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はてなキーワード: 情報格差とは

2021-06-30

クソ広告が消えないどころか増える理由を教える

画像広告動画広告テキスト広告も、クソみたいなのが増えて広告憎しとなっているだろうが、広告が憎いお前らがいくら広告を憎んでも絶対にクソ広告は消えないし増えるだけだ。

クソ広告を作りたい奴はいない

意外かもしれないが、俺たちもクソ広告を作りたいわけではない。過去CMでも称賛されるような映像があったように、作品として見ても価値のある広告を作りたいしそういうものを届けたい。

が、そういうものを見て称賛してくれるような文化人は今広告を見てくれない。

多少リテラシーのある人間広告ブロッカーを導入するので広告ブロッカーで消されるような広告はそれらが導入出来ないバカ向けに。多少金があればプレミアム会員になって広告スキップを手に入れるので動画広告はそれが出来ない貧乏人向けに作るのが正解になる。まず見てくれない層向けに作るには間違っているし、そういうクリエイター根性を抜きにしても指標やら数字やらが明らかにその方が効果が高いことを教えてくれる。

広告ブロッカーなんてのはGoogleで『広告 邪魔』とでも検索すればすぐ見つかるような機能なので、その程度の生活改善努力すら出来ないバカ向けコンテンツとしてすぐ痩せるダイエットだとかバカ安く(見える)買えるマンションだとか、つけてるだけで筋肉が増える変なおもちゃ広告がはびこる。これは誰が悪いとかではなく、売れるもんを売れる相手向けに売っている。

スクロールについてくるバナーうざい!だとかも、せかせかまとめサイトをうろついている暇な奴にミスタップをさせたいがために機能していて、ゆっくりスクロールしながら文章を読むやつがタップしてくれるなんて思っていない。暇なやつがタップするのでCTRがよくなり、たまに来てゆっくり文章を読むような元から対して来てくれもしないやつがたまに不快に思おうが、そっち向けに最適化する必要もない。

テレビCMは流すとテレビの前にいる人間全員の目に入る。大学教授だろうが弁護士だろうが日雇いだろうが専業主婦だろうが全員見るので、多少教養が要るような高尚なものを作っても、無教養な奴のそばにいる教養ある人がいいCMだねと褒めてくれて、その価値を無教養な奴も理解してくれる、結果広告として効果が出る。

が、今どき教養があるやつはまず広告ブロックするし金払って広告消すしそれをかいくぐって出しても『広告っぽい』と認知の外に追いやられてしまって見てすらもらえない。なのでどれが広告でどれがコンテンツかの区別もついてないような奴向けに、ピカピカしておっぱいがあってハゲが治るみたいな文字をぐるぐる回してビョンビョンさせるような広告の方が効果がある。

Twitterで『広告うざいよねー』と言っている奴らは結局それらをブロックする手段も見つけられない連中なので、一生そのウザイ広告の客でしかない。

いまどきのイケてる広告

じゃあCMなんかでいい広告を作ってた奴は全員失業して死んだのかというと、いまどきは企業自分宣伝チャンネルを持って自ら情報発信する時代なので、そっちでちゃん顧客向けのいい『作品』を作る仕事をしている。俺とは無縁の世界だが。

もはや広告というのは金を払って見てもらう枠を買っているようでは企業として二流で、一流は自分ファン向けに正しいチャネルで『見に来てもらう』ものになった。

それらの情報を得る手段を持たない無教養な奴らはこれにたどり着けないので、そいつらにとって広告は『クソうざいもの以外ない』し、逆の連中にとって『広告ってなんかおしゃれなPVとか流す奴が増えたよね』の世界になる。

ニンテンドーニンテンドーダイレクトとかいって30分くらいゲームCM流すだけの動画を出してるが、あれを『広告ウザイ』と言っている奴はいない。あそこまで練られたゲーム紹介ショーは稀有だし、そもそもあれを広告だと認知できてる奴も多くない。だが、やってることはまんまテレビCMをつないで30分にしているだけの作品だ。

『全員』向けに広告を作るなら、クソな広告洒落広告もどちらも共存している世界でいられたが、もう広告は全員向けに作る時代ではなくなり、客の属性に応じて最適なものを作るのが正しい時代になった。

デジタルデバイドとか世代間格差とかではなく、客のライフスタイルでクソが届くか作品が届くか決まる。クソを見せられて不快人間気持ち作品を見ている奴には理解できない。作品を見ている奴が作品を褒めていても、クソを見ている奴には届いていないので知らないか理解できない。情報格差ならぬ広告格差だ。

なのでお前がクソ広告がうざったくて日々鬱陶しいなと思っているなら、お前はその広告を見るにふさわしい側の人間だと判断されている自覚をするか、そうでない、作品のような広告を届けるにふさわしい人間になるしかない。

俺は今日もクソ広告を見ながらクソ広告を作っている。はやく作品側へ行きたい。

2021-06-25

ベンチャー企業で働くということ

ベンチャー企業で働いているとよく思うこと、巷でよく言われている事をまとめておく。

カオスを楽しめる人」が向いているとよく言われるベンチャーだが、具体的にどういう状況がカオスなのかを一度見直してみたくて書いた。

ヒアリング対象は主にエンジニアで、多分に主観的です。

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給料が上がらない

会社お金評価制度もないため、こんだけ成果出してるんだから給料上げてみたいな話にそもそもならないし、なっても通らない。創業メンバー業務領域が被らない場合特に大変。

創業メンバーとうまくやれることが大事

評価制度がないため、周りからどう思われるかが一番大事特に創業メンバー個人的つながりのある人(大学の同期など)から構成されている場合情報格差や居心地の悪さなどを抱えないためにもコミュニケーションを密に取るか、もしくは可視化できる圧倒的な成果を出す必要がある。一方で、そういう「お友達的なコミュニケーション」を「風通しの良い会社」と表現するのもまた特徴。

難しいのは、ベンチャー企業創業メンバー活躍している人たちというのは、大企業に不満があって会社を作っていたりすることが多いということ。「自分がやりたいことをやるために」大企業キャリアを捨ててそこにいることがよくあるので、ついていけない人は馴染みづらい。結果として組織としてのあり方について考える人がいることは稀で、縁の下の力持ち的な人はいいか、いてもすぐにやめていくことが多い。これは「マネージャー」のポジションで人を採用し始めたフェーズでもあまり変わらず、初期に「マネージャー」というポジションを作っても、社員モチベーションを上げる事に対する情熱がある人が入ってくることは稀。おそらく今後の市場価値を上げるために組織を作る経験をしてみたいとか、肩書きとかSOみたいな条件面とか、何か自分のためになる他の条件を考えてのことなのだろう。実際に組織が中長期に渡って有機的にワークするよう全体を見ようとする人が現れ始めるのは、人がやめまくって会社が本当に困ったとき

最初10人以内くらいで参画しない限り、SOを期待するとツラい事になりがち

社員1%とかもらえるわけではないので、結局のところどんだけ早くても10年勤めて多くて数千万円もらえるかもらえないかそもそも大半のベンチャー上場しないので、その場合SOは1円にもならない。社内では「監査法人既存投資家と話してる」などそれっぽいことを言っているが、なんやかんや状況が変わらないまま5年が経過みたいなことも普通にある。

長期的な視点犠牲にしたスピード重視

初期であればあるほど事業が流動的なため。

この要素があるために、小さいアプリを作ったり大企業パクリみたいな制度を作ったような初期メンバーものすごく実績を出したように見えることもよくある。本来ベンチャーは小回りが効いて浅く広いスキルを持つ人の方が重宝されやすく、会社が大きくなるにつれて徐々にスキルの深さを持つ人が入社する。特にビジネス職に関しては、大してその職種経験もない社員が、新卒もしくは学生突撃営業雑用っぽいことをやらせて「成長」とか「裁量」とか言ってたり、そういう会社社長クラスの人がミートアップで学生アピールしている風景もよく目にする。

体力勝負になりがち

タスク無限にあり、職種を超えて降ってくる (エンジニア採用イベント企画もやる、バックオフィス業務全般を一人でやるなど)。

言ったもん勝ち

良くいえばチャンスはたくさんある。が、逆に大企業に慣れている人から見ると明らかに間違っていると感じることがすんなり通ることも多い。それをチャンスの模索がゆえの行動だと捉えて賛同できない場合しんどい

また、誰かが会社ビジョンミッションバリューを持ち出して自分意見正当化する場面に少なからず遭遇しがち。結局のところそれらは会社の一体感を醸成するためのものなので、理屈として正しいかどうかは関係なく割と思考停止して周りを納得させるために使われる。結果としてビジョンミッションバリューの意味現場レベルにおいては流動的で、形骸化しがち。

優秀な人が多いわけではない

社員地頭が良いとか優秀とか言ってる会社でも、実際にはそうでもないことがよくある (上述の通り、求められるスキル大企業と異なることも影響しているかもしれない)。優秀云々の前に、ミーティング時間を守れなかったり、準備しないで参加する人もたくさんいる。さらに、多様性とか実力主義とか主張していても、実際には超有名企業出身キラキラした経歴の人を採用するとなるとSlackがざわつき、日頃の言動は憧れの裏返しなのかと思えるほど態度を変えてくる人が見られる場合も多い。結局のところ、ベンチャー企業はいかに社員モチベーションを (低い給料で) 高く保ち続けるか、そういう虚構世界だと考えると色々と辻褄が合う場面がチラホラある。

例えばその会社のコアとなる技術を担っているエンジニアなど、一部のスタープレイヤーがずば抜けている場合などは特にスタープレイヤースタープレイヤーを崇拝する普通の人、みたいな構図になることもある。この場合厄介なのは、「普通の人」が入社した場合業務内容が事業から離れていったり、業務が流動的であるがゆえに本来やりたかたことができなくなったりすることもある。その場合、一度モチベーションを下げてしまうと上げることが難しいのも特徴。組織が小さいため異動などがしづらく、また異動できたとしてもどこのチームでも状況は変わらない場合が多い。

2021-06-14

anond:20210614030948

主だけど

自分都内住み18女なんだけど どんどん丸くなってて親に感謝とかしだして(マジでめちゃくちゃありがたいと思ってる) 自分が(孤児院に居たとか風俗学費稼いでるとか毒親持ちとか田舎に住んでて情報格差ヤバいとかの人と比べて)恵まれ立場人間なんだって自覚して 最近全然死にたいとも思わなくなって このまま恋愛とかして好きな人できて この人の子供がほしいって思ったらって考えると怖い本当に 丸化のストレス死ぬ 今の自分すごい幸せだけど15.6歳の自分が泣いて怒ってる

2021-06-09

anond:20210608130243

ファッションなんて、世代間格差経済格差情報格差と都鄙の格差美的感覚格差容姿格差と……あらゆる格差を燃料に駆動する邪悪な代物なんだから、考えたり関わり合ったりするだけ有害無益で徒労。棘付きショルダー装備してて隣にいると刺さるとかでもない限り、他人がどんな格好しててもいいよ。

