「東西」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 東西とは

2021-05-01

シンガポール南アジア全域から入国トランジット全面禁止踏切

Singapore to bar visitors from Bangladesh, Nepal, Pakistan and Sri Lanka - CNA

シンガポール政府は4月30日、過去2週間にバングラデシュスリランカネパールパキスタン滞在歴のある渡航者の入国トランジット禁止すると発表した。この措置は、5月2日から適用される。

南アジアは、東は香港シンガポール、西はドバイなど、東西出稼ぎ経済圏をもった地域だ。

シンガポールバングラデシュインドから出稼ぎ労働者を多く受け入れている国のひとつ

出稼ぎ労働者問題は、日本でいえば、技能実習生受入問題に相当し、日本の水際対策ユルユルなのも

ここに原因がある。

しかし、ここにきてシンガポール南アジアとの国境の扉を完全に閉じる経済的インパクト日本とはくらべものにならない。

からこそ、もう手遅れ気味のギリギリ決断になっての政府決定となったのだろう。

インド変異株をインドだけの問題と捉えるのであれば甘いだろう。

ひとの流動性観点から経済圏を広くとらえ、南アジアを中心に、中東東南アジアなど幅広く、水際対策の強化をする時期だ。

南アジアほぼすべての国でインドと同じタイミング感染が急拡大している状況をしっかり分析すべき。

(なぜかバングラデシュだけ一旦急拡大した新規感染者数が、ここ3週間、緩やかに減少を始めている、という現象も含めて。ラマダンだけでは説明がつかない)

日本政府厚労省外務省

ナマケモノみたいな超スロー対応、たいがいにしろ

2021-04-30

なぜお前らはいつもデモンズソウル無視するのか

https://anond.hatelabo.jp/20210430101328

いや、ダークソウルシリーズなど、今でも世界的にも人気のある高難易度ゲームは出ている。その気になればいくらだって作れるはずだ。

死にゲーの話題で真っ先にダークソウル名前を挙げる人間が俺はどうしても許せない。

記事に対するこのコメントも同じく許せない。

foxintheforest Dark Souls「...」Bloodborne「...」SEKIRO「...」

なぜお前らは昨今の死にゲーの出発点であるデモンズソウルを毎度毎度無視するのか。

コメントしたやつはその三作品を知ってるくせになぜデモンズソウル名前を挙げないのか。

それとも知っててわざと無視したのか?

いつもこうなんだよ。

洋の東西を問わず多くのゲーマーデモンズソウルを忘れてしまたかのように振る舞うのが俺には我慢ならない。

死にゲーが出た時に「ダークソウルみたいなゲームだ!」とか言うやつらは何なんだよ。

それはまだ百歩譲るにしてもプロゲームライターコアゲーマーでそういうこと言ってるやつらはなんなんだ。

死にゲーを紹介する時に「このゲームダークソウルのような作品です」とか言ってるお前らだよ。

そこは「デモンズソウルみたいなゲーム」が正解だろうが。

なにィ?ダークソウルのほうが知名度があるからしょうがねえだろだって???

お前らがそうやってデモンズを無視してきた結果が昨今のダークソウル偏重傾向なんだろうが。

不思議なのは2009年デモンズソウルリリースされてからわずか数年間でこの状況が出来上がっていたことだ。

ブラッドボーンが出る頃には既に「死にゲー=ダークソウル」のような認識が定着していたからな。

なぜだ??????

なぜデモンズソウルという素晴らしいゲームを忘れてダークソウルが原点であるかのように吹聴するのか我慢ならない。

デモンズソウルリメイク版が出てもそういう輩は後を絶たない。

誰が「死にゲー=ダークソウル」という構図を定着させたのか。

なぜ世界中の人間デモンズソウルのことを忘れてしまったのか。

なぜ俺だけがその存在を覚えているのか。

お前らが折に触れてきちんとデモンズのことを話題に挙げてりゃこうはならなかっただろうが。

いずれにしても許さんぞお前ら。

桜井政博あいしてる。

2021-04-28

自民党なのに、なんとなくApple

利権こそ、パワー。

新型コロナ対策東京五輪の開催には、大きな利権のうま味がたっぷり

お仲間企業や票田への支援は惜しみません。

国民生活収入よりも、美味しい利権を最優先で。



創造した自由人は、2500万人。

パートアルバイトなどの非正規雇用こそ、永久就職あなた時間で、あなたにピッタリの仕事を。

食品デリバリー仕事なども、いいでしょう。

時間不自由責任も重い正社員という働き方には、もう縛られる必要はありません。



賃金が上がらないなら、副業を。

もっと良い暮らしを目指すなら、今は企業副業解禁の時代

インターネットには魅力的な副業情報キラキラと溢れています

さまざまな副業へのチャレンジは、あなた賃金状況を改善してくれます



外交センス時代

かつての東西冷戦時代にはさようなら

西の同盟国との安全保障も、東の周辺国との経済的な結びつきも、どちらも大切。

どちらも立てて、いいとこ取り。新しい外交時代です。



情報を非開示にして、スッキリと。

だれにだって、人には知られたくない自分だけのヒミツはあるもの

そんなヒミツにはしっかりとカギをかけて、墓場まで。



閣僚ごとの利権構造を見る>

2021-04-27

anond:20210426200111

私は東西が苦手です。

いつも西ドイツ東ドイツ地図を思い浮かべて、北に向かって左が西だなと判断します。大変効率悪いです。

山手線は、二重円を思い浮かべて左の線路がどっちかを見れば、「外」がどっちで「内」がどっちかすぐ分かります

2021-04-25

なんでみんなそんな宗教に殉じられるん?

BtoCの仕事してるんだが、貧困老人の、某宗教率が高くてちょっとヒいてる

月1000円の支払いが1600円になるだけで凄い渋るような人が、会費? とかフツーに払ってるのって、なんなんだぜ

洋の東西を問わず中世小作農とか、教会なり寺なりに結構な額を搾り取られてたのも、現代日本人の感覚からすると甚だ疑問

逆らうと死後に地獄に行くんだぞー、とか真面目に信じて苦しい中で必死喜捨してたんかね

宗教組織インフラを担ってたから、逆らうと生活が立ちゆかなかったって話をどっかで見たけれど、逆になんで宗教組織インフラ委ねちゃったんだろ

貴族よりマシだったから?

