はてなキーワード: 中二病とは
単なる中二病じゃねえか。
前回(https://anond.hatelabo.jp/20190122051523)の続きです。
さまざまな理由から、化粧が出来ない、してくれる協力者もいないという人達に私は会ってきました。
病気や怪我を治療中の人、あるいは治らない障害を抱えている人が居ました。症状が出ないように薬を飲んでいて、副作用がひどいと教えてくれた人も居ます。
発達障害からの注意欠陥、嗅覚・触覚過敏、どれほど頑張っても自分では時間管理ができない人、神経麻痺で手が震えてしまう人、不安障害や、醜形恐怖のために鏡で自分の顔が見られない人も居ました。先天性もあれば事故による後天性もあります。
一見しただけではわからない、介助者もいない軽度の人ほど、偏見に晒されてつらい感情を秘めていました。「就活の時期はとても苦しかった」と胸の内を話してくれた人もいました。
それらは対話しなければわかりません。
生きるだけで精一杯の彼女達を外見で判断することは、とても残酷なことだと思いました。
初対面の人へ否応なしに恐怖を抱く人もいます。彼女達はあまりにも傷ついてるのです。だけど彼女達も同じものが好きな人なら、親身になって耳を傾けてくれるなら、素直に明るく話せる『普通の』人達でした。
彼女あるいは彼らが、趣味を楽しむことを、ドレスコードもないイベントへ素顔と普段着で行くことを、そのために外出することを、誰が止めて良いでしょうか。
作中では、腐女子の一人のバイセクシャル発言を、言い訳と切って捨てるページもありました。
腐女子仲間の交流という非日常でならカミングアウト出来る人達もいるのです。クエスチョニング(自分の性的嗜好がわからない人)も居ます。
女性の体で生まれた性自認が男性のトランスジェンダーであれば、彼もまた女性らしい化粧をひどく嫌がるでしょう。
男性の体で性自認が女性の人は、きれいな化粧をしたい彼女自身の願望を世間から嘲笑われて、ひどく悔しがることでしょう。
私自身が、長い間クエスチョニングの状態で、もしかしたら今もそうかもしれません。「雌雄何方でもない究極生命になりたい」などと本気で考えた頃もあります。そうしたキャラクターに憧れたことも。それを中二病や黒歴史と切って捨てる気はありません。
その頃に考えた数々の想像は、今の作品作りに役立っています。何がどう人生に関係するのかはわからないですし、簡単に嘲笑の材料にしてはいけません。
そして、結婚して子供をもつ腐女子の人達はカーストの上位に位置すると作品内ではほのめかされていました。
独身の私には、既婚者のまま交友関係を続けてくれる腐女子が幾人かいますが、本人達の多くは決してそんなことを思っていません。
切り詰められた趣味の時間を一生懸命やりくりしています。子供たちが幼く、預けられる人が居なければ、イベントに出ることもできません。離婚を経験している人も居ます。子供を産めない体の人も居ます。彼女達の苦悩を「自虐に見せかけた自慢」などと断定することはできません。
外見に気を使えない分、時間が限られている分、彼女達は会場で迷惑をかけないよう礼儀正しくいようと努力しています。
作家さんに送る差し入れを考えたり、相手が不快にならないような感想の手紙を丁寧に考えてくれます。他人の悪意に敏感で、日々変化する対人マナーを注意深く観察しています。
賢明な彼あるいは彼女達は、自分がなにか悪いことをしたら、自分を容易く卑下すれば、自分と同じ属性の誰かが心無い偏見を向けられると知っているのです。
自分を奮い立たせなければ、読みたい本を手に入れられないのです。彼女達にとってもイベント会場はまさしく「戦場」なのです。
主人公自身が我慢して「普通」を演じてるからといって、どうして不特定多数にもそれを押し付けて、勝手に審査してしまうのでしょうか。
腐女子として知り合ったのに、そこでしかできない話があるのに、なぜ、妹や会社の同僚にもできる彼氏の「恋バナ」を主人公はその中でしたいのでしょうか?
誰しもに欠落があります。いくら擬態を頑張っても、つつけば粗が見えることを知っています。
見下す主人公よりも、その嘲笑われた「誰か」に共感して悲しみ、怒るのです。これは腐女子も一般人も変わりありません。
ここまでくれば主人公の『欠落』は明確に見えてきます。恋愛パートナーの有無や、化粧や顔の出来などとは関係のないものです。
物語としては、この欠落を彼女が尊敬する『神』の作品で、あるいは腐女子の友人達との交流で埋める方向に少しでも向くと思わせられれば、得る物はあったであろうに、エッセイ漫画として面白くなるであろうに、無視したまま化粧と服装だけに固執し、自分以外の他人を嘲笑し苛つきだけ表現して、何処かで見たような「あるある」ネタとしても使い古された、見慣れたエピソードで彩られた孤独な「自分語り」に、なぜ終始してしまうのでしょう?
主人公が妹との会話で傷つくシーンがありますが、それもどこか核心からずれています。
描こうと思えばいくらでも描けて、周り込めばそれだけ「面白い」題材になるはずのこの欠落を、なぜ無視して、このように雑に扱ってしまったのでしょう。
であれば、必要なのは時間です。自分と他人を見つめなければ、表面的な出来事と自分の内面を掘るだけでページが終わってしまいます。
であれば、そのような『制限』を外すべきだったのです。悪意を放り投げてしまうより、収拾可能になるまで、試し読みの範囲に伏線を詰めて描くべきだったのです。
そのほうがずっと「面白く」「続きが気になって」読んでもらえるはずです。
その柔軟さと判断力が編集者に無かったとなれば、漫画を面白くできなかったのは作者だけの責任には留まりません。
私はそう考えます。
ツイッターの機能として、登録者の興味のある事柄から、自発的に検索しなくても、プロモーションやフォロワーのいいねがTLに流れることがあります。
日夜ツイッターではプロ・アマチュアを問わず真の意味で赤裸々な「漫画」が、作り手の欲望と善意によって公開されております。
読み手は気軽にそれらを楽しむことができます。なんの警戒心もなく、それを読めるのです。
つまりツイッターを利用している未成年の、思春期の「腐女子」あるいは「腐男子」達も、この「腐女子カースト」という作品を目にした可能性が高いと言うことです。
腐女子は皆が皆、18禁作品をたしなむ訳ではありません。未成年で、好奇心と不安を抱えたまま腐女子の世界に飛び込んだばかりの人達、現実世界では未来ある学生達がそこにいるのです。
悪意に慣れていない少年少女も当然います。もっと幼くて、ただ漫画というだけで熱心に読む子も居ます。今は内容がわからなくても必ず影響は残ります。『顔芸』と呼ばれる大ゴマをつかって笑わせることは、どんな幼い子供にも通用します。
子供達に対し、自由な想像の世界に生きる存在であったはずの腐女子達の中に「カースト」が存在するなどと言い含め、ある嗜好を持つだけで現実では最下層の証明になるのだという差別意識を植え付けて、その子たちの無意識に色眼鏡を与え、自尊心を摘み取ってしまっていいのでしょうか。
自分もどうしようもない存在だから笑って許して欲しい、などと言う虫のいいお願いを「いい大人」が子供へ果たしてできるでしょうか?
