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2023-09-20

熱力学の第2法則

つい最近エントロピー増田記事を見たが、ワイもちょっとだけメモすんで。

 

ユニタリ量子力学を想定した宇宙論があるとして、系・観測者・環境という3者がそこに存在すると考えられるわな。

 

から熱力学の第2法則は「系のエントロピーは観察者と相互作用しない限り減少できず、環境相互作用しない限り増加できない」と言い換えられんねん。

 

観察者と系の相互作用については、量子ベイズ定理から得られるわけや。

宇宙論インフレーションで生じる長距離エンタングルメントがあるが、宇宙エントロピー観測された情報ビット数に比例するのではなく、指数関数的に減少して、特定の観察者が脳が保存できる情報量よりもさらに多くのエントロピーを減少させられるってわけや。

 

2023-09-17

anond:20230916150141

エントロピーは「熱」と深い関係があって、たとえば注目する物体に熱が入ったとき状態がどう変化するか記述するとき必要になるんだよ(たとえば小学校で習った比熱はエントロピー記号S)をつかってT∂S/∂Tと書ける)。

エントロピーは熱を温度で割っただけの量(ちょっと厳密じゃないけど)で、熱と似た感じの量なんだけどエントロピーのほうは「状態量」というのが重要(熱は違う)。

色々端折るけど、昔の人が熱だけに注目していたら熱力学という体系は完成しなかった。

エンタルピーエントロピー関係について

承前https://anond.hatelabo.jp/20230916001142

前回の記事反響の中で、「エンタルピーについても解説して欲しい」というご意見複数いただいた。

エンタルピーエントロピーと同じく熱力学統計力学に登場する概念で、名前の紛らわしさもあってか、初学者がしばしば「分からない」と口にする用語の一つである

だが、実は、エンタルピーの難しさはせいぜい「名前が紛らわしい」くらいのもので、エントロピーと比べてもずっと易しい。

記事では、「エンタルピーエントロピーとどのように関連するのか」というところまでをまとめておきたい。前回の記事よりも数式がやや多くなってしまうが、それほど高度な数学概念を用いることはないので安心して欲しい。






まずは、円筒形のコップのような容器に入っている物質を考えて欲しい。

容器の内側底面の面積をAとし、物質は高さLのところまで入っているとしよう。物質の表面には大気から圧力Pがかかっており、物質もつエネルギーはUであるとする。

この容器内の物質に、外から熱Qを与えると、物質が膨張し、高さが⊿L高くなったとしよう。このとき物質もつエネルギーはどれだけ増加しただろうか?

熱をQ与えたのだからQ増加したのか、と言えばそうではない。物質が膨張するとき大気を押し上げる際に物質エネルギーを消費するからである。このエネルギーはそのまま大気が受け取る。

力を加えて物体を動かしたとき物体には、力と移動距離の積に等しいエネルギー仕事)が与えられる。

物質に与えられた熱Qは、物質がした仕事Wの分だけ大気に移り、残った分が物質エネルギーの増加分となるから

⊿U = Q - W

となる。これを「熱力学第一法則」と呼ぶ。

いま、物質大気に加えた力は F = PA であるから物質がした仕事は W = F⊿L = PA⊿L となる。

物質の体積は V = AL であり、その増加量は ⊿V = A⊿L であるから仕事の式は W = P⊿Vと書き直せる。従って

Q = ⊿U + P⊿V

とすることができる。


さて、ここで

H = U + PV

定義される状態量を新たに導入しよう。

この状態量の変化量は

⊿H = ⊿U + (P + ⊿P)(V + ⊿V) - PV

  ≒ ⊿U + P⊿V + V⊿P

となるが、圧力一定 (⊿P = 0 ) の条件下ならば

⊿H = ⊿U + P⊿V

とすることができる。

これは先程のQと同じ値である。つまり圧力一定の条件では、物体が受け取った熱は単純に状態量Hの増加分としてしまってよい。この状態量Hが「エンタルピーである

既にお分かりと思うが、この「エンタルピー」は「エントロピー」とは全く異なる状態量である

だが、熱力学においては、この二つはしばしばセットで登場するのである。それは、前回記事最後に述べた「エントロピー増大の法則」と関係がある。

しかし、それについて述べる前に、エントロピーについて一つ補足をしておきたい。







前回記事では、エントロピー変化と温度関係を「エネルギーのみが変化する場合」について考えた。

T = ⊿E/⊿S (体積・物質一定の条件で)

エンタルピーとの関係を考えるにあたっては、体積が変化する場合についても検討しておく必要がある。


そこで、「エネルギーと体積が変化するが、物質量は不変」という場合を考えよう。

(ここで、「物質量が不変」とは、物体構成する各成分の物質量がそれぞれ全て不変、という意味である。すなわち、化学反応相転移などが何も起こらないような変化を考えている。)

この場合には、エントロピー絶対温度関係はどうなるのだろうか?

