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2019-04-23

世界よ、これが日本投資

世界初の全自動衣類折り畳み機「ランドロイド」の開発企業破産

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190423-00010000-teikokudb-ind&fbclid=IwAR251m3t7hXiyETBHteaMEjStAscLFSzNfGrWghFOAIRcmsQX6n8yHstO9s

当社は、2011年平成23年2月創業2014年平成26年7月法人改組。睡眠サポート器具ナステント』、カーボンゴルフシャフトなどの販売を行うほか、世界初の全自動衣類折り畳み機『laundroid』(ランドロイド)の開発を手がけ、大手企業共同開発を開始し、2017年度の一般販売を目指していた。

負債債権者約200名に対しで約22億5000万円。

 

 

さてここで2年前のインタビュー記事を見てみよう

「60億円調達した技術ベンチャーの波乱万丈」セブンドリーマーズラボラトリーズ阪根信一代表

https://kigyotv.jp/interview/sevendreamers/

2014年1月から、現地のベンチャーキャピタル3社を、向こうで回りました。最初ナステントというヘルスケアデバイス説明をしたら、いきなり高く評価してもらいました。

 

当時10億円の資金調達をしようと思っており、バリュエーション50億ぐらいで認めてもらおうと思っていましたが、向こうから「これ、すごいねFDAの認可がとれたら、5,000万から1億ドルぐらいはバリュエーションつくよ」と言われたので、「あ、なんだ。ちょろいもんだ」と1社目で思いました。

 

しかし次に「こんな技術もある」と話をした瞬間に、彼らから「もう帰ってくれ」と言われてしまい、2社目、3社目とも同じ反応でした。

 

3社目のときに「これ以上、他の会社を回っても同じことしか言われないよ。なぜなら、シリコンバレーベンチャーの厳しさも富も一番見てきた街で、歴史物語っている。一つのピカピカの製品に対して、ピカピカの天才経営者、とんでもない才能を持った幹部社員たちが、一点突破で全身全霊それに打ち込んでも、1パーセントにも満たない会社しか上にあがっていけない。そんな世界の中で、君たちみたいな経験のないやつらが、三つの事業を同時にやって、うまくいくわけがない」と言われました。

その後、ヨーロッパVCでも同じ反応され、日本を軸に資金調達を始める。

 

資金調達の流れ

  1. 2015.06 15億調達 東京大学エッジキャピタル、KISCO、全日空新生銀行
  2. 2016.11 60億調達 パナソニック株式会社大和ハウス工業株式会社SBIインベストメント株式会社などが運営するファンド
  3. 2017.06 25億調達 海外投資家、鈴与滋賀銀行
  4. 2018.09 10調達 ナソニック大和ハウス工業
  5. 2019.04 破産

 

当初、欧米VCに指摘された問題点、3事業は不可をスルーした結果がこれ

ガラパゴス投資さよならをしよう

2019-04-20

anond:20190420011343

そういうこと

23 and meがFDA妨害されて..

みたいなことはないでしょうし

2019-03-12

NETFLIXで諸刃の先進医療を見た。

FDAの悪しき特例、医療機器型式証明を一度取りさえすれば後継機器審査が要らない事例についてあげてて

どっかで見たなと思ったらオリンパス内視鏡に関する報道だった。

https://www.olympus.co.jp/ir/data/announcement/pdf/td150306.pdf

司法取引罰金とともにお構いなしになって正直残念だった。いやこれから影響が出るのだろうか。

どこからともなく吹き上がる義憤にいつか病に倒れたときの恐怖、そんなもの目的地もなく湧き上がる。

2019-03-02

anond:20190301145420

陰謀じゃなくとも隠蔽捏造は相当あるんだよねぇ

たとえばパキシルはこんな感じ

>18歳未満の青少年対象にした追跡調査が、少なくとも3件行われていたにもかかわらず、1つしか論文として公表されておらず、しかもその内容に捏造が行われていたと、司法当局によって断定されました。

極めつけは、この薬の効果が、プラセボ偽薬)より劣っていることを示すデータ隠蔽されていたという事実です。つまり、この薬はうつ病の症状をむしろ悪化させてしまものだったのです。しばらくして米国政府機関FDA米国食品医薬品局)も、ようやく重い腰をあげ、製薬企業に対して「18歳以下の青少年使用すると自殺リスク高まる」という一文を添付文章に加えるよう指示

https://biz-journal.jp/2017/05/post_19179.html

2019-02-16

anond:20190216234236

しょうがねえ奴だな、ちょっとだけ教えてやるよ

きちんと統計見たわけじゃないけど、紙ベースのハンコ文化企業ってこの世界にまだすげー残ってるはずなんだよ

とくにメーカーにその傾向がある

それはISOやらFDAやらめんどくせーお上のキッツい規格規定に縛られて身動き取れなくなってるから

要するにめんどくさいんだ変えるのが

そのめんどくささを取っ払う「全部俺に任せろ!規格も網羅してやるぜ!」的な電子署名+RPA+αのトータルソリューションサービスを作れば、唯一無二の存在になれるよ

2017-10-29

anond:20171029154413

女性であることを拒絶し男性が羨ましいとか抜かしながら、生理を維持できる程度に食欲はあって、生理を維持できる程度には全身に脂肪をまとっている。そんな自分自身を受け入れ、許せている。

まりコイツの悩みなど、せいぜいネット愚痴を吐く程度で解消できる程度の浅いものってことよ。

本気で悩んでるわけじゃない。単に口先だけで辛いと言ってるだけ。単なるポーズ、単なるファッションなんだよ。くだらねえ。

本気で思い詰めてる人間は、愚痴を吐いても何も問題解決しないことは身に染みてわかっているから、まず行動に移すんだよ。日本にも月経回数を減らすピルはあるし、FDAに認可されてる月経を完全に止めるピルだって個人輸入できる。

コイツの悩んでますってポーズが本気でウザい。それだけ。

2017-04-07

http://anond.hatelabo.jp/20170406232143

外科手術なんぞしなくても生理は止められますよ。

FDA月経を無期限停止でき、いつでも再開可能ライブレルというピルをすでに認可しているし、

日本でもGnRHアゴニストという、擬閉経状態を作り出して月経を停止させる薬があります

私は1020代にかけて、神経性やせ症が原因の続発性無月経が合計6年間ほどありましたが、その間は気分や体調の変動もないし、正直言って楽でしたね。

(今は月経自然回復しているし、骨密度にも問題ありません)