単身赴任中の旦那に送るLINE

ゴールデンウィーク帰省するって言うから衝動のままに長文LINE送りかけたけど私がヒステリックになってるだけなんかなって送信する勇気がなくなってしまった。



子供も言ってたと思うけど、私の父まだ入院してて、肺炎で、酸素吸入してるねん。

父は対策万全にしてても感染したし、妹も陽性で昨日までホテル療養やったし。

私も保健所まで両親送迎したり、買い出ししたりで、換気も消毒もしっかりしたけど感染たかもしれへんってずっとハラハラしてるねん。

父が生きて退院できるかもまだわからん

かたや、関東の知り合いは平気で関西に来ては頻繁にランチ誘ってくるから危機感の感じ方が東西で違うんかな。

人口に対する感染者の割合東京の方が低いんやろうと思うし。

もちろん私も映画館やら書店やらまで過度に何でも自粛しろとは思ってないけど、このゴールデンウィーク東京京都を往復することがさほど自粛する必要のないことなんかどうかはもう少し考えてほしい。

感染対策万全にしてるはずの医療従事者も感染してる中で素人対策がほんまに万全と言えるかどうかも考えてほしいし、自分がかからへんかったらすれ違った他人感染して死んでも他人事なんか考えてほしい。

単身赴任で大変なのはわかるし寂しいのもわかるけど。

毎回連休のたびに私が許さへんから帰ってこれへんとか私が許したから帰れるとか、そういう判断基準もどうなんかと思う。

私は毎日子供学校に行かせて感染して帰ってきたらどうしようと思いながら送り出してるけど、そんなこと思いもしてへん

それとも、私や子供感染させることより会えないことの方がずっと不幸やっていう覚悟で毎回帰ってきてるん?

せっかくの休みなのに何もしなかったなあ、

と思うときには映画を見ることにしている。

 

普段から映画をよく見る人にとっては対処法にならないのだろうけれど、

わたしのように、たまにしか映画を観ない人間とっては

とりあえず何かをしたような気になれる行動なのだ

 

裏切りのサーカスというのを観てみようか?

東西冷戦というのは今ひとつピンとこないのだけれど、

映画を見れば少しは理解の足がかりとなるのだろうか?

2021-04-15

anond:20210415162608

台湾有事で米中戦はじまったら台湾中国なしで経済さないとあかんのやで

よく台湾親日みたいにはしゃいでる奴がいるが、

台湾中国韓国同様、日本定年退職した優れた技術者を金で買ったりして日本半導体に勝ったのであって、

そうやって追い越されていく状況でありながら、日本大企業は🐰と🐢の🐰やってたわけで、

台湾に負けて日本労働者が失職しているという面もあるはずなんや

かつて日米貿易摩擦日本米国を安くて高品質日本製品で打ち負かし、米国側に多くの失業者をもたらしたわけで、

今の米国初老世代ぐらいは日本に恨みを持っていてもおかしくない

日本マザボ製造なんて金にならないと最初から放棄してたから、今は台湾メーカーが主流になってる

半導体製造装置日本製かもしれないが、高度な製造能力台湾韓国日本が勝てないというか、

もう半導体市場を諦めてるように思える

TSMC火災台湾有事リスクからNVIDIA韓国サムスン製造委託を移すみたいだし、

ある意味韓国日本仮想敵国でもあるわけで、

そうなると韓国もなしで経済を回さないとならない

中国半導体設計製造自国で完全に完結するように莫大な金を投資している

完全な輸出入なしになることはありえないと思うが、

完全な輸出入なしで日本が回るのか考え直すべき時期に来ているように思う

ウイグル問題なら、ウイグル中国と完全に手を切って企業が回るのか、回すにはどうするか

自衛隊の新しいライフルに関しても国産は異常に高い、無駄コスト海外から買え、

というような意見軍事評論家からも出ていて、個人的には理解できんのだが、

無駄だろうが採算度外視だろうが、最悪の事態に備えて、

自国生産できる技術だけでも維持しないと非常に不味いことになるわけで、

原材料調達などはともかく、国産の銃、国産旅客機戦闘機のような技術を絶やすのは非常に早計であり、

目先のコストより、これから来たるべき戦争に備える姿勢を重視するべきに思う

状況によっては東西冷戦時のソ連ではないが、Z80を並列処理させてロケットを飛ばすような、

そういう物が不足し制限された状況での創意工夫が必要時代が来るかもしれない

2021-04-11

そろそろフェミ雑魚オスもごっご遊びだと気づけ

極論に対して対立する極論をぶつけるキチガイレスバトルは炎上が大きくなるから楽しいんだよ

線香花火より打ち上げ花火の方がテンション上がるだろ?

みんなわかってて東西大怪獣バトルしてるわけ

俺も日によってフェミになったり雑魚オス側になったりするし

2021-03-28

嘘つき書記長と88人の大統領

コメディ映画2021年カナダ

あらすじ

東西冷戦下、ソビエト連邦書記長コーロヴナ・バベンコの

ちょっとした嘘が思わぬ形で国際問題となり、

米国大統領議会で弾劾される事態となる。

 

東西冷戦の融和を互いに図っていた米国大統領擁護しようと、

バベンコ書記長は嘘に嘘を重ねていくが、それが裏目となって米国大統領は結局辞任することになる。

そこから連鎖して、世界中の首脳が辞任していくこととなり世界は大混乱に……。

果たしてバベンコは嘘から始まった混乱を嘘で収束することが出来るのだろうか?

