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はてなキーワード: 一騎打ちとは

2021-09-09

anond:20210909131328

去年、国民民主党側の政治家が合流した時にやったよ

国民泉健太枝野一騎打ち。他の議員立候補なし。

立候補にあたり二人が語ったことは多様性中間層の復活と税制改革きれいな政治についての理念で、何をどうするのかの具体的な政策はなかった

消費税減税については枝野は明確に否定してた

信頼される野党第一党なるみたいな話をして「やる気あるのかなあ」って感じ

これじゃ盛り上がるわけないよ

立憲の議員にはやりたいことがとくにないのかもしれない

2021-09-01

枝野共産との連立も否定候補者調整も競合区70を残して放置

枝野氏、単独過半数掲げる 衆院選共産との連立否定

https://nordot.app/805746656034226176?c=39550187727945729

立憲民主党枝野幸男代表は1日、共同通信インタビューに応じ、次期衆院選について「単独過半数の獲得を目指す」と述べ、政権交代の実現に意欲を示した。目指す政権の在り方として「共産党とは日米安全保障条約天皇制といった長期的に目指す社会像に違いがあり、連立政権は考えられない」と明言。「どういう連携ができるか公示までに具体的に示したい」とした。

 289ある小選挙区での野党共闘について「共産との競合区は約70しかない。200を超える選挙区野党候補は一本化されており、与野党一騎打ちの構図が事実上できている。既に大きな到達点を越えている」と語った。

枝野お前本当は勝つ気ねぇだろ

2021-08-13

TOKYO PRO、誰が優勝すると思う?

JINとカネキンの一騎打ちみたいな感じあるけど、なんだかんだで韓国のクソデカフィジーカーがオリンピアを持っていく結果になると思う!

2021-08-10

anond:20210810225607

菅vs高市一騎打ちで 

討論会高市無双するのが楽しみ

総裁選日程が決まってから首班指名まで、高市早苗がメディアジャックする

リベラルおじさん政党は忘れ去られる

2021-07-10

予言】あと4年間菅内閣が続くよ

五輪まれば、そこそこ東京五輪盛り上がる。

日本人選手メダルラッシュ五輪文句言えない雰囲気になる。

何だかんだで開催して良かった」

ワクチン接種でコロナも落ち着く。


そして五輪直後に内閣改造

若手や女性を登用し、人気のある河野小泉重要ポストにつける。

内閣改造したらご祝儀支持率上がるので

その直後に「国民の信を問う」と言って解散


経済政策を強く打ち出し

こども庁創設

最低賃金全国平均1000円

大学無償化給付型奨学金対象拡大

グリーン政策 

デジタルなど

野党は、共産党と組むか組まないか国民民主党や東京連合が立憲と揉める。

んで、維新れいわが候補者立てるから結局一本化できない。 

議席は減らすも、自公過半数クリア

その直後に総裁任期満了。

 

直前に総選挙で勝った総理は変えづらい。

最大派閥細田派も二階派も、有力候補はいない。

国民人気のある河野小泉、石破は党内基盤が弱い。石破は派閥が弱体化。

で、結局、麻生安倍・二階の3人が勝ち馬に乗るために菅を担ぐ。

岸田文雄との一騎打ちで大差で再選。


コロナを乗り越えた菅は強い。

官僚人事のグリップメディアとの癒着でがっちり統制して手堅くやる。

で、支持率上がったタイミング内閣改造解散総選挙議席を増やす

このタイミング麻生と二階は引退するから

あとは安倍の言うことだけ気にして好きにやる。

橋下徹民間大臣に登用。

観光立国国家戦略特区規制改革中小企業再編、配偶者控除廃止、DXをトップダウンで力強く進めて、経団連など経済界から強い支持を得る。

維新と協力して大阪万博成功



んで、任期満了勇退して、河野太郎か小泉進次郎に禅譲する。

2021-07-04

ツール・ド・フランスの楽しさ【本日無料放送

ツール・ド・フランスに関する増田を書いたところ興味を示された方が少しおられましたので、私が考えるツール・ド・フランスの楽しさを少しずつご紹介できればと思います。うまく伝わるとよいのですが。

なお、私なんかの雑な解説よりもはるかにキチンと書かれた解説文献がネット上にはごろごろあります。内容が少し古いのですが JSPORTS の「ツール・ド・フランスを知るための100の入り口:Vive le Tour!」などがオススメです。

https://www.jsports.co.jp/cycle/tour/tour_100/

どんなレース

100年以上の歴史を持つ、世界最大の自転車ロードレースです。町から町、村から村へと移動しながら3週間かけてフランスを一周するというコンセプトの催しです。tour は英語ツアーではなくフランス語の「一周」。定冠詞をつけて le Tour と言えばフランスではツール・ド・フランスを指します。たぶん。

お祭りであり、競技でもある

だんじり祭りのようなもの」という対比が腑に落ちると支持を集めていましたが、さりとて完全に形式的行事というわけでもなく、UCI(国際自転車競技連合)では最上位の格式を与えられたれっきとした国際競技です。勝者には多くのポイントが与えられ、テニススキーのようにランキングされます

お祭りムードなのはツールの規模や歴史がそうさせているのであって、観客にとってはお祭りだけれど選手たちにとっては重要な(そして最も栄誉のある)国際試合です。

バーチャルフランス観光

世界配信されるツールの中継は観光立国フランス観光案内の側面も持ちます

選手たちの熱戦のあいあいまに風光明媚フランス国土景観雄大アルプスピレネー大自然中世のたたずまいをそのまま残す町並み、古い城塞寺院等の生映像がこれでもかと挿入されますレースの流れはいまいちわからないという人でも、数機の空撮ヘリを駆使して送られてくるそうした風景を眺めているだけでもまったく飽きさせることがありません。

ステージレースのしくみ

自転車ロードレースには、一日で終了する単発の「ワンデーレース」と、数日かけて開催される「ステージレース」があります

ツール・ド・フランス代表されるステージレースは一日一日のレース独立したひとつレースで、その都度優勝者がひとりいます(これをステージ優勝といいます)。が、それとは別に、すべてのステージを通して通算ゴールタイムが最も短かった人が総合優勝となり、基本的にはこの総合優勝がそのレースもっと名誉のある成績となります

ツール・ド・フランスステージレースの中でも最長のもので、途中で2度の休養日を挟みつつ全21ステージを戦います

同時進行する複数レース

勘のいい方なら、ステージ優勝と総合優勝はそれぞれ個別に狙うことができることにお気づきでしょう。

その通り、総合優勝を狙うほどの実力がない選手でもステージ優勝は狙えるし、逆に、大会最後まで通算トップタイムを維持できれば、必ずしもステージ優勝を獲らなくても総合優勝することができます

このように、同じひとつレースを走っているように見えても「ステージ優勝したい選手」と「総合優勝したい選手」とが入り混じって走っていて、それぞれの思惑、それぞれの戦略、それぞれに警戒すべき競争相手がいるという重層構造ステージレースにはあるのです。

各賞がさらレースを熱くする

総合優勝ステージ優勝のほかにツール・ド・フランスには「ポイント賞」や「山岳賞」といった名誉も同時進行します。

毎日コースにはそれぞれチェックポイントが設定されていて、そこを上位で通過すると通過順に応じた点数が与えられます

ポイント賞はスプリンター(短距離を全力疾走する力にすぐれた人)のための賞で、ステージ中間の平地や、平坦なステージのゴール地点に点数が設定されています

山岳賞はその名の通りクライマー山登りが得意な人)向けの賞で、上りのしんどさに応じて点数が設定されています

これらの各賞争いのゆくえもレースの進行に奥行きを与える要素となっています

個人戦のように見えて実はチーム戦

ツール・ド・フランスには総勢184名の選手エントリーしていますが、マラソンなどのように「個人参加が184名」ではなく、「8名チームが23組」です。

23のチームは

「ウチはめっちゃ強い選手がひとりおるけん、こいつを総合優勝させたるんや」

「ウチは総合優勝を狙えるような選手はおらんけど、ステージ優勝をいくつかカッさらうつもりやで」

といったように、それぞれに異なる思惑を持って大会に参加しています。こうした目的意識の違いから、あるステージでは空気のようにおとなしくしていたチームが別のステージでは突然はりきりだす、といったことがあります

