2024-04-11

あがり症を薬で治した話

大勢の前で話す時に緊張して声が震えてしまうという悩みがある。これのせいでたくさん恥ずかしい思いをしてきたし、パフォーマンスが出せず評価を失ってきたし、最近はこれのせいでこの先のキャリアを諦めようとも考えだしていた。

それを最近インデラルという薬で克服することができた。

本当に感動したし今後の人生プランが明るい方に行きそうな気がしている。本当に助かった。。。。。!!!

インデラルは単純に言えば血圧を下げる薬だけど、血圧まりキドキを抑える薬なのであがり症にも効く。

なぜインデラルを処方してもらうになったかは、数ヶ月前に「結局脳も臓器だから気持ち性格なども薬でどうにかできる」みたいな内容の増田を読んでからだ。

その増田はいままで自分性格だと割り切ってた良くないところが薬でよくなったという内容だったはず(探してみたけどもう見つけられなかった…)

若い頃は大勢の前で話す機会は多くなかったのでなんとかなったが、最近はもうだいぶ管理職みたいな感じにもなり、大勢の前で代表して話すみたいな機会が多くなった。

しかも話す相手は数十人だったり、その日初めて会うお客さんだったりと、緊張しやすシチュエーションばかり。

声が震えてしまったその瞬間もそうだけど、後からもその時のことを思い出して苦しむ。いい年なのに恥ずかしい。みんな笑えるとかよりも可哀想と思ったんだろうなとか。

シャワー中とか寝る前にフラッシュバックしては死にたい気持ちになった。

これはしかも準備ができてないから緊張するのではなく、私の場合は準備すればするほど「準備したのに」というプレッシャーを感じで緊張してしまう。

カンペを用意してそれを一字一句読むだけならいけるのでは、と思ったけどダメだった。

コロナテレワークできるようになってからオンライン会議が主流になったので、酔った状態でやれば緊張しないのではと会議の前に強いお酒を一気に飲んだりもした。だめだった。普通に緊張したし、会議後に気持ち悪くなって最悪だった。

もうこの仕事辞めようかな。みんなの前でスラスラ話せたら可能性は無限に広がる。けどそれができない。頑張ってるのに。むしろ頑張りに比例して緊張は膨らみ声は震える。

そして数ヶ月前、件の増田を読んで本当にハッとした。

自分のこれもれっきとした「症状」であり、であればこれを治す薬があるのでは。

なぜ今まで薬に頼らなかったのかとも思った。

呼吸法とか話し方によっては改善できるみたいなのは「声が震える 対処法」みたいな検索でたどり着いたけど、薬で解決するは考えたことも検索結果に出てきたこともなかった。

増田を読んでから「声が震える 薬」みたいな感じで検索して、インデラルという薬があがり症対処に使われていることを知った。

薬の口コミをみると(昔は個人輸入簡単に手に入ったけど、いまは病院しか処方してもらえない)自分と同じような人たちが同じ症状を克服していた。

早速オンライン診察してくれるところでインデラルを処方してもらった。

オンラインで診察してくれた先生にインデラルを飲みたい理由を話すときに「これのせいでキャリアも諦めようと思ってた」と話したら自然に涙が出てきた。

諦める必要はないですよ、って先生が言ってくれてさらに涙がでた。

つらかったんだなー。

インデラルを緊張しそうな会議の1時間前に一錠飲んだ。

会議が始まると、緊張してる感覚はあるけど、心拍数はあがらない(Apple Watchで都度確認してた)。そして緊張なく声は震えることなく上手く話せた…!

心臓がドキドキしないと緊張は薄れていくことが体感でわかった。

緊張のスタート気持ち(脳?精神?)だけど、それによって心拍が早くなって、緊張が加速•持続するんだね。

結局緊張も身体の反射なんだなーと。

なのでそこの心拍数があがるのを薬で止めると緊張がなくなると。

同じこと悩んでる人、思い詰めてる人がいたら薬でどうにかできることを知って欲しい。

処方してくれた先生が言うには、薬で成功体験をたくさん作れば、そのうち薬がなくても緊張しなくなる、とのことだったので、自分もそこを目指してる。

  • 社交不安症の診療ガイドライン https://www.jsnp-org.jp/news/img/20210510.pdf では、インデラル(βブロッカー)は十分な研究が行われていないため、推奨の有無の対象外とされている。 カナダの...

    • インデラル飲んだら心拍数60前後で安定した。 心拍数を一定にするのはインデラルの効能としてエビデンスがある。 んで自分の場合は緊張する場面で心拍数があがりマラソン後のような...

  • 元々低血圧の人には使えんね 動けなくなっちゃう

  • Q. 過緊張へのβ遮断薬の効果は? 人前で発表するときなど,過緊張(あがり症)で声の震えや,楽器の演奏がうまくできないことがあります。抗不安薬ではパフォーマンスが落ちるので...

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