2016-09-08

PEFボトルの件

はじめに

http://www.asahi.com/articles/ASJ9645CSJ96PLFA00C.html

http://b.hatena.ne.jp/entry/www.asahi.com/articles/ASJ9645CSJ96PLFA00C.html

もう業界関係者じゃないので時効だと思っていろいろ書いておこう。

PEFが商業ベースに乗るのは初めてかもしれない。

物質自体は公知(だと思う、調べてない)で、ずいぶん前からCoca-colaがいろいろやろうとしていた。

原理

フランジカルボン酸というものテレフタル酸の代わりに用いることで、ガスバリア性が向上するという謳い文句

詳しい機構不明だが、イソフタル酸を共重合するとガスバリア性が上がったりするらしいので、直線構造を取らないほうが酸素などを通しにくくなるのかもしれない。

フランジカルボン酸の極性の効果の方が大きいはずだが。

PETのガスバリア性について

b:id:hmmm 実際には、他の材料比較しても、ガスバリア性はそんなに悪くない。

ただやはり長期保管すると、どうしても酸素を通しがちなので酸化を嫌う製品PETボトルにガスバリア層を挟んで成形する。

スバリア材としては、MXD6と呼ばれるナイロンやEVOHを挟むことが多い。

バリア材としてのEVOHは神のレベルで、汎用性の高い成形しやす材料としては、他に代替材はないといって過言ではない。

他の手法として、PETボトル内面炭素を蒸着するという手法もあり、これも市場流通している。

最近はやりのワインPETボトルなどはこれを採用しているものがあったと記憶している。

多層のPETボトルで有名なのはHOTのお茶で、ペコペコ押し続けると剥がれてくる。いちどお試しあれ。

うまく成形してあると剥がれないが、顕微鏡でみればすぐわかる。

PETボトルリサイクルについて

b:id:naga_sawa PETボトルリサイクルというのは、ボトルボトルになるだけではない。物性が求められにくい繊維へのリサイクルもある。

ボトルボトルキリンサントリーが一時期熱心に行っていたが、そんなに儲かるものではない。

今のPETリサイクルは圧倒的にメカニカルリサイクルが多い。

メカニカルリサイクルというのは、ボトルを洗浄したあと、フレークにして再度高温・高真空状態にし、その後再溶融してリサイクルするもの

対義語ケミカルリサイクル。低分子まで分解したあと、再度重合してリサイクルするものコスト高なのであまりこれは用いられない。

さっきからちょろちょろ出てきているように、PETはいものの、市中で回収するとEVOHやナイロン、あるいはシリカ炭素など、いろんなものが混ざっている。

なので、基本的には現行と変わらないリサイクルスキームになるのではないか

いろいろ

余談だが、Coca-colaはいろはすでペコペコの容器を作ったのは画期的だったと思う。

もちろん、途上国ではもっと薄いPETボトル散見されるが、日本というマーケットであの容器が当たったのはさすがという感じ。

大本目的は、使用する樹脂を減らせることによるコストダウンだと思うが…。

更に薄くなることによる剛性を懸念する声があるようだが、そこはしっかりやるだろう。あの界隈の品保をナメてはいけない。

彼らは性能を満たす一番安いPET(基本的に、純粋PETが使われることは少ない。ごく微量のイソフタル酸が共重合されている)を世界中から買い付けて回り、自分たちボトルを打って充填している。

日本企業応札できるような値段ではなかったはず。

今後の展開

ぶっちゃけた話、この業界はサチっているので、市販ボトルに使われることはよっぽど特殊用途でもない限りないのではないか

おそらくバッチプラントで作るため、価格も相当高くならざるを得ない。

今市場に流通しているボトル用のPET基本的連続重合プラントで合成されており、中国産品がかなりのシェアを占めている。

まーしかし、よくFDAとか食品衛生的な監督官庁の認可をとるまで東洋紡は頑張ったなという印象の方が強い。

化審法とかメじゃないくらいの費用時間がかかるため、なかなか突っ込めないのが現状ではないか

炭酸が抜けるのはフタからなので、諦めましょう。

2016-07-16

チョコニキビの原因なのか

目的

チョコニキビ関係については巷で様々な説が流れており、統一された見解が無いように感じられる。

その謎を解明し、諸々の利害関係無視した完全なる真実を見つけ出す。

調査方法

チョコ ニキビ」でGoogle検索し、ヒットした上から10件の内容を精査。(もっとやろうかと思ったけど面倒くさくなった)

サイトの主張を一覧化するとともに、内容を読みとってみる。

調査結果

2016年7月16日12時くらい現在検索ヒット順に上から並べた。(記事の読み取り方については個人差があるかもしれない)

言及されていない場合ハイフンとした。

項番チョコカカオ脂質糖質添加物真の原因サイトにおける結論(意訳)
1関係なし健康に良い関係あり関係あり関係あり糖質、脂質、添加物ストレスホルモンバランスチョコは原因じゃない。ビタミンとか摂ろう。
2場合による-関係あり関係あり-脂質、糖質チョコは脂質、糖質が少ないものにしよう。
3場合による健康に良い動物性脂肪関係あり関係あり-脂質、糖質チョコは脂質、糖質が少ないものにしよう。
4場合による関係なし関係あり関係あり-糖分が加えられたチョコレートチョコは糖分がカットされているものにしよう。
5場合による関係なし関係あり関係あり関係あり脂質、糖質添加物カカオ割合が高いチョコで肌荒れ改善
6関係あり-関係あり関係あり関係ありチョコレートに含まれ食品添加物チョコ大量に食ってみたら翌朝ニキビが出来た。
7場合による-動物性脂肪関係あり関係あり-偏食、外食バランスのいい食事を心掛けよう。
8場合による健康に良い関係あり関係あり-脂質・糖分の多いものカカオ割合が高いチョコ美容に良い。
9関係なし健康に良い---言及なしチョコが原因なのは嘘。積極的に食べよう。
10場合による関係なし関係あり関係あり-脂質、糖質生活習慣糖質カットチョコならOK、あと生活習慣に注意しよう。

チョコニキビ関係性について根拠を持って否定するサイトは多く、

その中で出典元として記載されていたのは「アメリカ食品医薬品局(FDA)」「ペンシルバニア大学」「日本チョコレートココア協会」の3つ。

ただし調べたところ、日本チョコレートココア協会は「アメリカ食品医薬品局」と「ペンシルバニア大学」を根拠としているようなので、実質的には2つと言えるだろう。

また、日本チョコレートココア協会現在この記述を削除しているのが気にかかる部分ではある。

Q.チョコレートを食べると、ニキビができる?

