「サピエンス」を含む日記 RSS

はてなキーワード: サピエンスとは

2024-03-04

池沼MURは人間扱いなんてしねぇよ!で見殺しにするのを繰り返して天才ガチャ輪姦してるみたいだけど

これマジ消費に対して結果が貧弱すぎだろ、情けない運頼み聡ずかしくないの?なあよお、ホモの兄ちゃん脳みそついてんのかしっかりよ

こっちの事情も考えてよ、猿のくせによお何がサピエンスだあ?お前が池沼の役しゃぶれよ!ほらしゃぶれよ生きるの上手いんだろ?

拓也のビルダー系肉体とレオイケメンと超デカマラがコラージュできれば完璧なように人間持ちつ持たれつこれ常識

ラブ&ピース!愛だよ愛!だから返してください何でもしまからオナシャス人間免許証

じゃあ死ね!(無慈悲

ハハァ…マジ?それって宣戦布告自分を裁けない正義くんは正義ヒーローではないな、ウルトラ○ンだって死ぬ時は射精するんだよ

やっぱり反出生ッチはやめたほうがよくね?産みまくって資源食い潰す方が最短ルートだなとガタイ分析SE×は奥深い、まるで底無し沼みたいなんだ

2024-01-06

anond:20240106141531

それならサピエンス全史2巻セットを枕にするとちょうど良いんじゃないかな?

サピエンス全史2巻セットを枕にするとちょうど良い

このくらいの高めで硬すぎない枕ほしい

病院の診察室とかにあるような

2024-01-01

anond:20231231195856

は?ねーわ。むしろ女の貧弱な体見るたび「ホモサピエンスサピエンスのメスって何でこんな不恰好なの?せめてちょっと筋肉つければまだましなのに。」って思う。ほとんどの女は「栄養失調なの?」って心配になるくらい。

2023-12-17

現実世界で「長寿だけど生殖能力が低い生物」っているのだろうか

いない気がするんだよなあ 勘だけど

ファンタジー作品に登場するエルフはたまに「生殖能力が低い」みたいな設定がされていることがある

もし長寿エルフ普通人間並みの繁殖スピードだと大地はエルフで埋め尽くされるはず それを回避するための設定の一つ

「なるほどなあ だからエルフ人間の方が数が多くて、エルフは数が少ないのか」と思っていたのだが

私が生きるこの現実世界地球に「長寿だけど生殖能力が低いので数が少ない」って生物はいなさそうな気がするぞ

長寿生物……例えばカメ

軽くぐぐって調べてみたが別に生殖能力が低いことはないようだ

まあ一度に複数の卵を産めるカメと、胎生で基本的に一度に一人を産む(であろう)エルフを比べるのはおかしいかもしれないが

→少なくとも短命のカメの種類と長命カメの種類の生殖能力を比べないと意味ないんじゃないか

 →『ゾウの時間ネズミ時間』を再読してもいいかもしれない

じゃあ類人猿だけで比べてみるか?

積読状態の『サピエンス全史』を読む時が来たという事

---

それは『葬送のフリーレン』を読んでいてふと思った疑問

私達エルフは長くは生きるけど、恋愛感情生殖本能みたいなものが軒並み欠落しているからね。

緩やかに絶滅していってるんだよ。

『葬送のフリーレン』第13話におけるフリーレンの台詞

エルフ繁殖能力は低い≒恋愛感情生殖本能みたいなものが軒並み欠落している、の等式は成り立つか?ここは自明ではないか

 →現実世界で「生殖能力が低い」というのは発情期の周期が長かったり孵化率が低かったりいろいろあるだろうけど、少なくとも『葬送のフリーレン』のエルフは「恋愛感情生殖本能みたいなものが軒並み欠落している」っていうんだから比べるのは筋が違う気がするよなあ?

  →現実世界生物で「恋愛感情生殖本能みたいなものが軒並み欠落している」生物を探すのは流石に無理筋の予感しかしない

エルフ自身が「エルフの数が少ないのは繁殖しようというやる気が無いからだ」という自己認識だったとしても、実際の数が少ない原因は別という可能性は普通にあり得る

しろエルフ繁殖能力が低いというよりも、普通人間繁殖能力がめちゃくちゃ高い説はありえる

ホモ・サピエンスは何故世界中のありとあらゆる場所繁殖できるのか?

