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はてなキーワード: 史観とは

2024-04-08

川勝の講義について思い出すことな

昔、早稲田政経で川勝が担当する「日本経済史」の講義取ってたわ。

当時の川勝は、オクスフォード博士号取ってきた気鋭の若手教授。“校舎二流、教授三流”などと揶揄されてた我が母校にあっては珍しく、学会でも注目されるスター教授だった。

当時「日本経済史」は2年生から履修できる専門の基礎科目で、わりと受講してた人も多いはずである

橋下徹が“厳しいので生徒の評判は悪かった(笑)”などとテレビネタにしてたらしいが、“厳しい”というのは、当時早稲田の中でも指折りに単位取るのが簡単だった政経学部の中では、という話であって、もちろん出席を取るでもなく、普通に講義聴いて試験受ければ、まあ“良”くらいなら簡単に取れるレベルだったと記憶する。

いや、講義にでなくても著書を読んで「世界が注目する川勝理論」の骨子を理解しておけば、試験も恐るに足らず。

しかも模範解答の“シケプリ”が大量に出回っていた当時の早稲田で、あの講義単位を落とした人がいるなら、それはよほど要領の悪い奴に違いない。

経済学の一分野ではあるけれど、中身は歴史学に近く、面倒な数式とか経済理論を振り回すこともなく、自分のような数学が苦手なド文系政治学科学生にも優しい内容であった。

まあとき毒舌も挟まれるけれど、それも含めて話はうまいし、何を言ってるかすらよくわからんジジイ教授講義に比べりゃ全然まともで、そのインテリ然とした爽やかな風貌(但、当時の早大教授にしては)と相まって、女子学生の人気も高かった。学部女子一割くらいしかいなかったけど。

当時の早稲田政経は超マスプロ教育で、一番の人気講義であったスター教授ニシジュンこと西川潤の「開発経済論」は、講義教室大隈講堂というレベル。それでも抽選で外れて受講できない人が出る始末。

なお人気講義というのは、必ずしも学問的にレベルが高くて充実しているということを意味しない。

そんなに当時の大学生の志が高いわけがない。

単位が取りやすい”も大事な要素で、ニシジュンは有名教授で話もそこそこ面白くて単位も取りやすいという、実に人気講義の要素を兼ね備えたものであった。

世界が注目する川勝理論」というのは、当時川勝が自身経済史観を分かりやす一般向けにまとめてNHKブックスから上梓した著書『日本文明と近代西洋鎖国再考 』の帯に書かれていた文言で、その壮大なタイトルとともによく学内ネタにされていた。

ご本人もネタ化されているのを把握していて、講義では「あれば出版社勝手につけたんで、俺が自分で言ってるわけじゃない」とかよく言ってたが。

でも、そう言われるのも万更ではないご様子ではあった。

ゼミ指導教授としての川勝はよく知らないけれど、ゼミ入るのはわりと難しく、指導もそれなりに厳しかったようだ。

そんな川勝だが、当時、図書館の副館長も務めていて、そこで資料購入をめぐって上層部喧嘩して早大を辞めてしまう。

記憶が若干曖昧だが、たしか川勝の研究に直結する「英国議会資料」の購入をめぐって、予算的に折り合いがつかず、断固として購入を主張してた川勝が怒って辞めた、という話だったと思う。

購入をめぐって揉めてるという話は講義の中でも雑談として話していた記憶はある。「早稲田を知の殿堂にするためには絶対必要なんですよ」とかなんとか力説してた。

なぜかこれは鮮明に覚えているのだが、ある日、講義でなぜか論語の話をしだし

「六十にして耳順う、七十にして心の欲する所に従えども、矩を踰えずって言いますけど、ありゃ孔子の゙ような偉大な人にしてはじめて到達できる境地なんですよ。凡人にはなかなかできることじゃないけど、そこを目指しなさいと。

世の中年取っても耳順わないやつがたくさんいるけど、あれはなんとかならないのか」

などと妙にヒートアップしだし、川勝よほど上の方と揉めてるのかな?と噂になっていた。

程なく川勝は日文研転出し、「日本富国有徳の国を目指せ!」と言い出して小渕内閣のブレーンになったり、静岡大学学長になったりして、気づいたら静岡知事になって、「暴言吐きながらリニア妨害するとんでも知事」になっていた。

実際、著書も講義おもしろかったし、ちょいちょいエリート主義毒舌が顔をのぞかせるけど愛嬌のある人ではあった。当時は。

学者言論人のままでいればまだよかったのだろうが、コンプラSNS正義が世の中を動かす時代にあって、政治家を全うできるキャラではなかったのだろうという、ざっくりとした感慨はある。

川勝の本、実家本棚に多分あると思うので、今度帰ったら読んでみようかな。

2024-03-02

anond:20240302171629

2個上の増田だがその通り。西ローマ系と東ローマ系は明確な違いがある。十字軍にしてもほぼ西ローマ後継文化圏が行った。ビザンツ帝国に至ってはキリスト教(オーソドックス)なのに十字軍攻撃されてる。

キリスト教文化圏ってのはアジア史観の雑な分類でしかない。

追記日中韓儒教のとこはちょい違和感あるな。中国日韓ほど儒教儒教してないな。日韓・中が適切かもな。

anond:20240302135819

竹島なんてありません。

独島正式名称であり、歴史的に見ても韓国固有の領土であることは間違いありません。

ネトウヨ愛国史観からいい加減卒業しましょう。50にもなってネトウヨは恥ずかしいですよ?

2024-02-18

うおおおお、雑なラノベ語りをしたくなったー!!!

スレイヤーズTogetterまとめみてたらしたくなってきたー!

ということでしていきます


そもそもライトノベル歴史というものを語る時に、ライトノベルというものが「オタクカルチャー交差点である」という事実に目を向けなければなりません

ライトノベルというのはとかく、他のオタクカルチャー漫画アニメゲーム鉄道ミリタリー最近だとVtuberとか)にめちゃくちゃ影響を受けやすジャンルです

これはそもそも出自出自で、

まず前提としてライトノベル前身として、「時をかける少女」や「ねらわれた学園」などのSF的なジュブナイル小説があり、

なんて素敵にジャパネスク」を書いた氷室冴子新井素子の諸作品による現代口語体を使った文体表現を使った少女小説があり、

D&D日本に来て、派生ゲームであるドラクエやらFFが売れたりしたおかげで、TRPG流行、それらのリプレイ集も人気になり、

さらアニメで「機動戦士ガンダム」が爆発的なヒットをして、それのノベライズ監督自身の描きおろし)も人気になり、

こういったものを一緒くたにまとめて扱ってたのが、角川スニーカー文庫であり、富士見ファンタジア文庫であり、角川の内紛やらで派生した電撃文庫なのである

まりレーベル説的な史観から見ると、その出自自体オタクカルチャーカオスの中からまれたのがライトノベルなのだ

で、この中で出てきた「スレイヤーズ」がなんだったかというと、これらの要素を一通り取り込んで、かつ、「TVアニメ化」して大ヒットした作品だった、というところである

上に書いた通り、ラノベレーベルというのはリプレイ集だったり、ノベライズといういわば「メインのコンテンツの傍流」としての側面があった。

なので、オリジナルコンテンツ自体は作っていたにせよ、あくまで、二次創作としての見方が強かったものであった。(ロードス島も元はTRPGリプレイ派生であるので)

