はてなキーワード: メジャーデビューとは
人生の一番つらいときに元気をもらったアイドルがいたなんてよくある話で、例にももれず私もそうだった。
朝から始発まで働く日々があっても、昼休みはそのアイドルを見て元気を出していた。
卒業なんて言えば聞こえはいいのかもしれないけれど、前向きな卒業じゃないと知っている。
卒業して女優として、1タレントとして頑張ります!みたいな、そういうのじゃないんだ。
うまく言えないけどこれからの戦略としてお前らはいらないと切り離されただけの卒業だ。
(言い方が乱暴になってしまったけれどスタッフさんたちから愛されているんだろなと思います)
だからこの先、あのアイドル達の空間の、あのライブはもう生まれないのだ。
一生。
もしアイドル達が個別にメジャーデビューしたって「あのライブ」はもうない。
(もちろんメジャーデビューしてくれるならめちゃくちゃ嬉しい!!)
はじめてのワンマンライブのとき、公演中の9割泣いてたなとか。
いろんなところに連れて行ってくれたなとか。
いっぱい思い出してしまった。
というのは本心だし、当たり前だがこれからも私の推しだからそう言ってあげればいいのに。
でも、悲しくて悔しくて、当人たちが気丈にふるまっているのもまた、ぐっとくる。
私たちは元気をもらっていたのに、何かしてあげれていたのだろうか。
悲しくてご飯も食べれない、眠れない、泣きたくないのに涙が止まらないみたいなことって本当にあるんだなあ。
で、VSの下着どれだけ持ってるの?
大量に持ってるならそう書きそうだけど。日本だと限られた店でしか手に入らないけどね。
まあ増田一人が大量に持ってたとしても、全体からしたら誤差ですらないレベルだろうし
つーかあれ、アメリカだと田舎のショッピングモール(高級でもなんでもない)にも入ってる、価格もごく庶民的なブランドだけどね。
位置付けはH&Mと大して変わらんよ。
大衆に大量に売りさばくのが目的なら、あらゆる人種なり体型の人を対象にするのは当たり前。
増田が勝手に「白人のみが入る事を許される地上の楽園」とか勘違いしてるだけじゃないの?
まさか実際買った事はなくて、ファッションショーだけ見てるんじゃないよね?
それだと「好きなインディーズバンドがメジャーデビューしたら作風がメジャー寄りになってしまったのが許せない。
売れなくなろうが元通りに戻してほしい。自分は音源買った事なくてyoutubeでしか見た事ないけど」と言ってる事一緒だよ?
タイトル通りです。
正しく言うと、メジャーデビューできる『選抜メンバー』に選ばれませんでした。
この記事はオタクの戯言を書くだけで、特定のグループ名は出しませんが分かる人が見れば分かります。記憶違いや私の個人的な思い込みとか主観ばかりなのでもうめちゃくちゃです。
生まれて初めてアイドルを好きになりました。ジャニーズJr.のようなグループです。
これまでアイドルなんて無縁だった私にとって突然の沼落ち。
でも、私の推しは決して王道系アイドルじゃないし、グループに入ったのは後の方で、人気がとてもあるわけじゃない。
ソロパートが沢山貰える分けでもなく(むしろ貰えることがほぼない)、いつも後ろで踊ってる。ファンとの交流でも自分から積極的に沢山話せる訳でもないしリアコ対応をする感じでもない。学業との両立もあって、イベントに沢山参加できるわけでもありませんでした。(当時)
それでも、私は推しが好きでした。これまでも、きっとこれからも大好きです。
推しを応援している間に沢山のお友達もできました。同担、他担と様々。現場に行けば友達がいる、友達に会いたいからイベントに行くという日もありました。
なんとなく、ずっと楽しい日が続くような気がしてイベントに通ってました。そりゃあもちろん、メジャーデビューしてほしいという思いもあったし、いつかできると信じていました。決して人気があるグループとは言えなかったし過疎りまくっているイベントも多くて……でも兄貴分グループのバックだけじゃなくて彼らだけのイベントも沢山増えてきて、メジャー流通シングルも出すことになって、もうすぐデビューできるんじゃないかとファンの間でも噂されていました。
これからも全員でライブをやっていきたい、メンバーがそう語る中で、選抜メンバーでメジャーデビューすることが決まりました。もう意味が分かりません。『選抜』?
推しはきっと選ばれない。直感でそう思ってしまいました。でも、心の中でもしかしたら選ばれるんじゃないか、もしかしたら選抜といいつつ全員デビュー(ユニットを分けてとか)できるんじゃないかと考えている私もいまし。
まあ、現実は甘くなく推しは選抜に選ばれませんでした。選ばれるであろうメンバーが選ばれなかったりとファンは大混乱。メンバーがオタクに気を使って一生懸命言葉を選んでいるのを見ることがとても辛かった。でも、選抜メンバーの発表とともにメジャーデビュー組はレギュラーも発表され明るい未来が待っているように見えました。
不安を抱えつつ、今までと変わらず全員で活動しているメンバーを見ていたら、もしかしたらユニット的なものでこのまま全員で活動してくれるのかなと淡い期待を抱いたりもしました。今思うと何あまっちょろいこと考えてんだって感じだよね。
これまで一緒だったブログは分かれることになり新しいブログができました。公式HP、Twitter、色々なものが新しくできました。アー写も変わりました。新しい衣装に身を包むメジャーデビュー組、彼らがいなくなってしまって殺風景になってしまったインディーズ組。
リリイベにはインディーズ組も参加しています。『自分たちの代わりに先にデビューして頑張るメンバーを応援したい、力になりたい』彼らはそう言いました。
推しに会うために推しが歌わないCDを沢山買いました(MVには少しだけ出ているけどその発表が死ぬほど遅かった)。
そして、そのうちイベントも別々に行われるようになりました。もう、彼らがメジャー組と一緒に歌うことができるのはあと何回なんだろう。
オタク同士の人間関係も少し変わりました。グループが分かれたことにより現場が被ることが少なくなって疎遠になった子も、辛いとオタクを辞めた子もいます。
とんでもない回数のリリイベをこなすメジャーデビュー組、死ぬほど頑張っている彼らを見るファンの子からみたらデビューできなかった子達はどう見えていたんだろうな。『○○のファンはお金かからなくていいよね。』きっと彼女の言葉に悪意は無かったんです。毎日のリリイベでオタクも疲弊しての本心だったと思います。『私の推し稽古しかしてないんだけどww』笑って推しを貶して、その場を乗り切って、何をしているんだろう。
正直、なぜ彼らがデビューできなかったのかを感じることもありました。でも、毎日のように稽古して、彼らの中で話し合って、自分のキャラを模索して、少しでもファンの子を楽しませるにはどうしたらいいかと考えて、一回一回のイベントを一生懸命こなしている彼らを見ていたらファンとして一回一回全力で応援するしかありませんでした。
ある日のイベントでメジャーデビュー組が沢山ある新しいレギュラー番組や次のイベントについて話していました。そんな中、ずっと前を向いている子、下を向いている子、コソコソと横の子と話して顔を曇らせた推し、それを見たときなぜが涙が止まりませんでした。私はファンとして何をしてあげたらよかったんだろう、何をしたら今彼らにこんな表情をさせずにすんだんだろう。
どんな気持ちで彼らの後ろで踊っているんだろう、彼らにエールを送っているんだろう、ブログを書いているんだろう。
グループが分かれてから人数が減って、今まで後ろで踊っていることの多かった推しがインディーズ組のイベントではメインで歌うことが多くなりました。司会として場を回すことも多くなりました。1人1人が自分について話すことも多くなってこれまで知らなかった彼らについて知ることもできたし、少しだけ本音を漏らすメンバーもいて。
彼らはデビュー組に負ける気なんてありません。自分たちだって前に進んでいる、目指すものは同じだからこそいつか頂上でまた会える。
彼らは私みたいな器の小さいオタクとは違ってずっとずっと大人で、前を向いていたんです。
デビュー組が華やかなデビューを飾ってから少し経ったある日、彼らがインディーズでCDを出すことになりました。
推しにソロパートがあります。これまでソロパートがなかった子にソロパートが割り振られています。以前よりもとても綺麗な歌声、きっとこれまでの稽古の積み重ねの結果です。
新曲のダンスのラストには『応援しているファン』のスペースが空けてありました。
ただただ、涙が止まりませんでした。ファンである自分が勝手に焦っていたんです。私の大好きな推しはずっと魅力的なままで、選抜に選ばれなかったという現実を受け止めてしっかりスキルアップして歌って踊っています。そして自分たちを応援してくれているファンのことも何よりも大事に思ってくれていました。
だから私も彼らを、彼らのこれまでの努力を信じなければいけません。
いつか推しがデビュー組のように華やかな舞台に出れるように、一ファンとして少しでも貢献できますように。
多くの人を魅了するボーカリストなるという夢、叶えてね。
各ジャンルのオタク女子による、匿名の浪費エピソードが載っている同人誌だ。
影響されやすいので、私も自分の浪費について語ってみたいと思う。
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そのグループを知ったきっかけは、推しとの共演だった。出番は少なかったが、ステージ上でキラキラ輝く姿を見てときめき、公演後の握手会にも参加した。
間近で見てもキラキラしてて、すっかりファンになってしまった。
地方に住んでいたが、当時就職活動をしていた私は、就活にかこつけて東京に何度も遠征し、ほぼ毎週のように週に1回の定期ライブに参加していた。
推しはグループの中でも認知が早い方のため、すぐに顔と名前を覚えてくれた。3回目の握手くらいで、Twitterのアカウントまでバレた。(これは正直怖かった)
メジャーデビューや結成◯周年記念ライブなどもきっちり通った。握手すると、手をぎゅーっと握って顔を近づけてニコニコ喜んでくれる推しが可愛くて可愛くて、どんどんとCDを買った。
しかし学生だし、遠征費もあるし、就活でバイトもろくにできていなかった私の少ない貯金はどんどんと減っていく。
そして私はついに母から振り込まれていた学費にも手を出してしまった。(さすがに全部は使ってないけど!)
