「食糧不足」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 食糧不足とは

2023-10-19

anond:20231019093927

「値段を上げれば需要が減るから不足はなくなる」理論面白すぎて草

食糧不足もそれで解決していこう

2023-09-03

anond:20230831230310

子育てしたい人がもっと子育てやす環境作れって発言したりデモしたりするのは

権利として真っ当だし好きなようにしていいと思うんだけど。

少子化問題としては

年金システム崩壊又はそれに準ずる状態

GDP減少による国際的影響力の低下

移民による解決を試みた場合のそれに付随する問題

とか?世界全体では人口増えてるんだよね。昔は人口爆発による食糧不足みたいなフィクションがよくあったけど。

全体としてどういう状態が最適か、みたいな話っていまいちノりにくいよね。

2023-08-18

anond:20230818083906

中国インド経済発展して肉を食うようになると食糧不足になるとか言われてたけど価格が上がって先進国も食いにくくなるだけやなという話

2023-07-05

インボイスで離農増えそうだよね

農家特例あるじゃんって話だけどそれがあってもねって話

すでに高齢者農家とか後継者が2、30代くらいなら離農して年金暮らしとか離農して再就職のがまだいいもんね、企業人手不足だし大型免許持ってたら再就職結構楽に出来るよ

そんで手放した農地海外資本に買われるんだよ

農地農地のまま使うならまだいいけど、ホテルとかたてられちゃったら土壌汚染になるからもう農地には出来ないし、食糧不足かになったら食品海外から買うんだろうね

買うお金日本に残ってるといいよね

2023-06-09

anond:20230609121449

あれSNS投稿禁止とか言う謎ルールだったせいでネット上に情報あんまないけど、けっきょく総天然色慰安婦像反戦コラージュ天皇のしょーもない悪口ぐらいしか面白い出し物なかったんでしょ?

ガチ表現の自由がなかった戦時中の「実力のある者をドシド天皇にすべきだ」「産めよ殖せよ陛下の様に」「金属など奉納しません相当の相場で買え」「食糧不足につき人間製造中止」みたいな怪文書批評性でもエンタメ性で完敗してるのヤバない??

2023-03-27

anond:20230326161002

日本人が本当に飢え始めたのは終戦後のことらしいぞ。うちのじいちゃんばあちゃんがそう言ってた。

だって終戦海外領土をごっそり失って食糧生産量が減った上に外地から日本人がたくさん内地に引き上げてきて内地人口が一気に増えたか食糧不足になったわけだし。

闇米を拒否して餓死した裁判官の話も戦後食糧難の時のことだろ。

2023-03-01

anond:20230228164926

食糧不足問題対応する話だけど、先進国自国の飯を賄えるくらいの量は自国で作れるのよね

発展途上国人口爆発問題対応すべきものとしてコオロギ食が言われているけれど

先進国コオロギ食べずに発展途上国ではコオロギ喰え!ってインモラルすぎだろ?

既成事実作りだと思う。

2023-02-28

医学的に食糧不足コオロギを食べることについてどうなのか

食糧不足が深刻化する中、コオロギを含む昆虫食が注目されています

コオロギは、豊富タンパク質栄養素を含んでおり、世界中食用にされています

しかし、医学的には、コオロギを食べることによるリスクもあります

まず、コオロギを含む昆虫には、アレルギー反応を引き起こす可能性があります

コオロギを含む昆虫は、一般的食品アレルギーの原因となるタンパク質を含んでおり、アレルギーを持つ人にとっては、食べることが危険です。

また、コオロギを含む昆虫には、有害物質を含んでいる可能性があります

コオロギが生息する環境によっては、農薬汚染物質が含まれていることがあります

そのため、安全環境飼育された昆虫使用することが重要です。

さらに、コオロギを含む昆虫消化器官には、細菌寄生虫存在する可能性があります

これらの微生物が、人間の体内に入ることで感染症を引き起こすことがあります。そのため、十分に調理することが必要です。

以上のように、医学的には、コオロギを食べることによるリスクがあります

しかし、安全環境飼育された昆虫使用し、適切に調理することで、安全に食べることができます

食糧不足が深刻化する中、昆虫食を含む様々な食品安全性について、研究が進められることが必要です。

2023-01-08

anond:20230108090941

少子化によって年金だけに及ばず、人手不足社会自が持たないとういのがある

例えば

現在享受しているようなサービスが受けられなくなる

食糧不足治安・暑さ寒さ・不安定インフラに耐えながらの生活を強いられるってことだよ

2022-12-08

バイオマス量的に言ったら

オキアミとか蟻とかが地球征服者になるんじゃないの?