それとも子供達も自分と同じ目に遭いつらい人生を歩めと言うのでしょうか?
あの時から今もなお続く炎上は、腐女子ひいてはオタク達の怒りでありながら、撒かれた毒を浄化しようという一心不乱の活動でもあるのです。
それが見えない露悪的な人達はこの騒動を冷笑しています。私はそれを、昔の自分のように恥じています。
これについては個人の快不快に留まる問題ではありません。会社ではなく、一個人があのような悪意を撒いたとしても、彼らは同じように行動するでしょう。
わずかな露悪的な読者層を取り入れるために社会倫理を無視して行動したのであれば、そうした会社に集まるのは、いっそう露悪的で短命な漫画ばかりとなってしまうでしょう。
このような感想になってしまいましたが、改めて、私は自由な創造性というものを尊重したい側です。
同時に面白くないと思ったものを面白くない、酷いと思えるものを酷い、ノットフォーミー(自分向けではない)な作品はそうだと言える自由もまた有ってほしいと思います。
商業作品においてもアマチュアであってもそれはかわりません。ただひとつ願うのは、描き手と読み手、企業と購入者、互いが互いに優しい形でそれが実現することです。
今回の騒動を見ていた時に同レーベルの「こじらせブスの処方箋~見た目を気にして病気になりました~」という醜形恐怖を描くエッセイ作品と作者が気になり、こちらは購入しました。
内容は「腐女子カースト」よりも読めました。やりようによっては幾らでも面白くなる題材だと思いました。たった一冊の本では描き切れないはずなのに、始まりから消化不良のまま、読み終わってしまいました。なぜ充分に生かせず、彼女は次々と過激なタイトルの新連載に移ってしまったのでしょうか。彼女が無料公開している作品を見ていましたが、やはりどこか無理におどけている様な、抑圧されているような、物足りなさを感じてしまいました。
他の主力作品もヘテロの恋愛や性事情を題材にしたものや実録系が多いようです。WEB雑誌系のスポンサーが出会い系や美容系で占められていることと関係しているのでしょうか。それらへ興味が向くように迎合した作品作りをすることも、おそらく企業戦略としては正しいのでしょう。
自尊心の低い女性や、夢を求めて来た外国人や、年齢や身体のどうしようもない特徴で偏見に晒された、「世間とちょっとずれた」弱い立場の人々を集めて「見下す対象」を作り抑圧することが、今のレーベルでの狙いなのでしょうか?
そうではないとする証拠が、今回の騒動の中にあったでしょうか?
今連載されている作品達に、作家達に、充分に示せているでしょうか。
善悪を私が断じることはできません。ユーザーが文句をいう事は出来ますが、断罪するわけではありません。
誰かの表現を止めることはできません。
一度出した表現は別の表現で塗り替えることしかできないのです。
多くの人にとって良くなければ、出資するほどではないと思われれば、自然と読者は離れていき、伝統はそこで終わるだけです。
今回の感想を書く上で、障害者や、性的マイノリティについて書かなければならなくなりました。
それらを教えてくれた人々は、私の大事な読者達です。
私はかつて、仕事をやめたのと同時に、しばらく普通でいることを休もうと思いたちました。世間や周りに合わせようと無理をするのをやめて、家に籠りました。趣味で漫画を描くうちに、私は作品を通じてツイッターで人と繋がりました。
読者のフォロワーの一人が、家庭の事で「爆発」し鍵垢で叫んでいた所に遭遇しました。私はその言葉を丁寧に読みました。
私が知り得る知識を総動員して、望んだ人生が歩めない悲しみを、それを他人から非難される恐怖と怒りを一生懸命想像しました。私は彼女の問題提起を注意深く見定めようとしました。
リプライではなく空リプで、一緒になって怒り、一緒に笑い飛ばしました。それは一時のSNS上のやりとりでしかないし、実際に顔を合わせる間柄ではないですが、今でも彼女との交友は続いています。
私と彼女は、対等な互いの読者として、信頼する友人として存在しているのです。
彼女の理解を諦めて無視したなら、きっとこうはなりませんでした。
信頼関係の構築に大事なのは性格ではありません。ただ己を一度引っ込めて、わからないなら真摯に聴き、調べ、深く考えた上で言葉を使うことが大事だと私は気付きました。彼女が暴れすぎて収拾がつかなくなるほど傷つかないように、考えて行動することでした。
それは自分の作品を作る時と同じでした。二次創作で『推し』を見つめて、彼あるいは彼女がどう行動するか考える時と同じでした。
彼女達の苦悩の間に、それでも己自身を肯定する言葉があると、パートナーや子供を心から愛している気配を見つけられると、私は安心できました。
他人の心の傷を全て想像出来るわけではありません。自分の心の傷に触れられることがあれば、動揺してひどい言葉を投げかけることもありました。ブロックされることもありました。しかしそれは、多くの人がそうなのです。ぶつかり合うことも距離を置くことも恐れてはいけません。本当に知りたいと思うなら、何度でも内省し正しい目で観察すべきなのです。
彼や彼女達が教えてくれた人生のエピソードを、私はそのまま作品に描く気にはなれません。自分自身の人生すらも。
作品には力があります。祈りにも呪いにもなり得ます。他人も自分も幸せにさせられるし、同時に破滅させられます。それほど重く、他人が口出ししてはいけない価値観が誰しもにあるのです。
一度発表したものは簡単に無かったことになりません。丁寧に積み重ねた善意よりも、悪意の一撃の方が取り返しがつかないこともあるのです。
それから私は、世間からちょっとずれた自分の感性を、注意深く噛み砕いて、善か悪かも断定しないように、フィクションに載せて描き続けました。自分が好きな作品がどうして好きなのか、どう世間と噛み合わないのか、深く深く悩み、考えました。それを読んだ人達の中に、共感して会いに来てくれた人が何人も居ました。ゆっくり時間をかけてですが、心からの対話をすることが出来ました。
世間からちょっとずれた人々にも悲しみがあります。楽しみがあります。それを見下して、ただの自虐的な見世物にして終わってはいけません。
漫画を描いている人々、漫画をマネジメントする人々、今まさに伸び悩んでいる方に、今一度向き合って頂きたいのです。
