない.
それでここらへんでこの文が僕にとってnot for meであると気付いてしまった.これはいわゆる,恋愛しようと思えば,まあ3ヵ月ぐらいでできちゃいます(アプリとかあるからね)って人向けのものなのか,と.
恋愛経験は全くないけども,僕にだってうーん,何となくそれぐらいはわかる.たぶん多くの人(この言葉あんま好きじゃないゴメンね)は僕のように,告白されたと思って喜び勇んで帰宅してから『ゴメンあれ罰ゲームだよ笑笑信じたやろう❕笑』ってラインを受け取ったこともないんだろうな.それでお風呂で泣いてたらお母さんがやってきて男なら泣くなって言ってきたこともないんだろうな(これ関係ないか).
大学に入って,頑張ってアプリを始めて,2ヵ月で彼女ができた友人に聞いて,色々アドバイス貰って自己紹介文とか写真とか工夫して,普段行かない美容室に行って,恥をしのんで店先のマネキンと同じ服をセットで買ったりして・・・それでようやく3ヵ月の「イイネ」が2だったみたいなこともないんだろうな.また泣いて泣きながら自転車漕いでたらスリップして前歯一本欠けたこともないんだろうな.
みんなが恋愛の入り口に入っていくのに僕にはその入り口が見えないんだ.
僕はこの人のように誠実に努力していただろうか.それとも結果を伴わなければ誠実さなんて評価されないんだろうか.
こうやって夜中に書いてるのが不誠実なのだろうか.この人はいいよなぁ僕みたいな容姿を持ったことがないからわからないのかなぁとか色んなこと考えちゃって.
でもムカつくんだよなやっぱり反論できないし.この人が言ってること正しいもん全部.こうやって拗らせてっと手遅れなるぞってことなんしょ.そりゃ手遅れだよわかってるって.わかってるってば.
でも手遅れな僕は一体どうやって恋愛すればいいのか.僕だって恋愛がしたいのに.クリスマスにUSJを歩いて寒いねって言って,彼女のコートの中で手をつないで幸せを育てたいよ.ラインで喧嘩した後のデートで思いきり謝罪して,その後喫茶店でパフェ奢りたいよ「○○怒らせちゃったから俺が全部出すよ出させて」とか言いたいよ.
こんな妄想丸出しでごめん.でもこの人の正論を僕は跳ね返せないかもしれない.そのうち僕は自己なきインセルへと吸収されていって,有象無象の女性蔑視発言のうちの幾らかを担うようになるんだろう.
それじゃいけないってわかってる.全て自己責任なんだろ?
合理化に定評があるサイゼリヤだが、記号注文方式は現時点では失敗だと思う。
テーブル数に比例した端末購入費用が掛かり、しかも新規出店するにも買い増す必要があり初期投資が大きい。
ということを考えると、タブレットに手を出さない判断自体は正しいと思う。
費用対効果を考えると、マクドナルドのようなモバイルオーダーが良いのではと思う。
もっとも、最近のスマホの普及は著しく、高齢者でも持っている人が増えていることを考えれば、客の大半は持っているだろうしあまり影響はないと思う。
令和2年度の途中ですが、うまくいったことをまとめておこうと思います。
同じ大きさのタライを2つならべて片方を親魚もう片方を稚魚用にするというぜいたくにスペースを使う飼育法を採用しました。今までは、親魚はタライでも稚魚は小さ目の発泡スチロール容器やNVボックスだったりしたのですが、思い切って同じ大きさにしてみました。これは効果バツグンでした。稚魚の生存率が抜群です。場所を取るのでそれなりの覚悟が必要です。小さなプランタで植物の世話をするよりも畑で直に植えたほうが簡単なのと同じです。
タライは45Lを中心に36Lも使っています。水深的に36Lのほうが管理がしやすいと思います。
ちなみに1cmくらいになったら、稚魚槽から親魚槽へ移します。昨年までは、タマゴの採取時期別に稚魚は品種を問わずに大きさ別にごっちゃにしていましたが、成長後の品種ごとの選別作業もなくなり手間が減りました。
これを購入するのにかなりの覚悟が必要でした。45Lタライ2個分でとても大きいです。45Lに比べて少し浅めなので管理しやすいのがポイントです。圧倒的水量の暴力で水が汚れるまでに時間がかかるのが最大のメリットです。これを2個並べて、親魚と稚魚を別管理。とても管理が楽になりました。
昨年まではグリーンウォーター重視で中が見えないのを良しとしていましたが、本年は底が見えるグリーンウォーターを基準にして水替えしています。1/5の水を残し、残りを水道水で希釈していく感じです。