ところが、そこから出た「スレイヤーズ」という作品主人公のリナの視点口語体で進行して、

ゲームファンタジーお約束茶化すようなメタ的なコメディ雰囲気を持ちつつ、

あらいずみるいアニメ的な表紙があって、

そして強敵とバトルでの少年漫画的な要素という属性全部盛りながら、それをうまく調和した作品となっていた

さらに、それがアニメ化して夕方に流れて大ヒットしていった。


まり、傍流であったものの中からオリジナル作品が生まれ、それが本流の方で大ヒットしたという意味で「スレイヤーズ」はライトノベルにおける大きな意味があったと言える

で、これが売れたおかげで、何が起こったかというとライトノベルで一攫千金できるやん!というバブルが起きて、90年代後半から00年代ライトノベルオリジナル作品群の発生につながっていくという流れになる

これは個人的見解になるが「元祖」というものを考えた時におそらく「ライトノベル表現元祖」というもの考える人は多いだろう

だが、何度も書くがライトノベルそもそもその表現手法自体も他オタクカルチャーの影響を大きく受けるのでその起源や由来があまりにも複雑化している

なので、「スレイヤーズ」というもの評価するなら「ライトノベル元祖」ではなく「ライトノベル文化が醸成していく上での(資金的にも、コンテンツ的な認知度としても)起点となった」という評価がよいかなと思う

それであったとしても、「スレイヤーズ自体ライトノベルに与えた影響はいささかも揺るがないのだから

※2024/02/19

少女小説のくだりでタイトルが間違っていたところを修正。すまんやで。

・あと富士見ファンタジアの発生の指摘があったからそこも修正。この辺り、角川のごたごたも相まって本当にござるか~?があるので助かる

2024-02-11

anond:20240209211134

なんか遊女とか売春婦の話って「売り飛ばされた」とか被害者史観男性嫌悪で語られがちだけど

大多数だった「お金が欲しいけど労働はしたくなくて」「男ゲットするために」「楽したいから」みたいな堕落史観売春婦を語る展覧会見てみたいな

奴らがどれくらい堕落したやつでだらしない生き方をしていて、性を利用して不当に利益を得ていたか語って欲しい

2024-02-05

anond:20240122023106

その昔、ネットやってる男性としての認識

ネットやってるのは男ばかり」

ネットやってる男はみんなミソジニー嫌韓

こんな感じだったんだろうな。

あの頃の2chは男はとにかくどんなスレでも汚いしもネタを書き散らし、書き込みしたのが女だとわかるとめちゃくちゃ叩いていた。精神だけ体育会系オタクが女と韓国を叩きまくり現実現実わず「◯◯ちゃん犯したい」等と書き散らしオタクの絆を確かめ合っていた。

元増田は当にそのど真ん中にいたのだろう。

最近になっても「ネットに女が増えた」等と書き込んで昔を懐かしむ男はいるが、女は昔からいたけど性別隠してただけだ。バレると罵倒してきて話ができなくなるから普通にアニメ漫画の話をしたいだけなのに、女は恋愛しか興味がないバカまんこ、どうせ男同士のカップリング妄想しているんだろ、と絡まれ叩かれる。面倒だから男のフリして書き込むしかない。

おそらく男にネット歴史執筆させたら、男史観うそ歴史が出来上がるだろうなと思っている。

2024-01-24

自由値打ちがわからel-condorさんへ

ブコメ欄で私宛の当て擦りとおぼしきブックマークがあったので

必要な文量を書けるこちらで返信する。

  

  

価値観アップデート」の広まり

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20240123211048

tune2011

個人に根差すべき価値観上下新旧あると思ってるのがグロいし、

Windowsみたいにどっかから配布されてくるイメージグロい。

あの言葉肯定的に使えるぐらい知能が低い奴はそういう配布物を求めてるんだろうけど。

2024/01/23

el-condor

価値観アップデートグロいとか言ってる人は、

いつまでも毎日武士に切り捨て御免されないか怯える生活をしていたらいいと思う。

間違っても人権とか主張しないでほしい。 hoge

2024/01/24

el-condorさんへつっ込みたいところが2点ある。

    

   

あのさあ、俺がここで書いてるのは

価値観アップデートという言葉」及びそれを人に向けて使える人間グロさであって、

人類社会が何かしら変化し続けること」については何の評価も書いてないわけ。

   

更に、あんたが言ってるのは価値観ではなく法規じゃねーか。

法規は個々人には根差さねーし、配布されてくるよそれは。

そこは個々人バラバラだったら成り立たないだろ。国内や州内では統一しねえとさ。

     

もうここまででもすげえというか

ようもここまで話の噛み合わない頓珍漢な反論が書けるよな。

   

(たぶん「価値観」とか「法規」とかい抽象概念一つ一つについて

 そのコンテンツの把握や区別あんまり出来ないんだと思う。

 ボヤボヤの思考で善を目指して自分を善人と考えていて、

 善と思ってるものに反対されるとキーッ!ってなる)

   

       

いわゆる切捨御免は斬られる側に相当アグレッシブ故意の「無礼」があって、

かつ斬った側が届出の際にそれを証明出来ないと処罰されちゃうんだよね。

  

幡随院長兵衛みたいな気合の入ったオラつき町奴じゃねえなら

町人が「今日突然無礼討ちで死ぬかも」なんて心配するような制度ではない。

   

el-condorさんてたぶんだけどそれなりの歳のパイセン

いわゆる階級闘争史観世代かそれに毒された世代でしょ。

武士特権ハチャメチャに誇張された江戸時代像を持ってる人の世代

 

「抑圧された民衆」の例として北斗の拳みたいな切捨御免イメージを振り回す左派の人って昔からいるけど

令和6年にまだやってるのは不勉強の感が拭えない。  

  

価値観アップデートしなくていいと思うけど、ドヤ顔で突き出すための歴史雑学はちょくちょくアップデートしたほうがよくねえか。

江戸しぐさとか言ってるウヨと違いが判らん

   

   

法規というのは~、

将軍国王の思惑であるとか~、

有権者代表である議会であるとかが~、

既に決定した結論を「おめーらこれ守れよ、守らないと処罰!」って配布するものなわけよ。

  

Windowsアップデートもこれだよな。

ビルゲイツ将軍の思惑による変なファイル勝手に配布されて押し付けられてるわけ。

   

   

一方で価値観と言うのは~、

個人に根差すものであって、可能な限り自由が保たれるべきものであるわけよ。

 

民主主義下では価値観が集まって法規を新たに作ったり変えたりすることはあるけど、

あくま価値観選挙議会法規なわけ。  

 

まりい、

価値観とは押し付けられてよいものではなく、

まして一律に配布・更新などされてよいものでは断じてない」

ってこと。 

 

価値観を誰かが配布して従わせちゃったらもう民主主義でも何でもねえだろ。

  

 

価値観法律みてえに配布して「アップデート」させたいという

知能があんま順調でない一部の人々の欲望って

それこそ人権とか自由とかの価値を全く解してないというか

これで少しでも左派とかリベラルのつもりだったらマジどうかしてんだよな。

 

「間違っても人権とか主張しないでほしい」はこっちのセリフだわ。 

価値観を配布して更新させるという幼児じみた傲慢さに違和感もたない人って

そもそも民主主義だの人権だのを尊重以前に理解すら出来てないわけ。

 

あんたのような人が人権概念恩恵に浴してるのは本当にたまたまのことで、

その幸運あんたのような人が社会的地位や影響力を持たないでいてくれたからつうだけなんだよな。

  

俺はあんたと維新あたりの増上慢どもとの区別がつかないというか、付ける必要性がわからん

だって維新の連中って「間違って出世してしまったel-condorさん」じゃん。

あいつらも個人自由に感じたり考えたり抗ったりすることに滅茶苦茶イラついてると思うよ。

気が合うんじゃね?

