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はてなキーワード: 大衆性とは

2024-11-18

anond:20241117213352

これ的を射ていると思うよ。

今回の選挙は少し前からSNS匿名掲示板だとネット右翼vsメディアみたいなお馴染みの対立構図に落とし込まれていた。

先の米国大統領選も争点は色々あったが結局はオルト右翼陰謀論vsメディアリベラルの構図になっていた。

この構図になると大衆性は前者に味方する。

2024-05-30

anond:20240530224241

まず俺は自分経済的に支えられているとは言えないのに、生き物を飼うなんていう所業は無理だ。そんな責任は持てない。

しかも猫なんていう、大衆性に特化したものを。

2023-07-05

anond:20230703220445

現代SNSの発展によって若者活字に触れる機会が圧倒的に増えたまさに大活字時代

なので大衆性というもの90年代とは別のものに代わったので現代においてはお前が大衆性からズレてるだけ

ちなみに10年代海外ラップでも深刻なメンタル問題についてのラップが激増した

スタンダードというものは変わるんだよ

2023-07-04

anond:20230704053315

から売上が下降しているんだよ、今のJ-POP

腕組みした職人気取りが「俺の歌詞どやっ!」って迫ってくる感じ

から今の音楽って大衆性がなくなって陰キャっぽいやつしか聞いてないじゃん

君の言う意図ならこう言う文章余分でしょ

攻撃性もろに出てるんよ~

2023-06-29

セルフクンニ増田やけどスーパーポテサラアニメもっと伸ばしたい

昨日スーパーポテサラアニメおすすめしたけどお前ら見とるんかって思ったしこのチャンネルマジおもろいから是非観てほしいけど私はスーパーポテサラアニメ本人じゃないかステマでもダイマでもないしただここの住人は年齢的に私の親と同世代ガンダムとかハンターハンターとか好きそうやから言ってるだけやけど私はそれわからんから以下のネタで笑ったんやけど。

 

アニメ】もしもマネーの虎新海誠監督が出ていたら…【衝撃の南原社長登場】

https://www.youtube.com/watch?v=NDs_M7cN1sk

岸辺パンは耳をすまさない Part.1『岸辺パンがやって来る!』

https://www.youtube.com/watch?v=JaFe2v7BkCY 

岸辺パンは耳をすまさない Part.2『岸辺パン杉村ペッシに出会う』

https://www.youtube.com/watch?v=c2FVi_DfalU

 

新海誠ジョジョはわかるから笑ったけどマネーの虎って番組世代やないから私はわからんしでもつべの動画でおおよその雰囲気は把握して昭和世代はひでえ番組作ってたんやな思って見てたけど今のテレビがつまらんのはこういう暴力性を剥ぎ取った結果かもしれんしこれは悪しき大衆性に染まった日本現代美術時代を超え倫理法律を超越した欧米現代美術歴然たる差に似てる気がするし私の一番好きな芸術家アンディ・ウォーホルが未だに現代美術トップに君臨してるのは高尚ぶってマスメディア忌避する欧州芸術家連中の逆手を取ってアメリカマスメディアをハックしてそれを作品にも反映して有名になってしまえば二流イラストレーターでもこんな時代ではアート界で天下を取れるという汚らわしいけど疑いようのない事実スポットライトを当ててアンチを増やしまくって急速に有名になり銃撃事件に巻き込まれたりしながらも軽薄極まりないポップアートというジャンル人生を賭けて決まり手の一つとして浸透させて行き詰まりを見せていた旧来のアート合法的粛清し新たな道を開拓した第一人者として地球規模で見ればマジョリティである日本を含む新興国からもともすれば我々も成り上がれるのではと思わせるカウンターカルチャーとして支持されて未だに現代美術の王として君臨してるんやけど彼の手口を周到に模倣して次の王座に着こうとしてるのが村上隆であやつもウォーホルの手口を真似てまず日本メディア嫌われ者として手っ取り早く有名になりそれを欧米に輸入しつつ世界一教育が厳しいと言われる東京藝大の博士号持ちとしてアカデミシャンの肩書を振るいながら敢えてピエロとしての立ち回りを徹底しジャンク漫画アニメ黒人カルチャーコネクトしたりしてアウトサイダー感を出しつつもテクニカル日本画由来のオリエンタリズム溢れる作品を発表し度々話題さらアジア圏では俺はニューヨークで実績を残したアーティストだぞとふんぞり返って欧米ではありえないようなハイロー交えた大規模な展示即売会を開き見事に実績を残し一方ニューヨークに帰ったら俺は世界最大のアート作品即売会企画運営したやり手だぞと威嚇しながら独自ポジション確立しつつその市場しょうもない映画アニメを作って欧米芸術観を貶め揺るがしながら欧米人がエントリーしにくいアジア的な予備校ライクなテクニカルアート評価する市場グローバルサウスに着々と拡大しつつあってそこに日本アーティストたちも乗っかろうとしてる昨今ではあるが正直あんまりうまく行ってる雰囲気無いし最近欧米アート流行インターネット文化とそれにまつわる身体性への忌避回帰かめんどくさいテーマフォーカスしてるしルシアンロイドが描いたような人間身体性へのトホホ感がまた再評価されてきてる感じがするけど日本が誇るぴえん文化こそフラットネット上の美意識と肉体的な売春ODリスカ等の行為との対比で今の時代忌避される人体の生臭さとそれに伴う肉体美の再評価的なカルチャーである病み地雷メイクの平面性と人体の立体性を想起させるセルフクンニとの融合はまさに現代美術最前線に渦巻く複雑なテーマを完結に表したものでありスーパーポテサラアニメの他にもShingo TamagawaのPUPARIAも五十嵐大介の影響をガッツリ受けててわかる人には笑えるよとか私の区切らない文体はかつて横山裕一提唱したものだよとか言いつつもう眠いので寝るわ

2022-07-03

週刊少年ジャンプ史上最も偉大なマンガ20

https://anond.hatelabo.jp/20220701203714

↑を見て日本マンガ史の重厚さと幅広さを実感し、媒体レベルでまとめるのは無理だと悟った

せめて出版社掲載誌レベルじゃないと議論がとっ散らかりすぎるから一旦みんな好きそうなWJ作ってみた(ジャンプ専業とそうでない人の比較においてアンフェアな気がしたので作者単位ではなく作品単位にした)

選考基準独断偏見しかなく、強いて言えば後世の作家への影響、言語化できないジャンプっぽさを重視している。ランキングではなく、連載開始順に並べただけです

1.ハレンチ学園 作:永井豪 1968年創刊号 - 1972年41号

黎明期レジェンド枠。現代観点で言えばいろいろと問題ありそうだけど、サービスエロジャンプマンガの大きな側面を担っていた事実否定できないし、そもそもこの作品の売上が無かったらジャンプが存続してたかも怪しいので入れざるを得ない。

2.男一匹ガキ大将 作:本宮ひろ志 1968年11号 - 1973年13号

黎明期レジェンド枠2。ジャンプ黎明期の売り上げを支えつつ、不良系マンガを一大ジャンルとして確立させた意味で実は物凄く偉大な作品なのでは?という印象。これが無かったら東リべも存在しないよ多分。

3.こちら葛飾区亀有公園前派出所 作:秋本治 1976年42号 - 2016年42号

ギネス記録である40年にわたる長期連載、そしてサブカルチャー全般積極的に題材として取り入れたことで現代日本風俗文化を凝縮したような史料価値を持つ作品になった点を評価したい。