説教ではありません。私自身がまさに悩んでいたから、これからも悩み続けるだろうからこそ、一緒に考えてほしいという願いです。
ただ楽しいから、ただ涙が止まらないから書くというだけでも充分良いのです。書き上げてから、少しだけ手を止めて、考えてほしいのです。一時の利益のために道を見失わないために。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
ハンドルネームもペンネームも、いくらでも変えられる世界です。それは責任を放棄することと一緒ではありません。
今回は匿名での投稿ですが、私は私の思ったことをできるかぎり真摯に見つめ、影響を考え、投稿に至りました。それが少しでも伝われば幸いです。
その時には、互いに今より優しくなれていると良いなあと、願っております。
終
追記:
これを書いている間に、『COMIC維新りあら』公式ツイッターからお詫び文が出ました。
配信停止までやる必要はなかったかと思いましたが、仕方のない判断かもしれません。
また一冊の本が燃やされたと感じました。
https://anond.hatelabo.jp/20190119103107 の続き
今日のプロブロガー(2019-01-14)(2) | MechaAG
どうりでイケダハヤトは田端信太郎には「無関係な人」というのに、けんすうには言わなかったわけだ。
それにしても、もうイケダハヤトの味方、マジで誰もいないんじゃ。ここまで完全に否定されるってのも珍しいんじゃ。ネットって何かと「みんなと違う意見を言いたい」人が多いのに。こんなんじゃ俺がイケダハヤト擁護に回っちゃうぞ?
今日のプロブロガー(2019-01-17)(2) | MechaAG
この有料サロン、正田圭が個人的にやってるのかと思ったら、どうやらTIGALAが会社としてやってるらしい。Campfireでの主催者はTIGALAになってる。となると会社として責任を負ってるわけで、「ちょっとプロフ盛っちゃいました」で済むのか、俺にはわからなくなってしまった。
今日のプロブロガー(2019-01-17)(4) | MechaAG
今回イケダハヤトは何がしたかったんですかね…。直接的には正田圭を擁護しようとしたんだろうけど、火に油を注いだだけ。正田圭は一応企業の社長なんだから、大炎上するといろいろ困ることになると想像できなかったのか。できなかったんだろうな。イケダハヤトはそういうのは理解できないし、信念として理解したくもないんだろう。でもそうなると企業とのコラボは無理だよ。イケダハヤトの場合、自分のポリシーの正しさを身をもって証明するという目的しかないんだろうな。まあそれ自体はある意味尊敬できるけど。
TIGALAと正田圭がサロンから手を引くとなると、正田圭目当てにサロンに入った人は、金返せと文句が出ないんですかね…。一度返金するとかしないと。まあもはや誰も痛みを伴わずに事態を収拾することは困難だが。
もちろん物事は矛盾し合うし変化も必要。しかしその時に矛盾をなんとか自分の中で是正しようとする努力が、精神的な成長になるのだが、イケダハヤトの場合は矛盾を気にせず、矛盾を包含してその外側により上位の体系で矛盾のない思想を作る努力を怠ってるので、結果的に精神的な成長がない。6年前のまま。イケダハヤトを真似すると成長が止まってしまう。
イケダハヤトはたった一人で戦ってる。まあ10代の思春期、中二病的にはカッコイイんだけど、そのまま30代、40代と進むと相当辛いよ、と。
イケダハヤトの社畜批判は的を射てるというより、誰でもわかることしか言ってない。「郵便ポストは赤い!」ぐらいの。そもそも欠点のないシステムはないわけで、それをみんなが知ってるような欠点を指摘して「現代社会にはこんな欠点がある!」と言ったところで、何が優れてるの?
もっと問題なのはイケダハヤトが「こうすれば郵便ポストを青くできるんだ!」と言ってる部分。その点をみんな評価してるわけだよね。「おお!?これはなんか新鮮な主張だ」と。ところがその部分はデタラメなわけで、それじゃいいとこなんて一つもない
今日のプロブロガー(2019-01-15)(12) | MechaAG
イケダハヤトは子供っぽくて、社長は何でも独断で決定できると思ってる。あるいはプロジェクトのリーダーは何でも独断で決定できると思ってる。しかし決定したってそれに従ってくれないと張子の虎なわけです
ゲリラというのは攻撃は得意だけど防衛は苦手。それではインフラのように安定性が重視されるものには向かない。正規軍には正規軍の戦い方、ゲリラにはゲリラの戦い方があるわけで。そういうことがわからず、正規軍もゲリラのように戦えというのが、イケダハヤトの思考の未熟なところなわけ。
今日のプロブロガー(2019-01-17)(3) | MechaAG
彼らのtwitterとか見てると、イケダハヤトの顔色を窺ってて、哀れになるほど。イケダハヤト界隈は「手っ取り早く儲けること」ばかり考える。それだと相手に損をさせて儲けるのが一番効率がいいんだよね。しかし損をさせた相手は二度と取引してくれない
相手に損をさせてその分自分が儲けるというのは、学生的な思考。学生ってうまく立ち回って出し抜くのがカッコイイって文化があるじゃん。そういうのが多めに見てもらえるのは学生のうちだけ。まあイケダハヤトはネットを巧妙に使って、損をさせるのを不特定多数にすることで、これを持続させてるわけで、まあなんというか、褒められたことじゃないが、よく頑張るな
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17 | 180 | 13525 | 75.1 | 41 |
18 | 123 | 11943 | 97.1 | 41 |
19 | 175 | 16999 | 97.1 | 34 |
20 | 198 | 16348 | 82.6 | 37 |
21 | 142 | 11321 | 79.7 | 43 |
22 | 156 | 12523 | 80.3 | 32 |
23 | 108 | 9165 | 84.9 | 40 |
1日 | 2399 | 236067 | 98.4 | 41 |
