はてなキーワード: ウマ娘 プリティーダービーとは
ウマ娘プリティーダービーとは。
実在した競走馬をモデルとして擬人化した少女、ウマ娘を育成する育成レースゲームである。
魅力的なキャラクターが多数登場し、100人を超えるウマ娘たちの中には一癖も二癖もあるキャラクターたちがたくさん存在する。
※地雷…オタク界隈で、「苦手だったり嫌いだったりで、避けて通りたいし出来れば視界に入れたくないもの」を指す。
先に説明しておくと、当ゲームはウマ娘のデビューしてからの大事な3年間をプレイヤーがトレーナーとして育成する、というのが基本的なシナリオとなっている。
その中で、日本ダービーや有馬記念をはじめとした実在のレースに出走したり、夏合宿でトレーニングをしたり、時にはウマ娘とお出かけしたり、オフの日をあげて休ませたり。
季節イベントとして、クリスマスを一緒に過ごしたりバレンタインにチョコを受け取ったりするものもある。
私が嫌いなのは、こうした描写から「このウマ娘は俺(トレーナー)に気がある」と思い込んでいる二次創作がなんとも多いことだ。
ウマ娘が、あるいは選手が、学生が自身の夢を叶えるために頑張るのを、共に目標を立てて大事な最初の3年間後押しする存在である。
先生にだってお世話になっていて校則で許可されていたらチョコも渡してもおかしくないだろう。
……それで自分のことを好きと思い込むのはいささか早計ではなかろうか。
「いや、○○ちゃんはこんなふうにも言ってたし」そんなことは聞いていない。そんなふうに世の中のウマ娘だの女性だのがトレーナー、先生とやらに好意を持っていると勘違いする人が教師になるから生徒を襲うんだよ。
二次創作には「トレーナーのことが好きすぎる○○」「トレーナーと結婚して人妻となった○○」「俺と○○の娘が〜〜」とかこういうものが多すぎる。
ウマ娘の二次創作のガイドラインとして、実馬の名誉を傷つける創作やエログロは禁止されている。
……数々の苦境を乗り越えてきて栄光を掴んだ優駿がそんな一般トレーナーサマと結婚とは、名誉を傷つけているとも取れないだろうか。
実馬には種付け等の問題があるゆえ、確かに様々な相手と交配を行う。しかし、「こいつ俺のこと好きに違いない」マインドですぐに「結婚」「人妻」「うまぴょい」だの言うのは脳みそチンポである。
※うまぴょい……ウマ娘を代表する楽器「うまぴょい伝説」より。うまぴょいにこれといった意味はないが、脳みそチンポトレーナーは「セックス」の意味だと思い込んでいる。
で。
私は上述したように、トレーナーとウマ娘の恋愛描写は脳みそチンポだと感じる。地雷である。
しかしながら、二次創作のマジョリティはこのトレウマないしウマトレと呼ばれるカップリングである。
男性ファンが多いジャンルなのはわかるが、流石になんというか画面の中に愛を求めすぎていて気色が悪い。
かくいう私も男なのだが、センシティブなエログロが禁止された世界にも結婚だの抱いてくれないだのそういう概念を持ち出すのは流石に顔面チンポとしか言いようがないだろう。
そのため、ウマトレの二次創作を行う人はとりあえず片っ端からブロックしている。
視界に入れたくないので。
なんなら、トレーナーとのカップリングにすぐに結びつけられるウマ娘に対しては警戒している。このキャラクターの二次創作ならやりかねん、と。
そうしたら。
2023年のバレンタインイベントで何人かのウマ娘が「やりやがった」のだ。
トレーナーへの恋愛要素と取れるようなメッセージをチョコに添えるだのなんだの。
Cygames公式の脳みそもおチンポになられてしまったのでございましょうか。
ウマ娘、ひいては優駿達は自称トレーナー(男性、チー牛、瞬足、ベリベリ財布、英字シャツ)に自ら媚を売り、股を開くキャラに成り下がっても良いのだろうか。
私はそのようなことはあってはならないと感じる。名馬の尊厳や栄誉を盾にするようだが、尊厳を傷つける創作に近しいものを、「地雷」と公言することは許していただきたい。
https://anond.hatelabo.jp/20220504162730 の続き
3月は予定が立て込んでいるので早めに
『君の瞳に恋してる!』そんなドラマがかつてあったが、いまだに、いや、やまだかつてないほど瞳に恋してる。御簾越しの君こと上田瞳さんに。
思えば去年の夏に電撃的、ブリッツクリークか!ってほどに恋をした。ごめん早速電撃的にウソをつきポーランドとフランスの虚をついた。
加齢とともに、いわゆる「アニメ声」の高音が苦手になっていた。性別問わず、低い声が良い。
ウマ娘アニメシーズン1は観てたし、ゲームの配信に歓喜のバイブレーション、勝利してドロップキックをかますゴルシの、あの独特なイントネーションぶりに惹かれてはいた。
ウマ娘の声優さんが出演しているコンテンツ、テレビや配信番組は無料の範囲で観まくった。
自分は身長178cmなのだが、自分より低い身長の人に対してなんか上から見るのは失礼なのではと、猫背になりがちだった。
音声越しに一生懸命さが伝わり、とても好感が持てた。
高柳知葉さんとのラジオも始まった。仲の良さからくるグルーヴがやばい。
川崎競馬のゲストに出る前田佳織里さんと上田瞳さんの配信がとても面白かったし、ビールを飲み顔を赤らめマッチョ買いをする上田瞳さんに好感を持った。
徐々にJOJOに(主に第2部が好き)上田の瞳ごころをウォームアップしつつ、ついに時は来た!(橋本)(蝶野うっかり失笑)
後世の歴史家がこぞって歴史の転換点と語り継ぐ、『ウマ娘 プリティーダービー 2nd EVENT「Sound Fanfare! 』Blu-rayの発売である。
ヤバかった。何がって、上田瞳さんが。公式のYouTubeで数分しか公開されていなかった映像でも確認されていた上田瞳さんの姿が。
なにせ高身長だから舞台に映える。映えながら、MCではオーディエンスの事を気遣う。
パフォーマンスは最高峰。アイドルの振り付けをあの高身長でこなす迫力。