4.リングにかけろ 作:車田正美 1977年2号 - 1981年44号

黎明期レジェンド枠3。売り上げもさることながら、見開きを用いたド派手な演出の数々や、「荒唐無稽能力バトル」というジャンル確立させた点を評価したい。(このジャンルパイオニアアストロ球団なのだが、後進への影響はこちらが上かなと思う)

5.キン肉マン 作:ゆでたまご 1979年22号 - (週プレNEWSで連載中)

リングにかけろ確立したバトルマン路線を、当時の少年たちが大好きだったプロレスに絡めることでさらなる高みへ導いた作品という認識。初めてのジャンプ黄金期を作った作品で、キン消しとか一般社会への影響力もすごい。

あと個性豊かなキャラクター関係性が面白い。「友情努力勝利」の「友情」はほとんどキン肉マンで作り上げられたイメージなんじゃないかな。

6.キャプテン翼 作:高橋陽一 1981年18号 - 1988年22号

勝利友情といったそれまでのスポーツマンガの王道を抑えるのみならず、サッカーという競技本来リアルな楽しさにフォーカスすることで、現実社会でもサッカーブームを巻き起こした。マンガ史全体としてはドカベンがそういうジャンルパイオニアだけど、ジャンプで言えばキャプ翼がそれ。海外で人気が爆発したほぼ初めてのジャンプ作品という点も評価したい。

7.北斗の拳 作:武論尊原作)、原哲夫作画1983年41号 - 1988年35号

80年代ジャンプ象徴といえる作品。創刊以来、ジャンプの主たる系統であった劇画タッチハードボイルドな男向けの作風の最高到達点だと思う。

8.ドラゴンボール 作:鳥山明 1984年51号-1995年25号

90年代中盤のジャンプ黄金期を牽引した作品であり、連載が終了してなおもジャンプ日本マンガ文化の頂点に君臨する作品。急激な路線変更、無理やり感ある後付け設定と引き延ばしなど、負のジャンプらしさをも象徴している。

9.ジョジョの奇妙な冒険 作:荒木飛呂彦 1987年1・2号 - (ウルトラジャンプにて連載中)

国民作品として定着してきたのはここ数年って感じはするけど、現代異能バトルマンガはほぼ全てジョジョ3部の影響下にあると思うので入れざるを得ない。

10.SLAM DUNK 作:井上雄彦 1990年42号 - 1996年27号

スポーツマンガの金字塔としてやはり外せない。勝利と成長の喜び、敗北と挫折の苦さがこれ以上なく詰まっている。マンガの域を超えて心に響く名言が多いのも特徴だと思う。

11.るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 作:和月伸宏 1994年19号 - 1999年43号

特筆して後世への影響や売り上げがずば抜けている印象はないけど、DB幽白スラダン終了後ワンピナルトブリーチが現れるまでの柱としてジャンプ暗黒期を支えた世代代表として入れておきたい。

12.遊☆戯☆王 作:高橋和希 1996年42号 - 2004年15号

ここに入れるのはだいぶ攻めてるような気もするが、集英社における映像媒体以外のメディアミックスとして最大の成功例ではあるのでね。お金正義

13.I"s 作:桂正和 1997年19号〜2000年24

ラブコメから選ぶならこれかな。ジャンプの主たる読者層である10代の甘酸っぱい青春がこれ以上なく伝わってくる作品肉感的なエロさを持った絵は典型的少年マンガっぽくありつつ、キャラクター内面を繊細に描き出す表現力が見事。

14.ONE PIECE 作:尾田栄一郎 1997年34号 - 連載中

大河ドラマ的な作風であったり、連載中であったり、作画コストが高すぎたりで他作品へ与えた影響がまるで感じられない(マネしたくてもできない)点が評価を迷うポイント。でもなんだかんだ国民マンガジャンプ看板地位は譲ってないのがすごい。

15.HUNTER×HUNTER 作:冨樫義博 1998年14号 - 連載中

残酷で先の読めない展開、異常に複雑で難解な設定、それでいて少年マンガ的なシンプルな熱さを持ち合わせた稀有作品。「続きが気になるマンガ」を描かせたらなんだかんだ冨樫の右に出るものはいない。

16.NARUTO 作:岸本斉史 1999年43号 - 2014年50号

まあ、国外で最も人気のあるジャンプマンガなので(適当)。

17.ボボボーボ・ボーボボ 作:澤井啓夫 2001年12号 - 2005年50号,2006年3号 - 2007年31

純粋ギャグから一作入れたかった。読者をただ笑わせるパワーにおいて、この作品を超えるものジャンプ史上ないと思う。

18.DEATH NOTE 作:大場つぐみ原作)、小畑健作画2004年1号 - 2005年11号,2005年20号 - 2006年24

サスペンス主体としたマンガとしてこれ以上ない完成度。ジャンプ作品って大別するとバトルものスポーツもの恋愛ものギャグもののどれかになると思うんだけど、それ以外のジャンルで最も成功を収めた作品な気がする。

19.鬼滅の刃 作:吾峠呼世晴 2016年11号 - 202024

ワンピース以降不在だった、圧倒的な看板力を持つマンガ

趣味多様化出版不況といった逆風を跳ね返せる力がマンガにはまだあると示してくれた功績がデカい。それは単行本の売り上げや映画興行収入より何倍も価値がある。

20.チェンソーマン 作:藤本タツキ 2019年1号 - 2021年2号

今のジャンプジャンプ+がどんどんジャンルレス化している主たる要因はやはり藤本タツキだなーと思う。コンセプチュアルでありながら大衆性少年ウケを奥底に秘めた感じというか。まだそこまで顕在化してないけど、今後10年でタツフォロワー無限に産まれそうな予感がするので入れておく。

2021-03-09

ファン層が嫌いだから対象ごと嫌う」って駄目?

俺が物事を嫌う理由って結構割合でこれなんだよ。

それこそ現在進行系で度々話題になるエヴァ村上春樹

これが原因で数十年スパンで嫌ってしまっている。

新作が公開される度に口角泡を飛ばして嬉々として考察

始める奴等が押し並べて俺と反りが合わなそうな連中ばかりだから

彼等が影響を受けたもの(村上ならカフカドストエフスキー

庵野なら岡本喜八実相寺昭雄)は好きだったりするので、

実際観れば面白く感じるんだろうな、とは内心思うのだ。

(実際筋金入りのゴジラファンからシンゴジは仕方なく見たが、

なかなかどうして素晴らしい出来で劇場に5回も足を運んだ。)

たた、どうもファン層を観てると「あの一員に加わりたくないな…」

が勝ってしまって食わず嫌いを続けている状況だ。

この話をすると「創作に対する接し方が間違ってる」

党派性や色眼鏡偏見を通して物を見るな」

大衆性嫌悪してるだけの厨ニ、斜に構えるな」などなど

かなり痛烈な批判を頂戴することもしばしばなんだけど、

それで余計に意固地になって観てやるもんか、ってなるんよな。

これって駄目なことなんだろうかね。

2021-01-04

紅白雑感/後半

前半

https://anond.hatelabo.jp/20210104090522

NiziU

グループ自体ジブラの娘がラップしてることしか知らなかった。流行ってるらしい。

驚くほど歌詞が単純なんだよな。「聴き手を笑顔にしたい」ってことしか言ってない。でもその直球の励ましが却って洗練された仕事に感じる。あどけない女子が直向きに踊って歌って「元気出して」って言ってる、アイドルって結局それで十分なんじゃないか