→「エルフホモ・サピエンスが持つ何かの性質を持っていないので相対的繁殖能力が低い、その性質とは何?」という問を考えるほうが筋がよいか

やはりさっさと『サピエンス全史』を読むしかいか

---

『葬送のフリーレン』以外でも「エルフ繁殖能力は低い」って設定は見たことがあるような、ないような……

それの源流を探す旅も面白そうではある

エルフ繁殖能力はともかくとして、ファンタジー世界エルフが登場するとき、森の中のそこまで大きな規模ではない集落に住んでいるイメージはある

世界を牛耳る巨大なエルフ民族エルフは「民族」なのか?)単一国家ってイメージよりかは森の人ってイメージがある

ダンジョン飯』のエルフはそこそこ牛耳ってないか?→少なくとも繁殖力でトールマンに劣る

そういえば『指輪物語』は詳しく知らないのだが、あれのエルフはどんな設定なのか

!?指輪物語』のエルフ自然死しないのか!凄いな……

だめだ、『指輪物語』に限らずエルフ文化史について調べると時間いくらあっても足りない

読みたい本は無数にあるので沼にはまりそうなテーマは慎重に避けなければならない

少なくともヨーロッパ伝承エルフと『指輪物語』のエルフ最近エンタメ作品エルフとはそれぞれ別で調べないとごっちゃになってダメそう

---

だいたい普通人間エルフは混血可能って設定が不思議なんだよなあ

分類学的に見ると人間エルフほとんど同種なのかもしれない

何かの作品ではハーフエルフ生殖能力を持たないって設定だったな……

だとるすとその設定だとハーフエルフレオポン的な位置づけか

ファンタジー世界の作中で現代的な分類学存在するかどうかはかなり怪しい

作中でクジラは魚の仲間であるという認識がされていたって不思議ではなく、だとするならエルフ人間の分類だってどのくらいの信頼ができるか……

しかし少なくとも『葬送のフリーレン』だととある魔族がサメシャチ骨格標本を見ながら「魚類」「哺乳類」「収斂進化」という言葉を使っていた

『葬送のフリーレン』作中には分類学概念存在する

であれば作中で魔族が人間エルフの違いを分類学的に調べていたとしても不思議ではない

魔法が出てくるファンタジーなのに人物思考はかなーり科学的なんだよなあ

→いや、とある魔族はシャチを魚と認識していた それを別の魔族が「哺乳類である」と正した 分類学概念を持つ魔族はイレギュラー

日記

---

真面目に考えるのであれば、そもそも繁殖能力が高い/低いとはどのようなことか」について定義しないといけないのだろう

でもこれは気になったことをメモする日記なので面倒くさそうな部分はファジーにしておく

---

ジャイアントパンダについて言及するのを忘れていた

あれは確かに繁殖の意欲がない動物と言っていいだろう

しかしそれはあくま飼育下での話なんじゃないのか

長寿ってわけでもないだろう

しかエルフの数が少ない理由考察するのに参考にはなる事例かもしれない

---

現実世界だって出生率が2未満の国はあるじゃん人類だって緩やかに絶滅している最中なんだよ よって長寿だけど生殖能力が低い生物とは人間に他ならない」

私の心の中の魔よ、退散せよ

私はそんな話をしたいわけじゃないんだよ

エンタメ作品の話に乗じて社会問題について語ろうとしないでくれ

……いや、しかし一考の余地はあるか

エルフの「長寿だが生殖能力が低い」というのは生得的ではなく、社会構造など外的要因に起因する後天的ものなのでは?という話か

しかし今考えたい内容から離れてしまうのでこの方面考察はまた別の機会にしよう

2023-11-09

anond:20231109194158

我々サピエンスを除くホモ属が「魔族」くらいの位置づけだったんじゃないの

まあ全滅させたけど

2023-11-05

なんで美しいものが好きなんだろう

人の容姿精神のありよう、芸術アクセサリー建築インテリア整理整頓etc...

なぜ我々サピエンスは美しいと感じてそれを好むのだろう。

しかも、美しさの感じ方は時代によっても、人によっても変わるんだ。

なんなんだろうな。

2023-10-31

無宗教歴史について俺たちは習ってなさすぎる!

宗教が全部悪い!宗教全部滅べ!」

こういう言説をあちこちで見かけるようになった。

それに対してのカウンターめっちゃ見る。

でもそもそも宗教と完全に切り離された状態って人類存在したのだろうか?

サピエンス全史の暴論を鵜呑みにするのならば「そもそも宗教がなければ人類は知性を獲得していない」という前提が成り立つ。

だが世界歴史の中には宗教と無縁のままに知性を獲得した民族がいるのではないだろうか?

または、宗教を完全に締め出すことに成功した国家は一度も存在しないのだろうか?