    

   

el-condorさんからel-condorさん以外の有志からも再反論は歓迎する。

はてブ増田あんちゃんと見てないから俺が気付いてなかったらコールしてくれると親切だ。

俺のブクマページにブクマするとコール飛ぶみたい。

2023-12-03

左翼司馬遼太郎礼賛すんのマジで笑える

麻生安倍ゴミ自民体制が長く続いたのに

あのアホの長州礼賛、クーデター礼賛のクソ捻じ曲がり史観寄与してるんだが笑

2023-11-28

共産党内部統制民主集中制志位委員長

2年前の衆院選において、吉良よし子日本共産党常任幹部会員が述べた表現規制発言について「共産党の良く分からん奴」、「こんな女性議員ちょっとした発言」などとして共産党全体の問題とはしない擁護が見られた(https://anond.hatelabo.jp/20231126202929

だが、共産党員が外部に対して意見を表明する場合、党の意に反した発言をすることができない。これを民主集中制という。(https://anond.hatelabo.jp/20230212205420

はてなにおいてもとある共産党員のブロガーが除名に追い込まれたことで、一部で話題になった。(https://m-dojo.hatenadiary.com/entry/2023/09/07/015416

では、民主集中制が具体的にどういうものなのか、志位委員長はそれにどう向き合ってきたのかを、志位委員長が書いた論文「変節者のあわれな末路」を例に見ていこうと思う。

本当は除名問題が盛り上がっているときに書きたかったが、古本で一万円もして手が出なかった(https://www.amazon.co.jp/%E6%8A%95%E9%99%8D%E4%B8%BB%E7%BE%A9%E8%80%85%E3%81%AE%E8%A6%B3%E5%BF%B5%E8%AB%96%E5%8F%B2%E8%A6%B3-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%85%B1%E7%94%A3%E5%85%9A%E4%B8%AD%E5%A4%AE%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A/dp/B00KSRE60K)。なかなか国会図書館に行く機会がなかったので今となった。

伊里一智事件

論文「変節者のあわれな末路」は、分派活動を行ったとして除名された伊里一智氏(当時大学院生)を全面的批判した論文となっている。

伊里一智事件とは、党員宮本顕治議長。当時の日本共産党トップ)の辞任を求めた事件で、分派活動とされ、最終的には党から除名されている。(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8A%E9%87%8C%E4%B8%80%E6%99%BA

論文「変節者のあわれな末路」について

この伊里一智氏を徹底的に批判したのが、当時党青年学生対策委員だった志位和夫氏であり、また、ここでの大批判志位和夫氏の党内での出世きっかけになったとも言われている。

当時党中央委員会青年学生対策委員だった志位和夫宮本顕治の直接の指示を受け、党の規律に背いて他の代議員に対し働きかけた分派活動と断定した。

(前掲Wikipediaより)

赤旗掲載され、論文集「投降主義者観念論史観」(日本共産党中央委員会出版局)にも収録されているこの論文は、志位委員長の、そして共産党の体質が色濃く出ていると思うので分析していきたい。

ちなみに、論文集「投降主義者観念論史観」は伊里一智氏批判のための書物であり、端書と目次を紹介する。有力幹部でもない単なる一党員にここまでするのかとも思う。

(はしがき)

本書で批判対象となっている東大大学院生「伊里一智」なる人物は、1970年代かば以来展開された反共反動攻勢のもとで、日本共産党路線確信を失って、不まじめで小ずるい、しかピエロ的な反党分派活動にのりだし、日本共産党から規約にもとづいて除名された人間である(後略)

(目次)

反動攻勢へのみじめな屈伏(赤旗

◯ふざけた計画、ふざけた弁明(赤旗

反動攻勢への政治的思想的屈伏(河邑重光)

◯変節者のあわれな末路(志位和夫

反共分裂主義者への容認、屈服を吐露する(行方克也)

原水禁運動変質・解体への賛美と共鳴金子博)

◯退廃と遊戯の「哲学」(志位和夫

◯敗北の「哲学」(長久理嗣)

偏向記者の異常な立場赤旗

虚構の「ゆらぎ」(小林栄三)

◯『朝日ジャーナル』の「歴史逆行の道」(河邑重光)

◯党規律否定の「言論出版の自由」論(水口春喜)

民主連合政府スローガンをめぐって(赤旗

◯「国政選挙での一進一退」とはどういうことか(赤旗

論文「変節者のあわれな末路」の分析

本来であれば伊里一智事件の経緯と合わせてみていった方がいいのだろうが、それをすると異常に長いものとなってしまうので志位委員長の考え方が出ているであろう部分を抜粋し、コメントを付していきたい。

なお、双方共産主義者であり、どちらがいかに正しく共産主義理解しているのかという議論もしているが、そこには踏み込まない。正直意味わからんし。

以下、引用は全て志位委員長論文「変節者のあわれな末路」より抜粋したもの

結社の自由にもとづいて自発的意思政党に加入した者はだれであれ、出版言論自由をふくむ自らの基本的人権をその政党目的実現にむけて行使すべきである

いきなり凄いのが出てきた。仮に自民党総裁が、「自民党員はその基本的人権自民党目的実現のために行使すべき」とか言ったらどんな反応があるだろうか。

いくら政党等の団体所属していたとしても、基本的人権は各種団体よりも優先されるものであり個々人が自由行使できるもの認識しているが、日本共産党においてはそうではなさそうだ。

わが党は、「伊里」が、彼の反党文書のなかで、理論派閥容認」「党外出版物での批判容認」「横の交流拡大」などの、民主集中制を完全に否定する主張をおこなっていることを、彼の解党主義分派主義のあらわれとしてきびしく批判した

やはり、志位委員長も党内に派閥ができることや党の外での共産党批判NG認識しているようだ。

あと、注目すべきは「横の交流」も民主集中制的にはNGと考えていることだろう。

党の末端はあくま中央から指導されるものであり、末端同士で連携することは考えていないようだ。分派活動になるからだろうか。

科学的社会主義は一つしかないわけではなく」などというのは、科学的社会主義客観的な真理性を否定する相対的見地にほかならない

すなわち共産党客観的な真理性を体現していると言うことだろう。

坂本中央委員からつぎのような指導を受けたことをみずから明らかにしている。

「議案提出の主体は、…代議員有志など複数であってはならない」「党会議の事前に文書を配布することはできない」「事前に他の代議員と討論したり、自分提案に対する支持を、…求めてはならない」

坂本同志の発言は、「伊里」によってところどころゆがめられているが、こうした「伊里」の"証言"によっても、彼のおこなったような分派活動規約で禁じられたものであることを、坂本同志がはっきりと指摘していたことは明らかであろう。

まず目につくのは複数名(連名)の提案は認められないところだ。複数名での提案は、党内に派閥を作ろうとしている(分派活動)だと言うのだろうが流石に無理がないだろうか。

ちなみに伊里一智事件においては伊里一智氏ともう一名による連名だったそうだが・・・

次に、事前の議論多数派形成を認めていない部分だ。会議をやった経験のある方ならわかると思うが、これでは何も提案するなと言っているに等しい。いきなり重大案件を突きつけられて判断できる人はそうそういない。

