はてなキーワード: 仮想敵国とは
と言うと、「陰謀論w」と笑われかもしれないが、日本の市民団体に対して、1990年頃まで旧ソ連から多額の工作費が流れていた事実(例:ベ平連)のには、どういう反応するんだろう?
うろ覚えだけど、日本の学生運動の連中も、ソ連や中国、北朝鮮に援助を求めに行ったけど、若さと非現実的な目標しか持っておらず、実績も無い連中に支援しても私服を肥やすだけだろうと判断され、慇懃無礼に追い返されるか、飼い殺しにされたみたいだね。余談だけど、昨今の若手スタートアップが個人投資家やVCに上から目線で出資を依頼しに言って、爆散する光景が重なって見えるね!悲しいね!
それはさておき、終戦直後の日本には左右両側の工作機関から工作費が流れ込んで来たり、日本も戦前は世界中で現地の反政府勢力を支援していたのも歴史的事実なんだけどな。東欧で反露反共運動やったり、中国で軍閥支援したり、植民地で独立運動支援したり…。
だから、現在でも日本の仮想敵国が、日本国内の平和運動や反政府活動(政府の決定事項に反対する活動)に資金を入れるのは当然だと思うし、やらないほど愚かではないと思いたくはないのだけど、これらを陰謀論と笑う連中は歴史についてあまり詳しくないのかな?
メディアに圧力かけてたり統計改竄してたりしたらこんなふうにゴリゴリ支持率下がらないわけで。
ダーティなメディアコントロールに手を染めていないがゆえの今の低支持率と考えると、「ちゃんと支持率下がってえらい!」とその点に関しては評価してる。
あとはまあ、中国を仮想敵国と定めて反中姿勢を強く打ち出すみたいな国民との間に共通の敵を作る戦略を取れば手っ取り早く支持率を上げられるはずだけど、そういうカスのやり方をしていないのも評価すべきとこだと思う。
米中対立が開戦へ発展する懸念が叫ばれている昨今、極度の反戦主義者は日本の軍備拡大は仮想敵国を刺激すると主張し、万が一の確率で何処からかに侵略されたら即降伏したら良いと主張し、もしも降伏後に侵略国が残虐な行為をはたらけば国際社会が許さないという。
繰り返すが現在、米中対立によって開戦へ発展することが懸念されており、ここで言う仮想敵国とは中国または中国と軍事的に歩みを共にする国が該当すると思われるが、これら仮想敵国が侵略をし、その後に残虐な行為をはたらいたとして残虐な行為を処断する国際社会とはいかなるものなのか?
少なくとも仮想敵国こそが国際社会であると判定される可能性はゼロじゃないというか国際社会の意見を主導するのは侵略した戦勝国たる仮想敵国なので、これら無条件降伏論は破綻しているんじゃないか?
もしも国際社会が249の国・地域のすべてであるとして、西側である日本が無条件降伏をし、現実には249の国・地域で構成される国際社会は西側の国々が大半をしめているわけだが、戦勝国は東側である。
つまり、国際社会が許さないというのは残虐行為後に西側の国々が参戦してくることを期待しているのか?この視点でも極度の反戦主義は矛盾しており破綻しているんだが?
許さないとは何なのか?
最近防衛増税のニュースが激しくなっているが、増税の原因としてアメリカの存在があることに、愚かで賢い一般日本国民はどれだけ気づいているだろうか。
アメリカは、防衛費をGDP2%にすることを関係国にずっと要求していた。
日本はその要求をついにスルーできなくなり、このタイミングで、増税によって防衛費を増やすことにした。
まあ、これは仮想敵国である中国のせいでもあるのだが、それは一旦置いといて、考えるべきなのは日本とアメリカの関係である。
日本は戦後、一貫してアメリカの忠犬として、せっせとアメリカ様のいう通りに動いてきた。それは令和になっても変わっていない。アメリカが兵器を変えと言えば買ってきたし、国内で余ったとうもろこしを買えと言われれば買ってきた。
その忠犬ぶりは、戦後一切変わってない日米地位協定にも現れている。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000280099.html
この記事をみてもらえればわかるが、地位協定によって米兵はたとえ日本人の車を盗み破壊しても、罪に問われず、賠償もしなくていい。これが、今の日本とアメリカの、まるでのび太とジャイアンのような関係を如実に表している。
しかし、これほど日本はアメリカに見下されているのに、日本人ほどアメリカに好意的な国民はいないのも事実である。それは、日本に対するアメリカ政府のプロパガンダの成果でもあるし、日本人がアメリカ製の商品やサービスに溺れているせいでもある。(自分もこの文章をiPhoneで書き、Chromeから送信している。)
徹底的に下の立場に甘んじながら、その地位を疑問に思わず、逆に主人に好意的である…奴隷根性とは日本人のためにある言葉ではないだろうか?
翻って中国はどうだろうか。アメリカが中国を「唯一の競争相手」と評するように、中国はアメリカに対して果敢に挑戦を続けている。中国国内にもちろんアメリカ軍基地はないし、中国にとって不利な協定もない。アメリカにとって中国は最大の貿易相手国でありながら、お互いに貿易戦争を繰り広げている。
何が言いたいかというと、中国の存在が、「アメリカ様がNo. 1」だと信じて疑わない日本人の目を、覚させてくれる可能性があるのではないかということだ。別に中国がアメリカに完璧に勝つ必要はない。中国がアメリカよりも良いモノやサービスを作ったり、軍事的にある面で強くなったりしたとき、戦後ずっとアメリカを信じてきた日本政府と日本人が気づくかもしれはい。「アメリカがベストではなかったのか?」と。まあ気づいたところで現在の不利な関係を即座に正せる訳ではないが、しかしまずは気づくことが大切なのだ。アメリカなど、歴史が浅いただの国に過ぎず、盲目的に憧れるべき神の国ではないということに。
まとめると、中国はアメリカに対してあらゆる面で追いついていってほしいし、追い越していってほしい。アメリカ中心主義の世界を打ち壊してほしい。そして今の寝ぼけた日本人の目を覚させてやってほしい。