はてなキーワード: もみじとは
discordなど反AI絵師達のコミュニティで共有されているもの
さらにAI使用疑惑として根拠なく絵師のアカウントの晒し行為も行われており絵師界隈はファシズム染みた監視社会化している
852話 @8co28
でるたぽ @DeltaPork (凍結)
瑞島フェレリ @uracate
カボチャ @Lantern_pumpkin
だいふく @Daifuku_AI_Lab (アカウント削除?改宗した?)
GODBELT(元M A N A) @Silver_Maiden_ @mana_sama_3(凍結) @IlIllIl_IIIllII(変更前) @Mana_x_silveR(変更前)
ハメス @James_of_Angora
アスニー公式 @mmmnvi
メメント・モリ @Ji1KxN15VC85UPF
榊正宗→AIメモ @AImemojp @megamarsun
生成AI活用ビジネスの炎上対策コンサルタント @anti_aigen_list 吉野刹那@wuglilypride(本体疑惑) 三幸ひよこ@ai_piyo_ai(割れ絵垢)
3Dポーズ集 @3dpose 温情で売り場に置いて貰ってるだけの粗製乱造3DCG(笑)作家
金鹿トメ @getter0033
ぶる道 @rrmatt5525
よしむ@CubieBunny @kent446(凍結) watabe @30years_over(複垢)
やよい @vTDRK3Geng3941
絶・もはやアスパラガスman3(サブ鍵・サブ鍵無し)
@gaPnvf3pcv43416 @HBZwYGXDSX22759 @HlKAKIN_MANlA
gulganture @gulganture
百草丸 @B4xMx
三石るい @rumi_mits
もみじ(Momiji) @momiji_manjyuu
■エアリプ嫌味、見下し、突然のぶち切れ、商材屋等隠れ過激派■
あるふ @alfredplpl 俺に逆らうなら日本からデテイケー!
Rootport🧬 @rootport
11tツクール @11t_game @11t_
賢木イオ @studiomasakaki
東條のと @Ayukawa_Reiji
隆 @FhASwlfcyV7el4C
青猫 @AonekoSS
Ar @inconsistent00
ふくうち @hukuuchi
チャッピー @junhagemay
有名 @Mumeiyumei
ケイ @trpg_kei
びたー @bittersweet256
koic116 @k0ii6
ふくうち@hukuuchi
無味乾燥さんと他99人 @UnaKiri_Megane
励起原子 @powermeetmeet
(PDF版)
ux.getuploader.com/dialogues_txt/download/1521
(テキスト版)
ケーブルテレビSTBでは見られない場合があるようなのでBSパススルーとか
地域によってはSTBで見られるようになったかもしれないので最新情報要確認
・02 ヘミングウェイ
・03 農林水産(省
・05 [何県]沖縄(県
・06 飛車
・07 [すべて]アテネ アントワープ アムステルダム アトランタ
・08 新しい学校のリーダーズ
・09 クラゲ
・10 [近似値]71
・13 幸田露伴 こうだろはん
・14 青森(県
・15 クレソン
・21 1(番[舌≪ぜつ≫]
・22 エアフォース(・ワン
・23 A
つむじ(を曲げる
・25 ブラジル
・26 [3択]6 7パーセント
・29 官報
・30 スクラッチ
・31e 冬瓜 トウガン
赤ちゃんから幼児に進化しつつある我が子はとにかくかわいくてかわいくてかわいい。覚えたての日本語まじりの宇宙語でたくさん話しかけてくれるし、短い頭身で拙いダンスをするのも、見るもの全て新鮮に映る様子で走り回るお散歩も、絵本を持って当然のように膝に座ってくる態度も、全てが可愛い。もみじみたいな小さくて可愛い手が当たり前みたいにこっちに差し伸べられるのを、柔らかく握り返す度に「あぁなんて尊く短い時間を過ごしてるんだろう」と思う。
でも自分は臨月前に緊急帝王切開で出産し、低体重で産まれた我が子が新生児期に風邪で入院して。「尊い存在に出会えた」って感動からの「この子が死んじゃうのでは」って生涯一の恐怖を体感してから、産後うつを発症してしまって、長らく医療や福祉のサポートを得ているんだけど中々治らない。本当は上段に書いたみたいに、ただただ我が子の可愛さを感じつつ育児を満喫して過ごしたいんだけど、寝込んでいる時間や保育園に預けてる時間が長くてできていない。信じられないくらいすぐ疲れるし、疲れても頑張ると、すぐに死にたくなってしまう。子供をおいて絶対死ぬわけにいかないから死なないけど。死なないために今の育児になってる。半分以上夫に頼り、保育園に頼り、子供を一緒に過ごす時間は少ない。
子供のことを何よりも愛してる。この尊い時間をもっとずっと一緒にいたい。色んなところに連れて行って、だきしめて、体力の限りあやして、笑顔をもっとみたいな。でも実際はごはんを手作りして、1日3〜4時間くらい一緒に過ごして絵本を読んでお絵描きして、大好きだよと抱きしめて、週に一回近所のどこかに一緒に行くくらいしかできなくてごめん。ごめん。さみしい。