と言うか、ほぼ無尽蔵にあるオキアミ有効に食料化すれば一気に食糧不足解決するんじゃない?

2022-12-05

マンスリーサポートプログラムってする気になる?

TVCMしてるユニセフのやつ

食糧不足栄養不足の子供たちがかわいそう。ぜひ栄養食を届けよう

みたいな事を募ってるが、ご飯を届けると彼らは生き残る。でもその後は?

彼らには次のご飯必要だし食料が足りない子供はどんどん増えていく

いつまでたっても終わらない支援から月々の支払いをお願いします?

ユニセフの人は恵まれない子供たちに毎月ご飯を届ける仕事をしているので

なんか栄養不足の子供たちを助けようっていうよりは

からないでくれるとユニセフご飯を届ける仕事を続けられます

という風にも見える

今にも死にそうな子供たちにご飯を届けるのは素晴らしい事だと思うけど

助けるならもっと別なこと(仕事を与える、食料を育てられるようにする等)が必要なのでは?

それは別なところがやってるからまずはすぐ食えるご飯をって事なのだろうか

なんにしても終わりのない支援というのは切りがないのでやる気にならないなあと

2022-10-12

防災動画見てたら、たとえば火山が大噴火して地球寒冷化して世界的な食糧不足になったとしても、政府日本中農家に芋を作らせて最低限の食糧は確保できるとか言ってた。

日本政府にそんなリーダーシップとか危機対応力あるのかね。

2022-08-20

世界情勢の予想

「今後の世界情勢の予想」みたいな話がはてなにあまり上がってこないのが不気味だ。

ロシアウクライナから穀物輸出と肥料の輸出が滞って、直接的・間接的に食料不足の原因になり、世界情勢にさらなる混乱が起こる事はもはや秒読みの段階にきている。

 

アメリカEUウクライナ支援及び腰なのも、今後あちこちで勃発するであろう紛争を予想してのことと考えれば納得できる。

今ここで本気を出す訳にはいかないのだ。

ここでうっかり本気を出してしまうと、将来の食糧不足さらに深刻化する世界線にしかならない。それが原因で起こる紛争さらに激しいものになり、もはや欧米の手に負えなくなる恐れさえある。ロシアはそれを誘っていた節があるが、とりま欧米がその手に乗って混乱に陥る世界線は避けることができているのが現状。

 

それでも、このままウクライナ紛争終結して元の平和世界に戻る事はもはや期待できない。

米ドル以外での国家間取引きが堂々と行われる世界線になってしまたからだ。

 

飢餓問題解決のために、アメリカ米ドル以外の通貨ロシア穀物肥料が輸出されるのを黙って見ている事しかできない。

世界政治の中での米国地位低下はもはや避けられない。

 

そこを狙って、中国さらにのさばってくるだろう。

中国台湾攻撃することは無いと思いたいが、世界のあちこちで小さな紛争が勃発して、アメリカがそっちの対応忙殺されるようになれば、どう転ぶか解らない。

 

台湾半導体輸出が滞るような事態になると、世界物流の混乱はさらカオスなことになるだろう。

台湾以外の国の半導体生産工場重要性が増すだろう。だからそこに向けた投資が今さら活発化している訳だが、間に合うだろうか。

世界経済は皆が思っている以上にギリギリのところで回っている。

 

2022-07-21

mai********さん

2008/9/1 21:28

3回答

熊とスズメバチが戦ったら、どちらが強いでしょうか。それとも争うことはないのでしょうか?

