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はてなキーワード: コミンテルンとは

2018-02-03

anond:20180203012201

誰でも無認可より環境が良く安全で安い認可保育園に入りたいのは当たり前だから仕方ないよ

同じように困っている競争相手を憎むより、自分は何の苦労もなくゼロ歳児保育を利用しながら保育園なんていらないと主張してる子育て支援少子化が専門の自民党杉田水脈でも憎む方がまだ建設的では

阿部総理が素晴らしいと絶賛して極右政党から自民に連れてきた人だけど、本当に総理は人を見る目が無いとしか言いようが無い

以下発言抜粋

待機児童待機児童っていうけど 世の中に『待機児童』なんて一人もいない。子どもはみんなお母さんといたいもの保育所なんか待ってない。待機してるのは預けたい親でしょ

私はだから預ける親が悪いとは一言も言っていません。自分ゼロ歳児(実質1歳)から保育所に預けて働いてきましたので

男女平等は、絶対に実現しえない反道徳妄想です

基本的人権が守られている上に)そこにさら女性の権利子供権利を言い募ると、それは特権と化してしま

保育園落ちた」ということは「あなたよりも必要度の高い人がいた」というだけのこと。言い換えれば「あなた必要度が低いので自分で何とかしなさい」ということなのです

(保育園についての彼女の持論↓)

子供を家庭から引き離し、保育所などの施設洗脳教育をする。旧ソ連共産主義体制の中で取り組み、失敗したモデル21世紀日本実践しようとしているわけです

旧ソ連崩壊後、弱体化したと思われていたコミンテルンは息を吹き返しつつあります。その活動の温床になっているのが日本であり、彼らの一番のターゲット日本なのです。

 これまでも、夫婦別姓ジェンダーフリーLGBT支援-などの考えを広め、日本の一番コアな部分である「家族」崩壊させようと仕掛けてきました。今回の保育所問題もその一環ではないでしょうか(産経ニュース2016年7月4日

2018-01-25

杉田水脈議員待機児童発言について

今日twitterタイムラインに以下のツイートが流れてきました。

  

以下、杉田水脈議員ツイート引用

待機児童待機児童っていうけど世の中に「待機児童」なんて一人もいない。子どもはみんなお母さんといたいもの保育所なんか待ってない。待機してるのは預けたい親でしょ。」

引用終わり。

  

この方を知らなかったので調べてみると、現在自民党衆議院議員だそうです。

上のツイート、ただの言葉遊びとも思えますが、ツイートした人の立場タイミングが良くない。

  

まずタイミング

地域にもよりますが、今は認可保育園・無認可保育園共にもっと入園数が多い4月入園の結果が出始めている時期です。

保育園へ預けることを希望している親は、まだ結果がわからなくて毎日不安でそわそわしていたり、期待していた保育園に入ることができず不安気持ちになっているところかと思います

待機児童問題についてはセンシティブになっている時期です。この時期に特に必要がないのに親たちを刺激する意図がわかりません。

炎上目的にしても、センスが感じられません(個人の感想です

  

次に、立場

この方、一億総活躍社会を掲げる自民党衆議院議員です。

その方が、女性仕事復帰に罪悪感を抱かせ呪いをかけるような発言をするのはいかがなものでしょうか。

  

彼女は下のようなツイートもしています。以下引用です。

「私も子供を預けて働いてきた親ですけど。苦労は人一倍知っています拙著を読んでくださいね。」

引用終わりです。

  

驚くべきことに、自身ゼロ歳児クラスから子供を預けて働いていたようです。

それでいてなぜ、同じように働こうとする母親の罪悪感を感じさせるような発言をするのでしょうか。

保育園に預けて働いた親たちが払った税金自分賃金活動費用を構築していると想像ができないのでしょうか。

個人的にはtwitterという閲覧フリーSNSでの発言に異議を唱えられて、拙著を読めという態度もどうかと思いますが、本筋ではないのでこれ以上言及しません)

  

以下の記事では、次のような発言をしています

杉田水脈なでしこリポート(8)】

保育園落ちた、日本死ね」論争は前提が間違っています 日本を貶めたい勢力の真の狙いとは…

http://www.sankei.com/premium/news/160702/prm1607020006-n1.html

以下、引用です。

「ですから保育園落ちた」ということは「あなたよりも必要度の高い人がいた」というだけのこと。言い換えれば「あなた必要度が低いので自分で何とかしなさい」ということなのです。

 たぶん、このブログに書かれている保育園とは「認可保育所」のことかと察します。保育所には認可保育所のほかに、無認可(認可外)保育所もありますし、待機児童問題となっている大都市には「認証保育園」なる制度も登場しています。また、民間ベビーシッターも多く存在します。

 自分で何とかできる部分は自分でやらないことには社会は成り立ちません。何でも税金おんぶと抱っこでは、日本は潰れてしまます。「自助・共助・公助」の順番を間違えてはならないのです。」

「前述の「朝まで生テレビ」において、多くの女性論客は「保育所義務化すべきだ」と主張しました。残念ながらこの主張は多くの日本人女性に支持されています。その背後に潜む大きな危険に誰も気づいていないからです。

 子供を家庭から引き離し、保育所などの施設洗脳教育をする。旧ソ連共産主義体制の中で取り組み、失敗したモデルを21世紀の日本実践しようとしているわけです。

 労働組合に牛耳られたごく一部の特殊学童保育所などでそういった保育が行われていることを公務員時代に目の当たりにして問題意識を強く持っていましたが、それが数年でここまで一般的思想に変わってしまうとは本当に驚きです。

 旧ソ連崩壊後、弱体化したと思われていたコミンテルンは息を吹き返しつつあります。その活動の温床になっているのが日本であり、彼らの一番のターゲット日本なのです。」

以上、引用終わり。

  

まず、前段の発言です。

東京都などの保育園戦地域では、無認可保育所にも入れない人が多くいるのが現状です。

現在保育園激戦区では、いくらお金を払っても預ける保育所がない、という事態が発生しているのです。

ベビーシッター保育所環境機能ことなると考えますので、同列としません)

衆議院議員の方がこのような現状もわからずに発言をしているのでしょうか。

  

後段の発言については、自身保育園子供を預けていたからの発言とは思えません。

朝まで生テレビ彼女の出演回については拝見していないのでわかりませんが、個人的には「保育所を充実させるべきだ」という意見は多くあっても「保育所義務化すべきだ」という意見が多いという印象は受けません。

日本には三歳神話も根強く残っている印象もありますし、自分の手で子どもを育てたいという親も多いです。

保育所洗脳施設と称するこの記事は、保育園で働く保育士さんたちを侮辱しているようにも感じます

世の中色々な意見がありますし、思想や主張は自由です。しかし、現職の衆議院議員の方の発言としては配慮に欠けるように思います

  

好きに発言して選挙に挑めばよいと思いますが、比例でも出馬しているのであれば、党の意見に合わせた発言をされた方がよいのではないでしょうか。

2017-10-01

anond:20171001165755

歴史を知っているか

https://ja.wikipedia.org/wiki/日本共産党スパイ査問事件

金持ちサヨクが作った利権を吸って金持ちになったか

https://t.co/6t3i6XTlq6

コミンテルンスパイであった、共産主義者尾崎秀美(朝日新聞記者)は、「戦争を煽る」記事を書き続けました。

日本世論戦争へと向かわせたのは、共産主義者らであり、朝日新聞であります

その理由は何か。

共産主義革命を円滑に行うため、資本主義国同士の共倒れを狙ったのです。

日本を追い詰めて行ったハル・ノートですが、ハルとついている以上、責任者ハル氏です。

しか日本が飲めないレベルにまで書き換えたのは「ハリーホワイト」です。

ハリーホワイトは、ベノナ文書より明らかなように、米国においても「コミンテルンスパイ」として公式認定されています

2017-08-30

日本が急激に衰退している理由

結局のところ、ネトウヨは一体いつの時代からタイムスリップしてきたんだというレベルコミンテルン共産主義の残党、中韓のせいにして

ブサヨ日本のクソみたいな商慣行文化のせいだろう、とネットで盛んに言われているが、日本が急速に社会的にも衰退している理由って

単に世界史で見ればわかるが、アメリカ一極体制が2008年に崩壊したせいでしかいからね、実質アメリカ属国なんだからアメリカコケたらそら余波を思いっきり食らったってだけ

そりゃそうでしょ、同じ仕事してても給料収入が半端じゃない速度で平均が落ちてるのもまさにそのせいでしかいからね。

小泉竹中路線から続く、自己責任だの努力不足論者さん、残念でした。何をどう頑張ろうとも、マイナスサムゲーム突入しているだけだから、勝ってるだけでも負けてるのが大半な訳

でも俺は勝ってるって?あのね、あんたらの年収今幾らよ?マイナスサムゲームで勝てるのなら、あんたら10年前同じことやってたなら今頃あんたら億万長者よ?上級国民の末席に入れてたかもしれないのよ?

年収500万平均が今や300万が大半、同じ努力をしても4割近く大半の人間は稼げる利益が減ってるわけ。わかる?4割だよ、4割。

現状維持するだけでも、俺らは40%増しで努力しなきゃいけないわけ、これが、加速度的にこれからもっと増えてくるのよ。

5年後か10年後には、年収300万維持するだけでも、今の150%くらいの努力をしなきゃいけない時が確実にくるわけ。

「じゃあどうすればいいんだ冷笑野郎ペシミスト野郎!」なんていうかもしれないけど、まぁいい年こいてお前ら人にもの聞いてばっかだな、たまには自分で考えたら?と言いたいところだが、ハッキリ言っちゃうとね、勝ち馬に乗ればいいだけなのよね。

つーかさぁ、北朝鮮みたいな吹けば飛ぶようなゴミ国家ミサイルポンポン撃たれて挑発されただけで、空母を回航させるだけで口ばかり勇ましいことしか言えなくなったくらいアメリカなんて、ギリギリまで利用してポイして、他のところへすり寄ればいいだけじゃね?イラク戦争の時なんてさ、あるはずもない大量破壊兵器でっちあげて、速攻で地上兵力数十万も送り込んで、1か月で制圧しちゃってたのに、アメリカもそんだけ凋落してるってわけよ

いつまで落ち目に甘んじてるつもりだ?勝ち馬に乗ろうぜいい加減、お前らだってネットでは弱者をぶったたいて、本当にやべぇ犯罪犯した上級国民は、ガンスルーじゃん、その精神でいけばきっとうまくいくと思うんだけどね、俺は

何でこれがマクロになれば、みんな義理人情に篤い善人面するかわからん、お前らが普段ネットでしてることを拡大しすりゃいいだけだろ?

2017-05-25

共産党員反論を待つ

なんだよ、どっちにしろ戦争する国になるんじゃねえか 編集

戦争法、反対!」

戦争できる国、反対!」

安倍政権独裁さない!」

徴兵制、反対!」

自衛隊 憲法違反!」

「いまこそデモだ!」「デモ正義を訴えよう!」

↓↓↓↓↓↓↓↓

日本共産党 大勝!

↓↓↓↓↓↓↓↓

共産主義国家成立!

↓↓↓↓↓↓↓↓

共産党の一党支配だよ!」(安倍独裁はあれだけ許さないと言ってたのに)

独裁だよ! そもそも独裁以外は目指してないからね」(同上)

「党設立から目指してた、共産軍ができたよ!」(自衛隊どころじゃねえな。人を殺せるよね)

「当然、徴兵制だよ! 老人は役に立たないか若者からね!」(え?! 若者戦場に送るな!って言ってたよね?)

デモはだめだよ! 言論思想の自由はないからね!」(ありゃりゃ?? 共産主義、ひどし!)

正義? 勝ったほうが正義だよ!」(やっぱり、あんたら嘘つきだった)

********

結局、戦争する国になるじゃねえか。

だけど、共産主義国家にだけはなってほしくねえ。

まさか、みんな共産主義国家が好きなの?

【例】

1997年にフランス刊行された「共産主義黒書」に殺害された犠牲者数の国・地域別の一覧を提示

ソ連 2,000万人

中国 6,500万人

ベトナム 100万人

北朝鮮 200万人

カンボジア 200万人

東欧 100万人

ラテンアメリカ 15万人

アフリカ 170万人

アフガニスタン 150万人

コミンテルン権力

http://anond.hatelabo.jp/20170525092711

いやいや、最悪のテロリストは、共産主義者やろ。あほ

1997年にフランス刊行された「共産主義黒書」に殺害された犠牲者数の国・地域別の一覧を提示

ソ連 2,000万人

中国 6,500万人

ベトナム 100万人

北朝鮮 200万人

カンボジア 200万人

東欧 100万人

ラテンアメリカ 15万人

アフリカ 170万人

アフガニスタン 150万人

コミンテルン権力を握っていない共産党 約1万人

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総計 1億人

2017-05-20

http://anond.hatelabo.jp/20170520102940

金正男暗殺最近あったけど、VXを使うという点がオウムの手口に似てると感じた。

オウム真理教にはロシア支部があったり、ロシア製ヘリコプター武器があったり、旧共産圏の影響を感じたものだ。

学生運動ベトナム反戦運動共産圏活動家日本活動家支援していたそうだし、巨大な犯罪テロが行われる時はだいたい外国の影響なんだよな

政党前進コミンテルン日本支部だしなw

地下鉄サリン事件が起きた時は、阪神大震災日本が大変な時にとんでもない事件が起きたと感じたよ。

それから松本サリン事件テレビ新聞が近所に住む男性を散々犯人扱いしておいて実はオウムだったとか、拉致事件やVX暗殺事件とかがあらわになったとか色々あった。

大きな事件解決して他の殺人事件がわかっていく様子は浅間山事件のようだった。浅間山荘も日本赤軍が仲間を総括という名のリンチをして殺していった。

組織犯罪処罰法が改正されたのでこれからはこういう犯罪が減っていくと思うが、変な宗教思想に染まる人は怖い。

2016-06-06

インターハイ」という言葉の語感のセンス

第一インターナショナルとか第二インターナショナルとかコミンテルン

第三インターナショナル)というのはソ連共産党組織である

インター」という言葉自体は、相互のという意味で他意はないが、

こうした言葉を知っていると、「インターハイ」という語感自体は、

スポーツによって政治的支配を深め、人民支配しようとするセンス

一致するものである

とっとと潰れてしまえばいいのにね、高体連

2015-10-08

愛国者のみなさんに聞きたい。反日って何ですか?

安保反対」を反日証拠にしているのをよく聞くけど、(例:http://togetter.com/li/883745)、産経調査でも今国会での成立には反対している人のほうが多いことが出ている。となると、国民の過半数が「反日」となってしまう。それはさすがに無理があるのではないか。

そもそも、「反日」の意味がわからない。文字通りとると、日本国日本国民利益犠牲にしてまで、韓国中国利益を求める人たち、ということになるけど、そんな人、現実存在するとおもっているの?右翼のみなさんは、そんな人に現実出会ったことがあるの?私は現実の知り合いでは誰一人いない。いや、日本という国を恨んでいる人が少数存在していることは否定しないし、昔はコミンテルンの指示で共産革命を本気で目指した人とかいたと思う。でも、たとえば瀬戸内寂聴とか、村上元首相とか、そういう人たちは、彼らの信じる、日本国利益のために動いているのであって、日本犠牲にして韓国中国のために動いているわけではないと思う。そういう人たちと、中国で日系スーパーに火をかける中国人たちに、同じ「反日」という形容詞をつけるのは、間違っていると思う。

2014-08-05

笹井センター長って殺されたんじゃねえの?

名前の出ない謎の早稲田内の組織博士取り消しにあたらず、なんて判定出したり、

逆に現役の早稲田研究やってる研究者が抗議の声を上げたり、

そもそも、なんら実績のないオボが理研に入れたり、

今回の事件不審な点が多すぎるだろ。

政治家が不審な死(出勤中の道端で電柱首吊り自殺、など)を遂げるなんて普通のことだし、

ちょうど女性優遇社会進出を促進する、なんて政治的な決定がくだされてる直後だし、

そのへんに巻き込まれて殺されたんだと思う。

当たり前だが証拠はないが。

だけど、太平洋戦争で300万人死んだのはコミンテルンスパイが東條内閣に入り込みまくってたせいってのは、

旧ソ連から出た資料によって証明された歴史的事実だし、

往々にして政府中枢にはスパイ暗殺部隊が紛れ込むものだし。

2013-08-09

エスカレーターで「片側開けるな」という愚かなキャンペーンJR東日本が始めた模様。

http://b.hatena.ne.jp/entry/www.yomiuri.co.jp/national/news/20130808-OYT1T01677.htm

これに同調するアホどもは、下の記事を声に出して読め。

http://nueq.exblog.jp/20276833/

      エスカレーターは歩くものッ!