人(238), 自分(178), 差別(113), 今(105), 女(99), 女性(95), 話(86), 増田(83), トランス(79), 人間(77), 男(72), 日本(65), 前(64), 問題(60), 必要(60), 普通(57), 好き(57), ー(54), 理由(54), 意味(53), あと(53), 感じ(48), 気持ち(47), 社会(46), 子供(46), 他人(44), 結局(44), 相手(43), ロリコン(42), 仕事(41), 自体(41), 気(40), 男性(40), 結果(39), 心(38), 世界(38), 理解(38), 関係(38), 全部(37), 時代(37), 通報(37), 存在(37), ワイ(37), 人生(37), 権利(36), バカ(36), アホ(36), 言葉(36), しない(36), 無理(36), 他(35), 全て(33), 昔(33), 時間(32), 会社(31), LGBT(31), 結婚(31), 最近(31), 感情(31), 人権(30), 目(30), 国(30), 差別主義(30), 頭(29), 嫌(29), フェミ(29), 場合(29), レベル(29), 日本人(28), 一人(28), オタク(28), 別(28), アニメ(28), 一番(28), 主張(27), 作品(27), 湯(27), 性的(27), 今日(27), じゃなくて(26), 判断(26), 自由(26), 生活(26), 誰か(26), 一部(26), 手(26), 場所(25), たくさん(25), トランスジェンダー(25), 最初(25), ダメ(25), 状態(25), 無駄(25), 犯罪(24), 風呂(24), 評価(24), しよう(24), 現実(24), 全員(24), 文章(24), 児童(24), 絶対(24)
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5937590(1990)
ボクが言う若い子というのは「電磁的な悪戯ができる若い子」のことだ
おごがましくて現実社会でボクはこう名乗ってはいないが、一般的に見るとボクは間違いなくハッカー・クラッカーに分類される人間だ
ボクがこのような感じになった原初の体験はマンションのオートロックだった
通常は物理キーや4桁の暗証番号でしか解除できないはずのマンションのオートロックは、ポストに投函されているたった1枚のチラシによって突破できてしまうことに気付いた
自動ドアの隙間からチラシを差し込んでヒラリと落とせば内部の赤外線センサが反応しオートロックは解除されてしまう
ハッカーという言葉すら知らなかったボクは、このときに正攻法以外で目的は達成できることを知った
そこからボクの興味は如何にして設計者や利用者の思い込みや隙を突いて様々に設定した目標を達成するか?ということにのめり込んだ
その中で過去にはメールボムやチェーンメールなんてのもやったし、時間経過で怖い画像が出てくるGIFなんてのもやった
数年前には様々なやり方でユーザに「コンビニなどよく行くお店を3つを挙げさせる」なんて手法を確立し、クロスベアリング法によって登録したユーザの自宅位置を推測するなんてこともやった
今の若いハッカーやクラッカーがなぜこんなにも悪戯の対象がある世の中で悪戯をしないのか理解ができない
ボクなら確実に単なる興味本位で誰かを驚かせたり、自宅を特定したり、言動を誘引したりするのだけれど、何故大人しくできるのか理解不能だ
「中二病的だ」と非難してくる者も居るだろうし、ボク自身の若い頃を考えても振り返れば中二病的だったと思う
しかし、若い頃の熱意というかパッションというか、興味に対して猪突猛進に突き進むパワーみたいなのは中々抑えきれないものだということも知っている
何故その、興味に対して猪突猛進に突き進むパワーを抑えて、大人しくできているのが不思議でならないんだ
興味本位で実行したら配電盤が吹き飛んだとか、Script kiddie的に拾ったツールや知り得た知識を実行してみたら思いのほかハマる人が多かったとか、そういう話がたくさん聞こえてきて良い気はするんだけれど、年に1回あるかないかレベルなので「大人しすぎる」と感じざる得ない
ボクがまともに就職できているのは、そういった社会へ迷惑かけちゃう興味本位をたくさんしたのが未成年の頃で、未成年だからこそ許されたわけだし、もうちょっと興味本位に忠実でも良いんじゃないのかな?って思うわけだ
ちなみにハッカーやクラッカーと言うとパソコンをカタカタと叩いてセキュリティを突破するセキュリティへ対して非常に詳しい者といいイメージを持ちやすい
だけどボクはそうでないと思っている
ハッカーやクラッカーは正攻法でないやり方で目的は達成できるものの、セキュリティに関して詳しいわけでないし、ましてやセキュリティの専門家ではない
多くのハッカー・クラッカーは攻撃に晒されれば自身を守る能力はほとんどない(通常のITエンジニアレベル程度)とボクは考える
ハッカー・クラッカーの興味は既にある「決まりごと」をハッキング・クラッキングすることにあるだけであって、新しい「決まりごと」を考えるのは苦手だ
思考が広い者は「それって泥棒や詐欺師と何が違うんだ?」と疑問に持つかも知れない
ボクはその疑問に対して言えるのは「違いはない」ということ
ハッカーやクラッカーはメインのツールが電磁的なものであるだけで、目的達成の中にピッキングがあるなら実行するだろうし、話術が必要ならば言葉を話すだろう
ハッカー(クラッカー)・泥棒・詐欺師を分別する意味なんて無いし、もし社会や人々が分別するならば、それは大きな脆弱性になるとボクは思う
企業はもしセキュリティ開発担当者としてハッカーやクラッカーを雇用しようと考えているのならば、それは無理なので普通にセキュリティを勉強した大卒でも雇ったほうが良いとボクはアドバイスする
自社のセキュリティの脆弱性をずっと探し回る人材が欲しいと思ったときハッカーやクラッカーを雇い、ハッカーやクラッカーが見付けた脆弱性を別に雇ったセキュリティ専門家に修正させると良いだろう
40代の女性が書いた文章がTLにホッテントリとして流れて来たので読んだ
筆者は1度結婚は経験されていて(離婚している)記事を読んでも結構モテる人のようだ