マサヤーッス
本日は日本において速記記念日、日本のABCの日、群馬県民の日、おだしの日、パンダの日、岐阜県では岐阜県地震防災の日、京都の三千院では十一月末までもみじ祭が開催されるそうです。
気付けば紅葉が見られる時期になってきたんだなぁと思いますが、人生の長さというか短さを感じている今日この頃でございます。
829日って2年と99日ですからね、紅葉なんか二回は見てるはずなんですけどね。
例えばこの期間を何かに使ってたら、、と思うようなこともなくはないんですよ。
なくはないのですが、出ては来なかったのが2年と99日ですからね。
やりたいこと、やれそうなことが出てきたらすぐやった方がいいです、ホント。
人生は長くて、長いように見えてダラダラ時間が過ぎるものです。
ということで本日は【作業内容の把握よいか】でいきたいと思います。
https://twitter.com/momiji_joso/status/1713440330195067386?t=Ev394admoZWFZPDdpoqrbQ&s=19
トランス女性柊もみじ「結局嫉妬から色々来るんじゃないかなーあの人は男だから私より給料が高くて羨ましいあの人は美人だからちやほやされて羨ましい」
トランス女性「まぁ私も自分なりの結論はありつつ知見を広げたい気持で様々な方のリアルな声を頂戴したく
私も結局こうだと思う」
トランス活動家「トランス女性はトランス差別の上に女性差別も受けている!!マジョリティの女がマイノリティのトランス女性を差別するな!!!!」
地獄かよ。
君らは男として差別もされずに育って、女装して女枠の募集に男の体で応募して女から横取りして地位を得たり、スポーツで女を踏みにじったり楽だろうよ。
アスキーッス
本日は日本においては宇宙の日、とっとり県民の日、秋のメープルもみじの日、水路記念日、クイズの日となっております。
クイズの日だからといってクイズを出せる程器用な生き方をしておりませんが
ですがクイズに悩みながら解答していると脳の使ってない部分が動いてるような気にもなっていいかもなぁと思わなくもないです。
まぁ勿論、そういうのはめんどくさいのでやめてほしいという人が居るのも理解しております。
クイズ番組よりも現実の方が答えの無いクイズを出題され続けますね。
勝手にそう勘違いしてるだけかもしれませんし、答えもどこかに明示されてるかもしれませんし、そうやって明示された答えから目を逸らしてるだけかもしれませんが。
ということで本日は【手紙の確認よいか】でいきたいと思います。
今卒業して働いてるんだけど大学の時同じグループだった友達が裕福で金持ってて嫉妬で死にそうなので助けてほしい。
都内の偏差値はそんなに高くない(50-60)女子大に通ってた。6人仲良しグループだった。
女子大で学科が同じだと大体時間割も同じだから6人でほぼ同じ授業受けてて、昼ご飯とかも一緒に食べてた。
その子は地方から上京してきた子で普通に明るくて顔もかわいかった。乃木坂?けやき坂?とかのアイドルが好きみたいで雰囲気と合ってて納得した。
その子は嫌な子じゃないしグループの子たちとも楽しくやってた。グループみんなで遊んだ時も一人3500くらいの飯屋行ってカラオケに行くくらいで、金持ち自慢したりひけらかしたりはされてない。
コロナの前は休みのたびに海外行ったり、かばんとかピアスとかブランドものだったから家が金持ちなのは察してた。その子の地元に遊びに行った子が写真を見せてくれたが大豪邸だった。でも550円の学食の定食は高いから300円の素うどん食べてたり、嫌いにはなれなかった。でだけど常にもやもやしてた。私が彼氏にその子のもってるバッグの10分の1くらいの値段のバッグをプレゼントしてもらったとき、そのブランドデザイン最高だよね!彼氏センスすごい!優しい!うらやましい!と言っていた。でもその子はそのブランドのバッグはもちろんもってなかったし欲しいとも言わなかった。
卒業して進路を決めるとき実家が会社をしているらしく地元に戻っていった。本人は自由がなくなるからいやだと言っていたが普通に就職してもらえる給料で今の生活が維持できないから仕方ないらしい。贅沢な悩みだと思った
大学卒業してからもちょくちょく東京に遊びに来ているので遊びに誘われたりしてる。定期的にインスタに反応が来る。でも正直会いたくない。何かと理由をつけて断っている。
最近は家族から結婚するように言われて、見合いのようなことをしているらしい。彼女曰くぶさいくできもくて嫌だから結婚したくないと言っていると友達づてに聞いた。いらいらする。
別に私だって希望の仕事ができてるし、彼氏もいるし趣味もある。給料も少しあがった。私は彼女と違って自立してる。自立もしてないのに親の会社で文句ばっかり言ってただのわがままだ。
まわりはその子と普通に遊んでるし、連絡も取ってる。私が急に縁を切ったら私が悪者だ。でもみじめで耐えられない。
この夏ヨーロッパに行ってて、インスタブロックしそうになった。私もかわいいと思ってた鞄買ってもらってた。35万くらいするやつ、誕生日でもないのに。
分が散っててごめん。こういう時どうしたらいいんだろう。縁切るべき?それとも私がおかしい?