 

見どころ

書記長身長コンプレックスから始まった嘘が国際問題へと発展していくロジックが見事。

また笑いの法則とも見事にマッチングしていて、全体として論理的脚本に舌を巻く。

残念なのは予算不足だったのか映像面がチープなこと。

明らかに米国議会ではない米国議会大統領が弾劾されるのは滑稽だったが、

これは制作コメディとして狙ったものではないだろう。

東西冷戦下の国際情勢を理解していないとわかりにくい部分はあるが、

外国コメディ好きな人には文句なくオススメ出来る秀作。

2021-03-22

anond:20210322100116

東西どっちから日がのぼるんだっけ、を思い出すとき絶対頭の中で「西からのぼったお日様が東へ沈む〜」というメロディが流れて、「いや、この逆」というプロセスを踏む。

2021-03-19

西日暮里って西本願寺西ドイツみたいでかっこいい

日暮里はかつては交通の要所で新宿銀座と並ぶ大繁華街だったが、周囲が連合を結び不当に貶められ分割された後は東西で互いに憎しみ合うようになり、かつての力が戻ることはなかった

2021-03-16

anond:20210314012015

ちょっと遠回りな話をします。

インターネット時代でなんでもかんでも同列に扱うけど、

情報だけ」と「実際にモノが動く」はハッキリ別だと覚えとくだけでもだいぶ違う。

 

ゲーム小説など、情報オンリーフィクションの娯楽は、基本的情報だけで完結します。

ボクシングみたいな格闘技スポーツだと実際に殴り合うので、それなりに「死なないように」制限するし、怪我を誘発しないルール作りをします。

(まあ怪我するし障害が残ったりもするのだが、なるべくないように気をつけることにはなってる)

一方、格ゲーは防具付けずに刃物で切りあっても誰も現実では怪我しないので、ゲーム演出現実格闘技みたいな配慮はない。

面白いか否かだけが評価基準です。

 

逆に、情報オンリーで終わらない例。

今は「SNS言葉で脅す、脅迫する」のが犯罪行為として摘発されるようになってます

これは過去に「ネット上での暴言脅迫犯罪予告が、現実での暴力行為に本当に結びついた」ことで、

物理的に傷害殺人に至る行為の一部」として扱われるようになったため。

ある程度、誰もが「本当に殴られるかも」「本当に殺されるかも」と怖がることが現実的になったから、

言葉だけでもテロリズムとみなされるようになった。

 

これが現実世界で、実力行使暴力行為についてもう少し厳格に摘発され処罰されるなら

ネット言ってるだけじゃん」ってなるけど

実際には日本でも日本の外でも実力行使暴力が取り締りを逃れてるし、

多くの人が「警察も守ってくれそうにない」って思ってるからネット上での脅迫効果的になってる。

 

ネットで読んだり書いたりしてるだけだと忘れがちだけど、

実際に殴られると痛いし、たとえ死ななくても、怪我をしたら仕事できなくなって収入がなくなったりする。

なので、脅迫で「本当に殴られるかも」って思わせるのは、相手を潰すのに凄く実効性がある。

ヘイト規制表現の自由侵害だ」っていう人は、

そういう「実際の暴力と結びつけてる言葉がある」ことをワザと知らないふりをしてるけど、そんな難しい話は誰もしてない。

「殴られたら人は死んだり怪我したり、辛い思いをする。それをやるぞと言うのは実際の行為と密接に結びついていて、精神的苦痛をもたらす」というだけ。

 

それで、ネットでの売買について。

大事なのは情報だけじゃなく、実際に物が動くかどうか」になる。物品売買が発生してるから、そこに疑問の余地はない。

メルカリ(というかネット販売仲介全般)がダウトなのは

「ボクは仲介してるだけだよ、つまり、扱ってるのは情報だけだよ」というポーズを取ってるけど、

実際にはその情報は物の移動と分かちがたく明確に結びついている点です。

ネットの中だけで完結しないんですよね。

まり格ゲーじゃなくて実際に殴りあうボクシング領域です。

じゃあ深刻な怪我しないように対策しないとダメでしょう。

その一つの目立つ例が転売行為となります個人的には優先順位がやや低いと思ってる。後述)

 

「じゃあ何で転売ダメなんだよ」という話をします。

生活必需品とみなされるものが買い占め独占などされると社会全体のパフォーマンスが低下する」というのが、

今どきの共通認識です。

よく例えに出されるのは「水をダムでせき止めて下流人間が水が飲めなくて死ぬ」で、

歴史上の例を見たりしなくても、普通に今でも

飲食店食料品店効率的商売しようと思ったら、売り切れで売上減るより一定割合で廃棄してでも在庫積んで売ったほうがいい」ので、

世の中の食料供給量が余っていても、金がなくて餓死する人は常にいるわけです。

 

ちょっと前、戦争が起きるのがあたりまえだったころ、

国力というのはマンパワー、動員力そのものに直結してて、戦争に勝つにも何をするにも頭数が必要と思われていて、

日本なんか食糧不足の時期があまりにヤバかったし、貧乏であっても飯が食えるよう、食料供給めっちゃ国が介入してました。

(今でも一応は介入してます

 

その後、あまりにも「平和時代」(先進国にとっての)が続き、次第に戦争イメージがわかなくなります

さら東西冷戦が終了したインパクトデカくって、それまで

「全面核戦争が起こるのかも。1999年に恐怖の大王が来るのかも」ってビクビクしてたのが、

戦争のための準備を前提にするなんて効率悪いよね」ってなり、国民国家って考えかたもどんどん崩れていきました。

「国と国で戦争するんじゃなかったら別に貧乏人のためにカネをつかわなくてもよくね?」

って政治家官僚が思いはじめた結果、自由経済バンザイ、国の規制とか無駄だよねってなってるのが今で、

ネットでの個人取引というのはその延長にあります

 

コロナウイルス騒ぎでマスクアルコール消毒剤や使い捨て手袋など、「国民健康生活を維持するために必要もの」が

買い占め転売対象になりました。

昔は穀物や塩や砂糖あたりだけ押さえておけばまあ大丈夫かな、って思われてたのが、

世の中がどんどん複雑に高度になっていった結果、

国民健康生活を維持するために必要もの」の範囲がすごく広くなったんですよね。

それで「おいおい転売サイト放置しとくとガチ貧乏人だけじゃなくて俺ら中産階級までヤベーぞ」ってなった。

 