自分はというと結婚の予定もなく一緒に暮らしている相手とはほとんどルームメイトのようになっている
結婚せず独り身でいること、他社と生活をともにできないことは社会の迷惑らしい
それなら例えば40で独身で社会的に価値がない(医者とか仕事で価値がある人は除く)
人は片っ端からころすようなルールにしてほしいなとぼんやり思った
今30だが多分結婚して子どもを産むという未来は自分には来ない気がするから
なんか盛り上がってるので参加させてくれ。
[基本スペック]
ややADHD気味で人の話に集中できない。図形脳で言語スキル(特に会話)が弱い。
親は両方中卒で無口、兄貴は不登校引きこもり、弟は知恵遅れ気味。親に何かを教わったという経験があまりなく、親の無口が自分にも遺伝している。
家は全く裕福ではなく、父親は過去有名鉄鋼会社で工員勤務。俺が小さい頃に仕事中の事故で片足を失ったがそれでも家族を養うために働き続けてくれた。
[中学校]
大阪の西成に近い、低階層のクラスの家庭が沢山あるエリア。なのでヤンキーが沢山いる地域だった。周りの奴らと比べて頭の出来が良いかも?という自信はあったが、ある時進研模試を受けて自分の偏差値が55程度であることを知る。しかしその当時は偏差値の意味もよく知らず、周りは皆偏差値45ばかりの中55とってる俺は輝いて見えたし、学年一番の偏差値60の奴が天才に見えた。
勉強はあまりしなかったが図鑑などを読むのは大好きだったし特に数学が好きで他のやつが解けない難しい問題を解けるという自信があった。
周りの友達にはあまり行儀の良い子はおらず、いつも誰かの家に集まって夜中までワイワイゲームしたり、夜の公園に集まって時には朝まで駄弁ったり、楽しかったがあまり真面目に勉強はしなかった。授業中はほぼ教科書の落書きかパラパラ漫画を書いていた。
授業中騒ぐようなことはなかったが、もともとADHD気味で人の話を聞けないのと、夜まで遊んでいたり早朝新聞配達のバイトをしたりしていたので先生からの覚えは悪かった。受験の時に「お前は内申点悪いから公立いけんぞ」と言われた。金のない親には非常に申し訳ないことをした。
[高校]
高校に入って最初の構内統一試験みたいなものがあり、そこで自分は大して頭が良くないらしいということに気づいた。周りの友達と話をしていても、なんか自分の考え浅いし遅いな、と感じることが増えてきて、それまで自分はそこそこ頭いいと思っていたのが叩き潰されて結構なショックを受けた。この時に感じた自分は凡人以下であるという自己認識はその後の人生に大きな影響を与えた。それと同時に英語や国語は負けてもいいが数学だけは負けては行けないというプライドに火がついた。
高校の偏差値は高くなかったが担任の教師が偏執的に関関同立に執着しており、お前たちは人生に勝つために勉強しなければいけないという脅迫まがいのプレッシャーを毎日のようにかけてきた。もともと中高一貫の進学組は大学受験マインドが高く、関関同立目指して頑張るぞ、という空気があったので自分もだんだん感化されて勉強するようになっていった。
担任教師は人間性としてはそびえ立つクソだったが奴がいなければ今の自分はなかっただろうな。
だんだん勉強が楽しくなり、受験マニアの友達ができたこともあり、書店で参考書を眺めるという日課ができてきた。
当時家に金が無いことはわかっていたので小遣いはもらっておらず、どこかに遊びに行くとか美味しいものを食べるとかできる状態ではなかった。思い返せば高校の間友達とプールに行くとか遊園地に遊びに行くとかそういう経験は一度もなかったな。
しかし書店にある沢山の参考書を買いたい欲が日に日に強まってきた。そこで、小遣いはもらってはいなかったが毎日昼飯代として500円支給されていたので週の半分くらいは昼飯を食わずにお金を貯めることで月5,000円くらい貯めてこれで参考書を買ったり駿台夏期講習に申し込んだりできる仕組みを開発した。
参考書の数が増え真面目に勉強をするようになり、やはり自分の数学の能力は人より優れているという自信を再度取り戻すようになった。数学は本当に楽しくて熱中した。そのうち数学の先生から「大学への数学」の存在を紹介されて毎月購読するようになった。
と同時にやはり自分の頭の回転は良くないので自分が将来何かを成し遂げたいのであればただ一つのことに時間を集中しなければ他人には勝てないという確信を持つようになった。
だから毎日往復二時間に通学時間の間はずっと参考書を読むようになった。Z会の速読英単語など、最初は全く意味を取れなかったが何度も何度も読みまくることで次第に英語が読めるようになってきた。
高校3年になった頃にはもう勉強が非常に楽しくて生活の中心になっていた。特に大学への数学では毎月巻末に難問が出されて解答を編集部に送ると添削してくれるのだけどそれに本当に熱中していた。この問題は本当に難しく、自分の頭では数時間考えた程度では全く解けず、数日、時には数週間同じ問題をひたすら考え続けるという生活を送っていた。夜寝る前まで布団の上で考えて、眠りながら考えて、朝起きたら布団から出ずにまた考え始めるということをしていた。今考えると頭の使い方が稚拙というか同じところをぐるぐる周ってる感じだったのだけど、そうやって何日も考えると解答が思いつく瞬間が必ず訪れるのでそのカタルシスに当時は本当にハマっていた。毎月添削結果が送られて来るたびに模範解答のエレガントさと、自分の地をのたうち回るような回りくどい議論の差を見せつけられやはり自分は凡人であるということをつきつけられた。点数はいつも150満点中145程度で一度も満点を取ることが出きなかったのは悔いが残る。自分は過去の思い出とかにはあまり執着がなく、京大博士の卒業証書も使いみち無いのでゴミに出したのを友人に止められたくらいだがこの添削結果だけは今も大切に保管している。
自分は記憶力が異常に弱く国語や歴史は非常に苦手だったのだけど、物理や化学も覚えることが多くて困っていた。しかし駿台の著名な先生(山本義隆氏と石川正明氏)の書いた書籍を読み、覚える物理・化学から考える物理・化学へとパラダイムシフトを起こすことができた。ただ暗記するのではなく、なぜその式が成立するのか、なぜそのような化学反応が起きるのかというより深いところを理解できるようになった。同時に物事を深く認識するということが自分の性格に非常にマッチし、そして自分はそのために人の10倍の時間を捧げることができるということが自分の強みであると確信するようになった。この強みは40になった今でも活躍している。