コメントにも書いたんだけど、嫌なことが合ってかっとなって書いたから自分も幼稚だなと思ってる。
これ増田が金持ち側だろってコメントあったんだけどそうだったらどんなに良かったか。奨学金返済の書類でも見せたいよ。
今後もこういう子と出会うのかと思うと憂鬱。どうやったら嫉妬しないで生きてられる?
今卒業して働いてるんだけど大学の時同じグループだった友達が裕福で金持ってて嫉妬で死にそうなので助けてほしい。
都内の偏差値はそんなに高くない(50-60)女子大に通ってた。6人仲良しグループだった。
女子大で学科が同じだと大体時間割も同じだから6人でほぼ同じ授業受けてて、昼ご飯とかも一緒に食べてた。
その子は地方から上京してきた子で普通に明るくて顔もかわいかった。乃木坂?けやき坂?とかのアイドルが好きみたいで雰囲気と合ってて納得した。
その子は嫌な子じゃないしグループの子たちとも楽しくやってた。グループみんなで遊んだ時も一人3500くらいの飯屋行ってカラオケに行くくらいで、金持ち自慢したりひけらかしたりはされてない。
コロナの前は休みのたびに海外行ったり、かばんとかピアスとかブランドものだったから家が金持ちなのは察してた。その子の地元に遊びに行った子が写真を見せてくれたが大豪邸だった。でも550円の学食の定食は高いから300円の素うどん食べてたり、嫌いにはなれなかった。でだけど常にもやもやしてた。私が彼氏にその子のもってるバッグの10分の1くらいの値段のバッグをプレゼントしてもらったとき、そのブランドデザイン最高だよね!彼氏センスすごい!優しい!うらやましい!と言っていた。でもその子はそのブランドのバッグはもちろんもってなかったし欲しいとも言わなかった。
卒業して進路を決めるとき実家が会社をしているらしく地元に戻っていった。本人は自由がなくなるからいやだと言っていたが普通に就職してもらえる給料で今の生活が維持できないから仕方ないらしい。贅沢な悩みだと思った
大学卒業してからもちょくちょく東京に遊びに来ているので遊びに誘われたりしてる。定期的にインスタに反応が来る。でも正直会いたくない。何かと理由をつけて断っている。
最近は家族から結婚するように言われて、見合いのようなことをしているらしい。彼女曰くぶさいくできもくて嫌だから結婚したくないと言っていると友達づてに聞いた。いらいらする。
別に私だって希望の仕事ができてるし、彼氏もいるし趣味もある。給料も少しあがった。私は彼女と違って自立してる。自立もしてないのに親の会社で文句ばっかり言ってただのわがままだ。
まわりはその子と普通に遊んでるし、連絡も取ってる。私が急に縁を切ったら私が悪者だ。でもみじめで耐えられない。
この夏ヨーロッパに行ってて、インスタブロックしそうになった。私もかわいいと思ってた鞄買ってもらってた。35万くらいするやつ、誕生日でもないのに。
分が散っててごめん。こういう時どうしたらいいんだろう。縁切るべき?それとも私がおかしい?