リンク先も一応見てみたけど、田舎おっさんみたいでいいじゃん。ああいう格好してても今は問題ないってことだろ(「ああいう格好しないと笑われる」だとしたらきついと感じる人も多々いるだろうが)。

2021-06-02

anond:20210602184553

いきなり話がとんじゃったもんだから、おら着いていけねーけれども、YMOとその周辺が東京という地盤、当時国内で最も豊かだった国外文化との接続から発生したのは確かなんだろうね。

現在でいうとその情報格差が限りなくフラットになっている、が、情報の偏りによる特殊性喪失なんてものもあるかもしれない…。

2021-04-08

anond:20210408005931

ワイはとある会社マネージャーやっているが、増田妻にはこの点を心配した。

今時のマネジメントではインクルーシブが大事とされている。

必要情報格差でもって上位に立つというのは自分に自信のないマネージャーがやりがちな偉そう感を出す手だと思う。

ただ、そういうことをすると上司への不信感が募ったり、部下の疎外感を深めたりして、やる気を失わせ、職を去らせることになるからだめなんだよね。

やる気を失わせたら、部署全体の業績に響くし、職を去らせると採用・育成のコストをもう一度払うことになる。

今回の事案を見て、ほかのマネージャーからも呼ぶべき会議にうっかり呼び忘れたときフォロー結構大変という話を聞いたことを思い出した。

増田妻が優秀な管理職モード増田に接するなら、怒りを受け止め、謝るところだけれど、家族には甘えがあるから、まあ、そうもいかんだろうな。

ちなみに、必要情報格差は人事情報と会計情報ね。

誰がどういう評価になったかマネージャーは知っているが、それを違う社員にべらべら話したりはしないし、インサイダー情報も話せない。

2021-03-12

あの日浜松町で君と出会った

「あの、お話を聞かせて頂けませんか」と断られても無視されても声を掛け続ける彼女

その場には彼女以外にも新聞社やらTV局やらの人たちが居て、皆情報を得ようと片っ端から声をかけていたのだが、スーツ姿の集団は誰一人立ち止まる様子もない。

自分上司である調査役と共に浜松町の駅まで歩き、改札を抜けた所で「もう1社別のところに顔出して帰るから」と言われ上司と別れた。

とりあえず帰社して今日報告書作成しようと思ったのだが、先ほどの彼女のことが何故か気になって仕方がない。

少し時間が経っているしもう居なくなっているかもしれないな…と思いながら先ほどの場所に戻ると彼女はベンチに腰掛け空を見上げていた。

「少しだけならお話を聞かせてあげてもいいですよ」と声を掛けると、彼女は「いいんですか!?お願いします」と頭を下げてきた。

そのとき彼女笑顔は未だに自分脳裏に焼き付いている。

話の発端はそこから更に2年前の5月に遡る。自社取引である企業決算がどうも怪しいらしいという新聞報道が出た。

(以下、企業名は初芝(仮名)と表記します。私が千葉ロッテファンなだけで、ネーミングに一切他意はありません)

当初はまぁちょっとした決算処理の誤りなのかと思っていたが、その後決算公表が2ヶ月程度遅延するという自体になり、そこそこに炎上した。

ただ大幅な下方修正に至ったもののとりあえずは鎮火した…と思われていた。

その後は選択と集中という名のもとに売却出来る事業を次から次へと手放し、事業体制の再構築に着手。

決算事業会社としては過去最大となる数千億円単位赤字を計上したが、ここから再生目指して再スタートをきる…はずであった。

取引先への年末挨拶回りも終え、さあ仕事納めだなと思っていた12月末にとある経済新聞が恐ろしい爆弾をぶっこんできた。

初芝アメリカ子会社1000億円超の減損の恐れ」

そして報道の都度減損額は膨れ上がり、1000億超?⇒3000億超?⇒5000億超?⇒7000億超?と倍々ゲーム様相

これまで初芝管理支店マターであったが、さすがにこれは面倒を見切れないということとなり本部債権管理チームへ移管されることとなった。

絶賛大炎上中のプロジェクトに急遽担当として放り込まれることとなった私は「なぜ自分が火中のクリを…」と嘆きながら作業にとりかかった。

年明け以降私は初芝とのコンタクトをこまめに取ると共に、不定期に開催されるバンクミーティングにも担当として出席した。

ミーティング開催日ともなると、浜松町からスーツ姿の慇懃無礼な人たちがわらわらと本社ビル目指して歩みを進める。

私もその中に混ざりエントランスで受付を済ませると、一番端に臨時に用意されたミーティング参加者専用のエレベーターへと乗り込んだ。

さすが天下の初芝エレベーターだけあってスピードが異常に速く、1階から会議室のある39階まで30秒ほどで到着。

参加者は約200名ほどで、株主総会ばりに最前列を主力3行(メガバンク2行+信託1行)の一同が固めている。

そして議事が進むとこれまた駄目な会社株主総会ばりに初芝側に対する厳しい指摘が飛び交い続けた。

当初1時間の予定であったが、質疑応答が終わることなく続いたため2時間近くたってようやく会合は終了。

その間ひたすら報告書用の議事録を取り続けた私はくたくたになった状態ビルから出ると新聞記者と思しき人たち達が纏わりついてきた。

そしてそこで出会ったのが彼女だった。

本社ビルの前で立ち話をするわけにもいかないので、近くの喫茶店に入り名刺交換をした。

「他社の人たちは大学同級生銀行に居るとかでそのツテで取材してるみたいなんですけど、私は地方国立なのでそんなツテもなくて…」と頼み込まれては断ることも出来ず、私は本日ミーティングでのやりとりを一通り説明した。

「今後も引き続き情報交換お願いしますね」と言われ携帯番号とアドレスを交換した私は報告書作成のため自社へと戻った。

帰りの電車の中ではミーティングが終わったとき疲労感はどこかへ消え去ってしまい、何かデートを終えたあとのような気分になっていた。

その後も初芝炎上は留まるところを知らず、東証の45日ルール無視し二度に渡って決算短信の公表を延期した際のミーティング地獄と化した。

米子会社の減損はいくらなんですか」「2/14には公表します」

「2/14になりましたよ」「減損額は確定したけど監査法人OKしないので決算短信は1ヶ月後になります

「3/14になりましたよ」「決算不正圧力がかけられた可能性があるのでやっぱり公表出来ません」

などという茶番を繰り返した挙げ句ミーティングなので参加行のストレスゲージは完全に振り切れている状態

特に初芝場合取引銀行100行近くあり、直接やりとり出来る主力行とシンジケートローンのみの取引初芝と直接コンタクト出来ない下位行との情報格差があまりに大きい点もストレスを増大させる理由となっていた。

「現時点では決算公表出来ておりませんが、融資取引については引き続きの延長をお願いします」と頭を下げる初芝経営陣。

「あのさあ、こっちは今日このためだけに飛行機乗って九州から来たんだよ、何の説明にもなってないでしょうが!」

「何の判断材料も無しに延長しろって言われてもどう判断したらいいんですか、材料を下さいよ材料を!」

銀行はどこも今月末が決算月なんですよ、御社債務者区分どうしたらいいんですか、引当金をどうやって計算したらいいんですか。御社とちがってうちはちゃんと期限通りに決算しなきゃいけないんですよ!」

から次へと飛び交う罵声

質疑応答開始から1時間経過したところで、初芝の司会担当が「1時間経過しましたので、時間の都合で質問を打ち切らせて頂きます」と言った瞬間、場は更に紛糾した。

「何考えてんだよ、ここお前の会社会議室だろ、なんで時間の都合があるんだよ。この場以上に重要会合あんの?」

「みんな期末で忙しい中わざわざ足運んでるんだ。ちゃんと全部質問に答えろ」「本気で銀行団の同意取り付ける気がある?失礼にもほどがあるわ!

など怒号があちこちから飛び交い、質疑応答時間制限で行われることとなり、最後質問が終わったときには開始から3時間ほどが経過していた。

ミーティング終了後、携帯を見ると彼女から「終わり次第連絡ください」とメールが来ていた。

私は彼女とお店に入り今日の出来事を面白おかしく伝えた。仕事的には一番辛かったが、個人的には一番楽しい時期でもあった。

その後初芝保有する不動産有価証券を全て銀行担保として差入する一方で、保有するメモリ事業ファンドへの売却交渉を進めた。

米国子会社チャプター11申請したり、監査法人意見不表明のままの決算公表したりとなんやかんやありながらも、メモリ子会社の売却は完了初芝はなんとか銀行借入を返済することが出来た。

当社も数十億円ほどあった初芝向け融資を無事に全額回収することができ、私もようやく重い荷を下ろすことが出来た。

いつもは取材からといって彼女に奢ってもらっていたが、今回はお祝いもかねて私が彼女にディナーを奢ろう、そう思い彼女メールを送った。

待ち合わせの時間10分ほど遅れて彼女喫茶店にやってきた。

「すいません、別の取材が入っちゃって。今日はまた何か新しいネタがあるんですか」

「いや、そういうのはないんだけど。うちの債権が無事回収出来たんでお祝いも兼ねてこの後夕飯でもどうかなと思って」

「あ、そうなんですか。でもごめんなさい、今日夜はまた別の件で打ち合わせがあるんで。本当にごめんなさい」

彼女は注文したカフェオレを飲み干すとこれまで本当にありがとうございましたと頭を下げ、そそくさと店を出て行ってしまった。

最初から自分独り相撲だったわけか…。途方に暮れた私は駅までの道をとぼとぼと歩き浜松町山手線に乗った。

電車の中で外を眺めながらこれまでの彼女との会話をずっと思い出していた。もう彼女あんな風に楽しく話すことは二度とない。

「次は鶯谷鶯谷~」 気が付くと電車本来降りるべき駅をとっくに通り過ぎてしまっていた。私はあわてて電車を降りた。

どうせ帰宅したところで何もやる気にならない。仕方なく私は駅前に立ち並ぶラブホテルに入り、デリヘルで気晴らしをしていくことにした。

30分ほど待つと彼女ほどではないものの、若くてかわいい子がやってきたので少しだけ気が紛れた。

部屋の照明を暗くし、彼女の顔を脳裏に思い浮かべた状態で舐めてもらったこともあってあっという間に私は果ててしまった。

ちょっと、イクならイクって言ってよ」と少し咽ながら怒る女の子

私は笑いながらこう答えた。「出すよ出すよって言いながら一向に出さないお客さんよりはマシでしょう」

2021-01-24

anond:20210124135255

定食屋健康的って発想も情報格差というか、文化資本の貧しさによるものかね。 単なる貧乏というよりは、「そういう家で育ってしまった」みたいな。

に対する

どういうこと?