                    ここまで情けなくなった日本人

                 追記 : エスカレーターキャンペーン始まる 7月

                 メーカー・鉄道連携の見事な責任回避行動 !

     8月7日 追記

     このブログエッセイが、4月12日。

     7月に入って、エスカレーターメーカー鉄道会社

     一斉に責任回避行動に入った模様です。

     「 エスカレーター  キャンペーン 」 で検索してみて下さい。

     見事な責任回避キャンペーンを展開しています。

     よっぽど、恐れを為したらしい。

     なんとも哀れな骨抜きニッポン人 ( にほん人ではない ) の へなちょこ根性だ。

     ※ ニッポン と にほん については、

       Japanって、どこの国よ?

       を参照下さい。


先日の大阪講演会( 4月7日 )で、最近( ここ10〜15年 )ほどの間に、エスカレーターでじっとしてる人が増えて嘆かわしい限り。 エスカレーターは歩くもの

ピンヒールや重い荷物を持ってる人、身体に問題のある人は止まってても良いが、その他の連中はエスカレーターを歩いて昇り降りすべき!!!

それを最近では、「 危険ですのでエスカレーターを歩かないで下さい。」などとアホゲたアナウンスまでするようになっている。 と、糾弾した途端、

朝日新聞に「 転倒事故多発、恐怖のエスカレーター歩き 」など云うアホな記事が。。。

  「 転倒事故多発、恐怖のエスカレーター歩き 」

http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201304100691.html?ref=nmail

  エスカレーターは歩く人のため片側を空けて――。

  都市部では定着した習慣だが、本来は「歩かない」のがルールだという。

  危険という指摘を受け、対策を始めた鉄道会社もある。

 ■ 本来は立って、ベルトつかむ

  東京新宿駅ホームから改札口に向かうエスカレーター

  左側は乗るのを待つ人の列が…

アホ抜かせ!!!

エスカレーターは「 歩くのがルールだ! 」。

あんなもの歩いて転倒するとは、、、、一体どんな運動神経してるのか?

どのみち、一人二人が転んだだけで、このような大げさな事になってるのだろうが。。。。

前に東名高速飲酒が原因の居眠り運転で前の家族が乗ってた自家用車に追突し、幼い子どもが二人焼死した悲惨な事件があったか、その事件をもって飲酒運転の暴虐な取締り = 高額罰金が始まってしまった。 実は適度な飲酒は運転能力を向上させるのである警察発表の飲酒に依るブレーキ操作に至る反応時間の遅延はイン・ビトロ = 実験室内の閉じられた系 での反応時間の話しであって、開放系 = イン・ビボ 環境では逆に反応速度運動神経も向上するのである。 尤も酔っ払ってしまっては逆効果になるが。

このデータを週刊プレーボーイ誌上で公表した千葉大教授は即刻クビなると云う弾圧が行われたのである。 この高額罰金により、田舎の美味しい料理屋さんは軒並み経営不振に陥ってしまっい、「 地方の活性化 」とはまるで逆方向のベクトルが動いてしまった。

ポチ公のそのまた飼い犬のミドリムシによる駐禁取締といい、警察の2大ドル箱路線となっている。 しかもその罰金用途は一切公表されてない! 信号交通標識、そして国庫への編入とされているが詳細は一切公表されることなく、どのみちそのまま工作費や飲み代、退職後の保険に回されているのは明らかである。 ミドリムシ登場直前、警視庁の全パトカーがゴージャスに刷新されたことをみなさん、ご存知だろうか?

さて、エスカレーター話題に戻すと、それにしても、いくら僕の電話メール講演会公共放送になってるからって云っても、この素早い反応には驚いた!

日本人洗脳が行き届き、頭の中が狂牛バーガー状態になってる上に、毒の素( 一般的に「 アミノ酸 」と表示されている )漬けでヘタリ牛・たれパンダ骨粗鬆症脳内スポンジ化がかなり進行し、鉄棒から堕ちて骨折はするわ、エスカレーターで転倒はするわ( って、ホントかよ? 植草痴漢事件みたいなもんじゃないの? )と、運動神経・骨とも軟弱化があまりにもひどい状況となってしまっている。

それに、人の歩行スピードが90年代以降全然ノロくなってしまっている!

駅の階段も一段・二段飛ばしで昇降する人を最近殆ど目にすることがなくなった。

人の歩くスピードは人の・社会の活力に比例する。

      ◆ 60代以下の男女はエスカレーターを歩くべしッ !

      ※ 但し、身体の不自由な方、ピンヒール女性、小さな子ども連れ以外。

みなさん、エスカレーターではガンガン、歩いて

へなちょこニッポン人をブッ飛ばしましょう !!!



  「 転倒事故多発、恐怖のエスカレーター歩き 」

  http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201304100691.html?ref=nmail

   エスカレーターは歩く人のため片側を空けて――。

   都市部では定着した習慣だが、本来は「歩かない」のがルールだという。

エスカレーター自動車や鉄道と同じく目的地により速く着くために作られた。

従って、階段を登るスピードより遅くなるエスカレーターでの立ち止まりは本来の目的整合しない。

   危険という指摘を受け、対策を始めた鉄道会社もある。

余計なお世話であるばかりか、「 アホ 」としか言いようが無い!

  ■ 本来は立って、ベルトつかむ

だれがそんな「 本来 」を決めたのか?

   東京新宿駅ホームから改札口に向かうエスカレーター

   左側は乗るのを待つ人の列が続くが、右側に立って乗る人はいない。

飼いならされ、何事にも疑問を持てなくされてしまった哀れな羊:日本人の姿である

   だが、日本エレベーター協会によると、エスカレーター

   本来、立ってベルトをつかんで乗る前提で安全基準が作られている。

その「 安全基準 」とは、日本エレベーター協会責任回避のために「 作られた 」言い逃れに過ぎない。 日本人全体が「 官僚化 」し、責任の所在をとにかく自分のところには置かなくすると云う卑屈な根性の顕れである

  1段ごとの踏み面(奥行き)が階段より大きいため、歩くとつまずきやすい。

  転倒すれば、周囲の人を巻き込み大事故につながりかねない。

駅の階段は一段飛ばしで登るのが一番適している。

従って高さ・奥行きもまともな運動神経を持っていれば何ら問題はない。

問題は、そんな運動神経、、、どころか身体の基本的な機能や免疫力などを奪う味の素サントリーハウス雪印山崎製パンなどに代表される化け学物質を垂れ流す食品業界にある。 今度は狂牛肉遺伝子組み換え食品がTPPによって大手を振って日本人の口に詰め込まれることになる。

  協会の5年ごとの調査で、2008~09年の2年間に発生した事故は1200件。  

  その5年前の1・8倍に増えた。7割が段上や乗降口での転倒だった。

この数字は本当だろうか? と、まずは疑ってかかるのが初歩的アプローチ

データの取り方の詳細が問題である

次に5年間で1.8倍に増えたとするなら、なぜ増えたのか?

5年前に比べてエスカレーターを歩く人は確実に減っている。

減っているにもかかわらず、事故が増えるのはなぜなのか?

まり、立ち止まってるがために、注意力が散漫になるからである

自動車の運転で一番危険な運転は、ゆっくり走る車である

スピードを出してないので注意力が散漫になる。

一番の安全運転とは少しスリルを感じるくらいの快適なスピードで転がすことである

少しの緊張感があるので360度全方位に注意力が隅々まで働き、前方方向に関してもより遠くまで見えるようになる。

エスカレーターにおいても同様である

交通法規改悪してるのは、罰金稼ぎを増やしたい警察官僚自分では運転しない国会議員「 先生 」たちである

道路脇の標識に数字があるが、あれは道路事情も自動車の性能も今から比べると劣悪だった1968年の東京オリンピック当時のものであり、あの数字は「 最低時速 」を表示している。 「 最低時速 」以下で走行すると、交通のジャマになるだけでなく極めて危険でもある。

 

   怖い思いをしている人もいる。

   東京都板橋区女性(47)の小学5年の息子は、

   発達障害による感覚過敏で、ベルトをしっかりつかめない。

   横に並んで支えたいが、押しのけて上がっていく人も。

  「 弱い側が自分の身を守る方法を考えなければならないなんて 」

これは問題である

エスカレータを歩く人はたとえ急いでいても止まってる人に充分に注意し、ケアすべき人はケアしなければならない。 自動車の運転と同じようにスピードが上げれば上がる程、注意力は高まるものである

  ■ 片側で歩行、70年代から

   片側を空ける習慣はいつ始まったのか。

   元技術者で、エスカレーター歴史に詳しい後藤茂さん(71)によると、

   ルーツは英ロンドン

   1944年、混雑解消のために役人が考えたとされる。

   日本では、長いエスカレーターができ始めた70年代に広まったとみられる。

   後藤さんは「歩くのは安全性から輸送効率の点から問題」と指摘する。

マスゴミの得意技である やらせ発言であることをまずは疑うべきである

エスカレーターの導入は大阪オリンピック嚆矢である

日立UFOみたいな建物に登っていく長〜〜〜〜いエスカレーター鉄腕アトム未来技術象徴の見えたものである

 

   阪急電鉄大阪市)はかつて、「お急ぎの方のため左側をお空け下さい」

   と放送を流していた。

  「 右手不自由な人もいる 」と苦情を受け、98年にやめたが、今も習慣は残る。

苦情を言ったヤツ、アホとちゃう???

甘え過ぎ!

阪急、さっすがは大阪人

見上げたもんだ!

文句言ったの、名古屋人とちゃうの?

   JR東日本など25の鉄道会社は昨夏、「手すりにつかまって」と呼びかける

   キャンペーンをした。

   遠回しに歩かないよう促す戦略だが、隣に階段がないところもあり、

   歩行禁止までは呼びかけていない。

さな親切、チョー余計なお世話だ!

   ある鉄道会社担当者

   「 ラッシュ時は、歩いてもらわないとホーム上の人がはけない

   という事情もある」ともらす。

当たり前だ!

エスカレーター導入の主旨を考えるべきである

   横浜市営地下鉄では、歩行禁止を呼びかけるポスターをはっているが、

  「目立った効果はない」。放送での呼びかけも始めるという。

アホもここまで極まれり。。。。

   04年から呼びかけ始めた名古屋市営地下鉄

   今も右側を歩く人が少なくないものの、意識は変わってきたという。

   以前は右に立つ人を怒る人がいたが、

   今は急ぐ側が「すみません」と声をかけている。

  「5年くらいかけ、少しずつ認知された」という。

エスカレーター

さ〜〜〜すがは、名古屋ッだぎゃァ〜〜〜〜〜ッ!

カタチと見栄を重視するナギャオならではッ!

  ■ 利用者賛否 「不便」「怖い」

   利用者はどう考えているのだろう。

   ツイッターで聞いてみると、「 片方空いてないと不便 」という声の一方

  「 怖い思いをする 」「 歩くなら階段を使うべきでは 」という声も多かった。

これまた マスゴミの得意技!

少数意見誘導意見洗脳意見をさも大多数であるかのように見せかけるマスゴミの得意技!

 

   千葉県松戸市会社員、綿引靖典さん(37)は

  「 一律禁止より、声をかけあい、譲り合う社会の方が健全では 」と提起した。

急ぐ人間がいちいち声をかけてる暇はない!

注意して登り降りすればいいだけのこと!!!

これだけの簡単なことが何故問題になるのか?

この問題定義自体が神経を疑ってしまう!

   歩くことでどのくらい時間が短縮できるのか、計ってみた。

   踊り場付きの階段23段の高さがある場所で、

   エスカレーターに立って乗ると約16秒。

   流れに合わせて歩くと8秒だった。

エスカレーターが2段階であれば、合計16秒差。

閉まる電車のドアに突入するには、最後の0.3秒が問題!!!

16秒だの、8秒だの、気が遠くなりそうな程 長大時間である

暇人は、なんとも呑気なもんだ。。。。唖〜〜〜然。。。。

この記事ポイントは、

   5年前の1・8倍に増えた。7割が段上や乗降口での転倒だった。

にある。

ここに 「 段上 」 と 「 乗降口 」 と表記されているが、「 乗降口 」とは、「 乗り口 」 と 「 降り口 」 のことである

ならば、「 段上 」とは一体何を意味してるのだろうか?

エスカレーターステップの段の上だろうか?

と、すると、乗り口 〜 途中のステップ上 〜 降り口 とエスカレーター利用の全行程で起きる転倒が7割と云うことになるが、転倒以外の事故が3わりあったと云うことなのだろうか?

転倒以外の事故ってなんだろう?

まるで想像することが出来ないのだが。。。。。。。

さて、5年間で、1.8倍になった転倒事故、先にも書いたが、歩く人がこれに絡んでるのだろうか?

先にも書いたように5年間で確実に歩く人の数が減少してるにも関わらず、

約2倍もの事故増加になってる。

と、云うことは、これはエスカレーターを歩くことが事故の原因ではない!

と、いうことを示唆してる。

にも関わらず、この記事タイトル

「 転倒事故多発、恐怖のエスカレーター歩き 」

と、なっている。

完全なる矛盾である

歩かないから、注意散漫で事故が約2倍増になっている!

これが、この浅し貧聞のデータから導き出される結論である

にも関わらず、マズゴミ特有情報操作がここでなされている。

まり、歩く人がいることで事故が倍増してる。 かのような印象を読者に与えるべく、歩く人への非難の声を中心に記事捏造してるのである

この情報操作の 「 意図 」 は、どこにあるのだろうか?

もちろん、従順な奴隷をより従順な奴隷にするための 「 洗脳 」 の一環である

記事を書いた記者諸君デスクのクソ野郎!

自分たちが何をしでかしてるのか、よ〜〜〜〜〜く考えてみる事だ。

朝日新聞大東亜戦争前、日本が支那戦争するように記事捏造し、デッチ上げた張本人である

そして大東亜戦争中は、「 大本営発表 」 を垂れ流して日本人戦争指向を煽り戦線での事実隠蔽・歪曲・捏造した張本人でもある。

ゾルゲ事件の首班となった尾崎秀実は、朝日新聞幹部でもあり、コミンテルンユダヤ世界支配の道具 )の巣窟朝日新聞である

その朝日新聞が、最近反日捏造記事を連発している。

まさに、第2次世界大戦突入前の大政翼賛会朝日コミンテルン新聞の様相である

このエスカレーター記事戦争徴兵制を睨んだ 「 より従順でなんでも従う日本人 」 づくりに向けた下準備である

朝日新聞捏造記事

  「豪、河野談話見直し望まず」 

     豪 「そんなことは言ってない」

    http://maaz2.iza.ne.jp/blog/entry/2977220/

国会で朝日新聞慰安婦捏造問題追及中

NHK

http://nagamochi.info/src/up128394.jpg

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http://nagamochi.info/src/up128396.jpg

http://nagamochi.info/src/up128397.jpg

現在も中継中

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http://live2.ch/jlab-fat/s/fat1362718811183.jpg

<参考>

FLASH」(9.11号)

従軍慰安婦朝日新聞捏造記事から始まった!

http://abirur.iza.ne.jp/images/user/20120830/1911502.jpg

http://abirur.iza.ne.jp/images/user/20120830/1911468.jpg

http://abirur.iza.ne.jp/images/user/20120830/1911503.jpg

慰安婦問題は、日本の左翼が種を蒔き、それに韓国が乗っかって花を咲かせたのだ。

では、この問題を大きく育てた朝日新聞は『捏造批判』にどう答えるか。

『締め切りまで時間がないので回答できません』。

日韓関係をここまでめちゃくちゃにした謝罪言葉は、いっさいなかった」

http://www.kobunsha.com/img/sys/magazine_number/cover/flash_20120828.jpg

以上!