後にしごはじのラジオで語ってたが、考え過ぎて常に右上を見つめてしまっているのも、絵的にはとても自身に満ちてキレイに映る。
落ちた。この時、オレが。
その後は現在過去未来、森羅万象全て上田瞳さんの仕事を堪能しなければ気がすまない。
すべて素晴らしすぎる。今後の上田瞳さんの仕事、きっとうまくいく。ホワット、ミー、ウォーリー?なんて不安に思うロマン神経症を患う使いすてハートは本当の君には必要ない。悩む前に体で反応、勇気あるものが持ちうる本能。
推し事・推し活とか、話には聞いてた。今まで体験してこなかった。が、とてもいいものだ。なにせ人生で一番、とんでもなく若返ってる。
しかしこんな状態初めてなのでわからなかったが、どうも「ガチ恋」というステータスのようだ…
でも、ご迷惑のかからないよう、上田瞳さんのお仕事を体験したり、イベントに参加したり、ツイートされるお姿に見惚れる分には許してもらえるんじゃないかな、と勝手に自分を納得させつつ…
遠く続くこの長い道で 君と僕がすれ違った 幻か 僕は立ち止まってポエムを吐き出しつつ…恋はいつも幻のように、幻のままゆるやかに続いて…美味しいもの食べて、ハンバーグ屋さんでお味噌汁おかわりして、ずっといつまでも長生きしてください 夢の宇宙旅行 きっと出来る日が来る…
なにこれ
とりあえずみなさん、上田瞳さんが月・火・水はnews23でナレーション、土はBSテレ東「一柳良雄が問う 日本の未来」、テレ朝で中居正広のキャスターな会でナレーションされてるのでゴルシしか知らない人、見て下さい!(Vガンダムのシャクティ)
ここだけは褒めて良い。タイトルを読めばいいだろ!で済ませずちゃんと挨拶が出来ている
いきなり「私は許すかも知れないが、馬主が許すかな?」の太宰メソッドかよ
だが待って欲しい。フクキタルをナマケモノと呼んだり、ライスシャワーアンチがいきなり登場したのはこの作品ではなかっただろうか?あれで不快になった人もいるのでは?
具体的と言いたいならFF14のハラスメントガイドラインレベルを用意してこい。
考え方を害するの定義が曖昧すぎる。もしも間違った信念を信じ切っている人が偶然真実を突きつけられて発狂したとして、それは彼を害していないのだろうか?これではなんでもありだ。
ゴルシが飛び蹴りを繰り返し、全ウマ娘に入浴シーンがある、そんな作品を作っておいてこれを言えるのは凄いな。
特定の信条に何を入れるのかが難しすぎる。「歴代最強競走馬は○○なんだ!」の信条を持つ人からすればその馬が最強であると証明するのが難しいゲームは貶められていると感じるのでは?
「反社会的な」とは?具体的じゃないがすごい
具体的だな。実に具体的だね。
「俺は許すが、馬名の管理会社が許すかな?」
当てはまるものの具体性を示して欲しいんだよな。権利者さまなんだから「こっちが権利侵害だと感じたら法的措置を検討します」でいいのに「上記」といちいちつけて具体性のない具体的な話を始めることが自らの手で自らを貶めているようなものだよ。
これって「俺がファン活動じゃないと判断したらファン活動とは認めない」ってことなんだよな。正しい。だが、その正しさを受け入れられるような精神的に成熟した人間を相手にする商売とはいい難いだろソシャゲは。
かえって混乱を招いている。こんなレスバがしたいだけの連中のガイドライン棒にしかならんものを作っても界隈が荒れるだけ。「俺が批判したいのはコイツなのに、何故かそうじゃないファンが尻込みしたら困る!」と思うなら、もう個別に注意して晒し上げていくしかねーんだって。それが界隈に冷や水を浴びせることになるのを恐れて半端なことをしても結局余計自体は悪化する。「俺の権利を侵害するな」と「権利侵害とはコイツらのことだ」の組み合わせが結局最もスキがないのよ。
褒められる箇所が2箇所になったぜ。ようやく具体的な話が出来たじゃねえか。こういうのは俺はちゃんと褒めるぞ。
「○○はそんなんじゃないよ~~~」を散々やっておいてこういう事言うのやめろよ。ウマ娘公式が定義した「競走馬○○ってこういう馬ですよね!」がカイロスはうさみちゃんじゃないよ~~~現象を引き起こしている可能性について意図的に無自覚になることで問題を埋めるスタイルやめろ。
https://umamusume.jp/derivativework_guidelines/
ごはん美味しいね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
公式様ありがとうございますこれで同人ゴロと渋の猥褻絵描きがくたばりますありがとうありがとう晩御飯食べちゃったんで間食しますありがとうございますありがとうございます。
えっちなものが大好きな万年思春期のシコ猿の皆さんの屁理屈が見れて退屈しません!揚げ足取ってるつもりだけど勃起ちんぽフリフリしてるだけですよそれ!!
お洒落の為に着る水着と明らかに性消費目的の水着の違いが分からないって今まで異性と手繋いだこともないピュアボーイなんですか?出生地夢の島熱帯植物館???
そもそも公式が提供するものと素人が出すもんは全くの別もんでしょうよ。それを同一視するとかおこがましいにもほどがあるわ。身の程をわきまえてほしい。
「だって公式で~」とかどの口が言ってるんですかね。チンポがもの語ってんのか?お笑いですよ。
オタク君は馬鹿なんだからハッキリと禁止ですって言ってやらないと「公式が書いてないから!」って曲解して描きたい放題するんだし明確にしてもらわなくちゃね。というかそれ以前に今までの「言わんとくけど察しろよな」で自生しなかったオタク君サイドの自業自得だよ。調子に乗った結果がコミケ当落前の虐殺ですよ楽しいですね。
公式はあんなエロい滑降してるのにエロがダメなわけねぇだろ!みたいなものすごい理屈こねこねしてぶん投げる人もいるよね。
ダスカやエイシンフラッシュがアプリから抹消されるとか本当ですか?とかネタとしても五流だから今すぐドタマ切り飛ばして脳チップ埋め込んでほしい。おっぱいがデカけりゃエロいとかおフェミさん笑えないよ?