というコメに対する返答に全くなっていないのだがもう少し丁寧に教えてくれ。素直に興味がある。

ハンバーグ定食だろうが焼き魚定食だろうが栄養バランスとしても、外食にしてはそれなりに健康的で定食屋が不健康であるという理由付けになっていなくないか

anond:20210124070221

定食屋健康的って発想も情報格差というか、文化資本の貧しさによるものかね。

単なる貧乏というよりは、「そういう家で育ってしまった」みたいな。

2021-01-20

自分は得意教科だけなら東大生より優秀だと思っているFラン大卒の書いた文章です。



鉄緑会】最強の東大受験!?鉄緑会に入ったパンピーの末路という動画を見た。

素晴らしい動画だった。

おとなになるとたいていのトップランナーのことはつべでわかる時代になったが当時それがなかったか学内模試の成績で勘違いしがちなんよね

野球世界とかでも「名門校にいるとプロになるやつがどんなやつか(自分が今どの時点にいるか)がわかるのがいいよ」なんて話をマスコミ報道で聞けたりするんだけど、

受験場合のものさしがある場所とない場所情報格差デカい。下手すると野球以上にアバウトだったりもする…

もうちょっとややこしいのは発達障害者あるあるとして「ごく一部の科目だけ偏差値が高い」ってのがあるわけですが…これにより受験簡単なのか難しいのか…自分がどの程度なのか余計混乱する。

しか受験には素材型指名なんて概念はないから…自分がどのぐらいできるか、いつ判断するかがね…

まぁ…受験就活で痛い目を見た人間から「どうにかするにはどうしたら良かったのだろう?」というやり直し願望が前はすごい強かったけど…最近はなくなってきたかな。

バランスよく点数が取れるようになっても本質デコボコのままだからもっと早く開き直るのが最適解だったと思うので

ぶっちゃけ開き直ってからのほうがうまく行ってる。

できないことはできない(可能な限りやらない)、できることはできる(どんどん勝負していく)が本質

あとは、どの世界を行くにしても挑戦する回数が大事から自信と体力をつける。

この世の中、裏切らないのは筋肉二次元だけやもん

2020-12-31

anond:20201231104725

頭悪すぎて親が毒すぎて草

けどこれに繋がるものを感じる

自称日本貧困男性女性の言う、日本貧困職業選択について教えてください><

 

まず、職業。親が職業レールを敷いてくれなかった系

文化教育資本の差とか脈々と受け継がれる判断価値基準情報格差の話なんだよ。

たとえば職業選択ならつきあいのあった取引先の人知れず儲かってるとことか上位上流階層仕事に就かせるように仕向けるんだよ。

(anond:20200925015344)

  1. 本当に親が何もかも用意してくれないのなら、高校時代なんなら中学時代からバイト必要になると思う。
    バイトをすれば、自分自身がどのくらいのお金必要なのか、何をしたら幾ら稼げるのか、フツーは意識すると思う。
    意識しなかったのだとしたらそれはむしろなんで?

  2. 環境はある程度用意はしてくれたけどなんやかんや世間から隔離されて育った。あるいは両親の経済感覚世間とズレている。
    そう感じた時点で両親に現時点の生活維持費の額を確認し、 業種/職業別 で得られる給与と照らし合わせなかったのはなんで?

  3. 仕事というのは自分生活必要な額を稼げればそれでいいんだが?
    ただし、生まれ育った家の経済レベルより低い環境で暮らせる反骨精神モリモリの人は殆どいない。
    口ではカッコイイこと言っても、実家より低い経済レベル暮らしている人たちの大半は親から援助受けまくって生活してる。
    平均所得より遥かに上のご実家なら、それなりにお受験必要だし、就活外資海外視野に入れる必要があると思う。
    人は簡単生活レベルは下げられない。

  4. 自分自身判断能力問題が無いのだとしたら、単純に親が毒親だったりしませんか?文化資本経済力以前に

2020-12-11

anond:20201211214709

横だけど是非とも聞きたいわ

元増田ではなく、増田(anond:20201211214709)に言ってるよ

 

自称日本貧困男性女性の言う、日本貧困職業選択について教えてください><

 

まず、職業。親が職業レールを敷いてくれなかった系

文化教育資本の差とか脈々と受け継がれる判断価値基準情報格差の話なんだよ。

たとえば職業選択ならつきあいのあった取引先の人知れず儲かってるとことか上位上流階層仕事に就かせるように仕向けるんだよ。

(anond:20200925015344)

  1. 本当に親が何もかも用意してくれないのなら、高校時代なんなら中学時代からバイト必要になると思う。
    バイトをすれば、自分自身がどのくらいのお金必要なのか、何をしたら幾ら稼げるのか、フツーは意識すると思う。
    意識しなかったのだとしたらそれはむしろなんで?

  2. 環境はある程度用意はしてくれたけどなんやかんや世間から隔離されて育った。あるいは両親の経済感覚世間とズレている。
    そう感じた時点で両親に現時点の生活維持費の額を確認し、 業種/職業別 で得られる給与と照らし合わせなかったのはなんで?

  3. 仕事というのは自分生活必要な額を稼げればそれでいいんだが?
    ただし、生まれ育った家の経済レベルより低い環境で暮らせる反骨精神モリモリの人は殆どいない。
    口ではカッコイイこと言っても、実家より低い経済レベル暮らしている人たちの大半は親から援助受けまくって生活してる。
    平均所得より遥かに上のご実家なら、それなりにお受験必要だし、就活外資海外視野に入れる必要があると思う。
    人は簡単生活レベルは下げられない。

  4. 自分自身判断能力問題が無いのだとしたら、単純に親が毒親だったりしませんか?文化資本経済力以前に

 

 

次に貧困そもそも貧困ってなに?

一応、世帯所得がその国の等価可処分所得中央値の半分に満たない人々(相対的貧困率)」かいう謎の指標がある

個人的相対的貧困率には2つの問題があると思っていて、

 

  1. そもそも論:
    相対的貧困率は国が豊かになればなるほど増えるじゃん?それって別に貧困じゃないよね?

  2. 住んでる地域と見えない財産によって一概に言えないのでは?
    OK、衛生的で文化的ではあっても、住む地域によってはこの収入ではスーパーで買い物すらまともに出来ないは確かにあるよね?

    そうすると今度は逆に「世帯所得がその国の等価可処分所得中央値の半分に満たない人々」という指標は厳しすぎやしないだろうか?
    サンフランシスコなんか周辺物価に合わせて年収1000万以下は貧困認定とわちゃわちゃやってたじゃん?

    えっ?日本でも級地制度はある?確かにありはするけど、 新宿区ですら最低生活費が約12~13万円の設定だし、
    これ相当計画的手続きを進めないと生活保護の支給開始前に宿無しになりますよね?
    えっ?1級地に住める人は現在は休養が必要だとしてもそれなりにスキルのある労働者のはずで休養後に仕事を選ばなきゃ仕事があるはず?
    スキル労働者地価が高いところに住むのがいけない?

    OK、1級地に住んでいる人たちはとりあえずそれでよしとするとしても、それ以外の等級地域の人たちは?

    かに家賃東京などの1級地に比べりゃ安い。だがインフラ脆弱電車が無いかあっても本数が少なく、バス不採算で廃路、通勤通学に車が必要で、
    実際この平成・令和の時代において、会社通勤が出来ない、高校に通えないから諦める、そんなことが起きちゃってるんだが?
    それに雪だって降るし積もるぜ?
    えっ?リモートワークを頑張ろうよ???それが適応できるレベルスキルがある労働者ならそもそも等級の低い地域で困窮したりしませんよね?

    世帯所得がその国の等価可処分所得中央値の半分に満たない人々」指標等級低い地域でも厳しすぎ、
    しかし逆に一部の人たちにとっては緩すぎだ。いわゆる見えない数値化できない財産を持つ人たちがいる。
    頼りになる親類、友人、農業技術DIY技術学歴 (税知識・法知識マーケ知識語学など)ほか、
    所得としての数値には現れないが、あらゆるもの金銭の発生をゼロに、あるいは超低コストに抑えることができる人たち。
    彼・彼女らは選択的にその生活を送っており、なおかつなんら困窮しておらず、どう考えても貧困じゃ無いですよね???

    相対的貧困率って一体なんのためにある指標なんですかね???

 

 

さて冒頭に戻るんですけど、純粋に疑問。

日本職業選択自称貧困って具体的にはどういうイメージの話をしているの???????????

2020-11-01

anond:20201101001331

親が低学歴地方在住で教育に恵まれない子ども、親が教育虐待精神病子どもはどうする?

 

上記毒親云々では論外過ぎたので増田を分けたがこれに答えてね

 

 

自称日本貧困男性女性の言う、日本貧困職業選択について教えてください><

 

まず、職業。親が職業レールを敷いてくれなかった系

文化教育資本の差とか脈々と受け継がれる判断価値基準情報格差の話なんだよ。

たとえば職業選択ならつきあいのあった取引先の人知れず儲かってるとことか上位上流階層仕事に就かせるように仕向けるんだよ。

(anond:20200925015344)

  1. 本当に親が何もかも用意してくれないのなら、高校時代なんなら中学時代からバイト必要になると思う。
    バイトをすれば、自分自身がどのくらいのお金必要なのか、何をしたら幾ら稼げるのか、フツーは意識すると思う。
    意識しなかったのだとしたらそれはむしろなんで?

  2. 環境はある程度用意はしてくれたけどなんやかんや世間から隔離されて育った。あるいは両親の経済感覚世間とズレている。
    そう感じた時点で両親に現時点の生活維持費の額を確認し、 業種/職業別 で得られる給与と照らし合わせなかったのはなんで?

  3. 仕事というのは自分生活必要な額を稼げればそれでいいんだが?
    ただし、生まれ育った家の経済レベルより低い環境で暮らせる反骨精神モリモリの人は殆どいない。
    口ではカッコイイこと言っても、実家より低い経済レベル暮らしている人たちの大半は親から援助受けまくって生活してる。
    平均所得より遥かに上のご実家なら、それなりにお受験必要だし、就活外資海外視野に入れる必要があると思う。
    人は簡単生活レベルは下げられない。

  4. 自分自身判断能力問題が無いのだとしたら、単純に親が毒親だったりしませんか?文化資本経済力以前に

 

 

次に貧困そもそも貧困ってなに?

一応、世帯所得がその国の等価可処分所得中央値の半分に満たない人々(相対的貧困率)」かいう謎の指標がある

個人的相対的貧困率には2つの問題があると思っていて、

 

  1. そもそも論:
    相対的貧困率は国が豊かになればなるほど増えるじゃん?それって別に貧困じゃないよね?

  2. 住んでる地域と見えない財産によって一概に言えないのでは?
    OK、衛生的で文化的ではあっても、住む地域によってはこの収入ではスーパーで買い物すらまともに出来ないは確かにあるよね?