水作さんの水替え用の手動ポンプです。サイフォンの原理系のアイテム。これはすごい。もっと早く買えばよかったもの。水に入れる部分のパイプなどが細かく分解清掃できる優れもの。使えば使うほどわかる工夫の塊。ごみが詰まる部分の分解がしやすいとか排水ホース部分が細くなっていて徐々に水が排水されるとか使ってわかる一品です。水替えが楽しくなりました。
しかも、底に落ちた卵がフィルターで回収できるおまけつきです。ちょっと取りにくいのが難点ですが。
西日が当たらないところに水槽を置くという単純なセオリー。簡単なようで南中高度が刻々と季節変化する太陽を相手するのは難しいのですが、季節変動を最小限に抑えつつ、メダカのエサとなる植物性プランクトンを高温で殺さないように維持するために重要な法則です。
↑ 西 ┃ ┃ ┗━━━━┓ ■■■■┃ ┃ ←南 ┃建物 ┃ 庭 ┃ ┃ ┗━━━ ■■■■ 東 ↓ 凡例:■水槽
上の図のように建物で西日が遮られる場所に水槽を置きます。この場所以外に欲張って水槽を置くと西日の餌食となり、高水温による酸欠で死ぬ可能性が高いです。4つ並んでいるうちの一番南側の成長度が高いです。
水槽配置数の増加のために棚を作って水槽を3階建てにしていたときがありました。小面積に水槽がたくさん置けるのがメリットです。しかし、この方式は水温に深刻な影響を与えており、昼と夜での水温の変化が激しくなるのでした。水槽を地面に置くと最高水温と最低水温の変化の幅を抑える効果があったのです。重層配置はやめて、地面に置くことにしました。台に載せると水槽の管理がしやすくて便利なのですが、メダカ的には水温の変化が激しくてダメなようです。
越冬時も水槽の下に空気の流れがあると次々と冷たい空気が入って四方八方から水槽の水をどんどん冷やしてしまうこととなり氷結しやすくなるようです。姿勢がつらくても水槽は地面に置きましょう。
100円均一のセリアに産卵床が登場しました。昨年までは汚れ落とし用のハードスポンジを代用していました。これがペット用品売り場に使いやすい大きさにカットされた状態で12枚入りで商品化されました。使いやすいです。これを固定して浮かす「浮き輪」なる商品も売り場に登場しましたが、よく売れるのかレア商材化しています。その代わりにホームセンターの電材売り場で売っている、エアコンの配管の保温材を購入して輪切りにして使っています。
ホテイアオイは欲しい時に欲しい数がそろわないことと、冬の前の処分が面倒なので、やめました。越冬に成功したホテイアオイがあるのですが、さっぱり数が増えません。
必要なタイミングに必要な数がそろうので、稚魚槽への卵の移動がしやすいです。水曜日と土日のどちらかで約3日に一回のペースで採卵しています。
タライには塩ビパイプを使ったオーバーフロー機構を穴を開けて取り付けています。取付が間に合わないところも準備工事の穴だけはあけておきました。
ヤゴ対策の木材と網を組み合わせた凝った構造のネットはやめました。オーバーフローの取り付けで最高水面を水槽のふちよりも下げ、4㎜角の防風ネットを大きな洗濯ばさみで固定するだけのシンプル構造にしました。大き目のタライの場合はネットが中央部で垂れ下がるので、角材を渡してあります。
真南の西日の当たる場所での飼育や小さい水槽での飼育をやめたので、エアレーションをする必要がなくなりました。無理のない場所で無理のない水槽を使うと飼育設備がシンプルになってきます。
それぞれの水槽に入れていましたが、サカマキガイの巣窟なので、やめました。睡蓮だけ別のトロフネに入れて楽しんでいます。
水がクリーンになるということで底じきにしていたときがありました。が、これもやめました。水替えをシンプルにするためにベアタンク運用です。赤玉土はプランタで再利用です。
1cmくらいの大きさの溶岩石を入れていた水槽もありました。これもやめました。溶岩石は鉢底石として再利用されました。
稚魚水槽に入れていました。これも合理化の対象です。アナカリスはミナミヌマエビ水槽へ転用されました。
メダカ屋さんの飼育法を真似て買いましたが、水量が少ないので、利用中止。用途変更。製造元の意図通り、工具箱とか部品箱としての利用に戻しました。お店に納品される段ボール単位で取り寄せていたので、収納用にしたら同じ大きさの入れ物がたくさんそろってとても便利でした。
最後のほうはやめたことが多いですね。できるだけシンプルに簡単に飼育できる方法を追及していたら、ダブルタライのベアタンク式に落ち着きました。