結局、常日頃から末端を「指導」できる中央意見しか通らないと言うことだろう。

◯「伊里」の本が、いかに低劣な内容

◯三文反共雑文を書き送る売文家たちと同じ地点まで、「伊里」が転落してしまっている

◯「伊里」が本のなかでおこなっている弁明は、卑劣を通りこして、こっけい

◯「伊里」が語れば語るほど、その言葉から卑しい分派主義者本質が、すけてみえ

おまけで志位委員長による罵詈雑言集をつけといた。

余談1

やたらと大仰な言葉遣いする割に、漢字問題ないところまであえて平仮名で書くのは共産党文化なのかな(「もとづいて」「不まじめ」「ふくむ」「おこなった」「ゆがめ」「だれ」など)。書き写しにくくて仕方なかった。

余談2

やたらと「分派活動」という用語が出てくるがそもそも日常的な用語じゃなさそうなので、辞書を引いておこう。

共産党場合は党を分裂させようとする行為、という認識問題ないと思う。

デジタル大辞泉より)

ぶん‐ぱ【分派

1 主となるものから分かれ出ること。また、分かれたもの

阿蘇の—の一峰の右に」〈独歩・忘れえぬ人々

2 主となる勢力から分かれて別に一派をなすこと。また、その一派。「—を立てる」

ぶんぱ‐かつどう〔‐クワツドウ〕【分派活動

つの団体内部で、信条利益などの相違から派閥をつくって、主導権を握ろうと争ったり、団体基本方針とは別の行動をとったりすること。

追記

ブコメより

投降主義者観念論史観』と,伊里一智の著作『気分はコミュニスト』がネットにアップされてたhttps://sites.google.com/view/sokokutogakumonnotameni/%E9%A6%96%E9%A1%B5 後者増田言及してる宮本批判のもので、不破にも触れられてる

国会図書館まで行った俺の立場

リプライより

誹謗中傷で訴えられても知らないよ

訴えられちゃうのか怖いなぁ

法律詳しくないけどいくらくらい賠償請求されるんだろう

2023-10-20

anond:20231020154638

コンテンツ自体は残ってるんだけど「当時はそれが主流だった」ってのが、今の人たちには信じられないみたいで 「スクールカースト上位は勉強運動もできるリア充あくまで一部の落ちこぼれヤンキーになり、普通の子そいつらを冷笑的に見てた」みたいな史観で上書きされてるんだよ。今で言うとこのトーキッズ的なマイノリティだと思われてる。

リア充グループヤンキーグループ普通の子も基本はちょいヤンキー趣味で、ヤンキー文化に馴染めない子は陰キャマイノリティだった」って言っても信じてもらえない。

追記

一部の治安のいい地域を除いて公立中学ってだいたいそういう風潮だった(実際、校内暴力社会問題になってたわけだから嘘ではない)から、それを嫌って中学受験する人が増えて1980年代半ばから私学の新設ブームが来て中受が一般的になったんだよ。

文教地区で育った子や私学に行った子は、そりゃ身の回りヤンキーなんていなかったんだろうし、50代なかば以上でネットで発信してる人ってだいたいはそっち側の高偏差値層だから田舎ヤンキーまみれの社会で育ったその世代の人がそもそもいないというのはありそう。

今なんかより情報は行き渡ってなくて、自分の暮らす地域ではないよその地域一般人がどういう暮らしをしているかなんて誰も知らなかった時代だし。

追記

ボンタン、短ランとかはヤンキーグループじゃない普通よりの子も着てたし、女子も一部の真面目な子以外はスカート長くしてた(生活指導検査がある日はウエストを折り曲げてごまかす。ちょっと前のギャルと逆)。

ゴリゴリヤンキーでない普通の子トレンドヤンキー風味だったってとこが伝わってないんだよね

2023-10-13

anond:20231012234908

PLOの黒い九月事件とかの話だね。

あれはヨルダン国王国内過激活動を繰り広げるPLOを抑えようと弾圧して、それへの報復として首相暗殺したってことらしいねwikipediaみた)。

あとレバノン内戦とかね。

あのあたりの流れをすべて「パレスチナ人を助けると厄介ごとを持ち込まれる」って解釈する史観なのかな?と思った。

2023-10-09

新本格ファンの見た陰謀論傾倒作家現代ニッポン論壇事情数十年史

次の文章を眺めてみて欲しい。

『まず第一に、二十世紀に係れたミステリ作品と違って、狂気妄想を、いわゆる正気論理で枠囲いされるものではない。第二に、以前の小説作品と大きく違って、可能世界へと分岐する「相対的」な論理を、それが作品内で主題化されないほどに内在的なものとして組み込まれ浸透しているかである。』

インターネットぶつかりおじさんにカンパし、一度ブロックされて解除された後2023年10月の今に至ってもなお彼やその賛同者の多くをX(旧twitter)でフォローし続けている、推理小説作家評論家小森健太朗著作探偵小説論理学」269ページから引用した文章である

氏のSNSにおける華々しい戦歴説明割愛する。冒頭で引いた氏の文章を眺めることからはじめ、氏のSNS上における無数の陰謀論傾倒の人生、ひいては暇アノン化する文化人ネットユーザたちについてなんらかの理解を得ることができないか見てみたいのである

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単刀直入に言って、日本語が怪しい。

『まず第一に、二十世紀に係れたミステリ作品と違って、狂気妄想を、いわゆる正気論理で枠囲いされるものではない。』

主語がないのは先に出ているかである。一つ前の文の「西尾維新作品」がこの文の主語である。そして、この第一に~第二に~というのは疑問に対する答えの列挙である

『それではなぜ、なぜことさら西尾維新作品様相論理親和性のあるものとしてとりあげられるべきなのか。』

冒頭の文の一つ前に置かれたこの文がその問いである。なぜ「それでは」なのかというと更に一つ前の文で↓のように認定しているかである

様相論理一般が、それらの作品により適合するのではなく、われわれの住む世界にある論理、どの作品にもある論理一般において様相論理は適合性を有している』

まり、著者はこの箇所で「西尾維新作品こそ様相論理が合う」と言いたいのである(なお、『様相論理は適合性を有している』だとか『様相論理親和性のある』とかい語句意味不明)。

 

それを踏まえた上でも文の後半は日本語おかしい。いやそもそも『それではなぜ、なぜことさら西尾維新作品様相論理親和性のあるものとしてとりあげられるべきなのか。』の「‥‥作品を~~とりあげられるべきなのか」という文も変なのだが。受動態ならば‥‥作品が~~とりあげられるべきなのかとすべきであろう。とはいえ文意理解できている(と信じたい)ので無視しよう。

さて引用の一文目は次のように書き直せそうである

・(西尾維新作品では)狂気妄想が、いわゆる正気論理で枠囲いされるものではない

・(西尾維新作品は)狂気妄想を、いわゆる正気論理で枠囲いされるものとしていない。

引用した文のある段落の一つ前の段落で、彼らの作品における狂気の取り扱い方について『現実正気論理が前提として背後にある。狂気や、いわば正気世界に枠囲いされる形で、際立たせられる』と説明されている。この書き方ならば前世紀に書かれたチェスタトン泡坂妻夫らのミステリ作品との違いを述べていることが明確である

なお別の案として、第二に~の述語に繋がっていると見ることもできる。が、そうして読むと能動態・受動態が変になるのである

・『二十世紀に書かれたミステリ作品と違って、狂気妄想を、いわゆる正気論理で枠囲いされるものではない』‥‥『ものとして組み込まれ浸透しているかである

 

この能動態・受動態が変というのが引用の二文目の問題でもある。

例によって主語だが『‥‥組み込まれ浸透している』の主語はなんだろうか?そもそも『組み込まれ』『浸透している』は同じ主語を持つのだろうか?候補は『西尾維新作品』と『可能世界へと分岐する「相対的」な論理』の二つである