A.ニキビは皮脂腺から出たアブラ毛穴につまってしまい、そこに細菌繁殖するためにできるもので、ホルモンバランスがくずれやす思春期に多くにみられます。また体調の悪いときや皮膚を清潔に保っていないときなどもみられ、チョコレートを食べることとは関係ありません。医学的にも、ペンシルバニア大学研究結果などでチョコレートを食べることとニキビ悪化とは無関係なことが証明されていますし、アメリカ食品医薬品局(FDA)はニキビ食事とを関係づける科学的根拠はないとの見解を示しています

https://web.archive.org/web/20150116182946/http://www.chocolate-cocoa.com/dictionary/word/faq.html

アメリカ食品医薬品局(FDA)」と「ペンシルバニア大学」の元ソースについては面倒くさくて探していないが(誰もリンク張ってくれてないし)、

実験使用したのはカカオ90%のような苦いチョコレートだったのではないかと推測する。

まとめ

2016-02-01

マジレスすると今すぐ治験探せ

知ってるか?

アトピー性皮膚炎の薬はここ1-2年のうちにこれまでの治療とは全く異なる新薬が次々出るんだぜ?

内服とか外用じゃなくて注射剤だけど、一言で言うと個人のアレルギーに係る免疫機能を調整してアトピー治療をするんだよ。

治験って聞いたことあるよな?

ここ1~2年だけでも3-4社の製薬会社が全国の病院で開発をやっていて、当時はあちこちで患者募集していた。

嘘だと思うなら、「アトピー 治験審査委員会」で検索してみ。

治験審査委員会ってのは、病院倫理委員会みたいなものだ。

議事録が載ってるから、そこの病院実施してるわけ。結構たくさん出てくるだろ?

ちなみに、俺もいま治験に参加中。

ここからは、体験談という名の自己マン報告だが、人生変わったぜ。

これまでの30年近い治療は、顔や全身にステロイド塗るのは当たり前、眠れないからマイスリーを処方してもらうのも当たり前。

幸いプレドニンを使う程ではなかった。

ところが、かれこれ2年近くやってるけど、「なんじゃこりゃー!」って絶叫するほど良くなったよ。

これ、アトピー患者しかからないと思うが、すぐに分かったのは部屋が汚れなくなったこと。

部屋に落屑が無くなったんだ。

布団も汚れない。友達彼女の家に泊まりに行くとか何にも気にしなくて良くなった。

ヒートテック来ても痒くないし、風呂だって残り湯がそんなに汚れなくなった。

海も入れるどころか、人前で水着になったり銭湯に行くのだって抵抗がなくなったぜ。

しろ赤みは残っているが、顔面の皮膚がツルツルだぜ。

プロトピックの比じゃない。

自分でも、いままでの皮膚はなんだったんだ!?ってぐらい柔らかくなったことが分かる。

親は泣いて喜んだよ。

彼女も目ん玉ひん剝くぐらい驚いて、「ツルツルしてるー!」ってめっちゃ触ってきた。

まぁ、健康な人から見ると、違いはまだまだ一目瞭然なんだが、何しろ自分の中で劇的な改善があるから驚くほど気にしなくなる。

気持ちが明るくなったよ。

アトピーがよくなったことで仕事捗るようになった。

パフォーマンスも挙がった

昼間痒くないのはもちろん、熟睡できるから昼間眠くなることないし、今まで味わったこと無いぐらいの熟睡感があった。

いま参加してる治験国内販売する限り続けられるプログラムなんだ。

から少なくとも1-2年はタダで受けられる。注

射剤だから、面倒なのと若干痛みがあるが、そんなのアトピーの身体的・精神的苦痛に比べればの屁の河童

詳しい話をするとプラセボとかあるんだが、それでも賭けてみる価値があるかどうかはお前自信が一番よく分かるはず。

悪いことは言わないから、おまえも今参加できそうな治験やってる病院探せ。

下のブログも参考になると思う。

http://atopysan.hatenablog.com/entry/2015/09/25/%E6%9C%9F%E5%BE%85%E3%81%AE%E6%96%B0%E8%96%AC%E3%83%87%E3%83%A5%E3%83%94%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%96

ちなみにここまでの話は胡散臭いと思うかもしれないが、上のブログで紹介されているデュピルマブって薬、

これ、アメリカFDAで年間数種類しか指定されない画期的新薬指定されている。

他の薬は必ずしもそうではないらしいが、効能効果は同じだから、空いてる治験があればやってみるといい。

増田が煽ってくるかも知れんが、お前はお前の眼で確かめてみるのがいいと思うぜ。

それだけの価値はあると断言する。

お前はまだ若そうだから未来は明るいと思うぜ。

http://anond.hatelabo.jp/20160201024728

2015-09-04

読書メモ代替医療トリック

代替医療トリック

http://www.amazon.co.jp/dp/4105393057

代替医療:主流派医師の大半が受け入れていない治療法(この本の中での定義)。

ホメオパシー※1とか鍼とかハーブとかその他得体の知れない代替医療は数あれど、それらを冷静に論じた研究は意外に少ない。盲目的に信じ込むか、逆に根拠のないたわごとから皆殺しにすべきとか、ヒステリック物言いは割とあるのだけど。

この本では、医薬品では実際に行われている二重盲検法を同様に用いて、代替医療各々は効果があるのか、何にどれくらいの効果があるのかというところを冷静に検証している。第一章では、経験ではなく根拠に基づいて医学を発展させてきた歴史を大まかに説明している。二重盲検法について知っている人でも医学史として楽しめること請け合い。壊血病の対策をいち早く発見できたイギリスの躍進とか激アツ。