正直、これは意識差がかなりデカいと思います

世の中の複雑さについて知識を持ってる人ほど気になる対象は多くなり、

そんなの気にしてない人は「別に関係なくね?」ってなります

実際、今、必要と思われてるものがなくなっても、世の中は何となく続いてくと思います

単位で人が死ぬような影響もあるでしょうが、気づく人は意識し、知らない人は知らないまま死んだり生き延びたりします。

考えたくなくて知らないフリしてる人も多そうです。官僚とか頭良いし情報はあるけど「気にしだすとキリがない」ってなりがちでしょうね。

 

嗜好品のたぐいの転売については、個人的にはしょうがいかなと思ってます

トレーディングカードゲームペラペラな紙に高値をつけて取引するのとPS5を高額転売するのに差は感じません。

そこはソニー商売メルカリ商売のカチあうとこなので、企業間ケンカだと思います

からゲームメーカーは中古ゲームショップともケンカして、その対策で色々な施策をしてきたし。

コンビニでのゲーム販売網構築とか(破綻したけど)、ダウンロード販売とか。

「どこまでが嗜好品で、どこまでが生活必需品か」という線引き議論はあるでしょう。

 

話を戻します。

メルカリについては、「情報だけ扱ってるフリをしてる」のがダウト

なので、この手の仲介業者に対しては、「実質的に物が動いている以上、物を売っているとみなす」のが必須という話になるかと思います

メルカリ仕入れメルカリが売ってると明確にする。

 

個人的には、転売よりも薬事法違反や、金融商品の扱い等々の法律違反、あとはまあ課税責任のほうが問題ですね。

法律違反のものを売ってたら全部メルカリ責任

さっきも「転売ヤーしてるけど課税対象になってない」なんて書き込みしてる人いましたが。

2021-02-15

池袋みずほ銀行移転

めっちゃ使いづらくて笑った

東西とも駅前から撤退

から10分ぐらい歩いたハレザタワーに到着したら、まずオフィス階のエントランスまでエレベーターで登り、そこからまたエレベーターで1階上まで登る

ここまでで既にめんどくさくて萎えまくってる

店内もなんかこじんまりとしてるし、一応ATM駅前にはあるが、本店には5台ぐらいしかなかった。これからやす気あるのかな

2021-02-13

anond:20210213012624

その政策の結果、戦争が起きて、都市廃墟とかし、国が東西に分断されたんだからナチ政策は間違っていたと思うよ。

2021-02-12

必読書コピペマジレスしてみる・海外文学編(1)

方針

ホメロスオデュッセイア

イリアス」は捕虜奴隷女の配分をめぐった交渉がこじれた結果、勇者が拗ねて戦場に出ず、味方がどんどん死ぬところからスタートするので、昨今の倫理観から問題があり、神話初心者にはこっちをお勧めしたい。「オデュッセイア」も家で待っている妻を忘れてよその女のところで数年過ごすが、まあ魔法をかけられていたということでこっちのほうがマシだ。舞台もあちこち移動するから飽きないし。

ユニークなのは劇中劇的にオデュッセウス時間をさかのぼって事件の進展を語る箇所があることで、ホメロス時代にはすでに出来事が起きた通りに語る手法が飽きられ始めていたのかな、と想像できる。

実は「ラーマーヤナとある共通点があるが読んでみてのお楽しみ。

旧約聖書創世記

聖書はなんせ二千年前以上の宗教書から原典に当たる前に基本的出来事の流れと時代背景や当時の常識理解していないと読解が難しい。当時のユダヤ民族偏見も混じっているし。加えて、ところどころ立法全書的に当時の習慣や禁忌を延々述べる箇所があり、通読はさすがにできてない。新約聖書だけは何とか意地で読破した。

ところで、どうして「創世記」だけを取り上げたのだろう。たとえば物語として盛り上がるのは「十戒」の「出エジプト記」だ。「ハムナプトラ」とかでエジプトが悪役になるのは大体これのせい。いきなりこれにチャレンジするのなら、手塚治虫聖書物語のほうがいいかもしれない。

ソポクレスオイディプス王

犯人探しが不幸を呼ぶことからミス的な要素もあるし、ギリシア神話の「不幸な運命を避けるために必死になって行動した結果、結局その運命を呼び寄せてしまう」というアイロニーが大好きな自分としては、その典型例なので好物だ(予言鵜呑みにした結果ドツボにはまる「マクベス」も好き)。

これが面白かったら、アイスキュロスの「オレステイア三部作」もおすすめしたい。何世代にもわたる恨みの念が恵みの女神として祀られることで鎮められるというモチーフは、異国のものとは思えない。

唐詩選』

一般教養唐詩の授業を取ったので岩波文庫でぱらぱらとめくった覚えがある。なにぶん昔のことなので記憶曖昧なのだが、はっきり覚えているのが王梵志の「我昔未生時」で、天帝に生まれる前の時代の安らぎを返してくれるように願う詩だ。当時は反出生主義が哲学思想界隈でここまでホットトピックになるとは予想してはいなかった。

他にいいな、と思ったのは杜甫厭戦歌「兵車行」。

ハイヤーム『ルバイヤート

酔っ払いの詩。酒が飲める酒が飲める酒が飲めるぞーという内容。著者は文学者であっただけでなく天文学者数学者としても知られるが(三次方程式を解いた実績がある)、ここで展開されている詩はひたすら現世の美しさとはかなさをうたったもので、酔っ払いは世の東西を問わず、というところか。イスラム世界の厳格なイメージをひっくり返してくれるので面白い。ガラン版のアラビアンナイト高野秀行の「イスラム飲酒紀行」とあわせてどうぞ。

ダンテ神曲

フィレンツェ追放されたダンテが苦しみの中生み出したキリスト教最高峰文学のはずだけれど、とにかく気に食わない政敵地獄でめちゃくちゃな責め苦に合わせているところを面白がる下世話な楽しみ方ができる。地獄にいる人物聖書ギリシア神話歴史上の人物も多く、ヨーロッパ歴史文学をざっくり知っているとダンテがどれだけやりたい放題やったかがわかるので愉快。