卒業できなくなるので、学費を使ったことを母に打ち明けたが、何に使ったのかは言えなかった。
私は一人暮らしだったので、大量のCDもバレてないし。おそらく母は就活の交通費などに使ってしまったと思ったのだろう…申し訳ない…。
さて、そこまでつぎ込んでいたが、熱は一瞬で冷めてしまった。なんならアンチになった。
原因は別のメンバーの繋がりや悪い噂。推しは可愛いけど、そのグループにお金を使うことがバカらしくなってしまったのだ。
馬鹿だったな〜〜と思うけど、記憶の中の推しはいつもかわいい。たまに活躍を目にして、ときめくこともあるけど、その度に例のメンバーが目にとまり嫌悪感が沸くのだった。
https://anond.hatelabo.jp/20170828172703
世の中は猫も杓子も初音ミク。
カラオケで履歴を見れば、100件全てが初音ミクの楽曲で埋まっていたことも珍しくはなかった。
テレビのニュース(めざましテレビやZIP!あたり)では、頻々に「今の若者はJ-POPを聴かずに初音ミク・アニソンばかり聴いている」と特集し、
いわゆるパリピ・リア充っぽい大学生たちがカラオケでアニソンを歌い踊っている映像が流れた。
当時の若い女の子は、口を開けば初音ミクや深夜アニメの話しかしないので
モテたい男たちは興味がなくともアニメ知識を蓄えることは必須だった。
ニコニコ動画がテレビから若者層をまるごとぶっこ抜き、ニコニコ動画が天下を取ったかのように印象づけられた。
現に、当時は学校のクラスのスクールカースト上位の連中はほぼ全員と言っても過言ではないほど、
ニコニコ動画に歌ってみた・踊ってみたの動画をアップしていたり、顔出しでニコニコ生放送をしていた。
俺の知りあいでも、それまでオタクアニメをバカにしていたくせに急にアニソンや初音ミクを歌ったり踊ったりする動画をあげだしたやつは枚挙に暇がない。
そもそも、ニコニコ動画のいわゆる「歌い手」がライブを開けば大盛況。
素人がアニソンでカラオケしてる様子をカネ払って見に行くなんて、狂気の沙汰だろ。今じゃ考えられん。
ニコニコ動画にアニソン歌ってる動画あげれば、ブサ男でも女の子からアイドル視されてセックス三昧。狂ってる。
認めるのは悔しいが、確かにそれはあった。
それが2017年の今はどうだ。
今の中学生、高校生は「初音ミクとかダサい、時代遅れ」という。
かつてのようにアニソンで歌ったり踊ったりする中高生は減った。
そもそも「ニコニコ動画ってなんですか?」というようなのも出現しており(知ってたとしてもニコニコ動画はキモイオッサンが見るサイトという印象)、
ニコニコ動画による若者文化への影響力は完全に無くなったといっていい。
そりゃそうだ、ホモと創価学会とYouTubeに意味不明な動画をあげている知的障害者をバカにする動画しか無い動画サイトなんて、誰が見るんだ。
今カラオケに行って履歴を見ても、アニソンがちょろちょろあるだけで初音ミクは皆無だ。
異常だった熱が冷めた。もとに戻った。それでいい。
余談だが、当時俺の女友達も顔出しでニコニコ生放送していて、視聴者との交流のためにスカイプIDを公開していたが、
メジャーデビューした歌い手の男から直球で「セックスしましょう」というメッセージがバンバン飛んできた。
誰とでもセックスできるから、いちいち友達から始めましょうとか、面倒くさいことしてられないんだろう。
いきなり「セックスしましょう」って誘って、断られたら「じゃあお前いらないよ」ってことでしょう。
そのくせ「ファンに手を出してません」とか言ってて、面白かった。
自分の好きな同人作家さんは同人誌によくあるような雑な感じの絵ではなくて、
なんというか作風がしっかりしていて、集中線?とか背景がプロっぽくてすごい人だ
その人がTwitterでオリジナルもやってみたいというから、コミケで本を買うついでに「オリジナルも見てみたい」と伝えたら、
「実は新人賞を取ったり漫画雑誌でデビューしたことがあるけど、うまくいかなくて辞めてしまった」と言われ
本人は「いやーバクマンみたいにうまく行けたらいいんすけどねw」なんて笑っていたけど、
実際はどんな気持ちなんだろうか
自分は特に夢を追ったりしていなかったから、その人の悔しさはわからないけど、
賞を取ったり、下位でもドラフトで取ってもらったり、メジャーデビューしたり、
いいところまで行った人が夢を諦める時ってどんな気持ちなんだろう
死にたくなったりするのかな
それともすんなり諦めるのかな
BUMP OF CHICKENというバンドがある。chikenではない。このバンドのファンだったおかげで、中学生の頃の英単語のテストでスペルを正しく覚えることができた。そういう意味では学業に貢献しているバンドであると言える。
俺は中学の時にCD貸してくれたやつがいて、そっからハマっていった。
そっからまあ色々あって、車校でたまたま知り合った奴らとBUMPのコピバン作ったりして、ライブハウスで歌ったりもした。すまん嘘だ。俺はドラムだったから唄は歌ってない。ライブハウスでポコチャカやったりしていた。
もちろん、ライブにも行った。ファンから「チャマ」って呼ばれてるベースの人(直井さん)がいるんだが、ずっとピョンピョン跳ねてんの。ずっと跳ねてて演奏できるんだから、やっぱプロすげーなとか思った。あと同じドラムスとして、ドラムの升って人に注目してたんだけど、MCとかでも全然しゃべらなかった。無口なのか。
で、ライブ行ったりすると分かるんだが、BUMPって熱狂的なファンがメチャクチャ多い。他のバンドのライブにも何度か行ったし、他のバンドにもそりゃあ熱狂的なファンはいるんだろうけど、BUMPはちょっと多すぎだろってぐらい多い。俺が行ったライブ会場では、終わった後に「フジくん(※ボーカルの藤原さん)の声がきけたよぉ~」「藤君ありがとう~」とか言って泣いてるやつメッチャ多いの。泣くとかじゃなくて号泣。こう言っちゃ何だが、宗教の信者ってこんな感じなんだろうなって思った。その後ネットで「ファンが痛いと思うバンド」堂々の1位を取ったという事実を知り、さすがの俺もちょっと泣いた。・・・ウソである。涙なんか見せないんだから!
(※現在はさすがに挙がってないと思う。調べてないが。当時は他にRADとかエルレとかの名前もあった。両方好きだった俺はさらに泣いた。)
まぁだから、ネット上とかで宗教戦争かってぐらい荒れてるのよ。もう完全に荒野ですよ荒野。「ヒャッハー!」とか言ってモヒカンが新参のファンから種もみを強奪とかしてんの。なんだよそれ世紀末救世主伝説かよ。藤君はケンシロウかよ。でも聖飢魔IIはサイコーだよな。お前も蝋人形にしてやろうか!
いやもちろん良識のあるファンが多いって事は知ってる。黙々と子供たちの為に井戸を掘ってるババアみたいな聖人も多い。嘘つけお前、お前のようなババアがいるか。違ったそっちは聖人じゃなかった。ラオウの手下だった。井戸掘ってるのはトヨだった。バット最後だ、母さんと呼んでやれ・・・。母さ~~~~ん!!(号泣)
まぁ読んでもらってだいたい分かってもらえたと思うが、良識のあるファンは多い。
そんな中、迂闊に「BUMP OF CHICKENの好きな曲」なんてものをネットに書こうものなら、火薬庫で火遊びしてるほうがまだ安全である。それどこのバルカン半島だよ。第一次世界大戦勃発かよ。
俺がもし「BUMP OF CHICKENの好きな曲」なんて凶弾をサラエボ事件よろしくネットにブチかますと、世界大戦は起こらないかも知れないが、即座に「はい開示」→「自宅本名特定」→「コラ素材化」→「一生ネットで晒し上げ」のKRSW弁護士コンボをキメられる事はほぼ確実であり、それを避ける為にもBUMPファンは皆一様に口をつぐみ、例えBUMPファン同士の交流の場であったとしても、暗黙の了解のうちに「BUMP OF CHICKENの好きな曲って何?」等という愚かな問いかけはしない。そんな問いかけをした途端に、指をパチンと鳴らし「そいつはオフパコの為だけに参加したエセ野郎だ、連れていけ」と、部屋の外に引きずり出される光景を俺は何度も見てきた。ああはなりたくない。・・・ウソである。俺も何度か引きずり出された。
そんなこんなで、全国に数多存在しているであろうBUMPファンは、息を潜めつつ各地に潜伏している。
諸君!BUMPを心から愛する良識あるファンの諸君!!諸君らはそんな事でいいのか!!真に良識あるもの、優良たるものが虐げられ、悪逆非道の限りを尽くす浅薄な似非BUMPファン気取りが跋扈する、そんな世界でいいのか!!!