生物動物植物23,298閲覧

1人が共感しています

ベストアンサー

mt_********さん

2008/9/2 0:42(編集あり)

養蜂家が最も警戒するミツバチの天敵は、巣を全滅させるオオスズメバチですが、同時に、ツキノワグマも警戒します。ツキノワグマミツバチの巣を壊して、中の幼虫や蜂蜜を食べるからです。

ツキノワグマは、ミツバチ程度の毒針では、ものともしません。

さらにこのツキノワグマは、アリやスズメバチの巣をも襲って食べます。成虫よりも、幼虫やサナギを食べるのです。ハチの幼虫やサナギ信州九州でも「蜂の子」と言って食べるように、非常に栄養素に富んだ食べ物です。

クマにとっても夏の食糧不足、秋の冬眠前の時期の食いだめには、重要食糧なのです。

スズメバチは「黒いものを狙ってくる」という習性があります人間にも、髪の毛や眉毛、瞳を狙ってきます(実際に刺されるのが多いのは、手で振り払おうとするために手ですが)。

この習性は、ツキノワグマ人間がその他の日本哺乳類とは違い黒い体毛であり、また唯一スズメバチを食べる存在であるために、長い年月をかけてスズメバチが身に着けた習性といわれています

それほど、スズメバチクマ(人も)の関係ポピュラーものです。

私は木の幹と枝の間にできたキイロスズメバチの巣を襲って食べるツキノワグマを観察したことがあります

ハチは、クマの目や鼻を狙って攻撃しますが、クマダメージは受けていますが、それでも前足などで払いながら、巣盤をくわえて去っていきました。

むろん、鼻面ではダメージはありますが、それ以上に貴重な食糧を確保する方が死活問題なので、かまっていられないというところが本当のところでしょう。

しかし、クマの毛は人間のそれとは大きく違い、細い針金のような硬いものです。筋肉脂肪も厚く、人間が避けて通るようなノイバラの生い茂る場所でも平気で通り抜けます

毛が無く露出している鼻先や目元以外は、クマスズメバチの針は通用しません。

オオスズメバチくらいになれば攻撃力が段違いなので別ですが…そのためか、ツキノワグマスズメバチ趣味研究している私でも、オオスズメバチの巣をツキノワグマが襲って食べたという話は聞いたことはありません。

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質問者からのお礼コメント

ご回答ありがとうございますスズメバチの天敵が熊という理由がわかりました。

お礼日時:2008/9/3 22:38

2022-07-13

食糧不足

戦争や天候不順で食糧不足

日本は米があると言って肥料も2倍3倍に高騰してるから、安泰というわけではないとか。

めっちゃ不安

今のうちに買い占めに走ろう。

デマに惑わされない賢明はてなーはまだ行動をおこなさくていいよ。

https://www.youtube.com/watch?v=kOaBm8lnwWU

2022-05-27

anond:20220526211558

人間が生きるって犠牲のもとに成り立っているという知識がない、なんて無垢増田なんだ。

環境学的にはもうすでに地球人口で持続可能性な社会は成り立たず、土壌が腐り農地にもならず、海洋資源は枯渇、世界各地で水源地の枯渇。これから温暖化さらに深刻化し、世界規模で食糧不足が発生する。MITかどこかが2100年までに人間地球生存できる環境ほとんど失われるそうだ。

anond:20220526211558

300億人いかずに水と食糧不足絶滅する。日本だけ見て少子化だー、子供産めとかゆっとる連中の無能さにイライラするわ。

2022-05-03

こんだけみんなダイエットに躍起になっているのに世界的な食糧不足って言われてもピンと来ない

とりあえず米や小麦は足りなくなるくらいでちょうどいいんじゃない

糖質の塊で糖尿病の元らしいか

2022-03-27

日本食糧不足になっても

大半の人間飢餓に強い遺伝子持ってるから

ゴキブリのごとく生き残る。

2022-03-26

anond:20220326154701

MMTの基本は現代において通貨政府借金。なので政府自国通貨建て国債財政破綻しない。外貨建て借金だと財政破綻する。

最も、自国産業が弱いと財政出動をすると輸入が増えて外貨借金が増えるというように完全に無関係というわけではない。

という話。逆に自国通貨建て国債財政破綻するという新自由主義立場だと、デフレでも財政破綻が起きるから緊縮財政をせよとなる。

だが、自国通貨建て国債財政破綻しないとなると、素直にデフレなら財政出動をすればよいという結論になるわけだ。

ただし、今は海外インフレ由来でインフレが見えている。だからデフレから単純に財政出動という構図ではなくなっている。ここはMMTをわかった上でもまだ単純な財政出動を叫んでるやつがいるのは僕はいささか疑問に思ってる。

