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はてなキーワード: アメンバーとは

2020-01-31

なんかあったよ

なんかあったのでコピペ

面白い人たちが抜けまくって抜け殻になってる。

2年前くらいから昨年末にかけてコアメンバー、優秀な経営メンバーが一気に抜けた。

優秀な人、面白い人、スタートアップ気質を持っている人、誠実な人からやめていく。

給与水準が他社よりも高いため、そうでない人は能力に不釣り合いな待遇雇用されているので、転職すると確実に給料が下がるから転職できない。

無能管理職が増えた。

マネージャー経験が無い人がこの会社マネージャーを始める人が多い。

その割に研修勉強をせずに部下やチームを潰している。

チームは機能していないのだが、上司受けは良いのでそういう人ほど評価が上がる

その上司マネジメント経験が乏しいため、見抜くことが出来ない。もしくは気づいていても自分雇用責任監督責任になるため、問題をうやむやにしている。

管理者が平気で嘘を付くが、その嘘が簡単にぼろが出るため、信用できない。

事前に評価者と目標を決めてそれを大幅達成しても、さらその上の人とコンセンサスが取れていないので、実績が評価に反映されないことが多い。後出しジャンケンで、こういう事なんだよねと言われる。外からなりもの入りで入ってきた人の方が給与は良いが、会社KPIに貢献している人は給与が上がりづらい不均衡が生じている。また会社KPIに大きく貢献できる人を主要なポジションで働かせないので、業績も伸びない悪循環

マネージャー意思決定ブロッカーになって後行程の進捗が全て遅れるのに、進捗が遅い事を部下のせいにする。

マネージャー自分意思決定が出来ないので、基本的には持ち帰り宿題になる。

質問に対して○○さん(経営陣)が言ったからという返事をしてくる。

理由を聞いても理解をしていないので、上記以外の回答が返ってこない。

部門クラスであっても、このレベルの人が居る(居た)。全体会での質問の回答がコレなので時間無駄になる。

カルチャーフィットしていない人が大量に入社してくる。

トップマネジメントが経歴書が立派な人に弱く、それを見抜く事が出来ない。

リファレンスチェックをしていないため、経歴を盛った人や社内競争に負けた人が高待遇で入ってくる。

優秀な人が候補者能力を正しく見極めても、トップマネジメントが人を見抜く力が無いので、面接をしても○○社だから良いみたいな経歴書だけの評定を書いて、周りの人が反対をしても採用してしまう。

そういう人をVPCクラス待遇で迎え入れるが、基本的にその能力は弱いため成果は出なく、そういう人ほど管理者としての能力も低いためパワハラが横行している。

北米会社では一発アウトな発言パワハラVPが繰り返し、労務関連の法律理解していないため、メンバーを潰しているだけではなく、VPが自らコンプライアンス違反をしている。

その事を経営陣は把握しているが、そこにメスを入れると自分採用ミスっていたことを認めてしまうことになるので、見て見ぬふりをしている。

内部通報をしても利害関係者に筒抜けなので、内部通報が出来ない。

そういう人たちが自分の周りを固めるために、無能な人やカルチャーフィットしていない人を連れてくる。

会社名前は魅力だが、提供する仕事に魅力が無くなっており、能力と不釣り合いな給料で雇おうとしている。人件費けが上がり、プロダクトがまったく成長していない。先人が残したアイデアをただなぞっているだけならまだ良くて、他社のものを何も考えないでパクってくる。プロダクトのアイデアだけではなく、規約基準もパクり始めた。単純にパクってるだけなので理由説明できない無能管理職一定数居るが、同じ理由でメスが入らない。

釣った魚に餌をあげないので、内定受諾した後は入社後も基本的放置する傾向が強い。

ここ最近入社がゴールになっている人が増えたため、メンバー管理職ともに自分で何かを成し遂げられる人が少なく、人だけ増えて成果が何も出ない。大半が過去遺産大事保守してる。

短期目標に集中し、媒体社やユーザー軽視発言が横行しており、邪悪な事を平気でやるようになった。熱意あるメンバーほど媒体社やユーザープロダクトと寄り添っているが、入社ゴールの人や無能管理者がそれを駆逐する勢い。

口だけのエンジニアがコアメンバーになり、プロダクトも売り上げも成長していないのにサーバ費用が2倍以上になったらしい。

採用に関して、イベントで外ではいいこと言ってるが半分以上は嘘。

頭良いと思われたい無能一定数おり、他の会社ではそれでうまくいってた人たちが、頭いい主要メンバーに見透かされており、裸の王様になっている管理職が多い。

エンジニア非エンジニア格差が激しく、また雇用形態で明らかに差別発言をする管理者一定数いる。録音データもあるのに問題にならない。その事を問題視していた良心的な経営陣やコアメンバーはほぼ全員会社を去ってしまい、残っている人も口を閉ざすようになったので頼れる人が居ない。

もちろん良いチームもある事は知っている。これに反論を書く人も居るだろうが、それはあなたが綺麗な部分だけを見ているか、見えていないかなんですよ言わざるをえない。

給料目当てか、経歴書にウッギャギャギャと入れたい場合以外は入社するのは辞めた方が良い。新卒採用を始めているが、新卒で入るのはマジでおすすめしない。上司の当たり外れが大きく、成長するのが難しい環境なので、キャリアがいきなり潰れる。新卒メガベンチャーに行った方がまだ良い。

2020-01-27

いろいろがんばって

賞を取って

プロジェクト経費をもらって

アメンバーをそだてていると

なにやってんの

管理職がやってきて

外注に出して

成績がボロボロ

わっちゃう

僕の人生

わっちゃう

他人プロジェクトの経費を、よこどりして、下請けに投げる人 成績は メンバー育ってないから すごくよくない

ね?むずかしいでしょというひとたち

そのひとはたくさんお金出して、 飲んで 女抱いて幸せになる

おれらは生涯独身

子供写真よく見せてもらう

そんだけ、下請けに出して、この成績ならそうだろう

俺たちの業界タカタ事件は無い

たとえ納品できなくても、破産しても、責任とって切腹するとしても

そんだけいい思いができれば いいんだろうな

 

わびで、かねもらっても 宝くじ当たるようなものだし

まれがわるかった。

自警団ぐらい、自分の家からだせないやつは

がんばっちゃいけない

こうなるぞ

という

見本

 

さいごのわびも

やっぱり

みんながやってきて

バクバクくっていって

もうすぐおわる

2019-11-15

anond:20191115230808

野党のコアメンバーに桜見ない奴がいればボロ勝ちじゃないかなあ

自民党の奴はすぐ桜見る

2019-11-14

anond:20191114113859

その作者は今でもコアメンバーとして開発してんのかよ。そういう事だぞ。

マインクラフトにしたってそうだろ。「適度な所で手を放す」のがあるべき姿やぞ。

Blenderみたいなんはちょっと前まで自分が使いたい奴が作ってたか大分タコツボだったじゃねえか。

2019-06-16

It大企業って意味不明

結局そのサービスを回すのはコアメンバーなだけなわけで。

全く異なるサービスを同じ組織で展開するのって無駄だよな

2019-05-30

早々に見通し付いた気分になっちゃって

自分の実力はランキングで言えばこんなもんってのをなんだかゴールについたみたいな気分で自己申告しちゃってるけれど、結局その手持ちでどう生き足掻くかってのが本番だからなあ。なんかそういうこと主張するひとの書き込み読んでると、妙に学校の成績を主張したがるというか……。悩む暇ありすちゃうん?