エースアシスト

このように、どのチームも「ある選手を勝たせる」ことを目標としてチームを作り、作戦を練っています。8人で参加していても、ステージ優勝も総合優勝もワクはどっちみち1人なので、たった1つのそのワクをチーム員8人に互いに競争させて争わせるよりも、かつぐ1人を決めて残りの7人でその選手バックアップしたほうが勝率は上がりますよね。

かつぐ選手エースといい、バックアップする選手たちをアシストと言います

エース格の選手はふだんはアシストたちから様々なサポートを受けながら自分ポジションを守り、ここぞと言う時にその実力でライバル勝負します。

アシスト格の選手自分の体力やタイムと引き換えに(いわば捨て駒として)エースサポートしつつ、出番がなければ体力を温存したり、エースの出番がないステージならステージ優勝を狙って名前を売ったり、というスタンスレースに参加しています

空気抵抗集団走行

マラソンなどと違い、自転車ロードレース集団走行します。これは空気抵抗と大きな関係があります

前面投影面積の自乗に比例とかそういう難しい話は省略しますが、とにかく平均時速40km/h以上という自転車レーシングスピードにおいて、もっとも大きな走行抵抗は「空気抵抗」です。

そしてこの空気抵抗は誰かの真後ろを走ることで劇的に軽減することができます。これをスリップストリームとかドラフティングといいます

時間距離となる自転車ロードレースでは、誰かが風よけとなって先頭を走り、みんなでその後ろをついていく省エネ走行します。たまに風よけ役となる選手を交代しながら、身を寄せ合うようにして走ります

集団の人数が多ければ多いほど、すなわち風よけ役となる交代要員の数が多ければ多いほど集団走行メリットは大きくなるので、敵対関係にあるチーム同士でも「今は一緒に走ってたほうがトクだよね」と利害が一致することになり、敵同士なのでまるで味方同士のように全員で仲良く集団走行をすることになります

レースの中でもっとも大きな集団をメイン集団とかプロトンと呼びます

(7/6:今日読み返して間違いに気づきましたが「前面投影面積の自乗に比例」ではなく空気抵抗は「速度の自乗に比例」です)

典型的レース展開《平坦ステージ

平坦基調コースでは、多くの場合「ゴールスプリント」がステージ優勝を決めることになります。瞬発力と最高速度に優れたスプリンターたちがゴール前の数百メートルをお互いに肩をぶつけながら猛ダッシュして着順を争う、とてもエキサイティング勝負の場面です。

なので、有力なスプリンターを擁するチームの目標は「我がチームのスプリンターをゴール前まで無事に・いい位置で連れて行くこと」になります

しかゴールライン200km先です。スプリンターをゴール前まで無事に連れて行くことが目標のチームばかりだと、レースは終盤近くまで非常にのんびりと穏やかな集団走行になってしまます

そこで、抜け駆けを狙う選手が出てきます。長距離比較ハイペースで走ることに秀でた選手たちがステージ優勝を狙って一発「逃げ」を打つのです。

たいていの場合逃げ集団は数名から20名ほどの小集団で、「逃げたい」という思惑の一致した色んなチームの選手から構成されます敵対関係にあるはずの選手同士ですが、「メイン集団から逃げる」という利害関係が一致している間はお互いに協力し合って、メイン集団を突き放そうとします。

一方、メイン集団スプリンターを勝たせたい人たちの集まりですから、彼らをまんまと逃げおおせさせるわけにはいきません。ただ、上でも書いたとおり集団は大きければ大きいほど有利です。なので、逃げ集団をいつでも捕まえられる位置に泳がせておいてほどよく追いかける、という展開になります

なぜ逃げを許さずに早々に捕まえてしまわないかと言うと、捕まえてしまって集団ひとつにまとまってしまうと、またそこから逃げを打とうとする選手が出てきて、そのたびに追いかけたりなんだりの悶着があってペースが乱高下し、大事スプリンターを消耗させてしまうからです。

逃げ集団は多くの場合ゴール寸前でメイン集団にとっ捕まってしまます。これはレース力学しかたのないことなのですが、それでもなお逃げ屋が逃げを打つのはなぜかというと、「絶対にとっ捕まるとは限らないから」です。風向きの変化など様々な要因によってメイン集団が思うように逃げ集団との差を詰められないことがたまにあり、「確率は低いものの狙ってみる価値はある」くらいの勝機があるのです。

典型的レース展開《山岳ステージ

今日放送時間が迫ってしまいました。とりあえずここまでで一旦投稿します。後ほど続きを書き足していきます

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山岳ステージは峠道の上り坂をコースのメインに組み込んだステージです。1つのステージでの標高差(垂直方向への移動)が2000mから3000m以上にもなりますツール・ド・フランスではアルプスピレネーのふたつの山岳地帯が必ず日程に組み込まれていて、大会ハイライトとなります

当然ながら山岳賞争いが展開しますが、同時に総合優勝候補同士のぶつかり合いになるのが山岳ステージの見どころです。

まず山岳賞を狙うクライマーたちが集団を抜け出してヒルクライム競争します。一方、メイン集団では総合優勝を狙う選手同士がガチンコ直接対決をし始めます。先頭と後方でふたつの戦いが同時進行するような感じです。

ヒルクライム走行速度が低くて空気抵抗があまり問題とならないため、アシストを動員した集団走行メリットが少なく、チーム力よりも個人の登攀力が勝負の鍵になります山登りの得意な、あるいは調子のいい総合優勝候補にとって、そうでないライバルをふるい落とすチャンスなのです。

集団の中で体力を温存する(ある意味サボる)ことができない山岳ステージでは選手ひとりひとりのコンディションの良し悪しが表面化するというのもひとつの見どころかと思います

閑話休題(7/6)

書いたのはおとといなんだけど今ごろになってブクマがつき始めたぞ?

しばらくブクマトラバもまったくなかったので投げ出しちゃったんですよね。寄せられたコメントを見る限り、現時点でも読んでくださっているのはすでにサイクルロードレースをよくご覧になっている方々ばかりのようなので、紹介記事という体裁ではありますのんびりと書き足していきます

マイヨ・ジョーヌのゆくえ

しくみの項で述べたとおり、ステージレースの最終目標総合優勝です。各ステージのゴールタイムの合計がいちばん短かった人。

総合タイムは毎ステージ加算されていきますので、第1ステージから先は常に「今のところ持ちタイムいちばん短い暫定首位」が一人いて、この選手は真っ黄色ジャージを着て走ることになっています。いつでもどこでも、あの選手が暫定トップなのね、ということが一目瞭然です。この黄色ジャージマイヨ・ジョーヌといい、ツール・ド・フランスはこの黄色ジャージ争奪戦解釈することもできますね。

緒戦第1ステージをいいタイムステージ優勝すればまずはリーダージャージを着られるので、序盤のうちは総合優勝など全然狙っていない選手が着用するなどリーダージャージのゆくえは流動的です。

ですが、レースも中盤に差しかかってくると各チームの本命選手たちが総合タイムの上位を占めるようになり、ジャージ争奪戦様相が濃くなっていきます

2位以下の選手トップ選手から突き放されないように、トップ選手ライバルに出し抜かれないように、互いが互いをマークしながらレースを進めることになります

リーダージャージを着てしまえば、あとはずっと2位の選手にぴったりくっついて走ることできればタイム差は縮まらないのでそのまま総合優勝できてしまいそうな気がしますが、これは半分正しくて半分正しくありません。

リーダージャージ防衛の基本戦略はたしかにそれなのですが、必ずしもそう簡単に事は運びません。アシストに守られながら集団のままゴールできるステージばかりではありません。大会中1~2回設定されるタイムトライアルのステージは一人ずつ走るので駆け引き余地がありませんし、山岳ステージではアシストを使い果たした本命同士の一騎打ち複数チームが包囲網を敷いてリーダーに波状攻撃をかけたりと、リーダージャージを奪い取るチャンスは時おり訪れます