※1:ある物質が持つエネルギーを水に記憶させることで治療薬を作成する。溶液は百万分の一以上に薄められて有効成分の分子が含まれてないかもしれないけど、希釈されればされるほどエネルギーは増幅されるから大丈夫だよ(大丈夫じゃない)。材料植物鉱物生物など様々。ベルリンの壁材料にしたものもあるよ。

この本の中では、具体的なエピソードは読んで欲しいので省きますが、多くの代替医療科学的な検証を経てプラセボと同等の効果しかないという結果が繰り返し提示されます効果があるものも、検証する立場の人が中立じゃなかったり、認知的なバイアスによるものなんじゃないかという検証がなされます一時的に悪い状態(風邪とか)が平均への回帰でほっといても治ったのを、代替医療を施したせいだと思ってもらう工夫とか。

作中でも、また世の中にも「プラセボでも効果があるのならそれでいいじゃないか」という意見がしばしば出されます。著者はこれに対し、以下のように反論していました。

プラセボ効果を最大にするために、医師意図的患者を騙すことになる

=水平的な立場ではなくなり、患者自己決定権を阻害する、不誠実な関係を築くことになる

医師プラセボ効果を守るために薬効の真実について口をつぐむことになり、医学進歩ストップする。製薬企業も金のかかる新薬開発を投げ出して砂糖玉販売に終止するようになってしま

代替医療自体に害がなかったとしても、代替医療を選択することで主流派医療を受ける機会損失となり危険

予防接種を受けさせない親とか)

治験でもプラセボ効果が出やすい分野とかはあるそうです。軽度・中等度のうつとか。でも抗癌剤とかだと明らかにプラセボは駄目なことが多いっぽいので、そっち方面までプラセボでもいいんだの民に駆逐されるとやばそうな。▲

などなど。このあたりがヒステリックじゃなくエレガントに書いてあって感じが良かったです。

アメリカでは代替医療の一つであるホメオパシーが、昔から有力者に好きな人が多いとかでFDAアメリカ食品医薬品局。医薬品臨床試験とかする。つよいきびしい)の審査抜きでガバガバ売られてたり、イギリスではチャールズ皇太子代替医療大好きでその効果の程を知らしめるための機関を作って研究者から批判されたりとか、日本とは違う実情があるみたいです。日本でもやってる人はやってるみたいですけど。

巻末には30種類くらいの代替医療効果のほどが簡略にまとめてあるので、代替医療概論としてもおすすめ

代替医療についてまとめて学ぶのが初めてだったので興味深かった。「多次元DNA手術はチャネリングテクニックを用いて、DNAレベル問題のある配列を取り除き、神のような完璧配列で置き換える治療法です」とか最高にキてる。▲

代替医療呪術構造が似ていると思った。

呪術がその効力を発するには、以上の条件を満たさなくてはいけない。呪術それ単体で存在するのではなく、呪いにかかったと信じる人がいて、それが呪いにかかったからだと信じる社会があって、呪いをかけた人間がいて、はじめて呪術が成立する。呪いにかかったと思わなければ呪いは成立しない。

以前『医療人類学のレッスン』でも書いたんだけど、プラセボあるいは代替医療効果を発する状況には、似たような構造があると思う。

代替医療を受ける人が居て、それが効果があるものだとする社会存在して、そのコミュニティでは権威のある施術者が居て。施術者と患者関係が非水平的(知ってる人と知らない人、授ける人と助けを乞う人)という構造も似ている。実際には何もないのに、なにかあるように見せかけることができるってほんとに魔法のようだと思う。呪術代替医療プラセボ類似性が私の中で熱いので、今後も追いかけていきたい。▲

2014-12-11

http://anond.hatelabo.jp/20141211103253

製造サイドとは全く関わりないが、日本消費者は全体的にモンスターだと思ってるわ。

くじら立てすぎ。

FDA異物混入基準とか見たらどう思うんだろうか。

2014-09-22

女のブスは甘え

最近増田非モテだったけど、脱喪したみたいなエントリー流行っているよね。

それを見るにつけて思うのは、女のブスは甘えだよなぁ、ってこと。

なぜ甘えか。女性容姿は、後天的努力でどうとてでも出来る部分が大きいからだ。

女性容姿における良し・悪しはメイク技術が大半を担っている。たとえば、『【化粧詐欺】女の化粧凄すぎワロタwwwww http://girlsvip-matome.com/acv/1008800641.html』とかを見てもわかるように、メイク髪型のセットでかなりの部分がどうにかなる。

たとえば、顔の輪郭が悪いなら、上手く顔の輪郭カバーできるような髪型にすればいい。目が小さいなら、アイプチをして、つけまつげをつけ、アイラインを引けばいい。多少の毛穴なら、ファンデーションで隠せる。特に、目に関しては、ほとんど「お絵かき」に近いくらい化粧で描画可能だろう。顔面というキャンパスに、カワイイ顔を描いていけばいいのだ。人間の印象、特に女性の印象は、目元が大きく影響する。これを化粧でいじくれるのだから女性容姿努力次第でかなりどうとでもなるといえる。

もちろん、努力でどうにもならないものもある。たとえば、身長だ。だけど、問題ない。日本には「スタイルがいい女性が好き」という人もいれば「可愛くて守ってあげたい子が好き」みたいな需要存在するからだ。低身長に生まれても、高身長に生まれても、どちらにもそれなりにそれを好む異性がいる。

パイオツもしかり。巨乳貧乳どちらにも需要がある。

まり、顔に関しては、作画技術を磨けばいいのだし、生まれ持ったスタイルについては、それを好む異性を狙えばいい。だから女性非モテというのは、かなり努力不足、甘えによるものが大きいんじゃないだろうか。

一方で、男性はどうだろうか。

まず、化粧ができない。髪型自由度が低い。これで、生まれ持った顔面カバーできる度合いがかなり低くなる。もちろん、髪型をそれなりオシャレに変えることもできるだろう、眉毛をセットしてキリッとした印象に変えることのできるだろう。でも、足りないんだ。女性メイク次第でコイキングからギャラドスくらいには進化するけれど、男性キャタピラートランセルになるくらいのもの。「わるあがき」をしてレベルをあげても、僕らはギャラドスにはなれないんだ。