どんな大企業だってひとつ部署ひとつプロジェクト単位では多くて数十人程度しかアメンバーにはならんのだから(それ以上の数をコアにしちゃう意思疎通や運営問題破綻する)、そのコアメンのなかで居場所があればそれでいいでしょうに。

すげえ天才はたしかにこの世のどっかにいるけれど、現実はその時その場所にいる面子戦線まわさなきゃならんのだ。俺の能力はこんなもんだよなあとかシニカル気取る兵隊は、とっとと管理職になって「能力足りなかろうが戦力少なかろうがやるんだよ」みたいなオーダーのなかで、自分のじゃなく他人の面倒みて欲しいっすわ。自分を憐れむほど悠長なことしてらんねーから

2019-02-24

2019年2月24日日記

今年も事業計画シーズンがやってきて思い出した。

なぜなら、昨年と同じことをしているからだ。

毎年売り上げ利益とも減少し続けているので、当然ながら経費や開発費等々を減らす(または減らす努力)のが当然だ。

が、最近、やっと、気がついた。

信じられないし、信じたくないが、かなり上位層までが関わって、組織ぐるみサボタージュが行われている。

ここのビジネスドメインは、(幸か不幸かはわからないが)古くから仕事をしているコアメンバーと、

外部からきた、(まあ、他で仕事がなくなったといったら言い過ぎか?)メンバーとの間で、文化的確執がある。

特に管理職層の確執は、経営層が外部から来ているため、あからさまではないがサボタージュという形で見えてくる。

が、もちろん、経営層にまで、そういった現場のことがわかるはずもなく、さまざまな非効率運営がされている。

もっとも、現場のことがわからないのは、彼らが3流の経営者だからであって、経営者が、みんなだめなわけではない。

いなくなってしまったが、もともと、ここにいたTさんは、十分立派だった。

で、話がそれたが、結局、開発費や経費を誰も減らさないのことを不思議に思っていたら、結局、毎年毎年、

それがいつからなのかわからないぐらい古くから経営層に説明するとき資料の数値を、経営管理組織が、パワーポイント上で

減らして見せていたから、、、ということに気がついた、、、、なので、各課各部は、自主努力などしないで、予算計上してから

黙って、何もしないでいれば、時間切れで予算が通るということがわかってしまい、現在まで続く悪癖になっている。

まあ、そんなことに気がつかない経営層も、3流だとは思う。これでいいなら、私がやったほうがましだ。

常識で考えればわかるが、こんな組織が長続きするはずがないので、毎年毎年、小さなリストラを繰り返している。

毎年、予算の時期なると、繰り返される、無駄活動なのだが、一方で、組織ぐるみで、サボタージュされると

どうしようもないとも思い、経営層だけの問題ではないが、その状態を見抜けず、放置しているのも経営層。。。。

明石市泉房穂(ふさほ)前市長問題も、結局、職員サボタージュ。それを厳しく指摘すると、開き直って

一部だけを切り取った音声を流出させて、上司排除して抵抗しようとする、実は、一番たちの悪い人たち。。

2018-10-14

アズレンを始めてみた

ラバウル提督

1年ほど様子見していたアズレンだけど、どうやらここまでおかし改悪もなさそう=安心して遊べそうということで、数日前に開始した。

日本艦艇ラバウルうんざりするほど使ってきたので、しばらくは海外オンリーで遊ぶつもり。

てかサンディエゴにて初期艦ラフィーで始めてから、ウチにいる日本艦は衣笠だけだし。

現在1章をクリアして第二艦隊開放を確認し、2-1への様子見出撃で、あえなくフートちゃんを赤修理に追い込まれたところ。

最強厨の俺は海外艦と言ったらフレッチャー級アトランタ級クリーブランド級、ドイッチュラント級フッドクイーンエリザベス級、ビスマルク級ノースカロライナ級、アイオワ級エセックス級と、あとはエンタープライズサラトガくらいしか知らない上に、そんな強力な艦を序盤から使えるはずもなく。

一応、フレッチャー級ではフートちゃんサッチャーちゃんはいるし、エンタープライズ同型艦ヨークタウンホーネットはそれぞれ第一・第二艦隊旗艦になってるけどな。

他に序盤オススメな強い子がいたら教えて欲しい。


そんで、まだチュートリアル+αくらいしかやっていない段階なうえに、本当に感覚的な話だけど、良く作ってあるなあというのが一番の感想

遊んで楽しいゲームを作るにはどうすべきかきちんと勉強した専門家が、運営のコアメンバーにいるね多分。

あと身も蓋もない言い方だけど、犬が食うべきドッグフードを、飼い主が自ら味見していると思う。

飼い主と犬じゃ味覚が違うから自分で食べた上で犬が美味しいと思うかどうか考察するのは結構大変な気がするけど。


何が良く作ってあるかって、なんつーか、ゆるーく長くのんびり遊ぶことも、ガチで色々やりこんで俺TUEEEEしまくるのもOKみたいな空気感

やりこみコンテンツは相当あるっぽいし、一方でそんなの置いといて黙々とやれそうなことをやっててもいいみたいな?

現在進行中のメインストリーは、いずれ坊ノ岬の大和ラスボスになるんだろうし、そこまで行くのに今のペースじゃ下手すると年単位時間掛かりそうだけど、まあ戦力をしっかり充実させて、じっくり勝利していけばいいのかな。

装備開発のT1T2とか、限界突破とかあんまりきちんとわかっていないレベルなので、こっちも徐々に把握しないといけない。

何より寮舎の家具がボロっちい上に貧乏臭くてかなわないので、これもなんとかしたい。

建造はエンプラを最優先に、上述の強い子を早く揃えたい。

あと地味に音楽いいねスマホパソコンの視聴環境の差という話かもしれないが。


あと、俺はアズレン始める前から艦これの、あの超いきあたりばったりで、なおかつ提督をやり込みに駆り立てる仕様追加に批判的で、最終的には付き合いきれなくなって休止していたこともあり、今まで称賛してた艦これ手のひら返しで叩くという話ではない。

それでも、アズレン転職した人たちが艦これに、こう言っちゃなんだが後ろ足で砂をかけるみたいな文句を吐いて去る心境が、実際アズレンを始めてみてよーくわかった。

かくいう俺自身が「今までよくもやってくれたな」って思うしw

というのも、それまで良くないと思っていたところに加えて、艦これダメな部分に、否応なく気付かされるんだよ。

任務をいちいちクリックしないと始まらない」を筆頭とする、5年前から基本的部分が進化していない上に、微妙に痒いところに手が届かない改良をしてきたUIの腐りっぷりとか、「ゲームの遊び方まで運営にあれこれ指図されるみたい」「そもそも運営はこのゲーム遊んだ上でこの仕様を決めたのか?」とモヤモヤしていた部分を、改めてハッキリ自覚させられるんだな。

こりゃ、艦これはもう復活する見込みないね

敵が強すぎると思う。

2018-09-19

G社にいたので語ってみる

退職エントリ話題になったので、ちょっと感想解説を書いてみる

自分がいたのはほぼ創業期、10人以下でやってたシード期。プロダクトのプロトタイプを作って、投資家に見せてお金を勝ち取る時期。

社名もまだG社ではなくV社でした。

今の状況はあまり知らないので、関わっていた当時の様子から類推したりするので、不正確なところはあります

これを書くと、誰なのかは中の人にはほぼ分かってしまうけど、やめちゃった今でも応援してます的な立場で書きます

スタートアップとは

そもそもスタートアップ企業に勤めたことのある人間はてなにどれくらいいるのでしょうか? スタートアップってどういうものなのか分かっていますか?

スタートアップとは、

「今まで世の中にないものを、どうすれば価値が認められるようになるか仮説検証を繰り返し、急激に成長を狙う集団

だと私の中では思っています。急激に成長するためには、今まで誰も作ったことのないプロダクトを開発し、投資家からじゃぶじゃぶ廃課金してもらい、お金が尽きる前にプロダクトを世に出す必要があります

労働環境について

初期のスタートアップは、労働基準法?なにそれ?状態だと思います。当時も、何日も家に帰らず開発に明け暮れるメンバーがいました。

それも当然かと思います投資家に言われた課題を期日までにクリアし、企業として生き延びるために、「できませんでした」ではすみません

スタートアップとは、「急激な成長」or「死」なのですから

それ以上に、みんな熱狂的に働いていたと思います。「○億の投資が決まった!」「ラブプラスの箕星先生キャラデザ担当してくれる!」といったスゴイ話が飛んできてスタートアップとしての成長を喜び合ったり、「キャラクターと一緒に暮らす」というビジョンを実現したい、一発当てたいなどなど、普通企業にいては経験できないことがたくさんありました。

最初期のシード期は仕方のないことかもしれませんが、そこを生き延び、ベンチャーキャピタルから投資を受け、プロダクトを製造するまでに至ったら、企業として労働環境を整えて従業員を増やしていかなくてはいけません。以前は長時間労働状態化しているメンバーもいましたが、会社が大きくなるにつれてそういう働き方は改善していくべきという考えをもっていました。当時でも、労働者労働時間管理はきちんとしていましたし、スタートアップとはいえ働き方を改善していってると思うのですが、この人はそれに反して長時間労働をしていました。