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中継が始まったので今日はここまで

2021-05-27

事実上一騎打ち

こういう「こまけぇこたぁいいんだよ!」的な、見通しの良い表現が他にあれば知りたい。

2021-05-23

ベルセルクパクリと言われた漫画

ベルセルクの作者である三浦先生訃報を目にして、ふと思い出した事がある。

悪魔狩りという漫画の事だ。

元はガンガン(途中からガンガンWING)で連載されていた漫画で、エニックスお家騒動の際にコミックブレイドマッグガーデン)に移籍した作品だ。

連載開始の頃にガンガンを購読していた事もあり、それなりに気に入って読んでいた作品だった。

この作品ベルセルクパクリ漫画としてネットで散々叩かれていた。

何がそこまでの情熱を駆り立てたのか分からないが、わざわざパクリ検証サイトまで作っている人も居た。

まあ確かに設定に似通ったところはあり、構図にもパクリといえばパクリなのかなぁという場面があった。

が、「これは言いがかりではないか?」というものもあった。

例えば悪魔狩り主人公は中盤から身の丈ほどもあるでっかい剣を装備する事になるのだが、その事自体ベルセルクパクリだと散々叩かれていた。

え? でっかい剣を装備しただけでパクリなの? と当時の俺は不思議に思った。

まあ特徴的な装備という点でパクリみたいなものなのかな? とも思ったが、そのでっかい剣を背中に背負ってる構図さえもベルセルクパクリだと叩かれていた。

あんなでかい剣を腰に下げる訳にもいかないだろうし、背中に背負う事自体はごく自然な事では? と思い、同じ様な意見を探したが検索の仕方が悪かったのか見当たらなかった。

それからもしばらくネットでは叩かれていたが、好きな作品だったので読み続けた。

途中エニックスお家騒動による移籍があったりしたが、無事完結を迎える事ができた。

少し端折った感もあったが、作者の戸土野先生はしっかりお話を畳んでくれた。

気に入っていたキャラクターが散々酷い目にあった上に、最終的に主人公との一騎打ちの末に死んだりもしたが完結までたどり着いた事がとても嬉しかったのをよく覚えている。

なんとなく懐かしくなってきて、本棚の奥から引っ張り出してきて最初の方から読み返している。

……やっぱりパクリってほど話は似てないと思うんだがなぁ。

2021-05-22

[] - May 22th, 2021

𝐀𝐧𝐨𝐧𝐲𝐦𝐨𝐮𝐬 𝐍𝐞𝐰𝐬 - 𝐌𝐚𝐲 𝟐𝟐𝐭𝐡, 𝟐𝟎𝟐𝟏

ローカルニュースを全国に

𝐀𝐧𝐨𝐧𝐲𝐦𝐨𝐮𝐬 𝐍𝐞𝐰𝐬についてと、バックナンバーこちら→anond:20210507172613

宮崎県マイナンバーカード普及率でぶっちぎりの一位を記録

今月1日、マイナンバーカード都道府県別普及率(人口に対する普及枚数)で、宮崎県トップだということが総務省の調べで分かった。

今月1日に発表された総務省資料によると、宮崎県の普及率は39.9%で、2位の奈良県から5ポイント差をつけ大きく引き離している。3位の兵庫県の普及率は34.3%で、奈良県と熾烈な2位争いを繰り広げている状況。その下には、滋賀県東京都神奈川県が僅差で続く。

宮崎県一人勝ちとなっている状況であるが、平成29年3月の時点では、トップ3県のほか、東京都神奈川県大阪府などの大都市を有する都道府県トップ争いに加わっていた。令和3年7月には東京都宮崎県一騎打ちが見られたが、東京都はその後伸び悩んだ反面、宮崎県は堅実に伸び続けた。

また、今回のランキング特筆するべきなのは新潟県だろう。新潟県は今月の都道府県ランキング最下位だったが、町村別ランキングダントツトップを誇る粟島浦村を有するのは同県だ。粟島浦村の普及率は75.3%で、今月のランキングでは下位に14.9%差をつけ1位。平成29年3月から続く連勝記録をまた一つ塗り替えた。

粟島浦村は、日本海に浮かぶ人口340人の小さな島。小さい島だからこそ地元のつながりが強く、住人同士が誘い合って申請を行ったほか、役場職員無料顔写真撮影を行ったことが好調の要因だという。新潟県市町村とともに研究会を立ち上げ、最下位脱却を目指すつもりだ。

    静岡県下田市農協組合職員2人に、詐欺被害を防いだとして、下田警察から感謝状が送られた。

    出来事が起こったのは4月19日のこと。息子を装った詐欺電話を信じた高齢男性現金300万円を引き出そうとしたところ、不審に思った職員警察に連絡。被害を未然に防ぐことができた。

    表彰を受けた職員の一人はNHKインタビューに対し、「高齢な方には丁寧な対応をして、日頃からお客さんと接する時間を増やして、ちょっとした変化にも気付けるようにしていきたい」と話した。

    警察庁の資料によると、詐欺手段として最も多いのが電話で、86.9%を占める。また、詐欺の手口として最も多く行われているのがキャッシュカードを騙し取る預貯金詐欺だが、知名度が高いオレオレ詐欺による被害も少なくないことにも注意する必要がある。

      2021-05-04

      ラスボスと戦わない話好き

      昔読んだカルマの塔っていう戦記もののなろう小説があって、それがすげー良かった

      主人公は、武の才能はないけど、根性合理性と執着によってメッチャ強くなった人

      ライバルとして野性味のある魅力的な天才みたいな奴がいて、戦場主人公結構戦う

      わりと倒した相手は死んでいくタイプの話なんだけど、そのライバルとは引き分けの形になることが多くて、決着がずっと引っ張られる

      そんで、最後にでかい会戦があるんすよ

      ライバル君が少数を率いて主人公のところに突っ込んでくる、みたいな展開になる

      そらまあ一騎打ちやろなあと思うじゃないすか

      そうならないんだよな

      戦いすら発生しないんですよ

      主人公は、「もう手は尽くした」みたいなことを言いながら、たしか優雅お茶を飲むみたいなことすらやっていた

      最後のでかい戦闘に不参加なんすよ 主人公

      なんかシビれたんだよな あれ

      あいうのないか

      事前に手を打っておいて、ラスボスとの戦闘が発生しないようにしちゃう展開

      かなりカッコいいよ

      2021-04-08

      anond:20210408201730

      コンペでは、ほぼ直接対決一騎打ちGoogleにやぶれ

      スマホでは、Appleにやぶれ

      Amazon先生案件では、技術説明する前にコロナに倒れ

      たぶんあいつら、なのってないけどFaceBOOK

      GAFAは俺に恨みでもあんのか!?いつも最後のコンペでおれをふるぼっこにしていくんだが。。。あいつら

      つぎから、コンペ相手を、フルボッコにするまえに、自分たちは実はGAFA召喚できるGAFAの先端なんだとなのってくれ

      こっちもドラゴン召喚術士をよんどくから

      2021-02-20

      アーマードコアの話をしてる増田があったので

      俺もする



      俺が好きなのは4系。他シリーズ信者からは、まーた4系かって言われそうだけど4系が世界で一番すき

      何が好きって機体が好き。ミーハーだけどfaホワイトグリントが一番すき。4のホワイトグリントもすき。次点で水没王子の機体。名前は忘れた

      パイロットは僚機として雇えるメイ・グリンフィールドとか、マクシミリアン・テルミドールとか、まだまだいけるぜ!メルツェェェェル!!の人がすき。パイロット名は知らない

      一方で古王はあんまり覚えてない。気がついたら最終決戦で勝手に沈められてたぐらいの印象しかない。ていうか人類種の天敵ルートセレン姐さんの印象が強すぎる

      4はオペレーターフィオナとジョシュアがすき。フィオナの横?に居た間男みたいな語り部のやつはそこまで好きでもない

      4の最終決戦のハードモードで、ジョシュア倒した後に割り込んでくるあの変なネクストは嫌い。余韻もへったくれもないうえに大して強くないし、何のために出てきたんだ

      あとBGMがとにかく好き。4系といえばThinkerがクッソ有名だけど、個人的にはゲーム内で使われてなくてサントラしか収録されてないDragon Diveお気に入り

      任務中に聞けるthe bloody honey cannot stopがすき。繰り返し聞きすぎたせいか、一番耳に残ってるBGM

      そして肝心のゲーム性も好き。QBでドヒャアドヒャアするのもすきだし、追加ブースター付けて月光でぶった斬るのもすき

      ハードモードホワイトグリント戦で、水没王子と逆流王子を始末したあとにホワイトグリントと一騎打ちで撃ち合うのもすき

      倒したと思ったら再起動してくるのもすき。とにかくホワイトグリントがすき。OBすると胴の一部が展開するギミック狂おしいほどすき

      そもそも4系は空中戦を長いことできるのがすき。空中でドヒャアドヒャアしながら撃ち合ったり、たまに遮蔽物で身を隠すあの感じが最高に良い



      フロムは早くアーマードコアスタッフを再招集して4系の系譜を作って?