    そうすると今度は逆に「世帯所得がその国の等価可処分所得中央値の半分に満たない人々」という指標は厳しすぎやしないだろうか?
    サンフランシスコなんか周辺物価に合わせて年収1000万以下は貧困認定とわちゃわちゃやってたじゃん?

    えっ?日本でも級地制度はある?確かにありはするけど、 新宿区ですら最低生活費が約12~13万円の設定だし、
    これ相当計画的手続きを進めないと生活保護の支給開始前に宿無しになりますよね?
    えっ?1級地に住める人は現在は休養が必要だとしてもそれなりにスキルのある労働者のはずで休養後に仕事を選ばなきゃ仕事があるはず?
    スキル労働者地価が高いところに住むのがいけない?

    OK、1級地に住んでいる人たちはとりあえずそれでよしとするとしても、それ以外の等級地域の人たちは?

    かに家賃東京などの1級地に比べりゃ安い。だがインフラ脆弱電車が無いかあっても本数が少なく、バス不採算で廃路、通勤通学に車が必要で、
    実際この平成・令和の時代において、会社通勤が出来ない、高校に通えないから諦める、そんなことが起きちゃってるんだが?
    それに雪だって降るし積もるぜ?
    えっ?リモートワークを頑張ろうよ???それが適応できるレベルスキルがある労働者ならそもそも等級の低い地域で困窮したりしませんよね?

    世帯所得がその国の等価可処分所得中央値の半分に満たない人々」指標等級低い地域でも厳しすぎ、
    しかし逆に一部の人たちにとっては緩すぎだ。いわゆる見えない数値化できない財産を持つ人たちがいる。
    頼りになる親類、友人、農業技術DIY技術学歴 (税知識・法知識マーケ知識語学など)ほか、
    所得としての数値には現れないが、あらゆるもの金銭の発生をゼロに、あるいは超低コストに抑えることができる人たち。
    彼・彼女らは選択的にその生活を送っており、なおかつなんら困窮しておらず、どう考えても貧困じゃ無いですよね???

    相対的貧困率って一体なんのためにある指標なんですかね???

 

 

さて冒頭に戻るんですけど、純粋に疑問。

日本職業選択自称貧困って具体的にはどういうイメージの話をしているの???????????

2020-10-31

anond:20201031145526

自称日本貧困男性の言う、日本貧困職業選択について教えてください><

 

まず、職業。親が職業レールを敷いてくれなかった系

文化教育資本の差とか脈々と受け継がれる判断価値基準情報格差の話なんだよ。

たとえば職業選択ならつきあいのあった取引先の人知れず儲かってるとことか上位上流階層仕事に就かせるように仕向けるんだよ。

(anond:20200925015344)

  1. 本当に親が何もかも用意してくれないのなら、高校時代なんなら中学時代からバイト必要になると思う。
    バイトをすれば、自分自身がどのくらいのお金必要なのか、何をしたら幾ら稼げるのか、フツーは意識すると思う。
    意識しなかったのだとしたらそれはむしろなんで?

  2. 環境はある程度用意はしてくれたけどなんやかんや世間から隔離されて育った。あるいは両親の経済感覚世間とズレている。
    そう感じた時点で両親に現時点の生活維持費の額を確認し、 業種/職業別 で得られる給与と照らし合わせなかったのはなんで?

  3. 仕事というのは自分生活必要な額を稼げればそれでいいんだが?
    ただし、生まれ育った家の経済レベルより低い環境で暮らせる反骨精神モリモリの人は殆どいない。
    口ではカッコイイこと言っても、実家より低い経済レベル暮らしている人たちの大半は親から援助受けまくって生活してる。
    平均所得より遥かに上のご実家なら、それなりにお受験必要だし、就活外資海外視野に入れる必要があると思う。
    人は簡単生活レベルは下げられない。

  4. 自分自身判断能力問題が無いのだとしたら、単純に親が毒親だったりしませんか?文化資本経済力以前に

 

 

次に貧困そもそも貧困ってなに?

一応、世帯所得がその国の等価可処分所得中央値の半分に満たない人々(相対的貧困率)」かいう謎の指標がある

個人的相対的貧困率には2つの問題があると思っていて、

 

  1. そもそも論:
    相対的貧困率は国が豊かになればなるほど増えるじゃん?それって別に貧困じゃないよね?

  2. 住んでる地域と見えない財産によって一概に言えないのでは?
    OK、衛生的で文化的ではあっても、住む地域によってはこの収入ではスーパーで買い物すらまともに出来ないは確かにあるよね?

    そうすると今度は逆に「世帯所得がその国の等価可処分所得中央値の半分に満たない人々」という指標は厳しすぎやしないだろうか?
    サンフランシスコなんか周辺物価に合わせて年収1000万以下は貧困認定とわちゃわちゃやってたじゃん?

    えっ?日本でも級地制度はある?確かにありはするけど、 新宿区ですら最低生活費が約12~13万円の設定だし、
    これ相当計画的手続きを進めないと生活保護の支給開始前に宿無しになりますよね?
    えっ?1級地に住める人は現在は休養が必要だとしてもそれなりにスキルのある労働者のはずで休養後に仕事を選ばなきゃ仕事があるはず?
    スキル労働者地価が高いところに住むのがいけない?

    OK、1級地に住んでいる人たちはとりあえずそれでよしとするとしても、それ以外の等級地域の人たちは?

    かに家賃東京などの1級地に比べりゃ安い。だがインフラ脆弱電車が無いかあっても本数が少なく、バス不採算で廃路、通勤通学に車が必要で、
    実際この平成・令和の時代において、会社通勤が出来ない、高校に通えないから諦める、そんなことが起きちゃってるんだが?
    それに雪だって降るし積もるぜ?
    えっ?リモートワークを頑張ろうよ???それが適応できるレベルスキルがある労働者ならそもそも等級の低い地域で困窮したりしませんよね?

    世帯所得がその国の等価可処分所得中央値の半分に満たない人々」指標等級低い地域でも厳しすぎ、
    しかし逆に一部の人たちにとっては緩すぎだ。いわゆる見えない数値化できない財産を持つ人たちがいる。
    頼りになる親類、友人、農業技術DIY技術学歴 (税知識・法知識マーケ知識語学など)ほか、
    所得としての数値には現れないが、あらゆるもの金銭の発生をゼロに、あるいは超低コストに抑えることができる人たち。
    彼・彼女らは選択的にその生活を送っており、なおかつなんら困窮しておらず、どう考えても貧困じゃ無いですよね???

    相対的貧困率って一体なんのためにある指標なんですかね???

 

 

さて冒頭に戻るんですけど、純粋に疑問。

日本職業選択自称貧困って具体的にはどういうイメージの話をしているの???????????

2020-10-26

日本から捨てられた土地で生まれ

この話をフィクションと思われてもいい。嘘松認定されてもいい。誰かの目に触れるだけで嬉しいから。

私は北国の相当の田舎で生まれた。コンビニも車がなければ行けない場所にあるようなところだ。当然電車なんて走っていない。ファミレスもないし、地方都市象徴と言われているイオンなんてものはない。地方都市とも言えない部類の地域だった。

私は小さい頃から勉強ができた。少なくても幼稚園の頃にはひらがなはかけたし、繰り上がりの足し算も誰にも教えられずにできた。漢字は一度見たらすぐに覚えた。だから読んでいた物語に出てくるような高学年向けの漢字も2、3年生の頃には書くことはできた。周りがなぜ同じようにできなかったか理解できなかった。

そんな私を親も当然理解できなかった。周りの大人は中卒と高卒しかいなかった。学校を出れば男は工場だの大工だの漁師だの農家だのになるもの、女はさっさと結婚して子供を2、3人は生むのが当たり前で、勉強なんてする必要のないものだった。スーツを着る仕事といえば役場の人か車のセールスマンぐらいだった。親も親戚も半分高卒もう半分は中卒という環境だったから、私は突然変異のなにかだったのだろう。私が勉強ができることを何か嫌な目で見ていた。私は親から勉強をしているところを見られるのが嫌で家で勉強をすることが全くできなかった。

家にはパソコンが無かった。インターネットも当然なかった。私の情報手段テレビ新聞学校図書室だけだった。町には本屋もなかった。

私は決して学校勉強から遅れることはなかった。地元中学校から高校に進学するにあたっては、地元に一つある高校ではあまり偏差値が違いすぎたため、バス電車を乗り継いだ地方都市にある校区の最上位高に進学することになった。通学時間は片道2時間以上かかる場所にあった。私の中学校からそこに進学する生徒は数年ぶりだったらしい。交通費がそれなりに掛かる場所にあったが、親は文句一つ言わずお金を出してくれた。ものすごく感謝している。

あと、高校進学とともにスマートフォンが手に入った。ただ、当時スマートフォンを使っている人など一人としていなかった。都会では当たり前だったけど、田舎にはそんなものがなかった。私はインターネットをするためにどうしても必要だった。ガラケーでいいと主張する親をどうにかなだめて、スマートフォンを買ってもらった。iPhoneなどではなく、Androidポンコツだったが、インターネットにつながるというだけで私には十分すぎるものだった。町の中で完結していた私の世界が急に広がった。Twitterを初めてオバマ大統領アカウントフォローした時には、テレビ新聞世界を飛び出した自分が誇らしい気持ちになった。ただ、Twitterでは痛い発言をして、炎上というほどではないクソリプをもらって恥ずかしくなってアカウントを消すという10代の恥ずかしいことも経験した。

同時に高校では人間関係も様変わりした。周りの子たちはよく勉強をよくやっていた。そこで初めて予習復習の必要性を知った。教科書にかかれていることだけやっていては不十分だということだった。大学受験ではそれ以上の問題が出てくるという。私は教科書は一度読めば覚えるものだったので、まともに勉強したことがなく、それだけでは点数が取れない、という経験を初めてやった。参考書も初めて買った。高校があった街は私の住んでいたところよりは何十倍も都会と呼べるところだが、いわゆる地方都市の一つで本屋さんはショッピングモールに一つあるだけだった。私は午後6時にはその街をでないと家に帰れないので、学校が終わっての僅かな時間本屋に向かい、そこで少ないお金で買える参考書立ち読みしながら一つ選んで繰り返し繰り返し勉強した。何冊も買う余裕はなかったし、予備校に通うような時間もなかった。また私は乗り物酔いをしやすいので電車ではともかくバスでは本を読めず、スマートフォン参考書自分朗読した音声を吹き込んでそれを聞いて覚えるようにした。