退職エントリの人は、今だに600時間という過労死しそうなラインで働いており、正社員として雇い続けられないというのは、G社の方針が正しいと思えました。

ここから想像なのですが、雇用された労働者ではない経営側のコアメンバーがまだ長時間労働をしており、その企業文化に影響されて一生懸命働いてしまったのではないでしょうか? 働けとは言われていないが、他の人も働いてるし、楽しくて夢中で働きすぎたことが考えられます

当時の僕は、IT企業に勤めながら、プライベートしかも無給でお手伝いしていた立場でした。プロダクトが圧倒的に面白く、ビジョン共感できたし、お金にも困っておらず、スタートアップ経験を積みたかったので、こういう立場でした。

他のメンバーもやはり、ビジョンに深く共感し、プロダクトを作り上げたいという強い思いを持ったメンバーばかりでした。

ガチ天才高校生プログラマーやフリーランスの人もいました。毎日生きるか死ぬかのギリギリ感と、すごいプロダクトを作ってやる!というやる気で、高揚感がすごかったです。ビジョンプロダクト、スタートアップという特性上、とても熱狂的な集団だったと思います

自分終電12時ごろ帰るのですが、他のメンバーは帰る様子もなく、いつも自分最初に帰る感じでしたが、

自分だけ早く帰ることに若干の罪悪感はありました。

こうした環境フルタイムで働いていたら、自分も同じような働き方になっていたかもしれません。

能力査定について

この人がどれくらい能力があったのかは全然からないのですが、会社としては能力があるかどうかはドライ判断していたと思います

そもそもスタートアップは優秀な人じゃないと入れません。そしてビジョン共感していて、若くて体力があり、長時間労働できる人。

もともとWEBサイトアプリは、とても優秀なスーパー高校生担当してましたが、彼と比べられるとよっぽど優秀な人じゃない限り切られてしまうんじゃないかなぁと思いました。

まとめ

個人的憶測としては、そこそこの能力の人がコアメンバー労働環境に影響されて長時間労働してしまい、業務委託になった結果切られてしまったのかなぁと。

ビジョン共感していても能力がないとスタートアップではやっていけない、厳しい環境が背景にありそうです。

やりがい搾取」という言葉が出てきそうですが、それだけスタートアップとは麻薬のように刺激的で熱狂してしまものなのです。

最初期に関わっていたメンバーは、この経験を元に会社を立ち上げている人が何人かいますスタートアップ普通の人にはおすすめしませんが、好きを仕事にしたい人、起業したい人にとってはい場所だと思います(ただし優秀であること)

2018-09-08

そろそろけものフレンズ騒動について一言言っておくか

揉め事が起こって楽しめなくなった」「たつきがやらなきゃ2期はコケる」「オワコン」みたいなのは個人の感想から別にいい。ただ、騒動から一年もたってまだ「カドカワガー」みたいな事言ってるやつはゆきやまちほーで冬眠でもしてたのか?

はてなーは全く情報を追っていない話にもしたり顔で一丁噛みしたがるけど、まとめられればちゃん理解できるタイプなので簡単騒動についてまとめておく。

事の起こりと両者の主張

2017/09/25 20:00

爆弾の投下。

突然ですが、けものフレンズアニメから外れる事になりました。ざっくりカドカワさん方面よりのお達しみたいです。すみません、僕もとても残念です

たつき/irodori 20:00 - 20179月25日 https://twitter.com/irodori7/status/912270635610472448

本来ならば一方からの主張でまだ鵜呑みにすべきではなかったが、クリエイターを虐げる悪の大企業というストーリーは非常にインターネット受けしやすネタであるため、ここで怒りだしたヒトを非難できる者は少ないだろう。義憤というのはあまりにも愉しい。

2017/09/27 02:00頃

けものフレンズプロジェクト (KFP/製作委員会) からの経緯説明。要約する。


けものフレンズプロジェクト公式サイト https://archive.is/wTZiT

日付が変わってからの発表となったのは、カドカワ川上氏によると調整に手間取っていたからとのこと (https://archive.is/mpQfL)。KADOKAWAがKFP名義で勝手に発表したと推測していたネットユーザーも一部存在したが、当然ながらそんなことはない。

2017/10/03 13:30

KADOKAWA井上氏ヤオヨロズ福原氏のツイート交渉・調整を行っているとの内容で、特に新しい情報が出たわけではないため省略する。

2017/12/27 18:00

ヤオヨロズ福原氏のツイート。一部抜粋する。

3月には2期の依頼があり実制作を続けておりましたが、8月頭にコアメンバーで行われた会議にてヤオヨロズに対して今後続投は無いと明言され、降板宣言されたと認識しています。私としては突然の通達で、何に対して不満を持たれていたのか要領を得ず困惑していたと言うのが正直な所です。

福原慶匡 18:03 - 201712月27日 https://twitter.com/fukuhara_ystd/status/945943151998509056

9/27の公式発表にあった情報共有についても、12.1話委員会へ報告の上制作しておりますし、各企業とのコラボ動画に関しても委員会から正式な依頼の元で作りましたコミケにおける同人誌についても吉崎先生から許可があり、その際のご提案により特別許諾と明記して頒布しました。

福原慶匡 18:03 - 201712月27日 https://twitter.com/fukuhara_ystd/status/945943187205472257

2017/12/31

テレビ東京細谷氏のコメントツイート。KFPとしては09/27の発表が最終的な見解である事の再確認

2018/06/20

株式会社カドカワ株式総会。要約する。


けもフレ騒動監督降板というより制作体制の折り合いがつかなかったことが原因――カドカワ 2018年株主総会の内容まとめ - スズキオンライン https://michsuzuki.hatenablog.com/entry/2018/06/20/000519

(そもそもこの騒動カドカワ槍玉に上がってしまったのは、最初たつき監督の「カドカワ方面のお達しで」というツイートがキッカケだったのですが、今日の答弁では決定権は無い、むしろ調整に回っていたという事でしたので、両者認識の行き違いがあったという事ですか?)

はい、その認識で合っています

(く)りたしげたか17:40 - 2018年6月20日 https://twitter.com/sigekun/status/1009355225738563584

ポイント

主張は出揃った。両者の主張が衝突しているように見える争点は以下の通り。

なお、以下の点は争われてはいない。

文字数制限に引っかかったため後半に続く。

https://anond.hatelabo.jp/20180908185845

2018-03-07

anond:20180307000607

IT以外のエンジニア需要に対して供給がほぼゼロなんだろ。

まり転職サイトに金払って募集掛けても応募者がゼロから募集しなくなった。

だいたい、化学系、機械系の研究開発とか生産技術者みたいなコアメンバーが、

ころころと転職なんかされたら企業はやっていけないんじゃない?

2018-01-30

やっぱりコインチェックって、

客の金を持ち逃げして破産宣告して返済踏み倒すフラグ立ってるようだ。わら。

マウントゴックス事件劣化コピーといった感じか。

 

そもそも仮想通貨とか言うから馬鹿が引っ掛かるんだよ。

「VR通貨」とか言っていればなんだか怪しい感じになるので被害者も少なかっただろうに。多分。

 

基本的普通常識があれば「ちょっと下調べすれば虚業可能性が高い事がわかる」ので引っ掛かるほうが悪い懸案だが、コインチェック事件テレビで大々的に宣伝していた最中での事なので、長い人生悪人出会った事の無い微温湯人生を送ってきた人と年金持て余す呆け老人は引っ掛かっても仕方がない悪質なものだ。多分これから露呈していくことになると思うがコインチェックのコアメンバーは相当黒い連中の筈だで、破綻して踏み倒すことも計算ずくだった筈だ。職業詐欺師の間ではマニュアルの1ページ目に書かれている事だからだ。コインチェックの背後に何者がいるのかで事件の深刻度は変わるかもしれない。

 

そもそも正体不明仮想通貨を買うという気持ちがわからない。

取引所問題というより「仮想通貨という概念ビジネス」に不信感を抱かない被害者問題と思う。

 

…仮に仮想通貨を「ゼニー」としよう。

100万円でネット金貨100ゼニーが買えます

ゼニーはネットゲームRMT(リアルマネートレーディング)が出来ます

RMTだから高く売って儲かる可能性があります

…まぁネトゲ課金ユーザーなら100万1000万出すのかもしれないけど(笑)

仮想通貨はこれを貨幣価値が主張できる程度のシステムを整えただけのものだ。しかし概ね前例のなかったもので、あるとすれば出資金詐欺とか幸運を呼ぶ壺とか新興宗教お布施とかだ。仮想通貨はそれらとは違うといったポーズを取っているだけのもので、現時点で合法なのも単に法整備が追い付いていないだけだ。