また、身長に関してもそうだ。男性は生まれ持ったスタイルで、モテ度が決まってしまう。低身長が好きという女性はあまり見たことがない。かなりハンサムでも、身長が170cmないと、実際に見た時にはかなり見劣りする(V6岡田君くらいかっこ良ければ別だけども)

パイオツに関して、貧乳には貧乳好きというジャンルがあるけれど、チンコに関して粗チンが好きって人はあまり見たことがない。イケメンでも、粗チンの人はそれなりにコンプレックスを持って生きてるんじゃないだろうか。

もちろん、男性にもできる努力はある。デブなら痩せるべきだし、ガリなら筋トレをするべきだ。銭湯に行くとき、僕は男性の体を観察してしまうんだけど、十分痩せているのに、腹筋は割れていなくて、お腹がポコンと出ている。このくらいは直すべきだろう。お腹がっぽっこりでているのは、姿勢が悪いのがひとつ姿勢が悪いのは、姿勢を支える脊柱起立筋が弱いから。もうひとつの原因は、腹横筋(腹筋の深層にあり、腹圧を高める=お腹を引き締めている 筋肉)が未発達だから。これを改善するには、スナッチグリップデッドリフトが良い。脊柱起立筋、腹筋、腹横筋、広背筋を同時に鍛えることができるスグレモノのエクササイズで、これをやっているだけで、整った姿勢と、広い背中、引き締まった腹筋が手に入る。これに加えて、チンニングディップス、スクワットでもやっておけば、十分すぎる。

あと、思うのは、みなジムでは一生懸命トレーニングするのだけれど、その熱意を台所に向けていない。体をつくるのは栄養だ。君が食らっているものが、血となり肉となる。ダンベルに向ける熱意を、献立にも向けなければならない。筋肉が育つのは、ストレスウェイトトレーニング)への適応現象で、ヘビーなウェイトで負荷をかすことで、体が「この重さに対応できるようにならねば」と復讐を誓い、筋肉を育てようとする。だけど、あくま筋トレとは「筋肉をつくらなければダメだぞ」という合図でしかない。設計図だけで、ビルはできない。材料必要だ。均整のとれた体は、それをつくりあげる栄養素がなければ生まれない。たとえば、タンパク質筋肉を育てるには、だいたい除脂肪体重×2.5〜3.3g程度のタンパク質をとる必要がある(腎臓負担がかかると心配する人もいるかもしれないが、健康な人は大量のタンパク質をとっても問題ないと、FDA厚労省もいっている)実験によって、タンパク質を2〜3時間おきにとるのがベストと示されている。タンパク質を1日に6〜8回に小分けにして、体重×2.5gとろう。(職場プロテインを飲みにくいという人は、水筒に入れておけば、バレにくい。まぁ、1日3食でも、量さえ確保すれば、それなりの効果はあるから無理をする必要はない。)これで3ヶ月くらいトレーニングをすれば、君の体は見違えるほど変わってくるはずだ。

もっと結果を求めるなら、炭水化物にも気を配ろう。炭水化物摂取した時に分泌されるインスリンは、最強のアナリックホルモンだ。(テストステロンよりもはるかに強い)インスリンは、体の中にある栄養素を筋肉に届ける。その結果、筋肉が成長する。先ほど、筋肉が育つ過程建築にたとえたけど、インスリン現場に資材を運ぶトラックのようなもので、トラックが資材を運ばなければ建築(筋合成)なんてしようがない。炭水化物を、若い人なら体重×4g、オッサンでも3.5gはとりたいところだ。

からといって、白米を食べればいいわけでもない。白米のような吸収されやす炭水化物(高GI)は、すぐに血糖値をあげてしまう。いきなり高くなった血糖値に反応して、インスリンが大量に分泌され、血糖値を一気に下げる。すると、低血糖の状態になりやすくなるんだ。十分な栄養が行き渡っている(適性な血糖値に保たれている)時間が少なくなってしまう。これを防ぐには、低GI炭水化物をとること。たとえば、オートミール、たとえばパスタ、たとえば玄米食物繊維と一緒に取ると更によい。こういった食品ゆっくり吸収される。だから、長い時間にわたって、筋肉に十分な栄養が行き渡っている状態が続く。結果、筋トレ効率が飛躍的に高まるんだ。吸収の早い炭水化物ブドウ糖、白米等)は、トレーニング中、トレーニング後、朝などのインスリン感受性が高い時にとるようにしよう。

筋トレをはじめたけれど、いまいち結果がでなくて、やめてしまったという男性はかなりいるだろう。男の子なら、誰でも一度は、ブルース・リーを夢見て、自宅のリビング腕立て伏せをしてみる。でも、頑張って続けても、たいして体に変化が現れずにやめてしまう。俺には向いていないってね。だけど、献立を変えれば、体が変わる。週3回ジムに行き、献立に気を配りさえすれば、3ヶ月もしないうちに目でわかる結果が出てくるはずなんだ。だから、それまで頑張って欲しい。

まぁ、そのくらいの努力はするべきだろう。とはいっても、マッチョになったからといって、女性モテるわけではないけれど…むしろ、腹筋を見せる(裸になっている、あるいは水着で海に行く)のフェーズまで持ち込めるなら、それはもう十分モテているんじゃないかと思うよ。マッチョになってもモテない、持てるようになるのはバーベルだけだ。だけど、バーベルを持ち上げることが自信につながる。それはきっといいことのはずだよ。

最後に、どんなにいい男でも、少しずつ魅力を蝕んでいくハゲについて触れなければならない。切れ長の、深い瞳をして、鼻筋は通り、身長は高く、筋骨隆々だとしても、禿げ上がっていると「ハゲた人」になってしまう。女性や一部の男性の中には、ハゲ努力不足(頭皮ケア栄養不足)と勘違いしている人がいるけど、それは違う。ハゲ遺伝だ。遺伝なんだ。遺伝なんだよ。

DHT(ジヒドテストステロン)というホルモンが、頭皮にあるアンドロゲンレセプターと結びつくと、皮脂を大量に分泌することになる。その結果、頭皮育毛サイクルが乱れ、ハゲが進行する。頭皮にあるアンドロゲンレセプターの数は、遺伝により決まっている。頭皮アンドロゲンレセプターが少ない人は、たとえシャンプーを全くしなかったとしてもハゲない。(たとえば、作家五木寛之シャンプーキライで、一ヶ月ん一回くらいしかシャンプーをしなかったが、フサフサだったというのは有名な話)DHT頭皮のレセプターと結びつくのは、ある薬を飲めばブロックできるけれど、薬事法に触れるので、ここでは取り上げない。