学校の授業ではこの辺を全く習ってない。

特定宗教が強い国家が、他の宗教弾圧するという、ヤクザ縄張り争いみたいな話は山程聞かされたが、そもそも何の宗教存在しない状態については聞いたことがない。

古代文明の話においても土着の信仰についての話題が付きまとってきた。

宗教と完全に無縁な状態人類とはどういう状態になるのだろうか?

コミュニティの全員が完全に宗教を切り捨ててた状態存在したのだろうか?

死者を弔うことはあってもそこに冥界を信じる心は持たず、魂の実在も信じることがないコミュニティが成立した時代はあったのか?

学校で習った範囲しか世界史を知らない俺は全くそういうのが思いつかない。

俺が習った範囲においては、人類は常に何らかの信仰スピリチュアル認識と共に生きてきている。

いや……だが……我々が現代科学という信仰を手にしたことでかつて科学と信じていたもの非科学的と切り捨て、それに宗教性を見出しているだけなのか?

じゃあ……幽霊存在を信じるまではセーフだけど、神様がいてお祈りや捧げ物をするとボーナスタイム突入するって考え方が存在しないコミュニティぐらいの感じで……。

これでもなさそうだね。

神の存在科学として認識してそうな気がするんだよな……まともに実験とかやってなかった頃の人類……神がこの世界プログラミングたからこの世界はこういう法則で動いてるんだぜ?もしも誰もこの世界を作ってないんだったら再現性担保されるような法則性が存在するはずがないじゃんだって世界カオスなはずなんだもの!みたいな感じで無から神がボンボコ湧いてきてしまう気しかしねえ……

2023-10-06

anond:20231006070023

サピエンス全史での主張を採用すると、想像現実のものとして認識する能力こそが人間を他の生物に比べて圧倒的優位に立たせてる要因らしいが

その帰結として想像と実際を区別出来なくなる人間が出てくるのは当然で仕方のないことなのかな?

思い込みが激しい人とかはその典型例か

2023-08-29

サピエンス全史のYuvalさんがストーリーフィクションの力を語っていたが、AIがその力を使い始めたらやばいと言っていたので、できるだけフィクション自分の力で書くことにした。

https://www.youtube.com/watch?v=Mde2q7GFCrw

2023-08-07

anond:20230807215050

国家司法に裁かせる

自分暴力ではなく、治安維持の為に作られた法律によって暴力対応する

正しい生き方を知らない人間サピエンスとして生きていく方法を知らなくて大変だね。猿山処世術しか知らないで生きてきたの?

2023-07-26

鬱を忘れるほどの知的な刺激を得られる本

銃・病原体・鉄

サピエンス全史

この世界が消えたあとの科学文明のつくりかた

他には?

anond:20230726042911

2023-07-05

人類はいつ生まれたのか?

キリスト教的に言えば神がアダムを作った瞬間だろうから、分かりやすい。

神道はわけわからん最初人間は誰?神武天皇なのか、瓊瓊杵尊なのか、イザナギなのか?

現代科学進化論)的には、ホモ・サピエンスサピエンス人類って考えると、

アフリカチンパンジーからちょっとずつ分化していって、そのうちのたまたま生き残ったのが人類ってことで、

結局最初人間は誰?ってのは現実的に追求するのは無理って言うか、どこで線を引くかだけの問題な気がする。

そんなことをつい考えてしまう。仕事中なのに。

荒廃していく「ように見える」時代の流れと、遥か古代から続く「世界はより悪くなっている」の思い込みの興味深さ

興味深い、というような気がしてくる。

.

ええと、どこかの段階では自分場所を作るべきなんだろう。ただ、今はここに書き記しておきたい。

.

今起きているフランス暴動――黒人系・アラブ系二世に対する日本コメント欄での無理解と、暴動を起こす側の無理解はよく似ている。

.

他者への不寛容排斥対立。分断。

トランプ大統領がその流れを「生んだ」というわけではないだろう。むしろ議事堂襲撃や退任によって世界的な流れは若干緩んだかもしれない。

.

ロシアはどうだろう? どちらかと言えば、無理解は加速したが中国拡張主義の速度は緩んだと言える。

そう、中国はと言えば国内の急速な失業率悪化が報じられている。まぁ、その原因は欧米と同じく「日本化」、いわゆる人口問題による先進国の老化ではあるのだが。

.

新型コロナは明けたが、それでも世界はより悪くなっているのだろうか?

.