 

そういった仮想通貨未完成ゆえに穴だらけだし、そういった新興事業に即座に手を出すのはチンピラかゴロだけだ。DMMだって元々はアダルトサイトだし、もちろんコインチェックのクソガキ社長も見るからにウェーイ系クズだ。

  

別に仮想通貨が悪いわけじゃない。スマホゲーのガチャだって別に悪くないんだし。

しかしこういった事件は、被害者悪党に追い銭投げつけて文句言っているような、悪い奴がのさばる原因になる事なので、被害者馬鹿さ加減には少々腹が立つ。

 

2017-12-29

anond:20171229122839

愛着のある企画降板させられた監督(当然ながら製作委員会のコアメンバー会議には出席していない)が、

そのことをヤオヨロズ福原から聞いて怒りを覚え(当然ながら製作委員会側の言い分などは関知していない)、

「ざっくりカドカワさん方面」という曖昧言葉を使って降板リークした(当然ながら製作委員会方式出資トップでも幹事企業でもないカドカワの一存で制作会社降板が決定されるわけがないので「ざっくりカドカワさん方面」というのは製作委員会の言い換えにすぎないか伝聞から勘違いしての逆恨みだろう)。

はい、どこに疑問があるの。

2017-12-22

がんになってブログを始める奴ら

奴らは「自分体験が他の人の闘病に役に立つ」なんて抜かす。しかし中を覗けば自己憐憫承認欲求にまみれたクソの内容。特にアラフォーあたりの乳がん患者ブログはひどい。小林麻央ブログに影響を受けたのか知らないが、がんであることにかこつけて、ズラを被った自分ブサイク自撮りを散々乗せることを正当化批判を寄せ付けず、根拠のない民間療法に騙される様を自分から晒し、末期になれば「辛い」だの「苦しい」といった題名アメンバー限定記事を作る。そしてブログ最後記事家族が「〇〇はがんと闘って天使になった」などと意味不明記事を残して終わる。がんになって残された時間が少ない中でなんの意味も残さなブログを書き、闘病仲間などというキズの舐め合い集団を作り死んでゆく様は見ていて滑稽だな、と思った若年がん患者でした。

2017-07-04

いやいや

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・私個人主観的意見による記事ですので(当然、偏りがあります)、内容の解釈に関しては各人の判断でお願いいたします。

メッセージ等による質問はすべてスルーしています(お返事しません)。

アメンバー申請が何件もきていますが、

申請の際に、メッセージのない方は承認いたしませんのでご了承ください。

簡単自己紹介と、どういう理由申請されたかなどを教えていただけるとありがたいです。

お手数ですがよろしくお願いいたします。

Dr.SHUTO

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って書けば医者ブログで何書いても良いのかよ。

いつもの砂糖牛乳不要論者。茶碗の隣に角砂糖置いちゃうメンタルクリニックと同じ宗派みたい。

じゃあ、2000年日本は不健康大国だったのか。世界的に平均寿命が上がってきているのに。

この人たちは砂糖をそのまま舐めているのかな?医者から世界真実知ってますみたいな感じ?やりすぎ都市伝説かw

2017-06-30

情報処理安全確保支援士に受かるためにやった試験対策を書いてみる

まさか一番最初情報処理安全確保支援試験に受かるとは思っていなかった。

情報セキュリティスペシャリスト試験の頃から10回近く受験して落ち続けたので、何度も諦めかけたし、今回も落ちるだろうと踏んでいた。

勿論毎回色々工夫はしてきたけど。


というわけで、これから受験する人のために、自分がやった対策を書き残していこうと思う。


午前は過去問をひたすら暗記する

特に午前II。

これはもう本当に過去問を覚えているかが全てと言っていい。

自分過去3年分、合計150問を、文字通り完全に丸暗記した。

そして毎回試験の前に再暗記した。それだけである

その結果、午前までの合格は確実化された。

本当にこれだけで突破できるのだから、分かってしまえば楽勝だった。

問題は午後、特に午後II。


午後は技術以外の要素にも目を向ける

午後と書いたが、午後Iについては筆者は元来開発系の人間なので、3つの大問のうちの1つに必ず含まれるセキュアプログラミング選択し、その上で残り2つのうちから今までの業務に近い方の内容を選んでおけば大体パスできた。

鬼門は午後IIだった。

ポイントは「セキュリティ技術だけの問題ではないどころか、むしろ本質的には人の問題であり、人の動きをどうコントロールするかに帰結する」という視点である

これは自分業務経験に照らし合わせても全くその通りで、運用においてはユーザに何をどうお願いして、その結果どう動いてもらうのかという話が核だった。

…などと書いている通り、自分運用や構築の業務においては無難にこなすのが精一杯だったのだが、その程度のパフォーマンスしか発揮できなかった理由の一つは、やはり自身技術偏重な考え方があったと思う。

午後IIの問題もそうしたセキュリティ業務技術バカには絶対まらないという業務実態を良く分かっていると思しき内容だ。

結局この視点から、「この問題そもそも何を問うていて、何が満たされればよいのか」という、いわゆる問題の読み取り方について、有名な参考書であるポケットタディを用いて整理した結果、どうにか突破できた感じである

やっぱり一番難しいのは人だと痛感する。技術は大した話じゃない、マジで


おまけ:その資格、本当に業務必要

というわけで、非常にキツい試験なので、そもそも今の業務で本当に必要資格かどうか熟慮した上で取り組んだほうがいいと思う。

というのも、筆者はようやく受かったものの、今の業務では全く不要という状況になっているからだ。

元々開発系の人間と上で書いたが、そんな自分がなぜ開発からは最も遠いであろうセキュリティ資格を取ったかといえば、前年度までいた部署では

「お前、開発系なのにリーダ目指さないんじゃ部門として稼げないので横の広がりを目指してくれ」

ということで、他の業務への転換を目指していたかである

しかし大昔に受けた応用技術者は一発で受かったのに、セキュリティ試験には何度も落ちたことからも分かる通り、開発以外の業務では全く芽が出なかったどころか、消耗する一方だった。

それで当該部署では愛想を尽かされ、今年度から全く別の部署に異動。

そして新しいところでは

「開発のコアメンバーとして大成してくれ」

と言われ、実際今は実装テストしかやっていないと、そういうわけである

まあ、久しぶりのコードいじりだけど全く疲れないという意味では満更でもないし、合格合格としてしばらく様子見しつつ、次回はネットワーク、次々回はデータベースの取得を目指すつもりである

2016-12-21

http://anond.hatelabo.jp/20161221131325

経営者従業員が対等であるという発想から脱却しないとね

有能なコアメンバーならともかく、外様のザコは「仕事を与えていただいている。その御蔭で生活できている」という自覚がなさすぎる。

2016-10-18

http://anond.hatelabo.jp/20161016215206

昨日、自身経験から残業禁止にしてもブラック企業は生まれるよという話を書いた。

予想以上に反響があり、また想像以上に私の意見が伝わりらない部分があったように思えたので、ブコメで出ていた意見突っ込みに対して回答を書きたい。

これでもまだかつて私が在籍していた会社他人事として笑っていられるだろうか?


Q1. 単に残業禁止にするだけなら弊害出るのわかってるでしょ?馬鹿なの?

A1. 今回の残業禁止令は外部から来た役員の発案でしたが、外部から来た役員というのは往々にして社内に基盤がない。

部外者が社内に居場所を作るには何かの実績を上げる必要がある。

そんな新役員の野心と、人件費削減という汚れ仕事よそ者押し付けたいという元から経営層の思惑という利害の一致が

今回の短絡的な残業禁止令につながったとわたしは思っている。

ちなみに新役員イメージとしてはマクドナルドベネッセ社長歴任した原田氏を想像していただくと話が早い。


Q2. 業務効率化を優先的にしなかったのが悪いのでは?不要会議をなくしたりしなかったの?

A2. かつて在籍していた会社情報を書かなかったので、いろいろ想像をする余地ができてしまったのかもしれない。

ひょっとしたら『Excel方眼紙Faxが現役です!』みたいなロートル企業想像されたのかもしれないが、そうではなかったと明言しておく。

PC一つとっても、技術系の社員フルHDデュアルディスプレイが標準装備だったし、

会議だって外せないコアメンバー以外はSkypeで自席からの参加でよく、必要な部分だけ入ればよかった。

上司の決裁がいるときも、ハンコをもらって回るなんてことはなく、直属の上司関係者CCに入れたメールを送れば終わりだった。

Wikiベースの社内グループウェアも導入していたし、生産性については割と理解のある会社だったように思う。

不要業務といえば、社員旅行花見といった昭和文化は遠く昔に廃止され、学会発表業界紙への寄稿といった業務関係あることも数年前に廃止済み。

これ以上どこに無駄が残っているというのだろうか?


