2018-02-06

推し卒業

人生の一番つらいときに元気をもらったアイドルがいたなんてよくある話で、例にももれず私もそうだった。

から始発まで働く日々があっても、昼休みはそのアイドルを見て元気を出していた。

その推しが、卒業する。

卒業なんて言えば聞こえはいいのかもしれないけれど、前向きな卒業じゃないと知っている。

卒業して女優として、1タレントとして頑張ります!みたいな、そういうのじゃないんだ。

うまく言えないけどこれから戦略としてお前らはいらないと切り離されただけの卒業だ。

(言い方が乱暴になってしまったけれどスタッフさんたちから愛されているんだろなと思います

もちろんメジャーデビューしているようなアイドルじゃない。

からこの先、あのアイドル達の空間の、あのライブはもう生まれないのだ。

一生。

もしアイドル達が個別メジャーデビューしたって「あのライブ」はもうない。

(もちろんメジャーデビューしてくれるならめちゃくちゃ嬉しい!!)

はじめてのワンマンライブとき、公演中の9割泣いてたなとか。

出会ったとき全然知名度がなかったなとか。

いろんなところに連れて行ってくれたなとか。

メンバーの改変とかいろいろあったねとか。

いっぱい思い出してしまった。

おめでとう、これから応援するね。

というのは本心だし、当たり前だがこれからも私の推しからそう言ってあげればいいのに。

でも、悲しくて悔しくて、当人たちが気丈にふるまっているのもまた、ぐっとくる。

私たちは元気をもらっていたのに、何かしてあげれていたのだろうか。

悲しくてご飯も食べれない、眠れない、泣きたくないのに涙が止まらないみたいなことって本当にあるんだなあ。

でもそう思える最高の推しに会えたのは幸せなこと。

感謝しかないのに、泣いてばかりいてだめだなと思いました。

ラストライブありがとうを伝えに行くね。

これから推し応援するために。

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