この調子で私の好きな小さい子向け作品のエロも全面禁止にならないかなぁ著しくイメージ下げてるし単純に悪影響だと思うんですよね。
キャラの一部が少し大きかったからって餌に食いつくダボハゼの如く描きやがってよぉまともに語れないのが辛いんですよ。
そういう輩は「二次創作をさせて頂いている立場」「作品、キャラに対する愛やリスペクト」がないのが鼻に付くというか、私の好きなものがドチンポヤローの承認欲求の為の道具に利用されてるのが凄く嫌なんですよ。
結局中身なんて何でもよくシコシコ出来ればなんでもいいんでしょ?みたいな。どういう心情で描いてるんでしょうね。
で、曲解された到底理解できない公式設定(笑)がいつの間にかその界隈で"前提"として定着して、作品自体知らない奴等がそれを見てそういう扱いなのかと勘違いして広まる地獄。ほんとブチ転がすぞ。
最近オンリーイベかなんかでふたなりエロ描いた人が自身の本をけなされぶん投げられて「もうリアルイベ」出ない宣言したんですってね。一生お天道様の下歩かないでほしいですね。
なに加害者が被害者面してんだよって話ですよ。大体作品のイメージとそぐわない二次創作、それもエロなんて描いてたら刺されても言い訳出来ないですよ。どの立場で被害者ぶってるんですかね、火付けられなかっただけマシだと考えてほしいですね。一度自分がチンポしごいた手で描いたものがなんなのか確かめた方がいいんじゃないですか?それでも作品のファン名乗ってるんなら少し考え直した方がいいですよ。
自由っていうのはね、否定意見をなくすための言い訳じゃないんですよ。
雨の中傘を差さずに踊ったらある程度は濡れるに決まってるじゃないですか。
面倒なこと言われるのやだから前もって書いておくと、ゲーム自体はなんも悪くない。
→
appstoreでは売り上げぶっちぎりのトップだし、競馬業界に良くも悪くも大きな影響を与えているみたいだし。
実際に存在した競走馬を元に細かくキャラクターデザインされているようだ。小柄とか顔がでかいとか。全部聞いた話だけど。
正直毛程も興味が無いし、もう何言われても絶対やらないけど。
周りがみーーんなウマ娘やってて、ガチでハマっているのは数人だろうけど、話を聞くたび本当にうんざりするようになってしまった。
雑談してても全部ウマ娘の話に持ってかれて私はわからないから置いてけぼり。
最初は楽しんで聞いてたけど、ずっとそれが続くとイライラが勝るようになってしまった。
別に最初からウマ娘の話聞いてて私が混ざったならいいよ、それでキレるのは勝手すぎるわ。
でも元々私がその友達と喋ってたし、今全然ウマ娘関係ない話してたんですけど?
後から来てウマ娘ウマ娘ウマ娘ってなんやのホントに。うまぴょいがなんだよ勝手にぴょいぴょいしてろ。
もう嫌過ぎてTwitterのミュートワードにウマ娘の関連ワードを全部ぶち込むくらいにはウマ娘が嫌いになっている。
ゲームは全く悪く無いのにね。
折角勧めて貰ったゲームを飽きたと言うのは心苦しいのだ。
やったらハマるかもよ?なんでお前がそんなこと言えんの?
別に人に勧められるのは嫌じゃ無いさ、悪意があるわけじゃ無いし。実際「これ面白いから思いを共有したい」という気持ちはよくわかる。
ただもうウマ娘が嫌いだ、私は。
ウマ娘も散々やろうやろうと誘われたがウマ娘が嫌いな私がやる事は絶対にない。絶対にだ。
私がウマ娘より面白い話が出来ないから悪いんだろう。やってないから悪いんだろう。
百も承知だよ。
好きな神絵師がいる。
俺の好きな作品のファンアートを高い頻度で描いている、いわゆる神絵師だ。
鑑賞する度に心が癒やされ、妄想が捗り、仕事の疲れも吹き飛んでしまう。
俺にとってその人の絵を鑑賞することは欠かせない日課となっていた。
だが最近になって、別作品のファンアートばかり描くようになってしまった。
そう、話題沸騰中の「ウマ娘 プリティーダービー」だ。
ウマ娘も俺は嫌いではないから、むしろ神絵師が描いてくれるなら願ったり叶ったりのはず。
しかし俺は複雑な心境だ。俺の好きな神絵師がウマ娘に奪われてしまったような感覚に陥ってしまった。
また以前のように俺の好きな作品の絵を描いて欲しい、ただ俺は神絵師にまた舞い戻ってきて欲しい、と。
もちろんこれはただのエゴであるという自覚はある。神絵師も「神」の前に「人間」だ。今描きたいのはこれ!という気持ちもあって当然。
お金出して依頼しているわけでもない、完全に趣味で描いているのだから、本人が何を描こうと本人の自由。それは最大限尊重されなければいけない事も十分承知している。
原作が何なのかも知らなかったが1話冒頭の手描きライブシーンに釣られて最後まで見てしまった
男アイドル物なのに女アイドルがいるのかと思ったが男の娘だったし、男の娘だけど声優は女なのかと思ったら男だった
村瀬歩は声の幅が広すぎる
調べたところ原作はソシャゲだが初代の音ゲーは去年サービス終了しており、2代目のポチポチゲーは去年の10月を最後に新規イベント・ガチャが来ておらずそれ以降は復刻ガチャのみで延命されているという、すでに死んでいると言ってしまってもいいようなコンテンツだった
全体的なストーリーは新人アイドルが3か月でCDを3000枚売るなど非現実的ではあれど、手描きライブに釣られただけの自分が最後まで見れる程度の面白さはあった
原作主人公の女キャラはあまり絡んでこなかったが原作では一体何をしていたのだろうか
キャラクターに関しては人数が多いので掘り下げきれていないというのもあるが、正直なところ死ぬのもやむなしという感じだった
心ちゃんの出番がやけに多かったのが気になる
心ちゃんはアイドルに対してとてもストイックで真面目に取り組んでいたが、アイドルは全員そうあるべきなので、心ちゃん以外のキャラにもそういう描写を入れた方が良かったと思う
肝心の手描きライブは主人公グループ、心ちゃん率いる男の娘グループ、主人公が憧れている先輩グループ、そして最終回の全員参加ライブ(1話のライブのフルバージョン)のみだった
PAから知らない会社に制作が変更になるということで雰囲気の変化や作画の劣化が不安だったが、監督・キャラデザ・脚本などは続投で作画もPAの人が参加しており劣化は一切なく完全に杞憂だった
競馬についてはディープインパクトが強くてオグリキャップがすごい、あと武豊という人がいるぐらいの知識しかないが、1期同様王道スポ根として十分楽しめた