その後私は大学受験をする。私の地元にはそんなことをする人は誰もいない。私の親は大学受験することは認めたが国公立大学限定した。仕送り必要だし、お金がないからだ。奨学金だって借りる必要がある。私はどうしても東京に行きたかった。東京じゃなくても東京に近い横浜でも千葉でも埼玉でもどこでも良かったが、とにかく都会に住みたかった。田舎の何もなさにうんざりしていた。私は映画が好きだったが、映画というのはテレビしか見れないものだった。運良く私の家はBS契約してくれていたのでNHK BSでやっている昔の名作などを録画しては見ることができたが、面白そうな新作映画テレビYoutube予告編しか見れないものだった。アカデミー賞カンヌを取るような映画は大抵東京最初にやって、その後に地方に回ってくるが、それも大都市限定される。私の住んでいたところはツタヤもなかったのでレンタルすらできなかった。私の憧れは渋谷ミニシアターヨーロッパのどこかの映画を公開初日に見に行くことだった。今思えばそんなつまらない理由だったが、東京に住むという強いモチベーションになった。また、東京には私のような地方から出てきた学生優遇してくれる寮もあった。一人暮らしなんて贅沢はとても言えなかった。

私はどうにか大学受験をして東京とある国立大学に進学することができた。親は私の入学式に出るために人生で2度目の東京の土を踏んだ。私がそんな都会で暮らすことに不安を覚えたらしいが、進む大学も住むところも何もかもすべてを一人で決めてきた私に言えることなど何もなかった。私は親の手には負えない存在だった。

初めての東京に私は圧倒されることになる。一番驚いたのは電車だった。SUICAや本数のことではない。広告の多さだった。駅も電車内も外も広告で満たされている。歩いているだけで色んな情報が入ってくる。私が子供ときに見ていた日曜日昼の番組中吊り大賞などというのがあって週刊誌記事を色々取り上げていたけど、中吊りというものが何だったのかを恥ずかしながらそこで初めて知ったのだった。とき週刊誌卑猥コピー小学生の頭の上で揺れているのにも衝撃を受けた。電車で立っているだけで世の中のことについて情報が入ってくる。それが東京最初に印象に残ったことだ。

私はよくありがちな大学生としてサークル活動も始める。そのサークルインカレでいろんな大学の人とつながることになった。私の出身地のことを話しても誰も知らなかったので、自己紹介では東京から私の町までどうやって行くのかを話すのがつかみとして大いに受けた。

そこである東大慶応学生たちと出会たことが、私の人生そして性格にも極めて大きな影響を与えることになった。お互いの情報交換をするなかで家庭の話になった。私の父は町の工場で働いていた。トヨタなどの大企業ではなく、ただの町工場従業員として何十年も変わらない仕事をしていた。それを話す私のことを動物園の珍しい爬虫類を眺めるような、そんな目でみんなは見ていた。そんな人は誰一人としていなかったからだ。ある男の親は商社マンだった。私が「商社ってなんですか?」と聞いたら何言ってるんだこいつ?って明らかに馬鹿にされたような顔をされた。私は三菱商事三井物産を知らなかった。三菱といえば車か銀行だった。三井遊園地だった。またある女の親はファンドマネージャーで、別の女の親は広告代理店、ある男は外資系企業渡り歩いているらしかった。全員都内実家があった。

私は、自分と彼らの家庭環境のあまり格差の違いを見せつけられる事になった。最大の違いは勉強する目的だった。何を勉強するとどのような仕事につくことができるのか、そのためにはどんな資格を取る必要があるのか、その仕事につけばどれぐらいの年収が得られて、どこでどんな生活ができるのか、それらを彼らは親や親族仕事から知っていたのだ。私はテストで点を取る以上の目的がなかった。テストで点数を取れればこれぐらいの高校大学に行ける、それ以上の意味がなかった。さっき書いたが親兄弟を含めて全員中卒か高卒なので勉強をすること仕事というのはほとんど無関係と言ってよかった。せいぜい工業高校で乙4を取れば、ガソリンスタンド仕事ができるぐらいの意味しかなかった。私は大学に入って、彼らと知り合うことで、大学によってその後の人生が大きく変わることを知ったのだ。

他にもある。勉強する環境だった。彼らは小学校から塾に通って勉強をして私立中高校の一貫校に行っていた。私は中学受験というものも知らなかった。そして中高一貫校では高校1年生などで高校カリキュラムを終え、その後の2年間で大学受験勉強をひたすらにするということも知らなかった。更に学校帰りには予備校に行き、夜遅くまで勉強をするのだという。私は興味があって、知り合った一人から予備校テキストを見せてもらった。そのテキストは私が受験勉強で解けなかった問題を非常にわかやす説明していた。こんなテキストは私の手に届く場所にあった本屋にもなかった。そのテキストを読んだときに私は涙をこぼしてしまった。彼は動揺していた。私は気づいてしまったのだ。

私は東京に生まれて彼らと同じ環境にいれば東大合格できた。

私にとって東大というのは雲の上で超天才がいく学校という印象だった。東大過去問を一度やってみたことがあるが、ほとんど解けなかった。それは私が頭が悪いからだとずっと思っていた。まあ、国公立大学に入れるぐらいなんだからそれでいいよね、というのが私の自分への評価だった。でも違ったのだ。私は勉強をするにはあまりに彼らと環境が違いすぎていた。勉強する友人にも小学校のうちからまれていた。誰も勉強ができることをバカにしたりはしない。親も勉強への投資を惜しまない。彼らが望まなくても英語勉強のために夏休みカナダ語学留学をさせて、ネイティブ発音などを身に着けさせていた。私は英語勉強が好きだったが、流暢な発音馬鹿にされるものであり、英語などは隠れて勉強していた。小さな声でMP3ダウンロードした英語スピーチを繰り返していた私とは違った。彼らは圧倒的重課金と、息をするだけで情報が入ってくる恵まれ環境により、私よりも進んでいただけだった。私が布の服と木の棒で戦っている間に彼らはトマホークミサイルを連発して、敵を木っ端微塵にしていたのだ。

私は自分人生を激しく呪うことになる。生まれ場所が違うだけで、家庭が違うだけでなぜここまでの差をつけられなければいけないのか。彼らは別に頭がいいわけじゃないが、環境だけで私よりもずっと高い学歴を獲得していた。それが悔しくて仕方なかった。私が入った大学別に悪い大学ではない。学歴としては十分に評価されるところだ。でも私は環境さえよければもっと上に行けたのだと。

私はショックだったが、私が住んでいたのは寮だったので部屋に一人で閉じこもって泣き崩れることもできない。私は一人でどんどん悪い考えに蝕まれていった。そして一つの結論に達する。私の住んでいた町は日本から捨てられた土地なのだと。

私が出会った家庭環境に恵まれた彼らは手に入れた学歴武器にこの後は一流企業就職したり官僚になったりするだろう。日本というのは東京大阪に住む一部の裕福な家庭から出てくる人たちで回せるのだと。私のようなど田舎に住んでいる人間そもそもいらないのだと。だから勉強する環境手段も与えられることはない。だから黙って地元で油にまみれて仕事をするか、子供をぽこぽこ産めと。

私が大学卒業した後の話だが、昨年文部科学大臣大学試験について「地方学生はそれなりに」といった発言をして相当問題になった。あれは政府本質なのだと思う。東京に住んでいる人間だけで日本は十分なのだ地方土地以上の価値はないのだ。今地方はどんどん衰退していっている。政府は口先では地方創生などと口走るが、実際はただただ衰退しているだけである高齢化が進む町にだって子供はいる。彼らを救う手段を国が与えたことがあっただろうか。

また、インターネットがあればどこにいたって勉強ができるという発言もよく聞く。あれは戯言だ。東京で使うインターネット地方で使うインターネットはまるで別物であるインターネットを使いこなすためにはまず存在をしらなくてはいけない。例えばPCプログラミングというもの存在を私の田舎認識することは極めて困難である。ただ、都会に住んでいれば、今となっては子供プログラミング教室などに通って小さいころからそういうもの存在を知ることができる。あるいはさっき書いた駅の中吊り広告だっていい。色んな情報が目に入るのだ。田舎では色んな情報存在を知る事もできない。そのような情報格差がある状態インターネットを使ったところで、格差が開く一方なのは容易に想像がつく。インターネットがあれば壁を超えられるというのは、何もわかっていない持っている立場人間発言に過ぎない。孫正義が優秀な子供奨学金を与えたりしているけど、田舎の子供は目立つ手段も知らなければ、そういう行動も取ることができない。結局ああいうので評価されるのは都会で恵まれた親からまれ子供だけである田舎の頭がいいだけで何も知らない子供はただだた埋もれていくだけだ。

話が脱線してしまったのでもとに戻す。

私は田舎を飛び出して東京まで来てしまった。田舎に私を受け入れる場所はどこにも残ってはいない。そして東京にも私が必要とされている場所はない。私のような田舎もの必要とする会社があるのだろうか。私は結婚をすることができるのだろうか。私は鬱々とした気持ちを抱えながらも、彼らに負けたくないと勉強に励むことに大学時代を費やした。奨学金も借りたしバイトもした。得たお金で高い専門書を買って、もとを取るように読みまくった。英語勉強も授業以上に独学でやった。ただ、海外に行ったのは一人でいった卒業旅行の一回だけで、そのときは非英語圏を選んだ。英語は今のところ仕事では役に立たないけど、日常生活での情報収集には役立っている。

とにかく必死だった。帰る場所必要とされる場所もないのであれば、自分で作るしかないのだと。そうがんばれたことが私にとって一番幸運だったということが今ならわかる。あのとき挫折して、引きこもりになっていたかもしれない。もしかしてテロリストのようになっていたかもしれない。あるいは当選の見込みがない政治家を目指そうとしてたかもしれない。そのどれにもならず、今私は社会人としてそれなりのお金を貰えるようになった。ただ、そのお金奨学金の返済を行っている。東京に生まれた人々は奨学金を返す必要もなく入ったお金自由に使って遊んでいるのだろう。私はまだ過去日本が課した呪縛から逃れられていない。

こんな意味のない文章を長々と書いてしまった。ここまで書いてしまったので誰かにまれたらいいと思うけど、おそらく増田の早いタイムラインの中で埋もれてしまう。私が日本が見捨てた小さな田舎で誰にも気づかれることもなく勉強をしていたときのように消えていく運命だと思う。でも書かずにはいられなかったし、誰かの目に止まって嘘松認定いいねの一つでもしてもらえたら、田舎でもがいていた中学生だった頃の私の自尊心が少しでも満たされるかもしれない。

追記1

めでたく嘘認定されたので、ちょっと補足しますね。今は業務休憩中。

高校には社長の息子とか医者ゴロゴロいたでしょって話について。

同級生にいたのは板金塗装屋の社長の子はいたよ。社長はそれぐらい。医者はいなかった。そういうお金持ちの子もっと都会の私立学校にいくのでは?うちは公立だったし。東京と違って地方公立の方がレベルが高いので。

同級生でいい家って言えば市役所の人。これは間違いない。あと警察官とか? 大手企業で働くお家とか? そういえば市議会議員の子もいたのを思い出した。つながり殆どなかったけど。

友達床屋さんの子どもとか、どっかの工場で働く人とかが多かったです。

でもみんなよく勉強してました。

同級生殆ど地元を出たはず。みんなどうしているんだろう。繋がりが切れてしまったので分からないので、あまりわかりませんが、facebook検索したときインターネット系の大手で働いている人はいました。

追記2

追記を書きました。

https://anond.hatelabo.jp/20201027203138

2020-09-28

anond:20200928202640

その前に貧困職業選択について定義しようぜ

 

まず、職業。よくある親が職業レールを敷いてくれなかった系

文化教育資本の差とか脈々と受け継がれる判断価値基準情報格差の話なんだよ。

たとえば職業選択ならつきあいのあった取引先の人知れず儲かってるとことか上位上流階層仕事に就かせるように仕向けるんだよ。

(anond:20200925015344)

  1. 本当に親が何もかも用意してくれないのなら、高校時代なんなら中学時代からバイト必要になると思う。
    バイトをすれば、自分自身がどのくらいのお金必要なのか、何をしたら幾ら稼げるのか、フツーは意識すると思う。
    意識しなかったのだとしたらそれはむしろなんで?