ただし、地獄編の続きの煉獄編・天国編はキリスト教哲学をかじっていないと結構しんどく、しか風景が山あり谷ありの地獄と比べてひたすら恵みの光が明るくなっていくだけなので、絵的に面白いのは地獄のほうだ。

ついでに、ヒロインがかつて片思いをしていたベアトリーチェという女性なので、ベアトリーチェの美しさを歌う箇所も下世話な目線で楽しめる。妻帯者の癖に未練たらたら。

ラブレーガルガンテュアとパンタグリュエルの物語

未読。後述のラテンアメリカ文学とかジョイスとかは読んだんだが、そこに出てくる過剰なものや糞尿譚も結構楽しんだので、いつかは読みたいと思っている。

シェイクスピアハムレット

四大悲劇と「ロミオとジュリエット」はざっくりと読んでおくと、いまにも受け継がれているネタ結構あることがわかって楽しいし、意外と下ネタオンパレードなので当時のイギリス人に親しみを持つことができる。ついでに上記のうち二作は黒澤明映画元ネタでもある。

興味深いのは、劇中劇というかメタフィクション必然性を持って登場することだ(父を殺した叔父の目の前で、その殺人の場面そっくりの劇を演じて動揺させるシーン)。すごく先進的だ。かっこいいぞシェイクスピア

セルバンテスドン・キホーテ

基本的には正気を失ったおじさんが繰り広げるドタバタ劇で、下巻では著名になったドン・キホーテからかう公爵夫妻までも出てくる。これだけだと精神を病んだ人をおちょくる悪趣味書物だとしか思えないのだが(というか最初時代遅れの騎士道精神批判するために書かれた)、昨今はドン・キホーテに同情的な解釈が主流。最近テリー・ギリアム映画化した。

スウィフトガリヴァー旅行記

自分が道を踏み外した元凶。誰だこんな子供人間嫌いにする本を児童書の棚に並べたのは。クレヨンしんちゃん夕方アニメにするレベルの蛮勇だ。四部作だが、最後の馬の国では人間という存在醜悪さをこれでもかと暴き立てており、おかげさまですっかり自分人間嫌いで偏屈な人になってしまった。作者の女嫌いの影響を受けなくて本当に良かった。

とはいえ、当時のアイルランド支配はこれほどまでの告発の書を書かせるほどひどかった、ということは知っておきたい。

スターントリストラム・シャンディ』

夏目漱石吾輩は猫である」に出てくる。基本的にはふざけた話であり、著者が自分誕生から一生を語り起こそうとするがなかなか著者自身誕生せず、しか物語の進捗が遅いせいで半年ごとに本を出す約束なのにこのままでは永遠に現在自分に追いつかない、みたいな語りで笑わせてくる。挙句の果てに著者が途中でフランス旅行に出かけてしまう。英文学というジャンルがまだ黎明期なのに、こんな愉快なのが出てくる懐の深さよ。

だが、これだけふざけているのに、登場人物の一人がうっとうしい蝿を「この世の中にはおれとおまえと両方を入れる余地はあるはずだ」といって逃がしてやるシーンはいい。

サド悪徳の栄え

未読。「毛皮を着たヴィーナス」と「眼球譚」は読んだんだが。バタイユどんだけおしっこフェチなんだよ。自分もお尻とかブルマーとか競泳水着が好きだから笑わないけどさ。

ゲーテファウスト

個人的にはとても好き。人生できっと何かを成し遂げられるはずという万能感ある思春期に読みたい。主人公行為は決して褒められたものではない。様々な悪事を働き、幼い少女妊娠させたうえ捨ててしまう。このシーンのせいで、もしかしたら二十一世紀には読み継がれない古典になってしまうかもしれない。しかし、主人公最後にたどり着いた境地の尊さの価値は失われることはないと信じている。現世で最も美しい瞬間とは何か、あらゆる物質的な快楽を手に入れた主人公が見つけた答えを読んでほしい。後半はギリシア神話を知らないとつらいかもしれないが、そのためにギリシア神話入門を読む値打ちはある。

スタンダールパルムの僧院

未読。同著者の「赤と黒」は貧乏青年がひたすらのしあがろうとする話で、あまりピンとこなかったのだが、文学サークルの友人から最近来たメールに「訳者を変えて再読したら面白かった」と書いてあった。

ゴーゴリ外套

さえないかわいそうなおじさんが好きなので好き。ロシア文学というものは、名前がややこしいうえに同じ人物が様々に呼ばれるので敬遠されがちなのだが(イワンが何の説明もなくワーニャと呼ばれるなど)、登場人物メモしたり、ロシア人名の愛称の一覧を頼りにしたりして飛び込んでほしい。このハードルさえ超えれば最高の読書体験が待っていることは保証する。ロシア文学はいいぞ。

ポー盗まれた手紙

ポーは大好きなんだけどどうしてこれを代表作に選んだのかはよくわからない。個人的には王道の「黒猫」とか「アッシャー家の崩壊」とかを最初に読むのがいいと思う。中学生の頃、狂気や暗鬱さにどっぷり浸っていた頃に読んだのだが楽しかったし、作中の詩が今でも世界で一番好きな詩のひとつだ。ちなみに、東京創元社ポー全集には、ポーユーモア作品もいくつか収録されており、意外な顔を知ることができる。もっとも、今読んで面白ジョークかどうかまでは保証しないが、こじらせ文学少年文学少女としては必読か。

エミリー・ブロンテ嵐が丘

最高の昼ドラにして非モテ文学。俺は愛されずに育った、俺は永遠にからも愛されない、だから他人幸福破壊してもいい、的な気分に一度もでもなった人は何としても読んでほしい。