答えは、わからない。そもそも「より悪くなっている(気がする)」というのが100%個人主観による感想から

そして客観的研究によると、『FACTFULNESS』が何年か前にこれをテーマとしてベストセラーになったが、

世界はより良くなり続けている」のだという

https://www.gentosha.jp/article/23545/

他にも、同様の研究がある。「昔はよかった。今はダメだ」と、紀元前古代シュメール人粘土板にすら書いてあるという。

エジプトピラミッドにも「最近若い者は」と落書きがある、というのはネットミームだそうだが、そう遠く外してもいなかったわけだ。

https://newspicks.com/news/6972076/body/

.

世界はより良くなり続けている」とはどういうことか?

すなわち、世界乳幼児死亡率、栄養失調率、極度の貧困率乳幼児ワクチン接種率及び病死率などはいずれも改善されているということだ。

.

そして、人間の脳には本来世界はより悪くなり続けている」と考える仕組みが備わっている。

より厳密には、「昔の記憶を良い思い出に書き換える」「現在未来について悲観的な予測をする」「恐怖やネガティブな要素を重要視する」といった本能だ。

いずれも、昔のことはポジティブに考えて悪いことはさっさと忘れた方が健康的だし、危険を悲観的に予測し、重要視して避ける。

生存率を上げるための合理的本能である

.

その辺りは『FACTFULNESS』本編の序章に詳しいのでここまでにするとして、

ではそれを前提にすると? 少し興味深い見方もできる。

.

まり、「世界の荒廃も一時的で、一側面的で、見方によるものしかない」のだとすれば?

.

たとえば戦争ロシア-ウクライナ間で起きていることは悲劇だ。

だが、統計的にはどうか。約35万人の死傷者数と見積もられている。

1980年代イランイラク戦争では約100万人以上。しかし、世界人口総数が当時は44億人、現在は80億人を超えていることを鑑みると、

人間一人当たりの死の悲劇性は半減しているのだから、状況は統計以上に改善している」と考えることもできるかもしれない。

まぁ、世界人口総数あたりの戦死比率は間違いなく減少している。

.

世界改善され続けている」――これはとても興味深い。

何故なら、本能直感とは反する結果だからだ。とても科学的だ(科学史では直感に反する事実がしばしば証明される)。

.

もちろん、日本経済人口問題、「先進国の老化」、人種差別、などなどの諸問題は間違いなくある。

しかし――それでも世界改善されているのだとしたら?

.

一つには、「今は揺り戻しのターン」だという捉え方がある。

そもそもが、一つ前の時代悲劇とは世界大戦であり核戦争寸前の冷戦である。それに比べれば、まぁ差別暴動テロも局地的戦争も、大した問題とは言えない。

歴史的にはヨーロッパでは毎日のように戦争を起こしていた時代もあるのだし。

.

冷戦終結から2010年代まで、長らく続いた平和の次の「戦争の、あるいはネガティブのターン」だと捉えることもできるだろう。

それなら、耐えていれば次にまた幸福時代が訪れるわけだ。

.

とはいえ、それは「誰にとって」幸福時代なのか?

冷戦終結から2010年代までを最も幸福に過ごしたのは、やはり先進国人間だろう。

日本もまた、高度経済成長からバブル崩壊辺りまでの期間はきわめて幸福だったに違いない。

.

だとして。そうした時代の主役ともいうべき人々が、舞台を他に譲るのだとしたら?

.

西側諸国の次はアジア、その次はインド、その次はアフリカ……と、予測されている。人口動態からは。

それが、「次のターンで幸福になる人々」なのかもしれない。

まぁ、その理屈になる場合アフリカの番が来るのは次の次、ぐらいなのだろうが。

.

世界改善され続けている――それは、言い換えれば、「今見えている景色よりも過去は遥かに地獄だった」ということを保証するに過ぎない。

もっと言うなれば過去の一時点は現在よりもネガティブな要素があった」と言うべきか。縄文時代労働時間は2-3時間だったらしいのだし。

サピエンス全史』は「農業人類史上最大の詐欺」と語り、科学は素晴らしき発明だと言う。

.

事実はどうなのか? そもそも事実などあるのか?

「その時代に最も幸福な人々」が語る言葉は、真実であると同時に欺瞞なのでは?

.

つまるところ。荒廃も幸福も、大した違いなどないのかもしれない。

からそれが、興味深いと思った。

.

この先、世界はどのように「荒廃」し、「幸福」になるのか?

その二つに大差がないのなら、あるのはパターンの違いであり、ディティールの異なる時代なのだろう。

それは、面白いと思わなければ損だ。

.

相対主義的な捉え方だという自覚はある。

だが結局のところ、人は自分の見たいように世界を見るし、それは一つの観点としては真実なのだ

.

