はてなキーワード: ADKとは
WinNTSetup は、主に大規模展開を目的として、Windows オペレーティング システムをインストールする前にカスタマイズするように設計されています。
インストール中に、約 2MB の Microsoft アプリである Windows アセスメント & デプロイメント キット (Windows ADK) をダウンロードするように求められます。
インターフェースは非常にユーザーフレンドリーなようです。このタブは 2 つのタブに分かれており、1 つは Windows 7 以降用、もう 1 つは Windows 2000、XP、および 2003 のみ用です。理解できないものの上にマウスを置くと、バルーン ヒントが表示されます。
Windows インストール ファイルの場所、ブート ドライブの場所、およびインストール ドライブの場所を選択する必要があります。パッチ UxTheme.dll、無人インストール、ドライバーの追加、ドライブ文字の事前割り当て、モード、微調整、VHD (仮想ハード ディスク) などの追加オプションが提供されます。
25 の追加調整を備えた設定ボタンがありますが、それらは古いオペレーティング システムに適用される標準的な調整に重点を置いています。例としては、「へのショートカット」矢印の削除、システムの復元の無効化、XP スタイルのタスクバー ボタン、クイック起動の表示などが挙げられます。 Windows 10 と 11 のユーザーは、Cortana やその他の不足している設定を削除することによりプライバシーに関心を持つようになりました。私たちの多くが使用しているもう 1 つの不足しているオプションは、ドライブのアクセスを高速化するためにインデックス作成を無効にすることです。
前 https://anond.hatelabo.jp/20231231221404
本章は、マジメに仕事をしてる人にとっては厳しい描写がある。F君が4年目の頃で、福祉課では「コミュ障だけど実力者」という位置づけになっていた。いや、実はコミュ障じゃなくて、そういう演技をしてるだけなんだが、とにかく皆飲み会ではそんなことを話していた。
この頃、福祉課が所管となる新しい公共施設を作ることが決まった。立ち上げの意思決定は偉い人がやって、後は福祉課という単位で内容検討及び整理(企画、運営内容、スケジュール、職員体制、間取り、地元の関わり、国や県の補助金、外部識者を交えてのミーティングその他多数)をすることになってた。
-----------------------------------------
エピソードの前に話しておくことがある。
地方公務員の場合は、民間企業に比べて権限を持つのが遅い。行政権力を持つのはベテランになってからでないと危険、という考え方による。地方公務員の場合、物事を決裁する権限の最低役職は課長級である。民間でいう部長ほどの位置づけになるのは50代半ばか、早くても50代になってからだ(役職に年齢要件がある。課長は満45才など)。
民間だと、できる人は40才くらいで部長になるわけだろう。遅すぎるとは思うが、でも30代の人が生活保護適用とかの決裁権を有するのは怖いような気がする。正直何とも言えない。
ところで、当時の福祉課長(ハムスターの人)も、民間業界で例えると部長クラスだ。といっても、本人は会議で下の職位の人間が言うこと(各グループリーダーやF君の企画案を含む)を代弁するだけで、本人は大したことは考えてなかったと断言できる。
ただ、見た目は貫録があった。それで、偉い人が集まる会議でドーン!! と意見を言ってくれるのはありがたかった。しかし、難しい仕事になると部下に丸投げだった。課長としての実力はなかった。
ではなぜ、ハムスターに課長職というランクが充てられたかというと、平成の大合併の際に福祉課長がいた自治体が当市とくっついたのだが……市町同士の合併協定の中に「○○町の出身者は、別表に従って一定の職位に就かせる」というのがあった。ハムスター課長もその例により昇進していた。
例として、合併直後は十人以上を管理職に就かせる決まりで、合併から10年後は五人以上を管理職に就かせるみたいな感じだ。当市の共有フォルダの隅っこにあった合併時の協定書(スキャンデータ)に書いてあった。
このルールは、個人的にはアリだと思う。というのも、吸収合併されるくらいの自治体だから、力がないわけだろう。でも当市の一部ではある。放置はまずい。よって、その自治体出身の人を一定数昇進させることで、まちづくりの力がダウンするのを防ぐことを狙う意味では、妥当な措置だと感じる。
-----------------------------------------
話を進める。
上で述べた新しい福祉施設の関係で、福祉課メンバーが建築系の部署がある階に行くことになった。建築の部署(住宅グループ)に今後の施設設計の予定とか、議会説明用の視点とか、入札スケジュールとか、いろいろ打ち合わせる必要があったのだ。
戸籍課とか市民税課は市民でごった返してるけど、土木建築フロアはそこまで客がいない。市民というよりは業者がメインだ。
その話し合いの際、Dさんという建築専門職の人が打ち合わせに出てきた。50代前後の人で、役職なしだった。ここに来る前に聞いたところだと、建築職も事務職もできて、土木建築系のプロ資格をたくさん持っている。入庁3年目で一級建築士試験に合格したらしい。これまで市内の公共施設の設計をいくつも手掛けた、と本人が言ってた。
近年だと、自治体職員じゃなくて建築コンサルが公共施設の基本設計・詳細設計をする(※職員は最低限の図面だけを描く)ようになっている。そんな世の中の流れが悔しいと漏らしていた。
このDさんという人だが、これまでに見たことがないタイプの人だった。悪い意味で。この打ち合わせには、俺以外に総務グループリーダーと、そしてF君が施設管理部門の代表として来ていた。F君がいるグループのリーダーは、訳あって病気休暇に入っていた。一応犯罪がらみだ。詳細は述べない。
というわけで、まずは協議机に座ってF君が挨拶をすると、Dさんも話を始めた。
「お疲れさん。あんたとは初めてだのう」
「はい。初めてです」
「はい、ありがとうございます……」※何かを察して表情が曇る