2013-03-22

アナトリー・ルイバコフ 「アルバート街の子供たち」 登場人物

サーシャ パンクラート
主人公大学新聞反党活動処分(退学)。
ソフィア アレクサンドロヴナ
サーシャの母、離婚
パーヴェル ニコラエヴィッチ
サーシャの父、離婚
マルク アレクサンドロヴィッチ リャザーノフ
サーシャの叔父さん、母の弟、35歳、工業部門指導者、15大会中央委員候補、オルジョニキッゼの部下。
カーチャ
サーシャの恋人(当初)。
ルーシ
カーチャの友人。離婚歴。子あり。
ワシーリー ペトローヴィッチ
ルーシャの男。
ユーリー シャローク
サーシャの同級生、レーナと恋仲、同じアパート、仕立屋(今は縫製工場)の息子、法学部卒、検察庁就職、OGPU勤務。
ヴラジミール シャローク
ユーリー シャロークの兄、強盗で8年収容所経歴、レストランコック。
ハイル ユーリエヴィチ
サーシャ宅の隣人、独身インテリ書籍と版画を収集
マクシム コスチン
軍学校生、サーシャの同級生、同じアパート
ニーナ イヴァノーヴァ
学校教師、サーシャの同級生、同じアパート
ワーリャ イヴァノーヴァ
ニーナの妹。
レーナ ブジャーギナ
技術図書館翻訳業、ユーリーと恋仲、サーシャの同級生、同じアパート、プジャーギンの娘。
ワディム マラセーヴィチ
美学専攻、医者の息子、サーシャの同級生、同じアパート
ヴィーカ マラセーヴィチ
ワディムの妹、ユーリーシャロークへの内通者、建築家イーゴリ ウラジーミロヴィッチを通じてとある著名建築家と密会。
ゾーヤ
ワーリャの友達設計事務所勤務。
セラフィム
マクシムの軍学校の友人。
ゲーラ トレチヤク
レーナの友達大使娘。
ヴィターリー
ヴィーカの友人、40歳代。
エリク
ヴィターリーの仲間、ヴィーカの友人。スウェーデン人電話会社社長の息子、技師
リョーバ シニャフスキー
ワーリャがメトロポーリで出会った、設計工房製図工。
リーナ
リョーバと一緒にいた製図工、ふとっちょ女の子
イーゴリ ヴラジーミロヴィチ
ワーリャがナショナルホテル出会った、ヴィーカの友人、有名な建築家、35歳ほど、後日彼の設計事務所にワーリャが就職
コースチャ
玉突き師、ワーリャと同棲ソフィア アレクサンドロヴナ宅を間借り)。
イワン グリゴーリエヴィチ ブジャーギン
中央委員、15大会で解任、元大使重工業人民委員代理
アナトリー ショームシキン
オルジェニキッゼ秘書
ロミナッゼ
元中委員、旧反対派、旧コミンテルン指導者左遷されウラルの市・工場党委書記
ベリョージン
OGPU、中央委員、ディヤーコフの上司
ソリツ
中央統制委員会、サーシャらへの処分撤回
ディヤーコフ
審判事、ユーリー シャロークの先輩。
イワン ザポロージェ
レニングラードOGPU次長キーロフ派遣要請したアルフョーロフの代わりにレニングラードに赴任、レニングラードへ連れて行く部下を選定。
フィリップ メドヴェーディ
内務人民委員レニングラード本部長・州党委員
ボローソフ
キーロフの警護隊長
バウリン
大学ビューロー書記
クリヴォルーチコ
学長、旧労働者反対派、大学建設遅れの件で除名、逮捕
ヤンソン
学部長、ラトビア人、クリヴォルーチコ除名時棄権
グリンスカヤ
学長ポーランド社会党左派コミンテルン活動家グリンスキー(ロミナッゼと共謀して新コミンテルン設立したとの疑惑)の妻。
ロズガチョフ
大学院生
アジジャン
社会主義会計学講師
ルーチキン
大学新聞反党活動処分(譴責)。
ローザ ボルジャン
大学新聞反党活動処分(譴責)。
ナージャ ボズドニャコーヴァ
大学新聞反党活動処分(譴責)。
コヴァリョフ
大学新聞反党活動処分(戒告)。
ストルペル
大学を所管する地区委員会第一書記
ザイツェヴァ
大学を所管する地区委員会でのサーシャの事件担当
マーロフ
サーシャが大学入学前に積荷人夫として働いていた機械工場監督。今は工場書記
ボリス サヴェーリエヴィチ ソロヴェイチク
流刑囚仲間、自称党員・元ゴスプラン、ロジコーヴォ在住、逃亡を図る。
イーゴリ ヴラジーミロヴィチ
流刑囚、建築家、白系亡命ロシア人の息子、パリコムモール加盟とのこと。
ヴォロージャ クヴァチャーゼ
流刑囚、グルジア人、美男子トロツキスト
イワーシキン
流刑囚、ミンスク出身初老印刷工。
カルツェフ
流刑囚、モスクワコムモール元専従。
ニル ラヴレンチェヴィチ
郵便屋、コルホーズ員。
マリヤ フョードロウナ
ゴリチャーヴィノ村の流刑囚、旧社会革命党員
アナトーリー ゲオルギエヴィチ
ゴリチャーヴィノ村の流刑囚、旧アナキスト
フリーダ
ゴリチャーヴィノ村の娘さん。
エフロシーニャ アンドリアーノウナ
ゴリチャーヴィノ村の住民、ニルの宿泊先。
ワシーリー
モズゴーヴァ村の最初下宿先の次男。
チモフェイ
モズゴーヴァ村の最初下宿先の長男
アルフョーロフ
内務人民委員部ケジマ地区全権代表キーロフレニングラード派遣要請したがなぜか東シベリア派遣された。
フェージャ
協同組合店舗職員40歳台。
ラリースカ
フェージャの出戻り娘。
ルーシ
フェージャの妹。
ヌウルジーダ ガジーゾウナ
ジーダと呼ばれている、モズゴーヴァ村学校教師タタール人トムスクに5歳の娘あり。
フセーヴォロド セルゲーヴィッチ ジリンスキー
モズゴーヴァ村在住、流刑者、モスクワ出身ベルジャーエフ弟子哲学者、35歳。
イワン パルフョーノヴィッチ
モズゴーヴァ村コルホーズ議長
ハイルハイロヴィチ マスロフ
モズゴーヴァ村在住、流刑者、元将校
オリガ ステパーノヴナ
ハイルハイロヴィチの妻、カりーニンから会いにきた。
ピョートル クジミチ
モズゴーヴァ村在住、流刑者、元商人、ボロネジ州出身
ユーロ
ロジコーヴォから移送された流刑囚。
リディヤ グリゴーリエヴナ ズヴャグーロ
ロジコーヴォから移送された流刑囚、1905年から党員
タラーシク
リディヤの養子、6歳、元富農の子

実名政治指導者は除いている

2013-02-03

http://anond.hatelabo.jp/20130203121033

 僕も今度はあなたの言わんとしていることがいまいちピンと来ない。具体的な事例を挙げながら書いてくれると助かる。とはいえ、こちら側の主張をもう少し書いておく。

 歴史家のヘイドンホワイトによれば、歴史というのは何らかの教訓なしには語り得ない。ただ起きたことを時系列的に書き起こしたところで、それは歴史にはならない。歴史を語った時点で、どうしても何らかの教訓が引き出されてしまう。その意味では、たしか歴史修正主義の人たちも、歴史から何らかの教訓を引き出そうとしているのだろう。しかし、問題は、そこで引き出される教訓の質が低いことにある。そうした態度から出てくるのは、それこそ「仕方がなかった」という諦観か、「騙された」という恨みつらみ、あるいはプロパガンダ合戦に負けないようにしようという水準のものしかない。

 たとえば、某田母神さんが好きなコミンテルン陰謀史観。これは保守層にはそれなりに浸透していて、要するに「日本が泥沼の戦争突入したのはコミンテルンの陰謀のせいだ」という話。もちろん、陰謀自体はつねに存在しうるわけだが、それによって日本が一方的に戦争に引きずり込まれたというのは、責任主体としての日本政府責任を免ずるような効果を持つ。「戦争日本のせいではない→したがって、戦前日本国家のあり方を反省するどころか、というかそれを取り戻すべき」みたいな思考の流れになる。そうなると、戦前日本においてまともな政策論争を不可能にしてしまうような言説構造いかに生まれたのか、「空気」に支配されがちな世論外交とをいか関係づけるべきか、といった問いを考える契機も失われてしまう。

 虐殺人権抑圧に関しても同様。歴史認識問題に深入りすることは避けるが、僕はやはり南京虐殺にせよ従軍慰安婦にせよ日本側に大きな問題があったと考える。虐殺の規模や狭義の強制があったかどうかといった問題は措くとしても、「虐殺存在しなかった」「慰安婦売春婦に過ぎなかった」という主張からは、国際的なプロパガンダ合戦に今度は負けないようにしよう、ぐらいの発想しか出てこない。言い方を変えれば、修正主義的な思考では、当時の日本社会軍隊のものについて考えるというよりも、「歴史の語り方」の部分に思考が集中してしまう。その挙句の果てが、NY州の議員稚拙コピーメールを大量に送りつけてかえって怒りをかってしまうという状況なんだろう。事実事実として認めてようやく、それでは中国戦線において軍規が乱れてしまった原因は何か、兵員の管理に問題は無かったか戦場での兵士の性をいかに考えるべきか、という問いが生まれてくる。

 もちろん、歴史を考えるうえで、日本を一方的な悪役にする必要は必ずしもない。日本側の主張にも正当な部分はあったとは思う。しかし、結果としてアジアへの侵略をずるずると拡大し、無謀な戦争突入してしまったということは大前提として踏まえておくべきだろう。

 あと、「改憲したい人=反省してない人」なんて言っていない。一番最初の書き込みに「いまの改憲派の少なからぬ人たちが歴史修正主義的な価値観を持っているように見える」とは書いたが、全員そうだとは言ってないでしょ?改憲派であっても、歴史をきちんと学んでいる人はいる。ただ、そういう人たちの声があまり聞こえてこず、改憲論と歴史修正主義とがセットであるかのように同一の論者によって語られる場合が多いのが怖いということ。

 以上。

http://anond.hatelabo.jp/20130202185951

 必ずしもガチガチ護憲派ではないが、変な風に変えるぐらいなら現行のままで良いと思ってくるぐらいの緩い「護憲派からの返事。改憲といってもいろいろ論点があるが、とりあえず9条に関心がありそうなので、そこにポイントを絞る。

 憲法というのは、一種の努力目標なんだと思っている。憲法には様々な人権に関する規定があるが、それらが今の日本で守られているかと言えばそんなことはない。たとえば、第25条には「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」とあるが、健康文化的な生活を送れていない人などいくらでもいる。だからと言って、現状に合わせて健康文化的な生活を送らなくても良いように憲法を改めようということにはならないよね。

 9条も同じ。世界の現状を見れば、戦力を持たないわけにはいかない。誠に残念なことに中国北朝鮮との緊張関係もあるし、それ以外の国々でも少数民族に対する弾圧等を止めさせるために戦力での威嚇が必要なこともある。なので、いますぐに戦力を放棄するわけにはいかない。

 しかし、他方において、戦力の行使には制約があったほうが良いとも考える。近現代において戦争はたいてい「自衛」や「自国民保護」のために遂行されてきた。ナチスドイツだってドイツ民族の生存」のために周辺諸国をどんどん侵略していったし、「自分たちは平和を望んでいる、戦争を望んでいるのは他国だ」と主張していた。「自衛のためなら武力行使も許される」という発想だけでは、実質的には戦争抑止にならない。

 こうした意味で、9条の重しはそれなりに有用なのではないかと思う。9条があることで戦力の行使は最後最後まで避けるべきことなのだという価値観が強化されてきたのではないだろうか。戦力の行使にはそれぐらいの慎重さが欲しい。先の大戦にしても、好戦的マスメディア世論軍部が煽られた部分がかなりあると聞く。9条そのもの戦争抑止に役立つとは思わないが、戦後日本で「戦争は良くない」という価値観が培われたのは良いことだと思う。

 また、いまの改憲派の少なからぬ人たちが歴史修正主義的な価値観を持っているように見えることも怖い。石破さんあたりはさすがに慎重だが、脳天気戦前日本を持ち上げる人たちを見ると改憲にはどうしてもイエスと言いにくくなる。内外の多くの人たちを苦しめ、泥沼に入り込んでしまったことに対する真摯反省もないまま、国防軍への改組というのは怖すぎる。しかも、そうした反省なき改憲では、欧米諸国の理解も得にくいし、中国国内でも対日強硬派さらに発言力を増すことになってしまう。

 むろん、9条があることで、自衛隊アンビバレントな地位に置いてしまうことは問題だとは思う。「憲法では許されていない組織」といったスティグマ自衛隊員に貼られることは良くない。しかし、先の震災での活躍もあり、自衛隊に対する国民の信頼は高く(http://www.crs.or.jp/data/pdf/trust12.pdf)、もはやそうしたスティグマ心配するような状況でもないだろう。その一方で、自衛隊内部にも歴史修正主義的な思想が浸透しているということもあり、そこには不安を感じる。自衛隊の元トップコミンテルン陰謀論を論じているのとか見ると冗談しか思えない。

 

 というわけで、ゆるい「護憲派からすれば、(1)努力目標として9条を維持することは支持したい。永久に実現しない目標かもしれないが、戦力に依存しない国際秩序を目指すことは自体は悪くないと思う。(2)それでも、どうしても9条の改正が必要ならば、歴史修正主義は全面的に放棄して欲しい。

 という感じ。以上。

2012-04-30

http://anond.hatelabo.jp/20080726155322

<彼女ができないやつの10の鎧 >

本当は忙しいんだが、我慢できないから長文を書く。

  #より子  『それでいいのですか?』

  #http://www.nicovideo.jp/watch/sm1336679

  #http://www.youtube.com/watch?v=Css-AEw1-ys

  #曲が良いだけに歌詞がムカつき過ぎる

元増田は、人が鎧をまとうには、それだけの理由と経緯があることを

考えたことがあるのか。

元増田は、義務教育の時代に、

  女達「オメェ、それって体育祭の写真?」

  オレ「……うん」

  と答えるや否や手から封筒をバシッともぎ取られ、

  女達「いたいた!  イケメン君が写ってる!」と勝手に写真を切り取られ、

  オレ「あの、ちょっと待って欲しいんだけど」

  女達「ルッセェーんだよ!  誰もテメーに話しかけてねーんだよ!」

  オレ「それ、オレが焼き増しした……」

  女達「あー、ウッセーなぁ、いらねーよ!  この汚ねぇ写真!」

と、自分とイケメンツーショット写真の自分の部分だけ、

しかビリビリに破かれて紙ふぶきみたいに投げ返されたことがあるか。

……思えば、『スケバン刑事』と横浜銀蝿の全盛期だった。

女子は全員ズベ公だった。

(こう書くと偏見と決め付ける増田がいるだろうが、詳細は後述する。)

元増田はこんな経験があるか。

  学生時代、どんな男の子も一度は"大学デビュー"とやらを夢見る時期に、

  オレも人並みに恋に落ちた。

  自分の立ち位置プライドトラウマ女性観も何もかもかなぐり捨てて、

  サークルで意中の同級生告白したら、

    女「最近失恋したばっかりで、[今は]そんな気持ちになれないの」

    オレ「そうか……じゃ、気長に待つよ。いつでも待ってるよ」

  その後だ。そろそろ良いかな?  と映画に誘えば、

    女「ゴメン、ちょっと面倒くさいや」

  同じ趣味があると分かってその交友関係に誘えば、

    女「なんかイヤ!  理由?  んー、イヤだから」

  ここまでは、まあ分かる。

  さすがに引き際かと思い、接触を減らそうとすると、

    女「えー! ○○展に行ったの!?  誘ってくれたら一緒に行ったのにー!」

  オレがバンド活動の難しさと楽しさをコンパで話せば、横から

    女「ね!  私がコーラスやってた時は、5度のハモりが好きでねー」

  ときた。

  ならばと、何かイベントとかにお誘いしても、最初の拒絶に戻ってまた繰り返し。

  こんな感じで付かず離れず、離れず付かずで結論の出ないまま、大学生活4年を

  オレは棒に振った。

  サークル卒業コンパで、「実はオレ、彼女のことが好きやってん」と

  カミングアウトしたら、まわりから

  「実は俺も」「俺もだ」「なんと!  俺もだ」

  の声が多数。

  周りに男たちを等距離にはべらせてチヤホヤさせてたのね。

  ……ちなみに、世間ではアッシー君、メッシー君、ミツグ君、そして[キープ君]