メルヴィル白鯨

スターバックスコーヒー元ネタ

映画マチルダ」の中で児童書に飽きた天才少女がこれを読もうとする場面があるんだけど、これ小学生が読む本じゃないだろ。単純に難しいのではなく、とにかく話が脱線しまくる。まともにストーリーが進まずに、著者自身クジラに関するうんちくが延々と続く箇所もある。雑学隙の自分は楽しく読んだが。

敵のクジラを殺してやろうとするエイハブ船長狂気についていけるかどうか。

フローベールボヴァリー夫人

自分人妻萌え発症した元凶の一つであり、世界文学初のカーセックスシーンがあることでも知られている(自動車ではなく馬車でだが)。ストーリーは夢見がちな女性が夫に幻滅して若い男やチャラ男浮気し、サラ金から借金を重ねて自殺するという「闇金ウシジマくん」的なノリ。妻の浮気を知ったさえないボヴァリー氏の哀れな反応は必見。自分が寝とられ文学が好きになってしまった元凶の一つ。

続きますanond:20210212080411

2021-02-05

東西対決って関東関西なんだなあ

九州に生まれ住んでいる人間として「九州の方が西だろ!」というモヤモヤ感がある

東北北海道の人たちも「こっちの方がより東だろ!」という感情を持っているのだろうか

これも一種主語が大きい問題か……

2021-02-04

anond:20210204173941

これから人数増やして

サポートを手厚くして、西日本は別な会社

みたいなころになると

人員整理して東西を一括化すれば安くなるみたいなのに負ける

どんどんプログラマーを減らしたい

そりゃ、東西をわけずに一括でやればやすくなるわな

東西をわけていくゆくは、四国とか九州とかねらっていくとすると

プログラム効率的からプログラマーの人数がすくなくていい

とひとへらされる

分社化に備えて効率上げたんだけどな

東西組織分けるとどうしても公立悪くなるから

いつまでたっても会社が大きくならない

2021-01-27

https://anond.hatelabo.jp/20210126155641

みなさん、騙されないでください。

私は南軍関ヶ原で勝った世界増田です。

みなさんもご存知の通り、アポトックス・コートハウスの戦いで追い詰められたロバート・E・リー将軍麾下2万の南軍兵はアパッチ族呪術師によって1600年の日本関ヶ原に飛ばされました。

ちょうど松尾山の小早川軍とそのふもとの大谷軍のあいだに忽然と現れたリー軍は東西の両者から敵と誤認され、挟撃を受けましたが、260年の文明差に物を言わせて大谷小早川軍を押し返し、一気呵成戦場を席巻。石田三成徳川家康リー将軍降伏し、将軍豊臣秀頼後見人として日の本の新たな支配者となったのです。

さまざまな調査の末、ようやく自らの置かれた状況を把握した将軍は衝撃を受けるとともに、彼の故国がまだ建国どころかピルグリムファーザーズすら入植していないことをむしろ好機と捉え、再び偉大な合衆国を造ろうと決意します。リンカーン的でもディヴィス的でもない、彼の理想アメリカを作ろうと。

そうして、現在の我々が生きる環太平洋合衆国があるのです。

私たち生活はとても理想的です。

たとえば、Hatena 社が作ったこの AnonymousDiary というウェッブサーヴィスでは、匿名ブログ記事執筆できるのです!

こうしたサーヴィスは西軍の勝った世界線のアメリカでも、東軍の勝った世界線のアメリカでも考えられないことです。

なにせ、身分を秘匿したままイーロン・マスク大統領アーノルド・シュワルツェネッガー国務長官悪口が書けるのですから

この世界線には本物の自由があります

そして、あなたがたの世界のことを聞かされるたびに、なんというディストピアだろう、とため息が出るのです。

2021-01-26

今更だけど2020年に読んだ本

1月(15冊)

池澤夏樹個人編集 世界文学全集II-11所収 ピンチョンヴァインランド

前野ウルド太郎バッタを倒しにアフリカへ」

ドナルド・キーン「百代の過客 日記に見る日本人」★★★

岡地稔「あだ名で読む中世史 ヨーロッパ王侯貴族の名づけと家門意識をさかのぼる」☆

ドナルド・キーン「百代の過客〈続〉 日記に見る日本人」★★

町田康くっすん大黒」☆

西村淳「面白南極料理人

町田康夫婦茶碗

西村淳「面白南極料理人 笑う食卓

青山潤「アフリカにょろり旅」

石川啄木ローマ字日記

今尾恵介「ふしぎ地名巡り」★

奥野克巳「ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らし人類学者が考えたこと」

ピーター・ゴドフリースミスタコの心身問題 頭足類から考える意識起源

西村淳 「面白南極料理人 名人誕生

現代語訳対照枕草子(上)」田中太郎訳注

2月10冊)

現代語訳対照枕草子(下)」田中太郎訳注

タミム・アンサーリーイスラームから見た「世界史」』★★★

ミカエル・ニエミ「世界の果てのビートルズ

アミン・マアルーフ「アラブが見た十字軍」★

池澤夏樹マシアス・ギリの失脚

テッド・チャン「息吹」★★

田尻祐一郎「江戸思想史 人物方法・連環」

ピエールバイヤール「読んでいない本について堂々と語る方法」☆

子安宣邦江戸思想史講義」☆

イリヤ・ズバルスキーサミュエルハッチンソン「レーニンミイラにした男」☆

3月12冊)

「1491―先コロンブスアメリカ大陸をめぐる新発見」★★

マイクル・フリン「異星人の郷」上巻。

マイクル・フリン「異星人の郷」下巻。

ボッカッチョデカメロン 上」(河出文庫

ヤスミナ・カドラ「昼が夜に負うもの」。★

チャールズ・C・マン『1493――世界を変えた大陸間の「交換」』★★★

ボッカッチョデカメロン 中」(河出文庫

ジョン・サザーランドヒースクリフ殺人犯か? 19世紀小説の34の謎」

甘耀明「神秘列車

ボッカッチョデカメロン 下」(河出文庫

東京創元社編集部「宙を数える」

4月12冊)