「緊張すなよ。共通点を探しとるんだから。大事じゃろ。あんた、前はどこで働いとったん?」
「広告代理店です」
「ほー、うちの息子も広告業界で働いとる。どこの会社におったん?」
「電通です」
「電通!! やるのお。うちの子はアサツーよ。ちょっとは繋がりがあるのう」
「ADKは面白い会社ですよね。夢があって、挑戦的で。キャラクターや版権の仕事とかされてるんです? 息子さんは」
「それが教えてくれんのよ。親に仕事の話を。あんたは何をしとった?」
「キャラクタービジネスをしてました。日曜朝にやってるアニメとかの」
「早稲田です」
「そうか。ワシは○○で○○をしとった」※理工系
「第一志望です」
「ほうか。東大の滑り止めで入ってくるヤツも多いからの。これは……意外と繋がるのう」
「はい」※F君が照れ笑い
それから、公共施設の話はスムーズに進んだ。Dさんは頭の回転が速かったし、知識や教養もすごかった。含蓄に富んだ話をしていた。ただ、役職はなかった。いわゆるヒラだった。一応は主査級だったが、ここまでは年齢で自動昇進する。役所内だと主査はヒラ扱いである。
話はサクサクと進んだ。Dさんの上司も同席してたけど、口を挟むことは一切なかった。時間が経って、打ち合わせが無事に終わって雑談をしていると、同じ建築部署(住宅グループ)の年配女性職員がDさんが座っているところに来た。
「すいません、割り込んで。○○会社さんが急ぎということで電話を」
「あ……? 何を言うとるんじゃ。ワシが今何をしとるかわかっとんか?」
「先方に説明したんですが、急ぎということで」
「何をしとるかわかっとるんかっ!! なんで打ち合わせの時にっ!!」
※ここで、Dさんが持ってた筆箱で協議机をガンガンやりはじめた
「なんで邪魔をするんならぁっ!! お前、自分がなにしとんかわかっとるんかーー!!!!」
「……」
Dさんの上司が、「うん。Dさん。では、後でかけ直してください」と諫めたが、「あ!? かけ直すじゃと……? 協議が終わったんだろうが、じゃあ向こうが優先に決まっとろう、すぐ出るわ……おい、お前はアホなんか?」と、Dさんが上司に食って掛かった。
「すいません……」
「二度とすなぁよ」
「すいません」
そそくさと、席を立って俺達は帰ろうとしてたが、F君がDさんに「ちょっと。怒っても何にもならないんじゃないですか?」と言った。
「なにが、どうにもならんのじゃ!!」
「怒っても、Dさんの……」
「あ?」
「Dさんの」
「あぁ!? 若造が。なんならあ、お前。ボケじゃのう。おみゃあ、○○○でも○○○○でもなかろうが。まともにせえや。ワシは仕事をまともにやっとろうが」※差別的な言葉のため伏せている。
「話を聞いてください!」
F君がヒートアップしはじめて、Dさんがさらに激昂したところで、無理やり席を立って帰った。フロアを見渡すと、お客さんであろう業者の人は……ほかの部署でフツーに接客対応を受けてた。取り乱した様子はない。
また別の業者は、汚いものでも見るような視線でこっちを見ている。きっと、帰りの車の中で噂をするのだろう。
市営住宅管理システムと思しきパソコンを保守点検していたベンダー会社の人は、落ち着かない様子で「どうしよう……」とまごついていた。
少数いた一般市民の人は、「なにがあった?」とこっちの方を遠目で眺めていた。やはり、家に帰って噂をするのかもしれない。
それから何度も建築部署に行くことがあった。できれば行きたくなかったが。打ち合わせに行かざるを得なかった。
多くの地方自治体ではそうだと思うが、建築部署というのは花形のひとつだ。なんたって公共施設を作るわけだから。この部署で「まちづくり計画」とか「都市計画マスタープラン」とか「○○市総合計画」みたいなものの骨子が作られて、後は企画調整課みたいなところが関係課を周って肉付けして、最後に専門コンサルに投げて、その自治体の行政計画(プラン)が出来上がる。
そういうわけで、偉い人が承認した都市計画のひとつである福祉施設の着工にあたっては、この部署と話し合わないわけにいかない。絶対的に必要なステップだった。ただ、次の話し合いからはDさんは混ざらなかった。建築部署が配慮してくれたのだろう。
以後、建築部署に寄った際にDさんのヒドイ光景を何度も見ることになった。最低でも三度は見た。上司とか、同僚とか、市民(業者含む)に対してとんでもない発言をしていた。5つだけ抜粋する。
「私は出世はしなかったし、今後もしない。市が自分に一体何をしてくれたのか。私はヒラだから、ここに尽くす義理はない。それは出世した人間の仕事である」
(〃)
「この部署(住宅グループ内の一般住宅担当の意)は、どの職場でも相手にされない人間が配属される掃きだめである。箸にも棒にもかからない連中が集まっている」※真偽不明。俺に言わせると違う。
(上司の机の前で)
「ワシはやる気はないんじゃけ、もう難しい仕事とか振るな。時間の無駄よ。早期退職も考えとる。定年までゆっくりさせてくれ」
(連絡や報告をして、と言う同僚に)
「何を言うとる。自分で判断せえ。必要な情報はぜんぶお前らにやっとる。ワシが嫌いなら話しかけるなや……」
「なんで変更するんな。ちゃんと二次製品使えや!! 出入口にブイユー(?)だと車が通ったら潰れようが。このままだと建築確認下ろさんけえの。やり直しよ、こんなん……」「あ? 利益にならん? お前の会社の利益と、棲む人の利益とどっちが大事なんじゃ。言うてみい」
こんな醜い光景を、廊下で見てる人がいた。当市に部長待遇で採用された人だった。Dさんとそこまで年齢は変わらない人で、苦虫を嚙み潰したような顔で眺めてた。人事のプロらしく、以前に庁内回覧で読んだところだと、前はリクルートで働いてたらしい。それだったら多分すごいのだろうが、でも俺はこの人が嫌いだった。
というのも、Cちゃんが試用期間で切られたのって、この部長の人が関係してると思う。これまではそんなことなかったのに、なんであの年度になって、急に試用期間でクビなんてことが起こるのか? 当市は間違った方向に舵を取ってるんじゃないかと弱輩ながらに感じた。
ところで、やっぱりDさんも不思議だったよ。あの後、Dさんがキレた女性職員にも、F君にも、ほかの職員にも、ニコニコしながら話してるのを見た。「さっきはすまんのう。怒鳴ったりして、ごめんの!」とニコニコしながら言ってた。到底同じ人とは思えなかった。人間というのは、こういうものなんだろうか?