でも、多くの男性は、そういうことも知らずに、せっせと亜鉛サプリを飲み、スカルプD無駄な金を払い、戦争で焼けた大地を慈しみ育むように懸命に頭皮マッサージをしているけれど、その結果、「まだ頭皮が消耗しているの?」とばかりに、どんどんと禿げ上がっていくんだ。これを「努力不足」と叩くのは可愛そうだよ。ちなみに、自分ハゲ遺伝子を持っているかどうかは、DNA検査で簡単に調べることができるから、気になっている人は調べてみるといいかもしれない。

書いているうちに、ブスとかそういうのはどうでも良くなってきました。男性でも女性でも、与えられたカードの中で最大限努力する人は素敵だと思うし、それを馬鹿にする人にはなりたくないものですね

2014-06-19

プロポフォールディプリバンメモ

アメリカFDAによる薬剤情報、Lexicompより)

用法
  • 3歳以上の小児と、成人の麻酔導入
  • 2ヶ月以上の小児と成人の麻酔維持
  • 成人の鎮静導入と維持
  • 成人のICUでの挿管・呼吸器装着時の鎮静
  • 成人の鎮静+局所麻酔
禁忌
  • 過敏症
注意
警告

(二つ略)

感想

例の女子医大事件で、朝日新聞の記事に「プロポフォールは小児の死亡例が海外で報告され、代わりの麻酔薬を使うのが一般的とされる。」とあったのだが、そうだったっけか?と思って調べてみた。

結果としては、3歳以上への麻酔導入・2ヶ月以上への麻酔維持はよいが、アメリカでもICUでの小児への長期投与は推奨されていなかった。

勉強になりました。

ここは分けて考えるべきだと思われる。そして今回の事件ICUでの長期投与だから、やはりダメなケースだと考えられる。

ただ、「これまで63人に投与し・・・」については、もちろん日本行政上は禁止行為なわけだけれど、純粋医療として考えた場合、それが世界的には適切な麻酔維持・導入への使用だったのか、それとも今回の件のように危険ICUでの維持使用であったのかはわけて考えたほうが良いように思った。

2014-02-03

脂漏性皮膚炎

http://anond.hatelabo.jp/20140202201656

ブコメ等読みながら、ここは一つ書いておくかという気になった。

概要

フケ症の原因の大半は、脂漏性皮膚炎と言われている。

診断は難しい部類に入る。

脂漏とは皮脂分泌が多い事を指しており、皮脂分泌の旺盛な部位(脂漏部位)に発生する皮膚炎なので、このように呼ばれている。

名前に反してパサパサと乾燥したフケも出る。

原因は究明されていないが、第一に好脂性真菌マラセチアが皮脂を分解する際に発生する、遊離脂肪酸オレイン酸)の刺激によると言われている。

Mincleという受容体がマラセチアの菌体に反応する事もわかっている(結核菌にも反応する防御機構である)。

カビの生育は温暖湿潤環境が適するが、脂漏性皮膚炎寒い時期に好発することから乾燥や皮膚の血流量も関係すると考えられる。

また、ストレス免疫も影響し、顔面神経麻痺でも起こることから皮脂の淀みも関係があるという説もある。

治療

免疫力アップ、体質改善運動、食事制限(脂質を避ける)など様々な意見方法がある中で、最も外部からコントロールやす方法が抗真菌薬による治療である

医薬品では一般名ケトコナゾール(製品名ニゾラール)が用いられる。

抗真菌活性のより高いと考えられる薬剤は他にもあるが、ニゾラールには抗真菌作用の他、抗炎症、抗アンドロゲン(皮脂抑制効果が認められており、脂漏性皮膚炎の第一選択薬である

頭皮は毛髪のために薬剤の塗布が難しいため抗真菌シャンプーを使うのが良いが、日本ではケトコナゾールシャンプーが市販されていないため、コラージュフルフル(ミコナゾールと相乗効果のあるピロクトンオラミン(オクトピロックス)を配合)を選ぶと良い。

7~8割の人はフケが収まるだろう。

ただ、体質的病気のために完治は難しいので、維持をする工夫は必要である

治らない人の中には、コールタールシャンプーを試す人も多いようだ。

代表的シャンプーについて

コラージュフルフル

前述の通り、ミコナゾールとピロクトンオラミンを配合したシャンプーで、抗真菌シャンプーとして市販している唯一のものである

フルフル」は原因菌のMalassezia.furfur(という古い呼び名からとっている。

現在では遺伝子レベルで細分され、真の原因菌はマラセチア・レストクタであろうと言われている。ちなみにアトピーではマラセチア・グロボーサが優位である

ブコメにもある通り、抗菌効果時間に比例する。

要するに、5~15分程度の「浸け置き洗い」を強く推奨する。

これはケトコナゾールシャンプーでも同様である

最初毎日使う。フケが収まったら、再発しない程度の間隔を開けて使う。

隔日 → 週2回 → 週1回…とするのが良い。

抗真菌薬による治療後は再発まで1ヶ月以上持つ事が多いので、月一メンテナンス程度まで持ち込めたら上々だろう。

人によっては一時的体調不良により惹起された場合もあり、再発しない場合もある。

季節性の人もまた、冬のみ、或いは夏のみのアプローチで済むかもしれない。

ケトコナゾールシャンプー

商品名ではニゾラール、ジェネリックとしてニナゾン、ケタゾン、ニトラゼンなどがある。

抗真菌、抗炎症、皮脂抑制三重効果があるため、第一選択薬とされている。

ネットショップでの輸入頼りだが、コラフルより効果は高い。使用方法は同様である

コールタールシャンプー

臭くて鼻が曲がる事でよく知られているが、ケトコナゾール無効例でも著効を示す事がある。

抗真菌効果もあるが、上記と最も異なる点は角質の再生作用を持つことではないかと思われる。

コールタールが俗にダイオキシン受容体と呼ばれる器官(AhR、芳香炭化水素受容体)に反応し、角質を作り出すフィラグリン遺伝子を発現させる。

アトピーではこのフィラグリン遺伝子の発現が低下していると言われている)