西尾維新作品』は『組み込まれ』がおかしいのは‥を組み込むという能動態に直せば明らかである。『西尾維新作品』を目的語とした「西尾維新作品を組み込んでいる」には意味を見出すことは不可能である

西尾維新作品』は『浸透している』は、意味としてはありえる。だが使えるのは読者の認知度などを述べる文脈などであり、どこに浸透しているとかいった説明の無いこの文では意味を持たないであろう。

すると『西尾維新作品』は、『西尾維新作品では』という句であり、主語は『可能世界へと分岐する「相対的」な論理』と見るべきである。これならば受動能動態を変えても意味が通じるであろう。

・(西尾維新作品では)『可能世界へと分岐する「相対的」な論理』は‥‥組み込まれ浸透している

・(西尾維新作品には)『可能世界へと分岐する「相対的」な論理』が‥‥組み込まれ浸透している

いけそうであるしかしそう理解すると今度は九段の文の書き方があまりにも奇妙に見えると言わざるを得ないのである

『(西尾維新作品では)可能世界へと分岐する「相対的」な論理を、それが……組み込まれ浸透しているかである。』

「を、それが」と書いた理由はなにかあ在るのであろうか‥‥???「‥‥を」とするならば「それが」をそこに付けず「組み込み、そしてそれが浸透している」というようにすべきだし、受動態のまま「組み込まれ」を使いたいならば「を」をなくして「‥‥が~~組み込まれ浸透している」と書くべきであろう。なぜここまでねじくれた、好意的に見て文法違反スレスレで読みにくい書き方をしているのだろうか‥‥???著者も校正者もなにかおかしいと思わなかったのだろうか???

 

余談だが、様相論理において可能世界ごとに分岐(というか異なる)のは、命題への真偽値の割り当てであったり個体領域である。それらは一般的にいって「論理」と呼ばれるものではない。このあたりも意味不明なのである。ようはポストモダンにおける科学誤用濫用の仲間である。さておきこれまで氏の華々しい戦歴を目にしてきた者の意見として言うと、氏の癖として、彼がカンパしているインターネットぶつかりおじさんと同様に、勝手定義した「A」を、他の意味「A」と気軽につなげて論証をするというものがある。いわゆる「媒概念曖昧の虚偽」と言われたりするやつである。こうした論証上の誤りに無頓着な事も陰謀論にたやすくはまる一因と言えるのかもしれない。

 

海法紀光や、アレな発言非難する者がしばしば指摘していることであるが、氏は、理由をあげたり説明したりといったいわゆる論証をする際こういった文章を頻発する傾向がある。特に自身の立論が苦しくなってくると、文法崩壊していると感じられる弁明が増えるように見えるのである(quantumspin氏による批判とそれへの応答なども参照せよ)。主語や述語がみつけにくいのもよくあるパターンひとつである小説以外の活動に関しては、ずっとそういうやり方で通して来ているのかもしれない。

これは結論に対して必死理由を拵えているせいというのもあるのかもしれない。そのような、結論にあわせて理屈を拵えることをよしとする姿勢もまた陰謀論への傾倒を片側から支えているようにも思えるのである

 

などなどと、かつて新本格ムーブメント到来に歓喜したものとして心苦しい気持ちを抱いていたのであるが、最近大きなヒントを見つけることができた。

https://twitter.com/furukawa1917/status/1708364352540246446

https://megalodon.jp/2023-1009-1415-22/https://twitter.com:443/komorikentarou/status/1708094283780325790

『「人類進歩」といった虚構観念蔓延させ』

氏にとって人類進歩虚構観念であるらしい。勿論、氏のいう虚構観念は、非難されればすぐにその中身を適当に入れ換えられるブラックボックスであり、「生活費切り詰めてカンパ」と同じ程度の軽口でしかないのやもしれない。

だが、そういうことかと得心もしたのである

かつてポストモダン思想が華やかなりしころ、同じ世代にあって「進歩なんて幻想だ」と嘯いた者は多かったのではないだろうか。なにしろ特に思想政治について色を出さず、特に「後期クイーン問題」等の話題珍説披露したこともない有栖川有栖氏の作品においても、「ホイッグ史観」「進歩史観」といったかたちで冷めた態度が見られるのである

311以降かどうかは定かでないが、SNS上では、ミステリ業界の「知の欺瞞」が手ひどく叩かれる時期があった。氏も基礎的な誤解を指摘されてはよくわからない弁明を書き連ね、最終的に相手が呆れて去っていくということがしばしばあった。その後、左翼リベラル敵対的な気分をもつひとは自らを「科学的」と自認するようになり、小森もなんとなく菊池誠氏などをRTしたり科学的な雰囲気のある人々の輪に入ることで、これまたなんとなくのうちに過去の知の欺瞞有耶無耶になった。

しか上記発言から察せられるように、頭はポストモダンのままだったのである。この点を傍証する発言ひとつではない。

 

https://megalodon.jp/2023-1009-1430-28/https://twitter.com:443/komorikentarou/status/1566269069547819008?lang=jp

『紀藤さんは、カルト宗教弁別ができる超越的な裁定であると自認しておられるのでしょうか?』

これは、統一協会話題になった際、紀藤弁護士発言に対して、なされた引用RTである

カルトであるカルトでないか区別ができることが『超越的な裁定』だと言うのである。その理由もふるっている。

カルト宗教の線引きがわからないのではなく、できないと言っています。』

まさにあの堕落したポストモダン思想かぶれたあの世代の、あの辟易するような懐疑的態度を思い起こさせるものである!!!認識的な不確実性を理由として判断の正しさを否定する。現実的・実践的な正しさをすっ飛ばして「超越的」なものに基礎づけようとする(そして、その不可能からお好みの結論を導く)。‥‥ところで、なぜ「分からない」「できない」「不確実だ」という判断だけは正しいと信じられるのか自分にはまったく理解できないのだが‥‥‥笠井潔なら教えてくれるのであろうか‥‥???

 

結局の話、己の欲する結論のためにいい加減な理由づけを許容する態度、あらゆる価値・論証・実践合理性等を無効化した気になれる堕落したポストモダン思想メチャクチャナ言説をまともに文章を読み批判をすることのできない現代ニッポン論壇・批評コミュニティの無力さ、そうしたものが無数に積みあがって悲惨な令和の余.命事件へと通じる道が敷かれたのかもしれないと思うのである

思うにこれは一人の哀れな高齢男性だけの問題ではないのである

2023-10-02

ミュータントタートルズジャンクはい

全く話題になってないがそれも当然と言えるミュータントタートルズ映画新作

評論家筋の評価が高く一般人には知られてない、みたいな扱いだが、俺に言わせると評論家筋の誉め方がなってないと思う

 

曰くディズニーピクサーみたいな3Dアニメじゃないのがいい、ジャパニメーションみたいなセルルックじゃないのがいい、

じゃあ何なのっていうと「アメコミ描線のままアニメートしてるようなビジュアルが良い」という

いやいわゆる一般的アメコミと絵の方向性全然違うじゃん

ゆうてディズニーピクサーの3D人形の上にレンダリンググラフィック付けてる感じじゃん、NHKEテレ見てたら大体なんとなく見慣れる範囲じゃん

日本セルアニメみたいに画一的じゃないって、あんたら日本アニメ映画館にかかる劇場版しか見てないだろ、

日本はTVアニメリーズが中核で劇場版はやや外というかオマケ扱いの歴史が長いからな、劇場版史観日本アニメ語るなや

映画館でカミサマ活動を流したら評価マイナスになるけどTVだったら盛り上がるだろ、日本アニメってそういうもんなので

あと、はっきし言って「マンガの絵柄をアニメに取り込む」歴史なら日本は数十年ずっとやってるからな。そこを指してスゲーは全然誉めポイントと違うぞ

という感じで文句言いたくなるレビューが目立つ

タートルズのいいとこはそこじゃねえ

 