1期がスペちゃんとスズカメインだったのに対して2期はテイオーとマックイーンを中心にライスシャワーやツインターボにもしっかりスポットが当たり群像劇感が強くなったが、散らかった印象にはならず綺麗にまとまっていてとても良かった
2期とソシャゲでウマ娘を好きになった人にもぜひ1期を見てもらいたい
端的に言うと腐女子向けアニメなのだが、そういう要素抜きで今期一番面白かった
Freeの人工呼吸未遂やユーリの指輪のような直接的なBLシーンはなく、愛抱夢もギャグとして見れる
レキとランガはブロマンスの原義である「四六時中一緒にスケートボードをしているような関係」(出典:Wikipedia)そのままで、ジョーとチェリーが一番BL感があったが、今挙げたような腐女子をターゲットにしているであろう非BLアニメの中では一番BLから遠かったと思う
ちなみに自分のBL耐性はユーリを指輪のシーンで耐えられず切ったりだかいちがギャグとしても駄目だった程度
スケボーシーンはもちろん日常シーンも同じように力が入っていてボンズの作画力と内海紘子のこだわりを感じた
総集編があったが作画には万策感が表れておらず、総集編の内容も作中の設定と状況を活用しており、ミヤの出番を補っていて良かったと思う
でも万策しないのが一番良いし、ミヤの出番が少ないことに変わりはない
Freeの内海紘子とプリプリの大河内一楼と聞いてラストが不安だったが、特に大きな問題はなく綺麗にまとまっていた
毎回安定した面白さだった
最後にクロの過去話が来て綺麗な構成だったので原作からエピソードを入れ替えているのかと思ったら原作打ち切り(ポップコーンまで)→作者が1話をTwitterに載せてバズる→アニメ化&原作のみでは尺が足りないのでアニメ用に作者が追加エピソード描き下ろし&それをウェブ連載という異色の経歴を持つ作品だった
そのためアニメでカットされたエピソードは1本のみ、一部エピソード入れ替えがあったようだがかなり理想的なアニメ化だったと思う
ネタさえ思い付けばいくらでも続けられるタイプの作品でメインキャラの掘り下げもまだまだできそうだったので打ち切りなのは驚いたが、まともなアニメ化がされてそのおかげである程度正式な完結もでき、この世の打ち切り漫画の中でもかなり恵まれた作品になったのではないだろうか
こっちでも村瀬歩が女みたいな声を出していたが、アイチュウの心ちゃんとは違うタイプの声で、声優には詳しくないがすごいと思った
制作変更で作画は全体的に良くなったと思うがキャラデザはたいして良くならなかった
ニ乃はがらっと印象が変わり1期より好きになった
一花はこのあとフォローが入るのだろう
最初からゴールが提示されている作品なのでこの調子で最後までアニメ化してほしい
ポスト鬼滅と話題だが、男児に限って言えば鬼滅は幼稚園児~小学校中学年、呪術は小学校高学年~と住み分けできていると思う
オレンジの3DCGは相変わらず素晴らしく、しっかり芝居させているのが良い
ただギャグシーンもデフォルメができないので相変わらず苦手そう
YOASOBIは雰囲気が合っていて良かった
本編?前作?を知らないので回を重ねるごとに分からなくなっていったが、それでもまあまあ面白かった
沙都子はそんなに勉強したくないのか
ガラケーに時代を感じた、そこは改変しても問題なかったのではないだろうか
原作は結構長いようだがアニメは1クールということでおそらくカット祭りだったのだろうが違和感はなかった
シリーズ構成から原作者が失踪したあたり、内部で余程のことがあったのだろう
1期は未視聴だが2期放送前に1期範囲の原作が無料公開されていたのでそれを読んで2期に挑んだ
呪術などのように派手なアクションはないが堅実な作画でストーリーも面白かった
東映が深夜アニメを作るのは珍しいのではないかと思い調べたら正解するカドも東映だった
3期もあるとのことで期待
野島伸司のことは世代ではないのでよく知らないが、どういう作風なのかは理解できた
同じく実写畑の人が脚本を担当したグレプリと比較すると、グレプリはいつも通りに作った脚本にアニメ的要素を追加したのに対して、ワンエグはアニメ的要素を軸に脚本を作っていったという印象(実際どう作ったのかは知らない)
基本的に百合風味だが終盤のアカと裏アカについてはBLを感じた
SK∞同様万策尽きたわりには目立った作画崩壊はなし、ただしスケジュールはかなりギリギリだった模様
背動ありのアクションが見れて良かった
公式サイトの野島伸司のコメントに“いつからかドラマにも「コンプライアンス」が侵食して”とあったが、コンプライアンス的にドラマではできなくてアニメではできることというのはリカちゃんのおもらしぐらいしか心当たりがない
ただドラマでは役者が顔を出して演技する必要があるので確かにパパ活やレイプ・堕胎は役者探しも含めて扱いにくそう
パプリカのオマージュがあるらしいのでパプリカも近いうちに見ようと思う
6月の特別編が本来の最終回と思われるのでまたそのときに感想を書こうと思うが、その頃には本編の内容を忘れていそうである
1月に見に行った
作画は良かった
煉獄さんと猗窩座が戦っているところを遠くから炭治郎が見ている場面や、森に逃げていく猗窩座に向かって炭治郎が叫ぶ場面が、本当は真面目な場面なのだと思うが絵コンテのせいでギャグっぽく感じた
もともとシリアスとギャグの境界が曖昧な作品なのでもしかしたらそれらの場面も原作からそういう雰囲気だったのかもしれないが、どちらもシリアス真っ最中の場面なのでギャグっぽさを感じないようにしてほしかった
正直どのギャグシーンよりも魘夢が裸で無限列車と一体化しているのが一番面白かった
上映スケジュールの都合でIMAXで見たが普段そんなに映画館に行かないこともありIMAXのすごさはよく分からなかった
映画と言えばシンエヴァも公開されたが、恥ずかしながらTVシリーズしか視聴していないので今のところ行く予定はない
Kの頃から盗用の話は聞いていた
プレイタの傷にも盗用があると話題だがこちらは東京BABYLONのように原作がある作品ではないからか今のところ無視している模様
もう来年以降の企画も動いていると思うが今後はどうなるのだろうか
画面の独自性は面白いのでちゃんと更生してまたアニメを作ってほしい