よってコールタールシャンプーが効くのは、抗真菌作用と角質再生作用(+フケとなった角質を溶解させる作用)によると考えられる。

世界で初めて人為的皮膚がんを起こす事に成功した物質として忌避される場合もあるが、

アメリカのメイヨー・クリニックにおいて25年間に渡るゲッケルマン療法(コールタールを一晩塗布後、紫外線照射)の追跡調査の結果、

皮膚がんリスク向上が認められなかったと結論されている。FDAもまた「治療における」コールタールの発がんリスクは小さいとしている。

ジンクピリチオンシャンプー

亜鉛ピリジン誘導体による抗菌効果のあるシャンプーで、かつてこれを沈殿させずに使える技術は、世界でP&G花王のみが持っていた。

しかし、花王風評被害に負けてこの成分の使用を止めてしまった。過去シャンプーメリットである

現在甘草由来の抗炎症成分(ステロイドに似た分子骨格を持つグリチルリチン酸二カリウム)を配合している。

尚、ジンクピリチオンの抗真菌効果の機序は、「細胞内の銅濃度を増加させ、真菌の代謝必要な鉄と硫酸基の結合を阻害することによる」らしい。

h&sは比較安価であるため、コラフ離脱から離脱後のメンテナンスに使うと良い。

無論、これ単体でも効果がある人は多い。

いずれのシャンプーにも共通する事だが、すすぎが不十分だと界面活性剤の残留成分が皮膚を荒らすので気をつけること。

その他

オクト、バルガスリンスなど。

オクトはオクトピロックスを配合したシャンプーで細菌への効果を謳っているが、抗真菌活性もあることは確認されている。

ただし、配合濃度ではマラセチア全菌株に対しては効果が不十分であり、コラフルのように相補的効果を持つ成分を配合しているシャンプーには劣ると思われる。

バルガスリンスジンクピリチオン、イオウ(殺菌、角質溶解)、オクトピロックスを配合している。

(2014/11/29追記)

オクトで改善したがコラフルで悪化する人、上述のシャンプーがどれも効果がなかったが脱脂力の弱いシャンプーに変えると改善した人など、

シャンプーに対する反応は個人差がある。この文章を以って単純に優劣を決めないよう注意されたい。

ステロイドについて

これも著効例こそ多いのだが、一ヶ月以内の再発率が7割程度(だったと思う)あり、電撃戦向けである

必要以上にステロイドを恐れる人が多いので少し書いておきたい。

Strong(強力)というのは、並の強さである。そのすぐ下の強さは、子どもである

頭皮は皮膚が厚いため、一段階強いものが処方される。

ステロイドは皮膚も産生している。

ステロイドによる反動は、皮膚が依存症的にステロイドを産生しなくなるためではないか、という医師もいる。

連続使用は2週間程度として、抗真菌薬へ切り替えるなどが望ましい。

炎症が酷い場合には、クリームやローションの基剤自体が刺激になるため、ステロイドしか処方されない場合は多い。

特に炎症が酷い患者の中には、ステロイド亜鉛華のみで治療が行われた人もいた(2ヶ月ほどで完治、再発はない模様)。

保湿について

馬油はマラセチアのエサとなり増悪する場合もあるので、人を選ぶ。「栄養のある脂質」には注意を。

オリーブオイルオレイン酸(遊離脂肪酸)を多く含み、マラセチアを培養するための必須成分として使われる。

無難なのは鉱物油(ワセリン)やワックス(ホホバ)。

セラミドは角質間脂質で保湿に大きく影響する。安いもので十分らしい。セラミドグリセリンと相乗効果がある。

化粧品カテゴリ宣伝が凄まじく、インターネット情報の中で最も汚染された分類ではないかと思うので、あまり書きたくないな...。

その他

ミコナゾール、ケトコナゾールは同じイミダゾール系抗真菌薬である

耐性はできにくいと言われているが交さ耐性があるので、効き目がない場合はブテナフィン、アモロルフィンなど属性の違う薬剤を試してはどうだろうか(医者嫌い向け)。

追記(2015/04/09)

日経メディカルの「マラセチアには伸ばしやすクリーム剤をという記事に「適応があっても効果が低い薬」という表があったので追加。

http://i.gyazo.com/e0d911d60bc91cc5355242efcc7994ba.png (←記事ログイン必要なため、別途画像のみ)

シャンプー話をしたついでなので書いておくが、某美容師シャンプーサイトはあまり信じないように。

「AGAにおけるジンクピリチオンとケトコナゾールの比較」という医学論文中に毛髪の太さと抜け毛数を記録したものがあったので、

科学的に誤りのある記事に対してそのURLをつけて批判的なコメント投稿したところ、記事ごと削除された上にコメント承認制になった。

前述の汚染された情報源の一つで、ブコメでも批判派は少数でゲンナリしている。

最後に、私は医学的な素養は皆無なので、文中に誤りがあれば指摘して頂きたい。

以上。

2013-07-31

http://anond.hatelabo.jp/20130731164227

既に継続服用する限り半永久的に月経を止められる「ライブレル」っていう経口月経抑制剤がある。

FDAでは認可済み。

http://sakewriter.exblog.jp/6230378

2008-05-17

環境ホルモン再燃か。ビスフェノールAの低用量効果。

詳細がわからないのでとりあえず増田メモ

毎日新聞より。

ビスフェノールAプラスチックの原料、胎児に影響 国立衛生研、ラットで確認

 ◇基準以下でも

 プラスチック製品の原料になる化学物質ビスフェノールAが、現行の安全基準以下でも胎児新生児に影響を与えることを国立医薬品食品衛生研究所(衛生研)などがラットで確認した。厚生労働省は、内閣府食品安全委員会に評価を諮問する検討に入った。【下桐実雅子

 実験では、母ラット5群に、妊娠6日目から出産後20日まで、ビスフェノールAを毎日投与。与えない群も含め、胎盤母乳を通じた影響をみるため、生まれた子の発情期など性周期を約20匹ずつ長期間観察した。

 大人に相当する生後7カ月になって比べると人の1日摂取許容量の体重1キロ当たり0・05ミリグラム、それ以下の0・005ミリグラムと、同40ミリグラム以上の高い量を与えた3群の計5群の子ラットに発情期が続くなど乱れが起きた。