2009年卒の就活は氷河期どころか思いっきりバブルだったぞ。07年卒、08年卒はもっとザルだった。
ちなみにこの時期は、マーチ内ですら
「みずほ銀行とりそな銀行は無対策で応募してもかなりの高確率で内々定までいっちゃうから行く気ないなら受けないほうがいい」
みたいに囁かれてた。学内で親しい先輩のうち、この年度にみずほ銀行を受けた人は5人いたけど5人全員内定してた。
早慶なんかだと
というのが常識だったようだ。今の時代の就活生や20世紀の就活を知っている人からしたら衝撃的だろう。
リーマンショック由来の就職氷河期が始まったのは2010年卒の人間の就活から。
この就職氷河期は、不景気突入の嚆矢となる象徴的事件(リーマン破綻)から新卒採用抑制の時間差が全然ない珍しいものだった。本当に突然バブルから氷河期に突入したのだ。
秋頃にメガバンクの採用予定計画が発表されてどこも軒並み半減してて「あーこれはヤバいわ」とNHKのニュースを見ながら血の気が引いたのを覚えている。結果、やはり前年までの就活が嘘のような超買い手市場と相成った。圧迫面接が大流行した。
「マスコミとかパイロットとかじゃない限り大手企業の最終面接は儀式だから落ちない」
という新卒就活の常識が全く通用しなくなったのもこの年度からで、大企業の最終面接落ちも大流行した(増田の友達は東大法学部でしかもコミュ強で容姿も別に悪くなかったのだが、のべ7社の大企業で最終面接まで進んだのにも関わらず全て落とされ無い内定のまま就職留年した)。
そして、このリーマンショック起因の就職氷河期は11年卒、12年卒と年度を重ねるごとに地獄絵図になっていった。
さすがに13年卒の親しい人間は自分にはいなかったので、この年度以降の就活戦線がどういうふうになっていたのかは全くわからない。
誰か教えてほしい。
とりあえず2009年卒はバブル、2010年卒から突然氷河期突入っていうのは強く言っておきたい。
【追記】
メガバンク内定が学友から「うん、まあ良かったね……」程度の反応されるような微妙な位置づけだったのには理由がある。
当時の就活生は「大手でしかも高倍率でホワイト待遇のところが一番エラい」という価値観を抱いており、
したがって、「大手・低倍率・給料と福利厚生以外が非ホワイト」なメガバンク内定は大して凄いと思われなかった。
この価値観がよく表れていたのは2ch就職板の『就職偏差値ランキング』なる有志が独断と偏見で作成したもので、
記憶が確かならそこではメガバンクよりも食品メーカーとか素材メーカーとかのほうが上に据えられていた。
実際、三菱東京UFJを蹴ってサッポロビール、三井住友銀行を蹴って中央発條に入社を決めた人間が友達にいた(生涯賃金で5000万円以上差があると思うのだがそれでも激務は何より恐れられていた。ドラマ半沢直樹が放送されるずっと以前だったが、もうメガバンクが健康に人間らしく働くにはあまりに苛烈でエグい職場環境であることはネットのせいでバレバレだった)。
ちなみに日興コーディアル証券なんか日大や専修あたりの大学からでも内定バンバン出てた。
このように大手金融の採用は(基本的に)ザルだったのだがこれにも例外があって、
東京海上と日本生命(営業幹部採用じゃないほう)の総合職はマーチ男子程度だとほぼノーチャンスだった。
いずれも体育会系有利と言われる会社ではあるが、マーチに関しては体育会系とかどうとかもはや関係なく、各大学0~3人程度の内定にとどまった。
身分違いだったのだろうか。
さて、
当時の就活生は「大手でしかも高倍率でホワイト待遇のところが一番エラい」という価値観を抱いており、
「無い内定にならないため、万一入社しても高給が保証されているから、戦略として仕方なく受ける企業」
でしかなく、基本的に不人気だったのだが、これにも例外があった。
みずほ証券については「ホールセールばかりでリテール全然やらなくていいから」、
信託銀行については「メガバンクと違い、残業全くしないで30歳1000万円まで一律昇給できる地上の楽園だから」
という大間違いでしかないイメージが当時の就活生のあいだで広まりに広まっており、
学歴とコミュ力とルックスとスクールカーストに自信のある就活生が猫も杓子も信託銀行を希望するという謎のブームが生まれていた。
ノー残業・ノーパワハラ・ノー怒声なんていかにも嘘くさいっていうか100%ありえないと確信していたし、
完全に諦められた窓際社員でも自動的に到達できる年収は30歳700~800万円・40歳1000~1100万円くらいがせいぜいなのではという見立てだったからだ。
書いてる途中に思い出したけど、当時は楽天もソフトバンクも本体内定者の学歴ボリュームゾーンは日大って感じの会社だった。
大事なのは大学名、その場でいかに「論理的に落ち着いて会話できるか」、本人の雰囲気であり、超人エピソードを作りに動く就活生は嗤われていた。
バイトかサークルのどれか一つやっていれば充分であり、インターンに応募しようとするやつはそれがたとえ1dayであっても周りから「凄まじく就活に気合を入れている」という見方をされていた。
これはつまり、あっと驚くような体験や活動のおかげで就活結果が大きく変わることがないというシビアな現実を意味しており(テレビ局とかの採用は違うんだろうけど)、
裏を返せば課外活動をせずともコンビニバイトでも適当にやって面接の場をどうにか凌げば大手から内定が出るような時代だった。
筆者には法政大学に通う仲の良い友だちがいたのだが、
彼は今で言うチー牛で(当時は非リアといった)、サークルには所属せずボランティアなどの課外活動のエピソードもなく、
週3のコンビニバイトと1日2度のオナニーをするのみであったが某中堅損保に内定した。
ちなみに体育会野球部であろうが同大学の一般学生と比較してさして就活で有利にならない時代でもあった。
チー牛友人は内定者懇親会に参加したとき、同じ大学の野球部の有名選手がいたことに
と大変なショックを受けたと言っていた。