結論を先に言えば、物質が外にした仕事」に関係なく、エントロピー一定量増加させるために要する「熱量」で絶対温度が決まるである

T = Q/⊿S (物質一定の条件で)

仕事の分だけエネルギー流出するにも関わらず、なぜそうなるのだろうか?

その理由は「膨張」という現象にある。

体積の増加によって物質構成分子の配置パターンが増加し、その分エントロピーも増加するのだ。この増加分が、エネルギー流出によるエントロピーの減少分をちょうど補うのである


このことをきちんと示すには、体積一定物体A(エントロピーSa)と、体積が変化するがAに対しては仕事をしないような物体B(エントロピーSb)を考えればよい(どちらも物質量は不変とする)。

両者を接触させ、絶対温度がどちらもTになったとしよう。このとき、AからBへ流れる熱とBからAへ流れる熱が等しく、巨視的には熱が移動しない「熱平衡」という状態になっている。

このとき、AからBに移動するわずかな熱をqとする。物体Aは体積一定なので、T = ⊿E/⊿S が適用できる。すなわち

T = -q/⊿Sa

となる。

熱平衡はエントロピー最大の状態であるから、微小な熱移動によって全体のエントロピーは増加しない。また、エントロピー自然に減少もしないので、

Sa +⊿Sb = 0

である

従って ⊿Sb = -⊿Sa より

q/⊿Sb = -q/⊿Sa = T

としてよいことになるのである

(この論法がよく分からない読者は、Aのエネルギー Ea を横軸に、全エントロピー Sa + Sb を縦軸にとった凸型のグラフを描いて考えてみて欲しい。エントロピー最大の点での接線を考えれば、ここで述べている内容が理解できると思う。)






では本題の、「エントロピーエンタルピー関係式」を見ていこう。

ビーカーのような容器に入った物質Xと、その周囲の外環境Yを考える。

Xは何らかの化学変化を起こすが、Yは物質量不変とする。X,YのエントロピーをそれぞれSx,SyエンタルピーをそれぞれHx,Hyと定める。X,Yの圧力はP、絶対温度はTで一定とする。

Xが化学反応を起こして熱Qを放出したならば、エンタルピー変化はそれぞれ

⊿Hx = -Q , ⊿Hy = Q

となるであろう。

一方、Yについては物質量不変より

T = Q/⊿Sy

であるので、

Sy = Q/T = -⊿Hx/T

と表せる。

これを用いると、エントロピー増大の法則

⊿Sx + ⊿Sy ≧ 0

T⊿Sx ≧ ⊿Hx

と書き直すことができる。これが最初に述べた「エントロピーエンタルピー関係式」である

エントロピー増大の法則」をこのように書き直すことにより、自発的な変化が起こるかどうか」を「物質自身状態量の変化」のみで考えることができるである。これが、エンタルピーエントロピーとセットでよく出てくる理由である