最初に。私は規制派でも擁護派でもない。単にこの青識亜論と名乗るネット論客と呼ばれるらしい人の書いたと思しきこの記事を批判するだけである。鬱陶しいくらいにツイッタータイムラインに流れてくるのだけど、これを流す人をフォローしてしまっているのだから仕方ない(※じゃぁ青識亜論をブロックすればいいじゃないかとの意見があったが、既にそうしている。以前はあまり気にならなかっただけだ。急に他人の引用リツイートをRTしまくりやがったからそいつもフォロー外した)。
「性犯罪者の九割がポルノグラフィを読んでいた」は、「九割がパンを食べていた」と同じぐらい何の意味もない数字だ(今どきは大概の人間がポルノぐらい見たり読んだりするだろう)。
先ず、この人は自分で引用した記事を読んでいるのだろうか? 斎藤氏の記事はこうだ。
「また、当院のデータでは加害経験がある者のほぼ100%がなんらかの児童ポルノを見ているという事実があります」
斎藤氏は100%だと言っているのである。この時点で既に不適切な例示だと言い得る。さらに言えば、関連性があると考えても不自然ではない「児童ポルノ」や「幼児ドール」と同様に、全く無関係でその相関を考えるのは頭がおかしいとしか思えないレベルの「パン」を対置して何が言いたいのであろうか(これは実はとある地方自治体議員のツイートからの流用であることは知っているが)。その上「ポルノ」は見たとしても、この記事で問うているのは児童性犯罪であって児童ポルノであり、「児童ポルノ」は大概の人が見るとは常識的には言えない。要するに反論が適当すぎるのである。斎藤氏は臨床現場で実際に加害経験者と関わってきたという直接的な経験から児童ポルノと児童性犯罪の関連性はあると言っているのであるから、このような駄論で反論になっていると思うのは低レベルに過ぎる。
性犯罪の「引き金を引いた」というのも、大仰に書いてあるが、逆に言えば単に引き金となっただけであり、ポルノが無ければ別のものが引き金を引いた可能性もあるし、マクロでポルノが性犯罪を増やしているかどうかについては何の論証にもなっていないのである。
論証になっていないと評価するのは自由だが、斎藤氏の臨床体験から引き出されたエビデンスであり論拠にはなっているわけで、軽々に無視して良いものではない。なおこの引用部分についても斎藤氏はきちんと触れていて「児童ポルノに出合わなくとも、なんらかのきっかけで彼らが子どもへの性的関心を抱くようになった可能性はあります。けれど児童ポルノに出合わなければ、それが強化され認知が歪むプロセスをどこかで食い止められた可能性は無視できません」と書いているわけで、この人は記事を適当に斜め読みしかしていないことがよく分かる。以上、これでは全く反論になっていないと言わざるを得ない。但し、私は反論になっていないと批判しているだけであって、反論された論理をが正しいと言っているのではない。そうではなく、これに対するより正しい反論は、児童ポルノが性犯罪に影響するとは言えないという別のエビデンスを示すことであって、屁理屈でねじ伏せても無意味だと言いたいだけである。
もしも、犯罪を防ぐために関連しそうなあらゆるものを規制しても良いというのであれば、テロを防ぐためにある種の宗教や思想を規制したり、安全保障のために特定人種を閉じ込めてしまえという発想を容易に合理化する。
これも雑すぎるだろう。破防法だって実際にあるわけだし、児童性犯罪経験者の再販を防止するために情報公開やGPSタグによる監視など、ある程度の人権制限をする主張はしばしばなされている。余りに親が子供を叱る叱責の怒鳴り声が頻繁に聞こえるようであれば、実際の虐待が確認できなくとも児相に通報することは現代では常識の範疇ですらある。
こうした主張はかつてのオウム真理教もやっていた記憶があるのだけれど、多くの残虐事件を実際に引き起こし取り返しがつかない事態になったことは言うまでもあるまい。そう言えば拉致問題で北朝鮮側か社民党が似たような主張を……、はどうでも良いとして、たしかに実際に規制するには危険性をもう少しきちんと示すべきではあろうけれど、現状で危険性が示されていないからと言って、危険ではないという話にはならない。また、それを言うならば危険性はない=安全だということを主張する側が十全に挙証責任を、あるいは製造者が製造物責任として安全であると保証義務を貸すべきだとすら言い得るだろう。以上、これもまた反論になっていないと評するしかない。
これは、「犯罪をしてはいけない」という強い規範の裏返しなのであって、本物の少女をレイプせよと勧めるようなメッセージ性は全く込められていない。