迫害される黒人アラブ人にとって「世界は極めて攻撃的」だし、

彼らの暴動を受ける側は「彼らは極めて攻撃的」であり、

そのどちらでもなく平穏母国で暮らす黒人アラブ人の人々にとっては対岸の火事にすぎない。どうだっていいことだ。

そもそもが、そんな区分意識さえしないだろう。

.

幸福だと思う人にとって世界幸福で、悲劇だと思う人にとって世界悲劇的だ。

ならばどこまで行っても、最初からそんな世界喜劇なのだろう。

.

興味深く、楽しむべきなのだろう。

世界の次のターンは悲劇か? 幸福か?

.

それは、ただ自分自身が決めることでしかないのかもしれない。

荒廃していく「ように見える」時代の流れと、遥か古代から続く「世界はより悪くなっている」の思い込みの興味深さ

興味深い、というような気がしてくる。

.

ええと、どこかの段階では自分場所を作るべきなんだろう。ただ、今はここに書き記しておきたい。

.

今起きているフランス暴動――黒人系・アラブ系二世に対する日本コメント欄での無理解と、暴動を起こす側の無理解はよく似ている。

.

他者への不寛容排斥対立。分断。

トランプ大統領がその流れを「生んだ」というわけではないだろう。むしろ議事堂襲撃や退任によって世界的な流れは若干緩んだかもしれない。

.

ロシアはどうだろう? どちらかと言えば、無理解は加速したが中国拡張主義の速度は緩んだと言える。

そう、中国はと言えば国内の急速な失業率悪化が報じられている。まぁ、その原因は欧米と同じく「日本化」、いわゆる人口問題による先進国の老化ではあるのだが。

.

新型コロナは明けたが、それでも世界はより悪くなっているのだろうか?

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答えは、わからない。そもそも「より悪くなっている(気がする)」というのが100%個人主観による感想から

そして客観的研究によると、『FACTFULNESS』が何年か前にこれをテーマとしてベストセラーになったが、

世界はより良くなり続けている」のだという

https://www.gentosha.jp/article/23545/

他にも、同様の研究がある。「昔はよかった。今はダメだ」と、紀元前古代シュメール人粘土板にすら書いてあるという。

エジプトピラミッドにも「最近若い者は」と落書きがある、というのはネットミームだそうだが、そう遠く外してもいなかったわけだ。

https://newspicks.com/news/6972076/body/

.

世界はより良くなり続けている」とはどういうことか?

すなわち、世界乳幼児死亡率、栄養失調率、極度の貧困率乳幼児ワクチン接種率及び病死率などはいずれも改善されているということだ。

.

そして、人間の脳には本来世界はより悪くなり続けている」と考える仕組みが備わっている。

より厳密には、「昔の記憶を良い思い出に書き換える」「現在未来について悲観的な予測をする」「恐怖やネガティブな要素を重要視する」といった本能だ。

いずれも、昔のことはポジティブに考えて悪いことはさっさと忘れた方が健康的だし、危険を悲観的に予測し、重要視して避ける。

生存率を上げるための合理的本能である

.

その辺りは『FACTFULNESS』本編の序章に詳しいのでここまでにするとして、

ではそれを前提にすると? 少し興味深い見方もできる。

.

まり、「世界の荒廃も一時的で、一側面的で、見方によるものしかない」のだとすれば?

.

たとえば戦争ロシア-ウクライナ間で起きていることは悲劇だ。

だが、統計的にはどうか。約35万人の死傷者数と見積もられている。

1980年代イランイラク戦争では約100万人以上。しかし、世界人口総数が当時は44億人、現在は80億人を超えていることを鑑みると、

人間一人当たりの死の悲劇性は半減しているのだから、状況は統計以上に改善している」と考えることもできるかもしれない。

まぁ、世界人口総数あたりの戦死比率は間違いなく減少している。

.

世界改善され続けている」――これはとても興味深い。

何故なら、本能直感とは反する結果だからだ。とても科学的だ(科学史では直感に反する事実がしばしば証明される)。

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もちろん、日本経済人口問題、「先進国の老化」、人種差別、などなどの諸問題は間違いなくある。

しかし――それでも世界改善されているのだとしたら?

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一つには、「今は揺り戻しのターン」だという捉え方がある。

そもそもが、一つ前の時代悲劇とは世界大戦であり核戦争寸前の冷戦である。それに比べれば、まぁ差別暴動テロも局地的戦争も、大した問題とは言えない。

歴史的にはヨーロッパでは毎日のように戦争を起こしていた時代もあるのだし。

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冷戦終結から2010年代まで、長らく続いた平和の次の「戦争の、あるいはネガティブのターン」だと捉えることもできるだろう。

それなら、耐えていれば次にまた幸福時代が訪れるわけだ。

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とはいえ、それは「誰にとって」幸福時代なのか?