  なんて言葉が流行り始めていた。

  サークルクラッシャーなんて便利な言葉が出てくるのは後の時代。

  酒井順子がオンナのライフハックとして"自分の崇拝者をキープしておけ"と

  言ったのは、もっと後の時代だ。

その後、社会人になって、オレが見てきた女たち。

・同僚、上長にはバリキャリ兼お母さんみたいに面倒見良く振舞う

  女先輩が、後輩のオレには職場の不満を解消するかのように

  箸の上げ下ろしまで毎秒々々ダメ出したかと思えば、

  「もー、ブーブーちゅわん(オレのことだ)ってば、

    好き好き大好きー!」

  とヌイグルミ扱い。普段は発散できない幼児性が爆発

・失脚してリストラ含みで物流オペレータをやらされてる四十男。

  妻子のためにと歯を食いしばって耐えるその男性に、

  「えっとぉ、FAX送信とかはぁ、アタシたち優先にして欲しいんですよねー。

    ハッキリいって使えない人がぁ、色々占有されると迷惑なんですよねー」

  と、上司の尻馬に乗ってなぶるなぶる

スカウトされて転職、マネージャーになって3日ほど。現場の女子達からの

  ヒアリングを総合すると、

  「えっとぉ、課長さんの仕事って、要はアタシたちの要求は全部上に通してぇ、

    あたしたちが嫌に感じる要求はぁ、全部アンタが板ばさみになって

    握りつぶしてくれることなんですよねー。

    平たく言えば傀儡。もしそれが嫌だったりー、アタシ達からみて

    使えねーと思ったらー、役員に泣きついて追い出してもらいますから。

    現場にぎってるのはアタシたちだし。ということでヨロシクぅ」

  そりゃ、前任者も辞めるわけだよ。

などなどなど。

オレは思ったね。

「ああ、こいつら自分たちが愉快に過ごすために、小社会操作する

  ことしか機能が無い昆虫オートマトン(自動機械)と同じだ」

実際、マネジメントは降ろしてもらって、自分の専門性を活かした

チェック部門の門番というか見張り番に就いたとたん、

「私たちって、良い同僚関係よね?  よね!?」

「あ、同じ趣味なんですね!?  こんどディスカッションしましょーよ!」

とまあ、好意的に接してネ!  という秋波のドぎつい事といったら。

上に書いたリストラ男の件も含めて、

「ああ、しっぺ返しや不利益が無ければ、誰に対してもどこまでも残酷に。

  なにか損得が絡んでくると、どこまでもフレンドリーに」

なのだなぁと。

物心ついてからのオレの経験によれば、男の中には少なからず、

  ・自分の利益or不利益にとらわれずに人の気持ちに共感する

  ・自分のご機嫌or不機嫌とは別に、善とか公とか、つまり

    仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌のどれか1つでもいいから

    行動原理に加えている

まりは大雑把な意味でのヒューマニズムを持ってる奴がいたもんだが、

女性の場合には、そんな人間は片手でおさまるくらいだったよ。

いつだって馴れ合いのオトモダチ関係と派閥。派閥の中でも株が微妙に上がった、

下がった。それだけ。地頭の良さと判断の手際のよさは認めないでもないが、

それを上に書いたような関係性のゲームしか使わない。

話を男女関係に戻す。

何でオレは女と付き合えないんだ?  自問してみた。

> 8. 「女は信用できねえ!」

> そう思ってると顔に出ます。あなたの目が「お前なんて信用できねえ」って目になります。

> そりゃ、そんな人信用できませんって。

まったくその通りだ、実際に信用できないんだからしょうがない。

じゃ、なぜ信用できないんだ?  女という女が全部が全部、オレの知ってる通りの

存在だったら、今頃とっくに社会崩壊しているはずだ。おかしい。

しばらく考えて、結論が出た。

悪いのは、自分自身だ。

オレの欠点をサクっと書いておく。

キモオタくさくて芝居がかった気持ち悪いコミュニケーションしかできない。

  やたらスノッブ(=表面的に教養っぽい馴れ合いが好き。本当の知性とは無縁)な

  家庭に育ち、オタ系人間とばかり付き合ってきた影響なのか。

  なので、自分の立ち位置は"ギャグメイカーでトリックスター役"で、それで良いんだ、

  と自分を納得させていて、それで過去友達がいなかったわけではないが、後から、

  「オマエさぁ、言動がイタくて笑えるから仲間に入れてやってんだよね。

    気が付かなかった?」

  と言われる事もしばしば。

  おまけに、家庭でのプチ虐待のせいでオドオドした臆病者だった。

先天的に要領が悪い、脇が甘い。

  発達障害の一種だと思うのだが、予定やToDoをキッチリ、カッチリ自己管理していくことが

  壊滅的にできない。

  待ち合わせはいつも遅刻、学生時代社会人時代とも、イベントプロジェクトや自主制作は

  いつも自分の分担だけ頓挫または炎上。

  だから人に当てにされない。

  さらに、人からダメ出しされないような穴のない立ち振る舞いが、どーしても出来ない。

  そして無用心。

  擬友人の一人が言うには、

  「オマエさあ、周りがダメ出しした内容が矛盾してると、

      (たとえば、

        A氏「こういう場所フォーマルだろ、ちょっとは考えろよ!」

        B氏「堅苦しい席じゃないだろ?  なんでカジュアルで来ないんだよ?」)

    すぐにパニック起こすじゃん?  あれ、俺たちがローテーションを組んで、

    わざとやってたの知ってた?

    あと、「オマエのためを思って」とかいって色々アドバイスしてたの、

    実はウソを混ぜ込んでたんだ(笑)。

    感心して聞いてるのを見て、影で笑ってたんだぜ」

・妙に頭は良い

  人間関係知性(かわいがられる能力、人を魅了する能力)が病的に低いのに対して

  抽象的な論理思考能力だけは病的に高い。

  必然、世の中が不愉快しょうがない。

  具体的に言うと、事実よりも発言力で通る意見が決まる、とか、

  なにか不都合やトラブルがあったら、原因究明よりも、

  「誰も味方のいないアイツ(=オレ)の凡ミスってことにしておけ。誰も困らないから」とか。

  これじゃ、人間関係がすべての出発点である女子たちとソリが合うわけが無い

・デブで運動音痴

  これは、まあ自己責任と言えなくも無いね

……結果として、

  ・人望無し、味方につけても実利無し

  ・そばにいて生理的・感覚的な気持ちよさは皆無

  ・生活力とか将来性を想起させるもの皆無

という異性関係上では驚異的なロースコアの持ち主だったんだ。オレは。

オレの特徴が、女子の不愉快な部分を引き出していたんだね。

だから、もしオレの出身学校や勤務先に元増田が在籍して、その"偏見の無い目"で、

女子たちを見れば、多分彼女たちは、

"善人も悪人もいる、それぞれ違った普通人間の集まり"

ということになるんだろう。

それは、元増田が、平均的な"価値"というか影響力のある人間だからで、

同じ女子たちが、たとえばオレみたいに侮辱しても怒らせても何にも心配の無い

男子の前では、大部分が『肉体の門』に出てきた焼け跡のパンパンみたいな

ズベ公になるんだよ。同じ人間なのにね。

> みんな密かに自分を磨いている現実にも目を向けてもいいかも。

磨けば光る部分なんて欠点じゃないよ。

どう改善しようとも残る本質的マイナスの特徴を、欠点って言うんだ。

自分自身の定義の一部といってもいい。

さて、状況は整理できた。(増田諸氏が同意しようとしまいと、オレ的には)

それならそれで、進むべき道はある。

モテとか非モテとかに影響されない人間を目指すんだ。

"護身完成"(『刃牙』が元ネタだけど、この場合は『電波男』(本田透)から孫引き)

を目指すんだ。そう思った。

孤独な道だったよ。ネットが普及するまでは、

世間にはアベックがあふれ、同期は家庭と子供をもうけ、飲み会に行けば、

  女子達「(オレ)さん、Aさんって、やっぱり、D・Tだとおもう?」

    オレ「ちがうんじゃね?  どっちにせよ、他人のことだろ?」

  女子達「だとしても、S・D・Tでしょ~、やっぱ(笑)」

    オレ「君達、そうやってオレのことも話題にするわけ?」

なんてやり取りが普通

だから、喪男板とか、その周辺のブログとかを見て、自分が一人で歩いているわけ

じゃないことを始めて知ったときは、少し救われたね。

でも、ネットのおかげで、元増田みたいな発言に触れる機会も増えた。

話が飛ぶが、元増田も含めた、「ホントは悔しいんでしょ?」系の発言って

オレが仕えた一部の上司に少し似ている。

新入社員当時、同期がそろいもそろって無気力新人類だったのが

歯がゆかった。

「え~、やんなきゃダメですか~?」「ちょっとぉ、残業は都合がつかなくて~」

何を言ってるんだ、新人のスキルなんてハッスルすることくらいしかないだろう!

そう思ってたら、上司に呼ばれた。

「どうだ仕事は?  聞いたぞ、クリエイティブ部署が希望だったんだってな。

  じゃ、B君とかC君が制作やってるの見て悔しいのか?  ん~?  悔しいんだろう?

  だったら部署違いでも企画とかバンバン書いて提案してみればいいんだよ。

  読んでやるから」

オレは書いたね、何本も何十本も企画を。そうしたら、その企画はそのまま

召し上げられて何本か採用されて、それっきり。

オレの処遇に変化はなし。

何のことはない、めぼしい企画が尽きた統括部長が、アピールしたがりの

1年生を挑発して、アイディアを只で引き出しただけだったんだね。

唐沢俊一が似たようなことを書いていた。

  駆け出しのころ、原稿を発注するともしないとも明言されずに

  喫茶店で長々と喋らされ、何のことはない、ベテラン編集者

  サブカル系の新鮮なトレンドを収集するのにタダで使われてただけだったそうな)

同じような経験を何度もして、結局のところ分かったことは、

「いじけるなよ!  食い付いて来いよ!  もっと熱くなれよ!」

みたいな挑発には、乗らないのが最善。ハッスルしても徒労に終わるだけなので。

じつは、上に書いた無気力新人類路線が、最善の戦略だったんだね。

彼らは、積極的に意図的に無気力でダンマリで低体温をやってたんだよ。

少しだけ話を戻すけど、元増田の発言って、ジョギングサイクリング

しつこく勧めてくる人間にも似ている。

色々と利点を並べた上で、「ま、無理にとは言わないよ、そうやってウジウジと

やらない理由を並べてればいいんじゃない?  せいぜい笑ってやるからさ」

みたいな。

ところで、もしジョギングを勧めている、その相手が車椅子に乗ってる人間だったら、

どうする?

足が動かない人間には、動かない人間なりの自己実現の道がある。

そんな車椅子人間ジョギングを勧めるほど悪趣味人間は多くは無いけど、

モテ/非モテゲームに参加しない人間は同じくらい悪趣味な挑発をいつも

浴びせられる。

理由は簡単で、負け組みにいっぱい参入して欲しいんだよ。

元増田がそこまで考えてエントリーを書いたとは思わないけど)

野球で考えてごらん?  セ・リーグでもパ・リーグでも

「うちのチームは万年Bクラスなんで、意味が無いから解散します」って言ったら、

翌シーズンからは3チームでAクラスBクラスを分けることになるんだぜ?

カップル結婚⇒家庭ってのは別として、その前段階のモテ/非モテってのは、

言ってみれば、自己承認の感覚っていう限られたパイを奪い合うゼロサムゲームだ。

(上に書いたサークルクラッシャーの例を参照されたし)

弱っちくて不案内な初心者を定期的に勧誘しないと、自分たちが良いポジション

立てないじゃないか。

> 2と似たようなものですが、世の中の裏に恋愛至上主義という巨大なモンスターが棲んでいるという陰謀論系。

べつに、電通光文社ゲルショッカーや黒十字軍コミンテルンみたいに策謀をめぐらしてる

わけじゃない。当たり前だ。

でもね、津々浦々の小社会では、みんな自分の株の上がり下がりに神経を尖らせていて

そんな集合無意識が、結果として世相全体のレベルでは巨大なモンスターになって、オレやオレの同類達の

なけなしのプライド自己承認を根こそぎにしようと襲い掛かって来ているんだ。実際。

でも仕方が無い、自分が選んだ道だ。

だけど、楽な道じゃないんだぜ。

モテのゲームを抜けようとした人間しか見えてこない、まるで暴走族の足抜けに対するリンチや、

女子グループの抜け駆けに対する制裁みたいな、えげつない、しつこい、悪趣味

同調圧力があって、それに拮抗できるように、ゲームを降りる胆力、ゲームを降りる意志力、

ゲームを降りる知力を血の出る思いで研鑽してるんだ、こう見えても。

だから、

> 5. 「俺のことなんかほっといてくれ」

> 非モテ全般をいじってるエントリに対してわざわざ「俺のことかー!放っといてくれよ」って言っちゃう系。

こういう風に挑発に乗るのは、それは研鑽が足りないからとしか言いようが無いが、

それは少なくとも挑発してくる人間に言われたくはない。

さんざん挑発しておきながら、不愉快だから「不愉快だ」とリアクションしたら、

「未練たらたらですねー(笑)、酸っぱいブドウですか~?」って、そりゃなんだよ?

今の自分は幸いにして適職を見つけ、少数だが信頼の置ける友人たち(なんと女性もいる!  人妻だけど(笑))を

グループか確保して、職場では"枯れたオッチャン"のポジションを得て、そこそこ確実に楽しくやっている。

このエントリーは、元増田が書いたエントリに、(本当はそんな筋合いは無いにもかかわらず)グサっと

きてしまった後進たちのために書いた。

書くことも尽きたので、元エントリに逐語的に反応して終わる。

1. 「だって俺だけベリーハード設定なんだもん。残機も回復アイテムもないし敵は鬼のように強いし、やってられないよ」

    自分にとって楽しくないゲームは、いかに周囲が賞賛しようとクソゲーです。

    MMORPGギルドマスターから「出勤するからログアウトしたい?  甘ったれんな!」とか言われたら、誰だって

    そいつが異常だと思うでしょ?  間違った自己修養精神は何の果実ももたらしません。

    あなたにだけベリーハード設定に思えるゲームは、まちがいなくあなたにとってベリーハードゲームなのです。

    ご心配なく、ベリーハードに感じている人は他にもたくさんいます。

2. 「女と付き合う(結婚する)ことでかかるコストはこんだけ、対して見返りはこんだけ。割に合わなすぎる!」

    女と付き合う(結婚する)ことによるコスト/リターンは人によって変わってきます。

    「一般的な人なら儲かる」と吹き込まれたとしても、自分が恒久的に赤字となる見通しなら、

        1)自分が悪いんだと考えて、反省と修正を加えながら石にかじりついても事業を継続する。

        2)さっさと撤退して他の事業を探す

    と、2つの道がありえますよね?  私なら後者を選びます。

3. 「恋愛至上主義社会に組み込まれたが最後、俺たちは搾取され捨てられるだけなんだ。そんな社会に参加したくない」

    恋愛至上主義なんて幻想に過ぎません。幻想に過ぎませんが、口裂け女のように反応が反応を呼び、

    ほかの○○至上主義とは比較にならないくらい現実化して実際にあなた搾取します。

    素養と運があれば搾取する側に回れます。

    折り合いはつけられません。乗るか降りるか、2つに1つです。どちらもあなたの自由です。

    自分の素養と相談して決めてください。

4. 「でもイケメンじゃないし」「でも結局イケメンじゃないから相手にされないし」

> いい加減自分が選ばれないのは「外見が醜いから」じゃなく「内面も醜いから」である事に気付いてもいいかも。

    人間は多面的な生き物です。彼女-彼氏という関係では外面も内面も醜いあなたに良い経験は出来ませんが、

    他の人間関係では美しいあなたと美しいパートナー(達)が良い関係を持つことが出来ます。

    彼氏-彼女関係において美しくあるために研鑽を積むか、他の人間関係に活路を見出すかは、あなたの自由です。

5. 「俺のことなんかほっといてくれ」

    「ほっといてくれ」というエントリ不要なら、いじってくるエントリを書かないで下さい。

    もしも、いじるのはそっちの勝手だというなら、リアクションするのもこちらの勝手です。

> そこで「俺のことも構ってよ!俺も寂しいんだよ!」って言えない無駄プライドが全てです。

    そこで、「誰かを見下していないと不安なんだよ」といえない無駄プライドが全てです。

6. 「結局○○ですね、わかります

曲解系。

    無駄な修飾を省いて、シンプルな真意を確認することを曲解と呼びますか。

    (例:彼女持ちor彼女無しっていう価値観から自由になろうとすると、

          [臆病者の防衛機制]とレッテルを貼ってくるんですね、わかります。)

7. 「○○や△△の良さが判らないような人種なんて・・・

    家柄や年収や美醜のように、パートナーの条件に何を設定するかなんて、それぞれの勝手じゃないですか?