      2021-02-11

      戦国時代大河ドラマで学んだ

      これらのことに気づくのに随分遠回りした。大河ドラマだけでは歴史は学べない。

      2021-02-08

      きりんさんの感想見てたら、史実ではないし面白くもないオレオレクライマックスが欲しかったみたいなことを言う奴がいて、勝手だなあと思った。

      そういう奴に限って、史実ではない総大将同士の一騎打ち議論戦闘とか、史実だけど時代劇では一般的ではない新説を取り入れた演出を見たら、「史実と違う!」って文句言うんだよね。

      2021-01-26

      和歌山二区県民です

      和歌山二区農業関係をやってます 別区なので認識が違う面もあるかも知れませんが一応

      ちなみに他県の人向けに一応前提を書いておくと、和歌山はいわゆる自民王国参議院議員には世耕排出してる、自民の強い地盤だよ

      さらにただの脇道話だけど元増田への反応でちょこちょこ名前が出る竹中平蔵は仁坂知事高校同級生だよ

      まず空気としては自民党政権に違和感・不満はあったとしても選挙しても与党がひっくり返ることはないだろうな、という諦め感があるのです

      そこで心配になるのは自民党落としにかかった上でそれでも自民党が勝った場合に今後さら冷遇される可能性があることです 二階さん辺り、いかにもしそうでしょ

      特に農協TPP反対から農協改革でターゲッティングされたと認識してるので、その傾向が強い

      そんなわけでずっと二階と共産党候補一騎打ちに、たまに維新とか幸福実現党とかが混ざってくるみたいな状態のなか、

      大きめの票田は、さすがに共産党政権与党を取ることもないだろうからとりあえず二階というか自民党の味方をしておくみたいな考えなんだよね

      ちなみにウチの二区だと民主党もそれなりに得票あったんだけど、元民主党候補が維新鞍替えしてからまり強い対抗馬が出てこないね

      脳死と言われるならば脳死なんだろうけど、じゃあどうすればいいのよという状態なのも感じ取って貰いたい

      2021-01-10

      逆張りオタク鬼滅の刃映画みてきた感想ネタバレあり】

      注意:鬼滅の刃が大好きな人、読んで気分を悪くしたらごめんなさい。

      今まで流行ものを進んで見るのは敬遠してきた。半沢直樹も、進撃の巨人も、米津玄師も全く知らないしむしろ進んで見ないことを選択してきた僕が鬼滅の刃を見た。その際にいろいろ思うことがあったから忘れないうちに書く。

      まず、なんで鬼滅の刃を見たのかということだけど、流行っているから、ではなく、好きな女の子と話を合わせるためだった。1年くらい前、鬼滅の話をツイッターでしていたのを見て、慌てて見始めたが、序盤の退屈な展開と、戦闘中寒いギャグ入れてくるナンセンスさと、善逸のうるささと、死体グロさで、13話くらい(善逸と伊之助がそろったところくらい)まで見てしばらく見るのをやめていた。(でもBGMは高く評価してた)それで、最近になって女の子lineをしていたら鬼滅の話になったので、これはまずいぞぅと思って2日でのこりの全話みて今日映画見てきた。

      アニメは、最初はつまらなく感じていたが、蜘蛛一家を倒して柱が出てくるあたりでちょっとだけ面白くなってきた。それでも同じ会社Fateやら空の境界やらと比べたら、まだ微妙だなあと思ってた。ちなみに冨岡さんが出るシーンは爆笑してた。あの人いつも真顔でおもしろいもんね。

      今回の映画の主役は煉獄さんだったが、アニメを見る前の煉獄さんの印象は「目がこわいなあ、なんか嫌だなあ」という感じだった。アニメで初めて煉獄さんの声を聴いた時、はつらつな熱血そうな人、という感じでそこそこの好印象だった。

      ここから映画感想になる。

      まず列車の中で煉獄さんが「うまいうまい!」と言いながら弁当食ってるシーンは笑った。その後鬼が出てきて、煉獄さんが炎の呼吸使って秒殺するところは、さすがのufo作画だけあってかっこよかった。で、その後眠らされて炭治郎と煉獄さんが幸せな夢を見てるシーン、炭治郎が泣きながら家族を見捨てていくところは泣きそうになった。でも泣かない。逆張りオタクから

      炭治郎の無意識領域で、核を殺しに来た少年を導いてる無意識妖精さんを見て泣きそうになった。おま、おま、お人よしにもほどがあるだろう。そんなんだから毎回死にそうになるんだぞ、と思った。それとは逆に煉獄さんの無意識領域が焼けた荒野なのもなんかジーときた。はつらつな人の無意識がそんな荒野なのって悲しくないですか。

      それから飛んで、炭治郎と伊之助が列車一体鬼の首を斬るシーン。斬ったのはいいんだけど、運転手が炭治郎のお腹に針みたいの刺しちゃって、炭治郎が怪我をしちゃう場面。列車脱線して倒れてから運転手列車の下敷きになるんだけど、炭治郎が伊之助に「その人も助けてやってくれ」みたいな事言いますよね。オイオイオイ、このお人よしが、ってなった。伊之助がぶちぎれて助けないようにしようとしてたが、僕はこっちの方に賛成だった。なぜなら僕はお人よしじゃないし、その運転手が足を引っ張ったから。

      アニメ1話からここまで見てきた全体的な印象として、炭治郎はあまりお人よし過ぎると思った。乗客全員救おうとするし、鬼の事情を思って一人で悲しくなっているし、実際結果がどうであれ、思想だけで言えばめちゃめちゃ綺麗で道徳的なことであると思うのだが、あまり理想を追いすぎている。それは炭治郎が中途半端に実力を持っているために、救えない命を救おうとして、それが空回りして、そう映っているように見えるのかもしれない。鬼滅の刃がいわゆるオタクではない一般層に人気がでたのはここら辺が大きいんじゃないかと思う。オタクが見るアニメ基本的主人公は何らかの問題を抱えていて、決して道徳的とは言えなかったりすることが多い(ただしこれは、僕が型月のオタクからそういう感じに慣れすぎてるだけってのが大きいと思う)。だから主人公の炭治郎のお人よしさは、アニメなんか普段見ない人間じみた思想に浸された人たちには大うけするが、僕みたいな逆張りオタク違和感を覚える評価になると思うし、伊之助の意見の方に賛同する人が多くなりそうである小学生にうけてるのだって、炭治郎の生きざまを見れば正義ヒーローと変わらないもんな。

      話を戻す。列車が倒れた後に上弦の猗窩座さんが出てきて煉獄さんとばとる事になるのだが、最後の一歩手前まではとてもよかった。なんか作画のいいドラゴンボールみたいだし、さすがufoだと思ったし、煉獄さんかっこいいなあと思った。

      最後煉獄さんが猗窩座さんの首に刀を食い込ませて猗窩座さんがヤベェってなってるとき、「いけー!れんごくさんがんばえ~!」と心の中で応援しながら首を斬るのを待っていたのだが、炭治郎が「煉獄さんを助けなきゃ!」といって飛び出していくシーンで、おいおいおい、まて、男と男の一騎打ちに首を突っ込むな、となった。そのあと(ぶっちゃけ詳しく覚えていないけど)煉獄さんが死んで猗窩座さんが逃げちゃって、負けるんかーい!!って思った。猗窩座さん逃げちゃったら回復して煉獄さんが負わせた傷とか全部無駄なっちゃうんじゃないの?煉獄さん無駄死に?え?え?となって困惑していた。かまたんが逃げる猗窩座に煉獄さんのほうがすごくてすごいんだぞ!みたいなことを言っていたような気がしたが、負けてちゃなにも意味がないだろうって思っちゃった。

      それで、結局煉獄さん死んじゃってかまたん伊之助善逸みんなベソかいて、でも伊之助が奮い立たせるのは解釈合ってた。でもその後、伊之助が泣くのを堪えて修行に励むのかと思ったらぼろな気して女々しくかまたんをポカスカ叩いていたので解釈違い起こした。伊之助、お前は強くあれよ。

      今回の映画最後のシーンには納得はいかなかったけど、この後の物語につなぐための中間着地点としてはまあ妥当なのかなあなんて思ったり。

      その後スクリーンから出て、トイレで「70点は高いし、60点は低い、うーん、67点くらいかなあ」と心の中で点数をつけていた。

      何より煉獄さんがたった2時間主役になっただけで、あかざさんを殺せずに死んでしまったのが悲しかった。

      ここまで書いて改めて、流行ものツッコミいれながら見るのは気持ち悪いなあと感心してしまった。

      映画を見る前は「もしかしたら僕は社会の波に飲まれて手のひらクルクルすることになるのではないか」と恐怖していたのだが、いざ映画を見てみたらナチュラルに僕の好みに合わないところを見つけて、「この気持ち逆張りとは関係がないぞお」と嬉しくなる半面、そんなことで嬉しくなる自分自己嫌悪を抱いた。

      僕は逆張りオタクからこんな感想になったのだけど、ちゃん流行ものに乗れるオタクはどんな感想だったのか気になる。

      それではまた

      2020-11-01

      ネット最初のシーン結局何だったの?っていうのの考察ネタバレ有)

      クリストファーノーランの「TENET」は考えれば考えるほどよくわからなくなってくる映画だ。

      この映画では大きく分けて4つほど大きなイベントが発生しているが、どのイベントでも複数人物が各々の思惑で動いているうえ、常識的にあり得ない時間の流れ方が一部に起こり、尚且つ一つのイベントがより大きなイベントの一部であったというような入れ子構造になっていたりもする。人類の命運をかけたヒーローヒール一騎打ちだとか、国家総力を手玉にとったクライムアクションとして扱うには話が複合的過ぎる。

      それでもなんとかストーリーの流れは把握できてそれなりには楽しめた。生意気を言うと映画作品の出来としてはちょっと言いたいこともあるけど、好事家同士で談義したり一人で考察を広げたりしがいのある作品であることは確かだと思う。

      先々週の日曜に初めて観たあと、気になった部分を確認するため先週末に再び映画館に行った。パンフレットあいにく売り切れていたのでAmazonで注文することにした。

      二回見てある程度自分解釈が固まってきたので言葉にまとめようと思う。


      劇中内でいくつか引っかかるシーンがあって、それが集中しているのが冒頭のウクライナ国立オペラコンサートホールでのテロ事件シークエンスである

      このシークエンスを手短に解説すると、

      1998年ロシアミサイル基地から行方知れずとなってしまったプルトニウム241(以下241)という危険物質を、CIAスパイウクライナ政府関係者に成りすまし入手した。

      しかしその情報リークしたロシアウクライナ?)政府オペラコンサート爆破テロに見せかけて強奪しようとする。

      主人公たちのチームもCIAスパイで、ウクライナに潜入中の仲間の救出と241の保護のためテロ制圧しようとコンサートホールに乗り込む…

      といったあらすじである一見しただけはこれだけでも把握するのが難しく、詳細を解説したいのは山々なんだけど話が長くなるので割愛する。

      自分が気になった部分を記述していく。

      まずこのシーンでの主人公周りの描写においてその後のシーンと辻褄が合わなかったり奇妙な部分がちらほらある。

      主人公は持ち物置き場からウクライナ潜入者のバックパックを探し出し、中から241(観た人はわかるが実際は奇天烈な”アルゴリズム”)を運び出している。だが後々のシークエンスで再び241を見た際に「これはプルトニウムじゃない」とか「プルトニウムじゃないなら(敵に)渡してもいいんじゃないか?」と不可解な発言を行う。

      また冒頭部分では度々「黄昏に生きる 宵に友なし」というホイットマンの詩の一節を合言葉として用いているが、その後セイターにそのフレーズを投げかけられた時は「それがどうした?」とばかりに呆けた反応を示していた。セイターは主人公CIAか確かめるために組織で使われている合言葉でカマをかけたんだという解釈をしている人を見かけたが、プリヤが言うようにセイターは元から241を奪取した主人公を襲撃して横取りする手立てだったので、セイターが主人公の素性に拘る必要性はあまりない。それに外交員という見え見えな嘘で近づいて241のことをまくし立てる主人公を見て、テネット組織存在を嗅ぎ取れないほどセイターは鈍感でもなければ情報を知らないわけでもないはず。

      最後に、コンサートホールから逃げ込んできた主人公と同僚は逃走用のバンに乗り込むが、「違う男だ」という支離滅裂言葉を浴びせられた後に殴り倒され人気のない列車の車庫基地拷問を受けることになる。主人公拉致たこの一味は何者なのか、「違う」ということはどんな男が乗り込んでくることを想定していたのか、様々な点で確信できる情報がなくこのシーンは謎に満ちていて解釈が難しい。

      ここで僕がたてた仮設というのは、あのコンサートホール主人公は二人いたのではないか?というものだ。

      ご存じの通りスタルスク作戦でテネットアルゴリズムを手に入れた後、全てを知った主人公世界の均衡を守るために過去に戻りテネットを創設することを示唆して物語は終わる。

      ニール未来主人公の指令で派遣されてきた未来人で彼がテネット組織したという説が根強いけど自分はそうではないと思う。長期の逆行自体危険リスクの高い行為であり、かつそれだけの逆行を経てもあの若さであるということは幼く経験が乏しいころに指令を受けたことになる。それよりも主人公自身が逆行を重ねて各時代ごとに指示出せば、もし主人公の身に何かあっても誰かが跡を継げるのでよほど現実的ではないかニールが「君は物語中間地点にいる」「僕は過去に君に会って、君は未来に僕に会うんだ」といった感じの台詞うろ覚えすまん)もそう考えるほうがしっくりくる気がする。重要事件であるフリーポートの件で、回転扉から出てきたマスク男の正体に最初は気がついてなかったりと、事の顛末を知っている未来人とするにはニール無知すぎる気もするし。)

      コンサートホールには何も知らずにただ爆破テロ被害を最小限にすることに勤しみ、謎の男が逆行弾を放つのを目撃してから拷問を受ける主人公Aと、実はテネットメンバーであるウクライナ潜入者とアルゴリズムコンサートホールから救出するために未来からやってきて奔走する主人公Bがいたのではないだろうか。

      このシークエンス中ずっと主人公の傍らにいるジョセフゴードンレヴィット似のCIA工作員(以下ジョセ)がいるが、彼もテネットメンバーでありアルゴリズム保護作戦の補助と主人公Aの警護が彼の役割だったとする。ジョセは皆で物置に入って防護服から着替えていくところまでは主人公Bの傍らにおり、その後主人公Aがホールから出るのを待ってAと共に車に乗り込んだと考える。「黄昏~」の合言葉はテネット内で使われる言葉でありウクライナ潜入者、主人公B、ジョセ、ニールの間では通じるが、主人公Aは当然そんなもの知らない。

      そう考えれば合言葉を使いこなしアルゴリズムバックパックから取り去った主人公Bの活躍は、主人公視点に立てば物語の一番最後となるためそのあとのシーンの主人公が諸々知らないことにも納得がいく。劇中における物語の始点は主人公Aが逆行弾を目撃するシーンからというわけだ。

      そう考えると例の拷問シーンや、カモフラージュのために組織メンバーは皆服装を変えているのに主人公だけはずっと防護服を着ていることも説明がつく。

      「違う男だ」という台詞主人公Bを捕まえるつもりがAの方を捕まえてしまったということだ。ぱっと見ではジョセがウクライナ潜入者の影武者になったということのようにも見えるが、リスクヘッジとしてあまりいい考えとは言えないし、ジョセが一番最後ホールから出てきてはその意味がないので妥当解釈ではないはず。あの一味はアルゴリズム強奪という目的以外にテネットに関する情報を掴みたかったのではないだろうか。

      主人公が飲んだ偽装自殺ピルも実は製造にテネットが関わっているのかもしれないと思ったけどどうだろう?普通毒薬を回転扉を介することであのピルができたりしないだろうか?エントロピーの減少とかよくわかんね)

      この説明を聞いて「結局アルゴリズム取られてもう一回タリンで奪取しに行ってんじゃん。逆行してきたんならなんでキエフ作戦失敗するんだよ」とつっこみが入りそうだ。この点は逆行経験者は常人とやや異なる思考をするためなんだと思う。「空ってわかってんだからわざわざ車越しにケース受け渡しするの無駄じゃね?」と一瞬感じてしまったりするセイターが仕掛けた挟撃作戦のまどっろこしさや、ニールの「起こったことは変えられない」という言動からかるとおり、未来を知っていてその行為自分にとって不利益になるとわかっていても、最終的な結果に至るプロセスに絡んでくるなら避けようがないし、パラドックスを起こしかねないので避けようとするべきではないと逆行経験者は考える。キエフタリンの失敗があったからこそスタルスクの戦いが成功したんだと認識しているはずなのだ

      主人公覚醒後に君はテスト合格者だと告げられるが、安全のために未来から来た主人公はテネットメンバーにも素性を明かしてない

      このオペラコンサートテロ事件ロシア政府CIAが241をめぐって攻防を繰り広げるという風に説明したが、描写される情報が少ないために鑑賞しただけでは如何様にも解釈ができる。

      第一1998年ロシアから241がなくなった事件の際実際何があったのかはよくわからないし、その後の20年近く241がどんな環境に置かれていたのか、なぜ今はウクライナにあるのかも把握しようがない。CIAが戦っている相手ウクライナ特殊部隊変装したロシア人なのか?それともロシアに脅しをかけるため241を利用しようとしたウクライナ政府が、ウクライナ部隊を借り出して工作しようとしているのかもどちらか断言はできない。CIA及びテネットも事前にいくつかワッペンを用意していた辺り当人たちもそこらへんはっきりわかってないようだ。


      ここからは僕の想像しかないが、実はこのテロ事件はセイターが裏で仕組んでいたことではないだろうか。

      まりスタルスクの企みから少しでも目を逸らすため、またタリンでの241強奪に繋がる道筋を作るために、コンサートでのテロが引き起こされるよう各要人をセイターが誘導していたのではなかろうか。

      アルゴリズムを集めることをライフワークとしていたセイターは241の行方についても常に関心を払っていた。それは主人公よりも先にタリンで241の受け渡しがあることを知っていた部分で顕著に現れている。(セイターのアジトタリンにあることから、セイター自身タリンまで241を運ばせた可能性もある)セイターはウクライナで起こった事件の詳細を把握していたはずであり、把握するために自分や部下を現場派遣していたと考えるのが自然だろう。

      アルゴリズムを起動しようとしていた時にセイターはハノイ沖のクルーザーに居たが、このセイターは未来から逆行しやってきた個体である。では順行時間軸上のセイターはどこにいたのか?というと劇中明示されていないのではっきりとはわからない。セイターもキエフにいた可能性は大いにある。

      スタルスクに側近ボルコフがいるため、キエフでのテロに一枚噛もうとしていた場合セイター本人が赴いて事態確認するのは道理にあっている。また物語上の動機付けとしても妥当であるように思える。

      僕が思うにセイターはこのテロに、未来から来た主人公拉致拷問にかけるという裏の目的を忍ばせていたのではないだろうか。そう考えれば、主人公Bが車に乗り込んだ後の「違う男だ」という台詞とも符号する。主人公Aを捕まえる魂胆だったセイターの手先が、間違えてBを車に招き入れてしまったためにあのようなリアクションになったのではないか

      セイターが終盤しげしげと眺めていたあの銀色カプセル。あれはタイトルロール主人公が飲み込むのに失敗したあのカプセルではないだろうか。

      主人公に帯同したジョセも主人公Aを逃すためにBを囮にし、かつ主人公Bがテネット保護されるまで時間を稼ぎ守るという使命を負っていたのではないだろうか。ジョセは主人公に飲ませるための特別カプセル携帯しておりそれを飲ませたのだ。

      ネットという映画の全編はスタルスク挟撃作戦内包した壮大な挟撃の戦いとも言えるわけだが、話は劇中を飛び越えて、さら未来から逆行しながらテネットを指揮していく主人公と、何十年も前から順行時間上でアルゴリズムを集め世界攻撃し続けるセイターの幾度にも渡る戦いがあるような気がしてならない。テネットストーリーもまた長年の戦いの一部というわけだ。さらにいえばセイターを操る上位存在である未来人とそれに拮抗する現代人の戦いでもある。

      こうして映画という枠を超えた途方もない入れ子構造想像したとき僕はロマンを感じたし、ストーリーの背景にある物語を観客に思惑させられるノーラン作家性にただただ舌を巻くばかりである

      ブログ用として1か月半前に8割がた書いたものの、そのまま放置してしまった文章をまとめました。気がついたら11月になり世間鬼滅の刃ブームの真っ只中。完全に時季外れとなってしまいましたがせっかく書いたのでここに流します。

      これを書いたあともう一回観に行きました。Blu-rayも特典目当てで買うと思います

      現代の各地に存在する回転扉についての解説や、タリンクラッシュしたセダン風力発電所からネット研究所へ移動する際に使われていたものと同型ではないか?という考察など、他にも気になる点があるので機会があればどこかに書いておきたいです。

      2020-10-23

      愛知県岡崎市新市長がやばい

      当方東海地方在住の元行政マン。予想外に予想外な展開だったから書く。

      岡崎市について

      愛知県西三河中核市の片割れ(もう一方はトヨタ自動車豊田市)。人口約38万人。古くは徳川家康の生誕地、今は東海オンエアの活動拠点で知られているか

      岡崎市長選について

      3選を目指す当時の市長内田氏と今回の新市中根氏の一騎打ちの構図。内田氏には自民公明、立民、国民の国政与野党相乗りしていた。この構造なら昨年の愛知県知事選よろしく結果は推して知るべしと思うだろう。しか現実は違い、結果は中根氏が内田氏に約3万票の差をつけて当選した。

      中根氏の勝因

      内田氏の市政は駅前再開発に係る歩行者専用橋の新設や建設運営費で80億を要するコンベンション施設建設など、有り体に言えばハコモノが目立った。コロナ禍の中、需要があるかもわからないハコモノ建設には反対意見が集まり、その見直しを掲げる中根氏には追い風があった。しかし、何よりの決め手は、中根氏が市民一人あたり5万円の給付金支給すると打ち出したことである。とりあえず5万円が貰えると思った市民がそれ目当てに投票に行ったことが今回の当選につながった。

      中根氏の給付金問題点

      選挙活動としては現金給付を掲げるのは広義の買収ではという見方があるが、それは置いてき、実行面の話をする。

      序盤に書いたが、岡崎市人口は約38万人であり、それぞれに5万円を給付するには約190億円を要する。ちなみに岡崎市一般会計予算は1300億円程度である。当然財源が問題になる。中根氏はその財源について選挙期間当選からいくつか挙げていたが、そのどれもが現実に即していない。例を挙げる。

      80億円のコンベンション施設建設見直し

      選挙期間中にもっとも言われていたもの建設を中止して5万円の税金市民にお返しするとのことだ。しかし、公共施設建設費等は単年度に全額払うわけではない。市債の発行などを行い、何年もかけて支払いを行うものである。仮に建設を中止したところですぐに80億円は捻出できない。

      基金の切り崩し

      約120億円の財政調整基金を始めとした基金が昨年度の末で約270億円あり、それを切り崩すという方法である。この残高はあくまで昨年度末の数字であり、各種報道で知られているように、コロナ対策各自治体は既にその切り崩しをしており、岡崎市例外ではない。コロナ禍は来年度の税収にも響くため、給付金に充てた結果、来年度は減収分に充てる基金が尽きて市政運営に支障をきたす事態も考えられる。また、財政調整基金以外の基金については切り崩しの目的が定められており、転用には当該基金廃止等の手続き必要になる上、学校の改修や駅舎の整備に充てるものを削ればそれらの事業に支障をきたすことになる。

      市債の発行

      行政財政について多少かじった人なら知っているだろうが、起債には建設事業の財源調達などの要件がある。今回のケースはどの要件も満たさない。

      所感

      中根氏の5万円給付政策は、その財源面からかなり難しい。というか、はっきり言って無理だ。何かしら配るにしても給付対象を狭めたり給付額を減らすことは避けられない。そもそも中根氏は旧民主党の流れをくみ衆議院議員経験もある。国政に関わった者なら、建設費の支払いや公債の発行要件について考えが行くべきだし、実現可能性もわかるだろう。某社の紙面で「付け焼き刃の公約ではない。市民からの声をそのまま公約にした」旨発言していたが、この政策はまさに実現可能性を度外視した市民の声をそのまま公約とした付け焼き刃であろう。票を投じた有権者にも不誠実だ。

      余談

      各種報道で財源について中根氏は「僕の知らない調達の仕方があるかもしれない」旨述べている。今回の選挙では立民も国民内田氏を支援したが、旧民主党政権反省である見切り発車精神中根氏に関してはそのまま継承されていたようだ。無理難題に挑まされる特命チーム不憫しょうがない。

      2020-08-06

      anond:20200806074511

      傘持って自転車に乗ったら傘を武器見立て一騎打ちごっこやるだろ あれと一緒だよ

      傘でカキンカキンってやって「敵将程遠志 打ち討ったり~」って叫ぶのみんな一度はやったことあるはず

      2020-07-02

      一票の価値を最大化させるために泡沫候補投票している

      当落線上でもない限り、政党所属して大きな票田をもっている候補自分の一票を加えてもさしたる価値はない。それよりも落選確実な泡沫候補投票した方が一票の価値を高めることができる。そうした候補にとって、供託金没収点を超えるか否かは大きな関心事である供託金没収点を満たさないであろう候補にとってはなおさら一票の価値は重く、身内以外に投票する人の存在は大きな励みになるはずだ。

      私自身は特定政党による恩恵を得ておらず、当然支持する政党もない。そればかりか政党存在意義そのもの疑問視している。日本国憲法になんら規定されていない「政党」なるもの立法行政司法三権に大きな影響を及ぼしているのはおかしい。国民代表者たる国会議員住民代表者たる地方議会議員が、政党役員配下として振舞うのはおかしい。(日本共産党例外だが)政党であることそのもの政党助成金という大金を得ることはおかしい。選挙においては、政党無所属であることがマスメディア泡沫候補扱いされて活動が紹介されないこともおかしい。

      そうしたことから政党所属している候補はそれだけで私にとってマイナス評価なので、必然的政党無所属泡沫候補投票することになる。この観点からすると東京都民でない私にとって、多くの泡沫候補を擁し多様な選択肢がある今回の都知事選は羨ましい。反現職勢力の票が分散されるという反対意見もあるが、仮に小池氏ともう一人の一騎打ちの形になったとしても小池氏が当選することはほぼ明らかなので候補者数を絞ることに意味はあまりないだろう。それよりも反小池勢力にとっては、多様な選択肢によって小池票を一票でも減らせられる現状は好ましいことだろう。

      2020-06-13

      印象に残る相打ちシーン

      ネタバレ満載なので未見の人は見ないように。


      バジリスク甲賀忍法帖

      甲賀弾正×お幻

      バジリスク」という名称自体が、死んでも殺す的な意味合いで付けられたものと思われるので最終的に壮大な相打ち物語なのだが、

      その初戦を飾る戦い。

      かつて愛し合った二人の戦いであり、物語ラストシーンとの対比となる名シーンである

      とはいえ、ここでお幻の鷹がいなければ勝負は恐らく一方的甲賀勝利に帰したであろう事を考えると、実質的にお幻の勝ちに近い気もする。

      甲賀弾正は巻物をスリ取った上に不意打ちでお幻を倒して、かなり甲賀有利の状況を築いたにも関わらず、一瞬の油断から相打ちに持ち込まれた上に、結果的に巻物は鷹の翼によって先に伊賀方に届いてしまい、その後長きに渡る伊賀イニシアチブを許すという、踏んだり蹴ったりな結末であった。


      FF7

      ダイヤウェポン×シスターレイ神羅カンパニー

      FF7ストーリー上、クライマックスと言っても良い名シーン。

      ここでの神羅カンパニー社長退場と、その後のシスターレイを巡る一連の戦いによって、物語最初からストーリーを牽引してきた神羅カンパニー組織的な統率力を喪失し、物語舞台から退場する事になる。その引き金となった戦い。

      神羅カンパニー社長ルーファウスの最後の見せ場でもある。

      超長距離での大火力の撃ち合いによる相打ちだが、シスターレイの標的がダイヤウェポンではなくセフィロスの張ったバリヤーであった事や、ダイヤウェポンが倒れた後にその攻撃ミッドガル破壊するなど、超長距離での戦いゆえの見せ場がカッコいいシーンである

      一方、本来ジェノバセフィロス)を攻撃するはずのウェポン達が、神羅カンパニー攻撃したり適当にウロチョロしてるだけでイマイチ仕事してない感がある事や、

      北の大空洞とミッドガルの直線上にダイヤウェポンが重なる偶然(神羅側はそのタイミングを狙ってたのかもしれないが)等、ややストーリー上の強引さを感じるのがマイナス要素である

      結果的に、サファイアウェポンやダイヤウェポンは神羅カンパニー攻撃してセフィロスアシストしてたようなものだし、アルテマウェポンルビーウェポン・エメラルドウェポンはあの有様なので、ウェポンは使徒を出したかっただけやん感が強い。

      新世紀エヴァンゲリオン

      アルミサエル×零号機

      前半でせっせと株を上げて、後半で一気に落としたTVエヴァンゲリオンエヴァ使徒の実質最終戦最後のシ者は、エヴァ使徒って感じじゃなかったし)

      前話でみんなのヒロイン惣流明日香ラングレーさんがアレな感じで退場した直後、嫌な雰囲気全開の中で行われた戦いの中で、やっぱり嫌な展開で発生した相打ちである

      レイ2号機の最後の回想が我らが主人公碇シンジくんではなく、ネグレクト総司令碇ゲンドウ氏であった事も含め、視聴者への嫌がらせが頂点に達した瞬間でもある。

      思えば第一から「勝てなきゃ自爆」がデフォ使徒戦だったので自爆では死なない印象があってもおかしくなかったのだが、黒ジャージ戦以降、物事が悪い方向にばかり進んでいたので、もはや出撃しただけで死にそうな感じが漂っていたのが印象的である

      しかもこの辺の戦いは、ゼーレやゲンドウが暗躍しまくってるせいで、初期の「使徒に勝たなければ世界が終わる」という背景が形骸化し、なんか消化試合みたいな雰囲気すらあった。

      という事で、視聴者嫌がらせするために行われたと思われる壮絶な相打ちシーンである

      FSS

      KOG×ジュノー

      ストーリー重要な相打ちのはずだが、なんか全然重要じゃない気もするワンシーン。

      設定変わっちゃってよく分からんけど、MHレッドミラージュだけあればいい気がするんで相打ちになった二機が割とどうでもいい感じがしてるのと、

      パイロットも割とどうでも良くて、重要なのは2人のファティマのはずなのだが、

      それもなんでそんな所で相打ちになってるのか良く分からない感の漂う、良く分からない相打ち。

      なんの意味があったのか。


      ドラえもん

      バギーちゃん×ポセイドン

      わずとしれた名シーン。ドラえもんの道具を使えば簡単に直せそうな気がするが、それは言わぬが花というやつである

      22世紀から来たドラえもんがいる以上、世界が滅びるはずがないのだが、それも言わぬが花である

      >相打ちはお互いに攻撃を仕掛けてお互いに致命傷を負うことであって、バギーちゃんみたいなのは自爆やろ

      ↑まあ、そんな気もするけど、鉄騎隊はポセイドンが操ってたみたいなんで、一応両方攻撃したよ、という体裁で一つ。

      バギーちゃんしずちゃんの涙の雫に反応して奮起する名場面、水中では雫ができないはずだが、それは言わぬが花というやつである

      ↑言われてみるとそうやな。まあそこは、おいらの心の胸は、お空の月の星の涙よおいらの胸の心の切なさよ、雨が降れば胸の心の頭もぬれるよって事で一つ。

      カウボーイビバップ

      スパイク×ヴィシャス

      涙なしには語れないカウボーイビバップラストを飾る戦い。

      戦闘開始時点ですでに疲労してボロボロかつ腕に被弾していたスパイクと、無傷で座って待ってたヴィシャスではフェアな戦いとは言えない気もするが、

      まあ殴り込みをかけたのがスパイクである事と、拳銃使いのスパイクに対してヴィシャスは日本刀使いというハンデがあり、更にスパイクはヴィシャスの部屋に爆弾投げ込んでるっぽいので、その辺込みで「堂々たる一騎打ちであった」と評して良いだろう。