否!!断じて否であるッ!!優良が蟄居し、劣等が跋扈するこの世界は、剛毅果断、改革されねばならない!!彼ら劣等は、諸君ら優良による支配でのみ安息の日々を得れると言う事実に、気付かなければならないッ!
奴ら蒙昧な愚民共が自ら気付くことができないというのであれば、我々優良の手をもってして、奴らの蒙を啓いてやらねばならないッ!!(唾を飛ばしながら)
・・・ああ、こうやって扇動する奴がいるから、世界は戦争になるんだなあ、と一瞬だけ考えた。三歩歩いたら忘れた。歩きながらこれ書いてる。・・・ウソである。実際には家でダラダラしながら書いてる。
それにつけても、BUMPの話がしたい。BUMPの好きな曲とか好きな理由とかを思いっきり書きなぐって、
「お前こんなの好きなのかよ!分かってねーな!」
「じゃあお前はどんな曲が好きなんだよ!」
「pillowsのカバーじゃねえか」
「違いますぅー、ミスチルのカヴァーですぅ~。ってか君、『カヴァー』の発音悪いね」
とかやりたい。でも個人を特定されるのは避けたい。あとカバーの発音とかどうでもいい。日本に20年以上住んでる米国人の知人は、日本語で会話するときは日本人と同じ発音で話してた。俺が「外人ってさ、日本語で話す時にもっとガイジンっぽく発音しないの?トマトをトメーイトゥ、とか、タマゴをタメーイゴゥ、とか」って言ったら、怪訝そうな顔で、「タマゴは日本語でしょ?」って言われた過去を思い出した。・・・ウソである。出典はネットのコピペで、俺の実体験じゃない。
・・・と言う訳で、俺の「BUMP OF CHICKENの好きな曲」を書いていく。理由も書く。ランク形式にしたほうが「なんで〇〇が10位なんだよ!ふざけんなよ!」等とより世紀末っぽくなるかなとヨコシマな考えが浮かんだりもしたが、途中まで考えてやめた。漫画とかゲームとか映画とか、よく個人ブログで「本当に面白い、私のオススメする漫画ベスト100ランキング!」とかやってるけど、71位と72位の差がどこにあったのかが気になって夜も眠れなくなった事があったので、ああいうのは本当に止めて欲しい。あとこういうアフィリエイトが目的なだけの互助会クソブログがGoogleのランキング上位にあがってくるのが本当に害悪でしかないし、そういうブログエントリに限って中身が薄い。サジェストも汚染されるし、あれで得するのって金儲けしてるクソ互助会連中だけじゃねえか。こっちはただ単純に面白い作品知りたいだけなんだよ。あと順位は固定なのかよ。変動しないのかよ。年月とか気分とかでそんなもんいくらでも変わるだろ。互助会連中もブクマで「参考になりました!」とか「いつも素晴らしい記事ですね!」とか、お前らそれしか言えねえのかよ。せめて「〇〇好きなら、ランキングにはないですが△△もオススメですよ!」ぐらい書いとけよ。amazonのアフィリンクでも添えてくれればゴミ度合いが増して尚良し。
BUMPは隠し曲も含めてほぼ全部好きなので、現在音源がリリースされてる全ての曲の好きなところとかを書いても良かったんだが、冒頭の「俺とBUMP」にちょっと行数を使ってしまったので、5曲ほど書き連ねたい。
■リトルブレイバー
BUMP OF CHICKENというバンドがインディーズレーベルでデビューした際のアルバム、「FLAME VEIN」の中の1曲。
映画や音楽業界では、よく「デビュー作品には、すべてが詰まっている」と言われる。完全に首肯する訳ではないが、何かのきっかけがあってファンになったアーティストの作品群を聴いていくと、「これいいな」って曲がデビューCD収録の曲って事はまれに良くある。
バンドでも映画でも漫画でも、「表現手段として自分にはこれしかないから、これで発表した」っていうのはあるんじゃないだろうか。別に「カネ!名誉!オンナ!」が動機でも作品が良い物であれば一向に構わないのだが、特に若い頃って「なんだかよく分からんがとにかく俺はこんな感じのなんか俺的にスゲェイケてる何かをやりたい!!」みたいな、思春期特有のモヤモヤとかがあるじゃん。
で、行動力があるやつはモヤモヤしてるだけじゃなくて、実際に行動する。液タブ買ってきてpixivに絵をアップしたり、大学の映研に入って自主制作でなんだかよくわからん作品を撮ったり、楽器もできやしないのにバンドを組んだりする。そんな感じだから、初期のころの作品にはその人の「やりたいこと」が詰まっている、という理論は分からなくもない。
BUMPも御多聞に漏れずそんな感じだ。今リトルブレイバーを聞くと、最近の楽曲と比べて演奏技術面での拙さが目立つ。だが、そんな事はお構いなしに、BUMPの、メンバーの、藤原の、「俺の曲を聴いてくれ!」って感じが伝わってくる。後発の「グロリアスレボリューション」あたりの楽曲でもそうだが、原始的と言うかなんと言うか・・・。英語だと"primitive"って単語が一番しっくりくるが、聴いていてとても心地良い。
■リリィ
インディーズ2枚目のアルバム「THE LIVING DEAD」の中の1曲。
BUMP藤原の書く歌詞は各方面から好評を多々得ている。(ちなみに、BUMPの楽曲はほぼ全て藤原が作詞作曲している)曰く、山田かまちの再来だとか、叙事詩的であるとか。ミスチルの桜井さんも、「メンバーに入れて欲しいぐらい好きだ」と公言している。
BUMPの曲(歌詞)には、「モノガタリ的」なものがいくつかある。ストーリーラインのようなものがあって、登場人物的なものがあって、結末がある。「モノガタリ的」なBUMPの曲で一番有名なのは「K」という曲だろうか。Youtube等で、有志の作成した動画を見た事がある方も多いのではなかろうか。公式では「カルマ」という曲は人形劇としてリリースされているが、こちらもモノガタリ的な曲として挙がることが多い。くそっ、それにしてもニコル見つからねえ・・・。
そういった点から、「叙事詩的」と言われることも多いBUMPの楽曲の中で、俺がオススメしたいのが「リリィ」だ。
ストーリーラインはこうだ。バンドのボーカルっぽい男と、その彼女らしき女性の話。男には色々と苦悩があるようだ。
これが藤原自身の話かどうかは知らない。
続きは歌詞を見ながら聴いてもらえばいいとして、この曲の中で俺が良いなと思っている点は、「歌詞が荒い」「言わない」の2つである。
まず「歌詞が荒い」点。「出てこい!ウソツキめ!」とか、「ブチまけた」とか、最近のBUMPの楽曲ではなかなかお目にかかれない荒々しい歌詞が並ぶ。これが男の苦悩している様子が伝わってきて良い。もっと言ってしまうと、伝わりすぎて辛い。対する女性側に関係する歌詞が終始穏やかなのも対比としてより一層深く伝わってくる。
もうひとつの「言わない」点は複数ある。例として歌詞をいくつかあげるが、JASRACさんお願いですから個人の特定とか使用料の請求とかやめてください。何でもしますから!
膨れたポケット 裏返すとホラ 出てくる弱音の数 一日分想像つくかい?
「実際に弱音という物質がポケットに入っている事態は想定し難い」とか、そういう部分はどうでもいい。「お前に俺のポッケに入ってる一日分の弱音の数が想像つくか?」という問いは、「弱音が多い」という事である。だが、「弱音が多い」とは言っていない。まあ比喩表現のある歌詞なぞ世界にゴマンとあるだろうが、藤原の書く歌詞は、(特に叙事詩的な楽曲において)絶妙なシラブル数と相まって、いわゆる「世界観の構築」に一役買っている。
強がりの裏のウソを 放った ブチまけた
終電を告げる放送 慌てて掛けて行く人 右手に君の左手 もう放さなきゃ
「ブチまけた」後、場面がいきなり「終電を告げる放送」になる。その間に何があったのかは言わない。
思うに、日本語と言う言語は表現力に優れている。同じような事でも、微妙な差で違う表現にする。おそらく皆は普段は気にしてないだろうが、「見る」という表現だけでも、「見つめる」「眺める」「観る」「見上げる」「見渡す」「見通す」など多岐にわたる。こと表現力という方面において、日本語に比肩する言語はそうないだろう。
■Stage of the ground
メジャーデビュー1作目のアルバム「jupiter」の中の1曲。
一般の人に「BUMPと言えば」と問うと、「天体観測」という答えが多く返ってくるかと思うが、当時は「天体観測」で爆発的ヒットを飛ばしたインディーズバンドが移籍し、メジャーデビュー後に満を持して放つ渾身の1枚!って感じだった。・・・らしい。
「らしい」というのは、当時の俺はBUMPどころか音楽を全然聞いてなくて、ずっとポケモンばっかやってたからである。この話は熱心なBUMPファンから聞いた話なので、当時の「世間一般の」空気感としては間違ってるかも知れない。でも、そんな俺でも一応「天体観測」という曲があって、英会話講師並みにオーイエーアーハンって言いまくっているというのは知っていた。一応補足しておくと、「天体観測」もjupiterの中に入っている。
BUMPの選ぶ言葉には「jupiter」「天体観測」「COSMONAUT」「プラネタリウム」「orbital period」等、宇宙的な・・・もう少し正確に言えば、「宙的な」用語が多く並ぶ。ここまでアピールしておいて宇宙が嫌いという事はないと思うが、「Stage of the ground」をそう言った視点で聴くと、なかなかに味わい深い。
この曲は藤原の友人に子供が生まれて、その記念か何かで作ったらしい。自分がその子供だったらメッチャ嬉しいが。
それはともかくとして、宇宙である。「夜空の応援席」「あの月も あの星も」など、宙を想起させる歌詞が詰まっている。「那由多に広がる宇宙」とあるが、那由多というのは万とか億とかの「数の単位」の一種である。他には「恒河沙」「無量大数」とかもある。「1那由多」で、1の右に50個だか60個ぐらいゼロがついてるぐらい大きな数字、それが那由多なのだが、一説によると、こういった数字の単位は古代の人々が「星の数を数える」為に用いた、という説がある。
友人のエピソードや、那由多という単位の事などを思いながら聴くと、なんだか自分が宙に浮かんで地球を見下ろしているような、そんな不思議な気分になれる。もちろん、そんなエピソードを知らなくても、藤原の優しさと言うか、応援している気持ちと言うか、よくある表現で言えば、「聴いていて元気になれる」曲。
■Hello,world!