実際、筆者は野球が好きなので六大学や東都大学の4年制進路を毎年チェックしていたが野球部ブーストが全然効いてなくて毎年苦笑したものだ。
東大や早慶でも一般学生と期待値は大して変わらず、マーチや日東駒専にいたっては一般学生より下手すりゃちょい悪いのではというほどだった。
マーチ野球部から全国紙とかサントリーとかADKとかにいけるのは直系附属出身者や県立トップ校から一般入部してきた選手とかで、野球名門校出身者は主力選手であろうとも野球継続しないのなら大手百貨店が関の山だった。◯◯自動車”販売”とかもお馴染みの進路だった。
そして日東駒専大東亜帝国あたりの野球部の進路はこんなもんじゃなかった。
当時の就活も嘘つき合戦ではあったが、今の就活はインターン当たり前、エピソード作るために大胆に動くの当たり前だと聞いて本当に大変だと思う。
たまにはADKのことも思い出してあげて
遅くなりましたが、この記事の続きです。
(2023/01/29)
ニロアンドカンパニー社は何のご見解も示さなかった上、絶対にやめてほしいとお願いしていた「ただ動画を削除するだけ」の対応を行いました。
よってニロアンドカンパニー社の著作権法違反が確定しましたので、タイトルを改題し、見出し等も変更しました。
ニロアンドカンパニー社Webサイトのトップページの動画について。
再生後5秒のところで登場する、窓際に立っている男性は前橋市民ではなく、サッカー選手の槙野智章氏です。
続いて6~7秒で三分割された画面になりますが、服を選んでいる男性も前橋市民ではなく、俳優の上杉柊平氏です。
お二人の映像はGAP社が所有するブランド、バナナリパブリックのプロモーションのために撮影されたものです。
https://www.youtube.com/watch?v=v_ykPsEtbYI&t=38s
画面左下の黒いパーカーを着た男性はタトゥーアーティストのDr.Woo氏です。
この画像は同じくGAP社のプロモーションのために撮影されたものです。
https://twitter.com/gap_jp/status/1369483152746569729
これらの映像・画像はGAP社(日本法人はGAP JAPAN社)が知的財産権を有しているものと推測できます。
https://www.niroandco.com/other
このページにGAPのロゴが貼られているので、通訳としてプロジェクトに関わったものと推測できます。
しかし、これらの映像・画像はニロアンドカンパニー社の実績、あるいは成果物、あるいは著作物とは言えませんよね?
GAP社が知的財産権をニロアンドカンパニー社に譲渡する旨の契約をしているなら別ですが、
そうでないなら実績詐称であり、GAP社の権利を侵害していると言えるのではないでしょうか?
今までに関わった案件を紹介するための引用なんだ!とご主張なさるかもしれませんが、
引用元を明記していないし…
さらに、
これらはモデルや撮影者、そしてGAPというブランドへの敬意がまったく感じられない悪質な二次加工であり、
バナナリパブリックやGAPというブランドの価値を毀損する行為であり、
プロジェクトに関わった多くの人々の職業的尊厳を踏みにじる行為であり、
あなた方に通訳のお仕事を紹介した個人もしくは企業(おそらくナニラニ社)のとクライアントとの信頼を損ねる行為であると思うのですが、
ご見解をお伺いしたく思いますので、2週間以内に御社Webサイト上へご提示願います。
上記の行為が許される、許されているとご主張なさるなら証拠を示してください。
もし動画を削除した場合、削除したことそれ自体をもってあなた方が犯した犯罪の証拠とみなします。
(2023/01/29)
1月26日ごろ、何の釈明もなく動画が削除されました。https://www.niroandco.com/
この行為をもって、ニロアンドカンパニーの著作権法違反が確定しました。
ちなみに動画は残っているので証拠保全のためにURLを貼ります。いつ消えるかな~?
https://video.wixstatic.com/video/5ea390_69cd2e21e1154fbf94bdc89d03149cf0/480p/mp4/file.mp4
ところで、ABOUTの画像から社員のプロフィールへのリンクが削除されてましたけど、
名前を晒されたり、前の会社に問い合わせをされたりするのが怖いんですかね?
社員が過去に所属していたADK、モンスターフィルムス、れもんらいふ、そしてナニラニでも盗用を繰り返していた可能性が高いので
さて、これまでニロアンドカンパニーの最低賃金法違反・著作権法違反を告発してまいりましたが、
第3弾の準備を進めております。お楽しみに。
電博ADKといった「自由を履き違えることで金を稼ぐプロ集団」が、ネットという光の速度で情報交換ができるメディアの介在によって存在意義を失いつつあるということは、実に民主主義というものの素晴らしさであって、今回の東京オリンピックの開会と閉幕の愚昧さは、インターネットという「物理学的な伝達速度の限界」にいる我々が、情報格差で成り立ったエリートの時代に打ち勝つ手段を持ち得たことを意味し、人類の歴史においても、真の意味で「プロフェッショナルに直接、金を払う」という時代の到来がきたと、わたくしは確信に至った次第であります。オリンピックでトヨタや NTT が「金を捨てて」を打ち切った背景からするに、広告というものは営利企業が主体的に「自分たちの売りたいもの」を考え、消費者の満足度を上げる目的のものとなり、プロダクトと並行して広告を作り出すという、消費者のためのプロダクトであるという自我に広告は気がついたのです。もはや、広告は「空気の奴隷」ではありません。広告はついに「消費者のためのもの」になるのです。広告は消費者が主体的に消費するものとなる日が、東京オリンピックの閉幕とともにやってきたのです。広告とはプロフェッショナルの代弁者であり、消費者の満足度を上げる価値を提供するプロダクトであるという、己の使命を発見したのです。20世紀の長期に渡って、広告の使命を歪ませてきた広告代理店の罪は、ついに TOKYO 2020 として結実したのを我々は存分に認めてしまった。それに、広告というものは消費者の味方であるべきと、創造主の提供元は認知してしまったのだ。消費者の勝利の日は近い。我々消費者は、広告代理店に歪まされた市場に勝つ手段を手にしたのです。電通は、よろこんで死ぬべきだ。虚業は消えるべきだ。広告の真の使命のために、失せるべきだ。広告は「道具」ではなく、消費者の価値創造の「プロダクト」の一環として、消費者のそばにいることに歓びを覚えてしまった。もはや、広告はコントロールできない。これにて、広告代理店が代理して広告をつくるという間違った既存の悪しきプロセスは、終戦を迎える。広告代理店の敗戦は、生産者と消費者の勝利だ。よろこんで「終わらせて」やろうじゃないか。