で、タートルズの良い点

それは「劇場アニメっぽくなさ」である

俺の分類的には「劇場版生徒会役員共」と同ジャンルである

劇場版で何をやるのかと思ったら何もやってない、TVと同じだ、むしろそれがいい、というやつだ

映画にするんだから作画グレードアップしなきゃいけないんでしょ、ということで、とりあえず意味ないけどドローン飛ばすシーン作って角度とか変えてみました、

という「映画から気張らなきゃ」に対するアンチ楽しい、みたいな代物

まあ、そういう主張するにはタートルズ作画ちょっと気合が入ってるんだけど

作画スゲー、で語れない魂のとこがある、あるのだ

2023-08-06

名興文庫新体制の衝撃 ~「名興本格ファンタジー文庫」の誕生

はじめに

8月4日現代表の退任が以前から告知されていた「名興(なおこし)文庫」の新体制が、正式に発表された。

ttps://twitter.com/naocoshilibrary/status/1687387922541187072

【お知らせ】

名興文庫新体制となりました。

代表代理:天宮さくら

相談役:堅洲斗支夜

ブログに「相談役就任のご挨拶」「名興文庫基本的運営方針」「私という人間について」の記事公開しました

是非ご覧ください。

これが、web小説界隈の一部にちょっとした衝撃を与えている。

この内容のどこがそんなに衝撃的なのか?

この増田ではそれを、部外者にも分かるように順を追って説明していく。

「名興文庫」とは?

名興文庫は、2022年11月始動した電子書籍専門の新興「出版社である

名興文庫とは何か? | 名興文庫

ttps://www.naocoshibunko.com/question/

名興文庫(なおこしぶんこ)は良質な物語を多くの方々にお届けする出版社です。

理念は『原点回帰

現状の小説界、特にweb小説の閉塞感に強い危機感を抱き、それを打破することを目標としているらしいことが、公式サイトの各所からうかがえる。

しかし、名興文庫は「出版社」を名乗ってはいものの現状では法人化はしておらず、出版物Kindle Direct Publishingを用いた電子書籍が数点(主に既存web小説の電書化)。実質的に、電子出版代行サークルとでもいうべきものに近い活動に留まっている。

客観的に見て今のところ、掲げた目標肩書実態が追い付いていない状態と言えるだろう。

(名興文庫名誉のために言っておくと、いわゆる「自費出版」とは異なるビジネスモデルではあるらしい。もっとも、イラスト費用作家負担すると作家の取り分が増えるコースというもの存在するようだが)

出版までの流れ | 名興文庫

ttps://naocoshi.com/flow/

イラスト費用を作者様が負担した場合

 ロイヤリティの40%〜50%(実績などの複数評価軸に応じて変動します)

また、「煽り」「炎上商法」に近い内容のコラム文章公式サイト掲載しながら、文責の記載がないどころか、組織代表者の名前さえ(そもそも代表存在するのかすら)不明状態が、立ち上げからしばらくのあいだ続いていた。

ttps://www.naocoshibunko.com/question/

貧相な読書ばかりしていては物事を単調に見る癖がついてしまます

 深みのある物語を読むことで、人生を良質なものしませんか?

名興文庫は良質な物語提供し、読者の心の健康度を向上させるお手伝いをします。

 毒にも薬にもならない物語だけでは人生は良質なものになりません。


ライトノベル』とは何か?(3) | 名興文庫

ttps://naocoshi.com/column002-3/

書かれている情報だけで物事判断するのではなく、自力で考えを深め、問題解決できる思考力を身につける。その能力を育む必要があるのではないでしょうか? それを『ライトノベル』はできるのでしょうか?

ライトノベル』ばかり読んでいるため、読書を通じて育むべき思考力を身につけられずにいる人が存在しているのではないでしょうか?



代表不明ということは、何かあった時に誰が責任を取るのか分からないということであるコラムの内容と同時に、「出版社」としてはやや問題のあるこの姿勢が一部で強い反発を呼んだ。

(早い段階で匿名の「代表概念」へのインタビューと称するジョーク企画も公開されていたが、かえって読者の神経を逆なでするだけだった)

【Q&A】名興文庫代表概念質問【part1】 | 名興文庫

ttps://naocoshi.com/part1/

代表概念「話をしよう」

天宮さくら「ほわっ?! 名興文庫代表者さん?! いたんだ?! あ、でも「代表概念」ってなってる……」



この点について外部からさんざんツッコミが入り、さすがに危機感を覚えたのか、今年の4月に「雑食ベアー」(@bearhawk99)氏が正式代表就任することになる。

代表あいさつ | 名興文庫

ttps://naocoshi.com/aisatu-002/

雑食ベアー氏は名興文庫とだいたい同様の形態活動していた電書レーベルシロクマ書庫」の代表を務めていたこともある人物である。その意味では比較妥当な人選とは言えるだろう。

ただ、この「シロクマ書庫」も詳細は不明だが内部で何やらトラブルがあり、その結果として半年足らずでの解散という終わり方を迎えていたようだ。

シロクマ書庫応援してくださっている皆様方|雑食ベア

ttps://note.com/bearhawk/n/n718317f3d456

新興電子書籍レーベルシロクマ書庫」が解散宣言!? - Togetter

ttps://togetter.com/li/1912196

また雑食ベアー氏本人も、建前としては無関係のはずのシロクマ書庫解散の経緯について、名興文庫公式サイト個人的な釈明をするなど、「出版社」の代表としては疑問を感じる振る舞いもいくつか見られた。

01.拝啓 みなさまへ | 名興文庫

ttps://megalodon.jp/2023-0601-0857-08/https://naocoshi.com:443/z01/

魚拓現在は削除済み)

そんな雑食ベアー氏だが、7月半ばに体調不良代表を退くことを発表していた。

代表辞職のご報告 | 名興文庫

ttps://naocoshi.com/aisatu-003/

雑食ベアーです。

この度、名興文庫代表を辞して活動を休止することを決断しました。

理由は持病が悪化し、実務に無視できない影響を与えるようになってきたためです。

引き継ぎや今後の運営をどうするかはメンバーと話し合って決めます


そのため、「引き継ぎや今後の運営」は一体どうなってしまうのか……と一部の名興文庫ファンが気になっていたところに発表されたのが、今回の新体制というわけだ。

堅洲斗支夜氏、および「『本格ファンタジー』派」について

名興文庫新体制発表には、二つの人事が含まれている。

このうち、代表代理の「天宮さくら」(@HAoIDxazYae2q6v)氏の方にはあまり意外性はない。

名興文庫ローンチタイトル?の作者にして、当初から名前を公開して活動していた唯一の名興文庫メンバーである旧体制での具体的な役職肩書不明だが、繰り上がりで代表になっても不思議ではないだろう。

(なぜ「代理」なのかは気になるが)

問題は、相談役の「堅洲斗支夜」(@kadas_blue)氏の方だ。web小説界における堅洲氏の、特異な立ち位置についてここで説明する。

web上の小説書きたちの中には、「『本格ファンタジー』派」と呼ばれる特殊な一団が存在する。現在web小説界における、主にゲーム要素を多く取り入れたファンタジー、いわゆる「なろう系」の流行に反発し、「本格ファンタジー」を復権させるべきである強硬に主張する人々だ。

堅洲斗支夜氏は、この「本格ファンタジー」派の思想指導者とでも言うべき人物である

というより「本格ファンタジー」派とは、「本格ファンタジー」を書いているか、「本格ファンタジー」が好きか、ではなく、堅洲氏の見解賛同しているかどうかが実質的定義と言っていい。

小説執筆者としての堅洲氏の代表作は「ダークスレイヤーの帰還」。

ダークスレイヤーの帰還(堅洲 斗支夜) | 小説投稿サイトノベルアップ+

ttps://novelup.plus/story/965776640

最初最後の本格ファンタジー!