よくもまぁこんなありきたりのつまらない詭弁を弄するものだと呆れる。じゃぁ何故「レイプ」ではなく「レ◯プ」だったのか。当然レイプがいけないことだと認識していたからの表現であるからに他ならない。だからはっきりレイプとは書けなかったのである。ゾーニングされているアダルトショップ内ですらも、だ。レイプが倫理的に不味いからと認識していなければ伏せ字表現はありえない。従って、あの表現は単に「いやーお客さん、生物の少女をレイプするのは犯罪になりますから、こちらの少女に似せた人形ならば合法ですよ」とレイプという不道徳で危ない表現を用いて商品コピーにしているだけである。何が「強い規範」なものか。尤もそうしたメッセージ性など込められていないのは当たり前、但しそうした願望が存在していることは認めている表現である。それ以外に「合法」とわざわざ表現することへの意味の取りようがない。扇動はしていないかも知れないがそれに極めて近い表現である。少女レイプ願望それ自体は肯定しているのだから。従って、反論としては不十分である。
現実には、黒人のイメージ写真を商品画像に付したパンチングダミー人形は販売されているし、特に倫理的な問題が存在するとも思えない。
この人がほんとにアホだなと思ったのはこれである。そもそもじょいたま氏の理屈に対応していない。ボクシングはそもそも相手を殴るスポーツだし、この広告はその相手をイメージさせるだけのためにボクサーのような人物写真を用いているだけである。しかしじょいたま氏が言っているのは「「黒人を合法的に殴れる♪」という触れ込みで黒人を模した人形を販売すること」である。全然目的が異なるものを示して反論になるなどと、アホとしか思えない。反論するならば、「あくまでも人形だから良いということで売っているだけで本物の幼女をレイプしていいというメッセージ性はない」と前項でこの人自身が言った理屈で済むだけの話。
子どもが見ないようにゾーニングをし、アダルトショップ等で販売しているのであり、通常、児童がアクセスすることはできない。すでに十分に抑制された状況の下で販売されているのであって、これも詭弁である。
やっつけで反論しているとしか思えないくらい穴だらけの、詭弁はお前だと言いたくなる。割と最近、エロ萌え絵のだきまくらを、それを買って自宅においていた父親が、その自室に子供に入られてしまってその抱き枕に子供が抱きついていた写真を、そのバカ親父はあろうことか自慢気にTwitterにアップし、はてなブックマークでで「児童虐待だ」と叩かれまくっていたのは記憶に新しい。ゾーニングされてたって、売られたらそこから出てしまうのだから、斯様に子供に抱きつかれるに至ることすらあるのだ。個人的な話だけど、少々性的な興味を抱き始めていた小6の頃、親の洋ダンスの中に超リアルな電動こけしを見つけて、めちゃくちゃショックで確かに一時期トラウマになり、親の顔を見られなくなったことはある。あんな真面目そうな親が、と。だから、トラウマになること自体はあり得るので、対論者に反論することは難しい。ただ、こうは言える、だから何なんだ? と。子供時代に様々な事柄について知っていく上でショックを受けることは他にいくらでもあるのだから。何れにしても、この人の反論はいわゆる「すり替え」であり、ゾーニングの問題ではない。
めんどくさくなったのでここまでとする。何れにしても安直な反論ばかりで話にならないくらい低レベルだとしか思えないのだが。
追記;なお、誰かこの増田記事をTwitterで拡散してくれたらなと願う。反論を欲しがっている人が結構いるようだ。私自身はフォロワーとか少ないし、ツイッター上の立場が少々特殊なのでやりたくない。我がままですまん。
本社は中小ではないと思うがうちの職場は極めて中小企業的だな。別にIT担当という役割は与えられていないし、仕事内容的には電話番兼各種物品の補充兼もろもろの雑用係という感じ。
ただ、職場のパソコンにSkype for businessがインストールされていて、それが全然活用されていないのを見ているとこいつを何とか活用できないのかと思うのだ。
上司や同僚の名前が連絡先としてずらっと表示されていて、皆がオフラインだったら、席にいなくて、しばらく戻って来ないんだろうなと思うし、オンラインでも「会議中」とか表示しておいてくれれば「○○は会議中です」と電話対応ができる。元々外線電話の本数が少ないので、内部はこういうメッセンジャーとか活用した方が効率的だと思う。
在宅勤務のときにあまりにも家でできる作業が少なくて、職場の業務をITで合理化するにはどうしたら良いかを文章にしてみたが、それを読んで実現してくれる人がいない気がする。