Q3. 人増やせよ。教育削るなよ。

A3. 人を増やすのって一朝一夕でできることではない。特に技術系の仕事は一人前の戦力になるまで時間がかかる。

かつての弊社の場合社員総数800人程度で、毎年平均して30人程度の新人採用していたが、もし人員増を計画したとしても一気に100人採るなどということは不可能だっただろう。

採用コストもあるし、オフィスの空きスペースがないというのもある。一番大きいのは『教育リソース』の問題だ。

新人指導するのは30代~40代の中堅、ベテラン仕事だったが、日常業務の主力である彼らの時間を『OJT』という名の教育でとられるのは短期的にみると戦力ダウンに直結するからだ。

ちなみに残業禁止後、新人教育が削られたのも、業務の主力たる彼らが事業に専念しないと仕事が回らないため。

で、そういう面から考慮した結果が採用人数30人という数字なわけで、これではどう頑張っても年4,50人に採用を増やすのが限界だろう。

現実的に考えると人員適正化には5~10年くらいはかかるんじゃないだろうか。

また、人員に余裕を持つということは、不況時にリストラされる可能性が上がることも意味しているわけだが

これの件については皆さんどのようにお考えなのだろうか。私はリストラを食らうくらいなら平時残業労働力不足をカバーする方がましだと思うのだが。


最後に反ブラック企業の皆さんへ。

私もブラック企業文化には反対の立場だが、私の文章の表面的な部分を拾って一斉に弾劾する皆さんのコメントからは、ブラック企業の『匂い』を連想せずにはいられなかった。

正義御旗のもとに盲目的に悪を弾劾するのもありだとは思うが、こういう世間空気による同調圧力こそがブラック企業長時間労働正当化した原因だということを思い出していただけないだろうか?

それから、私がやっているメーカー仕事だが、国内同業者との競争だけでなくてアジア新興国との競争も激化しているというのは周知のとおり。

彼らのハングリー精神はすさまじいものがあり、昭和の日本を思わせるモーレツぶりを発揮している。

そんな状況において、国内一社が働き方を変えただけではどうにもならないと思うのだが、そういう場合でも一律に社会悪だというのだろうか?

どうも最近議論は近視眼的すぎるように思う。狼男を撃つ銀の弾丸存在しないのだ。理想論を語るのもいいがもう少し現実を踏まえて議論してはいかがだろうか。

2016-10-08

言の葉の庭自分語り

※ 一部新海監督作品のネタバレを含むので注意してほしい

  • 前 ---

君の名は。人気はまだ続くのだろうか。自分は公開2週目位に一度見たきりなのだが、Web上で展開されている

様々な解釈念頭に置いて、もう一度くらいは劇場に足を運ぼうと思っている。

新海監督の作品は「ほしのこえからの自分だが、その中では前作「言の葉の庭」が一番好みである

50分弱という過不足無い尺。今作では少し鳴りを潜めた、現実よりやや過剰に高められた光の輝き。

ヒロインを失意の闇から救済し、精神的な絆を結びつつも、直接の対価を得ることが無い幕引き。

どれをとっても、新海誠という人物が長年その心象世界に持つ純粋な「私の世界」。

君の名は。を彼のベスト盤であると評した人がいた(本人?)ように思ったが、自分は「言の葉の庭」こそが、

最も正確に彼そのものを表しているように思う。

ただ、そういった作品性とは別に、自分が言の葉の庭を特別なものとして見るのにはもう一つ大きな理由がある。

全くもって個人的な体験に基づくもので、それを他人と共有する事に価値は無いのだとは思うのだが、

40を目前とした今、その記憶がゆるやかに風化していくにつれ、どこかにその記憶を刻んでおきたいという欲求に駆られ、

1日だけの日記としてここに記しておこうと思う。

創作では無い為物語の構成は酷く、起伏にも全く欠けるが、偶然目にする人がいたら、息抜きのつもりで読んでみて欲しい。

  • 序 ---

20年ほど前、自分は地方私立大学に通う大学生だった。高校を出て何となくの流れに乗って通う大学生活は、

地方であること。理系であること。あまりハイブロウ属性でないことなから大きな刺激も無く、

かといって腐ってしまうという程の退屈さもなく、毎日がそこそこのルーティーンとそこそこのイベントによって消費される、

どこにでもある普通日常だった。

卒業校は大学とほど近い場所にあるため、自分は時折高校時代の恩師の元を訪れ、近況の報告や、

(当時のPC弄りが好きな学生がしばしばそうであるように)師のPCメンテナンスなどを請け負っていた。

ある日いつものように師の元を訪れると、師の隣席に初めて見る顔があった。

師は、新任の先生だと言って彼女を紹介してくれた。

「今度新しく入ったH先生だ。」

「どうも初めまして。Sといいます。」

学校行事でスーツを着ていた自分を、おなじ新任か関連業者の人間と思ったのかもしれない。

彼女…H先生は突然勢いよく椅子から立ち上がり、コンシェルジュのような角度でお辞儀をしながら

「新任のHと、も、申します!よ…よろしくおねがいします!」

と、およそその完璧お辞儀からは相応しく無い焦り具合で挨拶をしてくれた。

新任教師ということだから、歳の頃は24、5だったと思う。

少しだけ長めのボブカット

新任らしいカチッとしたスーツタイトスカート

そして何より、整った、育ちのよさそうな顔立ち。

(ははぁ。これは生徒に人気がでるだろうなぁ…。)

そう、思った。

「そう言えばH君、パソコンの調子が悪いと言っていたじゃないか。せっかくだからSにみてもらったいい」

これをきっかけに、ほんの短い間ではあるものの、自分とH先生に関係が生まれた。

  • 二 ---

その後数か月間、自分はH先生のPC周りの面倒を見ることになった。勿論、数か月といっても頻繁では無い。

実のところは、精々5・6度の話でしかなかったと記憶している。そうとは言え、ほんの少しだけ年上の

とびきり可愛らしい女性が相手だ。いつもわくわくしながら通ったのを覚えている。

見かけ通り、H先生はとても可愛らしく純粋だった。

明かりの落とされた職員室。

冷陰極管の青白い光に浮かび上がる横顔。

買ってくれた缶コーヒーの温もり。

年下の自分に中途半端な敬語交じりで話し、ソフトの使い方を教えたり、FEPの不調をメンテしたり、

壊れたFATテーブルエディタで書き直す程度の事で、H先生はとても喜んでくれた。

見かけによらず、頑固でもあった。

突然の夕立に「いい」と言うのに頑として聞かず、駅まで車に乗せられた。

H先生らしい、深いグリーンのK11マーチ

エアコンが効かず、少し蒸した車内。

シフトレバーにかける細く白い腕。

まるで童貞妄想のものだった。

一度、何かの為にソフトを借りに実業系科目の教師の所へ顔を出したとき

「お前、あの人はお嬢なんだから丁重に扱えよ」

と、冗談とも真面目ともとれない顔で言われたこともあった。

…その通りだと思った。

あの時自分はどうして恋に落ちなかったのだろう?

高校時代淡い好意を持っていたクラス女の子を忘れられなかったからだろうか?

卒業校とは言え、教師という立場の相手に対しての遠慮だったのだろうか?