「そういえばシングル曲全然紹介してないな」と思ったので。あと昔の曲が多いんで、最近の曲の中からという事で1曲。
シングル曲だが、「Butterflies」というアルバムにも収録されている。最近放送された「血界戦線」というアニメのOPテーマとして放送されていたので、聴いた事のある方も多いのではないだろうか。
さて、皆さんは「Hello world」を知っているだろうか。「何言ってんだコイツ頭おかしいんじゃねえのかBUMPの曲だろ?」と思われるかもしれないが、とある業界において、この言葉は特別な意味を持つ。それは、プログラム業界である。
本職のPGやcoderの方々からは「何だよプログラム業界って。そんなのねーよ」と言われるかもしれないが、まあとりあえず聞いてほしい。プログラム言語というのは本当に数が多くて、「プログラムを書いてご飯を食べている人」でも、仕事で書くのは2言語か3言語ぐらいである。就職時の面接で「10言語書けます!」という奴は信用してはいけない。雇った後にクソみたいなコードを書いた挙句CVSをグッチャグチャにしてある日突然遁走するのがオチだ。雇ってはいけない(戒め)
だが、仕事ではなく、趣味でいくつかの言語を使って書いているという人もたくさんいる。逆に仕事上に必要に迫られて、新しい言語を習得するハメになる人もいる。Swiftとかの比較的新しい言語なんかは当然そうなるケースも多い。まぁプログラム言語を習得する動機は人それぞれなのだが、覚えたてのプログラム言語を使って一番最初にやる事が、「Hello world」である。嘘ではない。詳しくは以下を見ていただきたい。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Hello_world
ともあれ、「Hello world」には意味がある。それはつまり「『世界』に初めて降り立ったものが発する言葉」である。あのビルゲイツも、twitterアカウント開設時の第一声は"Hellow world."だった。それほどに歴史と伝統ある言葉であり、作法なのだ。
ここでBUMPの「Hello, world!」を改めて聴いてみる。
ご自分だけがヒーロー 世界の真ん中で 終わるまで出ずっぱり ステージの上
どうしよう 空っぽのフリもできない
さあ目を開けて 君は強い人
その目が見たから すべては生まれた
世界は終わる。だが、また新しく生まれる世界もある。いくらでも生まれてくるのだ。よく自殺報道が取り上げられたりしているが、とても悲しい。自殺なんてせずに、そんな世界は終わらせてしまえばいいのだ。「世界を終わらせる」手段は自殺なんかでは断じてない。
世界をはじめよう。そして、その新しい世界で、高らかに叫ぼう「ハロー、ワールド!」と。
藤原は特にそんな事を意識してないだろうが、俺はこの曲を聴いてると本当に勇気が出てくる。
■バトルクライ
もう5曲目かよ。早いよ。まだまだ書き足りねえよ。あと20曲は書かせろよ。って言うか、ここまで読んでくれてる人ってあんまりいないような気がしてきた。あまり長くなると読むほうもダルいだろうし、もし他に書く時があれば、そん時は別の増田で書くわ。
とりあえず5曲目を紹介する。これは記念すべきBUMPのデビューCD「LAMP」の中に収録されていたのだが、LAMPが廃盤となった為、急遽「FLAME VEIN」を「FLAME VEIN+1」と改題し、バトルクライを追加したという話がある。そのせいかどうかは知らないが、歌詞カードに歌詞がない。何も知らない人からすれば「???」となること請け合いである。(歌詞はCDトレイの下に書かれている)
デビュー作なので、「リトルブレイバー」で触れた通り、演奏技術に関してはかなり未熟である。だがBUMPにとってそれはマイナスではない。粗削りだが「バトル」であり、「クライ」なのだ。
この曲も叙事詩的である。「自分に嘘をついたが、その嘘が本当になったんでまだ頑張って歌ってる」奴が出てくる。藤原本人かどうかは知らない。仮にそうだったとしても、インタビューでは「いや、あれは別に・・・フィクションとして聴いて頂ければ」とか言うだろう。俺ならそうする。
ともあれ、まだ頑張っているその男は、戦っている。何と戦っているのかは知らない。そして叫んでいる。
ずっと強がってんだ 強がって またウソついて
ひとつのウソにさえ縋る僕の そのウソが 誓いに変わる
BUMPの唄には「応援するスタンスの曲」が割とある。「才悩人応援歌」というド直球の題名の曲などもある事にはあるが、だいたいは「応援している」という明確な意思表示はしていない。先ほどの「才悩人応援歌」だって、歌詞中には「応援」という単語は出てこない。
藤原の書く歌詞世界は、概ね「俺はやってるぞ、さあ、お前はどうなんだ」的な、言葉で語らず背中で語る的な世界観の楽曲が多い。歌詞がある時点で「言葉で語ってしまっている」のだが、明確な意図・意志は常にボカしている印象だ。「バトルクライ」では、そんな藤原の「藤原節」とでも言うべきケレン味が存分に味わえる。
実は、冒頭に書いた「中学の頃に友達が貸してくれたCD」がFLAME VEIN+1だった。当時は音楽なんかに全然興味がなくて、どっちかって言うとポケモンばっかやっていた思い出しかない。そんな俺に「絶対ハマるから!いい曲だから!!」と執拗にすすめてきた級友を当時は大変疎んだものである。今では素晴らしいバンドを紹介してくれてありがとうという感謝しかない。
当時は全く興味もなかったし、聴く気もサラサラなかったのだが、諸事情があって結局俺は家にCDを持ち帰って聴くことになった。中学当時の俺が聞いても下手である。「あいつ、こんなバンドすすめてきやがって・・・こいつらの何がいいんだ?」とポケモンやりながら思っていたが、「バトルクライ」を初めて耳にした時、頭を撃ち抜かれたかのかと思った。
俺はGBAの電源をすぐに切った。セーブしてなかった。まあ厳選中だったんでどうでもいい。とにかくこの曲だ。この曲はヤバい。人の頭を平気で撃ち抜く危険物だ。
危険物として「セックス、ドラッグ、ロケンロール」の3つがよく挙がるが、なるほどよく理解できる。この曲はROCKだ。俺は未だ「ロックとは何ぞや?」という問いに回答できる自信はないが、これだけは断言して言える。
BUMP OF CHICKENの「バトルクライ」、この曲は、ロックだ。
そういう事情もあって、俺の中で「バトルクライ」はちょっと特別なところに位置している。勇気が欲しいとき、悲しいとき、気分を切り替えたいとき、ヒマなとき、ノリノリになりたいとき、戦いに赴くとき、誓いのとき、大事な時。
俺はいつもバトルクライを聴いてきた。ただそれだけの、まあだいたいそんな感じの曲である。
◆(隠し曲)星のアルペジオ
BUMP OF CHICKENの出すCDには、恒例として「隠し曲」という概念がある。
CDプレーヤーだと色々複雑な手順な必要らしいが、iTunes世代からするとあまり意味はない。(ただ、無音部分が50分ほどあるせいで曲の長さが異常に長いケースがあったり、ダミートラックが大量に生成されたりするので、知識のある方はmp3やAACの無音部分はカットしたり、ダミーを除去したほうがいいだろう。)そんな隠し曲の中から1曲。シングル「車輪の唄」の中に隠されている。
隠し曲は、普段のBUMPの楽曲と比較した場合、全体的にネタ的な要素が多い。メンバーも(ちょっと違う方向に)ノリノリでやっている。ライブではほぼ演奏されないが、「DANNY」という隠し曲だけはまれに演奏されることもある。
この曲はクリスマスソングなのだが、恋愛要素はない。というか、この曲の主人公である「ある男(BUMPメンバーの誰かだという噂がある)」は、12月24日に自宅でクリスマスパーティーの準備をしているのだが、呼んでいた人が誰も来ずに、一人待ちぼうけている様子を歌っている。巨人の星のアニメで似たような展開があるが、その時の星飛雄馬は机をひっくり返し、準備していたケースをグシャグシャにして泣き崩れていた。この曲の「ある男」がその後どうなったかが気になる人は、是非各自で音源を聴いてみて欲しい。
メンバーの実体験を基にしているのかどうかは定かではないが、妙に感情がこもっていて涙無くしては聞けない1曲となっている。繰り返すが、BUMP OF CHICKENのギター担当の増川さんとかは一切関係ないので、奇妙な詮索はしないように。
愛海「こんにちは! ニュージェネレーションじゃない、棟方愛海です!