それでも、石油食糧不足が見えているから、この足りなくなりそうな品物を設備研究投資をして増産しないとならない。

新自由主義まさか金融緩和中止や金利上げを叫んでる。自国設備研究投資が加熱してのインフレじゃないか無意味の上に、足りない品物を増産させなくするから確実にスタグフレーションに叩き込む。

2022-02-25

anond:20220225205755

2.お米が経済を回していた時代江戸時代

現代では、国の経済の規模はお金で表し、給料税金お金で支払われますが、江戸時代にはお米がその役割を担っていました。

加賀百万石」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。領地経済規模はお米の単位「1石(こく)」(≒150kg)の価値に換算して表されていました。1石は、当時1人が1年間に食べるお米の量とされていました。

また、お米1石が収穫できる田んぼの面積が「1反(たん)」(≒10a(アール))とされていました。1反の田んぼがあれば1人が1年間に食べるお米が確保できるということで、どれだけの田んぼ領地にあれば何人養えるかが大体わかるということになります自給率の考えに似ているところがありますね。

江戸時代は、外国との貿易が限られていたのでお米の自給率はほぼ100%だったと考えられます。大規模な新田開発によって耕地面積は1600年頃から1720年頃にかけて1.3~1.8倍に増えたと言われており、耕地が増加した分、多くの人口を養えるようになりました。1600年頃に1,000~2,000万人だった人口が1720年頃には3,000万人程度まで増えたと言われています(*1)。

一方で、災害異常気象によるお米の不作が原因となって幾度にわたり飢饉が起きた時代でもありました。大飢饉経験を踏まえてお米の備蓄やかんしょ(サツマイモ)の栽培奨励されたことは、現代の食料安全保障に通じるものがあります

3. 花形輸出品だったお米 ~明治時代前期~

明治時代に入り、新政府は、外貨獲得のため殖産興業貿易促進に力を入れていましたが、生糸お茶に並んで重要輸出品に位置付けられていたのが実はお米です。お米が最も盛んに輸出されていたのは神戸港で、明治11(1878)年と明治21(1888)年にお茶を抜いてお米が輸出額第1位になっています(*2)。

どのくらいのお米が輸出されていたのでしょうか。当時の政府文書によれば、明治12(1879)年~明治21(1888)年の十年間の平均で、酒造用を除いた国内消費量3,129万石(約470万トン)に対して34万石(約5万トン)が輸出されていました(*3)。

輸出先は、主に英国ドイツフランスイタリアなどの欧州で、日本産米は品質が高く評価されていました。欧州でもイタリアスペインを中心にお米が生産されており米料理を食べる文化があったのです。

明治時代に入って海外に輸出するようになったきっかけは、連年の豊作で米価が暴落したことでしたが、やがて外貨獲得の手段としても政府が自ら欧州での販売状況を情報収集し、産地でも輸出向けの品質改善に取り組みました(*4)。

このように、明治時代前期はお米を海外に輸出して自給率100%を超えていたのです。

(図1)明治時代のお米の需給と輸出

(図1)明治時代のお米の需要と輸出

4. 輸出国から輸入国へ ~明治時代後期~

お米の輸出国から輸入国への転換はあるとき突然やってきました。

お米の輸出量が過去最大となった年の翌年、明治22(1889)年に暴風雨による水害で収穫量が前三か年平均の85%まで落ち込むと、米価が暴騰し、翌年には不足分を賄うため193万石(約29万トン)のお米を輸入することになりました(*5)。米価高騰は簡単には収まらず、富山を始め各地で米騒動が起こり都市部では餓死者が出ました(*6)。