導出過程を見直せばすぐに分かるが、エンタルピー変化は「物質放出した熱による外環境のエントロピー変化」を表すために用いられているに過ぎない。

本質的には、「自発的に反応が進行するかどうか」はエントロピーによって、すなわち、微視的状態パターン数の増減に基づく確率によって決まっているのである

anond:20230916001142

ある細胞が死んで温度が下がるとする

それでもエントロピーは増える

するとやはり霊体ができるのか

2023-09-16

anond:20230916001142

エントロピーがわかった気がしないのって、

・「エントロピー計」がない。

内部エネルギー計はないけど、温度計代用できる、っていわれたらそうかな、って気もする。

あと、自由エネルギーの話なしでエントロピーは上手に説明できないような気がする。

anond:20230916001142

時間存在しないって本で読んだけど

エントロピー人間主観的錯覚だって

エントロピー増大則以外の物理法則時間を逆回ししても成り立つからエントロピー増大則が人間主観的ものだとすれば、

宇宙に不可逆な時間が流れてるように感じるのも人間主観にすぎないってさ

エントロピーってさ

しろ時間証明だと思ってる。

時間存在するという証明

例えそれが確率的なものかつ便宜上的なものであろうとも。

エントロピー無縁の法則

こちとらエントロピーなんて知的概念とは無縁の底辺社会で生きとるんで意味なんて知らなんでええんや

それより阪神選手名前覚える方が重要

anond:20230916150141

科学教という宗教では、生物存在意義を「エントロピーを減らすこと」と考える一派があるため

anond:20230916001142

エントロピーが何であるかはなんとなくわかったけど

エントロピーについて考えることに何の意味があるのかがわからなかった

anond:20230916001142

情報理論熱力学って違うからなぁ

情報理論エントロピー解釈しているので、熱力学の方はちっともわからない

直感的に、コイントスで表になるか裏になるかという問題があったときトスする前は状態確定していないのでエントロピーが最大だとわかるが、トスした後は状態が確定してエントロピーが最小になる

これを量子力学に当てはめると、観測エントロピーを減らして、デコヒーレンスは(おそらく)エントロピーを増やすだろうと想像できる

そして観測とは何かという話になると、意識関係するのではという話になる

(ところで超決定論を前提にしたらエントロピー状態はどうなるんだろう...)

anond:20230916001142

クラウジウスおじちゃんボルマンおじちゃんエントロピーはなんとなくわかったけど、シャノンおじちゃんのえんとろぴーが分かりません!

エントロピーとは何か

エントロピー」という概念がよくわかりません。 - Mond

https://mond.how/ja/topics/25cvmio3xol00zd/t242v2yde410hdy

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/mond.how/ja/topics/25cvmio3xol00zd/t242v2yde410hdy


エントロピー」は名前自体比較的よく知られているものの、「何を意味しているのか今一つ分からない」という人の多い概念である。その理由の一つは、きちんと理解するためには一定レベル数学概念特に微積分と対数)の理解必要とされるからであろう。これらを避けて説明しようとしても、「結局何を言いたいのかすっきりしない」という印象になってしまやすい。

エントロピー」を理解し難いものにしているもう一つの理由は、「エントロピー」という概念が生まれ歴史的経緯だと思われる。

エントロピー提唱された時代は、物質構成する「原子」や「分子」の存在がまだ十分に立証されておらず、それらの存在を疑う物理学者も少なくなかった。エントロピー提唱クラウジウスは、「原子分子存在を前提しなくても支障がないように」熱力学理論を構築し、現象の可逆性と不可逆性の考察からエントロピー」という量を発見し、非常に巧妙な手法定義づけたのである

その手法は実にエレガントで、筆者はクラウジウスの天才性を感じずにはいられない。だが、その反面、熱力学における「エントロピー概念簡単イメージしづらい、初学者には敷居の高いものとなってしまったのだ。

その後、ボルマン分子存在を前提とした(よりイメージやすい)形で「エントロピー」を表現し直したのだが、分子存在を認めない物理学者達との間で論争となった。その論争は、アインシュタインブラウン運動理論確立して、分子実在が立証されるまで続いたのである





現代では、原子分子存在を疑う人はまず居ないため、ボルマンによる表現を心置きなく「エントロピー定義」として採用することができる。それは次のようなものである

「ある巨視的状態を実現しうる、微視的状態パターンの多さ」



例えば、容積が変わらない箱に入れられた、何らかの物質を考えて欲しい。

箱の中の物質の「体積」や「圧力」「物質量」などは具体的に測定することができる。また、箱の中の物質の「全エネルギー」は測定は難しいが、ある決まった値をとっているものと考えることができる。

これらの量を「巨視的状態量」または単に「状態量」と呼ぶ。


ここに、全く同じ箱をもう一つ用意し、全く同じ物質を同じ量入れて、圧力や全エネルギーも等しい状態にするとしよう。このとき、二つの箱の「巨視的状態」は同じであるでは、内部の状態は「完全に」同じだろうか?