東京創元社編集部「時を歩く」

東京創元社編集部「年間日本SF傑作選 おうむの夢と操り人形

葉月十夏「天象の檻

春暮康一「オーラメイカー」★★

高丘哲次「約束の果て―黒と紫の国―」

堀晃ほか「Genesis万年の午後 創元日SFアンソロジー

江戸川乱歩作品集I 人でなしの恋・孤島の鬼 他」

水見稜ほか「Genesis 白昼夢通信 (創元日SFアンソロジー 2) 」

江戸川乱歩作品集II 陰獣・黒蜥蜴 他」

今野真二「振仮名歴史」★★★

村上春樹ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集」★

サリンジャー「このサンドイッチマヨネーズ忘れてる ハプワース16、1924年」。

5月(13冊)

江戸川乱歩作品集III パノラマ奇談・偉大なる夢 他」

林俊雄「興亡の世界スキタイ匈奴 遊牧文明」★★★

清水勲「ビゴーが見た明治職業事情

原聖「興亡の世界ケルトの水脈」★★

夢野久作「瓶詰の地獄

大森望責任編集NOVA 2019年秋号」

パク・ミンギュ「短篇ダブル サイドA」☆

パク・ミンギュ「短篇ダブル サイドB」

チョン・ソヨン「となりのヨンヒさん」

森谷公俊「興亡の世界史 アレクサンドロス征服神話」★

三方行成「トランスヒューマン ガンマ線バースト童話集」

三方行成「流れよ我が涙、と孔明は言った」

高山羽根子オブジェクタム」

6月12冊)

宮内悠介「スペース金融道」。

草野原々「最後にして最初アイドル

石川宗生「半分世界」★

「ガラン版千一夜物語 1」★★★

「ガラン版千一夜物語 2」

「ガラン版千一夜物語 3」

「ガラン版千一夜物語 4」

「ガラン版千一夜物語 5」

「ガラン版千一夜物語 6」

オースン・スコット・カード無伴奏ソナタ

ジョン・サザーランドジェイン・エア幸せになれるか?―名作小説さらなる謎」★★

イアン・マクドナルド火星夜想曲

7月12冊)

ジョン・サザーランド現代小説38の謎 『ユリシーズからロリータ』まで」

J・P・ホーガン未来からのホットライン

ロバート・アーウィン「必携アラビアン・ナイト 物語迷宮へ」★

クリストファー・プリースト奇術師

ルーシャス・シェパード「竜のグリオールに絵を描いた男」

ウィルワイルズ時間のないホテル

ヴァージニア・ウルフ「ダロウェイ夫人」(光文社)★★★

栗田伸子・佐藤育子「通商国家カルタゴ」★★

アーヴィングアルハンブラ物語」上巻☆

アーヴィングアルハンブラ物語」下巻

J・P・ホーガン創世記機械

J・P・ホーガン未来の二つの顔」

8月10冊)

ジュリアン・バーンズフロベールの鸚鵡」

松谷健二カルタゴ興亡史 ある国家の一生」★★★

イアン・マクドナルド黎明の王 白昼の女王

松谷健二「東ゴート興亡史 東西ローマのはざまにて」★★

ピーター・S・ビーグル「完全版 最後ユニコーン

松谷健二ヴァンダル興亡史 地中海制覇の夢」★

オルガ・トカルチュク「逃亡派」☆

ユヴァル・ノアハラリ「ホモデウス テクノロジーサピエンス未来」上巻☆

ユヴァル・ノアハラリ「ホモデウス テクノロジーサピエンス未来」下巻

シュティフター晩夏」上巻

9月(14冊)

シュティフター晩夏」下巻

岡嶋裕史「5G 大容量・低遅延・多接続のしくみ」

住吉雅美「あぶない法哲学 常識に盾突く思考のレッスン」★★★

西田龍雄アジア古代文字の解読」☆

山内進『北の十字軍 「ヨーロッパ」の北方拡大』★★

マリオバルガス・ジョサ(リョサ)「嘘からたまこと」

吉岡乾「現地嫌いなフィールド言語学者かく語りき。」

原田実偽書が揺るがせた日本史」☆

ルーシャス・シェパード「タボリンの鱗 竜のグリオールシリーズ短篇集」

オルガ・トカルチュク「昼の家、夜の家」

森安孝夫「興亡の世界シルクロード唐帝国」★

後藤明「南島神話」☆

A・レシーノス原訳「マヤ神話 ポポル・ヴフ」

杉勇、屋形禎亮「エジプト神話修集成」。

10月(15冊)

八杉佳穂「マヤ文字を解く」★

トンマーゾ・ランドルフィカフカ父親

加藤文元「宇宙宇宙をつなぐ数学 IUT理論の衝撃」★★

スティーヴン・ミルハウザー「三つの小さな王国

エイミー・B・グリーンフィールド完璧な赤 「欲望の色」をめぐる帝国密偵大航海物語

リン・ディン「血液石鹸

ヴァールミーキ著、中村了昭訳「新訳 ラーマーヤナ1」

ザカリーヤー・ターミル「酸っぱいブドウ はりねずみ

ヴァールミーキ著、中村了昭訳「新訳 ラーマーヤナ2」

ダニヤール・ムイーヌッディーン「遠い部屋、遠い奇跡

ヴァールミーキ著、中村了昭訳「新訳 ラーマーヤナ3」

プラープダー・ユンパンダ」☆

ヴァールミーキ「新訳 ラーマーヤナ4」

チュット・カイ「追憶カンボジア

馬場隆弘「椿井文書 ――日本最大級の偽文書」★★★

11月(12冊)

ヴァールミーキ「新訳 ラーマーヤナ5」

タクブンジャ「ハバ犬を育てる話」☆

井伏鱒二山椒魚」(新潮文庫)★★

志賀直哉清兵衛と瓢箪網走まで」(新潮文庫)★★★

ヴァールミーキ「新訳 ラーマーヤナ6」

ホアン・ミン・トゥオン「神々の時代」★

カズオ・イシグロ充たされざる者

池上英洋・川口清香美少年美術史: 禁じられた欲望歴史

ヴァールミーキ「新訳 ラーマーヤナ7」

プラープダー・ユン地球で最後のふたり」☆

ソーヴァデーヴァ「屍鬼二十五話―インド伝奇集」☆

プラープダー・ユン「鏡の中を数える」

12月(12冊)