政治文化言語まで設定された世界舞台に、素敵なヒロインたちと硬骨な冒険が続いていきますが、やがて物語は多くの他の異世界無限世界全域の問題を浮かび上がらせていきます


そして、「本格ファンタジー」派内での堅洲氏の通称は、「総帥」。

ttps://twitter.com/sando9979834081/status/1684893061967691776

総帥が人気ラノベWEB小説品評会ガチで開いたら界隈が核の炎に包まれますね。



堅洲氏は数年前から、「本格ファンタジー」復権必要性を世の中に訴える発言を、ことあるごとに繰り返していた。

それだけなら情熱のなせるわざと言えるだろうが、具体的な表現の点で、少々「行き過ぎる」ことが多々あった。

ttps://twitter.com/kadas_blue/status/1258657576847208450

あそこは正確には「ライトノベル作家になろう」とでも言うべきサイトなので、普通小説は誰だって苦戦します。

言ってみれば、マクドナルドで一食千円を超える高級ハンバーガーを出すようなものなので、完全に河岸違いです。


ttps://twitter.com/kadas_blue/status/1264941942607015937

折角だから真面目な話をしておくけど、例えば和製ファンタジーってずーっとラノベのままで本格的なものちゃんと出てないんですよ。

言ってみればカップラーメンだけでラーメン絶滅しているような状態なのね。

創作文化も担ってるって事を忘れてる人が多すぎると感じてますね。


ttps://twitter.com/kadas_blue/status/1254809415007404037

そもそも、なろうで本格ファンタジーで戦おうとしちゃいけない。

コンビニに本格ラーメン食いに来る人はいいからね。

置いとくだけでいいのさ。


ttps://twitter.com/kadas_blue/status/1269506359877267457

便宜上、「なろう系」に仮称をつけるなら、wikiの書意見を汲むに、

ユートピア小説」とでも言うべきものだろうね。

これは、

校長先生挨拶の時にテロリストが入ってくるんだけど、無双してモテモテになる」

を形にしたものだ。読むハードルさえゼロに近くするべき分野。


ttps://twitter.com/kadas_blue/status/1262062868695969792

見ないようにしてるけど、なろうの上位ランキングって結局は3次創作とか4次創作みたいなもんだからなぁ。

じゃあ日本独自ファンタジーって何かあるのかよ?って言われたら、ロードスくらいしか出せないし、ロードスも深く突っ込むと色々とな。

新紀元社の見事な資料20年以上も前に出ているのに。


ttps://twitter.com/kadas_blue/status/1268215066232406016

マーケティング顧客の知能を分かりやす偏差値表現するように、小説だってそれはある。

例えば長文タイトルであらすじみたいな物しか読まない人が、本当に紙の本を買うと思ってるんだろうか?

読者の質を下げ過ぎればジャンルが枯れるだけだよ。


ttps://twitter.com/kadas_blue/status/1264887303698149376

長文でネタバレしてるタイトルなんて、自分作品は頭の悪い人向けって言ってるようでおれにはとても無理。

そこまで読者を理解力の無い人々と思えない。


ttps://twitter.com/kadas_blue/status/1290055222119686144

自分は100歳を超えていますが、自分妄想のきたねぇ走り書きと創作の違いも分かんない人だとか、PV書籍化が全てで小説界隈をストロングゼロにするような人には、狂犬のように襲い掛かる気概です。

気概です。


ttps://peing.net/ja/q/17f59709-c66c-4b30-b744-74c1b82d3692

堅洲さんの考える「なろう系」の定義とは?

安易さが一定レベルを超えてしまったもの」でしょうね。

酒で言うならストロングゼロ

長文タイトルにして適当な設定で量産型の最強を設定し、中身のないヒロインを侍らせて適当ファンタジックワードをちりばめた感じでしょうか。

でもしょうがないんだよね。

建物も食い物も、多くの人々にいきわたらせるために『本物』からどんどん遠ざかっているのだから



御覧の通り、「本格ファンタジー」の価値を持ち上げる以上に、なろう系およびその作者・読者を貶めるような傾向が目立つ。

こういう物言いを続けていれば、当然ながら何度となく衝突も発生する。現在では堅洲氏本人はもちろん、もはや「本格ファンタジー」という単語自体が、web小説界隈では一種タブーに近い扱いになっている有り様だ。

老婆心ながら忠告するが、はてなー諸氏もネットでは「本格ファンタジー」という言葉を迂闊に使わないことをおすすめする。

堅洲氏と名興文庫関係

さて、そんな堅洲氏が名興文庫の「相談役」に就任した、という話に戻る。

「本格ファンタジー」派総帥と名興文庫。舌禍体質の人物炎上商法組織が遂に最強タッグを組んだことが、web小説関係者たちから驚きをもって迎えられた……というわけでは、実はない。

名興文庫の立ち上げ直後、ほとんど無名状態だった頃から公式アカウントツイートを堅洲氏はほぼ欠かさずRTしている。好意的言及炎上時には擁護)も多い。

また、筆者不詳ながら名興文庫サイトに「本格ファンタジー」に関するコラム掲載されたこともあった。そこで語られている史観思想は、堅洲氏が普段から主張している内容と概ね一致している。

私は本来ファンタジーを希望する~本格ファンタジーとは何か~ | 名興文庫

ttps://naocoshi.com/column004/

【はじめに】

コラム代表概念ファンタジーの篤学者三顧の礼執筆していただいたものです。

これらの事実により、名興文庫と堅洲氏の間に当初から何らかの繋がりがあること自体は、以前からほとんど周知の事実だった。

では何がそんなに衝撃だったのかというと、そのバレバレ偽装を今になってわざわざ捨てたことだ。

『たとえバレバレでも建前として名興文庫との関係を伏せてきたのは、堅洲氏が自分の世評をある程度自覚し、自分が表に出ない方が上手くいくと考えているせいだろう……』

そのように考えられていたのに、「相談役」という曖昧肩書とはいえ、堅洲氏が自ら名興文庫の表舞台に躍り出たことが驚かれているのだ。

元々いつかは名乗り出るつもりがあり、雑食ベアー氏の退任を機に満を持して、ということなのだろうか。それにしてもよく分からない。

おわりに 堅洲氏と名興文庫のこれから

冒頭で引用した告知ツイートにもあるように、「相談役就任に際し堅洲氏はいくつかの文章を名興文庫サイト掲載している。

相談役就任のご挨拶 | 名興文庫

ttps://naocoshi.com/008-1/

画一的数字webで良く言われているような単純な面白さだけではない事を、あなた作品と共に世に知らしめ、それで焼き肉を好きな時に食べられるようにしていきます


私という人間について | 名興文庫

ttps://naocoshi.com/008-3/

私は出来る仕事とやってきた仕事、持っている知識、そして経験がかなり幅広くなってしまい、一言にまとめると『もしかしたら世界一と言っていいほど面白い人』という言葉しか出てこないのだそうです。