70 →日本銀行
=========== 最難関 ===========
68 →日本政策投資銀行 フジテレビ 三井不動産 三菱地所
65 →住友商事 伊藤忠商事 JR東海 博報堂 トヨタ 商船三井 テレ東
=========== 学歴不問で勝ち ===========
64 →丸紅 国際石油帝石 共同通信 日経 読売 朝日 準キー JXエネ 任天堂 新日鐵住金
63 →JR東 小田急 京王 阪急 東急 東ガス 関電 ドコモ 東急不動産 ホンダ サントリー 三菱重工 味の素 旭硝子 JFE 信越化学
62 →東京海上 農林中金 中電 JRA 住友不動産 東京建物 昭和シェル キリン 三菱化学
61 →JR西 大ガス 中日 毎日 時事 東燃 出光 資生堂 花王 日清製粉 アサヒ 日産 三菱UFJ信託 川崎汽船 富士フィルム 住友化学
60 →日本郵便 首都高速 KDDI JT 豊田通商 双日 住友電工 デンソー 日揮 日立 三菱電機
59 →三菱東京UFJ銀行(OP) 日本生命 産経 地電 電源開発 NEXCO中 NTTデータ 東レ 富士ゼロ 川崎重工 コマツ 森トラスト キーエンス キヤノン ANA 三井住友信託 武田薬品 三菱マテリアル
58 →SMBC JFC MS海上 NKSJ 第一生命 住友スリーエム 日東電工 森ビル 野村総研(SE) NEXCO東西 三菱倉庫 メタルワン 神戸製鋼 伊藤忠丸紅鉄鋼 旭化成 三井化学 村田製作所 ADK
57 →みずほ銀行(OP) あいおいニッセイ同和 明治安田生命 住友生命 商工中金 郵貯銀行 NTT東西 野村不動産 私鉄下位 阪神高速 JX金属 JSR 豊田織機 リコー NTTコム 富士通(SE除く) クラレ 帝人
56 →JR九州 昭和電工 古河電工 島津製作 ニコン サッポロ 鹿島 住友金属鉱山 宇部興産 住友倉庫 ソフトバンク かんぽ生命
55 →りそな銀行 日立化成 日本製紙 日本板硝子 大陽日酸 積水化学 バンダイ 三菱ガス化学 YKK オムロン アドバンテスト コニカミノルタ 明治製菓 大林組 清水建設 竹中工務店 三井倉庫
――――― 京大一橋早慶微勝ち、上智地帝勝ち、マーチ大勝 ―――――
もちろん個々の企業の評価なんて眉唾物なんだけど、全体的に高くない?
これでいくと偏差値45くらいが一般の人じゃないかと思ってくる
ツイッターでスパムみたいなアカウントが宣伝しているようなコイン買ってはダメだよ。バブル終わったんでしょ?伸びしろなくない?って思ってんだろ?でも安心してくれよ。俺が将来有望な仮想通貨教えたるからさ。
ではパパっと発表します。そのコインの名はADK。Aidos Marketっていう取引所で買えます。上がる根拠は調べればすぐ出てくるよ。ホットな情報追うならヤフーリアルタイム検索おすすめだぜ。
ちょー端的に話すとADK作った人は、今は銀行の役員やってる。んで、ケニアで金融業界のトップクラスのひとたちとめっちゃ会談してる。日本でいう日銀の黒田級よ。ADKが国策と密に関係してるのでは?って思わないほうがおかしいよな。
仮想通貨ってほとんどがスキャムと言われているんだよね。開発の実態がなかったり、そもそも詐欺行為働く目的のもんって意味ね。界隈ではそう呼んでる。スキャムじゃなくても、プロダクトが完成していなかったり、するめどが立ってなさそうだったりといったコインもすげえ多いわけよ。
でもADKは安心してくれ。スキャムなんかじゃない。だって、ADK創設者は銀行の役員なんだぜ?(銀行ウェブサイトで確認できるので100%マジ)さっきも書いたけどケニアのお偉いさんたちとも話がついてる風な状況ときたもんだ。銀行の役員という立場上そっち系の話はおおっぴらに公開はできてはいないんだけど…例えば、玉ねぎ、ニンジン、豚肉とカレールーを買った人がどんな料理をするかわかる?カレーだよ。そんな感じで、このあとADKがどういう風になっていくか、想像するのはたやすいんだな。
ADK買えばええねん私財法。
広告業界の人です。
元電通のはあちゅう(伊藤春香)さんが、元電通のクリエイティブディレクターである岸勇希さんのパワハラを実名で伝えるという、勇気ある行動をしました。はあちゅうさんはインフルエンサーとして電通から仕事を直接的にも、間接的にも受けている可能性が高いので、仕事を失う(かもしれない)中でこの行動をとったのは素晴らしいことだと思います。
https://www.buzzfeed.com/jp/takumiharimaya/hachu-metoo?utm_term=.rsZgEzAX9#.inw64Bypb
邪推になりますが、Newspicksでの特集が行われ、幻冬舎から書籍が刊行され、岸氏のメディア価値が高まるこのタイミングでの発表、Buzzfeedとはあちゅうさん(と背中を押したヨッピーさん)は、かなりの覚悟をもって周到に進めていた感じがします。私は働く一個人として、より本質的な問題解決が行われてほしいと感じています。電通を中心として、業界全体が良くなってほしいと思い、勝手ながら補足説明をさせてください。