    折り合いが付くか付かないかは同人同士の問題であって。

    条件が折り合って付き合うことになるも、折り合う相手がいないから一生、誰とも付き合わないも

    当人の自由では?

8. 「女は信用できねえ!」

    実際、信用できなくなる経験を腐るほどしてる人がたくさんいます。

    信用できないと思ってたら信用されないとして、ニワトリ-卵の水掛け論になるくらいなら、

    相互に不信感を持っているほうが、無理やり信頼しようとするより健全では?

    どこかで信用するにたる女性(女性にとっては男性)を見つけるかもしれませんし。

    そうしたら、はじめて信用することを始めれば良いかと。

9. 「女は怖い生き物だ、嘘つきだし○○だし△△だし□□だし・・・

> じゃ、逆にあなたがどれくらい高等な生き物なのか説明してください。

    「嘘つき」というのが良いたとえですが、どちらかというと、女性が男性より

    はるかに高等だから怖いのではないでしょうか?  それも、情報戦、人心操作

    といった社会的闘争能力において。

    また、倫理や観念や建前のせいで複雑で脆弱になりがちな男性の精神に対して、

    「自分がご機嫌になることを勝ち取る」という一点からゴールがブレない

    精神の強靭さも恐怖の対象です。

10. 「スイーツ(笑)

    オタクというのは没頭するものの対象が千差万別なので、何オタクなのかについて無理解と理解の違いがありえますが、

    「スイーツ(笑)」の対象とは、ネイルアートにせよエステにせよ旅行にせよ、はては美術館めぐりやゴルフに至るまで

    「羨む層から羨まれる層へとちょっとだけ自分のライフスタイルクラスを上げる」という一点に要約できるので、

    具体的には(ネイルエステ旅行美術館ゴルフ等々)何をしていても、サザビーを組むのとキュベレイを組むのくらいの

    違いしかありません。

11. 結局「その鎧、悪い事言わないから、1回脱いでみたら?」っていう。

      別に最初から鎧を着ていたわけじゃありません。

      大小多数、なんども苦い経験をして、自分自身のことを多少は理解して、自分の元々のポテンシャル努力

      補填するほど彼女が欲しくないことが分かったので、「モテ能力を磨く努力」と「モテ抜きで生活を充実させる努力

      のうちで後者を選んだだけで、言いかえれば

      「自分の素養では多大な労力を投下しないと素敵な彼女なんて回ってこない。だから、

        彼女なんて作らずに別の方法で幸せになろう」

      という実にシンプルで経済原理にそった選択をしただけのこと。

      いうなれば、眉を整えたりメールをマメに出したりする労力を払う代わりに、自分の心の中に

      「彼女欲しいよー!  ラブラブ生活が送りたいよー!」という欲求があふれ出さないように城壁を

      築いているだけです。どちらも等価です。

> 変わりたくないなら訳の判らない中間地点でクネクネするのは単に見苦しいだけだしやめたら?って思うし。

    人間は迷いながら結論を出していくものです。見苦しかろうと。

    中には終生パートナーが途切れることが無い、という最初から結論が出ている人もいますが。

    私自身、大学デビュー社会人デビューと何度もクネクネしてきました。

    相互に満足できるパートナーが見つかる可能性があるのに早々に鎧を着込んでしまうのももったいないし、

    そもそも女性全般にソリが合わないのに強引に婚活に飛び込むのも後々禍根を残します。

    それをハタからみて見苦しいの一言で止めろというのは、横暴なのでは?

2009-07-23

http://anond.hatelabo.jp/20090721215748

良いイメージを持ってないのは確かだが、ここまで来ると妄想だよな。

 たとえば日共の文書に頻繁に出てくる「民主主義」や「民主」という用語だが、普通日本国民が使っている「民主主義」や「民主」とは全く別の概念なのである。日本国民が「反民主主義」「反民主」あるいは「独裁主義」だと考えるものを、日共左翼は「民主主義」「民主」と表現するのである


日共などの左翼は今も変わらず、ソ連という史上最悪の独裁国家をつくった独裁者レ-ニンを神のごとく崇めているのである。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1411887019

用語の意味が逆とか言って、証明も何も、全く根拠というものがないが

こんな文章書いちゃう人がいるってことは、中年以上の世代とかマスコミとか公安?の考え方って

大概こんなもんなのかな。たぶん九割がた妄想

あと暴力性ということで言えば、他の政党だって過去に何やってたかわかったもんじゃない

 

現実としてはこんな感じ。

 国民からいつまでも、日本共産党とは、普通政党ではない、異質な、やはり社会主義体制の下で、その社会主義体制に、日本という国を与(くみ)させる、そのことを金科玉条課題とした政党であると、つまりは体制転換政党であると見られ続けているのだと思うのです。

 レーニン主義批判に至っては、今日になって、ようやく、不破哲三氏が、『レーニン資本論』という研究論文を公刊する中で開始し、その批判的検討に「お墨付き」を与えたところです。
 このことがいまは、話題にもならないほどに、わが党内における「マルクス・レーニン主義」は、とっくの昔に風化さえしているのですが、しかし、「やっぱりレーニン主義も間違っていたのか」といった議論が、ごくごく小さな「声」として聞かれたりしています。このように、わが党内において、ようやくレーニン主義批判が「解禁」された格好となりました。

 つまりは、こうした姿勢が、対応が、国民から、日本共産党を、何時までも「遠い存在」の政党と思わせてきた原因であったのです。国民との距離をいつまでも埋めることが出来ない最大の理由だと思います。


 しかし、いまになっても、日本共産党は、61年綱領制定時から今日至る経緯の中で、コミンテルン型の前衛党として再出発したこと、また、「マルクス・レーニン主義」信奉型の党として、世界共産主義運動の一翼を担うという、ある種の「夢」を追いかけ、それが失敗に終わったことについての、総括ができないでいます。

http://www.kitanet.ne.jp/~takashi/1bu-kyou/end1.htm

 

とりあえずは労働党改名すれ。話はそれから

2009-05-30

あたかもコミンテルンのごとく軍部政権少数民族ゲリラを両天秤の中国

欧米ミャンマー報道は「スーチー」偏向プリズムで目が腐乱している

アウンサン・スーチー女史だけが欧米にとってミャンマー報道の全て。

日本マスコミの取材力も解析力も貧弱だが、欧米マスコミのそれも変わりばえしない。スーチー女史が民主化シンボルというのは、盧武鉉韓国民主化シンボルだった、という嘘放送同様に悪質なデマゴギーに属する。

しかしスーチー問題はここでは論じない。詳しくは高山正之氏の『スーチー女史は善人か』(新潮社刊)を参照されたい。

ミャンマーを壟断しているのはたしかに軍人政権だが、社会構造は二重になっており、軍部より上位に仏教があり、国中いたるところパゴダばかり。敬虔なひとびと、穏和な性格農業国家倫理性が高い。それこそ欧米植民地時代の悪辣非道な統治に比べると、ミャンマー国民倫理の高さ、その潔さは比べようがないのではないか。

英国植民に狎れ、英国留学したスーチー女史には土着の思想も発想もない。東チモールグスマンのごとし。或いはパキスタンのブッド元首相のごとき。

ミャンマーを一週間旅行したことがあるが、その穏やかな人々と風景のどかさに、むしろ感動した。

さてミャンマーの北方地域から北東部にかけての山岳地帯は軍事政権も統治が及ばない無法地帯をかかえる。カチン族、カレン族、モン族が実効支配する地帯で、しかも麻薬栽培が盛ん。その無法地帯国境を接するのは?

中国です。

辺境地帯のゲリラは武装しており、独自の税金を取り立て、長年にわたって軍事政権と対峙してきた。

北東部はカチン族などの部族長らが指導権を握り、カチン民主戦線(NDA),シャン州軍(SSA),民主同盟軍(MNAA),ワ州軍(UWSA)等、反政府では同じでも、ゲリラ間の統制はとれておらず、お互いがいがみあっている。いがみ合えばあうだけ、ミャンマー軍事政権としては分断統治がやりやすい。

しかし国際的孤立にくわえ、国内政情不安民主化要求の板挟みにあって、ミャンマー軍幹部は、個別にこれらゲリラ頭目たちと会談しはじた。

年初から五月初旬にかけて密かに停戦を話し合ったが、長い戦闘による猜疑心が交錯したため交渉は難航し、結局、五月下旬になって破談におわっていたことが分かった(アジアタイムズ5月29日号)。

停戦条件は信用できない

軍が提出したのは、ゲリラ側の武装解除とひきかえに、かれら戦闘員をミャンマー政府の『軍人』として政府軍へ参入し、給与を支払うことなどが条件だった。

とくにUWSAは、中国テコ入れで対空砲、地対空ミサイル、190ミリ迫撃砲などで武装しており、軍部の出す条件はうっかり飲めないと踏んだ。

武装解除したあげく軍が急襲して殲滅させられた例を、カチン族らは見てきた。

UWSA軍は25000名。またワ州軍はカチン族の集団で武装兵士20000名を抱えると言われ、武装解除と自治が交換条件だが、やはり政府を信用しておらず、停戦交渉は決裂した。

これらの武器はどこから来たか

中国である。ワ州には中国が援助した武器工場まで存在する。

一方で、欧米が激しく非難するミャンマー軍事政権が制裁措置をもろともせずに存続する理由は最大の胴元が中国だからである。

国際的に孤立しても核武装を急ぎ、核実験を繰り返して平然としている北朝鮮も、結局は中国テコ入れをしているからだ。

中国国際社会の反対をよそに、堂々とミャンマー政府を支援してきた。

中国ミャンマー軍事政権への武器援助の交換として獲得したのは、インド洋アンダマン海沖合の無人島を二つ租借し中国海軍の観察基地としているほか、ミャンマー沖合の海底ガス油田開発権利をインドと競って獲得している。

後者は30年の長期契約である。

中国雲南省ミャンマー南方の港湾とを結ぶハイウェイ建設、山岳での発電所建設を援助し、さらに沖合からミャンマーを南北に縦断するガス輸送パイプライン中国が敷設する。

そうしてビジョンを持っていると同時に中国反政府ゲリラ組織へのテコ入れを行うのである。第一はパイプラインを安全にまもるためには山岳ゲリラとの妥協が必要であり、第二に中国が最大支援国としての発言力をバックにミャンマー軍事政権を説得できるからだ。

 

ビルマ共産党に一時期テコ入れしたのも中国だったが。。。。。

一方、中国1970年代から反政府ゲリラの肩入れしてきた。理由は彼らがビルマ共産党の流れを汲むからであり、また国境貿易の主体でもあり、麻薬の柱石地点でもある。

途中で中国ビルマ共産党の武装援助のテコ入れをやめる。理由はビルマ共産党は、とても組織的に脆弱で使い物にならないと判断したからである。

あたかもコミンテルン辛亥革命直前から清朝反政府組織テコ入れし、孫文日本から寝返らせて、周辺をソ連将校らが固め、さらに蒋介石毛沢東の双方を援助した。西安事件を命令して蒋介石毛沢東を共闘させるために国共内戦を終わらせ、抗日統一戦線を組ませた。当時の中国共産党は山岳ゲリラの類い、スターリンの命令には逆らえず、また蒋介石も息子の蒋経国モスクワ留学(という名の人質)にとられていた。

コミンテルン国民党共産党に両天秤をかけていた。

いま中国は、あたかもコミンテルンの謀略の現代版を実践するかのように、一方でミャンマー軍事政権に異常なテコ入れおこない、他方ではミャンマー反政府ゲリラ組織にもテコ入れしてきたのだ。

山岳ゲリラの跳梁に悩まされるミャンマー現地民はタイの難民キャンプへ逃れており、これは国際的な人権問題。次の難題がそこにある。

2008-11-02

田母神幕僚長論文内容だが、いい論文じゃないか。

○わが国は戦前中国大陸朝鮮半島を侵略したといわれるが、

 実は日本軍のこれらの国に対する駐留も、

条約に基づいたものだ。日本は19世紀の後半以降、

 朝鮮半島中国大陸に軍を進めたが、

相手国の了承を得ないで一方的に軍を進めたことはない。

○わが国は中国で和平を追求したが、その都度、蒋介石に裏切られた。

蒋介石コミンテルンに動かされていた。

 わが国は蒋介石により日中戦争に引きずり込まれた被害者だ。

○1928年の張作霖列車爆破事件も少なくとも日本軍がやったとは断定できなくなった。

(文献によれば)コミンテルンの仕業という説が強まっている。

満州帝国人口は成立当初からなぜ爆発的に増えたのか。

それは満州が豊かで治安が良かったからだ。

侵略といわれるような行為が行われるところに人が集まるわけはない。

日本中国大陸などに侵略したため、日米戦争突入敗戦を迎えたといわれるが、

これも今では日本戦争に引きずり込むために、

米国によって慎重に仕掛けられたわなであったことが判明している。

米国コミンテルンに動かされていた。

ヴェノナファイルという米国の公式文書がある。

東京裁判戦争責任をすべて日本押し付けようとしたものだ。

そのマインドコントロールはなおも日本人を惑わせている。

自衛隊は領域警備もできない。集団的自衛権も行使できない。

武器使用の制約が多い。

このマインドコントロールから解放されない限り、

わが国は自らの力で守る体制がいつになっても完成しない。

日本軍軍紀が厳正だったことは多くの外国人の証言にもある。

わが国が侵略国家だったというのは正にぬれぎぬだ。

2008-11-01

日本は侵略国家であったのか」を読む つづき

前回↓が途中で切れたため、その段落から改めてつづきを貼ります。

http://anond.hatelabo.jp/20081101232814

 さて日本中国大陸朝鮮半島を侵略したために、遂に日米戦争突入し3 百万人もの犠牲者を出して敗戦を迎えることになった、日本は取り返しの付かない過ちを犯したという人がいる。しかしこれも今では、日本戦争に引きずり込むために、アメリカによって慎重に仕掛けられた罠であったことが判明している。実はアメリカコミンテルンに動かされていた。ヴェノナファイルというアメリカの公式文書がある。米国国家安全保障局(NSA)のホームページに載っている。膨大な文書であるが、月刊正論平成18年5月号に青山学院大学福井助教授(当時)が内容をかいつまんで紹介してくれている。ヴェノナファイルとは、コミンテルンアメリカにいたエージェントとの交信記録をまとめたものである。アメリカ1940年から1948年までの8年間これをモニターしていた。当時ソ連は1回限りの暗号書を使用していたためアメリカはこれを解読できなかった。そこでアメリカは、日米戦争最中である1943 年から解読作業を開始した。そしてなんと37年もかかって、レーガン政権が出来る直前の1980年に至って解読作業を終えたというから驚きである。しかし当時は冷戦の真っ只中であったためにアメリカはこれを機密文書とした。その後冷戦が終了し1995年に機密が解除され一般に公開されることになった。これによれば1933年に生まれたアメリカフランクリン・ルーズベルト政権の中には3百人のコミンテルンスパイがいたという。その中で昇りつめたのは財務省ナンバー2の財務次官ハリーホワイトであった。ハリーホワイト日本に対する最後通牒ハル・ノートを書いた張本人であると言われている。彼はルーズベルト大統領親友であるモーゲンソー財務長官を通じてルーズベルト大統領を動かし、我が国を日米戦争に追い込んでいく。当時ルーズベルト共産主義の恐ろしさを認識していなかった。彼はハリーホワイトらを通じてコミンテルンの工作を受け、戦闘機100機からなるフライイングタイガース派遣するなど、日本と戦う蒋介石を、陰で強力に支援していた。真珠湾攻撃に先立つ1ヶ月半も前から中国大陸においてアメリカ日本に対し、隠密に航空攻撃を開始していたのである。