こういう応援ソングが受けるのも不安な世相を反映しているのかなとも思ったり。

なんか全体的に見てNizi Projectってラブライブ!ぽい。ラブライブもそんなちゃんと見たことないから大それたこと言えないけど。パフォーマンスバックストーリーとして青春群像ストーリーを展開してるとことか、わりとパフォーマンス方向性がべたな「カワイイ系」の日本アイドル像ぽかったりとかなんとなく雰囲気が似てる。単純に9人組だからそう錯覚すんのかな。

出で立ちとかパフォーマンス日本人好みにチューニングされてる感じだけど、曲自体J-popであまり見られない作りだったのがヒットした一要因かもしれない。あん一定リズムテンションでサビまで流れ込む曲は「サビで爆発する」J-popにはなかなかなくて、それを幼さが残る可愛らしいアイドルが歌う新鮮さがあった。

まあなんだかんだいってもNiziUが売れた最大の要因はJ.Y.パークのマネジメントセオリーが注目されたことだと思ってる。

瑛人

ドルチェアンドガバーナはNHK的にセーフか否かで一部盛り上がりましたね。

オーソドックスフォークソングスタイル下地に、R&Bとかレゲエエッセンスをなんの疑問もなく混ぜ込む、このバランス感覚は今どきの若者からこそだろうなと思う。どこまで意図たかはわからないけど結果として長渕とか井上陽水を聴いて青春を過ごした中高年からSpotifyTikTokに浸る今の学生世代にもしっかり刺さる名曲ができてしまった。

香水」みたいな同じリフを繰り返すタイプアコギ弾き語りってエドシーランとかがやってるのと同じアプローチで、エドシーランはヒップホップとかとのミクスチャーのつもりで意図的にやってるんだよね。

ヒップホップ感覚で聴けるポップスがヒットしたこと時代の変化を感じる。

ヒップホップは歌えない」って曲も出してるけど意外と瑛人はフリースタイルとか出来ちゃいそう。

当たり障りないけど誰にも一度は経験ありそうな普遍的シチュエーションLINEドルガバなどの固有名詞を放り込む詩世界も素敵だ。

シンプル演出ほど映える人って得だな。

Perfume

Perfumeもとうとうメドレーを求められるような境地に入ったのか。来年紅白で見たい。

せっかくの別スタジオからライゾマティクスに期待しすぎてしまった。

BABYMETAL

Perfumeに続けてベビメタが出るのは紅白出演者世代交代のつもりだったりとか…じゃないよな流石に。

テレビ出演してないとまだまだ認知度も比較的低いのかともに見ていた母は認知していなかった。母はあまりにも情報量が多すぎてぽかんとしていたが曲タイトルだけは「そのまんまじゃんw」と笑っていた。

今回の紅白は無観客だったり別撮りだったりでカメラワーク制限が少ないから寄りのショットボーカルでないメンバーを抜いたショットが多いかもしれない。

サポートメンバー博多華丸の娘さんらしい。個人的には鞘師里保に出てほしかったけど、かっこよかったね。

郷ひろみ

筒美京平追悼メドレー。

なんかちょっと背中が丸まってて流石に郷ひろみも歳とったなーなんて思ったり。ベテランはそれが味だよな。

ヘアスタリングはあれでよかったのか?スネ夫みたいになってた。

JUJU

冒頭の司会とのやりとりからして癖が強い。立ち姿からして唯一無二。こんな奴見たことない。

こんな声が裏返ってたっけ?

声が震えてても音程さないのはすごい。

セットに囲まれ360度カメラがぐるっと回り込むのは無観客ならではで感心した。

この人高橋真梨子みたいにこれからちょくちょく出演するんだろうな〜

おそらくミラクルひかるものまね紅白で真似してくるぜ。

Greeeen

朝ドラエール」の特別企画込みでの歌唱

窪田正孝は18歳にも見えるし43歳にも見える、不思議

山崎育三郎安倍なつみの前でもあんなキザな顔をしているのだろうか。

視聴者がこの件で一番期待していたのはおそらくGreeeenの顔出しじゃなくて"岩城さん"が歌う「イヨマンテの夜」だった。

3曲メドレーそしてうち1曲はフル尺という破格の待遇だが、国内トップクラスの人気を持つグループなのは間違いないし、歴代紅白司会者かつ東京オリンピックテーマソングを歌う歌手という功労者であることは拭い去りようがないので、これもまあ妥当な扱いだろう。

カイト

昨年と同じく新国立競技場からの中継。「カイト」の合唱は広いグラウンドの真ん中で5人だけで歌っていた昨年からここまで歌が世間に浸透したんだという感慨があってよかった。でもバック映像ちょっとくどかったかなー。テロップポエム流すのとかちょっと寒かった。

Cメロ部分をまるまる口上にしていた。普段はこういうのファン以外は喜ばないからやってほしくないと思う達だけど、今回はこの瞬間だからこそわざわざいう必要があったしいい演出だったと思う。

君のうた

ういういかにアイドルっぽい曲調の応援歌を投入してくるところにサービス精神を感じる。

NiziUでもそうだけど今ニーズがあるポップスってやっぱ応援歌なのかもな。

オリンピック関係で求められる「カイト」、自分たち世間へのエールとして歌いたい「君のうた」、自分たち代表曲の一つで大衆に求められている「Happiness」で、3曲披露する意義をそれなりに示してた。

LiSA

さまざまな記録を提げ鳴り物入りで登場。

舞台セットが累との戦いのイメージだったり背景映像が日頃見かける紹介VTRでは見ない映像だったり。スタッフちゃんリサーチして作ってるのか、そこまで「鬼滅の刃」が世の中に浸透しているということなのか。なんかわからないけどディテールが凝った演出

ヒゲダン

去年もそうだったけど紅白だとすごく歌いづらそう。PAに嫌われてんのか?

管楽のサポートメンバーイントロしか出番ないじゃんと思ってたら合いの手とかハンドクラップもやってた。

ギターも出番少ないなこの曲。

去年までは音像とか音色とかの上物は洋楽に寄せてその代わり大枠はJ-popセオリーに従った構成大衆性も獲得するヒゲダンとかKing Gnuみたいなのが売れるタイプだったけど、

それとは真逆で、音やフレーズは従来からあるJ-popフォークなのに、曲のアプローチのもの現代的な洋楽のそれに肉薄してる「夜に駆ける」や「香水」が大ヒットしたのはパラダイムシフトかもしれないな。

三山ひろし

けん玉のやりやすさでいうと無観客でよかったんじゃないの。

真ん中のアリーナステージも上手いこと使ってたね。

歌い終わりにけん玉リレーが追いついてないの一番残念なパターンかもな。

YOASOBI

CDを出さない。ネットでは普通に露出してるしバラエティ番組にも頻繁に出るけど音楽番組は避ける。曲もそうだけど活動自体に斬新さがまだまだあると思う。

この曲って一聴するとaccessとかfripSideとかの昔からあるザJ-popって感じのシンセポップぽいんだけど、基本的ベース部分はA♭→GmCmの繰り返しで、そこにB♭やE♭のコードを場繋ぎとして差し込んだり細かい細工をして展開を作ってるんだよね。それでドラムパターン一定クラブとかで流しても違和感なく踊れるような作りになってる。