のんのんびよりとゆるキャンは1期(のんのんは2期も)を見ていたので見るつもりでいたが1話を見ていまいち面白さを感じられず切ってしまった
前回少し触れたWAVEはSK∞とぶつかったこともあってかやはり放送しても話題にならなかったが、3月に始まったソシャゲが長期メンテしていたり作中で主要キャラが死んだらしかったりと死屍累々
朝の子供向け枠でひっそり放送と思いきやこんなことになって担当者は大変そう
情報のない制作だがアクションが描ける監督に問題無さそうな副監督とシリーズ構成とキャスト陣、そしてかっこいい音楽がついているので期待
はたらく魔王さまの2期は楽しみだがキャラデザが変わったので他の部分も不安
そしてアノス様2期が本当に嬉しい
今回は順調にアニメが消化できており、今もましろのおとを見ながらこれを書いている
これに著作権者の言うことだから聞くべきだと言っているブコメがあって驚いた。
著作権というのは憲法上の権利ではなくて、国が著作権法という法律で認めた権利だ。歴史的にも、憲法で表現の自由が規定されるようになった18~19世紀前半には著作権保護はろくすっぽされていなかった。そして、著作権を国家が保護するということは、ある著作物を利用して二次創作をつくる人を国家が抑圧する、という側面をどうしても持たざるを得ない。それが表現の自由に照らして問題ないと思うのはちょっと信じられない。それに著作者が二次創作はダメだと言ったらそれでおとなしく諦める、という淡泊な姿勢も納得がいかない。私は、(性的な表現を含めて)二次創作者は、どうしても二次創作を書きたいから書くんだと思っていた。こんな淡泊な姿勢をとる人が多いということは、実は単なる商売のネタに過ぎないのかな。訴訟になると面倒だから、ということならまだ分かるが。
私は著作権や著作者人格権が必要ないとはまったく思わない。でも、パロディ事件しかり、ときめきメモリアル(メモリカード)事件しかり、日本の著作権法や判例法理は国際的に見ても原著作者保護が極めて強いわけで、それは表現の自由に照らして非常に問題があると思っている。著作権には表現の自由が及ばない、みたいなことを言っている人がいるのは驚きではある。原著作者が権利主張を始めたらいわゆる二次創作物を壊滅させることができる(コミケは単に目こぼしされているだけ)、それを国が著作権法によって認めている、それが問題だと思わないのか。そういう問題意識を持たない人には二度と表現の自由などと口にしてもらいたくない、とすら思う。
~おまけ~
『ウマ娘 プリティーダービー』の「お願い」は、
キャラクターならびにモチーフとなる競走馬のイメージを著しく損なう表現は行わないようご配慮いただけますと幸いです。
本作品には実在する競走馬をモチーフとしたキャラクターが登場しており、許諾をいただいて馬名をお借りしている馬主のみなさまを含め、たくさんの方の協力により実現している作品です。
モチーフとなる競走馬のファンの皆さまや、馬主さまおよび関係者の方々が不快に思われる表現、ならびに競走馬またはキャラクターのイメージを著しく損なう表現は行わないようご配慮くださいますようお願いいたします。
というものだった。
https://umamusume.jp/news/detail.php?id=news-0106
これは、そもそも著作権や著作者人格権から来る要求とは考えられない。競走馬は著作物ではないから、著作権や著作者人格権の客体ではあり得ない。馬主が不快に思われる表現をやめよと要求する権利があるとすれば、おそらくは馬主の名誉権などの人格的利益の保護となるだろうか。競走馬ないしキャラクターのイメージを著しく損なう表現をやめよ、と要求する権利があるとすれば、知的財産権というよりは、商品化権ないしパブリシティ権(キャラクターのイメージの毀損については著作者人格権の問題になり得るが)といったビジネス上の権利の問題になるだろう。これを概括して「著作権」による要求と解するのは粗雑に過ぎる。
キャラクターのイメージの毀損については、一般的に性的な表現がすべてそれにあたると簡単に言うことはできないのではないか。たとえばどぎまぎイマジネーション事件※(ときめきメモリアルのもう一つのアレ)の東京地裁は、詩織ちゃんが「優等生的で、清純な、さわやかな印象を与える性格付けが、本件ゲームソフト及び関連商品の売上げ及び人気の向上に大きく寄与している」という一方で、被告が「清純な女子高校生と性格付けられていた登場人物の藤崎詩織と分かる女子高校生が男子生徒との性行為を繰り返し行うという、露骨な性描写を内容とする、成人向けのアニメーションビデオに改変、制作した」ということを問題にしているのであって、一般に性的な表現は許されない、と言っているわけではない。ある改変行為(性的な表現に限った話ではない!)によってイメージの毀損がなされているかどうかは、そのキャラクターがどんなキャラクターなのかということを考察してみないと始まらない。
「モチーフとなる競走馬のファンの皆さまや、馬主さまおよび関係者の方々が不快に思われる表現、ならびに競走馬またはキャラクターのイメージを著しく損なう表現」として、性的な表現一般がそれにあたるのではないかと考えた人がそれなりにいたことは確かに興味深い。
(もっとも、これに関するツイートを見ると、性的な表現に限らず何が「不快に思われる表現」なのかはよく考えてみないといけないはずだというものもあって、結構冷静に考えている人がいるのが分かる。
例:https://togetter.com/li/1239211 ; https://togetter.com/li/1673486)
ただ、私自身は、これは「「何にエロを感じるのは人それぞれだし、どこからエロくてどこからエロくないか線引きなど出来ない」と噛み付いていた人々が「ウマ娘のエロ絵は禁止」の一声で「何がエロだと受け取られ、馬主を不愉快にするか」をきちんと自分達で考え始めたの笑う」(https://twitter.com/rtoiuyuiotyuijj/status/1371455240143212545)というのとは正反対の事態ではないかと思う。先ほども言った通り、何がキャラクターのイメージを毀損するかというのは、そのキャラクターがどんなキャラクターで、どんな描写をしたらイメージを毀損するのかを具体的に考えなければ分からないはずである(そして、そうするべきだ、という人も確かにいた)。むしろ、性的な表現一般を諦めるという態度をとった人が少なからずいたということは、「何がエロだと受け取られ、馬主を不愉快にするか」を考えられないから、一般的に性的な表現はやめました、ということになったのではないだろうか? まあ、自分の描くものはあまたある性的な表現の中でも確実に人を不愉快にさせる類のものだからやめました、ということなのかもしれないが。