 「ホームページに載っている」と、また典拠をあいまいになさっていますね。アクセス日時を明記して、該当のURLを示すことも論文ルールとして確立しています。典拠となる論文の題名も該当ページも省略されていますが明記するのが普通です。先行研究の要約と著者の意見の区別がつかないのも問題です。先行研究の要約にオリジナリティはありません。先行研究について論じたいのであれば別でしょうが、先行研究を手がかりに、何かを主張したいのであれば、引用でも注でも根拠となる史料(この場合は「機密資料」)の該当部分を明記するのが論文ルールです。ちなみに孫引きは基本的にしてはいけません。原典にあたらずに引用元の編集が正確であるとは言えないからです。つまり、読む側からすると、根拠が示されていないがために、その主張を認めることはできません(学問ルールにおいては、主張する側に立証責任があります)。

 ルーズベルト戦争をしないという公約大統領になったため、日米戦争を開始するにはどうしても見かけ上日本に第1撃を引かせる必要があった。日本ルーズベルトの仕掛けた罠にはまり真珠湾攻撃を決行することになる。さて日米戦争は避けることが出来たのだろうか。日本アメリカの要求するハル・ノートを受け入れれば一時的にせよ日米戦争を避けることは出来たかもしれない。しかし一時的に戦争を避けることが出来たとしても、当時の弱肉強食の国際情勢を考えれば、アメリカから第2,第3の要求が出てきたであろうことは容易に想像がつく。結果として現在に生きる私たちは白人国家植民地である日本で生活していた可能性が大である。文明の利器である自動車洗濯機パソコンなどは放っておけばいつかは誰かが造る。しかし人類歴史の中で支配、被支配の関係戦争によってのみ解決されてきた。強者が自ら譲歩することなどあり得ない。戦わない者は支配されることに甘んじなければならない。

 繰り返しますが、根拠のない推測は論文の中では無価値です。さて、戦った結果、無条件降伏して占領(=支配)されました。その後、戦争をせずとも、サンフランシスコ講和条約を結んで独立できましたし、奄美諸島小笠原諸島沖縄も返還されました。

 さて大東亜戦争の後、多くのアジアアフリカ諸国が白人国家の支配から解放されることになった。人種平等の世界が到来し国家間の問題も話し合いによって解決されるようになった。それは日露戦争、そして大東亜戦争を戦った日本の力によるものである。もし日本があの時大東亜戦争を戦わなければ、現在のような人種平等の世界が来るのがあと百年、2百年遅れていたかもしれない。そういう意味で私たちは日本の国のために戦った先人、そして国のために尊い命を捧げた英霊に対し感謝しなければならない。そのお陰で今日私たちは平和で豊かな生活を営むことが出来るのだ。

 しつこく繰り返しますが、風が吹けば桶屋が儲かる式の主張に説得力はありません。「国家間の問題も話し合いによって解決」とのことですが、イラク戦争グルジア戦争は話し合いではありません。「百年、2百年」の根拠も示されていません。「人種平等」を推進した国際連合を結成したのは、勝った「強者」の国々でした。

 一方で大東亜戦争を「あの愚劣な戦争」などという人がいる。戦争などしなくても今日平和で豊かな社会が実現できたと思っているのであろう。当時の我が国の指導者はみんな馬鹿だったと言わんばかりである。やらなくてもいい戦争をやって多くの日本国民の命を奪った。亡くなった人はみんな犬死にだったと言っているようなものである。しかし人類歴史を振り返ればことはそう簡単ではないことが解る。現在においてさえ一度決定された国際関係を覆すことは極めて困難である。日米安保条約に基づきアメリカ日本首都圏にも立派な基地を保有している。これを日本が返してくれと言ってもそう簡単には返

ってこない。ロシアとの関係でも北方四島は60年以上不法に占拠されたままである。竹島韓国の実行支配が続いている。

 また、「・・・・・・という人」、さらに「・・・・・・と思っているのであろう」ですが、藁人形を叩いても論文に説得力は生まれません。論文で心情の吐露をしても説得力は増しません。私の立場を表明しておきますが、人の生を無益だとする考え方には賛同しないことと、批判的検討を行うことは両立すると考えています。

 東京裁判はあの戦争責任を全て日本押し付けようとしたものである。そしてそのマインドコントロール戦後63年を経てもなお日本人を惑わせている。日本の軍は強くなると必ず暴走し他国を侵略する、だから自衛隊は出来るだけ動きにくいようにしておこうというものである。自衛隊は領域の警備も出来ない、集団的自衛権も行使出来ない、武器使用も極めて制約が多い、また攻撃的兵器の保有も禁止されている。諸外国の軍と比べれば自衛隊は雁字搦めで身動きできないようになっている。このマインドコントロールから解放されない限り我が国を自らの力で守る体制がいつになっても完成しない。アメリカに守ってもらうしかない。アメリカに守ってもらえば日本アメリカ化が加速する。日本経済も、金融も、商慣行も、雇用も、司法アメリカシステムに近づいていく。改革のオンパレードで我が国の伝統文化が壊されていく。日本ではいま文化大革命が進行中なのではないか。日本国民は20年前と今とではどちらが心安らかに暮らしているのだろうか。日本は良い国に向かっているのだろうか。私は日米同盟を否定しているわけではない。アジア地域の安定のためには良好な日米関係が必須である。但し日米関係は必要なときに助け合う良好な親子関係のようなものであることが望ましい。子供がいつまでも親に頼りきっているような関係改善の必要があると思っている。

繰り返しますが、論文における藁人形叩きに意味はありません。

 自分の国を自分で守る体制を整えることは、我が国に対する侵略を未然に抑止するとともに外交交渉の後ろ盾になる。諸外国では、ごく普通に理解されているこのことが我が国においては国民に理解が行き届かない。今なお大東亜戦争で我が国の侵略がアジア諸国に耐えがたい苦しみを与えたと思っている人が多い。しかし私たちは多くのアジア諸国が大東亜戦争を肯定的に評価していることを認識しておく必要がある。タイで、ビルマで、インドで、シンガポールで、インドネシアで、大東亜戦争を戦った日本の評価は高いのだ。そして日本軍に直接接していた人たちの多くは日本軍に高い評価を与え、日本軍を直接見ていない人たちが日本軍の残虐行為を吹聴している場合が多いことも知っておかなければならない。日本軍軍紀が他国に比較して如何に厳正であったか多くの外国人の証言もある。我が国が侵略国家だったなどというのは正に濡れ衣である。

 国を主語にしたのですから、そのように表明している公式見解くらい示してください。個々の語りについても、他者が参照できる形で提示されないものは論拠になりません。最後まで「侵略」の定義がなされないままでしたね。

戦時中アジア諸国と日本との関わりについては以下の諸論文を参照。

吉川利治「タイ国ブーン政権太平洋戦争」『東南アジア研究』19(4)、1982年、363-387ページ。http://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/56071/1/KJ00000133800.pdf

大野徹「ビルマ国軍史(その2)」『東南アジア研究』8(3)、1970、347-377ページ。http://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/55632/1/KJ00000134014.pdf

中里成章「日本軍の南方作戦とインド」『東洋文化研究所紀要東京大学)』151、2007年、149-217ページ。http://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/dspace/bitstream/2261/5716/1/ioc151004.pdf

黒田展之・小林裕一郎「シンガポール華僑粛清事件裁判記録(1)」『法と政治関西学院大学)』49(2/3)、1998年、327-337ページ。http://ci.nii.ac.jp/cinii/servlet/CiNiiLog_Navi?name=nels&type=pdf&lang=jp&id=ART0001061933

同「シンガポール華僑粛清事件裁判記録(2・完)」『法と政治関西学院大学)』49(4)、1998年、575-614ページ。http://ci.nii.ac.jp/cinii/servlet/CiNiiLog_Navi?name=nels&type=pdf&lang=jp&id=ART0000592111

谷川榮彦「太平洋戦争東南アジア民族独立運動」『法政研究九州大学)』53(3)、1987年、361-398ページ。http://ci.nii.ac.jp/cinii/servlet/CiNiiLog_Navi?name=nels&type=pdf&lang=jp&id=ART0008279870

 日本というのは古い歴史と優れた伝統を持つ素晴らしい国なのだ。私たちは日本人として我が国の歴史について誇りを持たなければならない。人は特別な思想を注入されない限りは自分の生まれた故郷や自分の生まれた国を自然に愛するものである。日本の場合は歴史事実を丹念に見ていくだけでこの国が実施してきたことが素晴らしいことであることがわかる。嘘やねつ造は全く必要がない。個別事象に目を向ければ悪行と言われるものもあるだろう。それは現在先進国の中でも暴行殺人が起こるのと同じことである。私たちは輝かしい日本の歴史を取り戻さなければならない。歴史を抹殺された国家は衰退の一途を辿るのみである。

事実を丹念に」見せるのが実証的研究です。この「論文」はそうではありません。

「嘘やねつ造は全く必要がない」心の底から同意します。

以上、お目汚し失礼しました。もっと勉強しなければ……

(追記)日本新聞記事へのリンクを貼り忘れていたので追加します。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081031-00000123-jij-soci

http://www.asahi.com/politics/update/1031/TKY200810310298.html

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2008110102000087.html

(再追記)論文の題名に誤りがあったので訂正しました。田母神様、申し訳ありませんでした。

日本は侵略国家であったのか」を読む

 田母神俊雄氏の「論文」が問題になっています。原文は↓からDLできます。

http://www.apa.co.jp/book_report/images/2008jyusyou_saiyuusyu.pdf

親切に英訳までしたようです↓。そのおかげか、さっそく海外でも反響を読んでいます↓↓。

http://www.apa.co.jp/book_report/02.html

http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/7702374.stm

http://www.independent.co.uk/news/world/asia/japan-to-sack-air-force-chief-over-wwii-views-981051.html

http://www.guardian.co.uk/world/2008/oct/31/japan-secondworldwar

http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2008/10/31/AR2008103101475.html

http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2008/10/31/AR2008103100989.html

http://www.nytimes.com/2008/11/01/world/asia/01tokyo.html?_r=1&ref=world&oref=slogin

http://www.thestandard.com.hk/breaking_news_detail.asp?id=8886&icid=4&d_str=20081031

http://www.straitstimes.com/Breaking%2BNews/Asia/Story/STIStory_297008.html

http://www.straitstimes.com/Breaking%2BNews/Asia/Story/STIStory_297257.html

http://timesofindia.indiatimes.com/World/Rest_of_World/Japans_air_force_chief_sacked_over_WWII_comments/articleshow/3659583.cms

 ローズベル陰謀論が結構とりあげられています。どれだけ「国益」を損ねているのだろう。やれやれと、日本報道に対するブコメ日記を見てみたら、田母神氏の「論文」の内容に肯定的な人もそれなりにいらっしゃるようです。

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://www.apa.co.jp/book_report/images/2008jyusyou_saiyuusyu.pdf

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081031-00000123-jij-soci

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://www.asahi.com/politics/update/1031/TKY200810310298.html

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2008110102000087.html

 私も別に現代史に詳しいわけではないです(気の向いたときに、中身が増えてきたCiNiiGoogle Scholar、各研究機関の学術リポジトリを漁ってみる程度)。しかし、その限られた知識から見ても、問題の「論文」はその形を為してすらいないと思いました。そこで、現在パラパラと集めている関連文献の整理をかねて、「論文」原文に逐一つっこみをいれてみようと思い、エントリを書いてみることにしました。はてな記法引用した部分は、断りのない限り田母神氏の「論文」からです。原文の全角数字は全て半角に直したことをおことわりしておきます。

 アメリカ合衆国軍隊は日米安全保障条約により日本国内に駐留している。これをアメリカによる日本侵略とは言わない。二国間で合意された条約に基づいているからである。我が国は戦前中国大陸朝鮮半島を侵略したと言われるが、実は日本軍のこれらの国に対する駐留も条約に基づいたものであることは意外に知られていない。日本は19世紀の後半以降、朝鮮半島中国大陸に軍を進めることになるが相手国の了承を得ないで一方的に軍を進めたことはない。現在中国政府から「日本の侵略」を執拗に追求されるが、我が国は日清戦争日露戦争などによって国際法上合法的に中国大陸に権益を得て、これを守るために条約等に基づいて軍を配置したのである。これに対し、圧力をかけて条約を無理矢理締結させたのだから条約そのものが無効だという人もいるが、昔も今も多少の圧力を伴わない条約など存在したことがない。

 駐留を認めることと、「(被害をこうむる方にとっては)侵略(といわれているが田母神氏はそうではないとされる行為)」を認めることは違うでしょう。軍隊に攻めこまれることに了承を与えていたというのは、どのような根拠に基づいているのでしょうか?

 「知られていない」ことを明らかにするのが行論の目的ならば、「新事実」(この場合は具体的な条約の内容や運用)を具体的に提示し、典拠となる史料を明らかにするのが論文の作法です。主張の根拠を示すのは、論文イロハのイです。しかし、残念なことに、この「論文」では全体的に守られていません。関連して、「・・・・・・という人」とありますが、論文で先行研究に言及するときは、注をつけて批判対象を明らかにするルールも守られていません。

 この日本軍に対し蒋介石国民党は頻繁にテロ行為を繰り返す。邦人に対する大規模な暴行、惨殺事件も繰り返し発生する。これは現在日本存在する米軍横田基地横須賀基地などに自衛隊が攻撃を仕掛け、米国軍人及びその家族などを暴行、惨殺するようものであり、とても許容できるものではない。これに対し日本政府は辛抱強く和平を追求するが、その都度蒋介石裏切られるのである。実は蒋介石コミンテルンに動かされていた。1936年の第2次国共合作によりコミンテルンの手先である毛沢東共産党ゲリラ国民党内に多数入り込んでいた。コミンテルン目的日本軍国民党を戦わせ、両者を疲弊させ、最終的に毛沢東共産党中国大陸を支配させることであった。我が国は国民党の度重なる挑発に遂に我慢しきれなくなって1937年8月15日日本近衛文麿内閣は「支那軍の暴戻を膺懲し以って南京政府反省促す為、今や断乎たる措置をとる」と言う声明を発表した。我が国は蒋介石により日中戦争に引きずり込まれた被害者なのである。

 スターリン毛沢東がそれほど仲が良かったとは知りませんでした。コミンテルンにそれほどの影響力があることも知りませんでした。繰り返しますが、オリジナルな主張には、その土台となる史料の裏づけが必要です(「実は??」と書いているのですから、普通は知らない新しいことなのですよね?)。大事なことなので強調します。「新しいことを主張するためには、根拠を示さなければならない」、これは学問の基本です。

 1928 年の張作霖列車爆破事件も関東軍の仕業であると長い間言われてきたが、近年ではソ連情報機関の資料が発掘され、少なくとも日本軍がやったとは断定できなくなった。「マオ(誰も知らなかった毛沢東)(ユン・チアン講談社)」、「黄文雄大東亜戦争肯定論( 黄文雄、ワック出版)」及び「日本よ、「歴史力」を磨け(櫻井よしこ編、文藝春秋)」などによると、最近ではコミンテルンの仕業という説が極めて有力になってきている。日中戦争の開始直前の1937年7月7日の廬溝橋事件についても、これまで日本中国侵略の証みたいに言われてきた。しかし今では、東京裁判最中中国共産党の劉少奇が西側の記者との記者会見で「廬溝橋の仕掛け人中国共産党で、現地指揮官はこの俺だった」と証言していたことがわかっている「大東亜解放戦争岩間弘、岩間書店)」。もし日本が侵略国家であったというのならば、当時の列強といわれる国で侵略国家でなかった国はどこかと問いたい。よその国がやったから日本もやっていいということにはならないが、日本だけが侵略国家だといわれる筋合いもない。