最後のサビで半音さがるっていう転調を行ってるんだけど、コード進行がシンプルなおかげでそこがすごく目立つ。やっぱ転調は肝心なときしかやっちゃいけない技だよ。

関ジャニ∞

やっぱメインボーカル2人ともいなくなるのは痛い。

審査員ダンスの振りわかってなくて戸惑ってた。

東京事変

二階堂ふみ椎名林檎好きってなんか想像通りだわ。

東京事変デジタルクワイアやるのか。

いろんな曲のフレーズが散りばめられていたけど世代的になんとなくわかっちゃう伊達に16年前からやってるバンドじゃねえわな。

この時期に阿波踊りしてるの見せられてもなんとも変に思わない歌手椎名林檎だけだな。

最後のウィスパーボイスセクシーだな。「母親か」ってすげえツッコミだなおい。

ゆず

ゆずリーダーとか嵐の相葉雰囲気って人を選ぶ気がする。

ゆずの曲をフルオーケストラで聴く機会なんてないからこれは面白いものを見た。

篠笛の人が妙に目立ってた。刺客みたいになってた。

あいみょん

おじさんのあいみょん好きは本当に謎。いやいい曲だけど。

あいみょんのさっぱりしたファッション個人的には好きだな。

吉沢亮が出ててあいみょん主題歌映画なんてあったっけ?と思って調べたら、吉沢亮って「空の青さを知る人よ」の生霊の役やってたんだ!観てたのに全然気が付かなかった。流石だわ。

マリーゴールド」のイントロギターフィードバック音とか「裸の心」のぽんぽん鳴ってる音とか、これよく聞くと歌が始まってもずっとループで鳴り続けてる。普通ポップスって顔しながらこういうブレイクビーツぽいのを密かに延々と鳴らし続けてるのラナデルレイみたいでかっこいい。

YOSHIKI

We Are The World的なドリームチームをさくっと作っちゃったYOSHIKIパフォーマンス

オフの時のサラブライトマンめっちゃ優しそう。

映画の印象もあるからロジャーテイラーのお爺ぷりに驚いた。

ロサンゼルスと中継だとタイムラグがあるだろうによくオケに合わせてピアノ弾けたな。

凄いスケール感だったけどやっぱりこの曲はまだ歌われる時期ではないような気がする。

Superfly

バロック調でのオーケストラアレンジは何回も聴いた「愛をこめて花束を」に新しい解釈ができて楽しかった。

普段のでっかい花束を抱えてくる様なパワフルなパフォーマンスもいいけど、ボッティチェッリプリマヴェーラの様な軽やかを携えたこバージョンも好き。

ミスチル

自分が歌いたいマイナーな歌を歌って見ている側にも響くものがあるのが凄いな。ミスチルというブランド力だな。

モノトーンで無機質なんだけどどこか暖かみがあるセットがちょっと丹下紘希ぽい。「IT'S A WONDERFUL WORLDから「I ❤️U」の頃が僕にとってミスチルが一番身近だったのでなんだか懐かしい気持ちになった。

ギターアンプ直刺しでドラムセットも簡素サポートメンバーストリングスピアノにかぎっていて(コーラスは被せ?)、機材がなるたけシンプルなのが潔い感じでかっこいい。

1番の終わりのコードマイナー調で暗いのが大サビの後で暖かい響きのものに変わってるのがベタだけど良いな。

石川さゆり

いつもの天城越え」だけど冒頭のピアノアルペジオが繊細な印象。

当然のように上手い。

星野源

浮雲はいそがしい。

思うことは色々あるけど、「期せずしてYOSHIKIの「Endless Rain」へのアンサーになった。」ということだけに留めたい。書ききれない気がする。

氷川きよし

メイク濃くなってから観月ありさと見分けがつかなくなってきてる。

視聴者が期待する派手な演出ってこういうのなんじゃないの。

「どうなっちゃうんでしょうね」

松田聖子

この曲カバーしてる人何人かいるけどかわいくみせてやろうって衒いがあるんだよね。本人は流石にすっきりしてる。

なんか歌詞セカイ系ぽい。

松任谷由実

合唱やる人多すぎてここにきてなんか見飽きだしてたから、冒頭の演出で「またか」とはやとちりした、すまん。

「守ってあげたい」は名曲カバーだと鬼束ちひろバージョンが好き。

シャツの柄の主張えぐいな。

正隆さん、JAF会報誌のコラム読んでます

棚ぼたとはいえ出川紅白で歌う未来とか誰も想像しなかった。

玉置浩二

20分くらいまえから時たま怒号が聞こえてた気がするけど、玉置浩二スタンバイでなんかトラブルあったのかな?

「田園」だからベートーベンの「田園」をモチーフにしてるのか。Superflyときも思ったけどオーケストラアレンジもいつになく拘ってたよな。

福山雅治

良くも悪くも星野源対照的パフォーマンス星野源が月なら福山雅治太陽みたいな人。僕みたいな日影者はなんか感覚が合わないな。嫌いじゃないけど。

まだ13回しか出てないのなんか意外だわ。

今剛は一瞬しか映らなくてもすぐわかるな。今剛とJマスシスぐらいだろそんなの。

MISIA

MISIAは鼻腔共鳴が半端なさすぎてたまに何言ってるのかわからないときがある。でもそんなこと気にならないほど歌が上手いからなんとかなってる、圧巻。

投票集計・蛍の光

後半はボリュームがすごくて疲れた面白かったけど。

サブちゃんの「今の若者世界を歌ってる」っつうのは的確なコメントだったと思う。ただコメント全体的に長かった。

ジャニーズ多かった。2枠をJO1とDISH//に譲るべきだ。

優勝旗ってどこに保管されてるんだろうね。

2020-10-22

anond:20201022105440

それは人間大衆性で見ると普遍的に見られる反応

知性のある個体はそこでグッとこらえて知性ある行動ができる

2020-08-24

今のK-POPの質低下が酷い

かつては自国のポップに海外の要素をいかに組み合わせてやるかで大衆性実験性が交差し面白かったのに、

ある時期から欧米流行をそのまま入れてろくに煮詰めずホイホイお出しするありさま。

しかも今はそのろくに煮詰めてないもの劣化コピーも溢れてとても退屈。

ただそんなシーンの中にも宝石があって今年だとYUKIKAのSoul Ladyはとても素晴らしいアルバム

音楽的にはなんとシティポップでそれを現代的にアップデートしてクオリティは高く、いくつかの曲は90年代ソウルと上手く融合してて見事な独自性を発揮してる。

そしてYUKIKAはなんと日本人で元声優アイドルマスター韓国ドラマにも出演していた寺本來可

長さもちょうどいいから「K-POPどんなもんかとBTSアルバム聴いたけど最初はいいのに途中から迷走して部分的には秀逸なのに全体的にイマイチだな」と見切りをつけた人もトライしてみてほしい。

2020-08-11

anond:20200811103304

米津さん、インタビューとか昔のブログだとか読んでても、奇をてらってやろうとか自分の内相世界を克明に描ききりたいみたいなアーティスティックエゴあんまり感じないんだよね。

曲聴いてても社会ちょっと意見してやりたいみたいな態度に出てくることもない。

影響受けたものとかはまっているものとかその時々流行っているものを素直に受け入れている印象。

なんかそこら辺が藤原基央野田洋次郎のような先駆者や、常田大希、山口一郎あたりとは違うところだよなと思う。

ハチ時代からマスの中で自分の作ったものが共有され楽しまれることを第一に掲げてるように僕には見えた。

曲の中に広がる世界にしても「面白い話を思いついたんだ」と友だちに話すことの延長線上にある気がして、米津さんがやることや言うことを聴衆が「面白い」とか「カッコいい」っていってその気持ちを共有していることが軸になってるんじゃないのかな。