コメントにも書いたんだけど、嫌なことが合ってかっとなって書いたから自分も幼稚だなと思ってる。
家族はたくさん私のことを愛してくれたし、友だちもみんな優しくて大好きな存在である。来世もまた私として生まれたい。それくらいに、幸せな日々を送っている。
でもひとつだけ、もし叶うのなら次の人生で中学受験はしたくないと思っている。私の人生のなかでいちばん苦しい記憶だからだ。
先に言っておくと、塾の先生たちも、両親も、みんな私のことを想ってくれていたと思う。そこに在るのは確かに愛であって、その他のなにものでもなかった。ただ、小学生の私には分からなかっただけ。すれ違ってしまっただけなのだ。だから誰も悪くないし、私は両親のことがずっと大好き。
でも、似たような気持ちを抱えている人もきっといる。だからせめて、ある程度の言葉の整理をつけられるようになった自分が残しておきたいと思う。
小学四年生のわたしは、中学受験というものをあまり理解していなかった。それまでもたくさん習い事をしていたし、いずれ塾に通うことは聞かされていたからなんとなくそういうものなんだと思っていた。
そして入ったのは、某大手中学受験塾。狙うは日本屈指の名門校。そのために毎日たくさん勉強をした。テストの点数が悪かったら怒られてしまうから、放課後は急いで帰ってすぐに塾に行って、テストが始まるまでずっと机に齧り付いて勉強していた。
小学校での成績はいちばんだった。先生に褒められて嬉しかったし、誇らしかった。友だちにすごいねって言われるたび、私は皆とは違うんだと思っていた。多分、周りを見下していた。世界は私を中心に回っていると思っていた。
同時に、朝学校で友人たちが「昨日は楽しかったね」って笑い合ってる会話についていけないことが悲しかった。前述の通り、当時わたしはだいぶ性格が悪かった。その自覚もそれなりにあって、だからこそ私にも屈託なく「次は一緒に遊ぼうね」と言ってくれる友人たちのことが本当に好きだった。本当に、大好きだった。当時は塾や家が(強制的に)勉強をさせられる場所だったからこそ、余計に。
そして小学六年生になった。
受験勉強が本格化していく。友だちと遊べる日なんて1日もなくて、土日は塾に12時間以上拘束されている。家に帰っても勉強、息抜きといえばご飯を食べながら観るテレビアニメだけ。そんな毎日だった。
でもそれは私だけじゃない。同じ塾に通う子たちもみんなそうだった。テスト中、何度も何度も鉛筆を腕に刺し続けている同級生がいた。テスト中、ずっと髪を抜き続ける同級生がいた。テストの結果が悪かった次の日、大きなもみじ型の跡を頬につけてやって来る同級生がいた。テストの結果が悪かった次の日、当時流行っていたDSを半分に折られた同級生がいた。もう勉強したくないと言って喧嘩になって、そのときいちばん大好きだった漫画をびりびりに破られたことがあった。私の部屋の壁にいくつかの穴があいた。私の部屋の壁が私の足型にへこんだ。生徒を集めた決起集会で、先生が教壇にマイクを投げつけていた。
そのひとつひとつ、すべてが誰も悪くない。何も悪くない。いまの人生への影響なんて、何ひとつない。たぶん皆そう言う。そんなこともあったなあって、しみじみ言うだけと思う。そこに在るのは、ただ、愛だった。
それでも、それでも。たぶん、そのひとつひとつの光景を死ぬまで忘れないと思う。あの時、いつも私はきっと同じ時間、公園で遊んでるのであろう大好きな友人たちのことを思い浮かべていた。目の前で広がる現実を、一歩後ろに下がったような場所で見ていた。なんで私はここにいるんだろう、そんなことをぼんやり考えていた。
そして私はついに我慢ができなくなって、中学受験したくないと親に言った。受験の総本山である夏を乗り越えた、11月のことだった。もちろん大喧嘩になった。このままいけば、確実に志望校に受かる。あと数ヶ月頑張れば終わるのに、ここまでやってきた努力に報いるためにも、あとちょっとだけ頑張ろうと言われた。それでも、当時のわたしはもう限界だった。いちど口に出してしまえば、止まらなかった。友人たちと同じ学校に行きたいし、少しでもみんなと遊びたい。そう思う今が大事なのであって、未来のことも過去のことも、どうだっていい。
そう泣き叫びながら家を飛び出して、塾をサボる日々が始まった。でも遠くに行くのは怖かったから、隣の家との塀の間にずっと隠れていた。屋根と屋根のあいだから見えた突き抜けるような青い空が綺麗だったことを今でも覚えている。当時の私は、自分の意思でもないのに、ここまで苦しい思いをして入る学校に何の意味があるんだろうと思っていた。それは実際、今でも思っている。