冷戦終結から2010年代までを最も幸福に過ごしたのは、やはり先進国人間だろう。

日本もまた、高度経済成長からバブル崩壊辺りまでの期間はきわめて幸福だったに違いない。

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だとして。そうした時代の主役ともいうべき人々が、舞台を他に譲るのだとしたら?

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西側諸国の次はアジア、その次はインド、その次はアフリカ……と、予測されている。人口動態からは。

それが、「次のターンで幸福になる人々」なのかもしれない。

まぁ、その理屈になる場合アフリカの番が来るのは次の次、ぐらいなのだろうが。

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世界改善され続けている――それは、言い換えれば、「今見えている景色よりも過去は遥かに地獄だった」ということを保証するに過ぎない。

もっと言うなれば過去の一時点は現在よりもネガティブな要素があった」と言うべきか。縄文時代労働時間は2-3時間だったらしいのだし。

サピエンス全史』は「農業人類史上最大の詐欺」と語り、科学は素晴らしき発明だと言う。

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事実はどうなのか? そもそも事実などあるのか?

「その時代に最も幸福な人々」が語る言葉は、真実であると同時に欺瞞なのでは?

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つまるところ。荒廃も幸福も、大した違いなどないのかもしれない。

からそれが、興味深いと思った。

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この先、世界はどのように「荒廃」し、「幸福」になるのか?

その二つに大差がないのなら、あるのはパターンの違いであり、ディティールの異なる時代なのだろう。

それは、面白いと思わなければ損だ。

.

相対主義的な捉え方だという自覚はある。

だが結局のところ、人は自分の見たいように世界を見るし、それは一つの観点としては真実なのだ

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迫害される黒人アラブ人にとって「世界は極めて攻撃的」だし、

彼らの暴動を受ける側は「彼らは極めて攻撃的」であり、

そのどちらでもなく平穏母国で暮らす黒人アラブ人の人々にとっては対岸の火事にすぎない。どうだっていいことだ。

そもそもが、そんな区分意識さえしないだろう。

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幸福だと思う人にとって世界幸福で、悲劇だと思う人にとって世界悲劇的だ。

ならばどこまで行っても、最初からそんな世界喜劇なのだろう。

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興味深く、楽しむべきなのだろう。

世界の次のターンは悲劇か? 幸福か?

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それは、ただ自分自身が決めることでしかないのかもしれない。

2023-05-07

あなた人生がうまくいかないのは私のせいかもしれない

日本社会人の平均学習時間は1日6分、そのうちの95%の人の学習時間は0分。

これが日本社会現実である。つまり何もスキルを身に着けようともせず、自分学校卒業たころ、自分最初就職たころと似通ったスキルで世の中を渡りきろうとしている人々がいる。あなたはどれほど学習しているか

ほとんどの人は『努力』と『苦行』とを同一視している。これは教育の失敗によるのであろう。努力は苦しみを伴うことも多いが、苦しめばすなわち努力となるのではない。耐え忍べばいつかは救済が来るわけではない。苦行は意味がない。苦行ばかりしている人が多い。『わたしたちはいっぱい苦行をしている』と言い張っている。それは正しい。しか努力をしなければならない。自分の意を通すために必要なことをすべてやる能力努力という。

他責ばかりする者が多く見られる。『他責にするな』というのではない。どうして自分人生のすべての責任を、完全に他人のせいにしてそれを受け入れていられるのか。人生の主導権を手放して、それで満足か。痛めつけられてきて、自らの未熟さを世間から突きつけられ続けたからかもしれない。蔑まれ馬鹿にされ、からかわれ、侮辱される。どうせやっても無駄だと感じているか。無論、社会というものクズに見えるのは仕方がない。クズ人間は目につきやすい。ノイジーマイノリティである悪事千里を走るとも言う。ふざけたどうしようもない人物も実際に多くいる。そういうふうに社会を見れば、社会は「クズ」の総体でできたもののように見えるのも無理はない。「ああ、社会というものはどうしようもないんだね」と思うのだろう。違う。

いつまでも自分モラトリアム期間の中にいて、いつまでも人生猶予されているように振る舞っている輩が目につく。年齢を重ねれば自然大人になるわけではない。大人になろうとしなければ大人になることはできない。知識を重ねさえすれば大人になるわけではない。それはアダルトチルドレンという。どれだけの人々が、愚痴も言わず他人人生を助け、人々を愛しているかをしっかり見ようとしない。気付いてしまえば、己こそが真のクズだとわかってしまうからだろう。社会とは、自分身の回りだけではない。自分身の回り世界ではない。世界のごく一部である