じゃないとあの時代ニコ動ボカロ文化にのめり込まなかっただろうし、メジャーデビューからタイアップソング量産体制に舵を切らなかっただろうと思う。

米津さんがすごいのは独特な感性を持っているのに大衆性を全く取りこぼしてないところで、逆に言えば大衆的なアプローチ意識してもどこかしら独特な風合いを帯びてしまうことだと思う。

そしてどんなアプローチでも米津玄師らしいマインドというものが奥の方でブレなく残っているように僕には聴こえる。

また、おそらく本人は自分が素敵だと思ったものを無邪気に曲に盛りこんでいるだけだったり、みんなが楽しめるポップソング真摯に作り上げたいと思っているだけで、最初から独自の米津ワールドを展開したいとは考えていない気がする。

結果的にそうなってしまうんだろうし、それでいて気負わずに聴けるポップソングとして未だに破綻していないか米津玄師は支持されるのだと思う。

僕は昔から宇多田ヒカルが好きなのだけれど、宇多田ヒカル米津玄師はどこか近しいものを感じる。

宇多田ヒカルが今さらFirst LoveDistanceの頃のテンションで曲を作ることはありえないし、それに反してFirst loveのような曲を求める人がいることも理解できる。

マスメディアの中に鎮座しながらも、最大公約数的な共感世界に生きていない。作者の個人的感情自分けが持つ脳内イメージを、聴き手の心情に照らし合わせフィットしていくようなドアtoドアの世界

そういうベッドミュージックアーティスト然とした態度が僕にとっては米津玄師の魅力に思える。

2020-03-16

anond:20200316032841

士郎正宗テクノロジー人類進歩に楽観的」というより

極度に巨視的で、個々人の幸不幸や感情とかは

種としての人類いや惑星規模の生命進化の前では小さなことだ

みたいな割り切りなのではないか

政治的右派強者による淘汰の肯定)というより

ある種の理系視点極北

1980年代アップルシードを初めて読んだとき

サイボーグになったブリレオスがまったく苦悩しないとか

平然と既存人類バイオロイド化が理想解決策のように言われることに

すげえ斬新と驚きはしたが

たとえば同時期の漫画版ナウシカでも主人公最後旧人類の大虐殺をやってる

「種としての人類全体の進化過程では残酷なこともあるよね」

という視点自体は、SF想像力としては士郎正宗意外にも時々見られる

・・・

で、押井守はもともと個としての人間にはあんま興味がないらしいが

組織とかわけのわからん命運とかシステム化された行動を描きたがる)

神山健治攻殻機動隊を『太陽にほえろ』にしたのはひとつ発明

(というか『怪奇大作戦』に近いか

このおかげで攻殻機動隊というIP大衆性を得たのは神山の手柄

士郎正宗自身ちょっと不満かも知れないけど印税はいっぱい入ったし

その後の漫画家生活の現状(ストーリー性のある物よりエロ画で稼いでる)

を見る限り、アニメ版攻殻アニメ版で充分うまい商売だと思うんだけどな

2019-09-02

anond:20190902111522

○○をぶっつぶす! とか、○○民族絶滅させよ!! みたいに 

仮想敵を作ることで一致団結できる大衆性問題があるんでしょう。

為政者民衆の目を外敵に向けさせることで、自分への批判回避する目的もあるのかも。


そして、1度でも排斥に手を出してしまったら、外敵も本気で怒ってくるので、

マジで排除しないとあかん存在になってしまう。

2018-11-06

フェイ野郎この先生きのこるためには。

フェイ野郎でも偽物でも凡人でもワナビでもなんでもいいんだけど、つまり世の中の大半のお前らの為に今日文章を書く。これは仕事趣味生産やら表現やらその他あれこれに応用の効くやつだから一度読んでおいても損はないはずだ。これは本物になりたいけれど本物になれない、お前のようなどうしようもないボンクラの為に書いているので心して読むように。

まずは全力で負けてこい

こんなものを読んでいるお前のことだから、結果を出したい評価されたいと死ぬほど思っていながら現状はどうせさえねえし腐ってるし、そんな自分が嫌だけれどそんな状況から抜け出せずにいるんだろう。そんなお前がまずすべきことは、全力で負けてくることだ。全力で負けてない奴は、自分言い訳を残している状況だ。「自分だって全力でやれば」とかなんだかんだ言って死ぬまでやらないクソ野郎だ。可能性なんか残らないくらいに、もしかしての一発逆転も不可能なくらい徹底的に負けてこい。そもそもあいつは天才から」とか「才能が」とか言い訳をする奴はだいたい全力で負けてない。いわゆる天才と言われる奴と同じだけ努力をして負けてからしかその言い訳はしちゃいけない。それどころか全力で負けるにはそれでもまだぬるい。天才10倍やってみて、10倍以上の差を付けられて負けろ。実力に見合っていないそのクソの役にも立たないプライドを捨てろ。そこがお前のスタートラインだ。どうやら100倍以上の差がある、ということをまずは体で受け入れろ。そこからようやく凡人の戦いが始まる。

狂気超えられない壁を理性で超えていけ

天才には、本物には、俺たちが持ち得ない狂気存在する。あいつらはA=CどころかA=Fくらいのところに、ノータイムで、感覚で、息をするように簡単に辿り着く。俺たちには決して真似ができない。狂気を持ち得ない俺たちフェイ野郎の唯一の武器は理性だ。この誰もが持ち得る当たり前の頼りない、その理性だけがお前の頼れる唯一の武器だ。それだけを頼りにお前はやっていくしかない。A=Fだと天才は一息で結論を出すが、俺たちは地道にやっていくしかない。A=B,B=C,C=Dというように拙い理性で繋いで行け。俺たちは飛べない。一歩一歩地面を踏みしめて、一歩一歩確かめながら歩いていけ。そこがお前の強みだ。本物がなにも考えずに超えていく壁を、お前は本物なら超えていくはずだと考えて、理性で超えていけ。本物を真に理解できるのは本物だけだ。大丈夫だ、壁を超えることで、お前は壁を超えることができた人間として評価される。

本物はそんなにいない

ここで明るいニュースだ。いわゆる本物は、天才は、滅多にいない。業界や分野にもよるだろうが一流と評価されている上位10%の人々がいたとしたら、せいぜいその中で本物は1〜3%くらいだ。一流の残りの7〜9%は本物ではない、お前と同じ偽物だ。必死で本物に挑んで負けたお前にならわかるだろう。お前みたいなコンプレックスまみれで、自信がないけどそんな自分を曝け出すことすら怖くて、自分のことは棚に上げて人の悪いところにばかり目がいってしまうお前になら気づけるはずだ。あいつらもお前と同じ人種だ。ここでもう一つの明るいニュース、だいたいにおいて評価する側、つまり客は素人だ。お前と同じ完全に本物でも天才でもない、当たり前のつまらない人間だ。これも本物には持ち得ないお前の強みだ。人と違わない自分を恥じるな。人と同じものを好きな自分でいい。自らの大衆性俗物であることはとても大きな武器になる。大衆天才を真には理解できないが、俗物フェイ野郎のお前のことは大衆理解できる。仲間だからだ。お前がうまいと思う料理はだいたいみんなもうまいと思うし、お前がいいと思うものはだいたいみんなもいいと思うんだ。そこも大きな足掛りになる。

偽物として精度を上げていけ

本物ではないのに一流と評価されている人がいる一方、お前はただのワナビ意識プライドだけ高いフェイ野郎だ。そこの違いは単純で、要は偽物として出来が悪いからだ。これからお前がしていくことは、偽物として精度を上げていくこと、それだけでいい。一流とされる人たちでもお前は偽物と気付けたはずだ。そこに違和感を感じることができたはずだ。そういった違和感を、間違いを、一つ一つ潰して本物らしくなっていけ。本物ムーブをできないお前は一つ一つ覚えてやっていくしかない。本屋ビジネス書コーナーの新刊の内容を見てみろ。どこかで聞いたことがあるようなことばかりしか書いていない。あいつらも本物の言葉を学んでそれっぽいことを言っているだけで、少なくとも本を出せるくらいの評価をされている。つまりはそういうことだ。偽物として一番の評価を目指せ。最終的にはお前が偽物だと気付けるのは本物だけになる状況を目指せ。そうなるともうお前は世間から見たら立派な本物だ。偽物には、フェイ野郎には、それなりの戦い方がある。

フェイ野郎と呼ばれた時に

お前がフェイ野郎と言われるのは単純に精度が低いから、という話をした。しかし誰だって最初は下手くそだしにわかだし新参だし初心者だ。その時にお前が取るべき姿勢だが、あくま謙虚に誠実に、真摯でなくてはならない。あれこれ言ってくる外野にではない。お前が評価されたいそのなにかに対してだ。周りに何か言われた時にビッグマウスを叩いて結果を見せるというやり方には憧れるのはわかる。でもお前は凡人だし偽物だ。そんな逆境を跳ね返せる力もない。全力で負けた時に無駄プライドもしっかり捨てられたはずだ。本物じゃないお前がギャラリーを敵に回すのは得策じゃない。それは全てを黙らせる実力を持っている者だけに許されることだ。あくま謙虚にやっていくしかない。お前はどうせ性格が悪いから世の中の大半は馬鹿だと思っているだろう。その通りだ。俺もお前も馬鹿だ。馬鹿のくせに馬鹿馬鹿にされて怒るのはあまり得策ではない。叩かれた時の立ち回りで評価を上げろ。馬鹿なお前だからこそ馬鹿気持ちがわかる。馬鹿気持ち馬鹿しかからない。お前の強みはわかりやすさだ。お前は馬鹿で凡人だから、お前の作るもの基本的にわかやすい。大丈夫だ、やれるはずだ。

それでもどうにもならない人に向けて

ここまで言っても、ここまでのことがわかってもできない奴もいるだろう。できない奴が大半だろう。頭では理解できても理性的に動けずにそのままなんにもならないまま終わっていくだろう。お前にもひょっとしたらお前にしかない才能があって、お前のまま輝けるステージがあるかもしれないな、確かにそれは否定できないし、そんな物語は魅力的だ。それでも現状から判断するとらお前が輝きたいステージと輝けるステージは別の可能性が高い。見つけるのはなかなか大変そうだ、人生をかけて見つけることができるといいな。そんなお前に一つの提案なんだが、本物にはなれない、どこまでいってもなにも生み出せない消費者のお前にも、いいお客さんになることはできる。ここまであれこれやったり考えたりしたお前には本物のことが理解できるはずだ。本物も天才も、客が、ギャラリーがいないと成立しない。消費者がいないと生産者もいないようなもんだ。何者にもなれなかったお前にも、1番の客になることはできる。この場合の1番とは1番お金を使う、みたいなことではない。1番本物の気持ち理解して寄り添える、誠実な客ということだ。本物は、天才は、常に孤独だ。理解してくれる消費者は心からの支えだ。偽物で何も生み出せなかったお前も、本物を支えることができる。消費者のお前の消費活動も込みでの本物の生産活動だ。誠実な客として本物を支える幸せもある。ここまであれこれ悩んできたお前は好きなものに誠実に向き合う幸せを噛みしめることができるはずだ。

最後綺麗事

最後に少しだけ綺麗事を書く。ここまで書いても結局響く人には響くだろうけど、結局はほとんどなんにも変わらないだろう。それでも俺は凡人のフェイ野郎の偽物の、お前たちのことを愛おしく思う。何も生み出せずに悔しく思いを抱えて生きているお前たちに少しだけ綺麗事を言う。何も生み出せないお前の何者にもなれなかった人生も、立派な物語でお前の生み出したものだ。それを少なくとも、お前だけは消費しているはずだ。お前はお前の為だけの生産者でも消費者でもある。他の誰にも誇れることではないが、お前自身には誇れることではある。1人でこっそり胸を張ってもいいとは思うし、そんな生き方を俺は美しいと思う。俺もお前もちっとも冴えねえしどうしようもないし日の目も見ずに評価もされないけど、それでも明日もなんとかやっていこうな。おしまい

2018-10-24

anond:20181024204148

大衆性があるかと言われると確かに謎。

ただ、『文学性』を手軽に消費したい場合ベスト

2017-08-06

自己顕示欲暴走

最近、「インスタ映え」というものを気にするタイプの人たちが目立つようになった。

話題食べ物を食べに行くのではなく写真を撮りに行く人たち、有名テーマパークではインスタ映えする写真を撮りたいがために危険行為をおかす人たちも見受けられるようになっている。

これらの行為原動力となっているのは、「自己顕示欲であることが多い。

しかし、自己顕示欲は多かれ少なかれ普遍的に誰しもが持っているもの

ではなぜ今までこのような問題に発展しなかったのか。

インターネットが普及する前、自己顕示欲を満たすためにはそれなりの技術能力必要だった。

多くの人に作品自分のことを発信するには、発信できる媒体まで自力でたどり着かなければならない。

作家となり作品を出したり、タレントとなりテレビに出たり、自己顕示欲のためにある程度の能力が育てられた。

しかし今は、インターネットにより誰しもが発信者になれる。

こうして文を打っている自分も、また発信者となっている。

マスコミ特権だった大衆性は、誰しもが持てるものとなったのだ。

からこそ、能力の伴わない自己顕示欲が前述したようなテーマパークでの迷惑行為につながってしまうこともある。

実力の伴わないレベル自己顕示欲に飲まれ他人迷惑をかける人が減りますように。

2017-04-03

人に好かれるということ

マンガ図書館にて、独裁者グラナダ

https://www.mangaz.com/book/detail/45371

を読み返していて、こんなに完成度の高い漫画絶版になったのかと虚しくなった。いわゆるBLジャンルの中では、かなり作りこまれ短編である。少なくともパッと古本屋BL1020冊をみても、こんなに上質な話を見つけることは難しいだろう。

この話が作られた時代がどんなものかはわからないし、イラストが人を引き付けないとかはあると思うけれど、話の素晴らしさが大衆性につながらない一つの例だと感じる。(この大衆性とはエロのことだ。エロがあればOKの風潮はどうかと思う。)

私が最近トップクラスで好きな漫画ワールドトリガーはすごく人気とは言い難いが、twitterをみてみるとジャンプであるということもあり、「意外と」読者が多いという印象だ。一発で魅きつける派手さはない代わりに、わかる人にはわかる手堅い面白さというか。落とし所がしっかりしているので、イマイチパズルがかみ合わないバトル漫画などより、ずっと読みやすい。

そういう作り込みをされているにもかかわらず、あまり売れていない本をいかファンを獲得できるかは、今後の出版業界未来に関わっていく気がする。


Pixivとか、小説とか、漫画でもなんでもそうだけれど、話としての完成度や文章としての素晴らしさなどが、人気に直結しているわけではない。Pixiv少女漫画などは、いか大衆が好きなネタを積み込まれるかというところが評価につながるので、ランキングが話としての完成度に比例するわけではない。

からたまに、やたらと改行が多い、記号が多い、キャラクター原作と異なっている。など、「これは明らかにひどい、、」と思えるものが、存在している。

個人的には許せないが、まあそれも一興ということなんだろうな。

だが、現実社会で見てみても、正しいことをいうことや、温和な人というのが評価を集めるのではなく、いい加減なことを言っていても元気な人(ごく私の個人的意見としては好きではない)の方が人から評価を集めることが多い。もしも人に好かれたいと思う場合整合性が取れなくても大衆的な人間を演じることの方が求められるんだろう。私自身は、自分の持つモラルに則った、正しい人間になりたいと心がけている。だけれども、それはただの自分エゴに過ぎないのかもしれない。

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余談:Macだと三点リーダーが打てないの地味にきつい。

2016-12-21

http://anond.hatelabo.jp/20161221204555

確かにアマチュアはせいぜい8chのカセットMTR持ってるレベルだったんだよな、20年くらい前までは

中村一義が全部自宅でファーストアルバムレコーディングしたってだけでロキノンが騒いだ時代

DTMという言葉すら全く浸透してなくて宅録とかベッドルームミュージックとか言われてたんでしょ

レーベルに送られてくるデモテープなんてラジカセの録音機能を使って一発撮りなんてザラだったわけだ

そんでもってパソコンmp3もなくてCDに焼くってどゆこと?っていう感覚から

レーベルという業者を通さなければ自分の曲が入ったCDなんか作れなかった


それが今はパソコンオーディオインターフェースマイクがあればそれなりのデモが作れちゃう

やっすい値段でCDプレスしたりブックレット印刷してくれるサービス

素人でも扱いやすECサイトがあるからレーベルさなくても自費出版で一応、アルバムは作れちゃう

そもそもハイスタブレイクする前だからインディーズ活動するという道筋20年前ではあまり浮かんでこなかっただろうな

ももアルバムプレスするということにすらもう価値が薄れてきてるよな

レコーディングしてみんなに聞いてもらいたいっていうならYoutubeSoundCloudにアップすれば事足りる時代


レーベルやハコっていうプラットホームの上で結果出さなくてもミュージシャンとしてやっていけるようになったってことだから

大衆性を過度に気にするような、

まり25歳までにメジャーデビューすることを目標に掲げ

定職につかずライブハウスノルマ楽器代のためにバイトに明け暮れ

レーベルから声がかかったあとは、やりたくもないタイアップソングの依頼をこなしたり

年3,4回のペースでリリースされるシングルキャンペーンテレビに出たりして

その合間に行われるツアーを抜いた僅かな時間で年一枚のペースでフルアルバムを量産するような

そんな活動はしなくても良くなった


新人だろうがなんだろうが納得するまで曲作り時間をかけてもいいし

出たくないならテレビも出なくていい

興味のなかったアニメ主題歌を突然3日後までに作れと言われて

スタジオに缶詰状態のなか「キャンディキャンディ」のイメージでむりやり作詞するような真似もしなくていい

そんなマイペースさが許される縛りのない柔軟な時代になってきていると思う

2016-09-08

感想】「君の名は。」はちゃんとエロいのが素晴らしい

君の名は。 観た。 マジ泣いた。 感想

観た人はわかると思うけど女性人気が爆発してるわりには「君の名は。」は結構エロいパンチラ、乳揉み、口噛み酒…

しかしそれが結果的には作品の爽やかさに繋がってる というのが素晴らしいと思う。

入れ替わりという題材だからエロスを描かない訳にいかなかったんだろうけど、正面からいたことによって笑いにも繋がっているし

(自分が見た回では2回目の乳揉みが一番の爆笑だった)

エロの上位にロマンチックラブが自然と配置される構造にもなっている。

これはおそらく今までのポストジブリアニメ映画にはできなかった事だ。

アニメエロというのは基本的キモいし、一般向けを狙うなら禁忌対象からだ。

それでも正面から扱ったのは新海の中に逆にロマンチックラブへの強い信仰心があったからできた事だろうし、その方が健全だという確信なんだろう。

アニメ若い世代に受け入れられる土壌が出来たからやっと大衆性の壁を越えたのだと言ってもいいかもしれない。

君の名は比較されやすいのは細田守作の青春を描いた出世作時をかける少女だと思うけど、あのアニメ

高校生の男女を描きつつも「セックスするかもしれないししないかもしれませんが、何か?」みたいなスカした部分があって個人的に少し不満だった。

(まぁ題材が違うし当時はあれくらいが良いバランスだったのかもしれないが)

この映画若者に受けてるみたいだけど、個人的には田舎だったり郊外男子高校生なんかにいっぱい見てほしい。

それで『頑張って女の子を救えば柔らかいおっぱいが揉めるぞ』みたいな気持ちを抱いてほしい。

そういう健全さをもったバランスアニメ映画というのは本当に今までなくて、その誕生を喜びたい。

2016-07-01

今、日本巨匠と呼ばれる人って誰かいる?

真っ先に思いつくのは宮崎駿だけど、大衆性があって他に巨匠って呼ばれてみんながああ〜ってなる人いるかな?

2016-04-14

オピニオンブロガー全体を批判すべきなのでは

http://anond.hatelabo.jp/20160414171615

 

http://www.yutorism.jp/entry/2015/10/18/114012

面白くないブログが駄目だと言うなら、それは互助会に限らず、

上のランキングに乗っているようなブログもほぼ全て駄目なのではないか。

人気サードブロガー互助会ブロガー記事に質の違いがあるのだろうか。

俺にはどれも同じにしか見えないのだが。

 

互助会ブロガーサードブロガーは共に、専門分野を持たず、価値観しか売りがない

オピニオンブロガーという点で共通している。

ホットエントリへの言及アクセスを稼いでいる禿鷹ブロガーらがこぞって

互助会を叩いているのがいい例だが、意識高い系互助会を叩く人々は、

それらと同類のオピニオンブロガーである場合が非常に多い。

一方で、創作者や専門家互助会問題に口を出しているのを俺はほとんど見たことが無い。

 

俺にとってはてな周辺で面白い記事を書く人と言えば、sukebeningenやuk_dataなど、

極一部の教養人だ。その他にも専門分野系のブロガーをけっこう見ているが、

彼らの多くは読者数が30未満で、基本的ホットエントリとは縁が無い。

読者数ブクマ数は大衆性の目安であり、それらが多いほど大衆的でつまらないと思う。

人気ブロガーはつまらないのだ。

サードブロガーらが記事の質を根拠互助会ブロガーを叩いている状況はとても滑稽に映る。

ここまで自分が見えないものなのか、と。

 

 