そうではあるまい。箱の中の物質構成分子の、それぞれの位置運動状態は完全に同じにはならない。これらの「分子状態」は刻一刻と変化し、膨大なパターンをとりうるだろう。

このような分子レベル位置運動状態のことを「微視的状態と呼ぶ。


「微視的状態」のパターンの個数(場合の数)はあまりに多いので、普通に数えたのでは数値として表現するのも難しい。そこで「対数」を用いる。


例えば、巨視的状態Aがとりうる微視的状態の数を1000通り、巨視的状態Bがとりうる微視的状態の数を10000通りとする。このとき、Aの「パターンの多さ」を3、Bの「パターンの多さ」を4、というように、桁数をとったものを考えるのである

この考え方には、単に「とてつもなく大きな数を表現するための便宜的手法」という以上の意味がある。

先の例では、AとBを合わせた微視的状態の数は1000×10000=10000000通りであるが、「パターンの多さ」は7となり、両者それぞれの「パターンの多さ」の和になるのである


この「パターンの多さ」がすなわち「エントロピー」Sである

「微視的状態パターンの個数」をΩ通りとしたときエントロピーSは次のように表現できる。

S = k*logΩ

(ただし、kはボルマン定数と呼ばれる定数であり、対数logは常用対数ではなく自然対数を用いる。)

この「エントロピー」は、同じ巨視的状態に対して同じ数値をとるものであるから、「体積」や「圧力」などと同じく「状態量」の一つである





このような「目に見えない状態量」を考えることに、どのような意味があるのだろうか?

その疑問に答えるには、エントロピーエネルギー関係について考える必要がある。


再び箱に入った物質を考えよう。この箱に熱を加え、箱内の物質エネルギーを増加させると、エントロピーはどうなるだろうか?

まず、総エネルギーが増加することにより、各分子に対する「エネルギーの分配パターン」が増える。さらに、個々の分子の平均エネルギーが増えた分、可能運動パターンも増える。このため、エネルギーが増えるとエントロピーは増加すると考えていいだろう。

では、エントロピーの「上がり方」はどうか?

エントロピーは微視的状態パターンの「桁数」(対数をとった値)であるからエネルギー継続的に与え続けた場合エントロピーの増加の仕方はだんだん緩やかになっていくだろうと考えられる。


ここで、多くのエネルギーを与えた「熱い物質A」の入った箱と、少量のエネルギーしか与えていない「冷たい物質B」の入った箱を用意しよう。箱同士を接触させることで熱のやりとりが可能であるものとする。

物質Aには、熱を与えてもエントロピーがさほど増加しない(同様に、熱を奪ってもエントロピーがさほど減少しない)。言いかえると、エントロピー一定量増加させるのに多くのエネルギーを要する

物質Bは、熱を与えるとエントロピーが大きく増加する(同様に、熱を奪うとエントロピーが大きく減少する)。つまりエントロピー一定量増加させるのに必要エネルギーが少ない


箱を接触させたとき、AからBに熱が流入したとしよう。Aのエントロピーは下がり、Bのエントロピーは上がるが、「Aのエントロピー減少分」より「Bのエントロピー増加分」の方が多くなるので、全体のエントロピーは増加するだろう。

もし、逆にBからAに熱が流入したとするとどうか? Aのエントロピーは上がり、Bのエントロピーは下がるが、「Aのエントロピー増加分」より「Bのエントロピー減少分」の方が多いので、全体のエントロピーは減少することになる。


エントロピーが多いとは、微視的状態パターンが多いということである。従って、「AからBに熱が流入した」状態パターンと、「BからAに熱が流入した」状態パターンとでは、前者のパターンの方が圧倒的に多いエントロピーは微視的状態パターン数の対数なので、エントロピーの数値のわずかな差でも、微視的状態パターン数の違いは何十桁・何百桁にもなる)。これは、前者の方が「起こる確率が圧倒的に高い」ということを意味している。

これが、「熱は熱い物体から冷たい物体に移動する」という現象の、分子論的な理解である

冷たい物体から熱い物体へ熱が移動する確率は0ではないが、無視できるほど小さいのである


物体が「熱い」ほど、先程のエントロピー一定量増加させるのに必要エネルギーが多いといえる。そこで、この量を「絶対温度」Tとして定義する。

T = ⊿E/⊿S (体積・物質一定の条件で)

エントロピー定義ときに出て来た「ボルマン定数」kは、このTの温度目盛が、我々が普段使っているセルシウス温度(℃)の目盛と一致するように定められている。



さて、ここで用いたエントロピーが減少するような変化は、そうなる確率が非常に低いので現実的にはほぼ起こらない」という論法は、2物体間の熱のやりとりだけでなく、自然界のあらゆる現象適用することができる。