ただ昔と違うのは、今の私は、子どもの将来のためにレールを敷くことの大変さも分かるつもりでいる。朝6時に家を出て、夜11時に帰ってくる父親は、そのあと私に勉強を教えてくれていた。土日も、私が家にいるあいだはつきっきりでずっと。社会人になった今、それがどれだけ大変なことだったか、分かるようになった。母親は、塾のお弁当にいつも私が好きな食べ物をたくさん入れてくれていた。成績には厳しいけど、代わりに良い成績を取ったらたくさんたくさん褒めてくれたし、友人たちの誰よりもたくさんの物を買ってもらっていた。服も、本も、文房具も。不自由なんて何ひとつなかった。いつだって私は愛されていた。ずっと、愛しかなかった。でも当時の私は、その愛を目一杯享受して利用しながらも、見ないふりをしていた。
名前欄に自分の名前を書かないこともできたはずだった。でも、しなかった。わたしは名前を書いて、見直しもして、解答用紙を提出した。結果は合格だった。それが確かに自分の意思なのか、既に私の道は最初からまっすぐ一本道しかなかったのかは分からない。でも合格発表のとき、母親と抱き合って泣いた。たぶん、色んな感情があったと思う。こうして私の中学受験は幕を閉じた。
この話を通じて、中学受験の是非を問いたいわけじゃない。ただ、あの日々が健全なものだったとは今も思わない。大好きだった漫画がびりびりになったときに、一緒に破れてしまった何かはきっとあったと思う。私にも、親にも。仄暗い恨みみたいなものも長年消えなくて、中高時代は嫌なことが起こるとすべて親のせいにしてしまっていた。嫌なことが起こるたび、私にレールを敷いたあなたたちのせいだ、とずっとずっと詰っていた。今から思えば、まだ親の責任下にある「子ども」に対して与えられたひとつの逃げ道だったのに。私の言葉は、親をたくさん傷付けていたと思う。その後の大学受験では、わたしが100%自分自身の意思で選んだ進路を一切否定されなかった。そして私は私の意思で、文学部に進学した。ずっとずっと昔はいずれ医学部に行ってほしいということを言っていた親も文学部に賛成してくれた。
中高時代のわたしにとって「勉強」は、小学生時代の苦い記憶と共に在るものだった。閉塞的で、強制的な、苦しいものだった。でも大学で、自分の意思で選んだ学問は楽しくて仕方なかった。そして、不意に思い出した。ずっとずっと昔、まだ塾に入る前の小学校低学年のとき。図鑑や百科事典を読むのが楽しかったこと。いつの間にか、そうしたものが苦しい記憶と結びついて蓋をしていたけれど、たぶんいちばん初めは、わたしも勉強が好きだった。
文学部を卒業して、わたしはずっと夢だった仕事に就いた。他の誰でもない、わたし自身の選択の果てに辿り着いた。そのことを親もずっと喜んでくれていて、今は離れて暮らしているけれど、わたしの仕事を一番応援してくれている。親はめちゃめちゃわたしのことが好きなんだろうなと思う。そうやって私が自分の夢を叶えることができたのは、たぶん親がわたしの選択肢をたくさん増やしてくれたから。その始まりは、中学受験だった。中学受験してなかったら今、夢は叶えられてないかもしれない。だから、わたしはこれで良かった。中学受験が苦しかったことも、たくさん喧嘩したことも、その果てに自由な選択肢を与えられたことも。その過程はきっと健全なもので、まるごとひっくるめて正しかったと思う。でも、それでも。もしいつか自分に子どもができたとしたら、わたしは子どもに中学受験させないと思う。もちろん、本人が自分の意思で中学受験をしたいと言ったらそのときは全力で一緒に頑張るけれど。
中学受験をして得たものはたくさんある。今の私の人生、幸せだから。でも、たくさんたくさん苦しかった中学受験の記憶から救われるには、いまのわたしが幸せになることでしか報われないという意地のようなものも強かった。たぶん中学受験をしていなくても、わたしはわたしの力で、幸せになれてたと思う。もちろん、あくまで空想でしかないけれど。わたしは小学生の頃のわたしが、みんなともっと沢山遊びたかった気持ちをずっと覚えていてあげたい。世間一般から見たらわたしはめちゃめちゃ恵まれていて、小学生時代の悩みなんてたぶん本当に本当にちっぽけで、贅沢すぎる悩みだったのかもしれないけれど。それでも、わたしだけは、覚えていたい。あの日々のなかで見た光景のこと。確かに悲しかった記憶たちのこと。そうすることでしか、あの頃、家と家の隙間で泣いていた自分をひとりぼっちにさせないことができないと思うから。