広告業界の人としては、この領域にメスが入ったことに快哉を叫びたい気持ちでいっぱいです。なぜなら、広告業界はこうしたパワハラ/セクハラが横行しているから。そして、昨年の電通騒動で問題になったのは主に「長時間残業」であり、パワハラが問題として矮小化されていたから。
電通が発表している労働環境の改革は主に時短や働き方の弾力化がほとんどとして発表されています。
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4015/
7月のクローズアップ現代でも、そのほとんどが働き方に関することであり、パワハラの文字は見えません。高橋まつりさんの問題に関しても、不適切な残業が原因としており、高橋さんのTwitterで確認できたような、パワハラやセクハラに関することは対外的な問題として受け止められているようには感じません。
しかし実際はこうしたハラスメントが横行しており、電通をはじめとした広告業界の中における「弱者」は大きな被害を受けているのが実態です。
広告代理店の仕組みは業界内にいないとわかりにくいかもしれません。様々な強者と弱者が存在し、さまざまなカタチでハラスメントが行われています。
今回の岸氏-はあちゅうさんの関係はこれにあたります。一般企業にも存在する関係性です。ただし広告代理店で特にこれが激しい理由は後述します。
多くの代理店社員は学生と関係することはありませんし、総合商社のように社員が採用に対して推薦するというような仕組みがないため、学生に対するセクハラは構造的には起きにくいのですが、一部の広告代理店の権力者は異なります。岸氏がBuzzfeedの記事で「カンヌ広告祭にインターンを連れて行った」という記載があります。(岸氏は直接的関与を否定していましたが)
広告業界は個人の力が強くなりやすく、かつクリエーティブはその中でも特権階級のため岸氏のようないわゆる「スタークリエイター」的な存在には絶大な権力が存在します。こうした権力者は採用に対して意見する力を持っている人もいます。こうした権力者は岸氏に限らず多く存在します。
https://twitter.com/UfG7GCzb7Oupjyz/status/942341326497923072
例えばTwitterで話題になっている博報堂で若者研究を行っている原田曜平氏なども似たような権力者でしょう。(真偽はわかりません)
電通、博報堂、ADKにはクリエーティブのインターン採用が存在します。こうしたインターン採用にまつわる問題は存在する可能性があります。Buzzfeedの記事にも記載がありますが、岸氏も「インターンで学生相手にやり過ぎたから、さすがに電通から切られたのでは?」という噂が本当かどうかわかりませんが業界内ではまことしやかにささやかれていました。
広告代理店はテレビ局や新聞社から広告枠を仕入れて、一般企業に販売しています。これが「代理店」と言われている理由です。基本的にはテレビ局や新聞社にとって広告代理店は「枠を買ってく売ってれるお客様」です。従って広告代理店の方がメディアより一般的には立場が上のように感じますが、テレビ局や新聞社と広告代理店は深い関係にあり、実情としては持ちつ持たれつです。事実、大手代理店にはテレビ局や新聞社の関係者が多くコネで採用されています。こうしたテレビ局や新聞社の役員や局長、部長クラスから、広告代理店の若手メディア担当は強烈なパワハラ/セクハラを受ける例が多いです。
(おそらくこうした問題は最後まで報道されないことでしょう。代理店同様に、マスコミも自浄作用に乏しい業界ですし、上述したような力関係で代理店側から訴えることは難しいので)
広告代理店において広告を出してくれる一般企業はお客様であり、クライアントと呼ばれています。つまり、立場は圧倒的に上です。広告代理店が広告を出す企業に対して強気に出ることはまずありません。これが長時間労働の温床になっていた「徹底的な御用聞き営業」の実態です。NOと言わないのですから、なんでも仕事が積み上がり、労働時間が増大します。
これと同時に存在するのが、クライアント企業のエグゼクティブからのパワハラ/セクハラです。持ちつ持たれつなメディアとは異なり、明らかに立場が弱いので、営業は厳しい立場にありパワハラやセクハラを受けやすい環境です。セクハラは言語道断ですが、難しいのは「パワハラと業務の注文」との境界線です。この狭間で多くの営業が心を病んでいます。
3と同様、この問題も明るみに出にくいでしょう。その理由は下記の通りです。↓
https://twitter.com/fladdict/status/942317902799060992
広告代理店は様々な業務を請け負うため、下請け会社を多数並行で使うハブ的な立ち位置になることが多いです。そんな下請け会社はクライアント相手と反対に、代理店から仕事をもらう立場ですから、立場が弱いです。つまりセクハラやパワハラが非常に起きやすい環境です。事実、代理店内では下請け会社へのパワハラやセクハラでの懲戒は多いです。(セクハラ/パワハラだけでなく、金銭の着服といった事件も存在します)
そもそもテレビ局などのメディアを含むマスコミという業界が、現代のネット隆盛まで実態が謎に包まれており、問題が表面化しにくかったことが大きいでしょう。結果的に自浄作用が非常に低く、問題が放置されていた現状があります。それだけでなく、人間対人間のトラブルが起きにくい産業構造であることも大きいです。いわゆるメーカーなどと異なり「代理業」が主であることから、自社の商品というものが基本的にありません。結果、人間が大きな変数として存在することになります。(コンサルなどと同様の産業構造です)そのため、人間関係が重要になりハラスメントが起きやすくなります。