すなわち、「自然な(自発的な)変化ではエントロピーは常に増加する」と言うことができる。これが「エントロピー増大の法則である


ただし、外部との熱のやりとりがある場合は、そこまで含めて考える必要がある。

例えば、冷蔵庫プリンを入れておくと、プリン温度は「自然に」下がってエントロピーは減少する。

しかし、冷蔵庫が内部の熱を外部に排出し、さら冷蔵庫自身電気エネルギーを熱に変えながら動いているため、冷蔵庫の外の空気エントロピーは内部の減少分以上に増加しており、そこまで含めた全体のエントロピーは増加しているのである





最初に、「エントロピー理解には微積分と対数理解必要であると述べたが、なるべくそうした数学概念に馴染みがなくても読み進められるようにエントロピーの初歩的な話をまとめてみた。如何だったであろうか。

筆者は熱力学統計力学専門家でもなんでもないので、間違ったことを書いている可能性もある。誤りがあればご指摘いただけると幸いである。


クラウジウスによる「原子分子存在を前提としない」エントロピー定義については、筆者よりはるかに優秀な多くの方が解説記事を書かれているが、中でも「EMANの熱力学https://eman-physics.net/thermo/contents.html個人的にはおすすめである。興味ある方はご参照いただきたい。

続き

エンタルピーエントロピー関係について

https://anond.hatelabo.jp/20230917090022

2023-09-15

意識的にならんとエントロピーがー

ダラダラと情報摂取してると世のカオスに飲まれていくような感じがしない?

2023-08-28

抱き枕に向かって腰を振り狂うおのれの下半身の虚しさたるや、まるでモヤシをおかずに飯を貪っているようなものである。夏でも人肌恋しくなるものかと絶望する。人類希望の星、セクサロイドはいつ実現するんだろう。別に高性能な機能じゃなくていい。可愛らしい顔と、すべすべで柔らかい肌と、女性の平均身長より少し低めのぷりっとした身体があれば、あとはなんだっていい。膣がなくても構わない。そもそも僕には穴は必要ない。僕らのドッキングはその程度じゃ到底収まらない。それは頭のてっぺんから足のつま先まで、全身の肌と肌が隙間なく密着することで生まれ官能的なエントロピーの波により、僕らは神聖なる魂を解き放ってサイケデリックランデブーへと旅立つのである。いつかそんな日が訪れることを心より願っている。

2023-08-12

今更ながら

今更だがぐぐってNMRパイプテクターなる詐欺商品が繰り出してきた純粋熱力学的には否定しようのない「エントロピーを高めた黒体焼結体が徐々にエントロピーを下げる過程エネルギーが出るのでエネルギー保存則は破ってない」に難癖つけてる低能が多かったのに再度驚愕した。この人たちds=d'q/Tって第二法則と同時に習う公式知らないのかしら。最近は「エントロピーを高め(のままに止め置い)た二水化酸素が(残念ながらnmr(ry)は違って)一気にエントロピーを下げる過程エネルギーが出てくる」のを楽しむ(恐らくその結果は楽しんでない、でてきたエネルギーのせいで思ったより冷たくないから)自販機すらあるというのに(昔は自宅で失敗すると悲惨な結末が待っていたもんだ。っていうほどでもないか

2023-08-11

anond:20230811172738

思ったんだが、逆ビッグバンが起きたらエントロピーが下がるんか?そしたらサイクリック宇宙論にならへん?

ま、物理学なんてしょーもないし考えたくもない

2023-07-29

夏の生きづらさ

よく冬と夏とどっちが好き?みたいな話があるじゃん科学的はどうなんだろうな。

・夏は化学的に反応速度が上がって生物学的な時間が早く流れる?脳の働きも良くなる?まあホメオスタシス・・・

・夏は生成したエントロピーを捨てずらくなるから身体発熱量~活動度を上げられない

・冬は化学的な反応速度が下がって時間の流れが遅くなる?老化しづらい?活性酸素できにくい?