グレアム・グリーン第三の男

ローデンバック「死都ブリュージュ

ショレム・アレイヘム「牛乳屋テヴィエ」

池上英洋・荒井咲紀「美少女美術史 人々を惑わせる究極の美」

ヤスミナ・カドラ「カブールの燕たち」☆

ホセ・ドノソ「夜のみだらな鳥」

カズオ・イシグロわたしたちが孤児だったころ」★★

ロレンススターン紳士トリストラム・シャンディの生涯と意見」上巻

ロレンススターン紳士トリストラム・シャンディの生涯と意見」中巻

ロレンススターン紳士トリストラム・シャンディの生涯と意見」下巻

ハン・ガン菜食主義者」★★★

マリオバルガスリョサ「継母礼賛」★

漫画(22冊)

入江亜季「北北西に曇と往け」(一)~(四)

浅野いにお短編集 ばけものれっちゃんきのこたけのこ

八木ナガハル物質たちの夢」

詩野うら「有害無罪玩具」★★

詩野うら「偽史山人伝」

道満晴明ニッケルデオン」【赤】【緑】【青】

中村明日美子「Aの劇場 新装版」★★★

panpanyaおむすびの転がる町」

中村明日美子「Bの劇場 新装版」

石黒正数「Present for me」

水上悟司「放浪世界

須藤佑実ミッドナイトブルー」☆

澤江ポンプ「近所の最果て」

道満晴明メランコリア上下巻★

カシワイ「光と窓」

ヨシジマシウ「毒百合乙女童話

総評

月ごとに一番面白かった本を3冊選び、★をつけた。ただし、どうしても入れたかったものは☆をつけた。月ごとの順位なので、たとえばパク・ミンギュにはもっと星をつけたいのだがそれが反映されていない。

数えてみたが、2020年に読んだのは活字149冊、漫画22冊だった。毎月12から13冊読んでいると思っていたので、単純計算で150冊を超えると思ったが、ぎりぎり足りなかった。とはいえ、毎月10冊という目標は達成している。

1年を通して見ると、ノンフィクションばかり読む時期や、SFばかり読む時期などが明確に交代していることがわかる。特に4月から6月SFファンタジーほとんどだったが、8月以降SFを全くと言っていいほど読んでいないし、逆に11月、12月は1冊をのぞいてノンフィクションがない。

また、芥川賞をはじめとした日本現代文学ほとんど手に取っていない。ベストセラーエンタメホラーもない。逆に、韓国タイペルーチリなど、日米欧以外の海外文学割合が高い。

意識してきたわけではないが、自分の好むジャンル科学歴史ノンフィクション神話、行ったことのないラテンアメリカアジア文学メタフィクション的であったり奇妙な味がしたりする短篇集、古典であるようだ。一方で、女性作家割合は低く、特に日本現代女性作家ほとんど手に取ってない。一時期は多和田葉子だとか江國香織とかをよく読んでいたので女性作家が嫌いなわけではなく、ヴァージニア・ウルフも好きだし、ハン・ガン自分の中では大当たりだったので、もう少し割合を増やしてもいいかもしれない(追記。身につまされる話よりも読んでいて気持ちのいい本を読む率も増えた)。

割合の話でいえば、大学時代はもう少し文豪作品を多く読んでいたように記憶している。それと、いくつから例外を除き、世間の動きや話題とは遊離したチョイスばかりである。世の中から目を背けているわけではないが、日々の雑事とはまた違う視点に立てたのはありがたかった。新型コロナウイルス関連の記事ばかり読んでいては気がめいってしまう。

今年は少し冊数が少なくなるかもしれないが、引き続き毎日の気晴らしとして、気が向いたものを好きなように読んでいきたい。

以上。

2021-01-24

anond:20210124040252

元増田です。聞いてもらえて嬉しいです。質問もらったのにかこつけて自分語りさせてもらいます

殺人鬼wikipediaとか読んでると時間忘れるよね。家族の前では読まないのは、インモラル系統を隠すぐらいの意識はあるんだと思う。

クスリとか化学系統は、文系から理解できないんだよな。でも、文系でもドラッグの話は相性良くて、最近アヤワスカ体験談ブログで読んだ。面白かった。

本は、『ミリンダ王の問い』って本をいま読んでいる。アレクサンダー大王ときから、「征服するつもりで東方に来たら、おい、東洋美術とか哲学とかマジヤベぇぞ」ってのがあったみたいで、これはその流れを継いで、ギリシャミリンダ王(メナンドロス1世)とナーガセーナ(インドの高僧)の哲学対話をまとめたものです。仏教を軸にした東西文化交流、っていう、おそらく伝承とはいえ、すごく歴史的に意義の深いもののはずなんだけど、お互いマジメすぎるのか言動常軌を逸してて、ツッコミのないWボケみたいになってて、ヘラヘラ笑いながら読んでる。

でもすごい暇人向けなので、次は直近で読んだ、翻訳家岸本佐知子さんの『死ぬまでに行きたい海』をおすすめします。これはマジでいいです。岸本さんのワナビー文章書いたから、もし俺の文章で少しでも時間が潰せたなら、『死ぬまでに行きたい海』はきっとすごく幸せ読書体験になると思います

マンガは、最近ネルダイスキの『いえめぐり』が良かった。物件探しって切り口にかこつけて、狂人のぶっ飛んだ妄想を執念で可視化したみたいな怪作。描くの、すげえ時間かかってると思う。ほんとに売れてほしい。そんで、こういう漫画月一で出てほしい。本人のtwitterで試し読みができたと思います

あとフツウに(?)ブルーピリオドの9巻昨日買った。美大入試のハックものって切り口だと思うけど、それは入口で、やっぱ上質なスポ魂だと思う。パワーもらえる。あときねみ可愛すぎ。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん