2020-07-02

一票の価値を最大化させるために泡沫候補投票している

当落線上でもない限り、政党所属して大きな票田をもっている候補自分の一票を加えてもさしたる価値はない。それよりも落選確実な泡沫候補投票した方が一票の価値を高めることができる。そうした候補にとって、供託金没収点を超えるか否かは大きな関心事である供託金没収点を満たさないであろう候補にとってはなおさら一票の価値は重く、身内以外に投票する人の存在は大きな励みになるはずだ。

私自身は特定政党による恩恵を得ておらず、当然支持する政党もない。そればかりか政党存在意義そのもの疑問視している。日本国憲法になんら規定されていない「政党」なるもの立法行政司法三権に大きな影響を及ぼしているのはおかしい。国民代表者たる国会議員住民代表者たる地方議会議員が、政党役員配下として振舞うのはおかしい。(日本共産党例外だが)政党であることそのもの政党助成金という大金を得ることはおかしい。選挙においては、政党無所属であることがマスメディア泡沫候補扱いされて活動が紹介されないこともおかしい。

そうしたことから政党所属している候補はそれだけで私にとってマイナス評価なので、必然的政党無所属泡沫候補投票することになる。この観点からすると東京都民でない私にとって、多くの泡沫候補を擁し多様な選択肢がある今回の都知事選は羨ましい。反現職勢力の票が分散されるという反対意見もあるが、仮に小池氏ともう一人の一騎打ちの形になったとしても小池氏が当選することはほぼ明らかなので候補者数を絞ることに意味はあまりないだろう。それよりも反小池勢力にとっては、多様な選択肢によって小池票を一票でも減らせられる現状は好ましいことだろう。

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