・燃料がいくらでも入手できる前提で外気温が低い方が熱機関的な効率が良い

2023-07-02

Twitterから移住先についての私的オヌヌメランキング

1位「現実

うーん認めたくないですけお。ランキングを作る以上は嘘つきたくないですお。やはり現実ですお。

困った時に助けてくれますからね。維持コストも回転周期が見た目以上にゆっくりなんで意外と安いです。3年に1回居酒屋で4時間ぐらい愚痴りあうとかで何とかなります

個人的にはまず会社の同僚から関係性を増やしていくのがオススメですかね。

50人同僚がいる中の1人2人一番相性がいい人とかでいいので。

あと結婚している人は「家族」大事にしたほうがいいっすね。

結婚してない人は婚活してみるのもありかも知れません。

人恋しさと時間がダブついてるときにやっておくべきっす。

2位「丁寧な生活

SNS中毒が無理やり治療されましたね。物凄く暇になった人も多いでしょう。それならまずは部屋の整理整頓とかガッツリやるのはどうでしょうか?部屋がキレイになるとキモチが綺麗になりますね。いかがでしたか

まあやっぱ人間生きてるだけで部屋はエントロピーするんですよ(増える/減る のどっちが正しいんでしたっけ?)。

特に今の季節は手を抜くとカビが生えたりしますし、冬物出しっぱとかだと導線が美しくないですよ。

ひとまず生活できるのレベルは皆維持されてますが、ストレスを減らして生活できるのレベルってかなり上の方まで上げられるんですよね(むしろストレスがだいぶ下げられると言った方がいい?)。

日常的に脳にかかる負荷を減らすのは睡眠時間をしっかり確保するのと同じような効果がありますよ。

つうか睡眠時間って沢山取ろうとしても上限はあるわけだし、ちゃんと寝て綺麗な部屋で暮らすのが大事なんですよやっぱ。

3位「趣味

いい加減、インターネットで陰口いいあうだけの人生はやめて、まともな趣味を、みつけろ。

逆におすすめしないランキング
・1位「Mastodon

使い方がかなり違う。同じだと思って使うと違和感がすごいよ。似た使い方をしようと無理すると最後既存住民との衝突になるよ。チャイナタウンみたいになるよ。

・2位「misskey」

深淵空気に目を長く晒しはいけない。受けるストレスを減らそうとした脳が「これが普通なんだ」と自己洗脳を始めるからゆっくりと脳がドブで茹でられていく。一度染み付いたドブの呪いを脳から取るのは時間がかかる。

近づくべきではない。

・3位「ふたばちゃんねる」

ちゃんねると迷ったんだよね。5ちゃんの方が移住候補に考えてる人は多いだろうから。でも少数であってもふたばに行く人がいるなら止めなきゃ。

理由は上と同じだけど、もっと酷いよ。本当に駄目。今の虹裏には絶対に近づかないで。濃縮のループが繰り返されて完全に脳が壊れた人達が詰め込まれいるから。

「つまらない人がつまらない事をする段階」を通り越して「つまらない上にモラルのない人が、モラルがない人にとっての面白いを追求し、まともな人はついてけなくなってエコーチェンバーが加速しまくってる段階」だからね。

絶対に駄目だよ。

2023-06-22

anond:20230621210336

同時期に就活した、有名大学卒男子です。

就活、大変だったけど、たまたま一緒になった女子食事に誘ってくるのおもしろかったなー。

一対一で、違う人と、15回くらいは行った。国家公務員一種面接で待ってるときも誘われた。

情報交換という名目で。そんなに大変だったのか。私はモテない方だと自覚してますが、そんな時代だったのか。

説明会行っても、後で私だけ別室に呼ばれて面談、というのもあった。

えらい人(研究所長)が出てきて、「これは面白くない仕事かもしれないけれど。。。」 などと言うので

面白く無い仕事は興味無いです、今日は話を聞きに来ただけなので」 などと答えてた。当時は右も左も分からない怖いもの知らずでした。

別の会社では、このあと私だけ面談したいなどと言われて、女子との誘いを断って行ったんだけど

普通雑談の中にいろいろ混ぜてくるの。何の科目が好き?得意?と聞いて来るから、 物理化学が得意です、と言ったら、熱力学の第二法則について説明してください、とか。

何聞きたいのかわからないので、エントロピー定義からはじめた(熱力学定義統計力学定義情報論的定義)けれど、

お前絶対わかってないだろ、と思いながら話してた。わからなかったら聞いて下さい、とは言ってる。

トータルとして、この後の人生であまり経験しないことをいろいろ経験させてもらった、と思ってプラスにとらえてる。

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