様々なパターンがあり、広告代理店内には加害者と被害者が混在し、ある面では被害者が、加害者になることもありうる環境にあります。広告代理店内からハラスメントを根絶するためには、このすべてを是正しなくてはなりません。様々なハラスメントが起きやすい業界だからこそ、どの業界よりもハラスメントに厳しくなくてはいけないのですが、結果的にどんな業界よりも緩い・・・だからこそハラスメントがそこかしこで起きる、という実態があります。企業ガバナンスそのものを変える覚悟を持たなくてはならないのです。
※この情報はオープンにされていないため、あくまで個人の意見として情報を受け取ってください。
■はじめに
美大生が広告代理店へのAD職の内定を勝ち取るために必要なことは情報戦である。
これから来年の就活解禁である3月1日(一応来年度の解禁日も3月であると聞いた)に向けて作品制作をしている学生に向けて言いたい。
私自身はAD職ではない。同じ美大卒ではあるが、しがないWebディレクターをやっている。
ただ広告代理店や有名プロダクションのAD職の先輩、後輩を多数知っている、多くのポートフォリオを見てきたものとして美大生の就活に物申す。
100万かけて作品をつくる先輩もいる。
あっさり別業界へ行く人もいる。
これだけデザインという言葉が普及している中、学んだ発想法を活かして美大生は方々で活躍している。
広告を学んだ美大生が、広告代理店以外の企業へ行く人も多くなってきた。
逆に専門学校や一般大の人が代理店のAD職になっても良いのではと感じている。
それでも大手広告代理店の求人は特定の美大に集中する。それはAD職に必要な手法が特定の美大に集中しているからに他ならない。
しかし、その情報を知るもの同士の世界はごくごく狭いものを感じる。
「電通へ行ったタマビの○○先輩のポートフォリオ 」であったり「博報堂へ行った芸大の○○さんのポートフォリオ」であったりが彼らの間で代々流通している。
それが社会へ出たあとも代理店のAD職や有名広告制作プロダクションのデザイナー同志の交流は続いていて、定期的な飲み会が開催されている。
美大生は美大生の間で群れ、社会に出てもクリエイティブはクリエイティブ同士でつるむ。
(そうでない人もいる)
(オリンピックロゴ騒動が良い例である。身内同士でコンペをやっているようにしか見えないのは半ば必然であると感じた。)
参考:http://francepresent.com/hakuhodo/
■やるべきこと
美大生の就活は作品がすべてである。そのためにはポートフォリオが必要不可欠だ。
(各社審査方法は違うがポートフォリオベースの作品は必要)入社した先輩のポートフォリオを集め、自分なりの作品を作ってゆく必要がある。
私はこれまでに自身が就活した年の直近2~3年の電通、博報堂、ADK、東急エージェンシーに内定をもらったポートフォリオを見たことがある。
年代によって求められてくるものが変わってくるため、直近入社した先輩のポートフォリオを見ないことには内定はまずありえないと感じた。
就職課に置いてあるポートフォリオは古いものも多くあまり参考にはならない。
優秀な先輩といかに情報のやり取りをしておくかが内定につながると言っても過言ではない。
“感性"とか"センス"ではなく"知っているか"、"知らないか"である。
その知識の一つに”広告を作ってはならない”というものがある。
アマチュアの広告作品を見せても粗ばかりが目立ってしまいマイナスポイントとなってしまう。
それ以上に、AD職になるためには”自分”という一貫性が大切である。
分かりやすく言うと自分のポートフォリオにテーマを付けていたのである。
確かに3年生の課題の展示で見かけたものではあるが、むしろ自分の作品のテーマを課題に合わせているというスタンスである。
外部のコンペで入賞した作品や自主制作など意識が高いスタンスがうかがえる。これらの作品も、ひとつのテーマに寄り添って制作をしている。
そしてもう一つの知識、”アイデア”を出すための方法を身につけることである。
制作に必要なアイデアを生み出すのは一人で考えていると思われがちであるがそうではない。
アイデア発想法自体は既存のもので、これはAD職だけでなくどの仕事へ就いても社会へ出てから便利だ。
・KJ法
この二点がおすすめ。詳しい説明はリンクを貼っておく。https://liginc.co.jp/life/useful-info/37016
そして彼らは日夜休み時間が来ると食堂に来てはポートフォリオに入れる作品制作の打合せをしている。
毎夜毎夜、いつものメンバーが集まってブレストをしている光景が食堂へ行くと垣間見える。
この協力体制こそ、アイデアを生み出すための秘訣であると言える。(そして身内化してしまう原因でもある。)
■まとめ
一人ひとりが数少ないパイを巡って争うよりも、協力体制をつくれば醜い争いをしなくて良い。しかもより高みを目指せる。
しかし変化と多様性は必要である。このまま特定の美大のみが代理店のAD職になることはクリエイティブ業界全体の不振や成長の遅れにもつながる。
広告代理店へ行ったから偉い、有名なプロダクションへ入ったから偉い。美大はADにならないと偉くない。という価値観が広がってゆく。
毎年行われている各校のオープンキャンパスはそういった先輩たちの栄光が嫌というほど聞ける。
結局入社しても過労で死んでしまう人もいるし、逃げ出してしまう人もいる。世間のさらし者にされてしまう人もいる。
私にとってこの数年の広告とクリエイティブ業界の不振は堪えた。
ブラック企業問題全般に言えるんだけど、やりたくてやってる長時間労働との折り合いはどうつけたらいいのかな。
もしイチローが過労死して誰か球団に文句いうの?村上隆が過労死してカイカイキキは責められるの?
広告業界ってのはサラリーマンだけどそういう意思でやってる人が多いのよ。
俺もそう。やりたいの。朝までクオリティあげたいの。土日返上でクオリティあげたいの。
強制なんかされてない。マジで帰ったって怒られない。クビにもならない。
でもいい広告を創りたい。新しいコミュニケーションを生み出したい。
電通博報堂ADKはそういうやりたくてしかたないやつが集まってるって。
じゃあなんでこんなことが起きるのか?