      かつての親友同士だったが女を巡って争った挙句、女は雑な感じで死亡済み、という背景もハードボイルドで良い。

      最後、お互いの武器を押さえあった状態から相手武器を渡しての相打ちであった事も、救いのないはずの戦いに花を添えている。

      ラストシーン入り口スパイク待ち伏せしていたマフィアが、既に戦える状態にないスパイクを見て銃を下ろすシーンがお気に入り


      今際の国のアリス

      ダイヤのJ×北家

      2位以下は全員死亡というルールの中、逆転できるわけでもないのにアガって(しか国士)そのままゲームオーバーとなった北家に対する、

      「どこで運使っとんじゃあああああ」というダイヤのJの最後叫びは、この作品一のお気に入り

      まあ、既に勝ち目が無いに等しかった北家と南家は、良くても東家のチシヤをトップにしてダイヤのJを道連れにするしかできない状況だったので、

      そういう意味では北家は良くやったと言えるのだが、あんまりそんな雰囲気ではなく単に当たり牌が来たからアガった感の漂う北家の空気も良かった。

      追記

      BANANA FISH

      ゴルツィネ×フォックス

      同作の組織戦としては最終決戦のクライマックスに起こった名シーン。

      共に野望と権謀術数に生きたオッサン二人の最期である

      致命傷を負いながら裏切り者のフォックスを倒したゴルツィネの最後の心境はどのようなものだったのか、

      その重点が裏切り者を許さなマフィアプライドだったのか、自分の手に入らないならばアッシュを誰にも渡したくないという執着だったのか、

      色々なもの想像させ愛憎入り混じったBANANA FISH最終ボスを飾るにふさわしい男であったと言えるだろう。

      片や主人公陣営を散々に苦しめた大ボス・ゴルツィネを用済みとばかりに軽く裏切って片付けたフォックスも、

      その悪役らしいあっけない退場の仕方も含めて途中出場でありながら存在の軽さを感じさせない名悪役であったと評価したい。

      なお、同作で相打ちといえば、言わずと知れた最後の名場面があるわけだが、ラオの存在ちょっと軽いので、相打ちというよりは「アッシュ最期」という印象が強い。

      あと余計な事ではあるが、ふつーに考えると腹刺されて失血死する場合、床は数リットルの血でグチョ濡れで魚市場のようなムッとした臭気が立ち込めている上、顔はゾンビのような土気色のはずで、良い夢見てるようには多分見えないのではないかという疑いが強い。



      ブコメを見て

      知らないのもあるけど、知ってるのもあるなあ。


      幽遊白書

      飛影×時雨

      あったなあ。解説の躯さんがいるので野暮な解説はしたくないが、

      この時点で飛影と互角だった時雨がなぜトーナメントで蔵馬といい勝負ができたのか、原作読んだだけだと疑問しかない。アニメだと何か説明があったのだろうか・・・

      なお、このトーナメントの逆トーナメント覇者は俺たちの柘榴であり、「自分に勝った奴は許さねえ」という柘榴の執念を感じる。

      ハンターハンター

      テロ×メルエム

      あった。勝てない相手に対してでも、何が何でも殺すというネテロの執念の一幕だった。

      あの一撃でメルエムだけでなくユピーとプフにも致命傷を与えており、「当初はネテロの負けに見えたが、実は勝ってたのはネテロで、後からその凄さがわかる」という冨樫先生演出の妙が光る。

      一方、ネテロ立場自爆選択しただけで、一武術家として戦っていたならそのような戦法はとらなかったのでは、とも思わされる。

      北斗の拳

      ファルコ×名も無き修羅

      あったあった。修羅の国への期待値を爆上げして、後からパワーバランスが良くわからくなる原因を作った一戦。

      砂時計アルフがあれより強いという事は無い気もするのだが。

      それだけファルコが弱っていたと言えなくも無いが、刹活孔注入してからも一発喰らわせてるし、ケンシロウにも一応かすらせてるので、紫光のソリア程度の強さはありそうな気がする。


      □マヴァール年代記

      あった・・・。確かに最後相打ちだった。

      しかしあの一戦のせいで、あんまり英雄と知将の戦いという読後感がなくなったのも惜しかった。

      孫子曰く「凡そ用兵の法は、国を全うするを上と為し、国を破るはこれに次ぐ。軍を全うするを上と為し、軍を破るはこれに次ぐ」というやつで、

      お互い全滅するまで戦って最後大将同士で一騎打ちして相打ちって、お前ら何やってんだという感が強い。

      しかし今にして思えば、アルスラーン戦記最後の相打ちに比べればまだマシだったかなーという思いもある。

      相打ちすりゃ良いってもんじゃないんやで。


      ■BASARA

      揚羽×夜郎

      最終決戦の裏側で、敵方の暗部夜郎組を一手に引き受けて散った、タタラ軍の縁の下の力持ち揚羽。

      敵も倒し、崩れる城も支え、友人の太郎ちゃんの仇も討ち、と八面六臂の大活躍だったのだが、その最期は崩れた城の下敷きであり、見届けた者はいない。

      物語最初から更紗を救い続けたものの、その更紗は敵将朱理とできてしまい、それでもBSSとか泣き言を言わずに支え続けた男の中の男である

      なお、この物語にはもう一幕の相打ちシーンがあり、作中最強の暗殺者である柊と朱理・今帰仁コンビによる一戦。一交錯で決着がつき、双方死ななかったものの双方片腕を失うという痛み分けの結果となっている。

      まらない深読みをするなら、作品として物語前半で悪逆非道をなしている朱理を無罪放免というわけには行かず、華を持たせつつも贖罪的な意味合いで片腕を落としたのであろうと思われる。


      テラフォーマーズ

      ドルフ×頭良さそうなゴキブリ

      テラフォーマーズはこの頃が一番面白かったなあ。

      早期にマーズランキング2位が退場した戦いであり、読者に絶望的状況を知らしめた。

      レーダーよりも遠くから敵を察知するアドルフさんの謎能力ヴェールを脱ぐとき説明文のカッコよさに加え、

      雷で倒す→避雷針で避ける→側撃雷で倒す→心臓マッサージ→銃を電磁場で防ぐ→電磁場の通じない投石で殺害自爆

      という二転三転する状況が、希望を見せてはまた絶望に落とすという、一筋縄では行かなさを演出した良い戦闘だった。

      なお、状況的には相打ちというよりアドルフさんの負けであるが、多くのゴキブリ殺害及びボスに重傷を負わせ、結局何も渡さなかったという点と、

      数話後にこの時のボスゴキブリが討ち取られた際に、すでに側撃雷で内臓に重傷を負っており、生き延びたけど長くはなかったであろう、という説明が入ったので、相打ちと判断したい。

      余談だが、単行本には収録されていないが、YJ連載時の『雷帝戦闘体勢(アドルフ・スタンバイ)』という煽りはかっこよかった。

      アニメ版など無かった。

      2020-06-07

      結局、横山ノックが悪いと思う

      もうすっかり、東京大阪知事が「とにかくテレビ知名度のある人」の人気投票みたくなっちゃった元凶は、間違い無くノックと、ノックを選んでしまった当時の大阪府民で間違いない。

      なにしろ四半世紀前の話だし、ギリギリ選挙権はもってたけど関西に住んでなかったので、当時のリアル空気はよく知らないが、たしか前任者がお金にまつわる疑惑かなんかで出馬せず、事実上ノックvs自社さ(当時の連立与党)の一騎打ちだった選挙。で、なんとなく「既成の枠にとらわれない知事を」みたいなことで、当選したんだと思う。関東では「え?まじノックなの? 大阪大丈夫なんか」と言う反応が少なからずあったように記憶する。

      で、「ノックありだったら、青島幸男でも無問題じゃん」とばかりに、直後に続いた知事選で、東京でも意地悪ばあさん(青島幸男)が知事になってしまった。

      まあ、青島幸男場合は「都市博中止」という割とでっかい公約もあったけど。

      (かつて、お台場で「東京都市博覧会」なるイベント企画されてたことを覚えてるのは、かなりのおっさんおばはんだろう。フジテレビは、それを見込んでお台場移転したのにハシゴを外されてしまい、その反動のようにやたら“お台場お台場!”と叫んでイベントとかやりまくっていた)

      あの頃から東京大阪知事選は、ワイドショーを巻き込んだ人気投票選挙になってしまったのだと思う。橋下とか小池とか吉村とか、やたらテレビ話題提供することに長けた人でないと知事になれなくなってしまった。最近ではさらネット意識しなきゃいけないいけないから、もう政策とか二の次

      もし、当時若気の至りノック投票した人がいたら、四半世紀の時を超えて深く反省してほしい。

      2020-03-18

      第三次世界大戦・・・

      事実上コロナ軍との一騎打ちって感じだよね。。。



      オーストラリアのモリソン首相は18日、新型コロナウイルス感染拡大を受けて、非常事態宣言した。渡航に関する警戒水準を最高の「レベル4」に引き上げ、行き先に関わらず全ての「海外渡航の中止」を勧告した。事実上出国禁止措置となる。

       また、海外渡航中で帰国を望む市民に対し、民間交通手段が確保できなくなる可能性があるとして、早期の帰国を促した。

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