今となっては思い出すことができない。

ただとにかく、会いに行く時間の胸の高鳴りとは裏腹に、

自分がH先生に対して恋心を抱いたことは無かったように思う。

時が経つにつれて、H先生とは疎遠になった。卒業からしばらくOBとして顔を出していたやつが

つの間にか顔を見なくなるという、ごくありふれた、普通の流れだった。

勿論、心のどこかで気になってはいたが、明確なきっかけも無いのに顔を出すのも気恥ずかしく、

また、自分という存在が順調に過去となっていく高校に窮屈さを感じ、足が向かなくなるにつれ、

しばらくの後には思い出すことも無くなっていった。

  • 三 ---

それから季節が一巡…二巡くらいしたかもしれない。

大学生活は相変わらず少々退屈で、授業とバイトの日々が続いていた。バイト先にはコケティッシュに笑う

年下のあざと可愛い女子大生が入り、自分はその子に相当入れあげていた。

そんなある日。

高校の「部室」へ顔を出した。

自分は高校時代ややヲタクサークルに顔を出していた。それはよくあるアニメゲーム好きが集まるような

内輪志向趣味サークルで、正規の部員でこそ無かったものの、殆どコアメンバーのような立場メンバーとつるんでいた。

先輩も、後輩も、同級生も、自分の高校生時代の交友の半分は、そのサークルに由来している。

部室にはYがいた。

Yは自分が卒業する年に入学した後輩で、少々エキセントリック性格ではあるものの、

当時の世相でそういったサークル志向していた女子には珍しく、並以上とは言える容姿と、

その予測不能な反応を示す性格から、OB現役を問わず大層人気があった。当時から近い表現はあったように思うが、

ヲタサーの姫がベターワードチョイスだ。正確にはサークラ的要素も多分に混じるのだが、

方々穴兄弟にはなったものの、サークルクラッシュされなかったので、二択であればやはり姫の方が無難であろう。

Yや他の部員たちと軽く挨拶を交わし、部室に置き去りにしたPCエンジンで縦スクロールシューティングに興じていると、

唐突にYが話題を振った。

「先輩先輩。先輩はH先生知ってますか?」

驚いた。彼女が新任教師として赴任したのは自分が卒業した後であり、現役生であるYもそれは承知だろう。

卒業後に赴任した教師話題にあげるという事は、普通滅多なことではしない筈だ。

「ああ、実はちょっとした絡みがあって少しだけ知ってるよ」

事実を答えた。Yが続けた。

「H先生、辞めちゃったんですよ」

公立高校と違い、私立高校では異動というものが殆どない。私立主体の都会では事情が異なるかもしれないが、

地域内に同業が少ないこともあって、転職という選択をする教師も(教師という手堅い職を選ぶ本人の性向もあってか)

滅多にいなかったと思う。とにかく、短期での退職というものはあまり例が無さそうに思えた。

Yは表情を変え、ゴシップ好きの主婦のような声色を作って次を継いだ。

「それがね、聞いてくださいよ先輩。H先生寿退社…ってことになってるんですが、本当は…」


「本当は、生徒に強姦されて辞めたんです。」

  • 四 ---

それから数年の年月が過ぎた。

大学卒業後、氷河期のどん底という頃に地元の小企業就職したが、ワンマン社長の横暴に嫌気がさし2年と少しで退職。

しばらくアルバイトをしながら職を探したが、高卒でブルーカラー職についたり土建業に入るならともかく、

大卒が志向するようなサービス業的業種にまともな就職先はとても少なく、わずかにある条件のよいポジション

新卒で滑り込んだ者が既得権化しており、あとはそれこそ公務員くらいしか不満の少ない就職は困難だった。

それを期に、意を決して東京へ出た。

友人の家に転がり込み、転職エージェントを頼りにいくつかの会社を受けた。東京での活動は思いの外順調で、

面接したいくつかの会社から採用通知を受け、そのうち、条件はあまり良く無いものの、基盤の堅い中小企業に入社した。

入社後上司との性格の不和に苦しんだが、前職の事を思えばその程度の問題に対処することは苦労のうちには入らなかった。

給料はとても安(250程度だったと思う)かったが、それも前職に比べれば不満は少なく、初めての東京生活エンジョイし始めることができた。

そんな矢先。

アキバメイド始めたんで、良かったら遊びに来てください』

Yからメールだった。

当時の秋葉原メイドカルチャー黎明期の出店ラッシュがひと段落し、金の匂いに感づいた風俗業の面々が

続々と出店を始めた位の頃だったと思う。高校卒業したYは東京大学へ進学したが、

生来の不安定性格故順調にメンヘラ属性を手に入れ、真面目な大学生という路線は早々に離脱。

生活の為か趣味かは聞かなかったが、アルバイトとしてメイドを始めた、ということだった。

メールには多少面食らったが、Yの人と成りからすれば、想像には難くなかった。

自分の秋葉原に対するスタンスは単なるパソコンショップ詣の場所で、メイドカフェへ行くことに多少の

戸惑いはあったのだが、後輩に会いに行くと思えばいい。了承の返事を送信した。

  • 五 ---

「おかえりなさいませ、ご主人様~」

Yの働く店は正確にはカフェではなく、バーだった。

万世橋渡り少し裏手の路地の扉を開けると、今では手垢どころか擦り切れて表皮が

ボロボロになったような定型のコールで迎えられた。

やや珍しい青と白の照明で彩られた店内(まるで自作PC筐体のようだ)は、多少の安っぽさはあるものの、

常連客との適度なゾーニングもされていて、居心地は悪くなかった。カウンターの向こうで客の相手をする

Yに目配せだけをして、入り口に近いスツールに腰をかけた。

隣では、この場所にはやや不釣り合いな女性が独り呑んでいた。

「君、初めて?」

声をかけられた。

「そうですよ。高校時代の後輩がいるんで、まぁ付き合いです。」

「そうなんだ。じゃあ私と一緒ね。」

女性(T)は銀座ホステスをしていた。非番今日は、ここで働く自分の彼女の仕事が終わるまで待っているのだ、

と教えてくれた。自分も自己紹介をし、それからしばらく話をした。ホステスの会話術は流石に巧みで、

後輩に会いに来たことなどすっかり忘れ、仕事の話や高校時代のことなどを話し込んだ。

2杯目のジントニックの氷が溶けるころ、Tがはたと気付いたように自分に聞いた。

「ねぇ、SはYの先輩なんだから、N高校なんだよね?」

「そうですよ。Yは3つ以上下から、直接一緒になったことはないですけどね」

「そっか。そしたら君…」


「H先生って…、知ってる?」

  • 六 ---

ドキリとした。

自分の中で風化し、消えかけていた「H先生」という単語の響きが、急速に記憶の色を取り戻させた。

しかし、こんな偶然があるのだろうか?ここは00年代も半ばの秋葉原。しかも場末メイドバーだ。

これが地元のバーでの出来事であったとしたら不思議ではない。

100歩を譲って、自分達の高校埼玉神奈川にあったとすれば分からなくもない。

だが、自分達の高校は十分に遠方にあり、増してや、彼女がH先生であったのは6年も7年も前の話なのだ

心臓が早鐘を打つのを感じた。自分はTに話をした。

卒業生ではあるものの、偶然新任教師として紹介されたこと

ボブのかわいい初々しい先生だったこと

人の消えた職員室で一緒にコーヒーを飲んだこと

たった徒歩10分の道程緑色マーチで送ってくれたこと

大した話ではない。読んでくれている人がいたら申し訳ないが、当事者以外が聞いても何の感慨もない日常出来事だろう。

Tは、そんな自分の話を穏やかな顔で聞いていた。ひとしきり話を聞いてから、話をしてくれた。

彼女とは夜の世界で知り合ったこと

髪型が全然違うこと 化粧が派手だったこと

プレリュードに乗っていたということ

…そして、1年程前まで、自分の彼女だったということ

少しジメジメした夏の終わり頃だったように思う。

日付なんて全く覚えていない。

でも、それくらい、自分にとって忘れられない日の出来事である

  • 結 ---

言の葉の庭」は、ヒロインである雪野先生が、想いを寄せられた男子生徒への対応を誤ったことを

きっかけに物語が構成されている。劇中、男子生徒を奪われ、腹いせに雪野先生の退職を画策

(そしてそれは成功する)した女生徒主人公が抗議をするシーンがある。

客観的に見るとやや時代錯誤と青臭さがあり、本作で唯一落ち着かない場面ではあるのだが、

このシーンを見ていると、雪野先生とH先生をどうしても重ねてしまう。

勿論、自分が孝雄になる妄想を出来る程今の自分は若くない。ただ、物語は悲恋として終わるものの、

孝雄の存在は、雪野先生の人生において彼女のレールを想定の範囲内におさめる為強力に機能した筈だ。

では彼女は、H先生はどうだ?