 ようやく文献をあげられましたが、刊行年と該当ページも明示するのが一般的な論文ルールですよね。それは百歩譲るとしても、示された著者のなかに査読つき学術雑誌に報告された方が一人もいらっしゃらない。これは信憑性をさらに落とすものではないでしょうか。また、人の発言を引くのであれば、それが掲載された媒体を明示するのもきほんのきですよね。

 張作霖爆殺をコミンテルンの仕業とする説に対しては、特に『マオ』について、中国現代史研究者から根拠に疑義が出されています。

 「関東軍高級参謀河本大作らがこの事件を企画し実行した固い事実を、この程度の「スパイ情報」で覆せるものか」(矢吹晋「書評『マオ―誰も知らなかった毛沢東』」『中国情報源』21世紀中国総研編、蒼蒼社、2006年、225ページ。http://www25.big.jp/~yabuki/2006/mao-rev.pdf)。

 盧溝橋事件についても、「計画」説に対する批判的研究が出ているようです。

 「日本の一部の論者が唱える「中国共産党計画」説と,中国側の唱える「日本軍計画」説がともに誤りであり,盧溝橋事件が日中双方にとって「偶発」的なものであったとする」(加藤陽子「書評 安井三吉著『柳条湖事件から盧溝橋事件へ―1930年華北をめぐる日中の対抗―』」『アジア経済』45(9)、2004年、65ページ。http://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/dspace/bitstream/2261/7473/1/kato45_09.pdf)。

 最後に、既にたくさんのつっこみがブコメで入っていますが、みんながやっていることだからといって、行為に対する責任がなくなることはないでしょう。

 我が国は満州朝鮮半島台湾日本本土と同じように開発しようとした。当時列強といわれる国の中で植民地内地化を図ろうとした国は日本のみである。我が国は他国との比較で言えば極めて穏健な植民地統治をしたのである。満州帝國は、成立当初の1932 年1 月には3 千万人の人口であったが、毎年100 万人以上も人口が増え続け、1945 年の終戦時には5 千万人に増加していたのである。満州人口は何故爆発的に増えたのか。それは満州が豊かで治安が良かったからである。侵略といわれるような行為が行われるところに人が集まるわけがない。農業以外にほとんど産業がなかった満州の荒野は、わずか15年の間に日本政府によって活力ある工業国家に生まれ変わった。朝鮮半島日本統治下の35年間で1千3百万人の人口が2千5百万人と約2倍に増えている「朝鮮総督府統計年鑑」。日本統治下の朝鮮も豊かで治安が良かった証拠である。戦後日本においては、満州朝鮮

半島平和な暮らしが、日本軍によって破壊されたかのように言われている。しかし実際には日本政府日本軍努力によって、現地の人々はそれまでの圧政から解放され、また生活水準も格段に向上したのである。

 「同じように開発」と主張するには、開発の指標を定め、比較する必要があります。共通の比較の基準が示されていません。データもです。内地、満洲、朝鮮台湾、他の植民地宗主国本国、その国の植民地それぞれについて、共通の尺度ではからないと比較にならないのではないでしょうか。それをせずに外形が拡大したと言うだけでは、中国の「共産党政権チベットを・・・・・・」に反論できなくなってしまいます。

 「内地化」も定義を明確にして使うべき用語ですね。

 また、現実にも、「帝国日本植民地支配の歴史には,「外地」を法制的・政治的には明白に異域に置きながら、イデオロギー的には「内地化」を標榜するという,理念現実の「二重性」がその当初からつきまとっていた」(山本有造「植民地統治における「同化主義」の構造」『人文学報(京都大学人文科学研究所)』83、2000年、70ページ。http://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/48550/1/83_57.pdf)、「「満洲国」の掲げた「五族協和」にしろ「王道楽土」にしろ,関東軍による露骨な軍事支配を隠蔽するイデオロギーという以上の意味を持ちえなくなる」(山室信一「「満洲国」の法と政治―序説」『人文学報(京都大学人文科学研究所)』68、1991年、150ページ。http://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/48355/1/68_129.pdf)といわれる植民地統治を、「極めて穏健」と評価するにもまた、基準とデータの比較が必要です。

 また、人口の増加は支配の善さを担保しません(チベット・・・・・・)。

 我が国は満州朝鮮半島台湾学校を多く造り現地人の教育に力を入れた。道路発電所水道など生活のインフラも数多く残している。また1924年には朝鮮京城帝国大学1928年には台湾台北帝国大学を設立した。日本政府明治維新以降9つの帝国大学を設立したが、京城帝国大学は6番目、台北帝国大学は7番目に造られた。その後8番目が1931年大阪帝国大学、9番目が1939 年の名古屋帝国大学という順である。なんと日本政府大阪名古屋よりも先に朝鮮台湾帝国大学を造っているのだ。また日本政府朝鮮人中国人陸軍士官学校への入校を認めた。戦後マニラの軍事裁判死刑になった朝鮮出身の洪思翊という陸軍中将がいる。この人は陸軍士官学校26期生で、硫黄島で勇名をはせた栗林忠道中将と同期生である。朝鮮名のままで帝国陸軍中将に栄進した人である。またその1期後輩には金錫源大佐がいる。日中戦争の時、中国大隊長であった。日本兵約1千名を率いて何百年も虐められ続けた元宗主国中国軍を蹴散らした。その軍功著しいことにより天皇陛下の金賜勲章を頂いている。もちろん創氏改名などしていない。中国では蒋介石日本陸軍士官学校卒業新潟高田連隊で隊付き教育を受けている。1期後輩で蒋介石の参謀で何応欽もいる。

 前の段落と同様に、「多く」の中身が不明確に過ぎ、検証のしようがありません。また、植民地宗主国の支配の下で「植民地近代」化したのはその通りだと思います(松本武祝「’’朝鮮における「植民地近代」’’に関する近年の研究動向」『アジア経済』43(9)、2002年、31-45ページ。http://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Ajia/pdf/2002_09/note.pdf)。私はこの辺り特に勉強不足です。各国の軍制についても同じくよく知らないので飛ばします。

 孫文をはじめ、アジア各地の革命家日本に集まったことは特に新しい論点ではないでしょう。ファン・ボイ・チャウの失望も有名な話ですね(白石昌也「ファン・ボイ・チャウと日本」『東南アジア学会会報』25、1975年、1-3ページ。http://ci.nii.ac.jp/cinii/servlet/CiNiiLog_Navi?name=nels&type=pdf&lang=jp&id=ART0004923536)。

 李王朝の最後の殿下である李垠殿下陸軍士官学校の29期の卒業生である。李垠殿下日本に対する人質のような形で10歳の時に日本に来られることになった。しかし日本政府殿下王族として丁重に遇し、殿下学習院で学んだあと陸軍士官学校をご卒業になった。陸軍では陸軍中将に栄進されご活躍された。この李垠殿下のお妃となられたのが日本の梨本宮方子妃殿下である。この方は昭和天皇のお妃候補であった高貴なお方である。もし日本政府が李王朝を潰すつもりならこのような高貴な方を李垠殿下のもとに嫁がせることはなかったであろう。因みに宮内省はお二人のために1930年に新居を建設した。現在赤坂プリンスホテル別館である。また清朝最後の皇帝また満州帝国皇帝であった溥儀殿下弟君である溥傑殿下のもとに嫁がれたのは、日本華族嵯峨家の嵯峨浩妃殿下である。

 旧領主の家系の存続という意味であれば、インドの藩王たちも手厚く身分を保証されていましたね。ベトナムバオ・ダイフランスグランゼコール教育を受けていましたね(英国人とインド人の婚姻には宗教問題がありますし、バオ・ダイ渡仏時のフランス共和制だから王室はないですし、この段落については適切な比較が可能な問題設定なのか疑問です。個人的にはそもそも宗主国の王室を嫁がせることが恩恵という考え方がどうなんだろうと思います)。

 これを当時の列強といわれる国々との比較で考えてみると日本満州朝鮮台湾に対する思い入れは、列強植民地統治とは全く違っていることに気がつくであろう。イギリスインドを占領したがインド人のために教育を与えることはなかった。インド人をイギリス士官学校に入れることもなかった。もちろんイギリスの王室からインドに嫁がせることなど考えられない。これはオランダフランスアメリカなどの国々でも同じことである。一方日本は第2次大戦前から5族協和を唱え、大和朝鮮、漢、満州蒙古の各民族が入り交じって仲良く暮らすことを夢に描いていた。人種差別が当然と考えられていた当時にあって画期的なことである。第1次大戦後のパリ講和会議において、日本人種差別撤廃を条約に書き込むことを主張した際、イギリスアメリカから一笑に付されたのである。現在世界を見れば当時日本が主張していたとおりの世界になっている。

 ロイヤルファミリー婚姻の件で共和制アメリカを並べているのは不適切でしょう。既に述べましたがフランスも時代によって共和制です。

 エルフィンストーンカレッジ(1856年設立、現在ムンバイ大に)、カルカッタ大学マドラス大学(1857年設立)というように、大英帝国植民地支配の拠点に大学その他の教育機関を設立していますね。

http://en.wikipedia.org/wiki/Elphinstone_College

http://en.wikipedia.org/wiki/University_of_Calcutta

http://en.wikipedia.org/wiki/University_of_Madras

 「五族協和」が実態をともなわなかったことについては、前掲山本論文および山室論文を参照。

 人種差別撤廃についてはよい提案をしたということに同意いたします。ただし、繰り返しますが、現実施策がともなわなかったことについては残念です。

 時間は遡るが、清国は1900 年の義和団事件の事後処理を迫られ1901 年に我が国を含む11ヵ国との間で義和団最終議定書を締結した。その結果として我が国は清国に駐兵権を獲得し当初2600名の兵を置いた「廬溝橋事件の研究(秦郁彦東京大学出版会) 」。また1915 年には袁世凱政府との4ヶ月にわたる交渉の末、中国の言い分も入れて、いわゆる対華21箇条の要求について合意した。これを日本中国侵略の始まりとか言う人がいるが、この要求が、列強植民地支配が一般的な当時の国際常識に照らして、それほどおかしなものとは思わない。中国も一度は完全に承諾し批准した。しかし4 年後の1919年パリ講和会議に列席を許された中国が、アメリカの後押しで対華21箇条の要求に対する不満を述べることになる。それでもイギリスフランスなどは日本の言い分を支持してくれたのである「日本史から見た日本人昭和編( 渡部昇一祥伝社)」。また我が国は蒋介石国民党

との間でも合意を得ずして軍を進めたことはない。常に中国側の承認の下に軍を進めている。1901年から置かれることになった北京日本軍は、36 年後の廬溝橋事件の時でさえ5600 名にしかなっていない「廬溝橋事件の研究(秦郁彦東京大学出版会) 」。このとき北京周辺には数十万の国民党軍が展開しており、形の上でも侵略にはほど遠い。幣原喜重郎外務大臣に象徴される対中融和外交こそが我が国の基本方針であり、それは今も昔も変わらない。

 今回は表現からつっこんでみます。「完全に承諾」というように形容詞修飾をするときには、それが表す具体的な内容を補足して、互いの印象の差を埋める努力をすべきというのが、私の受けた指導です。どうしたら「完全に承諾」したことになるのでしょうか。一番肝心な相手に過大な要求をつきつけ、排日運動を燃えあがらせて宥和に失敗したのは外交の失敗であり、恨み言をつぶやいてもごまかすことはできません。

 日中戦争については、派兵前の人員の少なさを根拠に「形の上でも侵略にはほど遠い」と主張するのは無理筋にみえます。

(再々追記)また字数超過?で切れたので、つづきへ (さらに追記)補足エントリをTBしました。 (また追記)補遺エントリをTBしました(11/5)。

田母神は被害者

論文日中戦争について「中国政府から『日本の侵略』を執拗(しつよう)に追及されるが、我が国は蒋介石により日中戦争に引きずり込まれた被害者」と主張。

asahi.com:空自トップを更迭 懸賞論文で「日本の侵略ぬれぎぬ」 - 政治

田母神も、中国コミンテルン陰謀により論文執筆に引きずり込まれた被害者

アパグループ渡部昇一審査員も、中国コミンテルン陰謀により、田母神への最優秀賞授与に引きずり込まれた被害者

2008-07-22

http://anond.hatelabo.jp/20080722172006

たしか以前の党要項に「実力を行使しても」みたいな文句があった気がする、と横やりを入れてみる。

まー今でも内部に”ちゃんとした下部組織として”過激派とかいるしねぇ、うちの大学のとか(ぁ

党の要項に「革命」とかあるしな。昔はコミンテルン日本支部だったそうな。

設立当時の綱領みつけた→http://homepage3.nifty.com/katote/22program.html

「 第3共産主義インターナショナルの支部である日本共産党は、非合法プロレタリア政党であり…」

前文からはっちゃけてるwww

調べたら今でも「反社会的活動に従事する者や、また国家権力によるスパイ活動を防止するため、警察官自衛隊員・公安調査官及び各機関の関係者の入党は認めない。」とか書いてあるそうな。

…今でもそうなのかも。

2008-01-26

教委主催講演会に行ったら、講師が「つくる会」だった件。

 

前書き

ほぼ記事タイトル通りの出来事があったので思わず匿名ダイアリー

(厳密には、八木氏はかつてはつくる会会長だったが、今はつくる会とは無関係

 

書くの初めてなので、読み難ければ申し訳ない。

 

先に書いておきますと、私は公立校勤務です。

で、私が勤務する地域では、「新しい歴史教科書をつくる会」の歴史教科書を採択しています。

 

この教育講演会教職員一斉研修会)は、教委が主催したもので、基本的に地区内の全職員(学校事務職員も含む)が参加しました。

 

講師は八木秀次氏(日本教育再生機構理事長)。

 

恥ずかしながら、誰だか知らなかったんですが。

 

忍び寄る何か

開会前、もらったレジュメを読んでいると、最初に出てきたトピック

“「不当な支配」の主体の転換”

という内容。

 

教育基本法の、

教育は、不当な支配に服することなく、国民全体に対し直接に責任を負つて行われるべきものである(旧第十条)」

という規定が、

教育は、不当な支配に服することなく、この法律及び他の法律の定めるところにより行われるべきものであり、教育行政は、国と地方公共団体との適切な役割分担及び相互の協力の下、公正かつ適正に行われなければならない(改正第十六条)」

と改められたことによって、服してはならない「不当な支配」の主体が、

 

before:政府の圧力

after:日教組などの職員団体

 

と変化しており、政府首脳部からもそのような見解に立った発言が相次いでいる……という鋭い指摘。

 

私としては、

「なるほどそうか……。これは大変だな」

と思ったわけなのですが、その先を読んだら

「……なんか違う?」

 

なにしろ、いざ講演が始まったら、この

政府=正当な支配」

「職員組合=不当な支配」

という立場を全面的に賞賛する論調でして。

 

日教組に参加してる職員が1%切ってる本地区でそんなこと言われてもな……。

(うちの地元には、「教職協議会」という、日教組とは別の組織があり、これが97%の組織率を誇っています。

方針としては、行政との対話路線。

私もそっちに入っています。

まあ、日教組の勧誘姿勢もアレだし。

新採の時、勧誘パンフが送られてきて。

ガリ版刷りの楽しげなパンフレットだったんですが、封筒に

「教え子を戦場に送るな!」

って書いてある。

言いたいことはわかるがちょっと引いた。)

 

内容は、なんというか、ツッコミどころ満載だったんですが、まず特に違和感を感じた点。

 

滅びこそ我が喜び。死にゆく者こそ美しい。 byゾーマ(DQ3)

講演の中で、エルトゥルル号の遭難とか、有名な“美談”がいくつも紹介されるわけですが、その中に真岡郵便電信局事件の話も出てきました。

 

第二次大戦末期、樺太ソ連軍が攻め寄せてきた時、最後まで電話交換所に残った女性達が、青酸カリを飲んで自決した事件です。

事件名とか知らなくても、

「みなさん、これが最後です。さようなら……さようなら……」

とかいう台詞は聞いたことある人は多いのでは。

 

で、八木氏は、自決した9人の女性電話交換手のことを、

日本人公共心の高さ、責任に殉じる態度が現れたもの」

とか褒め称えるわけです。

 

……ところで、これは教育講演会なんですが。

このエピソードを教育にどう生かせと?