※どぎまぎイマジネーション事件では、東京地裁は詩織ちゃんのイメージの毀損によってどのくらいの損害が発生したのかという問題をあまり扱っていない。イメージの毀損という無形損害の賠償はどうしても裁判官の裁量、つまりブラックボックスになりがちだとはいえ、ゲームソフトの売り上げの損失(をコナミが証明することは困難だろうが)や、詩織ちゃんを使った事業にどのくらいの問題が生じたのかというような部分で争う余地があったのではないだろうか。それこそ表現の自由の観点に照らせば、「被告の行為によって受けた原告の信用毀損は少なくないと解される」という短い言葉で検討を終わらせて良いとは思えない。判決文の短さから察するに、被告の法定代理人が無能だっただけかもしれないが。
~追記~
(ブックマークより)
法解釈論と立法(法政策)論は別物だからな。増田の言うことは「日本もフェアユースを認めるべき」と前から議論されている。一方現行法上サイゲの「お願い」は正当性がありそれは尊重されるべき。
そんなに厳然と区別できるものではないと思う。ある法解釈の結果、いかなる帰結が発生するかという帰結主義的な考慮を法解釈に持ち込むことは裁判所も普通にやっているだろう※。著作者人格権については、著作権法20条は、著作物の改変について、客観的な名誉侵害等からの保護というよりも、主観的な思い入れを強力に保護しているようにも読める規定になっているわけだけれども、著作権を現実に行使するのが、著作権を管理している出版社やレコード会社といった大資本であることに鑑みれば、その解釈は非常に大企業に有利な体制を作ることになる。立法によってテクストを変更する前に、解釈の可能性が開かれているとき、まず解釈で争うことを諦めるべきではないと思う。
※もちろん、あまり政策的な考慮を重視するべきではないという立場はあり得る。特に刑法の場合、罪刑法定主義との関係上、処罰をする方向へと政策的な考慮を強力に効かせることには問題がある(古典的な例では、電気は財物にあたるかという問題が良く採り上げられる)。ただ、政策的な考慮を一切しないというのは、それはそれで異様な考え方ではないか。
なお、一見してみて、Cygamesの「お願い」が一理もないとは思わない。仮におうまさんのことは度外視しても、ファンコミュニティの維持は大事なことだろうし。単に、著作権には表現の自由は譲るという単純素朴な理解をしている人がいることが意外だっただけである。
メタボ教授「競走馬(種牡馬)は法律上『金融商品』なので単純に損害賠償請求される恐れがある」https://youtu.be/o3glYqYwsHs
金融商品とは何のことだろうか。カッコつきで書いてあるということは、金商法上の金融商品(有価証券、預金債権等、通貨)ではないということかな? キャラクターないし商品イメージ、ブランドイメージの毀損について不法行為による損害賠償請求がされうるというのはその通り。パブリシティ権との関係では馬名の使用について許諾はいらないということになるとしても、後からゲーム中の描写がイメージの毀損になっているとケチをつけられると訴訟を抱えて面倒になるから、馬名の使用を拒否する場合はその馬名を使わない、というゲーム会社の経営判断は理解できる。ただ、この金融商品という言葉遣いは唐突に感じる。
憲法上の権利である財産権と幸福追求権を著作権と著作者人格権という形で具体化しているので著作者の権利は基本的人権の範疇では。おまけは113条11項的なアプローチと思うので著作者人格権の問題なんじゃないかと。
確かに、あらゆる法律上の権利は煎じ詰めれば何らかの憲法上の権利に行き着く可能性が高い。ただ、憲法上の権利である表現の自由と、憲法上明示されていない著作権とをフラットに扱って、何も重み付けをせずに天秤に乗せるべきものなのだろうか? あと、おまけでは「お願い」が著作者人格権の問題ではない、ということではなくて、法的な権利の性質・主体・客体がバラバラな諸要求が一枚のお皿に盛られているので、著作権とひとくくりにするのはまずいということを言っている。
著作権と表現の自由の問題は多分学問的にもまだそれほど論じられてないので表現の自由戦士の中でもガッツリ法学系の人じゃないと考えるのも難しかろうとは。現状の著作権システムを是認するのが不当とは言い切れんが
これは、知らなくてもしょうがないかなという気はする。ただ、こういう論点も考えられるようにしておかないで何が表現の自由かとも思う。実際には、超有名論点にすら関心は持たれていない(性的な表現を制限する刑法175条がまるで問題にされていないようだし)のでそんなのは無理、ということになるかもしれないが。
そもそも「表現の自由戦士」はただのレッテルであって、何でもかんでも表現の自由をゴリ押す人たちのことじゃありません。法律に守られた権利を「お気持ち」でゴリ押そうとする人たちに抵抗しているだけです。
私は「表現の自由戦士」というレッテルは使っていないと思うのだが・・・。「法律に守られた権利」というけれども、ある表現に対する「お気持ち」表明(これもまた表現だ)を差し止める権利が表現の自由に含まれているとは解されない(名誉毀損のような場合は別だが)。それとも、「お気持ち」に基づいて出版物の差止め訴訟を濫発した、みたいな事件があるのかな? せいぜいツイッターでボロクソに言われた程度の話しかないような気がするけれども、それが元増田の言葉を借りれば「自由の制限」とはまことに大仰な話だ。
※以下はこの方に対する直接のリプライではないが、関連する内容ではある。
