「安保反対」を反日の証拠にしているのをよく聞くけど、(例:http://togetter.com/li/883745)、産経の調査でも今国会での成立には反対している人のほうが多いことが出ている。となると、国民の過半数が「反日」となってしまう。それはさすがに無理があるのではないか。
そもそも、「反日」の意味がわからない。文字通りとると、日本国や日本国民の利益を犠牲にしてまで、韓国や中国の利益を求める人たち、ということになるけど、そんな人、現実に存在するとおもっているの?右翼のみなさんは、そんな人に現実で出会ったことがあるの?私は現実の知り合いでは誰一人いない。いや、日本という国を恨んでいる人が少数存在していることは否定しないし、昔はコミンテルンの指示で共産革命を本気で目指した人とかいたと思う。でも、たとえば瀬戸内寂聴とか、村上元首相とか、そういう人たちは、彼らの信じる、日本国の利益のために動いているのであって、日本を犠牲にして韓国や中国のために動いているわけではないと思う。そういう人たちと、中国で日系スーパーに火をかける中国人たちに、同じ「反日」という形容詞をつけるのは、間違っていると思う。