 ビスフェノールAについて環境省は04年、魚類で内分泌かく乱作用が推察されるとしたが、人への影響は認められないとしている。

 衛生研の菅野純・毒性部長は「性周期の異常は、ビスフェノールAが中枢神経に影響を与えたためと考えられる。大人は影響を打ち消すが、発達段階にある胎児子供には微量でも中枢神経や免疫系などに影響が残り、後になって異常が表れる可能性がある」と分析している。

 ビスフェノールAについて米政府は4月、「胎児子供の神経系や行動に影響を与えたり、女子の早熟を引き起こす恐れがある」とする報告書をまとめた。カナダ政府ビスフェノールAを含むプラスチック製哺乳(ほにゅう)瓶の輸入、販売、広告を禁止する方針を示している。

誰も指摘していないようだけど、これの一番の注目点(問題点?)は、「低用量効果があった」ということ。低用量効果については、http:////www.engineer.or.jp/cpd/uneyama.pptなどを参照。記事になった国立衛生研の実験では、40mg/kgの高用量と、0.05mg/kg、0.005mg/kgの低用量で影響が見られたとのことなので、その間の用量では影響は無かったということだ。普通は用量が少なくなればその分、影響は少なくなるのだが、この場合は(中間の用量から)用量を減らしても影響が出る。これは毒性学の常識に反しており、このような低用量効果の存在をめぐって議論がある。欧州食品安全機関や産総研によるビスフェノールAの評価では、低用量効果は否定されており、FDAも同じ意見を持っている。

低用量効果の存在の有無について、低用量効果が無いとした論文企業などから金が出ていることが多く、信用できないといった意見があるが、本当か。しばしば相反する結果を評価しなければならない場合、どのようにするかといえば weight of evidence(証拠の重み付け)といった考え方が用いられる。企業から金が出ているとされた論文は、一般的に、公的なガイドラインに沿った試験法を用いて、十分な匹数(10匹以上)で、熟練した技術者の居る試験機関において、GLPで実施(→データの改竄など不可能)されている。一方、低用量効果があるとした論文は、標準的ではない(しばしば独自の)試験法で、少ない匹数で、「環境ホルモン」が話題になりだしてから実験をはじめたような人たちが、大学などで非GLPで実施(→データの改竄・恣意的な統計処理などが可能)されている。評価にあたって、企業側の出した論文しか評価されないといった批判もあるが、どちらのデータがより信頼できるか考えれば、仕方の無いことだ。企業から金が出ているとされた実験のほとんどは、必要があれば生データを評価機関に提出できるが、大学で行われた研究ではどの程度まで生データを保存しているかは研究者によるのではないか。

企業は「低用量効果がない」ことを証明したいという動機があるかもしれないが、もちろんデータの改竄はできない。それを言い出すならば、大学や公的研究機関のほうも、「低用量効果がある」ことを証明したい動機があって、動物実験につきもののばらつきなどを低用量効果と誤解したり、低用量効果があるはずだというバイアス試験結果に及ぼしている影響もあるかと思う。このへんは信頼関係で成り立ってるんで、フォン・サールみたいに「企業が金を出した研究は信頼できない」って言われると、それは科学論争ではなくなってしまう。低用量効果を言い出したフォン・サールの助言に従って、条件を揃えて別々の機関で追試が行われたが再現されなかった。1998年環境ホルモン国際シンポジウムではフォン・サールから「企業側の試験では陽性対照でも影響が出ていないから試験全体が無効」という反論があった(http://www.southwave.co.jp/swave/7_spe/news_9901.htm)。このときの陽性対象は低用量のジエチルスチルベストロール(DES)で、実験するほうはこんな用量で陽性がでるわけが無いと考えているのだが、フォン・サールが強硬に主張するので入れられたものだ。もし低用量効果が無いんだったらこの陽性対象であるDESでも影響出ないに決まってるじゃんフォン・サールは何を言ってるのか。っていう空気になった。

低用量効果以外の話では、環境ホルモンがらみでは、それは何か意味がある指標なの?毒性学的にどんな意味があるの?といったものも多い。ラットの脳に直接、ビスフェノールA注射投与したら、活動量が上がったので、多動と関係あるかもしれない。とか。そんな研究リスク評価の、何の役に立つの? 環境ホルモンがらみだと研究費がとれるからっていって、本当ろくでもない研究も多いし、税金無駄だと思うがこの辺はいくらでもあげれそうなので省略。

さて、国立衛生研の試験に戻るが、ビスフェノールA胎児期からの投与と、生まれた雌の性周期に関する研究はすでに行われてる。ラットの三世代繁殖試験で性周期も含めた観察が行われ、低用量効果が無かったことが確認されている(http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/12075117)し、マウス二世代でも同様(http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18445619)。国立衛生研の試験とほぼ同様と思われる試験で、ラットの無排卵持続発情状態になるまでの期間も測定している試験がある(http://www.jstage.jst.go.jp/article/jrd/50/3/349/_pdf)が、やはり低用量効果は観察されなかった。これらの結果は現行のADI 0.05mg/kgは安全であることを支持する。

そもそも種類にもよるが、7ヶ月のドンリューラットはそろそろ無排卵持続発情がはじまる時期で、いつはじまるかは個体差によるばらつきが大きい。このような微妙な指標を用いて試験すると、偶然によるばらつきもあるし、そもそもそれがちょっと変化したからってどの程度の毒性学的意義があるかも不明なのではないかと思う。DESの高用量投与では、かなり早い時期から無排卵になることは知られているので、それで実験してみたのだろうと思うが。

人間は、ラットよりもビスフェノールAの感受性が低いと考えられる合理的な理由がある。肝臓でグルクロン酸に抱合され急速に排出されることや、妊娠中のエストロゲン濃度が非常に高く、ラットで影響が出たような量では影響が無いと考えられることなど。

このへんまでが予備知識で、この実験の詳細に関してはやっぱり論文見るまでなんとも言えないな。

ここからは雑談子どもが出来たら、たぶんポリカーボネート製の哺乳瓶を使うと思います。軽いし丈夫だし。でも、もしかしたら、ポリカーボネート製の哺乳瓶なんて無くなってるかもしれないな。塩ビみたいに。

 
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