  2. 環境はある程度用意はしてくれたけどなんやかんや世間から隔離されて育った。あるいは両親の経済感覚世間とズレている。
    そう感じた時点で両親に現時点の生活維持費の額を確認し、 業種/職業別 で得られる給与と照らし合わせなかったのはなんで?

  3. 仕事というのは自分生活必要な額を稼げればそれでいいんだが?
    ただし、生まれ育った家の経済レベルより低い環境で暮らせる反骨精神モリモリの人は殆どいない。
    口ではカッコイイこと言っても、実家より低い経済レベル暮らしている人たちの大半は親から援助受けまくって生活してる。
    平均所得より遥かに上のご実家なら、それなりにお受験必要だし、就活外資海外視野に入れる必要があると思う。
    人は簡単生活レベルは下げられない。

  4. 自分自身判断能力問題が無いのだとしたら、単純に親が毒親だったりしませんか?文化資本経済力以前に

 

 

次に貧困そもそも貧困ってなに?

一応、世帯所得がその国の等価可処分所得中央値の半分に満たない人々(相対的貧困率)」かいう謎の指標がある

個人的相対的貧困率には2つの問題があると思っていて、

 

  1. そもそも論:
    相対的貧困率は国が豊かになればなるほど増えるじゃん?それって別に貧困じゃないよね?

  2. 住んでる地域と見えない財産によって一概に言えないのでは?
    OK、衛生的で文化的ではあっても、住む地域によってはこの収入ではスーパーで買い物すらまともに出来ないは確かにあるよね?

    そうすると今度は逆に「世帯所得がその国の等価可処分所得中央値の半分に満たない人々」という指標は厳しすぎやしないだろうか?
    サンフランシスコなんか周辺物価に合わせて年収1000万以下は貧困認定とわちゃわちゃやってたじゃん?

    えっ?日本でも級地制度はある?確かにありはするけど、 新宿区ですら最低生活費が約12~13万円の設定だし、
    これ相当計画的手続きを進めないと生活保護の支給開始前に宿無しになりますよね?
    えっ?1級地に住める人は現在は休養が必要だとしてもそれなりにスキルのある労働者のはずで休養後に仕事を選ばなきゃ仕事があるはず?
    スキル労働者地価が高いところに住むのがいけない?

    OK、1級地に住んでいる人たちはとりあえずそれでよしとするとしても、それ以外の等級地域の人たちは?

    かに家賃東京などの1級地に比べりゃ安い。だがインフラ脆弱電車が無いかあっても本数が少なく、バス不採算で廃路、通勤通学に車が必要で、
    実際この平成・令和の時代において、会社通勤が出来ない、高校に通えないから諦める、そんなことが起きちゃってるんだが?
    それに雪だって降るし積もるぜ?
    えっ?リモートワークを頑張ろうよ???それが適応できるレベルスキルがある労働者ならそもそも等級の低い地域で困窮したりしませんよね?

    世帯所得がその国の等価可処分所得中央値の半分に満たない人々」指標等級低い地域でも厳しすぎ、
    しかし逆に一部の人たちにとっては緩すぎだ。いわゆる見えない数値化できない財産を持つ人たちがいる。
    頼りになる親類、友人、農業技術DIY技術学歴 (税知識・法知識マーケ知識語学など)ほか、
    所得としての数値には現れないが、あらゆるもの金銭の発生をゼロに、あるいは超低コストに抑えることができる人たち。
    彼・彼女らは選択的にその生活を送っており、なおかつなんら困窮しておらず、どう考えても貧困じゃ無いですよね???

    相対的貧困率って一体なんのためにある指標なんですかね???

 

 

さて冒頭に戻るんですけど、日本職業選択自称貧困って具体的にはどんなイメージ???

先に定義しておこうぜ

2020-09-25

anond:20200925201625

自称日本貧困男性のいう日本貧困職業選択について教えてください><

 

まず、職業。親が職業レールを敷いてくれなかった系

文化教育資本の差とか脈々と受け継がれる判断価値基準情報格差の話なんだよ。

たとえば職業選択ならつきあいのあった取引先の人知れず儲かってるとことか上位上流階層仕事に就かせるように仕向けるんだよ。

(anond:20200925015344)

  1. 本当に親が何もかも用意してくれないのなら、高校時代なんなら中学時代からバイト必要になると思う。
    バイトをすれば、自分自身がどのくらいのお金必要なのか、何をしたら幾ら稼げるのか、フツーは意識すると思う。
    意識しなかったのだとしたらそれはむしろなんで?

  2. 環境はある程度用意はしてくれたけどなんやかんや世間から隔離されて育った。あるいは両親の経済感覚世間とズレている。
    そう感じた時点で両親に現時点の生活維持費の額を確認し、 業種/職業別 で得られる給与と照らし合わせなかったのはなんで?

  3. 仕事というのは自分生活必要な額を稼げればそれでいいんだが?
    ただし、生まれ育った家の経済レベルより低い環境で暮らせる反骨精神モリモリの人は殆どいない。
    口ではカッコイイこと言っても、実家より低い経済レベル暮らしている人たちの大半は親から援助受けまくって生活してる。
    平均所得より遥かに上のご実家なら、それなりにお受験必要だし、就活外資海外視野に入れる必要があると思う。
    人は簡単生活レベルは下げられない。

  4. 自分自身判断能力問題が無いのだとしたら、単純に親が毒親だったりしませんか?文化資本経済力以前に

 

 

次に貧困そもそも貧困ってなに?

一応、世帯所得がその国の等価可処分所得中央値の半分に満たない人々(相対的貧困率)」かいう謎の指標がある

個人的相対的貧困率には2つの問題があると思っていて、

 

  1. そもそも論:
    相対的貧困率は国が豊かになればなるほど増えるじゃん?それって別に貧困じゃないよね?

  2. 住んでる地域と見えない財産によって一概に言えないのでは?
    OK、衛生的で文化的ではあっても、住む地域によってはこの収入ではスーパーで買い物すらまともに出来ないは確かにあるよね?

    そうすると今度は逆に「世帯所得がその国の等価可処分所得中央値の半分に満たない人々」という指標は厳しすぎやしないだろうか?
    サンフランシスコなんか周辺物価に合わせて年収1000万以下は貧困認定とわちゃわちゃやってたじゃん?

    えっ?日本でも級地制度はある?確かにありはするけど、 新宿区ですら最低生活費が約12~13万円の設定だし、
    これ相当計画的手続きを進めないと生活保護の支給開始前に宿無しになりますよね?
    えっ?1級地に住める人は現在は休養が必要だとしてもそれなりにスキルのある労働者のはずで休養後に仕事を選ばなきゃ仕事があるはず?
    スキル労働者地価が高いところに住むのがいけない?

    OK、1級地に住んでいる人たちはとりあえずそれでよしとするとしても、それ以外の等級地域の人たちは?

    かに家賃東京などの1級地に比べりゃ安い。だがインフラ脆弱電車が無いかあっても本数が少なく、バス不採算で廃路、通勤通学に車が必要で、
    実際この平成・令和の時代において、会社通勤が出来ない、高校に通えないから諦める、そんなことが起きちゃってるんだが?
    それに雪だって降るし積もるぜ?
    えっ?リモートワークを頑張ろうよ???それが適応できるレベルスキルがある労働者ならそもそも等級の低い地域で困窮したりしませんよね?

    世帯所得がその国の等価可処分所得中央値の半分に満たない人々」指標等級低い地域でも厳しすぎ、
    しかし逆に一部の人たちにとっては緩すぎだ。いわゆる見えない数値化できない財産を持つ人たちがいる。
    頼りになる親類、友人、農業技術DIY技術学歴 (税知識・法知識マーケ知識語学など)ほか、
    所得としての数値には現れないが、あらゆるもの金銭の発生をゼロに、あるいは超低コストに抑えることができる人たち。
    彼・彼女らは選択的にその生活を送っており、なおかつなんら困窮しておらず、どう考えても貧困じゃ無いですよね???

    相対的貧困率って一体なんのためにある指標なんですかね???

 

 

さて冒頭に戻るんですけど、純粋に疑問。

日本職業選択自称貧困って具体的にはどういうイメージの話をしているの???????????

日本職業選択自称貧困の話

まず、職業。親が職業レールを敷いてくれなかった系

文化教育資本の差とか脈々と受け継がれる判断価値基準情報格差の話なんだよ。

たとえば職業選択ならつきあいのあった取引先の人知れず儲かってるとことか上位上流階層仕事に就かせるように仕向けるんだよ。

(anond:20200925015344)

  1. 本当に親が何もかも用意してくれないのなら、高校時代なんなら中学時代からバイト必要になると思う。
    バイトをすれば、自分自身がどのくらいのお金必要なのか、何をしたら幾ら稼げるのか、フツーは意識すると思う。
    意識しなかったのだとしたらそれはむしろなんで?

  2. 環境はある程度用意はしてくれたけどなんやかんや世間から隔離されて育った。あるいは両親の経済感覚世間とズレている。
    そう感じた時点で両親に現時点の生活維持費の額を確認し、 業種/職業別 で得られる給与と照らし合わせなかったのはなんで?

  3. 仕事というのは自分生活必要な額を稼げればそれでいいんだが?
    ただし、生まれ育った家の経済レベルより低い環境で暮らせる反骨精神モリモリの人は殆どいない。
    口ではカッコイイこと言っても、実家より低い経済レベル暮らしている人たちの大半は親から援助受けまくって生活してる。
    平均所得より遥かに上のご実家なら、それなりにお受験必要だし、就活外資海外視野に入れる必要があると思う。
    人は簡単生活レベルは下げられない。

  4. 自分自身判断能力問題が無いのだとしたら、単純に親が毒親だったりしませんか?文化資本経済力以前に

 

 

次に貧困そもそも貧困ってなに?