この頃は駿台や河合塾の模試でも上の方に乗ることが多く、志望学科の中では上から2番目を取れるくらいにはなった。そうなると今度は予備校の方からただで授業を受けませんか、というお誘いが来るようになる。これは合格者一覧の名前を稼ぐマーケティングである。その中でも駿台の数学特別講義という非公開の授業にお誘い頂いた。数学がよくできる学生を数十人集めて難問の講義を行うというもので、これもなかなか楽しかった。周りは皆灘とか東大寺の中に偏差値55の学校が混ざっているのはむず痒い感じではあったが、すぐに自分はやはり彼らとはレベルが違うということがわかる(毎回試験があって採点される)。一人明らかな天才がいて、その人は今有名な数学者になっている。
後のことは上記の事の結果でしか無いので端折るがセンターは確か国語社会が6割くらいしか取れず志望学科はC判定、というのが送られてきて先生が「気を落とすなよ」慰めてくれたが自分としては全く想定通りの結果であり過去の模試の結果からこの差は二次で覆すことができるという強い自信が会った。
家の経済的事情から滑り止めを受けるということはできず、前記京大後期阪大のみを申し込んだ。これについては先生から怒られた。本当は阪大の後期にも申し込みたくなかった。
試験は数学は色々ケアレスミスをしてしまったが大筋では正しい解答ができ、物理化学はどちらも1問しか間違えなかったので合格を確信した。
しかし合格した当時自分は中二病を引きずっていたので一緒にいた親に笑顔も特に見せず「合格した」とだけ言った。これは人生の最も大きな後悔の一つ。
大学に入った当時は研究者になることを夢見ていたが大学に入ってからは本当の天才を目の当たりにし、また博士課程卒業間際になり研究というコミュニティもコミュ症では構造的に海外のリア充に勝てないということに気づき断念、IT企業に就職して今はスタートアップをしている。
新年の人ごみで気づいたんだが私の彼氏(35)はいわゆるわざとぶつかるおじさんだった。
わざとぶつかると言っても
・老若男女関係なくやる
・ぶつかる直前まで行って避ける(マトリックスみたいな感じ)
で実際にはぶつからない感じだ。
だがわざと人と人の間の狭い道を通ろうとするのがいらつく。
手を繋いでいても離してまでそれをやるのがいらつく。
っていうかいい歳して何やってんの?って思う。
なんでそんなことするのか聞いたら、毎週通ってる武術の修行の一環らしい。
その武術はマイナーで、名前を出したらその武術をやってる他の善良な人たちに申し訳ないので名前は出せないが、
もしそんなことを教えてるのだとしたらアホな武術だな〜と思う。
っていうか中二病じゃないんだから練習中とそうじゃないときのオンオフくらいしろよ。
世の中物騒だし危ないから止めてと言ったが「大丈夫大丈夫!絶対ぶつからないし殴りかかってこられたらぶっ飛ばすから♪」と言われもう呆れて何も言えなくなってしまった。
一番いい例があるぞw 税務計算だ。>大規模な疎結合やらなんやら 国税庁はなぜ脱税を見抜けるかの仕組みは正に増田の言ってることじゃね。
あと多分増田は意図的に中二病的ワードを使ってるのだから一応指摘しておくが、そういうのが一番わかりやすいオカルト認定チェックポイントやからな。
あまりやりたくないけど
大規模計算
とはなんであるかを具体的に数字などを置いて説明してみてくれ。まあ、抽象的でもええぞ。
あとな、
むしろレギュレーションからこれらの発展を求められただけであって、巨大な問題を高速で解くという解法に関してはほぼ増田が言うところのgoogle式でいいはずなんやけど、認識間違ってる?
まあそれと物理エンジンの話は未知の粒子(それこそ時間を司る粒子)の存在だったりがあったりする以上今までもこれから先数十年は「それっぽい再現」にしかならんのはそうだが、それは揚げ足取りみたいなもんや。
「一番短い時間の単位で粒子は同時に一つだけ動く」ルールで一応アインシュタイン世界はエミュレーションできるんだから、それは不可能ではない(計算する時間を無視すれば)って話でSFにも近い話だから別に増田は納得しなくてもいい。本題とは関係ないしな。
いずれにしてもだな。最初Pezyへの偏見から切り出したのは事実だが、この偏見が未だ解けずにいる。増田はその知性主義というやつでなんとかこの偏見を解いてみてくれ。
嘆くだけでは、何も進まんぞ。
昔、艦これを始めた時の話だ。
艦これには初期に選べる艦に叢雲という艦がいる。
銀髪赤目でツンツンの貧乳美少女だ。誰が見てもかわいい、かわいい要素しか無い。他の初期艦選ぶ人なんて居ないだろうと言われるぐらいの美少女なのだが、私が始めたのはちょうど潜水艦が実装され、イベントが苦痛といわれるようなそんな時期だった。
私が好きなキャラの絵を見たい時にどうするか。
そう、pixivだ。まだTwitterで絵を公開する人よりかはpixivで絵を公開する人が多かった気がするような時代だ。
私は艦これを始めたきっかけは島風という大変えっちな服装をした艦娘のえっちな絵をpixivで見たからだった。
そうやって始めた私、始めて数分で叢雲という誰が見てもかわいい艦娘に射抜かれた私がまず最初にしたこと。
その後のことではっきりと覚えているのは4枚ほどの叢雲のえっちな画像を見たあと突如として現れた、ガンダムシードアストレイシリーズの叢雲劾のペニスや、ロウ・ギュールとのカラミティガンダムだ。
これはきっと神様が僕に与えた罰だった。「お前は気に入ったキャラがいればすぐにpixiv検索する。それはとても浅ましいことなのだよ。」という警告だったのだ。
それから私は心を入れ替え、pixivでえっち画像を探さなくなった。
Twitterにえっち画像乞食として君臨し、気に入ったキャラがいれば「○○のエロ画像ください」と言うだけで決して探さず、二次エロ絵描きをフォローし、その人が発表する作品だけで飢えをしのいだ。そのせいで性癖は大変に曲がりに曲がり、最初はムウマぐらいまでが限界だったのが、ココドラになり、ウソッキーになり、イシツブテまではギリギリいけるようになった。いわタイプは抜ける事だけはここに表明しておきたかった。(流石にゴローンは無理。逆にリーフィアやルカリオという明らかな性要素キャラもNG。)