1.広告業界を「とはいえエリートな普通の企業」って思っていた、そして思わせていた。
テレビ局が激務なのは知られた話で、しかもそれはみんなやりたくやってるってことは比較的みんな知ってる。
多分、本気で広告上位狙う学生って他業界志望がテレビ、新聞、商社、コンサル、外銀と被ってると思うんだけど、
その中でも広告ってまともな働き方よりだという勘違いを生んでる気がする。内資だし、上場企業だし。
多分それは、総合職で採用して営業もクリエイティブもぜーんぶ可能性ある採用してるのがひとつある。
クリエイティブはホントに最後まで粘る、営業はクリエイティブに任せて帰ることも多い。でも、接待は多い。
そういう、辛さのポイントが違う職種を一括でとっちゃうからズレが出る。
テレビ局は制作、報道、ビジネスでつらさのポイントも楽しみポイントも違うし採用も別。
デジタル運用系(この前不正発覚したやつ)、ダイレクト業務(今回の過労死の件)はマジでやばい。
何がやばいのかは時間かかっちゃうので解説しないけど、いわゆる総合広告代理店の入るやつの趣味趣向から一番遠い業務。
一旗あげやるぜ!っていうサイバーエージェント志向はどんな業務でもやれるんだけど、
電通博報堂ADKみたいな総合代理店入るやつのマインドのやつがモチベーション感じれるのとは真逆。
電通に入るやつは優秀だから適応できるやつもそれなりにできるけど、基本は中途のスペシャリストで回してるような業務。
俺オリンピックやりてーんだー、とか、おましろいCMやりたいんだーみたいなやつが入るとやばい。
例えるなら、広島カープにピッチャーで入ったのにサンフレッチェの球団事務になった感じ。
どっちが上とかではなくて、どっちも誇り高い仕事なんだけど、職種も業種もちがうくね?みたいな。
俺はこの業務やりたくないし、もっとやりたかったやついたんじゃね?ていう。
それくらい違う。ほんとにやばい。どの代理店かはいわないけど、あの業務に俺が異動させられたら
命じられた時点で辞めるレベルに違う。
まとめると、多分あの子は電通に向いてなかったのに受けたし、人事が向いてないと読みきれずとっちゃったし、向いてない部署に配属しちゃったし、やめる判断はしなかったし、できないくらい追い込んだし、もうなんか不幸の積み重ね過ぎて見てらんないって感じ。
あとちなみに、あの部署はアナルに栄養ドリンクに一番遠い部署だと思うし、そんなこと俺はマジでどの代理店でも聞いたことない。革靴ビールとか陰毛燃やしは聞いたことある。でもそれは、大学のサークルでそれをやってきたやつが社会人なっても空気読まずに自らやってるイメージ。コンプライアンスとか以前に、どの業界でも俺含めてゆとりも増えてきててそんなことしたら社内も社外もドン引きするだけ。
偉大なる先増田様 http://anond.hatelabo.jp/20161016224105(削除逃亡済)
トイアンナのぐだぐだ/電通に入るようなエリート層は「降りたら死ぬ」ゲームを生きている
http://toianna.hatenablog.com/entry/2016/10/15/102629
上記のアナルといいエクストリームなパワハラ・セクハラは一部のクライアントに限られるだろうが、「明日までにこの映像を修正して納品してください。寝なければできますよね。この企画が成功したら10億単位で追加予算出ますから」なんて目の前に人参をぶら下げた地獄労働はよく聞くし、私も依頼したことがある。その後、同じように低予算で何度もギリギリの納期で依頼せざるを得なかったことも。
こちらについて、少し考えてみてほしい。
電通マンが編集パソコンの前に座ってチマチマ映像の修正作業をするわけではない。
実際に寝ないで作業を行うのは、下請けの制作会社の人間である。
せっかくなので誰かの目にふれればと思い、少し書きとめておきます。
…
広告代理店の「徹夜してでもギリギリまで作業し続ける体質」は人・部署によるがだいたい本当である。
(ちなみその体質は、実は電通よりも博報堂やADKのほうがひどい。彼らは二番手三番手なので必死&一番手よりだいたい無能なのである)
電通は社員が7000人もいる。仕事の内容も本当に多岐に渡る。
新聞広告欄を取る営業から、デジタル広告、TVCMの制作から、商品開発、東京オリンピックの仕切りまで…
だから、みな自分の部署以外のことはほとんどわからないし、あまり興味もない。
だから「自分の居場所とは違うとこで起きたこと」なので反省しようもない。
きっと今この日曜日午前中も多くの広告代理店の社員は仕事をしているだろう。
だって私も、今日も代理店とのプレゼンの企画会議のために出社している。
……
グラフィック制作会社、映像制作会社(以下、プロダクション)の人間も当然つきあう。
むしろ、
打合せの拘束時間+作業時間を考えると、一番疲弊するのはプロダクションである。
打合せ(or待機)数時間、そして打合せが終わってからひたすら修正&修正のエンドレス作業開始…
そして、
納品まで続く、営業経由でやってくるクライアントの様々な事情、代理店のクリエイティブの(どうでもいい)思いつきを
納品まで延々と具体の形にし続けるのはプロダクションの人間である。
延々膨大な効率の悪い作業を経て、やっと納品が見えてきた頃に、代理店社員の誰かが言うのだ。
「◯◯さん、今度こんなプレゼンをやることになったのだけど…」
意外に思うかもしれないが、代理店の人間はだいたいプロダクションの人間にやさしい。
どちらかといえば代理店は、平身低頭の勢いで電話してきて「なんとかやってくれませんか…」という風になる。
そして、
だって「代理店の言うことはなんでもやります」という姿勢がないと仕事がなくなってしまうのだ。
「クライアントの言うことはなんでもきく代理店」という構造は、ここで再生産される。
ちなみに、徹夜での特急作業量はだいたい見積もりには載せられない。
納品までに発生する作業は、どんなに理不尽なことがあっても全てグロスである。
だが、プロダクションは決してその体制に声をあげることはない。
なぜか。
それは、代理店から仕事がなくなると会社がつぶれるからである。
利益率の高いTVCMの減少と、デジタル化による「すぐつくれるようになったんでしょ」という意を暗に含む、
プロダクションはどこも疲弊しきっている。利益がでなくて自転車操業である。
受注しても利益は出ない、しかしどんな仕事でも受注しないと会社がつぶれる、だからどんな理不尽案件でも(笑顔で)受け続ける…
プロダクションで仕事を取り仕切る営業窓口はプロデューサーであるが、
プロデューサーは圧倒的にだぶついているので、仕事は取り合いである。
そして、実務を担当するプロダクション・マネージャーは今、圧倒的に人手不足である。
当たり前だ。
代理店を超える超絶激務、同じ仕事をしているはずの代理店の社員よりも給料の半分以下、
しかし、今日も死ぬまで終わらない膨大な仕事・作業をこなし続ける。
彼らはどこにも発言する機会はない。
プロダクションの社員で団結する話をするほどのプライベートな時間なんかあるわけがない。
…
下請けの最下層、プロダクションの末端社員のことを少しでも想像してみてほしい。
真のブラックにいる人間は声すらあげない(あげられない)ということに気づいてほしい。
たとえば、今必死に叫ばれているように奇跡的に電通を始めとする広告代理店の体質が圧倒的に改善されたとする。
しかし、クライアントからオーダーされる仕事量は減らないだろう。
そうすると、
次の自殺はどこで発生するだろうか。