 

彼女たちの行動こそ、日本人の鑑、責任に殉じる素晴らしい態度である。

お前達も、もし同じような状況に置かれたら……」

 

置かれたら?

 

自分の子どもになんと教えて欲しいかは、人によるかも知れませんが。

 

私としては、子どもたちには

「なんとしても生き残れ。命を大事にしろ」

……って、教えるべきなんじゃないかと思ったり。

 

ちなみに、八木氏は全然触れなかったことですけど、その時当直だった女性交換手は、全部で12人いたんです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9C%9F%E5%B2%A1%E9%83%B5%E4%BE%BF%E9%9B%BB%E4%BF%A1%E5%B1%80%E4%BA%8B%E4%BB%B6

 

で、死ななかった3人は、最初は押し入れとかに隠れててですね。

そのままソ連統治下で職員として再雇用され、日本にも無事に帰ってくるんですけど。

 

彼女ら3人は、「責任に殉じ」て死ななかった駄目な日本人なんでしょうかね?

 

少なくとも、八木氏の言う

ソ連軍は、刑務所から出てきたゴロツキみたいなのを最前線の兵士として送り込むわけですよ。だから、女性は陵辱されたり恐ろしい目に遭わされるわけです」

……というのは、この場合は事実に即してないと思います。

 

……まあ、ソ連軍がひどかったのはわりとかなり事実だと思うんですけど。

 

また、沖縄集団自決の件について、八木氏は、

沖縄というのは、長らく琉球王国という日本とは違う国で、その後は島津の統治下になり、近代化されたのが他の地域よりも遅れた土地なんです。

だからこそ、日本人的であろう、という責任感が逆に強くなって、それでああいう事件が起きたのではないかと思います」

 

という、目の覚めるような主張を展開します。

 

なんで目が覚めるかというと、すごいアクロバットだから。論理の。

危険なのでよい子はまねしないでください。

 

もし沖縄県民があの場にいたらかなり血圧が上がったんじゃないか、と思うんですが、あれはたぶん、戦わずして論敵を脳溢血で葬ろうという高度な戦術なんだと思います。

危険なのでよい子はまねしないでください。

 

ていうか、「集団自決」と「責任感」がどうつながるのかそもそも良くわからんのですが。

なんか、とにかく死ね責任感がある、みたいな話で、日本文化の奥深さを感じました。

 

「命どぅ宝」のお婆さんは、やっぱり駄目な日本人なんじゃろうかね。

近代化が遅れた地域だからな。

 

あとまあ全般に言いたいことは山ほどあるんですが、重箱の隅つつきは後回しにします。

 

本当の戦いはこれからだ!(打ち切り

とにかく、こういう歴史観のリビジョン促すような講演会に、公務として参加させられるのが、本地区の実態なわけですね。

開会が14:00でしたから、どの学校も特別日課で対応したと思います。

本校でも、当日は授業を午前中で切り上げて参加したわけですよ。

 

もちろん、講演聞いてる間にも給料が出てます。勤務時間内ですから。

なんという教育予算の有効活用

 

内容に疑問を感じたのは何も私だけではなくて、翌日の職員室では批判大会

 

「○○中学校社会先生も、あれはひどいと言っていた」

「○○小の先生に聞いたら、あれは有名な右翼だと」

「終わった後、あの先生と偉い人達とで飲み会があったらしいから、八木先生は急いでいたわけじゃないらしい。なのに質疑応答の時間を設けなかったのは、意図的なものに違いない」

 

……ええーっとですね。

つまり、「つくる会」の教科書採用した地域の学校だからといって、教員が唯々諾々と「つくる会史観に染まるわけではない、ということですよ。

 

このことは、左右どちらの論者にも覚えておいて欲しい、と思います。

我々はロボットではない。

 

いや、染めることを目的にした講演会だったんでしょうけどね。

 

本地区では、教育長はじめ偉い人が「つくる会」の支持者です。

その一存で採択が決まったようなもので。

 

しかし、「つくる会教科書を採択した、というだけで、かなり外部からの批判にもさらされてるし、学校現場にも不満があるのが実態です。

なので、教育委員会の方針に疑問を持っている教員を「啓蒙」しよう、というのが、この講演会趣旨だったんだと思います。

 

しかし、今どき、中学生ならネットくらい使いますよ?

真岡郵便局には女性交換手が12人いた」

くらいのこと、10分もかけずにわかっちゃうわけですよ。

 

授業で、“公共心ある日本人”の美談を得々と語って聞かせたら、生徒から史実に基づいたツッコミが入る可能性くらい容易に予想されるじゃないですか?

そういう意味では、都合のいいことだけ書いた教科書というのは、発行する側は気分がいいかもしれないけど、現場人間にとっては迷惑そのものなわけですよ。

 

……ああ、そうか、授業で質問の時間を設けなきゃいいわけですね。

さすが日本教育再生機構理事長

率先垂範を地で行っておられる。

 

で、その他、「作る会」教科書を使ってると高校受験に対応できないとかいう現場の苦悩をよそに、首長とか教育長とか、講演会場の最前列に座っていてですね。

で、講演会が終わった時なんか、立ち上がって喝采してるわけです。

 

スタンディングオベーションかよ偉い人。

 

とりあえず絶望した。

現場がなんとかしないとならん。

 

重箱の隅つつき。

以下、こまごまとしたこと。

 

*紀元は2600年。

八木氏は、聴衆に「日本の建国はいつか?」と問うて、「それは西暦600から700年前後である」とします。

 

なぜなら、「日本」という国号が成立し、「公」の意識誕生したのがその時代だからだ、というのです。

ちなみに、ここで言う「公の意識」とは、天皇を中心とした中央集権体制の確立のことを指します。

天皇独裁者ではなく、「国家の公的統治を究極において体現すべき地位」だというのですね。

 

……飛鳥時代象徴天皇制だったのか。

 

八木氏は、「皇室ニッチ産業」だ、という、寛仁親王言葉引用します。

政府行政の足りないところを補う。それが、皇室の果たす役割なんです」

 

確かに、障害者スキーへの支援とか、結構なことですね。

 

「このような皇室の在り方は、古代からずっとそうだったわけです」

いや……そうなの?

 

革命史観

八木氏は、他の教科書にある

平安時代貴族は贅沢な生活をしていた一方、庶民は貧しく、奴婢は売買の対象だった」

……とかいう記述を「闘争的だ」と評します。

 

これらが、マルクス階級闘争史観子どもたちを導くものだ、というのです。

 

君の教科書もまっ赤っか! これはレッドベアーの陰謀だ! 愛國戦隊を呼べ!

 

……別に教科書記述は、富裕層の打倒とかを呼びかけるものじゃないし、そもそも平安朝だって、階級闘争によって打倒されたわけじゃないんですが。

なんでマルクス

明治維新を含めて、日本には「階級闘争」とか「市民革命」とかいうものはないんじゃないですかね。古い見解でしょうか?

 

明治維新は、公のために働くことを自己の使命と考えていた武士たちによって実現した改革だった」(「新しい歴史教科書」。レジュメの孫引き)

うわ新しい見解だ。色んな意味で。

 

そんなに昔から日本人の自覚とか公共の意識とかがあったなら、もう少し早く戦国時代が終わりそうなものですが。

武田信玄「こうして同じ日本人同士が争っていても仕方がないじゃないか!」

上杉謙信「そうだとも! 天皇陛下の元にはせ参じ、一つの国を作ろう!」

……みたいに。

 

八木氏によると、現在学校教育では、歴史教育で闘争的姿勢を学び、公民教育で具体的な闘争目標を与えられている、というのです。

 

その闘争目標とは、電通経団連の打倒……ではなく。

「公民教科書には、夫婦別姓など、まだ法的に定められてもいないトピックが取り上げられている」

とかいうのが「闘争目標の提示」だと。

 

……ずいぶんせこいマルクス主義ですね。

 

歴史に学べ。歴史は繰り返す。

仮に、八木氏の言うとおり、飛鳥時代平安時代がそんなに素晴らしい時代だったとしたら、逆に言って、日本社会は1400年の長きにわたって大して進歩していないことになるんですが、それでいいんでしょうか。

 

奴婢の話とかって、私は

「私たちの社会は、昔より良くなっているのです」

って趣旨の話だと理解していたんですが。

人類歴史進歩と改良の歴史なのです。私たちも、もっともっと素晴らしい世の中を作っていきましょう。明日が今日より良い日であるように」

的な。

 

八木氏に言わせるとこれも「闘争的」なのかも知れませんが。

 

私としては、貴族平民に大きな差があったとか、事実なんだから仕方ないんじゃないか、と思うんですがどうでしょう。

八木氏も、それが「事実ではない」とは言わなかったし)

 

都合の悪い歴史事実は教えない、という態度の方が、むしろ我が国を危機に追いやる気がします。

それこそ、遺伝学におけるソビエトルイセンコ学説みたいに、学問イデオロギーに従わせようとした挙げ句、研究開発で西側に後れを取るような。

 

まあ、「歴史科学ではない」が、「つくる会」の立場なんだそうですが。

 

でも、望ましい思想を注入するために、歴史事実の方を改変する、っていうのは、それこそ共産国十八番なんじゃ。

ソ連生まれのくせに白頭山で生まれたと称する誰かさんとか。

 

日本の伝統を尊重しよう。祖先精神を大切にしよう。

基本的に「公共の意識」だけで日本の歴史・文化を語ろう、というのは、無理だと思うんです。

「恥の意識」とか「武士道」とかと同様、一言で語りきれるほど、日本人精神というのは浅薄なものじゃないんじゃないでしょうか。

 

そもそも、「公共の意識」が飛鳥時代から日本にあった、という主張自体いかがなものか。

確かに「公」という漢字自体は大昔からありますが、古文に出てくる、「公家」とかいうときの「公」と、「public」の訳語としての「公」を同一視するのは誤りだと思うんですが。

八木氏は、「公共」の意識が近代になって成立した、というのは誤りで、日本人日本人としての自覚はずっと以前から存在した、と言うんですが、それは逆に言って、国民国家建設のために尽力した明治の人々を愚弄するものではないでしょうか。

 

ちなみに八木氏は、中教審が、縄文時代記述を重視するよう議論しているのに不満を表明しています。

縄文時代は公共の意識が発生していない」=「日本ではない」

から、というわけですが、これは循環論法ではないですかね。

 

日本あけぼの」って言えば、普通縄文時代を指しますし。

逆に、明治憲法現行憲法の発布、あるいは江戸幕府なり鎌倉幕府なりを「日本」の成立、と見なす立場だってあり得るわけで。

 

縄文人だって一生懸命に生きていたのだし、彼らが苦労して稲作技術を会得していったからこそ、現代の日本があるわけで。

縄文人は日本人じゃない」という言いぐさは、縄文人に失礼だと思いますが。

 

八木氏は、チェスタトンの「伝統とは選挙権時間的拡大」「死者には墓石投票してもらわねばならない」なんかを引用して、伝統の大切さ、先祖の意思を尊ぶべきことを訴えるわけですが、縄文人は先祖じゃないらしいです。

……天孫降臨

 

ちなみに、八木氏が引用した中には、相田みつをの「自分の番 いのちバトン」とかまで含まれるんですが、相田さんってそういう主義の人だったのか。

走者がバトン渡す前に死んだらリレーにならなくね?

 

ところで、八木氏は「死者の民主主義」(チェスタトン)がお気に入りのようですが、私はむしろ、「地球は子孫からの預かり物」(ケニアのことわざ)の方が好きです。

死んだ世代の意思よりも、次の世代の幸せの方が重要だ、と、私は信じます(これでも学校関係者のはしくれですから)。

 

……ケニアのことわざの割に「地球」とか、かなり超訳の気配ですが。

 

*美しい日本語を守ろう。

八木氏、「屋久島の灯台守り」という、これまた美談を紹介してくれたんですが。

 

「顔は土気色」を「どきいろ」ってあんた。

一瞬、弥生式か縄文式か悩んじゃったじゃないですか。

 

自分で持ち込んだ資料が正しく読めないって、早稲田大学法学部卒が泣くぞ。

 

日本の文化がどうとか言う前に、八木氏はまず日本語くらいちゃんと読めるようにすべきだと思います。

 

返信欄

なんかあれこれコメントをもらってるようなのでここへ部分的に返信。

 

教育委員会主催講演会とかに行って何かを得たことがあるの?

ありますよ。

まあ、教育関係者の講演、というのは、聞いてすぐに教室で使える内容が多い一方、似たような話も多い……というか、教育界の通念を上手にまとめただけの、刺激に乏しい講演も多い、とは思います。

……ちょっと今回は刺激的すぎましたが。

 

>その場でぶつけてくれたら面白かったのに。

まあ、チキンなので。

 

偉い人が「つくる会」支持者で、しかも同席してるわけですから。

そこでこれだけのことを言ってしまうと、後々どんな処遇を受けることか。

 

それはもう、陵辱されたり恐ろしい目に遭わされるわけです。(流言)

 

それに、ここに書いた内容は、これでも推敲した内容です。

これをとっさに思いつける程度には賢くありたいのですが。

 

っていうか、偉そうなことを書いておいて恥ずかしいのですが、「女性交換手が12人いた」ということもその時は知らず、家に帰って調べてわかった次第。

 

でも、何か質問はしてやろう、とは思っていて、講演の間中必死で考えていたのも事実

古代以来、皇室ニッチ産業としての役割を果たしてきた、とのお話でしたが、私、不勉強でそういったことを存じませんでした。

そこで、例えば平安時代朝廷が、そういった役割を果たしていた、という実例を2・3ご教示願えるとありがたいのですが……」

くらいのことを聞いてみよう、と思っていたのですが、本文で書いたとおり、質疑応答の時間がなかったので不発に終わりました。

 

>自分のはてなダイアリーで書いたら?

少しでも匿名性の高いところで、と思ったのです。

何か使い方として問題がありましたら申し訳ない。

(ていうか、そもそもこの内容自体トラックバックで返すべきなのかも知れませんが、匿名ダイアリーに慣れてないので、返信があちこちにばらけるのが落ち着かないのです。なんでコメント欄がないんだろう)

 

こんなにブックマークをもらうとは思ってなかったのでちょっと動揺しています。

偉い人にばれたらどうしよう。

 

>「教職協議会」つーのは要するに「全日http://www.ntfj.net/tanidantai/」系団体だよね。共産党系の。

右寄りではないかも知れませんが共産党系とも思ってなかったのですが。「美しい日本人」がどうとかこうとか。どうなんでしょうか。

会員でありながら組織背後関係とかは知らないのです、申し訳ないです。(でもたぶんみんなそう)

 

>教師という連中が本当に馬鹿ばっかりでイデオロギーの固まりだということが良くわかった。

ククク、その通り。だが、気付くのが遅すぎたようダな……(ロシア訛り)

今や日本教育は、我がレッドベアーの(不当な)支配下にあル!

あと10年もすれば、この国はコミンテルンの軍門に降るだろウ……!(遅すぎる)

 

馬鹿冗談はさておき。

大学になるまで歴史教えるのやめちゃえば?自分で判断して学ぶまで教師の馬鹿どもから余計なノイズを入れないで欲しい

難しいところですね。

 

おっしゃるとおり、批判精神の薄い子どもに、イデオロギー教育をするのは禁忌だと思います。

 

その一方で、基本的な歴史知識は、全国民が持っているべき教養だとも思うのです。

そして、大学専門教育の場であるべきで、そういうことに時間を費やすべきではないと考えます。

だから、結局は義務教育に基礎的な歴史教育を盛り込まざるを得ないのではないかと。

 

その内容としては、重要歴史事実を教えるにとどめ、それをどう解釈するか、という思想的側面は、個々人に任されるべきだと思います。

 

……もっとも、「歴史事実」というのは現実にはほとんど無限存在するわけで、その中から何を「重要」として採り上げるかに、思想的問題が絡んで来ざるを得ないのも事実ですが。

エルトゥールル号を採り上げて奴婢は省くのか、その逆をやるのか。

 

でも、できる限り中立であろうとする姿勢は必要だと思います。

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