そんなトラウマも癒え、今は「自炊すればええやんけ」の精神でえっちな絵を練習している。艦これをやめてから何故か自分が好きになるキャラはマイナー層で、艦これという人気枠があるからこそ書いてもらえるのだということを知ったからだ。人々はツンより、無条件で受け入れてくれるセックスパートナーを求めているという偏見100%をこじらせたことに示された答えである。
そんな自分が出会ったのが今TVCMでにわかに認知されてきたメギド72というゲームだ。
このゲームは、魅力的な男キャラが多数存在する。自分は元々そういう男キャラは好きなのだ。ただ、やるゲームやるゲームなぜか美少女がウリのゲームになってしまっているだけ。これは、好きになったキャラがたまたまロリだっただけで、ロリコンではないという事に同義である。
魅力的な男キャラを紹介する。
アンドラスというキャラがいる。好奇心旺盛で、目についたものすべてを解剖したくなるという中二病的センスをもち、マッドなキャラかといえば常識はわきまえて様々な知見から多くのキャラにアドバイスをするという「危なそうなこと言ってるけど実際は優しい常識人」キャラである。
サタナキアというキャラがいる。好奇心旺盛で、目についたものすべてを実験したくなるという中二病的センスをもち、マッドなキャラかと思えば大変マッドで、しかし的確な方向にマッドで成すべきことは成す「冷血だが判断が鋭く抜け目がない」キャラである。
フラウロスというキャラがいる。好奇心旺盛で…彼を表す言葉は長くしても意味をなさない。一言で「クズ」である。(公式)
まぁこれ以上続けても仕方がないので、とにかく自分の心をくすぐる男キャラが多いのである。ちなみに一番好きな男キャラはロノウェである。
まぁ、そんな魅惑的な男キャラが多く、主人公もイケメン(半裸で褐色で全身入れ墨だけど)なので、腐のセンスを持った者たちからも大変愛されている。
これは自分が始めた当初からいて、しかも若干、同性なのに主人公ラブな男キャラもでてきて(そもそもメギドという種族は性別が無いらしく性愛があるかはよくわからない)、うっかり腐センスを持ったフォロワーをフォローするとTLが腐の傾向があるものへと変貌する危険性があった。
つまり、かっこいいなぁ、憧れちゃうなぁとおもっているロノウェがフォラスというおじさんと相性が良いからと腐のセンスばっちりなカラミティエッグ絵が流れて「幻滅しました。これからはナイトより忍者だと思います。」となる可能性も高い。
でも、メギド72の絵はいろいろな人に見てもらいたい。絵の交流もしたい。フォローバックもしたい。
そうやって悩んで覚悟を決めて全フォローバックをしたのである。
何枚も何枚も、主人公とイケメン(両方半裸)がカラミティエッグな絵が流れてきたが、別にどうとも思わなかった。むしろふぁぼってリツイートするぐらいの余裕があった。
多分、腐絵が嫌いだったのは、不意打ちだったからだ。
インターネットをしていると、ホモビデオをネタにしたものがいくつも流れてくる。
びっくりするのは某笑顔動画ではこれが一大ムーブメントととして、多くのユーザーがこのホモビデオを素材に動画を作っているのである。このメギド72の動画も、「迫真!なんらたかんたら」と書かれて結構ハイレベルなプレイ動画(性的な意味ではない)が投稿されていて、さもあたりまえのように量産されている。
それどころか、そのホモビデオを局部などを修正したものをアップロードし、ネタにしてみているのである。
では彼らがホモビデオを受け入れたかというとそうではないだろう。
例えばXvideosでおひとりさまの時間をお過ごしのときに、いきなりホモビデオが流れて受け入れることができるかというそうではないだろう。
彼らはホモビデオを見るという心で見ているから受け入れる事ができるのだ。
私と腐のセンスとの出会いは、そう、事故だった。偶然が引き起こした事故。そこにいたのはただの叢雲劾が好きな腐センスの持ち主と、叢雲が好きな初心者提督と、pixivを提供していた会社であり、悪意は存在しなかったのである。
その事故のトラウマを引きずって心を閉ざしていただけだった。もしかしたら、叢雲劾とはもっとハッピーな出会いができたのかも知れない。
不快な目にあう。
それは生きて、人と接し続ける限りあることだろう。
不快な目に合った時、私は自分を押し殺し、pixiv不使用の心得を作った。それはとてもアンハッピーなことだった。
でも客観的に見るとそこに悪意はないのだ。
今は表現の自由戦士と、萌え絵不快フェミニストが争いを繰り返す。この争いの発端も結局は悪意は存在しないものを憎むことからでてきているのだとしたらなんとアンハッピーなのだろうと思った。
自分にはどうすることもできない。しかし、結局はタイトルに「慣れ」と書いたが、「混沌を許す心構え」が大切なのでは無いだろうかと感じた。
改めて叢雲劾のペニスと、ロウ・ギュールとのカラミティガンダムを見た。
大した事なかった。そこにあるのは、わかり合いを求めた絵描きが同士と分かり合うためだけに作られた、本来であれば「幸」サイドのものでしかなかったのだ。「罰」だと感じ取ったのは、ただ僕一人だった。
彼氏から2カ月半ぶりに連絡が来た。俺からこういうの勝手なのわかってるけど、嫌じゃなかったらラインしない?いや勝手も何も私はずっとお前から連絡が来るのを待ってたんですよ。最初の頃はラインの通知が鳴るたびに彼からじゃないかと思って緊張していたのに、なんとも思わなくなったのはいつからだろう。