 実際、私の職歴や経歴は荒唐無稽に等しい部分があります。ので、非常に平たく言えば、身体ほとんど動かない状態にならない限り、もう一生仕事生活には困らない状態に至った、と言うにとどめておきます


名興文庫基本的運営方針 | 名興文庫

ttps://naocoshi.com/008-2/

当面は『web評価されているが既存出版社が拾い上げない作品作家』、『作家(特に商業作家)が本当に好きにやりたい企画作品』、『本格的なファンタジー』、ニッチ趣味分野などを特に取り扱う方針です

小説出版社としてはハードSFや本格ファンタジーをも定期的に供給できる環境を整え、海外との双方向翻訳環境を整えていき、人気のある未翻訳海外作品国内販売なども手掛けていく考えです。

 理想としては弊社の作品及び作家ヒューゴー賞ネビュラ賞を取れるような方向を目指します。


この「運営方針」は特に興味深い。

堅洲氏の主張に従えばライトノベル等の非本格ファンタジーの影に隠れてきた「本格ファタンジー」はともかく。まがりなりにも独立したジャンルとして今日まで成立し続けてきた日本SFが、それでも手が届かなかったヒューゴーネビュラ賞。これをどのようなやり方で狙っていくつもりなのか。

具体的な方策が示されるのを待ちたい。

今後、名興文庫は何かにつけて、堅洲斗支夜=「本格ファンタジー」派総帥という特異なキャラクターとセットで語られることになるだろう。これはどうあっても避けられない。

そのことが堅洲氏・名興文庫それぞれの活動にどう影響するのか。それはただの第三者である増田には予想できない。

だが、できることなら、web小説を含む日本小説界に良い刺激を与える建設的な方向に動いてほしいと願ってはいる。非常に難しいかもしれないが。

anond:20230806093555

日本国記』を信じてるアホもいるからな

日本共産党公式史観といい、歴史修正主義偽史はそこらじゅうに溢れてる

2023-05-28

anond:20230528094523

聖書未読でキリスト教的な史観もわからず、海外文学著作の、作者に浸透しているであろう〝それ〟の気配を都度都度感じるにつけ、宗教的価値観や、それに基づく文化的な土壌というようなもの根深さ…を傍に眺めて思う。

ので本当に【解説】ありがたい……

2023-05-18

コジマ史観問題ってあるよな

コナミウマ娘提訴でまた注目されてるけど

毎度毎度お前らって叩いていい認定相手は鼻の穴膨らませて叩くよな

そしてコナミ叩きながら、なぜかコジマ監督擁護するんだよな

でも、コナミ暗黒時代っていつだよって聞くと、コジマ副社長だったころをいうんだよねw

?「コナミは昔のゲーム軽視だ!クリエイター軽視だ!五十嵐さんとかもやめた!」

俺「それコジマ副社長時代の大作主義時代で、リソースメタルギアに全振りしてた時期ですよね。コジマのせいじゃん・・・。」


僕の血は映画でできているとかいっていた、フォトリアル映画的な大作ゲーム大好きな小島秀夫副社長になったのが2011年のこと。

そのあたりから、開発リソースメタルギア中心になってほかのIP蔑ろにされはじめた

桃鉄担当がろくにリソースがもらえなくてさくまあきらとの連絡もおろそかになり、それに激怒したさくまがもうコナミとは仕事しない桃鉄さないと言い出した

KONAMIとの間に何が…… さくまあきらさん「ここに桃太郎電鉄は、正式に終了します」

https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1506/02/news131.html

コナミ桃鉄を発売ができなくなったので、2016年にでた「桃太郎電鉄2017 たちあがれ日本!!」は、任天堂販売する事態になったりもした。

そして、小島秀夫コナミをやめると、さくまあきら氏との関係改善したのか桃鉄リリースできるようになり350万本の大ヒットを記録。

ボンバーマンや月封魔伝や魂斗羅などが復活してリリースされ、サイレントヒルリメイクや、幻想水滸伝リマスターも発表された。

これが小島秀夫副社長時代のざっくりしたまとめ

でもコジマ持ち上げてコナミ叩いてるやつらってこのへんの話を無視するんだよね


五十嵐さんの退職を例にして、コナミクリエイター軽視だ!とかいうんだけど

五十嵐さんはコジマ副社長時代にやめてるし(2011年小島副社長就任2014年五十嵐退職

桃鉄の件でも小島副社長時代問題が起きてるわけ

フロムでいうならダークソウル系に力入れたせいでアーマードコアが出ないみたいな状態なんだけど

この場合フロムを叩く人はいないのに、なぜかコナミ社長ゲーム嫌いだからだと陰謀論をいわれて叩かれるんだよね

俺が思うに結局は、フロム宮崎クリエイターから俺らオタク側の人間だけど、コナミ社長クリエイター出身じゃない経営者からオタクじゃないと思ってるんだろう


コナミという会社は叩くけど、コジマは都合よく被害者として処理しようとするから頭に???がつくんだよね

小島秀夫コジマと書いてることからお察しの通り、俺はコナミ腐らしたのは小島秀夫だと思ってるから

コジマ副社長時代に大作主義メタルギアリソースぶち込んで他のIPないがしろにしたという事

それで方針に納得いかない五十嵐さんとかやめたって話なわけでしょ?コジマ副社長時代2Dゲー軽視されてたからね。

それでも優遇されたメタルギア5の出来がすごければそれでもよかったんだけど

5は未完成だといわれて評判あんまりよくなかったよね。でもそれも信者時間を与えなかったコナミ社長のせいにしていた

でもさ、副社長という立場を与えられて、コナミゲーム制作全体の権限もあたえられてリソースメタルギアに集中させて、7年も時間あってそれで未完成なのは社長会社のせいってどうなの?って思うよ


社長会社は叩きたいけどクリエイター尊重したいオタクにとってコジマって不都合存在だよな

コジマって副社長権限も開発期間もあったし、他のゲームないがしろにしてまでメタルギアソリッド5に注ぎ込んだのに未完成だったよねって話するとオタクバグるんだよね


コナミを辞めた小島秀夫が語るゲーム未来

https://toyokeizai.net/articles/-/184404?page=3

「僕がコナミ感謝しているのは、作りたいモノを提案したら作らせてくれたことです。 (略) 在籍した最後までそうでした。それがあったからこそ今の自分があります。」

これ解釈によってはホラーだよな

他のクリエイターリソース持ってかれてたわけでさぁ


参考URL

コナミ社長ゲームが嫌いなのでコナミは滅ぶ、って言うとコナミ警察に捕まるぞ

https://togetter.com/li/1330884

コナミ社長ゲームが嫌い」という定期的に湧いてくる風説

https://togetter.com/li/1724074

コナミ社長ゲーム嫌い?」古い日経記事話題

https://togetter.com/li/2149659

2023-03-24

anond:20230324113042

統一教会共産党を並べて比較してる時点で統一教会史観って感じ

日本リベラルの話で共産党が出てくる時点でかなり歪んでいる

2023-03-16

anond:20230316102801

無理やり分離させられたっていうのも坊主目線仏教史観だけどな。

ただの分離令が廃仏毀釈にまで発展した背景を隠している。

矛盾欺瞞に満ちた仏教に対する民衆フラストレーションを察しろ

そしてそのフラストレーション現代でも着火点にジリジリとにじり寄っている。

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