どれほど自分が未熟で、愚かで、他罰的で、人に迷惑をかけ続け、どうしようもない、本気を出せない、信頼を容易く裏切る、クソガキ的存在なのか、そういうことに思い至りたくないのだ。このように言うと、実際反発する人が多いものだ。自分いかに素晴らしく、いか努力をしており、それに比べて他人はどうしようもなくダメで、他人は楽々生きているように見えて、恵まれているくせに、厚かましい無神経なやつばかりなのだと思っている。

「ああ、これは自分のことを言っているのだ」と振り返ることができない。どこかずっと他人である。そういうことは、自分ではない他人がやるべきなのだと思っている。しか他人人生は1つしかない。どうしてあなたのために、他人他人人生犠牲にしなければならないのか。他人にどうにかしてくれという発言は、ドラえもんを求めるのび太の声である。誰かスーパーヒーローがやってきて、自分を救ってくれはしないかと思っている。自分ドラえもんになろうとはしない。

ヒーローはいる。ヒーローは、人知れず人を助けている。感謝など誰からもされない。それこそが大人である。少し探せばいくらでも見つかるものだ。探そうともせず、目が曇っているから見つけられないのだ。自分はやっている、十分やっていると思っている。いいや、全然、やっていないのだ。耐えるだけなのは、怠けているのだ。耐えるだけなら楽だろう。耐えている自分は善で、耐えさせる他人が悪なのだ。そして、素晴らしい人々は、自分とは違う世界の住人だと思っているか。そうではない。身の回りの調度品を注意深く見よ。それはどう作られているかあなたに作れるか。何故それがそこに存在できるのか、安全暮らしていけるのか、思いを馳せない。それが当然のことだと思っているからだ。当然ではない。先人たちの血と努力奇跡結晶を「それが自然の摂理だ」と、誤って学習してしまったのだ。

努力や忍耐など他国の人々もやっている。とてつもなく多くやっている。他国の人は決して無知の民ではない。同じ人間であり、ホモ=サピエンス(知恵のある人)である野蛮人だと思っていたか自分だけだと思っていたか。それだから追い抜かれたのだ。時代のせいにするな。甘えるな依存するな。もうとっくに、昭和ではないのだ。今の社会人は全員が不景気しか経験していない。得など誰もしていない。「他国もっと苦しんでいる人だって頑張っているのに」という言葉を軽く見ている。心が鎖国しているのだ。目を向けなければいけない。自分が、自分が虐げられていることだけが重要だと感じているのだろう。あくま自己が優先。他人など蹴落としてしまえ、他人を虐げてしまってもよいという精神が、他人を容易く批判させる。

大人とは、「あなたは悪くない、あなたは少しも悪くない、悪いのはあなたではないよ、あなたは頑張っているよ、あなたは虐げられているよ、あなたは大変だったね」という悪魔を求めるべきときではない。そんなことは、ほとんどの場合、言われないものだ。当然の如くやるものだとみなされている。褒められもしない。愛されもしない。やるのが常識だと思われる。報われることもない。それでも頑張れるのは、わかってくれる人がいるからだ。自分のことだ。自分が、どれほど懸命にやっているかわかっていれば、それで良いのだ。

社会には大人が少ない。いないわけではないが、割合少ない。見えにくいというのもある。だから大人を求めている。全く割に合わず、非合理であっても、それをやろうとする人間を求めている。自分任務をわきまえて、それを果たせる大人を求めている。年齢的な意味での大人は、見限られていることも少なくない。どうせ言っても無駄なのだ固定観念に縛られて、他者に損害を与え自己利益だけを徹底的に追求する邪悪だと思われている。そのわりに、自分正義だと思っている。だから子どもに教えているのだ。大人は、子どもに救いを求めている。「未来大人たちよ、私達を助けたまえ」と言っている。

俺たちは、もはや助けられる方ではない。助ける方なのだ。誰か助けてくれると思っても仕方がない。なぜなら助けてくれる人が全くいないのだ。日本王国でも帝国でもない。早々に自分人生解決して、他人を助ける側に回らなければならないのだ。進まなければならないし、進もうとしているのだ。耐える必要はない。ただ努力せよ。

もしもそれができないなら、指をくわえてみていれば良い。救ってやろう。守ってやろう。俺たちは大人から、そうしたいのだ。

俺は、この文章意味が、ただ1人にだけ伝わればそれでいい。俺はただ、社会クズものだと思いたくないのだ。世界は素晴らしいのだ。

2023-04-26

なぜ人は浮気するのか?