一応、世帯所得がその国の等価可処分所得中央値の半分に満たない人々(相対的貧困率)」かいう謎の指標がある

個人的相対的貧困率には2つの問題があると思っていて、

 

  1. そもそも論:
    相対的貧困率は国が豊かになればなるほど増えるじゃん?それって別に貧困じゃないよね?

  2. 住んでる地域と見えない財産によって一概に言えないのでは?
    OK、衛生的で文化的ではあっても、住む地域によってはこの収入ではスーパーで買い物すらまともに出来ないは確かにあるよね?

    そうすると今度は逆に「世帯所得がその国の等価可処分所得中央値の半分に満たない人々」という指標は厳しすぎやしないだろうか?
    サンフランシスコなんか周辺物価に合わせて年収1000万以下は貧困認定とわちゃわちゃやってたじゃん?

    えっ?日本でも級地制度はある?確かにありはするけど、 新宿区ですら最低生活費が約12~13万円の設定だし、
    これ相当計画的手続きを進めないと生活保護の支給開始前に宿無しになりますよね?
    えっ?1級地に住める人は現在は休養が必要だとしてもそれなりにスキルのある労働者のはずで休養後に仕事を選ばなきゃ仕事があるはず?
    スキル労働者地価が高いところに住むのがいけない?

    OK、1級地に住んでいる人たちはとりあえずそれでよしとするとしても、それ以外の等級地域の人たちは?

    かに家賃東京などの1級地に比べりゃ安い。だがインフラ脆弱電車が無いかあっても本数が少なく、バス不採算で廃路、通勤通学に車が必要で、
    実際この平成・令和の時代において、会社通勤が出来ない、高校に通えないから諦める、そんなことが起きちゃってるんだが?
    それに雪だって降るし積もるぜ?
    えっ?リモートワークを頑張ろうよ???それが適応できるレベルスキルがある労働者ならそもそも等級の低い地域で困窮したりしませんよね?

    世帯所得がその国の等価可処分所得中央値の半分に満たない人々」指標等級低い地域でも厳しすぎ、
    しかし逆に一部の人たちにとっては緩すぎだ。いわゆる見えない数値化できない財産を持つ人たちがいる。
    頼りになる親類、友人、農業技術DIY技術学歴 (税知識・法知識マーケ知識語学など)ほか、
    所得としての数値には現れないが、あらゆるもの金銭の発生をゼロに、あるいは超低コストに抑えることができる人たち。
    彼・彼女らは選択的にその生活を送っており、なおかつなんら困窮しておらず、どう考えても貧困じゃ無いですよね???

    相対的貧困率って一体なんのためにある指標なんですかね???

 

 

さてタイトルに戻るんですけど、純粋に疑問。

日本職業選択自称貧困って具体的にはどういうイメージの話をしているの???????????

anond:20200925014525

よっぽどいい会社か、親が上役じゃない限り2代同じ入るわけねーだろそんなことを言ってんじゃねぇよ

文化教育資本の差とか脈々と受け継がれる判断価値基準情報格差の話なんだよ。

たとえば職業選択ならつきあいのあった取引先の人知れず儲かってるとことか上位上流階層仕事に就かせるように仕向けるんだよ。

2020-09-24

anond:20200924165531

窓を開けて見れるのは、その地点の気象だけ。

パソコンスマホの天気アプリは、アメダスレーダーにより近隣地域全体の雨雲分布まで詳細に分かる。

情報格差がこれほど広まってしまうと、もう天気アプリで見ずにはいられなくなるだろう。

これは、まさに神の目を手に入れたようなものなのだ

から、名付けて、神の目症候群

2020-09-13

anond:20200913081807

極論それなんだけど、趣味のやり方にも色々あるからなあ

ギャンブル依存スポーツ観戦等生の感動体験趣味にすると改善されやすい(らしい)とか、生産系は学び成長に繋がるけど病む・ストレスになることも多い(みたい)とか、道具ちまちまor一気に揃える・レンタルする・教室通うどれが自分にちょうどいいかとか、多趣味か少趣味かどっちが略とか、導いてくれる人や土台がないとわからねえんだよ 頑張って色々やってみても資金面地方格差情報格差にぶち当たって選択肢が絞られたりもする 閉鎖的であればあるほどキツいこの…この…アレ…がもうちょっとなんとかなってほしい

2020-08-13

フラット化した世界へようこそ

『この割れ切った世界の片隅で』を読んだ。クソだった。主体性がない。思考停止だ。何が統計だ。

アレは与えられた自我だ。存在しない役を演じようとする愚者に違いない。良く言ってあの文章は何も変えられないし、下手をすれば誤ったメッセージになるだろう。

彼女の本当の仇打ち相手長崎にも東京にも求めるべきではない。

おめでとう。彼女(君)は偉大なるあの割れ世界の壁(境界)を踏破したのだ。あの誰も越えることの出来ないはずの地域差の壁、格差を。そして熱にうなされた君は他の都会の連中や馬鹿には見えない、触れも出来ないあの透明な壁を崩すことに躍起になっているのかもしれない。だが、本当はわかっているだろう。それは幻想だ。

Welcome to the flattened world.

あなたの好みの小学校生活はどれですか?

A. 「友達の家で朝から晩までゲームをする生活

B. 「刑務所友達を待つ生活

C. 「国連憲章を暗唱する生活

けんじゅうのほうが楽しいーー!!」とAを選んだあなたはきっと正解です。身の丈にあった生活を選びましょう。拳銃の方が楽しい人はBを選びましょう。大陸間弾道ミサイルを打ちたい方はCを選びましょう。

キトーな話は追いておいて、彼女格差象徴として提示たこの三つの世界は、フラット化した世界では同じ条件の同じ戦場であり、国連職員を目指す上でも本質的には何も違わない。

チャンスと試験場所に関わらず平等だ。そのことにどうして気づいていないのだろうか。そうした話をした上で世界社会ではないところに論点があることを示したい。

周囲のみなさま、お疲れ様です。

いびきの鳴り響く会場。眠りこけてよだれを垂らす隣のおじいさん。「誰も聞いていないだろう」と適当な話を繰り広げる講師。たった一人聞いている私。全てが嫌になって、アンケート評価項目すべてに1をつけてワンワン泣きながら外に飛び出した。』

『私のこの「別世界コンプレックス」の決定打となったHLABであった。HLABとは全国から集まる高校生が集まり寮生活体験するサマーキャンプだ。そのほぼ100%が有名私立高校出身である。』

全然学ばないのな。 いや、悲劇のヒロイン症候群やってるのか。よくもまぁそんなに無駄にできる時間があったものだ。よく調べれば事前にわかることで話は終わっているし、その機会をさら活用できなかった、しなかったのは君に執念、目的がなかったからだろう。

君の「周り」の人間はさぞかし大変だろう。君はいつも「周り」に大量の支援要求するくせに、君はツラくなる度「周り」や「身近」が悪いと君の全責任を被せ断罪する。救いの手を差し伸べたつもりのクラウドファンディング支援者も近いうちに全員断罪されるだろう。「どうして半端な希望なんて抱かせたの?」と。

挙句、「お前の成果はお前の努力の成果だと思うな。東京人間本屋電車、塾、ぜんぶがぜんぶに支えられてるたけだ」だと? なるほど、東京に来た君が断トツ最下位になるわけだ。他の奴等は他人の手じゃなく2本の足で支えられてるからな。

君が東京に来ても本屋電車も塾も君には手を貸さないだろう。東京人間が君とは異質なままだったように。長崎大学が君を見限ったように。君が同級生を見捨ててきたように。

そもそも世界は既にフラット化している。情報は誰でも大抵の情報無料で公開されており、ググれば出てくる。SNSを使えばどういうやつが、どういうことをしているか顔写真も見つかるしコンタクトも取れる。

フラット化した世界では東京長崎の間には境界情報格差存在しないと見なされているし、対等に競争しなくてはならないし、残酷だがそれが可能時代だ。可能である以上、これは魂の問題だ。

少なくとも東京の敵が長崎から討てる今、あなたの失敗を「周り」や地域格差帰着させるべき道理はない。

親の資本同級生社会階層を東京金持ち学校の生徒の持つそれと比べたときに有利不利は発生したかもしれないが、それも地域格差問題ではない。

情報が無いなんて甘えだ」とでも言うのか?

そうでしょ。それこそ『甘えwww』でしょ。スマホあんじゃん。学校パソコンあんじゃん。執着があったんでしょ。ならそれを実現する手段を探すなんて当然の行動じゃん。っで君も最初は当然の行動したじゃん。最初だけ。すぐに悲劇のヒロインぶって話を逸らしたけど。

君が現実逃避して望んだように、誰しもが受動的に機会や情報が与えられるようになった世界存在するならば、君はきっと英語地方大会予選落ちだろうし、君が見下していたクラス内ですら君は上位を取れなくなるかもしれない。

君が享受した意欲的な人限定教育リソースの配給量は減り、凡人間の差が消え帰国子女文化資本の持ち主だけが圧倒的優位を築くことになるかもしれない。まぁでも君がそれを望むなら、どうか人の邪魔にならない世界の片隅とかでそれを祈っていてくれ。

あと「人の努力環境のお陰で、帰国子女じゃない私の英語努力正義」ってよく言えたね。「格差言い訳思考停止してるの甘えwww」だし「クラウドファウンディングかめっちゃくちゃ甘えwww」だよ。

東京人間は君と違って地方予選の一回戦から格上との対決も避けられない。その状況下で上を目指すなり、優位性を見つけるなり、撤退するなり、貧困に落ちつくなり自身のあり方が規定される。残酷だね。

一方、半端な君は自分より出来る人間観光先に見つけては「アイツらは卑怯なだけ」と悪態を付いては逃げ出す。競争による規定から逸脱した上で、地元他人責任なすりつける。幸福だね。

他人競争するスタートに立ててないし、本当は参加資格もないよ。ヌルさが許容される土地に生まれたことを幸せに、そして誇りに思うべきなのに。

この袋小路の不幸は、君が自身のあり方を君自身決断する重要な機会を奪った、あの「国連職員」が招いたものだ。

不幸の種

国連職員の方に会った瞬間、涙が止まらなかった。こんなにちっぽけな自分に、雲の上の存在の方が目を合わせてくださっている。

頭を撫でてくださっている。その事実だけで嗚咽が止まらなかった。「遅くとも大学から、できるなら高校から海外に出たほうがいいよ。」その一言で、心は決まった。

はい、皆さん。これが不幸の種です。希少な現物です。高級品です。粉末にして牛乳に混ぜてコネクリまわすと国連憲章を暗唱する小学生とか作れます。地面に植えたら不幸の木が育ちます

これはただの社会的地位を悪用した生き方の押しつけだ。どうしてこんな酷いことを言うのだろう。中学校教師が生徒に「君の実家の都合は知らないし興味ないけど、高校アメリカ学校に進むと英語が得意になるよ。大学からでも良いよ。でもそれしか君の夢は叶わないから。」と言うだろうか。

国連職員は確かに海外生活問題なく送れる程度の語学力修士号必要だが、現実的方法として国内大学長期留学するか、成績取って海外大学院に進学すれば良いじゃん。

この国連職員フィリピン少年院訪問しても言えよ。『遅くとも大学から、できるなら高校から海外に出たほうがいいよ。』と。

東京まで行って参加したコンペに関して、受賞歴数バトルしてる世界観なら勝った数だけが大事だが、(もし)執着があったなら心の傷とか言って逃げてないで君は何もわからないなりに参加し続けるべきだったよね。

勝ち方は選べないが、負け方はそれなりに選べる。観光気分で参加した「なんとかチャレンジ」は負けれてよかったね、恥かけてよかったね。次はもっと本質的な醜く哀れな負け方ができたら良いね、そしたらそのうち勝負スタートに立てたかもね、だ。もう手遅れだが。

これで『私は運命の流れを変えた。』と自称しているのは非常に片腹痛い。君のその薄っぺら努力で変わる運命ってなんなんだよ。

鞭とわずかな餌で踊りを仕込まれた一匹の動物には、面白おかし運命の綱渡り芸くらい見せて欲しかった。それが派手に失敗して落下したなら滑稽だった。でも残念ながら差し込んだ光明にも目を背ける君の主体性植物未満だった。

これから格差の話をしよう

ヒッピーもどきには難しい話になるかもしれないが、「ある種の」格差是正の担保の仕組みとして公正性・透明性ってあるじゃんクラウドファウンディングって結構な歪みだよね。あれは君の大好きな格差社会が生み出した富める者の道楽だよ。

他人人生を、雲を挟んだ安全からラジコン操作する道楽より悪いのは相続税100%ではないことかもしれないし、ソクラテスの『国家』が未だ実現されていないことかも知れないし、共産主義革命が実現されてないことかもしれませんが。

クラウドファウンディング資金は、カンボジアの人跡未踏の山奥の誰にも見つからないところに井戸を掘ったり学校を建てるのに使うのがよい使い道なのではないでしょうか。

へぇ~、コロナは君にとって前向きに作用したんだ。そうなんだ、よかったね。「ふつう」の人はコロナ所為教育格差が広がって苦しんでるよ。

格差についてもっと言うなら、君が戦うべき、憎むべきは東京謙虚さの足りないあのおぞましい連中なのだろうか?

声なき声を上げても助けてもらえなかった「君の同級生」は君が主張するように社会当事者全員で憐むべき対象だったのだろうか?

どうして英語勉強してるの?

EFチャレンジという動画スピーチコンテストで何故か決勝に勝ち進み、東京へ母と向かった。

結果は惨敗だった。発音の悪さから能力を見限られたのか、審査員から質疑応答でも聞かれたのは"Why do you study English?"の1問だけだった。

"Why do you study English?" この質問が全てで、君にはそれ以上の質問必要ないだろう。っていうかこの質問はあまりに高尚すぎる、勿体ない問いだ。

それに君の周りの「ふつう」はこの質問まで辿りつかないらしいじゃないか。君はこの質問の答えを準備出来ていたのかい

英語民間試験大学受験必須英検受験料が皆払えると思ってるんですか? 思考力や文章力が重視される? 現代文得点が、触れる情報量の差から圧倒的に地方のほうが低いのをご存知ですか?

留学プログラム書類。今まで「自分アピールする」経験なんて一度もしたことない、本当にいちばん海外から遠い子たちは応募書類を書くのもままならないこと、知っていますか?

あなたが見ている社会は、本当に「社会」ですか?

大好きな統計を持ち出すなら長崎県の大学進学率は45%だ。50%未満だ。(クラウドファンディングを抜きにしても)君は君が所属していると思っている世界の分断の象徴になるのは本当は相応しくないのかもしれないし、君自身の「ふつう」のポジショニング見直し検討するべきではないだろうか。

君は格差問題当事者ではなく明確に加害者側だよね。

あなた社会を、本当に「見ています」か?

その分断の壁って本当に越えられないものなんですか?

その壁って誰もが越える必要があるものなんですか?

あなたに越えられてあなた同級生が越えられない程度の壁ってなんなんですか?

あなたが出来なかった理由は分断の壁のせいなんですか?

全ての原因は地方東京の壁のせいなんですか?

どうして平然と英語なんて学んでいられるの?

『どうせ地元英語先生をするくらいが限界なんだろうな』と思っていた。でも外国の『不条理のせいで牢獄に囚われている恵まれない子ども達のために、人生を捧げようと思った。』

しかし、周りのサポートのお陰で「大好きな人に囲まれてここまで来た自分」にアイデンティティを持てるようになった。ようやく、「未来自分の手の中にある」と思えるようになった。』

いや~流石、雲の上の存在から目をかけてもらえる人間はやっぱ違うわ。選択肢も目のつけどころも「ふつう」とは異なるんだね。きっと雲の上にいる自分自身の明るい未来けが想像出来ているのだろう。その格差から降って湧いたその貴重なお金で是非フィリピンジャニーズ少年とお友達になって来てほしい。

でも地元英語先生する方が私は向いてると思うよ。東京私立高の高層ブルジョアジーと戦う長崎自由の女神像を無理なく演じられているようだし、その役回りを続ければよいのではないでしょうか。

あの記事がそうだったように駄目な大人子供はそれで騙くらかせる。(ついで次世代呪い継承出来るかもしれない。)

まぁ君が見捨てようとしている君の地元、「世界の片隅」はその地方消滅まであと何年間猶予があるかは知りませんが。

かに地元に残るのが良くないのもわかる。きっと君はただの社会被害者で、君の言うところの「社会を創る」側に値しないのだ。これまでも「周り」の友人、「周り」の社会、「周り」の不条理すら変えられなかったのだから。 (そういう「運命ww」だったのだろう。可哀想に。)

ならば君は「選ばれし側に立つ、想像力が不足した遠くのご友人」とやらに一生祈り続けていれば良い。

ふつう」なんてわざわざ背負うものではない

「君」と二人称を使ったが、この文章に作者を中傷する目的はない。ただ、あの未熟な文章を読んで世の中をわかった気になってる大人が許せなかった。

人には人の執着、才覚、生まれがある。他人意見や「周り」にしばられる必要なんてないし、不平等な世の中ならば好き勝手に生きてなんぼだ。

「身の丈に合わせてもらえれば」この言葉が生まれる背景には、「社会を創る層」「そうでない層」の分断があるのではないでしょうか。

地元が恋しいなら君は「国連職員呪い」とジャニーズ男子を忘れて地元に残って「社会を創る層」になればよい。

そうでないなら、これまで周囲の不条理に目をつむり地元という鉄格子の中で暮らす人々の苦労に沈黙し続けてきた君は帰属意識も捨て、地元未来も見限って「そうでない層」として海外救世主を演じればよい。誰しも、お好きな方を「自由に」選んでよいのだから

ただそこに迂闊に何か大きな意味を背負おうとしてはいけない。君は日本不条理と戦う、清く正しき人口の半数を代表する「ふつうの」正義の味方ではない。

まず、そんな大層なものは背負う必要はない。それこそ誰の身の丈にも合わないものだ。奨学金という「ふつう」の努力競争を踏みにじって得たそのあぶく銭で自分のことだけ考えていればよい。

人口の大半が持つであろう「ふつう」の感覚があるというのはどうやら貴重だそうだ。

どれだけしつこくても、「この社会には分断がある」ことを主張していかいかぎり、分断は見えないもの扱いされるんだと思う。

そもそも何が大多数だ、何が日本の「ふつう」の感覚だ。東京圏に人口の三割が住んでいるんだぞ。三大都市圏で5割超だ。それに長崎佐世保も中核都市であり「ふつう」の田舎町ではない。

地方間の貧富格差改善より地方都市消滅が先で、情報格差インターネット活用すればネックにはならない時代だ。東京に住んでいれば、全員が英語を話せるようになる訳でもないし貧困都市にも存在する。

都市部で行われる資本投下による激しい教育リソースの奪い合いに敗北した先の安定した貧困に落ち着くより、地方ぬくぬく運良く進学校に進めたことを幸せだと思えないのだろうか。

君は大多数の代表ではないし、そもそも一体、何を代表するんだ?君がちゃらんぽらんな態度で東京に目を向け見放した、(端から見捨てていた)生まれから死ぬまで「ふつう」と日常(地元)の牢獄に縛りつけられる人達と君はもう既に別の視点価値観を有してるだろう。

君が「地方で苦労している大多数である私達を東京人間は憐め」「地方で苦労した私の努力を人は重んばかれ」と語るのははっきり言って不快だし、そんなのにシンパシー感じてる大人反省しろ。お前も「国連職員」、ラジコン観劇趣味かよ。

彼女に理性と人生を取り戻させてやれよ。あんなクソ以下のつまらない押しつけられた呪われた"社会的な"生き方を本当に演じるなら、祈祷室に籠って一生祈り続けるだけの方がまだマシだ。出て来ないで欲しい。

きっと彼女大学で学ぶ間に、悲劇のヒロイン役を辞めて自分自身と向きあえれば目が覚めるだろう。社会個人は違うのだ。覚められればよいが。

2020-07-17

[]レモン市場

経済学において、財やサービス品質が買い手にとって未知であるために、不良品ばかりが出回ってしま市場のことであるレモンアメリカ俗語で質の悪い中古車意味する。

商品の売り手と買い手に情報格差存在するため、安くて品質の悪い商品レモン)ばかりが流通し、高くて品質の良い商品ピーチ)が出回りにくくなる現象のこと。

2020-07-12

ここは日本か?っていうくらいのど田舎育ちで同世代とすら話が通じない

俺の実家は(文明がなさすぎて)「ここは本当に日本なのか?」というレベルのど田舎だった。

1990年代電気・ガス・水道すら半分くらいしか整備されていなかった。汲み取り式のトイレが当たり前で、電気が通っている家庭でもしょっちゅう停電していた。お年寄りは訛りどころか古語を使うので(本当に古語辞典を調べて会話したことがある)何を言っているかからない。

こんなレベルなのでテレビ半年遅れで当たり前、ひどくなると年末にお正月特番をやっていた。もちろん東京では当たり前のテレビ番組が見れないなんて珍しくない。ちなみに東京まで行こうとすると3ヶ月かかる。

こんなど田舎から奇跡的に東京大学に進学できたのだが、周りの同期が何を話しているのかさっぱりわからない。これだけ情報格差があるんだから当たり前だ。あれから十数年、いまだにみんな知っていて当たり前のタレント漫画を知らないということが時々ある。情報格差は恐ろしい。

ちなみに、このど田舎にこの前ようやく道路が開通したらしい。

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