……いやこれ、元ネタの番組がユニットが一人辞めたことに起因する内容が多いから配役されても困るよ!」
卯月「ずっと、スマイリング、シンギング、ダンシング、オーマイ
愛を込めてずっと歌うよ!」
愛海「元ネタで辞めた人が『ダンシング』だから突然歌うことで、自分が辞めたわけじゃないよって主張したいのかもだけど、歌詞の中にダンシングって入ってるから、話がぶれちゃうね!」
卯月「先輩から舞台に誘われて最前列で見ていたが急に眠気が襲ってきたときの絵です!」
愛海「絵がおかしい人繋がりなのは伝わらないではないけど、ラジオだから! これ、ラジオだから伝わらないなあ」
卯月「じゃあもうロボット乗る方の伊織さんに吐くまでカップ焼きそば食べさせます!」
愛海「あのさ、それこのラジオの元ネタの元ネタの話になるとまっいかい言うけど、別に吐くまで食べてなかったからね」
卯月「あの輝子ちゃんが「もう松茸飽きたわ!」って言ったんでしたっけ?」
愛海「もうそういう昔のラジオの面白かったときの話をデレマスキャラに喋らせるだけのお手軽やめない?」
卯月「じゃ、じゃあ、PSOチャットで同性愛者のアイドルを発表すればいいんですか!?」
愛海「いいわけないよ、そしてそれは、元ネタも含めていいわけないよ、あとPSOチャットて」
卯月「愛海ちゃん文句ばっかりじゃないですか、もうどうしたいんですか?」
愛海「こう、あたしがアイドルのお山を堪能するラジオを放送したら、チャットで
卯月「あーなるほど、きっとそのチャットの書き込みをした人は、アダルトビデオとかエロ音声もちゃんとフィニッシュのタイムを確認してから励むタイプだったんでしょうね
相方だれなんでしょう?」
愛海「じゃあ夏樹さんで」
卯月「NGとして私の番組に出てくれたのがメジャーデビューのきっかけなんですよね」
卯月「しかも、配役通りにお話が進むと2017年6月のあるアイドルのFCイベントの帰りには夏樹さんが愛海ちゃんとセックスしちゃいますね」
愛海「してないよ! 元ネタの人たちもおそらくかろうじてしてないよ!」
卯月「あれ、でもこのままだと、愛海ちゃんとロボット乗る方の伊織さんがお付き合いしちゃうじゃないですか!」
愛海「だから、元ネタの人たちも付き合ってない! あのとき別の声優さんと付き合ってたの!」
愛海「なにこのノリ」
卯月「落ち着いてくださいね、まずさすがにロボット乗る方の765プロの方々はやめましょうよ」
愛海「ロボット乗る方の春香さんとかあたしの、いやあたしのじゃないけど、あたしのイベントで司会してたけどね」
卯月「あああっ! ちょっと、そういうこと言うと、李衣菜ちゃんにいたっては本人が愛海ちゃん関係者じゃないですか」
愛海「本人って、なんだか話がややこしくなってきた」
卯月「本当ですね、よくよく考えたらロボット乗らない方の春香さんと愛海ちゃんは母親に紹介する仲だし、ミリオンスターズの人たちと仲良いですもんね」
愛海「もうこの声優弄りやめようよ、話が込み入ってきたし」
卯月「じゃあ最後に、ロボット乗る方の伊織さんではないだれと付き合ってたことにします?」
愛海「……智絵里ちゃんで」
卯月「おお! その心は?」
卯月「もういいよ」
愛海「ありがとうございましたー」
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解説。
もしニューにゅーNewヤングというラジオを卯月と愛海がやったら? というネタ。
本文中のネタは元ネタのそのラジオ番組からの派生ネタ、細かいことを言い出すとぶっちゃけ僕もうろ覚えの記憶だから雰囲気を楽しんでほしい。
当時一番好きだったバンドがユーストリームで弾き語り配信をするというので観ていた。
そのバンドはインディーズ時代には期待のギターロックバンドとして注目されていた。
本当にかっこよくて、中学生のころに地元のライブハウスにきた彼らを観にいった日のことは未だに鮮明に覚えてる。
しまいには大衆ウケのいいJPOPに路線変更したけどそれでも売れず。
それでも自分はどうしてもそのバンドのことが好きでずっと聴き続けていた。
そんな状態だったけども、その日50人くらいはその配信をみていたと思う。
メンバーは視聴者からリクエストされた曲を歌っていて、コアなファンの自分はとても興奮しながら観てた。
メンバーのほかに見知らぬ30代のいかにもクリエイター風の眼鏡男がうつっていて
誰だろうと思っていたら、一度ミュージックビデオの監督として一緒に仕事をした人らしく
それから時々飲みに行ったりする仲とのことだった。
休日の夜ってこともあってメンバーも眼鏡男もお酒をたくさん飲んでて楽しい雰囲気で、配信開始から1時間くらい経った頃。
どんな会話の中でか忘れたけど、眼鏡男が「けどお前ら終わったバンドじゃん」って笑いながらメンバーに向かって言った。
「えっ?」と思った。メンバーも同じ気持ちだったのか、ボーカルが「今なんて言いました?」って軽く聞き返してた。
そしたら眼鏡男はまた悪気なさそうに「え?終わったバンド!」って答えてた。ありえない発言だと思った。
そこで眼鏡男が話題を変えたのでそこでこの話は終わったんですよ。メンバーもそんなに気にしてない様子だった。
けど自分は怒りに震えていた。好きなバンドのことを「終わったバンド」って言われたら普通怒る。
本当はコメント欄で「お前今なんて言った?」ってブチ切れたかった。けど場を壊したくなくて我慢した。
今でもこのバンドの曲を聴くたびにこの日の眼鏡男のことを思い出すし、あの時ちゃんとコメント欄でブチ切れておけばよかったと思う。
もう33歳になる。
この数年、何とか歯を食いしばって耐えたおかげで、ぼちぼち厚待遇の仕事に就ける。
開くと、それなりに楽しそうな生活の場面を披露する、知り合いたちの写真。
その中に
彼は今年34歳になる。
私が26歳のときに知り合った。
その頃に始めたバンドは続いてない。
34歳、バンドマン。
出会った頃には「潰れかけのショップの経営を建て直した」「いつでもオレには帰る場所がある」と嘯いていた。
売れっ子に対する斜に構えた評、洋楽・ジャズに対する拘りのあるポーズ。
泣けるほどみっともない。
音楽、映画、海外ドラマ、話題の作品はチェックして、遅れないようにする。
34歳、バンドマン。
ローカルなコミュニティで広報のお手伝い。クソダサい仕事も笑顔でこなす。
もう、あんた死んでるよ。
帰る場所だったはずの店はなくなって、
あんたもう若くない。
できたはずのこともできなくなって、
いつまでやってんの?
それ、いつまでやってんの?
40歳過ぎてもやれんの?
やれるつもりなの?