(図2)お米の輸入量の推移

(図2)お米の輸入量の推移

明治の初年からお米の輸入は行われていましたが、このときを境に大量の輸入がだんだんと恒常化し、盛んだった輸出は縮小していきました。

いったい何が起こったのでしょうか。原因は、人口の増加と1人当たり米消費量の増加でした。明治前期(1876~1885年)に比べて20年後(1896~1905年)には人口が1.21倍、1人当たり米消費量も1.21倍に増えたと推計されています(*7)。それまで、農村では米だけを主食とする(できる)人は少なく、米に麦・雑穀・いも等を混ぜるのが一般的で、実質の米食率は5割程度でした。好景気によって、農村米食率が上昇するとともに米食中心だった都市人口が増大したことで、お米の消費量わず20年で約1.5倍に増えたのです。

明治時代に入ってから近代的な土地改良や栽培技術の導入でお米の生産量は増加していましたが、明治25(1892)年の大蔵省主計局『米価ヲ平準二スル方案』は、生産増加だけでは人口増加に追いつかないと結論づけ、不作時の米価高騰を抑えるためにも外国からお米を輸入しやすくすべきと述べています

人口はその後も増え続け、明治前期に3,700万人だった人口は、明治44(1911)年には5,000万人、大正15(1926)年には6,000万人を超え、昭和15(1940)年には7,200万人にまで達したのです(*1)。

5. 輸入に頼らざるを得なかった時代大正時代昭和初期~

お米の自給率は、1890年代には100%を下回り、大正時代には94%、昭和初頭には85%まで下がりました(*1)。ただし、この頃、朝鮮半島台湾のお米は、輸入ではなく「移入」とされ、当時の日本政府は、日本本土朝鮮半島台湾を含めた圏内での自給を目指していくことになります(前掲の自給率は、移入も輸入に含めて計算されたもの)。大正6(1917)年の輸移入は、朝鮮半島のお米が48%、台湾のお米が31%、外米(英領インドビルマ)、仏領インドシナタイ)が21%となっていました(*8)。

大正7(1918)年には、二年連続の不作によって長期的に米価が高騰し、再び富山を始め各地で米騒動が起こりました。政府は、不足分を賄うため大規模な外米輸入を図ろうとしました。しかし、外米産地でも洪水や干ばつで不作が起こったことや、国内の米価高騰を抑制するため外米産地の政府が輸出制限輸出禁止を行ったため、円滑に輸入が進まず厳しい外交交渉を強いられました(*8)。

また、昭和16(1941)年に始まった太平洋戦争では、戦況の悪化とともに外米輸入のための商船が確保できなくなり、昭和18(1943)年にはお米の輸入が半減、翌年にはほぼ途絶し、日本国内食糧不足が深刻になりました(*9)。

6. 約70年ぶりの自給の達成 ~昭和中期~

昭和20(1945)年に終戦を迎えた日本は、戦争による耕地の荒廃、農業労働力不足に加え、朝鮮半島台湾からの輸移入に頼っていた需給構造崩壊したため、深刻な食糧危機に直面しました。しかし、本格的にお米の輸入ができるようになったのは昭和25(1950)年以降でした。タイビルマミャンマー)、米国エジプトからお米を輸入することで国内の米不足を賄いました。

昭和27(1952)年には、10年後までに米麦の国内自給の達成を目標とする「食糧増産5ヵ年計画」を立てて生産量の増大に取り組み、昭和25(1950)年の938万トンから昭和47(1962)年の1,445万トンへと約20年で1.5倍になりました(*5)。約70年ぶりにお米の自給が達成されることとなったのです。

7. お米の消費減少と食料自給率低下 ~昭和後期から現在

増産によりお米の自給が達成された一方で、高度経済成長によって食生活多様化したことで、お米の一人当たり年間消費量は、昭和37(1962)年度の118.3kgをピークに減少に転じていました。

生産需要を上回り大量の過剰在庫が発生するようになったため、昭和46(1961)年から生産調整が本格実施されるようになり、1,200万トン前後だった生産量は、約50年で約800万トンにまで減少しました。一人当たり年間消費量も約50kgまで減りました。自給率の高いお米の消費が減ることで食料自給率カロリーベース)は昭和40(1965)年度の73%から40%程度まで低下することとなったのです。

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