H先生に関して一つ書き忘れたことがある。彼女は県下一の、ある業種の創業家の息女である

実業科教師の「お嬢だから」は冗談ではなく、本当だったのだ。

名士の娘が地元の高校で教壇に立つ。頃合いをみて結婚。家に入る。

時代錯誤ではあるのだろうが、そんなルート彼女の想定の範囲だった可能性は高い。

もっとも、実はそれが嫌で飛び出したということも考えられる。

これを読んで、「だからだよバーカ」と舌を出しているかもしれない。

それならそれで、構わない。彼女が想定の範囲人生を受け入れていたかどうかなどわかるはずもないし、

想定されたルート幸せだったなど、他人人生価値判断想像でするべきではない。

ただ、人生ターニングポイントにおいて、1人の人間の存在が他の1人の人生に与えうるインパクトの大きさというものは、

現実であっても、いや、現実こそ想像以上に大きい。花澤香菜がワンテイクで録ったというクライマックスを見る度、

そこに感情をぶつける肩のあった雪野先生と、もしかしたら無かったのかもしれないH先生とで、

いつも必要以上の涙が溢れてしまうのだ。

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自分語りはこれで終了だ。

最後に少しだけ、素人の新海誠評を書いてみたい。

あくま想像だと前置きするが、新海監督は幼少から無理目な恋愛ばかりをしてきたのではないだろうか?

恋愛という通常とは比較にならないエネルギー必要とする行為において

その力を一方的放出還流を受けることのできない状況は、人を極端に消耗させる。

ある者は力尽き、ある者は別の誰かから力を得た。

またある者は、運良く力の循環に出逢えることもあるだろう。

監督はどうだ?

監督は恐らく、無から力を生み出すことを選んだ。それが新海誠作品性の源流であり、

彼の心象世界価値観なのだと自分は思う。

君の名は。の2人は、時空を超えて尚力の循環を得ることが出来たように描かれている。

これをもってして彼の心象世界との乖離を突き、不安視する声がある。かく言う自分も少しばかりは、心配だ。

だが、監督は既に力の循環を知っている。言の葉の庭の2人は、実態としての結末こそハッピーではなかったかもしれないが、

雨の非常階段の2人には、明らかな力の循環があった。君の名は。は、それを実態に反映させたに過ぎない。

からきっと、大丈夫だ。また気負わずに描きたいものを描いて欲しい。

2015-10-01

同じく起業10戦士として重要だと思ったこと

http://anond.hatelabo.jp/20151001133903

↑を受けて、なんとなく書きたくなったので、雑文失礼。

1番重要だったこと: 忍耐

うちの会社何だかんだで数百人規模で利益も億単位で出せるようになったので、若い経営者と飲んだりすると「成功秘訣」みたいなことを聞かれることがあるんだが、正直なところ「これをやったか成功した」というよりは、幾度となく苦境が訪れたけど諦めずに続けていたら、気が付いたらそこそこ成功したと言っても良さそうな規模になっていた、というのが正直なところ。だからといって「成功したのは運が良かったから」というのはいくらなんでも謙遜しすぎて逆に嘘なので、じゃあなんだろうと考えると、やっぱり「忍耐」かなと。諦めないこと、投げ出さないこと。

必ずしも起業するのは大変でサラリーマンは楽だとは思わないけど、経営を続けるのは、特に組織を拡大させて維持させて食わせていく、というのは本当に辛いことが多い。一番メンタルをやられやすいのは赤字会社がつぶれそうな時だけど、ある程度以上規模が大きくなると頻度の多さもあって人間関係まわりがメンタル負荷が一番高いように思う。幹部同士の対立、セクハラ対応社員の不満の爆発、コアメンバー離脱、などなど。人間関係問題が発生しない月なんかほとんどない。もちろんその逆で「こいつと一緒に働けて、こいつが部下で本当に楽しい」というやつに巡り合うこともあるし、狙い通りに事業が上手くいったとき快感ハンパない嬉しさもあるけど、正直トータルとしてはストレスの方が大きいと思う。

からこそ「そこそこ成功している経営者」って、このあたりのストレス/負担/痛みに慣れて鈍感になるか、常人には信じがたいメンタルHPの持ち主か、そもそも超自分勝手ストレスを感じないタイプか、どちらにせよ一個人としては人間性に問題があるとしか思えない人が多い。ただ人間性に問題を抱えて進めるのは「そこそこ成功レベルまでのようで、ワタミしかゼンショーしかGREEしかり、やはりファンを作りにくく敵を増やすタイプ経営者は、どこかで必ず社会からしっぺ返しをくらって止まるので、突き抜けた成功者になると人格者比率が上がるっぽい。もっと人格者完璧偽装できるようになった人格破綻者なのかもしれないが、完璧偽装できていればもはやそれは本物と変わらないだろうし。

結局のところ、成功するための必要十分条件は「成功するまで続けること」以外には存在しないのですよ。

とは言っても成功やすBETの仕方

この2つの条件を満たす事業は「割と」成功やすい、というのがあるんじゃないかと思っていて、1つはカワンゴ(ドワンゴ創業者川上さん)が言ってることとだいたい被るんだけど、「よく分からない事業をやる」「自分ですら成功確信できない事業をやる」こと。これは要するに、不確実性の低い市場では単純に戦力が強いものが勝つことが多くまぐれ勝ちが起きにくいので、弱小勢力たるベンチャー企業は、できるだけ「まぐれ勝ち」が発生しやすい不確実性の高い市場勝負すべし、ということ。不確実性が低かろうが高かろうが、弱小会社成功確率なんてどっちにしろ低いんだけど、参入する会社10しかいない市場で、極論勝率ランダムであれば、勝率10%もあるわけで。

そしてもう1つが、「独占・寡占が可能な事業をやる」こと。なんか経済学的な話ばっかりだけど、結局のところ利益の源泉は、素晴らしい社員でもなければ、優れたテクノロジーでもなく、素晴らしいプロダクトでもなく、独占なわけですよ。ソーシャルゲームがなぜ儲かるかと言えば、パズドラの「魔法石」をガンホーが「独占」しているからなわけですよ。独占価格で売れるから儲かる。カルテルのようなタイプの独占・寡占は独禁法禁止されてるけど、ブランドによる市場分化による独占とかF2Pを使った独占は真っ白な合法なわけで、合法的に「独占」が可能になる事業をやるべし。

長期における「信頼」の重要

これは大学同級生とかでもそうなんだけど、大学卒業後1年目はだいたいどこの組織就職したやつもペーペーなのが、卒業10年後・20年後・30年後と時間が経てばたつほど皆偉くなって、極端な例だと大企業トップ官公庁トップと○○大臣大学からの知り合い、とかなるわけですよ。で、片方だけが偉いパターンはあまり役に立たないんだけど、お互いに偉くなればなるほど、「信用できる外部の有力者」が増えるわけです。

これはベンチャー企業にも言えて、10年前はお互いにマンションの一室でやってた他の起業家が、お互いに10年たつと上場企業社長同士とか、もしくは提携していた大企業担当係長10年後は執行役員になってるとか、経営を長く続けていると「こちらを信用してくれる外部の有力者」がどんどん増えていくので、大きな事業提携とか資本調達とかが、本当に楽にできるようになる。なので、1つ1つの「偉くない人」「自分とタメor目下の人」との取引/人間関係で、横柄な態度を取らない、裏切る/嘘をつくような行動をとらない、ということの積み重ねが長いタイムスパンで見たときに本当に重要

恩を仇で返してくるようなやつがいないわけじゃないけど、応報は割と人間行動の原則なので、特に今はショボイけど時間が経てば偉くなりそうな人には、大きな不利益にならない範囲で色々と恩を売っておくのが吉。ついでにいうと、ベンチャー業界だと真面目な話、誰が成功するか・誰が偉くなるかは本当に分からないので、とりあえず接する人全員に謙虚な態度をとっておくのが尚よし。

2015-02-27

上場を機に退職してもいいと思います

上場により、会社の持分たる株は公に取引されるようになり、会社社会的存在となります。つまり会社社会機能の一部を担当し、誰でもその会社の持ち主になることができる存在になります。そして、会社株が有価証券として安心して市民の間で取引されうるよう、会社事業とその運営に安定性が求められると言えると思います

ベンチャー創業して軌道に乗せるというのは、大変なことです。創業者だけで何とかなるものでもなく、創業時の挑戦を支える有能なメンバー献身的努力があればこそ、ベンチャーはその描いたビジョンを実現してそれまで存在しなかった事業確立し、さら会社として事業継続していける状態になります。その意味では、創業後しばらくの間はメンバー属人的能力依存しますし、途中でメンバーが抜けていくことは会社のためにはマイナスであると言えるでしょう。