本当はライターがやりたいわけじゃない。マンガが描きたい、ギャグマンガ。同級生の間じゃ爆笑王。うすた京介とか松本人志とか、トンがった笑いが好き。っていうかオレの方が面白いし。
あの作品がアイドル=カワイイを脱却できていると思う点は大きく二つある。
ひとつは、主軸として「(私達で)終わりにする」物語だというところ。
カワイイという他人に媚びた、というと言い方が悪いが、他人のウケに依存する状況を続けていると、
どうしても商業的になってきてその「カワイさ」を演じ続けることを強いられるようになっていく。
それは現実的に考えても辛いことだし、アニメとはいえ女性も人間、歳をとり成長し進学就職していくもの(=ずっと一緒には居られない)というリアルな思考が、暗黙的にキャラクターたちにも存在していた。
そこで彼女たちは、アイドルという青春を引き伸ばす道を選ばずに、作中にして若干1年、現実の声優ユニットとしても5年で「おしまいにした」。
それも、人気の絶頂の最中でその決断を、予め意図したとおりに断行した。
その振る舞いには、これまでのアイドル文化に対して投げかけるような強烈な思想を感じる人もいるだろう。
作中のライバルグループは、メジャーデビューして続けていくことを選んだが、
彼女らはそれを否定するでもなく、「私達がどうありたいか」という思考を大切にした。
その思考について、本編だけでなく劇場版の過半をそれに割いてまで、伝え続けた。
そういうところが非常に現代的だと思うし、観る者に旧来のアイドル観からのアップデートを促すようにも感じられる。
ふたつ目は、作中における「カワイさ」の表現について、あくまでも彼女ら自身の「カワイイ」観・美意識に基いているところ。
パフォーマンスを自分たちの手で、裁量で、決定し作り上げているというところから、現代的な感覚に寄り添う配慮がみられる。
そもそもアイドル活動を部活という設定にしたところからそうだけれど。
もちろん美少女もののメディアを原点にした作品だから、彼女らが自発的に表現した「カワイさ」自体が男性ウケに寄せてあることは否定しない。
けれども内発的に行動している設定にすることで、「やりたくないけどウケの為にやらされる」ような見る側も心苦しい媚び方を見せなくてよくなった(少なくともアニメ上では)。
それどころか、彼女らの美意識に従えば、それの転び方によっては「ウケは悪いが独特な自己表現をするグループ」になっていたかもしれない。
実際に作中で迷走してロックバンドKISSのコスプレをしだす一幕があったほど。
ともかく、そうした主体的に行動するウーマンパワー的な土壌を作っておくことで、女性視聴者も作品を受け入れやすくなった。
結果として「一見男性向け作品なのに女性ファンも非常に多い」コンテンツとなった。これも今時のヒットコンテンツではよくある現象だ。
ちなみに、この「自分たちがカワイイと思うことはやるけど、そう思わない(嫌な)ことはやらない」という、
女性アイドルら自身の尊厳を守るというかパフォーマーとしての意志を尊重する動きは、大手に属さずにアイドル的な活動をする現実の若者にも広がっており、
もはや今の若者はそういうグループしか応援しない、と言うと大げさだが、そういう審美眼はちゃんと持っている人が多い。
他のアイドルアニメ作品でもそういう思想は共通していて、例えばアイドルマスターシンデレラガールズも、
アイマス作品は土壌としてファンを大切にする文化があるにもかかわらず、アニメでは「ファンの期待に応える」ような描写はほとんどなかった。
描かれたとしても「ファンはいつも支えてくれている」というような、受容の存在として描かれていて、ファンの期待や要望の圧力に従うような描かれ方はしなかった。
その一方で何が描かれたかというと、一貫して、アイドルたち自身の内面の成長が描かれた。
ただ、外面からの圧力がなかったわけではなく、それはプロダクションやTV局側の方針との衝突いった形であらわれており、
それと折り合いをつけながら、けれども自分の守りたい個性や魅せ方も守っていくあり方を、
周囲の支援のなかで「彼女ら自身が」見いだしていく、という大筋になっている。
やはりラブライブと同様に、いい意味で「内輪で閉じている」のだ。そしてそれを良しとしている。
まるで、この世界のプロデューサーの仕事は、個性的な人たちの自己実現を助けることが主で、
その過程で生まれるキラキラをパフォーマンスという副産物に変えて売っているかのよう。
そして、「それは創作上だからこそできる綺麗言だよ」とはもはや言い切れない時代だと感じる。
自分たちがやりたいようにやるから、共感してくれる人はついてきて。
そういう思想をベースに、角が立たないように上手にやっていく。
もちろんそういう風潮にもマイナス面は当然ある。
商売に長けたプロデューサーに主体性を奪われないために、アイドルら自身にセルフプロデュース力が求められる。
成功するグループとしないグループの差はより残酷に可視化される。
けれども私たちは、往年のアイドル文化を作ってきた人たちが、丸坊主にしたり惨めな謝罪会見をさせられたりと、もっとむごたらしいものを見てきた。
だからアイドルが主体性を取り戻した「パフォーマー」に変化していくのは時代の流れだし、そういう価値観を含む創作がヒットするのも必然のことだと思う。
かつてのオタク文化の評論などで有名になって文化人を気取っている40、50の方々は、やはり頭がカタくなっておられて、
あまり最近のアニメ、とくにアイドルアニメなんかについて好意的な評をしない、どころか言及すら嫌がるレベルで卑しめがちな感じがする。
私はえっちゃんが嫌いである。ガールズバンドのボーカルのあのえっちゃんのことだ。
明確な理由はすぐに思い浮かばないくせに、嫌いという感情は名前を目にしたり声を聞いたりするだけで私の心にふつふつと湧き起こる。ああ、またCMでえっちゃんの声がする。嫌いだ。
私がえっちゃんを知ったのは10代の頃だった。当時仲良くしていた男性がいて、その男性が「えっちゃんかわいい」と言ったからに思う。それまではバンド名と有名曲を少し聞いたことがある程度でボーカルがえっちゃんという名前ということは知らなかった。
その男性とは曲の趣味が合うのできっと私も好きになるだろうと思った。
ちょうどその頃だったと思う。なんの番組だか忘れたがえっちゃんがテレビに出ていた。愛嬌のあるのっぺりとした顔立ちで、小さく華奢で、声が女の子らしい。スリーピース体制だったが三人とも野暮ったく上京したてなんだろうと思った。
その番組の中で三人にいろいろ質問をしていた。Yes/Noで答えられる質問ばかりだったと記憶している。そこで事件は起こったのだ。
どういう質問だったのかも忘れてしまったがえっちゃんは、えっちゃんだけは他の二人をまるで見捨てるような回答ばかりしていたのだ。売れるためならソロでもいいというようなことを言っていたように思うが、記憶を改変しているかもしれない。真逆のことを言っていたかもしれない。とにかく、他の二人とは違う回答をしたのだ。
女性は周りに合わせ必要以上に空気を読む性質を小さい頃から持っていると思うのだが、そのときのえっちゃんはそんな気を微塵も感じさせない言葉を使っていた。そのとき私はこの女を嫌いだと思った。
この女は売れるために、有名になるために、たくさんの人に自分の曲を聞いてもらうために、自分の声を聞いてもらうために、周りの人間を踏み台にしていくような女なのだと。
もちろん売れるために良い曲を作り発信していくことは素晴らしいことだ。しかしその過程で今まで一緒にやってきた“仲間”をいとも簡単に切り落とすことにためらいのない人間に、どうしても違和感を感じてしまった。
それからだ。私がえっちゃんを毛嫌いするようになったのは。きっとこれがそうだ。
この番組を見てからえっちゃんを、えっちゃんの声を嫌いになった。
それからというもの、私はえっちゃんをこき下ろすようになった。
顔がかわいいわけではない、どちらかと言うと残念な方だ。百均の300円商品のような感じ。体型がセクシーなわけでもない。薄っぺらく思春期前の少年のようだ。声も甲高く、あざとさが目につく。曲はいいものも確かにあるが、地味な女性が歌うからいいと言う“地味な女性”を抜いてしまえば凡庸なものに感じてしまう。
そして結婚を三年隠していたこと、妊娠が発覚したときに完全に大嫌いになった。あざとさだけでは飽き足らず、えっちゃんは強か過ぎた。あんなに清純そうに振る舞っていながらも実際はバンドマンの旦那と愛を育んでいた。ファンではないがとてもショックを受けた。ああ、私があの時感じた違和感と気持ち悪さは当たっていたんだと。
持論だが、性を感じさせない容姿をしている女ほど性欲が強いように思う。素顔に近い化粧しかしない人、自毛そのままでカラーやパーマをしない人、Tシャツジーパンが好きな人など。
えっちゃんは持論に驚くほど当てはまる。ウブな見た目に騙されてはいけない。えっちゃんは経産婦だ。
私がどうしてえっちゃんを嫌いなのかを考えつらつらと文章を打ち込みながら、気が付きたくなかった事実に辿り着いてしまった。