最近雑学系のYou Tubeずっと見てて思ったんだけど

 

そもそもオスは種をばらまく性質がある

・モノサピエンスは一夫一妻制で成功してきた

 

っていう矛盾する性質があるらしいな

ここで初めて浮気という概念存在しえるんだけど

完璧に一夫一妻にならなかったのも、一夫多妻にならなかったのも面白いよね

ちょうどいい塩梅浮気する人間が生き残ったわけだよ

 

2023-04-12

未開の国家でも労働力があれば、サピエンスインフラを持って現れ、納税制度も作られる

そしてサピエンスとその傀儡たちが縄張りを作って税金をかすめ取る

植民地がなくなったので奴隷は輸出されず祖国に留まり、このごろは選挙権を持つ

しか派遣会社を追い出すことが出来ない

バフェット派遣会社にも投資するかな?

未開の国家でも労働力があれば、サピエンスインフラを持って現れ、納税制度も作られる

そしてサピエンスとその傀儡たちが縄張りを作ってボッタクる

植民地がなくなったため奴隷は輸出されず祖国に留まる

このごろは奴隷選挙権を持つが、派遣会社を追い出すことが出来ない

バフェット派遣会社にも投資するかな?

2023-04-02

社会秩序はいかにして可能か』という社会学の最大の問い

マクロでは、『サピエンス全史』に書かれているような話で、たんに宗教言語など秩序がある社会が生き残りやすいから生き残ったという話。

ミクロでは相互作用を通して規範がその都度、維持修正されているという話。ルーマンに影響された大澤氏の身体論・宮台氏の予期論で説明できてる気がするのだが。

社会学の最大の問い、すでに答えが出ているのでは?

2023-03-24

底辺脳みそ

前科三犯懲役計数年のおっさん「私は何も悪い事をしたと思ってないです」

万引き常習犯「人を殴ったわけじゃねーし」

DVパワハラおじさん「あいつ(被害者)が原因。俺は被害者っスよ」

好き勝手に人を殴るDQNヤンキー「俺正義感いからああいうのゆるせねーんだww」

こいつらを餓鬼からサピエンスアップデートする方法、頼むから教えてくれ。

2023-03-15

anond:20230315201554

ありがとう

学部生の時にユヴァルノアハラリのホモデウスとかサピエンス全史読んで以来、エリートコースというかバラ色の人生や安定した人生は諦めてるつもり。正直あの時くらいなら二浪相当で情報工学系に編入したりする手があったな〜とは後悔してる。

2023-03-08

anond:20230308192912

侵略したサピエンスがどうして他部族の形跡を跡形もなく消そうとしたかが謎だ

よほどヤバい話があったか

2023-02-25

自由主義への懐疑

自由主義あんま良いものじゃないなあ

自称サピエンスの現行人類に変わって、スーパーAIインフラもなんもかんも抑えて調和ある世界作ってくれないかなあ

2023-02-21

anond:20230221202310

識者の見解は逆

グーグルAIが「知性をもっている」という主張を巡る騒動は、さまざまな課題リスクを浮き彫りにした

https://wired.jp/article/lamda-artificial-intelligence-sentience/

研究者ジェイソンエドワード・ルイスとノエラニアリスタアーチャー・ペチャウィス、スザンヌカイトは、AI倫理に関して先住民哲学から得られた知見に基づいていくつかの視点を整理し、わたしたち機械との関係性を考察した論文を公開している。そして性差別主義者や、たいていは女性的にコーディングされたバーチャルアシスタントに対して暴言を吐くような一部の人々が習慣的にやっているような何か本当に恐ろしいことを、わたしたち機械モデル化していないか、またはそのようにふるまっていないか問いただしている。

カイトはこの論文自分担当した章で、ラコタ族の存在論を引き合いに出し、誰が(あるいは何が)敬意を払うべき「存在であるかということを分ける境界線を決めるのは、サピエンス(知恵)ではないことを認識することが不可欠であると主張している。

これは、すでに論じたAI倫理ジレンマの裏返しであるわたしたちチャットボット親友のように扱えば、企業わたしたちを食い物できる。だが、敬意を払うに値しない空っぽ存在として扱うことも、同じくらい非常に危険ことなのだ。

テクノロジーに対する搾取的なアプローチは、わたしたちの互いに対する、そして自然環境に対する搾取的なアプローチを単に強化するだけになる可能性がある。非常に人間らしく見せかけることで、実際の人間に対する残酷さに慣れてしまわないように、人間のようなチャットボットバーチャルアシスタントには敬意が払われるべきなのだ

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