余談だが、先日あるオピニオンブロガーの「おすすめSF小説25作を紹介」という記事

ホットエントリになっていた。俺はそのブロガーのことをずっとつまらないと思っていたが、

正直かなり見直した。それで期待しながら記事を開いたところ、小説というのは俺の空目で、

正しいタイトルは「おすすめSF映画25作を紹介」だった。

まあおすすめSF小説25選なんて記事をオピニオンブロガーが書けるはずないよな。

2016-01-14

アイカツ、第一期(星宮世代)は人気商売としての「アイドル」を描いたとするならば、第二期(大空世代)は誰かがつくり上げる芸術のために生きたファム・ファタルを描いている、とは言え内科ファム・ファタル運命の女)である大空あかりは、日本におけるアイドルという大衆性を生きたのではなく、特定の誰かのための女神として生きていることを描かれた。アイカツ2015年に売上を落としてしまったという。それは2期ではさもありなん。売上を作るための女児アニメ必要大衆性を得難い作品性ではあったのであろう。大空あかり世代売上不振は、圧倒的カリスマとしての星宮いちごと、芸術ディーバ特定人間のために生きる(本人は望んでないかもしれないが)ファム・ファタルとして描かれた大空あかり限定的カリスマ性が要因なのではないだろうか。大空あかりは、彼女支援するファッションデザイナー瀬名翼のファム・ファタルである大衆欲望を受け止める「アイドル」ではない。アイドルになろうとし、多くの人の心を射止めたが、それは創作の域を出ることはなかった。演出上の必要性として、大衆の心を得たとしか描かれなかった。アイカツ第二期は、大衆の夢としてのアイドルではなく、創作女神として誰かの心を占める女を描いている。だからアニメーションキャラクターとして感じることの出来る「かわいい」だけでは乗り越えられない鬱屈と魅力を迸らせている。星宮いちごは、その圧倒的な求心力により「かわいい」だけで多幸感を得られる存在になり得ていた。しかし、大空あかりは万人には受けないが、誰かのトラウマになる刃として影響を与え続けるのではないかと思う。

2015-11-01

日本にはその他大勢が多すぎる気がするんですよね。

大衆というのは、とことん考えが浅く、どこか結論を焦りがちなところがありますよね。

 けっきょく、彼らのやっていることというのは、自分にとって居心地の悪い意見を徹底的にたたきのめして、メディアがこの人はすごいとおだてる人を便乗してやんややんやと盛り上げているだけなのです。

そうはおもいませんか?

 どうして多くの日本人(少なくともぼくはそう思う)って、自分の勘やあるいはフィーリング、第六感といったものを信頼しないのでしょうか。それに、自分で考えることをしない人も多いですよね。

 たぶん、あなたの親や友達もだいたいは”大衆性”をもった人なのではないでしょうか。

 たしかに、他人とちがう考えかたを持つというのは、とてもハイリスクです。しかし、その方が人生気持ちよく生きることができると思いませんか?

 こういうことを大っぴらに言うと(とくにネットでは)ものすごく叩かれます。まるで殺すぞと言わんばかりにぼくに嫌悪感をあらわにしてくる人もいます

 だから常識というレールから外れるのはすごく危なっかしいことなんだけど、今ってどうでしょうか?そんな烏合の衆の中に成功した人っているのでしょうか?いないですよね。

 

彼らが正しくない(少なくとも成功できるかどうかという方向性においては)という事実は、ぼくらマイノリティの正しさを裏付けてくれるのです。

いつまでも誰かの陰に隠れていては、何も成し遂げることはできません。 

あみなさん、冒険に出ましょう。

2015-08-11

日本アニメ面白いよ。勝てるかは知らん。

雑記

ディズニーに勝てるとか勝てないとか、作り方が間違ってるとか、いろいろ言う人いるけど本当に日本アニメ見てるのかな?

団地ともお」見てたか3DCGちびまる子ちゃんサザエさんのようなホームドラマをきっちり作ってたぞ。

ベイビーステップ」見てるか?漫画原作だけど、ただの根性論じゃない「きちんとした努力」を描いているぞ。

宇宙兄弟」を見たか?「おじゃる丸」のあの絶妙空気感のすごさがわかるか?

ニャッキ」などのストップモーションアニメを知ってるか?

カレイドスター」知ってるか?

ボンバーマンジェッターズ」を知っているか

そもそも海外アニメディズニーしか知らないんじゃないのか?というか海外CGアニメはみんなディズニーと思ってんじゃないか?

ウォレスとグルミットひつじのショーン)という傑作ストップモーションアニメを知っているか

ヒックとドラゴンは?


個人的な印象では、プリキュアなどの玩具展開ありきのアニメいちばんディズニーアニメの作り方に近い

たぶん一番シナリオ打ち合わせの回数・人数が多いのがその辺のアニメじゃないのかな

アニメスタッフに加えてホビー事業スタッフも一緒にシナリオ打ち合わせをやってるはず

1年を通しての玩具展開を含め、どういったテーマで話を作るか、子供になにを伝えるか、を一番考えているのはおそらく玩具宣伝アニメ

原作モノはいかに原作の良さを出すかを、深夜のオリジナルアニメは誰かの才能に頼ることが多い

プリキュアシリーズ毎にきちんと筋の通ったテーマ存在する

流石に3年目になれば粗も出てくるけど、アイカツ!シナリオ結構よく練られてる

これらのスタッフにはおそらく抜きん出た天才はいない。でもきちんといいものを作ってるよ


結局のところ「金にならない」のが問題でもある

みんなが金を出し合う製作委員会方式もそういう流れからまれたようなもんだし

玩具販促アニメが多いのも玩具売れないとアニメ作っていられないからだし

ただ、そういう縛りの中でしっかり子供に何を伝えたいかってのはちゃんと考えてある

明日のナージャ世界的に評価が高いけど商業的には芳しくなかったのでだめだった

ムシキングなど販促完全無視で作られて失敗したけど評価自体は高いようなアニメはたくさんあるね

結局お金にならなきゃいいもの作ったとしてもアニメを作り続けることはできないよ


上に挙げたアニメに対して「でもやっぱディズニーと比べるとね・・・」とかいう奴らはいるだろう

そういう奴らは素直にディズニーアニメだけ見てろ

ディズニーすごい」を言いたいだけのために日本アニメを貶めるなよ


彼らが求めるような子供向けのアニメってのは実は毎年なにかしら作られてるんだよね

今年なんか「シンドバッド 空とぶ姫と秘密の島」っていう子供向けの良質な映画が公開されてるけど、みんな知ってるのかな?

原恵一ががんばってファミリー向けの映画を作ってもなんにも売れない

細田守ってのは才能はともかく、「金になる大衆性」をもったアニメを作ってくれる人物だから持ち上げられてんだ

彼の所属するスタジオ地図ってのは「世界一小さいアニメ会社」を自称する、本当に細田がアニメを作るために作られたワンマン会社だよ



あと「楽しいムーミン一家」はもっと評価されろ。

それと「放課後のプレアデス」を全日帯に放送しろ


追記

一応子供向けってのを意識していろいろアニメ挙げたんで、深夜アニメのいろいろはあえて抜いてる部分あります。(あとなるべく最近のを)

なので京アニとか無くても怒らないでね

2014-07-06

http://anond.hatelabo.jp/20140706233234

誰が提唱してる常識なんだそれ

おまえの脳内常識だろ、どこの世界文学界常識なんだよ

形式として芸術性が高いって何に依拠してんだ?

形式である以上単なる構造論だろ。

そもそも、大衆性対義語が「芸術性」だってのがおかしいだろ。

単純に、高踏的な文化として認識されやすいってだけの話だろそれ。

大体、民衆とともにあった詩だって山のようにあるわ、アホか。

 
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