私はえっちゃんが羨ましいのだ。
どちらかというと残念な見た目をして性格も陰険な田舎者みたいなえっちゃんがたくさんの男を魅了して(たとえそれがオタクな男たちであろうとも)、バンドマンという目立つ職をしている男を捕まえ結婚しその男の子供を産み、それでも人気があることに。
私はお世辞にも綺麗とは言えない見た目をしていて、体も薄っぺらく貧乳だ。性格は薄暗く頭もおかしい。単語を並べるだけならえっちゃんとそう変わりはないのに、えっちゃんはメジャーデビューしているガールズバンドの顔でファンもたくさんいて旦那もいて子供もいる。たまにいい曲も書く。私はただの事務員で未婚で恋人もおらずついでに言ってしまうなら処女だ。しっかりと誰かと付き合った記憶はない。
私はえっちゃんが羨ましいのだ。気が付きたくなかった。羨ましい。
2.22猫の日に、けものフレンズEDを含むみゆはんのメジャーデビューCDがプレス・リリースされた。
それに先立つ2.20に、奇跡的な確率を超えて発券された同一番号BIGの問題に関するプレスリリースが出された。
BIGの投票内容(発番)につきまして(2017.02.20)
http://www.toto-dream.com/press/20170220.html
日ごろからスポーツくじtoto・BIGをご愛顧くださり誠にありがとうございます。
合縁 奇縁 一期一会 袖すり合うも多生の縁
さて、先般インターネット上に『楽天totoサイトにおいて、お客様が第909回BIGを複数回購入した際に、5口分の投票内容が一致していた券面があった。』という事例が掲載されておりました。
この事象につきまして、日本スポーツ振興センター及び『楽天totoサイト』を運営している楽天株式会社において事実確認を行ったところ、実際に販売されていたことを確認いたしました。
また、コンピューターが投票内容(「1」「2」「0」)を発番する際の仕組みにおいて、重複した投票内容の出現はあり得るものであり、
必ず僕らまたどこかで 出会いを果たすだろう
かけがえない 僕と似た君へ
とびっきりの長いお説教は短めにして
どうだろうか、偶然と言うにはあまりにもできすぎている。
しかしニホンザルもランダムタイプで芭蕉の句を詠むのだという。
http://kyoko-np.net/2017022101.html
我々は何故このような文章ができあがったのか究明するため、栃木県に向かった。
「ふわああぁ!いらっしゃぁい!よぉこそぉ↑ジャパリカフェへ~!どうぞどうぞ!ゆっぐりしてってぇ!いやま゛っ↓てたよぉ!やっとお客さんが来てくれたゆぉ!嬉しいなあ!ねえなんにぃのんむぅ 色々あるよぉ、これね、紅茶って言うんだってぇハ↓カセに教えてもらったンの!ここからお湯が出るからそれを使ってにぇ!」
なんだろう、胸が色々と痛くなってる。自分の中にこんな感情が存在するのか。yahoo!のトップに踊り狂う、幸福と科学の文字。新興宗教=危険な敵というストーリーは、とってもわかりやすくて、スマホを覗き込むバラバラな「個人」となった僕たちに、そいういや日本人という集団の一員だった!とアイデンティティを再認識させてくれる。気持ちいいよね。
俺の父も、今回の清水さんとほとんど一緒。20年くらい前に”幸福”を求めて出家したんです。今回の騒動で「出家」なんて言葉使うんだと驚いてるんだけど、普通の企業をやめて宗教団体の職員になった父。出家、というのを”瀬戸内寂聴”と、お笑い芸人さんが笑いに変えていたみたいだけど、実際は坊さん的な状態になるわけでは無いと思われる。髪の毛もそのままでいいだろうし、食事制限もなさそうだ。お寺というより、彼らの趣味は教会に近い。建物は大体、古代ローマ神殿みたいな感じ。父がお祈り用の仏壇みたいなのを部屋に持ち込んだ時期があったけど、ドラクエばっかりやってた俺は「これはもしや…ダーマ神殿ッ!?」と思ったものだ。
父はずっと家にいなかったから、俺と家族は宗教への接点はほどんどなかった。そんな俺が「幸福の科学」のコミュニティに具体的に触れたことがあるのは、人生で3回。
【コラム】すごい昔「幸福の科学」の東京ドーム集会に潜入した時の話
http://rocketnews24.com/2017/02/13/862050/
これだよ、まさにこれ。リンク先見た途端、記憶のドアが開いた。23年前だから、当時10歳足らずの俺を、まだ宗教のことをよくわかってない母親がビクビクして連れて行った。姉は物心つく年齢だから置いてかれたんだと思う。この記事のように15歳くらいで見に行ったら、裏読みで楽しめたかもなんだけど、俺の脳が危険を察知したのか具体的な内容は覚えていない。(ただ竜に乗ったシーンは、リンク先を見ることで蘇った。脳すごい。)ただ、イベントが始まるとき、彼らにおける「お経」みたいなのをみんなで読むシーンだけ、今でも覚えている。周りは自分より背の大きな大人たちで暗いブルーな照明。黒山の人だかりが一斉に立ち上がり、全く前が見えなかった。子供ながらに感じたのは、大人たちの高揚感と空気。内容は違うにせよ、大人になって同じ場所でミスチルのコンサートを見たときと、感じ取る空気感は変わらない。彼らにとってはハレの日であり、インディーズバンドがメジャーデビューするような、お祭りだったんだね。
これも小学生の時。父親の仕事を見る、的な学校の課題があったのか?母と見に行ったら、ダーマ神殿内部の集会場みたいな場所で、老人相手に説法を説いている父がいた。イメージは葬式後に坊さんが喋る、ありがたい系の話だったような記憶がある。職員はそこの運営をやったり、教えを説いているっぽい。今回の清水さんは広告塔しての貢献度が高いから、映画出演や広報や選挙戦出馬とかさせられるんだろう。ただ出家して職員になったら、教えを広めるのが基本の仕事だろうから、まあ似たようなイメージなのかと推測する。
これは大人になってから、なので7年くらい前かなあ。父親から話がある、と、おそらく人生一度きりになるだろう召集がかかった。どっかの山奥。この施設に永代供養できる場所があり入りたい。お前の了承が欲しい、と。俺とか母は嫌なら自分で別の墓を選んでもいい、みたいな確認をして、かくかくしかじか。結局了承したんです。ずっと避けていた父の決意というか意思の固さやピュアさを前にして、何も言えなかった。というか、あれ?自分に彼を否定できる根拠ってあったっけ?とも感じました。他者への想像力の無さも、自身の信念があまりに脆いことも体感した。あの時は、あまりに無力だったなあ。んで、ずっとその場所っておじさんの声で呪文がテープで流れてるんですよ。なんかこりゃ聴いたことあるなあ?って思ったら、あ!16年前の①のライブのセットリスト1曲目のやつ!
散々コスられてきているように、俺もネタっぽく書いたように、”普通”とか”世間”と比較して見ると、みんなで嘲笑できるトンデモな面白い対象なんです。
③の施設を見学したんだけど、彼らにはコミュニティがあって(地方の経営難のゴルフ場なんかを買い取って作ってるから相当疎外された感はある)そこに怪しい金ピカのモニュメントとか作って、学校なんかも作っている。隔離されて、オリジナルの歌とか教科書とかを元に教育を受けるのだろう。子供はそれが当たり前だと思うんだから、洗脳されちゃうよね。歴史の教科書とかは興味本位で見てみたい。勝手に乗り移って本出せちゃうくらいなんだから、アパホテルなんて比じゃないクオリティなんだろう(と予想される。ちゃんとした内容だったらすみません)。
出家して職員になった父を憎んでいたけど、尊敬していることもある。自分が信じている絶対の世界を全く家族に押し付けて来なかったこと。これは問題になっている清水さんの両親と圧倒的に違う差だと思う。本来は自分の課題や状況に合わせて、必要だから門を叩く存在であるのが宗教だと思うんだけど。生まれた時から両親から信じ込ませられてしまったら敵わないでしょう。まあ信者の人からしたら、身近な子供に自然と教育してしまうんだろうし、そうやって宗教って続いてきた歴史もあるんだろうけけどさ。”必要とされている人”のところに、クリーンに行き届けばいいのになあ。
時は流れ、俺は結婚して子供が生まれた。寝息を立てる愛しい我が子を左横に見ながら、ベッドの上で増田に投稿する文章をぽちぽち考えている。iPhoneをスクロールしていくと、件のニュースに紐づいた感情的なヤフーのコメントたちが姿を表す。”普通”の感覚からしたら、よくわかる。だけど自分が生きている世界が、価値観が、本当に正しいと”信じ込んでいる”という側面では、どっちも50歩100歩じゃないなのでは?とも思ってしまう。信じる人にかける言葉も、感情的なコメント欄の彼らにかける言葉も、想像してもあまりにも答えがなくて、難しくて。どちらも真剣で、本当は笑っちゃいけない気がするんですよ。
そして自分の子供が物心ついた時にどんな言葉をかけられるのだろう。誰かを嘲笑するのをためらう想像力と、自分が信じるに値する経験を積んで欲しい。それってどう教育すりゃいいのだ?難しくね?