しかし、さら会社が大きくなり、上場して社会的存在となっていくためには、会社メンバー構成が変わっても事業継続していける体制確立し、会社ビジョン共鳴した新たなメンバー会社に加えて事業継続・成長させていけるようにすることこそが大切だと思います。もちろん、有名なところではGoogleのように、公開会社という立場になっても創業者議決権の過半数を保有し続けて、創業者属人的関わりを重視し続ける企業もありますが、Google例外の部類と言えるでしょう。

この意味で、僕は創業時を支えたメンバー上場を機に会社を去っていくことは極めて健全であると思います。本人の立場になって考えてみても、創業時を支えるような能力好奇心を持ったメンバーにとっては、最初の頃に色々な無茶をしながらも会社を形にしていき、自分たちのしていることがお金になって事業化していくことの興奮に比べれば、安定を第一としなければならない上場企業をじっくり成長させていくというタスクには刺激が足りないとも思えます。たとえ社内の新規事業開発に関わって行くにせよ、株主に説明可能な形を保ちながらの立ち上げというのも非常に面倒なことです。また、上場という形で自分のやってきたことが一段落し、一旦終わりとしたいという思いもあるでしょう。長い間頑張ってきて、燃え尽きたというのもあるでしょう。いずれにせよ、上場に至るまでの長い道のりを支えてきたことで、そういった方々は十分職責を全うされたと言って良いように思います

社会全体にとっても、ある会社創業のコアメンバーとして活躍したような人が、その能力をまた他の会社創業に貢献するために活かしたり、違う分野での活躍の場を探し求めていくことは有効リソースの使い方であり、望ましいことです。

究極的に言えば、創業者創業メンバー成功とは、会社ビジョンが受け継がれていく仕組みと体制を作り、会社自らが新陳代謝を繰り返して成長していくサイクルに乗せて、自分たちは身を引くことなのではないかと思います自分たちの作ったものが、自分たちの手を離れて、自らの力で事業継続し成長していくのを見守って行くのは、会社にずっと自分たちが関わり続けていくのとはまた違った喜びがあるはずです。そういうことができる創業者創業メンバーたちには、どんどん新しい事業に関わってもらって、雇用を増やし、社会活性化させていくことに貢献してもらうのが良いと思います

2014-06-08

知ってしまったんだろうな。はてな村の深みを。

http://anond.hatelabo.jp/20140602170823

はてな村の住民情報管理しているのはzaikabouである

y_arimは村を出た。

kurahitoは村八分を受けた。

今いるkurahito3はkurahitoの皮を被ったヘンタイであることはnekoraとhouyhnhmが知ってる。

activecuteはletterdustと結婚して村の外に出た。

xevraは村の集会場でp_sirokumaと一緒に村民精神鑑定をしている。

早朝には村長kanose眼力が村を覆い、夜にはcomzooが星をまき散らす。

この一見変哲もない村の隠されし起源を、彼奴は知っているのだ。

しかすると、すでにfeitaははてな村秘密を知ってしまったのかもしれん。

ふぇいタ…ふぇいと…Fate…つまりその成り立ちはエロゲーにある。

はてな村にとってエロゲーは切っても切れない関係なのだ

zaikabouは知る人ぞ知るエロゲー好きである

y_arimは言わずと知れたエロゲーオタ。

kurahitoはエロゲー人生を学んだという。

activecuteは声優オタでエロゲー博士

xevraは青春エロゲーに捧げてしまい、今はアンチになった。

nekoraは2次元オタで元エロゲー絵師

p_shirokumaはエロゲー人生が狂ったため、セルフメディケーションのために精神科医になった。

houyhnhmは隠れてエロゲーをやってる。

comzooは園児の頃からエロゲをやっている筋金入りの変態

そしてエロゲーといったらやはり村長kanose

はてなはHなゲームで一儲けしようとしたHなアンテナ、H-antenaが起源である

そこに加わっていたメンツが、はてな村のコアメンバーになった。

jkondo技術者ごと乗っ取られたが、kanoseが中心になってエロゲー界の支配をするはずだった。

メンバーは今でも連絡を取り合い、メッセを使って村の統治を行っている。

これを書いてしまったら、この垢も危うい。

今後、妙なタイミングアイコンが変わったら、立ち位置が変わっていないか注意してみたほうがいいだろう。

2013-11-18

かわいそうなカラス

とある森がありました。

森にはいろんなお店があって、お店のどうぶつさんたちはいっしょうけんめい商売していました。

どうしたらもっと素敵なお洋服が作れるかな?

どうしたら今より美味しいパンが焼けるだろう?

みんな頭で考えて、手を動かしてうんうん悩みながらお仕事していました。

さて、ここに一羽のカラスがいました。

カラスは声が大きくて、なんでも知っていました。

「やぁ、そんなんじゃあっという間に時代おくれさ!新しいお店をこれから作るなら絶対にエメラルドグリーンだよ、都会じゃみんなそうしてるのさ!」

おいおい今時新製品イチジクのパンなんて正気かい?古いよそんなもの、僕がもっといい果物を教えてあげよう!」

森のみんなは物知りカラスに大喜びです。

これだけ自信満々にいろんな話を交えて教えてくれるからには、絶対に正しいいやり方なのです。

自分で調べるよりきっと素晴らしい、画期的な、間違うことなどありえない方法なのです。

「さあ、僕は君たちのために情報を与えてそれを成し遂げる方法も教えてあげた。

なあに、お礼なんてほんの少しだけでいいさ」

カラスの巣にはいつもキラキラの宝物でいっぱいでした。

みんなカラスさんに感謝していました。

あるとき一匹のリスがカラスのところへやってきました。

カラスさんカラスさん、どうかわたしを弟子にしてくださいな」

そのリスは森でカゴを編んでは食べ物を交換しているリスでした。

「わたしは上手にカゴを作れるけれど、上手に食べ物と交換できないのです」

「ああいいよ!

僕は今でこそこうしてみんなのアドバイスばかりしているけれど、

近いうちに誰も見たことのないものを作り上げるんだ!

君にはその手伝いをさせてあげよう」

「わあ、さすがはカラスさん!」

リスは満月が三回やってくるまでは「見習い」ということになりました。

けれどリスは知ってしまったのです。

一度めの月がめぐるまではいっしょうけんめいでした。

二度目の月がめぐるころ、

このカラスにはクチバシだけで脳みそがないのです。

弟子入りするときカラスは言いました。

「僕はね、何でも屋にはならないんだ。

頭で稼ぐのさ。

僕にはほかの人と違った物の見方ができる。新しいいことも教えてやれる。

みんなは僕の頭にお金を払うのさ」

しかどうでしょう

弟子入りすると、かご職人だったリスにははっきりわかってしまうのです。

カラスの自慢の発想力やらは驚くほど幼稚で、

そんなのお向かいうさぎさんの奥さんのほうがよっぽど面白いのです。

五年前に都会の大きな大きなカラスがやろうとして大失敗した計画を、

まだ誰も思いついていなことのように語る姿には、

試されているのだろうかとすら思いました。

またあるときはとっても綺麗なガラス玉をもってきて

「これを売れるようにしてくれないかい」といったくまさん大事ガラス玉に、

「いまこんなものが売れるわけがない、売り方?

そんなの知るわけないだろう、時代遅れなのに」

そう言って、カラスさんの評判を聞いてやってきたくまさん

方法写真も文章も自分で考えてください。

ああ、でも報酬キラキラの石はたんとくださいよ」と言いました。

くまさんは怒って帰ってしまいました。

当然だな、とリスは思いましたが、カラスくまさんをとてもとても悪く言うのでした。

満月が三度やってきて、

リスは「とてもここではやっていけない。小さな屋台が欲しいだけの動物さんに巨大で高価なお店を売りつけたり、相手の商売のことをしろうともしないカラスさんのところでは詐欺師しかなれない。僕はお客さんのための仕事がしたいんだ」とカラスさんのもとを去りました。

それからリスさんは、

とっても優秀な羊さんのところへ弟子入りしました。

羊さんは、考えることと手を動かすこと、

みんなが気持ちよくそうできる場所を作る大切さを知っていました。

リスは考えます

カラス詐欺師だったのでしょうか。

多分違うな、と思いました。

きっとあのカラスは、自分脳みそがないことに気づいていないのでしょう。

自分でも、自分画期的ものを作れると信じているのでしょう。

何てかわいそうなカラス

(あれだな、結局営業上がりのシャチョーさんなんざ、

訪問販売と変わらんのだな。

自分脳みそがないことに気づいてそのへんに強いコアメンバー入れなきゃ、

ただのコンサルもどき詐欺会社しかならんよなあ)

おわり。

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