性的な表現(正確には、わいせつobscenityにあたるもの)というのは、日本やアメリカの判例法理上、保護されない言論と位置づけられている。なぜかというと、表現の自由について司法審査の基準を厳しく設定する理由として、民主的過程の維持や人格の発展といった目的が持ち出されるわけだけれども、ということは、逆にいえばそういった価値との関わり合いが薄い表現は、別に手厚く保護しなくて良いということになる。となると、性的な表現は「法律に守られた権利」とすら言えないのではないか。私は、それで良いとはまったく考えないけれども、それならそれで現在の判例法理を覆す理由付けを考える必要がある。悲しいかな、私は専門家でもないトーシローだし、中々良い案が浮かばない。表現の自由について考えている人は、是非この問題について詳しく調べてみて、知恵を貸して欲しい。なお、定義的衡量(何が「わいせつ」にあたるかという論点で戦う)をいくら頑張っても、いわゆるハード・コア・ポルノにとっては役に立たないということは申し添えておく。
二次創作者やその支持者の大半は「表現の自由」を信奉してるわけでは無いと思ってる。その観点から「表現の自由」という言葉を軽々に使うなというのは分かる / エロ即ち不快表現との理解はびっくりするよね
そう、私も性的な表現がただちに不快な表現にあたると解した人が少なからずいたことが驚きだった。こういう短絡を起こしたということは、将来、あらゆる出版社やゲーム会社がこの手の「お願い」を出したら、性的な二次創作表現は全部ピタリと止むということになるんじゃないかな・・・。
お盆休みから1日1話づつウマ娘のアニメを見たので、感想メモ。
競走馬が美少女だったら、競馬の世界はいったいどうなるのか。それに正面から向き合った良作だった。第一印象としては、(ひたすらトレーニングという)努力、(チームスピカの)友情、(主人公とスズカの)勝利という三拍子そろった熱いアニメだった。一話から見て序盤は「競走馬が美少女でアイドルって意味わからん」と戸惑っていたが、ラスト三話くらいには「スズカ、止まるんじゃねーぞ!頑張れ!走れ走れ走れぇ!」てな具合に熱中して楽しんだ。
受話器がウマ耳に合わせて長くなっていたり、シューズがハイヒールで(馬はつま先だけで走っていることににちなんでいる?)蹄鉄が打ち付けてあったりする。
一見すると凡庸なアイドルアニメに見えて、意外と作りこまれているんだ。アニメはリアルな競馬の勝負を下敷きにしているらしい。サイレンススズカはリアルなウマとしてはケガから安楽死されたとアニメ視聴後に知った。競馬ファンにとっての夢が描かれていたと知ってこのアニメはやっぱり浅くないと思い知らされた。
さて、競走馬を美少女にすると、競馬は芝生の上を走る陸上競技になるんだな。アニメでは馬券新聞を握りしめたオッサンや紙吹雪のように舞い散る負け馬券も描かれなかったけれど、どこに行ってしまったんだろう。
とにかく、暑くてかわいくて、いいアニメだった。
ウマ娘プリティーダービーといえば、春にテレビアニメが放送され話題になったサイゲームス社のビッグタイトルである。
趣旨は、「実在の競走馬に擬人化した美少女」を育成し「トゥインクル・シリーズ」と呼ばれるレースでの勝利を目指すというもの。
本来はスマートフォン向けのゲームアプリ(今冬リリース予定)であるが、これに先行する形で各種メディア展開が行われている。
以下ではこの「ウマ娘」が孕んでいる問題点について考察してみようと思う。
AnimeJapan 2016においてプロモーションアニメや声優18人で歌う楽曲を披露するなど、大々的に企画発表されたウマ娘。
サイゲームスのコミックアプリ”サイコミ”にて漫画連載を開始し、CD発売を行うなどアプリのリリースに先駆けてメディア展開が行われた。
2016-11-30 789枚 ウマ娘 プリティーダービー STARTING GATE 01
2017-01-11 669枚 ウマ娘 プリティーダービー STARTING GATE 02
2017-01-25 574枚 ウマ娘 プリティーダービー STARTING GATE 03
2017-02-22 604枚 ウマ娘 プリティーダービー STARTING GATE 04
2017-04-05 835枚 ウマ娘 プリティーダービー STARTING GATE 05
http://anisonsinger.blogspot.com/2017/10/umamusume.html
いわゆる爆死である。
本来キャラクターCDとは、ラブライブやアイドルマスターのように作品やキャラクター人気を掘り下げてから発売するものだろう。
また「声優が微妙」「曲がダメ」「キャラに魅力を感じない」なども当時から言われていた。
「アニメ放送で盛り上がったらCDも売れるだろう」と思われるかもしれないが、以下がアニメ期間中に発売されたCDの売上である。
……。
CDが爆死したウマ娘だが、アニメBDの初動売上は15,596枚とヒットしている。
だが、本ブルーレイディスクには、サイゲが展開する「グランブルーファンタジー」の超レアアイテムが特典としてついてくるのである。
普通に課金するよりもウマ娘BDを買ったほうがコスパ良くアイテムを得られるため、グラブルユーザーが飛びついたのである。
(それでも5万円くらいかかるのだが…)
この特典商法から、ウマ娘の窮状が窺い知れる。ヒットさせなければならない。少なくとも、ヒットしているように見せなければならない。
こういった新規コンテンツを成功させるには『盛り上がってる感』を作り上げることが重要なのはもはや常識だが、ウマ娘は最初の段階でズッコケた。
競走馬の擬人化というイロモノ感のインパクトを人気作として昇華させられず今に至っている。
当初のリリース予定は2017年春。しかし現在は2018年末頃のリリースを予定しており、実に一年半も遅れている。
開発が遅れるにしても、せめてテレビアニメと時期を合わせたかっただろう。
いったいなぜこれほど開発が遅れているのか。それは、
ウマ娘の企画は、「艦これ」が流行している時期に立ち上がったもの。
おそらく艦これの影響で、何かの擬人化という着想を得たものと推察する。
しかし、艦これとは違って題材が無機物ではなく「生き物」である。
馬自体もまた馬主も存命のものが多いため、繊細な扱いを要し、開発が難航している側面が強い。
具体例を列挙すると…
そして…
https://umamusume.jp/news/detail.php?id=news-0106