答えが出ずに途方にくれる、新米父さんの自分語りにお付き合いいただき、誠にありがとうございました。
エタ風氏、あんまりはてなとの絡みは少なかったと思うんだけど、
エタ風さんが、Togetterのコメント欄常連でしかない頃からウォッチしていた身としては、今の人気ぶりはインディーズバンドがメジャーデビューしたような感じがある— 加野瀬未友 (@kanose) 2016年2月6日
今回も、凍結についてコメントしていることは押さえておきたい。
エタ風氏のTwitterアカウントが凍結だそうだが、もともとはTogetterのコメント欄というライブ会場で活躍していた人なので、まとめができれば、コメント欄に登場するよ!(アカウント凍結されてもTwitter連携はすぐにはずれないのでコメントが書き込める)— 加野瀬未友 (@kanose) 2017年1月27日
追記↓
ただ、だからと言って隠れていた才能が見つけやすくなったかというとそうとも思えないんだよな
センスのいい動画のはちまん何倍もの平々凡々な歌ってみた動画が溢れている
ボカロでも結局、ニコ動の中の流行りのスタイルみたいなものが出来て似たような曲で溢れていた
この前イカ天があった時代にライブハウスで演奏してるミスチルの映像見たんだよね
メジャーデビューする1、2年前の
面白いところもあったけどわざわざ聴きたくなるようなかんじではなかった
このバンドを数年かけて成長させていったコバタケってすごいんだなって改めて思った
宇多田ヒカルの「First Love」に関わった河野圭もそう
これがなんとなく「DEEP RIVER」のころの宇多田っぽいんだよね
初期の宇多田らしさを形作っていたのはこの人なんだなって
ごく初期には多分鼻歌程度のデモテープにこの人や西平彰、杉山晋一郎が肉付けしていくこともあったんじゃないかとすら思う
スピッツもやりたい放題に3枚アルバムを出したら行き詰まってしまって笹路正徳を頼った
規格外の才能にやりたい放題させるのもいいけど
確かにアマチュアはせいぜい8chのカセットMTR持ってるレベルだったんだよな、20年くらい前までは
中村一義が全部自宅でファースト・アルバムをレコーディングしたってだけでロキノンが騒いだ時代よ
DTMという言葉すら全く浸透してなくて宅録とかベッドルームミュージックとか言われてたんでしょ
レーベルに送られてくるデモテープなんてラジカセの録音機能を使って一発撮りなんてザラだったわけだ
そんでもってパソコンもmp3もなくてCDに焼くってどゆこと?っていう感覚だから
レーベルという業者を通さなければ自分の曲が入ったCDなんか作れなかった
それが今はパソコンとオーディオインターフェースとマイクがあればそれなりのデモが作れちゃうし
やっすい値段でCDをプレスしたりブックレットを印刷してくれるサービスや
素人でも扱いやすいECサイトがあるから、レーベル通さなくても自費出版で一応、アルバムは作れちゃう
そもそもハイスタがブレイクする前だから、インディーズで活動するという道筋が20年前ではあまり浮かんでこなかっただろうな
でももうアルバムをプレスするということにすらもう価値が薄れてきてるよな
レコーディングしてみんなに聞いてもらいたいっていうならYoutubeやSoundCloudにアップすれば事足りる時代
レーベルやハコっていうプラットホームの上で結果出さなくてもミュージシャンとしてやっていけるようになったってことだから
大衆性を過度に気にするような、
定職につかずライブハウスのノルマと楽器代のためにバイトに明け暮れ
レーベルから声がかかったあとは、やりたくもないタイアップソングの依頼をこなしたり
年3,4回のペースでリリースされるシングルのキャンペーンでテレビに出たりして
その合間に行われるツアーを抜いた僅かな時間で年一枚のペースでフルアルバムを量産するような
そんな活動はしなくても良くなった
新人だろうがなんだろうが納得するまで曲作りに時間をかけてもいいし
出たくないならテレビも出なくていい
興味のなかったアニメの主題歌を突然3日後までに作れと言われて
つい最近まで、ある地下アイドルを応援していた。地下アイドルにしてはまぁまぁ大きい規模のところで、それなりに大きい会場でライブもしてくれたし地下アイドルだから握手会やチェキ会もたくさん開催してくれた。本当にそのグループが大好きで大好きで、自由に使える時間とお金はほぼ全てそのグループに使っていた。推しくんの事が世界で一番好きだった。ステージできらきら輝く推しくんが、グループの仲間と笑ったり泣いたりする推しくんが、握手会で私の事だけを見つめて私の名前を呼んでくれる推しくんが、大好きでたまらなかった。世界で一番かっこいいと思っていた。いや、今も思っている。
でも、ぶっちゃけこのグループに未来は無いなと思っていたし、これ以上このグループが大きくなる事は無いなと思っていた。でも推しくんが大好きだったし、グループで活動する推しくんは楽しそうだったし、そんな思いには蓋をして見ないふりをしていた。
そしてある日、公式からTwitterで21時からのツイキャスで重大発表があるといわれた。かなり嬉しいお知らせなので期待していてください、とまで言われた。生憎その日はバイトが21時まで入っていて、しかも週末で混むだろうから時間ぴったりに上がれるとも思えない。まぁすぐにTwitterで情報が出るだろうとツイキャスを諦め、重大発表に期待しながらその日のバイトに励んだ。
しかしバイトを終えた私を待っていたのは、嬉しいお知らせなどではなかった。見た瞬間、目の前が真っ暗になって涙が止まらなくなった。
内容は、メンバーの中の3人が、名義を変えユニットとしてメジャーデビューする、というものだった。
その3人の中に私の推しくんはいなかった。
確かに選ばれた3人は、グループの中では実力も知名度も他のメンバーより頭一つ抜き出ていて、3人組としてのバランスも良い。きっとこの3人なら、メジャーでもやっていけるだろう、と思った。
でも、私の推しくんは、今まで頑張ってきた私の大好きな推しくんは、選ばれなかった。
メジャーデビューする3人は、僕達がこのユニットでメジャーデビューして有名になって、母体のこのグループのことを宣伝して色んな人にこのグループを知って欲しい、そのために努力する、どんな活動をしていても全てこのグループのための活動だ、信じて付いてきて欲しい、と言っていた。
3人の中に推しがいる人は、それはもうすごい喜びようだった。私だって推しのメジャーデビューが決まれば泣いて喜ぶだろう。
Twitterを見たところその3人以外推しの人も概ねユニットには好意的なようで、我がことのように喜んでいた。頑張れ、応援する、そんなリプを飛ばしまくっていた。
でも、私はどうしても、ユニットのデビューを喜べなかった。今までメンバー全員で肩を並べて一緒に走ってきたのに、いきなり3人だけ抜けるなんてそんなの有り得ない。ていうか推しくんはなんでいないんだ。世界で一番かっこいい私の推しくんは何故メジャーの世界で輝けないんだ。あの3人はこれから大きな世界に羽ばたいてたくさんの人に見てもらえるのに、何故私の推しくんは見てもらえないんだ。私の推しくんが世界で一番かっこいいのに、なんで。
その時開催していたツアーをもって、メンバーの1人が怪我を理由に脱退が決まっていたのも大きかった。せめてこのツアーの間は、メンバー全員で頑張って欲しかった、そんな思いもあった。
もう、私にグループを応援する気力は無かった。失望した。ていうかどうせこのグループ応援してても、きっと将来性無いし。持っていたライブのチケットは殆ど売り払った。3桁単位で集めていたメンバーのチェキも、本当にお気に入りの数十枚だけ手元に残して、全部手放した。
でも、推しくんの事は好きだった。というか現在進行形で大好きだ。だって推しくんは何も悪くないし、推しくんは今日も世界一かっこいい。Twitterでメンバーのフォローを外す時、推しくんのフォローだけは外せなかった。リプ垢も消せなかった。これからも推しくんの事は大好きでいると思う。それでも、私はもうあのグループを応援することもお金を払うことも無いだろう。
今までありがとう。みんなのことが本当に大好きでした。みんなを応援できて、本当に幸せでした。これからも頑張ってください。いつか大きな舞台できらきらと輝くみんなが見たかった。さよなら。
ヒットしたわけは分かるが
君は本当に彼らの口コミスピードと新しいもの好きを知らないんだね。
まずヒットした理由を3行で,
中高生に焦点をあてたボーイミーツガールだということ,そして彼らの口コミ伝播速度はまるでそこだけが別世界のようにはやいということ。
つまり,全体のアーリーグループに裾野まで収まるほど時の流れの早い中高生をメインターゲットにしたこと。
もちろん,この理由でなければ"メガ"がつかないなんてことはない。しかしこの作品はこれで"メガ"がつく。
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他愛のない会話をすることにとっても慣れている。
しかもそれがとっても共感できる,キュンキュンできる作品なら…そりゃあとってもオススメするだろうね。
多感な中高生なら2時間で突然「君の名は。」のコアなファンになってごリ押しまくってもなにもおかしくない。(新海誠のそれではない。)
そこにRADWIMPSだ
彼らは中学生でも理解できる語彙を使って,中高生が惚れるような詩をかく。
胸が締め付けられるような詩 カッコよさで狂ってしまいそうになるような詩
/// 追記 - 201609152329
/// 君の名は。では
/// 「でも君のいない 世界など 夏休みのない 八月のよう」
/// が一番記憶に残った。これはRADの作家性をとてもよく表現した良い詞だと思う。
バンドなんてメジャーレーベルだけでも一人の人間が全部聞くのは不可能に近いくらい沢山ある。中高生に聞かれるのは一握り。
そのくらいにはRADは中高生に好かれてる。これ以上は日記がRADWINPSに寄り過ぎちゃうからコレでも置いとくさ。
http://music-book.jp/music/news/column/107155
9割(1割はマセた子)がRADも好きになる世代だから,観たやつはみんな君の名は。を"べた"褒めしてオススメした。
だから観に来るし,予約してないのにギリギリに行くから観れないと文句を垂れる。
彼らの熱量はすごい。__世界は若者の熱量供給で回っていると俺は思う。__彼らの影響力は大きい。
朝のニュースは彼らを取材して,彼らのコメントを拾い,そして私達はいつも彼らの声を聞く。
彼らは当然中高生並の感想を喋るが,熱量は伝わる。その熱量に気圧されて,アーリーマジョリティが動く。
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また,中高生は新しいものを抵抗なく好きになれる。まだ知らないものばかりだからだ。
裏を返せばまたすぐに塗り替えられるのだが,上映期間の3ヶ月くらいは保つ。
知らないことばかりの彼らの時間は,大人と比べてとてもはやく流れる。
彼らの世代では既にレイトマジョリティまで届いているかもしれない。
彼らが受け入れられるものについて,彼らの裾野はいつもマジョリティの山まで引っ張られていると思う。
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この映画はリピートにもそれなりに耐えられるが,中高生には金が無いし,時間も土日にしかない。
彼らが受け入れたせいでこの映画の動員数は過去の曲線よりも頭を打つのが早くなると思う。
2% - 200万 - ヒット
5% - 500万 - 大ヒット
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追記
『君の名は。』のメガヒットは製作委員会とみんなのツイートがもたらした(境治) - Y!ニュース
http://bylines.news.yahoo.co.jp/sakaiosamu/20160914-00062175/