元気?うん。そっちは少しくらい落ち着いた?いや、正直前よりしんどい。つらくってこうやってラインしちゃって情けない。愚痴とかは言わないから、たわいもない話がしたい。いやこれからのふたりの話するんじゃないんかい。思ったより5億倍くらい勝手だった。それでも連絡が来たことが嬉しかったから、どうでもいい話に付き合った。本当に心の底からどうでもいい話だった。元気そうでよかった、と彼が言って会話が終わりそうになる。私は私でこの2カ月間クソしんどかった。だから余計なことを言ってしまった。大変だと思うけど、他の女に甘えたりするのだけはやめてほしい。うんわかったと一言いってくれればそれでよかった。想像どおりの返信は来なかった。ごめん今そういうのに答えられないくらい本当にしんどい。俺からフったのにつらいからってラインしてほんとにごめん。ごめん。いやちょっと待て私フラれてないけど。距離を置いているだけで関係を解消したつもりは更々ない。だからこうして毎日来ない連絡を待ち続けて苦しんでいたというのに。お前の中ではフったことになっているのか?確かめる勇気はないので、距離おいてても私はあなたの彼女ですし落ち着くの待ってるから、と伝える。俺のことなんか待たなくていい。俺を忘れて幸せになってほしい。そう、彼は中二病だ。病むと笑っていいのかなんなのかわからない発言が飛び出す(過去一番きつかったのは「一緒に堕ちよう」)。勝手に返信いらないからとかつけて会話を終わらせようとしてくる。ふざけんな。待ってるから、さっさと辛いとこ抜け出してネックレス取り返しに来てください。返信不要とつけて送る。
あのとき、彼はネックレスを箱ごと私に預けた。付き合って1年のときに私が彼にあげたネックレス。めっちゃ欲しいけどたけえ〜とずっと言っていたブランド物のネックレス。彼はとても大切にしてくれていて、婚約指輪みたいな気分だったんだろう。最初私は受け取らなかったが、別れ際もう一度私に渡してきた。持っててほしい。ちゃんとしたら、それ取りにいくから。ごめん。そう言われたら受け取るしかなかった。取りに来てくれるんじゃなかったの。
ラインを終えてしばらくの間つらかったが、だんだん冷静になってきた。私は私の存在が彼にとってのストレスになってしまうならばと思って距離を置くことを承諾した。しかし私が近くにいてもいなくてもつらいならば話は別じゃないか。私を追いやったのはただの八つ当たりではないか。しかもつらくなったときに私に連絡してくるということはやっぱり私を求めているのではないか。自分から距離を置くと言いだした手前やっぱりつらいから側にいてほしいとは言えない。そうして彼は苦しみ、私も苦しむ。無意味じゃないか。ここは私の方からアプローチをかけるべきなのではないか。もういいから、全部支えてあげるから。そう言って抱きしめてあげたらいいのではないか。思い立ったら早かった。このとき行動に出る前にカレンダーを見ていれば、こんなことにはならなかったかもしれない。バチバチに生理前だった。生理前に重要な行動を起こしてはいけない。閉経前の女の鉄則。
彼は大抵家に鍵をかけない。研究に没頭しているならば休日でも研究室にいる可能性が高いだろう。不在だったらどうせ溜まっているであろう洗濯物をやっつけたり部屋の掃除をしたり作り置きの料理でも仕込んでいこう。この前見つけたやきそば弁当たらこバター味も持っていったら喜ぶかな。スマホと、充電器と、ツタヤでまとめ借りした漫画と、ギターのピック。引越しのごたごたで何故か私のアコギが彼の家にあり彼のベースが私の家にある。おかげさまでエレキギターの生音で弾き語りをする日々が続いていた。私はワクワクしていた。片道1時間半と1,000円ちょっとの交通費をかけて彼の家に向かう。乗り換えを間違えて余計にお金がかかってしまったけどそんなことはどうでもいい。早く彼の家に行きたかった。彼のありがとうという言葉が聞きたかった。
電気はついていないが在宅だったら驚かせてしまうので一応チャイムを鳴らす。応答はない。ではおじゃまします、とドアを開けようとすると鍵がかかっている。まじか。ようやく鍵をかけることを覚えたのかと感動しながら近くのスーパーのイートインに向かう。仕方ないので彼と連絡を取る。今大学?家まで来てるから会って話そう。帰る時間わかったら教えて。学園アリスを読みながら待つ。棗かわいい。彼から返信が来た。静岡にいるらしい。まじかよじゃあ帰るわと思ったら彼からめっちゃ電話が来る。何回切っても来る。私は電話が嫌いだ。何も伝わらないから。あまりにもしつこいので出る。今静岡だから、と言う。それは知ってますだから帰ります直接会って話がしたいのでまた来ますと言って終わらせようとした。俺戻る気ないから。いや急になんの話だ。まだなんもいってねーだろうが。電話で話す気ないので。また来ます。勝手に来んなよ。あーーーーわかりました突然押しかけてすみませんでした研究がんばってくださいバイバイと言って電話を切った。その後も電話がかかってきていたようだが学アリを読んでいたので気づかなかった。文字でのやりとりに移行する。話があるなら電話で少し聞くから。少しってなんやねん。電話で話す気ないのでと口頭で伝えたことをもう一度打ち込んで送る。別に会わないって言ってるわけじゃないじゃん、なんの話かモヤモヤするの嫌だ。人のことを2カ月以上モヤモヤさせたやつの台詞とは思えねえな。伝わらないことを承知で伝えた。あなたが辛そうだから支えてあげようと思って来ただけです。会えなかったら家事だけして帰ろうと思ってました。こうやって文字で言っても電話で言っても伝わらないから会って話がしたかった。彼は、しばらく不在にするから鍵かけた。ありがとう。心配かけてごめん。この間俺がラインしたのが悪かった。と言った。
戻る気ないとか、勝手に来んなよとか、完全に元カノに対する発言だな。今カノに対してこういうことは普通言わねえな。勝手に来んなよが一番きつい。こないだまで半同棲してたのにな。イートインでめっちゃ泣いた。こないだの俺からフったのに発言もあるし本当に彼の中では終わったことになっているのではないだろうか。もうどうして泣いているのかよくわからない。学アリは泣かすのがうまい。やきそば弁当たらこバター味がカバンの中で揺れてガサガサ言う。こんだけお金と時間かけて私なにやってんだろ。家事をしてたら彼が帰って来て、当たり前のようにおかえりって言う私に驚いて、つらいなら私が支えてあげる、と言ったら彼は泣きながら私を抱きしめる。ハッピーエンド。とか書いて増田で祝われようなんて甘すぎた。世の中そう上手くはできていなかった。私は主人公ではないのだと思い知らされる。
乗り換え駅のホームで彼にラインを送る。ひとつだけはっきりさせておきたいんだけど、私のこともう好きじゃない?好きだけど今は一緒にいられないだけ?送信したのは20時半。7時間経った今も既読はつかない。そろそろ限界かもしれない。