おそらく権利者からのクレームがあり、二次創作界隈の性表現に釘を刺したのだろう。だがそもそも…
名馬の美少女化というだけでも競馬ファンから白眼視される代物なのに、こうも製作が難航し、もし「クソゲー」となってしまったら、
題材のイメージダウンにもなりかねない。
更に、こんな記事もある。
話題の『ウマ娘』は「頭のおかしいアニメを作ってくれ」というオーダーから誕生
https://www.inside-games.jp/article/2016/03/26/97267.html
「競走馬の擬人化」という着想から誤っていたのではないか思えてくる。
サイゲームスは別業界とのコラボに目をつけることのリスクを軽視していたと思う。
美少女化するにしても、FGOのように対象が歴史上の存在であれば、こういった面倒事はなかっただろう。すでに死んでいるのだから。
3Dスキャンスタジオ、モーションキャプチャスタジオを設立したことで話題になった。
現状、この新スタジオはウマ娘のために存在するといっても過言ではない。
開発へのやる気、最高のゲームを作ろうという向上心は立派だが、これもまたウマ娘が退けない理由となってはいないか。
https://www.youtube.com/watch?v=PTEMokbC6cg
なかなかリリースできないウマ娘の為に各所からリソースを集約してるのではないかと噂されている。
というのも、プリコネ・グラブル・デレステといったサイゲのメインコンテンツの「手抜き」が目立っているためだ。
これら3アプリのユーザーからは今年に入って不満の声が噴出している。
特に、今年に入ってからのデレステの迷走ぶりに関しては、「手抜き」の域を超え、一部のユーザーから「サイゲはデレステを終わらせようとしている」とまで囁かれている。
デレステに関してはサイゲームスの自社コンテンツではないため、パブリッシャーのバンナムとの関係から「利益折半や開発の不自由さ故に疎まれているのではないか…」などと憶測を呼んでいる。
では、なぜこんな邪推がされているのか。私は、運営が隠れてるためだと思う。
例えばデレステにおいて、情報の発信は主にTwitter公式アカウントで「千川ちひろの発言」という体で行われている。ニコ生等で声優が告知をすることもあるが、デレステの運営陣に関してはまるで表に出てこない。
ウマ娘は競馬ファンもターゲットに見据えているとはいえ、あくまでメインターゲットはデレステ・グラブル等のユーザー層だろう。
彼らから「ウマ娘にリソースを傾注しているせいで…」という怨嗟の声が上がっているのだから、
せめて先述の噂を否定するくらいのことはしなければ、ウマ娘は誰からも見向かれないコンテンツになってしまうのではないか。
サイゲームスはウマ娘に社運をかけている。傍目に見ると不良債権化しているコンテンツだが、だからこそヒットさせねばならない。
アニメの出来は佳作といったところで、イロモノ作品としては十二分に頑張ったと私は思う。
また公開されているMVやコミュ部分についても、非常に精細なモデリングでキャラクターの魅力が表現できている。
現場の苦悩は制作の難航からも窺い知れるが、そんな中でも懸命にウマ娘のリリースに努めているのがひしひしと伝わってくる。
だが……
ここが最大の問題点だと私は思う。
この温度差をなくすために開発陣は腐心しているのだろうが、ますます温度差が広がってはいないか。
いわゆるコンコルド効果なのかもしれない。
大金を投じたのだから今更引き下がれない…という意識からいつまでも損切りができず、泥沼にハマってしまっている。
そのように感じられる。
ウマ娘はユーザーに熱を帯びさせることができるのか。それとも開発陣が冷めていくのか。
いずれの形で両者の温度差が埋まっていくか注目したい。
応援してくださっているファンの皆さまにご注意いただきたいこと|ウマ娘 プリティーダービー 公式ポータルサイト|Cygames
キャラクターならびにモチーフとなる競走馬のイメージを著しく損なう表現は行わないようご配慮いただけますと幸いです。
本作品には実在する競走馬をモチーフとしたキャラクターが登場しており、許諾をいただいて馬名をお借りしている馬主のみなさまを含め、たくさんの方の協力により実現している作品です。
モチーフとなる競走馬のファンの皆さまや、馬主さまおよび関係者の方々が不快に思われる表現、ならびに競走馬またはキャラクターのイメージを著しく損なう表現は行わないようご配慮くださいますようお願いいたします。
・「馬に跨ると、骨が軋む音がした」
・予後不良クラスの故障でも繁殖牝馬として売るため無理矢理な延命処置
・翌日屠殺され翌日「さくら肉『本日絞め』400キログラム」で市場に出回る
この2頭も出してくんないかなー
https://umamusume.jp/news/detail.php?id=news-0106
『ウマ娘 プリティーダービー』同人の件で勘違いしている人と訂正している人がいたので、便乗して書くね。
だから法律上の話をすれば、馬の名前なんて許諾なくとも好き勝手使えることになっている。
馬の飼い主は心情的には納得しがたいかもしれないけど、いや、馬に限らず動物の飼い主は納得しないかもしれないけど、法律上は動物は物扱いだ。
かといって、犬や猫を見て、ただの物だとは誰も認識ないし、生き物に対して物呼ばわりは冷たいイメージはするだろう。
キャラクターならびにモチーフとなる競走馬のイメージを著しく損なう表現は行わないようご配慮いただけますと幸いです。
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モチーフとなる競走馬のファンの皆さまや、馬主さまおよび関係者の方々が不快に思われる表現、ならびに競走馬またはキャラクターのイメージを著しく損なう表現は行わないようご配慮くださいますようお願いいたします。
ウマ娘プロジェクトは、名馬たちの尊厳を損なわないために、今後も皆さまとともに競走馬やその活躍を応援してまいります。
禁止らしいぞ
応援してくださっているファンの皆さまにご注意いただきたいこと|ウマ娘 プリティーダービー 公式ポータルサイト|Cygames https://umamusume.jp/news/detail.php?id=news-0106